またも、トランプ砲発射
ニューヨークダウは、IT・ハイテク株は続落したものの、航空機のボーイングの上昇に押し上げられ 、前日比20.88ドル高の25,995.87ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ADP雇用者数が予想を下回ったことやIT・ハイテク株の続落からリスク回避の買い(利回り低下)が強まり、暫定値ながら前日比0.026%下げて2.877%で引けました。
原油価格は、発表された週間在庫統計で、ガソリン在庫の増加が嫌気され、前日比0.95ドル安の67.77ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇局面では買われ、前日比3.0ドル高の1,204.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、発表された8月のADP雇用者数が16.3万人と予想の20.0万人を大きく下回ったこともありましたが、「トランプ大統領が貿易問題で次に日本と争う公算を示唆した」と報じられ売りが加速し、一時110.52近辺をつけました。
EUR/USDは、結局は横ばい推移でした。
EUR/JPYは、ドル/円の下落に連れて下落し、一時128.50近辺をつけました。
翌日の米雇用統計に水をさす指標結果に加え、止まぬトランプ砲に、今回は円が狙い打ちされました。