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2018/08/10

上の売りを飲む  

ディーラーの間で、東京タイムのドル/円の動きを表現する時に良く使う言葉です。

その意味は、なんらかのきっかけによって、上に並ぶ輸出企業など実需の売りオーダーを買い上げることを、「上の売りを飲む」と言います。

買いには、新規のロングメイク(ロングポジションを作る)場合もありますし、ショート筋の買戻しの場合もあります。

ロングメイクの場合は、「上の売り、なにするものぞ」とばかり、積極的に買っていく時に使います。

しかし、結果としては、うまく上に抜けていく場合よりも、売りオーダーを飲み込んで急速にロングポジションが膨らむ結果、自分の重みに耐えかねて反落してしまうことの方が多く、実需の売りオーダーの怖さを思い知ることになります。

そのため、実需の売りオーダーには東京勢は従順になりがちで、売りオーダーの手前で、ショートから入るマーケット参加者が増える傾向にあります。

しかし、今度は、売りオーダーを頼みに、その手前で売ることによって、ショートのポジションが膨らみやすくなり、下がらなくなると、実需の売りオーダーを買って、ショートポジションを買い戻そうとしますので、この場合は、上げやすくなるという皮肉な結果となります。

また、海外時間でも、ドル/円で積極的に上値を買って、「上の売りを飲む」ことも結構ありますが、結果的に上がる時もありますが、その前に、振り落としに遭うことも多く、いかに「売り切り」の本邦の実需筋の売りオーダーが、マーケットに影響を及ぼしているかがわかります。

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