冴えない米経済指標にドル売り先行
ニューヨークダウは、米中協議の進展期待から買われ、前日比139.07ドル高の25,849.01ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、発表されたニューヨーク連銀製造業景況指数も米鉱工業生産も予想を下回ったことから低下し、暫定値ながら前日比0.041%下げて2.589%で引けました。
原油価格は、冴えない米経済指標発表で売られ、前日比0.09ドル安の58.52ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが上昇した局面では上げ、前日比7.8ドル高の1,302.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、発表された3月のニューヨーク連銀製造業景況指数は0.1%(予想0.4%)、2月の米鉱工業生産は78.2%(78.5%)といずれも予想を下回ったことからドルは売られました。
ドル/円は、一時111.38近辺をつけました。
EUR/USDは、いったん1.1344近辺まで上昇後、1.1325近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、EUR/USDの上昇に連れて、一時126.50近辺まで上昇後、126.30近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、いわば往って来いになりましたが、ドル/円は下げてもそれほど反発せず、マーケットがロングであったことがわかります。