これからの展開は(2016/01/31)
まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)
U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379
ドルは、日足で見ると、週末に向けてジリ安でしたが、週末日銀がマイナス金利を導入を発表したことから踏み上げとなりました。しかし、週足で見ると、それ程大きな動きではありません。
次に、シカゴIMMポジションです。
シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm
1月26日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング71,446枚vsユーロショート198,661枚、ネットユーロショート127,215枚(前週 ショート137,015枚)です。
尚、同時点の円は、円ロング92,628枚vs円ショート42,602枚、ネット円ロング50,026枚(前週 ロング37,653枚)です。
ユーロは、ネットショートの減少が続いています。
円は、この時点では、ネットロングが引き続き増加していました。
さて、今週ですが、先週金曜の日銀によるマイナス金利導入というサプライズによって、ドル/円は約3円の急騰となりました。
そして、これから、急騰後の典型的なパターンに陥るのではいかと見ています。(値動き分析)
その良い例を最近の相場で見ることが出来ます。
それは、昨年の12月3日以降のEUR/USDです。
昨年の12月3日、ECB理事会によって、追加緩和がなされましたが、その内容がマーケットが期待したほどではなかったことから、マーケットは失望し、ユーロの買い戻しが殺到することになり、400ポイント以上の急騰となりました。
これにより、マーケットのポジションは、ほぼスクエア(ノーポジ)になり、ある一定の値幅の中での往ったり来たりの相場となりました、
このEUR/USDの場合、ほぼ2カ月間、ざっくりと言って、1.0700~1.1050近辺のレンジの中で、往ったり来たりを繰り返しています。
そして、今回のドル/円の急騰の後も、この昨年12月以来のEUR/USDの動き、つまり高値圏でのレンジ相場を踏襲するのではないかと、見ています。
この高値圏でのレンジ相場は、急騰によって傷んでしまったマーケットが、傷を癒し体力を取り戻すためには必要なことだと思います
さて、それでは、ドル/円がレンジ相場になるとして、EUR/USDはどうなるのかと言えば、レンジ相場からトレンド相場に転換するものと思います。
これは、言い換えれば、ドル/円からEUR/USDへの主役の交代が起きるのではないかと見ています。
EUR/USDの方向性については、下げだと考えています。
しかし、目先、1.0800以下にあるオプション絡みと思われる大量の防戦買いを突破する必要があり、これに多少の時間がかかる可能性はあるものの、人為的に相場を買い支えて歪めている以上、どこかのタイミングでは修正され、下に割れていくものと思われます。
このように、ドル/円はレンジ、EUR/USDは下げ再開となれば、最初こそEUR/JPYは高止まりする可能性はありますが、EUR/USDの下げに連れ、再び下落を始めるものと思われます。






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