円高アラート、警戒!
ドル/円、クロス円、各々の1時間足を見ますと、安値圏に、まさに引っかかった状態になっています。
戻りがないということは、まだロングであり、そして、一縷の願いをロンドンに託しているようです、
しかし、ロンドンが、そんなに人が良いはずはなく、今日のロンドンでは、叩き売られる可能性は高いと思います。
つまり、今日の海外で(含むニューヨーク)一気に円高が進行する可能性があります。
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ドル/円、クロス円、各々の1時間足を見ますと、安値圏に、まさに引っかかった状態になっています。
戻りがないということは、まだロングであり、そして、一縷の願いをロンドンに託しているようです、
しかし、ロンドンが、そんなに人が良いはずはなく、今日のロンドンでは、叩き売られる可能性は高いと思います。
つまり、今日の海外で(含むニューヨーク)一気に円高が進行する可能性があります。
今日の東京9時台は、海外で下がると買い、海外で上がると売りという本来の東京の癖が出ています。
ただし、個人投資家の皆さん方と今日マーケットに入ってきて、徐々に変化し、海外の流れを汲んで、下げてきたら売り、上げてきたら売りというレンジブレイクのスタイルが広まっているように思われます。
しかし、今日は、最近の中でも値幅がない状態なので、様子見するしかありません。
それでも、ドル/円、EUR/USD、EUR/JPY、それに加えてGBP/JPYは、売りだと思います。
ニューヨークダウは、パウエルFRB議長証言を受けた金利上昇が嫌気され 、前日比299.24ドル安の25,410.03ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、パウエル証言受け上昇し、暫定値ながら前日比0.038%上げて2.901%で引けました。
原油価格は、EUR/USD急落したため連れて下げ、前日比0.90ドル安の63.01ドルで引けました。
金価格は、パウエル議長が議会証言で、目先の利上げペースが速まる可能性を示唆されたことや、EUR/USDが下げたことから、前日比14.2ドル安の1,318.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、パウエルFRB議長が議会証言を行っており、質疑応答で、「経済見通しは強まっている」と述べたことに市場は敏感に反応し、ドル/円は、パウエル証言期待で上げた分が帳消しとなりました。
EUR/USDは、反落しました。
EUR/JPYは、ドル/円とEUR/USDのダブルの下げに、反落しました。
パウエル証言期待の買いは、自爆で終わりました。
本日より、本格稼働のつもりでおりましたが、疲労度が高く、大変申し訳ございませんが、本日は、午後のコメントは、お休とさせて頂きます。
誠に、申し訳ございません。
ドル/円も、EUR/JPYも、はたまたその他クロス円も、強そうに見せながら、軟化しています。
特に、AUD/JPY、NZD/JPYなど、下げ足を早めています。
こういった気が付くと下げている相場は、怖いものがあります。
つまり、買下がり買下がりでいるつもりが、自らが期待を込めて想定していなかったレベルまで、
気が付くと下がってしまっているという神隠しとも言える状況になっているような相場があるからです。
因みに、今の件で上げた通貨ペアは、1時間足を見てのコメントです。
トレンドコンパスというものを、メルマガでやっています。
私が1週間いない間に、各通貨ペアの方向感は大きく変わった気がします。
つまり、ドル/円、クロス円は円高、EUR/USDやGBP/USDはレンジ相場に、個人的な見方は変わってきていす。
またしても、東京9時台の買いは、東京勢の思いの丈がもろに出るため、彼らのポジションの状況がわかってきます。
特に、ドル/円は重く見えます。
ニューヨークダウは、VIX指数が低下した上に、米10年物利回りが低下したことから、前日比399.28ドル28高の25,709.27ドルで取引を終え、ほぼ3週間ぶりの高値で終えました。
米国債10年物利回りは、パウエルFRB証言を前に往って来いで、暫定値ながら前日比0.006%下げて2.861%で引けました。
原油価格は、リビアの油田閉鎖を材料視され続伸し、前日比0.36ドル高の63.91ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇を受け、前日比2.5ドル高の1,332.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ニューヨーク引け後、ムニューシン米財務長官が、強いドルは長期的に米国に良いと改めて表明しましたが、今のところあまり影響はありませんが、やや円安です。
EUR/USDは、売り込んだものの下値も堅く、反発気味です。
EUR/JPYは、下堅めして、131.80近辺突破を狙っています。
パウエル新FRB議長の議会証言待ちだけでなく、まだドル高への期待感が残っているようで、上げようとしていますが、各通貨ペアを日足で見ると、上げは限定的だと思われます。
皆様
お世話になっております。
2月17日に母が脳卒中で倒れ、翌日夕方に発見された時には、もうダメだと思いましたが、
どうにか持ち直しました。
そして、昨日の段階で、主治医から帰京が許され戻って参りました。
この間、皆様に置かれましては、大変なご迷惑をお掛け致しました。
この場を、お借りして、お詫びを申し上げます。
大変、失礼を致しました。
今後、さらに皆様のお役に立つよう努力を致しますので、よろしくお願い致します。
尚、ちょっと、10日近く不在をしていたことによる諸々の事情から、最初は、不定期になる可能性はあり、その点につきましては、どうか、お許しください。
2月27日 水上 紀行
私事で、延期となりましたデューカスコピー・ジャパン主催オンライン・セミナーを以下要領にて改めて開催致しますので、奮ってお申し込みください。
日時:2018年4月17日午後8時より
詳細並びにお申し込みにつきましては、以下URLからご覧ください。
https://www.dukascopy.jp/forex/seminar/webinar/
まだ、緊急事態が発生したばかりで、状況がはっきりしませんが、とり急ぎ帰省しなくてはならなくなりました。
しばらく、寄稿できなくなる可能性がありますので、なにとぞご了解ください。
また、状況がわかりましたら、ご連絡致します。
水上 紀行
まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)
U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379
安値圏です。
次に、シカゴIMMポジションです。
シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm
2月13日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング230,785枚vsユーロショート103,496枚、ネットユーロロング 127,289枚(前週 ロング140,823枚)です。
また、同時点の円は、円ロング42,299枚vs円ショート157,808枚、ネット円ショート115,509枚(前週 ショート112,876枚)
つけ加えて、同時点のポンドは、ポンドロング64,164枚vsポンドショート49,224枚、ネットポンドロング14,940枚(前週ロング 27,867枚)です。
ユーロのネットロングは、減少気味です。
円のネットショートは、ほとんど変わりません。
ポンドのネットロングも、あまり変わりません。
さて、今週ですが、まず、先週金曜の日足ですが、寄り付きが106.10、高値が106.40、安値が105.55、引け値が106.30で、要は、下ヒゲの長い小さな陽線が出ています。
ここまで、下げる過程でも、下ヒゲが長く出ながらも続落してきており、そういう意味ではあまり気にしなくても良いのかもしれませんが、2月12日のトランプ大統領の米国が貿易赤字を抱える同盟国を含めた国々に報復関税を課すことを表明して以来、一時3円30銭ほどの下落をしており、最近としては、短期間での大きな下げでした。
そして、先週金曜に長い下ヒゲを出して、ニューヨークはロングウィーエンド(三連休)に入りました。
こうなると、いったん調整(Correction、コレクション)に入ってもおかしくはないと思っています。
特に1時間足を見ても、12日以降、ずっとジリ安で、16日の13時まで推移しました。
ジリ安とは、どういうことかと言えば、買い下がっているということです。
下げてきたものの値頃感(下げもこの辺かな)から下げたところを買い、上げを狙うものの、思うように上がらず、再び下げると、ロングを投げますが、次の買いたいマーケット参加者が拾っていくということを繰り返すため、ロングが切れない状態が続きます。
ジリ安は、一般にだいたい右肩下がり30度~45度ぐらいの角度を保ちつつ下落します。
それが、とうとう、金曜の13時に、106.00が切れたところで大口のロングのロスカットが出て、ロングポジションは一掃されました。
ところが、今度は、この急激な下げを見て、強く下げを確信した、マーケット参加者が売り上がりだし、そのため、戻り売りを繰り返し初め、ショートのまま越週している可能性が高いと見ています。
ジリ高は、一般的には、右肩上がり30~45度ぐらいの角度を保って上昇します。
このジリ高が終わるのも、前述のジリ安の終わりのロスカット的急落のように、今度はロスカット的な急騰があって実際となると言えます。
これは値動き分析という相場の見方です。
値動き分析は、これ以外にもいろいろありますが、特にジリ高になる場合が傾向としては多く、その意味からも、ヘタに売り上がりで固執すると、結構リバース(戻す)する可能性があります。
あと、先週の急落を見ていて気になるのは、下落の斜度がかなりきつくなっている点で、だから、相場が反転するとは思っていませんが、リバウンドはあるのではないかと思います。
ただ、大事なことをつけ加えておきますと、「トレンド イズ フレンド」という言葉があります。
トレンド相場では、トレンド方向に基本は従うことが大事です。
目先の調整のお話をしてきましたが、それも、次の良い売り場を探すためであり、相場の方向が変わったからロングだというものではないと思っています。
ただ、焦って売れば、捕まることもあり、またマーケットの見方が下げに傾けばマーケットのポジションがショートになるわけで、先にご紹介したような値動き分析などを見て、売り時なのか、待つべき時なのかを、見て行くことが大事だと思います。
EUR/USDは、ちょっと重そうで、もう一段下がりそうです。
EUR/JPYも、下げ方向にかなりあぶなっかしい格好になっています。
EUR/JPYの下げっぷり次第で、ドル/円の反発も限られるかもしれません。
明日の「これからの展開は」の掲載は、午後となります。
ニューヨークダウは、ヘルスケア株に買いが入り上昇したものの、三連休前のポジション調整に加え、トランプ大統領のロシア疑惑でロシア企業とロシア人が起訴されたことで一時売りが強まり、結局前日比19.01ドル高の25,219.38ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、三連休前のポジション調整で低下し、暫定値ながら前日比0.038%下げて2.871%で引けました。
原油価格は、株高受けた投資家心理の改善が波及し、前日比0.34ドル高の61.68ドルで引けました。
金価格は、物価上昇を見込んだ買いが入ったものの、利益確定売りに上値も抑えられ、前日比0.9ドル高の1,356.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、買戻しがロンドンタイムに一時106.35近辺まで反発しましたが、ニューヨークでは再び下をテストし、一時105.90近辺まで下げましたが、結局マーケットは再びショートとなり、106.40近辺まで上昇しました。
EUR/USDは、一貫して下げ、ニューヨーク午後には、一時1.2394近辺をつけました。
EUR/JPYは、EUR/UDに連れて下げ、ニューヨーク午後には、一時131.78近辺をつけました。
ニューヨークが来週月曜が祝日となり三連休前となったことや、さすがにマーケットのドルの先安感が強まって、ポジション的にショートになったこともあって、ポジション調整が先行したものと思われます。
ロングウィークエンド前
特に、経済指標の結果が、予想外に良かったり(ポジティブサプライズ)、予想外に悪かったり(ネガティブサプライズ)した時に、良く使う言葉です。
サプライズ(驚き)である以上、マーケットはその意外な結果に対して心の準備が出来ていないことを意味しています。
そのため、ひとたび、サプライズな結果が出ると、オーバーリアクション(過剰反応)を示します。
このオーバーリアクションの原動力は、ロスカットの集中です。
想定外のことが起きたことによって、自らのポジションが大幅にアゲンスト(不利)になったマーケット参加者は、損失を最小限にとどめようと、我先にとロスカットをしようとするため、プライスが飛ぶことになります。
こういう時は、踏ん切りをつけて早々に撤退するに越したことはありませんが、あまりの激しい値動きに傍観してしまうマーケット参加者がいることも確かです。
ただし、マーケットには、集中的なロスカットが出た後も、それでもアゲンストのポジションがまだ残っていることを巧みに嗅ぎつけるマーケット参加者がいます。
彼らが、たとえば、急騰した後も、相場は高止まりしていて下がらないといった値動きから、アゲンストのショートを抱えている者がまだいると判断すれば、ショート筋を炙り出そうと真綿で首を締めるようにジリジリと買い上げて行きます。
こうしたことは、よく金曜のニューヨークで起きますので、サプライズな結果に対して、アゲンストになったとしたら、負けは負けとして認め、さっさと撤退するのが一番だと、個人的には思っています。
ドル/円は、106.00の公的と思われる買い支えもむなしく、下割れしました。
こういう光景を見ると、いくら防戦しても、結局トレンドには、かなわないということが良くお分り頂けると思います。
誤解のないように、申し上げておきますが、トレンドのないレンジ相場では、こうしたスパッとした、抵抗を押し切るような相場付きになるのは難しいです。
ただ、いったん、トレンド相場ともなれば、こうした抗しがたい神の手が働くのです。
106.00の攻防も熾烈です。
たぶん、また公的な運用機関が防戦買いをしてきているものと見ています。
とりあえず106.00を割りきれず、買戻しになっています。
ここで、どこまで戻すかです。
ニューヨークダウは、変動幅に落ち着きが見られ投資家心理も改善したことから買いが広がり、前日比306.88ドル高の25,200.37ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、上げが一服し横ばいとなり、暫定値ながら前日比0.004%上げて2.906%で引けました。
原油価格は、EUR/USDの上昇を受けて上げ、前日比0.74ドル高の61.34ドルで引けました。
金価格は、株価上昇を受けて資金が流出し、前日比2.7ドル安の1,355.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、106円台でもみ合い後、106.00に接近しました。、
EUR/USDは、1.2500をはさんで高止まりでした。
EUR/JPYは、132.80から133.20近辺でのもみ合いでした。
ドル/円の戻りは限られ、むしろ安値圏に落ち着いているところを見ると、あまりショートに偏ってはいないものと見ています。
昨日、麻生財務大臣が、「今の状況の中において、特別に介入せねばならないほど、急激な円高でもなければ、円安でもない」と述べましたが、トランプ大統領に配慮しての発言だったと思います。
一昨年の、財務省・日銀がたびたび実施した「投機なら介入する}との口先介入とは、明らかにニュアンスが違います。
日足で見る限り、ドル/円の戻りは限られています。
ほぼ、一本調子の下げと言ってよいと思います。
それが、意味することは、ショートポジションが少なく、ロングで頑張っているマーケット参加者はまだまだ多いのだと思います。
ここまで、ロングで頑張ったのなら踏ん切りをつけて止めるのは、やはり105.00割れではないかと思います。
ドル/円は、時として、大化け(おおばけ)するというお話をしたことがあると思います。
ドル/円は、動かない時は、牛のような動かず、かと思うと突然鬼の形相になるとでもいうのでしょうか。
それで、ディーラー仲間の間では、「ドル/円は、大魔神」とよく言っていました。
大魔神は、古い映画ですので、ご存知ない方も多いと思いますので、ご参考までに、URLを添付しておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=k5x7ajNFJ9o
ニューヨークダウは、1月の米消費者物価指数が予想を上回ったことから売りが先行したものの、その後押し目買いが強まり、前日比253.04ドル高の24,893.49ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米消費者物価指数が予想を上回ったことからインフレ警戒感がえさらに強まって大幅上昇となり、暫定値ながら前日比0.086%上げて2.915%で引けました。
原油価格は、発表された週間在庫統計で、米国在庫が予想ほど増えず反発し、前日比1.41ドル高の60.60ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇を受け上げ、前日比27.6ドル高の1,358.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、予想を上回った米消費者物価指数を受け、いったん107.54近辺まで上昇しましたが、その後、再び下値を試し、一時106.72近辺をつけました。
EUR/USDは、米消費者物価指数の発表後、一時1.2276近辺まで下げたものの、その後大きく買いが入り、引け際には1.2465近辺まで上昇をしました。
EUR/JPYは、EUR/USDに連れて、131.61近辺から133.39近辺まで上昇しました。
結果的に、ドル/円でもEUR/USDでもドル安となっており、ドル相場であることを再認識しました。
ドル/円は、一時107.00も割れてきました。
それだけ、売らなければならない人が多いのだと、思います。
こうなると、下げの節目を探すのも、月足でないとわかりません。
まずは、心理的なサポートである、105.00が大きいと思います。
相場は、ひとつには、先行者利益(早い者勝ち)だと思います。
そうでなければ、じっくりチャンスを狙うかです。
たとえば、昨日からの、ドル/円の下げは、先行者利益だと思います。
早く入って、早く出るということです。
ニューヨークダウは、個別株物色を中心に買い戻され、前日比39.18ドル高の24,640.45ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、翌日の米消費者物価指数の発表を前にポジション調整でて低下し、暫定値ながら前日比0.026%下げて2.833%で引けました。
原油価格は、目先の需給悪化が懸念され、前日比0.10ドル安の59.19ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇を受けて買われ、前日比4.0ドル高の1,330.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、東京昼ごろから下げ始め、ニューヨークでは一時107.42近辺まで下げた後、反発しました。
EUR/USDは、上昇が継続し、一時1.2371近辺をつけました。
EUR/JPYは、132.52近辺までの下落後、反発しました。
ドル/円にしても、EUR/JPYにしても、下がったという事実を見てから、戻り売りが出ているもようで、目先はまだ戻すものと見ています。
昼のNHKで報じていましたが、トランプ大統領は同盟国の日本や今尊重している中国との間で生じているアメリカの貿易赤字に対して、相当の不満を持っているようです。、
これを解決するために、彼がやりかねないのは、通貨調整、つまりドル安政策です。
しかし、貿易是正の通貨調整は、すでに日本は経験してきたわけですが、効果があるかと言えば、日本に関してはありませんでした。
ドル/円は、下げ渋ってはいますが、日足を見てみますと、上値も重く、戻りらしい戻りがありません。
確かに、下には、特殊な買いがあって下げを阻んでいるものと思います。
しかし、そんな人為的な防戦買いを繰り返していると、むしろ下げやすくなるものと思われます。
ニューヨークダウは、アップルやボーイング中心に値ごろ感から買いが入り 、前週末比410.37ドル高の24,601.27ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株式の買い戻しを受けて上昇し、暫定値ながら前週末比0.007%上げて2.859%で引けました。
原油価格は、米株式の大幅続伸を受け買戻しが入り、前週末比0.09ドル高の59.29ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇を受け、前週末比10.7ドル高の1,326.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、108.60-70中心の横ばいが続きました。
EUR/USDは、いったん1.2235近辺まで下げた後、一転して上昇に転じ、一時1.2297近辺をつけました。
EUR/JPYは、いったん132.90近辺まで緩んだ後、133.64近辺まで反発しました。
ドル/円は、小動きですが、反発しなくなっているところが気になります。
連休明けの東京で、日経平均が上昇しても、ドル/円が上げ切れないと、ドル/円の反落の可能性が高まります。
マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。
今回のテーマは、「ドラマ 」です。
基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。
https://news.mynavi.jp/article/mizukami-125/
ドル/円も緩みかけましたが、EUR/USDの反発を受け、EUR/JPYが強含み、ドル/円もやや買い気となりました。
しかし、EUR/USDの日足を見てみると、1.2300以上も重く、たとえ上がるとしても、ジリ高になるのではないかと思います。
一方、ドル/円の日足で見てみますと、過去3日間、108円台後半から110円台前半で、往ったり来たりとなりましたが、昨年来の下値トライの中では、最も安値圏に長く滞空しており、このまま下落を再開する可能性はあると見ています。
先週金曜は失敗しましたが、ドル/円は、今日も再び108円丁度を試すのではないかと見ています。
今日は東京休場ですから、攻めやすいかもしてません。
なぜなら、公的な運用機関も基本的には祝日でお休みですから、通常の日より防戦体制も手薄になっている可能性があると思われるからです。
まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)
U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379
反撥気味です。
次に、シカゴIMMポジションです。
シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm
2月6日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング251,369枚vsユーロショート110,546枚、ネットユーロロング 140,823枚(前週 ロング148,732枚)です。
また、同時点の円は、円ロング39,108枚vs円ショート151,984枚、ネット円ショート112,876枚(前週 ショート114,696枚)
つけ加えて、同時点のポンドは、ポンドロング81,698枚vsポンドショート53,831枚、ネットポンドロング27,867枚(前週ロング 31,741枚)です。
ユーロのネットロングは、あまり変わらずでした。
円のネットショートは、減少気味でした。
ポンドは、ほぼ変わらずでした。
さて、今週ですが、まず先週金曜のドル/円の一連の相場展開を振り返ってみたいと思います。
東京の早朝、まずはドルを売り込んで来ましたが、下値も堅く、一転して買いトライとなりました。
買いは執拗でしたが、値動き分析からすると、ショートの買い戻し的な下がらないので渋々買っているという動きではなく、積極的な上値を試す、いわゆる買い上げの相場でした。
しかし、ショート筋のロスカットを狙った買い上げに、ロングポジションがどんどん溜まって行きました。
そして、大口のショートのロスカットがどうもないらしいと分かると、一転して、ロングの投げが集中し、上昇を開始した水準を下回り、一時108.05まで下落しました。
しかし、下には、やっぱり買いが待ていたようで、引け際、108.80近辺まで買戻しに反発して終えました。
この一連の動きからわかることは、まず、買い上げたのは、米系ファンドだと思われます。
それは、GPIFなどの公的な運用機関が、108円台前半では買いで待っているという憶測は、すでに広がっていたものと思われます。
そこで、売ってもショートになるだけで反発する、しかもすでにマーケットはショートになっていると見て、積極的に買って、ショートの買戻しを誘おうと、かなり買い上げ109.30をつけました。
しかし、実際には、マーケットはそれほどショートではなく、むしろロングであったために、今度はロングを投げてショートで攻めて、一時108.05まで下げたものの、108円台前半にあった公的な運用機関の買いを飲んでしまったため、引け際には、108.80近辺まで反発したという流れであったと思います。
つまり、米系ファンドが公的運用機関の買い注文の噂と実態に振り回されたものと見ています。
こうしたことが、これからも続くものと見ています。
ただ、先週金曜の場合でもそうでしたが、マーケットのその時点その時点でのポジションの偏り具合を
値動き分析で把握できるようになれば、ファンドと言えどもそれほど怖くはないと思います。
いずれにしても、公的な運用機関の外債投資という名のドル買いは、まだ続きそうです。
ただし、公的な運用機関としても買ったら買い放しにはできないため、上がれば売り戻しているようで、そのため、戻りもどんどん重くなってきているのだと見ています。
そして、最終的には、買いのレベルと売りのレベルが同じになり、防戦が防戦にならなくなり、さらに下がるものと見ています。
ですから、あくまでも、戻ったら売りで良いように思います。
確かに、下がったら買いということも可能ですが、トレンドに逆行するようで、個人的にはあまりやりたくはありません。
EUR/USDは、確かに、目先下がりましたが、基本的には、押し目買いで良いように思います。
EUR/JPYは、基本的には、今の相場がドル主導のため、揉み合うのではないかと見ています。
ニューヨークダウは、短期の戻りを期待した買いに上げ、前日比330.44ドル高の24,190.90ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.029%上げて2.856%で引けました。
原油価格は、米国の生産拡大による需給悪化を警戒した売りが出て、前日比1.95ドル安の59.20ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落を受けて下げ、前日比3.3ドル安の1,315.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時108.05まで売り込まれましたが、引き際108.80近辺まで反発しました。
EUR/USDは、EUR/JPYに売りに押され、一時1.2205近辺まで下落したものの、その後1.2245近辺まで買い戻されました。
EUR/JPYは、一時131.99近辺まで下落後、133.10近辺まで反発しました。
ドル/円、クロス円共に、下方向を試しましたが、GPIFなどの公的な運用機関と思われる買いも引かず、引け際、円安方向に押し戻されました。
相場の上昇には、ショートカバー(ショートポジションの買戻し)による上昇と、新たに買い上げるロングメイク(ロングポジションの作成)による上昇のふたつがあります。
ショートカバーの上げ相場は、率直に申し上げれば、売ったけれど下がらなかったため、損失を確定するあるいは少しでも利益を確保するために買うことによる上昇です。
つまり、ショートポジションをスクェア(ポジションなし)に戻す動きで、我先にと買うため、一般的に上げ足が早くなります。
一方、ロングメイクの上げ相場は、相場が上がると見て、新規にロングを作る相場で、出来るだけ安い値で買おうとしますから、一般的に上げはゆっくりとしたものになります。
したがって、上げるスピードの違いによって、ショートカバーかロングメイクかが、値動きからある程度見分けられます。
また、ある程度上げて高値圏を形成している時の値動きによっても、ショートカバーかロングメイクかが見分けることができます。
ショートカバーによる高値圏形成は、単に買い戻してポジションスクェアとなっただけですの、マーケットはロングにもショートにもなっていませんので、すぐには下がらず高止まりします。
一方、ロングメイクによって上げてきたことによって形成される高値圏は、一見底堅そうに見えますが、ポジションがロングになっていますので、実は脆く、上げきれないとわかると、ひとりやめ、ふたりやめと、ロングを手仕舞う動きが徐々に活発になり、ある瞬間、ドスンと落ちてしまいます。
たぶん、ご存知かと思いますが、特にドル/円の場合は、上げがゆっくりで下げが早いのは、このロングメイクによる上昇のために起きていると言えます。
したがい、相場の上昇が、ショートカバーで起きているのか、ロングメイクによって起きているのかを見分けがつくようになることが大切です。
また、ショートカバーとロングメイクが、混在している場合もあり、局面局面でどちらかの特徴が目立つこともあります。
そのあたりの見分けがつくようになるためには、日頃からいろいろな値動きを見慣れることが大事です。
午前9時になり、ドル/円は、日経平均を見ながらの神経質な展開となっています。
ドル/円の週足で見ても、昨年の5月からの107円台~114円台のレンジの下限にまた近づいてきており、攻防戦となりやすい水準だと思います。
なんといっても、1年程のレンジ相場の下限ですから、107円台前半を壁にして買ってくる人もいることと思います。
しかし、狭いレンジを1年間もやると十分収束していて、近い将来レンジブレイクはあると思っています。
日経225が、時間外で結構下げて来ており、ドル/円もそれに連動して下げています。
むしろ、ドル/円が下げを催促しているようにも見えます。
日本時間午前9時になって、日経平均が下落を始めると、さらにドル/円も下がりそうです。
ニューヨークダウは、米長期金利の上昇で株式の割高感が強まるとの警戒感が広がり、前日比1,032.89ドル安の23,860.46ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、インフレ警戒と株急落でもみ合い、暫定値ながら前日比0.003%下げて2.833%で引けました。
原油価格は、米国の増産による需給悪化への警戒感から売られ、前日比で0.64ドル安の61.15ドル引けました。
金価格は、米株式相場の下げが続いたことから逃避的に買われ、前日比4.4ドル高の1,319.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、再び米株安となったことから売りが強まり、一時108.59近辺まで下げました。
EUR/USDは、下は1.2212近辺、上は1.2276近辺の間で、荒っぽくもみ合いました。
EUR/JPYは、ドル/円の下げに連れて下落し、一時132.94近辺をつけました。
米株式市場が落ち着かないことには、特に円高は収まらないようです。
1987年10月19日に起きた米ブラックマンデーの時です。
最初の為替の反応はドル売りでした。
しかし、米系証券は、多大な損失を株の暴落によって被っていました。
そこで、彼らは、顧客の解約を受け付けるために、対外資産を売却して、資金を国内に戻してドルに交換し、損失の穴埋めをしたことから、ドル買いが大量に出て、ドルは反撥しました。
ドル/円、EUR/JPYの売りで始まりました。
しかし、方向感がはっきりしません。
様子見です。
ニューヨークダウは、米長期金利の上昇に対する警戒感が根強く反落し、前日比19.42ドル安の24,893.35ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、反落したものの株式市場が落ち着きを取り戻しつつあることや、10年債入札が不調だったことから上昇し、暫定値ながら前日比0.031%上げて2.832%で引けました。
原油価格は、発表された週間石油在庫統計で米産油量の増加が明らかになり、需給の緩みを警戒した売りが優勢となり、前日比1.60ドル安の61.79ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて売られ、前日比14.9ドル安の1,314.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、109.50前後でのもみ合いでした。
EUR/USDは、最近、ユーロ高を見るマーケット参加者が、私も含めて増えていたこともあり、ユーロロングの解消に伴う下落が進み、一時1.2246近辺をつけました。
EUR/JPYは、EUR/USDの下落に連れて下げ、一時133.82近辺まで下落しました。
EUR/USDのロングの解消のためには、もう一段のEUR/USDの下げが必要に思われます。
パニックに対するマーケットの反応パターンが一般にあります。
パニック発生当日、マーケットは無防備のため過剰反応を起し、パニック的な相場展開となる。
2日目、マーケットは発生した事態に身構えてくるが、まだ不安心理は強く、不安定な状況が続く。
3日目、マーケットも動揺から立ち直り、平静を取り戻し始める。
ただし、あくまでももであって、絶対ではありません。
ドル/円の1時間足を見てみますと、典型的なジリ高相場になっています。
ジリ高相場が始まる前には、ドラマがあります。
今回で言えば、2月6日の午前2時頃から午後1時までの株の暴落に伴うドル/円の急落というドラマがまずありました。
そして、下げ止まっても、さすがに安値で売るには勇気が要り、そこで戻りで売ろうとするマーケット参加者が続出して、マーケットのショートは切れずジリ高となります。
小動きです。
まだ、警戒は解かれていないものと思われます。
様子見です。
ニューヨークダウは、朝方に大きく下げる場面がありましたが、午後になると世界経済の拡大観測を背景とした買い直しが強まり、前日比567.02ドル高の24,912.77ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株価反発で大幅上昇し、暫定値ながら前日比0.098%上げて2.804%で引けました。
原油価格は、株価が6日も不安定であったためリスク回避の売りが強まり、前日比0.76ドル安の63.39ドルで取引を終えました。
金価格は、FRBの利上げペースが加速により、金への資金流入が細るとの見方から売られ、前日比7.0ドル安の1,329.5ドルで引けました。
為替相場では、ドル/円は、前日までのパニック的売りで、マーケットはショートになったもようで、一時109.65近辺まで戻しました。
EUR/USDは、1.23台前半から1.24台前半の間での、乱高下となりました。
EUR/JPYは、ドル/円に連れて、ジリ高でした。
米株の暴落からの回復が、過去の暴落局面より早いことが、このまま回復を続けられるか、逆に気になります。
焦らずに、様子を見たいと思います。
ドル/円も、EUR/JPYも、EUR/USDも、下げたら下げっぱなしです。
先週来、如何に力に任せて、いずれも買い上げられたかがわかります。
主導したのは、米系ファンドだろうと思っています。
なぜなら、特に先週のドル/円の買いっぷりがファンドらしく凄かったからです。
ものの見事に、節分と立春が過ぎて、相場の空気が変わりました。
確かに、アノマリーで片づけてしまってもいいのですが、結構、この手の変化には、注意しています。
方位やタロット占いも、毎年暮れの頃に、次の年の節分以降について占いの先生に、仕事や健康などに重点を置いて診てもらっています。
それで、節分と立春の頃、新しい年の空気が吹き込んでくることを知っていました。
リスク回避のドル/円、クロス円の売り(円買い)が出ています。
震源地は、内外株式市場ですが、まだ、下げどまったとは言えません。
米証券会社h、ブラックマンデーでは、対外資産のレパトリ(本国回帰)でドル調達、リーマンショックでは、円キャリートレード(金利差狙い)で株の損失を穴埋めしました。
今回は、なにを売って、穴埋めするのか、まだ定かではありません。
ニューヨークダウは、米長期金利の上昇基調をきっかけにした投資家心理の悪化が続き、手仕舞い売りが集中し、一時1600ドルの迫る下落をした上で、結局前日比1,175.21ドル安の24,345.75ドルで取引を終えました。 下げ幅は史上最大でした。
米国債10年物利回りは、株安加速で債券の逃避買いから大きく低下し、暫定値ながら前日比0.134%下げて2.708%で引けました。
原油価格は、継続する米株式相場の下落を受け手仕舞い売りが強まり、前日比1.30ドル安の64.15ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが売られたことを受け下げたものの、株安の逃避買いも出て下値も限られ、前日比0.8ドル安の1,336.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米株式相場の急落を受け、リスク回避の円買いが強まり、一時108.99近辺まで下げました。
EUR/USDは、EUR/JPYの売りに押されて下落し、一時1.2383近辺をつけました。尚、ドラギECB総裁は、ECBはユーロ圏のインフレ率を目標に引き上げることに一段の確信を深めているが、外国為替市場のボラティリティーという新たな阻害要因に直面しているという認識を示し、ECBは緊密に注視すると述べました。
EUR/JPYは、米株安に対するリスク回避からの円買いが出て、一時135.07近辺まで急落しました。
この週末、土曜が節分、日曜が立春で、新しい1年が始まるタイミングで、相場に新しい空気が吹き込まれると申し上げましたが、新しい空気は、株式に吹き込まれたようです。
タイミングがタイミングだけに、あまり一時的とは見ないほうが良いように思います。
ドル/円は、109.88を一時的には切りましたが、EUR/JPYの買いが入り、やや押し戻されています。
ドル安相場では、例えば、EUR/USDのボラティリティー(価格変動率)がドル/円よりも大きいためEUR/JPYは上がりやすくなり、それが回りまわって、ドル/円を支えるということが起こります。
ただ、これがいつもうまく行くかというと、そんなことはなく、ドル/円自体が円高方向に豹変して、急落する局面は、ある程度定期的に起きます。
要は、EUR/JPYの猛烈な買いで、ドル/円がねじれてしまったのが、一気にほのけるような局面があるというようなものです。
マイナビニュースで、「円の行方、ドルの行方」と題しまして、コラムを掲載しています。
今回のテーマは、「損切りには、積極さも必要 」です。
基本、毎週月曜日に掲載しておりますので、どうぞご一読ください。
https://news.mynavi.jp/article/mizukami-124/
ドル/円の先週金曜午後10時の大陽線の寄り付きは、109.88近辺ですので、ここまで下がれば、いったんは止まるとは思います。
しかし、先週木曜・金曜のような、湧いてくるような買いが 今日はありませんので、さらに下がる可能性あると見ています。
その一番の根拠は、上がった理由が米雇用統計であり、最近の米雇用統計後の相場は往って来い(いってこい)ばかりでず。
ぞれは、なぜなら、今の米雇用統計発表時は投機筋しかいない相場だからです。
ドル/円は、先週金曜の午後10時台の大陽線を、厳密にはまだ埋めていません。
今日のどこかのタイミングで、埋める可能性はあると思われます。
ドル/円は、先週木曜、金曜のような力強さを、今日は今のところ感じられません。
シドニーは、EUR/USDが重くなっています。
日本時間午前5時45分現在(カッコ内は、
前週金曜のニューヨークローズ)
ドル/円 110.13-15 (110.14)
EUR/USD 1.2433-36 (1.2456)
EUR/USD 136.94-97 (137.21)
まず、ドルの総合的な強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足と日足、そしてシカゴIMMポジションを見ておきましょう。
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
(※ロウソク足にするには、画面左のChart FormatのCandlestickにチェックしてください)
U.S.Dollar Indexの日足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/32?anticache=1332019379
安値圏です。
次に、シカゴIMMポジションです。
シカゴIMMのポジション
http://www.cftc.gov/dea/futures/deacmesf.htm
1月30日時点のポジションは、ユーロでは、ユーロロング258,022枚vsユーロショート109,290枚、ネットユーロロング 148,732枚(前週 ロング144,717枚)です。
また、同時点の円は、円ロング47,828枚vs円ショート162,524枚、ネット円ショート114,696枚(前週 ショート122,870枚)
つけ加えて、同時点のポンドは、ポンドロング95,667枚vsポンドショート63,926枚、ネットポンドロング31,741枚(前週ロング 23,045枚)です。
ユーロは、前回とほぼ変わらず。
円も、ほぼ変わらず・
ポンドも、多少、ネットロングが、増加しました。
さて、今週ですが、ドル/円の反発が、今ひとつ理由がわからずにいましたが、週足で見てみると、1月の下げ相場の買戻しが、月末前後に集中して出たということで良いのではないかと、現在考えています。
先週の水曜からのドル/円の買いは強烈で、どこまで上がるか見当がつきませんでした。
とりあえず、先週の金曜日は、110.48というテクニカルなポイントである110.40-50近辺で上げは止められました。
そして、さらに、ニューヨークダウは、金曜発表の米雇用統計の内容から、FRBが利上げを急ぐと見て、急落に転じ、665ドル安という、リーマンショック以来9年2カ月ぶりの急落を演じたことから、
反落し、これを受けてドル/円も110.14と若干ではありますが、下げて終わっています。
ということは、月曜の東京では、日経平均が下落に転じるものと思われ、ドル/円も一変してドル売りが強まる可能性があります。
それは、ドルの強弱を示すU.S.Dollar Indexの週足が安値圏におり、それ程の反発の可能性は低いものと見ているためもあります。
U.S.Dollar Indexの週足(上がドル高、下がドル安)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
とは言え、ドル/円が下げると言っても、ここ数日の力強い上昇の後だけに、一時的で、しばらくは高値圏を形成するのではないかと見ています。
それよりも、今のリーディング・カレンシー(相場をリードする通貨ペア)は、EUR/USDと見ており、この通貨ペアの動向を追いたいと思います。
日足で見ても、一本調子と言いながらも、ロングポジションを調整し、むしろショートになると上がるを繰り返しており、ある意味ヘルシー(健康的)で持続的な上昇をしています。
ですので、今週も、取り合えずは、揉みあいから始まり、ロングが減り、むしろ調整狙いのショートができてくると上げやすくなるものと思われます。
息の長い上昇を願うなら、結果を急がず泰然自若としていることだと思います。
相場のエントリーもじっくり引きつけて、押しを待つことだと思います。
さて、3日(土)は節分、4日(日)は立春でした。
これにより、新たな1年が始まり、相場に限らずすべてにおいて、新しい空気が吹き込んできているものと見ています。
ですから、今週の相場には、些細なことかもしれませんが、今までになかった動きが出る可能性がありますので、見逃さないようにすることが大切だと思います。
ニューヨークダウは、米長期金利の指標となる10年物国債利回りが4年ぶりの水準に上昇したのが嫌気され、前日比665.75ドル安の25,520.96ドルで取引を終えました。
下げ幅はリーマン・ショック直後の2008年12月1日以来、9年2カ月ぶりの大きさでした。
米国債10年物利回りは、米雇用統計は強い内容だったことから上げ、暫定値ながら前日比0.050%上げて2.839%で引けました。
原油価格は、EUR/USDの下落と米国の増産懸念から売られ、前日比0.35ドル安の65.45ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落を受けて売られ、前日比10.6ドル安の1,337.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米雇用統計の良い結果に、買いが殺到したものの、高値は110.48近辺にとどまり、その後は、110.20前後で揉み合いとなりました。
EUR/USDは、前日大きく上げたことから、センチメント的には強気で、買い下がったため、それが狙われて売り込まれ、一時1.2410近辺まで売られましたが、その後今度は、売り過ぎた分の買戻しが出て、一時1.2491近辺まで戻しました。
EUR/JPYは、買いが先行したものの、137.50が強いレジスタンスとなり、結局、やや軟化しました 。
米雇用統計の発表された日本時間午後10時台は、1時間足がドル/円は大陽線、EUR/USDは大陰線となりましたが、もっとその窓埋めに時間を要するかと思いきや、ドル/円は買いすぎの反落時に、EUR/USDも売りすぎの反発時に、早々に窓埋めした格好でした。、
ドル買いも強かったものの、ドルの上値も重かった印象です。
従来の米雇用統計後の相場は、投機筋の相場のため、往って来いになりますが、今回は発表当日は「往って」で終わりましたが、来週には「来い」の巻き戻し相場がどこかでおきるように思われます。
結局のところ相場のことは相場に聞いてみないと、本当の動きはわかりません。
いろいろチャートやファンダメンタルズを分析して、相場観を持ちますが、実際の相場がどうなっているのかを無視してしまっては、机上の空論になるということです。
実際の値動きを見て、上値が重いのか下値が堅いのかをよく確認することが大切です。
自ら考えた相場観と実際の値動きが合っていれば問題はありませんが、これらにズレが生じている場合には、自分の相場観になんらかの無理があったり、加えるべき要素が欠けているものがあると認識すべきだと思います。
ともすると、「相場が間違っている」と思うこともあると思いますが、相場が既にあって、その相場を読むのが自分であるということを、決して忘れてはならないと思います。
相場と対峙するのではなく、酒田五法で言うところの「楊柳(ようりゅう、やなぎ)のごとく」相場の流れに身を任せ、相場と一体感を持つことで、相場が見えてくるように思います。
実践的に、まず心掛けることは、値動きが発しているサインを理解できるようになることが大事です。
プライスという無機質なものの動きに意味があるのかと思われるかもしれませんが、値動きは多くの情報を発しています。
売りの勢力が強いとか、買いの勢力が強いとか、今は方向感がないとか、何か大きな売りオーダーが上にあるとか、下に大き目のストップロスがあるとかといったいろいろな情報が値動きからわかります。
値動きから読み取れるようになるには、まずはプライスの動きに見慣れることが大切です。
最近の米雇用統計の傾向、特にドル/円での傾向を、お話ししておきます。
最近の雇用統計発表時に参加しているのは、投機筋ばかりです。
投機筋とは、売ったら利食いか損切りのために買い戻さなければなりませんし、買ったら、利食いか損切りのために売り戻さなければならないという宿命があります。
そのため、相場は、長続きせず、往って来い(いってこい)の相場になります。
今日の米雇用統計でも、ドル/円は、いつものように、ドタバタすると思いますが、EUR/USDについては、ここのところと同様で、直接的には米雇用統計から影響はないものと見ています。
だからと言って、動かないのではなく、また上値を試すことになるのではないかと思います。
つまり、トランプ大統領に不安を持つ欧米投資家のユーロ買いは、本格化するのではないかというのが、私の見方です。
今夜に、米雇用統計発表を控え、静かな東京オープンです。
しかし、ニューヨーククローズ後、今まで、EUR/USDは、1.2500を割れていません。
つまり、買い気が強いと思われます。
一方、ドル/円は、方向感がなくなっています。
ニューヨークダウは、米長期金利上昇で伸び悩み、前日比37.32ドル高の26,186.71ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、前日のFOMC声明でインフレ見通しの表現が上方修正されたことや、本日の米雇用統計を控え、暫定値ながら前日比0.075%上げて2.780%%で引けました。
原油価格は、ゴールドマン・サックスの原油高予想が材料視され、前日比1.07ドル高の65.80ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇を受けて上げ、前日比4.8ドル高の1,347.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、買戻しと積極的な買い上げが相まって、一時109.75近辺まで上昇しましたが、ニューヨークオープン後は、EUR/USDの上昇(ドル売り)を受けて、やや軟化しました。
EUR/USDは、ロンドンでは一時1.2386近辺まで売られましたが、その後は反発し、さらに、ECB理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中央銀行総裁が、ECBの資産買い入れプログラムは現時点で終了させる必要があると述べると買いが一層強まり、1.25台に乗せ、一時1.2523近辺をつけました。
EUR/JPYは、上昇基調が続き、一時136.96近辺をつけました。
ドル/円のショートスクイズ(ショートのあぶり出し)が先行しましたが、その後下げ渋っていたEUR/USDが上昇に転じ、ドル/円は反落、EUR/JPYは続伸となりました。
本日の米雇用統計に関しましては、ドル/円が注目されていますが、実は雇用統計にいつもあまり反応を示さないEUR/USDの買いトライが相場全体を牽引するのではないかと見ています。
今日は、朝方から、EUR/USDが、下げ渋っていました。
その後の動きを見ると、どうもEUR/JPYの買いが出ていたようです。
明日に、米雇用統計の発表を控えている上に、ドル/円自体の、方向感がはっきりしなくなると、EUR/JPYの買いになる可能性はあり、今日のロンドンが注目です。
昨日は、ADP雇用者数やFOMCなど、いろいろなイベントがありましたが、結局のところ、昨日が月末だったということが、ドル/円を強めた原因ではないかと考えています。
相場には四季があります。
より具体的には、財務上の季節要因(年度初めや期末決算などの財務会計相場)が、それまでの相場を組み立てていたストーリーをひっくり返してしまうことは、年間でも結構あります。
そして、さらに、細かくは、毎月の月末というものが財務上、無視できないものであることは確かです。
オープン後、若干ですが、ドル/円が売られ、EUR/USDが買われています。
レベル感(値頃感)からのトレードの気がします。
明日には、米雇用統計もありますので、今日のところは、動きは限られるのではないかと見ています。
ただし、EUR/USDが、昨日に比べて、下げたとはいえ、下げ渋っている印象です。
ニューヨークダウは、予想を上回る四半期決算や見通しを発表した航空機大手のボーイングが大きく上昇したことを受け上昇したものの、FOMCご長期金利やドルが上昇したことが嫌気され緩み、前日比72.50ドル高の26,149.39ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、インフレに関する表現を上方修正したFOMCの声明にいったん上昇したものの株式が伸び悩んだことから下げに転じ、暫定値ながら前日比0.006%下げて2.714%で引けました。
原油価格は、需給改善の期待根強く小反発し、前日比0.23ドル高の64.73ドルで引けました。
金価格は、一時EUR/USDが強含んだこともあって、前日比3.1ドル高の1,343.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ADPも良かったりで、強気に推移し、一時109.45近辺をつけました。その後、軟化したものの、買い気は依然強く推移しました。
EUR/USDは、一時1.2475近辺まで上昇したものの、その後は反落し一時1.2387近辺をつけました。
EUR/JPYは、136.05近辺まで上昇後、反落しました。
1月初旬からのドル/円下げが、月末を迎えて、いったん手仕舞いが優勢になったもようです。
また、今日から仕切り直しだと思います。
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