シルバーウィーク相場はいかに
ニューヨークダウは、前日のFOMCでの米利上げ見送りを受け、世界経済の減速懸念が強まって大幅下落となり、前日比289.69ドル安の16,385.05ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、前日のFOMCでのFRBの慎重姿勢を受けて、先行き警戒感が高まって価格は上昇し(利回り低下)、暫定値ながら前日比0.059%下がって2.132%で引けました。
原油価格は、前日のFOMCでのFRBの慎重姿勢を受けて、先行き警戒感が高まり、前日比2.22ドル安の44.68ドルで引けました。
金価格は、前日のFOMCでのFRBの慎重姿勢を受けて逃避買いが強まり、前日比20.80ドル高の1,137.80ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、前日のFOMCの利上げ見送りを受け下落し、一時119.05近辺まで下落しました。
しかし、下げ止まったところから売り上がってしまった上に、EUR/USDが反落(ドル買い)となったため、ドル/円も120.00近辺まで反発、EUR/USDは1.1269近辺まで下落しました。
EUR/JPYは、下落を続け、一時135.25近辺まで下げました。
ドル/円はいったん反発しましたが、来週月曜から水曜、シルバーウィークで東京不在のなか、ドル/円は改めて円高方向を試すものと見ています。
一方、EUR/USDの下値トライ、そして、総合的にはEUR/JPYの下落が続くものと見ています。