一寸先は闇
ニューヨークダウは、トランプ米政権が自動車への追加関税導入の判断を6カ月遅らせるとの報道が好感され 、前日比120.35ドル高の25,652.40ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米国とイランの緊張の高まりからリスク回避の買いが入り(利回り低下)、暫定値ながら前日比0.037%下げて2.373%で引けました。
原油価格は、米国とイランの緊張の高まりから買われ、前日比0.24ドル高の62.02ドルで引けました。
金価格は、米国とイランの緊張の高まりからリスク回避の買いが入り、前日比1.5ドル高の1,297.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、EUR/JPYの売りトライから、ドル/円、EUR/USDも下落しましたが、米の自動車関税先送り報道をきっかけに、全面的に買戻しが集中しました。
ドル/円は、一時109.15近辺まで下落後、上記報道から109.69近辺まで反発し、109.55-60近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、一時1.1178近辺まで下落後、1.1225近辺まで反発し、1.1200-05近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、一時122.08近辺まで下落後、123.09近辺まで反発し、122.75-80近辺に落ち着きました。
一寸先は闇(ほんの少し先のことも全く予知できない)とでも言えるような相場展開でした。