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2016/01/31

これからの展開は(2016/01/31)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、日足で見ると、週末に向けてジリ安でしたが、週末日銀がマイナス金利を導入を発表したことから踏み上げとなりました。しかし、週足で見ると、それ程大きな動きではありません。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

1月26日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング71,446枚vsユーロショート198,661枚、ネットユーロショート127,215枚(前週 ショート137,015枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング92,628枚vs円ショート42,602枚、ネット円ロング50,026枚(前週 ロング37,653枚)です。

ユーロは、ネットショートの減少が続いています。

円は、この時点では、ネットロングが引き続き増加していました。

さて、今週ですが、先週金曜の日銀によるマイナス金利導入というサプライズによって、ドル/円は約3円の急騰となりました。

そして、これから、急騰後の典型的なパターンに陥るのではいかと見ています。(値動き分析)

その良い例を最近の相場で見ることが出来ます。

それは、昨年の12月3日以降のEUR/USDです。

昨年の12月3日、ECB理事会によって、追加緩和がなされましたが、その内容がマーケットが期待したほどではなかったことから、マーケットは失望し、ユーロの買い戻しが殺到することになり、400ポイント以上の急騰となりました。

これにより、マーケットのポジションは、ほぼスクエア(ノーポジ)になり、ある一定の値幅の中での往ったり来たりの相場となりました、

このEUR/USDの場合、ほぼ2カ月間、ざっくりと言って、1.0700~1.1050近辺のレンジの中で、往ったり来たりを繰り返しています。

そして、今回のドル/円の急騰の後も、この昨年12月以来のEUR/USDの動き、つまり高値圏でのレンジ相場を踏襲するのではないかと、見ています。

この高値圏でのレンジ相場は、急騰によって傷んでしまったマーケットが、傷を癒し体力を取り戻すためには必要なことだと思います

さて、それでは、ドル/円がレンジ相場になるとして、EUR/USDはどうなるのかと言えば、レンジ相場からトレンド相場に転換するものと思います。

これは、言い換えれば、ドル/円からEUR/USDへの主役の交代が起きるのではないかと見ています。

EUR/USDの方向性については、下げだと考えています。

しかし、目先、1.0800以下にあるオプション絡みと思われる大量の防戦買いを突破する必要があり、これに多少の時間がかかる可能性はあるものの、人為的に相場を買い支えて歪めている以上、どこかのタイミングでは修正され、下に割れていくものと思われます。

このように、ドル/円はレンジ、EUR/USDは下げ再開となれば、最初こそEUR/JPYは高止まりする可能性はありますが、EUR/USDの下げに連れ、再び下落を始めるものと思われます。

2016/01/30

日銀、一躍スターダムへ

ニューヨークダウは、日銀のマイナス金利導入を受け、リスクが回避されたとして買いが強まり、前日比396.66ドル高の16,466.30ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、日銀のマイナス金利導入や発表された米第4四半期実質GDP・速報値が0.7%(予想0.8%)と冴えなかったことから低下し、暫定値ながら前日比0.056%下げて1.923%で引けました。

原油価格は、日銀のマイナス金利導入やロシアとOPECの減産協議への期待から買われ、前日比0.40ドル高の33.62ドルで引けました。

金価格は、日銀のマイナス金利導入もあり、逃避買いが後退し横ばい推移となり、前日比0.30ドル高の1,1116.40ドルで取引を終えました。

為替相場では、日銀のマイナス金利導入を受け、ドル/円は、海外でも上値トライとなり、ニューヨークに入り、一時121.70近辺の高値をつけましたが、その後、ロンドン・フィキシングが近づくと売りが強まり、121.00割れまで反落しました。

EUR/USDは、日銀のマイナス金利導入が、ECBの追加緩和への期待を確信に変え下落となり、一時1.0809近辺まで下げました。

EUR/JPYは、132.25近辺まで上昇後反落となり、130.80近辺まで下げました。

日銀のマイナス金利導入は、それまでの円高志向からできたショートポジションの買戻しを呼びました。

しかし、今度は、積極的なブル(ドルに強気)派のドル買いを誘うことになり、121円台後半を攻めましたが、上がりきれず、にわかにできたロングの投げに反落となりました。

まだ、急騰直後のため、それほどは下がらないとは思いますが、今後、押し目買いをするようであれば反落となるものと見ています。

日銀の措置により、ECBの追加緩和予告が真実味を持ってきており、来週、EUR/USDは再度下値を試すことになりそうです。

ブル&ベア

ブル(Bull)とは、雄牛のことで、相場の上では、強気を意味します。

一方、ベア(Bear)とは、熊のことで、相場の上では、弱気を意味します。

それでは、なぜ、ブルが強気で、ベアが弱気なのかについて、説明したいと思います。

まず、ブルですが、雄牛が敵と戦う場合、後ろ足を相手に向かって蹴り上げます。

この蹴り上げが、下から上にすくい上げる取引所の場立ち(売買担当者)の買いのサインに似ているからです。

次に、ベアですが、熊が敵と戦う時、相手に向かって前足を上から下に振り下ろします。

この振り下ろしが、上から下に腕を振り下ろす取引所の場立ちの売りのサインに似ているためです。

売り買いのサインのやりとりという点では、私が、インターバンクディーラーだった頃、同じような手サインが使われていました。

大口の玉を処理する場合、他の複数の銀行をアシスタントに呼んでもらい、先方が出したプライスをアシスタントが私に大声で伝えてきました。

買いたい時であれば、手を振り上げ、売りたい時であれば、手を振り下ろすことによって、喧騒に包まれているディーリングルームの中で、アシスタントに指示を伝えていました。

また、セールス(営業)が、顧客にインターバンクディーラーが出したツーウェイプライスを電話越しに伝え、顧客が売ってきたら、セールスは人差し指を下に向けることで、インターバンクディラーに売ってきたことを知らせ、またセールスが人差し指を上に向けることで、買ってきたことを知らせました。

そうした手サインも、ディーリングルームが喧騒で渦巻いていたからこそで、電子化が進んで、静かになったディーリングでは、すたれていく運命にあるのかもしれませんが、少し残念な気もします。

2016/01/29

マーケット、日銀のマイナス金利導入でパニック

日銀は金融政策決定会合で、金融機関から預かっている当座預金の一部につけている金利をマイナスに引き下げる新たな金融緩和に踏み切ることを決めました。

この報を受け、ドル/円は、一時121.41近辺まで急騰しました。

こうした急騰後について、値動き分析的に見ますと、とりあえず、高値圏での揉み合いになるものと見ています。

その理由は、急騰によって、ショートは大きく買い戻され、またロングは利食われて、マーケットはほぼスクエア(ノーポジ)になっているものと思われ、下げてもショートになるだけで上に戻り、上げてもロングになるだけで下に戻るだけだと思います。

(値動き分析については、新刊本で解説しています)

一月相場を振り返って

ドル/円の一月相場は、ざっくりと言いますと、年初、中国人民元安や株安、原油安などによるパニック売りで始まり、その後下げに目が慣れると戻り売りになり、その為にショートが増えて、下がらなくなり、買戻し、ある程度まで戻れば、戻り売りが再開し、そしてまた下がりづらくなると、買戻しと言う相場でした。

年初最初の営業日である1月4日の水準が120円近辺、そして今が119円前後となり、いわば往って来いの相場となりました。

しかし、これは、一月相場としては、決して珍しくはない流れです。

一月相場は、基本的に、投機中心の相場ですので、マーケットのポジションを把握することが大事です。

日銀金融政策決定会合に警戒

本日の日銀金融政策決定会合での追加緩和が決定されるかもしれないという憶測が広まり、ドル/円が買われ、クロス円も買い気になっているのだと思われます。

日銀がターゲットとする消費者物価指数2.0%は未達、不安定な株式市場、ECBが来月にも追加緩和をする可能性があることなどを考えますと、追加緩和を決定する可能性もあります。

しかし、最近、決定するしないに関わらず、いずれにしても、日銀による決定直後、乱高下することが多く、十分な警戒が必要だと思います。

決定がなされてからでも、遅くないと思います。

月末で、手仕舞いの動きか

ニューヨークダウは、原油高が好感され、またキャタピラーやフェイスブックが上昇し、前日比125.18ドル高の16,069.64ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、リスク回避の動きは一服したものの、前日のFOMC声明で3月利上げ期待が後退したため低下し、暫定値ながら前日比0.017%下げて1.982%で引けました。

原油価格は、ロシアとOPECとの減産協議に対する期待感が高まり続伸したものの、ロシアのエネルギー相が減産実現はまだ不透明とも述べたため買いが引き、前日比0.92ドル高の33.22ドルで引けました。

金価格は、逃避買いの後退から売りが強まったものの、EUR/USDの上昇もあって横ばいとなり、前日比0.20ドル安の1,116.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、発表された12月の米耐久財受注は-5.1%と予想の-0.7%を大きく下回ったことから、ドル/円はいったん118.56近辺下げましたが、その後118.80近辺まで反発しました。

EUR/USDは、1月の独消費者物価指数が、前年比で0.5%と予想の0.4%を上回ったことが好感され、一時1.0967近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、EUR/USDとドル/円が交互に上昇したことを受け、一貫して上昇し、一時130.20近辺をつけました。

為替は、1月相場でできたドル買い円買いユーロ売り(リスクオフ、リスク回避のパターン)のポジションを、月末を控えて手仕舞う動きが強まり、ドル売り円売りユーロ買いとなりました。

つまり、月次の損益確定処理のための動きだったものと見ており、来月には、特に2月3日の節分から5日の米雇用統計発表あたりで、新規の相場が始まるのではないかと見ています。

方向は、改めてドル買い円買いユーロ売りが再開するのではないかと考えています。

2016/01/28

右肩上がりの相場

1時間足あるいは日足で見ますと、ドル/円もクロス円も、EUR/USDもAUD/USDも、皆右肩上がりになっています。

つまりは、1月相場で売り込まれたものは、月末を前に買い戻されているという、言ってみれば、月次の損益確定処理に過ぎないと言えます。

1月相場は、欧米勢の新年度入りして、前倒しで儲けようとする、スタートダッシュを掛ける相場に過ぎません。

彼らは、すでに下げたところ買い戻し、そして、後から参入してきた他のマーケット参加者が、下げに乗ろうとして、戻りで売って、欧米勢に代わって、ショートを抱えているという状況だと思います。(値動き分析)

鋭角的なレジスタンスを上抜くには

ドル/円は、ここのところ上を、現在118.60近辺にある25日移動平均線のレジスタンスによって、阻まれています。

しかし、昨日は、一時的ではありますが、この25日移動平均線を上抜き、119.06近辺まで上昇しています。

つまり、徐々に上に抜けやすくなってきています。

こうした、鋭角的に下を向いているレジスタンスをブレイクして上にいくには、移動平均線と同じような水準で横ばいを始めてくることが重要です。

イベントの狭間

本日は、FOMC(27日)と日銀金融政策決定会合(29日)の狭間の日で、動きづらそうです。

ここのところと同じく、東京・アジア勢は、株が安いとは言え、ドル/円、クロス円で売りが先行しています。

明日、日銀が追加緩和するかもしれないという可能性がある時に、良く売れるものだと思います。

最近、決定会合後に乱高下することが多く、警戒が必要です。

FOMCを通過、今度は明日の日銀金融政策決定会合

ニューヨークダウは、FOMC声明に「世界景気や金融環境の進展を念入りに注視する」との文言が加わった一方、3月のFOMCでの利上げ観測を後退させるほどの内容ではなかったとの評価もあって売りが強まり、前日比222.77ドル安の15,944.46ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、FOMC声明を受けニューヨークダウに売りが強まったことから低下し、暫定値ながら前日比0.002%下げて1.992%で引けました。

原油価格は、ロシアとOPECが減産に向けて協議への期待感が強まり、前日比0.85ドル高の32.30ドルで引けました。

金価格は、FOMC声明発表前は軟調で、前日比4.30ドル安の1,116.30ドルで引けましたが、FOMC声明発表後の時間外取引では、買いが強まりました。

為替相場では、ドル/円は、FOMC声明発表後は反落し、119.06近辺から118.49近辺まで下げました。

EUR/USDは、声明発表後、1.0918近辺まで上昇したものの、そこから反落となり、一時1.0885近辺まで下げました。

EUR/JPYは、声明発表後、いったん129.47近辺まで上げたものの、その後は反落となり、一時129.04近辺まで下落しました。

マーケットに残存していたポジションがFOMC声明後、手仕舞われたという感じです。

今度は、明日の日銀金融政策決定会合が注目されます。

2016/01/27

水上紀行の為替相場予報のご案内(2016/01/27)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎週、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「相場全般:相場のフィーリングと実際のエントリーとクローズのタイミング」です。

基本的に、毎週水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://www.triauto.jp/marketblog/2016/01/m27.html

ドル/円、重いが堅いか

短期的な話ではありますが、ドル/円は、現在118.69近辺にある25日移動平均線がレジスタンスとなっており、上を抑えています。

このテクニカル上の上値の重さと、さらに年初からのドル/円の下げに、マーケットのセンチメントも、ベア(ドルに弱気)になって、下を見始めており、基本的には、戻り売りが先行しています。

その結果、マーケットポジションもショートに偏ってきているように思われます。(値動き分析)

そういうことから、上は重いですが、下がるより上がる可能性のほうが高くなっているものと見ています。

原油とドル/円の今後

よく、マーケットで言われているのは、「原油が下がる下がると言っても、ゼロを下回ることはない。だから、押し目は買い」という論法です。

しかし、だからと言って、皆が原油を買えば、マーケットのポジションはロング(買い持ち)になってしまい、下げは限定的かもしれませんが、上がりづらくなると見ています。

つまり、安値圏での横ばい推移が長く続くことになるものと予想しています。

従って、原油が低位安定すると、日本の貿易収支は、黒字転換してドル売り円買い圧力が強まるものと見ています。

閑散

昨日の海外での、ドル/円、クロス円の反発があったせいか、ちょっと様子見気分が強そうです。

また、明日の日本時間午前4時に、FOMCが金融政策を発表しますので、それ待ちだとも言えます。

東京は、終日、こんな感じかもしれません。

ただ、ロンドンは、またイベント前のEUR/GBPの投機売買を繰り返すかもしれません。

ショートカバーが必要か

ニューヨークダウは、原油価格の大幅上昇を受けて投資家心理が改善して上げ、前日比282.01ドル高の16,167.23ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、原油反発を受けリスク回避一服ながらも、翌日にFOMCを控えて方向感はなく、暫定値ながら前日比0.002%上げて2.003%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアやロシアが減産に前向きな姿勢を示しているもようで買いが強まり、前日比1.11ドル高の31.45ドルで引けました。

金価格は、逃避買いが続いており、前日比15.00ドル高の1,120.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、ロンドンでは、ドル/円は原油安に伴って、117.65近辺まで下落したものの、ニューヨークに入り、原油が巻き戻したことから反発となり、一時118.61近辺まで反発しました。

EUR/USDは、ロンドンで、いったん1.0874近辺まで買い上げられましたが、その後反落し1.0818近辺まで下げました。しかし、ニューヨークに入り、再び買いが強まり、1.0862近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、一貫して上昇し、一時128.71近辺まで上げました。

特に、ドル/円は、ドル安円高志向が強まり、戻り売りが出やすくなっているように思われます。

しかし、先週水曜からの反発過程で売り上がってショートが増えたところに、昨日のように無理に売ってもショートが増えるばかりのように思います。

ショートポジションがある程度減らないと下げ渋るものと見ています。

EUR/USDについては、先週のドラギECB総裁の追加緩和を予告した発言に、やはりショート気味になっているようで、下げづらくなっているように思われます。

ユーロ圏の状況を考えれば、下げてもおかしくないとは思いますが、1.0800割れにいると思われる抵抗勢力の買いを突破しない限り、目先ポジション調整の買い戻しが出るのも避けられないように思います。

ドル/円、EUR/USDともショート気味のため、EUR/JPYが上げ続けています。

2016/01/26

値動き分析によるEUR/USD

昨年12月3日当日は、ECBが追加緩和しましたが、マーケットが期待したほどの内容ではなかったことから、緩和期待のショート筋が、一気に買い戻しに入り、400ポイントもの上昇となり、多くのショート筋がロスカットすることになりました。

そして、急騰後、マーケットのポジションは、ほぼスクエア(ノーポジ)となり、相場は横ばいとなりました。

しかし、先週木曜のドラギECB総裁の追加緩和予告発言の意味は、大きかったと思います。

また、ユーロ圏の状況には、悲観的にならざるを得ませんので、戻り売りで次の相場が動き出すタイミングを待つことだと思います。

人の行く裏に道あり花の山

どうして、毎日のように、9時になるかならないかで、まるで「せいの」と掛け声が聞こえてくるかのように、一斉に売ったり買ったりしているのか。

そして、結局それをやるために、ほぼ毎日相場はその後逆転していることにマーケットは気づかないのか、それが不思議です。

相場で大勢につくということは、皆と同じポジションを持つことになり、なかなかうまくいかないものです。

むしろ、東京9時台に売ってきたら押し目買い、買ってきたら戻り売りの方が、絶対では決してありませんが、ワークすることは多いように思います。

東京9時台は要注意

ドル/円、クロス円が、重くなっています。

上値が重いことから、再度売りからトライのもようです。

しかし、依然として、東京9時台の相場は、必ずと言っていいほど、後で逆に行く傾向がありますので、注意が必要です。

とりあえず、静観です。

思惑錯綜の週か

ニューヨークダウは、再び原油安となったことを受けて売られ、前週末比208.29ドル安の15,885.22ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、原油安の再来で逃避買い(利回り低下)となり、暫定値ながら前週末比0.047%下げて2.005%で引けました。

原油価格は、供給過剰懸念が根強く再び売りが優勢となり、前週末比1.85ドル安の30.34ドルで引けました。

金価格は、再び原油安、株安となり、逃避的な買いが再開し、前週末比9.00ドル高の1,105.30ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、118.50前後で横ばいでしたが、その後ややドル売りが強まりました。

EUR/USDは、マーケットはショート気味のようで、ジリ高となりました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて強含みでした。

ドル/円もEUR/USDも、先週のドル高の調整相場となりました。

ただし、今週は、FOMCあり、また日銀金融政策決定会合が予定されており、いろいろな憶測が錯綜するものと思われますので、警戒を要する週だと思われます。

2016/01/25

マイナビニュースにコラム掲載(2016/01/25)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「ユーロ/ドル、下落再開か!?--"EUの弱体化"も影響」です。

毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
http://news.mynavi.jp/column/mizukami/020/

東京9時台の特性

ドル/円は、やはり東京9時台に一方向、今日の場合では下げ方向に行こうとしました。

しかし、結局、その後、逆に反発してしまうということを、本日もやりました。(値動き分析)

この9時台に一方向を攻めるとその後反転するという傾向は、よく見受けられます。

この特性を知っているかどうかだけでも、結構損益には影響するものと思います。

下値の堅いEUR/USD

EUR/USDは、1.0790近辺の底値圏に張り付いています。

しかし、下はビクともせず、何か買いがあるように見受けられます。

たぶん、抵抗勢力の買いではないかと思われます。

トレンドは、下だとは見ていますが、この底値の異様な堅さを見ると、ヘタにここで売ってしまうと、マーケットのポジションがショートに偏り、一時的に反発する可能性があると見ています。(値動き分析)

12月の貿易収支発表

午前8時50分に、日本の12月の貿易収支が発表になりました。

予想1170億円(黒字)に対して、実際は1402億円(黒字)と予想を若干ながら上回っています。

これを受けて、ドルが対円が売られました。

ただ、東京9時台にあまり売り込み過ぎるとショートになり、反発する可能性が出てきます。(値動き分析)

ドル円、小緩む

シドニーでは、ドル/円が、前週末比やや下落しています。

EUR/USDは、ほぼ変わらずです。

EUR/JPYも、ほぼ横ばいです。

日本時間午前5時30分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 118.60-69(118.78)
EUR/USD 1.0794-02(1.0798)
EUR/JPY 128.18-33(128.25)

ドル円、小緩む

2016/01/24

これからの展開は(2016/01/24)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、ややドル高です。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

1月19日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング69,449枚vsユーロショート206,464枚、ネットユーロショート137,015枚(前週 ショート146,451枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング84,485枚vs円ショート46,832枚、ネット円ロング37,653枚(前週 ロング25,266枚)です。

ユーロは、ネットショートが減少傾向です。

円は、ネットロングがさらに増加傾向です。

さて、今週ですが、ドル/円に関して、1週間前の週間見通しで、以下のように申し上げました。

「円ロング(ドル売り)に慣れていないマーケット参加者が急遽円ロングで入ってきていますので、思わぬドルのショートカバー(ドル買い円売り)の場面があると思いますので、逆に言えばそうしたドルの戻り売りのチャンスを逃してはならないと思います。」

年初120.00を割り込んでスタートし、先週水曜に115.97まで突っ込んだ後、金曜には一時118.88まで反発し、118.78で越週しています。

年初来からの相場のセンチチメントの変化から見た展開は、「予想外に下げる相場にロング筋の狼狽売り(1/4~1/11)」→「下げに身構えた相場になって秩序だった売り(1/12~1/19)」→「過度にドルベア(ドルに弱気)になって売り込んでショートに(1/20)」→「下げを見てから下げを確信した戻り売りによるショートポジションの増加(1/21)」→「上げが止まらなくなってショートポジションの買戻し(1/22)」といった流れだったと見ています。(値動き分析の発想)

そして、現在は、まだショートポジションは、マーケットに残っているものと思われます。

今週は、27日にFOMC、29日に日銀金融政策決定会合、それぞれにより金融政策の決定がなされます。

いずれも、株式市場が乱高下していますので、マーケットは政策当局に対して、それを鎮静化させる方向の措置を期待するものと思われます。

ということは、FOMCに対しては利上げペースの減速、日銀に対しては追加緩和を予想するものと思われます。

そして、マーケットには、ショートポジションが残っている以上、買戻し圧力が強まる週だと思いますので、長い目で下げるものと依然として見てはいますが、売るにはまだ早い週だと思います。

むしろ、ショート筋にとっては、たとえば120.00といった、これは超えないだろうと見ているレベルを、マーケットのポジション次第では超えてくる可能性も見ておくべきかと思います。

ある程度、ショートのポジションがこなれなくては、次の下げの展開もないように思います。

さらに、つけ加ますと、今週は月末の週です。

インターバンクディーラー的な言い方をすれば、月間の損益を確定する週であり、新規にポジションを張るよりも、手持ちのポジションを手仕舞って損益を確定する週ですので、前向きというより後向きな週になるものと見ています。

EUR/USDについては、先週木曜、ドラギECB総裁が「3月の理事会で金融政策スタンスを見直す可能性がある」と明言したことの意味は大きいと思います。

というのも、EUR/USDは、2014年5月、やはり、ドラギ総裁の追加緩和予告から1.39台から下落を開始し、2015年3月には1.04台をつけています。

確かに、昨年12月には、追加緩和をしたものの、マーケットの予想したほどではなかったとして400ポイントもの反発を見ています。

しかし、やはり12月というクリスマスシーズンでマーケットが手仕舞いに入ろうとする時期に、新たに下げるというのには、無理があったと思います。

それに対して、1月は、欧米勢にとっては、新年度に入ったばかりでポジションテイク(ポジションを作る)に対しては前向きであることや、今年の場合、一月は買いで攻めていたようですので、ロングの解消が必要になっているよう思われます。

したがい、EUR/USDついては、今週は下落方向で見ています。

尚、先週木曜のドラギ総裁の発言の直後、いったん1.0800を割って1.0776まで突っ込みながら、その後1.0900近辺まで反発したのは、どう見ても、下げさせまいとする抵抗勢力がいるものと思われます。

しかし、翌日には、再び1.0800を割り込んできており、相場のトレンドは下を向いているものと思います。

EUR/JPYについては、相場がドル中心の相場になってきているため、もちろんある程度の振れは予想されますが、明確なトレンドは生まれないものと見ています。

2016/01/23

前日のドラギ発言に、ひとまずリスク回避後退か

ニューヨークダウは、日欧の株価や原油価格急上昇を受け、前日比210.83ドル高の16,093.51ドルとなり16,000ドルの大台を回復して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、リスク回避後退で逃避買いも後退し、暫定値ながら前日比0.024%上げて2.055%で引けました。

原油価格は、ECBによる追加の金融緩和観測を背景に市場心理が改善し急上昇となり、前日比2.66ドル高の32.19ドルで引けました。

金価格は、株価や原油価格が急伸したことから、逃避されていた資金が流出し、前日比1.90ドル安の1,096.30ドルで取引を終えました。

為替相場では、前日のドラギECB総裁による、3月の理事会での追加金融緩和示唆を受け、株価や原油価格が急伸してリスク回避姿勢が大きく後退し、為替ではドル売りポジションの買戻しとなり、ドル/円は118.87近辺まで、ほぼ一本調子の上昇となりました。

また、EUR/USDは、ドラギ総裁発言直後に急落したものの、カウンターで大きく買いが入り急反発しました。

しかし、本日は再び下落(ドル買い)となり、一時1.0788近辺まで下げました。

EUR/JPYは、ドル中心の相場だったため、127.40~128.40近辺での揉み合いとなりました。

ドル/円は、1月20日以来、買戻しが続いていますが、途中で新たな売り上がりも加わっているものと思われ、それほどショートが減っているとは思われず、目先まだショートカバー(買戻し)は続くものと思われます。

そして、ショートカバーが一巡すれば、また緩んでくるものと見ています。

EUR/USDは、前日のドラギ総裁の緩和予告発言が出ていながら、意図的な買い上げがあったものと思われますが、結局は再び下落してきており、ユーロの下値は再び試されるものと思います。

ペリー提督

私達のチームは、実にニューヨークらしく、”Melting Pot”(人種のるつぼ)で、WASP(※ワスプ)、アイルランド系、ドイツ系、ルーマニア系、ユダヤ系、ベネズエラ系、中国本土系、香港系、台湾系、韓国系のアメリカ人達と日本人で構成されていました。

(※)WASP(ワスプ):ホワイト(W)、アングロ(A)・サクソン(S)、プロテスタント(P)の略で、英国系白人で宗教はプロテスタントという米国の保守本流エリート層を呼びます。

WASPのやつは、海軍一家の出で、親戚から、「おまえ、(為替ディーラーなんてわけの分からないものやってて)大丈夫か?」とよく聞かれると言っていました。

彼の曾お爺さんは、ペリー提督とともに日本に来航したそうで、実家には江戸幕府から曾お爺さんに送られた品が家宝としてあるそうでした。

この話を聞いて、とんだところで日本史に触れたもんだと思いました。

また、台湾系のアメリカ人ディーラーは、小さい時、神戸にいたそうで、日本語がペラペラでした。

ところが、日中国交正常化に伴い、日本政府は、台湾人へのビザの発給・更新を認めなくなり、やむなく家族一同、米国に渡ったそうです。

そうした日本の政治に翻弄された人とも、職場を同じくしているかと思うと、複雑な気持ちでした。

こんな話を、マーケットが静かな時、同僚と語り合ったことが、今でも懐かしい思い出です。

2016/01/22

ドル/円、典型的なショートのサイクル

ドル/円の1時間足の値動きを見ていますと、まだかなりショートだと思われます。

というのも、20日の18時台に115.97の安値をつけて以降、反発するたびに、売りが出て下げはするのですが、下値が切り上がってきています。

そして、上値も切り上げてきています。

つまり、典型的なショートの相場のサイクルを描いているからです。

EUR/USD、タイトレンジか

昨日、ドラギECB総裁は、「3月の理事会で金融政策スタンスを見直す可能性がある」と明言しましした。

しかし、EUR/USDは急落後、下がる前の水準まで反発する一方、またドル/円もショートカバー(買戻し)で上昇となり、、その結果、EUR/JPYが急伸しました。

2014年5月にも、ドラギ総裁から同様の緩和予告が出て、それをきっかけに、EUR/USDは、2015年3月まで下落を続けました。

それが今回のEUR/USDは、下がるどころか反発したということは、今の相場が相当タイト(きつい)なレンジ相場にはまってしまっていることを示すものと思われます。

ドル/円は、ショート?

ドル/円は高値圏、EUR/USDは下落気味です。

特に、ドル/円はまだ結構ショートのように思われます。

今のところ、118.00手前で止まってやや下押し気味にはなっていますが、下がりきらず、そこがショートだと思うところです。

クロス円も高値圏です。

ドラギ発言で、乱高下

ニューヨークダウは、ECBの追加の金融緩和に対する期待から欧州株が上昇したことに加え、原油価格が反発したことを受け、前日比115.94ドル高の15,882.68ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、原油高株高を受けて逃避買いが後退し(利回り上昇)、暫定値ながら前日比0.05%上げて2.03%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計によりますと、在庫が大幅に増加しましたが、ある程度予想されていたため、買い戻しとなり、前日比1.18ドル高の29.53ドルで引けました。

金価格は、原油安、株安の動きが一服していたことから、逃避買いが遠のき、前日比8.00ドル安の1,098.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、ECB理事会は予想通り政策金利を据え置きましたが、ドラギECB総裁は「3月の理事会で金融政策スタンスを見直す可能性がある」と明言したことから、追加緩和期待からこれまで売り込まれていた株や原油が反発するとともに、ドル/円は117.77近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、ドラギ発言を受け、一時1.0777近辺まで下げた後は、反発となり、1.0890近辺に落ち着きました。

EUR/JPYも、ドラギ発言により、一時126.16近辺まで下落後買い戻され、127.65-95近辺で落ち着きました。

ドラギ予告は、最近ではマーケットでも以前のようなサプライズはなくなってきたことや、マーケットのポジション自体がショートだったこともあり、反発となりました。

ただし、今後の長めでは、下げのトレンド相場となるものと思われます。

2016/01/21

EUR/USD、月足と移動平均線

EUR/USDの月足を見てみると、月足のロウソク足と25カ月移動平均線との、関わり合いが大事なように思われます、

つまり、両者のかい離が大きくなると、月足のロウソク足は、足踏み状態になるものと思われます。

そして、また適度な乖離幅まで接近してくると、トレンド相場が再開するものと思われます。

現状、適度な乖離幅になるのには、まだ半年ぐらいは少なくともかかるのかもしれないと現在考えています。

円絡み、たくり線出現?

日足で見ますと、ドル/円もクロス円も、昨日、長い下ヒゲが出ていて、気になります。

酒田五法によりますと、この長い下ヒゲをたくり線と言い、寄り付きから安く、大きく突っ込みますが、また急反発して引けた底を暗示する形状とされます。

実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)が長い時も、また極小の時もあります。

ただし、1カ月ぐらい下げたところに出るのが本物とされます。

円売りが継続

東京は、オープン前から、円売り気味でした。

ドル/円は、117.21近辺の90時間移動平均線のレジスタンスを抜けてきています。

クロス円全般も円売りなっています。

ただし、東京9時台の動きは、ポジションが偏ることが多く、警戒です。

 

下ヒゲが気になる、ドル/円、クロス円

ニューヨークダウは、世界的に景気の先行きが懸念されて、下げ幅は一時565ドルまで拡大した後買戻しが入り、前日比249.28ドル安の15,766.74ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、原油安、株安から、逃避買いが出て(利回り低下)、暫定値ながら前日比0.063%下げて1.993%で引けました。

原油価格は、中国経済への不透明感や、イラン制裁解除による原油増産懸念などから売られ、前日比1.91ドル安の26.55ドルで引けました。

尚、一時は26.19ドルまで下げ、2003年5月8日以来、約12年8カ月ぶりの安値をつけました。

金価格は、ニューヨークダウが急落したことから、逃避買いが入り、前日比17.10ドル高の1,106.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、原油安、株安からリスク回避の円買いが出て、ドル/円、クロス円が急落し、ドル/円は115.97近辺、EUR/JPYは126.62近辺まで下げました。

その後、政府関係者の「為替市場の動向を注視する」との発言が伝わると反発し、一時ドル/円117.04近辺、EUR/JPY127.36近辺まで戻しました。

EUR/USDは、一時1.0975まで上昇しましたが、EUR/JPYに連れて、1.0876近辺まで下げました。

ドル/円、クロス円は、結局、下ヒゲを長く出しており、反発の可能性も出てきているように思われ、注意が必要です。

EUR/USDは、1.0975近辺の90日移動平均線のレジスタンスが、まだ上げを阻むことと思いますが、下値も切り上がってきていることから、ショートも結構あるように思われますので、再度上値を試す可能性があります。

水上紀行の為替相場予報のご案内(2016/01/20)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎週、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「ポンド:相変わらず、じゃじゃ馬通貨」です。

基本的に、毎週水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://www.triauto.jp/marketblog/2016/01/m20.html

2016/01/20

ユーロ高の可能性は?

日経平均が490円前後下げ、ドル/円も一時117.00割れとなっています。

ただ、見方を変えれば、日経平均が500円近くも下げているわりには、ドル/円は50銭ぐらいの下げに止まっているとも言え、株価の下げに対する感応度は低いと思います。

一方、EUR/USDも、上げて(ドル安)きていますが、こちらは、相場の動き出すタイミング示すボリンジャーバンド5日間が既に収束していたものが広がり始めており、このまま上昇を続ける可能性があります。

そうなると、今のところ頭が重くなっているEUR/JPYも、上昇に転ずる可能性があります。

1月後半の相場は?

昨年の年末、最近の欧米の新年度のスタートダッシュの相場は、1月の最初の営業日に始まり、15日前後には手仕舞いとなる傾向にあると申し上げましたが、今年の1月もまさしくそういった相場になりました。

そうした相場を、人工的に作られた相場とも申し上げましたが、まさに仕組んだように、イランとサウジアラビアの断絶、中国人民元と株の下落、EU内の各国によるテロ対策としての国境検問の強化、最近ではトルコのイスタンブールやインドネシアでの自爆テロなど、まさに、おもちゃ箱をひっくり返したような、色々な材料が出てきました。

しかし、時間の経過とともに、マーケットの反応は鈍くなり、最近のトルコやインドネシアでのテロなど全く無反応になる始末で、マーケットは、もう大抵のことでは驚かなくなっています。

つまり、1月後半はレンジ相場となるように思われます。

次の動くタイミング待ちの相場か

なにか、戦意を感じられないマーケットです。

昨晩は、ドル/円も途中まで上がり、EUR/USDも上がり、EUR/JPYも上がりました。

やはり、年初4日からのリスク回避テーマのトレンド相場も、既にレンジ相場に転換しているもようです。

ただし、リスク相場が終わったわけではなく、しばらくは次の動くタイミング待ちだと思われます。

リスク回避一服か

ニューヨークダウは、世界的な株高受け強含んだものの、原油安が進行したのが重荷になり、前週末比27.94ドル高の16,016.02ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、リスク回避一服から反発し、暫定値ながら前週末比0.019%上げて2.054%で引けました。

原油価格は、供給過剰懸念が根強く大幅下落となり、前週末比0.96ドル安の28.46ドルで引けました。

金価格は、リスク回避一服から売られ、前週末比1.60ドル安の1,089.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ショートスクイズ(ショート筋のあぶり出し)に、118.11近辺まで上昇後、買い上げすぎたのか反落となり、一時117.30近辺まで下げました。

EUR/USDは、GBP/USDがカーニーBOE(英中銀)総裁が利上げにはなお時間がかかると示唆したことで売られ、2009年3月以来となる1.41ドル台をつけた結果、EUR/GBPが急上昇したことから押し上げられ、一時1.0938近辺をつけました。

EUR/JPYは、ドル/円の上昇と、EUR/USDの上昇を、かわるがわる受け、一時128.55近辺まで上昇しました。

ドル/円に関しては、戻りではまだ売りで待っているマーケット参加者は多いもようです。

しばらくレンジではないかと見ています。

2016/01/19

ドル/円、見方の一致が相場を難しくする

ドル円の年初4日以来の相場は、ふたつのパートからできています。

最初のパートは、1月4日から11日まで急落のパートで、最初のパートは、まだ下がるということに対するコンセンサスはマーケットにはなく、しかし、一本調子の下げにパニック的なロング筋の投げが出ました。

2番目のパートは、12日から現在の揉み合いのバートで、11日にいったんの底を見てから、今度は、この相場は下げだということが認知され、今度は戻り売りも出る代わりに、積極的に下値を売るような相場にもなりました。

そのため、2番目のパートではショートになりやすくなり、下げづらくなったと見ています。

EUR/USD、上げか下げか?

EUR/USDの日足を見てみますと、1.0872近辺に10日移動平均線、1.0886に5日移動平均線、1.0889に25日移動平均線があって、かなり収束しています。

つまり、相場が一方向に動き出す可能性があるということです。

ただし、複数の移動平均線の収束は、相場が動き出すタイミングは教えてくれますが、方向は教えてくれません。

方向を知るには、ご自分自身の相場観か、あるいは他の分析ツールの併用が必要です。

ドル/円はショート?

ドル/円が、やや買い気でしたが、売りが出てやや緩んでいます。

しかし、依然として、ショートなのだろうと思われます。

先週金曜、116.51まで下げたこととで、マーケットは下げを確信しているものと思われます。

こうなると、上がるほど戻り売りが出て、ショートが膨らんでしまいがちです。

中国の重要指標発表に注意

ニューヨークは、キング牧師生誕記念日で、休場でした。

為替相場では、ドル/円は117.30-40近辺で揉み合いでした。

EUR/USDは、一時1.0868近辺に下げましたが、その後は1.0890-00近辺に戻しました。

EUR/JPYは、EUR/USDに押されて、一時127.60近辺まで下げましたが、その後は127.80-90近辺に反発しました

本日は、日本時間午前11時に、中国の、12月の中国の鉱工業生産(予想6.1%)、同月の小売売上高(予想11.3%)、そして2015年第4四半期GDP(予想6.9%)の発表が予定されています。

ご存知のように、最近中国人民元・中国株にマーケットの関心が集まっているときだけに、注目です。

2016/01/18

マイナビニュースにコラム掲載(2016/01/18)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「原油安で貿易黒字なら恒常的なドル売り発生--円安から円高に相場観が大転換」です。

毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://news.mynavi.jp/column/mizukami/019/

乱世はチャンス

今年は、リスクの年になると見ています。

テロ、難民、原油、欧州や中国や北朝鮮などなど、諸々なリスクがあります。

しかし、「乱世はチャンス」でもあります。

相場の世界にしても、あまりに平和過ぎれば、相場も動かず儲かりませんが、激動の時こそ、相場は大きくうねり、そこをうまく立ち回れば、未曾有の富を得ることが出来ます。

ドル/円は、ショートか

ドル/円、クロス円は、相場の反発が弱いと、結局は下値攻めが再開する可能性があります。

しかし、それはたぶん今日ではなく、しばらく揉み合ってからではないかと思います。

なぜなら、現状のドル/円、クロス円を見てみますと、マーケットがショートになっているため、下がらず買いが強まっているからです。

マーケットがベア(弱気)になっているだけに、引き付けて戻り売りが良いように思います。

強い反発

ドル/円、クロス円は、シドニータイムが下に突っ込みました。

しかし、下には買いがあったのか、その後金曜のニューヨークの引け値水準以上に反発しています。

これで戻り売りをすると、ショートが膨らむような気がします。

この買いの強さは、気になります。

ドル/円、下げ気味

シドニーでは、ドル/円は、前週末比ドル安になっています。

EUR/USDも、心持ち上げて(ドル安)います。

EUR/JPYは、やや下げています。

日本時間午前5時30分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 116.75-80(117.02)
EUR/USD 1.0930-37(1.0913)
EUR/JPY 127.63-127.73(127.70)

2016/01/17

これからの展開は(2016/01/17)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、横ばいです。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

1月12日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング63,162枚vsユーロショート209,613枚、ネットユーロショート146,451枚(前週 ショート160,643枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング78,385枚vs円ショート53,119枚、ネット円ロング25,266枚(前週 ショート4,103枚)です。

ユーロは、ネットショートが若干減りました。

円は、とうとう円ショートから円ロングに転換しました。

さて、今週ですが、「油断した相場は急落」するが、「身構えた相場は秩序だった下げ」になるということを、示すような相場を、先週金曜のドル/円、クロス円相場はやったと思います。

もちろん、原油が30ドルを割ったわけですから、それなりには落ちてはいますが、パニック的ではなかったと見ています。

それよりも、下げたという事実を知った今からの方が難しくなると思います。

それでも、月曜日は、ドル/円は売りから始まると思いますが、シカゴIMMの円ポジションが円ロング(ドルショート、前週円ショート4,103枚→今週ロング25,266枚)になってきているように、マーケットはドル売り円買い志向になってきているものと思われます。

相場というのは、方向的にもタイミング的にも合えば、例えば下げ相場で売れば、結構な儲けになります。

ただし、この幸運をつかむのは一握りで、多くのマーケット参加者は下げたという事実を知ってから、売ろうとします。

そうすると、下げてしまった相場で安値に近いところで売るのはなかなか勇気がいるため、戻りで売ろうとします。

そのため、相場が反発するほどに、マーケットポジションはショートになっていくものと思われ、それが正しければ、ドル/円は、一時的な下げはあっても、結局は、目先、ある一定のレンジでの揉み合いになるのではないかと思います。

ただし、より長い目では、リスク回避の円高傾向は続くものと思われますので、結局は戻り売りの相場にはなるものと思われます。

つまり、中途半端に戻り売りをすると、ショートで捕まりますが、もっと引き付ければ、良い仕込み場所があると思います。

特に、月曜は、キング牧師の生誕記念日でニューヨークマーケットは休場です。

そんな月曜に売り込んでしまうと、ショートカバー(買戻し)がきつくなるように思われます。

先に、シカゴIMMが円ショートから円ロングに変わったと申し上げました。

つまり、マーケットのセンチメントが大転換してきています。

それだけに、円ロング(ドル売り)に慣れていないマーケット参加者が急遽円ロングで入ってきていますので、思わぬドルのショートカバー(ドル買い円売り)の場面があると思いますので、逆に言えばそうしたドルの戻り売りのチャンスを逃してはならないと思います。

EUR/USDですが、今年に入り、ユーロ圏の国境の検問が強化しているというお話をしましたが、どうも実感としてヨーロッパの国境とはどういうことになっているのかあまり認識されていないようですので、説明致します。

シェンゲン協定が適用されるヨーロッパの26の国では、圏内で国境を越える際には検査を受けないことになっており、この点で単一の国家のようになっています。

つまり、どういうことかと言いますと、たとえば、フランスからベルギーにつながる高速道路では、車はスピードを落とすことなく、国境を猛スピードで通過しています。

面白かったのは、スイスからフランスに抜ける片田舎の国境では、パスポートコントロール(出入極審査)の建物にだれもいませんでした。

それだけ、物流の効率化、人的交流の自由化がはかられていたのが、ここのところのテロの発生のみならず、未遂事件などの発生により、つまり開かれた国境がテロリストの移動に一役買うことになってしまったおり、ここにきて、国境での検問が再開されているわけです。

これは、EUの理念とは逆行することであり、EUを弱体化させることになるものと思われます。

その意味からも、EUR/USDは、下落するものと見ています。

そして、思うのは、トレンド的にはドル/円は下落、EUR/USDも下落ということで、それを掛け合わせて、EUR/JPYは、大きく下落ということだと見ています。

2016/01/16

まだ秩序ある円高か

ニューヨークダウは、中国経済の減速や原油安、そして世界的な株安を受けて急落し、前日比390.97ドル安の15,988.08ドルと、2015年8月25日以来およそ4カ月半ぶりの安値をつけました。

米国債10年物利回りは、原油が30ドルを割るなどしたため逃避買い(利回り低下)が強まり、暫定値ながら前日比0.053%下げて2.035%で引けました。

原油価格は、中国経済の減速や米製造業の回復鈍化が懸念され大幅下落し、前日比1.78ドル安の29.42ドルで引けました。

金価格は、原油安、株安を受けて、逃避買いが強まり、前日比17.10ドル高の1,090.70ドルで取引を終えました。

為替相場では、ロンドンタイム、原油が30ドルを割り込むと、リスク回避の円買いが強まり、ドル/円、クロス円が下落し、ニューヨークに入り、欧米の株安も手伝って続落しました。

一時、ドル/円は116.50近辺まで下落しました。

EUR/USDは、ドル/円でのドル安に連れたか、ロンドンタイムから買い(ドル安)になり、ニューヨークに入り、一時1.0984近辺まで上昇しました。

その後、ドル/円、クロス円は小反発、EUR/USDは反落しました。

EUR/JPYについては、引け際一段安となり、127.56近辺まで下げました。

原油安、株安で、リスク回避の円買いに、確かになりましたが、年初1週間のパニック相場に比べると、まだ秩序ある円高であったように思います。

しかし、こうなると来週初は再度円高方向を試すことになりそうですが、月曜日はキング牧師誕生日で、ニューヨーク休場となり、これが相場にどう影響するか注目です。

尚、EUR/USDの一時の上昇は、あまり主体的ではないように思います。

Your amount

インターバンクで電子ブローキングが主流となった今、この言葉は、既に死語になっているのかもしれません。

ただ、そんなルールもあったということで、ご紹介したいと思います。

Your amount(アマウント)とは、直訳すれば、あなたの金額ということですが、インターバンクでは特別な意味があります。

それは、もし、相手銀行に向かって、Your amountと言えば、あなたの金額を全部引き受けるという意味になります。

それは、相手がどれぐらいの金額を持っているのかわからないわけですから、非常にリスキーで、普通使われることありません。

しかも、ひとたび口にしたらキャンセルできないときています。

ところが、私がロンドンにいた時、実際に使われたことがありました。

USD/CHF(ドル/スイス)で、米系のモルガン銀行のインターバンクディーラーが粋がって、ブローカー経由で、Your Amountを使ってしまったのです。

その相手が悪かった。スイスの最大手の銀行であるUBSが相手だったのです。

UBSは、天文学的とも言える額を、ブローカー経由でモルガンに伝え、困ったモルガンのディーラーは、マネージャーに泣きつき、示談に持ち込んだようでした。

この話は、あっという間に、ロンドンの金融街シティ中に広がり、口さがないディーラー達のパブの酒の肴になりました。

2016/01/15

油断の相場、身構えた相場

ドル/円、クロス円が、また下げています。

しかし、本当に落ちるのかと思っています。

なぜなら、本来、相場が急落する時というのは、下方向に対する油断がありますが、現状、既に下げに身構えていて急落はないだろうと見ています。

むしろ、イージーに売ってきやすくなっていると思いますので、ショートになりやすくなり、その結果また反発力を持ってくるのではないかと見ています。

ニューヨークの注目時間帯

ニューヨークタイムで、注目しているのは、冬時間で日本時間午前零時台、夏時間で同午後11時台です。

ニューヨーク勢は、この時間から、一方向に攻める習性があり、たとえば、昨日のドル/円でも、ロンドンタイムから反落しましたが、午前零時になると踏み上げています。

一方、ロンドンタイムに上げていたEUR/USDもこの午前零時台に大きく崩れています。

この時間帯での仕掛けは、ほぼ毎日行われていますので、ひとつのチャンスとしては、この時間帯での相場の方向に乗るということだと思います。

ただし、昨日のEUR/JPYように、午前零時台から1時台で往って来いになる場合もありますので、絶対ではありません。

リスクオフ相場はいったん終わるのか?

静かです。

ただし、全体的には、調整ムードが強まっています。

特に、ドル/円、クロス円が買戻し気味です。

1月4日からのリスクオフ(リスク回避)相場が、一時的に終わりが近づいているよう思われます。

調整ムードに

ニューヨークダウは、原油価格が上昇して市場心理が改善し反発となり、前日比227.64ドル高の16,379.05ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、リスク回避の雰囲気が一服したのに加えて、インフレ期待も遠のいたため横ばいとなり、暫定値ながら前日比変わらず2.093%で引けました。

原油価格は、新規の売り材料に乏しいなかで買い戻しが優勢となり、前日比0.72ドル高の31.20ドルで引けました。

金価格は、ニューヨークダウが急反発し、原油価格も上げたことから、逃避資金が流出し、前日比13.50ドル安の1,073.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、ニューヨークに入り、いったん売られ、117.43近辺まで下げたものの、ニューヨークダウが堅調に推移したことから、118.27近辺まで反発しました。

EUR/USDは、ニューヨークオープン前、1.0943近辺まで上昇したものの、オープン後、1.0834近辺まで反落しました。

EUR/JPYは、ニューヨークオープン前に、128.74近辺まで上昇後、127.92近辺まで反落し、そして128.20-35近辺に落ち着きました。

上がったり、下がったりの相場で、方向感を失っています。

1月相場も、例年1月15日前後に一服してくるのが、一般的ですので、今年の1月もそろそろ1月前半の相場の調整に入る可能性があると見ています。

2016/01/14

今週末で、いったん一服?

昨年の暮れ頃から、クリスマス明け、特に最近は、新年最初の営業日から仕掛けが始まると申し上げました。

そして、今年もまさに新年最初の営業日から、イランとサウジアラビアの断絶、ユーロ圏の国境の検問強化、中国人民銀行による中国人民元介入、北朝鮮による水爆実験などなど、いろいろな出来事や事件によって、リスクが高まりました。

これにより、新年最初の週は、特に、ドル/円、クロス円での円買いが強まりましたが、翌週、つまり今週に入ると、もうマーケットは素直に動かなくなっています。

これも暮れに申し上げましたが、欧米の新年度相場は、一般的に1月15日頃、いったん落ち着くというのが例年のパターンであることも、絶対ではありませんが、記憶に止めておいてください。

波乱要因が増える

東京9時台は、東京勢の思いが集まる時間帯で、売りだと思えばほとんど皆が売り、買いだと思えばほとんど皆が買いということになります。

つまり、この1時間で、ポジションが大きくショートあるいはロングに偏りやすいということが言えます。

ただし、過去の傾向からすると、9時台にポジションがショートあるいはロングに偏ると、後で相場が反転することが多いということは、忘れてはならないと思います。

しかも、ここに来て10時15分の人民元のフィキシングが、マーケットの注目の的になっているということは、9時台のすぐ後で、大波乱を呼ぶイベントが毎日あるということになってきています。

リスクオフの円買いか

東京オープン前、ニューヨークダウの大幅下落を受け、日経平均も下がると想定し、それにともなってリスクオフ(リスク回避)の円買いということで、円が全面高になりました。

ただし、例年の欧米の新年度相場が、1月15日頃に一服してきた傾向もあり、判断がつきかねます。

そして、東京9時台の特性として、この時間帯に再度円買いが強まるようですと、その後巻き戻しが出る可能性があります。

しばらく、様子を見たいと思います。

ドル安復活

ニューヨークダウは、原油の先安観が根強いことが嫌気され、前日比364.81ドル安の16,151.41ドルで終え、2015年9月29日以来およそ3カ月半ぶりの安値をつけました。

米国債10年物利回りは、上昇で始まったものの、ニューヨークダウの下げが加速したことを受けて低下し、暫定値ながら前日比0.032%下げて2.072%で引けました。

原油価格は、買い戻し優勢で始まったものの、発表された米週間石油在庫統計でガソリンや精製品といった製品在庫が大きく増加していたことから反落し、前日比0.04ドル高の30.48ドルで引けました。

金価格は、ニューヨークダウが大きく下げたことから逃避買いが出て上昇し、前日比1.90ドル高の1,087.10ドルで取引を終えました。

為替相場では、ニューヨークに入り、EUR/USDが上昇に転じ、一時1.0887近辺まで上昇(ドル安)しました。

ドル/円は、ニューヨークダウの下落を受け、一時117.64近辺まで下げました。

EUR/JPYは、EUR/USDの上を受けて、一時128.53近辺まで上昇しましたが、その後、ドル/円の下落に128.00近辺まで反落となりました。

結局、ドル安基調が続いています。

今日の東京では、ニューヨークダウの下落を受け、日経平均も下げ、そしてドル/円の売りが強まる可能性があります。

2016/01/13

水上紀行の為替相場予報のご案内(2016/01/13)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎週、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「主要通貨:中期的にリスク回避的な展開は続くか」です。

基本的に、毎週水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://www.triauto.jp/marketblog/2016/01/m13.html

ドル/円、まだショート?

ドルベースの12月の中国の貿易統計は、貿易黒字が600.9億万ドルと予想の513億ドルを上回ったことで、リスクが回避されたとして円売りとなりました。

ただし、ドル/円は、1月11日以来118.00前後を壁にして売ってできたショートが、これぐらいで解消するとも思えません。

ロンドンが、本来の元気さを取り戻しているなら、ショートスクイズ(ショートのあぶり出し)に本腰を入れてくるように思います。

尚、200時間移動平均線は強いレジスタンスだと思います。

動くか?EUR/JPY

EUR/JPYに動きが出そうです。

膠着相場になって、今日が6日目です。

これだけ、値動きが収斂してくると、相場が動くタイミングは近づいていると思います。

個人的には、下げではないかと見ています。

ドル/円、買い気

ドル/円は、1月11日以来、連日118.00を試していますが、抜けきらずに、そのたび毎に緩んでいます。

そして、今日も、やや買い気になっています。

1時間足で見ますと、下値が切り上がってきており、たぶん、118.00が重いと見て、戻り売りも出て、ショートにもなっているようにも思われます。

今日も、118.00テストがありそうです。

中国ネタが市場を支配

ニューヨークダウは、中国人民銀行が、香港など中国本土外(オフショア)の外国為替市場で異例の人民元買い介入に踏み切り、急速な人民元安や中国株の下げに歯止めが掛かったことが好感され、前日比117.65ドル高の16,516.22ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、原油安でリスク回避色が強まり、暫定値ながら前日比0.067%下げて2.109%で引けました。

原油価格は、中国経済への不透明感や原油の供給過剰懸念から、一時30ドル割れもあり、結局前日比0.97ドル安の30.44ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが下落したのに連れて下げ、前日比11.00ドル安の1,085.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円も、EUR/USD、EUR/JPYも軟調地合いだったものの、その後買い戻し気味となりました。

ロンドンに続き、ニューヨークも限られた動きで、今は、アジアタイムの人民元の相場動向に反応しやすくなっています。

本日は、昼頃(時間不明)、中国の12月の貿易収支(予想521.5億ドル)の発表が予定されており注目です。

2016/01/12

マイナビニュースにコラム掲載(2016/01/12)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「ドル/円が急落、どこまで下がるか--「人智では推し量れぬもの」です。

通常、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://news.mynavi.jp/column/mizukami/018/

EUR/USDに抵抗勢力か?

EUR/USDの週足で見てみますと、狭いレンジで揉み合ってから6週目に入っており、そろそろ動きが出ても良いように思われます。

そして繰り返し思うのは、今のユーロ圏を覆う閉塞感です。

そのことを考えると、どうしてもEUR/USDが上昇するとは思えず、どこかのタイミングでは下落を再開するものと思われます。

しかし、下落に対する抵抗勢力がいることも確かで、徹底的に防戦しようとしているように見受けられます。

ドル/円、買い気だが

ドル/円は、ずっと下げてきた相場でしたから、そろそろ、マーケットもショートになっているだろうということで、昨日、特にロンドン勢がショートスクイズ(ショートのあぶり出し)をしていたように思われます。

しかし、今回1月4日からの下げ局面は、決して、売り下げた相場ではなく、主に買い下がったロング筋の投げの繰り返しで下げてきたものと思われます。

確かに、昨日のシドニータイムに大口のロングのロスカットが出て、下ヒゲが日足ベースで出たことは確かです。

しかし、それで、下を見たと思うのは、早計だと思われます。

ドル/円はロングか?

静かです。

ドル/円が、こころなしか、重いです。

117.50近辺に25時間移動平均線のサポートがあります。

しかし、マーケットは、ややロング気味のようです。

ドル/円、本気で売ってこない限り反発も限定的か

ニューヨークダウは、年初からの下げに売られ過ぎ感が出て買い戻しが入り、前週末比52.12ドル高の16,398.57ドルと4営業日ぶりに反発して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、リスク回避の動きが一服し、暫定値ながら前週末比0.058%上げて2.174%で引けました。

原油価格は、中国懸念やEUR/USDの下落を受け、一時30ドル台まで下落し、結局、前週末比1.75ドル安の31.41ドルで引けました。

金価格は、リスク回避の動きが一服したことやEUR/USDが下落したことを受け、前週末比1.70ドル安の1,096.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、調整的な買戻しが強まり、一時118.03近辺まで上昇したものの、原油が安値更新したこともあり、117.19近辺まで反落しましたが、引け際、買いがやや強まりました。

EUR/USDは、軟調が続き、一時1.0847近辺まで下げました。

EUR/JPYは、128.00を挟んで、往ったり来たりでした。

ドル/円は、そろそろ値頃感からの買いが出てきているようですが、本気で下値を売って試さないと、本当の反発はないように思います。

EUR/USDは、日足で、トリプルトップのみっつ目の山を形成中と見ています。

EUR/JPYは、日足で、126.00近辺がサポートになっていることが意識されているようで、ショートの買戻しも出ているものの、積極的に売って試そうとしていない分だけ、戻りが弱いように思われます。

2016/01/11

ユーロは買えないか?

ヨーロッパは、過去3百年ぐらい戦争ばかりしていましたので、本当にもう戦争にはこりごりしていて、第2次世界大戦後、自由貿易圏、共通通貨など、非常に先進的な試みをしてきました.

しかし、テロによって、その試みにブレーキが掛けられているのは、実に残念なことです。

ただし、実際面として、難民問題が起き、さらに難民登録していた人物がテロリストであったりすると、いまのユーロ圏が置かれている状況は、投資家の目からすれば、近寄りがたいものがあると思います。

その意味から、ユーロの下落は、抗しがたいと思っています。

ドル/円は底を見たか?

下ヒゲが出ていますが、まだこれで底を見たわけではないと思います。

なぜなら、まだ日中での下ヒゲであり、ニューヨーククローズがどこで決まるかを待たなくてはなりませんし、今日の下ヒゲ自体がまだ小さくスケール不足です。

また、今朝、ロングのロスカットが出たとはいえ、まだ、全体のロングの中の一部に過ぎないと思うからです。

これで、ロスカットが一巡したようなムードが広がり、実際にも改めて、買ってくるようですと、改めて下がる可能性が出てきます。

ロスカットか

シドニータイムに、先週末から持っていたアゲンスト(不利)ポジションのロスカットがでたもようです。

一時ドル/円は116.69近辺まで下落、EUR/USDは1.0968近辺まで上昇となりました。

その後、反転していることからも、単なるロスカットだったものと思われます。

このような週末ロスカットを決断して、月曜に出ることは多いのですが、今日は東京クローズで流動性が低く大変だったのではないかと思います。

あまり変わらず

シドニーでは、前週末比あまり変わっていません。。

本日は、成人の日で、東京休場です。

日本時間午前5時34分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 117.23-29(117.25)
EUR/USD 1.0911-20(1.0926)
EUR/JPY 128.14-28(128.10)

2016/01/10

これからの展開は(2016/01/10)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、週足でトンボ(上ヒゲ、下ヒゲを出して、寄り付きと引け値が近い)になっています。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

1月5日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング66,857枚vsユーロショート227,500枚、ネットユーロショート160,643枚(12/22時点ショート161,047枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング67,471枚vs円ショート63,368枚、ネット円ショート4,103枚(12/22時点30,367枚)です。

ユーロは、ほとんど変わっていません。

円は、円ショートがなくなり、ほとんどスクエア(ノーポジ)です。

さて、今週ですが、日足のチャートを見る限り、特に、ドル/円、クロス円は下げ止まる気配はありません。

クロス円を分解して、ドル/円と対ドルのその他通貨がどのような動きをしているかをまず確認します。

GBP/JPYを例にとって見てみますと、ドル/円が下落している一方、GBP/USDも下落(ドル高)という、下げが増幅する格好になっていることがわかります。

一方、例年、1月相場は1月15日前後に一服するというお話もしています。

この二つのことから、頭に浮かぶのは、今週末には、下げ止まって反発かということではないでしょうか。

そして、そうであれば、こんなに下がっているのでもう売れないから買い下がりだという考えになりやすくなると思われます。

しかし、皆が同じように、下落過程で買い下がれば、マーケットのポジションは、下がりながらロングが膨らんでいき、そして自分の重みに耐えかねて、ロングの投げに一段安になります。

ですので、特に一本調子に下げている、ドル/円、クロス円の買い下がりは大変危険です。

「相場の天底は、人智では推し量れないもの」という言葉があります。

値頃感から、底はこのあたりかと、見がちですが、これだけはっきりした下落トレンドでは、どこまで下がるかと見るよりも、「自分でド底をつけに行く」つもりで売るか、あるいは売る勇気が出なければ静観することが賢明です。

下落相場のセリングクライマックス(下げの最終局面)が来たと感覚的に私がこれまで感じてきた局面は、相場は下げているのですが静かになり、その静寂の中で「ヌルッと下がる」という動き方をしたときです。

この瞬間、「底が見えなくなる」、つまり、「どこまで落ちるのかわからなくなり」、ロング筋は総投げ状態になり、さらにもっと下がると新規に売り込んできてはじめて、マーケットのポジションはショートになり、とうとう反発力を得ることになります。

これが、いわゆる「下ヒゲを長く出す」という状況になります。

つまり、下げはここまでと見て買い下がっている間は大きな反発はなく、むしろ下げ止まらないということになります。

したがって、今週の、ドル/円、クロス円は、まずはマーケットは買い下がるものと見ていますが、それでも反発できなければ、セリングクライマックスとなり、それで下ヒゲを長く出れば、少なくとも、下げ止まり、もしマーケットが売りに転換すれば、反発の可能性も出てくるものと思われます。

ですから、逐一、マーケットのポジションの偏りの変化を追っていくことが必要です。

そういう時に、役に立つのが「値動き分析」だと思います。

もうひとつ、値動き分析で見ておくべきなのは、EUR/USDだと思います。

EUR/USDを日足で見ますと、12月3日以降、ダブルトップを形成してきましたが、1月5日に1.0800を下回って引けたことから、売りが示唆されました。

しかし、そのことは、ダブルトップがあまりにも有名なチャートパターンであったことから、多くのマーケット参加者が気づき、一斉にショートにしたため、オーバーソールド(売り過ぎ)となり、自律的に反発することになりました。

こうした有名チャートパターンでのダマシは結構あります。

しかし、今回のEUR/USDについては、ユーロ圏を取り巻く環境が悪すぎますので、ショートカバーが一巡すれば、再度下落するものと見ています。

今回の反発は大きかったので、形状的には、トリプルトップ(三山、さんざん)のみっつ目の山を形成してから下がるのではないかと見ています。

昨年末は、大変低調なマーケットだったのが、今年に入って、一変して、大きく動いていますので、マーケットについていけないところがあるかと思いますが、少なくとも値頃感からの売り買いは、避けるべきかと思います。

そして、1月相場は、多分に新年度入りした欧米勢が、新しい年度の収益目標に向けて収益を早く出そうとしてスタートダッシュを掛けてきていますので、年度初めから極めて投機的です。

その動きに深追いすると、思わぬ損失を被ることになりますので、十分な警戒が必要です。

2016/01/09

好結果の米雇用統計でもドル高続かず

ニューヨークダウは、発表された12月の米雇用統計で、失業率は5.0%(予想5.0%)であった一方、非農業部門雇用者数は29.2万人と予想の20.0万人を大きく上回ったことから買いが先行しましたが、原油安や中国市場に対する根強い警戒感から3営業日続落し、前日比167.65ドル安の16,346.45ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウの下落とともに低下し、暫定値ながら前日比0.026%下げて2.119%で引けました。

原油価格は、中国景気に対する不透明感が重荷となり、需要減退懸念から下落し、前日比0.11ドル安の33.16ドルで引けました。

金価格は、中国経済への不透明感から上値は重く、前日比9.9ドル安の1,097.90ドルで取引を終えました。

為替相場では、発表された12月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想を大きく上回ったこと受け、ドル買いが強まり、一時、ドル/円は118.85近辺まで上昇、EUR/USDは1.0803近辺まで下落しました。

しかし、ドル高は続かず、ニューヨークダウの伸び悩みや原油安を受けドル安に転じ、ドル/円は117.31近辺まで反落、EUR/USDは1.0928近辺まで反発となりました。

EUR/USDは、雇用統計発表後、128円台前半での揉み合いとなりました。

ドル/円については、非農業部門雇用者数があれだけ良くてもドル高が続かず、むしろ安値圏に張りついたことで、ドルの上値の重さを確認した格好です。

EUR/USDについては、ユーロ高ドル安にはなっていますが、上げにも限界があるように見ています。

マーケットはタフな世界

月初、期初、年初など新しい期の始まり時は、どうしても「さあ行くぞ」と力が入ってしまうものです。

しかし、そういうどさくさに紛れて他人を巻き込み、仕掛けた本人はさっさと利食って逃げることも、マーケットではよくあることですので、十分注意する必要があります。

このように噂を流しておいてそのどさくさに紛れて火事場泥棒をするもの、あるいは他人のポジションの偏りを嗅ぎつけて締め上げて利食おうとするものなど、マーケットにはタフ(きつい)な連中が結構います。

マーケットを見ていますと、特にデイトレ中心のロンドン勢にその傾向があります。

そうした連中の横やりをかいくぐって利益を出していくためには、相手が状況に応じて、どういう手に出てくるか、そしてそれに基づいてどういったポジションを持っているかといったことを読むことが、大変重要だと思います。

まさに、相手の身になって考えることを習慣づけることが大切です。

ところで、タフ(tough)という言葉は、ロンドンにいてわかったのですが、日本で使う場合のニュアンスとは違います。

そのきっかけは、ロンドンのディーリングルームの女性アシスタントが気が利く上にとても元気だったので、「あなたはタフだね」と言ったら、「私のどこがタフなの?」と詰問されたことで気づきました。

日本では、「頑丈」とか「強い」といったポジティブな印象があるのですが、ロンドンでは「きつい」というシビアに近いニュアンスで使っていて、その後ニューヨークでもロンドンと同じように使われていることを知りました。

ですから、ロンドン・ニューヨークがタフなマーケットだと言えば、単に活発なマーケットというのではなく、もっと手段を択ばないシビアなマーケットだとご理解ください。

2016/01/08

相場操作は誰が?

ここのところの、為替のみならず、株、商品などの乱高下の原因は、中国人民銀行(中央銀行)の人民元操作に原因があるようです。

過去二日間、人民元切り下げが、為替では円高を呼んだようですが、今日は、逆に切り上げ方向に操作したために円安になっているもようです。

昨日、「過去にも、1月相場では、誰をも相場に引き込むような動きをしましたが、ちゃんと、仕掛けた者の「利食いの時」はきます」と、コメントしましたが、まさにそのような動きを、中国人民銀行はやっている様子です。

まさに、巨人が力に任せてやっているような相場ですので、あまり正面切ってやる相場ではなさそうです。

今日は米雇用統計

本日は、12月の米雇用統計の発表が予定されています。

予想は、失業率が5.0%、非農業部門雇用者数が20.0万件で、ほどほど良い結果が期待されています。

しかし、FRBが、今後、段階的に利上げしていくつもりではいるとしても、まだ、前月の利上げの効果をまだ確認していない今、さらに利上げが近々実施される可能性は低いものと思われます。

ただし、予想より強い結果だと、現在ニューヨークダウの地合いが悪いだけに、ダウが売られ、それに連動して、為替では、ドル売りが強まるものと思われます。

ドル/円、新たに売りが示唆される

日経平均の始まりを意識してか、ドル/円がやや下げて始まりましたが、今は小反発しています。

ドル/円の今日の東京オープンが、117.52-54近辺となり、118.00のサポートを大きく下回っています。

テクニカル上は、116.00近辺が、次のターゲットになってきています。

EUR/USDは、ニューヨーククローズ後、やや緩んでいますが、依然高値圏にいます。

トリッキーな相場となる

ニューヨークダウは、上海市場の混乱や原油安を背景にした世界的な連鎖安から急落し、前日比392.41ドル安の16,514.10ドルと、2015年10月2日以来ほぼ3カ月ぶりの安値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、中国経済への懸念から買われ(利回り低下)、暫定値ながら前日比0.021%下げて2.149%で引けました。

原油価格は、中国市場の動揺を受け、ロンドンタイムに32.10ドルまで下げました。ニューヨークに入り、いったん反発したものの、再び重くなり、結局、前日比0.70ドル安の33.27ドルで引けました。

金価格は、マーケット全体が不安定となっていることから、逃避買いが入りやすくなっており、前日比15.90ドル高の1,107.80ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンタイムに117.33近辺まで下落しました。

しかし、ニューヨークに入り、中国が株式市場の急変時に取引を止めるサーキットブレーカー制の停止を発表したことをきっかけにリスク回避の流れが一服し、一時118.26近辺まで反発しましたが、その後は117.44近辺まで反落しました。

EUR/USDは、日足で、1.0800近辺をネックラインとするダブルトップが、1月5日のニューヨーククローズで下割れして引けたことから、多くのマーケット参加者が大挙してショートメイクしたもようで、短期間にオーバーソールド(売り過ぎ)になってしまったようです。

しかし、それ以上には大きく下がらなかったことから、昨日、ショートカバー(買戻し)が強まり、昨日のニューヨークでは、一時1.0940近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、EUR/USDのショートカバーに連れて上昇し、一時128.61近辺まで上げました。

非常にトリッキーな(油断ならない)相場になってきていますので、相場に振り回されないように、表向き相場に乗せられているように見せても、心の中では覚めたものを持ち続けることが大事だと思います。

尚、ニューヨークダウが、大幅に下げていますので、今日の日経平均も下落が予想され、それを受けて、ドル/円も一段安になる可能性があります。

本日は、米雇用統計の発表があることも、お忘れなく。

2016/01/07

1月相場の注意点

マーケットが新年に入り瞬く間に大きく動いているため、私でさえ、のめりこんでしまいそうになりました。

しかし、昨年のクリスマス明け、欧米勢は新年度入りしました。

そして、最近の傾向として、毎年、実際の新年度相場は、新年の最初の営業日からスタートしています。

今回の場合、リスクがテーマになっているようです。

確かに、年間を通せば、リスクの年だと思います。

ただし、1月相場は、あくまでも、人工的だと思ったほうが良いと思います。

過去にも、1月相場では、誰をも相場に引き込むような動きをしました。

しかし、ちゃんと、仕掛けた者の「利食いの時」はきます。

それが、過去、だいたい1月15日前後でした。

そうした、一連の相場の展開には、冷静な目を持ちながら対応するようにしてください。

ドル/円の相場つきに変化

今のドル/円の動きを見ていますと、本当に貿易黒字の時代の値動きに似てきています。

つまり、ジリジリ上げてストンと落ちる動きです。

需給関係で言えば、貿易収支が黒字のため、輸出(ドル売り)が輸入(ドル買い)より多いため、恒常的にドル売り過多となります。

そのため、買い支えようとするとロングがたまり、そしてロングを支えきれなくなると一気に投げるということの繰り返しとなっているようです。

今朝のドル/円の急落からの印象

本日の午前10時台のドル/円の急落から、今回の下げが中途半端なものではないことを感じます。

どこで売るかだけを、考えていきたいと思います。

女性のハイヒールに似た形状の三兵に注目

実際、相場が底を打ったかどうかを判断するのは、なかなか難しく、買い下がって投げさせられることも、結構あると思います。

相場の底値形成のパターンに、酒田五法の「三兵(さんぺい)」があり、これは結構使えると思っています。

1時間足で、1月4日の10時からの下落から現在に至るパターンが、その三兵になりかけているように見ています。

形状は、女性のハイヒールを横から見たような形をしていて、まず、グッと踏み込んでかかとを作り、そこからいったん戻してから、また下降して、足のひらの部分を形成するのに時間を掛け、そして3陽線を出して反発となり、とりあえず、底値圏を形成するというものです。

ドル/円、やや反発気味

ドル/円は、やや反発気味です。

昨日の東京以来の安値圏で、やはり売り過ぎているように思います。

もちろん、売りの持ち値も悪いと思います。

今のところ、118.80近辺がレジスタンスになっていますが、抜けると上げ足が速まるものと見ています。

売り過ぎか?ドル/円

ニューヨークダウは、中国景気不安、原油安、さらに北朝鮮の水爆実験実施などが嫌気されて大幅安となり、前日比252.15ドル安の16,906.51ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、さまざまなリスク発生により逃避買いが強まり(利回り低下)、暫定値ながら前日比0.066%下げて2.170%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で原油在庫は大幅に減少したものの、ガソリン在庫が大幅な増加となったことが嫌気されて売りが強まり、前日比2.00ドル安の33.97ドルで引けました。

金価格は、中国人民銀行が対ドルの人民元レートを引き下げたことや、北朝鮮の水爆実験を実施したことから逃避買いが強まり、前日比13.50ドル高の1,091.90ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンタイムに、一時118.25近辺まで売り込まれましたが、ニューヨークに入り、発表された12月のADP雇用統計が25.7万人と予想の19.8万人を上回ったことから、一時118.77近辺まで戻しましたが、結局は118.50前後での揉み合いとなりました。

EUR/USDは、一時1.0716近辺まで下押し後、1.0799近辺まで反発しました。

EUR/JPYも、一時127.02近辺まで下落後、127.86近辺まで反発となりました。

ドル/円は、東京タイムに伝わった北朝鮮の水爆実験実施の報以降、安値圏で、上値の重い展開が続いています。

ただ、このニュースにより、安値圏でかなり戻り売りが出て、売り過ぎている可能性があり、今後それでも下げ切れなければ、目先のショートカバー(買戻し)が出る可能性は高まるものと見ています。

2016/01/06

水上紀行の為替相場予報のご案内(2016/01/06)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎週、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「主要通貨全般:リスク回避中心の相場が進行か?」です。

基本的に、毎週水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://www.triauto.jp/marketblog/2016/01/m6.html

ドル/円、ショートか?

マーケットは、結果が出てから、ベア(弱気)あるいはブル(強気)になるという習性があります。

それが、正しいなら、今日午前中の北朝鮮の水爆実験の実施は、結果が出てから、リスク回避の円買い志向にマーケットはなっていると思います。

ということは、ドル/円で戻り売りをして、ショートになっているのではないかと、個人的には見ています。

そして、戻り売りを望むマーケット参加者が多ければ多いほど、ロンドン勢は、ショートスクイズ(ショートのあぶり出し)に出てくるものと思われます。

ドル/円、EUR/USD、同時安

ドル/円とEUR/USDの日足チャートを見てみますと、どちらも下を向き、戻りの弱い格好をしています。

ドル/円の場合は、ネックラインが118.55近辺にあり、またEUR/USDのネックラインは1.0610近辺にあります。

これらのネックラインのレベルに、同時に到達したら、EUR/JPYは、単純計算で118.55×1.0610=125.78近辺に到達することになります。

それぞれ、いったんは止まりそうなレベだと思いますが、それで終わりというわけでもないと見ています。

小動き

ドル/円は、下が攻めづらいのと、値頃感から、買いが入っている感じです。

しかし、そうして買いが先行すれば、ロングになり、結局は下がるように思います。

EUR/USDは、やや売り気になっています。

いずれにしても、小動きではあります。

リスクが高まる年か?

ニューヨークダウは、ここのところの下落の反動から買われたものの、中国経済への先行き懸念が重石となり、前日比9.72ドル高の17,158.66ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウにらみの相場となり、暫定値ながら前日比0.007下げて2.236%で引けました。

原油価格は、EUR/USDが下落を続けていることや、翌日発表の米週間石油在庫統計で原油在庫の増加が見込まれていることから売りが強まり、前日比0.79ドル安の35.97ドルで引けました。

金価格は、リスク回避の雰囲気が続いており、逃避先として買われ、前日比3.20ドル高の1,078.40ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンに入り、119.50近辺から118.79近辺まで下落後、いったん119.27近辺まで反発したものの、結局、119.00前後での揉み合いとなりました。

EUR/USDは、ロンドンに入り発表された12月のユーロ圏消費者物価指数が前年比0.9%と予想の1.0%を下回ったことから、一時1.0711近辺まで下落しました。

EUR/JPYも、EUR/USDに連れて下げ、一時127.51近辺まで下げました。

リスク回避ムードが相場を形成しているものと思われます。

グローバルに、リスクが高まる年ではないかと思います。

2016/01/05

ドル/円、ロンドンの出方は?

今日の東京では、上海株式市場が鎮静化したことから、ドル/円、クロス円で買戻しが出たということです。

しかし、昨日は、東京タイムから、戻りの全くない、典型的なロング筋が買い下がって、そして投げた相場であったにも関わらず、なぜそれだけ買戻しが出るだけのショートがあったのか、非常に疑問です。

また、戻りの形状も、ショートの買い戻しのような買い気の強さを感じず、むしろ、ロングで買い上げたような格好で、実際、今現在、やや緩んできています。

これから、ロンドンが入ってきてどうするのかですが、上げていますので、マーケットはロングと見て、売ってくるのではないかと見ています。

ドル/円の相場つきに変化

ドル/円の、昨日の下げは、相場つきが変わったと感じました。

つまり、貿易黒字下の相場の流れになってきていると思いました。

貿易黒字下の相場では、輸出(ドル売り)が輸入(ドル買い)よりも多いため、恒常的にドル売りが出てきます。

そのため、買っていると思っている以上に早くしかももっとロングになってしまって、その後反落することになりかねませんので、注意が必要です。

ドル/円、買いが先行

東京は、ドル/円の買いで始まっています。

値頃感からの買いだと思います。

どこまで、買い上げられるのか、注目です。

しかし、買えば買うほど後で下がるような気がします。

典型的な年初相場になる

ニューヨークダウは、中国株の急落や、日欧の株式相場も大きく下げたことを受け下落し、前年末比276.09ドル安の17,148.94ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、サウジアラビアがイランとの外交関係を断絶したことや、中国の景気後退懸念から逃避買いが出て(利回りは低下)、暫定値ながら前年末比0.020%下げて2.237%で引けました。

原油価格は、サウジがイランとの外交関係を断絶したことで中東情勢が緊迫しているものの、この断絶が続くようであれば、この先のOPECでの減産合意はあり得ないとされたため反落し、前年末比0.28ドル安の36.76ドルで引けました。

金価格は、サウジがイランとの外交関係を断絶したことや、中国の景気懸念から、逃避資金が入り、前年末比15.00ドル高の1,075.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、サウジがイランと外交関係を断絶、中国景気の先行き不透明、年末のニューヨークダウ下落などを材料に、東京タイムに日経平均が急落、これを受けてドル/円も下落し、ロンドンタイムには一時118.70近辺まで下落しましたが、その後ニューヨークに入り買戻しが強まり、
119.49近辺まで反発しました。

EUR/USDは、ドル/円の下落を受けて上昇し、ロンドンタイムには、一時1.0946近辺まで上げましたが、買いすぎてしまったようで、ニューヨークタイムには、1.0781近辺まで反落し、その後1.0830近辺まで値を戻しました。

EUR/JPYは、東京タイムの130.70近辺から下げを開始し、ニューヨークタイムには、128.67近辺をつけ、その後は、129.35-40近辺まで戻しました。

ある意味、唐突な、ドル/円、クロス円の急落ですが、貿易黒字下(輸出過多、ドル売り過多)のドル安円高のパターンに酷似しており、まだまだ下落リスクはあるものと見ています。

2016/01/04

マイナビニュースにコラム掲載(2016/01/04)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「英国が「EU離脱」の可能性も--今年はポンド安の年になる?」です。

毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

http://news.mynavi.jp/column/mizukami/017/

ご多分に漏れず、年初の仕掛けか

サウジアラビアとイランの外交断絶、昨年末の米国の株安や中国経済の先行き不安などを嫌気して、日経平均が一時500円安となったことを受け、ドル/円、ならびにクロス円は円高になったとされています。

しかし、今日の午前中は、かなりしつこくドル/円は買われており、マーケットも結構ロングになっていたところに、諸々の理由からのドル安になったように思われます。

また、120.00があまりに堅かったことから、それを壁に、手前で、結構買い下がってロングが出来ていたものと思われます。

そして、以前から申し上げていますように、クリスマス明けから欧米勢が新年度に入ってきており、しかも、最近では、新しい年の初めで仕掛けてくることが多く、今年もご多分に漏れず、新年初めの営業日に攻めてきているように思います。

EUR/USD、下落再開か?

EUR/USDは、1.0865近辺の25日移動平均線を割り始めています。

1.0800が強いサポートですので、まだまだ、1.0800を割り込んでこないことには、下がるとは言い切れません。

しかし、EUR/USDの日足を見てみますと、12月3日の急騰後、ポジション的にはかなり軽くなり、その為、1.0800~1.1050近辺での上下動を繰り返してきました。

これは、値動き分析でも急騰後の典型例として挙げられる動きで、そうした急騰後の高値圏での推移も、そろそろ終わり、特段、ユーロを買うような材料もない以上、再度下がると見るのが、素直ではないかと思います。

主体性のないマーケット

東京は、新春早々、方向感がはっきりしないようです。

ほんの少し、売ったり買ったりした後は、動かなくなっています。

海外が入ってこないと、自分から相場を作っていくことができないようです。

この辺が、東京マーケットの課題だと思います。

 

やや円高

シドニーでは、ドル/円が、前週末比やや下げています。

EUR/USDは、ほぼ変わらずです。

その結果、EUR/JPYが下げています。

日本時間午前5時28分現在の気配値
(カッコ内は、先週木曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 120.11-20(120.19-26近辺)
EUR/USD 1.0854-67(1.0856-61近辺)
EUR/JPY 130.40-52(130.53-63近辺)

2016/01/03

これからの展開は(2016/01/03)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、レンジ内でやや強めです。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

(※)最新分は12月29日分になりますが、まだアップデートされていません。
それに替えて、前回アップデートされていなかった、12月22日分掲載します。

12月22日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング70,509枚vsユーロショート231,556枚、ネットユーロショート161,047枚(前回ショート159,961枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング37,677枚vs円ショート68,044枚、ネット円ショート30,367枚(前回26,580枚)です。

ユーロも、円も、ほとんど変化はありません。

さて、今週ですが、年末年始の休み中の、特筆すべきニュースは、「1月1日前後、ドイツ・ミュンヘンで、自爆テロ情報により駅を一時閉鎖 警戒続く」というものでした。

もちろん、中東各地でも、テロ関係のニュースがありましたが、やはり、欧州、中でもドイツでのことだけに
気になります。

31日のロンドンタイムから、ドル売り円買い、ユーロ売りドル買いが強まり、つまりリスクオフ(リスク回避)の動きが強まったのは、うがった見方をすれば、この未遂事件との関連性があるのではないかと思われます。

また、ドイツ人の知り合いからも、以前、ドイツはドイツへの難民受入れ時にテロリストチェックを、少なくとも、パリの同時テロまではやっていなかったとも聞いていましたので、とうとうドイツでもテロ関連のニュースが出るようになったかと思わずにはいられません。

そして、さらに思うことは、投資家がどういう判断をするかということです。

やはり、リスクの発生の可能性がある地域からは、資金を安全な地域に移そうと考えるのではないかと思われます。

今回のケースでは、ユーロから大きな受け皿になりえる米ドルへ、そして安全通貨とされる円に資金移動が発生してもおかしくはないものと思われます。

また、今週末には米雇用統計の発表が予定されていますが、12月のFOMCで利上げを決定したばかりで、FRBとしても、様子見をしたいところだと思われますが、欧米勢にとっては新年度入り早々で、例年と同じであれば、仕掛けてくる可能性も十分にありますので、十分な警戒が必要です。

そういう意味で、今月のEUR/USD、EUR/JPY、そしてドル/円の動きには注目しています。

2016/01/02

白馬の騎士

英語では、まさに直訳で、White Knight(ホワイトナイト)と言い、窮地に陥ったところを救いの手を差し伸べてくれる頼もしい存在です。

相場でも、白馬の騎士の到来を待つことがあります。

たとえば、窮地に陥いって苦しんでいる時に、自分のポジションにとって都合の良い経済指標やニュースが出て、アゲンスト(不利)から一転してフェーバー(有利)になるような期待とも祈りとも言える願望を持つことがあると思います。

しかし、白馬の騎士の到来を期待するようになったら、もうその時点で、相場に負けていると悟ったほうが良いと思います。

自分が描いた相場のストーリーがはずれ、ある意味、万策尽きた状況で、白馬の騎士の到来を待つというのは、他力本願のなにものでもありません。

したがい、自分が白馬の騎士の到来を願っているなと感じたら、いったんは相場から撤退することが賢明だと思います。

また、相場から撤退しても、沸々と損失を取り戻したいという気持ちが煮えたぎっているうちは、頭を冷やすことが大事です。

相場は、これ1回限りではありません。

2016/01/01

ドル高円高ユーロ安

ニューヨークダウは、ポジション調整の売りが優勢となり、前日比178.84ドル安の17,425.03ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された12月のシカゴ購買部協会景気指数が42.9と予想の50.3を下回ったことから低下し、暫定値ながら前日比0.025%下げて2.269%で引けました。

原油価格は、値頃感からの買戻しが強まり、前日比0.44ドル高の37.04ドルで引けました。

金価格は、様子見気分強く横ばいとなり、前日比0.40ドル高の1,060.20ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル高円高ユーロ安、つまりリスクオフのパターンとなり、EUR/JPYがもっとも下落しました。

たぶん、これが、今年の流れになるのではないかと見ています。

ただし、ドル/円の安値が120.01近辺であったように、120.00にはまだ買いが結構ありそうです。

明けましておめでとうございます

このブログを始めて、9年目となりました。

ほとんど休載した日もなく、ひたすら継続は力なりとやって参りました。

皆様のお蔭をもちまして、FX-BLOG/外国為替ブログ人気ランキングで、月間第2位(2015年12月31日現在)となっております。
http://fx-blog.jp/ranking/

今後とも、日々ベースに加え週間ベースでの相場見通しや肩の凝らないコラムの発信、またセミナーや番組出演などのご案内も適宜お伝えして参りますので、引き続きご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。

最後になりましたが、本年が皆様方にとって、良い年でありますように、心よりお祈り申し上げ、ご挨拶とさせて頂きます。

バーニャ マーケット フォーカスト
代表 水上 紀行

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