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2019/01/14

理由が後からついてくる

相場が既に動き出した後に、それを追うように動き出した方向をフォローするニュースや経済指標発表が舞い込んでくることがよくあります。

このことを、ディーラーの間では、「相場が先にあって、理由が後からついてくる」と言います。

このような状況は、私自身も何度も経験をしていますが、不思議なものです。

特に、インターバンクで一番バリバリやっていた頃は、自分にとって何かリスクが迫っていると感じた時は、背中がゾクゾクし、総毛立ったものでした。

なぜだろうと、考えてみましたが、あえて言えば、多くの人が、チャートなどから同じような方向感を持つことになり、実際に多くの人がその方向感に従って、ポジションを張るあるいはアゲンスト(不利)になる可能性のあるポジションを手仕舞おうとするため、相場が早めに動くのではないかと思っています。

こうしたポジション移動が生じることで、相場が理由より先行して動いてしまい、それを追認する形で理由が後からついてくるのではないかと見ています。

特にアゲンストになる可能性があると感じた時は、沈没する船から前もってねずみが群れを成して逃げ出すような本能的な危機意識ということも絡んでいるのかもしれません。

「相場が先にあって、理由が後からついてくる」を経験すると、自分だけに先を読む能力があるのではないかと思いたくなるものですが、大方の人にこの予知能力があるものと見ています。

ただし、その予知能力を、「気のせい」として、自ら否定してしまっていることも多いように思いますが、やはり、自らの予知の能力を信じることも必要だと思います。

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