多少戻りはしたものの、ドル安基調変わらずか
ニューヨークダウは、英国のEU離脱への警戒感から世界的な株安を受け下落し、前週末比132.86ドル安の17,732.48ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、安全資産として資金流入が続いている上に、FOMCへの警戒感もあり、暫定値ながら前週末比0.029%下げて1.611%で引けました。
原油価格は、供給増から需給軟化の見方から、前週末比0.19ドル安の48.88ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇を受けて上げ、前週末比11.0ドル高の1,286.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ニューヨークでは、いったん戻し気味にはなりましたが、ただし、日脚ベースでは重いままです。
EUR/USDは、反発が目立ちましたが、単なる戻しにすぎず、再度売られる可能性はあります。
EUR/JPYは、EUR/JPYらしく、差し込んでも、大きく反発しますので、戻りでしか売れない通貨ペアであることに変わりはないようです。
ドル/円は、106.08近辺にある200か月移動平均線をしっかりと割ることが目先の課題です。