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2017/04/30

これからの展開は(2017/04/30)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、窓を開けて下落しています。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

4月25日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング157,831枚vsユーロショート178,726枚、ネットユーロショート20,895枚(前週 ショート21,649枚)です。

また、同時点の円は、円ロング48,538枚vs円ショート75,407枚、ネット円ショート26,869枚(前週 ショート30,463枚)です。

つけ加えて、同時点のポンドは、ポンドロング54,050枚vsポンドショート145,232枚、ネットポンドショート91,182枚(前週 ショート98,490枚)です。

ユーロは、低水準横這いです。

円は、ネットショートは、やや減っています。

ポンドは、ネットショートがやや減っています。

今週ですが、先週金曜、ロンドンタイムに入って、ドル/円の買いがジリジリと強まり、個人的には、非常に気持ちの悪さを感じました。

というのも、4月11日からのドル安円高は、シリア・北朝鮮情勢の緊迫化にリスク回避の円買いとなったのが、そのストーリーは4月20日からの反転・全戻しとなって完全に否定されました。

そして、先週金曜から、ドル/円は改めて上昇を始めています。

これは、特に北朝鮮情勢に対するリスク回避は、ドル買いであって円買いではないという見方が強まったからだと見ています。

個人的には、それも道理だと思います。

なぜなら、北朝鮮から、ミサイルがすぐにでも飛んでくる日本と、大陸間弾道弾で、やっと届くアメリカとでは、リスクが違い過ぎると思うからです。

従って、目先、日本近海で高まっている地政学的リスクによってドル/円の上値が試される可能性は高いと思います。

そんなことを申し上げますと、ちょっと待て、お前は、この前まで、ドル/円は変形ダブルトップを形成し、変形ダブルトップが完成すると、大きく円高になる可能性があると言っていた見方は、どうなったのかというご指摘を受けることになると思います。

結論的に申し上げれば、今現在も、中長期的には、大幅な円高の可能性は否定されていないと見ています。

ただし、目先、北朝鮮という子供とトランプ米大統領という子供の、本当の刃物を振り回した喧嘩に、つき合わざるを得ない状況だと思われ、とりあえず、ドル高円安方向を試す可能性は高いものと見ています。

今年の早い時期に、相場の方向性を決める投資家の動向について考えていました。

投資家が投資方針を決めるにあたって、今年については、1月20日に大統領に就任したトランプ氏に対する評価を下すのに、少なくとも、100日間の蜜月期が必要だろうと見ました。

そして、今その時期に来て思うことは、2001年の1月に大統領に就任したジョージ・ブッシュ氏の時と状況が似通っていることです。

ジョージ・ブッシュ大統領は、就任後、イスラム圏に圧力をかけたために、同年9月11日にオサマ・ビンラディン率いるテロ組織アルカイダによって米国内を舞台とした同時多発テロという過去に例を見ない反抗を受けました。

このジョージ・ブッシュ大統領とトランプ大統領の共通点は、どちらも新しく大統領に就任した年に世界を震撼とさせる大事件を引き起こしている点です。

つまり、就任早々、どうしても実績を上げようと、ある意味、ええ格好しい(人前で実際よりも良い人を装ったり、格好良く見せようとする)をしたために相手に噛みつかれたということだと思います。

そして、ブッシュ大統領の時は、同時多発テロによって、米政府がヒステリー状態になったため、他の国々は、今、アメリカに資金を置いておくのは危険と考え、事件勃発から半年後に当たる2002年2月から、ドルからユーロに資金を移動し始め、この動きは6年間続きました。

さて、今回の場合はどうなるかですが、やはり米政府の対応次第だと思います。

早期に、北朝鮮との緊張が収拾に向えば良いですが、泥沼化すると、ドルからの資金移動は、2002年からのように今回も起きる可能性があります。

尚、ドルからの資金移動の先は、ドルからの巨額の資金の受け皿になりえるユーロあるいは円に主に向かうものと思われますが、どちらにより向かうかについては、今後の各国・地域の情勢を逐次見ていく必要があります。

2017/04/29

週末リスクに警戒

ニューヨークダウは、半導体のインテルが売られ押し下げられた一方、シェブロンなど石油株が買われたため、相場の下値は堅く、前日比40.82ドル安の20,940.51ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、小幅低下し、前日比0.014%下げて2.280%で引けました。

原油価格は、週末を控えてショートの買い戻し優勢となり、前日比0.36ドル高の49.33ドルで引けました。

金価格は、一時EUR/USDが上昇したことを受け、前日比2.4ドル高の1,268.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、EUR/USDは、発表されたユーロ圏の消費者物価上昇率は前月から加速したほか、予想も上回ったことからユーロ買いが強まり、一時1.0947近辺まで上昇しました。

しかし、その後発表された米GDPの発表を受けて米長期金利が急伸し、ドル買いが優勢となり、EUR/USDは反落、ドル/円も一時111.72近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて、上げ下げをしました。

ニューヨーククローズ直後、北朝鮮は、今日未明、なんらかのミサイルを発射したと、韓国の通信社が報じています。

この週末は、緊張が高まるものと思われますが、有事の円買いか、有事のドル買いかについては、まだコンセンサスがとれていませんので、様子を見る必要があります。

尚、本日未明に発射したミサイルは、失敗に終わったもようですが、緊張感は緩めないほうが良いと思います。

欧米投機筋にも弱点 

激しく本邦勢を攻撃してくる欧米投機筋にも弱点があります。

それを、メッサーシュミットの弱点と私は呼んでいます。

メッサーシュミットは、第2次世界大戦時にドイツ空軍が誇った一撃必殺の攻撃力を持つ高性能戦闘機です。

しかし、この戦闘機には、致命的な弱点がありました。

それは、航続距離が短かかったことです。

そのため、いくら強力な破壊力を持つ機関銃を装備していても、長時間の空中戦には耐えられず、帰還に必要な燃料ギリギリとなるときびすを返すことを余儀なくされました。

これが、有名な英国空軍の戦闘機スピットファイアーとの空中戦、世に言うバトル・オブ・ブリテンでドイツ空軍が敗退した大きな原因だったと言われています。

さて、話を為替市場に戻しますと、たとえば毎年恒例となっている年末・年始における欧米投機筋の円の狙い撃ち攻撃とそれに対する本邦勢の抵抗、いわゆるバトル・オブ・円では、欧米投機筋はその強力な破壊力をもって、正月気分に浸っている本邦勢を攻め立ててきます。

しかし、たとえば、本邦勢の抵抗が執拗で、短期間に彼らのターゲットレベルまで到達できそうもないと察すると、メッサーシュミットと同じように持久力がないため、1ヶ月も経たずに、とっととポジションクローズ(手仕舞い)と相成ります。

その原因は、やはり、短期的な結果を求められる彼らサイドの事情によるところが大きいと言えます。

ただし、短期的には極めて強力な破壊力をもっていますので、彼らの攻撃にはくれぐれも注意が必要です。

2017/04/28

週末は、アイランドリバーサルに警戒

この週末を挟んで、ドル/円チャートもアイランドリバーサルになる可能性がありますが、EUR/USDもまた、アイランドリバーサルになる可能性があります。

アイランドリバーサル:窓をあけてポツンと飛びぬけ、そして窓をあけてもとに戻るチャートの形で、離れ小島のように見えることからこう呼ばれています。

上昇中なら天井のサインとなりやすく、逆に下落の際に出現すると底のサインとなりやすくなります。

平日24時間ノンストップの為替マーケットでは、アイランドリバーサルができにくいですが、実際にアイランドリバーサルが出来るとしたら、週末になにかが起きた時だということになります。

レンジ相場形成中?

1時間足のドル/円を見ますと、トレンド相場からレンジ相場移り、そしてレンジ相場の形成を教科書にしたいぐらいにきれいにしています。

まず、25日の9時からトレンド相場がスタート。

4月26日3時頃からレンジへの転換が始まり、26日9時頃からレンジ入りしています、

その後、急激に上昇そして急落(乱高下期)を、これまで2回繰り返しています。

そこからもう一度、今までよりも規模の小さい乱高下を繰り返す可能性はありますが、そのまま、第2段階の安定期に入る可能性もあります。

東京・アジア勢は、ブル?

東京オープンと同時に、ドル/円が買われています。

センチメントがブル(強気)になってきているためだと思います。

しかし、パワフルなニューヨークですら上げられなかったものを、アジアタイムに上げられるのでしょうか。

ただし、マーケットの大勢のセンチメントがブルになってきていることを知るだけでも、貴重な情報です。

まだ落ち着かぬマーケット

ニューヨークダウは、主要企業の四半期決算がおおむね良好で、前日比6.24ドル高の20,981.33ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、原油安もあり、また米債務上限の期限が週末に迫っており不安感もあり低下し、前日比0.009%下げて2.295%で引けました。

原油価格は、リビアでの供給増を受け、先行きの需給緩和が懸念され、前日比0.65ドル安の48.97ドルで引けました。

金価格は、トランプ政権の税制改革案が想定内にとどまり、売り持ちを手じまう買いが優勢となり、前日比1.7ドル高の1,265.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ECB総裁の記者会見を受けて強まった対ユーロのドル買いにもつられ、一時111.60まで上げましたが続かず、その後は、111円台前半でのもみ合いとなりました。

EUR/USDも、ECBのドラギ総裁が記者会見でユーロ圏経済の堅調ぶりを指摘したことを受け、一時は買いが活発化し、1.0933近辺まで上昇となりましたが、その後に総裁が「フォーワードガイダンスの修正は議論していない」と発言したため、金融緩和解除観測が後退し反落となり、一時1.0852近辺までつけました。

EUR/JPYは、EUR/USDの動きに連れ、一時121.89近辺まで上げましたが、その後は120.61近辺まで反落するなど、荒っぽい動きとなりました。

ドル/円とEUR/USDの4時間足を見ますと、ドル/円は、単に往って来いだったのに対して、EUR/USDは上向き加減となっており、上昇の可能性は、ドル/円よりあるように思われます。

2017/04/27

アイランド リバーサル?

ドル/円も、EUR/USDも、日足ですら、先週末と今週初で窓が開いていますが、もちろん、1時間足でも窓が開いています。

確かに、そのことは、周知の事実になったために、多くのマーケット参加者がショートにしたことから、今週前半、逆に反発してしまいました。

しかし、窓が開いているという事実は否定できないことです。

さらに、もしかしたら、アイランドリバーサルという形状になるのかもしれませんので、注意が必要です。

今は、レンジの第1段階?

ドル/円の1時間足を見てみますと、25日9時から上昇トレンドを開始、26日3時頃で、いったんトレンドは終了し、その後は、買い気は強いけれど、かなりアップダウンの激しい相場になっています。

これは、トレンド相場からレンジ相場に転換する時に良くでる荒っぽい上げ下げです。

レンジ相場は、3段階からできており、この第1段階が一番荒れる相場(乱高下期)で、上昇トレンドで儲けた利益を減らしたり飛ばしたりしやすい局面です。

つまり、現在、レンジ相場の第1段階にいると見ています。

ドル/円、まずは買い

今日の相場に昨日ほどの勢いがありません。

しかし、センチメント的には、ドルブル(ドルに強気)派が元気になってきているものと思われます。

ドル/円は、昨日のレンジ111.00~111.80近辺が中心相場ではないかと見ています。

高原状態(高値圏で形成されるレンジ相場)になるものと見ています。

ドル/円、上昇から水平飛行へか

ニューヨークダウは、トランプ米政権が税制改革案を発表しましたが、トランプ氏が大統領選で掲げた公約に沿った内容にとどまったため買いは限られ 、前日比21.03ドル安の20,975.09ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、トランプ大統領の税制改革案の骨子が発表されましたが、概ね、事前に伝わっていた内容もあり、サプライズはなく、利回りは下げで反応し、前日比0.031%下げて2.302%で引けました。

原油価格は、米原油在庫が予想を超えて減少したことが好感され、前日比0.06ドル高の49.62ドルで引けました。

金価格は、ニューヨークダウが堅調に推移したことから、逃避資金が流失し、前日比3.0ドル安の1,264.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、上値トライが続き、ニューヨークでは、一時111.78近辺まで上昇したもの、そこから反落に転じ、一時110.87まで反落しました。

EUR/USDも、反落に転じ、一時1.0855近辺をつけました。

EUR/JPYは、やや重くなり、一時120.92近辺まで下げました。

ドル/円の日足で、昨日長い上ヒゲが出ています。

つまり、上値が確認された可能性がありますので、注意が必要です。

2017/04/26

高止まりの習性

ある通貨ペアの買い戻しが一巡した後、その通貨ペアのポジションがほぼスクエア(ノーポジ)になり、基本的には動かなくなります。

ただし、たとえば、昨日売り上がったら、予想以上に上がってしまい、やむなく買い戻したら、今日になってあまり上がらなくなると、悔しくてまた売ってしまうということは、結構あると思います。

しかし、ジリ高で上がった相場は、高止まりしてしまい、すぐには下がらないものです。

それよりも、むしろ、マーケットがスクエアのところに、また売りますから、結局またショートになり、再び上がってしまうことになりかねません。

センチメントが転換

ドル/円の1時間足を見ますと、マーケットのセンチメントがガラッと変わったように思われます。

昨日の、8時台はグイッと押し込んできましたが、9時台から、反転してジリ高になりました。

この時点から、売っては買戻しが繰り返され、本日の1時台ぐらいまで、この繰り返しが続きました。

しかし、今日の8時台からは、今度は純粋に買いが先行しており、マーケットのセンチメントはブル(強気)に変わっています。

高止まり

実に、静かな東京オープンです。

昨晩のジリ高で、売り上がってショートになり、それでも上げは止まらず、ポジションを買い戻さざるを得なったという相場だったように思います。

ポジションがすでに切れているようであれば、ここから買っても売っても、ポジションがほぼスクエアのため、動かないと思います。

こういう時は、大きく上がったから、急反落と見ないで、横這いと見るのが現実的だと思います。

売り上がりによってショート解消せず

ニューヨークダウは、四半期決算で好調な業績を発表した主要企業が相次いだことやトランプ政権による減税への期待もあって、前日比232.23ドル高の20,996.12ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、仏大統領選や北朝鮮問題がひとまず最悪の事態は回避されそうなことや、好決算を受けてのニューヨークダウが上昇したことから、前日比0.059%上げて2.332%で引けました。

原油価格は、米原油在庫の減少観測が強まって小反発となり、前日比0.33ドル高の49.56ドルで引けました。

金価格は、フランスの政治リスクが後退しことや、ニューヨークダウが急伸するなどしたことから売られ、前日比10.3ドル安の1,267.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米長期金利の上昇や、北朝鮮が核実験やミサイル発射を実施しなかったこともあって、ドル買い円売りが強まり、一時111.19をつけました。

EUR/USDも、仏大統領選第1回投票の結果を好感した買い戻しが続き、一時1.0950近辺をつけました。

EUR/JPYは、ドル/円、EUR/USD共に上昇したことを受けて大きく上げ、一時121.65近辺をまで上げました。

ドル/円、EUR/USD、EUR/JPY、いずれもが上昇したことにより、マーケットは各通貨ペアで売り上がってショートになり、いわゆる値動き分析のジリ高となったものと思われます。

このジリ高は、下がらずに買い戻しが出て上げても、次の戻り売りをしようとするマーケット参加者が、前者の買い戻しを飲み込んで戻り売りをすることの繰り返しがマーケットで起こるために発生します。

つまり、延々とショートが切れないままにジリ高が続くというものだと思います。

こうしたときは、ジリジリ相場が上げていることを確認して、買いから入って、上がったら引きつけて売り抜くことが良いように思われます。

2017/04/25

マーケットはショートか?

ドル/円は、どうやら売り過ぎてしまったようです。

何度か、売り直してはいますが、マーケットがショートのため、下がり切れず、また買い気になっています。

こうなったら、いったん売るのは止めて、ほとぼりが冷めるのを待った方が良いと思います。

典型的な、値動き分析のポジションがショートに偏っていることからくるジリ高だと思います。

窓埋め、まだ?

ドル/円や、EUR/USDは、窓が開いた状態が続いています。

窓が開くと、埋まるのに、半年かかる場合も確かにありますが、今回は、それ程はかからないのではないかと見ています。

ドル/円で言えば、今日の北朝鮮人民解放軍の創立記念が終われば、下げやすくなるのではないかと思われます。

EUR/USDにしても、モメンタム(勢い)がないにもかかわらず、この高値水準をいつまでも維持するのは難しいと思われます。

重いドル/円

昨晩は、北朝鮮の人民解放軍の創立記念日を翌日に控えていました。

そして、また、ショートスクイズ(ショートのあぶり出し)を狙った海外勢の買い上がりもありました。

それでも、結局ドル/円は下がってきていることに、ドル/円の上値の重さを感じます。

ただし、今日は、北朝鮮の動きには、神経質になる必要はあると思います。

投資家に安堵感

ニューヨークダウは、フランス大統領選の第1回投票でマクロン元経済産業デジタル相がトップに立ったことから、EUを離脱する可能性が低下したことが好感され、前週末比216.13ドル高の20,763.89ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、原油が再び50ドルを割り込んだことや、今週末に米政府機関が閉鎖されることへの懸念も出て上げ幅を縮小し、前週末比0.023%上げて、2.271%で引けました。

原油価格は、米国を中心に供給過剰になるとの懸念が続き、前週末比0.39ドル安の49.23ドルで引けました。

金価格は、仏大統領選挙でEUを掲げる2候補者による決選対決が回避され、投資家の間で安堵感が広がり、前週末比11.6ドル安の1,277.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後、ドル売りが優勢となり、一時109.75近辺まで軟化しました。

EUR/USDは、1.0835近辺から1.0875近辺でのもみ合いに終始しました。

EUR/JPYは、ドル/円の下げに連れて、やや軟化し、一時118.92近辺まで下落しました。

2017/04/24

マイナビニュースにコラム掲載(2017/04/24)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「トレーダーにとってのファンダメンタルズ分析」です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
http://news.mynavi.jp/column/mizukami/084/

月間でドル売りが多い時期

月間で、輸出が多い時期があり、それに伴ってドル売りが強く相場に影響します。

輸出が多い(ドル売りが強い)時期とは、月末の週、あるいは、月末の週がカレンダー的に短ければ、その前の週も一部該当してきます。

なぜ、月末に輸出が強まるかと言えば、その月内の輸出実績にするために、輸出を急ぐためです。

これを、押し込み輸出と言います。

仏大統領選のリスク回避の円買いは本当にあったのか?

フランス大統領選挙のリスク回避のために、本当に円買いはでていたのでしょうか。

単なる、リスクが回避されたとしてドル売り円売りが出ているのに過ぎないのではと思っています。

いつも、申し上げていることではありますが、相場が一方向に行くには、実際のフロー(資金の流れ)がなくてはなりません。

そう考えると、フランスに限らずユーロ圏からの円買いが、ここのところ優勢だとは、聞こえてはきませんし、そもそも、ユーロ圏の人間が円買いがリスク回避になるなどとは、考えてはいないものと思われます。

ドル/円も戻りは一時的?

各所で、大きな窓が開きました。

ドル売り円売りになっていることから、リスクが回避されたという解釈のようです。

しかし、大きな窓が開いたままでは、むしろ今後窓埋めの動きのほうが、気にかかります。

ドル/円の戻りは一時的だと思います。

ユーロ上昇

シドニーでは、注目のフランスの大統領選の第一回投票の結果によれば、
マクロン氏とルペン氏が、5月7日の決選投票の候補者として選ばれる
可能性が高くなっています。

これを受け、ユーロは買い戻しになっています。

日本時間午前5時54分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 109.52-57(109.09)
EUR/USD 1.0924-30(1.0726)
EUR/JPY 120.74-78(116.95)

2017/04/23

これからの展開は(2017/04/23)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、引き続き重い状態です。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

4月18日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング185,786枚vsユーロショート207,435枚、ネットユーロショート21,649枚(前週 ショート18,956枚)です。

また、同時点の円は、円ロング45,761枚vs円ショート76,224枚、ネット円ショート30,463枚(前週 ショート34,764枚)です。

つけ加えて、同時点のポンドは、ポンドロング49,348枚vsポンドショート147,838枚、ネットポンドショート98,490枚(前週 ショート105,901枚)です。

ユーロは、ネットショートがやや増えています。

円は、ネットショートがやや減っています。

ポンドは、ネットショートがやや減っています。

さて、今週ですが、25日(火)に朝鮮人民軍創設記念日・建軍節を迎えます。

この祝日に、北朝鮮はミサイル発射や原爆実験を行う可能性は、高いとされています。

このところ、マーケットでは、有事のドル売りが定着してきているとされますが、こればっかりは、起きてみないことには、わからない部分があると思います。

特に、日本国内に、ミサイルが着弾した場合、ドル/円がどのように反応するのかについては、現実に起きてみないとわからないものと思われます。

北朝鮮との距離が離れていれば、有事の円買いで済ますことができるかもしれません。

しかし、なんと言っても、北朝鮮との距離は短く、しかもミサイル1発の着弾では収まらず、200発あるとされる日本向け中距離ミサイルの連続発射開始のタイミングであったとしたら、有事の円買いなどという悠長なことは、もはや言ってはいられなくなると、心情的には思います。

したがって、25日までは、様子見で行かざるを得ないと思います。

ただし、4月も20日を過ぎてきており、そろそろ機関投資家が本年度の方針が決定してきているものと思われます。

それにあたっても、北朝鮮問題が大きく影響するものと思います。

投資家の立場で考えれば、すでに、結構外物(そともの、外債・外国株式)に2014年以来投資してきているだけに、ここからさらに、為替リスクもあり、また米国債購入のようにトランプ氏当選による米国債利回りの急騰(価格の急落)に伴う金利リスクもある以上は、新規の外物投資には、慎重になるのではないかと思われます。

ということは、新規の外物投資はなされず、むしろ、レパトリ(資金の本国回帰)が中心となるとも、考えられます。

それが、事実であれば、引き続き、レパトリという形で有事の円買いは続くことになるものと思われます。

先週金曜、ドル/円はいったん買戻しで上がるのではないかと見ていましたが、実際には109円50銭までも戻らず反落となっており、上値の重さが、大変印象に残りました。

EUR/USDについては、本日、フランス大統領選第1回投票です。

しかし、個人的には、EUR/USDはモメンタム(勢い)がなくなっており、またシカゴIMMポジションもほとんどスクエア(ポジションなし)の状況である以上、結果が判明していったんユーロ売りあるいはユーロ買いに振れても、結局は戻してくる相場だと思われます。

EUR/JPYについては、いったんは戻してはいるものの、下落を再開する可能性は高いと思います。

2017/04/22

まずは様子見か

ニューヨークダウは、フランス大統領選の第1回投開票を23日(日)に控え、持ち高調整の売りが優勢となり、前日比30.95ドル安の20,547.76ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、トランプ大統領が来週税制改革案を発表すると伝わったことから上昇し、前日比0.014%上げて2.246%で引けました。

原油価格は、米国を中心に供給過剰が続くとの見方が強まり、前日比1.09ドル安の49.62ドルで引けました。

金価格は、フランス大統領選の1回目の投開票を23日に控え、政治リスクへの警戒感から安全資産として買われ、前日比5.3ドル高の1289.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、上値の重い展開が続きましたが、ニューヨーク午後になり、AP通信がトランプ大統領は来週に税制改革案を公表すると伝えたことを受け、一時108.88近辺から109.33近辺まで上げました。

EUR/USDは、一時下落していましたが、ニューヨークの引けに向けて反発に転じ、一時1.0731近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、ニューヨーク引け際、ドル/円、EUR/USDが共に強含んだため、117.13近辺まで反発しました。

まずは、日曜のフランス大統領選の1回目の投開票結果を待ちたいところです。

「彼の後ろに立つな」

昔、ドイツのフランクフルトにある銀行のディーリングルームを訪ねたことがあります。

その理由は簡単で、その銀行がマーケットで激しくディーリングをしていることで有名で、どんな人がやっているのか会ってみたかったからです。

そして、そのディーリングルームで、その激しくディーリングをしている本人に会うことが出来ました。ただし、紹介される前に、彼の部下から、「今から彼を紹介するが、絶対に彼の座っているディーリングデスクの後ろに立たないでくれ。彼は、彼のポジションを他人に見られることに非常に神経質だ。」と説明がありました。

そして、実際に彼に会うことになったわけですが、ギョロ目のおじさんでした。

しかし、いったん相場の話になるとさすがに鋭く、ビシビシと相場はこうだと語ってくれました。

チラッと彼のディーリングデスクをみましたが、ポジションが表示されているらしいPCがあり、正直どんなポジションを持っているのか興味がそそられましたが、彼の部下から厳しく釘をさされていましたので見ませんでした。

ディーラーは、それぞれに癖があります。

私の同僚のディーラーのように、まだブローカー(外為仲介業者)とのやりとりがスピーカーとマイクだった頃、ロックでも聞くようにボリュームを全開にしているのがいると思えば、逆にドイツのデュッセルドルフのディーラーのようにささやきにしか聞こえないほどボリュームを絞っている人もいました。

また、米西海岸のディーラーのように、自宅のベッドの脇にもブローカーからのプライシングが流れるスピーカーを置いて寝ているのもいたりして、離婚しはしないかとこちらが心配するほどでした。

こういったエキセントリック(変人的)な連中が、マーケットには五万といますので、いろいろなことが相場で起きて当り前かもしれません。

2017/04/21

【本日】ラジオ日経、夜トレ出演!

4月21日(金)午後21時30分~22時30分 ラジオ日経「夜トレ」に出演致します。

お楽しみに。

夜トレ
http://market.radionikkei.jp/yorutore/

ラジオ日経
http://www.radionikkei.jp/

マーケットは、ショートか?

ドル/円の1時間足を見ますと、東京タイムに入ってから、やや下げています。

しかし、これは、単なるレベル感からの売りで下押しされているだけで、決して相場が下げに転じたわけではないと見ています。

むしろ、売ってさらにショートになり、反発する余地が出てきているものと見ています。

4月11日の11時から、下値が切り上がってきており、恒常的にマーケットポジションはショートに偏っているものと思われます。

皆がショートをやめたくなるレベルが売り場か?

ドル/円が108円台前半に突っ込んでから、マーケットにセンチメントは、ブル(強気)からベア(弱気)に変わり、売り上がるだろうから、ジックリと売り場探し(引き付けて売るタイミング待ち)で良いのではないかと見てきました。

今週は、1週間を掛けて、ジリ高が続いていて、4時間足のリターンエースで見てみますと、この場合では、4月11日18時からの連続陰線が、110.66近辺から109.76近辺に掛けてあり、これをいったん埋めに行くのではないかと考えています。

このやり方は、たとえば、ドルが大きく下がると言っても、それが現実になるまでには、想像以上の時間が掛かり、また、実に多くのマーケット参加者が同じ思惑で、この場合で言えば、ショートを膨らませます。

それだけに、ショートを持つなら、皆がショートをやめたくなるような水準まで待つことだと思います。

ドル/円、まだショートか?

ドル/円は、値動き分析的に言えば、売り上がってショートになっているように思われます。

ここで、レベル感(値頃感)で売ってしまうと、また下げきれずに上がりそうです。

EUR/JPYもまた、ジリ高が続きそうです。

ということは、EUR/USDは、動かないのでは>

4月相場の調整か

ニューヨークダウは、ムニューシン米財務長官が年内の税制改革実施を目指すと述べたことを受け、トランプ米政権への政策期待が再燃し、前日比174.22ドル高の20,578.71ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、利益確定の動きが強まって上昇し、前日比0.020%上げて2.234%で引けました。

原油価格は、産油国による減産延長への期待から買いが強まりましたが、米国内の供給過多が続くとの警戒感は根強く、下落に転じた、前日比で引けました。

金価格は、EUR/USDが買いが先行したことを受けて上げ、前日比0.4ドル高の1,283.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、買い戻しが中心となり、一時109.49近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、往って来いとなりました。

EUR/JPYは、一時117.82まで上昇したものの、EUR/USDの反落を受け、117.20近辺まで緩みました。

調整的なドル買いは、まだ続きそうです。

2017/04/20

ロンドンに警戒

値動き分析から言えば、ドル/円も、クロス円も、基本的に高値圏を維持し、マーケットのポジションがショートに偏りやすい状況にあると思われます。

しかも、今のところ、高値圏にはいるものの、ジリ高にはなっておらず、そのため、ショートポジションの解消にはなかなかなりにくい状況だとも言えます。

しかし、これから入って来るロンドン勢に、東京・アジア勢がショートになっていることは、簡単に見破られ、買い上げられる可能性は高いものと見ています。

いったんの底固めか?

目先のドル/円は、ちょっと下がりづらそうです。

結局は、4月11日に100円を割れてから、ドルベア(ドルの弱気)にマーケットがなってしまい、戻りを売ってきているように思われます。

しかし、4月の12日以降の日足を見ますと、底値が丸くなってきています。

つまり、ラウンディング・ボトムとなり、その意味するところは、いったんの底値圏形成ではないかと見ています。

ドル/円、買い気?

ドル/円、クロス円は、やや売りになりかけましたが、下がり切れません。

なお、今日、NZD/JPYが急騰しましたが、これは、2017年第1四半期に消費者物価指数が1.0%と予想0.8%を上回ったためと思われます。

発表後も、NZD/JPYが下げきれないところを見ると、マーケットはショートだったものと思われます。

全体的には、静かなマーケットです。

やや動きづらい相場

ニューヨークダウは、低調な決算のIBMが大きく売られ、相場を全体的に押し下げ、前日比118.79ドル安の20,404.49ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、値頃感から反発し、前日比0.046%上げて2.214%で引けました。

原油価格は、発表された週間石油在庫統計でガソリン在庫が市場予想に反して増加したため、原油にも売りが出て、前日比1.97ドル安の50.44ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比10.7ドル安の1,283.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨーク勢の買い上げに、一時109.18近辺まで上げましたが、買いは続かず、108.70近辺まで反落し、落ち着きました。

EUR/USDは、前日のニューヨークタイムでの急上昇後、1.07台前半中心でのもみ合いとなりました。

EUR/JPYは、高値を試し、一時116.98近辺まで上げた後は、116円台半ばに小緩みました。

やや新規材料難から動きづらくなっています。

2017/04/19

現在調整中です

まだ、最終調整が済んでいませんので、確定ではありませんが、事前に皆様にはお伝えしておきたいと思います。

6月の下旬に、中国に行ってくることで、現在調整中です。

ディーラーの海外出張は、なにも役所や企業を回ってくるのではなく、実際に現地に行って、現地のスメル(匂い)を嗅ぐということが、その国・地域、あるいはそこの通貨を知るうえで大変重要です。

今回の場合、現地からも簡単ではありますが、コメントをお送りしながら回ってくるつもりでいます。

気迷いドル/円

ドル/円の日足を見ると、下げもそこそこまで来たようにも見えますが、週足で見ると、2016年の11月7日の週からの連続陽線はまだ埋められていないことがわかります。

つまり、依然として下げ余地はあるものと思われます。

しかし、目先、1時間足で、4月19日2時から7時の間、安値圏で横ばいになっているため、ショートは多少なりともできている可能性がありますので、いったんそのショートが減らないことには、下がらないことが考えられます。

東京は、買いで仕掛ける気はないようですから、やはり、ロンドンタイムなり、ニューヨークタイムに、買いで仕掛けてくれば、下がるチャンスも出てくるように思います。

ドル/円、買いから

ドル/円は、下げ渋っているため、買いが先行しています。

しかし、それほどショートというわけでもなさそうです。

むしろ、買ってくれたほうが、後で下がりやすいように思われます。

メイ英首相発言にマーケット振らされる

ニューヨークダウは、金融大手のゴールドマン・サックスなど四半期決算を発表した主力株の一角が売られたほか、四半期売上高が市場予想に届かなかった医療品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソンも売られ、前日比113.64ドル安の20,523.64ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、逃避買いが続いていることや、ゴールドマンの決算が冴えなかったことから、ニューヨークダウは下落し利回りを押し上げ、前日比0.080%上げて2.170%で引けました。

原油価格は、シェールオイルの増産で高止まりする米原油在庫の増加が一服するかが注目されているものの方向感は欠け、前日比0.24ドル安の52.41ドルで引けました。

金価格は、英国のメイ首相がEU離脱を推進するため、総選挙を前倒しで実施する方針を表明し、逃避先として買われ、前日比2.2ドル高の1,294.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、英国のメイ首相の6月総選挙実施表明を受け、全般にドル安となり、ドル/円は108.32近辺まで下落しました。

EUR/USDは1.0736まで上昇、EUR/JPYは、EUR/USDの上げに連れて、116.49近辺まで上昇しました。

尚、GBP/USDの高値は1.2905近辺でした。

あいかわらずのポンドでしたが、昨年のブレグジット以来、売られ過ぎており、反発はしやすいものと思います。

また、ドル/円は、予想以上に重い印象です。

2017/04/18

プロの仕事の流儀

昨晩、NHKの「プロフェッショナル、仕事の流儀」を見ました。

今回の主役は、北海道・知床の猟師仲間からも一目置かれるある猟師さんでした。

話される内容が、実にトレーダーにも相通ずるものでしたので、特に感銘を受けた点を、お話ししましょう。

「(獲物に向って銃を撃つ)決心が決まらないうちは、撃たない」

やはりプロは、引き付けることができる、つまり待てる勇気を持っているのです。

巻き返しになるか?

ドル/円は、ショート筋は後退、代わってこれまで、我慢していたロング筋が元気を取り戻してきています。

さあ、難は逃れた、今度は巻き返しだと見ているマーケット参加者も多いと思います。

ドル/円の1時間足のリタ―ンエース(この場合は、連続陰線の窓埋め)は、近いところから、4月13日の3時から5時台まで、次は、11日の21時から23時台に掛けてあります。

4月13日の3時か5時台がは埋まるのではないかと見ています。

焦らず、売り場探しか?

週末の地政学的リスクが後退し、ドル/円買い戻しになっているようです。

ただ単に、ポジション調整が入っているのに過ぎず、一巡すればまた下がるものと見ています。

焦らずに、引きつけて売るタイミング待ちです。

110.00接近は、あるのではないかと見ています。

ポジション調整に終始

ニューヨークダウは、米企業決算や景気刺激策への期待から買われ、前営業日の13日に比べで183.67ドル高の20,636.92ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、地政学リスク一服やムニューシン米財務長官が「年内の税制改革実施をなお予想。財政赤字よりも経済成長を重視」と述べたことが好感され、前営業日の13日に比べ0.009%上げて2.246%で引けました。

原油価格は、前週におよそ1カ月半ぶりの高値をつけており、利益確定売りが出やすく、前営業日の13日に比べ0.53ドル安の52.65ドルで引けました。

金価格は、安全資産として買われ、前営業日の13日に比べで3.4ドル高の1,291.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ムニューシン米財務長官が強いドルを主張したことを受け、買い戻しに、一時109.06近辺をつけました。

EUR/USDは、ロンドンタイムから買い戻しが強まり、一時1.0670近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、ドル/円、EUR/USDが、ともに強含んだことから、一時116.03近辺まで上げました。

2017/04/17

マイナビニュースにコラム掲載(2017/04/17)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「その通貨を扱うなら、その国へ行ってみる」です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
http://news.mynavi.jp/column/mizukami/083/

円高進行なら為替介入は?

現状の108円台では、口先介入ですら出ないものと思っています。

しかし、これが105.00を割り込んで来ると、昨年と同様であれば、口先介入(実弾介入でなく、口頭でマーケットに警告を与えるもの)が意識されます。

ただし、去年と今年の大きな違いは、大統領がオバマ氏からトランプ氏に代わったということです。

トランプ大統領は為替に対しての関心度は、歴代の大統領の中でも並外れたものがあり、もし、日本の通貨当局が、ドル買い介入を匂わすだけでも、非難ごうごうになるものと思われます。

窓が埋まりにくいのはトレンド相場の時

ドル/円の戻りが、かなり限られています。

これを見る限りでは、まだ結構ロングではないかと思います。

1時間足を見てみますと、いくつも窓が開いており、レンジ相場であれば、リターンエース(この場合は複数の連続陰線の窓埋め)の可能性がありそうにも見えます。

しかし、既に相場がレンジ相場からトレンド相場に転換しており、なかなか窓が埋まらなくなっているものと思われます。

長期の円高相場は既に始動か

ドル/円、クロス円が売られています。

シドニータイムに値頃感から買ってしまったのが、逆に売り圧力になっているものと見ています。

長期の円高相場は、既に始まっていると思います。

マーケットは、いろいろな形でロングだと思います。

やや円安

シドニーで、円は円安気味になっています。

北朝鮮は、昨日、ミサイル発射に失敗したことで
安堵感が出ているものと思われます。

日本時間午前5時45分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 108.80-84(108.62)
EUR/USD 1.0616-20(1.0612)
EUR/JPY 115.59-64(115.30)

2017/04/16

これからの展開は(2017/04/16)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、反落です。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

4月11日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング173,594枚vsユーロショート192,550枚、ネットユーロショート18,956枚(前週 ショート11,405枚)です。

また、同時点の円は、円ロング43,316枚vs円ショート78,080枚、ネット円ショート34,764枚(前週 ショート45,800枚)です。

つけ加えて、同時点のポンドは、ポンドロング31,871枚vsポンドショート137,772枚、ネットポンドショート105,901枚(前週 ショート99,673枚)です。

ユーロは、ややネットショートが増えています。

円は、北朝鮮の地政学的リスクが響いたようで、ネットショートが減っています。

ポンドは、ネットショートがやや増えています

さて、今週ですが、ドル/円、クロス円の下落が目立ちます。

要は、円高です。

代表される理由は、シリアに対するアメリカの対応に端を発した北朝鮮の地政学的リスクだと思います。

事実、16日(日)には、失敗には終わったもようですが、北朝鮮によるミサイル発射もあったようです。

また、この地政学的リスクによって、本邦機関投資家は、海外資産を国内に持ち帰る、いわゆるレパトリ(資金の本国回帰)の動きに出るという観測もあるようです。

いずれにしましても、たとえば、まず、ドル/円の日足のチャートを見てみますと、先週金曜、ほぼ安値で引けています。

しかも、昨年11月の米大統領選挙(105円近辺)から11月末までのチャートを見てみますと、急角度で上げていることがわかり、逆にここからの下げも、急落になる可能性があると思われます。

さらに、週足で見ますと、それはさらにはっきりしてきます。

控えめに見ても、昨年11月は、3連続陽線が出ており、リターンエースの考え方からすれば、3連続陽線の始点である11月7日(月)の寄り付き103.96近辺まで窓埋めするということになります。

もちろん、今週中とは申しませんが、5月の連休前後には埋めに行っている可能性があります。

このように、すでに、相場は大相場に入ってきていると思います。

104円を見たら、終わるというものでもないでしょうし、もちろん、通貨当局との駆け引きも出てくるものと思われます。

しかし、いろいろな形で円ショートは積み上がっており、こうしたポジションが解消しないことには円高は止まらないものと思われます。

さらに、こんな見方もあります。

戦後のドル/円の最安値は、2011年10月31日の75.32でした。

しかし、これは、あくまでも戦後の最安値です。

戦前を含めると、1874年(明治7年)にドル/円という通貨ペアができた時、1ドル=1円だったことを忘れてはなりません。

このことを見て、今の108.60近辺のドル/円、あるいは戦後最安値である75.32を見ても、まだまだ円安であることをお気づき頂けるのではないかと思います。

ドル/円は、明治初期の1ドル=1円から太平洋戦争後の360円の円安を経て、1ドル=1円方向に戻そうとしているのかもしれないのです。

あと、より現実的な話しとして、一番気になっているのは、日本の機関投資家が外物(そともの、外債・外国株式)を2014年頃から大量購入し、一部為替ヘッジを掛けてはいるものの、オープン(ヘッジなし)の部分も多いように聞いています。

将来的に、これが大きなドル売り要因になるのではないかと、懸念しています。

EUR/USDについては、基本的には、レンジが相場が続くと思われます。

EUR/JPYについては、ドル/円下落、EUR/USDレンジですから、下落と見ています。

2017/04/15

明日の「これからの展開は」について

明日日曜の「これからの展開は」の掲載は、午後となります。

この週末は、ハイレベルの週末リスクが存在

ニューヨークダウは、イースターのグッドフライデーで休場でした。

米国債10年物利回りは、イースターのグッドフライデーで休場でした。

原油価格は、イースターのグッドフライデーで休場でした。

金価格は、、イースターのグッドフライデーで休場でした。

為替相場では、発表された米消費者物価指数が、前月比-0.3%と2016年2月以来のマイナスとなったことからドルが売られました。

ドル/円は、108.60近辺まで下げた後は、他の市場がイースターのグッドフライデーで休場だったこともあり、横這いとなりました。

EUR/USDは、米消費者物価指数発表直後、1.0629近辺まで上昇(ドル安)したものの、その後は反落し、一時1.0602近辺まで下げました。

EUR/JPYは、115.21近辺まで下落を続けました。

本日(土曜)、北朝鮮では、金日成生誕105周年の式典が行われますが、その一環として、核実験の可能性もあります。

これに対して、アメリカ政府の高官は「北朝鮮が核実験すると確実にわかった時点で攻撃する準備をととのえた」と語っており、緊張が高まっています。

しかも、こうしたことが、もし起こるとすれば、週末となり、マーケットはありません。

ニューヨーク市場が既に終わった現時点で、それを申し上げても仕方がありませんが、ハイレベルの週末リスクがあることだけは、認識しておいてください。

悪夢を乗り越えて

相場に潜むリスクを、たとえば私のようなストラテジストが口酸っぱく言うのと、ご自身が実体験されるのとでは全く違います。

経験された事に恐れるばかりでなく、次のトレーディングに生かしていくこと、今後いつまた起こるかも知れない有事にどう対応するかを考えておくことが大切です。

また、たとえば、相場の激落によって、相場は上げだけでなく下げの相場もあることをご理解いただけると思います。

リスクをとることは、大きな利益を生む可能性と大きな損失を生む可能性との表裏の関係にあります。

但し、大きな利益を残し、小さな損失で済ませることは、ご自身をコントロールすることによって可能です。

一言で申し上げるなら、利益も損失もほどほどにすることを良しとし未練を残さないことが利益を残すコツだと思います。

このコツは、自分自身の欲望と恐怖との闘いとなりますので、なかなか難しいものがありますが、相場を乗り切るには大変重要ですので、どうぞご記憶にとどめておいてください。

2017/04/14

試してみませんか?リバースエントリー

リバースエントリーは、相場の動くタイミングを示すボリンジャーファイブを利用したトレード手法です。

トレーディングには、もちろん正しい方向に乗ることは大事ですが、それと同時に、相場の動き出すタイミングに乗ることが大変大事です。

なぜなら、正しい方向を当てていながら、正しいエントリーするタイミングより、早くエントリーしたために、儲けるどころか損してしまうことがよくあることだからです。

そこで、正しいタイミングで、相場にエントリーし、利食えればラッキーとばかりにどんどん利食っていく手法です。

現在、25通貨ペアの2つの期間で、旬の通貨ペアをハンティングしています。

水上紀行のFXマーケットフォーカストでは、こうしてハンティングしたエントリー通貨ペア、エントリーレベルを毎日ご紹介しています。 

尚、リバースエントリーは、システム・トレードではなく、あくまでもエントリーの手法ですので、利益幅には個人差が出ますので、何卒ご留意ください。

以下は、考案者の水上の昨年9月から今年3月までの実績です。

実績(2016年9月~2017年3月)

デューカスコピーTV放送に出演!

インタビューの動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=0YI2kktuCKI

デューカスコピーとは?
https://www.dukascopy.jp/home/

ジリ高か、買い上げか?

今のドル/円相場は、一見、このジリ高相場には見えます。

しかし、買いが、ショートの買戻し特有のしつこさがありません。

つまり、あまりショートにはなっていないように見えます。

むしろ、米系ファンドあたりが買い上げているように思われます。

ドル/円、あまりショートではない?

今日は金曜で、今日のニューヨーククローズで、週足が決まってきますので、非常に重要です。

ドル/円もクロス円も、現状レベルを下回って引けてくると、来週は、さらに一段の下げを見ることになるのではないかと見ています。

そういう意味からすると、今日の東京が熱くなっていないことは、幸いだと思います。

もしまた、皆で熱くなって、売り込んでしまうと、下げづらくなり、むしろ反転の可能性もあります。

イースター初日

ドル/円は、最低限の戻しのレベル109.40近辺は、昨日のニューヨークオープン直後にやって、戻しはやってしまったのではないかと見ています。

今度は、再度、下値トライになるのではないかと見ています。

ドル/円のみならず、クロス円も再度下値を試しそうです。

今日は、ヨーロッパ中心にイースターホリデーの上に、他のセンターも金曜日ですから、マーケットが薄くなりがちですので、警戒が必要です。

ドル/円は、ブル(強気)とベア(弱気)の攻防か?

ニューヨークダウは、地政学リスクへの警戒感が高まって、幅広く売られたほか、14日がイースターの聖金曜日の祝日でニューヨークダウが3連休となるため、買いポジションを手仕舞う売りも出で、前日比138.61ドル安の20,453.25ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、前日水準を挟んで上下動に終始し、前日比0.002%下げて2.237%で引けました。

原油価格は、需給改善期待から小反発し、前日比0.07ドル高の53.18ドルで引けました。

金価格は、トランプ米大統領がドル高をけん制したことを受け避難先として買われ、前日比10.4ドル高の1,288.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ポジション調整からの買い戻しに、一時109.40近辺まで反発しましたが、上値も重く、若干緩んで引けました。

EUR/USDは、昨日の東京タイム早朝に報じられた、トランプ大統領がドルは強すぎると述べたことを受けて、1.0678近辺まで上げたものの、その後は下げに転じ、ほぼ往って来いの相場となりました。

EUR/JPYは、ジリ安傾向でした。

ドル/円は、目先、108.61近辺に200日移動平均線があり、これがサポートとなるものと思われますが、一方、短期のトレンドを指し示す5日移動平均線は、109.54近辺まで下げてきています。

目先は、ざっくりと言って、108.60~109.55近辺での攻防になりそうです。

2017/04/13

マイナビニュースにコラム掲載(2017/04/11)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「考察、ドル/円相場」です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
http://news.mynavi.jp/column/mizukami/082/

「相場の天底は、人智では推し量れぬもの」

私の好きな言葉で、まさしく、高値、安値は、偶然はあるかもしれませんが、推し量られるものではないと思います。

しかし、結構皆さんやっています。

つまり、レベル感あるいは値頃感から、そろそろ高値だと思うから戻り売り、あるいは、そろそろ安値だと思うから押し目買いを、割と気軽にやっているのではないかと思います。

結構、それでうまくいくこともあるので常習化し、そして、ある時、オーダーを指した水準を突き抜けていく相場、しかも戻ってこない相場に出くわして、それまでコツコツと溜めてきた利益を吹き飛ばし、足腰が立たなくなるようなことが起きることもありえます。

下げは、これから?

ドル/円は、先日来申し上げていますように、変形ダブルトップの麓(ネックライン)である111円近辺をしっかりと下回りました。

その結果、山のトップ115円と麓の111円の高低差4円分を、麓である111円からさらに下げて、107円近辺まで下がる可能性が出てきています。

しかも、現状の値動きは、戻りが極めて弱く、107円を見ても、そこが、底値になる可能性は低いものと思われます。

また、昨日、マーケット関係者と話したところ、ドル/は上がると見ているマーケット参加者が極めて多いようです。

重いドル/円・クロス円

トランプ大統領の「ドルは強すぎる」発言もあり、ドル/円、クロス円で、売りが優勢です。

クロス円では、特に、GBP/JPY、EUR/JPYでの売りが強くなっています。

100円突破の可能性もそろそろ意識されるものと思われます。

しかし、100円割れは、かなりの抵抗が予想されます。

ドル安続く

ニューヨークダウは、シリアや北朝鮮情勢を巡る地政学リスクへの警戒から売りが優勢となり、前日比59.44ドル安の20,591.86ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、トランプ大統領が、ドルは強すぎると述べたことから低下し、前日比0.057%下げて2.239%でで引けました。

原油価格は、発表された米石油在庫統計が供給増加を示したため売りが強まり、前日比0.29ドル安の53.11ドルで引けました。

金価格は、逃避資金の受け皿として買いが強まり、前日比3.9ドル高の1,278.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、トランプ大統領がドルは強すぎると述べたことを受け、ドル/円は、戻りらしい戻りもないままに、109円台を割り込んできています。買い下がっているようで、さらに下落する可能性があります。

EUR/USDは、押し目のないまま上昇を続けています。さらに上値を試すものと思われます。

EUR/JPYは、基本的にドル売り相場のため、目先は方向感がでないかもしれませんが 、長い目では、ドル/円の下げに連れて下がる可能性があります。

ドルが下がりながら、買い下がるため(EUR/USDで言えば売り上がる)ため、ドル買いポジションを減らない状況です。

2017/04/12

リスク回避の円買いって?

地政学リスクといったリスクを回避するのに円買いか、今回のような北朝鮮のような近場で、ミサイルでさえ撃ち込まれる可能性があるのにと、思われることと思います。

しかし、よっぽど、つまり、実際に日本にミサイルが撃ち込まれるまでは、リスク回避の円買いのようです。

さて、リスク回避の円買いという流れにいつからなったのかと言いますと、2008年のリーマンショックからです。

リーマンショックによって米系証券は、株で大やられしたのですが、その損失を穴埋めするのに、当時大儲けしていた円キャリートレード(高金利通貨買い円売り)を売って(円買い)穴埋めしようとしました。

地政学的リスクは一方向のフローになるか

地政学的リスクが話題になっているという話は、既にしています。

しかし、敢えてもう一度申し上げますが、相場は実際に一方向のフロー(資金の流れ)がなければ、継続的に同方向へ動くことはできません。

したがって、まずは、地政学的リスクによって、一方向のフローが出来るかが問題です。

フローを作るのは、主に投資家ですから、彼らが動くかどうかです。

閑散

ほとんど、動きがありません。

ということは、昨日の海外で、結構やられてしまった可能性があります。

しかし、ドル/円は、重いです。

値動き分析的には、まだ買い下がっているように思われます。

リスク回避の円買い

ニューヨークダウは、シリアや北朝鮮情勢の緊迫化など地政学リスクの高まりが嫌気され小反落し、前日比6.72ドル安の20,651.30ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、シリアや北朝鮮の地政学的リスクが高まったことで逃避買いが強まり(利回り低下)、前日比0.066%下げて2.300%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアがOPEC関係者に対し、5月末の総会で主要産油国の減産期間を6カ月延長するよう求めたことから値を押し上げ、前日比0.32ドル高の53.40ドルで引けました。

金価格は、地政学リスクの高まりから、安全資産として買われ、前日比20.3ドル高の1,274.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、シリアや北朝鮮情勢をめぐる地政学的リスクへの懸念から「安全資産」とされる円が買われ、109.60近辺をつけました。

EUR/USDは、ドル/円の下落を受け、一時、1.0630近辺まで上昇したものの、高値を維持できず、1.0600-10近辺に反落しました。

EUR/JPYは、ドル/円に連れて続落し、一時116.23近辺の安値をつけました。

2017/04/11

稼げるときに稼ぐ

月間いくら儲けるとして、そうすると1日平均いくら儲ければいいんだという計算をよくするのではないかと思います。

しかし、この平均を目標にすることは、ある意味では健全なようでいて、現実的ではないと思います。

なぜなら、相場は毎日同じではなく、動くとき、動かないときなど、変化しているのが普通だからです。

したがって、稼げる時は稼ぎ、稼げない時は余分なことはしない、もしくはたとえ余分なことをしてしまったとしても、これは違うと思えば早々に手を引くということです。

日米金利差とドル/円

よく、日米金利差が拡大でドル/円は買い、また日米金利差縮小でドル/円は売りといった論法があります。

しかし、日米金利差に基づく、一方向に向かう資金の流れ(フロー)が、実際になければ、ドル/円は一時的に上げ下げしても、結局、往って来いになってしまいます。

ですから、言葉に踊らされないようにしなくてはなりません。

重いドル/円・クロス円

ドル/円、クロス円は全体的に重い状況です。

昨日、買ってしまって、ロングになっているように思われます。

ドル/円は、110.00を再トライするものと見ています。

日足で見ると、変形ダブルトップはもう下方向にブレイクしています。

やはり、米雇用統計の相場は往って来い

ニューヨークダウは、長期金利の低下が金融株の売りを誘い、相場全体は方向感がなくなり、前週末比1.92ドル高の20,658.02ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、北朝鮮やシリアなど地政学リスクにより押し下げ、暫定値ながら前週末比0.018%下げ2.364%で引けました。

原油価格は、中東やリビアの地政学リスクを背景とした供給不安が強まり、前週末比0.84ドル高の53.08ドルで引けました。

金価格は、ニューヨークダウが上昇したことから、売りが強まり、前週末比3.4ドル安の1,253.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、高止まりできず、111.00を割り込んで軟化しました。

EUR/USDは、一時反発したものの、その後は小緩みました。

EUR/JPYは、軟調地合いが続きました。

やはり、雇用統計発表後の翌週初めは、ポジション調整が先行し、発表後の投機筋中心の往って来い相場になりがちでとなることがわかります。

2017/04/10

投機の買いは、維持できるか?

月間最注目の米雇用統計ではありますが、その発表前後の実態は、投機筋だけの売り買いに終始しているものと見ています。

そして、少なくとも、発表当日のニューヨーククローズは、それでも、投機筋の意地で、引けの水準が決められ、翌週月曜を迎えることになるのが一般的です。

今回の場合は、悪い数字に関わらず、下がり切らなかったことから買い上げられて、高値圏で金曜のニューヨークを終えました。

しかも、相前後しますが、アメリカ軍によってシリアへのミサイル攻撃が実施され、今朝の東京では、「有事のドル買い」ムードが高まったものと思われます。

歴史は繰り返すか?

この週末を挟んで、トランプ大統領に対する好き嫌いは、よりはっきりとしたものと思われます。

しかし、それ以前に歴代の大統領のひとりと、初年度の行動パターンと、その後について、よく似ている大統領がいることに気づきました。

その、大統領は、ジョージ・ブッシュ大統領です。

ドル/円、買い気

ドル/円は、ややドル買い優位です。

しかし、先週金曜に、既に買い上げてロングになっているものと思われます。

したがって、ここから、どんどん上がるようには思えません。

むしろ、買い過ぎれば、反落の可能性が高まるものと思います。

先週末とほぼ変わらず

シドニーは、先週末のニューヨーククローズとは、あまり変化はありません。

日本時間午前5時45分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 111.03-10(111.10)
EUR/USD 1.0585-91(1.0591)
EUR/JPY 117.54-61(117.66)

2017/04/09

これからの展開は(2017/04/09)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、引き続き上昇しました。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

4月4日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング155,468枚vsユーロショート166,873枚、ネットユーロショート11,405枚(前週 ショート7,923枚)です。

また、同時点の円は、円ロング41,313枚vs円ショート87,113枚、ネット円ショート45,800枚(前週 ショート53,181枚)です。

つけ加えて、同時点のポンドは、ポンドロング30,741枚vsポンドショート130,414枚、ネットポンドショート99,673枚(前週 ショート104,075枚)です。

ユーロのネットショートは、多少増えました。

円のネットショートは、多少減りました。

ポンドのネットショートは、ほとんど変わりません。

先週の金曜はいろいろなことがありました。

米軍がシリアの軍事施設を巡航ミサイル59発で攻撃、これを受け110.14まで一時急落しました。

さらに、3月の米雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数は9.8万人と予想の18.0万人を大きく下回り、110.14近辺まで、再度下落しました、これも下げ切れませんでした。

そして、今度は、ダドリー・ニューヨーク連銀総裁が「バランスシート縮小は今年終盤か来年始めに開始するであろう」と発言し、また「バランスシート縮小にともなって利上げを休止した場合でも、その期間は極めて短いものになる」と示唆したことで米国債10年物利回りは上昇し、ドル/円は買戻しに、一時111.36までの反発となりました。

さて、これで下値が堅かったので、月曜は上値を試す番かと言えば、確かに試す可能性はありますが、ドル/円の1時間足チャートを見れば良くわかりますが、4月初めからのレンジが、ざっくりと言って、110.10~111.50近辺であり、その間いろいろ材料はありながら、そのレンジの中で、上げ下げを繰り返しているのに過ぎず、直近、ダドリー発言を受けて、一時的にレンジ上限を上抜くことはあっても、マーケットにモメンタム(勢い)がないものと思われ、結局はレンジ内に戻ってくるものと思われます。

なぜ、こうしたタイトレンジになっているかと言えば、機関投資家や実需の本年度の投資方針や採算レートが決まるのが4月20日以降であり、それまでの間は、投機筋しかマーケットがいないからです。

機関投資家や実需からのフロー(資金の流れ)があればこそ、一方向に向かうトレンド相場になりますが、
投機筋のように短期に売り買いを繰り返すだけでは、トレンド相場にはなれず、レンジ相場を繰り返すことになります。

このレンジ相場は、早くても4月20日手前までは続くものと思われます。

ひとつ、懸念材料としては、米軍のシリア攻撃は、北朝鮮を硬化させ軍事行動がエスカレートさせる可能性があることです。

それによる日本へのミサイル攻撃も否定できず、実行されれば、一時的にドル買い円売りが強まるものと思われます。

ここに来て地政学的リスクは、大きく高まりを見せていることには、警戒すべきかと思います。

EUR/USDについては、日足の上昇トレンドが崩れてきていることです。

それに伴って、EUR/JPYも、下落に転じてきており、それを考えると、ドル/円も結局は下がるものと思われます。

2017/04/08

投機筋同士のつぶし合いが続く可能性は高そう

ニューヨークダウは、米軍のシリア攻撃は嫌気され、さらに発表された3月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数は9.8万人と予想の18.0万人を大きく下回ったものの、失業率は4.5%(予想4.7%)と2007年5月以来、約10年ぶりの水準に低下したことが下支えとなり、前日比6.85ドル安の20,656.10ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ダドリー・ニューヨーク連銀総裁が「バランスシート縮小は今年終盤か来年始めに開始するであろう」と発言し、また「バランスシート縮小にともなって利上げを休止した場合でも、その期間は極めて短いものになる」と示唆したことで利回りは上昇し、前日比0.040%上げて2.380%で引けました。

原油価格は、米軍によるシリア攻撃を受け、地政学リスクを警戒した買いが入り、前日比0.54ドル高の52.24ドルで引けました。

金価格は、3月の米雇用統計が低調な結果と受け止められ、米利上げが緩やかなペースで進むとの観測が強まったほか、米軍のシリア攻撃による地政学的リスクから逃避資金の受け皿となり、前日比4.0ドル高の1,257.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、予想より大幅に悪い米雇用統計の非農業部門雇用者数を受けて売られ、一時110.13近辺まで下げたものの、110.00近辺には買いが待っていたもようで、反発に転じ、さらに110.80を超えると、ショートカバー(買い戻し)が集中し、一時111.37近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、米雇用統計発表直後、一時1.0667まで急騰したものの、ドル/円の反発を受けて反落に転じ、一時1.0579近辺まで下げました。

EUR/JPYは、ドル中心の相場だったため、117.38~117.88近辺での上下動に終始しました。

投機筋同士のつぶし合いという、非建設的なマーケットでした。

4月20日以降にならないと、機関投資家も実需も、新年度の方針が決まらず、目先は、投資家同士の足の引っ張り合いが続くものと思われます。

Intervention(インターベンション)

昔、為替介入(Intervention、インターベンション)の現場を中央銀行で見る機会がありました。

それは、決して、日銀でもなく、ニューヨーク連銀でもなく、ECBでもBOEでもありませんでしたが、こんな感じなんだなと大変勉強になりました。

それは、ノルウェーの首都オスロにあるノルウェー中銀(Norges Bank、ノルゲスバンク)でのことでした。

表敬訪問したノルウェー中銀のディーリングルームは、こじんまりしていました。訪ねていった時から、どうも緊迫した雰囲気が漂っていましたが、そのうち、ディーラーが集まりチャートに首っ引きになり、なにやら真剣にノルウェー語で議論を始め、そして結論が出たらしく、いっせいに地場の銀行(たぶん)をホットラインで呼び為替介入を実施したもようでした。

一服ついて、マネージャーが、待たせていた私のところにやって来て、待たせてすまなかったと言うので、為替介入をしていたのでしょうと答えたところ、ノルウェー語がわかるのかと言うので、いやいや、それは中央銀行のあの雰囲気はそれしかないじゃないですかという話になり、やけに打ち解けた雰囲気になったことがありました。

今時、さすがのノルウェー中銀でも、こんな外部者に為替介入の一部始終を見せるようなのどかなことはしないと思いますが、中銀サイドから為替介入を見るというとても貴重な経験をしたと思っています。

2017/04/07

下も堅いか?ドル/円

アメリカ軍によるシリア攻撃で、一時ドル/円は急落しましたが、それほど、4月初めからのレンジを逸脱することもなく、現在はやや値を戻しています。

もちろん、攻撃が報じられる前に、買いトライをしてロングにはなり、ミサイル攻撃が伝わると、ロングの投げ相場にはなりました。

しかし、それでも、1円も下げていません。

110.00接近に買いも結構あるようです。

ドル/円、急にブル

ドル/円が、急にブル(強気)です。

どんな結果がでるかもわからない米雇用統計発表当日に、こんなに盛り上がって買うことがあるのでしょうか。

雰囲気だけでできた相場のように思えます。

静観するのが一番だと思います。

発表される米雇用統計の市場への影響は?

ニューヨークダウは、前日下げた金融株が買い戻されたほか、原油高でエネルギー関連株が買われたこともあって支えられた一方で、地政学リスクの高まりが相場の重荷となり上値も限られ、前日比14.80ドル高の20,662.95ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、横這い推移となり、前日比0.005%上げて2.341%で引けました。

原油価格は、季節的にガソリン需要が増える時期となり、米国での原油需給も引き締まるとの観測から買われ、前日比0.55ドル高の51.70ドルで引けました。

金価格は、FOMCが金融政策の正常化を緩やかに進めるとの見方が広がり、前日比4.8ドル高の1253.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、上下動しましたが、結局、米中首脳会談を控えてもよう眺め気分が強まりました。

EUR/USDは、米雇用統計の発表を翌日に控え、ジリ安となりました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れた動きとなりました。

本日は、米雇用統計発表当日ですが、依然として、投資家は動かないものと見ており、発表後の投機筋による仕掛けは、長くても週をまたいで、来週初までが限界ではないかと思われます。

2017/04/06

相場にフローがなければ、トレンドはできない

今月は、新年度に入ったけれども、機関投資家や実需が新年度の方針を決定するのは、早くても4月20日以降で、それまでは、投機筋しかマーケットにいないので、相場が往ったり来たりするということは、先月申し上げました。

そして、実際にもそんなマーケットになっており、たとえば、ドル/円では、今月に入ってから、110.30近辺から111.50近辺の間で往ったり来たりしているのは、1時間足チャートで見ても明らかです。

このことによって、いかに投機筋だけのマーケットは、方向性を見いだせず、右往左往することがおわかり頂けるかと思います。

また、逆に申し上げれば、いかに、相場にフロー(資金の流れ)がないと、一方向に向かうトレンド相場にならないということです。

動くか、EUR/USD?

EUR/USDは、今日これまでを含めて、ここ5日間、狭い値幅で横ばいでした。

しかし、これだけ横這いが続くと、相場が動きやすくなるのが一般的です。

目先は、1.0698近辺に25日移動平均線、さらに1.0726近辺に10日移動平均線のレジスタンスがあります。

しかし、それ以上に多くの移動平均線が収束してきていますので、相場が動き出すタイミングは近づいているものと思われます。

EUR/USD、買い気

EUR/USDが買い気です。

ドル/円は、昨日の乱高下で傷んだのか静かです。

こういうレンジ相場は、まともに付き合っていると結構消耗します。

相場は、これ一回限りではありませんので、休むことも大事です。

投機筋中心の往って来い相場

ニューヨークダウは、発表されたFOMC議事要旨で大半のメンバーが経済が想定通りに推移すれば、年内にバランスシートの縮小に着手すべきと考えていたことがわかったことから米金利が低下し、これを受けて金融株が売られ、前日比41.09ドル安の20,648.15ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、FOMC議事録後のニューヨークダウの失速で低下し、前日比0.020%下げて2.341%で引けました。

原油価格は、需給の引き締まりを見込んだ買いが先行したものの、発表された週間在庫統計で予想外の在庫増を受けて伸び悩み、前日比0.12ドル高の51.15ドルで引けました。

金価格は、発表された3月のADP雇用者数が26.3万人と予想の18.5万人を大きく上回り、FRBが利上げに動きやすくなり、金への流入が細ると受け止められ、前日比9.9ドル安の1,248.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、予想を上回ったADP雇用者数を受けドル買いが先行したものの、その後発表された3月のFOMC議事要旨で大半のメンバーが経済が想定通りに推移すれば、年内にバランスシートの縮小に着手すべきと考えていたことがわかり、113.37まで上昇していたドル/円は往って来いとなり、110.60近辺まで下げました。

EUR/USDは、1.0640~1.0680近辺で、上下しました。

EUR/JPYは、ドル/円に連動して、118.75近辺まで上昇後、118.00近辺まで反落となりました。

まさに、4月の上旬から半ばにかけての、新年度の方針が4月後半にならないと決まらない投資家・実需筋が不在の中で投機筋だけの相場の相場となっています。

したがって、マーケットは投機筋のみとなり、ポジションが一方に偏れば、逆方向に戻してしまう、いわゆる往って来い相場の繰り返しになっています。

まだまだ、投機中心の相場は続くものと思われますので、焦らずじっくりと相場を見ることが大事だと思います。

2017/04/05

重たいドル/円

私は、今までドル/円はトランプ大統領に対する投資家の投資判断に時間がかかり、その間投資家のフロー(資金の流れ)がないことから、レンジ相場が、もしかすると、欧米勢の実質的な下期となる9月まで続くのではないかと見てきました。

しかし、まだ4月に入って早々とはいえ、ドル/円の上値が非常に重たいことが気にかかっています。

一説によれば、個人投資家層の、ドル/円のロングポジションが過去最高になっているとも聞きました。

また、その他のドル/円の買い手は、輸入企業ぐらいしか見当たりません。

日足の変形ダブルトップ

ドル/円の月足を見てみますと、2014年12月から2016年1月に掛けて、125円あたりを高値とする、高い山ができていて、そこから2016年台は、大きな谷を作り、2016年11月のトランプ氏当選から上昇して、小さな二つ目の山を作っている最中です。

これが、麓(ネックライン)である100円まで下げると変形ダブルトップ完成し、次のステップに入っていくものと見ています。

そして、今度は、日足で見てみますと、2016年11月以降、もっと小ぶりの変形ダブルトップが、出来上がってきていることがわかります。

左の高い山の高値118.65とネックラインの111.65の高低差7円分、ネックラインから下がる可能性があります。

9時台のパターン

下がだめなら、上を試すといった調子で、ドル/円、EUR/USD、EUR/JPYは買われています。

しかし、基本的には、レンジ相場ですから、買い過ぎれば、また下がるものと見ています。

そして、日本時間9時台は、判で押したように、マーケットは攻めます。

しかし、それによってポジションが毎度偏ってしまうことになりますので、9時台は、早く入って早く出るか、様子見することが賢明だと思います。

リスクが回避されたもよう

ニューヨークダウは、トランプ大統領の景気刺激的な政策が好感され、前週末比39.03ドル高の20,689.24ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウが堅調に推移したことを受けて上昇し、前週末比0.03%上げて2.362%で引けました。

原油価格は、中断していたリビアからの供給が再開する見通しとなり、需給悪化が懸念され、前週末比0.36ドル安の50.24ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇に連れ、前週末比2.8ドル高の1,254.0ドルで取引を終えました。

為替相場では、ニューヨークに入り反発し、一時110.82近辺まで上げました。

EUR/USDは、一時1.0633近辺まで売られたものの、その後1.0677近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、ドル/円もEUR/USDも反発したことから上昇し、一時118.27近辺の高値をつけました。

リスクが回避されたとされ、ドル売り円売りとなりました。

2017/04/04

リターンエースの不思議

ドル/円は、3月29日零時の110.25近辺の起点から4連続陽線によってできた窓を着実に埋めようとしています。(リターンエースの窓埋め)

この下げのエントリーのツボは、29日の4連続陽線完成後の下押しが110.70近辺だったということです。

この110.70近辺がサポートになっていました。

そして、今日、この110.70近辺を下抜けてから、ほとんど110.70以上には戻れず、再び下落してきているということです。

各マーケットには定例的な攻め時がある

ドル/円の1時間足を見ますと、各マーケットセンターには、攻め時があって、しかも、ほぼ、毎日、その時間に攻め始めていることがわかります。

たとえば、昨日の場合を見てみますと、東京は午前9時に下攻めが加速するも攻めきれずに、たくり上げられています。

ロンドンは、日本時間14時で、アーリーバード(早起き鳥、早出組)が、それまでのマーケットがショートと見て、買い上げてきました。

そして、ニューヨークでは、彼らの仕掛けタイムになっている日本時間午後11時に猛烈に売り込んできています。

下値も堅いが、上値も重い

ドル/円は、ニューヨークでの下落を受け、東京勢も気分も新たに売ってきています。

期初早々からの売りで、まだ投機中心の売りと見ています。

とりあえず、東京オープン直後の売りは、たくり上げられています。

いずれにしても、売りトライが一巡するまでは、上値も重いと思います。

4月早々から、ドル/円で「さあ、やるぞ!」相場?

ニューヨークダウは、金利低下で金融株に売りが出たことや、ロシアのサンクトペテルブルグで起きた地下鉄爆破事件に下げたものの引けにかけ下げ渋り、前週末比13.01ドル安の20,650.21ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された3月のISM製造業景気指数57.2と前回の57.7からは低下したものの予想の範囲内と捉えられ反応は限定的で低下し、前週末比0.063%下げて2.325%で引けました。

原油価格は、リビアからの原油供給が再開することが伝わり反落、前週末0.36ドル安の50.24ドルで引けました。

金価格は、ロシアでの地下鉄爆破事件を受け安全資産として買われ、前週末比2.8ドル高の1,254.0ドルで取引を終えました。

為替相場では、米金利低下やロシアの地下鉄爆発を受けて下げ、ドル/円は、一時111.85近辺まで下げました。

EUR/USDは1.06台後半部で、荒っぽい上下動の末、やや買いが強まりました。

EUR/JPYは、ドル/円の下落に連れて、一時118.13近辺まで下げました。

ドル/円が狙い撃ちになってきているようです。

とはいえ、投機筋の売りですので、売り過ぎると戻す相場だと思います。

2017/04/03

マイナビニュースにコラム掲載(2017/04/03)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「自分を信じること」です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
http://news.mynavi.jp/column/mizukami/081/

注目を集めるか米貿易収支

トランプ大統領が通商問題に強い関心を示していることから、今後、アメリカの貿易収支の発表がマーケットでも、重視される可能性があります。

それは、一方で、これまで注目されてきた雇用統計が、米国の景気が良くて完全雇用の状態になっているため、最近、結果が多少強くても弱くても、あまり注目されていないことにもよります。

さて、貿易収支ですが、これは、依然、ちょうどバブル期にも関心を集めた指標で、当時は、一般の事業法人、生保なども激しく売り買いしました。

また、日本に限らず、多くの国・地域でも、関心を集め、予想と実際が大きく異なると、直後のプライスは「00-00(ちょうど―ちょうど)」とか「50-50(ゴマルーゴマル)」と行ったスプレッドが1円幅(場合によっては2円幅)のプライスとなり、これを叩いて売り買いするほどでした。

円高開始の時機は早まるか?

ドル/円は、いずれ大幅に下がると見ています。

理論値上では、75円あたりまで、下げ余地があると思っています。

当初、下落は、今年の9月以降ではないかと、個人的には見てきましたが、ひょっとすると大幅に前倒しになる可能性があるのではないかと、現在考えています。

ただし、4月前半から半ばは、まだ、投機筋だけであり、突っ込むと押し返される可能性が高いと思います。

重いドル/円

様子見気分の強いマーケットです。

しかし、ドル/円は、重くなっています。

ポジションが、結構ロングになっているようなジリ安の動きです。

下落リスクに警戒が必要です。

あまり変わらず

シドニーでは、先週末のニューヨークとあまり変わりません。。

新年度、新たな気持ちにはなりがちですが、慎重なスタートが
求められます。

日本時間午前5時45分現在の気配値
(カッコ内は、先週金曜のニューヨーククローズ)
ドル/円 111.40-45(111.39)
EUR/USD 1.0659-65(1.0658)
EUR/JPY 118.77-83(118.72)

2017/04/02

これからの展開は(2017/04/02)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
 
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

ドルは、反発気味です。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

3月28日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング163,648枚vsユーロショート171,571枚、ネットユーロショート7,923枚(前週 ショート19,662枚)です。

また、同時点の円は、円ロング42,886枚vs円ショート96,067枚、ネット円ショート53,181枚(前週 ショート66,987枚)です。

つけ加えて、同時点のポンドは、ポンドロング35,055枚vsポンドショート139,130枚、ネットポンドショート104,075枚(前週 ショート107,884枚)です。

ユーロのネットショートが、さらに減少しています。

円のネットショートも、減少気味です。

ポンドは、ほとんど変化なしです。

さて、今週ですが、新年度がスタートです。

まず、しつこいようですが、新年度の注意点を、お話ししておきます。

フロー(資金の流れ)ができ、相場が一方向に向かうようになるには、投資家や実需のフローが必要です。

しかし、投資家筋にしろ、実需筋にせよ、4月の新年度になっても、すぐには動きません。

なぜなら、新年度の方針が決まるのが、早くとも4月20日以降であり、それまでは、マーケットには、

投機筋しかいません。

投機筋には、投機筋の宿命があり、買えば利食いか損切りのために必ず売らなければならない、あるいは売れば利食いか損切りのために必ず買わなくてはなりません。

つまり、長くはポジションを持ちきれず、反対売買をするため、相場は往って来いになりがちです。

しかも4月後半までは、投資家も実需筋も動かないとなると、もろに投機筋の往って来い相場の振れは激しくなります。

さらに、4月は、新年度や新学期のスタートで、心機一転、「気持ちも新たにさあやるぞ!」と気持ちを振るい立たせる時でもあるため、思わず、ポジションを通常より増やしたり、攻め方にも腰が入り過ぎてしまいがちとなります。

しかも、そうした姿勢は、一握りのマーケット参加者だけのことではなく、多くの参加者が同じように発想し同じように行動します。

そうして、いつも以上に偏ったポジションになるため、その反動も大きくなり、新年度早々から、思わぬ損失を被ることになりかねません。

ということで、4月早々から、十分警戒する必要があります。

ただし、テクニカル的に言えば、ドル/円が気になります。

あくまでも、テクニカル的に週足を見れば、2016年11月21日の週から2017年2月6日までで、ひとつの山ができ、2017年2月27日の週から3月20日の週で二つ目の小さな山が出来ています。

しかも、112円近辺のネックラインを、3月20日の週で下回っていることから、この大きな山と小さな山によって形成された変形ダブルトップが下に抜けていて、理論値的には、ひとつ目の山の高さである118円近辺とネックラインの水準112円との差の分、ネックラインからさらに下がる傾向があります。

つまり112円-(118円-112円)=106円まで下がる可能性があります。

これが、実際になるのは、投資家や実需が方針が決まる4月後半以降だと思われ、それまでは無理をせず、体力を温存し、動き出すタイミングを待つことが大切だと思います。

尚、ここに来て、よく耳にするのは、本邦個人投資家層のドル買い円売りポジションがかなり積み上がっているもようだということです。

これが、何かをきっかけに下げることになって、110円を突破してさらに急落することになると、個人投資家層の投げだけでなく、投資家筋や実需の売りも強まる可能性があります。

その点は警戒を要します。

EUR/USDに関しては、この金曜に発表された今週火曜のシカゴIMMポジションが、ネットユーロショート7,923枚と、前週のショート19,662枚)からさらに下げており、かなり戦意喪失となっています。

ということで、EUR/JPYは、EUR/USDよりも、ドル/円の影響を受けやすくなっているように思います。

2017/04/01

期末終了

ニューヨークダウは、金融株や石油関連株を中心にポジション調整の売りが出て、前日比65.27ドル安の20,663.22ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ダドリー・ニューヨーク連銀総裁が利上げについて緊急性は低いと発言したことを受けて下落し、前日比0.032%下げ2.387%で引けました。

原油価格は、OPECが6月までとする減産の期間を延長するとの見方が強く買いが続き、前日比0.25ドル高の50.60ドルで引けました。

金価格は、FRBによる緩和的な金融政策に伴って、資金流入が続くと期待され、前日比3.2ドル高の1,251.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円、クロス円の下落が目立ちました。ドル/円は、111.27近辺まで下げた後、111.30~40近辺でもみ合いとなりました。

EUR/USDも、最終的に下げてきており、一時1.0650近辺まで下げました。

EUR/JPYは、ドル/円、EUR/USD共に下落したことから、引け際118.63近辺まで下げました。

ただし、ポンドは、対ドル対円対ユーロで、反発しました。

マーケットポジションの読み方

日頃のマーケットコメントで、その時のマーケットポジションがどうなっているという話をよくしますが、具体的にどのようにマーケットポジションを私なりに読んでいるのかをお話し、皆さんのトレーディングに役立てて頂ければと思います。

私は、基本的にプライスリアクション(値動き)つまりマーケットプライスの動きによって、マーケットのポジションを読んでいます。

よくあるケースは、マーケットセンチメントがベア(弱気)であるにもかかわらす、値動きは下がるに下がりきれず、自然と上がってきてしまうような状況で、これは明らかに、マーケットがショートになってしまっており、下がりたくても既に売りすぎて下がれなくなっている状況です。

また逆に、マーケットセンチメントがブル(強気)であるにもかかわらず、高値が更新できずあるいは更新できても一時的で緩んできてしまうような場合は、マーケットポジションは明らかにロングになってしまっていて、上がるに上がれなくなっている状況です。

また、相場の中で最もパワフルな状態であるロスカットが出ている時は、ただただこれ以上損失を出したくないため何でもいいから投げるという状況で、値動きはワンウェイ(一方通行)になりますので、ある意味非常にわかりやすい局面です。

私は、値動きのリズムから、相場を読むことは非常に大事だと思っています。なぜなら、テクニカル分析でも、ファンダメンタルズ分析でもつかみ切れないマーケットセンチメント(市場心理)をよく教えてくれると思うからです。

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