米大統領選に向けてのリスク回避の動きも一巡か?
ニューヨークダウは、米大統領選を巡る不透明感が根強く、リスク資産の保有を減らすために株式に売りが出たことや、原油価格が下げたこともあり、前日比28.97ドル安の17,930.67ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、翌日の米雇用統計を前にまちまちな動きとなり、暫定値ながら、前日比0.009%上げて1.812%で引けました。
原油価格は、前日発表された米週間在庫統計で在庫が急増したのを受け、需給悪化を警戒した売りが続き、前日比0.68ドル安の44.66ドルで引けました。
金価格は、米雇用統計の発表を控え、持ち高調整を目的とした売りがやや優勢となり、前日比4.9ドル安の1,303.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、米大統領選を来週に控えてリスク回避の動きが出ましたが、とりあえず、それも一巡したもようです。。
ドル/円は、一時102.54近辺まで下げた後、103.32近辺まで反発したものの、再び103.00割れまで売られました
EUR/USDは、一時1.1060近辺まで下げた後、1.1120近辺に反発しました。
EUR/JPYは、一時114.02近辺まで下げた後、114.52近辺まで反発しましたが、結局114.30近辺に軟化しました。