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2019/06/30

Weekly Report(2019/06/30)

【今週の注目点】

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.週末にあった米中首脳会談の相場への影響は?
2.横ばいのGBP/USDの行方は?

【1.週末にあった米中首脳会談の相場への影響は?】から一部

米中首脳会談で貿易協議の再開が確認され、リスクが回避されたとする円売りが強まるか

ドル/円はややレンジを上方向にシフトか

それよりも、クロス円で円売りが強まる可能性あり

EUR/USDは上昇か

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アーリーバード

アーリーバード(Early Bird)は、早起き鳥のことを言います。

転じて、早出組のことを意味します。

欧米では、1日のスタートが社会全体でも早いですが、それに輪をかけて、トレーダーの仕事の開始はさらに早目です。

たとえば、ロンドン勢は、朝7時にトレーディングを始めるのが普通です。

つまり、夏時間で言えば日本時間の午後3時、冬時間で言えば午後4時には取引が開始されます。

また、ロンドンほどではないにしても、ニューヨークもスタートは早く、遅くとも午前8時(夏時間で日本時間午後9時)にはマーケットがスタートします。

よく欧米人は、現地時間の午後5時には帰ってしまうと言いますが、残業しない代わりに、こうして朝早く仕事を始めるているのが実態で、決して怠けてはいません。

私のニューヨークの知り合いなど、現地時間午前4時にはオフィスに入ると言っていたのにはさすがに驚きました。

ちなみに、彼は、現地時間の午後3時には退社して、家族との時間を持つと言っていました。

ということで、欧米市場は、イメージするよりも早く一日をスタートさせるのが普通だということを、トレーディングをする上でも頭に入れておくことが大切です。

2019/06/29

米中首脳会談を控えポジション調整が主流

ニューヨークダウは、29日の米中首脳会談で貿易協議が進展することへの期待から買いが入り 、前日比72.84ドル高の26,599.42ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米中首脳会談を控え様子見気分強く、暫定値ながら前日比0.009%下げて2.005%で引けました。

原油価格は、米中首脳会談やOPECといった重要日程を控えて利益確定売りが中心となり、前日比0.96ドル安の58.47ドルで引けました。

金価格は、米中首脳会談を控えてポジション調整が中心となり、前日比1.7ドル高の1,413.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米中首脳会談を控え、やや買戻しが中心となりました。

EUR/USDは、荒っぽい上下動はしましたが、明確な方向感は出ませんでした。

EUR/JPYは、揉み合いを続けました。

エキセントリックな連中

昔、ドイツのフランクフルトにある銀行のディーリングルームを訪ねたことがあります。

その理由は簡単で、その銀行がマーケットで激しくディーリングをやっていることで有名で、どんな人がディールしているのか会ってみたかったからです。

そして、そのディーリングルームで、その激しくディーリングをしている本人に会うことが出来ました。

ただし、紹介される前に、彼の部下から、「今から彼を紹介するが、絶対に彼の座っているディーリングデスクの後ろに立たないでくれ。彼は、彼のポジションを他人に見られることに非常に神経質だ」と説明がありました。

そして、実際に彼に会うことになったわけですが、ギョロ目のおじさんでした。

しかし、いったん相場の話になるとさすがに鋭く、ビシビシと相場はこうだと語ってくれました。

チラッと彼のディーリングデスクをみましたが、ポジションが表示されているらしいPCがあり、正直どんなポジションを持っているのか興味がそそられましたが、彼の部下から厳しく釘をさされていましたので見ませんでした。

ディーラーは、それぞれに癖があります。

私の同僚のディーラーのように、まだブローカー(外為仲介業者)とのやりとりがスピーカーとマイクだった頃、ロックでも聞くようにボリュームを全開にしているのがいると思えば、逆にドイツのデュッセルドルフのディーラーのようにささやきにしか聞こえないほどボリュームを絞っている人もいました。

また、米西海岸のディーラーのように、自宅のベッドの脇にもブローカーからのプライシングが流れるスピーカーを置いて寝ているのもいたりして、離婚しはしないかとこちらが心配するほどでした。

こういったエキセントリック(変人的)な連中が、マーケットには五万といますので、いろいろなことが相場で起きて当り前かもしれません。

2019/06/28

どっちに引っ張られるやら

ドル/円とEUR/JPYが綱引き状態です。

EUR/USD、強いけれど

EUR/USDの買いが強いですが、特にトレンドがあるわけでもなさそうです。

ドル/円、買い気

ドル/円のヘッドアンドショルダーは、注目され過ぎてショートになっているようです。

ヘッドアンドショルダー

ドル/円の1時間足を見ると、ヘッドアンドショルダーのネックラインがブレイクしてきています。

週末リスクに警戒

この週末は、G20、そして米中首脳会談があり、ひときわ週末のリスクが高まりますので要警戒です。

今日は月末日

輸出のドル売りと輸入決済のドル買いが、10時頃の仲値決めに向けて、交錯する可能性があります。

週末のビッグイベントを控えポジション調整

ニューヨークダウは、米中首脳会談を週末に控え様子見気分強く 、前日比10.24ドル高の26,526.58ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.036%下げて2.011%で引けました。

原油価格は、米中貿易協議への期待感から買われ、前日比0.05ドル高の59.43ドルで引けました。

金価格は、米中貿易協議への期待感から売られ、前日比3.4ドル安の1,412.0ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、買戻しに一時108.16近辺まで上昇したものの、その後一時107.67近辺まで反落しました。

EUR/USDは、方向感なく、1.1350から1.1380近辺で横ばい推移となりました。

EUR/JPYは、一時122.89近辺まで上昇したものの、その後一時122.40近辺まで反落しました。

米中首脳会談を前にポジション調整が主流となりました。

往って来い

たとえば、相場がA地点からB地点に下落したものの、結局A地点に戻ってしまうことを、往って(いって)来いと呼んでいます。

相場自体に勢いがない上に、B地点に下落後弱気になってショートのポジションできてしまったことにもよりますが、それ以上に、B地点から反発する過程で戻り売りが出て、上がりながらショートポジションが増えていくことにより、さらに反発力を得ることになり、場合によっては、A地点を上回って反発することもあります。

ニューヨークにいた時にこんなことがありました。

ある日の午後、突然米地区連銀の中でも唯一介入権を持つNY FED(ニューヨーク連銀)が、唐突にドル/円でドル売り介入をしてきたことがありました。

マーケットは全く予想していなかったことから、大急落となり、その後オープンした東京市場ではさらに下落し、一時介入のスタート点から5円以上も下げました。

こうなると、マーケットの思考は、皆戻り売りに偏り、値を戻す過程で、どんどんショートポジションが膨らんでいき、下がるどころかジリジリと上げることになりました。

そして、とうとう介入点まで戻してしまい、完全に往って来いとなり、そのあたりからショート筋のロスカット的な買戻しが強まりました。

このように、売ったら買い戻す(買ったら売り戻す)必要のある投機筋だけのマーケットでは、こうした往って来いになりがちですので、注意が必要です。

2019/06/27

ドル/円、反落

ドル/円、クロス円で買いトライしましたが、ドル/円が重く反落です。

ドル/円、売ってはきたが

ロンドンは、ドル/円を売ってきましたが、ショートはまだ解消されているとは思えず、一段上げの可能性があります。

上げ止まらず

ドル/円、クロス円は、まだ、ポジションはショートだと思います。

ドル/円の中期トレンド

ドル/円は、4月後半以降、きれいなダウントレンドに入っていることを忘れないことです。

今の基本的なドル/円構造

トランプ氏が大統領である限り、まだまだリスク回避の円買いが頻発するものと見ています。

ドル/円は、上を見たか?

ドル/円は、下げ渋れば、上値トライが再開する可能性はまだあると見ています。

リスクオンの円売り続く

ニューヨークダウは、米中首脳会談を控えて様子見気分強く売り優勢となり 、前日比11.40ドル安の26,536.82ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、リスクが回避されたとして売られ(利回り上昇)、暫定値ながら前日比0.064%上げて2.049%で引けました。

原油価格は、発表された米週間在庫統計によると原油在庫が減少し買いが強まり、前日比1.55ドル高の59.38ドルで引けました。

金価格は、週末の米中首脳会談で貿易協議が進展するとの期待が広がって売りが優勢となり、前日比3.3ドル安の1,415.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ムニューシン米財務長官が「米中貿易交渉は、90%完了」と発言したことからリスクが回避されたとして円売りが強まり、一時107.85をつけました。

EUR/USDは、一時1.1348近辺まで下げましたが、EUR/JPYの買いが強まり、一時1.1391まで連れ高となった後、1.1365近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、ムニューシン発言後、一時122.63近辺まで上昇しました。

リスクが回避された(リスクオン)とする円売りが続きました。

自分だけ馬鹿をみたくない 

トレーディングをしていると、いろいろな悔しさがあります。

たとえば、利食ったはいいけれど、相場はさらに思惑の方向に行ってしまい、しかしもう入り直すだけの勇気は起きず、悔しさだけが残ったという時があります。

一方、損切ったら、相場は折り返してしまい、悔しさだけが残ることもあります。

こうした悔しさから、「自分だけ馬鹿をみたくない」という気持ちが働き、利食いや損切りを躊躇する原因となっていることが結構多いと思います。

しかし、「自分だけ馬鹿をみたくない」という気持ちが強いばかりに、利食いや損切りのタイミングを逸してしまうことも結構あり、私は、あえて「馬鹿をみたくない」という気持ちは捨てたほうが良いように思っています。

それよりも、「馬鹿を見ている」のかもしれないけれど、「ああ良いレート」だと思えば素直に利食い、「これはマズイ」と思えば素直に損切ることが、実は損失を抑えて利益を残していく上で大事なことではないかと思っています。

利益を最大にしたい、損失を最小に抑えたい、これは、誰もが望むことです。

しかし、それを求めるがために、利食いも損切りも我慢してしまうことは、むしろ利大損少の妨げになりがちです。

相場に素直であることが、大事なように思います。

2019/06/26

[6/21]FX経済研究所出演

6/21(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「100円の持つ意味YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

ムニューシン米財務長官発言

「米中貿易交渉は、90%完了」

売ってダメだから買い?

ドル/円は、首尾一貫性がありません。

東京の後は追わず

東京タイムに進んだ円売りには、ロンドンは乗らず円買いで入ってきています。

EUR/USD、反落の恐れ

6月19日からのEUR/USDの上昇は、中間決算絡みの買戻しの可能性が高そうです。

6月末が迫り、すでに決算絡みの買いの支えはなくなって、反落の可能性があり注意が必要です。

既に警戒が必要か

今週28日、29日は、G20首脳会談と、それに合わせて米中首脳会談もあり、かなりリスクの高い週末になりそうです。

ドル/円、東京は買いから?

今日の東京は、まずドル/円の買いトライから始めるのではないかと見ています。

ただし、上値も重いと思われます。

リスク回避の円買いから107.00が攻防

ニューヨークダウは、パウエルFRB議長が講演で「(貿易摩擦などの)不確実性に対応して利下げが必要か精査している」と発言のトーンが慎重だったとして早期利下げ期待が後退し、前日比178.76ドル安の26,548.78ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、リスク回避から買われ(利回り低下)、暫定値ながら前日比0.024%下げて1.990%で引けました。

原油価格は、米中摩擦の長期化を懸念して伸び悩み、前日比0.07ドル安の57.83ドルで引けました。

金価格は、イラン情勢懸念から逃避的に買われ、前日比0.5ドル高の1,418.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米国とイラン、米国と中国の間のリスクの高まりから106.78近辺まで売られ、その後もさらなる円高のチャンスを狙ったものの、さすがに売り過ぎとなり、一時107.40近辺まで反発し、107.18近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、一時1.1412近辺をつける堅調推移だったものの、EUR/JPYの上値が重くなったことから、一時1.1344近辺まで反落し、1.1370近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、一時122.47近辺をつけたものの、その後反転下落し、一時121.65近辺まで下落し、121.85近辺に落ち着きました。

儲けること残すこと

儲けることと(儲けを)残すことのうち、残すことの方が、儲けること以上に大変だと思います。

相場の波に乗れて利益が出たとします。

しかし、その利益を手のひらに乗せた砂のように指の間からサラサラともらさないようにすることは、結構難しいことです。

まずは、大勝ちしたら、休むことが大事だとお思います。

大勝ちして気が大きくなっていますので、さらに儲けてやれとばかりに、荒っぽいトレーディングになりがちです。

しかし、勝てば勝つほど、無理せず、丁寧であることが大事です。

「勝てない勝負をしていないか」、「負けを放置していないか」など自問してみることが大事だと思います。

大勝ちしたら、さらに儲けようと考えるよりも、どう儲けを減らさないかということを考えるのが仕事だと思います。

うたかたの夢のように儲けを飛ばすことは、極めて簡単なことです。

だからこそ、儲けたら、冷静になることが必要になります。

2019/06/25

ドル/円、下げ渋ってはいるが

ドル/円は、まだ、107.00-05手前で下げ渋っています。

しかし、クロス円は先んじて下げてきています。

こうした円高トレンドが出来ている時に、逆行することは大変危険です。

少なくとも、ドル/円の買い下がりだけは、避けるのが賢明だと思います。

ドル/円、少なくともショートではない?

ドル/円は、値ごろ感からロングが出来るようであれば、下がる力をえることになると思います。

EUR/USDは依然ショート?

EUR/USDの1時間足を見ますと、ジリ高で、マーケットは、依然としてショートだと思います。

今日は、25日

今日は、25日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、10時の仲値決めに向けて、輸入決済のドル買い円売りが出る可能性があります。

ただし、月末の週のため、逆に輸出企業のドル売り円買いも出る可能性もあります。

EUR/USDの堅調さ目立つ

ニューヨークダウは、米中貿易協議への期待が下支えとなった一方 、ヘルスケア株が売られ重しとなり、前週末比8.68ドル高の26,727.81ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米利下げ見通しから低下し、暫定値ながら前週末比0.038%下げて2.016%で引けました。

原油価格は、イラン情勢への懸念から買われ、前週末比0.47ドル高の57.90ドルで引けました。

金価格は、米利下げ見通しやイラン情勢から買われ、前週末比18.1ドル高の1,418.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、107.25~55近辺で横ばい相場でした。

EUR/USDは、ジリ高が続き、一時1.1404近辺の高値をつけました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて上昇傾向で、一時122.40近辺の高値をつけました。

よく寝ること   

往年の大相場師である故是川銀蔵翁が、相場の心得の第一として、「よく寝ること」と説いています。

この言葉は、為替トレーダーのためにあるような言葉です。

つまり、月曜の早朝から土曜の早朝まで、ノンストップで為替相場は動いています。

ともすると、ニューヨークの相場に見入ってしまい、寝るチャンスを逸してしまうことがあります。

しかし、それを繰り返しやっていると体力を消耗するだけではなく、冷静な判断力も失い、思いがけない損失を被ることになります。

そうしたことを避けるためには、割り切ることが必要です。

絶対変えない就寝時間、起床時間を決め、その間は、ロスカットオーダーを入れて、寝ることに専念することが大事です。

昔、私も、36時間ノンストップディールなどと称して、無茶をやりましたが、そもそも、そんなに長時間ディールをすること自体、相場に負けているためでした。

そして、体力を消耗し、頭が回らくなっただけで、結局ロスカットして終わりました。

残ったのは疲れだけでした。

これでは、やっている意味がありません。

それだけに、割り切って寝ることが大事になるわけです。

2019/06/24

ドル/円、方向感なし

下には買いがあり、それを意識して下で買っているため、上値も重そうです。

EUR/USD、マーケットはショート?

EUR/USDは、凄い売りがいるのは確かなようですが、それでも下がらないのは、マーケットがショートだからだと思います。

水面下で、激しい攻防戦か

動いていないようですが、EUR/USDの買いと売りとの攻防が激しく行われているもようです。

空の各駅停車 (最終話)

アラブ首長国連邦(U.A.E)のドバイから、エジプトのカイロへ到着。

飛行機を降りても、360度砂漠で、なんの変哲もありませんでしたが、この砂漠の向こうにはピラミッドがあるかと思うと、遠くまで来たもんだと思いました。

そして、西ドイツのフランクフルトへ向けて離陸。

耳もツンツンせず、順調なフライトでした。

結構長い距離を飛んで、フランクフルトに到着し、西欧入りとなりました。

ここから、フランス人がたくさん乗ってきました。

これは、当時の話で、セキュリティーの厳しい現在ではありえないことですが、中には、スキーセットを剥き出しで機内に持ち込んできて、通路に放り出す者もいました。

そして、とうとう終点のパリは、間近となりました。

このフライトで同乗した日本人客のうち、それぞれ一人旅の3人と親しくなりました。

その中のひとりが、スキーをしにスイスに良く行くというコックさんがいました。

パリ到着が夜になるので、知っている安ホテルに、皆で泊まろうと提案してくれました。

確かに、その提案がなければ、どこにも予約を取っているわけではありませんでしたので、途方に暮れるところでした。

パリは、当時、シャルルドゴール空港がまだできていなかったので、オルリー空港に着陸しました。

東京、パリ間の所要時間は、なんと36時間、つまり1日半にもなりました。

現在、直行便なら12~13時間ですから、確かにパキスタンに入国したとは言え、長旅でした。

と言うよりも、実は、これはヨーロッパ一人旅が始まる前の出来事だったのです。

空港で荷物を受け取った時には、もう午後9時頃だったと思います。

空港から、電車でパリの中心部にあるシテ駅に向かいました。

沿線は、ヨーロッパらしく街頭の明かりは暗く、全体に夜が更けたという感じでした。

そして、地下にあるシテ駅に到着しました。

長旅だったこともあり、皆無言で階段を上りました。

地上に近づくと夜なのに明るさを感じました。

さらに階段が上がると、その明るさの正体がわかりました。

それは、ライトアップされたノートルダム寺院でした!

そして、寺院の手前には、セーヌ川がゆったりと流れていました。

やっと来たぞ、パリ!感激の瞬間でした。

周囲は、多くの若者で賑やかでした。

それから、近くのサンジェルマン・デ・プレにある安ホテルへ、向かいました。

既に、木戸も閉められていましたが、呼び鈴を何度も鳴らすと、ガウン姿のマダムが現れ、どうにか泊めてくれることになりました。

さすがに疲れていたようで、揺れないベッドに安心して、すぐに眠りにつきました。

こうして、空の各駅停車の旅は終わり、そして1ヶ月間のヨーロッパ一人旅が始まりました。

またいつか、ヨーロッパ一人旅についても、お話ししたいと思っています。

また機関投資家の存在?

不自然に下がらなくなっているドル/円を見ますと、また、機関投資家の買いが入ってきているように思います。

逆行しないこと

今言えることは、現象面として、EUR/USDの買いが相当強く、決してそれに対して逆行しないことだと思います。

ユーロの買い引かず

週を越えても、EUR/USD、EUR/JPYの買い気は引きません。

空の各駅停車 (第4話)

(次回が最終話です)

カラチを発って、アラブ首長国連邦(U.A.E)のドバイに向かいました。

機内食に、本場のチキンカレーライスが出ました。

これが、結構美味くて、未だにまた食べたいと思うほどです。

おなかが一杯になったところで、ふと気づいたのですが、耳がツンツンしました。

最初は気のせいかとも思いましたが、ドバイに着くまでこの耳のツンツンは続きました。

そして、ドバイに着陸となりました。

出稼ぎと思われる多くのパキスタン人が降りていきましたが、さらに先に向かう人は機内にいるようアナウンスされました。

機外を窓越しに見ていると、機長と思われる制服姿の男性が、主翼に上ってきました。

なんだろうと見ていると、突然、非常口を足でガンガンガンと蹴りこんできました。

やっと、なにをしているのかが、わかりました。

そう、非常口がほんのわずかとは言え半開きになっていたのを、閉めているのです。

そして、これが耳がツンツンした原因だったのです。

半開きがわずかだったから良いようなものの、もっと開いていたら、飛行機は爆発してしまったかもしれないと思うと、ゾッとしました。

そして、飛行機は、何事もなかったようにエジプトのカイロに向けて、離陸しました。

ドバイからカイロまで、サウジアラビア半島を突っ切っていきました。

下界は、延々と砂漠が続きました。

ヨーロッパ一人旅が終わり、日本に帰る時のフライトでのことでしたが、ギリシャのアテネからカラチに向かう途中、やはり中東の砂漠地帯を飛びました。

そして、それはナイトフライト(夜間飛行)でした。

夜の砂漠は、昼とは全く違った顔を見せます。

降り注ぐような星の輝きの下で、夜の砂漠は、漆黒のベルベットのように闇が一面を覆い、その中に、あっちにひとつ、こっちにひとつと、大きな町の光が、ダイヤモンドの粒を集めたように光を天に向かって放ち、それは、息を呑むような美しさでした。

2019/06/23

空の各駅停車 (第3話)

パキスタン随一の商業都市カラチに降り立ったのは、もう夜でした。

ここでパリ行きの便に乗換です。

待合室で搭乗案内を待っていましたが、待てど暮らせど、アナウンスはありません。

チェックインカウンターにどうなっているのか聞きに行くと、乗換の便がまだアフリカから到着していないということでした。

しかし、アフリカから着いたとして、それからすぐパリに向けて飛ぶのか、いやそんな危険なことやめてほしいと思いました。

それから、随分経って、スタッフが事情説明に現れ、乗換の便はアフリカからは到着したが、整備の関係で今日は飛べないので、皆さんには、こちらで用意したホテルに泊まってもらうことになった。

手荷物を持って、いったん入国手続きして、バスでホテルに移動してほしいとのことでした。

こうして、パキスタンに入国することになりました。

パスポートコントロール(出入国審査)を過ぎ、空港ビルを過ぎると、大勢の男達が何をするわけでもなくたたずんでいました。

後年、気づいたことですが、発展途上国では、同じような光景を特に空港でよく目にしました。

ゆったりとした服に、アラビアンナイトに出てきそうなサンダルを皆履いて、これが同じ現代なのかと思う光景でした。

そして、バスでホテルに移動しましたが、埃っぽい街の雰囲気も全く異質でカルチャーショックを受けました。

ホテルに着き、その日は、シャワーを浴びて寝ました。

翌朝、朝食がついていて、目玉焼きにパンでした。

目玉焼きが、どうもいつも日本で食べる目玉焼きと見た目が違うと思ったのですが、どうもオイルをかけているようでした。

でも、美味しかったです。

そして、バスで空港へ向かいました。

チェックインカウンターで、荷物を預けボーディングカード(搭乗券)をもらい、超短期滞在のパキスタンから出国しました。

そして、搭乗案内のアナウンスがあり、さて乗るかと歩き始めたところ、周りのパキスタン人と思われる人達が飛行機に向かって全力疾走するではないですか、わけがわかりませんでしたが、これは走らなきゃと負けずに走りました。

座席に着いてわかりました。席は、先着順の自由席だったのです。

これには、驚きました。

さらに、地元の人たちは、肘掛を力任せにもぎ取って、床に放り投げたりして、居住性を高めようとしていました。

これも、新鮮な驚きでした。

そして、ドバイに向け離陸となりましたが、さらにトラブルが発生しました。

Weekly Report(2019/06/23)

【今週の注目点】

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円は、さらに下落するか?
2.EUR/USDは、さらに上昇するのか?
3.EUR/JPYは、下げ止まっているが?
4.GBP/USDは、反発するのか?

【1.ドル/円は、さらに下落するか?】から一部

ドル/円は、ダウンチャネルの中、今後、段階的に下落する可能性があり。

しかし、財務省・日銀、そして自民党は、100円を防衛ラインと見ているもよう。

ただし、米国からの為替条項の要求や、リスク回避の円買いの大量かつ頻発化から、100円防衛は今までよりも困難か。

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空の各駅停車 (第2話)

パキスタンの首都イスラマバードへ着陸となりました。

ここも、トランジットですので、空港内の一部に限って機外に出られました。

空港の周囲は、木が一本も生えていない険しい山々に囲まれ、空は真っ青で、思わず山の写真を撮ろうとカメラを向けた途端、何人もの警備員がものすごい剣幕で何かを叫び、銃を向ける者さえいました。

山ぐらいと思いましたが、彼らにとっては軍事上の重要地点のようでした。

早々に機内に戻り、カラチへと出発しました。

水平飛行になった頃、学生と思われる日本人がなにやらスチュワーデスと話し込んでいました。

耳をそばだてて聞いてみると、ロンドン行きに乗り換えるためにイスラマバードで、彼は降りなければならなかったのを、そのまま乗ってきてしまったようでした。

これで、カラチまで行って、イスラマバードに折り返しても、ロンドン行きに連絡できるのか、さぞや心細かったことだろうと思いますが、こればかりは自己責任ですから、なんともしようがありません。

ただただ、彼の旅の無事を祈るばかりでした。

カラチへの着陸は、夜になり、地上に近づくと、いくつも立ち並ぶ小さなバラックの明かりが一面に広がっていました。

カラチは、パキスタン随一の商業都市で、首都イスラマバードが乾燥した北部にあるのに対して、南部の海辺にあり、モンスーン気候でムーンとした高温多湿の空気に包まれていました。

そして、ここカラチで、また新たなトラブルが発生することになりました。

2019/06/22

ユーロ上昇

ニューヨークダウは、一時は過去最高値上回ったものの 新たな米中摩擦懸念から急速に反落し、前日比33.84ドル安の26,719.33ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは反発し、暫定値ながら前日比0.029%上げて2.057%で引けました。

原油価格は、米製油所火災でガソリン需給が逼迫し、原油にも買いが及び、前日比0.36ドル高の57.43ドルで引けました。

金価格は、早期の米利下げ観測から買いが優勢となり、前日比3.2ドル高の1,400.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、107.74近辺まで買い上げられた後、EUR/USDの上昇を受けて反落し、107.31近辺をつけました。

EUR/USDは、独仏の製造業PMIが予想を上回ったこともあり上昇を続け、一時1.1378近辺をつけました。

EUR/JPYは、EUR/USDの上昇に連れて上げ、一時122.12近辺をつけました。

空の各駅停車 (第1話)

あのフライトは、今も忘れられません。

それは、学生時代、ヨーロッパ一人旅をした時のことでした。

お金がありませんでしたので、南回りのパリ行き格安チケットを買いました。

乗ったのは、パキスタン・インターナショナル・エアライン(PIA)という航空会社でした。

パイロットが、パキスタン空軍の精鋭だという言葉だけを信じて決めました。

東京から、上海、北京、イスラマバード、カラチ(乗換)、ドバイ、カイロ、フランクフルト、パリというまるで各駅停車のようなフライトで、金はなくても時間のある学生向きではありました。

また、こんなことでもないと行かないだろうと思う地を巡るので、結構好奇心もありました。

当時、成田空港ができる前で旧羽田空港からの出発でした。

そして、最初のトランジット(一時立ち寄り)が、中国の上海と北京でした。

今や、GDP世界2位の国、中国ですが、その頃は、文化大革命で横暴の限りを尽くした四人組が追放されたばかりで、まだそこに行くことには緊張感がありました。

上海は、給油だけで外には降りず、北京に向かいました。

北京では、機内に人民服を着た税関吏が乗り込んできて、全員のパスポートを没収しましたが、離陸前には返してくれるのだろうかと、一抹の不安を感じました。

空港ビルは、古めかしい巨大な建物でしたが、中はガランとしていました。

出口から、少し外に出てみましたが、タクシーが1台止まっているぐらいで、人の気配は全くありませんでした。

機内に戻り、離陸を待っていると、例の税官吏が心配していたパスポートを持って現れ、ひとりひとりにパスポートを返してくれました。

どうも、パスポートを持って勝手に出入国させないために、パスポートを預かっていたようでした。

そして、パキスタンの首都イスラマバードへ向け出発しました。

途中、その昔インドに向かった三蔵法師も通ったという茫漠たるゴビ砂漠や険しい天山(テンシャン)山脈の上空を飛び、感動を覚えました。

イスラマバード到着を前に機内放送で、「次のイスラマバードではロンドン行きに連絡、その後のカラチではパリ行きに連絡となりますので、ご注意ください」と、繰り返されました。

これが後でトラブルになるとは、その時は思いませんでした。

2019/06/21

まだ、全体的にショート?

下がる感じがありません。

ドル/円、反発気味

とりあえず、ロンドンの思惑が当たっていました。

ショートスクイズか?

ロンドン勢は、ドル/円のショートスクイズ(買い上げて、ショート筋を損切らせる)を狙っているのかもしれません。

そろそろショートに偏り出すか?

ドル/円の1時間足を見てみますと、FOMCを受け年内の利下げ観測が強まった日本時間20日午前3時以降、段階的に下げてきましたが、ある意味では、マーケットの大勢が下げを確信したのは、昨日のニューヨーク以降ではないかと思われます。

EUR/USD、依然ショート?

EUR/USDは、依然下値を切り上げてジリ高です。

機関投資家には引き続き警戒

今まで、買いで抵抗していた日本の機関投資家の影が、昨日ぐらいから薄くなっています。

しかし、機関投資家に対する警戒は緩めない方が良いように思います。

ドル/円、安定的に下落

ニューヨークダウは、米早期利下げ観測から買われ 、前日比249.24ドル高の26,753.24ドルと、4月23日につけた年初来高値を更新して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、一時1.972%近辺まで低下しましたが、そこからは反発し、暫定値ながら前日比0.004%下げて2.020%で引けました。

原油価格は、イランが米国の無人偵察機を撃墜したことが伝わり、中東情勢悪化懸念から買われ、前日比2.89ドル高の56.65ドルで引けました。

金価格は、米早期利下げ観測や中東リスクから買われ、前日比48.1ドル高の1,396.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米早期利下げ観測から続落し、一時107.21近辺をつけました。

EUR/USDも、米早期利下げ観測から上昇し、一時1.1316近辺をつけた後、いったん1.1271近辺まで反落し、1.1290近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、ロンドンタイムに一時121.92まで上昇しましたが、ニューヨークに入って反落に転じ、一時121.09近辺まで下げました。

終点手前でバスに乗る 

リスクの取り方の一面を表す言葉です。

リスクをあまりとり過ぎるのも良くないですが、逆にあまり堅実すぎるのも、リスクの軽減にならず、むしろ新たなリスクを背負うことになるというたとえです。

終点手前のバス停から乗れば、次のバス停が上りの終点であることは確実です。

しかし、終点にはあっと言う間に着いてしまい、降り忘れれば今度は折り返し下りのバスになってしまいます。

つまり、確実に上げを狙ったつもりが、得られた利益は限られ、うかうかしていると、相場の反転に簡単に利益を飛ばし、損失になってしまうリスクがあるということです。

リスクとのつきあい方には、メリハリが必要です。

状況に応じて、臨機応変にリスクを取る度合を強めたり弱めたりすることが必要です。

ですから、リスクを取るには、杓子定規であってはならないと思います。

出来れば、長距離バスを始発から終点まで通しで乗ってみたいものです。

2019/06/20

クロス円は極めて投機的

少しでも下げ止まると、こうした強烈な買戻しになります。

短期的には、さすがに売り過ぎ?、

ドル/円、クロス円の買いが強まっています。

ドル安

米利下げ示唆で、全般的に素直にドル安です。

日本の機関投資家の苦労

日本の機関投資家のダウントレンドでの、買い先行は、かなりしんどいことだと思います。

その上、上がったら売っているため、上値を自ら重くしているわけですから、大変です。

米債利回り急低下で円高

時間外の米国債10年物利回りは、一時1.97台と2016年11月以来の2.0%台割れとなりました。

今日は20日

今日は、20日で5・10日(ゴトウビ)で、輸入決済のドル買いが、10時頃の仲値決めに向けて強まる可能性があります。

年内、米利下げ可能性高まる

ニューヨークダウは、FOMCを受け年内の利下げ観測が強まり 、前日比38.46ドル高の26,504.00ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、FOMCを受け年内の利下げ観測が強まって低下し、暫定値ながら前日比0.029%下げて2.030%で引けました。

原油価格は、利益確定売りが優勢となり、前日比0.14ドル安の53.76ドルで引けました。

金価格は、FOMCを控え様子見気分強く、前日比1.9ドル安の1,348.8ドルで取引を終えました。引け後 、FOMCで8人の委員が年内利下げ予想に転じたことがわかり、時間外取引で上昇しました。

為替相場では、ドル/円は、FOMCを受け年内の利下げ観測が強まり売られ、一時107.90近辺をつけました。

EUR/USDは、FOMCを受けて上げ、一時1.1254をつけました。

EUR/JPYは、FOMCを受け、いったん121.65まで上げた後、121.33まで反落しました。

体力を温存する

相場では、ちょっとした意地や未練で、大きな損失になってしまうことがあります。

良くあるのは、ポジションがアゲンスト(不利)になっていて、自分でも、これはどうも間違ったと思っているにもかかわらず、ここでやめてしまった後、もし相場が戻ってしまったら、自分だけがバカを見ることになるという強迫観念が働くことです。

こうして、ズルズルとアゲンストのポジションをキャリーしたために逃げ遅れてしまい、我慢も限界となって、とうとうロスカットとなってみて、初めて、損失の大きさを実感することになります。

人間、すべての相場をあてることは不可能です。

大事なことは、相場の方向を見誤ったとか、相場にエントリーするタイミングが早すぎたと思えば、素直に間違えたことを認め、いったんポジションを手仕舞うことです。

この相場を逃したら後がないと自分を追い込むのではなく、「相場はこれ一回限りではない」と思うことが大切だと思います。

大事なことは、何よりも、次の戦いができるように自分の体力を温存することです。

自分自身にフィットする相場は、必ずやってきます。

それまで、待てる勇気が大切です。

2019/06/19

閑散

完全にFOMC待ちとなっています。

ドル/円も、小反発です。

ドル/円が重い

ドル/円は、依然としてロングだと思われます。

マーケットは、ロング?

ドル/円、EUR/JPYが反落してきています。

ちょっと、マーケットポジションがロングになっている感触です。

上がったら売り、下がったら買い戻し

ドル/円は、「上がったら売り、下がったら買戻し」の繰り返しがうまく行く相場になっています。

ただし、どうしても、こうした売り買いで儲かるとなると、同じようなことをするマーケット参加者は増えますので、その点は注意が必要です。

ドラギ発言そしてトランプ発言に乱高下

ニューヨークダウは、トランプ大統領がG20で米中首脳会談を開く見通しを示したことや、ドラギECB総裁が追加緩和を示唆したことから買われ 、前日比355.35ドル高の26,467.88ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ドラギECB総裁が追加緩和を示唆したことから低下し、暫定値ながら前日比0.040%下げて2.054%で引けました。

原油価格は、トランプ大統領がG20で米中首脳会談を開く見通しを示したことから買われ、前日比1.97ドル高の53.90ドルで引けました。

金価格は、ドラギECB総裁が追加緩和を示唆したことから買われ、前日比7.8ドル高の1,350.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時108.06近辺まで売り込まれましたが、米中貿易摩擦に対するトランプ大統領の楽観的な見通しから反発し、一時108.68近辺をつけ、108.45近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、ドラギECB総裁が追加緩和の可能性を示唆したことから急落し、一時1.1188近辺をつけました。

EUR/JPYは、ドラギ発言で、一時121.07近辺まで下落後、トランプ発言に121.68近辺まで反発し、121.35近辺に落ち着きました。

要人発言に振り回されたマーケットでした。

損する理由には二つある

損する理由には、二つあると考えています。

ひとつは、相場観が全くはずれている場合です。

そして、もう一つは、相場の方向は合っているのに、相場に入るタイミングが合っていない場合です。

この二つの損する理由のどちらが多いかと言えば、圧倒的に二つ目の相場に入るタイミングが合っていないために損する場合だと見ています。

つまり、大体の人の方向感は合っていると自信を持って良いと思います。

しかし、方向感は合ってはいるものの、相場に入るタイミングが早すぎる場合が多く、そのために想定した相場がスタートする前に、相場のアヤに遭って、ポジションを切らされた後、意図した方向に相場が動きだし、「やっぱり思った通りなのに」とほぞを噛むことになりがちです。

このように、相場に入るタイミングが非常に大事です。

これからの相場展開を、早く着想することは多いですが、それが現実となるまでには、想像以上の時間が掛かるものだと見ておくべきかと思います。

つまり、焦って相場にエントリーすることはなく、じっくりとタイミングを待つことが必要です。

2019/06/18

EUR/USD、上昇

EUR/JPY反発で、今度はドル/円で下をテストか

ドル/円がダメなら、EUR/JPY?

ドル/円の代わりに、EUR/JPYで下を試しているようです。

EUR/USD、ショート?

EUR/USDは、ジリ高傾向で、まだ上がると見ています。

ドル/円、下げたものの

ドル/円は、下落したものの、下は下で、買いが意識されます。

機関投資家、丁寧に下がったら買い上がったら売り?

日本の機関投資家は、リスク回避の円買いが頻発する中、かなりこまめに売り買いをして、保有ポジションの持ち値の改善を図っているもようです。

EUR/USD、買いは出るが

EUR/USDは、まだ下げ余地はあると思います。

結局往って来い

ニューヨークダウは、18~19日のFOMCを控え様子見気分が強くやや軟化し 、前週末比22.92ドル高の26,112.53ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、様子見気分強く小動きで、暫定値ながら前週末比0.007%上がて2.087%で引けました。

原油価格は、世界需要に伸び悩み観測から売られ、前週末比0.58ドル安の51.93ドルで引けました。

金価格は、FOMCを控えて調整的に売られ、前週末比1.6ドル安の1,342.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、108.52~108.72近辺で上下動を繰り返し、結局レンジの下限付近に落ち着きました。

EUR/USDは、一時1.1247近辺まで上昇後1.1214近辺まで軟化しました。

EUR/JPYは、一時122.13近辺まで上昇した後、121.75近辺まで軟化しました。

いずれも、無理やり持ち上げようとしたものの失敗に終わりました。

相場にストレスはつきもの

相場には、ストレスはつきものです。

それは、ポジションがアゲンスト(不利)になっている時ばかりではなく、ポジションがフェーバー(有利)になっている時、そしてポジション・スクエア(ノーポジ)の時ですらストレスを感じるものです。

ポジションがどっぷりとアゲンストになっている時は、評価上の大きなロスがあるためストレスを感じるのは当たり前と言えば当たり前です。

一方、ポジションがフェーバーになっている時でも、少しでももっと儲けたいと思うがために、折角「良いレート」だなと思っていながら利食わず、チャンスを逃しながら、ポジションを持っているとストレスがたまります。

また、ポジション・スクエアであっても、ここでポジションを持っていないと儲け損なうかもしれないという強迫観念からストレスはたまるものです。

ストレスが軽減したり解消するには、今お話ししたことの逆をすることが良いと思います。

まず、勝ったポジションはそれほどアゲンストにはならないものですから、どっぷりアゲンストになるまでポジションを持たず、これは相場の見方を誤ったと思えば、さっさと閉じて、次のタイミングを待つことです。

ポジションがフェーバーになったらどんどん利食うことです。

特に「良いレート」と思えば、迷わず利食うことが良い結果を生みやすいと思います。

ポジション・スクエアは、「休む時」ですので、いったん相場から離れることが大切です。

しかし、儲け損なう恐怖をどうしても感じるなら、実際ポジションを持ってみることです。

ポジションを持ってみて、どうも違うと思えば、さっさとやめて、今度こそ「休む」ことです。

このように、やり様によって、ストレスを軽減することはできます。

未練や執着しないことが大切です。

2019/06/17

クロス円で円高

クロス円が全般に下落しています。

これでは、ドル/円だけ上昇するのは難しいと思います。

上も重いドル/円

ドル/円は、先週金曜以来上がっているので、買いとばかりに買っても上がらず、反落です。

上は上で、売りがいるように思われます。

ドル/円、まだショートか?

ドル/円は、まだショートだと思われます。

しっかり上値を買わないと、反落しきれないと見ています。

ドル/円、買い気?

ドル/円は、先週末から、買い気になっていますので、目先、上値をまず試しそうです。

今日は17日

5・10日(ゴトウビ)の15日が土曜日だったため、輸入決済のドル買いの一部が本日に振り替えられる可能性があります。

自分を信じる 

どうしても、経験が浅く、知識も十分でなければ、自分を信じることは難しいことだと思います。

それでも空元気(からげんき)を出してみても、それは長続きはしません。

しかし、中級、上級の経験度、そして十分な知識を身に着けたら、大事なことは、「自分を信じる」ことです。

なかなか、「自分を信じる」ということは、できそうでいてできないことです。

しかし、蓄積した経験や知識に照らし合わせて、この相場は上がるとか下がるといった方向を自ら予測したら、それは十分自分を信じて良いものだと思います。

むしろ、そこで、自分を自分で信じてあげなければ、次の成長はないと考えます。

もちろん、すんなりと利食わせてくれないのが相場ですが、適当なレベルにストップロスを置き、あとは自分を信じて腹を据えて掛かることが肝心だと思います。

オリンピックに出るようなスポーツ選手も、「自分を信じる」ことを口にしています。

豊富な経験と知識も、「自分を信じる」ことで、その本領を発揮することができるのではないかと思います。

誰よりも自分自身を信じてあげることが大切だと思います。

2019/06/16

Weekly Report(2019/06/16)

【今週の注目点】

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、安値圏での膠着の後は?
2.EUR/USD、中間決算でのユーロ買いは一巡か?
3.EUR/JPY、反落の後には?
4.GBP/USD、下落の可能性?

【1.ドル/円、安値圏での膠着の後は?】

今度は、イラン絡みでもリスク回避の円買いの火種が出来てきている。

ドル/円を買い下がった日本の機関投資家も、既に戻りはしっかり売っているもよう。

ドル/円は、段階的に円高が進行するのでは?

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[6/14]FX経済研究所出演

6/14(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「上がったら売り 下がったら買いYouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

相場の変わり目 

相場の流れが変わる時、マーケット参加者すべてが右ならえすることはなく、今までの流れに固執する者、新しいテーマに早く乗って先行者利益を得ようとする者など、ベクトルはいろいろな方向を向き、相場が混とんとします。

その混とんとした状況が本当に相場の変わり目なのかを見極めるには、あるニュースが出たとして、今までならそのニュースに過敏に反応してそれまでのトレンド方向に相場がさらに進行したものが、同様のニュースが出てそれなりの反応を示しても長続きせず、元に戻ってしまうかによってわかります。

また、ある意味、新たな方向性に対してのマーケットのコンセンサスがない状態ですので、結果的には、レンジ相場になりやすく、レンジ相場の中で新しい方向性に対する見方の共有がマーケット参加者の間でなされると言えます。

こうした混とんとした中から、早く抜け出し、新しい方向に乗って先行者利益を得たいと思うものです。

しかし、新しい方向を他に先立って見出すことは、決して簡単な道のりではありません。

ともすれば、新しい方向だと見たものが、フェィク(だまし)であることも少なくありません。

ですので、堅く行くなら、トップグループがある程度方向性を見出してきたら、フォーローすることが賢明だと思います。

また、決して焦らないことが大切です。

2019/06/15

ユーロ安目立つ

ニューヨークダウは、発表された中国の経済指標が軒並み悪く売られたものの、小売売上高など米経済指標が予想を上回ったことが支えになり 、前日比17.16ドル安の26,089.61ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、金利先安観から低下し、暫定値ながら前日比0.012%下げて2.082%で引けました。

原油価格は、中東情勢悪化が警戒されて買われ、前日比0.23ドル高の52.51ドルで引けました。

金価格は、中東情勢悪化で買いが優勢だったものの、EUR/USDが売られたことで上値は重く、前日比0.8ドル高の1,344.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時108.16近辺まで売られたものの、売り過ぎたことからジリ高となり、一時108.59近辺まで反発しました。

EUR/USDは、欧米の中間決算に絡んだユーロ買いが一巡して買いの支えがなくなり、ロングのロスカットも巻き込みながら下落し、一時1.1203近辺をつけました。

EUR/JPYは、ジリ安が続き、一時121.59近辺をつけました。

ユーロ安が目立つ一日でした。

一寸先は闇 

昔、ある金曜日、EUR/USDを売ったり、EUR/JPYを売ったりしながら、要はユーロ安を狙っていました。

ニューヨークも入ってきて、ユーロ売りが強まり、良し良しと思っていましたが、一つ気がかりなことがありました。

それは、このまま、ユーロ売りのポジションをオーバーウィークエンド(over-weekend、週末越え)するのかということでした。

正直なところ、週末リスクがありますので、週末になにかが起きれば、取り返しのつかないようなロスを出してしまう可能性があります。

朝起きるのが早いので、土曜の早朝手仕舞おうかとも考えました。

そんなことをああでもないこうでもないと考えながら、スクリーンをチラッと見ると、EUR/USDもEUR/JPYも下げ渋ってきているのに気づき、「いいや、いいや。もうやめよう」と、ポジションをすべてスクエア(ノーポジ)にして、寝ることにしました。

そして、寝床について、レートチェックして、驚きました。

EUR/USDも、EUR/JPYも急反発していました。

あとでわかったことですが、欧州系中銀ともロシアとも言われていますが、どこからか大量のEUR/USDの買いが出たためだったようです。

しかし、その時、本当にシミジミ思いました。

一寸先は闇だ。利食えるなら、欲をかかずに、どんどん利食うことが大切だと。

トレーディングは、欲のかたまりになりますが、もっと気軽に利食うことが、リスクの軽減にもつながると改めて思った次第です。

2019/06/14

ドル売り?

ドル/円の売り、EUR/USDの買いで、トライしています。

EUR/JPY、続落

ドル/円を売ってEUR/JPYを下げようとしていますが、EUR/USDを売った方がEUR/JPYは下がるのではないかと見ています。

戻りの弱いEUR/JPY

EUR/JPYの戻りが極めて弱く、続落の可能性が高そうです。

EUR/USDの下値リスクに警戒

EUR/USDは、欧米の中間決算絡みの買いが一巡している可能性がありますので、反落に警戒が必要です。

今日は14日

5・10日(ゴトウビ)にあたる15日が土曜のため、本日14日に一部前倒しで、輸入決済のドル買いが出る可能性があります。

中間決算絡みのユーロ買い一巡か?

ニューヨークダウは、石油株高や米利下げ観測が相場を支えとなり上昇し 、前日比101.94ドル高の26,106.77ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、利下げ観測から低下し、暫定値ながら前日比0.030%下げて2.091%で引けました。

原油価格は、ホルムズ海峡近くでの石油タンカー攻撃で供給や中東情勢が警戒されて買われ 、前日比1.14ドル高い52.28ドルで引けました。

金価格は、石油タンカーが攻撃されたことを受けて買われ、前日比6.9ドル高の1,343.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時108.54近辺まで買われたものの、その後108.25まで反落し、108.35-40近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、1.1297近辺から一時1.1269近辺まで下落しました。

EUR/JPYは、122.49近辺から一時122.14近辺あまで下落しました。

欧米勢の中間決算絡みのユーロ買いも一巡したものと思われます。

サイドウェイにいる

サイドウェイとは、脇道のことです。

相場の状況が良くわからない時、あえて真っ向勝負はせず、サイドウェイにいて、様子をうかがうということも利益を残すトレーディングには必要なことです。

確かに、フル出場を目指そうとする心意気も大事ではありますが、相場がすべて読めるということは至難の業です。

自分に合った相場、合っていない相場の区別をつけ、自分に合った相場を逃さないようにすることが大切だと思います。

自分に合った相場を探そうとする時、無理矢理見つけようと焦らないことが大切です。

自分自身が、この相場は自分に合った相場だと自然に思う時、それが相場の張り時だと思います。

相場へのエントリーは、ともすれば早くなりがちです。

しかし、急いでエントリーしたために、相場のアヤに煽られてロスカットとなり、そのあと皮肉にも相場が思った方向に進み始めてしまうことはありがちなことです。

うまく相場へエントリーするためには、じっくりその時を待てるだけの胆力が必要だと思います。

2019/06/13

ドル/円、売りトライ

ロンドンは、結局、ドル/円の売りトライを始めています。

ただし、かなり慎重です。

慎重姿勢

ロンドンは、ドル/円を売りたそうにしていますが、かなり慎重です。

リスク回避の円買いにつながる

今日発表の期待外れの豪失業率も、少なからずそうですが、なにもかもがリスク回避の円買いにつながっているように思われます。

ドル/円の売りが、やや下がった?

ドル/円は、108.50以上で売りが待っているようです。

そこをガバッと買うと、下げやすくなるものと思います。

ドル/円、下げ渋り

ドル/円は、上に売りがいるようですが、それを意識してマーケットはショートになっているため、下げ渋っているようです。

ドル/円、往って来い

ニューヨークダウは、半導体株に売りが出て下げ 、前日比43.61ドル安の26,004.90ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株安を受けて低下し、暫定値ながら前日比0.024%下げて2.119%で引けました。

原油価格は、発表された週間在庫統計で米原油在庫が2年ぶりの高水準となり売られ、前日比2.13ドル安の51.14ドルで引けました。

金価格は、米株式の下落を受けて買われ、前日比5.6ドル高の1,336.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時108.22近辺まで下げましたが、その後はじり高となり、一時108.55近辺をつけました。

EUR/USDは、一時1.1344近辺の高値をつけたものの、その後は反落し、一時1.1283近辺をつけました。

EUR/JPYは、ドル/円の反発を受け、一時122.84近辺まで買われましたが、その後はEUR/USDの下落に連れ、一時122.42近辺まで下げました。

一歩下がってスクリーンを見る

相場に油断は禁物ですが、かと言って、四六時中ピリピリしているのもまた避ける必要があります。

つまり、頭の片隅では、マーケットなり、ニュースなりに関心を持っていることは常に必要ですが、一方では、スクリーンにかじりついて、目先の動きに一喜一憂しないことも、また大事だということです。

スクリーンにかじりついていると、眼前のレートの動きばかりが気になってしまい、大局的な相場の見方を忘れてしまいがちです。

しかし、たとえ極短期のトレードを中心にしていても、大局的な見方は必要だと思っています。

相場の大きな流れがわかっていれば、極短期のトレードでもやりようは変わってくると思います。

たとえば、長期の相場のトレンドが下げであった場合、たとえ、下がったところを逆張りしても、あまり欲をかかずに戻ったところを売り抜き、あるいは売りにひっくり返して下げを待つといった、下落相場のリズムに乗ることができると考えています。

そういうことで、たまにで良いですから、日足、週足、月足を見ることで、相場全体の流れを知っておくことは、決して無駄ではありません。

逆に言えば、相場が見えなくなったら、長期を見るということは、結構トレードの役に立つと思います。

2019/06/12

不気味な円高

繰り返しになりますが、日本の機関投資家があれだけ円売りをしてきたのに、この円高です。

クロス円、反発気味

クロス円は、円高方向に攻めきれず、反発気味です。

驚異の円高

全般に、ドル安になっています。

しかし、一番驚くべきは、機関投資家の大量の円売りに抗して円高のドル/円だと思います。

EUR/USDの反発もそろそろ?

中間決算絡みの買いも、終わりが近いか?

重くなるかドル/円?

ドル/円の上値が重いのは、高まる米利下げの前倒し観測が大きく影響している可能性があります。

はっきりしないドル/円

ドル/円は、限定的な値幅内での取引が続き、方向感がはっきりしません。

少なくとも、様子を見たいと思います。

欧米中間決算絡みのEUR/USDの買い続く

ニューヨークダウは、利益確定売りが優勢となり 、前日比14.10ドル安の26,048.58ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株の利益確定売りに連れて重くなり、暫定値ながら前日比0.005%下げて2.143%で引けました。

原油価格は、米当局が生産見通しを下方修正したことから小反発し、前日比0.01ドル高の53.27ドルで引けました。

金価格は、米利下げ観測が強まり買われ、前日比1.9ドル高の1,331.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時108.00近辺まで上昇したものの続かず、108.49近辺まで反落しました。

EUR/USDは、ジリ高が続き、一時1.1338近辺をつけました。

EUR/JPYは、一時123.16近辺まで上昇した後、小緩んで122.90近辺に落ち着きました。

欧米勢の中間決算絡みのEUR/USDの買戻しが、依然続いています。

投機筋中心のマーケット 

時期的には、マーケットの主役が、投機筋になることがあります。

まず、投機筋の特徴を確認しておきましょう。

投機筋は、基本的に、売って値ざやが稼げたら買戻すとか、あるいは買って値ざやが稼げたら売り戻すことによって利益を稼ぎ出しいます。

つまり、、売れば買い戻さなくてはなりませんし、買ったら売り戻さなければ、利益が確定できないという宿命があります。

相場全体が大きく一方向に動く時は、こうした投機筋ではなく、投資家や実需のフローが一定して一方向に向いている時で、投資家や実需が主役で、投機筋はあくまでもその流れに乗って稼いでいるのに過ぎません。

しかし、投機筋が主役になる時期があります。

それは、夏休みとか、年末年始、3月の日本の本決算といった投資家や実需が動かなくなる時期で、こうした時期に、投機筋は暗躍します。

しかし、このような投機筋が主役になっている相場で気をつけなくてはならないのは、既に申し上げました、売ったら買戻し、買ったら売り戻しをしなくてはならない投機筋の宿命です。

そのため、特に相場のトレンドがはっきりしていればしているほど、一方向へのポジションの積み上がりが短期間に大きくなりますので、頻繁にポジション調整が起こりやすくなります。

したがって、トレンドに沿って利が乗れば、しっかり利食うことが大事になります。

つまり、トレンド相場とはいえ、アップダウンの激しい相場になりますので、利食えるときはしっかり利食い、次のポジションメイク(ポジションを作る)のタイミングを待つということが大事になるわけです。

2019/06/11

投機資金はポンドへ

どれも動きが限られているため、投機資金はポンドに投げれ込んでいるようです。

ジリ高続く、EUR/USD

欧米勢の中間決算絡みの買いがでているものと思われます。

EUR/JPYに、買い需要?

EUR/JPYの買いに、マーケットの関心が集まっているようです。

我慢比べ

ドル/円は、投機筋が売りで攻めて、機関投資家は下で待っているという構図だと思います。

時間の経過は、機関投資家に有利に働きます。

EUR/USDの上げにも限りがあるか?

欧米勢の中間決算処理のEUR/USDの買いも、ずーとは続かないものと見ています。

ドル/円、売りトライ

ドル/円が重くなっています。

ドル/円の下値が試されようとしています。

対メキシコ追加関税見送りで高止まり

ニューヨークダウは、 トランプ大統領が対メキシコ追加関税見送りを発表したことが好感され、前週末比77.32ドル高の26,061.26ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株高を受け上昇し、暫定値ながら前週末比0.066%上げて2.147%で引けました。

原油価格は、米原油在庫の増加観測や米中貿易摩擦懸念から売られ、前週末比0.73ドル安の53.26ドルで引けました。

金価格は、対メキシコ製品の追加関税の発動が見送られリスクが回避されたとして売られ、前週末比16.8ドル安の1,329.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークに入り、再び米中貿易摩擦懸念からの売りが強まり、一時108.32近辺まで売られました。

EUR/USDは、ジリ高が続き、一時1.1325近辺をつけました。

EUR/JPYは、122.60-85近辺で横ばい推移でした。

対メキシコ追加関税見送りで高止まりでした。

売り切り玉、買い切り玉 

自動車会社のような輸出企業では、外貨で受け取った輸出代金を円転(外貨から円に交換)する場合、外貨を売って円を買うだけで、外貨に戻すことがないままに、為替取引は終了します。

こうした外貨を売って、取引が完結する玉を売り切り玉と呼んでいます。

また、原油を輸入する石油会社のような輸入企業では、外貨建ての輸入代金の支払いのため、円投(円から外貨に交換)する場合、外貨を買って円を売るだけで、円に戻すことがないままに、為替取引は終了します。

こうした外貨を買って、取引が完結する玉を買い切り玉と呼んでいます。

よく、こうした貿易取引の金額は、今の投機を含めた資本取引には、金額的には到底かなわないので、貿易取引を見ても相場は分からないという意見が出てきます。

しかし、貿易取引を、輸出では売り切り玉、輸入は買い切り玉であるという点は、無視できません。

つまり、投機筋のように、売ったら買い戻さなければならない、買ったら売り戻さなければならないという玉の場合、結局はどこかで、ポジションをセット・オフ(手仕舞い)するために反対売買をしなければなりません。

その点において、売り切り玉や買い切り玉とは根本が違います。

したがって、投機筋が一時的には実需に勝っても、結局、時間の経過とともに、ボディーブローのように、実需の売り切り玉や買い切り玉が効いてくることが多いと言えます。

尚、機関投資家の場合は、外貨を長い期間買ったままにしておく点においては、実需と似ていますが、いずれは外貨売り円買いをする必要があるという点では、投機筋に似ています。

2019/06/10

【6/25】「JFXセミナー in 名古屋」に出演!

 ■内容・コンセプト

 今回のセミナーは、「デイトレ・スキャルの勝率UP!」をコンセプトに解説いたします。

 この様な方、是非ご参加ください。

 ・デイトレ・スキャルで勝率をあげたい。
 ・1日の為替の値動きの特徴を知りたい。
 ・為替マーケットの特徴を利用した取引方法を身につけたい。
 ・勝つ確率の高いスキャルのエントリーポイントを知りたい。
 ・値動きが少なくても、毎日取引できる方法を身につけたい。
 
 ■概要

 講師:
 1部 水上紀行
 2部 小林芳彦氏

 日時:2019年6月25日(火) 18:00~20:30

 費用:無料

 人数:40名(ご応募が多い場合は抽選とさせていただきます)

 会場:貸し会議室専門ビル安保ホール501号室

 住所:名古屋市中村区名駅3-15-9

 アクセス:名古屋駅から徒歩3分
 http://www.abohall.com/access/

 <<セミナー参加条件>>

 ・JFXに口座をお持ちの方で、口座残高のある方

 <<JFX限定セミナー申込フォームはコチラ>>
 https://info.jfx.co.jp/jfxapl/webcustom/seminar/AutoCustomerCapCQ50.jsp

拮抗状態

全体的に拮抗状態です。

どの通貨ペアが、この拮抗を破るのか注目です。

まだ、ショートか?

ドル/円は、ロンドンに入り、やや下押しされていますが、まだショートは切れていないと思います。

思いのほか重いドル/円

しかし、先週金曜の強烈な投機の売りでできたショートは解消していないと、依然として見ています。

[6/7]FX経済研究所出演

6/7(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「円高の前兆?ユーロ/円YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

依然、マーケットはショート?

ドル/円は、先週金曜の冴えない米雇用統計を受けて、投機筋はショートで攻めたものの攻めきれず、その上、週末、米政府が対メキシコの制裁関税発動を見送ったことで窓が開いたとはいえ、まだショートで捕まったままだと思います。

本日は10日

本日は、10日で5・10日(ゴトウビ)で、10時頃の仲値決めに向けて、輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

相場の魔力

相場は、時として、マーケット参加者を引き込もうとする素振り見せることがあります。

その傾向は、特にレンジ相場に多く、ここで相場にエントリーしないで、折角のチャンスを失っても良いのかとばかりに、マーケット参加者を誘いこもうとします。

しかし、こうして乗せられたのは、自分だけではなく、多くのマーケット参加者が同じように誘い込まれ、そのため急速にポジションは一方向に偏ります。

そして、皆の関心を一身に集めた経済指標やイベントが公になると、それが期待通りであれば、多少は期待方向には動くものの、ポジションが期待方向に既に積み上がっていることから、その後は反発となりがちです。

また、期待とは異なった結果ともなれば、ストップロスが集中して相場は大きく反転します。

こうしたことは、レンジ相場で起こりやすいと既に申し上げましたが、レンジ相場は、基本的にレンジブレイクするほどには、マーケットにパワーがない状態であり、一方向にポジションが偏れば、シーソーのように反転しやすくなります。

つまり、今の相場が、レンジ相場なのかトレンド相場であるかを、常に確認し、特にレンジ相場であれば、相場の魔力に引き込まれないようすることが大切です。

特に、儲け損なう恐怖を感じる時には、相場に誘い込まれないようにすることが肝心です。

2019/06/09

Weekly Report(2019/06/09)

【今週の注目点】

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、反発の可能性は?
2.EUR/USD、上昇は続くのか?
3.EUR/JPY、続伸の可能性は?
4.GBP/USD、反発するか?

【1.ドル/円、反発の可能性は?】から一部

トランプ大統領が、正式に対メキシコの制裁関税見送りを発表したことで、月曜は、買戻しが出るのでは?

ただし、下は、日本の機関投資家の買支えがある一方、上も上で重いものと思われ、いったん上に戻しても、
結局は、108円台半ばで滞留か?
 
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休み上手

相場は、売る、買う、休むの三段階からできているとよく言われます。

この中で、一番難しいと思うのは、「休む」ということだと思います。

利食いはしたものの、もっと相場がフェーバー(有利)の方向に行ってしまうと、もっと儲けられたのにと悔しさが込み上げてきます。

また、アゲンスト(不利)になって、我慢に我慢してきたのが、さすがにこれ以上我慢できないと損切りに出たところが、そこから相場が反転してしまうと、これもまた悔しさで居ても立ってもいられなくなります。

つまり、相場は、勝っても、負けても、悔しさが残ります。

こうした悔しさが心に残っているうちは、儲けたいあるいは取り返したいという欲望が心に残っていて、決して良い結果を生みません。

そこで、必要なのは、「休むこと」です。

悔しさを忘れるために「休む」のですから、相場から離れることが大切です。

それこそ、運動をするなりして、頭を真っ白な状態にしてこそ、欲望や悔しさからではない新鮮で前向きな気持ちで相場を見ることができるようになると思います。

休み上手は、トレーダーには必要な資質です。

しかも、これは後天的なものだと思っています。

2019/06/08

ドル/円の買い引かず

ニューヨークダウは、発表された5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数は7.5万人と予想17.5万人を大きく下回り 、早期の利下げに踏み切る見方が強まり買われ、前日比263.48ドル高の25,984.14ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、冴えない米雇用統計を受けて下げ、暫定値ながら前日比0.035%下げて2.083%で引けました。

原油価格は、OPEC主導の協調減産の延長観測が強まったことや、米株式相場が大幅高となったことから買われ、前日比1.40ドル高の53.99ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇に連れて買われ、前日比3.4ドル高の1,346.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米雇用統計が悪化したことから売りが先行し一時107.88近辺をつけたものの、下値では日本の機関投資家と思われる買いが引かず、一時108.26近辺まで押し戻されました。、

EUR/USDは、冴えない米雇用統計を受けて買われ、一時1.1348近辺をつけました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて上げ、一時122.72近辺をつけました。

この痛み決して忘れまい

痛い目に遭うと、その痛みは忘れないものです。

私が、一番痛い目に遭ったのは、東京でドル/円のチーフディーラーをやっていた時です。

その年の4月から6月に掛けてトレンド相場となり、ドル/円相場は約21円上昇し、ロングをキープしていましたので、大儲けしました。

その後いったん緩みましたが、9月に入り、再び上昇し、さらに儲かりました。

しかし、こうなると、気も大きくなり、相場は上がり続けるものと錯覚を起こしてしまいました。

そして、10月を迎えて、相場は引き続き上げと見ましたが、実際の相場はレンジ相場になっていました。

3円幅ぐらいの狭い値幅の中で、それまでの上昇トレンド相場と同じスタイルで、高値を買って、下げたら投げてを3回ほど繰り返しただけで、折角、4月から9月に掛けて儲けた利益の半分を飛ばしてしまい、物も言えなくなりました。

その後、11月から翌年1月に掛けては、ひたすら次のタイミングを待っていましたが、2月に入り、上昇トレンドが再開し、3月までで、幸いにも、10月のやられを取り戻すことができました。

この4月から翌年3月までの相場によって、相場にはトレンド相場とレンジ相場があり、レンジ相場は相場が動いていないようですが、実は大変危険な相場であることを身を持って学びました。

そして、この痛み決して忘れまいと心に誓いました。

2019/06/07

マーケットはショートか?

ドル/円、再び買い気です。

緩みがち

ドル/円、EUR/JPYが、東京タイムの買い気がやや引いて、高値圏から、やや緩みがちです。

EUR/JPYはフットワーク良く

EUR/JPYは、ほぼ100%投機の相場なので、ショートで攻めても、少しでも下がりづらくなれば、買戻しが集中して入り上昇します。

ドル/円、重くて堅い

ドル/円は、108.00近辺から下の買いは、相当ありそうです。

ただし、108.50以上も、今のところ重そうです。

ドル/円、動く可能性?

ドル/円の日足のボリンジャーファイブが、動くサインを出しています。

今日、あるいは、来週月曜には、相場は動き出すものと思われます。

リスクを取る

「リスクを取る」ということは、具体的にはポジションを取るということです。

逆に申し上げれば、ポジションを取れば、価格変動などのリスクに身をさらすことになるわけです。

リスクを取ること自体は、マーケットが開いている月曜早朝から土曜早朝までの間であればいつでも可能です。

しかし、リスクを回避しようとする、具体的には、ポジションを手仕舞うことは、リスクを取ることは違って、常にはできません。

よくあることは、金曜のニューヨーククローズから、翌月曜のオセアニアタイムの間には、週末になんらかのことが起きて発生する週末リスクがあります。

それによって金曜の引けとオセアニアタイムの寄り付きの間でギャップ(窓)が開くことは、結構頻繁に起きています。

リスクの発生が利益につながることもたまにはあります。

しかし、多くの場合、損失となると考えておくべきで、できるだけ、取らなくて済むリスクは避けることが賢明です。

ここで、ポジションを持たねば、後はないと自分を追い詰める必要はありません。

自分が得意とする相場は必ずきますので、焦らずにその時を待つことが大切です。

対メキシコ関税発動の先送り報道を受けドル買い

ニューヨークダウは、米国の対メキシコ関税の発動の先送り報道を受け買われ 、前日比181.22ドル高の25,720.79ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米利下げ観測で低下後、対メキシコ関税の発動の先送り報道を受け反発し、暫定値ながら前日比0.005下げて2.130%で引けました。

原油価格は、米国の対メキシコ関税の先送り報道を受けて買われ、前日比0.91ドル高の52.59ドルで引けました。

金価格は、米利下げ観測の高まり買われ、前日比9.1ドル高の1,342.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米国の対メキシコ関税の発動の先送り報道を受け買われ、108.54近辺をつけました。

EUR/USDは、ECBは定例理事会で、政策金利据え置きの期間を20年上半期までに延長すると表明したものの、利上げ時期の先送りにとどまったことで買われ、1.1309をつけたものの、その後、米国の対メキシコ関税の先送り報道を受けて1.1270近辺まで緩みました。

EUR/JPYは、最初はEUR/USDの上げに連れ、そしてその後ドル/円の上昇に連れて続騰し、一時122.40近辺をつけました。

またしても、トランプ政権の方針変更に振り回された一日でした。

尚、「月曜日に関税を発動する可能性はなお残っており、その可能性が最も高い」とも報じられている点には警戒です。

2019/06/06

[6/5]ラジオNIKKEI「北野誠のトコトン投資やりまっせ。」出演

6/5(水)のラジオNIKKEI「北野誠のトコトン投資やりまっせ。」に出演しました。

番組はYouTubeで配信されています。視聴するには以下↓のリンクをクリックしてください。

「トランプ発言で加速する円高相場への道」YouTube

◇「北野誠のトコトン投資やりまっせ。」公式サイト

穏やか

何もなかったように、穏やかなマーケットになっています。

下に誰かいる!

ドル/円、クロス円の買いの抵抗も半端ではないです。

懲りずに円買い

ロンドンは、懲りずに円買いで入ってきています。

円高方向を試すだけ試すものと思われます。

閑散

昨日の相場は、アップダウンが激しく、特にドル/円では、108.00以下を売っては踏み上げられており、かなり体力的に消耗してきているものと思われます。

日柄が足りない

日柄とは調整に要する日数のことで、つまり、現在のドル/円の場合、5月31日に急落して以降の調整としてのレンジ相場の日数がまだ足りないということです。

機関投資家の買いの存在?

ドル/円の107.80近辺には、機関投資家の買いがあるように思われます、

その107.80をブレイクさせようと、投機筋が売り込むため、マーケットがショートになり、反発を繰り返しているように見えます。

乱高下の為替相場

ニューヨークダウは、米利下げ観測が強まり買われ 、前日比207.39ドル高の25,539.57ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、発表された5月のADP雇用者数が2.7万人と予想の18.0万人を大きく下回ったことから一時急落したもののそこから反発し、暫定値ながら前日比0.007%下げて2.123%で引けました。

原油価格は、発表された米週間在庫統計で、米国の原油在庫が増加したことから売られ、前日比1.80ドル安の51.68ドルで引けました。

金価格は、冴えないADP雇用者数を受けて買われ、前日比4.9ドル高の1,333.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、冴えないADP雇用者数に、一時107.82近辺まで下げましたが、そこから反発し、一時108.49近辺をつけました。

EUR/USDは、同じくADP雇用者数を受け、一時1.1307近辺まで上昇しましたが、そこから一転して反落し、一時1.1220近辺をつけました。

EUR/JPYは、一時122.27近辺まで上昇後、一転反落となり、一時121.55近辺をつけました。

乱高下に振り回された為替相場でした。

絵に描いた餅

相場が、自分が思った方向に向かうと、出来るだけ一杯儲けたいと思う気持ちが強まるのは、あたりまえのことです。

しかし、ここで気をつけなければならないことは、もっと儲かるかもしれないという欲が強まるあまりに、ポジションを手仕舞えなくなってしまうことです。

言ってみれば、「歌を忘れたカナリア」ならぬ、「手仕舞いを忘れたトレーダー」です。

しかし、利益は確定してこそ、本当の利益(実現益)となります。

確定されていない利益(未実現益)は、単に評価レートによって、その時点で手仕舞ったとしたら、いくら儲かるかということを教えてくれるのに過ぎません。

往々にして、この確定されていない利益を見て、儲かった儲かったと言っていることが多いと言えます。

しかし、確定されていない利益は、あくまでも「絵に描いた餅」ですので、どこかでは、利益を確定して本当の利益を手中におさめなくてはなりません。

そのためには、もっと儲けたいと思う自身の欲を自ら克服することが必要です。

力むことなく、次のチャンスがあるさと、さらっと利益を確定することができるようになることが大切です。

2019/06/05

EUR/USD、下げ渋り

ドル/円の反発が続く中、EUR/USDは下げ渋っています。、

結果、EUR/JPYが上昇です。

EUR/USD、売られ過ぎ?

EUR/USDは、欧米勢の中間決算の買い需要がある中、売られ過ぎている印象です。

ドル/円、底堅い

パウエルFRB議長の利下げ示唆があったわりには、ドル/円は売られながらも底堅い展開です。

最近のEUR/USDの上昇

EUR/USDは、5月31日からの上昇は、表向き、米利下げ観測が出てきていることが理由とされるかと思います。

しかし、6月末が欧米勢の中間決算で、それを前に、欧米の投資家が決算のために、年初からキャリーしてきたポジションの買戻していることも大きいと思われます。

三兵を形成

昨日、ドル/円で酒田五法の底値形成の三兵(さんぺい)の可能性をお話ししましたが、とりあえず、その通りに動きました。

今日は、5日

今日は5日で、5・10日(ゴトウビ)で、10時の仲値決めに向けて、輸入決済のドル買いが強まる可能性がありますので、ご注意ください。

リスク回避一服でドル/円の買戻し強まる

ニューヨークダウは、中国商務省が「(貿易摩擦は)対話によって解決すべきだ」との声明を出し、米中協議再開への期待が高まって買われ 、前日比510.97ドル高の25,330.75ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.052%上げて2.123%で引けました。

原油価格は、米株の大幅高が波及し買われ、前日比0.23ドル高の53.48ドルで引けました。

金価格は、リスク回避の買いが続いたものの、米株高を受けて上値は重く、前日比0.8ドル高の1,328.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、リスクが後退し、買い戻しが強まり、一時108.36近辺まで上昇後、108.01近辺まで軟化したものの、また買いが強まりました。

EUR/USDは、一時高値1.1277をつけた後も、基本的に高値圏を維持しました。

EUR/JPYは、上昇を続け、一時121.79近辺をつけました。

相場が飽きる

ひと相場が結構長く続き、材料とされた事柄に対するマーケットの見方も固まってくると、マーケットのポジションも一方に大きく偏ってきます。

こうなると、相場は思うように動かなくなります。

たとえば売りの材料で進行してきた相場が、それまでの材料と関連した新たな売り材料が出てきても、素直に売りで反応しなくなります。

これは、相場のサイクルで言えば、ひと相場の終わりに近づいていることを示しています。

しかし、マーケットのセンチメントは、それでも相場を下げようと、執拗に売ってきますが、下げこじれて(思うように下がらないこと)きます。

そうした、下がるに下がらない相場になってきたことを、「相場が飽きてきている」と言います。

言い変えれば、なにか買い戻すエクスキューズ(言い訳)をマーケットは探し始めます。

そして、「そんなんで、動くの?」と言いたくもなるような、たわいのない理由をきっかけにして、買戻しが集中することもよくあります。

このように、ひと相場で、攻めるだけ攻めてしまうと、狙った方向にポジションも積み上がってしまい、あとは相場が反転するだけになりますので、特に、今までの相場の方向をフォローする材料が出ても、反応が限定的になってくれば、ひと相場も終わりと、未練なく手仕舞うことが重要です。

2019/06/04

[5/31]FX経済研究所出演

5/31(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「下がったら買い 上がったら売りYouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

ドル/円、下攻めも時間切れか?

ショート筋が、下がらないので、たまらず買ってきている感じです。

ドル/円、反発気味

クロス円が上昇している時、ドル/円が単独下がるのは、かなり困難です。

時間との勝負

ドル/円の下値トライは、時間との勝負です。

割り切れなければ、様相は一変すると思われます。

ドル/円、底値形成の形状?

ドル/円は、酒田五法の三兵(さんぺい)の格好になってきており、底値を確認し、反発の可能性が出てきています。

ドル安の構図へ?

米利下げ機運の高まりから、これまでのリスク回避のドル買い円買いの構図から、ドル安の構図に転換する可能性があります。

米利下げの可能性高まる

昨日の海外でのドル全面安の原因は、セントルイス連銀のブラード総裁が、近く政策金利の引き下げが必要になる可能性があると発言したことによるようです。

EUR/USDの上昇が為替相場を主導

ニューヨークダウは、 値ごろ感からの買いも入りましたが上値も重く、前週末比4.74ドル高の24,819.78ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米利下げを予想して低下し、暫定値ながら前週末比0.054%下げて2.071%で引けました。

原油価格は、貿易摩擦による世界景気の減速懸念が根強く売りが優勢となり、前週末比0.25ドル安の53.25ドルで引けました。

金価格は、世界景気の減速懸念が続きリスク回避の買いが入り、前週末比16.8ドル高の1,327.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、108.45近辺まで買い上げられた後反落となり、一時107.88近辺をつけました。

EUR/USDは、欧米の中間決算絡みの買いに、一時1.1262近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、EUR/USDの上昇に連れ、一時121.65近辺まで上昇しました。

欧米の中間決算に絡んだユーロ買いドル売りが為替相場を主導しました。

催促相場

よくあるのは、金融当局の金利政策の変更が予想される時です。

たとえば、景気を浮揚するために金融緩和を、金融当局、つまり中央銀行が検討していると、一部マーケットで憶測されたとします。

この憶測の信ぴょう性が高いとマーケットの大方の見方が強まると、実際に金融当局が金融緩和を実施するよりも早く、マーケットは金融緩和を織り込み、市場性金利は低下します。

それがまるで、マーケットが、金融当局に緩和を催促しているような相場展開となるため、催促相場と呼んでいます。

実際に、金融緩和を金融当局が実施すると、織り込み済みとして市場金利は低下したままの時もありますし、織り込み過ぎていた場合は、反発気味になることもあります。

一番怖いのは、マーケットが金融緩和を織り込んで、市場性金利が既に低下しているにもかかわらず、金融当局が金融緩和を見送った時で、この場合は、マーケットは大いに失望することになり、大幅な金利上昇という反抗をマーケットから金融当局は受けることになります。

したがって、金融当局が注意を払わなければならないことは、マーケットが金融当局がとろうとしている政策に対してどれぐらいの期待度を持ち、そして既にどれぐらい織り込んでいるかということを把握することです。

2019/06/03

自爆

ロンドンは、ショートを切らせようとドルを買い上げて、ロングになって反落です。

ポジションを切らせようとするロンドン

ロンドンは、東京・アジア勢がドルショートになっていると見ているようで、ショートを切らせようとドル買いしてきています。

【6/5】「北野誠のトコトン投資やりまっせ。」に出演!

ラジオ日経「北野誠のトコトン投資やりまっせ。」に出演します。

日時:6月5日(水)22:30~23:40
http://market.radionikkei.jp/kitano_toshi/

どうぞ、お楽しみに!

マーケットはロング?

ドル/円は、戻りが限られジリジリと下げています。

ロングが投げ切らないと、上には戻りにくいと見ています。

欧米勢の中間決算

6月は、欧米勢の中間決算の時期で、今年の場合、EUR/USDの買いが強まる可能性があります。

下げてから下げを確信していないか?

ドル/円は、シドニータイムから売られ続けたため、ややショート気味のようです。

下がってから下げを確信して売ったマーケット参加者が多いと、目先ジリ高になる可能性がありますので、注意が必要です。

円高進行の可能性

トランプ大統領は、メキシコの不法移民問題という貿易問題でなくても、追加関税を表明した以上、トランプ大統領によるリスク回避の円買いは今後さらに頻発し、円高が進行すると改めて感じました。

第六感

今まで、よく経験したことですが、ある考えから、相場を張ったとします。

その後の相場展開から、自分自身が本能的におかしいと感じ始めても、冷静な心は、それを、「いや、そんなことはない」と否定しまうことがあります。

しかし、その否定してしまったことが、結局裏目に出ることが多かったということです。

つまり、自分自身が第六感で感じたことは、無視してはならないということです。

たとえば、こんなこともあります。

ロングポジションを持っていて、ある一定の時間が経過した時に、レートチェックしてみると、自分自身では、この時間の経過からすると、レートはこの水準あたりだろうというイメージがあります。

しかし、実際のレートはそれよりも下げていた時は、これは要注意と感じなくてはなりません。

つまり、自分の相場観と実勢値に誤差が出てきていて、しかも決して良くない兆候だと理解しなくてはなりません。

こうなると、もう自分のポジションに執着せず、いったん手仕舞うことが大切です。

このように、自分自身の第六感に素直になることは、大変大事なことだと考えています。

多くのトレーディングを経験することで、いろいろな場面を記憶に刷り込んでこそ、第六感がよく働くものだと思います。

したがい、いろいろな経験を積むことが、大事です。

2019/06/02

Weekly Report(2019/06/02)

【今週の注目点】

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.どこまで下がるか、ドル/円
2.EUR/USD、反発の可能性は?
3.下落続くか、EUR/JPY?
4.反発はあるのかGBP/USD?

【1.どこまで下がるか、ドル/円】

渦中の人、トランプ大統領の発言で、さらにリスク回避の円買いが強まる可能性がある

ただし、時間が経過し下げ渋り出すと、反発の可能性が高まる

いわば、海外投機筋と国内機関投資家の攻防戦

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戦う時、休む時

相場が大好きで、四六時中マーケットに没入する時期があっても良いと思っています。

それは、短期間にいろいろな経験をすることで、上達が早まると思うからです。

また、痛い目にも遭うことで、やって良いこと、悪いことを学習することもできます。

しかし、そういう時期も、初級者の最終段階あるいは中級者の初期段階までには卒業することだと思います。

遅くとも中級者の中期段階以上では、相場が戦うべき時なのか、あるいは戦わずに体力を温存すべき時なのかを、見分けられるようになることが大切です。

相場に常にインボルブ(絡む)する必要はないと思います。

相場の方向性がはっきりしている時や、自分が得意とする相場の時だけに関与するということが大事です。

一方、相場の方向性がはっきりしない時や、自分が不得意とする相場の時は、わざわざ損失を出すことはありませんので、体力温存のため、「休むこと」が大切です。

こうした戦う時と、休む時とのメリハリをつけることが、トレーディングには大変重要なことだと思います。

往年の相場師、是川銀蔵氏の「相場の心得、その1」は、「よく寝ること」です。

休むことの大切さを、よく教えてくれている言葉だと思います。

2019/06/01

パニック的なリスク回避の円買い続く

ニューヨークダウは、トランプ米大統領がメキシコからの全輸入品に追加関税を課すと発表し、貿易摩擦激化への警戒感から売られ 、前日比355.11ドル安の24,814.77ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、リスク回避から大きく買われ(利回り低下)、暫定値ながら前日比0.080%下げて2.133%で引けました。

原油価格は、米政権がメキシコ製品に追加関税を課すと発表したことから売られ、前日比3.09ドル安の53.50ドルで引けました。

金価格は、貿易摩擦の激化への懸念からリスク回避で買われ、前日比18.7ドル高の1,311.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、リスク回避の円買いが終日続き、一時108.35近辺まで下げました。

EUR/USDは、たびたび売られたものの、買いは引かず、一時1.1180近辺の高値をつけました。

EUR/JPYは、リスク回避の円買いは続き、一時120.92近辺まで下落しました。

トランプ発言に端を発し、ある意味パニック的なリスク回避の円買いとなりました。

慎重さと大胆さ

不確実な相場では、手持ちのポジションは全部閉じることが鉄則です。

どれぐらいのリスクがあるか、ある程度予測可能な時と全く予測できない時があります。

トレーディングというものは、そもそも、リスクがある程度予測でき、確率的に勝算があると思えばこそできるもので、こうした状況であれば、大胆であって良いと思います。

しかし、ある程度予測ができても、なお思惑がはずれて損失を出すことさえあるわけですから、全く予測不可能な状況の中でポジションを持つことは、ギャンブルと変わりません。

従い、少なくとも言えることは、全く予測がつかない時は、ポジションへの未練は捨てて、ポジションをスクエア(ポジションなし)にすることが賢明です。

結局、当初考えていた方向に相場が動いたという結果になることももちろんありますが、それよりも、損失を出さなかったことに感謝すべきです。

相場はこれ一回限りではありません。

次のチャンスは、いくらでもあります。

儲け損なう恐怖から、予測不可能の相場でポジションを持ち続けることは、大変危険です。

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