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2017/12/31

これからの展開は(2017/12/31)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

続落となりました。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

12月26日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング208,913枚vsユーロショート116,763枚、ネットユーロロング 92,150枚(前週 ロング86,224枚)です。

また、同時点の円は、円ロング44,269枚vs円ショート160,355枚、ネット円ショート116,086枚(前週 ショート114,123枚)

つけ加えて、同時点のポンドは、ポンドロング76,354枚vsポンドショート68,678枚、ネットポンドロング7,676枚(前週ロング 11,388枚)です。

ユーロは、ネットロングがやや増加です。

円は、ほぼ変わらずです。

ポンドは、ネットロングがやや減少です。

さて、今週ですが、この年末年始の時期、いくらファンダメンタルズな理由を言い連ねても、それは投機筋のエクスキュース(言い訳)に過ぎません。

したがって、投機的に、買い上げてくれば、いずれは売り戻し、売り下げてくれば、いずれは買い戻されるという宿命を負った相場だと見ています。

また、新年は、欧米勢が、新年度の始まりとして思うだけでなく、個人投資家を含めて日本勢にとっても新年で、「(気持ちも新たに)さあ、やるぞ!」となります。

「気分一新、さあやるぞ!」と思うことは、一般社会では良いことではありますが、相場の世界では、こう思うことで、一気にマーケットのポジションが、ロングかショートに大きく偏ることを示しており、その後の反動で多くの犠牲者を出しやすいと言えます。

したがって、年末年始の相場では、一見だまされたふりをしても、気持ちの上では、いつも以上に冷静でいなければなりません。

さて、年末相場からわかったことは、マーケットが今注目しているのは、ユーロ上値テストだということです。

EUR/USDの月足では、上に一歩に抜けてきているようにも思われます。

ただし、週足で見ると、まだレンジを上にブレイクはしてはいません。

今年の1月から9月初めまでのEUR/USDの力強い上昇トレンド相場の後のレンジ相場に、現在いるものと思われます。

特に、レンジ相場の初期段階は、乱高下しやすく、現状上値を試しているのもそのためと見ています。

もちろん、投機筋は、死にもの狂いで、レンジの上限突破を狙ってくるものと思われますので、上限が突破されれば、続伸もあり得ると思います。

ただし、今年の4分の3もの期間、しかも値幅にして1700ポイントも上昇したトレンド相場の後には、相応の期間のレンジ相場となるものと、個人的には考えています。

しかし、もし、上方向に突破したら、突破してから追いかけても遅くはないのではないかと思います。

ドル/円は、こんなに狭いレンジにも関わらず、シカゴIMMの円ショートは、さらに若干増えて11万6千枚になっていることが、謎です。

週足で見ますと、上は限られている一方で、下げ余地はあるように見えますが、たぶん、公的な防戦買いが下で待っているものと思われます。

このGPIFなど公的運用機関の防戦買いが相場を膠着化させていると思われます。

しかし、膠着、言い換えれば収束することが、相場の動き出すタイミングを前倒しにすることになるものと思われます。

方向的には変わらず下落方向で見ています。

EUR/JPYは、上に抜けてきています。

今の流れからすれば、確かにEUR/USDは上昇基調、ドル/円は横ばいですから、ユーロ買い円売りにはなるはずです。

今後については、EUR/USDがさらに上昇できるかに大きく影響を受けると思われます。

また、ドル/円が下がらないという条件も必要だと思います。

【皆様】

本年中は、大変お世話になりました。

来年もまた、よろしくお願い致します。

皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

バーニャ マーケット フォーカスト

代表 水上紀行

メルマガの詳細はコチラ

2017/12/30

新年相場は投機の相場か

ニューヨークダウは、懸念材料が出たアップルやゴールドマン・サックスが売られ、前日比118.29ドル安の24,719.22ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、年末に絡んだ実需買いで低下し、暫定値ながら前日比0.025%下げて2.405%で引けました。

原油価格は、需給の引き締まりに期待した買いが優勢となり、前日比0.58ドル高の60.42ドルで引けました。

金価格は、EUR/USD上昇を受けて上げ、前日比12.1ドル高の1,309.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン前に112.47近辺の安値をつけた後、ショート気味になったようで、ジリ高となりました。

EUR/USDは、ジリ高が続き、一時1.2026近辺をつけました。

EUR/JPYは、ジリ高でしたが、135.00を上抜いてくると、ショートのロスカットが集中し、一時135.52近辺まで上昇しました。

週足で見たドル/円は、狭いレンジをまだブレイクできないでいます。

続落と反落のいずれの可能性があります。

EUR/USDの週足では、1.2100が大変重要です。

上抜ければ続伸、抜けなければ反落の可能性があります。

しかし、来週1月2日は、新年の相場になりますので、気分一新から「さあ、やるぞ!」の攻めの相場になると思われ、ドル/円は下方向、EUR/USDは上値を試すことになるのではないかと思います。

ただし、あくまでも投機相場ですので、利が乗ればしっかり利食うことが大切です。

反発力の素(もと)

下落している相場に反発力が出るためには、マーケットのポジションがショートにならなければなりません。

しかし、よくドル/円などに見受けられるジリ安相場では、この反発力は出来てきません。

なぜなら、ジリ安になっている原因は、下げているのにも関わらずマーケットのロングポジションが減らないためで、、むしろ、買い下がっているために、ロングがさらに増えている場合もよくあります。

したがって、ロングがロスカットして解消されない限り、ジリ安は続きます。

しかし、ロングが解消されただけでは、マーケットのポジションがスクェア(ポジション無し)の状態になるだけですので、まだ本格的な反発力は出てきません。

次の段階として、マーケットのポジションがショートになることが必要になるわけです。

ですから、このような状況下では、ロングを抱えて、いつか反転するだろうと淡い期待を持っていても仕方がないと思います。

形勢不利と見たら、いったんロングはクローズ(閉じる)して、マーケットがベア(弱気)になって売り込んでショートになってきたことを見届けるまでは、様子を見ることが大切です。

反転上昇をし始めてから、ロングで入り直しても、遅くはありません。

それよりも、売り込まれている時に、じーっと我慢することによる精神的体力的消耗は避けるべきではないかというのが、個人的な意見です。

ここでロングをやめて上がってしまったらと思い悩むよりも、どうもまずいと思ったらかろやかに撤退し、次のチャンスを狙えるだけの体力を温存することのほうがより大切なことだと思います。

2017/12/29

気になるシカゴIMM

午前中のドル/円の反落は、うまく読めませんでした。

しかし、これから、30日、31日、1日の三連休のリスクを考えれば、多少の読みのあやまりなど大したことはないと思います。

私は、もう年内は、と言っても、今日中ということですが、手を出すつもりはありませんが、注目するとしたら、やはりシカゴIMMのポジション推移です。

まだ、相変わらず11万4千枚ぐらいの円ショートのままで、手仕舞いを急がざるを得ない事がおきれば、来年早々にもポジション調整(円買い)に入るものと思われます。

マーケットはショートか?

ドル/円はやや軟化しています。。

ただし、ドル/円の1時間足を見てみますと、12月23日13時台、14時台に、連続陰線が出ていますので、場合によっては、連続陰線の起点である113.15近辺まで、リターンエース(窓埋め)になる可能性があります。

昨日下げてから、113.00以下でやや右肩上がりになっており、徐々にショートが溜まってきているように思われます。

そして、この9時台で、スーッと持ち上がってきているところにマーケットがショートになっているのを感じます。

小動き

全く、動意がありません。

クリスマスの日以上に、動いていないようです。

若干、円売りになってきています。

年末年始相場は、例年より早めのスタートか?

ニューヨークダウは、企業業績の拡大期待を背景に先高観が強まり上昇し、前日比63.21ドル高の24,837.51ドルと18日以来となる過去最高値を更新して、取引を終えました。

米国債10年物利回りは、年末に向けた調整の動きで上昇し、暫定値ながら前日比0.016%上げて2.427%で引けました。

原油価格は、公表された週間在庫統計が需給の引き締まりを示し、買いがやや優勢となり、前日比0.20ドル高の59.84ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇に連れ、前日比5.8ドル高の1,297.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、東京の午後に急落後は、112.85-90近辺で横ばいとなりました。

EUR/USDは、1.1959近辺までジリ高が続いた後は、1.1940近辺まで反落しました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて、一時134.98近辺まで上昇後、134.75-80近辺まで緩みました。

最近、新年度の投機的取引は、1月2日以降だったのに対して、今回は、新年度スタート 翌日の28日からスタートしてきている可能性があり、十分な警戒が必要だと思います。

ゆっくり、正月気分に浸りたいようでしたら、ポジションは持たないことです。

2017/12/28

ドル安進行

ドル/円が、ゆっくりではありますが、一段下げてきています。

EUR/USDも、さらに上げて来ており、全般に、ドル売りとなっています・

つまり、ドル/円とEUR/USDでの、ドル安競争が起こっていると言えます。

ただし、EUR/USDは、週足ベースでレンジ相場の上限近くに迫っており、一時的に1.1950近辺まで、さらに上がる可能性はありますが、長続きはしないものと思われます。

ドル/円のボリンジャーファイブ

今日は、相場が動き出すタイミングを教えてくれるボリンジャーファイブ(期間:5、偏差2)の日足で動くサインが出ています。

クリスマスと正月の狭間のサインなので、うまく行けば、大きく狙えるかもしれませんし、うまく行かなければ、大きくやられるリスクもあります。

しかし、今回の日足のボリンジャーファイブは、良く収束していて、どちらに行くかについては示してくれませんが、結構動くのではないかと思います。

ドル/円のひょうきんな動き

ほとんど、動いていません。

ただし、昨日から今日に掛けて、ドル/円がひょうきんな動きをしています。

たぶん、薄いマーケットを利用して、相場を動かし、瞬時に利食ってきているマーケット参加者がいるように思われます。

そのとばっちりを受けないようにするには、不要不急のポジションは放置しないことです。

クリスマスと新年の狭間のマーケット

ニューヨークダウは、前日まで続落した後の自立反発から買いが優勢となり、前日比28.09ドル高の24,774.30ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、長めの期間が低下傾向となり、暫定値ながら前日比0.065%下げて2.411%で引けました。

原油価格は、前日に約2年半ぶりの高値をつけた後とあって目先の利益確定売りが優勢となり、前日比0.33ドル安の59.64ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇を受けて上げ、前日比3.9ドル高の1,291.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、113円台前半でのもみ合いに終始しました。

EUR/USDは、一時1.1910近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、EUR/USDの上昇に連れ、一時134.97近辺まで上げました。

まだまだ、クリスマス明け早々のマーケットです。

確かにユーロに買いは入りましたが、9月以来のレンジ相場の域は脱していません。

2017/12/27

ドル/円の下値を試すか?

ロンドン勢が、クリスマス休暇明けで、マーケットに戻ってきていると思いますが、スロースタートです。

先程から、ドル/円を打診的に売っているようです。

本格稼働は、来年の1月2日からだと思いますが、ドル/円の重さからすると、年内も下攻めする可能性はあります。

ドル/円は、日足で、12月19日、20日と連続陽線を出しており、リターンエースの可能性、つまり、この場合では、下方向に窓埋めをする可能性があります。

ご案内

本日は、所用があり、次のコメントは、

夕刻になりますので、何卒ご了解ください

円ベアが多そうなマーケット

昨日、イギリスのボクシングデーが終わり、基本的に、今日から、欧米勢の新年度です。

ただし、ここのところの傾向としては、1月の欧米勢の最初の営業日となる1月2日から、新年度の投機的な取引は始まります。

その意味では、年内は、特に何かがなければ、しらけた相場になるのが一般的です。

しかし、今年の謎としては、12月19日現在で、シカゴIMMの円のネットショートがまだ11万4千枚もあるようで、それが解消するような、相場の動き方をその後もしていないことから、まだ残っているものと思われます。

つまり、余程、円ベア(円に弱気)が多いということになります。

慎重なスタート

スロースタートです。

ドル/円とEUR/JPYは、やや売り気です。

EUR/JPYの売りに押されて、EUR/USDも多少重くなっています。

しかし、かなり慎重な動きです。

未だ休暇ムード漂うマーケット

ニューヨークダウは、アップルの下げが利益確定売りを誘い、前週末比7.58ドル安の24,746.48ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ダウ軟調を受けて下げ、暫定値ながら前週末比0.011%下げて2.470%で引けました。

原油価格は、リビアでパイプラインの爆発があったと伝わり、同国からの原油輸出が減少するとの見方が強まり、前週末比1.50ドル高の59.97ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが高く寄り付いたのを受けて上げ、前週末比8.7ドル高の1,287.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時113.12近辺まで下落しました。

EUR/USDは、1.1845~80近辺でのもみ合いでした。

EUR/JPYは、134.20~50近辺でのもみ合いでした。

為替は、まだ本格稼動していません。

2017/12/26

景気に明るくなり切れない日本人

今日は、総務省が11月の完全失業率(季節調整値)を発表し、2.7%と24年ぶりの低さとなりました。

また、厚生労働省がまとめた有効求人倍率も約44年ぶりの水準に上がりました

ファンダメンタルズ的に言えば、日本は、長いトンネルをくぐり抜けてきました。

ここは、明るくなるところなのに、皆まだどうも慎重なように思います。

進む物価高

今日発表の全国消費者物価指数(CPI)に対する反応は限定的でしたが、これからよく見て行く必要のある指標だと思っています。

実際、最近のテレビニュースを見てみると、いろいろの物が値上げとなっています。

あるいは、値上げが難しければ、単品の量を減らすということで、凌いでいます。

一番、私が気になっているのは、値上げが一部の物に限らず、あまねく及んできているということで、これが、本物の物価高になる可能性があります。

CPI若干強め

発表された11月の日本の全国消費者物価指数(CPI)は、前年比0.6%と予想の0.5%を若干上回りました。

相場へは、今のところ、ほとんど影響ありません。

でも、数字にはまだ現れないけれど、今後とも物価は上がっていくものと思われます。

気になる本日発表の全国消費者物価指数

昨日は、海外市場はクリスマスで休場でした。

本日午前8時30分に発表の11月の日本の全国消費者物価指数(CPI)が注目です。

予想は、前年比、0.5%です。

ここにきて、全般にわたり、物価上昇の傾向が出てきており、今回の結果が注目されます。

2017/12/25

「ナンピン」について

クリスマスで、相場も閑散ですので、この時間を利用して、「ナンピン」について、考えてみたいと思います。

まず、「ナンピン」とは、何かといいますと、たとえば、113.00で、USD/JPYを10万ドル買い持ちにしていて、ドルがさらに下げて、112.00になったところで、さらに10万ドル買って、ポジションは20万ドル、持ち値は113.00から112.50に表向き改善しました。

これを、「ナンピン」と言います。

しかし、結論から言ってしまうと、「ナンピン」は、非常に危険です。

クリスマスに対する思い

結構、クリスマス当日は、海外系のFX会社は、たとえ、東京が開いていても、休んでしまうところがあって、手探り状態になります。

こういうところに、日本人が思う正月より、外国人が思うクリスマスの意識レベルが違うことがわかります。

昔、ロンドンにいた頃の話ですので、今は改善されているかもしれませんが、当時は、クリスマスの日は、空港は閉鎖、バス・地下鉄は運休、限られた数のタクシーは営業していますが、クリスマス価格でべらぼうな金額を求められます。

あと、イギリスでは、クリスマスの翌日がボクシングデーという祝日ですが、これは。本来、お屋敷に勤める執事やメイドなどが、クリスマス当日も給仕するため、その代わりに、クリスマス翌日を代休にしたことに由来しているそうです。

閑散そうだが忙しい東京の銀行?

誰も、何もしていない感じです。

ただ、東京市場しか開いていない東京の銀行へは、海外からしこたまオーダーが来ています。

見たこともないようなクロスのストップロスオーダーが、大量に送られてきて、担当者が焦り狂っていたのを、昨日のように、思い出します。

【12/25】FX経済研究所出演します!

12/25日(月)の日経CNBC「FX経済研究所」に出演します。

どうぞお楽しみに!

[12/22]FX経済研究所出演

12/22日(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

出演した番組は、YouTubeで配信されています。今回の研究レポートのテーマは「「先を読む」には日々鍛錬YouTube」です。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

シドニー休場

シドニーは、クリスマス当日で、休場です。

【ご参考】
先週金曜のニューヨーククローズレベルは以下のとおりです。

ドル/円        113.25   
EUR/USD     1.1863
EUR/JPY     134.38

2017/12/24

これからの展開は(2017/12/24)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

反落となりました。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

12月19日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング198,398枚vsユーロショート112,174枚、ネットユーロロング 86,224枚(前週 ロング104,089枚)です。

また、同時点の円は、円ロング36,874枚vs円ショート151,247枚、ネット円ショート114,373枚(前週 ショート114,123枚)

つけ加えて、同時点のポンドは、ポンドロング77,109枚vsポンドショート56,721枚、ネットポンドロング20,388枚(前週ロング 11,388枚)です。

ユーロは、ネットロングが減少しています。

円のネットショーは、ほとんど変わらず高水準です。

ポンドは、ネットロングが増加傾向です。

さて、今週ですが、先週ドル/円の上値を試しましたが、上げ切ることはできませんでした。

今週は、月曜がクリスマス当日で、東京しかいませんし、続く26日は英ボクシングデーの祝日で東京とニューヨークしかいません。

そして、27日から欧米勢は新年度入ります。

もっとも、最近の傾向として、年内は取引低調ですが、1月に入って最初の欧米勢の営業日が2日となって初めて本格的な市場が再開するものと思われます。

尚、過去にも、2012年のアベノミクス相場のように、同年10月から翌年の5月まで力強く上昇を続けた時など、12月後半でも、全く攻めの手を緩めませでした。

ですので、今回も12月27日以降でも、ある程度の緊張感は持つことが必要です。

さて、今の時点でも、どうするのかと考えているのは、11万4千枚にも上るシカゴIMMの円ショートポジョションが未だに残っている可能性が高いことです。

これを、そのまま持って年を越すのか、あるいは残りの年内のどこかで手仕舞うのか、それによって相場の流れも大きく変わるものと思います。

ドル/円については、114円以上がかなり重いため、あまり上がるイメージはなく、むしろ反落する可能性が高いものと見ています。

EUR/USDについても、シカゴIMMのユーロのネットロングポジションが、8万6千枚ありますので、動くとすれば、ユーロ安だと思われます。

ドル/円もEUR/USDも下がるのであれば、EUR/JPYも下落するものと思われます。

今年は、米税制改革成立に時間がかかり、例年12月15日頃には終わる欧米のマーケット後ろにずれ込んでいるものと思われ、今週為替市場に影響を与える可能性があり、年末でも油断は禁物だと思われます。

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2017/12/23

クリスマス目前で動意薄

ニューヨークダウは、クリスマスの祝日を含む3連休前の週末とあって、持ち高調整の売りが出て下げ、前日比27.96ドル安の24,754.33ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、動意薄の展開で現地時間午後2時には終了となり、暫定値ながら前日比0.002%下げて2.481%%で引けました。

原油価格は、リグ(石油掘削)関連統計の発表を受け米国の過剰生産への警戒感が後退し、需給改善を見込んだ買いが優勢となり、前日比0.11ドル高の58.47ドルで引けました。

金価格は、スペインのカタルーニャ州独立問題を巡る欧州政治の不透明感から資金が逃避的に流入し、前日比8.2ドル高の1,278.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、クリスマス休暇前であったため、トランプ大統領が米税制改革法案と1月19日までのつなぎの暫定予算案に署名したものの、全般に動意薄の展開でした。

ギブ アンド テイク

ギブ アンド テイク(give and take)と言えば、「相手に利益を与え、自分も相手から利益を得ること」ですが、今回は、為替の用語としての「ギブ(give)」と「テイク(take)」についてお話したいと思います。

 

ギブは、売ることです。そして、テイクは、買うことです。

 

たとえば、「I give you」と言えば、相手に売ることことを意味し、また「I take you」と言えば、相手から買うことを意味します。

 

個人投資家の皆さんは、エンド・ユーザー(最終顧客)として、トレーディング・システムを介して、相手に売る(give)か買う(take)かのどちらかをしていることになります。

 

しかし、インターバンクやFX会社は、顧客からプライスを求められ、顧客から売られたり、買われたりします。

 

顧客から売られた時はgiveの受動態ギブン(given)を使い、また顧客に買われた時はtakeの受動態テイクン(taken)を使います。

 

顧客から売られた(given)時は、ロングのポジションができますので、これをカバーするために、インターバンクや取引銀行にプライスを求めて売って、基本的にはポジションをスクウェア(ポジションなし)に戻します。

 

顧客に買われた(taken)時は、ショートのポジションができますので、これをカバーするために、インターバンクや取引銀行にプライスを求めて買って、同様に基本的にはポジションをスクウェア(ポジションなし)に戻します。

 

つまり、個人投資家の皆さんが、売ったり、買ったりすると、それによって発生したポジションをカバーする連鎖がマーケットの中で起きていることになります。

 

この連鎖に終わりがないわけではなく、売り切りの輸出企業や買い切りの輸入企業、長期にポジションを保有する機関投資家などがポジションを受けとめることで、連鎖は終了します。

2017/12/22

12月25日の東京は忙しかった?

12月25日のクリスマス当日に開いている主要マーケットと言えば、東京です。

今は、どうなったかわかりませんが、一昔前までは、、東京のインターバンクディーラーにとって、一年の中でももっとも忙しい日のひよゆが、12月25日でした。

なぜなら、他のセンターが皆休みのため、世界中のオーダー(注文)が、東京に集まってくるからです。

しかも、オーダーされる通貨ペアも、日頃は見たこともないもので、そのオーダーが大きい上に現状水準に近いときて、担当ディーラーは、ヒヤヒヤものでした。

今日は、クリスマス前の最終営業日

大きく手仕舞いたい、あるいは、大きく損切りたいという時には、三大マーケットのどれかの寄り付き前後を狙います。

なぜなら、この時間帯は、世界の中でも、もットも流動性の高い時間帯だからです。

今回は、EUR/JPYの大口の手仕舞いが東京の午前8時過ぎから出ているようです。

昨日買って見て、上の重さを認識し、そして、今日がクリスマス前の最終営業日ということでやむなく閉じに入ってきているものと思われます。

三つ巴で反落

昨日は、EUR/JPYの買いで、ドル/円もEUR/USDも随分持ち上げられましたが、結局、いずれも支えきれず、今日は、ロングの投げが先行しています。

正直なところ、なぜ昨日、あんなにEUR/JPYを買いそして失敗したのか、敢えて言えば、EUR/JPYの重要ポイントをしっかり抜くことが出来なかったことで、雰囲気が変わった可能性があります。

あとは、今日が、クリスマス前の最終営業日になりますので、なんらかの特殊玉が出ないかが注目です。

クリスマスを目前に乱高下

ニューヨークダウは、米議会を通過した税制改革法案を受けた景気期待に加えて原油高もあり、前日比55.64ドル高の24,782.29ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、特に材料のない中、小緩み、暫定値ながら前日比0.016%下げ2.481%で引けました。

原油価格は、前日発表の週間在庫統計で在庫が市場予想以上に減少していたことを受けて買いが強まり、前日比0.27ドル高の58.36ドルで引けました。

金価格は、強含みのEUR/USDを受け買い気となり、前日比1.0ドル高の1,270.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時113.64近辺まで上昇しましたが、ニューヨークに入り113.28近辺まで反落しました。

EUR/USDは、118円台後半で強含みで推移しました。

EUR/JPYは、134円台後半の高値圏を中心に横ばいとなりました。

ロンドンタイム、EUR/JPYの買いが強まりって、相場全体も活況となりました。

しかし、理由無きEUR/JPYの買いは長続きはできませんでした。

2017/12/21

[12/15]FX経済研究所出演

12/15日(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

出演した番組は、YouTubeで配信されています。今回の研究レポートのテーマは「相場観を養うにはYouTube」です。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

【本日】東郷証券主催Webセミナーのご案内

Webセミナーのご案内です。

日時:【本日】12月21日(木)19:30~21:00
タイトル:為替相場、行く年、来る年

詳細、お申し込みは、コチラから。

どうぞ、お申込みください!

EUR/JPYに警戒

EUR/JPYはすでに、過去2日間、大きく上昇していますが、さらに上がる可能性が出てきています。

1時間足では、いわゆるジリ高の途中にあって、まだまだ高止まりしていますので、マーケットのポジションはショートのままだと思われます。

ですので、買戻しが、どこで入ってもおかしくなく、ロンドン勢参入と共に、ショートスクイズに出てくる可能性が高いものと思われます。

依然として買い興味強い

ドル/円は、ニューヨークで買い上げられて、ロングになり反落しています。

それでも、下がったところでは買いが出ており、依然として、米税制改革案成立への期待感は強いものと思われます。

しかし、その分、マーケットは、ロングになっており、やはり大統領が署名して成立ともなると、材料出尽くし感から売られる可能性は高いと思われます。

年内最後のイベント終了も間近

ニューヨークダウは、米税制改革の成立が確実になったため利益確定売りが強まり、前日比28ドル10セント安の2万4726ドル65で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、クリマス休暇を控えてポジションの巻き戻しが強まり、暫定値ながら前日比0.033上げて2.497%で引けました。

原油価格は、週間の米原油在庫が市場予想以上に減り、需給改善期待から買われ、前日比0.53ドル高の58.09ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前日比5.4ドル高の1,269.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米税制改革法案成立が確実視される中、強含みで推移し、一時113.47近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、前日に引き続き欧州債が売られてユーロ金利が急速に上昇したことに連れて上げ、一時1.1902近辺をつけました。

EUR/JPYは、ドル/円とEUR/USDの上昇に連れて、一時134.78近辺まで上げました。

税制改革という年内最後のイベントも、トランプ大統領の署名で終わりを告げることになっており、それを見て利食い売りが強まるものと思われます。

2017/12/20

EUR/USD、ロンドンに警戒

EUR/USDの1時間足を見ますと、ドル/円以上に、ジリ高傾向になっています。

しかも、ドル/円は、ここにきて動きが落ち着いてきているのに対して、EUR/USDは、むしろここから再度上昇する可能性が出てきています。

つまり、これからのロンドンタイムに警戒が必要です。

ポジションの移行を読む

ドル/円の昨日の東京からの動きは、売り上がりと買い上がりの両方が時間によって移行していることがわかります。

まず、昨日の東京では、オープンと同時に買い上がってロングになりました。

しかし、ロンドンが参入してくると、ロンドン勢と思われるマーケット参加者によってロングはあえなく投げさせらています。

そして、今度は、ロンドン勢は、マーケットは依然として、ロングと見て、しつこく戻りを売りました。

ところが、ニューヨークが入ってくると、ニューヨークの見方は全く異なり、マーケットはショートと見て、思いっきり買い上げてきて、相場は急上昇、ロンドン勢のショートは切らされました。

東京はドル/円の買いから?

今日の東京9時は、ドル/円の買いからのようです。

しかし、上値も、今のところ、重そうです。

ただし、米税制改革法案も今日には、成立しそうです。

年末・クリスマスの時期でもあり、成立すれば、手仕舞いになるのではないかと考えています。

ショートスクイズか?

ニューヨークダウは、利益確定売りに押され、また米長期金利の上昇もあり、前日比37.45ドル安の24,754.75ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米税制改革が翌日にも成立する見通しとなり上昇し、暫定値ながら前日比0.065%上げて2.459%で引けました。

原油価格は、EIAにより公表された週間石油在庫統計では、米原油在庫の減少が続くとの観測が強まったほか、ロシアが減産に積極的な姿勢を示したとの報道も好感され、前日比0.30ドル高の57.46ドルで引けました。

金価格は、利益確定売りに下げ、前日比1.3ドル安の1,264.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、米国の長期金利上昇や米税制改革法案の年内成立期待を受けたドル買いに押され、ドル/円は一時113.08近辺まで上昇後、112.80台に軟化しました。

EUR/USDは、ECBの年内の公開市場操作が翌日で終わるため、当面買い手が減ることを見越した欧州債の売りが出て、ユーロ金利が上昇し、EUR/USDも一時1.1849近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、ドル/円とEUR/USDが共に上昇したため押し上げられ、一時133.92近辺まで上昇しました。

ドル/円、EUR/USD、EUR/JPY、いずれもぎりぎりまで、ショートスクイズ(ショートのあぶり出し)が続きました。

2017/12/19

マーケットは、ショートか?

ドル/円は、本日未明に112.31近辺まで、突っ込んだ後は、ジリ高です。

典型的な、落ちたことを確認してから売り上がるパターンです。

その根幹にあるのは、下げたということで、ドル/円はさらに下げだとマーケット参加者の多くが確信したことです。

ただし、安いところで売るのは躊躇されるので、戻りで売ることになり、上げても買戻しもでる代わりに新たな戻り売りも出て、結局上がってもショートは減らないということになります。

均衡は、忘れた頃に破られる

私が、ディーラーになった頃の相場は、荒れていて、あの1985年9月のプラザ合意の時など。合意した日曜の翌日の月曜は、一日で20円急落しました。

そして、下落のスタート点である、240円から10年後には80円割れまで下げ、つまり10年間で160円も急落しました。

しかし、こういう大相場ばかりではなく、動かなくなると頑として動かなくなり、それが1年近くも続いたことも在りました。

でも、結局は、均衡は破れて、再び動き出すものです。

ドル/円、買いから

ドル/円は、やや買い気でスタートです。

ニューヨークで下げきれずに、反発したことで、買いになっているものと見ています。

昨日と同じように、上値を試して、今度は上げ切れなければ、反落でしょうし、上に抜けるようならさらに上を試すものと思われます。

上抜けできなければ、昨日に続いて反落するものと見ています。

往って来い相場

ニューヨークダウは、米税制改革法案が週内にも上下両院で可決される見通しとなり、法人税減税を好感した買いが強まり、前週末比140.46ドル高の24,792.20ドルと連日で過去最高値を更新して取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前週末比0.036%上げて2.390%で引けました。

原油価格は、買いが先行しましたが、ナイジェリアで石油業界のストライキが中止されたと伝わり、利益確定売りが強まり、前週末比0.14ドル安の57.16ドルで引けました。

金価格は、一時EUR/USDが上昇したことを受けて上げ、前週末比8.0ドル高の1,265.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、112.35近辺まで下げた後。112.60近辺まで反発しました。

EUR/USDは、1.1834近辺まで一時急騰後、1.1780近辺まで反落となりました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて、一時133.00近辺まで上昇後、132.60近辺に緩みました。

為替は、方向感なく、往って来い相場でした。

2017/12/18

マイナビニュースにコラム掲載(2017/12/18)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「君子豹変す」です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
https://news.mynavi.jp/article/mizukami-118/

どっちでも、ドル売り?

例年、8月の前半、12月の後半は、年間通しても、最も閑散な時期です。

もっとも、今年の場合、米税制改革法案の年内決着の問題がありますので、まだ予断を許せないところは確かにあります。

しかし、今のところ決着がつくもようですので、決着すれば、材料出尽くしで、ポジション手仕舞い(ドル売り)となるものと思われます。

逆に、年内決着が出来なかった場合、手持ちのドルロングポジションの投げから、さらに売られやすくなるものと見ています。

逆指標、いろいろ

今朝のテレビ東京のマーケット番組「モーニングサテライト」でも、税制改革成立で円安の声が多く、ちょっと気になりました。

つまり、大勢を占める見方が一方に多ければ大きいほど、逆に行きやすくなるのが普通です。

さらに実際始まった東京市場でも買い気であるものの、伸びないとなると、さらに下がる可能性が高く思えてきます。

そして、シカゴIMMの円のネットポジションも、最新にあたる12月12日は、約11万4千枚のショートと高水準をキープしています。

ドル/円、ブル

ドル/円は、米税制改革成立間近という観測から、ブル(強気)になっています。

その思いは、東京9時オープン後のドル買いでもわかります。

ただ、その割には上げ切らず、上値の重いことも事実です。

先週金曜クローズとほぼ変わらず

シドニーは、先週金曜のニューヨークとは、ほぼ変わらずです。

米財政改革法案は、ほぼ決定確実のとなっているわりには、
おとなしい動きです。

日本時間午前5時45分現在(カッコ内は、
前週金曜のニューヨークローズ)

ドル/円 112.61-64  (112.62)
EUR/USD 1.1742-46  (1.1751)
EUR/USD 132.39-43  (132.33)

2017/12/17

これからの展開は(2017/12/17)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

反発気味となりました。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

12月12日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング206,227枚vsユーロショート92,138枚、ネットユーロロング 104,089枚(前週 ロング93,106枚)です。

また、同時点の円は、円ロング31,747枚vs円ショート145,870枚、ネット円ショート114,123枚(前週 ショート114,267枚)

つけ加えて、同時点のポンドは、ポンドロング82,611枚vsポンドショート71,223枚、ネットポンドロング11,388枚(前週ショート6,406枚)です。

ユーロは、ほとんど変わらずです。

ドル/円も、ほとんど変わらず。

ポンドは、ほとんどスクであです。

さて、今週ですが、米税制改革法案の採決が注目されていますが、まだ年内成立には不透明な情勢で、思惑によっては、相場も左右されることが予想されます。

ただし、シカゴIMMのネット円ショートは、12月5日時点の114,267枚から12月12日の114,123枚と
ほとんど変わっておらず、しかも、この年末時点であれば、もし年内に成立しなければ、株安になるでしょうから、円ショートの手仕舞いから円高が強まる可能性があります。

一方、年内成立となった場合、すでに円ショートのポジションは結構積み上がっていることから、材料出尽くしから、結局円買いになるのではないかと、個人的には見ています。

尚、ユーロのIMMポジションも10万枚ぐらいになっていますが、ユーロの場合、IMMでの取引規模が円より大きく、15万枚あるいは20万枚近くなって問題視されるのが一般的です。

しかしそれ以上に、私自身が関心をもっているのは、先週金曜日に発表された12月の日銀短観です。

企業の景況感を示す業況判断指数は大企業・製造業がプラス25と、前回9月調査のプラス22から改善し、改善は5四半期連続となっています。

世界的な景気拡大に伴う輸出の増加や円安による収益環境の改善が景況感を押し上げたもようです。

なぜかあまり、皆、認めたがらないような感じがする景気の良さですが、人手不足や、平均時給の上昇や、たとえば、生活実感としても、セールスでもないのに、人が街に出ているといった自分の肌感覚からも、景気は良くなっていると思います。

黒田日銀総裁の任期は、来年の4月ですが、それまでの間に、実際にインフレの芽を摘まなくてはならなくなるかもしれません。

もちろん、消費者物価指数の水準は、まだ目標の2%には及びませんが、インフレなど走り始めたらあっという間に上がると思います。

さらに、他の先進国では、量的緩和の縮小・解除がすでに検討されていて、しかも、今の経済はグローバル経済である以上、いったん全体がインフレに向き出したら、もうそれを無視してはいられないと思います。

そして、目先の相場に戻りますと、既に申し上げましたように、アメリカの税制改革は季節的には、クリスマス手前は決算の時期で、手仕舞いが優先されるのに対して、日本は、単なるお祭りとしてのクリスマスであって、決算ではない分、クリスマス前後は特に問題がない、つまり、素直に相場観で動ける時期だということです。

欧米勢は、クリスマス当日が25日、英ボクシングデーが26日、そして27日が新年度とされますが、最近は、年内は静かで、年始の1月2日から本格トレードに入ります。

それまでに、米税制改革がどうなっているか、そして日本の金融政策がどうなっているか。

このあたりが、注目ではないかと見ています。

EUR/USDについてはレンジ、EUR/JPYについては、ドル/円次第と見ています。

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訂正とお詫び

土曜の朝のEUR/USDの記事で、誤りがありましたので、訂正しお詫び申し上げます。

(誤)
EUR/USDは、利上げ決定後のドル売りが続く中で下落を続け、さらに米税制改革の実現を期待したユーロ売りも加わり、ジリ安が続きました。

(正)
EUR/USDは、前日のECB理事会後と同様に見切り売りに押され、さらに米税制改革の実現を期待したユーロ売りも加わり、ジリ安が続きました。

2017/12/16

明日の「これからの展開は」について

明日の「これからの展開は」の掲載は、午後となります。

関心は、米税制改革へ

ニューヨークダウは、米税制改革の成立を見越して買いが入り、前日比143.08ドル高の24,651.74ドルと2営業日ぶりに過去最高値を更新して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、横ばいで、暫定値ながら前日比0.000%で2.349%で引けました。

原油価格は、米国の石油掘削装置(リグ)の稼働数が前週から減ったことがわかり買いが入り、前日比0.26ドル高の57.30ドルで引けました。

金価格は、FOMCを受けて利上げが加速しないとの見方が広まり、市場への資金流入が続くとの見方が相場を支え、前日比0.4ドル高の1,257.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークに入り、米税制改革法案の年内成立への期待感からダウが上昇、長期金利も急速に上昇したため、ドル買いとなり、一時112.74近辺をつけました。

EUR/USDは、利上げ決定後のドル売りが続く中で下落を続け、さらに米税制改革の実現を期待したユーロ売りも加わり、ジリ安が続きました。

EUR/JPYは、ドル/円の上昇に連れて、132.73近辺まで上昇後、EUR/USDの下落に連れて130.30近辺まで下落しました。

話題は、米税制改革に移ったもようです。

タフ(tough)

「タフ」という言葉は、「疲れを知らない元気な」というニュアンスで使っているように私は思っていました。

ロンドンにいた頃、アシスタントの若い女性が、まさにこのニュアンスどおりの元気な子だったので、"You are tough."と言ったところ、「私のどこがタフなの?」ときつめの返事が返ってきて、アレ?と思ったことがありました。

それもそのはず、「タフ(tough)」は、英語では「きつい」というニュアンスが強い言葉だったからです。

また、「ホッチキス」をどうアクセントを変えてみても通じなかったことで、「ホッチキス」も和製英語であることを知りました。

ちなみに、ホッチキスのことを、stapler(ステイプラー)と言います。

さて、余談はこれくらいにしまして、英米にいて思うことは、英語本来の意味での「タフな」連中が多いことです。

弱肉強食の社会を渡っていくためにはタフでなくてはやっていけないのだと思います。

そして、外国為替市場は世界中から参加してくる人々によって構成され、その中にはタフな連中も少なくないことは想像に難くありません。

彼らから学ぶべき点は、勝つことへのしつこさ、ねちっこさだと思います。

ニューヨークの頃の同僚ディーラーは、狭い値幅での売り買いを日がな一日続けて利益を出していましたが、相場の隅々まで取ってやろうとするそのねっちこさには、本当に感服しました。

潔し(いさぎよし)を良しとする日本人であっても、相場の上では、この勝つことへのしつこさ、ねっちこさは身につけるべきかと思います。

2017/12/15

ドル/円、短期的にはショートか?

ドル/円は、ショートになっているのかもしれません。

そのため、先ほどから、買戻しが出ているようです。

つまりは、マーケットに短期の投機筋だけがいて、多少、ショートになると、買いが強まってしまうものと思われます、

これで、下げ切れずに上げるということになれば、単なる買い戻しになって、さらに一段上がるということになると思います。

重いか堅いかドル/円

ドル/円は、112.00近辺がサポートになっています。

これを、しっかり割れば、111.50、111.00とサポートが続きます。

しかし、日足で、もっと視野を広げてみると、ドル/円は、変則的ではありますが、9月半ば以来形成してきている三尊(さんぞん、ヘッド・アンド・ショルダー)が見られます。

重い、ドル/円、EUR/JPY

ドル/円は反発しても、戻りが限定的です。

EUR/JPYに至っては、底値圏に張り付いています。

やはり、重いのだと思います。

あまり油断しない方が良いように思います。

未だマーケットには円ショートが残っているか?

ニューヨークダウは、利益確定売りが優勢となり、前日比76.77ドル安の24,508.66ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは横ばいとなり、暫定値ながら前日比0.007%上げて2.349%で引けました。

原油価格は、売りが先行したものの、引けにかけて買いが強まり、前日比0.44ドル高の57.04ドルで引けました。

金価格は、FOMCを受け、利上げが加速しないと判断され、金への資金の流入が期待され、前日比8.5ドル高の1,257.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークで売りが再開され、一時安値112.07近辺まで下げました。

EUR/USDは、一時1.1863まで買われましたが、その後急落に転じ、1.1771近辺をつけました。

EUR/JPYは、EUR/USDの動きに連れ、高値133.76近辺から安値132.25近辺まで急落しました。

12月5日時点のシカゴIMMでは、円ショート(ドルロング)が未だ10万台が残っていましたが、この円ショートの手仕舞いの動きが出るか注目されます。

2017/12/14

30年以上も前からの分析法だけで大丈夫なのか?

メルマガ購読者様向けに年末特番を撮り、ブログでもここにそのエッセンスをご案内します。。

今年の相場を振り返りながら、今後どのように取引すれば良いのか、ご参考になる分析・取引手法をご紹介します。

タイトルのように、今の取引方法とは別に新しい取引手法をお探しの方は、無料版を作りましたので、ぜひご視聴いただけると幸いです。

ご興味頂けましたら、メルマガのご購読もご検討下さればと思います。

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財務会計相場に注意

相場は、損切りを中心に手仕舞いの動きで、新規にポジションを持とうとする動きではありません。

それは、時期的に仕方がないことで、欧米勢にとっては本決算、本邦勢にとっても年末年始を控えて、ある意味、手仕舞いが当たり前いえば、当たり前の動きだと思います。

最近、あるいは以前から、こうした決算あるいは新年・新年度など、私が財務会計相場と呼んでいる相場は、年間を通しても、年の半分以上はあることに注意が必要です。

気になるEUR/USDの行方

EUR/USDの週足で見るとわかりやすいですが、EUR/USDは、今年の1月から9月の初めまで、トレンド相場で1700ポイントぐらい上がっています。

これは、たぶんに、トランプ氏が大統領になったことが影響しているもの見ています。

ユーロとドル、言い換えれば、ヨーロッパとアメリカの間では、投資家により頻繁に資金移動(フロー)が起きています。

つまり、どちらかに不都合が生じれば、もう片方に逃避的に資金を移動させるわけです。

無理をしない

FOMCが終わり、そして今日のBOEとECBが終わったら、今の閑散相場に輪を掛けたような相場になりかねません。

去年も、12月15日から12月一杯は、やる気のない横ばい状態でした。

それだけに、無理をしないことです。

噂で買って事実で売る

ニューヨークダウは、税制改革法案の可決や成立が近いとの期待感から買いが強まり、さらにFOMCでは2018年の利上げ回数が3回を織り込む水準で9月から変わらなかったことから、米景気に対する楽観が増す一方で、利上げは緩やかなペースにとどまるとして安心感が出たこともあり、前日比80.63ドル高の24,585.43ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米消費者物価指数が予想を下回ったことや、FOMCインフレに慎重な姿勢を堅持していたことから低下し、暫定値ながら前日比0.054%下げて2.348%で引けました。

原油価格は、発表された週間在庫統計、米国のガソリン在庫や原油生産量の増加を受けて、需給が悪化するとの見方が強まり、前日比0.54ドル安の56.60ドルで引けました。

金価格は、FRBの利上げペースは加速しないとの見方から、金への資金流入は続くと見込まれ、前日比6.9ドル高の1,248.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、FOMCも結果を受けてドル売りが強まり、ドル/円は、一時112.46まで下落しました。

EUR/USDは、一時1.1827近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、133.00前後での揉み合いが続きました。

ドル/円の動きは、まさに「噂で買って事実で売る」という格好でした。

今日は、ECB総会ならびにドラギ総裁の記者会見がありますが、これが終われば、本格的な年の瀬になるものと思います。

2017/12/13

今週後半は危険か?

22年程前の2005年12月某日発表された米貿易収支は、予想よりはるかに悪く、その年の9月から積み上がったドル買いポジションのロスカットが集中し、急落となりましさ。

表向きの説明としては、9月以降日本の個人投資家が金利差狙いの高金利通貨買いの円売りをしたのに対して、調整のない一本調子の相場に、インターバンク勢は、これは調整があると売り上がったものの、個人投資家の買い引かず、とうとうアマがプロに勝った最初の年と言われるに至りました。

しかし、儲かった個人投資家でしたが、12月に発表された米貿易収支の悪化には、ひとたまりもなく急落となり、多くの犠牲者を出すに至りました。

これが、表向きの展開だったのですが、実は、シカゴIMM系が9月からロングをたっぷり仕込んでいたのを、この貿易収支の内容のいかんに関わらず、利食うタイミングと狙っていたようで、その利食い売りにマーケットが巻き込まれたものと思われます。

同じような今年も起きてもおかしくないと思われます。

日銀、短観に注目

日銀などは、依然日本の景気に慎重になっているようですが、世の中は、どうも景気が上向いてきているように思えてなりません。

以前からも申し上げていますが、人手不足、時給の上昇は、まだ続いています。

また、セールでもないのに、ショッピング街は、人で混雑していることなどを考えると、着実に景気は良くなっていると思います。

今週15日午前8時50分に第4四半期の日銀短観が発表されますが、今回は注目すべきかもしれません。

動きづらいマーケット

FOMCを控えて、動きづらそうです。

明日は、ECB理事会及びドラギ総裁の記者会見もありますが、やはり年内最後のビッグイベントはFOMCだと思います。

利上げについては、すでに織り込み済みです。

マーケットの関心事は、来年以降の利上げのペースがどうなるかに移っています。

FOMCの結果発表は日本時間14日午前4時

ニューヨークダウは、増配と自社株買い枠の拡大を発表したボーイングが上げたほか、米長期金利の上昇から利ざや拡大が期待されたゴールドマン・サックスが買われ、前日比118.77ドル高の24,504.80ドルと3日続けて過去最高値を更新しました。

米国債10年物利回りは、発表された11月の米卸売物価指数が年率3.1%と予想の2.9%を上回ったことを受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.018%上げて2.402%で引けました。

原油価格は、利益確定売りが出て、前日比0.85ドル安の57.14ドルで引けました。

金価格は、EUR/USD売りに連れて下げ、前日比5.2ドル安の1,241.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、発表された11月の米卸売物価指数が予想を上回ったことを受け、ドル/円は、一時113.75近辺をつけましたが、日本時間翌14日午前4時に発表されるFOMCの結果を控えて様子見ムードが強まりました。

EUR/USDは、1.1718近辺まで下落後、小反発しました。

EUR/JPYは、133.30近辺まで下げた後、一服でした。

FOMCの結果発表を控え、様子見で良いように思います。

2017/12/12

新たに三尊出現?

ドル/円の日足が、三尊(さんぞん、ヘッド・アンド・ショルダー)の形状になってきています。

しばらく前に、もっと大きな三尊ができたものの、皆がそれに気が付き、売ってしまったために反転しました。

しかし、今回の三尊は、足も1時間足と短い上に、三つの山が三尊でございというほど、綺麗ではない分、ショートが出来ていないものと思われること、あるいはこのところ買い気が強かった分、ロングになっていて、意外と下がるのではないかと見ています。

見通しを考えるにあたっての注意点

長期見通しを考えるにあたっての、注意点について申し上げます。

まず、基本的に認識するべきことは、今現在考えている見通しは、現段階において存在したり、材料視されているものだということです。

しかし、相場は生き物ですから、相場の構成要素は、新規に入ってくるの、長く存在しているもの、短期で消えて行くものなど、要は、常に不規則に変化しているということです。

そうすると、見通しの初期段階では、実際の相場と見通しは、たとえ最初ぴったりと同じ方向を向いたとしても、相場の構成要素が時間と共に変化していくと、現実と自分の見通しがだんだん乖離していきます。

つまり、常に見通しの見直しが必要だということです。

やや円高

静かです。

敢えて言えば、やや円高気味です。

しかし、この9時台で燃焼してしまったら、後は静かになりそうです。

閑散ながら緊張感も忘れずに

ニューヨークダウは、足元の相場上昇に出遅れていたIT関連銘柄に買いが入り上昇し、前週末比56.87ドル高の24,386.03ドルと連日で過去最高値を更新しました。

米国債10年物利回りは、10年債入札不調で利回りは上昇し、暫定値ながら前週末比0.011%上げて2.387%で引けました。

原油価格は、原油漏れの修理のため操業縮小が続いている北海油田の供給懸念から北海ブレントが上昇したのに連れて上げ、前週末比0.63ドル高の57.99ドルで引けました。

金価格は、ニューヨークでのテロを受け逃避的に買われる場面もありましたが、その後利益確定売りが強まり、前週末比1.5ドル安の1,246.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、下値を試し一時113.24近辺をつけましたが、その後長期金利上昇を受け113.50台に反発しました。

EUR/USDは、一時1.1812近辺まで上昇したものの、その後は反落となり、1.1764近辺まで下げました。

EUR/JPYは、おおよそ133.55から133.85近辺のレンジでした。

年末の閑散相場とはなりましたが、少なくとも日本時間14日午前4時のFOMCの結果発表を見るまでは、油断はできません。

2017/12/11

[12/8]FX経済研究所出演

12/08日(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

出演した番組は、YouTubeで配信されています。今回の研究レポートのテーマは「年末年始は「財務会計相場」!YouTube」です。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

マイナビニュースにコラム掲載(2017/12/11)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「識者の見通し」の見方 です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
https://news.mynavi.jp/article/mizukami-117/

歴史との遭遇

閑散なマーケットが続いています。

こんな時は、ディーリングチェアに寝転がるように座り、同僚のディーラーと、とりとめもないおしゃべりをしていました。

そんな同僚たちのひとりで、ニューヨークで一緒だった奴は、曾おじいさんがペリー提督とともに黒船で、日本に来航したそうです。

幕府からの贈り物が家宝になっていると聞いて、驚いたことがありました。

外資の文化

海外勢は、夏休みや、クリスマス休暇をしっかり取ります。

しかし、これには裏があって、トレーダーが不正を行っていないか、休暇中、徹底的に調べるためです。

何か発覚すれば、即クビですが、そういう後ろめたさがなければ、会社が率先して、休め休めと言ってくれているだけに、ありがたいものです。

つまり、外資系には後ろめたさはありません。

実質的にクリスマス前の最終週か?

東京オープン前、ドル/円は上値を試しましたが、一時的でした。

むしろ、現在は、上で買ってしまったせいか重くなっています。

マーケット、全体のムードは閑散です。

実質的に、今週が、クリスマス前の、実質的な最終週になるのではないかと見ています。

2017/12/10

これからの展開は(2017/12/10)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

反発となりました。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

12月5日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング205,400枚vsユーロショート112,294枚、ネットユーロロング 93,106枚(前週 ロング84,586枚)です。

また、同時点の円は、円ロング34,766枚vs円ショート149,033枚、ネット円ショート114,267枚(前週 ショート110,645枚)

つけ加えて、同時点のポンドは、ポンドロング89,270枚vsポンドショート82,864枚、ネットポンドロング6,406枚(前週ショート4,573枚)です。

ユーロは、ネットロングが若干増えています。

円のネットショートは、依然高水準です。

ポンドは、引き続き、ほとんどポジションはありません。

さて、今週ですが、今年のこの時期を考える上で、前年の年末年始の同時期を振り返ってみることも大事だと思います。

昨年は、ご存知のように、11月9日に米大統領選があり、トランプ氏が選出されたら、ドルは急落するという下馬評に反して、ドルは急騰しました。

この上昇は、単なる短期のショートの買戻しに限らず、欧米勢の本決算を12月半ばに控えた手仕舞いも巻き込んでの上昇となり、約15円の上昇となりました。

そして12月15日には、上昇のピークを迎え、翌日の16日から年末30日までは、決算期末らしい閑散とした相場が続きました。

そして、今年の1月3日(2日は日曜でした)から、期初であり新年の相場として、買いが強まったものの上がりきれず、下落に転じ、買い下がっては投げが1月17日まで続き、年初の仕掛け相場は終わりました。

これが、前回の年末年始の相場でした。

特にこの中で、注目したのは、2016年度の実質的なトレーディング終了で、これは買戻しが終了した12月15日だと思われます。

そして、それから年末まで、打って変わって閑散相場が続いたことでも、12月15日が本決算前の積極的トレードの終日だったことがわかります。

これを、今年に当てはめると、日本時間14日未明にFOMCがあり、そして翌15日が金曜です。

つまり、年内最後の積極トレードのタイミングは、昨年と同じく15日ではないかと考えています。

そして、それが終われば、年末まで抜け殻相場になるのではないかと思います。

話は前後しますが、この6日から8日に掛けてのドル円の力強い上昇ですが、8日に入り、反落はしたものの、買いが再び強まったことで、高値圏を維持しています。

これは、まだ15日頃に向けた買い攻めがあるものと思われます。

いずれにしても、クリスマス前のトレードは15日前後で終わり、相場は年末に向けて、閑散となり次の仕掛けは、新年早々の2日からではないかと見ています。

尚、日本時間13日午後8時45分のECB理事会の結果発表)引き続いて午後9時30分からドラギ総裁記者会見があります。

そして、日本時間14日未明に、FOMCの結果発表と続きます。

15日前後の年内のポジションクローズの最後のきっかけに使われる可能性がありますので、警戒が必要です。

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2017/12/09

バーニャ創立10周年記念コラム 

バーニャ創立10周年記念コラムとして、読者の方からも、ロンドン時代、鬼軍曹からどういう教育を受けたのかというリクエストがありましたので、以下、掲載させて頂きます。。

「我が鬼軍曹のスパルタ教育」

ロンドンに着任し、ディーリングの担当を命じられた時、私は、業務の内容も全く知らず、また英語も全くできませんでした。

その全くなにも出来ない私に、ディーリング業務を初歩から一人前近くまで短期に叩き込んくださったのが、鬼軍曹でした。

今思い出しても、怖かったことは鮮烈に憶えていますが、それではいったい何を叩き込まれたのか、基本的なことに間違いありませんが、正直なところ、具体的にはよく憶えていません。

ただ記憶に残っているのは、特訓が始まったばかりの頃に、ドル/円のように1ドル何円といった外国通貨1単位に対して自国通貨がいくらという自国通貨建てと、GBP/USDのように1ポンド何ドルといった自国通貨1単位に対して外国通貨がいくらという外国通貨建てという通貨の建値について質問した時のことでした。

鬼軍曹はそれを聞くなり、「ふふふ」と低く乾いた笑い洩らした後、「なにー。そこまで俺に言わせるのか!」と烈火のごとく怒り出し、それは恐ろしいものがありました。

また、一度ならずも言われたことは、「仕事をしていれば憶えられるなんて思ってはいないだろうな。自分から前もって勉強しているんだろうな」と、人の弱いところを突いてきました。

また、3ヶ月目でスイスで行われた世界の中央銀行・民間銀行の若手が集まった英語での研修に1週間放り込まれ、戻ってからレポートの提出を求められ、よくわからない英語の講義の内容をあやふやに思い出し思い出ししながら提出したレポートには、「こんな間違ったことを勉強してきたのか!」と、また叱られ、ボロクソに怒られたことがありました。

チャート分析については、直接には指導はありませんでした。

当時はまだまだ、ディーラーの世界は徒弟社会で、チャート分析などは、先輩がやっていることから盗み取るという感じでしたので、軍曹のロウソク足チャートを盗み見たり、また独学で勉強していました。

そうした特訓のおかげで、半年ぐらいで、一人歩きができるようになりました。

その上、ブローカー(仲介業者)との食事はディーラーとブローカーとの癒着が懸念されますが、「お前が決めて、後で俺に言ってくれれば良いから」と、信頼を得たことを実感するようになりました。

そして、ディーリングルーム外の人には、あいつは頑張っていると鬼軍曹が褒めてくださっていたことを後で聞き、思わずグッと込み上げるものがありました。

来週のFOMCが注目か?

ニューヨークダウは、発表された11月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が、22.8万人と予想の19.5万人より良かったものの、平均時給が予想よりも弱く、景気拡大が続く一方、米利上げペースが緩やかになるとの見方が強まり、買いが優勢になり、前日比117.68ドル高の24,329.16ドルと、過去最高値を4日ぶりに更新して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ダウが堅調であったため強めに推移し、暫定値ながら前日比0.013%上げて2.376%で引けました。

原油価格は、目先の需給改善の見方から、前日比0.67ドル高の57.36ドルで引けました。

金価格は、雇用統計を受けて投資家心理が改善し株高につながったことが重荷となり、前日比4.7ドル安の1,248.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、11月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想より良かったものの、平均時給が予想よりも弱く、一時113.14まで下げましたが、その後は113.50近辺に反発しました。

EUR/USDは、米雇用統計発表後、強めに推移し、一時1.1772近辺をつけました。

EUR/JPYは、強含みの展開でした。

ドル/円は、東京タイムからジリ高がしっかりと続き、ロンドンタイムに113.59近辺をつけ、買いの強さに驚きました。

しかし、いざ米雇用統計が発表されると、確かに平均時給が弱かったこともあったとは思いますが、発表前とは対照的なマーケットのしらけさぶりに、まさに年末相場だと思いました。

来週日本時間14日未明に、FOMCの結果発表があり、このあたりが、年内最後の相場らしい相場になるのではないかと見ています。

2017/12/08

相場の二十四手先を読む

「相場の二十四手先を読む」ということは、大事な事だと思っています。

つまり、何を言っているかというと、一手を一時間とすると、ニ十四手先とは、丸一日後のことで、すなわち、現段階で、二十四時間後のレート水準を予想するということです。

もっと、日々の実戦から言えば、たとえば、冬時間で言えば、日本時間午前7時のニューヨーククローズのレート水準から、翌日の午前7時のニューヨーククローズのレート水準を予想するというもので、この予想を毎日やっていくと、自然と相場展開、言い換えれば、「なにがどうして、どうなるの」という相場のストーリーを読む力が養われます。

無視できない米国企業の利益送金?

この時期、期末の手仕舞い以外に、特殊な資金需要があるとしたら、米企業の本国への利益送金があります。

米企業が、日本国内で得た利益を米国本社に送金するもので、円で米国に送っても使えないため、ドルに換えて送ります。

つまり、ドル買い円売りが、各米企業からバラバラと出るというものです。

以前にも、申し上げたことがありますが、米企業全体が、いっぺんにドルに換えるわけではなく、各企業の都合次第で、こういった複数の企業が個別にドル買いオーダーを置くため、一社がまとめて置くよりも、ドル安を抑えるネットのような役目を果たし、下げづらくなります。

湧いてくるようなドル/円の買い

ニューヨークダウは、前日まで続落したのを受け、押し目買いが優勢になり、前日比70.57ドル高の24,211.48ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、終盤上昇に転じ、暫定値ながら前日比0.020%上げて2.358%で引けました。

原油価格は、利益確定の買いが強まり、前日比0.73ドル高の56.69ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比13.0ドル安の1253.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、下押ししたものの、買いは引かず、反発となり、一時113.16近辺をつけました。

EUR/USDは、一時1.1815近辺まで反発しましたが、その後反落し、1.1773近辺で安値引けしました。

EUR/JPYは、ジリ高を続け、一時133.29をつけました。

ドル/円は、買いが湧いてくるような感じでした。

2017/12/07

ギリギリまで待つ

ドル/円の戻り待ちをしています。

戻り待ちと言うのは、ある水準まで引き付けて売ろうとしているということです。

最近、思うのですが、相場とは思っている以上に戻すので、売りであれば、引きつけて売るのが良いと考えています。

しかも、引きつけるのも、つくかつかないかのギリギリまで待つのが良いのではないかと考えています。

ドル/円、反落の可能性は?

ドル/円は、単なる噂ではありますが、公的な買いが、下がるとしつこく出ていると聞いています。

今日の9時台の買いもそんな感じを受けます。

ただ、日足で見てみますと、ヘッド・ショルダー・の右肩を形成している途中のようで、買い上げてくるかもしれませんが、結局は反落するのではないかと見ています。

防戦買いか?

ドル/円で、買いが入っています。

下げさせまいとする、防戦的な買いだと思います。

防戦買いで正しければ、後で下がると思います。

気になるEUR/JPYの下げ

ニューヨークダウは、銀行株を中心に減税期待で買われた内需銘柄への利益確定売りが続き売られ気味となり、前日比39.73ドル安の24,140.91ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、長短ともに低下し、暫定値ながら前日比0.016%下げて2.335%で引けました。

原油価格は、発表された週間在庫統計で、ガソリン在庫が市場予想を大幅に上回ったため売られ、前日比1.66ドル安の55.96ドルで引けました。

金価格は、5日に約2カ月ぶりの安値を付け、昨日は値頃感からの買いも入りやすく、前日比1.2ドル高の1,266.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時111.97近辺まで下がる場面もありましたが、その後は、112.20-30近辺中心の横ばいでした。

EUR/USDは、下落基調の中、一時1.1780近辺まで下げました。

EUR/JPYは、下げが続き、一時132.21をつけました。

特にEUR/JPYの下げが、米系ファンドが長期に持っているポジションの手仕舞いなのか、気になるところです。

2017/12/06

往って来いの米雇用統計相場

今週金曜には、米雇用統計の発表があります。

ご存知のように、米雇用統計は、月間最注目の経済指標ですので、皆様も注目されていると思います。

しかし、最近の米雇用統計は、いつも往って来い(いってこい、進んでも戻す)になっており、方向感がありません。

それは、投機筋だけの相場だからです。

ドル/円、レンジブレイクの可能性は?

「トレーダー殺すにゃ、刃物はいらぬ。動かぬマーケットさえあればいい」という感じのマーケットです。

しかし、一方では、相場がギチギチに収束したタイミングがレンジ層からトレンド相場への移行期であることも確かです。

ですから、今は、泰然自若として待つ時なのだと思います。

収束しきったレンジがブレイクすると、あとは一方向へまっしぐらに相場は動きます。

重いドル/円

ドル/円が、重たく見えます。

動意の乏しいマーケットだけに、逆に下がる時は下がりそうです。

ともかく、112.40近辺をしっかりと割り込みことが目先の目標です。

ユーロに下落リスク?

ニューヨークダウは、ウォルト・ディズニーや金融株に利益確定の売りが出て下げ、前日比109.41ドル安の24,180.64ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された11月のISM非製造業景気指数 が57.4と予想の59.0を下回り、暫定値ながら前日比0.020%下げて2.353%で引けました。

原油価格は、6日に発表される予定の週間在庫統計では、米国の在庫減が支えて小反発し、前日比0.15ドル高の57.62ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比12.8ドル安の1,264.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、上値を試し、一時112.87近辺をつけたものの、その後は反落しました。

EUR/USDは、一本調子に1.1805近辺まで下落後、小反発しました。

EUR/JPYは、ドル/円とEUR/USDの下落に連動して下げ、一時133.07近辺をつけました。

2017/12/05

年末年始の注意点

相場も動きませんので、これからの年末年始の注意点に触れておきたいと思います。

毎年、この時期になるとお話ししていることではありますが、一年にこの時期は一回限りのことで、忘れてしまいがちですので、損してから、ああ前にも経験していたことに気づき、地団太踏むことになります。

かいつまんで言えば、年末は欧米勢の本決算で、既存ポジションの手仕舞いが起きます。

そして、年始は、欧米勢の新年度であり、また本邦勢にとっても新年で、「さあ、やるぞ?」とばかりに相場に飛び込んできて、ポジションが一方に大きく偏り、その後は反転しやすくなります。

チャート・パターン以前に、ポジション把握

ドル/円の日足を見てみますと、ヘッド・アンド・ショルダーの右肩を作り始めているように見えます。

最近では、EUR/USDでヘッド・アンド・ショルダーが、そしてEUR/JPYではダブルトップが、立て続けに出たものの、失敗しています。

その原因は、綺麗に出来上がったチャートパターンに思わず、多くのマーケット参加者がショートを振ったため、オーバーソールド(売り過ぎ)となって、反発してしまったのだと思われます。

したがって、これから、ドル/円がヘッド・アンド・ショルダーを形成し、教科書的に下がるためには、マーケットのポジション状況を真剣に把握する必要があります。

ドル/円、上がるか?

ドル/円、EUR/JPYは、やや買いになっています。

しかし、値頃感(下げもこの辺かな)からの買いのように思われます。

買い過ぎれば、また下がるものと思われます。

個人的には、下がるのではないかと見ています。

往って来い

ニューヨークダウは、米議会上院が2日に上院の税制改革案を可決し、年内の税制改革実現への期待が高まったことが好感され、前週末比58.46ドル高の24,290.05ドルと2営業日ぶりに過去最高値を更新して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ダウの伸び悩みや減税の成長への効果に懐疑的な見方も出たことから伸び悩み、暫定値ながら前日比0.009%上げて2.371%で引けました。

原油価格は、米国の供給増への警戒感から売りがやや優勢となり、前日比0.89ドル安の57.47ドルで取引を終えました。

金価格は、税制改革が実現する可能性が高まったとの見方から売られ、、前日比4.6ドル安の1,277.7ドルで引けました。

為替相場では、ドル/円は、一時113.09近辺まで上昇したものの、反落となり、一時112.48近辺をつけました。

EUR/USDは、一時1.1819近辺まで下げた後、小反発となりました。

EUR/JPYは、下げ続け、一時133.24近辺をつけました。

為替は、往って来い(いってこい)のマーケットでした。

2017/12/04

マイナビニュースにコラム掲載(2017/12/4)

マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。

今回のテーマは、「相場を観察する」です。

基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。 
https://news.mynavi.jp/article/mizukami-116/

ドリフト

朝方、ドルショートのロスカットの買戻しが出た後は、横這いです。

戦意喪失といった具合です。

業界用語としては、「ドリフトした相場」と言い、つまりdrift(漂う)したマーケットのことです。

このドリフトが、往年のギャググループであるドリフターズのドリフトです。

閑散な東京

窓が開いて、その後は静かということは、週末のニューヨークを、ドルショートで越週したものの、下がらなかったからロスカットということだと思います。

しかし、今日の東京は、本当に閑散としています。

欧米の中間決算前には、もう一回ドカンと手仕舞いの相場が来るものと思っていますが、それにしても静かです。

銀行によっては、12月の成績は、ボーナスに反映しないところもあり、それだけにわざわざトレードを積極的にやらないディーラーもいます。

窓は開いたが

久々に、週末で窓(ギャップ)が開きました。

マーケットが薄い時期ですので、ちょっとした金額を打ち込むだけでも窓が開くように思われます。

12月の時期は、欧米勢の決算月であり、前向きなポジションメイクよりも、手仕舞うほうが主流です。

つまり、今は通常のファンダメンタルズ相場ではなく、決算絡みの手仕舞い中心の相場であることは、否めません。

ドル高でスタート

シドニーは、円安で始まっています。

EUR/USDも、ユーロ安です。

日本時間午前5時45分現在(カッコ内は、
前週金曜のニューヨークローズ)

ドル/円 112.95-97  (112.18)
EUR/USD 1.1854-56  (1.1894)
EUR/USD 133.89-92  (133.49)

2017/12/03

これからの展開は(2017/12/03)

まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。

U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)

U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379

下落が続きました。

次に、シカゴIMMポジションです。

シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm

11月28日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング205,106枚vsユーロショート115,479枚、ネットユーロロング 89,681枚(前週 ロング84,586枚)です。

また、同時点の円は、円ロング39,793枚vs円ショート150,433枚、ネット円ショート110,645枚(前週 ショート135,999枚)

つけ加えて、同時点のポンドは、ポンドロング66,549枚vsポンドショート61,976枚、ネットポンドロング4,573枚(前週ショート4,533枚)です。

ユーロは、ほとんど変化はありません。

円のネットショートは、多少減りましたが、まだまだ多いです。

ポンドは、多少ですが、ロングに転換しました。

さて、今週ですが、ドル/円は、目先111.50近辺から113.00近辺でのもみ合いではないかと思われます。

ただし、シカゴIMMの円のネットショートのポジションは、未だに110,645枚と結構大きく、これから欧米勢が迎える12月の本決算にあたっては、この円売りポジションを手仕舞おうとする動きが強まるのではないかと見ています。

この手仕舞いをどこのタイミングでするかは、イベントや経済指標の発表などが使われたことが過去にもあります。

こうしたイベントや経済指標の発表は、内容がどうであれ、タイミングとして使われるだけです。

つまり、結果が悪くても、良くても、手仕舞いをやってくるものと思います。

今年、可能性が高いものは、13日のFOMCではないかと見ています。

これだけ、米利上げ、米利上げと、騒がれてきた利上げが実際今月13日に決定されれば、まさに「Buy the rumor, Sell the fact(噂で買って、事実で売る)」になるのではないかと思います。

ただし、13日までにはまだ日がありますので、もっと手前で出る、ニュースや経済指標発表などをエクスキューズ(言い訳)にする可能性もあります。

もちろん、過去には、2012年のアベノミクスの時のような、クリスマスも返上でドル買いが同年の10月から翌年の5月まで続いたという例もありますが、これはあくまでも例外だと思います。

したがって、12月15日ぐらいまでに、手仕舞いの動きが、米雇用統計といったFOMC以外の注目材料の時に出る可能性も否定はできないと思います。

EUR/USDに関しては、8月から10月に掛けて形成したヘッド・アンド・ショルダーが、完成後マーケットが教科書的に下げを狙いましたが、失敗に終わり、11月以降、ショートカバー(買戻し)が連鎖的に出て、1.1900超えまで反発しました。

もう、さすがに、買戻しも終了に近づいているものと思われます。

今後、しばらくは、1.1800から1.2000あたりのレンジだと思います。

尚、シカゴIMMに残っている89,681枚のネットユーロロングは、長期的なポジションのようで、簡単には切れないものと思われます。

EUR/JPYは、日足を見ると、上げたり下げたりの繰り返しでしたが、レンジ相場は当面続くのではないかと考えます。

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2017/12/02

[12/1]FX経済研究所出演

12/01日(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

出演した番組は、YouTubeで配信されています。今回の研究レポートのテーマは「「ジリ高」を知れば相場が見えるYouTube」です。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

ロシア疑惑で乱高下

ニューヨークダウは、フリン前大統領補佐官がロシア疑惑で有罪を認め、トランプ大統領の関与を証言したと伝わり、前日比40.76ドル安の24,231.59ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、フリン氏の有罪証言を受け一時急低下し、暫定値ながら前日比0.048%下げて2.362%で引けました。

原油価格は、OPEC減産延長を好感した買いが続き、前日比0.96ドル高の58.36ドルで引けました。

金価格は、フリン氏の有罪証言を受け、逃避的に買われ、前日比5.6ドル高の1,282.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、フリン氏の有罪証言で一時111.40近辺まで急落した後、やや反発して引けました。

EUR/USDは、一時1.1940近辺まで急上昇しましたが、その後1.1850近辺まで反落、そして1.1900近辺に落ち着きました

EUR/JPYは、一時134.12近辺まで上げましたが、その後は、132.90近辺まで反落し、133.40近辺で引けました。

ロシア疑惑で、相場が乱高下したことから、マーケットがかなり薄くなっていると感じました。

スプレッド、1円

今は、往時の面影もない米貿易収支の発表ですが、以前は、米貿易収支が月間最注目の経済指標でした。

発表当日は、各銀行のディーラー総動員で、ある意味、お祭り騒ぎでした。

発表のある夏時間では午後9時30分、冬時間では午後10時30分まで、皆で食事に出かけ、発表の時間を待ちました。

ブローカーもまた総動員で、発表が近づくと、ブローカーの気分も昂揚し、「お願いします!」といういつもよりさらに張り切った声がブローカーとディーラーをつなぐスピーカーボックスから流れ、それがまたディーラーの気分を高ぶらせました。

そして、発表時間となり、ロイターのニュースヘッドラインに米貿易収支の発表結果が出るや、ブローカーがスピーカーボックスから提示するプライスは、「00-00(ちょうど、ちょうど)」とか「50-50(ごまる、ごまる)」というスプレッドが1円幅のプライスでした。

結果が悪ければ、この1円ワイドのプライスを叩いて売っていくのが、当時はあたり前のことでした。

つまり、そのワイドプライスを叩いても儲かるほどの高いボラティリティー(価格変動率)がドル/円にあったとも言えます。

ある時など、「00-00(ちょうど、ちょうど)」を売りで叩いたら、2円のスプレッド幅だったということすらありました。

そうしたことを過去に経験して思うことは、なによりも、相場の正しい方向に攻めることが大事で、スプレッド幅にはあまりこだわり過ぎないことが大切なのではないかというです。

つまり、相場の方向性に強いフィーリングを持ったならば、スプレッド幅にこだわり過ぎず、どんなプライスでも叩いていける思い切りが大切だと、個人的には思っています。

2017/12/01

「お通夜のような相場」

今日のような、シーンとした相場を、「お通夜のような相場」と言います。

その原因は、前日に大量のロスカットが出て、マーケットが傷んでしまい、休息を欲しているということです。

しかし、休むことは、大変大事なことです。

一日、休むことで、気持ちがリセットできるなら、それはある意味、儲けものです。

手仕舞いの月?

12月に入りました。

12月は、一般に、9月から始まった欧米勢の下期の最終月です。

言い換えれば、欧米勢の決算月です。

ですので、普通は、今までキャリーしてきたポジションを手仕舞う月です。

一定の緊張感を持つ

昨日は、ポジション調整からの損切りもあれば、ティラーソン国務長官の辞任説も出たりで、かなりドタバタしました。

そして、今日は金曜日であり、かつ暮れの12月入りということもあり、あまり積極的に動かないのではないかと見ています。

ただ、逆に、成績が振るわないトレーダーは、無理して稼ごうとする時期でもあり、脇を締めてかからないとなりません。

十分、警戒してください。

乱高下のマーケット

ニューヨークダウは、米税制改革への期待から買いが強まり、前日比331.67ドル高の24,272.35ドルと3日続けて過去最高値を更新しました。尚、上げ幅も今年最大でした。

米国債10年物利回りは、米税制改革への期待から上昇し、暫定値ながら前日比0.025%上がって2.413%で引けました。

原油価格は、OPEC総会で協調減産の延長を決め、需給改善の期待が支えられ、前日比0.10ドル高の57.40ドルで引けました。

金価格は、FRBが緩やかな利上げを続ければ、資金流入が細るとの観測が相場の重荷となり、前日比9.5ドル安の1,276.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークに入り、トランプ政権がティラーソン国務長官の更迭を検討していると報じたことから、111.74近辺まで急落しましたが、その後反発し、一時112.64近辺をつけました。

EUR/USDは、発表されたユーロ圏消費者物価指数・速報値が市場予想を下回ったため、ユーロは失望売りから一時安値圏の1.1810近辺に下げましたが、その後反発に転じ、一時1.1932をつけました。

EUR/JPYは、一時132.66近辺まで下落しましたが、そこから大きく反発し、一時134.14近辺をつけました。

ドル/円は、ロンドン時間までのショートカバー(買戻し)の後、ニューヨークでは、乱高下となりましたが、EUR/JPYとしては、独歩高となりました。

尚、マーケットは年末に入り、薄くなってきていることから、相場が荒っぽくなっているところがありそうです。

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BMFニュース

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