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2018/10/31

ガジガジの相場

ロンドン勢は、EUR/USDの下が堅いので買い、ドル/円の上値が重いので売りでトライしています。

しかし、むしろ、このEUR/USDの重さ、ドル/円の堅さの方が異常に思えます。

特に、EUR/USDは、今年の最安値1.1301はもう視野に入ってきていながらの重さは、何かが動いているとしか思えません。

ただし、防戦する方も、かなり強力ではあります。

米中間選挙はもう来週火曜

今日は、月末日ということもあって、膠着した相場になっているもようです。

米中間選挙が、来週火曜と迫ったここにきて、ドル堅調です。

ドルの総合的強弱を示すU.S.Dollar Indexも、昨日、一時97.02と、2017年6月30日以来の高水準となっています。

この分で行くと、米中間選挙で共和党優位となると、ドル高が一気に進行する可能性があります。

EUR/USDは戻り売りか?

EUR/USDは、昨日も、一時1.1300を守ろうとする防戦的な買い上げが出ており、まだまだ、安値では売れません。

なにかの拍子に、上げたところを売るということで良いように思います。

さもなくば、1.1300ブレイクで、ストップエントリー(逆指値で入る)か?

ドル/円は、値ごろ感からの売りが出ているようだが、まだショートは解消していないものと思われます。

止まらぬドル高

ニューヨークダウは、トランプ米大統領が中国と「素晴らしい取引をする」と述べたと伝わったことから買いが強まり 、前日比431.72ドル高の24,874.64ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株の反発を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.028%上げて3.113%で引けました。

原油価格は、米中貿易摩擦を警戒して売られ、前日比0.86ドル安の66.18ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下げを受けて下落し、前日比2.3ドル安の1,225.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ショートが解消されておらずジリ高が続き、一時113.08近辺をつけました。

EUR/USDは、1.1300を防戦しようとする買いが強烈に入る場面もありましたが、結局下げは再開し、一時1.1341近辺をつけました。

EUR/JPYは、ジリ高が続き、一時128.44近辺をつけました。

GBP/USDは、ドル高をリードして下げ続け、一時1.2696近辺をつけました。

全体的にドル高が止まりません。

ストイックさ 

トレーダーには、ストイックさが必要だと思います。

ストイックとは、「禁欲的な」とか.「自己抑制的な」といった意味ですが、自己抑制というところが一番ピッタリとくるように思います。

勝負に勝ったからといって有頂天になったり、負けたからといってふさぎ込むといった感情を露わにするのではなく、勝っても負けても感情を抑制し淡々としていることが、大事だと思います。

さらに踏み込んで申し上げれば、古老のように、「勝ちましたか、ふわふわふわ(笑)」とか、「負けましたか、ふわふわふわ(笑)」といった、枯れていることが大切なのではないかと思います。

つまり、出来るだけ感情の起伏を抑制することが、必要だと思います。

また、自らの過去の失敗に基づいた、「こうした局面では、なになにをするべからず」的なトレーディング・ルールを前もって決め、実際にもそうしたルール表を作っておいて、相場の局面局面で、そのルールに従ってトレードすることです。

これが、例外なくできるようになれば、かなりの成績を残すことができるようになると思います。

そのためには、ストイックさが必要になるということです。

2018/10/30

膠着の相場

ロンドンは、ドル/円の上値は重く、EUR/USD、GBP/USDの下値堅そうです。

今のところ、ブレイクできずにいます。

膠着です。

ショートが切れないドル/円

日経平均堅調で、ドル/円も買戻しが続いているもようです。

日経平均自体、大幅安になっていたのが、ここにきて下がらなくなってきているようで、それにドル/円が連れて動いているようです。

ドル/円は、10月半ばから、概ね111.50~113.00近辺のレンジでしたが、現状の買いの強さを見ていると、米中間選挙を前に、レンジの上限を試す可能性もありそうです。

ドル/円に、リターンエース?

EUR/USDも、ちょっと、マーケットの注目の的になってしまった分、逆に動きづらそうです。

ドル/円は、昨日の買戻しによって、1時間足の昨日18時台から、111.95近辺を起点とする連続陽線が出現しており、リターンエース(広義の窓埋め)になる可能性があります。

リターンエース:広義の窓埋め。大陽線、大陰線、連続陽線、連続陰線が出現するとそれを埋めようとする習性が相場にはあります。

往来相場ではあるものの

ニューヨークダウは、米中の貿易交渉が進まない場合、米政権が中国からの全輸入品に追加関税を発動する可能性があるとの報に下げ 、前週末比245.39ドル安の24,442.92ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、上に往って来いの展開で、暫定値ながら前週末比0.011%上げて3.087%で引けました。

原油価格は、ロシアなどの増産懸念から売られ、前週末比0.55ドル安の67.04ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが売られる局面では下げ、前週末比8.2ドル安の1,227.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米国債10年物利回りが上昇したことから買い戻しに一時112.56をつけましたが、その後米株安が進んだことから、一時112.19近辺まで反落しました。

EUR/USDは、メルケル独首相が与党党首を退く意向と伝わると一時1.1361近辺まで売られたものの、首相職は2021年まで続投する方針と分かると1.1416近辺まで反発し、その後は1.1370-75近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、ドル/円の動きにつれ、一時128.23近辺まで上昇後、127.80近辺に落ち着きました。

首相続投とはいえ、党首選出馬せずというメルケル首相の状況は、ユーロに新たな負の材料を投げかけたと思います。

レンジ相場での心得

レンジ相場とは、ある一定の値幅の中で、往ったり来たりをする相場です。

値幅がないから、それほど損失を被ることはないだろうと思われがちですが、やり方を間違えると、それ程の値幅でもないのに大きな損失を被ることがありますので、要注意です。

レンジ相場は、トレンド相場の後にやってきます。

それまでのトレンド相場では、方向さえ間違わずにポジションをキープしていれば、結構儲かります。

しかし、世の中、それ程甘くはありません。

トレンド相場からレンジ相場への転換点では、非常に荒っぽく上下動し、折角トレンド相場でもうけた利益を吹き飛ばすことは、それほど難しいことではありません。

この激しい上下動になったら、トレンド相場からキャリーしてきたポジションは、早々に手仕舞うことです。

そして、この激しい上下動が収まってくると、ある一定の上下の間を中心としたレンジ相場となります。

レンジ相場は、かなり長く続くことが多く、痺れを切らせてしまいますが、一般的には、一定のレンジを想定して逆張り的な売り買いに徹するか、ポジションを閉じて様子を見ることが、肝心です。

しかし、長く続いたレンジ相場も、終わりが近づくと、レンジ幅がかなり収斂し、これが次のトレンド相場が近いことを示していますので、こうなるとそれまでの逆張りは避けることです。

レンジ相場からトレンド相場への転換点で逆張りを続けていると、トレンド相場に入った瞬間、もしもトレンド方向に反するポジションを持っていると大きく逆方向に相場を持っていかれる危険性があります。

こうなったら、できるだけ早くマーケットから脱出(ロスカット)することが、結局は賢明だと思います。

2018/10/29

EUR/USDは引き続き戻り売り?

ロンドンが、マーケットポジションをどう見るかというところポイントだと思います。

まだ、全体的ショートであれば、ショートスクイズ(ショートの炙り出し)もありえます。

一番気になる通貨ペアは、EUR/USDで、投資家は依然売り興味があると見ています。

ただし、1.1300を割らせたくない勢力もいて、攻防戦となりそうです。

今日もドル買い円買い

今日も、ドル買い円買い、つまりは、ドル/円、クロス円の売りになっています。

たぶん、これは恒常的に続くのではないかと思われます。

しかし、ポイントは、ドル/円をいくら売っても、クロス円の下げには限りがあると思います。

本当に、クロス円を下げたいのであれば、クロス円を構成するドル/円の相手になる、たとえば、EUR/USD、GBP/USD、AUD/USDなどを下げ(ドル高)なくてはなりません。

強めに推移

ドル/円は、強含んでいます。

EUR/USDは、シドニーで安く始まったため、金曜のニューヨーククローズの1.1402からの窓を埋めに行きました。

ただし、EUR/USDは、戻りを待つ投資家は今日もいるものと思われ、買い過ぎれば反落となる可能性は高いと見ています。

ユーロ、再び軟化

シドニーでは、いったん反発していたEUR/USDが、再び軟化気味です。

EUR/JPYも、緩んでいます。

日本時間午前5時45分現在(カッコ内は、前週金曜のニューヨークローズ)

ドル/円 111.85-87  (111.89)
EUR/USD 1.1388-90  (1.1402)
EUR/JPY 127.40-43  (127.58)

失敗した者勝ち

たとえ相場に飛び込んで失敗しても、失敗から多くのことが学べ、今後のトレーディングに大変に役立ちます。

ある意味、失敗は成功への近道だとも言えます。

その意味から、失敗した者勝ちだと思っています。

大事なことは、なにが原因で失敗したのかということを忘れないことです。

記憶だけに頼らず、記録しておき読み返してみることも大切です。

特に、過去に犯した失敗と同じパターンで再度やられた時は、要注意です。

それは、最初の失敗を忘れてしまっているか、覚えていても、自己改善ができていないことから起きています。

特に、自己改善ができていないでいることは、折角の過去の教訓が生かしていないことを意味しています。

トレーディングをしていると、同じような局面に陥った時、「わかっていても、やめられない」という気持ちが、心中に走ることがあります。

しかし、そこで、自分を甘やかさず自己改善しなくては、トレーダーとしての一段の成長は望めないと思います。

失敗した者勝ちではありますが、それはその失敗を前向きに生かしてこそのことです。

2018/10/28

Weekly Report(2018/10/28)

【今週の注目点】

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.米中間選挙を11月6日に控えて今週は?
2.目前のリスクとは?
3.ドル/円はいかに?
4.気になるEUR/USD

【1.米中間選挙を11月6日に控えて今週は?】から一部

「普通に考えれば、米中間選挙まで、10日を割ってくるのだから、様子見ということになるのでしょうし、私自身もそう思いました。

しかし、たとえば、米雇用統計を当日に控えたロンドンマーケットでは、指標発表ギリギリまで売り買いが止まないこととか、ニューヨークの投機で有名だった銀行のディーラーが、閑散なマーケットとなる金曜の午後に帰ってしまうディーラーはレイジー(怠惰)だと言っていたことなどを思い起こすと、結局、1週間終わってみればレンジとなるかもしれませんが、それでも、海外勢は懲りずに今週も仕掛けてくるのではないかと思い直しました。」

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たられば相場

言い方を変えれば、思わせぶりな相場とも言えると思います。

相場には、絶対に思惑が当たるということはありません。

ただ、思惑が当たる確率が高い相場、つまりトレンド相場のような場合と、気を持たせるだけ持たせておいて、肩透かしを食うことが多い、レンジ相場のような相場があります。

たられば相場は、この肩透かしを食うレンジ相場でよくあります。

たとえば、ある水準が超えたら買いとか、ある水準をより下げれば売りといったレンジブレイクをレンジ相場でしようとすると、ある水準を超えても上がらず反落、ある水準より下げても反発ということになりがちです。

それは、マーケットにモメンタム(勢い)がなく、レンジをブレイクしさらに進行するだけの力がないためです。

そんな相場に対して、期待感を持って「たられば」で付き合うと、大変なコストを払うことになることがあります。

したがって、相場に対するスタンスも一定ではなく、トレンド相場であれば攻めで、レンジ相場であれば守りでというように、場面場面に応じてスタンスをスイッチすることが必要です。

また、どんな相場にもフル出場する必要はなく、自分が得意とする地合に絞って出場する要領の良さも必要です。

[10/26]FX経済研究所出演

10/26(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「ユーロ/ドルに急落の可能性YouTube」です。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

2018/10/27

思惑錯綜

ニューヨークダウは、アマゾン・ドット・コム、アルファベット(グーグルの親会社)の決算が予想を下回ったことから売られ 、前日比296.24ドル安の24,688.31ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、アマゾンとアルファベットの決算を嫌気して低下し、暫定値ながら前日比0.039%下げて3.077%で引けました。

原油価格は、11月から米国がイラン制裁を発動し、イラン産原油の供給が減るとの思惑から買われ、前日比0.26ドル高の67.59ドルで引けました。

金価格は、米株の下落を受け逃避的に買われ、前日比3.4ドル高の1,235.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米株の急落を受けて、一時111.38まで下落し、111.85近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、ロンドンで一時1.1336近辺まで下落しましたが、ニューヨークに入り反発し、一時1.1421近辺をつけました。

EUR/JPYは、ドル/円の下落に連れて、一時126.63近辺まで下げましたが、その後今度はEUR/USDの上昇に連れ反発し、一時127.75近辺をつけました。

ドル/円は米株の上下動に振らされ、EUR/USDは8月15日につけた今年の最安値である1.1301に接近したことから、1.1300を割らせたくない勢力の抵抗がきつく押し戻された格好でした。

痛み

何事にも、相通ずることですが、失敗や損失から早く立ち直るには、痛みが伴っても問題を先送りせず、正面から向かい合うことが必要です。

このことは、トレーディングの世界では、ロスカットという形で、日常的に起きていることです。

ロスカットには、損失という痛みが伴いますが、いったん、ロスカットにより、ポジションがクローズされれば、それ以上の損失の拡大は止められます。

しかし、よくあるのは、ここでロスカットした後反転してしまうのではないか、自分だけ貧乏くじを引くのではないかという強迫観念から、ロスカットができずにいることです。

それで、相場が反転してくれればラッキーですが、さらに損失が拡大する方向に進んでしまうと、もう動きが取れなくなってしまいます。

ロスカットをするということは、損失拡大を食い止めるだけでなく、それまで引きずってきている自分の気持ちを一回リセットさせるという意味でも大変重要です。

一度、ポジションを手仕舞ってみると、随分気持ちが軽くなり、世界も違って見えてくると思います。

そして、リフレッシュした頭で、もう一度相場観を立て直すことです。

損失という痛み伴っても、ロスカットを決断することは、結局は自分を守ることになると思います。

2018/10/26

重いユーロ

EUR/USDが、重くなっています。

戻りを待っている勢力がいるようです。

ドル/円な下げましたが、しかし、さらにドンドン下がるというようにも見えません。

血の臭いを嗅ぐロンドン勢

ロンドンは、東京・アジア勢のポジションの偏りを探っているようです。

特に、EUR/USDがショートになっているか探りを入れているようです。

今日のニューヨーククローズは重要

EUR/USDの週足ベースで、昨年7月以来の実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)の安値は、今年8月の13日の週の寄り付き1.1395です。

今週がこれを下回って終わると、新たに売りが示唆されます。

そういう意味で、今日のニューヨーククローズのレベルは、大変大事です。

トレンド相場は順張りが正道?

トレンド相場は、順張りが正道であるということが正しければ、EUR/USD、EUR/JPY、GBP/USD、GBP/JPYは、やはり売りなのだと思います。

確かに、EUR/USDの場合、8月15日につけた最近の最安値1.1301まで、肉薄してきていることは、事実です。

しかし、値動き的には、それほど、ショートが積み上がっているようでもなさそうです。

終わってみれば、ドル高基調再開

ニューヨークダウは、予想を上回る第3四半期決算の発表が相次ぎ 、ハイテク株中心に大幅高となり、前日比401.13ドル高の24,984.55ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株安一服で上昇し、暫定値ながら前日比0.021%上げて3.124%で引けました。

原油価格は、米株の大幅反発を受け買いが強まり、前日比0.51ドル高の67.33ドルで引けました。

金価格は、前日の株安を受け買いが先行したものの、その後米株が反発したため伸び悩み、前日比1.3ドル高の1,232.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米株の大幅回復に一時112.68近辺まで反発しました。

EUR/USDは、ドラギECB総裁が、最近の経済指標について「予想よりも多少弱い」と述べたことを受け売りが強まり、いったん1.1433近辺まで上げていたところから急反落となり、一時1.1356近辺まで下げました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて、いったん1128.44近辺まで上昇後、一転して127.72近辺まで反落し、その後は128.00近辺に落ち着きました。

結局、ドル高基調に戻りました。

なぜ、スイスフランは、CHF?

スイスフランの通貨表記がCHFとなっている理由をお話しましょう。

最初のCHは、スイスのことを、ラテン語で、Confederatio Helvetica「コンフェデラチオ・ヘルヴェチカ」と言うためで、CHはラテン語での頭文字で、スイスを表す略称です。

そして、Fは、スイスの通貨であるFranc(フラン)の頭文字です。従って、CHFは、スイスフランを意味するということになります。

私は、ロンドンで、ディーラーになったばかりの3ヶ月目に、当時スイスには三大銀行がありましたが、そのうちのひとつの銀行がチューリッヒの本店で毎年開催していたディーラー研修に、1週間ほど送り込まれました。

まだ英語もろくろく出来ない頃で、朝から晩まで英語の研修、食事時も中央銀行を含めた世界各地の主に銀行からの参加者と英語で会話。一週間もそんな生活をしていたら、頭が完全にてんぱってしまったことが、今は、懐かしい思い出です。

休憩時間に、皆、ロイターの画面でレートを見るのですが、やはり来たところによって、見る通貨ペアが違うのは、あたりまえといえばあたりまえなのですが、なるほど皆、自分の身近な通貨ペアを見るものだなあと感心したものでした。

研修の終わりに、チームに分かれて、ディーリングシミュレーションと称して、講師達が、いろいろなニュースを次々に流し、そのニュースが売りか買いかを即座に判断して、各人が、自分のチーム以外の相手にプライスを聞き売り買いをして、終わりに、各人が自分の損益を計算し、チームごとに集計して、順位を争いました。

結果は、我がチームが、ビリでした。賞品として、講師代表から、その銀行の紋章が入ったスイスアーミーナイフをもらいましたが、私が受け取る番になったとき、その講師代表が、「ハラキリには、使わないようにね」と言ったため、満場は笑いの渦となりました。

そのアーミーナイフは、今でも、私のそばにあります。

2018/10/25

全体的に買戻し

全体的に買戻しです、

その中では、ドル/円、クロス円の戻しが強めです。

売り過ぎているものと思われます。

EUR/USDの戻りは限られています。

先を読むことが必要

今朝の、米株の下げを受けて日経平均も下がる、そして、EUR/USDも下げ方向だから、EUR/JPYが効率的だと思ったことは、それはそれで正しかったと思います。

ただし、その発想による、ドル/円、EUR/USD、EUR/JPYの売りが、東京オープンと同時集中すれば、極短期的に、ショートに偏り、加えて、日経平均が持ち直してくると、買戻し一色となります。

この東京9時台の習性は、本当に学習能力がないように思われます。

ですから、相場観の組み立てと同時に、マーケット心理がどれだけ同じようなことを考えるかという点については、十分先読みする必要があります。

効率的な下げは?

ドル/円が米株安で下落、そしてその株安は、日経平均にも連鎖するものと思われ、ドル/円も続落するするものと見ています。

EUR/USDも、イタリアの予算問題、景気減速懸念から、さらに下がるものと思われます。

ドル/円でも、EUR/UDSでも、下げであれば、EUR/JPYが最も効率よく下がるのではないかと見ています。

リスクオフの相場

ニューヨークダウは、米企業業績の先行きに懸念が広がる中、ハイテク株などが売り込まれ大幅下落となり 、前日比608.15ドル安の24,583.28ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、株安が止まらず逃避買い(利回り低下)となり、暫定値ながら前日比0.060%下げて3.107%で引けました。

原油価格は、発表された米週間在庫統計によるとガソリン在庫が減少したことが好感されて買われ、前日比0.39ドル高の66.82ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落を受けて下げ、前日比5.7ドル安の1,231.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米株安を受けて下げ、一時112.09近辺をつけました。

EUR/USDは、10月のユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)が市場予想以上に低下したことを受け、一時1.1379近辺まで下落しました。

EUR/JPYは、ドル/円、EUR/USDのいずれもが下落したことから、大幅に下げ、一時127.77近辺をつけました。

リスク回避のドル買い円買い(リスクオフ)となりました。

相場とは、皆が望まない方向に進むもの

相場とは、皆が望まない方向に進むものとか、自分のポジションがマーケットに見透かされているようだといった言葉を良く耳にします。

それはある意味、当たり前と言えば当たり前のことです。

なぜなら、多くの人々が望む方向が一方向に偏り、その結果、売り過ぎあるいは買い過ぎとなるため、相場が逆方向にしか動かなくなるためです。

しかも、マーケットの望む方向が片サイドに偏っているという事実は、多くのマーケット参加者自身が気づいていないことが多いと言えます。

つまり、このテクニカル分析、あるいはこの相場観なりは自分ぐらいしか知らなくて、マーケットの大勢は知らないものだと考えているためだと思います。

しかし、秘蔵のテクニカル分析も相場観も、実は、マーケット参加者の大勢意見になっており、ただ誰もあえて語りはしないことから、あたかも誰も知らないようにしか見えないことが多いと言えます。

そのため、目論みに反した相場となると、マーケットがおかしいと思ってしまいますが、実は、同じ方向にポジションを張っていた他の目鼻の効くマーケット参加者が、どうも思っていた相場展開と実際が違うと相場から脱出するために反対売買をしているのに過ぎないことがほとんどです。

したがい、マーケットが今なにをテーマにしていて、相場がどうなることを望んでいるかについては、日頃から類推することが必要になるわけです。

類推するのに、効果的なのが、値動き分析だと思います。

相場の値動きから、マーケットがショートになっているか、ロングになっているかを、常日頃から読むクセをつけることが大事です。

2018/10/24

買いから売りへ?

ロンドンは、とりあえず、ドル/円、EUR/USD、GBP/USD、クロス円、全部で売ってきました。

ただ単に、東京タイムにこれらが買い気だったので、それでできたロングを潰そうと売ってきたように思われます。

ここから、今度は下げで伸びるのか、注目です。

ドル/円、一段の上昇も?

ドル/円の1時間足を見ますと、昨日の8時から連続陰線が続き、23時に安値をつけて切り返し、今度はリターンエース(広義の窓埋め)をやっているのに過ぎないように思えます。

今のドル/円相場は、株の動きに後追いしているだけです。

まだ、ショートは残っているものと見ており、一段の上昇はあるのではないかと思います。

相場は日替わりメニュー

相場は日替わりメニューです。

たとえば、ドル/円で申し上げれば、昨日は、株をにらみ売り一辺倒でしたが、下げ切れず反発しました。

今日は、今度は買いで攻めようとしているようです。

EUR/USDも、昨日、下げ切れなかったことから、上値を試したがっているようです。

続くレンジ相場

ニューヨークダウは、決算に失望売りが出るも終盤に下げ渋り 、前日比125.98ドル安の25,191.43ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株価に連れて動き、暫定値ながら前日比0.030%下げて3.167%で引けました。

原油価格は、世界的な株安が景気の減速懸念から売られ、前日比2.93ドル安の66.43ドルで引けました。

金価格は、リスク回避から買われ、前日比12.2ドル高の1,236.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米株安に一時111.95近辺まで売られたものの、下げていた米株の回復に連れ112.40近辺まで反発しました。

EUR/USDは、1.1460~80近辺でのもみ合いが続きました。

EUR/JPYは、一時128.21近辺まで下げましたが、ドル/円の買い戻しに連れて129.00近辺まで反発しました。

方向感のはっきりしない中での売り買いに終始しました。

セルフ・コントロール 

「利益を小さくコツコツ積上げてきたのに、一瞬にしてパーにしてしまう」ことは、トレーダーの成長過程では、決して珍しいことではなく、よくあることです。

それは、気持ちの持ち方によって、直すことが可能です。

手堅くコツコツと利益を積み上げていくと、だんだんと自信がつき、さらに過信となって、今までなら、この相場どうも思ったのと違うと思えば、この勝負はいったん撤退だと、さらりと抜け出せたものが、執着しそして一瞬にして、折角積み上げてきた利益を吹き飛ばしてしまいます。

一番の原因は、トレーディングに非常に慎重な時もあれば、気が大きくなる時もあるといった感情にムラあるいは起伏があるためです。

こうした感情のムラあるいは起伏ができないよう、平常心を保つことが大切です。

「投機をなす者、楽悲を戒む」という言葉があります。

要は、トレーダーは、勝った負けたで一喜一憂せず、淡々とトレードすることが大切だということです。

特に、勝ったときに気が大きくなったり、負けている時に損失の大きさに漫然として損切れないでいることは、厳に慎むべきことかと思います。

トレーダーは、感情的にはならないよう、自らコントロールできるようになることが要求されます。

2018/10/23

全売りだが

ロンドンは、オープンと同時に、ドル/円、EUR/USD、GBP/USD、クロス円、全部で売ってきました。(ドル買い円買い)

日足で見ると、EUR/USDのサポートが割り込んできており、この下落が大きいのではないかと見ています。

ドル/円は、日足で見る限り、上昇チャネル(水路)にいて、まだ急転直下、下落するのは難しいように思います。

東京からロンドンへ

東京タイムでは、ドル/円、クロス円の円買いが続いてきました。

EUR/JPYのリターンエース(広義の窓埋め)も、順調に進みました。

ただし、円中心の東京タイムから、ユーロ中心のロンドンタイムになると、EUR/USDの下落(ドル高)が主導する相場になる可能性があります。

EUR/JPYのリターンエースの可能性は?

EUR/JPYの4時間足を見ますと、10月19日18時台から連続陽線が出現しています。

したがい、129.20近辺をしっかりと切ってくるとリターンエース(広義の窓埋め)になる可能性があります。

しかし、ドル/円の4時間足は、依然としてジリ高を示唆していますので、EUR/JPYがリターンエースするためには、EUR/USDがさらに下がらなくてはなりません。

EUR/USD、レンジ相場内のテクニカルな下げ

ニューヨークダウは、 買い先行も続かず下落し、前週末比126.93ドル安の25,317.41ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、手掛かり難から方向感のない展開が続き、暫定値ながら前週末比0.006%上げて3.198%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアの増産観測で売られ、前週末比0.05ドル高の69.17ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前週末比4.1ドル安の1,224.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、方向感なく112.70割れ~80後半でのもみ合いでした。

EUR/USDは、表向き、イタリアの来年度予算案をめぐる混迷で、一時1.1456近辺まで下落しました。

EUR/JPYは、EUR/USDの下落に連れて、一時129.22近辺まで下落しました。

EUR/USDは、1.1465~1.1505近辺に開いていた広義の窓を埋める動き(リターンエース)がテクニカル的に行われました。

大人になって

レンジ相場になると、「大人になって」という言葉を、私はよく口にします。

それは、レンジ相場でこっぴどい目に遭ったことがあるからです。

その年の相場は、4月から8月まで、ドル/円が一本調子に上げました。

この間、ロングポジションをキープしたことから、相当な利益が出ました。

いったん8月の後半緩んだものの、そこから9月後半に向けて、再び上昇し、さらに利益を上乗せしました。

これにより、トレンド相場に有頂天になっていましたし、この相場、まだ続くという期待が心の中でムクムクと膨らみました。

ところが、10月に入り、相場つきがレンジ相場に変わりましたが、私は依然トレンド相場が続いていると信じて疑いませんでした。

そのため、上がればさらに上がると思い込んで高値を掴み、下落するとこれはまずいと投げるを、3往復ぐらいやった結果、たった3円幅のレンジ相場にも関わらず、物も言えないほどやられ、4月から9月まで稼いだ儲けの半分近くを、たった1ヶ月で失いました。

この時、相場にはトレンド相場とレンジ相場があり、それぞれの相場局面ではトレーディングのやり方違うということを、身をもって知りました。

特にレンジ相場には冷静さが必要で、決して熱くなってはならず、大人になることが必要です。

だからこそ、大人でなかった私は、イチコロだったわけです。

2018/10/22

[10/20] FX攻略.com にコラム掲載

2018/10/20発売の「FX攻略.com 12月号」に「私がデイトレードをしている理由」が掲載されます。

月刊 FX攻略.comの最新号は、以下のリンク先から購入できます。

ロンドン、円売り

ロンドンは、ドル/円、クロス円の買いで攻めています。

まだまだ、これから攻めが本格化するものと見ています。

動きづらいレンジ相場故の円売り相場だと言えそうです。

先行してこその儲け

ドル/円は、9時台に、いつもと同じく、東京・アジア勢の思いの丈が、今日は売りでぶつけられましたが、その後は反撥しています。

今月の米国債10年物利回りの急上昇で米株が崩れただけに、株式市場に神経質になっているということはわかります。

今日のドル/円相場も、日経平均の動きに連動していたようです。

ただ、後追いではなく、先行しないと儲からないと思います。

ドル/円、売りが先行

ドル/円は、今朝のシドニーが高く始まった後、売られています。

しかし、4時間足で見てみますと、18日の6時台から、ジリ高になっていますので、売り一巡後は、再び買いが強まるものと見ています。

しかも、10日の22時台から113.25近辺を起点にして連続陽線が出現しており、112.70近辺をしっかりと上抜けると、リターンエース(広義の窓埋め)の可能性が出てきます。

前週末とほぼ変わらず

シドニーでは、ほぼ先週金曜のニューヨーククローズと変わりません。

日本時間午前5時45分現在(カッコ内は、
前週金曜のニューヨークローズ)

ドル/円 112.56-58  (112.55)
EUR/USD 1.1513-17  (1.1516)
EUR/JPY 129.61-64  (129.61)

フローのある相場、ない相場 

投機の相場では、いかに多くのマーケット参加者が、「これは売るしかない」、「これは買うしかない」と思い込むことが相場の動く原動力になります。

しかし、マーケットが、そう思い込むには、それ相応の理由が必要です。

ある時はタイミングを推し量ったように材料がポンと出てきて、マーケットがサプライズして動く場合もあれば、ある時は、マーケットが半ば強引に、ある材料を相場を動かす理由に仕立てたりすることがあります。

ただし、そうした理由から動いた相場に共通していることは、相場を動かしているのが投機筋で、一方向の動きは長続きしないということです。

つまり、投機筋は、売ったら買わなければならない、買ったら売らなければならないという宿命があるため、長くはポジションをキープできず、レンジ相場になりやすいと言えます。

一方、長期間にわたって一方向に動くトレンドになるには、一方向への資金のフロー(流れ)を作る投資家筋が動かなければなりません。

投資家筋の場合、余程のことがない限り、簡単には動き出しません。

しかし、特に、この国・地域に資金を置いておくことは危険だと、いったん判断すると、怒涛の勢いで資金を他の国・地域へ移動させます。

これによって、トレンド相場が形成されます。

大事なことは、今の相場が、投機筋主導の相場なのか、投資家筋主導の相場なのかを、見極められるようになることです。

そのためには、今、テーマとなっている材料が一時的なものか、あるいは長続きしそうなものかを判断できるようになることが必要です。

ひとつの判断の仕方としては、そのテーマが、たとえば「日本の政治・経済の現状から言って、円安になるべきだ」といった精神論的なものはフローはつかないためレンジ相場になりがちです。

それが、需給関係がドル余剰(ドルが余っている)とか、投資妙味が極めて高く実際に投資するとか、あるいは自分のお金がなくなるかもしれないというリスクがあるので逃避するようであればフローが実際につきトレンド相場になりやすいと言えます。

このように、今のテーマにフローがつくかどうかというところに、トレンド相場形成のポイントがあると思います。

2018/10/21

Weekly Report(2018/10/21)

【今週の注目点】

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.当面、レンジ相場になるのか?
2.当面のレンジ相場に対して、どう対処すべきか?
3.相場の転換があるとすればいつか?
4.相場が転換したら上がるのか下がるのか?

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決意と覚悟と開き直り

相場観を持つことは、大事ですが、相場観に固執することは、危険です。

相場は、あたかも生き物のように一点に止まらず、どんどん変化していきます。

したがって、当初描いた相場の方向性が変わっていくのが当たり前のことですので、相場観は常に調整を必要とします。

相場観を調整する度合いは、微調整の時もありますが、時には180度転換するような大幅な変更が必要な場合もあります。

微調整は、それほどの苦痛は伴いませんが、見方を大幅に変更する場合は、「これで良いのか」といった迷いを振り切りながら、自己否定するわけですから、相当の決意と覚悟が必要です。

しかし、一度大幅に変更すると決めたら、振り返らず、実行するのみです。

こうした決意をするにあたっては、自分自身を信じてあげることが大切です。

これだけ、考えに考え抜いた末、自ら決めたことには、誰よりも、自分自身が信じてあげなければなりません。

そして、ダメでもともとという開き直りもまた必要だと思います。

私の経験から申し上げれば、大幅な調整が必要と感じた時は、変更を実行した方が結果的にはうまくいったことが多かったと言えます。

2018/10/20

[10/19]FX経済研究所出演

10/19(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートのテーマは「迫るビッグイベント 投資家はどう動く?YouTube」です。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

米株式の後追いをする為替相場

ニューヨークダウは、好調な決算を発表した銘柄に支えられて反発し 、前日比64.89ドル高の25,444.34ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、株安一服で上昇し、暫定値ながら前日比0.013%上げて3.192%で引けました。

原油価格は、米中株式相場の落ち着きで買いが強まり、前日比0.47ドル高の69.12ドルで引けました。

金価格は、米株式相場が比較的落ち着いた値動きとなったことを受け利益確定売りとなり、前日比1.4ドル安の1,228.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、株安一服で、リスクが回避されたとして、ドル安円安となりました。

ドル/円は、一時112.65まで上昇しました。

EUR/USDは、一時1.1535近辺まで上げました。

EUR/JPYは、一時129.68近辺をつけました。

いずれも、往って来いでした。

先見の明と先走り

マーケットは、今後への期待感が先行して動くこともあります。

来るべき将来を先取りするもので、決して悪いことではなく、むしろ、先見の明があったと、後々評価されることもあります。

しかし、一方では、先走りというマイナスの評価を、後々受けることもあります。

それでは、先見の明と先走りの違いはどこにあるかですが、先見の明は「見て観察してから行動に移す」のに対して、先走りは「既に思いついたら走り出してしまっている」というところに違いがあると思います。

先を読むためには、やはり、熟慮考慮と計画性が必要です。

じっくりと見て観察してこそ、見えてくるものがあると思います。

それに対して、思いついたら、もう走り出してしまっているということは、一見良さそうにも見えますが、十分な熟慮と計画性に欠けていて、逸る気持ちを抑えることが出来ない、また言い換えれば、ムードに押し切られての行動だと思います。

マーケットが、今後への期待感を持つ場合、その相場に対して先見の明を持って対応しているのか、あるいは、ムード先行の先走りになってはいないかを、見極めることが大切だと思われます。

これを見極めるには、その時点での相場のテーマの内容と規模と持続力を分析することが重要だと思います。

2018/10/19

ジリ高スパイラル、

いったんは高止まりとなったドル/円、クロス円でしたが、結局またレベル感から売ってしまったようです、

それにより、スクエア(ポジションなし)から、再びショートになったために、新たに上がる力を持ってしまったようです。

こうなると、本当に買い戻さないと、上げ止まらないものと思われます。

ドル/円・クロス円はスクエア?

東京午前は、ドル/円、クロス円の買い戻しが続きました。

本日の零時からの下落過程ではロングの投げが中心で、ショートができてきたのは下がり切ってからだと思われます。

そのため、ショートの持ち値もあまり良くないため、多少の反発でも買戻しが強まったものと思われます。

そして、買い戻してスクエア(ポジションなし)になって、高止まりとなっているものと思われます。

深追いは危険な相場か?

ニューヨークダウの後追い相場になりました。

言い換えれば、ニューヨークダウに一喜一憂する相場だということです。

FXに主体性がない以上、相場は難しくなると思います。

深追いは禁物だと思います。

難問山積でリスク回避のドル買い円買い

ニューヨークダウは、中国景気の減速懸念が強まり世界景気の先行き不透明感が強まる中、サウジアラビアをめぐる地政学的リスクに警戒感が広がり売られ 、前日比327.23ドル安の25,379.45ドルで取引を終えました。 下げ幅は一時470ドルを超えました。

米国債10年物利回りは、株安を受け逃避買い(利回り低下)が強まり、暫定値ながら前日比0.032%下げて3.173%で引けました。

原油価格は、需給ひっ迫観測が後退し売られ、前日比1.10ドル安の68.65ドルで引けました。

金価格は、世界的な株式相場の下落を受けて逃避的に買われ、前日比2.7ドル高の1,230.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、米中貿易問題への懸念からの株安や、EUがイタリア予算案受け入れを拒否する姿勢を示していることでイタリア国債が大きく下落していることなどから、リスク回避のドル買い円買い(リスクオフ)となりました。

ドル/円は、一時111.95近辺まで下落後、112.10-20近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、下落を続け、一時1.1449近辺をつけました。

EUR/JPYは、下落を続け、一時128.32近辺をつけました。

相場の目標点は、アバウトで考える

この相場、あのあたりまで行くのではないかと、考えることは良くあります。

目標点を推理することは、決して悪いことではなく、むしろ、相場の方向感を鍛える意味では大事なことです。

しかし、一方で、「相場は、(推理した)目標点を超すか、手前で終わるかのどちらか」だという割り切りも、兼ね備えていなければなりません。

なぜなら、目標点に固執するがあまりに、相場が目標点まで到達するのを待っていたものの、そこまで相場が届かず反転してしまい利食い損ねて、悔しい思いすることがあります。

また、逆に、目標点で利食ってしまったものの、さらに相場がフェーバー(有利)な方向に進んでしまい、悔し紛れに、売り上がってみたり、買い直してしまったりと無駄な動きをすることで、折角得た利益を減らすこともあります。

「相場の天底は、人智では推し量れないもの」、つまり、相場の天井も底もだれにもわからないものだと心得るることが必要です。

したがい、目標点に固執するのではなく、相場が目論んだ方向に進んだことに感謝し、たとえ目標点に至らなくても、状況に応じて利食うことが大切ですし、利食った後に、さらに相場が目標点を上抜いて進んだとしても、感情的にならないことです。

悔しさや欲が突っ張っている時は、決して良い結果を生みません。

2018/10/18

EUR/USD、ジリ安

EUR/USDは、サポートがブレイクしてきています。

戻りも弱いです。

ただし、急落する感じはありません。

まだまだ、サポートは、この下にもあります。

思惑交錯

ドル/円な、重いけれども、下値も堅い状況です。

しかし、それ以前に、EUR/USDとEUR/JPYが強いサポート帯にぶつかっているようです。

このEUR/USDとEUR/JPYのサポート帯がブレイクするかどうかで、次の展開が決まってきそうです。

米中間選挙が間近に迫り、思惑が交錯しているようです。

ドル/円、ポジションの偏りに逆行か?

ドル/円は、113.00超えの可能性はあると思いますが、難しいレベルだとも思います。。

上げたからと言って続伸を期待し過ぎて買うとロングになって反落になると思われます。

ただし、だからと言って、現状レベルを売るとショートになって下がらなくなることも事実です。

要は、ポジションが偏った方の逆に相場は行くものと思われます。

全面ドル高

ニューヨークダウは、公表されたFOMC議事録で複数の委員が政策金利を中立金利を上回る水準に上げることに前向きだったことから売られ 、前日比92.48ドル安の25,795.94ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、FOMC議事録を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.040%上げて3.203%で引けました。

原油価格は、発表された米週間在庫統計で米在庫が4週連続で増加したことを受け売りが強まり、前日比2.17ドル安の69.75ドルで引けました。

金価格は、ニューヨークダウの持ち直した局面では売られ、前日比3.6ドル安の1,227.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、いったん112.02まで売られた後反転し、一時112.68近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、1.1530近辺で下げ渋ったものの、結局一時1.1496近辺まで下落しました。

EUR/JPYは、一時129.17近辺まで下落後、129.55近辺まで反発しました。

強気のFOMC議事録も手伝って、ドル高が進みました。

スペキュラティブ

私がいた邦銀は、非常にスペキュラティブ(投機的、speculatiive)で有名でした。

それは、為替のみならず、円債でもそうでしたし、円円スワップと呼ばれるインタレストレート・スワップの一種でもそうで、要は各マーケットで、大口で活発に売買し、他のマーケット参加者から一目置かれる存在でした。

なぜそこまで、投機的だったかと言いますと、当時都銀が13行あり、その上位5行が上位行と呼ばれていました。

私がいた銀行も、上位5行には入っていましたが、収益力では、財閥系などに押され、万年5位でした。

この万年5位から脱するためには、他行と同じことをしていても仕方がないということで、積極的に市場部門でリスクをとり、収益の拡大を追及しました。

市場部門各部署では、若手が配置され、彼らは大きなリスクをとることが任されていました。

営業など市場部門以外の部門も大健闘し、その甲斐あって、その後収益都銀ナンバー1となりました。

しかし、世の中には上には上があるもので、バンカーズトラストという米銀は、それはそれは、スペキュラティブでした。

一度、ニューヨークで、バンカーズのディーラー達と飲んだことがありましたが、バンカーズのインド人ディーラーは、こともなげに、バンカーズ/ニューヨークが持っている、ポンドのポジションが大きすぎるため、毎日BOE(英中銀)が、ポジションを国際電話で聞きにくると笑っていました。

一国の資金繰りにまで、影響するポジションとはいったいいくらぐらいなのだろうと思いましたが、その後、お互いそれぞれに合併し、今となれば懐かしい思い出です。

2018/10/17

円買いと円売りの攻防

東京午後、かなり強烈な円買いか入りました。

ロンドンに入り、円買いと円売りの攻防戦となっています。

均衡が、どちらに破れるか注目です。

ジリ高は蟻地獄

ドル/円の戻り売りが続いています。

112.50のレジスタンスが意識されているものと思われます。

しかし、結局、売れば売るほどショートになると見ており、どこかのタイミングで、大きくショートカバー(買戻し)が入るものと見ています。

そういう意味では、ロンドン勢がショートスクイズ(ショートの炙り出し)に出る土壌は醸成されていると見ています。

ドル/円、ジリ高傾向

今のドル/円のジリ高傾向は、値動き分析のジリ高だと見ています。

つまり、ドル/円が先日急落して下げ止まってから、マーケットの大勢は下げを確信し、戻りを売り始めています。

しかし、戻りを売るため、マーケットのポジションがショートになって下がらなくなり、諦めて買戻しも出るものの、上がったところは、新たに売りが出るということから、なかなかショートが切れず、結局ジリ高は続くというものです。

上げもゆっくりで、一時的に押しもありますが、放っておくとまた上がるというもので、ショート筋もなかなかポジションを切る踏ん切りがつきません。

ニューヨークダウ、大幅回復

ニューヨークダウは、好決算の発表が相次ぎ 、投資家心理が改善し、前日比547.87ドル高の25,798.42ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、好環境ながら反応鈍く横ばいとなり、暫定値ながら前日比0.006%上げて3.161%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアの記者殺害疑惑が同国の原油供給減につながることが懸念され買いがやや優勢となり、前日比0.14ドル高の71.92ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇局面で買われ、前日比0.7ドル高の1,231.0ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークダウ改善に連れて上げたと解説されると思われますが、上げの形状からすると、戻り売りしてショートになり、下がらず買い戻しにジリ高となったというところが実際のように思われます。一時112.33近辺の高値をつけました。

EUR/USDは、一時1.1621近辺まで上昇する場面もありましたが、基本的には1.1570~1.6000近辺を中心とした揉み合いでした。

EUR/JPYは、ドル/円の上げに連れて上昇し、一時130.29近辺をつけました。

いずれにしても、ニューヨークダウ回復で、ドル売りも一服ということですが、それが正しいか引き続き冷静に見ていくことが必要です。

ポジションがしこる

「ポジションがしこる」とは、ポジションがアゲンスト(不利)になってしまって立ち往生していることを言います。

ポジションを持ってすぐにアゲンストになることもありますが、いったんフェーバー(有利)に行きながら、利食い損ねて、アゲンストになることもあります。

いずれの場合も、いったんポジションを持てば、ポジションがかわいくなるものです。

その上、いったんフェーバーになると、ポジションへの愛着が増すだけに、そのポジションがアゲンストともなると、手放し難くなります。

また、アゲンストはアゲンストでも、それほどのアゲンストではなく推移することもあります。

こうなると、どこかでフェーバーになるかもしれないという期待感が拭えず、なかなかポジションを解消できない、つまり生殺し状態になります。

このようにかわいさゆえにポジションを損切れず、深みにはまることは、決して珍しくはありませんので、そこは心を鬼にして、傷が浅いうちに手仕舞うことが大切です。

特に、ポジションを持って、案外簡単にフェーバーになった場合は、意外とくせものである場合が多く、伸びきらなくなったら、いったん利食ってしまうのも一考です。

2018/10/16

休むも相場?

方向感の定まらない相場です。

ロンドンが入ってきても、仕掛けてはいるものの、迫力はありません。

今日は、様子見で良いように思います。

チャンスは、また来ると思います。

相場のフロー

相場にフロー(資金の流れ)があるかどうかで、トレンド性のある相場になるか、ならないかということは、これまでも申し上げてきたことです。

昨日からの相場が、まさに典型的で、米系ファンドの45日ルールによるフローがあった時は、ほぼ一本調子に下げたものの、それが終わってしまうと、単に下げを確信した投機筋が戻り売りしたため、ショートになり反発したに過ぎません。

尚、米系ファンドの決算が12月という説もあり、たぶんどちらもあると思われますが、ひとつには欧米勢の新年度はクリスマス明けであること(12月後半はクリスマス休暇)ということを考えると11月決算の方が多いと思われること、また45日ルールに伴うフローを実際に体感するのは10月のため、11月決算の方が多いように思っています。

相場の踊り場?

いずれも、方向感がはっきりしません。

踊り場(上げ途上あるいは下げ途上での、ある一定水準での揉み合い)を作るような気がします。

今日のところは、あまり無理しない方が良いと思います。

ドル/円、決算がらみの動き?

ニューヨークダウは、 明確な方向感がつかめず不安定な動きとなり、前週末比89.44ドル安の25,250.55ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、横ばいで推移し、暫定値ながら前週末比0.009%下げて3.152%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアの記者殺害疑惑を受け、同国と米国の関係悪化による供給懸念から買われ、前週末比0.44ドル高の71.78ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇局面では買われ、前週末比8.3ドル高の1,230.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、円買いのフロー(資金の流れ)がついていたもようで、ドル/円は一本調子で111.65近辺まで緩み、円買い一巡後は111.70~90近辺でもみ合いとなりました。

EUR/USDは、1.1606近辺まで一本調子で上げた後は、1.1574近辺まで反落しました。

EUR/JPYは、ドル中心の相場であったため、129.10~80近辺で上下動に終始しました。

米系ファンドの45日ルール(※)の期日が昨日でした。

今年の場合、シカゴIMMポジションを参考にしてポジションの傾向を見ると、円ショート(ドル/円のロング)が多かったことから、その手仕舞い(円買い)だった可能性があります。

(※)米系ファンドの45日ルール:米系ファンドの決算日は11月30日で、その45日前の10月15日までに投資家は、ファンドを解約するなら、ファンドに意思表示しなくてはなりませんし、ファンドは実際にポジションを期日までに手仕舞わなくてはなりません。

トレードを記憶する

自分のトレードを記憶することは、大事だと思います。

記憶を補助するために、記録をとることも確かに大切ですが、自分の頭の中で、過去のトレードをイメージできることは、さらにトレーディングのグレードアップには、必要なことだと思います。

たとえば、なにかのスポーツで名選手と言われる人は、過去の試合のことを克明に記憶しているものです。

つまり、その場面場面での動作を記憶として頭に刷り込むことで、これから先、なにかが起きたとしても、反射的に起きたことに対する最適な対処が行えるものと思います。

また、記憶として、同じような場面を、繰り返し繰り返し体験し覚えると、自然とそれに対する対処が出来るものだとも思います。

中でも、相場の大変動という緊急事態になったとしても、それに対しての対応は、無意識に出るものだと思いますので、やはり日ごろのトレーディングでも記憶することを繰り返すことが大切です。

また、記憶を反芻することで、インスピレーション(ひらめき)も湧いてくるものだと思います。

インスピレーションとは、氷山の一角に過ぎず、蓄積された多くの記憶あるいは知識がない限り、湧いてはこないと思います。

そうした意味からも、トレードを記憶するということは大切なことだと思います。

2018/10/15

ロンドンが順張り?

ロンドンは、ドル/円、クロス円で、売りです。

めずらしく、順張りです。

しかし、下げ渋ると、突然逆上して、買い上げてくるところがありますので要警戒です。

順張り:流れに沿ったポジションメイク、逆張り:流れに逆らったポジションメイク

ポジションメイク:ポジションを作ること

ドル/円、下には大口の買い?

ドル/円は、東京オープンの午前9時台に、毎度おなじみの東京・アジア勢が思いの丈をぶつけてきました。

今日の場合は、一気に売り込んできましたが、下には大口の買いの勢力が待っていたようで跳ね返されてしまい、ポジション調整に午前中いっぱいかかりました。

そして、ポジションが調整されると、また緩んできます。

言えることは、下には大口の買いが待っている以上、安値圏では売らす、戻りを売るに徹することだと思います。

ドル/円を持ち上げるには相当な力が必要か?

ドル/円は、10月4日から、かなりのピッチで下げて来ました。

しかし、マーケットコメントを読んだり聞くにつけても、ここから買いという意見が多いようです。

しかし、日足のチャートに短期の移動平均線を入れて見てみると、かなり重いことがわかります。

ドル/円を持ち上げるには、相当の力が要りそうです。

ドル高円高

シドニーでは、ドル/円もEUR/USDも下げ気味で、結果、EUR/JPYが下落しています。

日本時間午前5時45分現在(カッコ内は、
前週金曜のニューヨークローズ)

ドル/円 112.15-16  (112.21)
EUR/USD 1.1541-45  (1.1559)
EUR/JPY 129.45-48  (129.70)

サイドウェイにいる

結構、ニューヨークやロンドンのディーラーが使う言葉です。

要は、相場が良くわからない時は、サイドウェイ(わき道)にいて様子見するということです。

相場がおもしろくなった頃は、四六時中、相場にエントリーしていないと気が済まなくなるものです。

これはこれで、いろいろ経験してみるという意味では、そういう時があって良いと思います。

しかし、中上級者ともなれば、勝つトレーディングに徹することが必要になります。

相場には、自分が得意とする局面、不得意とする局面、わからない局面があります。

勝率を上げるには、もちろん自分が得意とする局面でトレードし、不得意とする局面、わからない局面では、トレードを差し控えることが大切です。

特に、わからない局面において、わからないのにも関わらず、上がるかもしれない下がるかもしれないと、相場に乗り遅れることに焦りを感じ、やみくもに相場にエントリーすることは、不確実性が高く危険です。

こうした不確実性の高い相場では、自制しサイドウェイにいる(様子見する)ことが、トレーダーとしての成長につながると思います。

相場は、これ一回限りではありません。

より確実性の高い相場が来るのを待つのも、トレーディングです。

2018/10/14

Weekly Report(2018/10/14)

【今週の注目点】

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.(週末に出た)米の日本への為替条項要求報道!?
2.その相場への影響は?
3.テクニカルからの分析
4.EUR/USDの見通し
5.今のトランプ政権に思うこと

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•質問回答

A to Z 

私は、地図を見るのが大好きです。

地図を見ながら、どういうところだろうと想像するだけでワクワクしますので、安上がりなものです。

ロンドンに着任したばかりの頃は、まだカーナビのない時代でした。

そこで、「A to Z」というロンドン市内の道の詳細を示した電話帳のように分厚い道路地図の本を買って、それの中の何ページかを見て頭に焼き付けては、繰り返しあちこちドライブしていました。

ジグソーパズルをつなぎ合わせるように、あそことあそこがこうつながるのかとか、ここがあっちとこうつながっていたんだと、空白を埋めていくと、いつの間にか、ロンドンでタクシードライバーでもできるのではと思う(実際は試験が難しくて無理ですが)ほど、市内に詳しくなりました。

たぶん、今でも、ロンドンは地図を見ないで、ドライブできると思います。

相場の世界でも、チャートを見ると、左から右へと進んできたチャートがこれからさらに右にどう伸びていくのかを想像するのが好きで、暇さえあればチャートを見ています。

また、政治、経済、国際、金融政策などいろいろなジグソーパズルのピースが、それぞれにバラバラにあって、頭の中でモヤモヤしているものが、あるきっかけで、パチンパチンとはまって、視野がいっぺんに開けて全体が見える瞬間は、大きな地図を見渡せたようで、実に気持ちの良いものです。

実際、こういう視野がいっぺんに開けるという瞬間を年に何度か経験しています。

相場観を持つ上で、想像したり推理したりすることが好きになることが近道なような気がします。

そのためには、耳にしたり目にしたりした情報を、その場限りにせず、憶えておいたり、記録しておくことが大事だと思います。

2018/10/13

[10/12]FX経済研究所出演

10/12(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートのテーマは「揺らぐ相場の根本YouTube」です。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

ユーロロング解消の動き強まる

ニューヨークダウは、値動きは不安定ながらハイテク株に買いが入り4日ぶりの反発となり 、前日比287.16ドル高の25,339.99ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ニューヨークダウにらみの展開で、暫定値ながら前日比0.013%上げて3.163%で引けました。

原油価格は、ニューヨークダウ上昇で市場心理が改善し反発となり、前日比0.37ドル高の71.34ドルで引けました。

金価格は、ニューヨークダウ上昇でリスク回避で入っていた資金が流出し、前日比5.6ドル安の1,222.0ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、EUR/JPYの売りに押され、一時111.88近辺まで売られたものの、引け際112.20近辺へ反発しました。

EUR/USDは、1.1540に大きなロングのロスカットがあったもようで、かなり強引につけて、一時1.1535近辺まで下げましたが、一仕事終えた様子で、1.1560近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、東京タイムまで上げ調子でしたが、それから延々とロングの調整が入り、ニューヨークタイムに一時129.46近辺まで下げ、引け際、129.70近辺に落ち着きました。

ニューヨークダウの回復によるリスクが回避されたとするドル売り円売り(リスクオン)の雰囲気は全くなく、ひたすらユーロのロングの解消を狙ったユーロ売りの動きが中心でした。

このロスカットを狙ったのは、その値動きからロンドン勢だと思われます。

大相場での心得  

大相場は、通常の相場より、はるかに値幅が大きく、さらにその大きな値幅を極めて短時間で動いてしまいます。

大相場に際して、心しておくことがいくつかあります。

まず、大相場になるには、たとえば、リーマンショックといったそれなりの理由がありますので、その原因となったものが、相場にどれほどのインパクトを与えるか、そのスケールの大きさを短時間に把握できる力を培っておくことが必要です。

次に、やるべきことのプライオリティー(優先順位)を瞬時につけて、そして速やかに実行することです。

プライオリティーが一番高いものは、もちろん自分のポジションがフェーバー(有利)になっているか、アゲンスト(不利)になっているかを確認し、アゲンストであれば、即刻手仕舞うことです。

ここで、あまりにアゲンストで躊躇すると逃げ場を失い、多大な損失を被ることになりかねませんので、スピード感を持って判断し、迷わず手仕舞うことが必要です。

日頃から、緊急時のやるべきことのプライオリティーを自分なりに決めておくことが大切です。

また、チャートの見方も、通常よりも大づかみで見ることです。

相場のスケールが大きいため、短期チャートでは全容がつかめなくなります。

ですので、8時間足、日足、週足などの中・長期のチャートを見ることが大切です。

注意すべきは、オシレーター系の分析で、たとえば、ストキャスティックスが、売りすぎ買いすぎを示しても、大相場では、ビッグプレーヤーのロスカットが集中している時だけに、ポジションを投げ終わるまでは、下げるなり上げるなりが続きます。

こうした投げの相場では、いくらストキャスティックスが、売りすぎ買いすぎを示しても、買い下がり売り上がりはかなりの危険が伴いますので、避けるべきかと思います。

このように、大相場を乗り切るには、自らの全神経を使って相場を見る必要があるわけです。

2018/10/12

ロンドン参入

ロンドンは、予定通り、EUR/USDを売ってきています。

それよりも、EUR/USDが上がろうが、下がろうが、ドル/円が買い気なのが、気になります。

ちょっと、売り過ぎているのかもしれません。

ロンドンのトレード手法

最近に限ったことではありませんが、ロンドンのパターンは、EUR/USDで特に見受けられますが、東京タイムから上がって戻ってくると、マーケットはロングだろうと見て、ひたすら売り続けて下げます。

しかし、下げ続けられなくなると、買戻しとなります。

また、ドル/円は下が堅いと見ているのか、下を試して堅いと気づけば、すぐに買戻し、EUR/JPYの買いにします。

いずれにしても、自分が先陣を切って、下げているから売るとか、上げているから買うということはあまりしません。

根強いEUR/JPYの買い

ドル/円は堅く、EUR/USDは重く、いずれも凄い抵抗です。

ただし、ドル安トレンドが変わったわけではないと思います。

目先は、また、EUR/JPYの買いになっているもようです。

しかし、円とユーロの金利差もほぼありませんし、あくまでも投機の動きだと思います。

弱いダウの日経平均への波及に警戒

ニューヨークダウは、不安定な動きが続き下げ幅は一時700ドルに迫り 、結局、前日比545.91ドル安の25,052.83ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、予想より低い消費者物価指数に加え30年債入札が好調だったことから下げ、暫定値ながら前日比0.015%下げて3.148%で引けました。

原油価格は、発表された米週間在庫統計で在庫が3週連続増加となったことから下げ、前日比2.20ドル安の70.97ドルで引けました。

金価格は、安全資産として買われ、前日比34.2ドル高の1,227.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、トランプ米大統領の「(最近の利上げは)間違いだ」発言や、発表された9月の消費者物価指数が前月比0.1%と予想の0.2%と下回ったことが売りを誘いました。

ドル/円は、一時EUR/JPYの買いに押され112.53近辺まで上昇しましたが、そこから反落となり、一時111.84近辺をつけました。

EUR/USDは、いったん1.1599近辺まで買われたものの反落となり1.1546近辺をつけましたが、再び買いが強まり1.1599近辺をつけました。

EUR/JPYは、ドル/中心の相場ながら、投機的な売り買いに130.00近辺をはさんで激しく上下動を繰り返しました。

ニューヨークダウが落ち着きません。

この不安定さは、本日の日経平均に波及するものと思われ、ドル/円相場の下値リスクにも警戒です。

ポジションの偏りと相場

マーケットのポジションがどうなっていると、相場の動きがどうなるかは、ポジションの偏りよって分かってきます。

まず、最初に理解しておかなければならないことは、相場が大きく動く原動力は、ロスカットだということです。

新規にポジションを持つ時は、慎重にポジションメイク(ポジションの造成)しますので、マーケットへのインパクトはあまりありません。

それが、ロスカットとなりますと、損失を最小限に抑えようと、売りなり買いなりが我先に集中的にマーケットに出ますので、非常に大きな破壊力となり、値を飛ばす原因となります。

たとえば、ショートポジションのロスカットが集中しますと、相場は急上昇します。

そして、買戻しが一巡すると、マーケットにショートもロングもない、ほぼスクエア(ノーポジ)の状態になります。

ショートの買戻しが一巡しほぼスクエアな状態になると相場は高止まりし、ロングの投げが一巡しほぼスクエアな状態になると底値圏で相場は停滞します。

つまり、ロスカットが一巡すると、マーケットにショートあるいはロングといったポジションの偏りがほとんどなくなるため、動かなくなります。

しかし、時間の経過とともに、新たな思惑からポジションができ、再びできたポジションの偏りの逆に相場は動きやすくなります。

その意味で、ポジションスクエアの状態から、ショートかロングかどちらにマーケットのポジションが偏ってきているかを知る必要があります。

高値圏や安値圏で、ロングが新たにできると買っても上げづらく、ショートが新たにできると下げづらくなることで、ある程度ポジションの偏りはわかります。

そうして、新たに出来たポジションの偏りが大きくなると、またマーケットの大勢の思惑とは逆に相場が動き出し、ロスカットによって相場が大きく動きやすくなります。

こうしたことは、特にレンジ相場で起こりやすく、相場のテーマがはっきりしているトレンド相場ではある程度のポジションの偏りであれば、そのまま目先のテーマで相場を押し切ってしまうことがありますが、それでも、いずれは大きなポジション調整が入ることになります。

2018/10/11

マーケットポジションを嗅ぎつけるロンドン

ロンドンは、昨日に比べるとかなり静かです。

それでも、ドル/円を買い、EUR/USDを売り、ポジション調整を誘う動きをしています。

つまり、東京・アジア勢は、ドル/円でショート、EUR/USDでロングと見ているもようです。

揺らぐ相場の根本

少なくとも、今わかっていることは、これまでのアメリカ1人勝ち相場(ドル高相場)というストーリーに暗雲が立ち込めていることです。

そのきっかけは、10月4日に、米国債10年物利回りが、前日の3.06%から3.18%に急上昇したことでした。

これにより、ニューヨークダウは、急反落し、昨日には831ドルもの下げを記録し、これを受けて、為替相場はそれまでのドル買い相場からドル売り相場に転じています。

つまり、今までの相場の根本が揺らいでしまったのが、今の相場です。

無視できない昨日の米株の急落

昨日のニューヨークダウの831ドルの急落は、ちょっと深刻な下落だと見ています。

それによって、円買いが起きたことは頷けるのですが、EUR/USDが買い戻されたのには、ポジション調整とは思いますが、どうもしっくりきません。

今朝も、EUR/USDは買い先行にはなっていますが、どこかではリスク回避の(ユーロ売り)ドル買いになるのではと考えています。

米株急落で円買い

ニューヨークダウは、米国債10年物利回りの上昇や米中摩擦懸念を受け 、前日比831.83ドル安の25,598.74ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、上昇して始まったものの、ニューヨークダウの急落から下げに転じ、暫定値ながら前日比0.032%下げて3.174%で引けました。

原油価格は、イラン産原油の供給懸念の後退や翌日発表の米石油在庫統計を前に調整売りが出て、前日比1.79ドル安の73.17ドルで引けました。

金価格は、ニューヨークダウの下落を受けリスク回避の買いが出て、前日比1.9ドル高の1,193.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ニューヨークダウの大幅下落を受けて、リスク回避の円買いが強まりました。

ドル/円は、一時112.25近辺まで下げました。

EUR/USDは、ドル/円でのドル売り円買いに連れ、一時1.1545近辺まで上昇後、1.1520近辺で落ち着きました。

EUR/JPYは、一時129.30近辺まで下落しました。

今日は、EUR/USDがショートになりすぎていたため反発となったものの、米株式が落ち着かないと再びEUR/USDもリスク回避から売られる(ドル買い)可能性があります。

ヘルシーな相場 

ディーラーの会話でよく使われる言葉です。

ヘルシーな相場とは、相場がトレンド性を持って動いている時に、適度に調整期間があり、それによって、膨らんできたポジションも適度に消化され、またトレンド方向に進む相場です。

つまり、トレンド方向に進む時と調整する時が循環する相場は、持続力があって、ヘルシーだと言うことです。

ヘルシーでない相場とは、調整期間がなく、ただひたすらトレンド方向に向かう相場で、相場が進むにしたがって、どんどんポジションが膨らんで行きますので、ポジションが飽和状態になると、あまり大したことでもないことでもきっかけとなり、一転し逆方向に動き出し、ロスカットを巻き込んで、大きな反転を見ることになります。

したがいまして、トレンド相場を見るにしても、ヘルシーな調整をしながらの相場なのか、あるいはひたすらトレンド相場に向かっているかを見極める必要があります。

ただし、ただひたすらトレンド相場に向かっている相場であっても、例外的にヘルシーになっている場合があります。

それは、投資家の大幅な資本移動の時で、何らかの理由でひとたび投資家が資本を大幅にかつ長期間に移動させることを決意すると、とめどなくある通貨から別の通貨に資本を移動させますので、この場合、調整らしい調整なしにトレンド相場が続くことがあります。

ということで、今のマーケットが、投機筋主導の相場なのか、投資家主導の相場なのか判別がつくようになる必要性があります。

判別をつけるポイントとしては、投資家が資本を移動させるきっかけとなる、選挙や国民投票のようなビッグイベントがあるかあったか、あるいは金融危機や欧州危機といった世界を震撼とさせる事件・出来事が現状発生しているかを判断すれば、自ずとわかってくるものと思われます。

2018/10/10

粘着質、ロンドン

結局、ロンドンは、EUR/USDを売りで攻めることにしたようで、ロンドンオープンから今まで、売り続けています。

この粘着質なところがロンドンです。

しかし、下げ幅は、今のところ限られています。

上に大きなストップ?

こうしつこく、EUR/USDで買いが出るということは、上にショートのストップロスが、結構まとまってあるのではないかと思われます。

とりあえず、私は、撤退しました。

相場は、これ一回限りではありません。

次のために体力を温存することが大切だと思います。

にらみ合い

EUR/USDも、EUR/JPYも、GBP/USDも、GBP/JPYも、東京オープン前から、買いトライになりました。

表向き、イギリスのEU離脱交渉の合意が近いということを理由にしていると思いますが、実際のところは、ショートスクイズ(ショートの炙り出し)だと思います。

しかし、この東京オープン前の時間帯で買ってくるということは、マーケットが薄いところで、上のストップロスを狙っているということだと思います。

その割には、売りもしっかりあるようで、東京オープン後も高値圏でにらみ合いです。

攻防は続くか?

ニューヨークダウは、米中の貿易摩擦や中国経済の減速への警戒感から売られ 、前日比56.21ドル安の26,430.57ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、3.25%をつけた後低下し、暫定値ながら前週末比0.030%下げて3.203%で引けました。

原油価格は、イランの原油輸出が減少したとの報道や米メキシコ湾岸へのハリケーン接近を受けて上げ、前日比0.67ドル高の74.96ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇を受けて上げ、前日比2.9ドル高の1,191.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークに入ると、ニューヨークダウの下げに連れ、一時112.87近辺まで下落しました。

EUR/USDは、EUとイギリスが離脱で合意期待が膨らみ、それによるGBP/USD急騰に連れ、一時1.1503近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて、一時129.34近辺まで下げた後、反発となり、往って来いでした。

結局、昨日の攻防戦はドル安に軍配が上がりましたが、それが続くかどうかは依然不透明です。

ネガティブ・インディケーター

ネガティブ・インディケーター(逆指標)という言葉をよくトレーダーの間で使います。

たとえば、あるトレーダーがあるポジションをとったり、相場はこうなると公言すると、実際の相場は、必ずと言っていいほど真反対に行ってしまうことから、ちょっと皮肉なことですが、ネガティブ・インディケーター(逆指標)として、周囲からは一目置かれる存在となります。

また、トレーディング部門に常駐するマーケットエコノミストがネガティブインディケーターになることもよくあります。

それは、エコノミストとは、発表された経済指標などを分析することによって予測をする、言い換えれば、結果が出てから予測します。

そのため、ある程度の確証を持ったらリスク覚悟でポジションを持つトレーダーと比べると、予測するタイミングが、どうしても遅れるからだと思われます。

つまり、ネガティブインディーケーターとなるのは、材料による相場の方向性がかなり確実視されるようになったところでリスクを取るなり予測するなりするためだと思います。

私自身も、ネガティブインディケーターにならぬよう、ある程度の確証を持ったらリスク覚悟で、マーケットにエントリーするなり、コメントするよう心掛けていきたいと思います。

2018/10/09

なかなか一筋縄ではいかない相場

EUR/USDは、1.1460台にしつこい買がいるようです。

確かに、4時間足で見ても、先週の木曜ぐらいから、1.1460台はサポートされています。

一方、ドル/円は反撥です。

下げこじれたか?

EUR/USDは既にショートか?

ドル/円も、EUR/JPYも、買ってくるわりには、上がらない印象でした。

そして、EUR/USDもまた、そんな印象で見ていました。

この中で、リスク回避(リスクオフ)のユーロ売りドル買い円買いという理由でも、ファンダメンタルスや金利差からのユーロ売りドル買い円売りという理由でも、相殺して残るのはユーロ売りドル買いだと思っていました。

しかし、それでも下がらないということは、既にユーロ売りドル買いのポジションが出来上がっている可能性があります。

米中間選挙まで1カ月を切る

6月以降のドル/円の日足を見てみますと、7月に急上昇しその後反落を経験しています。

それから立ち直るのに1カ月あまりと、結構時間が掛かっています。

今回も、同じような急上昇をして反落となっており、回復にそれなりの時間がかかる可能性があります。

よくよく考えれば、11月6日の米中間選挙まで、あと1カ月を切っており、マーケットは、米中間選挙に向けて、イケイケムードから警戒モードに移るタイミングだと言えます。

Vの字回復

ニューヨークダウは、 一時下げ幅を220ドル超に広げましたが、一段の下値を探る材料に乏しく上げに転じ、前週末比39.73ドル高の26,486.78ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、休場でした。

原油価格は、米国がイラン産原油の輸入停止を巡る姿勢を緩めるとの見方が強まって売られ、前週末比0.05ドル安の74.29ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落局面で売られ、前週末比17.0ドル安の1,188.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークダウが軟調なこともあり、一時112.82まで売り込まれたが、その後113.25近辺まで反発しました。

EUR/USDは、一時1.1460まで売られましたが、その後は反転し、一時1.1499近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、ドル/円の下落に連れ、一時129.51近辺まで下げたものの、そこから130.14近辺まで反発しました。

ロングの投げが一巡した一方、投げを誘おうとできたショートが買い戻され、Vの字あるいはUの字回復となりました。

ロングのいったんの投げがあったからこそ可能となった急回復と言えます。

人の噂も七十五日

出たばかりの噂には、世間はビビッド(生き生きと)に反応しますが、時が経つに連れ、反応は鈍くなり、そして忘れ去られていきます。

相場の世界でも、同じようなことが言えて、ひとつのテーマで相場が動いても、半年前後が良いところではないかと思われます。

それは、はじめこそ新テーマに対する新鮮度は高く飛びついてくるプレーヤ―も多く、またそれまでの旧テーマに基いてできてしまった今やアゲンストの(不利な)ポジションの整理などにより、相場は大きく動きます。

しかし、時が立つのに連れ、新しいテーマに対する見方が同質化していくと、そのテーマに関する新たな材料が出ても、今までどおりの反応は一時的になり、ポジション自体も短期的に同方向に積み上がりやすくなって、往々にして逆に相場が動くようになります。

このような、テーマに則した材料が出ても、逆に相場が動くようになったら、今までのテーマがもう十分に周知のこととなり、鮮度が落ちてきているサインだと認識する必要があります。

このテーマの見方の変更を、頑なに拒みたくなる気持ちもあります。

しかし、相場は、時々刻々と変化していくものですから、柔軟に対応することが、相場を生き抜くためには、必要なことだと思っています。

それよりも、何が次の新たなテーマになるのかを、いち早く探りあてること大切です。

2018/10/08

【水上紀行に電話インタビュー】

本日は、祝日でツィッターの電話インタビューがお休みですので、代わって、こちらでお送りします。

ロンドンは、再びリスク回避のドル買い円買い、つまりEUR/JPYの売りで入ってきた。

しかし、ドル/円の売りで、EUR/JPYを下げようとしているため、なかなか下がらない。

EUR/JPYを下げるには、EUR/USDを下げなくては(ドル高)ならないと思う。

しかし、それ以前に、今の相場は、ドル高相場だと見ている。

【ご参考】本日の日経新聞一面

~ドル不足で調達金利が上昇 邦銀、10年ぶり高水準に~

世界で米ドルを調達しにくい状況が広がっています。

米国の利上げと新興国不安で、ドルの需要が高まり、日本では銀行が円でドルを調達する金利が上昇し、9月には年率換算で3%台前半とリーマンショック以来、10年ぶりの高さになっているもようです。

⇒続く

こうした状況下、ドルが下がることは難しいと思います。

下げ切らないEUR/JPY

先週末の海外に引き続き、EUR/JPYの売りが強まっていましたが下げ切りません。

EUR/JPYを売ろうとするのは、米株が急落したとするリスクを回避するためのドル買い円買い(リスクオン)が、主流になっているからです。

しかし、EUR/JPYを落すのであれば、ドル/円を売って下げさせるには限界があります。

やはり、EUR/USDが下がらなければ、EUR/JPYは本格的には下がらないと思います。

ドル安円安気味

シドニーでは、全般に買い戻されています。

日本時間午前6時現在(カッコ内は、
前週金曜のニューヨークローズ)

ドル/円 113.76-84  (113.71)
EUR/USD 1.1520-26  (1.1520)
EUR/JPY 131.09-19  (131.00)

オーバーリアクション  

相場では、突発的に予想外のことが起きることがあります。

想定していなかったために、マーケットはオーバーリアクション(過剰反応)を示します。

特に、それまでのマーケットが順調に進んでいた場合、相場が進んでいた方向にポジションが積み上がってしまいますので、きっかけとなった予想外の材料に、相場は総投げ状態となります。

ロスカットが集中する相場ですので、その流れに逆らうことは、大変危険です。

オーバーリアクションが、短期で済むか、長期にわたるかは、起きた出来事をマーケットがどれほど重大に捉えるかによります。

リーマンショックに端を発した金融危機のような世界を震撼とさせたような出来事では、平静を取り戻すのに数ヶ月を要したこともありました。

このような非常時において、まず取らなければならないことは、自分のポジションがフェ―バー(有利)であるかアゲンスト(不利)であるかの確認です。

フェ―バーであれば、それはラッキーなことですから、ポジションを引き続きホールド(維持)するのも利食ってしまうのも、それは各自の好みで構いません。

しかし、ポジションがアゲンストであれば、どんなに損失が膨らんでいようとも、即手仕舞うことが必要です。

どれほど損失がさらに膨らむかわからない状況を放置するのは、トレーダーとしては失格だと思います。

こうした緊急事態では、リスクから逃れることを最優先に考えることが大切です。

2018/10/07

[10/5]FX経済研究所出演

10/5(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートのテーマは「ドル高相場の具体的攻略法YouTube」です。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

Weekly Report(2018/10/07)

【今週の注目点】

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.基本的な私の相場観
2.今の相場はイデオロギー闘争?
3.テクニカル的アプローチ
4.勝敗の決め手は?
5.目先は?

⇒メルマガに続く

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各種手法の解説やセミナーを、任意にご覧頂けます。
•質問回答

4度目の正直

3度目の正直とよく言いますが、相場でレジスタンスやサポートを破る時は3度目よりも4度目の方が多いように思います。

たとえば、左肩、頭、右肩から成るヘッドアンドショールダーの場合、左肩が出来て1回目の下値トライに失敗後大きく反発し、頭の部分を形成することになります。

さらに、頭の部分から2回目の下値トライに失敗後、小反発して右肩部分の形成に入ります。

そして右肩部分が出来上がってきて3回目の下値トライでネックラインを割って下落となれば、このフォーメーションは完成となります。

しかし、現実には、この3回目の下値トライも失敗して、いったん反発してから4回目の下値トライで崩れることが結構多いように実戦的には感じています。

なぜ3回目は失敗し4回目で成功するのか、私なりに解釈しますと、ヘッドアンドショールダーのような教科書的にあるようなフォーメーションは、多くのトレーダーがそれが形成されつつあることを気づいてしまうからだと思います。

特に、右肩が形成する過程で、既にこのヘッドアンドショールダーの完成を多くのトレーダーが見込んで売るため、急速にマーケットがショートになり、そこで3回目の下値トライをしても、下げきれずショートカバーで反発してしまうことになります。

そして、この失敗によって、マーケットの関心がそれたり、逆にロングポジションが出来てくると、今度こそ4度目の正直で崩れることが結構あります。

つまり、いかに知られたテクニカルフォーメーションであっても、その時のマーケットのポジションによっては、素直には相場は動きませんので、その時点でのマーケットポジションがどうなっているのかを把握することが必要になるわけです。

そして、マーケットポジションを知る上では、値動きによる分析が重要です。

2018/10/06

米国債利回りの急上昇がマーケットをかく乱

ニューヨークダウは、発表された 9月の米雇用統計で失業率が3.7%と約49年ぶりの水準に改善したことを受けて、米国債10年物利回りが一段と上昇したことか嫌気されて続落し、前日比180.43ドル安の26,447.05ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米雇用統計は無難な内容だったものの上昇で反応し、暫定値ながら前日比0.044%上げて2.231%で引けました。

原油価格は、イランの供給減や米国の需要の強さを受け買いが強まったものの、インドのイラン産原油の購入報道や週末の利益確定売りに頭は抑えられ、前日比0.01ドル高の74.34ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上げ局面では買われ、前日比4.0ドル高の1,205.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、発表された米雇用統計から、米労働需給のひっ迫が物価上昇圧力につながるとの見方から米国債10年物利回りが一時3.24%台と2011年5月中旬以来の水準に上昇したことから、ニューヨークダウが売られました。

ドル/円は、いったんは114.08まで上昇したものの、米株安に重くなり、一時113.56近辺まで下げました。

EUR/USDは、いったんは1.1484近辺まで下げたものの、その後買いが強まり、一時1.1550近辺をつけましたが、1.1500近辺まで反落、結局1.1520近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、一時131.42近辺まで上昇したものの、EUR/USDの売りが強まるとそれに連れて一時130.60近辺まで下げました。

ニューヨークダウが、米国債10年物利回りの急上昇に未だ耐性ができておらず軟調のため、ドル/円は弱く、またEUR/USDの下げを見てEUR/USDを売っているマーケット参加者もヘッジ的にドル/円を売ったもようです。

とりあえず、ニューヨークダウの立ち直りを待たざるを得ないというところです。

ミニマム・プロフィット・テーク

ミニマム・プロフィット・テークとは、ポジションはフェーバー(有利)だけれども、最低限の利益は確保したい時におく、ストップロスのようなオーダーです。

個人のFX取引におけるトレール注文の原型とも言えます。

最低限の利益を確保するためですから、厳密にはストップロス(損失)ではありません。

ミニマム・プロフィット・テークのオーダーを入れる時は、ある意味、欲が出ている時です。

つまり、もっと儲けたい、しかし、相場が急変して、儲け幅が縮小しても、最低限の利益を得たいという気持ちからオーダーを入れるものです。

しかし、相場とは、意地悪なもので、もっと儲けたいと思ったところが反転するポイントとなることが多く、結局、最低限の利益にしかならなかったということは、結構あるように思います。

それよりは、欲望が高まってきたら、自分の欲望が自分の相場の潮時を教えてくれていると受け止め、さらりと利食うことが、結果的には良いのではないかと思います。

そして、いったん利食ってしまったら、もっとフェーバーな方向へ行ったとしても、それは割り切って、むしろすがすがしい気持ちでいられるようになることが大切です。

儲けたい欲望にかられて、ポジションが閉じられなくなることだけは、厳に慎まなければなりません。

2018/10/05

今のところの状況は?

投機筋は、米雇用統計発表後、EUR/USDで売りトライしたものを、ヘッジするためにドル/円を売って、EUR/JPYのショートにしているようです。

そのEUR/JPYが、むしろ捕まっている気配で、その失地回復のためにまたドル/円を売ったもよう?

三極の金利差の違い

ドルと円あるいはユーロは金利差(ドル>円&ユーロ)があるため、それなりの意味があると思います。

しかし、円とユーロはほとんど金利差がありません。

その点について、マーケットのドタバタした投機的なEUR/JPYの売り買いを見ていますと、自覚していないように思えます。

EUR/JPYは、単なる消耗戦になりそうですので、ご注意ください。

重要指標発表前でも活発なロンドン勢

米雇用統計の発表待ちとなり、マーケットは閑散となっています。

しかし、そうした重要指標発表前ギリギリまで、売り買いするのがロンドン勢です。

特に、目立つのは、EUR/GBPの売り買いです。

しかし、これはクロウト過ぎる相場のため、参入せず見学に止めた方が良いと思います。

本日の米雇用統計に注目

マーケットは、一転して慎重になっています。

本日発表される米雇用統計の中でも、平均時給に注目です。

なぜなら、先月の米雇用統計で、平均時給が2.9%となり、過去2年程のレンジであった2.5~2.7%のレンジを上抜いたことが、ある意味米国債利回りと米株の上昇、ひいてはドル高のきっかけとなったと言っても過言ではありません。

その意味で、今日の数字がどうなるか注目です。

イージーなドル買いに警鐘

ニューヨークダウは、米長期金利が急上昇したことで売られ 、前日比200.91ドル安の26,627.48ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、序盤は利益確定が強まり下げたものの、翌日の米雇用統計発表を控え上昇期待がぶり返して上げ、暫定値ながら前日比0.002%上げて3.183%で引けました。

原油価格は、米株安受け利益確定売りが強まり、前日比2.08ドル安の74.33ドルで引けました。

金価格は、米長期金利の上昇を受けて売られ、前日比1.3ドル安の1,201.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米株安や米長期金利の上昇を受けて売られ、一時113.64近辺まで売られ、その後113.90近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、1.1500のサポートを割ったことから、一時1.1463近辺まで下げましたが、売り過ぎとなり、買戻しに一時1.1543まで反発しました。

EUR/JPYは、EUR/USDの買戻しに131.58近辺まで反発後、ドル/円の下落に一時130.74近辺まで下げました。

米国債10年物利回りの急上昇が逆に米株安ドル安を強める結果となりました。

ある意味、イージー(安易な)なドル買いへ警鐘が鳴らされた格好でした。

焦らず形勢をうかがう時も必要 

ひと相場が終わると、次の相場の方向性をマーケットは模索します。

しかし、次の相場の方向性は、なかなか決まらないことも多く、その時々で話題となっているようなことを、場つなぎ的に材料にして動こうとします。

しかし、マーケット全体のコンセンサスを得ていないような材料では、動いたとしても一時的で、上げても戻し、下げても戻すことになります。

こうして、レンジ相場が形成されていきます。

特に、レンジ相場に入ったばかりの時点では、今までのテーマが依然として継続していると見るマーケット参加者や、ひと相場が終わったと見て手仕舞いを先行させるマーケット参加者、そして新しいテーマはこれだと見て動き出すマーケット参加者などが混在する、つまり、いろいろな見方が現れます。

そのため、攻防が激しくなり、相場が乱高下することになりますので、非常に損失を出しやすい危険なマーケットになります。

それまでの素直なトレンド相場から乱高下の相場に移るため、折角トレンド相場で儲けた利益を簡単に飛ばすこともありえますので、乱高下を始めたら、トレンド相場から引っ張ってきたポジションは、即刻手仕舞うことが大切です。

次の相場の方向性が決まるのに、3ヶ月も4ヶ月もかかる時すらありますので、ひと相場終わった後は、焦らずじっくりと形勢をうかがう姿勢でいるべきかと思います。

2018/10/04

EUR/USD、GBP/USDに注目

東京タイム、下げ渋っていたEUR/USDやGBP/USDに注目です。

特に、EUR/USDは、1.1500という大関門を割ったわりには、熱気がありません。

ロンドンタイムに入り、下げるようであれば、EUR/JPYも下がるでしょうが、
下がらなければ、EUR/JPYも買い戻されるものと思います。

しかし、基本的には、今の相場はドル中心の相場だと思います。

ドル/円・クロス円、むしろショートか?

ドル/円、クロス円の売りが続いていますが、どうしても、無理矢理売っているとしか思えません。

特に、ドル/円は、昨日はショートカバー(ショートの買戻し)によって上げたのであって、ロングにはなってはいないと思います。

そんな中で、ドル/円を売り続けるということは、ドル/円のポジションは、相当ショートになっていると思われます。

本来の急落とは、マーケットがロングに大きく偏らなければなりませんが、下げ渋る値動きを見る限りでは、ロングにはなっておらず、むしろショートになっているように思います。

ドル高相場でクロス円は脇役?

ドル高相場にもかかわらず、EUR/JPYを売ってきたりしています。

たぶん、ドル/円は、114円台半ばで、レジスタンスのところまで来ていて、一方、EUR/USDは1.1500のサポートが切れたばかりだからということなのだと思います。

しかし、既に申し上げていますように、ドル/円はそれほどロングではないと思われますし、それ以前に今の相場はドル主導の相場であって、クロス円は脇役に過ぎないと思います。

ですから、EUR/JPYを売って、ドル/円を下げようとしても、下げ切れないものと思われます。

さらなるドル高の可能性?

ドル/円は買うのが怖いので売り、EUR/USDは売るのが怖いので買うという心理が働いているように思います。

しかし、ドル/円は、重要なレジスタンスレベルである114台半ばあたりでジッとしていますし、EUR/USDは、1.1500を割って安値圏にいます。

また、ドル/円が上がったのは昨日の23時のニューヨークの仕掛けタイム、(この時良好なISM非製造業景気指数が発表)、EUR/USDの至っては、午前5時台ですから、特にEUR/USDにポジションの偏りはないと思われます。

ドル/円についても、昨日の東京からロンドンに掛けては、しつこく113.80近辺で頭が抑えられていたので、それ程ロングにもなっていないように思われ、114円台半ばのレジスタンスを難なくこなす可能性もあると考えています。

アメリカ1人勝ち相場が具現化

ニューヨークダウは、発表された9月のADP雇用者数は23.0万人(予想18.4万人)、9月のISM非製造業景気指数は61.6(予想58.0)いずれも予想を上回り、さらにイタリアの財政懸念の後退もあり買いが優勢となり、
前日比54.45ドル高の26,828.39ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、良好な経済指標にイタリアの財政懸念の後退を受け急上昇し、暫定値ながら前日比0.118%上げて3.181%と年初来最高水準で引けました。

原油価格は、米国の経済制裁によるイラン産原油の供給減を警戒した買いが優勢となり、前日比1.18ドル高の76.41ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比4.1ドル安の1,202.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、良好なADP雇用者数とISM非製造業景気指数を受け、一時114.53近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、良好な経済指標にイタリアの財政懸念の後退を受け下落し、一時1.1465近辺まで下げました。

EUR/JPYは、ドル中心の相場のため、131円台での横ばい相場となりました。

ニューヨーククローズ間際から、パウエルFRB議長の講演が始まっており、それもドル買い材料になっているもようです。

要は、アメリカ1人勝ち相場(ドル買い相場)が実際となっています。

無機質

FXのプラットフォーム(画面)の中で、プライスが点滅し、チャートが描かれていくと、相場が一見無機質なものに思えるかもしれません。

しかし、プラットフォームに表示されるプライスは、世界中のマーケット参加者のいろいろな思惑が集約されたものだと考えています。

つまり、相場は無機質なものではないと思います。

確かに、システムトレードのように、そこにはいっさいの私情を挟まず、システムの売買サインにしたがってトレードする手法がありますが、その手法を好まれる方たちに、私はなんら反対するつもりはありません。

それは、分析する切り口がいろいろあって、どの分析手法が絶対だというものではないと考えるからです。

ただ、私自身の好みを申し上げれば、相場はやっぱりもっと人間臭いものだと思いいます。

特に、大相場になればなるほど、人間臭さがリスクからの逃避、つまりロスカットとして相場に出てくるのだと考えています。

そのため、急騰・急落時は、テクニカル的にどうだと言っても、それ以前にマーケットから一刻も早く脱出したいという率直なマーケット参加者の願望が剥き出しになり、相場はさらに大きく動くことになるのだと思っています。

また、平常時においても、ブル(強気)とベア(弱気)というマーケットの参加者のセンチメントが、いずれに偏るかによって、往々にして逆方向に相場は動いています。

2018/10/03

【水上紀行に電話インタビュー】

今日は、スタッフ多忙により、ツイッターの電話インタビューは、こちらからお送りします。

ロンドンは、昨日のユーロ/ドルの1.1500攻め失敗に加え、今日の東京でのイタリア財政赤字報道で、さらにロスカットがついたようで、マーケットが傷んでいるようだ。

ただし、今や、ドルvs円、ドルvsユーロのスワップ金利は大きくなっており、これによるドル高はボディーブローのように効いてくると思う。

それが、アメリカ1人勝ち相場(ドル高相場)の実態ではないかと考える。

ドル/円は依然ロング?

ドル/円が反落をはじめ、EUR/JPYが追随し、そして、EUR/USDも緩んできています。

人騒がせな話ですが、単なるショートスクイズ(ショートの炙り出し)だったものと思われます。

しかし、ドル/円の113.80以上の重さが印象的です。

基本的に、依然ドル/円はロングだと思われます。

ブル(強気)とベア(弱気)の攻防戦

2021年にイタリアが財政赤字の目標を対GDPで2%を目指すという報道に、リスクが回避されたとしてドル売り円売り(リスクオン)となっています。

ただし、あくまでも、特にEUR/USDの1.1500を死守しようとする勢力のショートスクイズ(ショートの炙り出し)だと思います。

守る側も必死です。

戻りが限られるドル/円

EUR/USDは、やや買い気です。

一方、ドル/円の1時間足を見ますと、上値が切り下がり、下値も切り下がり、まさしく買い下がって上がらず、売り戻すを繰り返しているジリ安のパターンです。

ドル/円は、一回、ロングが投げないと、反発はしづらそうです。

ノーベル賞 本庶佑さんのご発言から学ぶこと

本庶佑さんは、以下の様にご発言されています。

「研究では、常に世界の人たちと戦ってきたつもりですから、戦うには厳しくないと戦えないです」

この「研究」を「FXのトレーディング」と置き換えると、私達のFXの世界に当てはまると思います。

皆さんご自身は、実感されていないかもしれませんが、FXのトレーディングの世界にはアマもプロもなく同じ土俵であり、それは世界を知らず知らずにして相手にし戦っているということです。

それだけに、自らに厳しくしていないと、ご自分自身を守りきれないことを自覚する必要があります。

リスク回避のドル高円高

ニューヨークダウは、NAFTAの再交渉の妥結を受け貿易摩擦懸念が後退したことから買われ 、前日比122.73ドル高の26,773.94ドルで取引を終え、9月21日に付けた過去最高値を更新しました。

米国債10年物利回りは、投資家によるユーロ建てのイタリア債を売ってドル建ての米国債を購入があったもようで低下し、暫定値ながら前日比0.026%下げて3.058%で引けました。

原油価格は、貿易摩擦の懸念が後退したことから約4年ぶりの高値圏となったため、利益確定売りが強まり反落となり、前日比0.07ドル安の75.23ドルで引けました。

金価格は、イタリアの財政不安から資金が逃避してきたことから買われ、前日比15.3ドル高の1,207.0ドルで取引を終えました。

為替相場では、イタリアのEU懐疑派政権を支える極右政党「同盟」(旧北部同盟)幹部は、ユーロの代わりに自国通貨さえあれば大半の問題を解決できると発言したことからリスク回避のドル買い円買い(リスクオフ)が強まりました。

ドル/円は、これを受け、一時113.53近辺まで下落し、その後も重い展開でした。

EUR/USDは、これを受け、一時1.1505近辺まで売られましたが、安値圏ではオプションの防戦買いと思われる買いが引かずその後は買い戻しに一時1.1570近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、リスク回避の円買いが強まり、一時130.71近辺まで下げましたが、その後EUR/USDの買戻しに連れて一時131.52近辺まで反発しました。

EUR/USDは1.1500に達しきれずショートカバー(買戻し)が強まりましたが、ドル/円は買い下がっていたこともあってか戻りきれず安値圏です。

しかし、投資家のユーロからドルあるいは円への資金移動が続くことが考えられ、EUR/USD、EUR/JPYは、再び下値トライが再開する可能性が高いと見ています。

オーダーの舞台裏 

インターバンクディーラーだった頃、経験したことです

お客さんの売りあるいは買いの大口(指値)オーダーが一本どんと入るよりも、小口のオーダーが何件も集まって、その大口のオーダーと同額になるほうが、売りオーダーであれば上に突き抜けにくく、買いオーダーであれば、下に抜けていきにくいということでした。

普通考えれば、大口の一本のオーダーの方が、抜けにくそうですが、結局、小口のオーダーが集まると、ネットのような役目を果たすのかもしれません。

そして、そのため、オーダーが抜けにくいということではないかと思っています。

ところで、私のいた銀行のニューヨークのチーフディーラーは部下を厳格に教育されることで有名な方で、当時、ニューヨークのディーリングルームにいた後輩2名は、それはそれは厳しく鍛えられていました。

一番厳しかったのは、ワンタッチダンルールで、例えば、113.50に50本(5千万ドル)のオーダーをお客さんから預かったとします。

そして、もしも113.50で1本(1百万ドル)でも出合って(売り買いして)しまうと、50本全部がダン(Done、成立)になってしまうということです。

1本で50本のオーダー全部がダンするリスクを避けるため、102.50手前で売ることで上げをとめ、下がれば買い戻して、102.50手前でまた売るということを繰り返し、最後は、自分で102.50を買って、すべてをダンにさせるというやり方をしていました。

2018/10/02

ユーロからドルへの資金移動?

EUR/USDが下げ、EUR/JPYが下げ、そしてドル/円が重くなっています。

EUR/USDは、1.15台前半をサポートと見る向きが多く、実際買いがある感触です。

しかし、売りは相当腰が入っている感じです。

投資家のユーロからドルへの資金移動が起きている可能性があります。

ロングができていないか?

午前中、ドル/円は一時113.82近辺まで下げましたが、再び113.90台に戻しています。

ただし、買い遅れていたマーケット参加者の押し目買い(買い下がり)によって、反発した可能性があります。

気に掛かるのは、昨日、四半期の期初でかつ月初めで「(気持ちも新たに)さあやるぞ!」とばかりに、いつになく買いで順張りしたロンドン勢が、今日は、いつものマーケットのポジションの偏りを探るシャーク(鮫)に戻っているのではないかということです。

つまり、ロンドンは、投資家が買ってこなければ、売り込んでロングを切らせようとする動きに出るかもしれません。

ここで言う投資家とは?:政府系ファンド、年金運用のペンションファンド、生保など機関投資家、中央銀行など

ドル/円はBID気味だが

ドル/円は、BID気味(ビッド気味、買い気)です。

ただし、EUR/USDの腰が弱く、そのためEUR/JPYも心もとない状況です。

こういう時に、ドル/円が上がるというのも、おぼつかないのではないかと見ています。

むしろ、その状態で、ドル/円を買うと、ロングになってしまうのではないかと考えます。

海外勢の「さあやるぞ!」は裏目に

ニューヨークダウは、米国とカナダが北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で妥結し、貿易交渉の影響を受けやすいボーイングなど資本財や自動車銘柄を中心に買いが優勢となり、前週末比192.90ドル高の26,651.21ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米国とカナダがNAFTA再交渉で妥結したことから上昇し、暫定値ながら前週末比0.022%上げて3.084%で引けました。

原油価格は、米国とカナダがNAFTA再交渉で妥結し、貿易摩擦懸念が後退したことから、リスクが回避されたとして買われ、前週末比2.05ドル高の75.30ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落を受け、前週末比4.5ドル安の1,191.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、先週末の上昇の流れを汲んで、東京マーケットでさらに上昇し、海外でも一時高値114.06をつけたものの、高値圏で横ばいとなりました。

EUR/USDは、EU離脱交渉でイギリスが歩み寄りを見せたことを好感したGBP/USDの上昇を受け、一時1.1625近辺まで上昇したものの上値は重く、その後一時1.1564近辺まで反落となりました。

EUR/JPYは、買い仕掛けに一時132.46近辺まで上昇しましたが、EUR/USDの急反落を受けて一転して下げ、一時131.74近辺をつけました。

四半期の期初、月替わりとなったこの日、「(心も新たに)さあやるぞ!」の機運が特に海外勢で高まり、EUR/USD、GBP/USDやクロス円が買われましたが、単なる買い仕掛けに過ぎなかったことから、その後急反落となりました。

ドル/円に関しては、買い気が引かず高止まりとなりましたが、上値が重いことも確かで、高値圏でロングが膨らむと調整もありそうです。

尚、トランプ大統領は、これまでのNAFTAの呼称をUSMCA(アメリカ(US)、メキシコ、カナダの頭文字)に変更したとのことです。

手加減せず

私は、コメント・コラムを書くときに、できるだけ平易な文章で書くように心がけています。

また、文中で、わかりにくい専門用語が出てきたら、その解説はその場でしたり、改めてするようにしています。

しかし、コメント・コラムとして書かれている内容自体は、プロ向けと変わらないもの書いています。

それは、なぜかと申しますと、個人投資家と言えども、マーケットに参加すれば、否が応でも、プロと互角に戦わざるを得ないわけですから、得る情報もまたプロと変わらないものでなくてはならないと思うからです。

つまり、アマ向けの情報だけを身につけても、プロの餌食になるばかりだと考えています。

ですから、プロとアマが同じマーケットという土俵で戦う以上は、提供する情報内容には、アマだからと手加減するつもりはありません。

今の相場にすぐには影響しないものでも、今後注目される可能性のあるものや相場の動く遠因となることにも、触れていきます。

そうした情報を、どう咀嚼し戦略を練っていくかは、読者の皆さん次第です。

何にでも言えることですが、現在のご自身の知識・経験からすると、少し高いところにあるものを、つま先立って取るぐらい(学ぶ)が、グレードアップにはちょうど良いように思います。

2018/10/01

気になるロンドン勢

買うだけ買って、ドル/円、クロス円の上値が重くなっています。

そんなことを、ロンドン勢が見逃すことはないと思います。

ロンドン勢は、トレンドではなく、マーケットのポジションの偏りを見て、それを潰そうとしてトレードする連中ですので、今の状況は要警戒です。

ドル/円、上げ放し

ドル/円は、押さえが外れたように、上げ放し(あげっぱなし)です。

買い気は、確かに強いです

しかし、昨年の3月以降上抜くことが出来ずに、苦労した114円台半ばも控えており、あまり熱くはなれません。

また、それでも、今回上抜くことになるなら、それから追いかけても遅くはないと思っています。

「さあやるぞ!」になっていないか?

今日は、10月1日。

欧米勢の第4四半期のスタート日であり、月初めでもあり、どうしても、「(気持ちも新たに)さあやるぞ!」になります。

実際、シドニータイムから、かなり熱を帯びてきています。

ただし、その「さあやるぞ!」によって、急速にマーケットのポジションが一方向に偏り、その後反動が出て怪我をすることが多く、警戒が必要です。

ドル安円安

シドニーでは、ドル/円もEUR/USDも上げ気味で、結果、EUR/JPYが上昇しています。

日本時間午前5時45分現在(カッコ内は、
前週金曜のニューヨークローズ)

ドル/円 113.74-75  (113.70)
EUR/USD 1.1617-20  (1.1603)
EUR/JPY 132.14-17  (131.92)

重い、堅い

「重い、堅い」は、相場状況を表す時に使われます。

重いとは、上値が重い時に使います。

売りオーダーが上にかぶさってきていたりして、買っても上がらない時に使います。

たまに、上が堅いと言う方がいますが、上が重いと言うのが一般的です。

堅いとは、下値が堅い時に使います。

買いオーダーがしっかりとあり、売ってもビクともしない時に使います。

余談ですが、売ってもビクともしないことを、「下は岩盤のようだ」と言ったりすることもあります。

トレーディングをする時には、「重い、堅い」という感覚を身につけておくことが大切です。

買いたくても、上値が重ければ、どうも重そうだから、しばらく買うのはやめておこうとか、下値が堅ければ、どうも堅そうだから売るのはやめておこうとか、自然とリスク管理ができるようになります。

大事なことは、ポジションを持っているとどうしても、自分のポジションに都合が良いように相場を見てしまいがちですが、「重い、堅い」という感覚には、あくまでも素直であることです。

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