印象的な9月の引け
ニューヨークダウは、アジアや欧州など世界的な株高の流れを受けて買いが優勢となり、前日比235.57ドル高の16,284.70ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、小動きに終始し、暫定値ながら前日比0.011%下げて2.040%で引けました。
原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で原油在庫が予想以上に増加したものの下げも限定的で、前日比0.14ドル安の45.09ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比11.60ドル安の1,115.20ドルで取引を終えました。
為替相場では、東京タイムからロンドンタイムに掛けて、EUR/USDが下落傾向だったところに、ニューヨークに入り、ドル/円も反落となったことから、EUR/JPYが急落しました。
一時EUR/USDは1.1157近辺、ドル/円は119.55近辺、そしてEUUR/JPYは133.57近辺の安値をつけました。
結局、ドル/円下げ、EUR/USD下げ、EUR/JPY下げで9月を終えたことは、今後に対する各通貨ペアの方向性の示唆を与えたものと見ています。
尚、発表された9月のADP雇用統計は20.0万人と予想の19.0万人とあまり乖離がなく、反応は限定的でした。