米関税問題で振り回される
ニューヨークダウは、トランプ大統領は、前日、ツイッターに「鉄鋼とアルミへの関税は、新しく公正な北米自由貿易協定(NAFTA)が署名された場合に限り解除する」と投稿しましたが、関税引き上げはNAFTAの合意を引き出すための取引だとにおわせたことから、交渉の余地があるとの思惑が広がり、早急な関税引き上げへの懸念がやや後退し、前日比336.70ドル高の24,874.76ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、トランプ大統領の関税措置に関して楽観的な見方が広がり、株式市場の上昇と伴に上昇し、暫定値ながら前日0.015%上げて2.879%で引けました。
原油価格は、リビアの原油供給が細るとの観測から、目先の需給の引き締まりが期待されて買いが強まり、前日比1.32ドル高の62.57ドルで引けました。
金価格は、米長期金利の上昇を受け、資金が流出し、前日比3.5ドル安の1,319.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、トランプ大統領は今回の関税措置に関して、カナダとメキシコについてはNAFTA交渉で行うと述べるなど、市場が警戒しているほど大事にはならないとの楽観的な見方が広がり、ドル/円は、一時106.24まで反発しました。
EUR/USDは、EUR/JPYの買戻しにつれて上げ、一時1.2329近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、トランプ大統領の関税措置に対する懸念が遠のき、一時131.00近辺まで上昇しました。
相場は、トランプ大統領に振り回されており。依然オーバーシュート(行き過ぎる)の可能性はあります。
尚、米国時間3月6日に行われた第7回NAFTAの会合は、決裂で終わっています。
今回の関税問題は、米国の中間層、あるいは下位層の中間選挙での支持を勝ち取るには、重要であり、そう簡単には済まないものと見ています。





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