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2018/07/31

日銀政策変更

日銀の金融政策決定会合が、「大規模緩和を一部修正。長期金利の一定の上昇を容認」と発表したのに対して、マーケットは材料出尽くしととってか、買いで入ってきています。

発表前に、ショートにしていた向きも多かったようで、そうした買戻しも巻き込んでいるようです。

前倒しの売りか?

今日の日銀の金融政策決定会合で、なんらかの緩和策見直しが出ると、マーケットは見ているようで、その分売りが強まっているようです。

いわゆる、相場に出遅れたくないので、前倒しで売ってきているように思われます。

ただし、ベアな(弱気の)センチメントが強すぎると、たとえ、何かかが決定されても、一瞬売りが強まるものの、材料出尽くしで、その後は反撥が強まるのではないかと見ています。

日銀政策決定会合に注目

ニューヨークダウは、主力のIT関連株への売りが膨らみ、投資家心理が悪化し 、前週末比144.23ドル安の25,306.83ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、一時2.99%と節目の3.00%に迫り、暫定値ながら前週末比0.019%上げて2.973%で引けました。

原油価格は、前週にサウジアラビアが紅海経由の原油輸送を一時停止したのを受け、週明けも需給逼迫から買いが強まり、前週末比1.44ドル高の70.13ドルで引けました。

金価格は、水曜に開かれるFOMCで利上げが継続方針となるもようで、金への資金流入が細るとして売りが強まり、前週末比1.2ドル安の1,231.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、翌日に日銀の金融政策決定会合の結果発表を控え、売りが先行し110.92近辺まで下げたものの、それ以上には下げきれず、111.10近辺まで反発しました。

EUR/USDは、1.1718近辺まで一本調子に上昇したものの、その後はやや軟化しました。

EUR/JPYは、EUR/USDの上げに連れて130.07近辺まで上昇後、やや軟化しました。

とにかくも、日銀の金融政策決定会合の結果待ちです。

相場のリスクマネージメント

相場のリスクとは、価格変動リスクや、流動性リスクなどいろいろありますが、要は損失を被るリスクであり、いかに損失を軽微に抑えるかがリスクマネージメント(リスク管理)ということになります。

そして、具体的な相場でのリスクマネージメントとは、ロスカットです。

ロスカットを、いかにうまく出来るかによって、大きな損失を被ることなく、損失を最小限に留め、逆に収益チャンスに変えることも、状況によっては可能です。

大損につながるロスカットとは、ポジションがアゲンスト(不利)になり、ロスカットレベルに相場が迫ると、当初置いたレベルからさらにアゲンスト方向にオーダーレベルをずらし、ロスカットの執行を避けようとすることによって発生することが多いと言えます。

誰でも、損失を確定することは嫌なものです。

しかし、だからと言って、ロスカットレベルをずらすことは、解決にはつながりません。

ロスカットは、次のトレーディングができるように体力を温存するためにあります。

考えがあって決めたロスカットレベルだと思いますので、基本的には変更せず、ロスカットがついたら、悔しさや焦りによる再エントリーは避け、いったん休むことが大事だと思います。

さらに、中上級者向けには、ロスカットオーダーに頼らず、自らの判断によって、自主的にポジションクローズあるいは倍返しができるようになることが大切です。

倍返しは、勇気がいりますが、損失から利益に切り返すチャンスとなりますので、相場に勢いがあるようであれば試してみるのも一考です。

2018/07/30

マーケットはショート?

ドル/円は、ジリ高で推移していることから、マーケットのポジションはショートになっているもようです。

先週金曜の米第2四半期GDP発表以降、執拗に売られていました。

しかし、結局は、マーケットのポジションをショートにさせてしまったものと思われます。

これで、下固めされれば、上値を再トライすることになるものと思われます。

明日の日銀政策決定会合の結果発表に注意

今日、明日の日銀の金融政策決定会合は、マーケットでかなり意識されているようです。

つまり、なんらかの緩和策見直しが、明日公表されるのではないかということで、東京はオープン後、円買いが優勢となりました。

しかし、下も下で堅く、揉み合いとなっています。

ただし、気をつけておくべきことは、日銀の金融政策決定会合の結果が発表となる明日です。

やや円高

シドニーは、前週末比やや円高です。

日本時間午前5時45分現在(カッコ内は、前週金曜のニューヨークローズ)

ドル/円 110.92-94  (111.01)
EUR/USD 1.1655-56  (1.1657)
EUR/JPY 129.31-35  (129.40)

マーケットの願望を知る 

相場がどうなるか、いろいろと思いを巡らすことと思います。

私の場合、一番考えるのは、今マーケットの大勢は相場がどうなってほしいと考え、その結果、マーケットのポジションはどうなっているかということです。

相場がどうなってほしいとは、その時々の材料によって、相場が上がってほしいと思う時もあれば、下がってほしいと考える時もあると思います。

その相場に対する願望が、マーケットの大勢としてはどちらに偏っているか、マーケットのポジションの偏りとして知ることが大切です。

そして、一番大事なことは、マーケットの大勢は、相場がどうなってしまうと一番困るかを知ることです。

相場の世界で困るとは、相場から逃げることであり、つまりはロスカットです。

相場の世界で、最もパワフルなものは、ロスカットです。

なりふり構わず相場から脱出しようとしますから、プライスなど二の次で、ポジションをぶん投げてきますので、相場が大いに動きます。

この時が一番の儲け時であり、その好機を逃さないような態勢でいることが大切です。

2018/07/28

予想の範囲内の米GDPながら、売りが先行

ニューヨークダウは、インテル、ツイッター急落で反落となり 、前日比76.01ドル安の25,451.06ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米GDPへの期待が強すぎ予想の範囲内の結果ながら下落し、暫定値ながら前日比0.022%下げて2.954%で引けました。

原油価格は、週末を控えてポジション調整の売りが出て、前日比0.92ドル安の68.69ドルで引けました。

金価格は、約4年ぶりの高い伸びとなったGDPを受け、FRBが緩やかな利上げを続け、金への資金流入が細るとの観測から売りが強まり、前日比2.7ドル安の1,223.0ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、予想通り強い内容の米GDPが発表されたものの、売りが先行し、一時110.80近辺をつけたものの、その後は111.00近辺に反発しました。

EUR/USDは、GDP発表後、買いが強まり、一時1.1664をつけました。

EUR/JPYは、ドル中心のマーケットだったため、129.20~40近辺を中心としたもみ合いでした。

ドル/円は、下を攻めたことで、返って買いがしっかりした感じです。

グリニッチ コネチカット

ニューヨーク勤務の時に住んでいたコネチカット州のグリニッチという町です。

そこに住むことにしたのは、環境が良いということからでした。

確かに、町中が森のようなところでしたし、町民とその関係者だけが入ることができる岬にはビーチやバーベキューコーナーがありました。

また、町営ゴルフ場もありましたし、町のメインストリートは実におしゃれで、良いところばかりでした。

しかし、実は、この町には、別の一面があることは、後になって知りました。

それは、この町とその周辺部には、全米のファンド筋の8割とも9割とも言われる数のファンドが集まってきていて、オフィスを構えているということでした。

町には、ヨットハーバーもある港があり、その港の埠頭近くには背の低いオフィスビルがあって、ファンド筋が入居していました。

そして、そのオフィスにヨットで通勤するファンドマネージャーも少なくありませんでした。

しかし、ファンドに絡んで、事件もおきていて、LTCM(ロング・ターム・キャピタル・マネージメント)などは、運用失敗により世界を震撼とさせたほどのファンドもありました。

また、リーマンショックを起こしたリーマンブラザースのCEO、リチャード・ファルド氏の自宅があったのも、この町でした。

実に、アメリカンドリームを地で行く町でした。

2018/07/27

8月は、もうそこまで

来週火曜で、7月は終わり、翌水曜から8月になります。

特に、8月前半は、北半球は夏休み本番となり、かなり閑散としたマーケットになります。

一度、ロンドンにディーラーに、なぜ8月前半に夏休みが集中するのか、聞きましたところ、子供の学校の関係だからという、ごく当り前の返事が返ってきて、ほほえましさを感じたことがありました。

気になるGBP/JPY

総じて、クロス円が重くなっています。

一般的にクロス円が重い時は、ドル高の時です。

例えば、GBP/JPYで言えば、GBP/JPYが重いということは、GBP/JPYを分解した、GBP/USDとドル/円のうち、GBP/USDが重い、つまりドル高の時に多く見られます。

そして、昨日以来、GBP/JPYは、結構継続的に下げています。

ドル高で推移

ニューヨークダウは、前日の米欧首脳会談を受けて、米欧の貿易摩擦懸念が後退し 、前日比112.97ドル高の25,527.07ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、金曜発表のGDP・速報値への期待から上昇し、暫定値ながら前日比0.006%上げて2.980%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアが紅海経由の原油輸送を一時停止したことから、需給逼迫感が強まり、前日比0.31ドル高の69.61ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比6.1ドル安の1,225.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、売り過ぎたことからショートになって買い戻しに転じ、一時111.25近辺まで反発しました。

EUR/USDは、米欧首脳が貿易摩擦の拡大回避で一致したことを受け、一時1.1744近辺まで上昇しましたが、ドラギECB総裁が定例記者会見で「現段階で金利に関するフォワードガイダンスを変更する必要があるとは思わない」と述べたことから反落となり、一時1.1640近辺をつけました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて反落し、一時129.45近辺をつけました。

ドル高相場となり、クロス円は下げました。

これは自分だけが見つけた秘密 

チャートを見ていて、目ざとく発見したことを、これは自分だけが見つけた秘密だと思いたいものです。

しかし、実際は、多くのマーケット参加者が同じことに気づき、そして同じようなポジションを持つことになることが多いと言えます。

特に、相場が膠着すると、どうにかして儲けなくてはと、いろいろな材料やチャートを物色することになります。

しかし、逆に申し上げれば、材料不足だからこそ、相場が膠着しているわけで、数少ない材料に、皆が群がることになるわけです。

したがって、相場が膠着化すればすれほど、皆が同じ目線で同じ材料を見ていると、承知しておく必要があります。

つまり、皆の目線をわかりつつも、自分は違う相場へのアプローチをすることが大事です。

具体的に申し上げれば、ある材料に対して、大勢の見方が売りであれば、あえて買いで立ち向かうということも必要です。

私の好きな言葉に、「人の行く裏に道あり花の山」というのがあります。

利益を得るためには、他のマーケット参加者と逆の行動をとったり、注目を集めていないことに注目したりするということが大事だということです。

これは、実際には勇気のいることもありますが、相場を生き抜いていく上では、とても大切なことだと思います。

2018/07/26

下がるか?ドル/円

ドル/円のこの戻りのなさは、不気味です。

余程、買い下がってロングになっているため、ジリ安になっているものと思われます。

しかし、日足の実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)の3月後半からのサポートラインは、既に下に切れています。

ついこの前、ウエッジ(楔形)・フォーメーションを上に抜けて買いサインが出たのが、嘘のようです。

ドル/円の下落は続く?

ドル/円が、下げを再開しています。

7月23日に形成した一番底を割り込み始めています。

この分で行けば、110.20近辺まで下げるものと思われます。

米欧首脳会談合意報道に買い戻し

ニューヨークダウは、米欧首脳会談で米国はEUから貿易戦争回避のために譲歩が得られたと伝わり、これを好感して買いが優勢となり、前日比172.16ドル高の25,414.10ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、5年債入札の好結果や米欧首脳会談の合意報道から上昇し、暫定値ながら前日比0.020%上げて2.969%で引けました。

原油価格は、発表された米週間在庫統計によれば在庫が大幅減となり、需給が引き締まるという見方から買いが優勢となり、前日比0.78ドル高の69.30ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇を受けて上げ、前日比6.3ドル高の1,231.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、米欧首脳会談に対して悲観的だったためにユーロ売り円買いが先行しましたが、トランプ大統領がEU側からの譲歩を引き出したとの報道から巻き戻されました。

ドル/円は、111.67近辺まで下値を試した後、いったん111.08まで反発しました。

EUR/USDは、1.1664近辺まで下押し後反発となり、一時1.1739をつけました。

EUR/JPYは、129.41近辺まで売り込まれた後、いったん130.27近辺まで反発しました。

ロンドン勢の手口のヒント

毎日、ロンドンがオープンすれば、ロンドン勢が参戦してきます。

今までの私の経験から見出した彼らの手口を読むヒントがありますので、ご紹介したいと思います。

まず、基本的に彼ら考えていることは、東京・アジアタイムにどんな相場が展開し、その結果、どんなポジションがロンドンオープン時点でマーケットに残っているかを読んでいます。

言い換えれば、東京・アジア勢は、彼らが利食うために、ロンドン勢にどう動いてほしいと期待しているかを予測しています。

それは、裏返せば、ロンドン勢がどう動くと、東京・アジア勢は嫌がるかということです。

つまり、心理戦です。

相手が持つカードを読んで、相手が一番嫌がるカードを出す、それも繰り返ししつこく出すことによって、相手が根負けして投げたところが彼らの利食い場だということです。

ですから、ロンドン勢の出方を知るには、東京・アジア勢のポジションを読むということが必要です。

まさに、「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」だということになるわけです。

2018/07/25

EUR/JPYの重さ

ドル/円は、やや買い気でしたが、EUR/JPYは、重い状況が続いています。

仕組み的には、EUR/USDが重い(ドル高)ために、EUR/JPYが重くなっています。

今日など、見るたびに重い状況です。

円安方向をテスト

今日の東京は、円売りでスタートです。

やはり、昨日、下げ切れなかったことの反動だと思います。

これで、どこまで上がるかを試さないことには、始まらないのだと思います。

為替はやや一服

ニューヨークダウは、ユナイテッド・テクノロジーズやスリーエム 、ベライゾン・コミュニケーションズなど好決算を発表した銘柄を中心に買われ、前日比197.65ドル高の25,241.94ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは下落し、暫定値ながら前日比0.006%下げて2.949%で引けました。

原油価格は、米国とイランの対立で地政学リスクが高まったことから買いが優勢となり、前日比0.63ドル高の68.52ドルで引けました。

金価格は、小幅続落して、前日比0.1ドル安の1,225.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時110.96近辺売られましたが、その後は111.20前後で落ち着きました。

EUR/USDは、一時1.1717近辺まで上昇したものの、その後は1.1680前後に落ち着きました。

EUR/JPYは、軟調地合が続き、129.85近辺で引けました。

為替は、やや一服となりました。

相場の目標点は、大雑把に考える

この相場、あのあたりまで行くのではないかと、考えることは良くあります。

目標点を推理することは、決して悪いことではなく、むしろ、相場の方向感を鍛える意味では大事なことです。

しかし、一方で、「相場は、(推理した)目標点を超すか、手前で終わるかのどちらか」だという割り切りも、兼ね備えていなければなりません。

なぜなら、目標点に固執するがあまりに、相場が目標点まで到達するのを待っていたものの、そこまで相場が届かず反転してしまい利食い損ねて、悔しい思いすることがあります。

また、逆に、目標点で利食ってしまったものの、さらに相場がフェーバー(有利)な方向に進んでしまい、悔し紛れに、売り上がってみたり、買い直してしまったりと無駄な動きをすることで、折角得た利益を減らすこともあります。

「相場の天底は、人智では推し量れないもの」、つまり、相場の天井も底もだれにもわからないものだと心得るることが必要です。

したがい、目標点に固執するのではなく、相場が目論んだ方向に進んだことに感謝し、たとえ目標点に至らなくても、状況に応じて利食うことが大切ですし、利食った後に、さらに相場が目標点を上抜いて進んだとしても、感情的にならないことです。

悔しさや欲が突っ張っている時は、決して良い結果を生みません。

2018/07/24

見方を変更します

コロコロ替えて申し訳ありませんが、ドルブル派(ドルに強気)から、ドルベア派(ドルに弱気)に、戻ります。

先週金曜のトランプ大統領が、「EUや中国などが為替を操作し、金利を低く抑えている」発言したことで、米国がドル高を望んでいないことが明らかになり、生真面目な財務省・日銀に戦慄が走ったのではないかと見ています。

そして、間髪入れずに、週末に日銀の緩和策見直し観測が出て、ドル/円は月曜朝続落となりました。

これは、タイミングが良過ぎるというよりも、明らかに、ドル高に持って行ったら、米国からバッシングを喰らうことを恐れたのだと思います。

たくり線

ドル/円の日足を見ると、昨日が寄り付きと引け値がほぼ同線(同じ高さ)で、下ヒゲが長く出ている、いわゆるたくり線になっています。

それが、チャート通りに動くとするなら、ドル/円は下値を確認し、反発する可能性があります。

しかし、先週後半からの円高に、まだマーケットの気持ちの整理もできていないように思われ、現在の水準以上には、すぐには上がれないと思います。

チラつく日銀の緩和政策見直し観測

ニューヨークダウは、米中や米欧の貿易摩擦を警戒して売られ 、前週末比13.83ドル安の25,044.29ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、長短金利のフラット化修正から上昇し、暫定値ながら前週末比0.063%上げて2.956%で引けました。

原油価格は、米国とイランの関係悪化が需給に影響するとの懸念から買いが優勢となりましたが、引け際ポジション調整に売りが強まり、前週末比0.37ドル安の67.89ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前週末比5.5ドル安の1,225.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、週末に出た日銀の緩和策見直し観測からアジアの朝方続落しましたが、日銀が長期金利の上昇を冷ます指値オペを実施したことから、ドルはジリ高に転じ、一時111.54近辺をつけました。

EUR/USDは、ジリ安が続き、一時1.1684近辺まで下げました。

EUR/JPYは、ロンドンタイムに、一時129.86近辺まで下げたものの、その後は反発し、130.20-40近辺で揉み合いとなりました。

トランプ騒ぎの裏で、日銀の金融政策変更の見方が強まってきているもようで、この点については警戒が必要です。

マーケットの大勢の見方を知る 

恐る恐る相場について行く時は、うまく波に乗れることが多いように思います。

それはなぜかと、私なりに考えてみますと、恐る恐るの相場とは、まだ不確実な要素が多いため、あまり多くのマーケット参加者が同じ方向のポジションを張ってこないためではないかと思われます。

言い換えれば、大勢派の動きに先んじて動いたことによる先行者利益を得られやすいということなのだと思います。

それに対して、マーケットの大勢が確信を抱いてきた相場は、多くのマーケット参加者が同じ方向に集中してポジションを張ってくるために、短期間に売り過ぎ買い過ぎになり、そのために相場が思うように動かなくなり、むしろ反転してしまうことが多いと言えます。

このように、見方の多数派になることは、相場の世界では、決して良いことではなく、少数派であることが、チャンスを掴む秘訣です。

相場を他より先んじて張る、あるいはマーケットの大勢意見となったら潮時と手仕舞いに入ることが、スマート(かっこいい)でクレバー(賢い)なトレーディングスタイルだと思います。

そのためには、マーケットの多数派は、今どういう考え方をしていて、どういうポジションを持っているか、常に探っておくことが大切です。

そういう意味から、新聞やネットでの複数の専門家による予想レンジを知るなり、シカゴIMMポジションを見るなりすることは、マーケットのすべてが分かるわけではありませんが、ある程度、大勢の見方が分かり、参考になるものだと思います。

2018/07/23

売って来るか?ロンドン

ドル/円は、やはり安値圏に張り付いています。

つまり、ショートにしているマーケット参加者より、ロングにしているマーケット参加者の方が多いものと見ています。

こうなると、これから参入してくるロンドン勢がなにをするかと言えば、ロングを投げさせようとするものと思われます。

良くあるショートスクイズ(ショート筋の炙り出し)の逆で、執拗に売り込んできて、ロング筋を投げさせるものです。

買い下がっている?ドル/円

ル/円は、4時間足の大陽線の起点である7月11日の寄り付き111.15近辺を埋めました。(リターンエース)

しかし、下げ止まる感じは、今のところありません。

特に、日本時間9時台は、東京・アジア勢が思いの丈をぶつけてきます。

今日の9時台は、引き続き下方向を試すものと思われます。

ややドル安

シドニーは、前週末比ややドル安です。

日本時間午前5時45分現在(カッコ内は、前週金曜のニューヨークローズ)

ドル/円   111.34-35  (111.45)
EUR/USD 1.1728-31  (1.1721)
EUR/JPY 130.59-62  (130.63)

3回続けて負けたら...

相場を張っていて、3回連続して負けた時は、自分がヘタだと思う前に、相場自体がそれまでとは違ってきていると考えるべきだと思っています。

確かに、初級者の場合は、経験不足から、今までと同じ間違い繰り返していて、負けていることがあります。

これは、同じ間違いを繰り返さないと肝に銘ずることが大切です。

しかし、中・上級者ともなれば、経験も十分に積み、知識も豊富だと思いますので、それほど、相場観に大きなはずれはないと思います。

それにも関わらず、今までの相場観でトレードしても、3回連続して負けるということは、相場自体が変わってきていることを示し、新たな相場のテーマが何であるかを調べる必要があります。

よくあるケースとしては、それまでのテーマによって一方向に動いていたトレンド相場が終わりに近づき、荒っぽい上下動となるレンジ相場の入り口にきている時です。

この場合は、折角、トレンド相場で儲けた利益を、一気に吹き飛ばすことは、実にたやすいことですので、ポジションは早急に手仕舞い、様子を見ることが大切です。

このように、マーケットの変化を知る術はありますので、もっと儲けたいと思う未練は忘れ、変化を示すサインには素直に従うことが賢明です。

2018/07/21

FXマーケットにトランプ・タイフーン

ニューヨークダウは、米中貿易摩擦への警戒が上値を抑えたものの、 第2四半期決算への期待が下支えとなり、前日比6.38ドル安の25,058.12ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、トランプ大統領がFRBの利上げやドル高に懸念を示したことから、長短のポジション調整に10年物が上昇した一方2年物は横ばいとなり、暫定値ながら前日比0.055%上げて2.893%で引けました。

原油価格は、目先の需給の引き締まりを意識した買いが優勢となり、前日比1.00ドル高の70.46ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇を受け、前日比7.1ドル高の1,231.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、トランプ大統領がツイッターに投稿し、米利上げなどを背景としたドル高が米国の競争力を奪っていると主張したことから、ドルは全面安となりました。

ドル/円は、112.00を割り込み、一時111.40近辺をつけました。

EUR/USDは、1.1700を上抜き、一時1.1739近辺をつけました。

EUR/JPYは軟化し、一時130.70近辺をつけました。

トランプ大統領は、「EUや中国などが為替を操作し、金利を低く抑えている」とし、ドル/円への直接攻撃はなかったものの、ドル/円も安値圏の模索にしばらく時間を費やすものと思われます。

前日、中国の報道官が「トランプ政権は、現実と夢の区別がつかなくなっているドンキホーテのようだ」と評しましたが、確かにそれはうなずけるところはあると思います。

A to Z

私は、地図を見るのが大好きです。

地図を見ながら、どういうところだろうと想像するだけでワクワクしますので、安上がりなものです。

ロンドンに着任したばかりの頃、当時まだカーナビはありませんでしたので、「A to Z」というロンドン市内の道の詳細を示した電話帳のように分厚い道路地図の本を買って、それの中の何ページかを見て頭に焼き付けては、繰り返しあちこちドライブしてみました。

ジグソーパズルをつなぎ合わせるように、あそことあそこがこうつながるのかとか、ここがあっちとこうつながっていたんだと、空白を埋めていくと、いつの間にか、ロンドンでタクシードライバーでもできるのではと思う(実際は試験が難しくて無理ですが)ほど、市内に詳しくなりました。

たぶん、今でも、ロンドンは地図を見ないで、ドライブできると思います。

相場の世界でも、チャートを見ると、左から右へと進んできたチャートがこれからさらに右にどう伸びていくのかを想像するのが好きで、暇さえあればチャートを見ています。

また、政治、経済、国際、金融政策などいろいろなジグソーパズルのピースが、それぞれにバラバラにあって、頭の中でモヤモヤしているものが、あるきっかけで、パチンパチンとはまって、視野がいっぺんに開けて全体が見える瞬間は、大きな地図を見渡せたようで、実に気持ちの良いものです。

実際、こういう視野がいっぺんに開けるという瞬間を年に何度か経験しています。

相場観を持つ上で、想像したり推理したりすることが好きになることが近道なような気がします。

そのためには、耳にしたり目にしたりした情報を、その場限りにせず、憶えておいたり、記録しておくことが大事なように思います。

2018/07/20

ドル/円、調整が必要か?

4時間足で見る限り、ドル/円は、7月12日の2時台に大陽線が出ており、これを埋めに行く可能性も、これだけ上がつかえてくると、否定できなくなっていると思います。

今の相場は、ある一定の時間内に上を攻めきれないと調整が入り、調整後また上値を試すのではないかと思います。

トランプ発言の効力はいつまで?

昨日のロンドンタイムとは一変して、ニューヨークでは、ドル安ムードとなりました、。

しかし、トランプ大統領のFRBの利上げに「感心しない」という発言だけで、様変わりするような相場であったら、もともと大した相場ではなかったということだと思います。

しかも、ドル/円で言えば、多くのレジスタンスを超え、さらに他のアジア通貨とドル高で連動しているという流れは、そう簡単には、止まらないものと思われます。

トランプ発言にドル急落

ニューヨークダウは、自動車関税を巡る米欧の貿易摩擦への警戒感から下げ 、前日比134.79ドル安の25,064.50ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株式が反落したのに連れて低下し、暫定値ながら前日比0.031%下げて2.838%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアの輸出量が減るとの観測が出て、買いが優勢となり、前日比0.70ドル高の69.46ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落過程で下げ、前日比3.9ドル安の1,224.0ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、トランプ大統領がFRBの利上げに関して「感心しない」と発言し、ドル/円は急落となり、一時112.06近辺をつけました。

EUR/USDもまた、トランプ発言から急騰し(ドル安)、一時1.1679近辺をつけました。

EUR/JPYは、ジリ安を続け、一時130.73近辺をつけました。

トランプ旋風が吹き荒れ、ドルは急落となりました。

9勝1敗で負け

細かく丹念に利益を積み上げながらの9勝の儲けを、1敗の負けで吹き飛ばしてしまうことがあります。

いつもなら、さらりと利益確定できたことが、1つのトレードに固執したことが命取りとなるということです。

固執してしまった原因は、結構たわいもないことが多く、たとえば、今の儲けが49万円で、あと1万円で、きりのいい50万円の儲けになるという状況だとします。

そうすると、あと1万円で50万円じゃないかと、相場を軽く考えてしまいます。

しかも、すでに49万円を儲けているので気も大きくなっています。

こうした心理状態で、あと1万円の儲けを狙うことは非常に危険で、気がつくと、49万円あった儲けは、いつの間にか半分になっていたり、さらに悪くすると、すべて飛ばしてしまうことすらあります。

相場をなめてかかってはいけません。

あと1万円でも、49万円を稼ぐのと同じ気力が必要です。

それは、ゴルフでいう、ドライバーで長打を打つのも、パターでホールに沈めるのも、一打は一打ということと同じことだと思います。

決して思い通りには、結果はそう簡単には舞い込んではきません。

2018/07/19

ドル買い円買い

午後に入っても、ドル買い円買いが続いています。

しかし、なぜドル買い円買い、つまりリスク回避のパターンなのかわかりません

単に言えることは、ドル/円も、クロス円も、思うように上がらなかった、だからドル買い円買いだと見ているのではないかということです。

ドル/円に弱気なマーケット

東京は、ドル/円、EUR/JPYの売りで入ってきています。

特に、ドル/円が売られています。

昨日の海外で、結構売り浴びせられても、下がり切れなかったしぶとさは、あまり評価されておらず、むしろ、上値が重いという評価が先行しているようにも思われます。

底堅いドル/円

ニューヨークダウは、金融大手モルガン・スタンレーなど米主要企業の好調な四半期決算が目立ち、好感した買いが優勢となって 、前日比79.40ドル高の25,199.29ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株式の上げに連れて上昇し、暫定値ながら前日比0.013%上げて2.873%で引けました。

原油価格は、米在庫の増加を受けて売りが先行しましたが、売り一巡後反発し、前日比0.68ドル高の68.76ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが強含みであったことに連れ、前日比0.6ドル高の1,227.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時112.71近辺をつけるなど下押しされたが下げ渋り、やや反発しました。

EUR/USDは、一時1.1602近辺まで売り込まれたものの、その後1.1662近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、一時130.88近辺まで売り込まれましたが、その後131.50近辺まで反発しました。

強引とも思える、EUR/USD、EUR/JPYの売りに、ドル/円も下押しされましたが、ドル/円はむしろ底堅さを確認した格好でした。

往復ビンタ

当初の相場観を自ら否定して、ポジションをひっくり返したのは良いけれど、ひっくり返したことがまた裏目に出てしまい、新しいポジションも損切ることになることを、「往復ビンタを喰う」と言います。

これは、かなりつらいものがあり、それだけにポジションをひっくり返すのに躊躇しがちだと思います。

しかし、そのまま当初のポジションを持って耐えるよりは、ポジションをひっくり返すほうがずーっと前向きだと、私は考えています。

私の経験からすると、固執して相場を自分の都合の良いように解釈しようとするよりも、自らの考えを否定して出直す心構えでいる方が、良い結果を生むことが多いように思っています。

ただし、ポジションをひっくり返しても、100%成功する保証はありませんので、往復ビンタを喰うことがあることも、もちろん覚悟しておく必要があります。

酒田五法でも、「振り下す刃の下ぞ地獄、飛び込んでみよ。極楽もあり」と転身の術を説いています。

守ろうと思うよりも、攻めようと捨て身であることで、道は拓けると思います。

その意味では、往復ビンタを恐れてはならないと考えます。

もしも、どうしても往復ビンタを喰うことは避けたい場合は、ポジションをスクエア(ノーポジ)にして、休むことです。

2018/07/18

買ってくるか?ロンドン

ドル/円は、結局下げきれず、また強めに推移しています。

要は、それほどロングにはなっておらず、むしろ、戻り売りしてショートにも、そこそこなっているものと思われます。

この調子で、ロンドンタイムを迎えるなら、ロンドン勢はすかさず、ドル/円を買い上げてくるものと思います。

値頃感からの売り?

ドル/円の今回の上昇過程では、上値が重いせいもあって、値頃感からの売り(上げもここまでだろうから売り)がかなり出ているように思います。

その結果、たとえば、103.00を超えると、損切りの買いもでましたが、同時に値頃感からの売りもでて、とりあえず上値は抑えられていると思います。

しかし、値頃感から売ると、もちろんショートになりますので、下がり切らなければ、結局、また買い戻しによる反発のエネルギーとなります。

ドル/円は、ショートか?

ニューヨークダウは、パウエルFRB議長が上院での議会証言で景気に楽観的な見方を示しながらも、利上げペースの加速を示唆しなかったことから買い安心感が広まり 、前日比55.53ドル高の25,119.89ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、パウエルFRB議長は強い雇用継続ながらインフレは抑制との見方示し、暫定値ながら前日比変わらず2.858%で引けました。

原油価格は、発表された米週間在庫統計により、在庫が大きく減るとの観測から需給が引き締まり、前日比0.02ドル高の68.08ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比12.4ドル安の1,227.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンタイムから買いが強まり、ニューヨークに入り、これまでの高値112.80を上抜き、一時112.92まで買われました。

EUR/USDは、一時1.1745まで買われたものの、そこから一転して下落し、一時1.1650近辺をつけました。

EUR/JPYは、一時131.98近辺まで上昇後、131.53近辺まで反落しました。

先週上げを抑えられた112.80を上抜いたものの、今度は113.00近辺に売りがあるもようで、再び上がつかえた格好です。

しかし、高値圏を維持しており、マーケットポジションは、売り上がってショートになっているものと思われます。

災い転じて福となす

平時は平和な時であり、有事は非常事態の時です。

相場自体にも、平時と有事があり、それぞれに対応は違ってきます。

平時では、テクニカルな分析方法が良くワークしますし、マーケットのリクイディティー(流動性)も高く、円滑に取引ができます。

一方、ひとたび、リーマンショックのような世界を震撼とさせるような事態、つまり有事になると、値動きが平時よりも何倍も大きくかつ激しくなり、テクニカルな分析方法がワークしなくなることすらあります。

また、マーケットの流動性も大幅に低下し、たとえばアゲンスト(不利な)のポジションを切りたくても切れなくなることも発生することがあります。

有事では、平時より大掴みで相場を見ることが大切です。

つまり、平時で見ているチャートよりも、もっと長めのチャートを見ることが必要になります。

なぜなら、たとえば、平時で数日、あるいはもっと長い時間を掛けて動く相場が、1日あるいはもっと短い時間で動いてしまうため、1時間足より短いチャートでは、全容が掴めなくなります。

そこで、4時間足、8時間足、日足、週足、月足と、より長めのスケールで見てみることで、全体を俯瞰することが大事になります。

また、有事では、平時よりも、数倍早く決断し行動に移すことが求められます。

具体的には、ロスカットや倍返しの決断に躊躇はしないことが肝心です。

平時の時から、有事発生時にするべきことにプライオリティー(優先順位)をつけておくなど、有事の準備をしておけば、無防備で有事を迎えるよりも、はるかに怪我は軽くて済むばかりでなく、収益チャンスに変えることも可能です。

2018/07/17

EUR/USD、当面レンジか?

EUR/USDは、本当に方向感がなくなっています。

週足で、お分かり頂けますように、現在、ヘッド・アンド・ショルダー(三尊)の右肩を形成する過程にあると思われます。

左肩の形成に5カ月ぐらい要していますので、右肩も既に2カ月掛けていますので、あと3カ月ぐらいの時間が掛かるものと思われます。

つまり、10月頃に完成し、理論上は、そこから、真ん中の山とネックライン(肩の根元)の差だけネックラインから下がるとされています。

高値への警戒感が強そう

意外と、ドル/円はレンジがまだ続くと見ているマーケット参加者も多いようです。

そうなのかもしれません。

しかし、日足のウェッジ(楔形)・フォーメンションは上放れ、週足のブルフラッグ(強気の旗)・フォーメーションも上放れ、月足の2015年からのペナント(三角保ち合い(もちあい))・フォーメーションも上放れようとしています。

それでも、レンジと見るのは、先週金曜の高値の112.80がビクともしなかったことで、上げには及び腰になっているマーケット参加者が多いものと思われます。

ドル安基調ながら動きは限定的

ニューヨークダウは、銀行株が上昇し、航空機のボーイングも買われ 、前週末比44.95ドル高の25,064.36ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された米小売売上高が消費の力強さ示したことから上昇し、暫定値ながら前週末比0.028%上げて2.855%で引けました。

原油価格は、ロシアの増産観測や、イランへの経済制裁緩和の見方も広がり下落し 、前週末比2.95ドル安の68.06ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上値が重く、前週末比1.5ドル安の1,239.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、重い展開が続き、一時112.23近辺まで売られました。

EUR/USDは、一時1.1725近辺まで上げた後も、1.1700~20近辺で横ばい推移となりました。

EUR/JPYは、買い基調が続き、一時131.70近辺をつけた後、小緩みました。

東京休場もあってか、動きは限られました。

200日移動平均線

200日移動平均線は、移動平均線の中でも、かなり長い部類に入ります。

しかし、これは、長期的に、今弱気の相場にいるのか、あるいは強気の相場にいるのかを見極めるのに、大変役に立ちます。

日足のロウソク足が、200日移動平均線よりも下にあれば、基本的に売られやすい弱気の相場にいることを示し、戻り売りがワークしやすいと言えます。

また、日足のロウソク足が、200日移動平均線よりも上にあれば、基本的に買われやすい強気の相場にいることを示し、押し目買いがワークしやすいと言えます。

200日移動平均線の下にいても上にいても、実勢値が、200日移動平均線から乖離すると、200日移動平均線のある水準に戻そうとする動きが出ますので、その点は注意が必要です。

200日移動平均線より上にいる期間と下にいる期間の長さが、どちらかに偏ると、より長くいる期間の方向にバイアスがかかっていることが分かります。

そして、たとえば、日足の実体が200日移動平均線の下から上に移行すると、それまでの相場つきであった弱気相場から、強気相場に移行することになります。

したがい、この時期は、相場の見方を大幅に転換する必要性が出てきますので、柔軟な対応が必要になります。

尚、日足でお話しましたが、たとえば、1時間足での200時間移動平均線、週足の200週移動平均線、月足の200ヶ月移動平均線など、いろいろな期間で応用が可能です。

2018/07/16

高止まり

既に、ロンドン待ちになっています。

ドル/円、EUR/JPY、GBP/JPYは、上げた後小緩んでいますが、高止まりです。

ということは、マーケットは、それほどロングではなく、むしろショートになっているため、下がり切らずにいるということではないかと思います。

ドル/円、再度上昇できるか?

要は、ドル/円次第の相場のようです。

そして、そのドル/円は、先週金曜のロンドンで試して、突破に失敗した112.80がトラウマになって、今のところ、高値を試しづらそうです。

ただし、上値が重いとなれば、戻り売りも出やすくなって、マーケットのポジションはショートに偏る可能性が高くなり、それが逆にジリ高で推移となるきっかけになると思います。

やや円高

シドニーは、前週末比やや円高です。

日本時間午前6時15分現在(カッコ内は、
前週金曜のニューヨークローズ)

ドル/円 112.24-30  (112.37)
EUR/USD 1.1685-92  (1.1685)
EUR/JPY 131.12-29  (131.31)

相場が動くタイミング 

レンジ相場からトレンド相場への転換が実際に始まるのには、予想以上に時間の掛かるものです。

しびれを切らせて、相場に飛び込むと、まだ早すぎて、返り討ちに遭うことは、決して珍しいことではありません。

逆に、相場の転換に乗り遅れてしまって、ついていけずに儲け損なうこともあります。

また、レンジ相場は、まだまだ続くと、戻り売り押し目買いを繰り返して、結構儲かるのですが、ある日突然、レンジ相場からトレンド相場に転換すると、今までの儲けをすべて持って行かれるのならまだ良いほうで、思わず売り上がってしまったり、買い下がってしまったがために、こっぴどくやられてしまうこともあります。

つまり、転換の時期をできるだけ予測することが出来れば、大やられも避けられますし、乗り遅れることもありません。

しかし、転換のタイミングをピンポイントで知ることは、決して簡単なことではありません。

敢えて、私が見ているものをご紹介しますと、ひとつは、複数の移動平均線の収束です。

これは、かなり当たりますが、まだピンポイントではありません。

より、ピンポイントなのは、ボリンジャーバンドの5日間(期間:5、偏差:2)で、バンドの上下が収束し、平行になった時が動くタイミングになる確率が高いと言えます。

もう、かれこれ25年ぐらい見ていますが、とても役に立っています。

ご興味あればお試しください。

2018/07/14

ドル/円の上昇も一服

ニューヨークダウは、発表が本格化した米主要企業の第2四半期決算が好調になるとの期待から買いが強まり 、前日比94.52ドル高の25,019.41ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、欧州債の低下と共に下げ、暫定値ながら前日比0.020%下げて2.825%で引けました。

原油価格は、ノルウェーでのストで需給逼迫観測から買いが強まり、前日比0.68ドル高の71.01ドルで引けました。

金価格は、先安感が根強く2017年7月以来のほぼ1年ぶりの安値をつけ、前日比5.4ドル安の1,241.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンタイムに112.80まで買い上げられましたが、売りは引かず、ロングの投げに反落、ニューヨークに入り一時112..27近辺まで下げました。

EUR/USDは、ロンドンタイムに1.1613近辺まで売り込まれたものの、それ以上には下げきれずニューヨークに入り反発となり、一時1.1686近辺をつけました。

EUR/JPYは、ロンドンタイムに130.81近辺まで売られましたが、ニューヨークに入り130.30近辺まで反発しました。

水曜以来のドル/円の上昇も一服です。

しかし、来週は買いトライを再開するものと見ています。

国境を越えた戦友

私は、ロンドンでの4年間の駐在を終えて、東京のディーリングルームに着任して最初の仕事は、ロンドン時代と同じスワップディーラーでした。

皆さんも、毎日スワップで何ポイント入るとかご関心のあるあのスワップですが、私は、そのスワップでポジションを張っていました。

もちろん、オーバーナイト(O/N)と言われる1日物のスワップではなく、期間はもっと長い6ヶ月物とか1年物で張っていました。

スワップディールは、やり方は、ちょっとややこしいので、ここでは省略しますが、要は2国間の金利差が拡大するか、縮小するかを予測して、ポジションを張るトレーディングです。

スワップは、スポットと言われる、いわゆるFXよりも、値動きが小さい分、張る額が何十倍も大きく、かなり大きなポジションを、スポットよりも長期に張ります。

東京のディーリングルームに戻り、リスク許容度がロンドン支店よりもはるかに大きくなったため、私も相当大きなポジションを張っていました。

そうこうしているうちに、最近、ニューヨークから大玉が出ているという話が耳に入り、たちまち、その相手とマーケットでぶつかり合うことになりました。

たしかに、パワフルで、切れるディールをするやつだと感じました。

そんなある夜、今までキャリーしていたポジションを手仕舞おうとした時、彼とブローカー(仲介業者)を通じてぶつかりました。

こちらも、相当大きなポジションを持っていて、いくらでもやる気でいましたし、対する相手もいくらでも受けるぜという感じがひしひしと伝わり、がぶりよつの状態となりました。

結局、金額の下の下までつけて、全額ポジションを閉め、ディールを終えました。

それから、何日かして、国際電話があり、「オレだよ。今香港にいる。明日東京に行くんだけど、会えないか」、やつからでした。

そして、翌日、初めて会いました。パワーを感じるイタリア系のアメリカ人でした。彼は、当時、バンカーズ・トラスト(後にドイツ銀行と合併)、ニューヨークにいたジョー・メモーニというディーラーです。

旧知のように話は盛り上がり、その後、ニューヨークでも再会しました。

アメリカ人は残業しないと言いますが、彼の場合、確かに彼も午後4時には帰りますが、朝オフィスに入るのが午前4時というハードワーカーです。家族思いのいいやつです。

2018/07/13

ロンドンはクール

東京タイムはやはり、オープン直後、ドル/円の買いが強まり、112.77近辺まで上昇しましたが、それ以上には伸びず、その後は緩んで、112.60台で横ばいとなっています。

しかし、これぐらいの下げで、上を買っで出来たロングポジションが解消したとは思えず、これから参入してくるロンドン勢には、注意が必要です。

ロンドン勢は、東京タイムに出来たポジションの偏りを探り当てるのを得意とし、執拗に炙り出そうとします。

ですので、東京タイムの相場の流れを、ロンドンが汲んでくれてフォローしてくれるといった淡い期待は持たない方が良いと思います。

1日の中にサイクルがある

トレンド相場では、一日の中で、トレンド方向への進行と、調整が繰り返されます。

良くあるのは、東京オープンと同時に順張り、膠着、ロンドンに入って調整、ニューヨークに入って順張り再開というサイクルです。

東京・アジア勢は、ある意味、一番純真に順張りをしますが、その分、短期間にポジションが偏ってしまいがちで、それでも東京タイムは、それほど大きな調整にはなりません。

しかし、ロンドンという人のあら探しが得意なマーケットに入ると、特にそれまでの東京タイムにどういうポジションができたかを、たちまちのうちに突き止め、出来ているポジションを潰そうでします。

ドル/円、高値圏を維持

ニューヨークダウは、米中両国が通商交渉を再開する見通しと伝わり 、前日比224.44ドル高の24,924.89ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、横這いに推移し、暫定値ながら前日比0.002%下げて2.847%で引けました。

原油価格は、リビアの供給再開で売り優勢となり、前日比0.05ドル安の70.33ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの堅調地合では買われ、前日比2.2ドル高の1,246.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンで112.62近辺まで上昇後、ニューヨークでは、一時売り優勢となり112.37近辺まで売られました。しかし、その後は、またジリ高となりました。

EUR/USDは、1.1650から1.1695近辺で揉み合いでした。

EUR/JPYは、131円台でジリ高でした。

ドル/円は、高値圏で揉み合ったものの、基本的に底堅く推移しました。

売り場探し、買い場探し

相場へエントリーする時の言葉です。

売り場とは、まさに売りで相場に入るレベルやタイミングを言います。

買い場とは、買いで相場に入るレベルやタイミングを言います。

相場は、エントリーして、キャリーして、セットオフ(手仕舞い)するという、3つの行為からなります。

エントリーも、早く入ってしまうと、結構しんどい目にあうように、なかなかタイミング良く入ることは簡単ではありません。

キャリーも、トレンド相場のような長く持てば持つほど儲かる時もあれば、レンジ相場のように短期勝負でないと儲からない場合があり、その時の相場がトレンドなのかレンジなのか見極める必要があります。

そして、セットオフは、儲けを極大化するために丁寧に行わなけれならない時もあれば、損失を最小限にするためにできるだけ速やかに相場から脱出しなくてならない時もあります。

このように、各過程で、相場に対する対応は状況に応じて異なります。

できるだけ、どれもうまくなるためには、やはり経験を積む必要があります。

2018/07/12

ドル/円、ロンドンに警戒

ドル/円は、上値も重いですが、下がりきれません。

上は、機関投資家筋が売りを差しているものと見ています。

買いは、基本的には、売り上がったものの下がらないため、買い戻そうとする動きだと思います。

機関投資家の売りも結構あるのでしょうが、買戻しも結構ありそうで、ロンドンが注目されます。

円安に財務省・日銀は?

ドル/円は、日足のウェッジ(楔形)・フォーメーションが上抜けて、買いのサインが出ていることは、既に申し上げました。

正確には、日足の実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)のレジスタンスであった5月21日の引け値111.03を、昨日大きく上回って引けているということです。

こうなると、3月23日の引け値104.72と、5月21日の引け値111.03の差6.31を足した、つまり111.03+6.31=117.34が日足のターゲットとなります。

しかし、財務省・日銀にとっては、円安も、トランプ政権の手前、放置はできないのではないかと思われますが。

ドル/円、上方向にブレイク

ニューヨークダウは、米中摩擦の懸念が再燃し 、中国への売上比率が高い建機のキャタピラーや航空機のボーイング、工業製品・事務用品のスリーエムなどが下げを主導し、前日比219.21ドル安の24,700.45ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米中の緊張の加速や、10年債入札好調だったことから低下し、暫定値ながら前日比0.009%下げて2.840%で引けました。

原油価格は、米中摩擦への警戒に加え、リビアの供給再開も重荷となり下落し、前日比3.73ドル安の70.38ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比11.0ドル安の1,244.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークの仕掛けタイムである午後11時から買いトライが始まり、ショート筋のストップロスも巻き込み、一時112.17近辺まで急騰しました。

EUR/USDは、いったんは買い上げられたものの、ドル/円の急騰を受けて、一転急落し、一時1.1665近辺をつけました。

EUR/JPYは、ドル/円の上昇に連れて上げ、一時130.96近辺をつけました。

3月以来形成してきた、ドル/円の日足のウェッジ(楔形)・フォーメーションが、昨日の上昇により上にブレイクしています。

純粋にテクニカル的に申し上げれば、117円~118円がターゲットとなってきています。

嫌な感じを肯定する  

きっと、皆さんもご経験があるかと思いますが、ポジションを持っていて、なんか嫌な感じがすることがありませんか。

私は、その嫌な感じを、あえてなにかがあると肯定することにしています。

つまり、本能的な危機意識を大事にしようとしています。

それは、以前、嫌な感じを抱いても、それをあえて、感覚的なものだと否定したり、軽んじたりしましたが、結局は、最初から従っていれば良かったのにと後悔することが、少なからずあったからです。

そして、嫌な感じを肯定することにしました。

嫌な感じを肯定すると、たとえばアゲンスト(不利)なポジションを持っている時に、それまでなら、色々と理由をつけて嫌な感じを否定していたのと違い、ポジションを閉じるのが早めになり、ロスを最小限にとどめることができました。

つまり、経験を積むと、危機意識が頭に刷り込まれ、なにか計量化されたインディケーターに頼る必要がなくなってくるということだと思います。

そのためにも、いろいろな経験をしてみることが大切です。

時には、痛い目に遭うかもしれません。

しかし、痛みがあるほど、そのことはしっかりと覚え、二度と同じ轍は踏むまいと思います。

その意味では、痛みも恐れないことだと思います。

2018/07/11

米中関係には警戒

今朝の米国による対中追加関税2000億ドル公表によって、円高となりました。

まさに、米中関係で、ドル/円は振り回されてきています。

米国が制裁関税を提示すれば、中国が報復関税を出すというところで、まだジャブの応酬で済んでいると思います。

これで、中国が、本当に怒りだした時が怖いと思います。

相場を達観視する

東京は、リスク回避の円買いドル買いで入ろうとしたところが、値頃感からの円売りドル売りも出ているもようです。

いずれにしても、投機中心の相場であることは、既に昨日からの相場の推移で露呈してしまったと思います。

ここからは、一歩引いて、相場を見ることが必要だと思います。

そうしないと、雪だるま式に損失が膨らむ危険性があります。

円は、目先不透明

ニューヨークダウは、飲料・食品のペプシコ株の大幅高が相場上昇に寄与し 、前日比143.07ドル高の24,919.66ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、株高も手伝って上昇し、暫定値ながら前日比0.009%上げて2.866%で引けました。

原油価格は、ノルウェーやリビアの供給減により需給逼迫との観測が強まって買いが優勢となり、前日比0.26ドル高の74.11ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが下げた局面で下落し、前日比4.2ドル安の1,255.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、高値111.35近辺をつけた後は、高値圏を維持しました。

しかし、引け際、「米当局は2000億ドル相当の対中関税リストを公表予定」との報に、一時110.84近辺まで反落しました。

EUR/USDは、1.1690近辺まで下落後、上げに反転し1.1750近辺まで戻しました。

EUR/JPYは、130.10近辺まで下落後反発となり、130.74近辺まで高値を更新しました。

しかし、引け際の米当局の対中関税リスト公表予定との報に、一時130.18近辺まで反落しました。

気味が悪いほどの一本調子の円安が、引け際、一転して反落し、目先不透明となりました。

インターバンクディーラーの昼食

インターバンクディーラーは、朝7時頃ディーリングデスクについてから夕方6時頃まで、基本的にはデスクを離れられません。

それは、顧客やロンドンやニューヨークなど他のセンターからのオーダーを見ていなければなりませんし、顧客がいつ何時プライスを求めてくるかわからないためです。

そしてまた、唐突なニュースなどにより、相場が昼時に突然動きだすリスクが常にあるからです。

そういう訳で、昼食は楽しみなものですが、ディーリングデスクで食べるのがごくあたり前になっています。

昔、ロンドンにいた頃の昼食の定番は、フィッシュアンドチップスとか一般に食の細いイギリス人らしいペラペラのサンドイッチでしたが、一番楽しみにしていたのが、週に一度韓国人のお弁当屋さんが売りにくるビビンバ弁当で、白いご飯のこともあってとてもおいしかったことを記憶しています。

ニューヨークにいた頃、よく食べていたのはサンドイッチでしたが、これはロンドンのサンドイッチとはボリュームが桁違いでした。

ハムとスイスチーズ(日本のプロセスチーズ)のサンドイッチを好んで食べていましたが、ハムのスライスだけで15~20枚ぐらいと、それにスイスチーズのスライスが10枚ぐらい重ねてパンに挟んであり、厚みはゆうに7~8センチぐらいはあろうかというシロモノでした。

どさんこラーメンの味噌ラーメンのデリバリーもありましたが、半透明なプラスチックのバケツのような容器にたっぷり入ってデリバリーされました。

また、なぜか金曜のランチは、皆でピザを頼むのですが、一切れが1人分で、この一切れが普通のピザの半分以上の大きさぐらいあり、これまたすごいボリュームで、米国人の大食漢ぶりを思い知らされました。

因みに、皆、ピザの表面にティッシュをあててオリーブオイルを吸い取っていましたが、ダイエットには焼け石に水だと思わずにはいられませんでした。

外資系銀行の東京支店にいた頃は、もっぱら弁当でしたが、何年もお定まりの何種類かの弁当を繰り返し食べていると本当に飽きました。

そういう訳で、インターバンクから離れて、昼食を外に食べに出られるようになった時は、本当に幸福感を憶えました。

しかし、ディーラーとして培われた常にリスクに即応するための早飯癖は、未だに直っていません。

2018/07/10

円安進行は対米政治問題に?

ドル/円は、日足で、3月後半から右肩上がりの線と、水平線から構成される、ウェッジ(楔形)・フォーメーションになっています。

そして、現在、その三角保ち合い(もちあい)の実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)の最先端を上に抜こうとしています。

これが、実際となると、3月26日の寄り付き104.64と5月21日の引け値である111.04の差6.40だけ、111.04から上昇することに、つまり117.44に向けて上昇することになります。

しかし、この円安は、対米的には大きな問題ではないかと思われます。

EUR/JPY、上昇

EUR/JPYは、いったん、130.54近辺まで上げましたが、また売りが待っているのか、上げきれず、130.50前後の揉み合いになっています。

7月6日の14時頃からの、ジリ高が、本日8時台から加速がついて、アジア勢の思いの丈が絞られる9時台に、130.50を超えて、ストップロスもある程度は出たものと思います。

したがって、いったんの高値を見たのではないかと思われます。

ただし、7月6日からのジリ高のトレンドは、少し加速がついて上げ、その後調整に入っただけのことで、まだジリ高が終わったとは言えません。

ドル/円、EUR/JPY、高値引け

ニューヨークダウは、決算期待や貿易懸念の後退で上昇し 、前週末比320.11ドル高の24,776.59ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、株高や入札を控えていることから上昇し、暫定値ながら前週末比0.035%上げて2.856%で引けました。

原油価格は、需給逼迫感から高止まりし、前週末比0.05ドル高の73.85ドルで引けました。

金価格は、時間外取引でEUR/USDの上昇に連れ堅調となりましたが、日中取引では英外相辞任でポンド安になったことを受けて上げ一服となり、前週末比3.8ドル高の1,259.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークに入り急速に値を上げ、一時110.90近辺をつけました。

EUR/USDは、堅調に推移していたものの、英国のメイ政権の重要閣僚2人が辞任した影響でGBP/USDが反落したことに連れて下落に転じ、一時1.1733をつけました。

EUR/JPYは、堅調に推移し、一時130.26をつけました。

あんなに強かったEUR/USD、GBP/USDは、反落。上値の重たかったドル/円、EUR/JPYは、高値引けとなり、要は、ドル高となリました。

本邦機関投資家による、ドル/円、EUR/JPYの管理的な売り(推定)が、マーケットをゆがめているように思えてなりません。

失敗した者勝ち 

たとえ相場に飛び込んで失敗しても、失敗から多くのことが学べ、今後のトレーディングに大変に役立ちます。

ある意味、失敗は成功への近道だとも言えます。

その意味から、失敗した者勝ちだと思っています。

大事なことは、なにが原因で失敗したのかということを忘れないことです。

記憶だけに頼らず、記録しておき読み返してみることも大切です。

特に、過去に犯した失敗と同じパターンで再度やられた時は、要注意です。

それは、最初の失敗を忘れてしまっているか、覚えていても、自己改善ができていないことから起きています。

特に、自己改善ができていないでいることは、折角の過去の教訓が生かしていないことを意味しています。

トレーディングをしていると、同じような局面に陥った時、「わかっていても、やめられない」という気持ちが、心中に走ることがあります。

しかし、そこで、自分を甘やかさず自己改善しなくては、トレーダーとしての一段の成長は望めないと思います。

失敗した者勝ちではありますが、それはその失敗を前向きに生かしてこそのことです。

2018/07/09

EUR/JPY、ロンドンに注目

EUR/JPYは、129.90近辺で、買い気です。

金曜の高値が129.96で、130.00までは届かなかったものの、まだ、買いが引く気配はありません。

現状の、EUR/JPYの1時間足を見る限りでは、ジリ高になっており、130.00は重いと見て、売り上がっているマーケット参加者も多そうです。

普通に考えれば、ロンドン勢によって、ショートスクイズ(ショートの炙り出し)がなされるものと思いますが注目です。

週末リスクにはご注意

今朝は、シドニーの朝早くの薄いマーケットで、GBP/USDは1.3300近辺、GBP/JPYは147.00近辺にあったと思われるショートのロスカットが、無理矢理つけられていました。

先週金曜のニューヨーククローズ間際につけようとしましたが、売りの抵抗にあってつけられず、しかし、仕掛けた方は諦めす、今朝のシドニーでつけたというものだと思います。

実に執念深く、しかし、金曜の段階では、ロスカットをつけるために買い上げてロングになっていたので、ロスカットをつける方も、必死だったのだと思います。

それだけに、オーバーウィークエンド(週末越え)のポジションにはリスクが大きいことがわかります。

やや円高

シドニーは、前週末比やや円高

日本時間午前5時45分現在(カッコ内は、
前週金曜のニューヨークローズ)

ドル/円 110.36-39  (110.45)
EUR/USD 1.1742-43  (1.1743)
EUR/JPY 129.61-64  (129.72))

重い、堅い

「重い、堅い」は、相場状況を表す時に使われます。

重いとは、上値が重い時に使います。

売りオーダーが上にかぶさってきていたりして、買っても上がらない時に使います。

たまに、上が堅いと言う方がいますが、上が重いと言うのが一般的です。

堅いとは、下値が堅い時に使います。

買いオーダーがしっかりとあり、売ってもビクともしない時に使います。

余談ですが、売ってもビクともしないことを、「下は岩盤のようだ」と言ったりすることもあります。

トレーディングをする時には、「重い、堅い」という感覚を身につけておくことが大切です。

買いたくても、上値が重ければ、どうも重そうだから、しばらく買うのはやめておこうとか、下値が堅ければ、どうも堅そうだから売るのはやめておこうとか、自然とリスク管理ができるようになります。

大事なことは、ポジションを持っているとどうしても、自分のポジションに都合が良いように相場を見てしまいがちですが、「重い、堅い」という感覚には、あくまでも素直であることです。

2018/07/07

為替は投機的で不明瞭な相場に終始

ニューヨークダウは、米雇用統計を好感し、また来週後半から本格化する決算への期待も相場を押し上げ、前日比99.74ドル高の24,456.48ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米雇用統計で失業率悪化、平均時給が予想を下回ったことから低下し、暫定値ながら前日比0.007%下げて2.822%で引けました。

原油価格は、米雇用統計を好感し、景気拡大を見込んだ買いが入り、前日比0.86ドル高の73.80ドルで引けました。

金価格は、米雇用統計を受け、FRBの利上げ継続が意識され、資金流入が細るとみた売りが優勢となり、前日比3.0ドル安の1,255.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米雇用統計で、失業率が悪化、非農業部門雇用者数は改善、平均時給は鈍化を受けてドル売りが優勢になりましたが、動きは限られました。

EUR/USDは、買いトライとなり、一時1.1767近辺まで上昇しましたが、その後は小緩んで横ばいとなりました。

EUR/JPYは、EUR/USDの上げに連れて、一時129.97近辺まで上昇したものの、130.00は攻めきれず、その後は軟調となりました。

最近の米雇用統計後の相場らしく、投機的でかつ方向感がはっきりしない相場でした。

今のリーディングカレンシーは、どれ?

相場を主導する通貨のことを、リーディングカレンシーと呼びます。

その時々の相場によって、リーディングカレンシーは変わりますが、相場を見ていく上で、今どの通貨がリーディングカレンシーかを認識することは、大変重要です。

たとえば、レジスタンスなりサポートをブレイクする時でも、リーディングカレンシーが切り込み隊長のように先頭を切ってブレイクし、その後をその他の通貨も追随してなだれ込んで、全体的にも抵抗線を突破することがよくあるからです。

リーディングカレンシーがどれかを見つけるのは、そんなに難しいものではなく、メジャーカレンシー(主要通貨)の最近の動きの中で、どの通貨が一方向にいち早く動いているかを、日足のチャートで見ると一目瞭然です。

メジャーカレンシーと限定したのは、マイナーカレンシー(非主要通貨)の場合は、他の通貨への影響力が低く、単独で勝手に動くことが多いからです。

その意味では、ポンドはメジャーカレンシーと言えども、勝手に動くことが多く、リーディングカレンシーにはなりにくいと言えます。

リーディングカレンシーを見つけたら、その通貨自体に乗ることが、合理的です。

ただし、先頭を切って動くため、その先どういう展開になるのかは見えませんので、そのリスクは承知の上でポジションを取る必要があります。

しかし、他に先行する分、うまく行けば利益も大きい、つまりは、ハイリスクハイリターンだと言えます。

2018/07/06

来週から、コラム、毎日掲載!

来週から、平日月曜から金曜まで、毎日コラムを掲載します。

相場の心得、テクニック、経験談など、盛りだくさんです。

どうぞ、お楽しみに!

EUR/JPY、大きな三角保ち合い

月足で、EUR/JPYを見ますと、大きな三角保ち合い(もちあい)になっていることがわかります。

すでに、結構収束してきており、上げか下げかいずれかにブレイクするのも近いと見ています。

そんな時に考えるのが、月足で、昨年4月からの4連続陽線です。

米雇用統計は往って来いか?

最近、米雇用統計の中でも、平均時給が、注目されていましたが、結局は、予想とあまり変わらず、平均時給による相場変動は目立ってはありません。

最近の実態は、以前と同じく、方向感ないままにレンジブレイクを狙って売り買いを力づくでやるものの、レンジブレイクはかなわず、結局往って来いを繰り返しています。

今回も、平均時給が予想の範囲内であれば、往って来いとなるものと見ています。

レンジ内取引続く

ニューヨークダウは、半導体のマイクロンはじめハイテク株が高く推移し 、前日比181.92ドル高の24,356.74ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは横ばいで推移し、暫定値ながら前日比変わらず2.831%で引けました。

原油価格は、発表された週間在庫統計で在庫が市場予想に反して増えたことから売りが強まり 、前日比1.20ドル安の72.94ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの連れて上げ、前日比5.3ドル高の1,258.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、反発後110.60前後で横ばいとなりました。

EUR/USDは、ドイツ製造業受注指数上昇率が前月比2.6%と予想の1.1%を大きく上回ったことから、1.1721近辺まで買われました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて買われ、一時129.63近辺をつけました。

2018/07/05

下値リスクに警戒か?

ドル/円が、重くなってきているように見ています。

確かに、下がれば買いが入り、そこそこのリバウンドはありますが、ほっておくと、またジリジリと下げて来ます。

典型的なジリ安傾向にあると思います。

既に、日足では、5日移動平均線を昨日の寄り付き段階で、下回っています。

理由は後からついてくる

月足の各クロス円を見て感じることは、総じて、円高に向かう可能性が高いと思います。

各クロス円で円高が進むとすれば、それはリスク回避のドル買い円買い、つまりリスクオフをしようとするような事態が近い将来起こる可能性があります。

事象が先にあって、理由が後からついてくるパターンではないかと思います。

ニューヨーク休場

昨日は、ニューヨーク市場は、独立記念日で休場でした。

為替も、小動きに終始しました。

2018/07/04

ニューヨーク不在のマーケット

やはり、ニューヨーク不在で、マーケットに攻める力がありません。

それでも、ロンドンが入ってくれば、それなりには、まだ動くのではないかと見ています。

しかし、あくまでも、ロンドンの投機筋の動きですから、短期的な動きに終始するのではないかと思います。

ですので、深追いは、禁物です。

ドル/円、上を見たか?

ドル/円の日足を見ますと、一昨日が陽線、昨日がその陽線を包む陰線が出現している、いわゆる「抱き線(だきせん)」が出ています。

「上部の抱き線は天井、下部の抱き線は底を表示するもの」とされています。(「酒田五法は風林火山」日本証券新聞社編)

つまり、今回は、上を見てしまったのかもしれません。

調整色強いマーケット

ニューヨークダウは、祝日前日とあって目先の利益確定売りが出て下落し 、前日比132.36ドル安の24,174.82ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.040%下げて2.831%で引けました。

原油価格は、リビアとカナダの供給が細るとの見方が買いを誘い、前日比0.20ドル高の74.14ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが強含んだことを受け、前日比11.8ドル高の1,253.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、祝日前日ということから調整的な売りが強まり、一時110.51近辺をつけました

EUR/USDは、難民問題をめぐるドイツのメルケル政権内の対立が解消したことから買われ、一時1.1673近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、ドル/円に連れて下げ、一時128.73近辺をつけました。

米独立記念日を翌日に控え、調整色の強いマーケットでした。

2018/07/03

ドル/円の急騰後急落が意味すること

午前10時台の、ドル/円の急騰、急落は、まさに「売りを飲む」にふさわしい展開でしたので、解説しておきたいと思います。

ドル/円は、日経平均の上昇をきっかけに、買いトライして、一時111.14近辺まで上昇しました。

しかし、たぶん、111.05-10近辺には、本邦機関投資家の大口の売りの指値オーダーがあったのだと思います。

そして、買いで仕掛けたマーケット参加者は、売りオーダーをもろに飲み込んでしまったため、極めて短期間にロングになり、一転急落になったのだと思います。

ドル/円、再び買い気

今日は、明日に米独立記念日を控えて、ニューヨーク市場の株・債券は、短縮取引となります。

それもあって、マーケットは閑散なのだと思います。

少しドル買いになってきました。

特に、ドル/円の買いが強めです。

方向感定まらず

ニューヨークダウは、 トランプ米大統領が、現時点ではWTO脱退は考えていないと語ったと伝わり買い優勢となり、前週末比35.77ドル高の24,307.18ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは小幅上昇し、暫定値ながら前週末比0.009%上げて2.869%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアやロシアの増産観測で下落し、前週末比0.21ドル安の73.94ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前週末比12.8ドル安の1,241.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、110円台後半での揉み合いに終始しました。

EUR/USDは、移民・難民問題をめぐるドイツ政治の先行き不透明感が売りを誘い、一時1.1591近辺まで下げましたが、その後反発し、往って来いとなりました。

EUR/JPYは、128.42近辺を安値に、EUR/USDと同様、往って来いとなりました。

方向感定まらない相場展開でした。

2018/07/02

売り買い交錯

ドルの全面高になっています。

特に、ドル/円は、1時間足で対角線を描くように上昇しており、大きく下がる気配位はありません。

このジリ高状態を見る限り、マーケットはかなりショートだと思われます。

ただし、予想通り、本邦機関投資家と思われる売りも引かず、一気には上がらないけれど下がらないという状況が続いています。

EUR/USD、ヘッド・アンド・ショルダーの可能性も?

EUR/USDは、個人的には、月足で2017年4月からの4連続陽線を埋めに行く(リターンエース)の可能性が高いと見ていますが、週足で見ると、ヘッド・アンド・ショルダーの右肩を作る可能性もあります。

その場合、左肩の形成に、4カ月以上掛けていますので、右肩形成にも同じぐらいの時間を要するものと思われます。

しかし、もしヘッド・アンド・ショルダーの形成ともなると、有名チャートだけに、あまりにも多くのマーケット参加者が、それに気づき、完成すると下げと見て売るため、マーケットはショートになり、下がらなくなってショートカバー(買戻し)にもうひと山作る可能性があります。

スロースタート

閑散ながらも、全体的には買い気です。

買いの達成感は、まだないようです。

スロースタート(遅い始まり}ですが、上値トライになるものと見ています。

やや円高

シドニーは、前週末比やや円高

日本時間午前6時17分現在(カッコ内は、
前週金曜のニューヨークローズ)

ドル/円 110.60-63  (110.70)
EUR/USD 1.1665-68  (1.1685)
EUR/JPY 129.20-22  (129.34))

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