突破できるか、EUR/USDの1.1500
ニューヨークダウは、イエレンFRB議長が12・13日に金融政策に関して米議会で証言するほか、今週から米主要企業の四半期決算の発表が本格化することから、ポジション調整の買いが強まり、前日比55セント高の21,409.07ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ブレイナードFRB理事が追加利上げに慎重姿勢をほのめかしたことから低下し、暫定的ながら、前日比0.013%下げて2.361%で引けました。
原油価格は、米国の生産増加による需給緩和への警戒感がやや後退して買いが入り、前日比0.64ドル高の45.04ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇に連れて買われ、前日比1.5ドル高の1,214.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ニューヨークの仕掛けタイムである、日本時間午後11時頃から。ドル売りトライが強まりました。
その結果、ドル/円は113円台後半に反落、EUR/USDは1.1480近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、いったんEUR/USDに連れて上げたものの、その後は高値圏で横ばいでした。
EUR/USDは、とうとう、1.1500目前まで上げてきました。
まだ、1.1500手前では防戦売りも出るものと思われますが、試さないことには、ほとぼりは冷めないものと思われます。