リアルなフローがないマーケット
ニューヨークダウは、欧州経済の先行き不透明感や金融市場の混乱を嫌気した売りが続き、前週末比260.51ドル安の17,140.24ドルと3月10日以来、約3カ月半ぶりの安値で取引を終えました。
米国債10年物利回りは、逃避的な資金流入から低下し、暫定値ながら前週末比0.119%下げて1.441%で引けました。
原油価格は、EUR/USD、GBP/USDの下落を受けて下げ、前週末比1.31ドル安の46.33ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下げに連れて下落、前週末比2.3ドル高の1,324.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時101.39近辺まで売り込まれたものの、その後は買い戻しに102.00-10近辺に戻しました。
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EUR/USDは、ジグザグを繰り返しながら下げ、一時1.0977近辺まで下げました。
EUR/JPYは、111.36まで下げた後、112.30-40近辺に落ち着きました。
まだ、リアルなフロー(資金の流れ)は、できていないようで、そのため往ったり来たりのマーケットになっています。