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2016/07/31

これからの展開は(2016/07/31)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、大きく反落しました。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

7月26日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング191,193枚vsユーロショート221,793枚、ネットユーロショート112,600枚(前週 ショート99,891枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング74,074枚vs円ショート39,116枚、ネット円ロング34,958枚(前週 ロング39,353枚)です。

ユーロのネットショートがさらに増えています。

円のネットロングはさらに減っています。

さて、今週ですが、先週の金曜は、まず、日銀の金融政策決定発表前から、ミスプライスで急落したかと思えば、追加緩和を発表した直後の急騰、そしてそこから急落となりました。

そして、いったんロンドンで落ち着いたかに見えましたが、ニューヨークに入り、発表された第2四半期実質GDP・速報値は1.2%と予想の2.5%を大きく下回り、改めて下落しました。

その他、EUR/USDは上げ続け、EUR/JPYは下げ続けました。

ただし、ドル/円で言えば、100.00~107近辺のレンジがブレイクしたわけではなく、EUR/USDは、1.0900から1.1600近辺をブレイクしたわけでもなく、そして、EUR/JPYでは111.00~118.近辺のレンジがブレイクしたわけでもありません。

つまり、レンジ相場にはまりこんでしまっています。

ここで、なぜ、レンジ相場になるかについて、確認しておきましょう。

逆に、一方向に継続的に流れるフロー(資金の流れ)があればこそ、トレンド相場(一方向に進む相場)になります。

一方向に進む相場になるためには、単に米雇用統計が良かったとか、あるいは、相場を震撼とさせる大事件が起きるとかだけでは、続きません。

もちろん、一時的に、一方向には動きますが、リアルなフローが無くては、続きません。

問題は、このリアルなフローとなにかということです。

それは、ビッグプレイヤーとしての、政府系ファンドや、ペンションファンド(年金運用機関)や、中央銀行や、時には大手の米系ファンドときもあります。

こうしたところは、たとえば、米雇用統計や、大事件などにより、実際に資金を大量に移動させようとすると、トレンド相場になります。

つまり、気合で資金を動かしても長続きしませんが、リアルなマネーが資金を移動すると方針を決め、継続的資金を動かすことになると、長い期間、同方向に資金が流れることにより、トレンド相場が形成されます。

そうしたリアルなマネーの特徴として、休む時は休み、動く時には動くというトレードスタンスがあります。

休む時とは7月から8月の夏休み、12月後半のクリスマスです。

一方動く時とは、新年度した1月から5月は前向きに動く時期、6月は中間決算で手仕舞い、9月は下期の実質的なスタートから11月、12月前半は下期の手仕舞いといった具合です。

ですから、今の時期は、こうしたリアルなマネーは動かないわけです。

したがって、マーケットに残っているのは、投機筋だけになります。

投機筋の宿命は、売ったら利食いか損切りのために買い戻さなければなりません。

また、買ったら利食いか損切りのために売り戻さなければなりません。

つまり、相場が往って来いになりやすいと言えます。

先週の金曜、ドル/円は下げて引け、EUR/USDは上げて引け、EUR/JPYは下げて引けています。

しかも、どれもレンジ内です。

月曜は、レンジブレイクを狙ってくるものと思われます。

それは、多少のブレイクはあるかもしれませんが、リアルなマネーが動いていない以上、結局は、往って来いになるものと思われます。

金曜に予定されている米雇用統計についても、同様だと思いますので、あまり無理をしないことだと思います。

このように、相場には、力を入れるべき時と流すべき時があります。

このあたりのメリハリがつくようになることが大切です。

2016/07/30

明日の「これからの展開は」について

明日日曜の「これからの展開は」の掲載は、午後となります。

レンジは続くか

ニューヨークダウは、発表された米第2四半期実質GDP・速報値は1.2%と予想の2.5%を大きく下回り、早期の追加利上げ観測が後退し、前日比24.11ドル安の18,432.24ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、冴えない米第2四半期GDPを受け低下し、暫定値ながら前日比0.0590%下げて1.450%で引けました。

原油価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前日比0.46ドル高の41.60ドルで引けました。

金価格は、米第2四半期GDPが予想を大きく下回り、早期の追加利上げ観測が後退し、逃避的な買いが入り、前日比16.3ドル高の1,357.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ニューヨーク入って発表された冴えない米第2四半期GDPを受け、ドル売り一色となり、ドル/円は101.94近辺まで下落、EUR/USDは1.1198近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、ドル/円の下げに連れ、一時113.85近辺まで下げました。

しかし、だからと言って、これら通貨ペアのいずれもが、日足で見る限りでは、レンジから外れたわけではなく、引き続きレンジ相場が続くものと見ています。

Greenwich(グリニッチ)

これは、ロンドンにあるグリニッチ天文台ではなく、米国のコネチカット州のグリニッチという町です。

私がニューヨークに駐在していた時に住んでいたところです。

ニューヨークのマンハッタンから、電車で1時間ぐらいのところでしたが、本当に自然に包まれた素晴らしい町でした。

結構、お金持ちも住んでいて、歌手のダイアナ・ロスとか、プロテニスプレーヤーのレンドルも住んでいました。

また、この町一帯に、トレーディングルームを構えている米系ファンドも多く、大手のファンドなどは、美しい港のそばに、3階建ぐらいのオフィスを構え、トレーダー達は、ヨットで通勤していました。

また、良いか悪いかは別にして、相場の世界で歴史的にも名前が残ったところでは、世界を震撼とさせたLTCM(ロングターム・キャピタル・マネジメント)のオフィスや、あのリーマンショックで有名を馳せたリーマンブラザーズの会長のリチャード・ファルド氏の自宅があったのも、この町でした。

町の中央から程なくしたところにある通り沿いには、大金持ちが済むお城のような家々が、ゆったりとした間隔であり、これは圧巻でした。

この町に住んでみて思ったのは、米国は移動するには広すぎるため、住んでいる町に、町民のためのプライベートビーチやゴルフ場にテニスコート、そして少し車を走らせればスキー場など、楽しもうと思うものは一通りなんでもあるということでした。

この辺は、ロンドンのように、スイスに行くにもイタリアに行くにも2時間のフライトで行けるので旅行には魅力的でしたが、年間を通して天気がすぐれないところとは違い、天気が良く、日々の生活の中で、楽しむことが一杯あって、これはこれで大変満足でした。

2016/07/29

空の各駅停車 (第3話)

パキスタン随一の商業都市カラチに降り立ったのは、もう夜でした。

ここでパリ行きの便に乗換です。

待合室で搭乗案内を待っていましたが、待てど暮らせど、アナウンスはありません。

チェックインカウンターにどうなっているのか聞きに行くと、乗換の便がまだアフリカから到着していないということでした。

しかし、アフリカから着いたとして、それからすぐパリに向けて飛ぶのか、いやそんな危険なことやめてほしいと思いました。

それから、随分経って、スタッフが事情説明に現れ、乗換の便はアフリカからは到着したが、整備の関係で今日は飛べないので、皆さんには、こちらで用意したホテルに泊まってもらうことになった。

手荷物を持って、いったん入国手続きして、バスでホテルに移動してほしいとのことでした。

こうして、パキスタンに入国することになりました。

パスポートコントロール(出入国審査)を過ぎ、空港ビルを過ぎると、大勢の男達が何をするわけでもなくたたずんでいました。

後年、気づいたことですが、発展途上国では、同じような光景を特に空港でよく目にしました。

ゆったりとした服に、アラビアンナイトに出てきそうなサンダルを皆履いて、これが同じ現代なのかと思う光景でした。

そして、バスでホテルに移動しましたが、埃っぽい街の雰囲気も全く異質でカルチャーショックを受けました。

ホテルに着き、その日は、シャワーを浴びて寝ました。

翌朝、朝食がついていて、目玉焼きにパンでした。

目玉焼きが、どうもいつも日本で食べる目玉焼きと見た目が違うと思ったのですが、どうもオイルをかけているようでした。

でも、美味しかったです。

そして、バスで空港へ向かいました。

チェックインカウンターで、荷物を預けボーディングカード(搭乗券)をもらい、超短期滞在のパキスタンから出国しました。

そして、搭乗案内のアナウンスがあり、さて乗るかと歩き始めたところ、周りのパキスタン人と思われる人達が飛行機に向かって全力疾走するではないですか、わけがわかりませんでしたが、これは走らなきゃと負けずに走りました。

座席に着いてわかりました。席は、先着順の自由席だったのです。

これには、驚きました。

さらに、地元の人たちは、肘掛を力任せにもぎ取って、床に放り投げたりして、居住性を高めようとしていました。

これも、新鮮な驚きでした。

そして、ドバイに向け離陸となりましたが、さらにトラブルが発生しました。

夏休みへまっしぐら

日銀は、追加緩和はしたものの、予想ほどではなかったという評価のようです。

ただし、次回の金融政策決定会合で検証するという含みはあります。

発表後、まず115.62近辺まで跳ねたものの、すぐに反転し102.69近辺まで下げ、そして現在は、103.20近辺で揉み合っています。

やはり、はっきりとした方向感はでませんでした。

ロシアンルーレット

ドル/円は、売り気になっています。

ロング筋が売り戻しているのか、新規にショートを作ろうとしているのか。

もし、ショートを新規に作ろうとすると、なぜこの期に及んで、まだポジションを作ろうとするのか、皆目見当がつきません。

イベントで、ポジションを張るというのは、大変リスキーです。

イベントに賭けるのはリスキー

午前7時台にドル/円でミスプライスが出て、一時103.34近辺まで下げたもようです。

ストップロスがついたりで、トラブルになっているところもあるように聞いています。

日銀金融政策決定会合前にこういうトラブルがあると、落ち着きません。

基本的に、イベントに賭けるのは、正攻法ではなく、リスクが高すぎることを、お忘れにならないでください。

日銀の金融政策決定会合に警戒

ニューヨークダウは、利益確定売りが出て、前日比15.82ドル安の18,456.35ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、方向感のない相場となり、暫定値ながら前日比0.007%上げて1.504%で引けました。

原油価格は、在庫の増加を受けた売りが続き、前日比0.78ドル安の41.14ドルで引けました。

金価格は、前日のFOMCの結果や声明を受け、FRBは追加利上げを急いでいないとの見方が強まり、金への資金流入が続くとの思惑が買いを誘い、前日比6.7ドル高の1,341.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は安値圏で横ばい推移でしたが、ニューヨーク午後に入ると、翌日の日銀金融政策決定会合を気にしてか買い戻しが強まり、一時105.50近辺まで反発しました。

EUR/USDは、1時間足で見ますとダブルトップが出来、教科書的に売りが出ましたが、多くのマーケット参加者が売りに出たことから、短期的に売り過ぎとなり、下げ止まりとなりました。

EUR/JPYは、ドル/円の上昇を受けて上げ、一時116.84近辺まで上げました。

本日、日銀の金融政策決定会合がありますが、会合で決定される内容が余程でない限り、7月最終日のポジションクローズが、これから本格化する夏休みを前に、優先されるものと見ています。

2016/07/28

EUR/USD、目先は依然ショートか?

EUR/USDは、日本時間午前3時、つまりFOMCの決定が発表されてから、利上げなしでドル売りになりユーロは急騰したものの、その後も下値を切り上げているところを見ると、まだショートだと思います。

ただし、週足で見ますと、2015年2月からの横ばい相場の中での動きに限られ、若干下げトレンドにはなっていますが、まだはっきりとしたものではありません。

しかし、個人的には、2014年5月から2015年2月までの下落トレンドが、2015年2月以降、いったんの踊り場を形成しているだけで、改めて下げ始めるものと見ています。

8月相場のパターン

明日、日銀の金融政策決定会合が終わると、実質的に夏休みシーズンの到来です。

昔、ロンドンのディーラーに、何月に一番夏休みを取るのかと聞いたところ、子供の学校のこともあるので、やっぱり8月だなと、実にほほえましい答えが返ってきて嬉しくなったことがあります。

しかし、その8月ですが、その一月をもっと分けて考えると8月前半から中旬と、中旬から後半で、様子が変わります。

前半は、まさしく夏休みのピークですが、後半は、欧米勢の実質的な下期のスタートである9月をにらんだ動きになります。

ドル売り相場

FOMCで政策金利を据え置いたことから、ドル売りになっています。

しかし、昨日のマーケットでも、ご理解頂けたかと思いますが、投機筋だけが動いている相場ですので、売り過ぎれば買いが強まり、買い過ぎれば売りが強まる、ころころと変わる相場です。

もう月末であり、また日銀の金融政策決定会合もありますので、ここは静観するぐらいがちょうど良いと思います。

相場は、これ1回限りではありません。

夏休みは、ついそこまで

ニューヨークダウは、前日比1.58ドル安の18,472.17ドルで取引を終えましたが、FOMC後は追加利上げには慎重に臨むとの見方が買い安心感につながり買い優勢となりました。

米国債10年物利回りは、FOMCで政策金利を据え置いたことから低下し、暫定値ながら前日比0.0678%下げて1.500で引けました。

原油価格は、在庫が増加し、先行きの需給の緩みを見込んだ売りが出て、前日比1.0ドル安の41.92ドルで引けました。

金価格は、前日比5.9ドル高の1,326.7ドルで取引を終えた後、FOMCで政策金利を据え置いたことから上げ幅を拡大しました。

為替相場では、FOMCで政策金利を据え置いたことから、ドル/円は105.11近辺まで軟化する一方、EUR/USDは1.1065近辺まで上昇し(ドル売り)ました。

EUR/JPYは、116.00~116.50近辺を中心に横ばい推移でした。

さて、今度は、明日の日銀の金融政策決定会合です。

もう一波乱ありそうですが、それが終われば、夏休みが本格化するものと思われます。

2016/07/27

空の各駅停車 (第2話)

パキスタンの首都イスラマバードへ着陸となりました。

ここも、トランジットですので、空港内の一部に限って機外に出られました。

空港の周囲は、木が一本も生えていない険しい山々に囲まれ、空は真っ青で、思わず山の写真を撮ろうとカメラを向けた途端、何人もの警備員がものすごい剣幕で何かを叫び、銃を向ける者さえいました。

山ぐらいと思いましたが、彼らにとっては軍事上の重要地点のようでした。

早々に機内に戻り、カラチへと出発しました。

水平飛行になった頃、学生と思われる日本人がなにやらスチュワーデスと話し込んでいました。

耳をそばだてて聞いてみると、ロンドン行きに乗り換えるためにイスラマバードで、彼は降りなければならなかったのを、そのまま乗ってきてしまったようでした。

これで、カラチまで行って、イスラマバードに折り返しても、ロンドン行きに連絡できるのか、さぞや心細かったことだろうと思いますが、こればかりは自己責任ですから、なんともしようがありません。

ただただ、彼の旅の無事を祈るばかりでした。

カラチへの着陸は、夜になり、地上に近づくと、いくつも立ち並ぶ小さなバラックの明かりが一面に広がっていました。

カラチは、パキスタン随一の商業都市で、首都イスラマバードが乾燥した北部にあるのに対して、南部の海辺にあり、モンスーン気候でムーンとした高温多湿の空気に包まれていました。

そして、ここカラチで、また新たなトラブルが発生することになりました。

レンジ相場、本格化か?

ドル/円の、昨日の急落、本日の急騰から、ドル/円が、本格的にレンジ相場に入ってきていることを感じています。

レンジ相場に入る最も大きな理由は、投資家や実需によって作られる一方向へのフロー(資金の流れ)がなくなったことによります。

そして、マーケットに残るのは投機筋だけになります。

投機筋の宿命として、売ったら必ず利食いか損切りのために買わなくてはなりませんし、買ったら必ず利食いか損切りのために売らなくてはなりませんので、方向感のはっきりしない相場(レンジ相場)になります。

「相場に同じ顔なし」

相場も閑散としていますので、相場の格言をひとつご紹介しましょう。

それは、「相場に同じ顔なし」です。

よくあるのは、あの時のチャートの形状と今回の形状は似ているのでその時と同じように動くと見てポジションを張ることがよくあるかと思います。

しかし、同じようにその時の形状と今回の形状が似ていると気づくマーケット参加者は結構多く、同じ方向のポジションを、意外に早く、積み上がるものです。

閑散

明日未明にFOMCの結果発表があることもあり、様子見気分が強いようです。

東京・アジアは、そういったビッグイベントのある当日は、静かになるものです。

しかし、ロンドンは、そういうイベント直前まで何かやっていることが多くハングリーです。

特に、イベント前、EUR/GBPが仕掛けられることは、よく見受けられるロンドンの風景です。

米系ファンド敗退か

ニューヨークダウは、4~6月期決算が低調だった外食のマクドナルドや通信のベライゾンなどが売られたものの、27日にFOMCを控えて、様子見ムードも強く、前日比19.31ドル安の18,473.75ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、FOMCを控えほぼ横ばいで推移し、暫定値ながら前日比0.0078%下げて1.568%で引けました。

原油価格は、需給が再び緩むとの観測が強まり売られ、前日比0.21ドル安の42.92ドルで引けました。

金価格は、ニューヨークダウや原油価格の下落を受けて買われ、前日比1.3ドル高の1,320.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンタイムに103.96近辺まで下げましたが、ニューヨークでは、104.98近辺まで反発しました。

EUR/USDは、ロンドンタイムに1.1030近辺まで反発後、ニューヨークでは1.0978近辺まで反落しました。

EUR/JPYは、ドル/円に連れ、ロンドンでは114.42近辺まで下げ、そしてニューヨークでは115.35近辺まで戻しました。

ドル/円については、たぶん、ヘリコプターマネーなどではやし立てて買った米系ファンドが、先週の黒田日銀総裁の否定発言を受けて、手仕舞い売りに出たことが、反落の原因になっているものと思われます。

ただし、テクニカル的には、103.91近辺の25日移動平均線がサポートとなり、いったん反発したものと思われます。

ここからは、本日にはFOMC、明後日には日銀の金融政策決定会合が控えていますので、様子見気分が強まるものと見ています。

2016/07/26

結局は、レンジか?

ドル/円の日足を見ますと、5日移動平均線が下向きになるなど、いろいろな面から、下がる可能性が高くなっています。

とはいうものの、このところ申し上げていますように、これで下落して、ドンドン下げるかと言えば、そういう訳ではなく、ある程度下がるけれど、結局はレンジ相場になるのではないかというのが、私の見方です。

その一番大きな理由は、2014年代の9カ月間も101.00~106.00近辺で揉んだことから、このゾーン前後は、瞬間で抜けても、実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)ではそう簡単には抜けられないものと見ているからです。

相場転換の注意点

トレンド相場がレンジ相場に転換する時には、かなり荒っぽい上下動をします。

今日のドル/円、クロス円n動きもその一例だと見ています。

それまでのトレンド相場は、たとえば、上昇トレンドであれば、買って持っていれば儲かるという、実にイージーな(簡単な)相場でした、

しかし、そのトレンドをサポートしていたトレンドラインをロウソク足が割り込んでくると、非常に荒っぽい上下動を繰り返すようになり、折角トレンド相場で儲けた利益を減らしたり飛ばしたりすることは、実に簡単なことです。

吸血鬼レンジ相場

ドル/円、クロス円が売られています。

日銀の追加緩和をネタに、ドル/円、クロス円を買い過ぎていたようです。

しかし、上がらず、むしろ下げてきているため、投げ売りが出ているもようです。

高いところを買って、安いところを売る典型的なレンジ相場でうまくいっていないパターンです。

ポジション調整のマーケット

ニューヨークダウは、相場上昇が続き、過去最高値圏で推移しているため、利益確定売りが出て、前週末比77.79ドル安の18,493.06ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ほぼ横ばいで推移し、暫定値ながら前週末比0.0095%上がって1.58%で引けました。

原油価格は、需給の緩みに着目した売りが優勢となり、前週末比1.06ドル安の43.13ドルで引けました。

金価格は、27日のFOMCでの政策決定で、声明がやや利上げに前向きな内容になるとの見方が出て続落し、前週末比3.9ドル安の1,319.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、全体的には調整相場となり、ドル/円は105.71近辺まで下落、EUR/USDは1.0999近辺まで反発。そしてEUR/JPYは116.19近辺まで一時下落しました。

投機中心のマーケットのため、週が変わって、それまで出来たポジションの調整が続きました。

2016/07/25

マイナビニュースにコラム掲載(2016/07/25)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「ユーロ圏を悩ますISとの宗教戦争」です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
http://news.mynavi.jp/column/mizukami/046/

ガチャンガチャン

相場のストーリー(筋書き)を考えることは、大変重要です。

相場を単にチャートから見るのではなく、色々な材料があって、しかし、中でもどれが一番マーケットに影響するのかを見出していくということは、ある意味相場を推理していく上での醍醐味だと言えます。

私の場合、いろいろな材料というピースが、頭の中でぐるぐる回っていて、ある時、いろいろなピースがガチャンガチャンと組み合わさってひとつになり、今までの視界不良がウソのように、相場の全容がすっきりくっきりと見えてくるというのが、年に3回くらいあります。

今回は、EUR/USDで、そうしたすっきりくっきり感が出ました。

空の各駅停車 (第1話)

あのフライトは、今も忘れられません。

それは、学生時代、ヨーロッパ一人旅をした時のことでした。

お金がありませんでしたので、南回りのパリ行き格安チケットを買いました。

乗ったのは、パキスタン・インターナショナル・エアライン(PIA)という航空会社でした。

パイロットが、パキスタン空軍の精鋭だという言葉だけを信じて決めました。

東京から、上海、北京、イスラマバード、カラチ(乗換)、ドバイ、カイロ、フランクフルト、パリというまるで各駅停車のようなフライトで、金はなくても時間のある学生向きではありました。

また、こんなことでもないと行かないだろうと思う地を巡るので、結構好奇心もありました。

当時、成田空港ができる前で旧羽田空港からの出発でした。

そして、最初のトランジット(一時立ち寄り)が、中国の上海と北京でした。

今や、GDP世界2位の国、中国ですが、その頃は、文化大革命で横暴の限りを尽くした四人組が追放されたばかりで、まだそこに行くことには緊張感がありました。

上海は、給油だけで外には降りず、北京に向かいました。

北京では、機内に人民服を着た税関吏が乗り込んできて、全員のパスポートを没収しましたが、離陸前には返してくれるのだろうかと、一抹の不安を感じました。

空港ビルは、古めかしい巨大な建物でしたが、中はガランとしていました。

出口から、少し外に出てみましたが、タクシーが1台止まっているぐらいで、人の気配は全くありませんでした。

機内に戻り、離陸を待っていると、例の税官吏が心配していたパスポートを持って現れ、ひとりひとりにパスポートを返してくれました。

どうも、パスポートを持って勝手に出入国させないために、パスポートを預かっていたようでした。

そして、パキスタンの首都イスラマバードへ向け出発しました。

途中、その昔インドに向かった三蔵法師も通ったという茫漠たるゴビ砂漠や険しい天山(テンシャン)山脈の上空を飛び、感動を覚えました。

イスラマバード到着を前に機内放送で、「次のイスラマバードではロンドン行きに連絡、その後のカラチではパリ行きに連絡となりますので、ご注意ください」と、繰り返されました。

これが後でトラブルになるとは、その時は思いませんでした。

攻める時、手仕舞う時

相場には、四季があり、その四季に応じて、新たにポジションメイクをする時期、あるいは逆にポジションを手仕舞う時期があると思います。

それでは、今はどういう時期かといえば、一般的には、夏休みが本格化する8月を目前にした時期であり、本来、ポジションメイクするというよりも、手仕舞う時だと言えます。

しかし、たとえば、今日の東京の場合では、7月最終週に入り、本来、夏休み前の手仕舞い時にも関わらず、金曜の日銀の金融政策決定会合に向けて、新規にポジションメイクをしているものと見ています。

それがいけないことではなく、持つ以上は、どういう時期にいて、そのためにどういうことに注意をしなくてはならないのかということは、事前に心の準備をしておく必要があります。

追加緩和期待

改めて、今週金曜の日銀金融政策決定会合での追加緩和への期待が膨らんでいるようです。

そのため、円安です。

でも、今週金曜は、夏休みが本格化する前日だけに、ぎりぎりまで円売りポジションを持つのは危険なような気がします。

着実な利食いが大事だと思います。

やや円安

シドニーでは、ドル/円がやや円安です。

静かなスタートです。

日本時間午前5時45分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 106.21-26(106.09)
EUR/USD 1.0975-80(1.0977)
EUR/JPY 116.53-56(116.45)

2016/07/24

これからの展開は(2016/07/24)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、再び上昇基調を強めています。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

7月19日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング111,578枚vsユーロショート211,469枚、ネットユーロショート99,891枚(前週 ショート87,660枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング99,864枚vs円ショート40,511枚、ネット円ロング39,353枚(前週 ロング47,545枚)です。

ユーロのネットショートは、引き続き増加中です。

円のネットロングは、減少中です。

さて、今週ですが、まず、ドル/円に関しましては、やはり、先週木曜の黒田日銀総裁による「ヘリコプターマネー導入の必要性も可能性もない」との発言が、ドル高機運を一気に冷ましたと思います。

また、この週末の麻生財務相とルー米財務長官との間で行われた日米財務相会談で、アメリカ側は通貨を意図的に安く誘導する通貨安競争は避けるべきだとして、急激な円高には市場介入も辞さないという姿勢の日本を改めて牽制しました。

そして、週足チャートで見る限り、先々週以来の反発に関わらず、ドル/円のトレンドは依然として、下向きであり、たとえこれが、上向きトレンドに変わるにしても、方向転換にはかなりの時間とエネルギーが必要だと思われます。

そして、今週金曜には、日銀の金融政策決定会合がありますが、基本的には、先日の黒田日銀総裁発言が結論になるのではないか、つまり現状維持という結論になるのではないかと思います。

米系ファンドは、彼らが夏休みに入る8月1日直前の決定会合まで買い上げて、政策決定が発表されたら売り抜こうという作戦でいたものと思われますが、ちょっと手仕舞いが前倒しになるのではないかと思います。

7月11日から、英国民投票によるEU離脱決定後のリスク回避の円買いの手仕舞い(ドル買い)に続き米系ファンドの強烈なドル買いに翻弄されましたが、結局のところ、ドル/円は、年後半はレンジ相場になるのではないかと現在考えています。

次に、EUR/USDですが、結論的には、下がるものと依然見ています。

週足チャートを見ても、5月初めをピークに、ゆっくりながら着実に下げてきており、今後も下げは続くものと思われます。

そして、ユーロ圏では、昨年の11月13日のパリの同時多発テロ以降、今年3月22日のベルギーのブリュッセル、7月14日のフランスの地中海沿岸のニースでのテロ事件、そして先週金曜のドイツのミュンヘンでの銃乱射事件(ISとは関係はないもよう)とテロあるいはそれに類する凶暴事件が続いています。

こうユーロ圏のあちこちで事件が発生すると、本来EUが標榜していた域内での自由な往来が、心理的にも、また実際の物流面でも阻害されることになり、着実に景気の足を引っ張ることになるものと思われます。

その意味で、ユーロ安は、免れないと見ています。

そして、EUR/JPYの月足チャートは、依然として、現状水準から、少なくとも100.00近辺までの下落を示唆しています。

そして、下落の可能性が高いEUR/JPYを構成するドル/円とEUR/USDに分解してみますと、前述のように、ドル/円がレンジ相場になるものと思われるのに対して、EUR/USDは下落トレンドになるのではないかと見ています。

つまり、今年に入ってこれまで、主役的な立場にあったドル/円が後退し、替わってEUR/USDが主役通貨になるのではないかと見ています。

2016/07/23

EUR/USD、下落

ニューヨークダウは、米企業業績や米景気への先行き期待が根強く買いが入り、前日比53.62ドル高の18,570.85ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、往って来いとなり、暫定値ながら前日比0.010%上げて1.566%で引けました。

原油価格は、中国のガソリン輸出増となったことが警戒され、前日比0.56ドル安の44.19ドルで引けました。

金価格は、米経済指標が改善基調にあることから、年内の米利上げの可能性が意識され、前日比7.6ドル安の1,323.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、小動きでした。

EUR/USDは、、独ミュンヘンのショッピングセンターで発砲事件が発生し、3人が死亡したことを受け下げました。

EUR/JPYも、EUR/USDの下げに連れて下落しました。

フランス、ベルギーに次いで、ドイツでも、テロとは未確認ではあるものの、3人が死亡する発砲事件が発生しており、EU域内の人の移動はさらに滞る可能性があります。

Your choice  

Your choice(ユアチョイス、売るも買うもあなた次第)という言葉があります。

こんな場面で使われます。

105.55-58ぐらいの水準の時に、Aという銀行にプライスを求めたとします。

そうしたところが、A銀行からは、「105.55, your choice」と返事を返してきました。

これが意味するのは、105.55で、売ってきても、買ってきても、受けますよということで、余程、腕のあるトレーダーでなければ、Choice priceは出せません。

しかも、Choice priceを出すということは、プライスを売りで叩きたいと思っていた相手には、やりたいという方向をA銀行には読まれているので、叩けないだろうと相手を挑発する意味合いも含まれます。

実際、過去にも、Choice priceに絡んだトラブルが、結構発生していました。

現在では、電子ブローキングが幅を利かせていますので、こうしたトラブルはほとんどなくなりましたが、相手の手の内を読む、このような職人芸が見られなくなったことは、残念なことです。

2016/07/22

夏休み本番は間近

今月も、来週金曜で7月の営業日は終了します。

そして、米系ファンドも、欧州勢も、そして日本勢も夏休みに入ります。

そのため、7月29日の日銀の金融政策決定会合がドル/円ロングの手仕舞い時になるかと見ていました。

しかし、昨日、黒田日銀総裁が「ヘリコプターマネー導入の必要性も可能性もない」と発言したことにより、手仕舞いは大幅に前倒しになった感があります。

米系ファンドの手口

米系ファンドが、マーケットに参入してきているかということも、値動き分析から判断できます。

今月11日から一昨日までの買い上げが、まさしくそうです。

通常は、持ち値を良くするために新規の買いは静かに丁寧に行われるものです。

しかし、米系ファンドの場合は、その通りの時もありますが、あえて自分の存在を広く知らしめることによって、マーケットに脅威を与え、相場を思い通りに動かそうとすることもよくあります。

傷んでしまったマーケット

マーケットは、スロースタートです。

昨日の黒田日銀総裁の「ヘリコプターマネー導入の必要性も可能性もない」発言で、ロング筋がかなりやられたものと思います。

それによって、「マーケットが傷んだ」(多くの犠牲者が出た)ものと思われます。

今日は、金曜ですし、静かなマーケットが続く可能性があります。

米系ファンドの仕掛け、いったん失敗か

ニューヨークダウは、目先の利益確定売りが優勢となり、前日比77.80ドル安の18,517.23ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが下げたことを受け低下し、暫定値ながら前日比0.026%下げて1.554%で引けました。

原油価格は、ニューヨークダウが下げ幅を拡大し、リスク資産全般に売られやすくなり、前日比1.00ドル安の44.75ドルで引けました。

金価格は、前日にほぼ1カ月ぶりの安値をつけており、利益確定買いが出て、前日比11.7ドル高の1,331.0ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンタイム、「ヘリコプターマネー導入の必要性も可能性もない」とする黒田日銀総裁発言の報道を受けて105.42近辺まで急落しました。

その後、いったん106円台半まで戻しましたが、再び軟化し、105円台後半まで緩みました。

EUR/USDは、ドラギ総裁は記者会見で、英国のEU離脱決定を受けて「不確実性が高まった」と話し、追加の金融緩和へ含みを残しましたが、動きは限られました。

EUR/JPYは、ドル/円に連れた動きに終始しました。

米系ファンドが仕掛けた、ヘリコプターマネー政策でしたが、日銀としては、倫理的にも許されない政策だということで、黒田総裁も歯牙にもかけなかったという印象です。

ドル/円は、2014年台のほぼ同水準でのもみ合いを今後続けるのではないかと見ています。

尚、米系ファンドは、大半が8月は夏休みに入るため、まだ残っている円ショートは、それまでには手仕舞うものと思われます。

そう意味で、29日の日銀金融政策決定会合が、手仕舞いのきっかけに利用される可能性はあります。

2016/07/21

ドル/円の最近の動き

最初は、6月23日の英国のEU離脱に関わる国民投票が、離脱派が勝利したことで、リスク回避(リスクオフ)の円買いが米系ファンドなどから殺到しました。

しかし、7月8日の米雇用統計が予想を大きく上回ったことにより、米経済に対する期待が膨らんだ上に、さらにその週末に行われた参議院選で自民党が圧勝しました。

これを受けて、リスクが回避された(リスクオン)として、今まで英国民投票でヘッジとして円買いされていた分が、大量のアンワインド(手仕舞い)として円売りとなりました。

つまり、13日あたりまでは、ポジションの手仕舞いだったのですが、ここからは、自民圧勝でアベノミクス復活とばかりに、近くは29日の日銀の金融政策決定
会合で、追加の金融緩和が実施されると見るマーケット参加者が台頭し、特に米系ファンドが、力を込めて買ってきているようです。

ECBからなんらかの示唆は?

本日は、日本時間午後8時45分にECB理事会での金融政策決定(予想据置き)、そして午後9時30分前後からドラギECB総裁の記者会見が予定されています。

しかし、最近、ECBが鳴りを潜めているのが気になります。

実際、今年に入り、ドラギECB総裁も、確かに、記者会見でいつでも躊躇なく動く的な発言は何度かありましたが、新鮮味がないこともあって、あまりマーケットは反応してきませんでした。

ただし、レンジは、2015年2月から、既に1年5カ月に及んでおり、相場は動き出す可能性は高く、動くとすれば、緩和方向ではないか見ています。

円安の理由

静かです。

しかし。ドル/円は、静かながら買い気です。

7月の11日以来のほぼ一本調子の上昇は、余程の資金が円からドルに動いたものと思われます。

その流れを読み切れなかった点は、大変申し訳なく思っています。

原因究明とご報告を急ぎたいと思います。

引かないドル/円の買い

ニューヨークダウは、 マイクロソフトやモルガン・スタンレーの四半期決算が、予想を上回ったことから買われ、前日比36.02ドル高の18,595.03ドルと、7日連続で過去最高値を更新して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米利上げ期待が徐々に高まりつつあることから上昇し、暫定値ながら前日比0.028%上げて1.580%で引けました。

原油価格は、需給の緩みに対する懸念が一服し、次第に値を戻す展開となり、前日比0.29ドル高の44.94ドルで引けました。

金価格は、米株式相場が最高値を上回って推移するなどリスク選考が強まって売られ、前日比13.0ドル安の1,319.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円の買いが引かず、一時107.02近辺をつけました。

EUR/USDは、小動きが続き、EUR/JPYは、ドル/円上昇に連れ、一時117.93近辺をつけました。

一部には、今回ドル/円は115円に向かうという見方も出てきています。

そこまでは、まだ考えてはいませんが、現状の買いの強さからすると、少なくとも、まだ買いは引かないという見方の方が納得がいくと思います。

2016/07/20

相場にフローはあるか?

知り合いと話していますと、相場の見方が随分変わってきているのを感じました。

その知り合いは、ドル/円は、115円に向かうという意見でした。

もちろん、相場に絶対はありませんので、115円に向かう可能性を否定するものではありません。

しかし、私の持論で言えば、相場がこの場合のように上がるには、一方向へ継続的に流れるフロー(資金の流れ)が必要だということです。

EUR/JPYの下げは続くか

ドル/円が軟化してきています。

一方、EUR/USDは、小反発しています。

そして、EUR/JPYは、下げています。

現段階では、EUR/JPYの下げは、ドル/円の下げによって起きています。

重いクロス円

クロス円が、重くなっています。

クロス円の下げは、ドル/円の下げというよりも、対ドルのその他通貨が重いくなっているためだと思われます。

ドル/円も、上値は重そうです。

対ドルのその他通貨では、EUR/USDに注目しています。

意外な急所、EUR/USD ?

ニューヨークダウは、企業業績の改善や米景気の先行きに対する期待感が相場を押し上げ、前日比25.96ドル高の18,559.01ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、上げ一服で、暫定値ながら前日比0.029%下げて1.553%で引けました。

原油価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比0.59ドル安の44.65ドルで引けました。

金価格は、上昇基調にあったニューヨークダウが膠着感を強め、軟調に推移する場面も目立ったことから逃避的な買いが入り、前日比3.0ドル高の1,332.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ジリ高傾向ではありましたが、上げきれず小反落となりました。

EUR/USDは、下落後、安値圏です。

EUR/JPYは、ドル/円の小反落、EUR/USDの下落を受け下がました。

ドル/円が上げきれずに緩んだことから、買い先行で攻めていることが分かります。

また、目先、EUR/USDの下落が続くものと思われます。

2016/07/19

EUR/USDに二ツ星

相場が見えなくなった時、長いチャートを見るのが良いと、以前にも申し上げてきましたがここでは、EUR/USDについて、見てみたいと思います。

EUR/USDの月足を見てみますと、1.1456近辺の25カ月移動平均線が、上から下に降りてきており、上を抑えています。

そして、直近の月足は、酒田五法の二ツ星になっており、下落の途上ですので、次の下放れが売り増しの急所と言われています。

これまで、1年近く動いていなかっただけに、動き出すと大きいものと思います。

ブルベア混在

ドル/円の1時間足を見てみますと、左下から右上に、途中、上げ下げはあっても、ほぼ順調に上がってきています。

これは、値動き分析でいうところの、ジリ安相場であり、つまりは、マーケットは、上がる過程で
売り上がって、未だにショートだと思われます。

ただし、ショート一辺倒、ロング一辺倒といった相場は珍しく、上げの過程で売り上がるマーケット参加者もいれば、買い上げるマーケット参加者もいます。

つまり、売り上がるマーケット参加者と買い上げるマーケット参加者のどちらが多いかによって、売り上がるなら上がり、買い上げるなら下がるものと思われます。

レベル感からの売り?

ドル/円、クロス円は、やや重くなっています。レベル感からの売りの可能性があります。

レベル感は、値頃感と、同じ意味で、もうこの辺だったら売ってもいいだろうという、主観的なものです。

ですので、マーケット全体にレベル感で売るとショートにマーケットは偏ってしまいますので、注意が必要です。

特に、東京朝9時台は、こうしたレベル感からの売り買いがでやすですので、警戒です。

ドル/円、強気派増加か

ニューヨークダウは、ソフトバンクが英半導体設計大手アーム・ホールディングスを買収すると発表し、半導体やIT業界を中心に大型M&Aの思惑が浮上したことも投資家心理を改善させ、前週末比16.50ドル高の18,533.05ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、トルコのクーデター失敗で市場は落ち着き、暫定値ながら前週末比0.031%上げて1.582%で引けました。

原油価格は、米国で需給の緩んだ状況が長引くとの見方が強まって売られ、前週末比0.71ドル安の45.24ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇を受け強含んだものの、投機筋のロングが過去最高水準に積み上がっているため、ポジション調整の売りが出て、前週末比1.9ドル高の1,329.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ニューヨークの仕掛けタイムである日本時間午後11時(夏時間)から、下げ渋っていたドル/円に買いが入り、一時106.26近辺まで上げました。

EUR/USDは、EUR/JPYの上げにも連れて上昇し、一時1.1084近辺の高値をつけました。

EUR/JPYは、ドル/円に連れて、一時117.69近辺の高値をつけました、

ドル/円で、ブル(強気)志向が台頭してきていいます。

2016/07/18

気になる、ドル/円

ドル/円、クロス円は、買い上げることもできず、横ばいです。

今日のロンドンが、買い上げてくるか、注目です。

しかし、日足の形状は、まだサポートされています。

気になるところです。

買い気のドル/円

ドル/円は、105.32近辺にある10週移動平均線と、106.69近辺にある200週移動平均線が目先の抵抗線です。

ただし、実勢値は、既に10週移動平均線を上回っていますが、まだ下を向いている移動平均線ですので、依然として強い抵抗力はあるものと思われます。

尚、週足を見てみますと、昨年12月からの下げは全く否定された訳ではありません。

今年3月頃からの下げては、反発。その後さらに下落という下げのリズムの中にいて、現状は、上値を試す可能性はもちろんありますが、その後反落となる可能性も否定はできません。

ドル/円、クロス円、横ばい

シドニーで、金曜のトルコのクーデーター前まで戻した後は、横ばいです。

東京休場もあって、閑散としています。

しかし、ドル/円、クロス円は、下がる気配もありません。

新たに上値を試す可能性もあります。

円安

先週末、トルコのクーデター発生で円高で終わりました。

しかし、本日のシドニーは、クーデターが鎮圧されたことから、
円安で始まっています。

日本時間午前5時53分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 105.33-35(104.85)
EUR/USD 1.1045-48(1.1035)
EUR/JPY 116-40-43(115.72)

2016/07/17

これからの展開は(2016/07/17)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、横ばいです。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

7月12日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング107,625枚vsユーロショート195,295枚、ネットユーロショート87,660枚(前週 ショート75,327枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング85,364枚vs円ショート37,819枚、ネット円ロング47,545枚(前週 ロング63,568枚)です。

ユーロのネットショートは、徐々に増えています。

円のネットロングは、減っています。

さて、今週ですが、日本時間16日早朝に発生したトルコ軍の一部によるクーデターも、おおよそ12時間後には沈静化しました。

しかし、金曜のニューヨーククローズ間際に、このクーデター発生の報がマーケットに伝わり、ドル/円で約80銭下落、EUR/USDで約45ポイント、EUR/JPYで約85銭下落という、いわゆるリスク回避のドル高円高になって、ニューヨークは引けており、これが月曜のシドニーでどれぐらい修正されるかが注目です。

その前段階で、英国のEU離脱決定へのリスクヘッジだったドル高円高が一応の収束の動きとなり、先週初から、ドル/円もEUR/USDもEUR/JPYも上昇していました。

ところが、このトルコのクーデターでまた、リスク回避のドル高円高となったわけで、クーデターが鎮静化したからと言って、素直にドル安円安を繰りかえすのか疑問です。

また、先週の円安の主役は、そのアグレッシブ(積極的)なドル/円買い(円安)の手口から、米系ファンドだったと見ています。

しかし、先週金曜のマーケットでは、彼らのポジションメイク(ポジションを作る)のための買いの動きは見られず、たぶん、買いが一巡しているものと思われます。

尚、彼らは日本株を買う(円買い)とそのヘッジのためにドル/円を買う(円売り)ことで、円買いと円売りを相殺するというヘッジファンドらしいヘッジをしているものと思われます。

彼らは、今年の2月以降、アベノミクス失敗でドル売り日本株売りでしたが、先週日曜の参議院選挙で自民圧勝となったことを好感して、再びドル買い日本株買いになってきたもようです。

ここから、さらに月末の日銀の金融政策決定会合での追加緩和を予想しているのであれば、さらにドル/円を買ってくる可能性はあります。

その辺の彼らのスタンスがどうなのかは、来週のマーケットでわかってくるものと思われます。

2016/07/16

トルコでクーデター?

ニューヨークダウは、発表された6月の米小売売上高は0.6%と予想の0.1%を上回るなど米景気減速への警戒が薄れ買いを誘い、前日比10.14ドル高の18,516.55ドルと、小幅ながら4日続けて過去最高値を更新しました。

米国債10年物利回りは、ダウ上昇を受けて強含みとなり、暫定値ながら前日比0.0093%上げて1.55%で引けました。

原油価格は、6月の米小売売上高など米経済指標が景気の回復基調を示し、先行きの需要が伸びると期待した買いが入り上げ、前日比0.27ドル高の45.95ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比4.8ドル安の1,327.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円、クロス円の上値を試す動きが、東京、ロンドンと続きましたが、ニューヨークに入り上値が重くなったところに、トルコの軍内部で反乱が起きたと伝わり、トルコ軍が国を掌握したと宣言したと報道され、地政学的リスクの円買いが出て、ドル/円は104.61近辺、EUR/USDは1.1024近辺、EUR/USDは115.46近辺まで下げました。

Your amount

our amount(ユア アマウント)とは、インターバンクでの取引で、いったんこの言葉を相手に発すると、相手の言う金額を全部受け、しかもいったん発した以上は、キャンセルはできないというルールです。

電子ブローキングが取引の中心となり、このルールは電子ブローキングの上ではなくなってしまったのかもしれませんが、ご紹介しましょう。

私が、実際にこのYour amount事件を聞いたのは、ロンドンでした。

USD/CHF(ドル/スイスフラン)のマーケットで、ある米銀大手のロンドン支店のディーラーが、粋がってこの言葉をブローカーを通じて使ってしまいました、

しかし、相手が悪かった。

スイスの最大手の銀行の本店が相手でした。

スイスの銀行にスイスフランをyour amount(お前の金額すべて)と言ったものですから、それはスイスの銀行も売られた喧嘩は買うこととなり、膨大な金額を米銀に提示しました。

さすがに粋がっていた米銀ロンドンのディーラーも、青ざめてしまいました。

しかも、キャンセルも、アマウント(金額)の減額もできません。

しかし、そこは米銀大手の上司が、スイスの銀行と掛け合い、キャンセルはできなかったものの、かなりの譲歩を取り付けたと、口さがないロンドン市場では話題となりました。

2016/07/15

ビッグプレーヤーの動きを知る

最近、銀行のコンプライアンス(法令順守)厳しくなり、顧客のオーダー状況は、手に入らなくなっています。

しかし、業界の中には、かなり具体的にオーダーがどこそこにあるといった情報を提供しているところがありますが、かなりマユツバで見ておいたほうが良いと思います。

それより、どういったマーケット参加者の売りか買いかは、値動きからわかります。

したがって、ビッグプレーヤーの動きを知るうえでも、値動き分析は有用です。

ヘリコプターマネー政策の可能性

政府・日銀が国民にお金をばらまくヘリコプターマネー(ヘリマネ)政策に踏み切るとの臆測が浮上しており、円安・株高が進みました。

ヘリマネ政策は、財政や通貨の信認を揺るがす禁じ手で、政府・日銀は否定していますが、緩和相場を続けたい米系ファンドなどがはやし立てているようです。

昨日・一昨日の、ドル/円、クロス円の急上昇では、米系ファンドらしい、強烈な買いが入っていたもようですので、米系ファンド勢のスタンスが変わってきた可能性があります。

今年の2月、1月末の日銀によるマイナス金利導入でいったん上がった相場を、米系ファンドはアベノミクスは失敗と見切りをつけて売り込みましたが、先日の参議院選挙で自民党圧勝で、見方がまた変わったように思われます。

様子見

あまりロングにもショートにも、偏っていないようです。

ヘリコプターマネー政策の導入の可能性に困惑している面もあるのではないかと思います。

静かです。

様子見ムードが、強いマーケットです。

ドル/円に対して依然強気か

ニューヨークダウは、四半期決算への期待から金融株が大きく上昇して相場をけん引し、前日比134.29ドル高の18,506.41ドルと、3日続けて過去最高値を更新し取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米利上げ期待も復活の兆候を見せていることから上昇し、暫定値ながら前日比0.06%上げて1.54%で引けました。

原油価格は、欧米株式相場の上昇基調を受けて、買いが優勢となり、前日比0.93ドル高の45.68ドルで引けました。

金価格は、欧米株高を受けて、逃避資金が流出し、は前日比11.4ドル安の1,332.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ロンドンオープン前後から、ドル/円、クロス円の上昇が強まりました。

買い方としては、日頃の売り上がって、しかし下がらずショートカバー(買い戻し)ではなく、新規に上値を試す動きでした。

しかし、その後、BOE(英中銀)が、金融政策の現状維持を発表すると、利下げ期待が広がっていた市場のサプライズ(驚き)となり、ドル/円、クロス円も反落となりました。

ドル/円、クロス円は、マーケットが上を見始めているようなので、そろそろ上げも一服ではないかと見ています。

2016/07/14

起死回生の買いか?

ドル/円、クロス円が、高止まりしているのが、気になります。

ついこの前までの、ベア(弱気)志向から、急にブル(強気)志向に変わっているのは、単に高いところで、ロングが積み上がってきていることを示すだけではないかと思われます。

もしも、私の見方であるトレンドからレンジに相場が転換したということが正しければ、高いコスト(持ち値)でロングが積み上がり、そして、今度は反落の時を待っているものと見ています。

今のマーケットの大勢は、今週初めからの急反発に翻弄され、そして傷を負って、どうにか取り戻したいと思っているからこそ、こんな高いところでも、起死回生の一発を狙って買ってきているとしか思えません。

ドル/円、これからの相場展開は?

ドル/円動きを、月足で見てみますと、今年の2月からこれまで、ずっと下げてきたことがわかります。

これは、2014年8月前後から2014年12月までの連続陽線による急上昇でできた、いわゆる窓を埋めた形になっていると言えます。

そして、今月に入ってから始まった揉み合いは、2013年12月から2014年8月まで、レンジ幅がおおよそ100.00~105.00近辺で揉み合いが強いサポートソーンとなっており、今回もこのゾーンで揉み合った末に、次の方向性を見出すものと見ています。

もみ合い後、もし下がるようであれば、典型的なチャートパターンであるヘッド・アンド・ショルダーになります。

方向感定まらぬマーケット

ドル/円、クロス円は、東京オープンと同時に売られました。

しかし、底堅く、反発してきています。

あまり、方向感ははっきりしません。

そして、静かです。

ブル(強気)に変わりつつあるか、ドル/円

ニューヨークダウは、米主要企業の第2四半期決算が今週から本格的に始まり、業績回復への期待から買いが強まり、前日比24.45ドル高の18,372.12ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、利益確定が優勢となり低下し、暫定値ながら前日比0.034%下げて1.476%で引けました。

原油価格は、需給関係の悪化を意識した売りが優勢となり、前日比2.05ドル安の44.75ドルで引けました。

金価格は、主要国の中央銀行が金融緩和を強めるとの思惑が強まり、前日比8.3ドル高の1,343.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円はダブルトップをいったん形成しましたが下げきれず、再び買いトライになってきています、

EUR/USDは、上昇後反落です。

EUR/JPYは、ほぼドル/円に連れた動きでした。

率直なところ、ドル/円も戻りの良いところまで上げたとは思いますが、反落するにしても、そのためにはマーケットがロングになる必要があります。

ロングになる説得力のある材料あるいは要人発言などが必要だと思います。

2016/07/13

水上紀行の為替相場予報のご案内(2016/07/13)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎月、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「主要通貨見通し」です。

基本的に、毎月第2水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

https://www.triauto.jp/marketblog/2016/07/m13.html

レンジ相場の入り口相場?

ドル/円は、上げ下げが激しくなっています。

この脈絡のない上げ下げは、レンジ相場の入り口でよく現れるものです。

このような方向感の定まらない動きで、それまでのトレンド相場で、儲けた利益を減らしたり飛ばしたリスすることは、実に簡単です。

今日、午前中の動きは、まだ1円幅ぐらいの動きですが、もっと、荒っぽく動くこともありますので、十分な警戒が必要です。

高止まりは続く?

今週に入ってからの、ドル/円やEUR/JPYの上昇を見ていますと、値動き分析の良い教材になります。

11日に買戻しが始まると、戻り売りが続き、たとえば、12日の東京オープン前にドル/円がやや上げづらくなると、値頃感からの売りが殺到しましたが、もともとマーケットはショートになっているため、この押した場面で買い戻してくるショート筋も多く、逆に踏み上げられました。

しかし。その後も、事あるごとに、上げ止まれば売りが出たものの、下げきれず反発を繰り返し、105.00接近まで上昇し、一服となりました。

そして、今日の東京9時台、また新たに値頃感からの売りが出ているようですが、ポジション的には、いったんスクエア(ノーポジ)になっているため、売ってもショートになるだけで下がらないものと思われます。

静かなスタート

昨日の強烈な相場の毒気にあてられたのか、静かなオープンです。

ドル/円は、105.85に200カ月の移動平均線があります。

これが、上値めどではないかと考えています。

あくまでも、リスク回避で売っていた(円買い)ドル/円、クロス円の買い戻しであって、新規にロングを作る相場ではないと思います。

円が受けた、とんだ英離脱劇の顛末か

ニューヨークダウは、FRBが追加利上げに慎重な姿勢を続けるとの期待感が根強く買い安心感が広がり、前日比120.74ドル高の18,347.67ドルと、2015年5月19日につけた過去最高値を約1年2カ月ぶりに更新して、取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米経済の先行きに楽観的な見方が広がってニューヨークダウの上昇や原油高を受け上昇し、暫定値ながら前日比0.078%上がって1.508%でで引けました。

原油価格は、需給が改善していくとの期待から買いが優勢となり、前日比2.04ドル高の46.80ドルで引けました。

金価格は、日米などの株高で市場心理が改善し、利益確定売りが続き、前日比21.3ドル安の1,335.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、昨日の大幅な円安劇は、6月の24日のイギリスのEU離脱決定によるリスク回避の円買いが、世界的にいかに膨大な額が出て、円ロングのポジションが出来ていたかを物語っているものと思います。

そして、離脱騒ぎが一応の落ち着きを見せたとき、円買いポジションのアンワインディング(手仕舞い)が集中したということだと見ています。

週末のコメントでも、ドル/円は100円~105円近辺のレンジを予想しましたが、この予想レンジの上値を試した後、徐々に落ち着きを取り戻すものと見ています。

円は、イギリスのEU離脱騒動から、とんだあおりを食った格好です。

2016/07/12

まだ、ショートか?

ドル/円、クロス円は、高値からは小緩んでいます。

しかし、これでショートが買い戻されたとは思えません。

なぜなら、依然として高値圏内にはいるからです。

これが、ポジションがロングになっているのであれば、下げ止まることはできないと思うからです。

危険なトレンドからレンジへの移行期

トレンド相場からレンジ相場への移行と注意点について、確認します。

基本的に相場とは、トレンド(動)とレンジ(静)によってできています。

このトレンドとレンジのサイクルの中で一番危険なのが、トレンドからレンジに移行する際です。

なぜなら、今まで一本調子できたトレンド相場が、トレンドラインを割り込んでしまうことで、トレンドを終了し、レンジ相場に移行するのですが、この移行期が、一番荒っぽく上下し、その脈絡もない上げ下げに、折角トレンド相場で儲けた利益を減らしたり、飛ばしたりします。

高止まり

ドル/円、EUR/USD、EUR/JPYは、昨日のニューヨークで、一応高止まりとなりました。

値動き分析的には、買い戻しが一巡して、マーケットはスクエア(ノーポジ)になり、高止まりになっていると見ます。

しかし、値ごろ感からすでに津京オープン直後、売ってきましたが、単にスクエアのマーケットで売ったため、ショートになり、買い戻しが出ているもようです。

こうした、高止まり状態から、次の流れができるには、時間がかかります。

ドル/円、レンジ入りか

ニューヨークダウは、先週金曜に発表された6月の米雇用統計が改善し、米景気への楽観が広がり、前週末比80.19ドル高の18,226.93ドルと、2015年5月22日以来、およそ1年2カ月ぶりの高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米経済の先行きに楽観的な見方が広がり、暫定値ながら前週末比0.071%上げて1.429%で引けました。

原油価格は、需給の緩んだ環境が長引くとの見方が広がって売られ、前週末比0.65ドル安の44.76ドルで引けました。

金価格は、ニューヨークダウも上昇を受け、逃避資金が流出し、前週末比1.8ドル安の1,356.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ショートの買い戻しと思われる買いに一本調子に上昇し、102.89近辺をつけました。

EUR/USDは、ほぼ横ばいでした。

EUR/JPYは、ドル/円に連れて上げ、一時113.78近辺をつけました。

今回のドル/円の上昇は、あくまでも、トレンド相場からレンジ相場への移行に伴うものだと見ています。

したがって、にわかにドルブル(ドルに強気)になって、買い過ぎれば反落もあると見ています。

つまり、かなり厄介な相場だと思います。

ドル/円、レンジ入りか

2016/07/11

マイナビニュースにコラム掲載(2016/07/11)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「 荒波に出航するイギリス」です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
http://news.mynavi.jp/column/mizukami/044/

ポンドの下落は再開か

イギリス政府は9日、「われわれは離脱を進める準備をしなければいけない」として、国民投票のやり直しを行わないことを明確にしました。

これによって、イギリスは、退路を断ちきり、さらに難局に向かうことになると思います。

1時間足で見ますと、GBP/USDにしても、GBP/JPYにしても、一種のヘッド・アンド・ショルダーになっており、右肩もほぼ出来上がってきているように見ています。

ただし、もともとじゃじゃ馬通貨であること、なおかつ、新規参入者も増えているものと思われますので、特にエントリーには注意が必要だと思います。

米雇用統計のポジション調整が今日も?

よくあることではありますが、米雇用統計の発表後、たとえば先週金曜の結果で申し上げれば、予想を大幅に上回る結果に、ドル/円はまずは買いが思いっきり出ましたが、マーケットの本音としては売りたかったことから、上値が重くなり反落しました。

しかし、下は下で堅く、反発し、高値と安値のちょうど中間ぐらいに収束し、越週しました。

そして、今日、週末の参議院選挙で自・公民が過半数を取り、とりあえず、ドル/円は買いが強くなっているようにも見えますが、実は、先週金曜の米雇用統計でできたポジションを手仕舞う動きが出ているものと思われます。

つまり、雇用統計の結果に対してできたポジションで今日になっても残っているのは、結局ショートだったということだと思います。

選挙でやや円安?

自・公民が改選議席の過半数を得たことで、株高、円安となっています。

ただし、ドル/円はそれほど大きな動きではありません。

今までの経験からしますと、為替はあまり選挙では動かない印象です。

先週金曜の米雇用統計でできたポジションが、投資家などのフローがなければ、結局は、調整相場にはなると思います。

前週末とほぼ変わらず

シドニーでは、ほとんど、前週末とは変わりません。

しずかなスタートです。

日本時間午前6時00分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 100.60-65(100.57)
EUR/USD 1.11047-54(1.1051)
EUR/JPY 111.13-25(111.15)

2016/07/10

これからの展開は(2016/07/10)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、強めです。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm
7月5日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング112,011枚vsユーロショート187,338枚、ネットユーロショート75,327枚(前週 ショート61,934枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング87,037枚vs円ショート23,469枚、ネット円ロング63,568枚(前週 ロング59,750枚)です。

ネットユーロショートは、若干増加気味です。

ネット円ロングも、若干増加気味です。

さて、今週ですが、ドル/円につきましては、もちろん100.00を突破して、さらに下落を続ける可能性もありますが、どうも、先週金曜の米雇用統計後の値動きが気になります。

6月の雇用統計自体は、失業率が4.9%と予想4.8%を上回りましたが、非農業部門就業者数が28.7万人と予想の18.0万人を大きく上回りました。

しかし、相場の方は、指標の良い結果に沿って、まずは101.30まで急騰、しかしそれ以上に上がりきれず、下げに転じて、今度は本来マーケットがやりたかった下方向を試して99.99まで急落、しかしそれ以上下がることもできず、徐々に振幅は狭めながら、100.57に収斂して引けました。

つまり、方向感がなく、脈絡のない動きになってきており、これが意味することは、ドル/円はレンジ相場入りする公算が高くなっているということです。

それは、また、月足で見ると2013年12月から2014年7月の間の100.00から105.50近辺のレンジ相場によって形成された、ヘッド・アンド・ショルダーの左肩に対する右肩を今度は作ろうとしているのではないかと考えています。

尚、ヘッドの部分は2014年8月から2016年6月近辺です。

これが正しければ、今年一杯はレンジになるのではないかと思われます。

しかし、GBP/USDは下落基調にありますし、EUR/USDもそろそろ、下落を再開する可能性は高いものと思われますので、それに連れてGBP/JPYはEUR/JPYは下落する可能性があります。

つまり、ドル/円が足踏みする中、GBP/JPYやEUR/JPYは下落するという、パターンになるのではないかと見ています。

もちろん、GBP/JPYやEUR/JPYが下げる過程において、ドル/円も下げのプレッシャーはかかると思いますし、一時的に100.00を割り込むこともあると思いますが、先週の金曜と同じように、下押しは長くは続かず、また上方向に戻してしまう可能性は高いと思われます。

GBP/JPY、あるいはGBP/USDに関しては、あまりにも英国民投票の状況がお粗末で、これは下がらざるを得ないと思います。

EUR/JPY、あるいはEUR/USDについても、FRBによるドイツ銀行のストレステスト(※)で、同行は2年連続不合格となり、ユーロ売り再開のきっかけになる可能性はあるものと見ています。

(※)ストレステスト:銀行の健全性審査のこと。金融市場での不測の事態が生じた場合に備えて、パニック状況に金融機関の運用損失程度や損失回避策を予めシミュレーションしておくリスク管理手法

2016/07/09

油断できないマーケット

ニューヨークダウは、発表された6月の米雇用統計で、失業率が4.9%と予想4.8%を上回りましたが、非農業部門就業者数が28.7万人と予想の18.0万人を大きく上回ったことから、前日比250.86ドル高の18,146.74ドルとなり5月27日以来、およそ1年2カ月ぶりの高値となって取引を終えました。

米国債10年物利回りは、強い米雇用統計ながら売られ、暫定値ながら前日比-0.029%下げて1.356%で引けました。

原油価格は、ナイジェリアの産油地域で武装集団がパイプラインを新たに襲撃したと伝わり供給不足が懸念されましたが、米国内では6月の雇用統計で、非農業部門の就業者者数が市場予想を大幅に上回って増えたことで需要に対する安心感が出て、結局、前日比0.27ドル高の45.41ドルで引けました。

金価格は、米雇用統計の発表後、米労働情勢に対する悲観論が和らいだことから売られ、前日比3.7ドル安の1,358.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、予想外に良かった米雇用時計を受け、いったん101.28近辺まで上昇しましたが、その後一転して売りが強まり、99.99近辺まで下落、その後は100.60近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、雇用統計後、上下に振れましたが、1.1050近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、ジリ安傾向を続け、111.10-15近辺で引けました。

マーケットはドルベア(ドルに弱気)センチメントが強かったものの、下値を崩すほどではなく、売り過ぎた分だけ買い戻されている格好となりました。

まだまだ、油断はできませんが、レンジが当面続くものと見ています。

こんなラッキーなことはない 

相場で、幸運にもたまたま大儲けをしたことが、そう数は多くはありませんが、経験したことがあります。

中でも、ニューヨークにいた頃のエピソードは、今でも忘れられません。

それは、たまたま、上司と二人で、ドル/円のショートをパンパンに持っていた時のことでした。

その時、上値は重くはありましたが、静かなマーケットでした。

ところが、ニューヨーク連銀が突然、ドル/円の売り介入を実施してからは、マーケットは騒然となり、ドル/円はニューヨーククローズ後開いた東京でも下げ続けました。

これにより、上司と私のドル/円ショートのポジションは、その半期の目標を達成するほどの大フェーバー(有利)となりました。

その時、上司が言いました。

「こんなラッキーなことはないから、ポジションを全部利食おう」

これは、私も同感で、早速、すべてのショートポジションを買戻し、利益を確定しました。

その後、この時の上司の「こんなラッキーなことはない」という言葉が、相場で勝っている時には、よく思い出され、利食えてラッキーとばかりに利益を確定するようになりました。

つまり、相場に対して、儲けさせてもらったという感謝の気持ちが、以前にも増して強くなりました。

そのためにも、相場に対する謙虚さは、必要だと思います。

2016/07/08

ドル/円、100円割れの可能性

マーケットは、今朝、今度はロング攻めをしたもようで、逆に重くなって反落となっています。

しかも、100.00まで、もう20~30pips程まで接近しているのに、通貨当局からは、なんらトークアップ発言(発言により相場を持ち上げようとする当局者発言)すら出ていません。

ということは、介入点をさらに下げた可能性があります。

すると、今日のマーケットは、ロングに偏っていることが値動き分析から、見当がつきますので、ひとたび、100.00を割れるとロスカットが集中する可能性があります。

相場のロジック

相場はすべて脈絡もなく動いていると思われている方は結構多いように思われます。

確かに、激しい売り買いの相場、つまり攻防戦となった場合は、脈絡もない(トリッキー)な相場になることはあります。

しかし、基本的に、相場はロジック(合理的)だと思っています。

たとえば、ひとつの相場のロジックがわかってしまえば、相場の流れもわかってきます。

ドル/円、クロス円、買い気でスタート

ドル/円、クロス円は、久々に買いで入ってきました。

株価が上昇しているためのようです。

しかし、今夕には米雇用統計の発表があります。

したがって、様子見気分が強まるものと、思われます。

発表待ちのマーケット

ニューヨークダウは、翌日に米雇用統計の発表を控え、ポジション調整の売りが優勢となり、前日比22.74ドル安の17,895.88ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された6月のADP雇用統計が17.2万人と予想の16.0万にを上回ったことから、翌日の米雇用統計に対する期待が高まり、暫定値ながら前日比0.017%上げて1.385%で引けました。

原油価格は、需給が逼迫するとの期待がやや後退し、売り優勢となり、前日比2.29ドル安の45.14ドルで引けました。

金価格は、翌日に米雇用統計の発表を控え、ポジション調整の売りが強まり、前日比5.0ドル安の1,362.1ドルで取引を終えた。

為替相場では、ドル/円、EUR/USD、EUR/JPY、いずれもいったんロンドンタイムには反発しました。

しかし、ニューヨークの仕掛けタイムである日本時間午後11時頃から売られ反落となりました。

いすれにしても、米雇用統計をにらんだ動きになりそうです。

2016/07/07

ドル/円、レンジ相場形成の可能性

ドル/円、クロス円は、下げきれず、買い戻しになってきています。

このことからも、相場は、一方向に継続的に流れるフローがないことがわかります。

これが、レンジ相場を形成するもとになります。

今回、ドル/円がレンジ相場になるのではないかと、考えた大きな理由は、月足で見ると、2013年12月から2014年7月に掛けて、101円から105円近辺でのレンジ相場を形成したことでした。

 

マーケットに残るのは投機筋だけか

7月4日の米独立記念日の祝日も過ぎ、夏のホリデーシーズンに入ってきています。

大口投資家の動きも鈍り、マーケットに残るのは投機筋だけになってきているものと思われます。

その投機筋の動きを示す好例が、ここ2日に及ぶ、ドル/円の売りトライだと思います。

まず、確たる理由があって売っているわけではなく、多分に重いから売りというムード先行型だと言えます。

ドル売りが先行するマーケットか?

ドル/円、クロス円は、昨日の東京での下げの記憶が新しく、売りが先行しています。

しかし、思うようには、下がりません。

売り過ぎているように、思います。

ここから、ジリ高で推移するようであれば、ショートであることが確認できると思います。

投機筋の相場

ニューヨークダウは、発表された6月のISM非製造業景気指数が56.5と予想の53.3を上回ったことから、米景気が順調に回復するとの期待から買いが優勢となり、前日比78.00ドル高の17,918.62ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、下げて始まったもののISM非製造業景気指数が強い内容だったことから戻して横ばいになり、暫定値ながら前日比0.005%下げて1.370%で引けました。

原油価格は、発表された6月のISM非製造業景気指数が予想を上回ったことが好感され、前日比0.83ドル高の47.43ドルで引けました。

金価格は、実物資産の裏付けがあるため、逃避資金が流入しやすく、前日比8.4ドル高の1,367.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円はロンドンタイム一時100.20近辺まで下げましたが、発表された6月のISM非製造業景気指数が予想3を上回ったことがきっかけとなり、上昇に転じ、一時101.47近辺まで反発しました。

EUR/USDは、ISM非製造業景気指数が予想を上回ったことから、一時1.1029近辺まで下がったものの、買いが再び優勢になり、1.1111近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、ドル/円の流れをなぞり、一時112.61まで上昇しました。

今週月曜の米独立記念日より、夏のホリーデーシーズンが始まっており、投資家の動きが鈍っている中、相場の主役は投機筋となっています。

投機筋の宿命は、売れば利食いか損切りのために買い戻さなくてはならず、また買えば利食いか損切りのために売り戻す必要があります。

5日以来のドル/円相場は、まさにそうした投機の仕掛けと手仕舞いだったと思いますし、まだショートはすべて解消したとは思いません。

したがって、たぶんまだ上がる相場ではないかと見ています。

2016/07/06

ドル/円、クロス円の下げ一服

東京時間は、昼頃まで下げ続けましたが、現在一服しています。

そして、まだ介入は出ていません。

たぶん、最初が肝心と引き付けているものと思われます。

以前確か、日銀の方に聞いた話ですが、通貨当局関係者の発言は、良いようにマーケットで受けとめられて、仕掛ける言い訳に使われるということに、かなり神経質になっているようで、そのため、為替相場のコメントは、判で押したような発言しか返ってきません。

なぜ、現状レベルでも、介入の可能性があるのか?

前回の介入が2011年の10月末頃でした。

その時の、実勢レートは、77円前後でした。

それに比べれば、115円頃から、介入をほのめかしていた財務省は、やや違和感を感じるところです。

しかし、ここで介入しないで、ドル/円が急落すると、日本株も急落することになり、つまりアベノミクスの崩壊を意味することになるため、通貨当局としては、それは避けたいというのが、本音なのではないかと思われます。

介入警戒か

東京は、ドル/円、クロス円の売りでオープンしました。

しかし、介入警戒もあることから、あまり積極的に売ってきません。

もし、介入警戒からロングが溜まると、下げやすくなります。

尚、政府日銀が介入できるのは、基本的には、ロンドンオープンまでです。

それ以降はBOE(英中銀)に委託して介入(委託介入)になるのが一般的です。

全体的に調整の可能性は?

ニューヨークダウは、欧州株や原油価格の下げを受けて、資源株や金融関連株を中心に売りが優勢となり、前週末比108.75ドル安の17,840.62ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、英EU離脱による世界経済への不透明感が再燃し逃避資金が流入し、暫定値ながら前週末比0.071%下げて1.373%と過去最低を更新して引けました。

原油価格は、英国のEU離脱決定を受けて世界的な景気減速懸念が再燃し売られ、、前週末比2.39ドル安の46.60ドルで引けました。

金価格は、欧米で主要国の長期金利が一段と低下し、株安も進み、逃避資金の流入が増し、前週末比19.7ドル高の1,358.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は東京タイムから下げ、ニューヨークでは、101.30近辺まで下げた後、101.70近辺まで反発しました。

EUR/USDは、いったん1.1186近辺まで上昇後反転し、ニューヨークでは、1.1062近辺まで反落しました。

EUR/JPYは、東京タイムが下落を開始し、ニューヨークマイムには112.36近辺まで下げました。

全体的にワンウェイ(一本調子)の下げでしたが、基幹的には、調整期間に入る可能性があると見ています。

2016/07/05

ロングは投げ終わったか?

ドル/円、クロス円は、午前9時台、10時台に大きく下げ、その後は、安値圏を維持しています。

それだけを捉えると、値動き分析の急落のパターンとなり、ロング筋が投げて、ほぼポジション的にはスクエア(ノーポジ)となっているため、その後安値圏を維持しているということになります。

たぶん、下がり始めの過程で買い下がってしまったことで、ロングが膨らんでしまったために、ロング自体の重みに耐えかねて、投げ急いだものと思われます。

ただし、既にロングが概ね投げてしまったのであれば、ここから売っても、一時的な押しはあっても、続落は難しいものと思われます。

株に連れた相場か

株が売られているのに連れて売られているようで、それ以上の理由もないようです。

マーケットは、かなり薄いようで、その中で、仕掛けられているということです。

こういった、相場にテーマがない相場は、ある程度までは力ずくで持って行けます。

しかし、やっているのが投機筋だけですので、売れば、利食いあるいは損切のために買い戻さなければならない投機筋の宿命がある以上は、結果的には、往って来いの相場になりやすいと言えます。

ドル/円、売り優勢

今日も、ドル/円は、東京オープンと同時に売りです。

結構売っていますが、買いも出てきます。

しかし、今のところ、売り優勢です。

9時台で、売りが引かなければ、下げの可能性も出てきます。

ドル/円の下落リスクに警戒か

ニューヨークダウと米国債10年物利回りは、米独立記念日で休場でした。

原油価格は、時間外取引で、日本時間22時04分現在、前週末比0.18ドル高の49.17ドルでした。

金価格は、時間外取引で、日本時間22時04分現在、前週末比14.90ドル高の1,353.90ドルでした。

為替相場では、ドル安傾向で推移し、ドル/円は一時102.44近辺まで下落、EUR/USDは1.1160近辺まで上昇しました。、

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて、114.45近辺まで上昇しました。

ドル/円の底値が軟弱に見えますので、注意が必要だと見ています。

2016/07/04

マイナビニュースにコラム掲載(2016/07/04)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「人の行く裏に道あり花の山、ジョージ・ソロス氏に思う」です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
http://news.mynavi.jp/column/mizukami/043/

ドル/円、EUR/JPYは、ショートか?

本日のドル/円とEUR/JPYの1時間足を見てみますと、典型的な値動き分析的な動きをしています。

シドニータイムから、午前8時台に掛けて売り込まれています。

そして、9時台も下押しするものの下げきれず、安値圏を形成し、それでも戻り売りをしたもようで、既にショートになっていたところに、さらにショートを上塗りする格好となり、10時台から買戻しに上げ始め、12時台まで上昇しています。

そして、13時台は、それ以上には上げ切れず、再び戻り売りをしているもようです。

あきらめない

東京・アジア勢は、特にロンドン勢に比べるとどうもあきらめが早いように、思います。

もちろん、ニューヨークもここぞという時の執拗さはものすごいものがあります。

テレビかなにかで見たのですが、ある成功者の方が仰っていましたが、「あきらめないことが成功には必要だ」そうです。

確かに、英米人のあの成功への執念は学ぶべき点が多いです。

ドル/円の売りでスタート

東京9時は、ドル/円の売りで始まっています。

日足で見ると、2番底をつけに行きそうな格好をしています。

ニューヨークは、休場ですが、どこまで試せるでしょうか。

ロンドンは、通常通りです。

円高気味

シドニーでは、やや円高気味です。

本日は、米独立記念日で、ニューヨークは休場です。

日本時間午前5時29分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 102.52-65(102.82)
EUR/USD 1.1127-41(1.1137)
EUR/JPY 114.03-20(114.20)

2016/07/03

これからの展開は(2016/07/03)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、小緩みました。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

6月21日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング109,580枚vsユーロショート171,514枚、ネットユーロショート61,934枚(前週 ショート61,346枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング85,493枚vs円ショート25,743枚、ネット円ロング59,750枚(前週 ロング52,296枚)です。

ユーロも、円も、あまり変わりませんでした

さて、今週ですが、まだ決着はついてはいないものの、取り合えす、英国のEU離脱相場は、一服しきました。

そして、今週水曜にはFOMC議事録要旨が公表され、週末には、月間最注目の米雇用統計が発表されます。

一見いつもに戻ったようではありますが、英国問題は依然収拾せず、それが収拾しなければFRBの金融政策を決まらずということで、英国は飛んだことをしてくれたと言わざるを得ません。

そして、それは、あらたなポンド売りとなって、相場に大きな影響を及ぼすのではないかと思います。

GBP/USDは、既に2009年1月の安値1.3504近辺を割り込んでおり、新たに売りが示唆されています。

まだ、売りはこれからだと思われます。

ただし、気をつけなくてはならないのは、相手がポンドだということです。

非常にボラタイルな(激しい)通貨ですし、流動性がまたかなり低いと来ています。

さすがに、ロンドン市場ではそういうことはないですが、ニューヨーク市場のGBP/USDの最少取引単位は、0.5本(50万ポンド)でまさに、スカスカのマーケットです。

そこに、新規の参加者がたくさん加わってくるものと思われ、今でもチョッピーな(不規則に乱高下する)相場が、どれだけ激しい相場になるか予想もつきません。

ですので、ポンドを触るにしても、利が乗れば着実に利食うことが重要です。

ドル/円に関しては、2013年12月~2014年7月に掛けて、101円~105円近辺で揉み合っているのがどうしても気になります。

下に抜けるにしても、それ程すんなりと行かないように。現在考えています。

EUR/USDは、5、10、25、90各週の移動平均線が収束してきており、近い将来、相場が動き出すタイミングが近づいていると見ています。

方向は、下げだと見ています。

EUR/JPYの、保合いとなった可能性の高いドル/円と、下がるタイミングが近づいているEUR/USDの合成ですので、下がるものと見ています。

2016/07/02

明日の「これからの展開は」について

明日日曜の「これからの展開は」の掲載は、午後となります。

マーケットに許されたわけではないポンド

ニューヨークダウは、3連休を前に様子見ムードも強く、前日比19.38ドル高の17,949.37ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、FRB幹部から利上げを急がないとの姿勢が示されていることから低下を続け、暫定値ながら前日比0.026%下げて1.444%で引けました。

原油価格は、主要国の株式相場の上昇が続いたことに連れて上げ、前日比0.66ドル高の48.99ドルで引けました。

金価格は、逃避的に買われて上昇し、前日比18.4ドル高の1,339.0ドルで取引を終えました。

為替相場では、来週月曜が米独立記念日の祝日のであるため動意を乏しく、小動きに終始しました。

英国のEU離脱騒動はまだ落ち着いたわけではありませんが、とりあえず、マーケットにも抵抗力が出来てきたように思います。

しかし、これでポンドが現水準にいることが許されるほど、世の中甘くはないと思います。

ポンドには、引き続き警戒です。

インディペンデント・デー

インディペンデント・デー(米独立記念日)は、毎年7月4日です。

今年は、明後日月曜日です。

夏休みシーズンの開幕を告げる祝日で、ニューヨーク周辺では、マンハッタンではハドソンリバーかイーストリバーで、また郊外でも各所で花火大会が開催されます。

一度、ディーリングルームの連中と、船をチャーターして、イーストリバーへ花火見物に行ったことがありました。

夏の夕暮れ時の川風は気持ちよく、実に開放的で、しかもシャンペンが抜かれ、ゴージャスな気分でした。

そして、花火が上がるたびに、大歓声が上がり、楽しいひとときを過ごしました。

それ以来、インディペンデント・デーと聞けば、その時の情景を思い出します。

相場の節目になる傾向のある米国の祝日がいくつかあります。

特に顕著なのは、1月1日のニューイヤー(新年)、7月4日のインディペンデント・デー、9月第1週の月曜のレイバー・デー(勤労感謝の日)、11月第4週の木曜のサンクスギビング・デー(感謝祭)、12月25日のクリスマス・デーといったところです。

1月1日のニューイヤー(新年)、9月第1週の月曜のレイバー・デー(勤労感謝の日)、12月25日のクリスマス・デーの後は、新規のポジションテイク(ポジションを取るタイミング)となりやすく、また、7月4日のインディペンデント・デー、11月第4週の木曜のサンクスギビング・デー(感謝祭)の後はポジションクローズ(手仕舞い)のタイミングになりがちです。

こうした四季の風物詩にも目を向けることが、相場を見ていく上で、大切です。 

2016/07/01

気合いの相場

気合い(きあい)の相場とは、たとえば、米雇用統計などの時に良く見受けられますが、たとえば、非農業部門就業者数が予想より実際がはるかに強かった場合、マーケットは、これはドル買いだと理解し、みんなドル買いをします。

これを気合の買いと言います。

しかし、投機筋は、買ったら、必ず利食いか損切りのために売らなければなりませんので、それほど長くは、ポジションを維持できず、それ以上に上がらくなれば、投げ売りがでることになります。

つまり、気合の売り買いはもろいということです。

憂国、グレートブリテン

GBP/USDの日足を見ますと、6月24日に急落して以降は、安値圏に張り付いています。

ご存知のように離脱を推進していた、前のロンドン市長のボリス・ジョンソン下院議員は、昨日、与党・保守党の党首選に立候補しないことを明らかにするなど、英国は混迷を続けています。

それでも、下げを再開することなく、安値圏にいるということは、ポンドのショートポジションもそこそこには出来ているものと思われます。

しかし、今回、英国が見せた数々の失態は、やはりポンドが売りの対象にはなるものと思われます。

二番底を試すか?

ドル/円、EUR/USD、EUR/JPYの日足を見ていますと、二番底をこれからつけに行こうとする可能性があります。

なぜなら、反発後の上げに限界が出てきているのを感じるからです。

いずれも、ここから上げきれなければ、反落だと思います。

ただし、前回6月24日の安値を下に切れないと、レンジ相場になるように思われます。

方向性が定まらぬマーケット

ニューヨークダウは、BOE(英中銀)のカーニー総裁が今夏の金融緩和を示唆したことや欧州の株高を受け買い戻しが続き、前日比235.31ドル高の17,929.99ドルで引けました。

米国債10年物利回りは、カーニーBOE総裁が夏にも追加緩和実施を示唆するなど中銀が緩和姿勢を鮮明にしていることで、世界的に国債購入は続くとの見方から利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.041%下げて1.475%で引けました。

原油価格は、BOEによる金融緩和観測を受け、GBP/USDが売られ、それに連れて下げ、前日比1.55ドル安の48.33ドルで引けました。

金価格は、GBP/USDやEUR/USDの下落に連れて下げ、前日比6.3ドル安の1,320.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米株価上昇を受けて上げ、103.29近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、反落後反発となりました。

EUR/JPYは、反落後の反発は、EUR/USD以上となりました。

たぶん、マーケットは、調整相場に入ったものと思われます。

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