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2017/02/28

【本日】efx.com証券、Webセミナーに出演!

2月28日(火)、efx.com証券のWebセミナー「第三の分析法、値動き分析」に出演致します。

日々の相場の値動きは、単なる上下する価格というだけではなく、DNAのようないろいろな情報を内在しています。

その中でも大きなものが、マーケット・ポジション(市場のポジションの偏り)と、マーケット・センチメント(市場心理)です。

こうした要素をリアルタイムで把握することによって、相場状況をより精緻に把握し、収益チャンスを逃さない分析法についてお話ししたいと思います。

詳細およびお申し込みは、こちらから。

レンジ相場は、鍛錬の場

レンジ相場は、鍛錬の場だと思えば。非常に貴重な時間だと言えます。

参加者は、ほぼ投機筋のみ、相手の手の内が読めなければ、自分がやられるという世界です。

トレンド相場のように、たまたまトレンドに乗れたら、後は左団扇の世界などということなど毛頭なく、逆に血の臭いを嗅ぎつけられれば、ハイエナ達が寄ってくる油断も隙もない世界です。

もしも、トレーディングが少しでもうまくなろうとお思いなら、相手の手の内を見透かすトレーニングと思って、レンジ相場とつき合うことも、私は良いと思います。

方向感のない相場

ドル/円、クロス円の1時間足を見ると、午前3時台に、大陽線が出現しているのが、気になります。

つまり、リターンエース(大陽線で開いた窓を埋める)がなされる可能性が出てきているように思われます。

今の相場には、方向感がありません。

従って、昨晩のようにショートカバー(買戻し)のためにジャンプアップが起きます。

あっち向いてホイ

東京9時台は、上がっていれば買いから、下がっていれば売りから。

これでは、あっち向いてホイとあまり変わりません。

もう少し、東京オープンの意味を深く考えた法が良いように思います。

ドル/円の本日午前3時台の大陽線が気になります。

ドル/円、クロス円の反発が目立つ

ニューヨークダウは、トランプ米大統領が現地時間28日夜に予定する議会での演説で、減税を含む経済政策の具体案を公表するとの期待から買われ、前週末比15.68ドル高の20,837.44ドルと1987年以来初めて12日連続で最高値を更新し、取引を終えました。

米国債10年物利回りは、トランプ大統領の発言でインフラ投資拡大への期待が高まり、さらに3月のFOMCでの利上げ期待も加わり、前週末比0.053%上げて2.365%で引けました。

原油価格は、主要な産油国による減産進展を見込んで買いが入り、前週末比0.06ドル高の54.05ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが上昇するといったんは上げましたが、その後反落したため急速に伸び悩み、前週末比0.5ドル高の1,258.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、買い戻しに、112.74近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、いったん1.0631近辺まで急上昇したものの、その後反落し、1.0580近辺まで下げました。

EUR/JPYは、ドル/円、EUR/USDの上昇に連れて上げ、一時119.47近辺まで上昇しました。

ポジションが一方に寄れば、反転するという、レンジ相場らしい動きでした。

2017/02/27

マイナビニュースにコラム掲載(2017/02/27)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「予想以上に密接な関係 - 決算と為替」です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
http://news.mynavi.jp/column/mizukami/076/

相場に連れを作らず?

今の時代、せちがらくなっていて、助け合うということが、あまり共感を呼ばなくなっているような気がします。

しかし、一方で、相場の世界では、「相場に連れを作らず」という格言があるくらいで、孤高を保つのが相場の世界だという雰囲気があることも確かです。

ただ、私自身の経験から言えば、相場で助け合うこともあって良かったですし、好敵手の存在は自分のために大変励みになったと思います。

つまり、対等な立場で相場を語り合える相手がいることは、大きな財産だと思っています。

投信の円買い?

ドル/円の売りが一時強まりました。

先週後半からの売りの続きなのか、定かではありませんが、かなりの円買いのように思いました。

ただし、日本時間9時台という、よく東京が熱気を帯びる時間帯だけに、単なる仕掛けの可能性もあり、ちょっと慎重になります。

もし、投信の売りであれば、出てくる時間帯がロンドンタイムで、出るとなると、事務的にとめどなく出るという感じです。

円買いの気配なし

オープン後、動いていません。

少なくとも、今のところ、先週後半の強烈な円買いの気配はありません。

しかし、海外時間で、先週のように円買いが出るかは、注目です。

あまり変わらず

シドニーでは、先週金曜のニューヨークローズとあまりかわりません。

様子見気分が強いものと思われます。

日本時間午前5時45分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 112.10-15(112.17)
EUR/USD 1.0567-73(1.0561)
EUR/JPY 118.48-54(118.46)

2017/02/26

これからの展開は(2017/02/26)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、前週に続き長く上ヒゲを出しています。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

2月21日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング125,981枚vsユーロショート189,232枚、ネットユーロショート58,162枚(前週 ショート46,764枚)です。

また、同時点の円は、円ロング29,954枚vs円ショート80,116枚、ネット円ショート50,162枚(前週 ショート51,284枚)です。

つけ加えて、同時点のポンドは、ポンドロング38,253枚vsポンドショート104,605枚、ネットポンドショート66,352枚(前週 ショート65,528枚)です。

ユーロが若干ネットショートが増えたぐらいで、円やポンドは、多少の変化です。

さて、今週ですが、先週水曜22日から、特に海外時間になると円買いが強まるということが連続して起きました、

そして、そのバックグラウンドは、なにかということで、特に海外勢に意識していましたが、結論的には、海外勢ではなく、本邦投資信託(投信)の2月末決算に向けたレパトリ(資金の本国回帰)が見方として有力ではないかと考えるに現在至りました。

その根拠は、まさに動きが2月末の決算をにらんでいること、取引対象がドル/円・クロス円といった円絡みに限られていること、取引の時間帯が投信が好むロンドンフィキシングの舞台であるロンドン時間が中心になっていることなどが上げられます。

本来的には、月末当日となる2月28日まで円買いが続く可能性もありますが、先週金曜で円買いが一巡している可能性もあり、今週は明日月曜か、月末を終えた翌日となる3月1日の円買いが細ることによって、今回の円買いの原因が投信であるかどうかが判明するものと思われます。

もし、この投信説が正しければ、また近々レンジ相場に戻り、上げたり下げたりのトレンドレスな(方向感のない)マーケットにもどるのではないかと思います。

尚、三月末は、多くの日本企業や金融機関が本決算を迎え、2月と同じようなレパトリによる円買いが発生する可能性は高いと見ておくべきかと思います。

こうして、無味乾燥的なレンジ相場に、円買いという潤いが一時的には表れるとは思いますが、結局は単なる決算に絡んだ事務的な為替取引であって、トレンドを作るものではないと思います。

さらに4月になって日系企業は新年度を迎えて、トレーダーも「さあやるぞ!」と力が入るものと思われますが、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)とか生保といった機関投資家が、すぐ動くわけではなく、早くても4月半ば過ぎまでは、マーケットには投機筋しかおらず、また不毛な売り買いによる投機筋の足の引っ張り合いによるレンジ相場は続くものと思われます。

逆に言えば、トランプ大統領の施策と行動に基づくアメリカという投資対象について投資家達がどう判断を下し、その結果、いつどういう投資行動に出るかということを読むことです。

投資家達は、投資判断には時間を掛けますが、いったん投資方針が決まれば、後は猪突猛進のごとく一方向に動き出し、相場を一気にレンジ相場からトレンド相場に転換させます。

その相場が動き出すタイミングは、複数の移動平均線の収束やボリンジャーバンドファイブで、かなりの精度でわかります。

いずれも、それ程難しいものでもありませんので、以下目を通してみてください。

複数の移動平均線の収束・ボリンジャーファイブ
http://hirosefx-trade.com/mizukami/sma_02/

個人的なイメージとしては、投資判断に大統領が就任した1月20日から起算して通常5カ月前後かかるものと見ています。

しかし、5カ月後が6月末という欧米勢の中間決算に当たり、しかも、翌7月・8月は夏休みとなりますので、結局トレンドが出るのは、欧米勢の実質的な下期のスタートとなる9月になってからの可能性も考えには入れておいた方が良いように思います。

ただし、これはあくまでも私の仮説ですので、想定外の相場展開にもついて行けるように、ある一定の緊張感は常に持っていてください。

EUR/USDについては、現在1.05台と、1.0000(パリティー、等価)まであと500ポイントぐらいと接近しており、やはりどこかでは試すのではないかと思います。

EUR/JPYは、ドル/円はレンジでも、EUR/USDが下がるなら、やはり下落するものと見ています。

2017/02/25

円高の原因は投信のレパトリか?

ニューヨークダウは、売りが先行したものの、トランプ米政権の経済政策への期待が根強いことから反発し、前日比11.44ドル高の20,821.76ドルと1987年以来およそ30年ぶりに11日続けて過去最高値を更新して、取引を終えました。

米国債10年物利回りは、3月FOMCでの利上げ期待が後退していることや 、トランプ大統領の経済政策の実行が遅れるとの懸念から低下し、前日比0.059%下げて2.314%と年初来の最低水準を更新して引けました。

原油価格は、米国で需給の緩んだ状況が予想より長引く可能性があって売りが優勢となり、前日比0.46ドル安の53.99ドルで引けました。

金価格は、欧州の株安を背景にリスク回避の買いが強まり、前日比6.9ドル高の1,258.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、海外に入り、3日間連続で円買いが強まりました。

ドル/円は一時111.94近辺、EUR/JPYは一時118.24近辺まで下げました。

EUR/USDは、いったん上昇後、一時1.0555近辺まで反落しました。

ここ3日間の海外時間での円買いが、気になっていました。

まだ、確証はありませんが、ただし、この時期の日本勢の季節要因の可能性が高いと考えるに至っています。

それは、2月末が、投資信託(投信)の決算であり、それまで海外で運用していた外貨建て資産を円貨で決算するために円買い外貨売りをするものです。

つまり、いわゆるレパトリ(レパトリエーション)と呼ばれる円への資金の回帰が起きている可能性が、ドル/円、クロス円総出の円買いから考えられます。

来週の28日月末日、言い換えれば投信の決算日が過ぎて、円買いがパタッと止まるようであれば、この仮説は正しいものと思われます。

もっとも、月末最終週までバタバタしたくないので、今週後半3日間で、円買いの大方は済んでいる可能性もありますので、そのあたり観察していきたいと思います。

焦りは禁物

相場というものは、話がはっきりしてから入ると、あまりうまくいかないことがあります。

決して自慢話ではありませんが、話の流れ上お話しますと、私が、ニューヨークにいた頃のある日、レベルは忘れましたが、たとえば118円台でドル/円を結構大きく買っていたのですが、あまりにも上値が重いので、これはだめだといったん手仕舞い、ポジションスクエア(ポジションなし)にしました。

しかし、こんなに重いのなら売ってみるかと、今度は買った額と同じだけ売りました。この間、値はほとんど変わりませんでした。

ところが、突然、スルスルスルと下がりだし、なんだなんだと思って、ロイターを見たところ、なんと、”Fed intervened to sell DLR in DLR/JPY market"(ニューヨーク連銀、ドル/円マーケットでドル売り介入)というヘッドラインが目に飛び込んできました。

あまりに唐突なFEDの売り介入に、マーケットは騒然となり、それから数時間後に開いた東京市場では、113円台まで突っ込み、なんと5円の急落をしました。

当時のニューヨークの上司も結構売っていたのですが、こんなラッキーなことはないから全部手仕舞いだの一言で、この東京市場で、私も全額買い戻しました。

決して、これを自慢するために書いているのではなく、申し上げたいのは、その後の展開です。

この唐突なFEDの介入で急落した後、ある意味FEDに売りの免罪符をもらったようにマーケットは受取り、盛んに戻り売りを始めました。

しかし、同じように考えて戻り売りをする参加者が多かったため、下がるどころか上げはじめ、戻り売りのショートカバーが次のショートカバーを生むという連鎖を起こし、なんと急落前の水準までいったん戻してしまい、ショート筋は一掃されてしまいました。

そして、相場は意地悪なもので、このショートカバー一巡後、再び下落に転じました。

この一連の展開で申し上げたいことは、相場は、相場の方向性がはっきりすると、同方向にポジションを持とうとする参加者が急速に増えるため、極めて短期間に同方向のポジションが積み上がり、たとえばショートになりすぎれば下がらず買い戻しに上げに転じますし、ロングになりすぎれば自分の重みに耐えかねて下がるということになります。

つまり、方向性がはっきりするということは、急速にトレンド方向にポジションが積み上がる局面があり、ポジションが調整されれば、再びトレンド方向へ向かうという傾向がありますので、いったん最初の流れに乗れなくても決して焦らず、次のタイミングを待つことが大切だと思います。

相場はこれ1回限りではありません。

なお、この買いが買いを呼ぶ動きが、値動き分析に気づくヒントになりました。

2017/02/24

ドル/円、まだ下げ余地?

4時間足で見ると、変形ダブルトップのネックラインは112.91付近で、今のところはまだそのあたりで足踏み状態です。

ネックラインをブレイクして下がる目安は、高い方の山の実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)の高値とネックラインの差になります。

この場合で行けば、実体高値は、2月15日の寄り付きである114.28、ネックラインは112.91となります。

従って、112.91-(114.28-112.91)=111.54近辺がターゲットになり、この水準は、ほぼ2月7日午前7時台の111.59近辺と同じところであり、言ってみれば、往って来いの水準だと言えます。

ドル/円の変形ダブルトップ

ドル/円の日足を見てみますと、直近、左の山が大きく、右の山が低くて小さい山からなる、変形ダブルトップができています。

しかし、変形ダブルトップと命名したのは、私自身ですので、他では聞いたことはないと思います。

変形ダブルトップは、ドル/円に出やすく、完成してネックラインブレイクすると結構下がる傾向にあります。

静かな東京タイム

閑散です。

いつも、それなりに朝9時を過ぎると、売り買いが出るものですが、静かです。

あえて言えば、EUR/USDが揉んでいます。

【2/24】日経CNBCで「リターンエース」を解説します

毎週金曜は、日経CNBCで「FX経済研究所」に出演致します。(番組の時間20:00~20:10)
http://www.nikkei-cnbc.co.jp/program/fx_lab/

今回は、トレード手法として、最近紹介中の「リターンエース」について、番組で解説しますので、どうぞご覧ください。

円高ドル安が相場をリード?

ニューヨークダウは、トランプ米政権の経済政策に対する期待から引き続き買いは強く、前日比34.72ドル高の20,810.32で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ムニューシン米財務長官が「低金利は続く可能性」に言及したことから低下し、前日比0.043%下げ2.370%で引けました。

原油価格は、EIAによって発表された週間在庫統計によれば、在庫が予想ほど増えなかったため買いが強まり、前日比0.86ドル高の54.45ドルで引けました。

金価格は、前日に公表されたFOMC議事要旨で、FRBが利上げを急いでない見方が好感され、前日比18.1ドル高の1,251.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、米早期利上げ観測の後退からドルが売られました。

ドル/円は、112.57近辺まで一時下げました。

EUR/USDは、1.0586近辺まで一時上昇しました。(ドル売り)

EUR/JPYは、ドル安相場中心だったため、横這いが続きました。

2017/02/23

結構、役に立つリターンエース

リターンエースと命名した手法は、最近、折に触れてご紹介しています。

なぜ、大陽・陰線、連続陽・陰線が出現するとそれを埋めようとするのか、正直その理由はよくわかりませんが、結構役に立ちますのでお試しください。

一方向に向かうトレンド相場より、延々と往ったり来たりするレンジ相場で出やすい傾向にあります。

いずれにしても、結構、リターンエースは重宝します。

詳しくは、拙著「FX常勝の公式20」でご覧ください。

警戒が必要なレンジ相場

レンジ相場では、まさに昨日のニューヨークのように、それなりのニュースはあったとしても、反応する方向は、皆が持っているポジションの逆にしか動かないものです。

そして、逆方向に切り替えしてしまうと、結局は切り返した方向に、相場は進んでしまうものです。

なぜなら、下げからの反発であれば、買い戻さなければならないショートポジションがまだある上に、反発してきているのでレベル感からの新規のショートも入りやすいからだと言えます。

円買いからだが

昨日のニューヨークでの乱高下によって、特に円買いポジションがしこってしまったように思われます。

つまり、まだ円ショートのポジションが、マーケットに結構残っているものと見ています。

ですので、東京では、ドル/円、クロス円は、とりあえず売りから入ってきましたが、下げきれないと一転して強まる可能性があると思います。

節操のないマーケット

ニューヨークダウは、発表された1月の中古住宅販売件数は569万件と予想の554万件を上回ったことに加え、トランプ政権による経済政策が米景気を押し上げるとの期待も強く、前日比32.60ドル高の20,775.60ドルで取引を終え、9日続けて過去最高値を更新しました。

米国債10年物利回りは、FOMC議事録が発表され、市場が期待していたほどの強い内容でもなく、強弱まちまちだったことから急速に下げ、前日比0.016%下げて2.413%で引けました。

原油価格は、在庫増予想を懸念して下げ、前日比0.74ドル安の53.59ドルで引けました。

金価格は、FOMC議事要旨の公表後、多くの委員が「かなり早期に追加利上げするのが適切」との発言が明らかになったことから軟化し、前日比5.6ドル安の1,233.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、順調に円高が進みましたが、その後、FOMC議事録の中で「経済が軌道通りに進展した場合、速やかな利上げを予想している」ことが明らかになりました。

これを受け、ドルは大きく買われ、ドル/円では112.91近辺から113.66近辺まで急上昇となりました。

EUR/USDは、1.0492近辺から1.0574まで反発、そして、EUR/JPYは、118.60近辺から119.86近辺まで上昇しました。

日中の円高はいったい何だったのかという相場でした。

こういう節操のないレンジ相場では、目が開いているうちだけのトレードに限ります。

2017/02/22

リターンエースの窓

ドル/円の1時間足を見ますと、正確には、1時間足が完成する1時間の入れ替え時に、123.40を割れていると、113.10近辺がターゲットになります。

そして、実際、正午の寄り付きが113.63近辺となったことで、113.10近辺がターゲットとなったと見ています。

そして、ターゲットまで下がると、窓がふさがったことになります。

下がるか、ドル/円?

ドル/円で、申し上げれば、2月21日7時台から同日11時頃まで連続陽線が出ています。

高値圏の揉み合いがすでに21時間も経ち、しかも、高値圏の形状が三山になってきており、下げやすくなっているように個人的には思います。

113.40あたりがしっかり切れてくると、下げやすくなるものと思います。

無理をしない相場

1時間足で、ドル/円を見ても、EUR/USDを見ても、往ったり来たりのレンジ相場です。

しかも、上下結構値幅があり、下手をすると、大きな損失につながります。

こういう相場は、無理をしないことです。

米景気期待高まる

ニューヨークダウは、小売りのウォルマート・ストアーズやホームセンターのホーム・デポが買われたのを受けて上昇し、前週末比118.95ドル高の20,743.00ドルで取引を終え、8日続けて過去最高値を更新しました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが最高値の更新を続けていることを受け、前週末比0.016%上げて2.431%で引けました。

原油価格は、OPEC減産進展が期待され、前週末比0.66ドル高の54.06ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落を受け、前週末比0.2ドル安の1,238.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、米国の早期利上げ観測を背景にドルが買われ、ドル/円は一時113.78近辺まで上昇し、EUR/USDは1.0523近辺まで下落しました。

EUR/JPYも、EUR/USDの下げに連れて、一時119.56近辺まで下げました。

2017/02/21

ドル売りの反発大きく

ドル/円で言えば、予想以上に反発が大きく、EUR/USDで言えば、予想以上に反落が大きい、これはトレンド相場を期待したマーケットがEUR/USDでは買い過ぎ、ドル/円相場では売り過ぎたことを示していると思います。

その上、現段階でも、EUR/USDは安値圏、ドル/円は高値圏を維持するということは、ユーロはまだロングポジションが、ドル/円ではまだショートポジションが残っているということではないかと思います。

従って、ポジション解消の動きは、まだ続きそうですし、力が弱まったとはいえ、ロンドンマーケットでも、ポジションを切らせる動きが強まる可能性がありますので注意が必要です。

ドル/円、上昇

クロス円の買いに押されて上昇しているようです。

2月17日の17時の連続陰線の始点が、113.42近辺です。

埋めに行くのではないかと思います。

まだ、マーケットは、ショートだと思われ、なかなか急反落はしないと思います。

プレジデンツ・デーで、閑散

ニューヨークはプレジデンツ・デーの祝日で、大方の投資対象が休場となりました。

為替では、ドル/円は、113.10-15近辺で、横這い推移でした。

EUR/USDも、1.0605~1.0630で揉み合いでした。

EUR/JPYもまた、120.00~102.25で揉み合いでした。

2017/02/20

マイナビニュースにコラム掲載(2017/02/20)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「ドル/円、レンジからトレンド移行の可能性は?」です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
http://news.mynavi.jp/column/mizukami/075/

引きつけて売り?

ドル/円は、結局、買戻しとなっています。

東京の魔の時間(思い込みの時間)午前9時にショートができ、その後も、きっと戻り売りがあり、ショートが膨らんで、10時台、11時台とショートカバーとなっています。

朝のコメントで、連続陰線が2月17日17時と18時に出来ていると申し上げました。

ロウソク足の実体(寄り付きと引け値の間の太い部分)で申し上げれば、113.43から112.93近辺に、窓があるということになります。

気持ちが先行してないか?

どうも、マーケットが急にベア(弱気)になっているのが気になります。

近頃続いていた枯れた相場ですと、少し方向感のようなものが見つかると、急にその気になって攻め始めることは、良くあることです。

問題は、そうするのが自分だけでなく、相場が動かず干上がっていた多くのマーケット参加者が同じことをするようになり、そして、ポジションは一方に偏ることになります。

特に、この東京・アジア勢の思いが詰まった9時台に下げきれないと、その後は調整になる可能性が高くなると思います。

ドルはショート気味か

ドル/円は、下げ渋っています。

急に、ベア(弱気)・センチメントが増えて、マーケットがショートになっている可能性があります。

あまり、今の112.90近辺に滞空するようであれば、いったん吹いて、ショートカバーされる可能性があります。

EUR/USDも、上がらず、下げてきています。

やや円高ドル高

シドニーでは、やや円高です。

EUR/USDは、ややドル高です。

本日は、米プレジデンツデーのため、ニューヨークは休場です。

日本時間午前5時45分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 112.85-88(112.91)
EUR/USD 1.0605-08(1.0611)
EUR/JPY 119.67-77(119.80)

2017/02/19

これからの展開は(2017/02/19)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、週足で長い上ヒゲが出現しています。(ドル高一服?)

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

2月14日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング125,333枚vsユーロショート172,097枚、ネットユーロショート46,764枚(前週 ショート44,951枚)です。

また、同時点の円は、円ロング27,701枚vs円ショート78,985枚、ネット円ショート51,284枚(前週 ショート55,060枚)です。

つけ加えて、同時点のポンドは、ポンドロング39,039枚vsポンドショート104,567枚、ネットポンドショート65,528枚(前週 ショート64,539枚)です。

ユーロも、円も、ポンドも、多少の変化に止まりました。

さて、今週ですが、確かに、一日の中で、相場が止まっていることも多く、レンジ相場だと感じます。

しかし、長めに見ると、結構動いていることがわかります。

たとえば、ドル/円の週足で見ると、着実に118円台から112円台へ9週間ぐらいを掛けながら下げて来ています。

しかも、さらに下がりそうな形状をしています。

また、EUR/USDの週足で見ると、1.12台から1.03台まで下げたあといったん1.08台まで戻して再び1.05台に下げてきました。

この間の所要期間が、15週間です。

そして、EUR/JPYは、124円近辺を高値に横這いが続きましたが、この3週間で120円割れまで下げて来ています。

この間の所要期間が、10週間です。

しかも、目先、ドル/円と同様にさらに下がりそうな形状をしています。

つまり、最も言えることは、昨年11月の米大統領選で持ち上がった相場が、調整をしたがっているのではないかということです。

ここのところ、繰り返しレンジ相場は続くと申し上げてきたのに、節操なく見方を変えるのもなんですが、しかし、ドル/円や、EUR/JPYを見ると、昨年11月以来の上昇でできた連続陽線(特に、連続した長めの陽線)を埋めにかかる可能性は否定できないと思っています。

相場が一方向に動くためには、フロー(資金の流れ)が必要です。

一般的には、投資家がその任を負うことが多いですが、今回の場合、昨年11月に馬鹿買いした誰か(ビッグプレーヤーと言っておきましょう)が、上がり切らない相場にしびれを切らせ、手仕舞いに入って来る可能性が高くなっているように思います。

ビッグプレーヤーの手仕舞いは、良く月曜に起きます。

しかも、最近ちょっと早目になってきている傾向がありますが、一般的には、東京オープン(午前9時)の直後に入ることが多いです。

月曜の理由は、やはり週末に良く考えての結論だと思われます。

そして、特にドル/円のリクイディティー(流動性)が東京オープン直後が高いことが上げられます

ということで、月曜の午前9時前後は、警戒が必要ではないかと思います。

明日、月曜は、プレジデンツデーで米国は祝日ですが、やめようと思った人間にとっては、祝日もなにもないものと思われますので、やめてくる可能性はあると見ています。

つまり、今週の相場は、なぜという理由以前の、手仕舞いたいという願望で動く相場のように思えてなりません。

ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足でも、長い上ヒゲが出現しており、ドル高一服の可能性が示唆されているところも気になるところです。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W

尚、EUR/USDについては、まだ、レンジ相場継続だと思います。

2017/02/18

米三連休前の調整で円高ドル高

ニューヨークダウは、減税など新政権の景気浮揚策への期待が強く、三連休前の調整売りをこなし、前日比4.28ドル高の20,624.05ドルと7日連続で過去最高値を更新して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ドル/円の下落に押されたもようで、暫定値ながら前日比0.027%下げて2.420%で引けました。

原油価格は、三連休を前に持ち高調整の買いが入り、前日比0.04ドル高の53.40ドルで引けました。

金価格は、三連休を前に利益確定売りが強まり、前日比2.5ドル安の1,239.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンタイムにポジション調整と思われる売りが出て下落し、ニューヨークに入り112.62近辺の安値をつけました。

その後は、三連休前ということもあって、横這いとなりました。

EUR/USDは、ロンドンタイムから軟調だったものの、押し目買いも引きませんでしたが、ニューヨークに入り、ロングを崩す売りが強まり、1.0603近辺まで下げました。

EUR/JPYは、ドル/円とEUR/USDのいずれもが下落したため、121円台から119.70近辺まで大きく下げました。

尚、来週月曜は、2月の第三月曜日に歴代大統領を称えるプレジデント・デーのため、アメリカは三連休となります。

雑学、マーケットでの通貨の呼び方

これは、あくまで余談ですが、国内で一般的に使われている各国通貨の呼び方は、ワールドワイドなインターバンク市場では符丁があって通じないものがいくつかあります。

知らなくても特に困ることはないとは思いますが、雑学として、ご紹介しておきたいと思います。

その典型的なものは、ニュージー(NZD)と一般に呼ばれているもので、たとえば、海外のディーラーに、ニュージー円と言っても、全く通じません。

通じるためには、キウィ円(Kiwi/Yen)と呼ばなくてはなりません。

また、カナダ(CAD)も通じません。カナダ/円(CAD/JPY)を、キャッドゥ円(Cad/Yen)と呼んで始めて通じます。

ポンド(GBP)も通じません。

これは、スターリング・パウンド、あるいはパウンド・スターリングと呼んで始めて通じます。

また、通貨ペアによって呼び方が違い、ポンド/ドル(GBP/USD)は、ケープル(Cable)と呼ぶのが一般的ですが、ポンド円(GBP/JPY)の場合は、スターリング円(Sterling/Yen)。ユーロ/ポンド(EUR/GBP)は、ユーロ/スターリング(Euro/Sterling)と呼ばないと、通じません。

中国人民元(CNY)も、人民元と言っても通じません。

マーケットでは、レンミンビー(Renminbi、RMB)と呼ばれています。

これは、マーケットとは限りませんが、ドル(USD)のことを、ダラーではなくドラーと発音する人も、海外にはいます。

2017/02/17

急騰・急落の仕組み

ことに、レンジ相場では、静かな中で、ポジションが積み上がることが多いと言えます。

つまり、なにも動いていないのに、なんらかの噂や情報がマーケットで広がると、知らず知らずのうちにポジションは膨らみ、そして思わくがはずれると、急騰・急落となります。

急騰・急落は、ロスカットによって起こります。

たとえば急騰は、ショートにポジションが偏り破裂すると、ショートのロスカットが集中し、急上昇します。

検証、値動き分析

ドル/円は、2月14日23時台と零時台に、連続予選が出て、約1円上昇しました

値動き分析的には、こうした急上昇の後は、ポジションがスクエア(ノーポジ)になって高値圏に張り付くのが一般的ですが、今回の場合、急上昇後もジリ高を続けたことから、レベル感からの売り上がり出たもようです。

それでも下がらないので、ショートスクイズ(ショートのあぶり出し)が出て、急上昇、しかし、反落過程では今度は買い下がりが出たため、重くなり、今度は、戻りの限られたジリ安となり、さらに下がる過程でも買い下がり出たため、2月14日23時台のリターンエースのスタート点である113.40近辺でも、下げ止まらず、今度はロングのロスカットがでたものと思われます。

まさに、この一連の過程で、売り上がって切って、買い下がって切ってをしていると、結構なやられになります。

まったく動きがないわけでもない

1時間足見てみますと、24時間通せば、なにがしか動いています。

丁寧にやれば、収益獲得のチャンスはあるように思います。

気長にやることが大事なように思います。

レンジ相場は続く、

ニューヨークダウは、トランプ米政権による減税への期待や米景気回復観測を背景に買いがやや優勢となり、前日比7.91ドル高の20,619.77ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、市場全体に一服感が出て、暫定値ながら前日比0.045%下げて2.448%で引けました。

原油価格は、OPECの減産が長期化するとの思惑が強まって上昇し、前日比0.25ドル高の53.36ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが上昇したことを受け、前日比8.5ドル高の1,241.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、全般にドル安となり、ドル/円は、113.08近辺まで下落、EUR/USDは、1.0680近辺まで上昇となりました。

EU1R/JPYは、121.00前後で横這いでした。

ドル/円は、2月14日の23時から零時までにできた連続陽線が、昨晩埋まりました。

2017/02/16

絶対はない

今朝、リターンエースを御紹介しました。

その時は、1時間足で、EUR/USDの大陰線が、埋まっていく状況をお伝えしましたが、現在、ドル/円の連続陽線が埋まり始めています。

実に、不思議なものですが、こうした窓を埋める動きを、特にレンジ相場では、よくやりますので、覚えておかれると、次の展開が見えてきますのでお勧めです。

ただし、何事もそうですが、絶対はありませんので、当然、窓を埋めずに、再び反転することもありえますので、その点は、十分ご理解ください。

レンジ向きの手法、リターンエース

リターンエースと名付けたトレーディング手法があり、私は、普通、1時間足で見ています。

たとえば、EUR/USDの1時間足を見ると、2月15日の零時台で、大陰線が出現しています。

これが、連続した陰線でも各陰線が長めであれば、同じようなことが起こる傾向があります。

そして、2月15日の23時台から現状までの間に、大陰線は完全に埋められた格好になり、窓埋め完成です。

往って来い

昨日のニューヨークで、発表された消費者物価と小売売上高が予想を上回る強めの内容だったため、ドルが急上昇しました。

しかし、その後急反落したことで、やはり相場がレンジ相場であることを確認した格好です。

こういう相場では、相場に多くを期待せず、しっかり利食っていくことが大事です。

一時ドル堅調だったが。

ニューヨークダウは、発表された2月のニューヨーク連銀製造業景気指数は18.7(予想7.0%)、1月の米消費者物価指数前年比2.5%(予想、前年比2.4%)と予想を上回った他、イエレン米連邦準備理事会議長が米景気に明るい見方を繰り返したことから上昇し、前日比107.45ドル高の20,611.86ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された消費者物価と小売売上高が市場予想を上回る強めの内容だったため、米早期利上げ観測が再燃、暫定値ながら前日比0.025%上げて2.495%で引けました。

原油価格は、売り買いが交錯したものの、OPEC加盟国による減産の進展が相場の支えとなり下げ幅は限られ、前日比0.09ドル安の53.11ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇を受けて上げ、前日比7.7ドル高の1233.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、発表された消費者物価と小売売上高が市場予想を上回る強めの内容だったため、米早期利上げ観測が再燃し、ドルは上昇し、ドル/円では114.98近辺までつけましたが、その後は反落となり一時113.86近辺まで下げました。

EUR/USDは、1.0610近辺まで上昇後、高止まりしました。

EUR/JPYは、121.00を中心の上下動でした。

2017/02/15

レンジ相場では、無理をしない

レンジ相場になると、どうにかして儲けなくてはと焦り、そして、無理をしてトレードをして、また傷口を広げる結果になりがちです。

レンジ相場で根本的に忘れてはならないことは、一方向に流れるフローが、レンジ相場にはなく、ポジションの偏りによって、行ったり来たりをしているのに過ぎないということです。

ですから、あたかも重要なニュースが出て、相場が動いても、それは、単に、売ったり買ったりしている投機筋が、相場が動く良い言い訳として、飛びついているのに過ぎません。

ドル/円連続陽線、EUR/USD大陰線

1時間足で見ると、ドル/円の昨晩23時台から零時台に連続陽線、ユーロ/ドルで零時台に大陰線を出しています。

レンジ相場のこともあり、後で、埋めに来る局面がありそうです。

現状の動きは、昨日のニューヨークからの流れを汲んで、ドル/円は買い、EUR/USDは売りになっていますが、それだけに反転の可能性があると思います。

未だにレンジ相場か?

ニューヨークダウは、イエレンFRB議長は米上院銀行委員会で追加利上げについて「今後数回の会合で判断する」と話し、次回3月会合での利上げも排除しない意向を示したことから金融株が買われ、前日比92.25ドル高の20,504.41ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、イエレンFRB議長の議会証言を受けて上昇し、暫定値ながら前日比で0.036%上げて2.472%で引けました。

原油価格は、OPEC加盟国による減産傾向が買い材料となり、前日比0.27ドル高の53.20ドルで引けました。

金価格は、買い優勢からイエレン議長の証言をきっかけに売りが強まり、前日比0.4ドル安の1,225.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、イエレンFRB議長は議会証言で「利上げを待ちすぎるのは賢明ではない」などのタカ派的な発言が出て、ドル/円は、114.50近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、イエレン発言に1.0559近辺まで下落しました。

EUR/JPYは、ドル/円の上昇に連れ、121.00近辺まで上昇しました。

イエレン議長の、いつにない、きっぱり発言に、マーケットが素直に反応した感じです。

しかし、今の相場が依然レンジ相場なら、またポジションが一方に偏れば、その逆にしかいかない相場になる可能性があります。

2017/02/14

レンジ相場は三段階からできている

レンジ相場の第一段階は、乱高下する乱高下期で、レンジに入る前のトレンド相場での儲けを、実に簡単に減らしたり、飛ばしてしまったりする段階です。

第二段階は安定期で、これは一般的に言われるレンジ相場です。

第三段階の収束期は、長らく続いてきたレンジ相場が、トレンド相場に転換する時期が来たということを意味しています。

レンジ相場との付き合い方

今年に相場は、レンジ相場が結構長い間続くと思っています

実は、過去にレンジ相場で、大やられしたことがあり、その時レンジ相場につい徹底研究しました。

これから、朝と昼の毎日のコメントのいずれかを使って、レンジ相場攻略法について、お話ししたいと思います。

EUR/USD、買い気

東京オープン早々から、動きません。

あえて言えば、EUR/USDが買いになっています。

昨日の21時台から23時台まで連続陰線が出ていますので、これを埋めに行く可能性があります。

まずは、1.0610のレジスタンスを超す必要があります。

レンジは依然続くか?

ニューヨークダウは、トランプ米政権の経済政策への期待から買いが続き、前週末比142.79ドル高の20,412.16で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、トランプ・ラリーへの期待感を再び高まっていることから上昇し、暫定値ながら前週末比0.027%上げて2.434%で引けました。

原油価格は、OPE加盟国による減産が明らかになったものの、相場の反応は限られ、前週末比0.93ドル安の52.93ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落を受けて下げ、前週末比10.1ドル安の1,225.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米株価の最高値更新や米金利上昇を眺めて買いが優勢となり、一時114.06近辺まで上昇したのちジリ安となりました。

EUR/USDは下落し、一時1.0590まで、下落しました。

EUR/JPYも下落し、一時120.39近辺をつけました。

日米首脳会談を終えても、レンジ相場はまだまだ続きそうです、

2017/02/13

マイナビニュースにコラム掲載(2017/02/13)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「休むも相場」です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
http://news.mynavi.jp/column/mizukami/074/

ここからの展開は?

ドル/円は、ここ5時間、結局横ばいです。

つまり、買戻し後、ポジションがほぼスクエア(ノーポジ)になっていたということです。

ここから、上がるか、下がるかは、これから始まるロンドン以降のマーケットに委ねられていると思います。

現状、ポジションは引き続きスクエアに近いものと思われますので、新しい、マーケットが入ってきて、新しいフロー(資金の流れ)が、相場の方向性を決める可能性があるものと思われます。

景色が変わった?

この週末をはさんで、景色が違って見えるほど、トランプ大統領に対する印象は、特に日本人は変わったのではないかと思います。

もちろん、豹変ぶりに手放しで喜んではいられないことはわかりますが、安倍首相の出立前までの重い空気は、随分軽くなった感じがします。

しかし、問題は、これからです。

大統領と首相は仲良くなったでしょうが、副大統領と副総理は実務者レベルとして、個別にハードネゴ(きつい交渉)の可能性もあると思います。

ドル/円、急上昇

ドル/円は、日米首脳会談の友好ムードを受けて上昇ということでしょうか。

ただし、月曜の東京オープン前からの急上昇だけに、実際のところは、ショートのロスカットではないかと思われます。

ショートの買い戻しが一巡しても、下がらなければ、ショートのロスカットの可能性が高いと思います。

まだ。買い気です。

ドル高

シドニーでは、週末の日米首脳会談が良好であったことから
ドル/円は、やや上昇しています。

EUR/USDも下げています。

日本時間午前5時45分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 113.55-60(113.26)
EUR/USD 1.0625-31(1.0641)
EUR/JPY 120.61-71(120.51)

2017/02/12

これからの展開は(2017/02/12)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、反発気味です。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

2月7日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング126,708枚vsユーロショート171,659枚、ネットユーロショート44,951枚(前週 ショート45,713枚)です。

また、同時点の円は、円ロング25,874枚vs円ショート80,934枚、ネット円ショート55,060枚(前週 ショート58,331枚)です。

つけ加えて、同時点のポンドは、ポンドロング38,135枚vsポンドショート102,674枚、ネットポンドショート64,539枚(前週 ショート61,772枚)です。

ユーロも、円も、ポンドも、それ程の変化はありません。

さて、今週ですが、あくまでも、私自身の感想ではありますが、懸念されていた先週金曜からの日米首脳会談で、トランプ大統領の予想もしなかった大歓待ぶりに、安倍総理大臣は心底ホッとしたことがテレビ越しでも伺い知れ、同首相がどれだけ決死の思いで渡米したかがわかります。

ただ、具体的な交渉は、今後麻生副総理とペンス副大統領の間で、進められることになりました。

ですので、今の段階では、麻生・ペンス両氏の交渉の進捗を待つということだと思います。

ということで、ドル/円は、基本的には、レンジ相場がまだ続くものと見ています。

ただし、今回の日米首脳会談で米国から無理難題を要求され、円高になるものと事前に考えていたマーケット参加者も多かったと思われます。

それが、会議が終わり、リスクを回避するために買われた円の手仕舞いからの円売りが出て、112円~115円ぐらいのレンジの上限方向にいったん戻すのではないかと見ています。

ただ、ポジション調整の円売りですので、レンジを上にブレイクして、どんどん上がるというものでもないと思います。

ある程度、ポジションがこなれれば、また緩んでくる相場だと思います。

EUR/USDもまた、レンジ相場だと見ています。

昨年の12月30日ぐらいから短期間の上昇トレンドを作りましたが、2月6日頃にトレンドラインを下に抜けてきています。

これは、上げから下げへの相場転換と見るよりも、上昇トレンドから、レンジ相場に移行したものと見るべきかと思います。

もちろん、トレンド相場が終わりレンジ相場に入ったとしても、まだレンジの下限が固まったわけではないため、下値攻めを何度か繰り返し、それでも、下が堅ければ、レンジ相場に本格的になるものと見ています。

EUR/JPYは、ドル/円、EUR/USDがともにレンジ相場になりそうですので、それらの合成通貨であるEUR/JPYもレンジ相場になるものと思われます。

最近の各相場の膠着振りたるや、かなり重度なものと考えます。

余程のことがない限り、レンジ相場から脱出するのは、難しいものと思われます。

2017/02/11

いつになく穏健なトランプ大統領に肩透かしだが

ニューヨークダウは、トランプ米政権下で減税策など経済政策が進展するとの見方から買いが続き、前日比96.97ドル高の20,269.37ドルで、2日連続で最高値を更新して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米輸入物価が予想を上回ったことから上昇し、暫定値ながら前日比0.013%上げて2.407%で引けました。

原油価格は、OPEC加盟国の減産が想定以上に進んでおり、需給の引き締まりを意識した買いが強まり、前日比0.86ドル高の53.86ドルで引けました。

金価格は、トランプ米大統領が税制改革に対する意欲を改めて示したことで資金の逃避先である金から流失し、前日比0.9ドル安の1,235.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、日米共同声明では、安全保障・ 経済面での緊密連携を強調して終えました。会談中、一時112.86近辺まで売られる局面もありましたが、結局113.30台で落ち着きました。

EUR/USDは、一時1.0653近辺まで上昇しましたが、その後は1.0630近辺で落ち着きました。

EUR/JPYは、120.50~70近辺で、横這い推移でした。

トランプ大統領は、予想以上に歓迎的な姿勢を見せたため、相場としては肩透かしを食った形となりました。

しかし、まだ週末のフロリダもありますので、引き続き警戒は必要です。

傷ついた時

相場で傷つくと、どうにか早くしかも全部取り返してやろうという気持ちを抱いたとしても、それは仕方がないことだと思います。

しかし、今までの私の経験からすると、その逸る気持ちで、すぐにポジションを持つよりも、いったん休み、気持ちをリフレッシュさせ、新たな意欲が自然に湧いてくるのを待つ時だと思います。

私が、中学生の頃だったと思います。

愛犬が、外から、足にぱっくり開くような深くて大きな傷を負って帰ってきたことがありました。

もちろん、消毒もしてやり、包帯もしてやりましたが、しかし、本人は、傷が自然にふさがるまで、何日も何日も、じーっとしていました。

そして、傷がふさがると、やっと普通の生活に戻って行きました。

愛犬の、誰が教えたわけでもない、野生の本能で傷を癒していく姿に、正直、私は多くのものを学んだ気がします。

休むも相場という言葉があります。

その意味するところのひとつとして、休むことで傷を癒し、次への活力を充電するという意味があるのだと思います。

私は、愛犬の傷を癒していく姿を見て、実は、それは自然界ではあたりまえにある姿で、ごく普通のことではないかと思いました。

2017/02/10

高値圏での横這いの意味

ドル/円の1時間足を見ますと、上昇の末、高値圏で横ばいになっています。

これを、値動き分析から言いますと、ショートの買戻しも一巡して、ポジション的には、ほぼスクエア(ノーポジ)になった状況だと思われます。

ポジションがほぼスクエアになるということは、ショートにもロングにもほぼ偏っていないため、たとえば、12時台に売りで攻めかけていますが、スクエアのところで売れば、ショートになるだけのため、結局反発しています。

同じことを考えやすいマーケット

ドル/円、EUR/JPYのショートカバーが続いています。

日米首脳会談に備えた、ショートは、静かに積み上がっていたということだと思います。

このことからも判りますが、多くのマーケット参加者が同じように相場展開を考え、そして同じようなポジションを、いかにもっているかということです。

もろい相場

1時間足の右肩上がりの動きを見る限りは、ドル/円のショートは、まだ解消していないようです。

したがって、まだジリ高は、続きそうです。

トランプ大統領も、いろいろ話しますので、ポジションが偏っているところに、逆の話題が持ち込まれると、もろくも切らされてしまいます。

トランプ発言でドル反発

ニューヨークダウは、トランプ大統領が今後2、3週間内に税制を巡る「大きな」計画を発表すると述べたことが好感され、前日比118.06ドル高の20,172.40ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、トランプ大統領の税制改正案を出すとの発言を好感して上昇し、暫定値ながら前日比0.060%上げて2.397%で引けました。

原油価格は、急落した反動で買いが入り、前日比0.66ドル高の53.00ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落を受け、前日比2.7ドル安の1,236.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、トランプ大統領が税に関する「大きな」計画を向こう2、3週内に発表すると述べたことを受け、113.35近辺まで急上昇しました。

EUR/USDは、1.0649近辺まで下落しました。

EUR/JPYは、ドル/円の上昇を受け、120.79近辺まで上げました。

トランプ発言に、日米首脳会談に向けてできていたショート筋は虚を突かれ、買い戻しとなったもようです。

2017/02/09

レンジ相場は蟻地獄?

レンジ相場も、ここまで極まると、もう、焦らず待つしかありません。

明日には、日米首脳会談が控えていますが、この状態では、あまり大きな動きは期待できないと思います。

こうした重度のレンジ相場を、過去にも何度も経験してきましたが、結局、もがけばもがくほど、深みにはまる蟻地獄のようなものです。

投資家の動きは唐突

今のレンジ相場の原因は、トランプ大統領の行動が不透明で、特に、トレンドを作る投資家達が、投資方針を決定できず、マーケットに残っているのが、売ったり買ったりの短期の投機筋だけだということは、既に申し上げてきました。

このことからわかることは、何か材料があれば、飛びつく投機筋に対して、投資家筋の動き出すタイミングは読めないところがあります。

つまり、時間を掛けて投資方針を決めて、それでは開始という時には、投資家筋は実に唐突にマーケットに現われます。

私自身も、それに巻き込まれたことがあります。

静かな東京

連日と同じく動きません。

日足で見ると、それなりには、動いています。

要は、動いているのは海外時間で、東京では動いていないということです。

客観的情報を

ニューヨークダウは、トランプ政権による政策運営の先行き不透明感から金融株に利益確定売りが出たため下げ、前日比35.95ドル安の20,054.34ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、トランプ政権への不安感から低下し、暫定値ながら前日比0.057%下げて2.336%で引けました。

原油価格は、発表された週間在庫統計で在庫増加が予想を大幅に上まったことから、前日比0.17ドル高の52.34ドルで引けました。

金価格は、欧州の政治情勢の先行き不透明感から安全資産として買われ、前日比3.4ドル高の1,239.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、トランプ米大統領が入国禁止の大統領令をめぐる訴訟で裁判所を「政治的」だと批判したことから、一時111.63まで売られたものの、その後、112.22近辺まで反発しました。

EUR/USDは、一時1.0641近辺まで売られたもの、その後買い戻しが強まり、1.0714近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、119円台半ばから後半で揉み合いとなりました。

日本のマスコミは、日米貿易摩擦ばかりを取り上げていますが、日本の米国に対する貿易赤字の約5倍となる中国についてはどのような報道がなされているのか、また、日本に対する赤字とあまりかわらないドイツ・メキシコの対応ぶりなどについてももっと情報がほしいところです。

でないと、また日本は金魚鉢の中の嵐に(日本国内だけで盛り上がる)なってしまわないかと危惧されます。

2017/02/08

水上紀行の為替相場予報のご案内(2017/02/08)

インヴァスト証券TriAutoFX公式サイトにおきまして、毎月、その時々の注目テーマを絞り、「水上紀行の為替相場予報」と題しまして、コメントを掲載しています。

今回のテーマは、「主要通貨見通し(2017/02/08)」です。

基本的に、毎月第2水曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。
 
https://www.triauto.jp/marketblog/2017/02/mizukami-201700208.html

問われる交渉の結果

米商務省が、7日発表した2016年の貿易統計によれば、米国のモノの貿易赤字は全体で7343億ドルでした。

このうち、貿易赤字の相手国の第1位は中国で3470億ドル(全体の47%)、第2位が日本で689億ドル、第3位がドイツで649億ドル、そして第4位がメキシコで632億ドルした。

要は、構図としては、中国が突出して多く、2位から4位は五十歩百歩です。

しかし、これまでの対応からすると赤字全体の半分近くを占める中国はしたたかで、中国から比べればはるかに米国の赤字が少ない上に団子状態の2位から4位のなかでは、日本が一番従順に要求を飲んで、尚かつ馬鹿をみることになるのがこれまでのパターンです。

リバースエントリーって?

レンジ相場は、逆張りというのが、一般的なトレード法とされています。

相場の動き出すタイミングを示すボリンジャー5(期間:5、偏差:2)を利用したリバースエントリーという
レンジブレイクでストップエントリー(逆指値)する方法が意外とレンジ相場でも儲かります。

レンジ相場と言っても、通貨ペアによっては、値動きが収束し、一時的かもしれませんが、一方向に動き出すタイミングがあるためです。

レッツゴー、エブリボディー!

やや、ドル買いです。

しかし、動きません。

昔、ヒューマン・ブローカー(人間の仲介業者)だったとき、ニューヨークのブローカーなど、「レッツゴー、エブリボディー!」と、スピーカー越しに、各銀行のディーラーを鼓舞していました。

元気のないマーケット

ニューヨークダウは、米企業業績の改善を受け、前日比37.87ドル高の20,090.29ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、3年債入札好調で低下し、暫定値ながら前日比0.017%下げて2.391%で引けました。

原油価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比0.84ドル安の52.17ドルで引けました。

金価格は、新大統領の政策に対する不透明感や、欧州の政治リスクが高まりから逃避的に買われ、前日比4.0ドル高の1,236.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、112円台前半を中心にもみ合いでした。

EUR/USDは、一時1.0654まで下げましたが、その後1.0764近辺まで反発しました。そして、また反落です。

EUR/JPYは、119円台後半を中心に揉み合いでした。

EUR/USDに動きは出ましたが、ドル/円は横ばいで、レンジ相場が続いてます。

2017/02/07

下がるか、EUR/JPY?

単に、チャートを見ていての感想ですが、EUR/JPYがさらに下がる可能性があります。

日足で見ると、ラウンディング・トップ(丸坊主)が出来、今、ネックラインの価格帯118.50~120.00近辺に入ってきています。

これで、価格帯の下限の118.50近辺が割れてくると、114.50近辺まで下落を続けるものと思われます。

今夜、米貿易収支発表予定

本日は、日本時間午後10時30分に12月の米貿易収支(予想-450億ドル、前回-452億ドル)の発表が予定されています。

トランプ大統領が、最も気に留めている問題のひとつだけに、いつになく、マーケットも注目するのではないかと思われます。

ただし、基本的には、米雇用統計と同じで、マーケットにいるのは、投機筋ばかりで、相場を一方向へ持って行く投資家はいないものと思われ、たとえば、赤字が予想を上回れば、今日のところは、投機筋も頑張って、安値圏で終わらせるかもしれません。

しかし、長続きはしないものと見ています。

小動き

小動きです。

EUR/USD、EUR/JPYは、心なしか、重くなってきています。

ドル/円は横這いです。

様子見です。

静かにドル安

ニューヨークダウは、前週大きく上げた反動で利益確定売りが続き、前週末比19.04ドル安の20,052.42ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、フランス大統領選への不透明感が高まって逃避的な買いが強まり(利回り低下)、暫定値ながら前週末比0.052%下げて2.413%で引けました。

原油価格は、米国内向け供給の増加が今後の需給を緩ませるとの懸念から、前週末比0.82ドル安の53.01ドルで引けました。

金価格は、先週末の米雇用統計を受けて当面米利上げ観測が後退したことから資金流入が増え、前週末比11.3ドル高の1,232.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ジリ安が続き、一時111.62をつけました。

EUR/USDは、一時1.0704近辺まで下げましたが、そこから折り返し1.0755近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、下落基調を続け、一時119.96近辺まで下げました。

限られた動きではあったものの、ドル安がにじり寄っています。

2017/02/06

マイナビニュースにコラム掲載(2017/02/05)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「過去の為替政策に学ぶ - プラザ合意」です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
http://news.mynavi.jp/column/mizukami/073/

相場が好き?

トレーダー殺すにゃ刃物はいらぬ、動かぬマーケットがあればいい。

全く、そんなマーケットです。

こんな時は、レートやチャートにかじりつかず、他のことをしていた方が、精神衛生上、ずっと良いかもしれません。

尚、相場をやる上で、最も大事なことは、相場が好きであることだと思います。

米貿易赤字削減要求

トランプ大統領が、米貿易赤字削減のために、中国、日本、ドイツという赤字相手トップスリーに圧力をかけ、特に、中国と日本には、為替誘導していると、避難しています。

中国はよくわかりませんが、日本に関しては、円高に懸念は示していますが、円安誘導はしていません。

交渉を有利に運ぶための発言だと思います。

しかし、日本は、昔、今では考えられないような強引なことを、一度ならずも受けています。

静寂のマーケット

静かなマーケットです。

月曜だけに、材料不足のこともあると思います。

しかし、深いレンジ相場にはまった感じです。

無理は、禁物です。

ややドル安

シドニーでは、ドル/円がやや下げています。

EUR/USDもやや上げています(ドル安)。

日本時間午前5時45分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 112.48-52(112.56)
EUR/USD 1.0793-98(1.0788)
EUR/JPY 121.43-53(121.44)

2017/02/05

これからの展開は(2017/02/05)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、下落傾向が続いています。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

1月31日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング125,689枚vsユーロショート171,402枚、ネットユーロショート45,713枚(前週 ショート52,348枚)です。

また、同時点の円は、円ロング32,216枚vs円ショート90,547枚、ネット円ショート58,331枚(前週 ショート66,840枚)です。

つけ加えて、同時点のポンドは、ポンドロング42,232枚vsポンドショート104,004枚、ネットポンドショート61,772枚(前週 ショート63,172枚)です。

ユーロと円のネットショートは減少気味です。

ポンドのネットショートは、あまり変わりません。

さて、今週ですが、ドル/円の日足を見る限りでは、上値が重くなっていて、一段安の可能性もあります。

それは、トランプ熱が冷めてきているからではないかと思います。

特に、ここに来て、米国の貿易赤字の相手国トップ3である中国、日本、ドイツに対して、赤字削減の圧力を強めています。

日本に関しては、日本の通貨当局が円安誘導をしているという、根拠もないことを言い出す始末で、国益重視の名のもとに、おどしを掛けてきています。

これが、1985年のプラザ合意の頃であれば、他のG7各国からの圧力に屈して、ドル/円は240円から10年間で80円まで持って行かれる(160円の円高)ほど、日本の立場も弱く米国のいいなりになり得たかもしれません。

しかし、それから30年余り立って、日本企業は、過去のような貿易摩擦を減らすため、工場の現地化をすすめてきました。

こうした企業努力を、トランプ大統領は知っているかいないかはわかりせんが、ただ、闇雲に、自国の貿易赤字を減らすために、相手にプレッシャーを与えるなど、典型的な過去のアメリカの交渉術だと思います。

しかし、頭ごなしに、大きな声でまくし立てて相手を屈服させる時代ではないと思います。

そういうやり方への抵抗感と、今度の円高に備えるべく、実需筋がドル/円を静かに売り出しているのではないかと思われます。

私は、今年のドル/円相場は、レンジ相場に入ってしまい、当分レンジ相場が続くものと、これまで見てきました。

それは、相場のトレンドを形成する投資家の投資方針の中でも、トランプ氏に対する判断が決まるには時間がかかるものと見たからです。

しかし、まだ動いてはいないと思いますが、日本の機関投資家・銀行は、トランプ大統領の円高誘導によって、発生するかもしれない外債・外国株式の為替リスクのためのヘッジ売りが前倒しで出る可能性も考えておく必要性もあります。

というわけで、今申し上げたような円高要因が出てきている以上、レンジ相場のなかでも、水準を円高方向にシフトせざるを得ないのではないかと現在見ています。

尚、今週金曜は、日米首脳会談ですが、その前に、7日には12月の米貿易収支、8日には12月の日本の貿易収支が発表になります。

特に、米貿易収支は、現在月間最注目の米雇用統計より以前の最注目指標でしたが、それが再注目される可能性がありますので、注意が必要です。

EUR/USDについても、トランプ政権から貿易赤字トップ3のひとつとしてドイツも上げられているため、レンジ水準が上方にシフトする可能性があります。

EUR/JPYに関しては、横ばいか、やや下落するのではないかと見ています。

2017/02/04

レンジ相場のまま越週

ニューヨークダウは、トランプ大統領が、現在の金融規制を抜本的に見直すよう指示する大統領令に署名したことから、ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなど金融株が買われて、相場を押し上げ、前日比186.55ドル高の20,071.46ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、結局横這いとなり、暫定値ながら前日比0.005%下げて2.469%で引けました。

原油価格は、先行き需給が引き締まるとの観測から買いがやや優勢となり、前日比0.29ドル高の53.83ドルで引けました。

金価格は、1月の米雇用統計を受けて目先の米利上げの観測がやや後退し、前日比1.4ドル高の1,220.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、発表された1月の米雇用統計では非農業部門就業者数の増加幅が予想を上回った一方、平均賃金の伸びが届かず、全般に横這いとなりました。

ドル/円は、112円台後半でのも、揉み合いに終始しました。

EUR/USDは、1.07台後半での揉み合いでした。

EUR/JPYは、121円台半ばで、上下に振れました。

各通貨ペア、限られたレンジ幅の中での揉み合いとなりましたが、来週は、日米首脳会談を金曜に控え、週半ばに発表される日米それぞれの貿易収支には注意が必要です。

なぜ、スイスフランは、CHF?

最初の「CH」は、スイスのことを、ラテン語で、Confederatio Helvetica「コンフェデラチオ・ヘルヴェチカ」と言うためで、「CH」はラテン語での頭文字で、スイスを表す略称です。そして「F」は、スイスの通貨であるFranc(フラン)の頭文字です。

従って、CHFは、スイスフランを意味するということになります。

私は、ロンドンで、ディーラーになったばかりの3ヶ月目に、当時スイスには三大銀行がありましたが、そのうちのひとつの銀行がチューリッヒの本店で毎年開催していた研修に、1週間ほど送り込まれました。

まだ英語もろくろく出来ない頃で、朝から晩まで英語の研修、食事時も中央銀行を含めた世界各地の主に銀行からの参加者と英語で会話。

一週間もそんな生活をしていたら、頭が完全に固まってしまったことが、今は、懐かしい思い出です。

休憩時間に、皆、ロイターの画面でレートを見るのですが、やはり来たところによって、見る通貨ペアが違うのは、あたりまえといえばあたりまえなのですが、なるほど皆、自分の身近な通貨ペアを見るものだなあと感心したものでした。

研修の終わりに、チームに分かれて、ディーリングシミュレーションと称して、講師達が、いろいろなニュースを次々に流し、そのニュースが売りか買いかを即座に判断して、各人が、自分のチーム以外の相手にプライスを聞き売り買いをして、終わりに、各人が自分の損益を計算し、チームごとに集計して、順位を争いました。

結果は、我がチームが、ビリでした。賞品として、講師代表から、その銀行の紋章が入ったスイスアーミーナイフをもらいましたが、私が受け取る番になったとき、その講師代表が、「ハラキリには、使わないようにね」と言ったため、満場は笑いの渦となりました。

そのアーミーナイフは、今でも、私のデスクにあります。

2017/02/03

マーケットは、似通った考え方に偏りやすい

相場の見方は、バラバラのようでいて、実はかなり似通った見方を、多くのマーケット参加者がしていると見ています。

しかも、実に短時間のうちに、一致した見方になるものと見ています。

なぜなら、そうでもなければ、マーケットのポジションが急速に一方向へ偏ることはありません。

そして、それに持ってきて、レンジ相場のようなほぼ投機筋だけでできている相場では、偏りの解消も早く、それこそ、コロコロと見方が変わる相場になります。

下がるか、ドル/円?

ドル/円の日足と5日移動平均線の関係を見てみますと、日足は安値圏に張り付き、そして5日移動平均線は下向きになっています。

この状況からすると、下がる可能性が高いものと見ています。

ただし、レンジの水準訂正といったものではないかと考えています。

米雇用統計の発表を控えて

今日は、ドル売りからスタートです。

日替わりメニューです。

いずれにせよ、今日の夜10時30分には米雇用統計の発表を控えています。

従い、それまでは、限定的な動きになるものと見ています。

米雇用統計を控え、ポジション調整

ニューヨークダウは、米雇用統計の発表を翌日に控え様子見ムード強く、前日比6.03ドル安の19,884.91ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、翌日に米雇用統計を控えて横這い推移し、暫定値ながら前日比0.002%上げて2.472%で引けました。

原油価格は、小反落し、前日比0.34ドル安の53.54ドルで引けました。

金価格は、トランプ大統領の通商・外交政策に対する不透明感が強まって逃避的に買われ、前日比11.1ドル高の1,219.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時102.05近辺まで下落したものの、その後112.70近辺に戻しました。

EUR/USDは、買い過ぎたのか、ニューヨークでは反落となり、一時1.0754近辺をつけました。

EUR/JPYは、段階的に下げ、一時121.21近辺をつけました。

2017/02/02

二番底を試す

1時間足で、ドル/円を見ますと、昨日いったん112.40近辺まで下落した後113.60近辺まで反発し、また今反落してきています。

いわゆる、「二番底を試す」展開になっています。

この「二番底を試す」という動きは、底値圏形成にあたっては、ほぼ必ずと言って良いほど、見られるパターンだと言えます。

どうしても、一番底をつけると、そのままのVの字の反転を期待しがちですが、それは極稀なケースだと言えます。

米国も自助努力が必要では?

トランプ大統領による通貨安批判の矛先が、対米黒字の上位3カ国である、中国、ドイツ、日本に向っているようです。

しかし、貿易赤字とは、相手国への輸出の黒字と、相手国からの輸入の赤字を相殺したものが赤字だということです。

つまり、貿易赤字を相手国のせいにするのではなく、自国民が他国の製品を買うよりも、もっと自国民が魅力を感じる製品を作る自助努力をしない限り、解決はしません。

トランプ大統領の作戦は、相手をたたき、交渉を優位にもっていこうとする作戦だと思いますが、1985年のプラザ合意の時のような強権を発動して、日本に円の切り上げ(1985年240円→1995年80円)を実行させた当時と時代錯誤した作戦のように思えてなりません。

小動き

多少、ドル売りになっています。

上値が重たかったからということでしょうか。

なんとか、相場を動かしたいという気持ちは、評価します。

しかし、体力の消耗も最小限に抑えることも、レンジ相場には必要です。

レンジ相場らしい中途半端な引け

ニューヨークダウは、FOMC前は強めでしたが、FOMCの結果が予想通りの現状維持であったことから上値が重くなり、前日比26.85ドル高の19,890.94で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、FOMCを挟んで上下し、暫定値ながら前日比0.022%上げて2.475%で引けました。

原油価格は、アメリカの増産懸念が後退したことから、前日比1.07ドル高の53.88ドルで引けました。

金価格は、一時EUR/USDが下落したことから、前日比3.1ドル安の1208.3ドルで取引を終えました。

ただし、時間外では、FRBによる政策金利据え置きを受け、資金流入を見込んだ買いが入りました。

為替相場では、ドル/円は、日本の為替・金融政策に対するトランプ米大統領の批判に安倍首相が反論したことを受けて113.60近辺まで反発し、発表された1月のADP雇用統計が24.6万人と予想の16.8万人を上回り、さらに同月のISM製造業景気指数 が56.0と予想の55.0より強めだったことから、一時113.95近辺まで上昇しましたが、その後は112.83近辺まで反落しました。

EUR/USDは、一時1.0729近辺まで下落後、1.0780近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて反落し、一時121.74近辺まで下落しました。

材料に一喜一憂した相場でしたが、結局は、レンジ相場らしい、中途半端なレベルでの引けとなりました。

2017/02/01

通貨当局の円高でもいいのか?

トランプ米大統領が日本の為替政策を中国と同列で批判したことを受け、日本政府は「為替操作はしていない」と浅川財務官が、今日午前、反論しました。

しかし、昨年は、100円接近するたびに、日銀と金融庁と三者で緊急会合を開き円高を牽制し、介入も匂わせていました。

さらに、昨年末か今年初頃には、菅官房長官からも、「円高に向かわせないよう努力してきた」といった形の談話があったことも覚えています。

確かに為替操作はしていないですが、通貨当局は円高には向かわせたくないし、100円を割るようなことがあれば、断固たる対応を取るつもりで、少なくとも、あったと思います。

投機中心の相場

ドル/円では、トランプ大統領が「日本は(通貨安誘導を)何年も行っていた」「他の国々は通貨切り下げで利益を得ている」との発言。

EUR/USDでは、トランプ政権高官がユーロ安・ドル高を批判したとする英紙報道。

実際に、それらを受けて、ドル/円は下げ、EUR/USDは上げました。

しかし、今のような投機筋中心の相場では、ドル/円ではショートが出来、EUR/USDではロングができたに過ぎないと思います。

難しい相場

さすがに動くかと思いましたが、動きません。

マーケットにモメンタム(勢い)が、ありません。

もがけばもがくほど、小さな損失がたまりやすいと思います。

焦らないことです。

トランプ政権に振り回された相場

ニューヨークダウは、四半期決算が大幅減益となった石油大手のエクソンモービルなどへの失望や、移民の入国制限や為替相場に口先介入を強めるトランプ米大統領への警戒感から売られ、前日比107.04ドル安の19,864.09ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが下げ、ドル安にもなったことから低下し、暫定値ながら前日比0.022%下げて2.466%で引けました。

原油価格は、需給の改善期待から買われ、前日比0.18ドル高の52.81ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇を受け、前日比15.4ドル高の1,211.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、トランプ大統領が「日本は(通貨安誘導を)何年も行っていた」「他の国々は通貨切り下げで利益を得ている」などと述べたことから、一時112.08近辺まで下落しました。

EUR/USDは、トランプ政権高官がユーロ安・ドル高を批判したとする英紙報道を受け、ユーロ買いが加速し、一時1.0812近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、ドル中心のマーケットだったため、121円台中心の横這い相場でした。

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