パニックの温故知新
過去に経験したパニック相場をお話しし、明日の英国民投票後想定されるパニックへの心の準備にして頂ければ幸いです。
私が体験したパニックの中で、やはり一番インパクトがあったのは2008年のリーマンショックでした。
米系の大手証券が株で大幅な損失を出したため、その穴を埋めようと、、当時盛んに行われていた円キャリートレード(高金利通貨買い低金利の円売り)を閉じようとしました。(高金利通貨売り円買い)
とはいっても、たとえば、AUD/JPYなど、AUD/JPYとしての市場がなく、AUD/USDとドル/円とに分解してそれぞれを売りました。
ドル/円は流動性がありますので、簡単にカバー(売れる)できましたが、AUD/USDは、ほとんど流動性がなく暴落となり、AUD/JPYとして見ると、45円もの急落となりました。
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