上昇続くEUR/USD
ニューヨークダウは、前週半ばに急落したものの、市場心理は落ち着きを取り戻し買いが優勢となり、前週末比89.99ドル高の20,894.83ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、入札控えて上昇し、前週末比で引けました。
原油価格は、主要産油国の減産延長観測が引き続き相場を支え、前週末比0.40ドル高の50.73ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇を受けて上げ、前週末比7.8ドル高の1,261.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、上値は重たかったものの、方向感ははっきりしませんでした。
EUR/USDは、ドイツ連邦銀行の月報で独経済の成長の強気の見通しが示されたほか、メルケル独首相がユーロ相場について「非常に弱い」と発言したとの報道も材料視され、一時1.1263まで上昇しました。
EUR/JPYは、EUR/USDに連れて、強含みでした。
ちょっと、マーケットが、ユーロ高を意識し始めており、ユーロロングに偏りやすくなっていることがきになります。
ただ、基本的には、ユーロ高の相場だけに、売られたとしても引きつけて買う方針が良いように思います。