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2015/10/31

相場の方向性定まらぬまま、10月を終了

ニューヨークダウは、特に目新しい材料のない中、利益確定売りが強まり、前日比92.26ドル安の17,663.54ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、月末ということもあって、FOMC後の上げが一服し、暫定値ながら前日比0.029%下げて2.144%で引けました。

原油価格は、米政府がシリアに特殊部隊を派遣し、軍事介入を拡大する姿勢を示しことから地政学リスクが高まり、前日比0.50ドル高の46.59ドルで引けました。

金価格は、年内の米利上げ期待が膨らむ中売られ、前日比5.90ドル安の1,141.40ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、120円台半ばを中心に、方向感のはっきりとしない動きに終始しました。

EUR/USDは、1.1072近辺まで、ショートカバー(買戻し)で上げたものの、そこから、1.1000割れまで反落しました。

EUR/JPYも、EUR/USDに連れて、133.33近辺まで上げた後、132円台半ば近くまで反落しました。

10月相場が終わりましたが、結局、明確な方向性は、見出せないままでした。

11月こそはと、思うばかりです。

夢中な時も必要 

トレードをはじめて、段々様子がわかってくると、トレードが面白くてたまらなくなる時期があります。

そうなると、四六時中、ポジションを持っていないと落ち着かなくなる、ある種の中毒症状が現れます。

しかし、それも、トレーダーとして成長していく上では必要なことだと思います。

トレードが面白くてたまりませんから、疲れを感じることなく、新しいことを貪欲に吸収していきます。

つまり、その間は、トレードの回数も増え、短期間にいろいろな経験を積むことになりますから、大きな成長の機会となると言えます。

何事も、面白いと感じ夢中になることが大切だと思います。

そうして、蓄積した知識や経験が、その後の自分自身のためにきっと役に立つと思います。

楽しい、面白いと思うことが、勝ちです。

そうした夢中になれるものを持つことが、人生を豊かにすると思います。

2015/10/30

ドル/円、投機の買い?

日経平均が、200円高の8月28日以来の19100円台をつけたことから、ドル/円も121.30台に乗せてきました。

要は、マーケットのセンチメントはドル/円の上値を、なんとしても試したいという意思表示だと思います。

それであれば、とことん攻めるだけ攻めないと気が済まないでしょうから、やるだけやってみるしかありません。

しかし、投機は、買ったら売らなければならないという宿命があることを忘れてならないと思います。

追加緩和の可能性は?

今日に日銀の金融政策決定会合では、小規模な追加緩和をするという見方もあるようですが、個人的には、緩和を見送るのではないかと見ています。

確かに、8月のコアCPI(生鮮食料品などを抜いた消費者物価指数)は、マイナス0.1%と2年4ヶ月ぶりのマイナスになっています。

表面上、原油安による物価の大幅下落ではあるものの、生活に密着した食料品は大きく上昇しているという状態で、これで追加緩和をしてしまうと、食料品を含む生活必需品の物価がさらに上がり、家計に大きな打撃を与えかねないものと思われます。

したがって、追加緩和は見送られるものと見ています。

 

日銀待ち

日銀の金融政策決定会合待ちで、様子見状態です。

ドル/円は、買戻しも一巡したのか、小緩んでいます。

EUR/USDは、売り上がったためなのか、高値圏を維持しています。

EUR/JPYも高値圏です。

日銀金融政策決定会合に注目

ニューヨークダウは、前日、約3ヶ月ぶりの高値を更新しましたが、この日は利益確定売りが優勢となり、前日比23.72ドル安の17,755.80ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、前日のFOMC声明を受けて年内利上げ期待が再び強まったことから上昇を続け、暫定値ながら前日比0.068%上げて2.169%で引けました。

原油価格は、需給の緩みが解消への期待感から買いが強まったものの、利益確定売りが出て上値も重く、結局前日比0.12ドル高の46.06ドルで引けました。

金価格は、前日のFOMC声明を受けて年内利上げ期待が再び強まったことから売られ、前日比29.80ドル安の1,147.30ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、東京で下げて安値圏で推移しているうちが、ショートが溜まってしまったようで、ロンドンからニューヨークに掛けて、翌日に日銀金融政策決定会合を控えていることもあり、ショートカバー(買戻し)が強まりました。

EUR/USDは。前日のFOMC声明後急落しましたが、この日は戻り売りが強まりました。

しかし、売り上がったことで、ショートポジションが増え、そのままジリ高が強まりました。

EUIR/JPYは、ドル/円、EUR/USDともにジリ高となったのを受けて上げました。

マーケット全体的に、短期的にはショート気味のようです。

2015/10/29

気になるクロス円の重さ

クロス円が重いのが気になります。

ドル/円は、まだ実需があるから良いものの、クロス円には実需はほとんどありません。

そこに、2012年のアベノミクス以来の急上昇でできた個人投資家層のクロス円のロングがまだかなり残っているものと思われます。

そうでもなければ、クロス円がこうまで重いはずはないと思います。

EUR/USD、投資家動くか

EUR/JPYの今日の東京寄り付きが132.04近辺になったことで、9月4日のニューヨーククローズである132.76を下回っています。

これによって、127.86近辺の200ヶ月移動平均線、及び126.65近辺の200週移動平均線まで、130.00の心理的抵抗線以外サポートらしいサポートがありません。

また、EUR/USDは、1.0800近辺にサポートはありますが、本日の東京寄り付きが1.0923近辺と1.1000を下回った意味は大きいと思います。

FOMCが12月の利上げに含みを残し、ECBが12月の追加緩和を示唆しているということは、金利差拡大の可能性が高まったということで、投資家による、資金のユーロからドルへの移動は避けられないものと思われます。

重いドル/円

FOMCが12月の利上げに含みを残したということで、ドル/円は、ニューヨークで買われたようです。

しかし、その上げをフォローするものはなく、むしろロング筋が投げに回っているようです。

クロス円も全般に下げています。

ドル/円の上値は、かなり重そうです。

FOMC、年内利上げに含みを残す

ニューヨークダウは、アップルの四半期決算が予想を上回ったことや原油高となったことから、12月の利上げに含みを残したFOMC声明からの売りは一時的で、持ち直して上げ、前日比198.52ドル高の17,779.52ドルと約3ヶ月ぶりの高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、FOMC声明で12月の利上げに含みを残したことから上昇し、暫定値ながら前日比0.064%上げて2.101%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で、在庫が予想ほど増えなかったため、需給面の改善に加え、ポジション調整の買いが入り、前日比2.74ドル高の45.94ドルで引けました。

金価格は、反発して始まったものの、FOMC声明が年内利上げに含みを持たせる内容だったとして、EUR/USDが売られたのに連れて下げ、前日比10.30ドル高の1,176.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、発表されたFOMC声明では、12月の利上げに含みを残したことから、EUR/USDが急落し、一時1.0896近辺まで下落し、これに連れてEUR/JPYも一時131.96近辺まで下げました。

ドル/円も結果的にEUR/USDの下落(ドル高)に連れて上げ、一時121.25近辺まで上昇しました。

EUR/USD、EUR/JPYは、発表前、FOMC声明がハト派的になると見て買い先行となり、ユーロロングになったことで、発表後の下げが大きくなったように思われます。

ドル/円に関しては、今度は30日の日銀の金融政策決定会合での追加緩和に期待が集まっているようです。

2015/10/28

水上紀行の為替相場予報のご案内(2015/10/28)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎週、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「主要通貨:勘違いのマーケット」です。

基本的に、毎週水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://www.triauto.jp/marketblog/2015/10/m28.html

クロス円の下落リスクに警戒

各クロス円、それぞれに、ヒタヒタと円高になってきています。

それでは、なぜクロス円で円高になるかですが、2012年以来、ここ3年半でドル/円は、50円弱上昇していますが、クロス円もまた、かなり上がっています。

そして、現状、クロス円のロングが結構まだマーケットには残っているものと思われます。

したがって、崩れる時は、短期間にドスンと落ちる可能性があるように思われ、クロス円の下方リスクには十分な警戒が必要ではないかと思われます。

EUR/USDと5日移動平均線

EUR/USDの日足を見ますと、短期の代表的な抵抗線である5日移動平均線が、すでに1.1043近辺まで下りてきます。

つまり実勢値にかなり近づいています。

それが意味するところは、下がるとしたらもう今週中には日足は下がらなくてはなりません。

もし、下がりきれなくなると、5日移動平均線が明日以降、下向きからフラット(水平)ないし上向きに転じてしまうと、下げの圧力が大きくそがれ、反発の可能性が出てきてしまいます。

ドル/円、買い気

FOMCの発表を日本時間明日午前3時に控えているため、様子見気分が強い状況です。

あえて言えば、ドル/円が買い気です。

FOMCの利上げ決定、週末の日銀の追加緩和決定を前提にしているのかもしれません。

でも、もう一年以上も引っ張ってきているネタだけに、よしんば予想通りの結果となったとして、そうすんなりとマーケットが動くようには思えません。

FOMC待ち

ニューヨークダウは、原油安に加えて、IBMが米証券取引委員会(SEC)の調査を受けていることが嫌気され大きく値を下げたものの、翌日にFOMCを控えていることもあり様子見ムードが強まり、前日比41.62ドル安の17,581.43ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、原油安を受けて低下し、暫定値ながら前日比0.023%下げて2.033%で引けました。

原油価格は、供給過剰懸念が強い上に、翌日発表される米週間石油統計で在庫増が予想されることから売りが強まり、前日比0.78ドル安の43.20ドルで引けました。

金価格は、翌日にFOMCを控えて、ポジション調整の売り強まり、前日比0.40ドル安の1,165.80ドルで取引を終えました。

為替相場では、クロス円の下げが、ドル/円を押し下げたという感じです。

とは言え、日本時間29日午前3時にFOMCが金融政策の決定を発表しますので、それまでは、様子見気分の強いマーケットになりそうです。

ただ、10月2日発表の米雇用統計をはじめ総じて冴えない米経済指標を見てみますと、FONCは利上げを見送るのではないかと個人的には見ています。

2015/10/27

EUR/USD、投資家の動向に注意

EUR/USDは、先週の木曜のドラギ総裁の次回緩和予約を、きっかけに、久しぶりに大きく下げました。

ただし、レンジ相場から離れたかと言えば、まだ定かではありません。

ここから、大事なことは、ユーロ相場を一方向に持っていく流れを作る投資家が、実際に売ってくるかということを知ることが重要です。

因みにここでいう、投資家とは、政府系ファンドとか、ペンションファンド(年金の運用機関)とか、中央銀行などです。

円の買い強め

ドル/円、クロス円で売り気(円買い)です。

たとえば、ドル/円の時間足を見てみても、下がったら押し目買いをしていた形跡があり、さらに下がりそうです。

先日の、ドラギECB総裁の追加緩和予告が、円の追加緩和まで想起させ、円ショートになっているように思えてなりません。

ドル/円は、静かに下がるために必要なロングを溜めているように見ています。

EUR/JPY、長めには下げか

EUR/JPYの日足を見てみますと、先日は結局買戻しとなりましたが、ただし、戻りが弱く、改めてまた下を攻めるのではないかと見ています。

今年の5月以来、EUR/JPYは何度となく上値を試しました。

しかし、結局、上げても一時的で、また下がるということを繰り返しています。

そして、高値の水準を日が経つに連れて切り下げており、どこかのタイミングでは大きく下げるものと思われます。

週後半にビッグイベントを控え調整が先行

ニューヨークダウは、28日(水)にFOMC、29日(木)に米第3四半期GDPを控えて、様子見ムード広がり、前週末比23.65ドル安の17,623.05ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、原油安や発表された9月の米新築住宅販売件数が46.8万件と予想の54.5万件を下回ったことから低下し、暫定値ながら前週末比0.032%下げて2.055%で引けました。

原油価格は、過剰供給への懸念が根強く相場の重荷となり、前週末比0.62ドル安の43.98ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが買い戻し気味だったことを受け反発し、前週末比3.40ドル高の1,166.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、ニューヨークに入り再度下値が試され、ドル/円120.60近辺、EUR/USD1.1003近辺、EUR/JPY133.14近辺まで下げましたが、それ以上には伸びず買戻しが強まりました。

今週後半の、FOMC、米GDP、さらに30日(金)の日銀金融政策決定会合とビッグイベントが続き、現時点では攻めるよりも、ポジション調整が先行しているようです。

確かに、FRBや日銀を見てからでないと、動きようがなさそうです。

2015/10/26

マイナビニュースにコラム掲載(2015/10/26)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「ECBドラギ総裁は"先手必勝"の追加緩和--FRBイエレン議長には"市場の洗礼"!?」です。

毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://news.mynavi.jp/column/mizukami/007/

EUR/USD、相場は若いか?

EUR/USDは、1時間足で見てみますと、ご存知のように10月22日のニューヨークタイムに、ドラギECB総裁が、12月3日にも追加の金融緩和を決める可能性を示したことから、翌23日の東京オープン前までで約250ポイント急落しました。

そして、23日の東京タイムからロンドンタイムの中途まで、調整的にジリ高になりましたが、それから再び下落に転じ、ニューヨークタイムの午後までに
140ポイント下落し、今日のシドニーから東京タイムに掛けて再び調整的に買い戻しになっています。

つまり、東京タイムにトレードすると、今回のユーロ安に乗れていないことがわかります。

しかし、日足で見る限り、相場はまだまだ若くトレンド相場を継続する可能性は高いものと思われ、戻りは売りで良いように思います。

EUR/USD、相場は若いか?

ドル/円重く、EUR/USDも重いか?

東京オープン前後から、ドル/円が売られ、その後EUR/USDが買われました。

実に典型的な東京の反応の仕方です。

つまり、ドル/円は、高い水準で海外から戻ったので売り、一方、EUR/USDは安い水準で海外から戻ってきていいるので買っています。

ただし、ドル/円は輸出の売りのもようなので戻りは弱い一方、EUR/USDは投機の買いで上げたので、上値が重いものと思われます。

ドル/円、売り先行

ドル/円の売りが強まっています。

多分、ドル/円は先週末のニューヨークで高く終わっているため、今日は、輸出企業が売りで入ってきているものと思われます。

輸出企業は、売れば取引は完結(売り放し)になりますので、反発力はありません。

ドル/円が下げ続けるようでしたら、その可能性が高いものと思われます。

ユーロ安

シドニーでは、EUR/USD、EUR/JPYが下がり気味です。

ドル/円は、先週末比あまりかわりません。

日本時間午前5時25分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 121.37-45(121.47)
EUR/USD 1.0996-05(1.1013)
EUR/JPY 133.51-61(133.77)

2015/10/25

これからの展開は(2015/10/25)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドル安から一転ドル高になっています。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

10月13日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング76,291枚vsユーロショート138,857枚、ネットユーロショート62,566枚(前回80,576枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング45,747枚vs円ショート52,386枚、ネット円ショート6,639枚(前回ショート13,832枚)です。

皮肉にも、ユーロショートが減るとユーロ安になり、円ショートが減ると円安になっています。

さて、今週ですが、先週木曜、ドラギECB総裁が、12月3日にも追加の金融緩和を決める可能性を示したことが、これまで膠着していた相場に息を吹き込みました。

これにより、EUR/USD、EUR/JPYはユーロ安となり、ECBの追加緩和をマーケットが素直に受けとめた反応だったと思いますし、今後も引き続き下げていくものと思われます。

そして、今週28日には米FOMC、30日には日銀金融政策決定会合による金融政策発表が予定されています。

FOMCの利上げの可能性については、10月2日発表の米雇用統計も冴えず、可能性は低いというのがマーケットコンセンサスになっていると
思いますが、日銀についてはECBも追加緩和をしたのだから日銀もという期待感が強まっているように思われます。

ただし、2012年2月から約3年半で50円弱の円安を見たドル/円と現在のドル/円は違っていると思います。

つまり、昨年の7月から原油価格により105ドル近辺から今年夏場には、一時40ドル割れまで急落したことにより、2014年通年で12兆7千億円もあった貿易赤字が、今年は推定で一時8千億円の赤字まで縮小しました。

しかし、その後中国の景気後退による日本からの対中輸出が伸びなかったことから、赤字幅は増えて今年の貿易赤字は3兆4千億円あたりに落ち着きそうですが、それでも昨年の12兆7千億円の赤字の4分の1近くまで、赤字幅は減少する見込みです。

つまり、今まで膨大な貿易赤字によりドル買いがかなり出たのに対して、貿易赤字によるドル買い圧力は弱まり、ドルの下支えがなくなっているものと見ています。

先週金曜は、結構売り上がったマーケット参加者もいたために上げていますが、ここから、日銀の追加緩和を材料にさらに買うということになると、マーケットはロングになっていくものと思われます。

そして、そもそも、日銀の追加緩和があるかと言えば、可能性は低いと思います。

確かに日本のGDPは、今年の第2四半期では年率で-1.2%でしたし、8月の生鮮食料品などを抜いたコアCPI(消費者物価指数)は-0.1%と、表面上では、緩和の可能性があるように思われますが、コアCPIを下げている理由は、原油価格の大幅安が寄与しています。

しかし、コアを外してみると、生鮮食料品が2ケタ台の高騰や、家電製品の上昇が大きく影響しており、それを考えるとそう簡単に追加緩和をする環境にはないと見ています。

ここから、欧米勢9月からの実質的な下期スタート後、今年は膠着相場が続いてしびれを切らした海外ファンドが買い上げてはくるものと思われますが、2012年以降のような貿易赤字からくる強烈なドル買いは期待できないと思います。

むしろ、2012年10月から翌2013年の5月までの25円の上昇や、2014年7月から翌2015年6月までの20円の上昇の再来をファンド勢が期待してドルの下支えのない中で買えば、大きな反落につながるものと見ています。

EUR/USDは、ECBの追加緩和示唆によって、下げで方向づけられました。

ただし、気をつけなくてはならないのは、多くの人が下がると確信したことです。

したがって、ショートポジションができやすくなっているということです。

まだ、先週木曜からの相場ですので、ある程度はさらに下がると思いますが、安値を叩いていくのは危険だと思われます。

戻りを売るということで良いように思います。

EUR/JPYについても、基本的な方向性は下だと思いますが、戻り売りに徹することが大事だと思います。

ドル/円が反落することになれば、そこからEUR/JPYは大きく下がるものと思います。

2015/10/24

当面ドル高優先か?

ニューヨークダウは、中国人民銀行(中央銀行)が追加の金融緩和を決めたことや、マイクロソフトなどIT企業が予想を上回る四半期決算を発表したため上昇し、前日比157.81ドル高の17,646.97ドルで終え、7月31日以来およそ3ヶ月ぶりの高値を付けて取引を終えました。。

米国債10年物利回りは、IT企業の好決算や中国利下げを受け上昇し、暫定値ながら前日比0.059%上げて2.085%で引けました。

原油価格は、EUR/USDの下落を受けて下げ、前日比0.78ドル下げて44.60ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げたものの、ECBが近く追加緩和する見方が強まっていることから下値も限られ、前日比3.30ドル安の1,162.80ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、高値121.47近辺まで上げた後も、高値圏で引けたことは、マーケット参加者が売り上がってできたショートがまだ切れきれていないことを示しているものと思われます

EUR/USDは、完全に拮抗状態が崩れ、下げとなり、一時1.0996近辺まで下げました。

もう、EUR/USDは、下落トレンドに入ったものと思われます、

しかし、サポートもこれから、50pips刻みであるものと思われ、基本的には、十分引きつけての戻り売り姿勢でいることが大事だと思います。

EUIR/JPYも、基本的にはEUR/USD次第ではありますが、時としてドル/円が上昇する局面では、反発があるものと見ています。

スプレッド100pips 

現在のFX会社各社は、顧客勧誘の一環として、ナロースプレッドを競っています。

しかし、私がインターバンクディーラーだった頃、通常のマーケットでは、主要通貨ペアである、ドル/円、USD/DEM(ドル/独マルク)などでも、3~5ポイントのスプレッドが普通でした。

確かに、最低単位が1百万通貨単位で、普通は、10百万通貨単位での取引ですから、それぐらいのスプレッドがあっても、リーズナブルだと思っていました。

当時、月間で最注目された経済指標は、米貿易収支でした。

この時は、マーケット全体がお祭り気分となり、東京の各銀行も、邦銀、外銀問わず、夜ディーリングルームに残って発表を待ちました。

そして、発表となると、ブローカーマーケットをサポートしている(ブローカーにツーウェイプライス、常時出す)銀行が、ブローカー経由でプライスを各銀行に提示し、各銀行はそのプライスをブローカーとつながっているスピーカーから聞くことになりました。

この発表直後のプライスは、「ちょうど、ちょうど(00-00)」とか、「ゴマル、ゴマル(50-50)」というもので、「ちょうど、ちょうど」は、たとえば119.00-120.00、「ゴマル、ゴマル」は、たとえば119.50-120.50という100pipsのスプレッドでした。

それが、場合によっては、「ちょうど、ちょうど」でも、118.00-120.00という200pipsのスプレッドになることもありました。

そうして提示されたプライスを、指標結果が相当悪ければ、果敢に118.00を売っていきました。

まあ、それでも、儲かったマーケットですから、非常にボラタイル(荒い)なマーケットだったと言えます。

2015/10/23

ユーロ、ロンドンの出方は?

昨日のように、ドラギECB総裁が追加金融緩和を示唆し、それを受けて、EUR/USDやEUR/JPYは下がったという事実を見てから、出遅れた大方のマーケット参加者は動き出すものです。

既に大きく下げた水準で売る勇気は出ませんので、戻りで売ろうとしますので、戻りが重くなります。

しかし、注意しなくてはならないのは、戻りは重いけれど、マーケットのポジションは既にショートになっていて下がらないということです。

そして、下がりきらないユーロを見たロンドン勢がやることは、ショートスクイズ(ショートのあぶり出し)となる可能性は高いですので、十分注意する必要があります。

相場の大きな要素、油断

相場にとって、油断とは大変大きなファクターです。

昨日のドラギECB総裁の12月追加緩和示唆、あるかもしれないと思ってはいたマーケットでしたが、どこか油断があってユーロロングもそれなりにできていたのだと思います。

だからこそ、昨日、EUR/USDは300ポイント近く急落することになったものと思われます。

このECBの決断より、FOMCの利上げと日銀の追加緩和の話が、事前には盛り上がりを見せるものと思われますが、マーケットは、もう今度は身構えるでしょうから、FOMCの利上げや日銀の追加緩和が実施されても、それ程素直な動きにはならないものと思われます。

ニューヨークの流れを汲む

東京9時台は、ニューヨークの延長線上で動いています。

しかし、東京・アジア勢の思いのたけが出る9時台ですので、どこまで伸びるかです。

マーケットは、追加緩和という結果が出てから、動いていますので、あまり追いかけては行きたくありません。

ただ、来週にFOMCと日銀の金融政策決定会合がありますので、下がりづらいとは思います。

マーケットに息吹を与えたドラギECB総裁

ニューヨークダウは、ドラギECB総裁が、追加の金融緩和に前向きな姿勢を示したのを受け上昇し、前日比320.55ドル高の17,489.16ドルと8月18日以来およそ2ヶ月ぶりの高値で、取引を終えました。

米国債10年物利回りは、横ばい推移し、暫定値ながら前日比0.004%上げて2.026%で引けました。

原油価格は、EUR/USDの下げに連れ売りがでましたが、引け際買戻しが入り、前日比0.18ドル高の45.38ドルで引けました。

金価格は、ドラギECB総裁が、12月3日にも追加の金融緩和を決める可能性を示したことから、EUR/USDが下落しそれに連れて下げ、前日比1.00ドル安の1,166.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドラギECB総裁が追加金融緩和を示唆したことを受けて、EUR/USD1.1100近辺、EUR/JPY134.05近辺まで下落しました。

ドル/円は、次は日銀が追加緩和、FRBは利上げが想起されたのか、120.77近辺まで上昇しました。

来週のFOMCと日銀金融政策決定会合への注目度は、嫌が上にも高まるものと思われます。

ただし、今回のECBの決定には意外性があったのに対して、来週は皆身構えてくるものと思われ、今回ほどの素直なリアクションは期待できないものと見ています。

2015/10/22

ドル/円反落

ドル/円は、昨日120.09の高値をつけましたが、たぶん、日銀の追加緩和の憶測がまた出ていたものと思われます。

しかし、買い過ぎたのか、今日の昼過ぎから、下げています。

日銀は容易に追加緩和はしないでしょうし、今のドル/円の上値の重さから言って、たとえ、追加緩和をしても、上げは122.00止まりではないかと見ています。

むしろ、ドル/円は下値が、実はもろいと思います。

抜け出せるか膠着相場

ECB理事会直前となり、またしても、追加緩和期待が強まっているようです。

今回は、ECBも鳴りを潜めているため、緩和の可能性も強そうだと思っていました。

しかし、直前、同様の見方強まっていると聞くにつけて、これは一歩下がって見ていた方が良いのではないかと、昨日ぐらいから考えていました。

膠着相場から脱出したいと思うマーケット参加者が、いかに多いかということだと思います。

攻めあぐねるマーケット

ECB理事会で、追加緩和の可能性もありながら、今朝のEUR/USDは、やや買い気でした。

しかし、上げきれず反落気味です。

ドル/円が反発気味です、

レンジ相場に攻めあぐねている感じです。

ECB理事会の結果に注目

ニューヨークダウは、堅調に始まったものの、ヘルスケア株の下げが圧迫し、前日比48.50ドル安の17,168.61ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、原油価格が下落となったことを受けて下げ、暫定値ながら前日比0.042%下げて2.025%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で在庫が予想以上に大幅な増加となったことから売りが強まり、前日比1.09ドル安の45.20ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落を受けて下げ、前日比10.40ドル安の1,167.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、しつこく120円台乗せが試されましたが、結局小緩みました。

EUR/USDも、ロンドンタイムに上値を試された後、軟化しました。

EUR/JPYも、ロンドンタイム、買い上げられましたが、ニューヨークでは下げに転じました。

いずれもレンジブレイクを狙ったもようですが、ブレイクはできず、軟化するという典型的なレンジ相場となりました。

さて、本日は、ECB理事会ならびにドラギECB総裁の定例記者会見です。

マーケットでは、改めてECBの追加緩和への期待が高まっているようです。

いかなる結果に、いかなる反応を見せるか注目です。

2015/10/21

水上紀行の為替相場予報のご案内(2015/10/21)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎週、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「主要通貨全般:未来思考が必要か」です。

基本的に、毎週水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://www.triauto.jp/marketblog/2015/10/m21.html

ロンドン勢に警戒

足の引っ張り合いの相場は、ロンドン勢が得意としていますので、今日のロンドンに向けての見通しを考えてみたいと思います。

まず、見ておきたいのは、東京勢が盛り上がりやすい東京の午前9時台の動きです。

今日のこの時間帯、ドル/円で買い上げ、EUR/USDでも買い上げ、そしてEUR/JPYでも買い上げでした。

このように、東京タイムは、全体的に買いでかなり盛り上がっていたようですが、ロンドン勢は、それほどお人よしではないと思いますので、十分な警戒が必要です。

一方向へのフローのない相場

EUR/JPYが買われていますが、なんで買われているかと言えば、方向感のない相場ですから、具体的には、上にストップロスが見えるからだとしか思えません。

他人のストップロスをつけて利食うという、実に後向きな相場だと思われます。

昨日のロンドンも、ドル/円を持ち上げたり、EUR/USDを買ったり、EUR/JPYを買い上げたりと、まさにストップ狙いの相場でした。

そうした相場の原因は、相場にフロー(一方向の流れ)がないということになります。

[10/27] サンワード主催セミナーに出演

2015年10月27日(火)サンワード貿易セミナー 14時~16時30分に出演いたします。

リアルセミナーならではの交流ができればと思っています。

「FX秋の祭典スペシャル」

詳細のご確認及びお申し込みは以下から、お願い致します。

http://www.sunward-t.co.jp/seminar/2015/20151006_ek/index.html

EUR/JPYの買い

EUR/JPYを買っているようです。

EUR/JPYは、まだ10月15日の日本時間16時出現した大陰線の起点である113.30-35を埋めていません。

つまり、まだ窓が埋まっていません。

しかし、東京で埋めようとすると、後で、ロンドンが売り込んで来そうな気がします。

ポジションのつぶし合いマーケット

ニューヨークダウは、手がかり難の中、IBMなど業績低迷銘柄が重石となり、前日比13.43ドル安の17,217.11ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された9月の米住宅着工件数が120.6万件と予想の114.2万件を上回ったことから上昇し、暫定値ながら前日比0.046%上げて2.069%で引けました。

原油価格は、買い先行で始まったものの、翌日の米週間石油在庫統計の発表を控え、在庫増加継続の見方も強く売りに押され、前日比0.34ドル安の45.55ドルで引けました。

金価格は、値頃感からの買戻しが入り、前日比4.70ドル高の1,177.50ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円はショートポジションの買戻しが続き、一時119.96近辺まで上昇しました。

EUR/USDも、ロンドンタイムに買い上げられ、一時1.1387近辺まで上昇しましたが、ニューヨークに入り反落となり、1.1332近辺まで下げました。

EUIR/JPYも、ロンドンタイムに買い上げられ、一時136.22近辺まで上げましたが、ニューヨークオープン後、135.85近辺まで反落後136.00近辺に落ち着きました。

ロンドン勢の人のストップロス潰しに付き合わされたような相場でした。

2015/10/20

本格的に動き出すかドル/円

ドル/円の週足を見ますと、4週間横ばい後、先週例の118.07まで下げた後、たくられて長いヒゲを出しながらも、それでも陰線です、

そして、今週は、今のところ、寄り付きと引け値にそれ程の差のない陽線になっています。

でも、4週横ばいになった後、ジリ安傾向に移ってきていると思われます。

したがい、再度、下値を試すものと見ています。

下がるかEUR/USD

EUR/USDは、本日の寄り付きが1.1328近辺と、1.1345近辺の10日移動平均線を下回ってきています。

この下には、1.1274近辺には25日移動平均線、1.1165近辺には90日移動平均線と120日移動平均線、さらに1.1128近辺には200日移動平均線がサポートとしてあります。

しかし、チャートの形状的には、10月15日に1.1495まで高値を試しながらも、1.1500を触れることはできず、そこから反落して、10日移動平均線をも下回ってきており、まだまだ下げ余地はあるものと見ています。

あとは、下がるタイミングの問題だと思います。

ドル/円、クロス円、重くなる

ドル/円、クロス円が重くなってきています。

ここまでドル/円が堅かったのは、ショートだったのかもれしれません。

しかし、ショートの買戻しも一巡した可能性があります。

上げ切れなければ、下がると思われます。

EUR/USD、先行的に緩む

ニューヨークダウは、小幅続伸したものの、利益確定売りや中国の第3四半期GDPが6年半ぶりに7%を下回ったことから減速懸念も出て上値は抑えられ、前週末比14.57ドル高の17,230.54ドルで引けました。

米国債10年物利回りは、方向感のない展開が続き、暫定値ながら前週末比0.011%下げて2.023%で引けました。

原油価格は、中国経済の減速懸念から、中国の原油需要が低迷するとの見方が強まり、前週末比1.37ドル安の45.89ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前週末比10.30ドル安の1,172.80で取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、EUR/USDの下落(ドル高)つれてジリ上げとなりました。

EUR/USDは、先週まで、11月末のファンドの決算に向けた解約の45日ルールからの買戻しが最終日であった15日まで続きました。

しかし、それが終わって今週に入り、月前半のような買い気はなくなり、ゆっくりと下落して来ています。

EUR/JPYは135円台前半でもみ合いでした。

EUR/USDが下げで一歩踏み込んできていますが、ドル/円もまたドル安になり、結果EUR/JPYは下がると依然として見ています。

2015/10/19

[10/20]日経CNBCに出演

10月20日(火)、午後5時からの日経CNBC「デリバティブ・マーケット」(再放送午後7時45分~)に出演致します。

題名は、「強まるか?円高圧力」です。お楽しみに。

マイナビニュースにコラム掲載(2015/10/19)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「無視できない、欧米の"決算絡み"の相場の動き--今後はどうなる!?」です。

毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://news.mynavi.jp/column/mizukami/006/

相場が一方向に向かう理由

最近の米国の利上げ、日本の追加緩和に関するマスコミ等の過剰報道をいつまでも続けているのを見ていますと、どうしても違和感があります。

というのも、相場がなぜ動くのかということについて、マスコミは十分に理解していないと思うからです。

相場に限ったことではありませんが、ワッと驚かせれば、誰もがびっくりし、パニックにも陥るものです。

しかし、ワッと驚かされることに対して、前もって身構えていると、パニックは起きず、むしろ織り込んでいるために、例えば、上げの材料でも、返って下がってしまうものです。

ユーロは結局下がるか

EUR/USDが、なぜ反発しているのか、良くわかりませんが、東京の午前9時台に買いが強いということは、後で下がるのではないかと見ています。

米系ファンドの45日ルールに基づいて、最終日となる先週の15日(木)で、11月末決算の米系ファンドのユーロショートの買い戻しも終わり、現在、それ程、ショートでもないはずなのに、買いが強いということは、純粋に新規で買い始めているということになります。

しかし、22日(木)に追加緩和をするかもしれないECB理事会を控えているのに、ユーロロングを作るのは、さすがに無茶な気がします。

従って、結局は、後で反落するものと見ています。

性急な攻めは反動を埋む

ドル/円の売り、EUR/USDの買いで、東京はオープンしています。

ただ、また、東京午前9時台に、のめりこむと、その後の反動が気になります。

じっくりとした攻めが良いと思います。

ドル/円は、119.20に90時間移動平均線のサポートがあります。

EUR/USDは、1.1365近辺の25時間移動平均線のレジスタンスは抜け掛けています。

ユーロ買い気

シドニーでは、ドル/円は、先週金曜にニューヨーククローズとほとんど変わりません。

EUR/USDは、やや強めです。

EUR/JPYも、それを受け、少々買い気です。

日本時間午前5時31分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 119.35-40(119.39)
EUR/USD 1.1350-60(1.1342)
EUR/JPY 135.52-63(135.49)

2015/10/18

これからの展開は(2015/10/18)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドル安気味です。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

10月13日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング71,132枚vsユーロショート151,708枚、ネットユーロショート80,576枚(前回88,810枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング39,004枚vs円ショート51,836枚、ネット円ショート13,832枚(前回ショート17,599枚)です。

ユーロも、円も、あまり変化はありませんでした。

さて、今週ですが、先週木曜のドル/円の急落、そして10月に入って同じく先週木曜までのEUR/USDの上昇には、実は理由がありました。

それは、米系ファンドが、11月決算を前にして、45日ルールに基づいた売買でした。

45日ルールとは、1人の投資家の解約がファンド全体に与える影響を小さくするために、ファンドを解約する場合は45日前に通知するというルールです。

11月30日の45日前(最終日)は、先週木曜(10月15日)になるため、この日、ドル/円の手仕舞いの売りが大きく出たものと思われます。

そして、EUR/USDもここのところ、10月に入って延々とユーロの買いが出たのも、このルールによるものと思われます。

いずれにしましても、欧米の中間決算といい、欧米の決算絡みに伴う為替取引によって相場が大きく動くことは、無視できません。

先週金曜は、ファンドの45日ルール最終日と週末を挟んでいたため、調整日となりましたが、今週からは、今までとは別世界ではないかと思われます。

まず、ドル/円については、貿易収支は原油価格の下落によって大幅に減っています。

もちろん対中国向け輸出は中国の景気後退により減少し、貿易赤字を再び増やす要因にはなっていますが、絶対値としては、原油安による貿易赤字の縮小の方が大きく、その結果ドルの下支えは弱まっています。

したがって、ドル/円は下がるものと見ています。

タイミング的には、もうその時期に来ているものと思われますので、警戒が必要です。

EUR/USDは、45日ルールでユーロ買いが出たということは、今までユーロショートが多かったことが示されています。

ドル/円の解約に伴う売りは、1日だったのに対して、EUR/USDのショートが買い戻すのに半月も掛けているのですから、ショートは相当あったということです。

それが解約したということは、下げをあきらめたということであり、さらに申し上げれば、売り過ぎが解消して下げやすくなったのではないかと思います。

したがって、EUR/USDも下げやすくなったと思います。

また、ユーロ圏の盟主であるドイツが、難民問題やフォルクスワーゲン不正問題など政治・経済問わず、問題山積していることも、注目しています。

さらに、EUR/JPYですが、ドル/円も下がり、EUR/USDも下がるとなれば、ドル/円とEUR/USDの合成通貨(掛け算通貨)であるEUR/JPYも下がるものと見ています。

2015/10/17

明日の「これからの展開は」について

明日日曜の「これからの展開は」の掲載は、午後となります。

相場の行方は、来週に持ち越しか

ニューヨークダウは、アジアや欧州の株高を受け、さらに早期の米利上げ観測が後退していることもあって上昇し、前日比74.22ドル高の17,215.97ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウの上げに連れ、暫定値ながら前日比0.017%上げて2.037%で引けました。

原油価格は、需給の緩みへの懸念が和らぎ、前日比0.88ドル高の47.26ドルで引けました。

金価格は、週末を控え利益確定売りが優勢となり、前日比4.40ドル安の1,183.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、結局ドル/円は、日足で前日に下ヒゲが長く出れば、翌日は反発するというよくある形状で越週となりました。

しかし、まだこれで、下げが終わったわけではないと見ており、課題は来週へ持ち越しということのようです。

EUR/USDは、14日までの力強い上昇トレンドがうそのように、15日に反落後、重くなりました。

来週は、さらに下値を試すことになりそうです。

EUR/JPYは、目先、揉み合いそうですが、結局は下がるものと見ています。

スタンダード 

外銀にいた時に、白人ディーラーと日本人ディーラーとの間で、よく揉めたのは、オフィスの室内温度でした。

白人ディーラーは低い温度が好きなのに対して、日本人ディラーはもっと温かい温度を好みました。

日本人ディーラーが高い温度設定すると、白人ディラーは暑い暑いと、低い温度設定に変えます。

しかし、それでは、日本人ディラーには寒すぎると、温度設定を再び上げます。

こうした、やり取りの末、結局は口論になります。

そして、トレジャラー(ディーリングルームの大ボス)が現れ、双方に対して、温度設定をいじるなと厳命して、とりあえず収拾となりました。

この例から申し上げたいことは、自らにとってのスタンダード(標準)は、決して他の人間のスタンダードではないということです。

為替の世界のように、世界中が参加しているマーケットでは、それぞれのスタンダードを持った人々が参加しています。

したがって、自分のスタンダードで考えるだけではなく、他の国・地域の人々がどう考えているか、その最大公約数としてのスタンダードがいかなるものかを推理することが大切です。

2015/10/16

ドル/円は、まだ下落途中か?

ドル/円は、昨日118.07まで下げましたが、ニューヨーククローズは118.89となり、長い下ヒゲを出しています。

確かに、これで、底値を確認したとも言えるかもしれませんが、個人的には、まだまだ、これで下値トライが終わったとは見ていません。

むしろ、119.36近辺に5日移動平均線が下りてきており、上値は上値で重いものと思われます。

また、昨日は119円台が日足の実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)の陰線になっており、これは9月8日以来のことで、意味が大きいと思います。

EUR/USD、これからの展開は?

EUR/USDの1時間足を見ますと、10月1日からの上昇トレンドが、昨日とうとう下に切れてきています。

これは、11月30日のファンドの決算を控え、解約を希望する投資家は、45日前までにファンドに通知をしなくてはならないというルールのためです。(45日ルール)

昨日が、そのルールの最終日にあたり、ドル/円では、ロンドンタイムに、それまで持っていたドル/円のロングポジションを手仕舞う動き(ドル売り)が活発になりました。

一方、EUR/USDの方は、それまで、EUR/USDのショートポジションを持っていましたが、ドル/円に比べてはるかに大きなポジションのため、10月前半を掛けて、手仕舞ったものと思われます。

これからですが、再度、EUR/USDの売りになるのではないかと見ています。

しぶといドル/円

ドル買いでスタートのようです。

昨日は、118円台で、個人投資家層から、かなりの買いが入ったと聞きました。

昔から、大きな買い1本より、小さな買いが何本もあるほうが効くと、インターバンクでは言われています。

EUR/USDは重くなっています。

今日から、仕切り直しか

ニューヨークダウは、FRBの緩和的な金融政策が当面続くとして、買いが優勢となり、前日比217.00ドル高の17,141.75ドルと8月19日以来ほぼ2ヶ月ぶりの高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウの上昇に連れて上げ、暫定値ながら前日比0.043%上げて2.020%で引けました。

原油価格は、発表された週間石油在庫統計で、在庫の増加幅が市場予想を大きく上回ったことから売りが優勢となり、前日比0.26ドル安の46.38ドルで引けました。

金価格は、低調な米経済指標が続いており、FRBによる早期の利上げ観測が後退し、資金流入が当面は続くと見て買いが入り、前日比7.7ドル高の1,187.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、米系ファンドの11月末決算の事前解約通知最終日となった15日に解約資金手当てのために、ファンド筋が手持ちのドル/円ロングを手仕舞ったことから売りが強まり、一時108.07近辺まで下げました。

一方、EUR/USDも、このところ、ファンド筋の解約資金手当てのユーロ買いが続きましたが、昨日は買いは一巡しており、むしろ買い上げでできたロングポジションの手仕舞いが出て、一時1.1363近辺まで下げました。

EUR/JPYは、まずドル/円の下落に連れて下げ、さらにEUR/UDSの下げに押され、一時134.80近辺まで下落しました。

その後、ドル/円、EUR/USD共に買戻しが出て、EUR/JPYも小反発となりました。

ファンドの解約通知が昨日まででしたので、今日から相場は新たな局面に入るものと思われます。

個人的には、これから、ドル/円、EUR/USD、EUR/JPYのいずれもが、下げ方向を試すことになるのではないかと考えています。

2015/10/15

EUR/USD、噴き上げが必要か

EUR/USDの1時間足を見てみますと、ジリ上げを続けており、相変わらず、ショートが切れていないように思われます。

マーケット参加者の誰かが買い戻しても、新たに戻り売りをするマーケット参加者もいて、結局、ショートの総量は変わらないという状況が続いているように思われます。

この上げに終止符を打つためには、一回、思いっきり上げて、ショートが切れなくてはならないと思います。

ただ、段々に上げる斜度が急になってきており、吹き上げるまでに、もうそれほど時間はかからないのではないかと考えています。

ドル/円、下げは本物か

ドル/円は、東京寄り付きが118.85近辺となり、前日の日足も9月7日以降で初めて、119円台が実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)で陰線となっています。

つまり、9月初旬以降、119円台は、下ヒゲばかり出て、つねに120円近辺より上に押し戻されていました。

従って、相場に変化が出てきていると考えています。

より具体的に申し上げれば、下げやすくなってきていると考えます。

ドル/円売りでスタート

東京午前9時から、ドル/円が売られています。

午前9時台に売っているということが、気がかりです。

つまり、ショートが溜まる可能性があるということです。

ただ、昨日からの下げを見てしまうと、売りたくなる気持ちもわかります。

下がるかドル/円

ニューヨークダウは、今後の売上高見通しの引き下げを発表した小売り大手ウォルマート・ストアーズが急落したことから売り優勢となり、前日比157.14ドル安の16,924.75ドルで引けました。

米国債10年物利回りは、発表された9月の米小売売上高は0.1%と予想の0.2%を下回り、また同月の米生産者物価指数も-1.1%と予想の前年比-0.8%と優れなかったことから低下し、暫定値ながら前日比0.069%下げて1.977%で引けました。

原油価格は、発表された米小売売上高が予想を下回り、また米生産者物価指数も優れなかった上に、中国でも物価指標の下落が続いたことから売り優勢となり、前日比0.02ドル安の46.64ドルで引けました。

金価格は、発表された米経済指標がた悪かったことから、早期の米利上げ観測が後退して買いが強まり、前日比14.40ドル高の1,179.80ドルで引けました。

為替相場では、発表された米経済指標が低調だったことから、ドル売りが強まり、ドル/円は118.63近辺まで下落する一方、EUR/USDは1.1489近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、ドル中心の相場だったことから、横ばい推移となりました。

ドル/円は、日足の実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)が119.00を下回ってきており、さらに週足も下げてきており、下げやすくなってきています。

EUR/USDも上昇していますが、ドル/円の下落に連れて、ショート筋の買戻しが強まった(ドル安)ためだと思われます。

最近のEUR/USDは、ドル/円を見て動いているところがあり、少し主体性に欠けているものと思われます。

2015/10/14

水上紀行の為替相場予報のご案内(2015/10/14)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎週、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「ドル/円:膠着相場に動きが出るか?」です。

基本的に、毎週水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://www.triauto.jp/marketblog/2015/10/m14.html

EUR/USD、マーケットは依然ショート?

EUR/USDが、ここのところジリ高傾向です。

特に、具体的な理由もないままに上げているところに、値動き分析的(※)に見れば、マーケットが売り上がっていることを感じずにはいられません。

※値動き分析:マーケットプライスの動きからマーケット心理やマーケットポジションを読む分析法

つまり、特に上昇する理由がないから、どこかでは反落するだろう、従って、売りから入るということを繰り返すと、マーケットのポジションはショートになるばかりで、なかなか下がらなくなります。

たぶん一回、ショートの大損切り大会があれば、上げも一服するものと見ています。

ドル/円、動き出すか

この不毛なマーケットが続く中、ひとつ期待を持って見ているのが、昨日も申し上げましたが、ドル/円のボリンジャーバンド5週間(期間:5、偏差:2)です。

ボリンジャーバンドのファイブ(5)は、相場の動き始めるタイミングを示唆します。

今週は、ドル/円のボリンジャーバンド5週間は、収束を終え、上下のバンドがやや開き始めています。

こうした分析法は、信じないことには始まりませんので、私は、近々下げで、このボリンジャーバンドを信じたいと思います。

ドル売り気味

小動きですが、EUR/USDは買い気が強そうです。

ドル/円はやや売り気です。

ただし、毎度のことながら、東京9時台に一方向を攻めると、その後反転することが多く、今日も警戒が必要です。

正直なところ、午前9時台はもっと余裕を持ってみるべきかと思います。

膠着相場ながら、ドル安方向を模索か

ニューヨークダウは、中国を発端にした世界的な景気減速への懸念が重荷となった一方、企業の四半期決算の内容を見極めたいとして下値も限られ、前日比49.97ドル安の17,081.89ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウの下げにつれ、暫定値ながら前週末比0.047%下げて2.046%で引けました。

原油価格は、IEAが発表した10月の月報で、世界景気の減速などから2016年の原油需要が15年に比べて減ると予測し、これを受けて売りが優勢となり、前日比0.44ドル安の46.66ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇を受けて上げ、前日比0.90ドル高の1,165.40ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、下値を試そうと119.55近辺まで売られたものの、下げきれずやや反発しました。

EUR/USDは、上値を試そうと1.1411近辺まで上昇したものの、1.1400をしっかりと上抜くことができず、その後は1.1380近辺で横ばいとなりました。

EUR/JPYは、136.00~136.50近辺での横ばい推移でした。

全体的には、ややドル安方向を試したがっているようです。

2015/10/13

クロス円、買戻し一巡か

クロス円の日足を見てみますと、10月初頭前後から力強く上昇してきました。

これは、基本的にショートポジションの買い戻しだと思われます。

そして、この週末を挟んで、買戻しも一巡したようで、上ヒゲを出し、伸力が乏しくなっているように思われます。

これで、今度は、上を狙って新規に買い下がるようであれば、反落する可能性が高くなると見ています。

今に始まったわけではないドル/円の膠着賞場

ドル/円の膠着振りにも辟易しますが、実は今に始まったわけではなく、2011年の東日本大震災以来、繰り返されています。

2011年8月~2012年1月  6ヶ月
2012年5月~同年9月   5ヶ月
2013年7月~同年10月   4ヶ月
2014年2月~同年7月   6ヶ月
2014年12月~2015年4月 5ヶ月
2015年9月~現在     2ヶ月

ということで、今回は、過去5回の揉み合いの中では、まだ短いほうであることがわかります。

ただ、今までと違うのは、今までは、上昇を終えて揉み合いだったのに対して、今回は高値圏がら下げて揉み合いになっているというところに注目したいと思います。

ドル/円、クロス円は、ロングか?

先週末上昇したクロス円が、まず重くなりました。

そして、それに押されるように、ドル/円も下げてきています。

先週末からの上げが、ショートカバー(買戻し)だったのだと思われます。

そして、たぶん高値圏で急にブル(強気)になってロングになっているように思われます。

EUR/USD、EUR/JPYは上げの調整はあるか

ニューヨークダウは、米国の低金利政策の長期化に対する期待が相場を支え、前週末比47.37ドル高の17,131.86ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、コロンバスデーで休場でした。

原油価格は、OPECの月報を受けて原油需給の緩みが解消するとの見方がやや後退して売られ、前週末比2.53ドル安の47.10ドルで引けました。

金価格は、世界の主要中央銀行による緩和的な金融政策が続き、金に資金が流入しやすくなるとの見方から買いが優勢となり、前週末比8.6ドル高の1164.50ドルで取引を終えました。

為替相場では、ニューヨークが仕掛けてくることの多い日本時間午後11時に、ドル/円が売り込まれました。

その後、EUR/USDもやや重くなり、結果として、EUR/JPYも緩みました。

先週金曜の、EUR/USD、EUR/JPYの急上昇の調整が入る可能性があるのではないかと見ています。

2015/10/12

マイナビニュースにコラム掲載(2015/10/12)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「トルコ史上最悪のテロ事件が発生、トルコリラはどうなる!?」です。

毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://news.mynavi.jp/column/mizukami/005/

クロス円、ロンドンの出方に注目

クロス円は、先週ショートカバーが続き、現在も高止まりしています。

高止まりしているのは、ショートカバーが一巡し、ポジション的にはスクエア(ノーポジ)になっているためだと思われます。

これで、マーケットが上を見始めて、ロングになれば、下げに転ずる可能性もありますが、レベル感から、戻り売りするようであれば、さらに上昇する可能性があります。

そういう意味で、今日のロンドンの出方が注目されます。

不振のドイツ

ドイツ最大の銀行、ドイチェバンクは、第3四半期が62億ユーロ (約8390億円)の赤字となる見込みです。

その結果、8万人の行員のうち、その4分の1となる2000人前後の、人員整理をするもようです。

特に、縮小方向にある投資銀行部門から1500人を切るようです。

ドイチェバンクは、そもそも非常にコンサバティブな(保守的な)銀行であったのが、アメリカ発のグローバルスタンダード(金融システムや経営システムなどの世界標準)に乗って、メチャクチャにかき回されたものと思います。

ドル売りトライ

ドル/円は重く、EUR/USDは買い気です。

結構、ドル/円で攻めています。

しかし、いずれにしても、短期勝負ではないかと思います。

本格的な動きは、ロンドンからではないかと思います。

先週末とあまり変わらず

シドニーでは、各通貨の水準は、先週金曜のニューヨーククローズと比較しても、あまり変わりはありません。

方向感がありません

日本時間午前5時37分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 120.16-21(120.19)
EUR/USD 1.1359-63(1.1358)
EUR/JPY 136.47-61(136.53)

2015/10/11

[10/14]ラジオNIKKEI「北野誠のFXやったるで!」出演

10/14(水)ラジオNIKKEI、22時30分~23時30分の「北野誠のFXやったるで!」に出演します。どうぞお見逃しなく!

出演した番組は、Uストリーム、Podcast や iTunes でも配信されます。
詳しくはラジオNIKKEIのサイトをご覧下さい。

これからの展開は(2015/10/11)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、週足で見る限り、横ばいを続けています。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

10月6日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング65,410枚vsユーロショート154,220枚、ネットユーロショート88,810枚(前回87,660枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング39,753枚vs円ショート39,050枚、ネット円ショート17,599枚(前回ショート22,052枚)です。

ユーロのネットポジションはほとんど変わっていません。

円は、さらにネットショートが減っています。

さて、今週ですが、まず、トルコの首都アンカラで、10日に95人死亡というトルコ史上最悪のテロ事件が発生したもようです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151011/k10010266351000.html

個人投資家層の取引所取引における、取扱通貨別ランキングで、トルコリラ/円は、ドル/円に次いで第2位を占めているとも聞いており、いずれにしても、月曜からのトルコリラ/円の動向には警戒が必要です。

さて、先週の動きを振り返ってみましょう、

対ドルで他通貨(主に新興国通貨)は、ドル安に転じ、ドル円はたいしたことはありませんでしたが、クロス円では、円安が強まりました。

また、EUR/USDの三角保ち合い(もちあい)を、実体ベース(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)で上昇方向にブレイクしていますので、今後さらに上昇する可能性があります。

つまり、最近まで積み上がってきていた、新興国通貨売り、クロス円での円買い、EUR/USDの膠着といった方向性に、相場が向かいきれなくなっていました。

そこに、10月2日の米利上げ見送りや、IMFによる世界景気鈍化見通しなどをエクスキューズにして、アンワインディング(ポジションのほのき)になったものと見ています。

ある意味、いったんポジションをきれいにして、しがらみのない状況で考え直したいと、マーケットは考えているように思われます。

個人的には、従来の方向を再度試しても、あまり収益が期待できないけれど、逆方向を攻めるのであれば、脈があるかもしれないとマーケットは考えてくるのではないかと思います。

したがって、まず、既存のポジションを手仕舞ってきたものと思われます。

ドル/円、EUR/USDともに買い、そしてクロス円や新興国通貨買いとなるのではないかと考えています。

ドル/円の場合、依然動きづらいとは思いますが、これだけ膠着しているからこそ、今度は上げに転ずる時は大きな動きになる可能性があると思います。

EUR/USDは、1.1500をまずは試しに行くのではないかと思います。

ドル/円は、まだ、目先は、膠着するとは思いますが、クロス円からの買い圧力の強さに押されて、結局は上がるのではないかと見ています。

欧米勢の実質的な下期のスタートは、一般的に9月とされていますが、今年の場合、9月以降これまで、攻めても攻めきれませんでした。

しかし、先週後半の動きから、今までのポジションのひっくり返しに腹が決まった感じがします。

2015/10/10

来週から仕切り直しか

ニューヨークダウは、米利上げ観測の後退を背景に6営業日連続で上昇し、前日比33.74ドル高の17,084.49ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、原油が伸び悩んだことから低下し、暫定値ながら前日比0.016%下げて2.088%で引けました。

原油価格は、上昇して始まったものの、利益確定売りに押され、前日比0.20ドル高の49.63ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇に連れて上昇し、前日比11.60ドル高の1,155,90ドルで取引を終えました。

為替相場では、米利上げ観測後退を機に、前日からすでに始まっていた新興国通貨のショートポジションのアンワインディング(unwinding、手仕舞い)が本格化しました。

それを受け、EUR/USDも1.1387近辺まで上昇しましたし、ドル/円も120.34近辺まで上昇し、これらの合成であるEUR/JPYも136.96近辺まで大きく上げました。

しかし、日足で、EUR/USD、ドル/円、EUR/JPY、それぞれを見てみても、横ばいレンジあるいは三角保ち合い(もちあい)が崩れたわけでもなく、要は既存ポジションを手仕舞い、いったんポジションを軽くして、相場を見直してみるといった相場だったと思います。

来週から、仕切り直しです。

本当に世界中が参加する為替市場

あるトレーディング関係のシステムから、そのシステムに参加している人たちが居住する国々が、参考情報として知ることができます。

それによりますと、居住国は、アジア、オセアニア、ロシア、中東、欧州、アフリカ、北米、南米と世界中を網羅しています。

これは一例にすぎませんが、米国や日本だけでなく、スエーデンもいれば、リトアニアもいれば、ナイジェリアもいれば、コロンビアもいれば、イスラエルもいれば、イランもいれば、ウズベキスタンもいれば、そしてインドネシアもいるといった具合で、世界中の人々が為替市場に参加していることを、実感しました。

皆それぞれに、価値観も違えば、住んでいる地域の気候も違うはずですが、そうした人々の見方が集約されて相場は動いていると思うと、本当に為替相場の巨大さを感じます。

このように世界中の人々が為替市場に参加してきた背景には、テクノロジーの発達があり、市場の裾野が世界中に広まった、言い換えればマーケット参加者が増えてきていると言えます。

それに伴って、今までのマーケットでの常識が通用しなくなってきており、逆に今までにはなかった新しい傾向が出てきているように思われます。

たとえば、シカゴIMMポジションの偏りが、従来ならかなり偏っているとする水準でも大きな反転にならないことが多くなっていることも、そうしたマーケットの変化を示しているように思われます。

変貌するマーケットに自らを順応させていかなければならないとつくづく思いました。

2015/10/09

油断はできない膠着相場

ドル/円もEUR/USDも、膠着感を強めています。

ドル/円もEUR/USDも、一種のレンジ相場の中にいて、いずれも、8月~9月に掛けて乱高下した後、値動きが狭くなってきています。

動かなくなった相場に対して飽き飽きして油断するようになり、全くノーガードになったり、それならまだ良いのですが、逆張りを盛んに行うようになりがちです。

しかし、この収束期の後には、トレンド相場というワンウェイ(一方通行)の相場になりやすく、売り上がってショートで捕まったり、買い下がってロングで捕まることが、良く見受けられますので、十分な警戒が必要です。

EUR/AUDは反落だが

日足のEUR/AUDを見てみますと、EUR/USDに対するなんらかの示唆があるのではないかと見ています。

日足の高値圏の横ばいのフォーメーションをフラッグ(旗)と言います。

高値圏でできたフラッグが下に抜けてきていますので、EUR/AUDは反落する可能性が出てきています。

そして、それはAUD買いという意味だけでなく、ユーロ安の可能性も秘めているように思います。

新たなトライは始まるか

今週は、新興国通貨が一転して強くなったりで、様変わりです。

やはり、米国の利上げが遠のいたのが、大きいと思います。

ただし、これはポジションの手仕舞いの動きです。

しかし、時期的にはまだクリスマスまで時間はあり、新たなトライが、また始まる可能性は高いと思います。

全体的にポジションクローズ先行か

ニューヨークダウは、発表されたFOMC議事録要旨で、世界景気や金融市場の不安定な動きが米景気の下押し要因になるとの見方が示されたことが明らかになり、緩和的な金融政策が続くものとして買いが優勢となり、前日比ドル46.00セント高の17,050.75ドルで引けました。

米国債10年物利回りは、FOMC議事録要旨を受けてニューヨークダウの買戻しが加速したことから上昇し、暫定値ながら前日比0.037%上げて2.104%で引けました。

原油価格は、買戻しが優勢となり、一時50ドル台に上昇し、前日比1.62ドル高の49.43ドルで引けました。

金価格は、相場上昇が続いたことから、目先の利益確定の売りが優勢となり、前日比4.40ドル安の1,144.30ドルで取引を終えました。

為替相場では、発表されFOMC議事録要旨を受けて早期利上げ観測が後退し、一時ドル/円は119.68近辺まで下落、EUR/USDは1.1327近辺まで上昇しました。

また、EUR/JPYも、EUR/USDの上昇に連れ、一時135.58近辺まで上昇しました。

しかし、その後はドル高方向に反転しました。

主要通貨は方向感を失い、迷走しているように思われます。

新しいマーケットのテーマが未だに定かではないための荒れた相場だと思われ、焦らず、いろいろな可能性を考える時だと思います。

尚、原油価格の反発もあり、新興国通貨の買戻しが目立ちます。

2015/10/08

EUR/USD、投資家は売っているのか?

EUR/USDは、トレンドラインもいろいろ引けますが、直近、重たい1.1280を越せるかどうかだと思います。

先週の金曜から現在までの1時間足の値動きを見ている限りでは、1.1280以上には、投資家と思われる売りがあると見ています。

投資家層は、たとえば、売るにしても、政府系ファンド、ペンションファンド(年金の運用機関)、中央銀行といった結構お堅い人たちですの、慎重に検討します。

しかし、いったん決めたら、とことん売ってきますので、警戒が必要です。

金融政策ネタは、くたびれたか

先週金曜発表の米雇用統計は冴えず、利上げ見通しは後退してます。

そして、昨日の日銀の金融政策決定会合では、金融政策据置きとなりました。

また、先月のECB理事会でも金融政策据置きになり、理事会後の記者会見でも、ドラギ総裁は追加緩和の可能性はあるけれど、今ではないと示唆しており、つまり、三極いずれも、急いで政策変更する様子はうかがえない状況です。

これまで、1年以降にわたって、主要国の金融政策の変更をテーマにしてきましたが、もう相当この材料もくたびれてきているように思われます。

東京はドル/円の売りから

ややドル安です。

ドル/円は、売ってきています。

EUR/USDは、ドル/円の売りに連れて、やや買いになっています。(ややドル安)

ただ、東京オープン直後の午前9時台の動きですので、あまりついては行きたくありません。

新たな相場観を模索か

ニューヨークダウは、各国で緩和的な金融政策が長期化し、資金が流入しやすい地合いが続くとの期待から買いが強まり、前日比122.10ドル高の16,912.29ドルと8月20日以来、およそ1ヶ月半ぶりの高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウの買い戻しを受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.032%上げて2.063%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で在庫が予想以上に増加していたことを受け売りが強まり、前日比0.72ドル安の47.81ドルで引けました。

金価格は、各国の緩和的な金融政策を背景に、資金流入が続くとの見方から買いが強まり、前日比2.30ドル高の1,148.70ドルで取引を終えました。

為替相場では、主要通貨は、ほぼ横ばいに近い動きでしたが、AUD/USD、NZD/USD、GBP/USDなどの上昇が一時目立ちました。

先週末の冴えない米雇用統計に利上げ観測が後退したことを機に、AUD/USDなどでの手仕舞いが強まったものと思われます。

今まで積み上がっていたポジションを手仕舞い、新たな相場観を模索しているように思われます。

膠着する主要通貨の中では、日足の三角保ち合い(もちあい)がかなり収束しているEUR/USDに注目しています。

2015/10/07

水上紀行の為替相場予報のご案内(2015/10/07)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎週、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「ユーロ/ドル:投資家筋、マーケットに再登場か」です。

基本的に、毎週水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://www.triauto.jp/marketblog/2015/10/m7.html

フレッシュなテーマが必要なマーケット

先日の米雇用統計が冴えなかったことから、FOMCでの利上げの時期が来年に繰り越すと見る向きが増えました。

今日は、日銀が金融政策を据え置き、そして、ECBのドラギ総裁も、追加緩和を否定しないものの、利下げも急がないもようで、三極の金融政策は、にらめっこになったような気がします。

それは、逆を言えば、使い古された金融政策の変更ネタではなく、もっと目線の違うテーマでないと、もうマーケットはついてこず、今のようなレンジ相場になっているのだと思います。

その違う目線という意味で私が提案しているのは、ドイツです。

 

日銀、金融政策据え置き

ドル/円、EUR/JPYが反落してします。

米系ファンド筋、追加緩和に賭けていたようですので、ロングの投げが出ているものと思われます。

彼らは、実質的な下期のスタートである9月以降も、相場がはっきりしないため、儲からず焦りがあるようです。

また、新たなテーマを探さねばなりません。

EUR/USD、EUR/JPYの買い

東京オープンと同時に、EUR/USD、EUR/JPYで買いが強まっています。

EUR/USDで言えば1.1280、EUR/JPYで言えば135.60が、目先のレジスタンスです。

ただ、東京午前9時台の上げですから、あとで、反落する可能性も十分あります。

一歩引いて様子を見たいと思います。

 

EUR/USDの動向に注目

ニューヨークダウは、原油価格の上昇から石油株が上昇し相場を牽引したほか、飲料・食品大手ペプシコの決算も好感され、前日比13.76ドル76高の16,790.19ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、IMFが世界経済見通しを下方修正したことから低下し、暫定値ながら前日比0.021%下げて2.035%で引けました。

原油価格は、原油関連の設備投資や生産の減少傾向を受けて、需給の緩みが解消に向かうとの観測から買いが強まり、前日比2.27ドル高の48.53ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが強含んだの受け上昇し、前日比8.80ドル高の1,146.40ドルで取引を終えました。

為替相場では、IMFによる世界経済の成長見通し引き下げを受け、ドル売りが強まりました。

ドル/円は120.11近辺まで下げ、EUR/USDは1.1279近辺まで上昇(ドル上昇)しました。

本日は、日銀の金融政策決定会合がありますが、依然として金融緩和期待は強く、結果が発表されるとドル/円が乱高下する可能性がありますので警戒です。

EUR/USDは、結果的に、上がりましたが、過去3日間1.1280~1.1320近辺で、大きく戻り売りをしている存在(投資家筋か?)があり、今回もこのあたりを攻めたとしたら同様の抵抗を受けるどうかが注目されます。

2015/10/06

EUR/USD、EUR/JPY、ロンドンの出方は?

EUR/USD、EUR/JPYですが、今日の東京の寄り付きとともに売って下げ切らなくても、ショートのままでとりあえず我慢している場合があります。

この場合、東京タイム中に、我慢しきれなくなって買戻しになる場合もあります。

しかし、より多く見られるのは、ロンドンの寄り付きまで、ショートをなんとかキープするものの、結局、ロンドン勢に手の内を見破られて、買い戻さざるを得ないことがよくあります。

今日のロンドンが、東京・アジア勢のポジションをどう読むかが注目されます。

動き出すかEUR/USD

EUR/USDの日足の複数の移動平均線(5、10、25、90、120、200日)の収束はさらに進んでいます。

それを見る限りでは、動き出すのは、それほど遠くない将来だろうとどうしても思います。

さらに、8月24日1.1713まで上げて以降の高値は、段階的に下げており、上値が着実に下がってきていることもわかります。

動き出すとしたら、下げだと思います。

やや円買い

高値圏にいたドル/円に、下押しが入っています。

EUR/JPYも売られ気味です。

ただし、それほど下がっているわけでもありません。

しばらく、様子を見たいと思います。

忍耐の必要な相場続く

ニューヨークダウは、先週末発表の米雇用統計の結果から、FRBによる利上げ開始が年明けにもずれ込むとの見方が浮上して買いが強まり、前週末比304.06ドル高の16,776.43ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウや原油が大幅高となったことから上げ、暫定値ながら前週末比0.062%上げて2.054%で引けました。

原油価格は、ニューヨークダウの上昇や、米国の原油生産が減少基調との見方があり、前週末比0.72ドル高の46.26ドルで引けました。

金価格は、前週末の大幅高からの反動で利益確定売りが出て上値が抑えられ、前週末比1.00ドル高の1,137.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、ロンドンタイム、まずEUR/JPYのショートスクイズ(ショートのあぶり出し)が出て135.71近辺まで上昇しました。

EUR/JPYの上昇のため、EUR/USDも買い上げられ1.1289近辺まで上昇しましたが、ユーロは買い過ぎとなり、その後反落、EUR/JPY134.57近辺、EUR/USD1.1173近辺まで下げました。

一方、ドル/円は、TPPの大筋合意に連れたところもあって、ジリ高となり、一時120.55近辺まで上昇しました。

総じて言えば、タイトレンジの中で、相手のポジションを投げさせて稼ごうとする動きが強まり、あまり建設的なマーケットとはいえなかったように思います。

引き続き、忍耐を持って相場が動き出すタイミングを待つことだと思います。

2015/10/05

マイナビニュースにコラム掲載(2015/10/05)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「ドル/円とユーロ/ドルの膠着相場、近い将来相場が動き出す前兆を示唆」です。

毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://news.mynavi.jp/column/mizukami/004/

ドル/円に警戒

ドル/円は、先週金曜、冴えない米雇用統計を受けて売られましたが下げ切れず、反発して引けました。

そして、今日、月曜の東京タイムは、反発したところが注目され、また日経平均も強いため、買われ気味です。

しかし、どうも安易なドル買いのように思えてなりません。

昨年来の大幅な原油安により貿易赤字が大きく減少し、ドルの下支えはかなりもろくなっているものと思われますので警戒が必要です。

EUR/JPY、反発の可能性は

EUR/JPYは、先週金曜に反発したため、本日は買いが先行しています。

EUR/JPYも8月21日の高値と9月17日の高値を結んだ右肩下がりのトレンドラインと、9月4日の安値と9月23日の安値を結んだ右肩上がりのトレンドライン、つまり三角保ち合い(もちあい)の中にいます。

9月以降は、その三角保ち合いの中でも下半分にいる時間が長くなっています。

今後、この下半分にいるのか、あるいは、ショートカバーが入って上半分の方向にシフトするのか、見極め時なってきています。

ドル/円、クロス円、まず買いからか

ドル/円、クロス円は、先週金曜、結局買いが強まったことから、その流れを汲んで、目先買いが強まるものと見ています。

ただし、上げがトレンドとは思えず、むしろ買いすぎれば、反落の可能性が高まるものと思われます。

しかし、結局、下がるとしても、買わないことには下げもないと思います。

意外と戻り売りのチャンスがある相場ではないかと見ています。

ユーロ、買い気

オセアニアでは、EUR/USDが強含んでいます。

ドル/円は、やや買い気です。

そのため、EUR/JPYが、上げています。

日本時間午前5時28分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 119.91-96(119.86)
EUR/USD 1.1222-28(1.1205)
EUR/JPY 134.58-68(136.34.03)

2015/10/04

これからの展開は(2015/10/04)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、横ばいを続けています。

次に、シカゴIMMポジションを見てみましょう。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

9月29日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング61,932枚vsユーロショート149,592枚、ネットユーロショート87,660枚(前回81,033枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング39,753枚vs円ショート61,805枚、ネット円ショート22,052枚(前回ショート23,678枚)です。

円もユーロも、前回とほとんど変わっていません。

さて、今週ですが、先週末の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は14.2万人と予想の20.1万人を大きく下回ったことから、発表直後、ドル売り一色となりました。

しかし、ドル/円は下げ渋り、EUR/USDは上げ渋ったことから、結局、ドルは買い戻されました。

このことから、米利上げという1年以上にもなるテーマは、既にかなりステールな(古臭い)ものになっていて、雇用統計の発表が予想以上に悪くてもレンジブレイクできずに往って来いになっている一方で、新規材料難でもあることから、結局相場は膠着度を高めています。

相場が素直に動きだすためには、ひとつには逆張りポジションが積み上がっていること、そしてそれが積み上がったところに、意表を突くような事件なり出来事が発生すると、あとは逆張りポジションを解消しようとするロスカットが集中し、それによりレンジはブレイクしていきます。

こうしたレンジブレイク直後の相場は若く、新しく動き出したばかりですので、素直に順張り方向に走り出します。

つまり、膠着したレンジ相場から一方向に進むトレンド相場に転換するわけです。

テクニカル的に見れば、ドル/円もEUR/USDも、またEUR/JPYも膠着度を高めているということは、目先レンジ相場がまだ続く可能性もありますが、ここまで収束しきってくると、むしろ近々動き出すものと、個人的には考えています。

ここでいう「近々」の尺度は、今月中ないし来月初頭ぐらいをイメージしています。

特に、EUR/USDは、日足の複数の移動平均線(5、10、25、90、120、200日)が収束しており、ドル/円以上に動きだすタイミングは早くやってきて、そのため、EUR/JPYも動くのでないかと見ています。

尚、EUR/USD、EUR/JPの動く方向は、下げだと見ています。Y

「相場が動くという事実が先にあって、理由は後からついてくる」というインターバンクディーラーの間で良く使われる言葉があります。

つまり、チャートで見て動きそうだと思うものの、なぜ動くかという理由はわからないということは、相場の世界では決して珍しいことではありません。

今回も、「理由が後からついてくる」的な相場になるように思っていました。

しかし、理由として、もしかしたらと思うことが、最近まだおぼろげながらではありますが、出てきています。

それは、ドイツです。

最近では、以下のような材料のいくつかを、ブログやコメントを通じて発信してきました。

独大手自動車会社フォルクスワーゲンが米当局から莫大な制裁金の支払いを求められる可能性があること。

そして、それ以前に、ドイツは先進国の中でも突出して輸出比率が高く、輸出の対GDP比率は直近の2015年第2四半期で48.8%にも及んでいます。(日本は17.1%)

今回の不正問題をきっかけに、ドイツの自動車輸出が激減することになると、ドイツの経済成長率を大きく低下させるリスクがあります。

既に、この不正問題の余波で、他のドイツ企業の資本市場での資金調達にも悪影響が出ています。

また、独最大手の銀行ドイチェバンクが、すでに6月に大手米格付け機関S&Pによって2段階の格下げされています。

ドイチェバンクはデリバティブ取引により、ギリシャの借金の事実上の保証人となってきました。

そのため、ギリシャがデフォルト(債務不履行)に陥った場合、同行は無限の損失を被ることになるわけです。

7月にギリシャ危機は、峠を越え、一服となりました。

しかし、ドイチェバンクの格付けは下がったままです。

ギリシャの借金の事実上の保証人であることが露呈した以上、もう簡単に格付けは引き上げられないものと思われます。

こうした、ドイツの産業界や銀行が躓いた(つまづいた)大きな理由は、アメリカをまねて、グローバルスタンダード(※)に基づいてグローバル化(※)図ろうとしましたが、これがうまく行かなかったもようです。

※グローバルスタンダード:米国流のビジネス手法や基準となる経営指標や国際会計基準。一時世界的に、もてはやされました。

※グローバル化:従来の国家・地域の垣根を越え、地球規模で資本や情報のやり取りが行われることです。

さらに、現在問題になっている難民受け入れで、メルケル首相は「政治難民の受け入れに上限はない」と豪語し、無制限の受け入れを促したことに対して、国民やEUの他の国々から批判が高まっており、国内での同首相に対する支持率も急低下しているということです。

つまり、ユーロ圏の牽引車であると内外で信じられていたドイツが、政治・経済共におかしくなってきているようです。

そして、このことが、新たな為替相場に置けるテーマになるのではないかと考えています。

すなわち、ユーロ安が対ドルでも対円でも、今後進むのではないかと考えています。

2015/10/03

レンジブレイクかなわず

ニューヨークダウは、発表された9月の米雇用統計では、失業率5.1%と予想通りでしたが、非農業部門雇用者数は14.2万人と予想の20.1万人を大きく下回ったことから、FRBの利上げの開始時期が年明けにずれ込むとの見方が浮上し買いが優勢となり、前日比200.36ドル高の16,472.37ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、弱い米雇用統計を受け、利上げ期待が後退して低下し、暫定値ながら前日比0.049%下げて1.988%で引けました。

原油価格は、米国で需給の緩みが長期化するとの懸念が和らぎ買いが入り、前日比0.80ドル高の45.54ドルで引けました。

金価格は、米雇用統計が予想を下回り、FRBによる早期の利上げ観測が後退し、買戻しが優勢となり、前日比22.90ドル高の1,136.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、予想外に低かった非農業部門雇用者数に、ドル売り一色となり、ドル/円は118.68近辺まで下落、EUR/USDは1.1318近辺まで上昇しました。

しかし、ドルの底値は堅く、その後反転し、一時、ドル/円は120.13近辺まで上昇、EUR/USDは1.1200近辺まで反落しました。

ドル/円は結局は最近の落ち着き場に落ち着き、EUR/USDも収束している複数の日足の移動平均線(5、10、25、90、120、200日)のバンドの中に戻ってしまいました。

EUR/JPYは、ドルの買い戻しに連れて、一時134.88近辺まで上昇しました。

ドル/円にしても、EUR/USDにしても、レンジブレイクのタイミングは、決して遠くはないものと見ていますが、焦らず時を待つしかなさそうです。

英語は世界共通語

つたない英語をしゃべる私ですが、ここのところ、仕事上で海外と話す機会が何度かありました。

その結果、感じたことは、英語はもう国際共通語になっており、上手い下手にかかわらず、英語をしゃべるなり、書くことによって、世界が広がるということでした。

ある米系証券のエコノミストから聞いた話ですが、こんな話があります。

その証券会社から各国の顧客向けに、レポートを日々送られています。

驚いたことに、日本の顧客向けのみ日本語に訳されたレポートが送られ、それ以外の国々にはそのまま英語で送られているそうです。

これを聞いて、日本人の英語はじめ外国語への拒否反応は尋常ではないと思いました。

しかし、やはり英語が苦手とされていたタイでは、ここ20~30年の間に英語教育に力を入れ、今や、ほとんどの人が英語をしゃべるようになっています。

また、EUやECBでの共通言語は英語ですから、英語が苦手とされるフランス人であるトリシェ前ECB総裁にしても、イタリア人である現在のドラギ総裁にしても、英語を使っています。

こんな状況ですから、英語の面からも、日本人は島国の中で孤立し、世界から取り残されてしまう恐れがあることを認識しておく必要があると思いました。

特に、為替相場では、英語での情報は、日本語による情報よりも早く、無視できません。

2015/10/02

やっぱり、ドイツはなにかおかしい

先日のドイツの自動車大手フォルクスワーゲンの不正問題が、「ドイツらしくない」と思いましたが、色々聞いてみると、他にもあるようです。

ドイツ最大手の銀行ドイチェバンクは、今年の6月、大手格付け機関S&Pによって2段階格下げされています。

理由は、ドイチェバンクはデリバティブ取引により、ギリシャの借金の事実上の保証人となっており、同行は無限の損失を被るリスクがあったからです。

7月にギリシャ危機は峠を越えましたが、ドイチェバンクの格付けは下がったままです。

米雇用統計は、いかに?

今晩発表される米雇用統計は、予想が失業率5.1%、非農業部門雇用者数20.0万人です。

一昨日、ADP雇用統計が発表され、20.0万人と予想の19.0万人を若干上回っていました。

そして昨日発表の新規失業保険申請件数は、27.7万件と予想の27.1万件よりは若干悪い結果でした。

ADP雇用統計と新規失業保険申請件数を合わせれば、今日の非農業部門雇用者数はやはり予想通りの20.0万人ぐらいに落ち着くのではないかと、個人的には思います。

小動きながら、思惑飛び交うマーケット

全般に、小動きです。

基本的には、今晩の米雇用統計待ちということだと思います。

しかし、昨日から、ドル/円も、EUR/USDも、EUR/JPYも上げたり下げたりが激しくなっています。

いろんな思惑が出ているものと思われます。

米雇用統計発表は、日本時間午後9時30分

ニューヨークダウは、発表された9月のISM製造業景気指数は50.2と予想の50.6を下回ったことから米景気の先行き不安が強まったため利益確定売りに押され、前日比12.69ドル安の16,272.01ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米雇用統計前になり様子見が強まり、暫定値ながら前日比0.007%上げて2.044%で引けました。

原油価格は、発表された9月のISM製造業景気指数が予想を下回ったことから、米景気の先行き不透明感から需給が一段と緩むと警戒され売り優勢となり、前日比0.35ドル安の44.74ドルで取引を終えました。

金価格は、米雇用統計を前に、早期の米利上げなどを意識した売りが出たものの、下げも限られ、前日比1.50ドル安の1,113.70ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円にしても、EUR/USDにしても、そしてEUR/JPYにしても、ロンドンでの下落を、ニューヨークに入り巻き戻された形です。

米雇用統計を翌日に控えていますので、致し方ない動きのように思います。

いずれにせよ、米雇用統計の発表を待ちたいと思います。

尚、午後8時頃、一時円高が進んだのは、日銀関係者から緩和の見送りが示唆されたためのようです。

2015/10/01

動くかEUR/USD?

日足で見ますと、ドル/円は、相変わらず方向感が定まりませんが、EUR/USDが重くなってきています。

今のところ、1.1100がフロア(サポート)になっていますが、これを割ると1.1000を試すことになると思われます。

日足の複数の移動平均線(5、10、25、90、120、200日)も、かなり収束しており、相場が動き出すサインを送っています。

EUR/USDは、下落リスクに警戒が必要だと思われます。

下期スタートは慎重に

気になることは、東京オープン午前9時台に売ってきたことです。

しかも、米雇用統計前日です。

さらに、日本勢にとっては、下半期のスタート日です。

今まで、中間決算のために、ポジションが持てなかったのが、期が替わって、気持ちも新たに「さあ、やるぞ」と飛び込んでくる時は、単にポジションが一方に偏るだけですので、その反発の方か怖いとも言えます。

10月相場スタート

ドル/円の売りで10月はスタートです。

明日に米雇用統計があり、まだ小動きを続ける可能性があります。

しかし、そろそろ、ドル/円も、クロス円も、円高になる可能性があると見ています。

焦らず、売り場探しです。

印象的な9月の引け

ニューヨークダウは、アジアや欧州など世界的な株高の流れを受けて買いが優勢となり、前日比235.57ドル高の16,284.70ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、小動きに終始し、暫定値ながら前日比0.011%下げて2.040%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で原油在庫が予想以上に増加したものの下げも限定的で、前日比0.14ドル安の45.09ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比11.60ドル安の1,115.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、東京タイムからロンドンタイムに掛けて、EUR/USDが下落傾向だったところに、ニューヨークに入り、ドル/円も反落となったことから、EUR/JPYが急落しました。

一時EUR/USDは1.1157近辺、ドル/円は119.55近辺、そしてEUUR/JPYは133.57近辺の安値をつけました。

結局、ドル/円下げ、EUR/USD下げ、EUR/JPY下げで9月を終えたことは、今後に対する各通貨ペアの方向性の示唆を与えたものと見ています。

尚、発表された9月のADP雇用統計は20.0万人と予想の19.0万人とあまり乖離がなく、反応は限定的でした。

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