イースター前のトレンドレスなマーケット
ニューヨークダウは、イースター休暇前ということで方向感乏しく、前日比13.14ドル高の17,515.73ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、イースター休暇前のポジション調整から上昇し、暫定値ながら前日比0.02%上げて1.90%で引けました。
原油価格は、需給の緩みを警戒した売りが優勢となり、前日比0.33ドル安の39.46ドルで引けました。
金価格は、イースター休暇前のポジション調整からの売りが強まり、前日比2.40ドル安の1,221.60ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンタイム、113.00近辺を買いで試しましたが重く反落となり、ニューヨークタイムに入り、一時112.35近辺まで下げましたが下値も堅く、その後112.90近辺まで反発しました。
EUR/USDは、いったん1.1144近辺まで売られたものの、その後反発に転じ、一時1.1186近辺まで上げました。
EUR/JPYは、ドル/円の流れに追随、いったん125.36近辺まで下げた後、126.19近辺まで反発しました。
いわゆる、往って来い相場となり、マーケットには投機筋だけが残っていて、ポジションが一方に偏れば、逆に動くといったイースター休暇前のトレンドレスな(方向感がはっきりしない)相場展開でした。
本日は、ロンドンはじめとして欧州市場休場、そして、ニューヨークも株・債券市場が休場となるため、動意薄のマーケットになるものと見ています。