ECBの追加緩和に失望しユーロの買戻し集中
ニューヨークダウは、ECBによる追加金融緩和策が期待外れの内容だったことに加え、欧州株が大幅に下落してニューヨークダウにも売りが広がりほぼ全面安となり、前日比252.01ドル安の17,477.67ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ECBの緩和が期待外れで急上昇、暫定値ながら前日比0.139%上げて2.319%で引けました。
原油価格は、期待はずれのECB理事会の追加緩和にまず売りで反応したものの、その後EUR/USDが急伸したことや、翌日のOPEC総会前にショートカバーが強まって反発し、前日比1.14ドル高の41.08ドルで引けました。
金価格は、期待はずれのECB理事会の追加緩和を受けてEUR/USDが急伸したことや、ニューヨークダウが大幅安となったことから、逃避買いが入り、前日比7.40ドル高の1,061.20ドルで取引を終えました。
為替相場では、ECBが決定した追加金融緩和がほぼ予想通りの内容だったことでユーロの買い戻しが加速し、一時EUR/USDは1.0980近辺、EUR/JPYは134.49近辺まで急騰しました。
ドル/円も、対ユーロでのドル売りに連れて下げ、一時122.29近辺まで下げました。