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2016/08/31

米系ファンドはドル買いで勝つか?

依然、ドル/円の買いが引きません。

たぶん、米系ファンドの買いだと思われます。

しかし、ファンドは、今年は、たびたびドル/円の買いで攻めてきながら、どれも失敗に終わっています。

それでも、日米金利差拡大につながるとして、ドル買い円売りで入って来ているものと思われます。

今のステールな相場のテーマは?

昨日、セミナーに出演し、その際もお話ししましたが、相場のテーマ(題材)には鮮度があって、まだフレッシュ(新鮮)であれば、相場も素直に動くものですが、もうステール(古い)になってしまうと
なかなか素直な動き方をしなくなってしまいます。

現在、テーマとして、ステールだと思うのは、アメリカの利上げの問題ではないかと思っています。

この利上げ問題がどれぐらい以前から議論されていたかを調べてみると、すでに2010年頃から記事になっています。

少なくとも6年間議論されてきており、いわば、ステールの中でも、骨董品的価値があるものと言えます。

ほぼ横ばい

上を攻めるわけでもなく、下を攻めるわけでもなく、ほぼ横ばいです。

米雇用統計を週末に控えていて、特にアジア勢は、早々と様子見に入る場合がよくあります。

そうした調子なのではないかと思います。

もう少しファイティングしてもらいたいものです。

NYC後、既にドル高に過熱感か

ニューヨークダウは、フィッシャーFRB副議長が「労働市場は完全雇用に極めて近い」として追加利上げが近づいていることを示唆したことから、9月の利上げの可能性も否定せず、マーケットでは年内に2回の追加利上げも意識されて売られ、前日比48.69ドル安の18,454.30ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、横ばい推移し、暫定値ながら前日比0.009%上げて1.568%で引けました。

原油価格は、EUR/USDの下落を受けて下げ、前日比0.63ドル安の46.35ドルで引けました。

金価格は、フィッシャーFRB副議長が追加利上げが近づいていることを示唆したことを受けて下げ、前日比10.6ドル安の1,316.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、FRBの利上げ見通しが強いことから買われ、一時103.14をつけました。

EUR/USDは、ドル高となり、一時1.1132近辺まで下げました。

EUR/JPYは、ドル/円の上げに連れ、一時114.91近辺まで上げました。

米利上げ当然的な過熱感がでているように思います。

まだまだ、週末の米雇用統計を見るまでは、なんとも言えないと思います。

2016/08/30

ドル/円は、さらに上がるのか?

先週のイエレン発言で上がった値幅は約2円45銭でした。

これを、長いと見るか、短いと見るかは、いろいろですが、私は、これだけアメリカの利上げが注目されている割には短いと思いました。

むしろ、連続陽線が、100.29から101.86まで、約1円57銭開いてしまっており、いずれ埋めにかかるものと思われます。

もちろん、目先は、米雇用統計を金曜に控えており、しかも、もし、良い結果であれば、尚更、上がる可能性は、なくはありませんが、個人的には、上げは限られるものと思われます。

EUR/USD、膠着の原因

最近の決して話題通貨ではないけれど、何が起きているか推察したいのが、EUR/USDですね、

2014年5月から下落し、2015年2月まで、なんと3500ポイントも急落しましたが、2015年2月以降は、1.05~1.16近辺のレンジ相場を過去1年6カ月間続けてきました。

ということは、ドルからユーロに大挙して資金が戻る時でもなければ、新たにユーロからドルに新たに資金が移動する時でもないということではないかと、いろいろ理由づけして、EUR/USD相場に動きが出る時を期待しましたが、こう結論づけました。

ドル/円、EUR/JPYは、ロングか?

昨日の、東京勢のドル買い意欲は、大幅に後退しています。

ドル/円は、買うだけ買ってしまった感じです。

EUR/JPYも重くなっています。

昨日のEUR/JPYの買い意欲からすると、かなり買ってしまっていると思われます。

ドル/円、EUR/JPYは、ロングか?

ドル/円のセンチメントは、依然ブルか

ニューヨークダウは、7月の米PCEコアデフレータが前年比1.6%と、予想の1.5%を上回ったことが好感され、前週末比107.59ドル高の18,502.99ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、早期利上げ期待は高まっているものの、マーケットは9月の利上げには確信は持てず低下し、暫定値ながら前週末比0.070%下げて1.560%で引けました。

原油価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前週末比0.66ドル安の46.98ドルで引けました。

金価格は、前週はFRB幹部らの発言で目先の利上げ観測が強まり売られたものの、値頃感からの買いが優勢となり、前週末比1.2ドル安の1,327.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ロンドン休場で小動きでしたが、ドル/円は、買い過ぎ軟化気味となりました。

EUR/USDは、逆に売り過ぎの買い戻しになりました。

EUR/JPYは、軟化基調でした。

東京は、ドル/円を買い過ぎた感はありますが、週末に米雇用統計発表を控え、ロングキープで行くものと思われます。

2016/08/29

マイナビニュースにコラム掲載(2016/08/29)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「ひらめきが現実になるには」です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
http://news.mynavi.jp/column/mizukami/051/

マーケットセンチメントはブル?

依然として、ドル/円は高値圏、EUR/JPYはさらに高値圏にいます。

こういう時の見方にはふたつあります。

ひとつは、売り上がってショートのため、買戻しが出ている場合です。

そして、もうひとつには、マーケットのセンチメントがブル(ドルに強気)で、買い上げている場合です。

フローが相場を作る

最近の米雇用統計など発表後の傾向は、例えば、良い結果だと、金曜はとりあえず上げで高止まりするのですが、翌週になると、上げは続かず、下落に転じることが多いということです。

それは、なぜかと言えば、フロー(資金の流れ)がついてこないためです。

相場が、一方向に進み続けるためには、一方向のフローが継続しなくてはなりません。

そして、一方向へのフローを生む立役者とは、基本的には、機関投資家であり、また実需であり、場合によっては、米系ファンドです。

続かぬトレンド

ロンドン休場のこともあってか、ドル高サイドを試しきれません。

あまり、試せないと反落の可能性も出てきます。

最近の雇用統計などのパターンと同じで、前週金曜の動きは、翌週続かないということかもしれません。

それには理由があります。

やや円安

シドニーでは、円安傾向です。

本日は、ロンドンは休場です。

日本時間午前5時22分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 102.02-06(101.82)
EUR/USD 1.1183-88(1.1195)
EUR/JPY 114.03-15(113.98)

2016/08/28

これからの展開は(2016/08/28)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

結局、ドル高となりました。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

8月23日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング105,374枚vsユーロショート182,032枚、ネットユーロショート76,658枚(前週 ショート92,508枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング88,273枚vs円ショート32,267枚、ネット円ロング60,316枚(前週 ロング56,006枚)です。

ユーロも円も、多少の変化です。

さて、今週ですが、先週末、相場が動き出すタイミングを示す日足のボリンジャーファイブの(期間:5、偏差:2)によれば、円絡み中心で動くサインを出しており、動く可能性があり、メルマガ・レポートの会員の方にお伝えするとともに、たまたま、日経CNBCで番組出演だったことから、こうした分析法があることに加え、放送当日の可能性についても、視聴者の方にも一部お知らせしました。

なお、ボリンジャーファイブは、日足のみならず、他の長短いずれの足でも応用可能です。

具体的な対象通貨ペアは、USD/JPY、EUR/JPY、AUD/USD、AUD/JPY、CAD/JPY、SEK/JPYでしたが、該当通貨がほとんど円絡みでしたので、日経CNBCの視聴者の方々には円絡みのみ、ご紹介しました、

その結果は、以下の通りです。

USD/JPY   高安190pipsの上昇

EUR/JPY   高安100pipsの上昇

AUD/USD   高安150pipsの下落

AUD/JPY   高安70pipsの上昇

CAD/JPY   高安65pipsの上昇

SKR/JPY   高安90pipsの上昇

金曜のイエレン発言があったことにもよりますが、タイムリーにレンジブレイクして、正直ホッとしています。

しかし、このボリンジャーバンドとは、すでに25年間のつきあいとなり、その信頼度は高いものがあります。

「相場を予知する」という言葉がありますが、まさにこのボリンジャーファイブはそんなことがあるのかと思わせてくれる分析法です。

今回の場合、ドル高円安方向にブレイクしましたが、それでは、それが続くのかというと、実はそれほどは思っていません。

たとえば、ドル/円の週足のボリンジャーファイブは、まだ収束中であり、上のバンド(102.93近辺)は下を向き、下のバンド(99.86近辺)は上を向いており、つまり、現段階では、この上限下限のバンドはまだ抜くには相当な時間が掛かると思います。

それが、明日の月曜になって、バンドが緩くなってくるようであればレンジブレイクの可能性も出てきます。

しかし、ドル/円の反発は、一時的なものであり、まだまだ、下落過程にあるものと思われます。

したがい、ショートポジションがこなれて、ロングポジションが積み上がれば、また下落するものと思います。

イエレン議長の利上げ示唆は、ドルロングが積み上がる恰好のエクスキューズ(言い訳)なるものと
思われます。

EUR/USDは、先週末下げましたが、まだ明確な方向性はなさそうです。

EUR/JPYにつても、いったん上昇していますが、下落トレンドに変わりはないと思われます。

2016/08/27

ポジション調整に終始

ニューヨークダウは、イエレンFRB議長が講演で「追加利上げの根拠がこの数カ月で強まっている」と語ったことから、早期の追加利上げが意識されて売られ、前日比53.01ドル安の18,395ドル40で引けました。

米国債10年物利回りは、イエレン議長発言後、フィッシャーFRB副議長が9月利上げを示唆したことから期待感が高まり、暫定値ながら前日比0.050%上げて1.623%で引けました。

原油価格は、主要産油国の増産凍結の協議の行方をにらんで、ポジション調整の買いが優勢で、前日比0.31ドル高の47.64ドルで引けました。

金価格は、、イエレンFRB議長が講演で長期的な利上げペースが緩やかになるとの見通しを示したことで、資金流入が細らないと見て買いが入り、前日比1.3ドル高の1,325.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、イエレンFRB議長の早期利上げ示唆を受け、ドル/円の反発が一番目立ち、101.94近辺まで上昇しました。

EUR/USDも。ドル高になり、1.1180近辺まで下げました。

EUR/JPYは、ドル/円の上昇に連れて上げ、114.05近辺まで上昇しました。

ドル/円は上げ放し、EUR/USDは下げ放し、EUR/JPYは上げ放しで引けたことで、昨日段階では、それまでできていたドル/円やEUR/USDのドルショートの買い戻し、EUR/JPYはユーロショートの買い戻しに終始しただけで、現段階ではあまりポジションの偏りはないものと思われます。

来週の米雇用統計に向けての思惑が形成されるのは、来週になってからだと思います。

傷ついた時

相場で、大きく傷ついたご経験を少なからず、皆様お持ちではないでしょうか。

大きく傷ついた直後、どうにかして早くしかも全部取り返してやろうという気持ちを抱いたとしても、それは仕方がないことだと思います。

しかし、今までの私の経験からすると、その逸る気持ちで、すぐにポジションを持つよりも、いったん休み、気持ちをリフレッシュさせ、新たな意欲が自然に湧いてくるのを待つ時だと思います。

私が、中学生の頃だったと思います。愛犬が、外から、足にぱっくり開くような深くて大きな傷を負って帰ってきたことがありました。

もちろん、消毒もしてやり、包帯もしてやりましたが、しかし、本人は、傷が自然にふさがるまで、何日も何日も、じーっとしていました。そして、傷がふさがると、やっと普通の生活に戻って行きました。

愛犬の、誰が教えたわけでもない、野生の本能で傷を癒していく姿に、正直、私は多くのものを学んだ気がします。

休むも相場という言葉があります。その意味するところのひとつとして、休むことで傷を癒し、次への活力を充電するという意味があるのだと思います。私は、愛犬の傷を癒していく姿を見て、実は、それは自然界ではあたりまえにある姿で、ごく普通のことではないかと思っています。

相場はいつでもあります。休む時は休むというメリハリを持つことが大事だと思います。

2016/08/26

ジャクソンホール

今、ジャクソンホールでの経済シンポジウムで、話題は持ちきりですが、その名前が前面にでてきたのは、ここ3~4年ぐらい前からではないかと思います。

その前は、結構長らく、スイスのダボスで行われていた経済シンポジウムが注目されていました。

なんとなく、先進国の中央銀行総裁や財務相が集まると、注目されるものです。

特に、現在のように、中央銀行総裁あるいは議長に対する注目度が過去に比べて数段も高くなると、経済シンポジウムは、あたかもショーのような雰囲気すらあります。

大口投資家の判断には時間がかかる

金曜の日本時間午後11時頃から、イエレンFRB議長の発言が予定されているようです。

が、しかし、東京勢から見れば、週末リスクもあり、結構やりにく曜日ならびに時間の講演だと思います。

ただし、政策など方針演説は、結局はどう解釈するのかに時間がかかり、今すぐにというものでもありません。

特に、大口投資家は、お堅い人たちですので、講演内容を時間を掛けて吟味してから判断するものですから、それこそ時間がかかります。

EUR/USD、買い気

本日のイエレンFRB議長の講演は、あまり何かやるといった期待感は持たないほうが良いという意見が強まっているようです。

さんざん待たされて、それはないだろうと言いたくなるところです。

また、EUR/USDの買い戻しが強まっています。

ショートカバー(買い戻し)に見えます。

イエレン発言前のポジション調整が主流

ニューヨークダウは、イエレンFRB議長の講演を翌日に控え、持ち高調整の売りが優勢となり、前日比33.07ドル安の18,448.4ドルで取引を終えました。1

米国債10年物利回りは、強い米耐久財受注や7年債入札不調で上昇し、暫定値ながら前日比0.014%上げて1.575%で引けました。

原油価格は、産油国による増産凍結を巡る交渉が進むとの期待から買いがやや優勢となり、前日比0.56ドル高の47.33ドルで引けました。

金価格は、イエレンFRB議長が講演で利上げに前向きな姿勢を示せば、資金が流出するとの見方から売りが優勢となり、前日比5.1ドル安の1,324.6ドルで取引を終えました。

為替相場は、全体的にポジション調整からか買い戻しが中心となりました。

2016/08/25

相場の心得

私が好きな言葉をひとつ、ご紹介しましょう。

それは、「投機をなす者、楽悲を戒む(いましむ)」という言葉です。

相場を張る者は、勝てばはしゃぎ、負ければふさぎこむのではなく、ただひたすら淡々と相場を追うべきだといった意味です。

もちろん言うは易く、行うは難し(かたし)ではありますが、やはり、実践することを心がけることが大事だと思います。

今週末は、要警戒

イエレンFRB議長のジャクソンホールでの講演は、日本時間では、27日零時から行われます。

したがって、日本勢にとっては、不利な時間帯からの講演開始です。

しかも、27日は土曜ときていますので、どっぷりと週末リスクにさらされるということで、現実的には、29日の月曜にならないと、日本勢は本格的には参入できないものと思われます。

しかし、そこは焦らない方が良いと思います。

ドル/円、クロス円、買い先行か

ドル/円、クロス円が、買い気です。

しかし、ショートカバー(ショートの買い戻し)という感じはしません。

むしろ、新規に買い上げているという感じです。

様子見です。

調整に終始

ニューヨークダウは、利益確定売りが主流となり、前日比65.82ドル安の18,481.48ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、イエレンFRB議長の講演を前に様子見ムードが強く、暫定値ながら前日比0.014%上げて1.559%で引けました。

原油価格は、予想外の原油在庫増加や、イラク首相OPECの増産凍結計画に消極的な姿勢を示したことなどから下落し、前日比1.33ドル安の46.77ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比16.4ドル安の1,329.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、全体的にポジション調整のドル買いが先行しました。

2016/08/24

今までとは違う世界?

最近、振り返ってみると、確かに、米雇用統計や一部指標で動くこともありますが、一番多いのが、各国中央銀行の議長や総裁発言、そして、各国中央銀行の金融政策決定会合の結果などです。

やはり、リーマンショック以降、各国中央銀行の金融政策のうまい下手で、その国のその後に差が出ていることは否めないと思います。

また、長らくインフレの世界で生きてきた中央銀行としては、利上げがやはり善であり、量的緩和などという非伝統的手法は、あくまでも仮の宿だと思っているのだと思います。

しかし、これだけ、超緩和政策をとっても、インフレにならないということは、実は今まで住んでいた世界とは違う世界に今いるのではないかと、割り切ることも必要だと思います。

金利がテーマの相場は長続き?

米国の利上げの話は、少なくとも、既に2年はやっています。

これほど、長くなったテーマは、一般には、ステール(古い)になるか、マチュア(熟した)になった相場になり、もっと相場がフレッシュ(新鮮な)だった時よりも、素直に反応しなくなってしまうものです。

しかし、この米利上げの問題に関しては、なかなかステールにはならず、むしろ新規の参加者も加わってきているようにも思えます。

なかなかステールにならないのは、テーマが金利であるためかもしれません。

様子見の相場か?

ドル買い気味で、東京はオープンしました。

しかし、26日のイエレンFRB議長の講演を聞くまでは、なんとも言えません。

ですので、買っても結局往って来い、また、売っても行って来いの勝負に
なると思われます。

様子見で良いように思います。

ひたすらイエレン待ち

ニューヨークダウは、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスや建機のキャタピラーをはじめ、全般に買いが強まりましたが、26日のイエレンFRB議長の講演を控えて伸び悩み、前日比17.88ドル高の18,547.30ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、結局は、イエレンFRB議長の講演待ちとなり、暫定値ながら前日比0.000%の1.542%で引けました。

原油価格は、イランが増産凍結に前向きな姿勢を示したと伝わり買いが強まり、前日比0.69ドル高の48.10ドルで引けました。

金価格は、26日のイエレンFRB議長の講演を控えて、ポジション調整の買いがやや強まり、前日比2.7ドル高の1,346.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、小動きでした。

EUR/USDは、ニューヨークは、買いで入ってきましたが、その後一転して売りが強まり、1.1303近辺に下げました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて、下落基調となりました。

ただ、全般には、イエレンFRB議長の26日の講演待ちとなりました。

2016/08/23

介入点95円説?

今日の、日経新聞のマーケット総合欄2によりますと介入点は、95円という話が出ています。

しかし、現状レベルから95円まで耐えたら、たぶん95円では止まらず、90円突破まで一気に下げてしまう可能性が出てきます。

そうならないためには、下がるにしてもある程度、ガス抜きをしていかないとなりません。

それが、100円割れでの介入であり、それがあってこそ、下げにブレーキがかかるものと思われます。

介入はやるのか?

今日は、ドル/円の売りでスタートしています。

しかし、今の100円台前半などでは、とても売る勇気はありません。

なぜなら、政府・日銀の介入があるかもしれないからです。

G20やルー米財務長官から通貨安競争を回避するために介入はやめてくれと言われながらも、しかし、財務省の麻生大臣も浅川財務官も、投機的な円買いであれば、徹底介入すると言っている以上、介入はやるのだと思います。

ジャクソンホール待ち

今日は、ドル売り先行です。

しかし、ジャクソンホール(経済シンポジューム)待ちの相場です。

日程は、25日~27日です。

イエレンFRB議長の講演は、26日に予定されています。

待ちの時

ニューヨークダウは、26日のイエレンFRB議長の講演内容を見極めたいとの参加者が多く、売りの勢いが鈍り、前週末比23.15ドル安の18,529.42ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、フィッシャーFRB副議長も早期利上げに慎重だったため低下し、暫定値ながら前週末比0.037%下げて1.541%で引けました。

原油価格は、イラクやナイジェリアで原油輸出が増えるとの見方が強まって売りにつながり、前週末比1.47ドル安の47.05ドルで引けました。

金価格は、FRBによる目先の利上げの可能性が嫌気され、前週末比2.8ドル安の1,343.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、介入期待から、ロングになりやすいようで、ニューヨーク午後は安値圏を維持しています。

EUR/USDは、往って来いで、ユーロ高方向に回復しました。

EUR/JPYは、もみ合いに終始しました。

やはり、26日のジャクソンホールでのイエレンFRB議長の発言を待たねばならないと見ています。

2016/08/22

訂正とお詫び

8月21日の週間見通しに、一部間違いがありましたので、訂正しお詫び申し上げます。

誤)2014年8月はチャイナショック(EUR/USDの解説)

正)2014年8月20日発表のFOMC議事録要旨で「状況が整えば、予想よりも早い利上げもあり得る」と言及したように、FRBの利上げ観測が強まったためドル買い(ユーロ売り)が加速しました。

マイナビニュースにコラム掲載(2016/08/22)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「メダルと国力」です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
http://news.mynavi.jp/column/mizukami/050/

揉めるFOMC内部?

ドル/円は、ジリ高傾向、EUR/USDはジリ安傾向、つまり、ドル高基調となっています。

今回も振り返ってみれば、日本時間8月18日未明に公表されたFOMC議事録要旨で利上げは急がないとされていたものの、翌19日のダドリーニューヨーク連銀総裁などの早期の追加利上げ発言が出て、実際には本日の早朝買戻しのドル買いとなりました。

FOMC内部の議論を口外して、マーケットを振り回すのもいかがなものかと思います。

しかし、それだけ、揉めている表れだとも思います。

米国のエゴ

米国の利上げの話が、また頭をもたげてきています。

この話は、すでに3年以上になるかと思いますが、現在も続いています。

通常、こうした相場のテーマは、続いたとしても1年ぐらいなものですが、利上げゆえに、話が長引いても、マーケットの関心が引かないものと思われます。

しかし、現在、その他の国が追加緩和を考えているところで、米国一国だけが利上げをしたら、米国が嫌がっていても、すこしでも高い金利を探している国々からのドル買い需要は引かなくなって、ドル高は避けられないものと思われます。

また、利上げとは、別の問題とされている、通貨安競争にしても、米国のエゴが見え隠れします。

利上げ期待からのドル買いか?

東京オープン前に、いったん窓埋めで下げましたが、オープン後、また買い気が強まっています。

EUR/USDも軟調で、総じてドル高です。

FRBメンバーから利上げの発言が続いていることがドル買いにつながっているようです。

円安

シドニーでは、円安になっています。

理由は定かではありません。

日本時間午前5時45分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 100.77-81(100.22)
EUR/USD 1.1306-10(1.1326)
EUR/JPY 113.93-03(113.50)

2016/08/21

8月の出演番組とWebセミナー、そして...

[出演番組]

[ラジオNIKKEI] 
2016年8月24日(水)22時30分~23時30分 「北野誠のFXやったるで!」に出演します。

出演した番組は、Uストリーム、Podcast や iTunes でも配信されます。
詳しくはラジオNIKKEIのサイトをご覧下さい。

[日経CNBC] 毎週月曜~金曜 20:00~20:10 (金曜担当) 

「ヒロセ通商 presents FX経済研究所」

詳細は、こちらから    

[Web セミナー]

efx.com証券主催セミナー「是非、知っておきたい相場のツボ」

2016年8月30日(火) 19:30~21:00

詳細及びお申し込みはこちらから

[新手法ご紹介]

トレードの新手法「リバースエントリー」のご紹介です。

詳しくはこちらから

これからの展開は(2016/08/21)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドル安傾向でした。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

8月16日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング103,060枚vsユーロショート195,568枚、ネットユーロショート92,508枚(前週 ショート98,399枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング88,273枚vs円ショート32,267枚、ネット円ロング56,006枚(前週 ロング48,831枚)です。

引き続き、ユーロも円も、大きな変化はありません。

さた、今週ですが、まず、先週申し上げた最近の傾向として、8月18日、19日頃に相場が動き出すと申し上げました。

結論的には、ドル/円は下落傾向、ユーロは上昇傾向、つまりドル高傾向にあると思われます。

昨年の場合、ドル/円が19日の124.00近辺から下落をはじめ、その後24日にチャイナショックが発生し、116.19近辺まで大きく下げました。

そしてそれからは、レンジ相場となり、9月第一週のレーバーデーという本来の実質的な下期入りタイミングも横ばいを続けました。

一方、EUR/USDは、一昨年の8月18日から下げ始め、昨年3月1.0520近辺まで下落しました。

この長期の下げは、ECBによる、ユーロ安誘導でした。

EUR/USDも、ここ2年間は、特段9月の初旬をきっかけとして動いてはいないことがわかりました。

そのかわり、2014年8月はチャイナショック、2015年はECBによるユーロ安誘導といった出来事が、たまたまなのか、従来の9月初旬の前哨戦というよりも、下期自体が前倒ししてきているのではないかと
考えています。

したがい、今後は、8月の18日、19日は意識しておかれることと、9月の第一週の月曜明けにも、ある程度の期間、注意を払う必要があります。

さて、それでは来週のドル/円ですが。政府・日銀による円高牽制がしつこくなってきており、来週、もし、99円台前半にくると介入が出る可能性がありそうです。

なぜ、77円であった2011年の最後の介入だったにも関わらず、23円もドル高円安水準である現在のレベルでの介入を本当にするのであれば、やはりそれは日本企業の円高抵抗力がここのところ大きく低下しているためだと思われます。

さらに申し上げれば、円高株安になれば、アベノミクスの失敗だったことを認めることになると思うからです。

来週の展開は、まずは介入が入るかどうで決まってきます。

介入が入るまで、介入警戒が強いですが、いったん介入が入ると、今度は介入期待となります。

最初の介入が入れば、初回ですので、3~5円ぐらいの反発が予想されます。

しかし、介入がいったん入ると今度は、介入時に日銀にジョインして買って売り抜けようとするマーケットプレーヤーが増えるものと思われます。

そして、これが繰り返されると、マーケットがロングになり、上げにくく、そして下げやすくなってしまいます。

こうして、介入効果は低下していきます。

介入が効果的になるには、マーケットが下を攻めてショートにならなければなりませんが、売り過ぎるほどの売りがでることに、通貨当局が許容できるかは疑問です。

2016/08/20

前哨戦ではなく、前倒しか

ニューヨークダウは、前日のダドリーニューヨーク連銀総裁などの早期の追加利上げ発言を受けて、売りが優勢となり、前日比45.13ドル安の18,552.57ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、早期利上げ期待がやや意識され、暫定値ながら前日比0.043%上げて1.578%で引けました。

原油価格は、OPECなどの主要産油国が増産凍結に動くとの見方から続伸し、前日比0.30ドル高の48.52ドルで引けました。

金価格は、一部連銀総裁からの早期の追加利上げ発言を受けて、資金の流入が細り下落し、前日比11.0ドル安の1,346.2ドルで取引を終えた。

為替相場では、方向の定まらない相場に終始しました。

しかし、従来の9月初旬の欧米勢の下期スタート前に、18日、19日が前哨戦となっているのではないかと見てきましたが、下期のスタートが前倒しとなっているような印象です。

同じ土俵

マーケットには、大海のようなものです。

海の中には、生まれたばかりの魚や亀もいれば、成魚もいますし、獰猛なサメがいたり、そして長老のような亀もいます。

それらは、別々に生息しているわけではなく、同じ海の中で生息し、そして生存競争に常にさらされています。

特に、生まれたばかりの魚や亀にとって、生存することは大変なことです。

大きな魚にパクッと食べられて、それで短い一生を終えることも決して珍しいことではありません。

ここで、申し上げたかったことは、マーケットという海もまた、初心者用、中級用、そして上級用といった区別はなく、皆が同じ土俵で戦っています。

初級者にとっては難しい局面もありますが、そうした局面でも、中上級者と共に戦うか戦わないかは、自分自身で決めなくてはなりません。

生き抜くためには、早く成長することが大事です。

そのためには、まずは勉強することだと思います。

今までわからなかったことが、勉強したことで、わかるようになると、さらに勉強したくなるものです。

そうして、独り立ちができれば、生存する確率は高まるものと思います。

2016/08/19

EUR/USDの方向性は?

EUR/USDは、7月の最終週から、上昇を始め、現在も、依然として買い気の状態です。

もちろん、また2015年2月以来のレンジ相場はブレイクしてはいないものの、2015年7月、2016年7月と下値を切り上げてきており、2015年2月以来のレンジをブレイクするかもしれないという可能性を秘めてきています。

これまで、IS(イスラム国)との宗教戦争による、長期的な景気低迷などを理由に、今後ユーロの下落方向を見てきましたが、ユーロは下がるどころか上がってきており、なかなか方向性が掴めないでいます。

介入の‫仕組み

気がつけば、ほとんどの方が、為替介入を経験されていないことから、基本的なところを、確認しておきたいと思います。

よく日銀の介入と言いますが、正しくは、政府・日銀の介入です。

それはなぜかと言いますと、介入権限は政府にあり、ここでいう政府とは、財務省になります。

そして、財務省の介入指示に従って、実際にマーケットにでてくるのが、執行機関としての日銀です。

介入警戒か

介入警戒もあってか、ドル/円、クロス円は買いです。

つまり、売り過ぎのショートカバーです。

介入前に買い戻してしまうので、実際に介入が入っても、
一回目を除き、それほど、反発しないと思います。

はいるのなら、はやく入ったほうがマーケットは落ち着くと
思います。

介入不安、介入期待が混ざり合うか?

ニューヨークダウは、原油高を好感して買いが強まったものの上値も重く、前日比23.76ドル高の18,597.70ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、前日のFOMC議事録後の流れが続き低下し、暫定値ながら前日比0.014%下げて1.536%で引けました。

原油価格は、OPEC・ロシアの増産凍結期待で大幅続伸し、前日比1.43ドル高の48.22ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇を受けて上げ、前日比8.4ドル高の1,357.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンタイムに、いったん、100.51近辺まで反発したものの、ニューヨークに入り、再び99.81近辺まで下落しました。

EUR/USDは、一本調子に上げ、一時1.1366近辺をつけました。

EUR/JPYは、113.20~60近辺で横ばいでした。

ドル/円が反落、EUR/USDを上昇(ドル売り)であることから、全体的にドル安志向だと思われます。

ただし、ドル/円は、当局からの介入示唆があり、1回目の介入が出るまでは、恐る恐るの売りになりそうです。

しかし、恐る恐るの売りのため、むしろ逆になかなかショートにはならないものと思われ、戻りも限られそうです。

2016/08/18

これからの方向は?

まだ、18日、19日が円高で終わったらという仮定でしかお話しできませんが、もし、そうだとしたら、どのような過程を踏む可能性があるのか、考えてみたいと思います。

8月18日、19日に動き出しても、その後トレンドが長期にわたるのか、あるいはレンジが長引くかは年によって違うものと思います。

今回ドル売りで行くのであれば、下落トレンドがハッキリしているだけに、長期化するのではないかと見ています。

前哨戦始まるか

8月の18日か19日に、9月の前哨戦が始まると申し上げました。

いまのところ、本日早朝公表されたFOMCの議事録要旨から、米利上げペースは緩やかにとどまるという見方が強まり、ドル安となっており、もしかするとこれが欧米勢の下期に向けた前哨戦のテーマなのかもしれません。

ただ、まだ今日も十分残っていますし、明日もあることから、手離しでドル安のトレンドとは見ない方が良いように思います。

あとは、政府・日銀の動向に注意が必要です。

ドル/円、反落

ドル/円は、100.00割れでのスタートです。

昨日の反発がうそのようです。

昨日の反発の原因がダドリーニューヨーク連銀総裁の9月利上げ説で、これで結構ロングになったと思います。

そして、本日の明朝のFOMC議事録要旨で、利上げhは急がない公表されれば、投げざる得なかったのでしょう。

FOMC、緩やかな利上げを標ぼうか

ニューヨークダウは、FOMC議事要旨を受けて、米利上げペースは緩やかにとどまるとの見方が強まって、買いがやや優勢となり、前日比21.92ドル高の18,573.94ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、FOMC議事録受けて低下し、暫定値ながら前日比-0.026%下げて1.549%で引けました。

原油価格は、FOMC議事要旨が発表された後、EUR/USDが上昇したことを受け上げ、前日比0.21ドル高の46.79ドルで引けました。

金価格は、年内米利上げ観測が後退し、前日比8.1ドル安の1,348.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、FOMC事要旨を受けて、米利上げペースは緩やかにとどまるとの見方が強まり、全体的にドル安となりました。

ドル/円は、ドル安になったとはいえ、比較的小動きでした。

EUR/USDは、乱高下後、買いが優勢(ドル売り)となりました。

EUR/JPYは、ジリ高でした。

前日のダドリーニューヨーク連銀発言で振り回されましたが、結局は米国の利上げペースは緩やかということで、改めて確認し、ドル売りトライになるものと思われます。

2016/08/17

値動き分析のジリ高のパターン

やはり、ドル/円は、戻り売りが執拗に出て、見た目には、上は重そうでしたが、単に上値が重く見える間に、ショートポジションが増したものと思います。

しかし、依然ベア(ドルに弱気)なマーケットでは、買戻しが出る一方、新たな戻り売りが出て、上値を抑えますが、ショートの総量は変わらず、また時間が経つと、買戻しが出るということで、上げが続くという、いわゆる値動き分析のジリ高のパターンになります。

このジリ高が、最終を迎えるには、ひとつには、ファイナルラリー(一気に買戻し)か、あるいは、時間を掛けて、ゆっくりとショートポジションを解消する方法のふたつがあります。

売りにくい相場、売りやすい相場

ドル/円は、昨日は、ジリジリと下げ、なかなか売ろうにも売れないままに下がりました。

特に米消費者物価指数が、予想通り悪く、99.52近辺まで売り込んだところで、ダドリー・ニューヨーク連銀総裁の9月利上げ説が出たために、反転上昇となりました。

しかし、それでも、ニューヨーククローズは、100.25-30近辺だったため、マーケットでは、前日の速い相場で、売り遅れていたマーケット参加者が、戻りを売ろうとしているように思えてなりません。

本当に売らなければならない地合いは、なかなか踏ん切りがつかないような、急落相場であったりするのに対して、あまり売らなくても良い相場は、売りやすい相場であることが往々にしてあります。

思いが先走った相場

ドル/円、クロス円は、大きく下げた翌日だけに、売りから入ってきました。

しかし、すぐに反発になっています。

ちょっと、思いが先走った感じの相場です。

EUR/USDは、高止まりです。

ダドリー発言にドル反発

ニューヨークダウは、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が、9月のFOMCでの追加利上げは可能と述べたことから、利益を確定する売りが優勢となり、前日比84.03ドル安の18,552.02ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ダドリーニューヨーク連銀総裁が9月利上げに含みを持たせる発言をしたことから上昇し、暫定値ながら前日比0.017%上げて1.575%で引けました。

原油価格は、9月のPEC非公式会合での市場安定に向けた協議への期待感や、ドル安進行を背景に上昇し、前日比0.84ドル高の46.58ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇を受け上伸し、前日比9.4ドル高の1,356.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、東京時間から売り優勢で、ニューヨークオープン直後には、99.52近辺まで下落したものの、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が9月の利上げの可能性があると指摘したことから、100.53近辺まで反発となりました。

EUR/USDは、1.1322近辺まで上昇後は、1.1280近辺で横ばいとなりました。

EUR/JPYは、ドル中心の相場であったため、112.50~113.30近辺でのもみ合いに終始しました。

ドル/円は、引き続き下値を探る余地はあると見ています。

しかし、急速に、ドルベア(ドルに対して弱気)機運が高まると、思うようには下がれなくなる可能性がありますので、マーケットのポジション状況には十分注意を払う必要があります。

2016/08/16

米系ファンド、方針転換か

円高になりました。

この下げ(円高)から類推されることは、まず、売り手は、米系ファンドで、ドル高円安を狙ったドルロングを、相場が上げ切れないため、投げてきたものと思われます。

なぜ、米系ファンドと特定できるかと言えば、投げるにしても売る時の一気売りには、思い切りがあるからです。

今後、彼らはどうするのかと言えば、しばらく体制立て直しに時間を掛けることになるかもしれませんが、この2月にも経験したドル/円の重さを再確認して、今度は売りで攻めてくるものと思われます。

触れなば、落ちん

ドル/円、EUR/JPYが膠着しています。

夏枯れ相場ということなのかもしれません。

しかし、月足で、両通貨ペアを見ると、どちらも安値圏にいて、反発力が弱いことに気づくことと思います。

言ってみれば、月足ベースでは、「触れなば、落ちん」という状況です。

EUR/JPY、売り気

ドル/円は、オープン前は、買われていました。

しかし、今は売り気です。

EUR/USDも、重めです。

したがって、EUR/JPYが重くなっています。

相場が一方向に動き出すまで、今しばらくか?

ニューヨークダウは、FRBが目先は利上げに動かないとの観測が広がり、緩和的な金融政策が長引くとの見方から強含み、前週末比59.58ドル高の18,636.05ドルと2営業日ぶりに過去最高値を更新して、取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウや原油価格の上昇を受け強含み、暫定値ながら前週末比0.044上げて1.558ドルで引けました。

原油価格は、9月のOPECの非公式会合での市場安定化に向けた動きへの思惑が広がるなか、一段と上げ、前週末比1.25ドル高の45.74ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの強含みを受け、前週末比4.3ドル高の1,347.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ロンドンでは、全体的に下値トライとなりましたが、ニューヨークでは買い戻しとなりました。

まだ、相場が一方向に動き出すの時間的にまだ多少時間がかかりそうですが、結局今週末あたりから動き出すものと見ています。

個人的に円高方向ではないか考えています。

2016/08/15

マイナビニュースにコラム掲載(2016/08/15)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「貿易収支に大きく影響を受けるドル/円」です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
http://news.mynavi.jp/column/mizukami/049/

ジリジリストン

最近のドル/円の上げ方はジリジリ上げてストンと落ちる、いわゆるジリジリストンになる場合を増えています。

それは、ドル/円は上がると見て、新規にドルロングを作るマーケット参加者が多いためです。

しかし、買い上げることによって、ロングのポジションが増えても、相場が上がらなければ、ロングを解消しようと売りに回るため、ストンと落ちてしまいます。

昔、日本の貿易収支が黒字だった頃、このジリジリストンが多く、ディーラーの間では、ジリジリ上げるけど、ストンと落ちてしまうと、嘆き節がよく聞かれました。

買い気のドル/円

ドル/円は、買い気です。

もちろん、先ほど発表されたGBPが悪かったことでドル買い円売りになっている部分はあると思います。

しかし、それ以前に、先週金曜の冴えない米小売売上高と生産者物価指数で、ドル売りになったものの、下げは100.82に止まり、金曜のニューヨークは買い戻されて終わっていますので、なかなか売りから入りづらいものがあるのではないかと思います。

しかし、下げづらいからと言って、買いから入るとロングがたまり、結局下がるのではないかと思います。

冴えない日本のGDP

午前8時50分に日本の第2四半期実質GDP・1次速報値が発表されました。

予想0.7%に対して0.2%でした。

アベノミクスがうまくいっていると自画自賛する安倍政権には、痛い数字だと思います。

ドル/円は、小動きです。

円高気味

シドニーでは、ドル/円が軟化しています。

EUR/USDは、先週末とあまり変わらず。

そのため、EUR/JPYが下落しています。

日本時間午前5時45分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 101.15-18(101.31)
EUR/USD 1.1166-71(1.1164)
EUR/JPY 112.99-02(113.10)

2016/08/14

これからの展開は(2016/08/14)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、横ばいでした。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

8月9日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング100,442枚vsユーロショート198,841枚、ネットユーロショート98,399枚(前週 ショート104,103枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング86,719枚vs円ショート37,888枚、ネット円ロング48,831枚(前週 ロング41,700枚)です。

ユーロも円も、多少の変化です。

さて、今週ですが、特にドル/円で気になるところですが、今週後半の18日(木)、19日(金)に、注意が必要です。

従来、欧米勢の実質的な下期のスタートは、9月の第1月曜日(今年は9月5日)のレーバーデー明けからとなっており、今年も注目しておくべきかと思います。

ところが、最近、この前哨戦とも言えるワンウェイ(一方向)の動きが、8月18日~19日頃から始まるのが気になっています。

たとえば、2014年の場合は、8月18日の102.50近辺から上昇を開始し、10月1日には110.09まで上昇して、いったん落ち着いたものの、10月23日の107円台から上げは再開し、12月8日の121.84まで上昇しています。

従って、8月18日から12月8日までの間に19円強の上昇を見ています。

また。2015年の場合、8月19日の124円台から8月24日にいったん116.15まで約8円のげ下落をしています。

もちろん、上がるなり下がるなりには、それぞれに理由があって、2014年の場合は、例年8月25日前後にカンザスシティ連邦準備銀行が主催する経済政策シンポジウム(通称「ジャクソンホール会議」)が開催されますが、この年は、マーケットは米国の利上げに期待し、この年は8月22日のイエレンFRB議長の発言が注目され、ドル買い方向に反応しやすかったようです。

そして、10月後半からの上げは、10月31日の日銀の追加緩和(黒田バズーカ第2弾)によって加速しました。

2015年の場合は、24日頃にチャイナショックが発生しており、その前兆を察知したかのように、19日からドル/円が売られ始めました。

2014年と2015年の進んだ道は逆ですが、動き始めた日がほぼ同じです。

このことは、具体的に調べる前から、ここのところ、9月の欧米勢の実質的な下期がスタートする前に同じころに起きているなあとは気づいてはいましたが、調べてみると、アノマリー(毎年起こったり、ある条件で起きたりする経験則)のような偶然がおきているようにも見えました。

しかし、これは、アノマリーというよりも、下記の相場作りの前哨戦が意図的に行われているものと、現在見ています。

さて、今年のドル/円は、動くとしたらどちらに動くのかということが重要ですが、個人的には下げではないかと見ています。

月足で見ますと、このところ2014年の左肩、2015年のヘッド、そして、2016年は、右肩形成によって、ヘッド・アンド・ショルダーが形作られ、2017年に下落するのではないかと見ていました。

しかし、週足などで見てみますと、戻りが限られており、結局は反発する可能性を残しながらも、まずはそれ以前に下値をしっかり試さなければ、戻らないと思います。

従って、今週の18日から19日は、動き始めるとしたら、下げではないかと見ています。

2016/08/13

お盆の薄いマーケットの中、乱高下

ニューヨークダウは、発表された7月の米小売売上高は0.0%と予想の0.4%を下回り、さらに7月の米生産者物価も-0.4%(予想前月比0.1%)と芳しくなく、前日、過去最高値を更新していましたが、ひとまず利益確定売りが優勢となり、前日比37.05ドル安の18,576.47ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米小売売上高や生産者物価が、予想外にマイナスだったことを受けて低下し、暫定値ながら前日比0.049%下げて1.510%で引けました。

原油価格は、7月の米小売売上高など予想を下回る米経済指標を受けてEUR/USDが上昇したことから買いが強まり、前日比1.00ドル高の44.49ドルで引けました。

金価格は、冴えない7月の米小売売上高などの米経済指標を受け、逃避資金が流入し、前日比6.8ドル安の1,343.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、冴えない7月の米小売売上高や米生産者物価などの米経済指標を受け、ドルは急落し、ドル/円は100.82近辺まで下落、EUR/USDは1.1221近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、ドル/円に連れて下げ、一時112.70近辺をつけました。

その後は、週末のこともあり、ドルは全般に買い戻されました。

ひさびさに、米雇用統計以外の米指標に明確な反応を示しました。

しかし、それは、一昨日から昨日に掛けて、ドル買いで攻め過ぎ、ロングにマーケットのポジションが偏っていたものと思われます。

来週の週初は、まさにお盆になるため、もしも、今度は、ドル/ショート偏っていれば、反動上げもあり得るものと思われます。

ブンデスバンク

ドイチェブンデスバンク(ドイツ連邦銀行)は、ドイツの中央銀行です。

ブンデスは、サッカーのブンデスリーグと同じ、連邦という意味で、ドイツが小さな国が集まってできた連邦国家であることを示しています。

ブンデスバンクと比較されやすいのが、米国のFRB(連邦制度理事会)とその下にある12の地区連銀です。

ブンデスとFRBとの決定的な違いは、それぞれの使命に違いがあることです。

ブンデスバンクは、第1次世界大戦後、ドイツがハイパーインフレ(超インフレ)を経験したことから、使命はインフレ退治に絞られています。

それに対して、FRBは、インフレ抑制もありますが、それのみならず、雇用の創出、つまり景気対策も使命のひとつとしています。

この違いは大きく、ブンデスがインフレ対策のために、常に金融引き締めを考えていれば良いのに対して、FRBは、インフレ抑制のための金融引き締めだけを考えるのではなく、景気刺激のための金融緩和についても配慮しなくてはなりません。

こうした使命の違う中央銀行の間で、見解の相違からもめる事態が過去にもありました。

その中でも、有名なのがブラックマンデーで、金融引き締めを実行しようとしたブンデスバンクに対し、米国側が止めに入り、2国間の不協和音にマーケットが怯え、ニューヨークダウが急落したことがありました。

さて、そういう金融政策では頑固なブンデスバンクですが、1999年のユーロに統合するまでは、ドイツマルクの守護神として、その為替介入のうまさでは、中銀中ピカイチでした。

限られた介入額で、効果的な介入をし、世界中の為替ディーラーが尊敬してやみませんでした。

私も、ファンのひとりで、わざわざフランクフルトにあるブンデスバンクまで、為替のチーフディーラーに会いにいったことがあります。

敷地内に入るためには、自動小銃をかまえた警備兵が守るゲートをくぐる必要があり、その物々しさには驚きました。

そして、とうとう為替のチーフディーラーに会うことができ、いろいろ為替の話をしましたが、さすがに詳しく、改めて尊敬の念が強まりました。

2016/08/12

逆行するマーケット心理

値動き分析でご紹介するジリ高は、ショートの買戻しによって起きるのが一般的で、新規に買い上げてくることによっては起きるのは、稀だと説明してきました。

しかし、それは 2011年から2015年に掛けての貿易赤字下であった時に多く見られた現象で、2010年以前あるいは2016年以降の貿易黒字下では、新規に買い上げてくるケースが目立ちます。

貿易赤字下のように、恒常的にドル買いが出て上がりやすい時期に、売り上がりが多く、貿易黒字下のように恒常的にドル売りが出て上げにくい時には買ってくると言うのは、変な話ですが、マーケットの心理として、逆行しようとするのが、普通なのかもしれません。

今後、貿易収支の黒字が増加すれば、さらに恒常的にドル売りが出るようになりますが、マーケットは逆行してドルの買い上げに走る可能性が高まるのではないかと見ています。

昨日から今日、なにが変わったのか?

知らずしらずに、ポジションはたまるものです。

昨日のドルの買戻しなど典型例だと言えます。

そして、今度はドル高だということで、買いが強まるものの、その間、なにも世の中は変わっていない。

変わっているのは、マーケット参加者のセンチメントと、それに基づくポジションの偏りだけです。

後手の相場か?

ニューヨークでのドル/円の反発、EUR/USDの反落を受けて、東京もドル買いで入ってきています。

しかし、結果が出てから、その方向を攻めるというのは、相場の先を人に先んじて読んでいないことになります。

とりあえずは、力づくでドル買いをするのかもしません。

しかし、それは単にポジションを偏らせるだけだと思います。

ポジションの偏りの逆にしか動かないマーケット

ニューヨークダウは、メーシーズなど小売大手による予想を上回る四半期決算の発表が相次いだほか、原油価格が大きく上昇したことから、前日比117.86ドル高の18,613.52ドルと過去最高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、原油価格上昇をきっかけに上昇し、暫定値ながら前日比0.052%上げて1.559%で引けました。

原油価格は、サウジのファリハ・エネルギー相が「市場安定に必要とされる実行可能な対策について9月にアルジェリアで開く会合で協議する」と述べたことから、主要産油国が生産調整に動くとの思惑が浮上し買われ、前日比1.78ドル高の43.49ドルで引けました。

金価格は、ニューヨークダウの上昇でニューヨークダウに対して投資家心理が強気に傾いたことから売られ、前日比1.78ドル高の43.49ドルで取引を終えました。

為替相場では、原油が急上昇しおり、連れてニューヨークダウも上昇したことから、ドルは買い戻しが強まり、ドル/円は101.95近辺まで上昇、EUR/USDは1.1135近辺まで下落となりました。

EUR/JPYは、ドル/円に連れて、113.70近辺まで上昇しました。

静かに、マーケットで、ドルショートがたまっていたということだと思われますが、これで今度はブルになれば、下がってくる相場だと思われます。

2016/08/11

8月後半は要注意

最近の8月相場で、気になることは、8月の18~19日頃になると、それまでの方向感がなかった相場が急に方向性を持つことです。

その理由は、あくまでも憶測ではありますが、9月の欧米勢の実質的な下期のスタートと関係している可能性があるのではないかと考えています。

欧米勢の下期のスタートは、9月の第1月曜日のレーバーデーが終わる翌日から始まるのが一般的です。

それが、ここ10年ぐらい前から、8月の18~19日頃から前哨戦が始まる傾向があるようになったように思われます。

レンジは、続くか?

ドル/円は、6月13日頃から、それまでのダウンチャネル(下げトレンド)から、横ばいのレンジ相場に入ってきたものと見ています。

6月24日には、英国のEU離脱を問う国民投票で、瞬間99.00まで下落したものの、日足のロウソク足も実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)で見ると、大きくは100.00~107.00近辺のレンジになっています。

そして、今またレンジの下限に迫っています。

しかし、個人的には、一時的なブレイクはあったとしても、売り過ぎれば、また反発するものと見ています。

閑散相場続く

夏休み相場に、完全になっています。

ドル/円は、やや重く、EUR/USDはやや底堅い状況です。

EUR/USDは、まだ上げ余地がありそうです。

ドル/円は、現状レベルは、結構サポートされています。

米雇用統計以来できたロング筋の投げが中心

ニューヨークダウは、原油相場の下げを受け利益確定売りが出て、前日比37.39ドル安の18,495.66ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、軟化し、暫定値ながら前日比0.0465%下げて1.504%で引けました。

原油価格は、在庫統計やOPEC月報から需給が警戒され、前日比1.06ドル安の41.71ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前日比5.2ドル高の1,351.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、終日上値が重く、一時100.93をつけました。

EUR/USDは、買い戻しが続き、一時1.1190をつけました。

EUR/JPYは、横ばい推移となりました。

米雇用統計発表後、買いで攻めたロング筋でしたが、上げきれなかったことから、投げに転じました。

レンジらしい動きです。

2016/08/10

水上紀行の為替相場予報のご案内(2016/08/10)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎月、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「主要通貨ペア見通し」です。

基本的に、毎月第2水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 

https://www.triauto.jp/marketblog/2016/08/m0810.html

ビッグプレーヤーのロスカット?

今日の午前9時台の相場を思い出してください。

午前9時過ぎ、ドル/円は急落、EUR/USDやGBP/USDは急上昇となりました。

これらは、たぶん、先週金曜の米雇用統計で、非農業部門雇用者数が25.5万人と予想の18.0万人を大きく上回ったことから、ビッグプレーヤーが大きくドルを買い上げたものと思われます。

しかし、ドルを買い上げたものの、思ったほどには、ドルは上がらず、今日の東京オープンと同時に投げてきたものと思われます。

レンジ相場は続くのか

このところ、ドル/円については、レンジが続くと申し上げてきました。

基本的には、今でもレンジの可能性は高いと見ています。

なぜなら、月足で見ると、2014年代の9カ月間、101円~106円の間のレンジが続き、それによって左肩が形成され、その後、2015年代がヘッドを作るべく高値圏を維持し、そして、本年にはいり、反落し現在、揉み合いに入って、右肩を100円~107円近辺で形成しようとしている、つまりヘッド・アンド・ショルダーを作ろうとしているかに見えるからです。

しかし、だからと言って、安穏としていると、思わぬ落とし穴がありますから、警戒は解かないことが大切です。

ややドル売り

夏枯れ相場です。

マーケット参加者が、極端に減っていることを感じます。

ややドル売りになってきています。

EUR/USD、GBP/USDの上げが目立ちます。

ドル/円、下げの可能性、改めて浮上か

ニューヨークダウは、取引終了後に四半期決算を発表するウォルト・ディズニーや、今週から本格化する小売企業の業績発表などへの期待感が相場を支えましたが、主な株価指数が最高値圏にあるため、目先の利益確定の売りが出やすく上値は重く、前日比3.76ドル高の18,533.05ドルで取引をおえました。

米国債10年物利回りは、米労働生産性が予想外のマイナスで低下し、暫定値ながら前日比0.045%下げて1.547%で引けました。

原油価格は、米国での供給が予想ほど減らないとの観測から売りが優勢となり、前日比0.25ドル安の42.77ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇を受けて上げ、前日比5.4ドル高の1,346.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、反落し、一時101.76をつけました。

EUR/USDは、上昇し、一時1.1123近辺をつけました。

EUR/JPYは、基本的には、ドル/円に連れて下げました。

ドル/円は、再度レンジの下限を試す可能性があります。

2016/08/09

ドル/円、まだショートか?

先週金曜の米雇用統計発表の前後から、マーケットは、かなりドタバタした相場になりました。

雇用統計の良し悪しに関わらず、ドルは下がると見たマーケット参加者は多く、しかも、予想外に強い数字が出た後でも、下げで見るマーケット参加者は少なくなかったもようです。

しかし、実際には、ショートポジションが解消されなかったため、ジリ上げとなり、昨日には、一時102.66まで上昇しました。

その後、小緩んではいますが、まだ、ショートポジションは解消していないものと思われます。

念のため、利金の円転

最近、あまり言われなくなりましたが、8月初めから8月15日頃までは、利金の円転があると良く言われました。

利金の円転とは、米国債の利息をドルから円に換えるということで、以前は、これが、結構相場の円高要因になっていました。

利金がはいってくるのが、8月15日で、信用力のある機関投資家などは、8月に入ると早々に為替の先物予約でドル売り円買いをして受取り円貨を確定していました。

しかし、信用力の低い企業や個人は、8月15日以降に実際にドル売り円買いをやって、円貨にしました。

静かな東京

ドル/円、反落です。

値頃感からの売りの可能性もあると思われます。

しかし、動意薄は、今日も変わらずです。

GBP/USDが、売られています。

ポジション調整の相場か

ニューヨークダウは、今週から発表が本格化する米小売業の四半期決算の内容を見極めたいとして、利益確定売りが出て、前週末比14.24ドル安の18,529.29ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、動意薄で横ばいとなり、暫定値ながら前週末比0.002%上げて1.590%で引けました。

原油価格は、OPECが9月下旬に非公式の会合を開くと発表し、増産凍結などの生産目標に関して議論するとの思惑が浮上し、前週末比1.22ドル高の43.02ドルで引けました。

金価格は、前週末発表の7月の米雇用統計を受け、FRBが年内の追加利上げに動きやすくなるとの見方が広がり、前週末比3.1ドル安の1,341.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、102.58近辺までジリ高を続けましたが、その後は小緩みました。

EUR/USDは、逆に、ジリ安ご反転しています。

EUR/JPYは、ジリ高が続きました。

基調的には、全体的に買い戻しが続いているものと思われます。

2016/08/08

マイナビニュースにコラム掲載(2016/08/08)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「意外に相場に影響がある夏休み要因」です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
http://news.mynavi.jp/column/mizukami/048/

EUR/JPYの下げ方

EUR/JPYにつきましては、下落方向を、このところずっと考えています。

しかし、従来から考えている、ドル/円が保ち合い(もちあい)の中、EUR/USDが下落するのではなく、EUR/USDが保ち合いの中、ドル/円が下落する可能性もあるのではないかと、ドル/円の週足のチャートを見ながら、感じています。

まず、何よりもそう思うのは、EUR/USDの下げが、遅々として進まないことが上げられます。

本来、下がるのであれば、もっと早く既に下がってこなければならないと思います。

値頃感(ねごろかん)

ドル/円は、単に値頃感から売られているようにしか見えません。

レンジ相場で、怖いことは、レンジ相場と言いながらも、どれぐらいの値幅かは、誰にもわからないことです。

単に、これぐらいだろうという値頃感だけで想定して、レンジを決めているだけで、それが正しいかどうかは実際のマーケットが教えてくれます。

それよりも、値頃感で売り上がり、買い下がりをする怖さの方が、先に立ちます。

ドル/円ショーt-は解消したか

ドル/円の買い戻しも一巡しているのか、まだわかりません。

なぜなら、まだ高値圏を維持しているため、ショートが解消したとはまだ言えないからです。

EUR/USDは、重くなっています。

いずれにしても、静かなマーケットです。

ドル/円は、ショート?

シドニーでは、ドル/円もEUR/JPYも円安気味です。

ドル/円は、まだショートと思われます。

日本時間午前5時45分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 102.00-05(101.84)
EUR/USD 1.1077-85(1.1082)
EUR/JPY 113.00-10(112.87)

2016/08/07

これからの展開は(2016/08/07)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、反発しました。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

8月2日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング104,516枚vsユーロショート208,619枚、ネットユーロショート104,103枚(前週 ショート112,600枚)です。

尚、同時点の円は、円ロング76,575枚vs円ショート34,875枚、ネット円ロング41,700枚(前週 ロング34,958枚)です。

ユーロも円もそれほどの変化はありません。

さて、今週ですが、夏も真っ盛りとなり、多くの人達が夏休みを取る時期です。

それは、相場に方向性をつける大口投資家や実需だけでなくディーラーも例外ではありません。

ディーラーの中には、2週間の休みを取る奴もいれば、3カ月間の休暇を取る剛の者もいます。

いずれにしても、マーケット参加者が年間通しても、クリスマス・正月時期と並んで、大きく減少する時期であることは確かです。

それは、言い換えれば、マーケットが薄くなり動きやすくなることを意味します。

そして、加えて、今年の場合、ドル/円は、すでに6月頃からレンジ相場に入っていますので、ある一定の値幅の中で、往ったり来たりを繰り返すことになるものと見ています。

なぜなら、相場を一方向に持って行くためのフロー(資金の流れ)を作る大口投資家や実需筋が夏休みに入ってしまい、相場に方向感がなくなっているなかで、投機筋は売ったら(利食いか損切りの)買い、買ったら(利食いか損切りの)売りをしなくてはならない宿命がある以上、長くはポジションを持てず、さらにレンジ相場になる可能性は高まります。

ですので、かなり慎重にやらないと、投機筋に良いように扱われて貢がせられてしまいます。

今週は、目ぼしい発表も少なく、しかし、ドル/円は、以前とショートと思われ、そのショートをスクイズ(あぶり出す)する動きが強まりそうです。

EUR/USDは、7月27日1.0950近辺から急上昇して、8月2日には1.1034の高値をつけましたが、これもレンジ相場の中での力まかせの買いでしたので、結局反落となっています。

さらに、下落の余地あると思います。

EUR/JPYは、ドル/円が一服するなか、EUR/USD主導の反落の可能背はあります。

2016/08/06

ドル/円、まだショートか

ニューヨークダウは、発表された7月の米雇用統計では、失業率は4.9%と予想の4.8%より若干悪化したものの、非農業部門雇用者数は25.5万人と予想の18.0万人を大きく上回り、前日比191.48ドル高の18,543.53ドルと7月22日以来、2週ぶりの高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米雇用統計が予想を上回る強い内容となったことで、景気の先行きに安心感が広がり、また利上げ期待も膨らみ、暫定値ながら前日比0.088%上げて1.589%で引けました。

原油価格は、予想を上回った米雇用統計を受け、EUR/USDが下落したことを受けて下げ、前日比0.13ドル安の41.80ドルで引けました。

金価格は、良い結果となった米雇用統計を受け、利上げが想起され、資金が流出し、前日比23.0ドル安の1,344.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、予想より良かった米雇用統計を受け、ドルは全面高となりました。

ドル/円は、売りも強かったものの反発し、一時102.07近辺をつけました。

その後はは反落し、101.70~80近辺でもみ合いとなりましたが引け際また買い気が強まりました

EUR/USDは、米雇用統計後、売り(ドル買い)が強まって、一時1.1047近辺まで下げましたが、反発となり、1.1105近辺まで戻した後、1.1080近辺で落ち着きました。

EUR/JPYは、ドル/円の上げに連れた動きとなりました。

ドル/円は、ドルショートがまだ残っていると見ています。

したがい来週も買い戻しが続くものと見ています。

マーケットセンチメント

ニューヨークで、あの積極的なポジションテイク(ポジションを張ること)で有名なバンカーズトラスト・ニューヨークのディーラー達と飲み会をしたことがありました。

さすがにバンカーズのディーラー達ですので、相場が本当に好きで、話題のほとんどが相場の話でした。その話題の中でも、インド人ディーラーが話してくれたのは、なんとまあそこまでやるかいという感じでした。

彼が話してくれたのは、ケーブル(ポンド/ドル)のポジションのことで、バンカーズ・ニューヨークは、無茶苦茶に大きなケーブルのポジションをキャリー(保有)しているため、英中銀イングランド銀行(BOE)が、日々のポンドの短期資金の調節をするにあたり、バンカーズ・ニューヨークのポジションを毎日ロンドンから電話で聞いてくるとのことでした。

一国、それも先進7カ国のひとつである英国の日々の金融調節にあたって、一銀行のポジションがわからないと出来ないというのは、凄いことです。

今やネットが発達し、個人の為替取引も非常に便利になりました。反面、スクリーン上で、動くレートが無機質なもののように捉えられてきているような気がします。

しかし、このレートは、世界中の人々が参加して作られ、しかも、今挙げた例のような、物凄いプレーヤーたちも加わって出来たレートだと言えます。

一見、無機質なレートですが、実は、いろいろな人々の意思が交じり合ってできたもの、言い換えれば、マーケットセンチメント(市場心理)によって出来ていることを、お忘れにならないようにしてください。

相場の行方を予測し闘って行く上では、マーケットセンチメントを読んで行くことが、実に大事なことです。

2016/08/05

ポンド、窓埋めの可能性は?

昨日のBOE(英中銀)の利下げによって、GBP/USDの1時間足では、1.3150~1.3270近辺が大陰線となり、大きな窓が開きました。

また、予想よりも前向きな緩和内容だと評価はされているようです.

しかし、大陰線発生後の下げは限られ、すでに、ラウンディング・ボトム(丸い底)になってきています。

その意味するところは、下げきれなければ、窓埋めのため1.3270近辺まで反発する可能性があります。

5日移動平均線

ドル/円で上から下げてきた5日移動平均線は、現在106.40近辺にあります。

5日移動平均線と日足の間には、特別な関係があって、一般には、例えば下げトレンドであれば、ある一定の距離感があるうちは、5日移動平均線は、日足の抵抗線となって、さらなる下落を後押ししてくれるものです。

それが、5日移動平均線が日足に接近してきても、日足が下がらなくなると、急速に抵抗線としての効力が弱くなります。

相場が動き出すタイミングは、今夜雇用統計発表後の可能性は強いですが、今がそんな状況ではないかと見ています。

円安

ドル/円、クロス円は買い気です。

株価が強いためだと思われます。

しかし、雇用統計がどうなるかは、今の段階ではわかりませんので、あまり、今の買いが強いから買いとは考えない方がよいように思います。

指標発表前の相場は、ニュートラル(中立)で向かうべきかと思います。

米雇用統計、薄いマーケットだけに、反動には警戒

ニューヨークダウは、翌日発表の7月の米雇用統計の結果を見極めようとするムードが強く、前日比2.95ドル安の18,352.05ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、BOE(英中銀)が予想以上の緩和策を発表したことで英国債に限らず、欧州債なども低下したことを受けて下げ、暫定値ながら前日比-0.040%下げて1.503%で引けました。

原油価格は、在庫増加に対する過度な警戒感が後退し、買い戻しが強まり、前日比1.10ドル高の41.93ドルで引けました。

金価格は、BOE(英中銀)が7年ぶりの利下げ(0.25%)を含む金融緩和策を決めたことから、市場の流動性が高まるとの思惑から買いが強まり、前日比2.7ドル高の1,367.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、101.56近辺に降りてきていた5日移動平均線に上値を抑えられ、101円台前半でのもみ合いでした。

EUR/USDは、これまで買い過ぎだったマーケットが調整され上値の重い展開でした。

EUR/JPYは、ドル/円の動きに連動した展開でした。

ドル/円は、5日移動平均線に上値を抑えられていますが、5日移動平均線はさらに下がってくる可能性が高く、それによって、上抜けの可能性も強まります。

いずれにしましても、今日の雇用統計は、マーケット参加者の少ない、夏休み真っ盛りの中でやるだけに、結果内容によって一方向にポジションが偏って、今日のところは終わるかもしれませんが、来週には反動が出るように見ています。

2016/08/04

「空の各駅停車」を、お読みになりたい方

最終回分まですべて、カテゴリー「07 エッセイ・コラム」でご覧いただけます。

マーケットはショートか

ドル/円は、やはり、ショートのようです。

午前9時台から10時台に掛けて力ずくで売られましたが、11時台から買いが再開し、ほぼ下げ幅を
埋めてきています。

しかも、まだ、ショートが切れておらず、ロンドンに入るとショートスクイズ(ショートのあぶり出し)がでる可能性があります。

夏休み時期は、トレンドを作る投資家も実需も、休みに入りますので、相場は往って来い(いってこい)になりやすくなります。

明日の米雇用統計はいかに?

昨日、7月のADP雇用統計(民間の雇用時計)が発表され、17.9万人と予想の17.0万人を上回りました。

これは、明日発表される米雇用統計の前哨戦であり、たまにかけ離れた雇用統計は出ることもありますが、傾向的には、似通った雇用統計の数値がでるものです。

今回7月の米雇用統計のうち、非農業部門就業者数は17.5万人が予想されていますが、ADP雇用統計が予想より上振れていますので18.5万人ぐらいの数字になるのではないかと見ています。

一方、マーケットが期待している数値は、最近強まっているドル安の見方から、ドル安に期待を持っているものと思われます。

ブルとベアのせめぎ合い

ドル/円、クロス円は、ニューヨークの引けあたりからジリ高が続いています。

値動きからすると、ショートになっているようです。

しかし、売りもしつこく出てきています。

ブル(強気)とベア(弱気)のせめぎ合いです。

ドル/円、EUR/JPYは、まだ下を試しきれてないもよう

ニューヨークダウは、原油価格の反発をきっかけに、短期的な戻りを見込んだ買いがやや優勢となり、前日比41.23ドル高の18,355.00ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された7月のADP雇用統計は17.9万人と予想の17.0万人を上回ったものの、イベントを控えて様子見気分強く、暫定値ながら前日比0.012%下げて1.544%で引けました。

原油価格は、前日に約3カ月半ぶりの安値をつけましたが、値頃感から買いが入り、前日比1.32ドル高の40.83ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比7.9ドル安の1,364.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、荒っぽく上下動を繰り返しながら、上昇気味となりました。

EUR/USDは、ほぼ一本調子で下落し、1.1140近辺まで下げました。

EUR/JPYは、最初はドル/円に連動し、後半はEUR/USDの下げに連れました。

ドル/円は、二番底を形成するか注目です。

EUR/USDは、買い過ぎたもようです。

EUR/JPYも、ドル/円同様に、上値が重くなってきています。

2016/08/03

空の各駅停車 (最終話)

アラブ首長国連邦(U.A.E)のドバイから、エジプトのカイロへ到着。

飛行機を降りても、360度砂漠で、なんの変哲もありませんでしたが、この砂漠の向こうにはピラミッドがあるかと思うと、遠くまで来たもんだと思いました。

そして、西ドイツのフランクフルトへ向けて離陸。

耳もツンツンせず、順調なフライトでした。

結構長い距離を飛んで、フランクフルトに到着し、西欧入りとなりました。

ここから、フランス人がたくさん乗ってきました。

これは、当時の話で、セキュリティーの厳しい現在ではありえないことですが、中には、スキーセットを剥き出しで機内に持ち込んできて、通路に放り出す者もいました。

そして、とうとう終点のパリは、間近となりました。

このフライトで同乗した日本人客のうち、それぞれ一人旅の3人と親しくなりました。

その中のひとりが、スキーをしにスイスに良く行くというコックさんがいました。

パリ到着が夜になるので、知っている安ホテルに、皆で泊まろうと提案してくれました。

確かに、その提案がなければ、どこにも予約を取っているわけではありませんでしたので、途方に暮れるところでした。

パリは、当時、シャルルドゴール空港がまだできていなかったので、オルリー空港に着陸しました。

東京、パリ間の所要時間は、なんと36時間、つまり1日半にもなりました。

現在、直行便なら12~13時間ですから、確かにパキスタンに入国したとは言え、長旅でした。

と言うよりも、実は、これはヨーロッパ一人旅が始まる前の出来事だったのです。

空港で荷物を受け取った時には、もう午後9時頃だったと思います。

空港から、電車でパリの中心部にあるシテ駅に向かいました。

沿線は、ヨーロッパらしく街頭の明かりは暗く、全体に夜が更けたという感じでした。

そして、地下にあるシテ駅に到着しました。

長旅だったこともあり、皆無言で階段を上りました。

地上に近づくと夜なのに明るさを感じました。

さらに階段が上がると、その明るさの正体がわかりました。

それは、ライトアップされたノートルダム寺院でした!

そして、寺院の手前には、セーヌ川がゆったりと流れていました。

やっと来たぞ、パリ!感激の瞬間でした。

周囲は、多くの若者で賑やかでした。

それから、近くのサンジェルマン・デ・プレにある安ホテルへ、向かいました。

既に、木戸も閉められていましたが、呼び鈴を何度も鳴らすと、ガウン姿のマダムが現れ、どうにか泊めてくれることになりました。

さすがに疲れていたようで、揺れないベッドに安心して、すぐに眠りにつきました。

こうして、空の各駅停車の旅は終わり、そして1ヶ月間のヨーロッパ一人旅が始まりました。

またいつか、ヨーロッパ一人旅についても、お話ししたいと思っています。

下値トライの可能性

ドル/円は、値頃感から買って、ロングになり反落したものと思われます。

本来、相場が反発上昇するには、マーケットがショートに偏らなければなりません。

それが、逆にロングになったことによって、上げきれず反落となってしまいました。

むしろ、今日のロンドンは、7月一カ月間の安値である、7月8日の99.99を試す可能性があります。

値頃感

値頃感(ねごろかん)という言葉があります。

他の言葉でレベル感とも言います。

たとえば、下げで、あくまでも主観的に、現状水準(値)が買うのに良い頃合いということで、買いで入ってきます。

しかし、それは、あくまでも、主観的な問題であって、相場が素直に値頃感からの水準で下げ止まる保証は、どこにもありません。

まだ、反発は難しいか?

実に閑散としたマーケットです。

あえて言えば、ドル/円、クロス円の買いです。

下がっていたので、買っているという、値ごろ感からの買いだと見ています。

まだ、下値は確かめられていないと思います。

全体的に、レンジブレイクを試すか

ニューヨークダウは、欧州株が全面安になったことから、投資家心理が悪化し、前日比90.74ドル安の18,313.77ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、日本国債の利回り上昇を受け、暫定値ながら前日比0.034%上げて1.556%で引けました。

原油価格は、在庫が高止まりするとの見方から続落し、前日比0.55ドル安の39.51ドルで引けました。

金価格は、緩和的な金融政策が長引くとの見方から、余剰資金の流入を期待した買いが強まり、前日比13.0ドル高の1,372.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークに入り下落を再開し、一時100.64近辺までさげました。

EUR/USDは、上昇を続け、一時1.1234近辺をつけました。

EUR/JPYは、ドル/円の下げに連れて下落し、一時112.98近辺まで下げました。

ドル/円、EUR/JPYで言えば、レンジの下限を、EUR/USDで言えばレンジの上限をまずは試さないことには、反転もなさそうです。

2016/08/02

相場の反動

麻生財務相の「為替市場は神経質な動きをみせている」、「動向をきちんと見守っている」といった午前の発言を受けドル高円安になったもようです。

102円台でも、そんなこと言ってくるのかとは思いますが、現在はレンジ相場と見ていますので、上げも下げも、限定的だとは思います。

しかし、先週金曜から売り過ぎていることも確かで、この場面では、下がるよりは上がる可能性の方が高いと見ています。

レンジ相場とは、売り過ぎていればショートになって反発しますし、買い過ぎていればロングになって反落します。

レンジの心得

先々月以来の相場は、トレンド相場からレンジ相場に移ったと申し上げてきました。

たとえば、ドル/円の日足を見ますと、6月24日の英国の国民投票で、EU離脱が決定して、99.00まで突っ込みました。

その後、いったん103.39近辺まで戻してから、再度下を試して、99.99まで下げました。

しかし、7月11日に参議院選挙自民圧勝で反転、21日には107.40まで上昇、しかし、それでは終わらず、29日に日銀の金融政策決定会合で追加利下げが決定しましたが、上げきれず反落、しかも米第2四半期GDPも冴えず続落と、これだけ見れば、敢えて理由はあったように見えますが、結局はマーケットのポジションの偏りで動いているのに過ぎません。

夏休み相場

閑散です。

8月に入り、典型的な夏休み相場になっています。

どうしようもないという感じです。

やや、EUR/USDが買い気です。

ドル/円、依然ショートか?

ニューヨークダウは、一時40ドルを割った原油安が重荷になり売られ、前週末比27.73ドル安の18,404.51ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、マイクロソフトの大型起債に伴う売りで(利回りは上昇)、暫定値ながら前週末比0.072%上げて1.525%で引けました。

原油価格は、需給が緩んだ状態が続くとの見方から売りが強まり、前週末比1.54ドル安の40.06ドルで引けました。

金価格は、発表された7月のISM製造業景気指数は52.6と予想53.0と下回ったことから買いが優勢となり、前週末比2.1ドル高の1359.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、下値を試しましたが、102.08近辺までで、その後はゆっくりと買い戻しとなっています。

EUR/USDは、1.1160~1.1180近辺での横ばいでした。

EUR/JPYは、三角保ち合い(もちあい)が収束してきています。

ドル/円は、依然としてショートだと思われます。

2016/08/01

空の各駅停車 (最終話)

アラブ首長国連邦(U.A.E)のドバイから、エジプトのカイロへ到着。

飛行機を降りても、360度砂漠で、なんの変哲もありませんでしたが、この砂漠の向こうにはピラミッドがあるかと思うと、遠くまで来たもんだと思いました。

そして、西ドイツのフランクフルトへ向けて離陸。

耳もツンツンせず、順調なフライトでした。

結構長い距離を飛んで、フランクフルトに到着し、西欧入りとなりました。

ここから、フランス人がたくさん乗ってきました。

これは、当時の話で、セキュリティーの厳しい現在ではありえないことですが、中には、スキーセットを剥き出しで機内に持ち込んできて、通路に放り出す者もいました。

そして、とうとう終点のパリは、間近となりました。

このフライトで同乗した日本人客のうち、それぞれ一人旅の3人と親しくなりました。

その中のひとりが、スキーをしにスイスに良く行くというコックさんがいました。

パリ到着が夜になるので、知っている安ホテルに、皆で泊まろうと提案してくれました。

確かに、その提案がなければ、どこにも予約を取っているわけではありませんでしたので、途方に暮れるところでした。

パリは、当時、シャルルドゴール空港がまだできていなかったので、オルリー空港に着陸しました。

東京、パリ間の所要時間は、なんと36時間、つまり1日半にもなりました。

現在、直行便なら12~13時間ですから、確かにパキスタンに入国したとは言え、長旅でした。

と言うよりも、実は、これはヨーロッパ一人旅が始まる前の出来事だったのです。

空港で荷物を受け取った時には、もう午後9時頃だったと思います。

空港から、電車でパリの中心部にあるシテ駅に向かいました。

沿線は、ヨーロッパらしく街頭の明かりは暗く、全体に夜が更けたという感じでした。

そして、地下にあるシテ駅に到着しました。

長旅だったこともあり、皆無言で階段を上りました。

地上に近づくと夜なのに明るさを感じました。

さらに階段が上がると、その明るさの正体がわかりました。

それは、ライトアップされたノートルダム寺院でした!

そして、寺院の手前には、セーヌ川がゆったりと流れていました。

やっと来たぞ、パリ!感激の瞬間でした。

周囲は、多くの若者で賑やかでした。

それから、近くのサンジェルマン・デ・プレにある安ホテルへ、向かいました。

既に、木戸も閉められていましたが、呼び鈴を何度も鳴らすと、ガウン姿のマダムが現れ、どうにか泊めてくれることになりました。

さすがに疲れていたようで、揺れないベッドに安心して、すぐに眠りにつきました。

こうして、空の各駅停車の旅は終わり、そして1ヶ月間のヨーロッパ一人旅が始まりました。

またいつか、ヨーロッパ一人旅についても、お話ししたいと思っています。

(前回分までは、カテゴリー「07 エッセイ・コラム」でご覧いただけます)

面白いぞ!FX!

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空の各駅停車 (第4話)

カラチを発って、アラブ首長国連邦(U.A.E)のドバイに向かいました。

機内食に、本場のチキンカレーライスが出ました。

これが、結構美味くて、未だにまた食べたいと思うほどです。

おなかが一杯になったところで、ふと気づいたのですが、耳がツンツンしました。

最初は気のせいかとも思いましたが、ドバイに着くまでこの耳のツンツンは続きました。

そして、ドバイに着陸となりました。

出稼ぎと思われる多くのパキスタン人が降りていきましたが、さらに先に向かう人は機内にいるようアナウンスされました。

機外を窓越しに見ていると、機長と思われる制服姿の男性が、主翼に上ってきました。

なんだろうと見ていると、突然、非常口を足でガンガンガンと蹴りこんできました。

やっと、なにをしているのかが、わかりました。

そう、非常口がほんのわずかとは言え半開きになっていたのを、閉めているのです。

そして、これが耳がツンツンした原因だったのです。

半開きがわずかだったから良いようなものの、もっと開いていたら、飛行機は爆発してしまったかもしれないと思うと、ゾッとしました。

そして、飛行機は、何事もなかったようにエジプトのカイロに向けて、離陸しました。

ドバイからカイロまで、サウジアラビア半島を突っ切っていきました。

下界は、延々と砂漠が続きました。

ヨーロッパ一人旅が終わり、日本に帰る時のフライトでのことでしたが、ギリシャのアテネからカラチに向かう途中、やはり中東の砂漠地帯を飛びました。

そして、それはナイトフライト(夜間飛行)でした。

夜の砂漠は、昼とは全く違った顔を見せます。

降り注ぐような星の輝きの下で、夜の砂漠は、漆黒のベルベットのように闇が一面を覆い、その中に、あっちにひとつ、こっちにひとつと、大きな町の光が、ダイヤモンドの粒を集めたように光を天に向かって放ち、それは、息を呑むような美しさでした。

ショートが切れない

いつものことではありますが、下がった、そして下げ止まったとなると、戻り売りがでるもので、今日も、シドニータイムから、ドル/円でショートの買戻しが出ているようです。

しかし、タチの悪いのは、下がらなくて買い戻しても、次の戻り売り予備軍が待っていて売り、しかし、下がらないのでまた買戻しという、売り上がりと買戻しの連鎖が続き、いつになっても、ショートポジションは減りません。

大体、東京・アジア勢が買戻しを決断するのは、ロンドン勢によるショートスクイズ(ショートのあぶり出し)によります。

思いっきり、ロンドン勢に買い上げられ、泣く泣く買戻しになります。

EUR/JPYの下げのリズム

EUR/JPYを。ドル/円とEUR/USDに敢えて分解せずにEUR/JPYとして考えてみますと、目先、116.00ぐらいまで反発する可能性はあるものの、下げやすい位置関係にあると見ています。

EUR/JPYは、2015年8月頃から、上げては下げるを繰り返していることは、週足チャートでも良くわかります。

そして、戻した水準は前回の高値までは戻すことはなく、また下がるということを繰りかえており、下げてもポジションが溜まらず、その為に反発も限られるということを繰り返しています。

それだけに、EUR/JPYの下げは、息の長いものになると思います。

ドル/円、戻り売りは出るか?

8月に入り、夏休みが本格化しているようです。

「閑散」以外に、特に申し上げるべきこともありません。

あえてするとしたら、金曜の米GDPを受け、ドル/円の戻り売りが出そうです。

ただし、戻りを売れば、ショートになり、下がるどころか上昇してしまうリスクがあります。

やや円安

シドニーでは、円安気味です。

静かなスタートです。

日本時間午前5時48分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 102.24-37(102.04-05)
EUR/USD 1.1.1171-76(1.1167-78)
EUR/JPY 114.31-41(114.05-06)

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