再び売り気
EUR/USDの売りトライが再開しています。
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EUR/USDの売りトライが再開しています。
GBP/USD、GBP/JPYは、さすがに売り過ぎたのか、買い戻しが出ています。
EUR/USDが、ショートと見え、ジリ高気味です。
EUR/USDは、1時間足で29日21時から下値を切り上げてジリ高になっているのが気になります。
明日の午前3時にFOMCの結果発表がありますが、発表直後、結構、為替は上にも下にもボラタイル(激しい動き)になる場合もありますので、十分警戒してください。
GBP/USD、GBP/JPYは、日足で三連続陰線となっており、マーケットも下げを確信してきていることに警戒が必要では?
ニューヨークダウは、米中貿易協議の先行き不透明感が強まり下押しされ 、前日比23.33ドル安の27,198.02ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りはほぼ横ばいで、暫定値ながら前日比0.007%下げて2.058%で引けました。
原油価格は、米利下げ観測や在庫減の予想で買われ、前日比1.18ドル高の58.05ドルで引けました。
金価格は、FOMCでの利下げ決定を織り込み買われ、前日比8.5ドル高の1,441.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、118.45~70近辺で揉み合いでした。
EUR/USDは、ジリ高を続け、一時1.1161近辺をつけました。
EUR/JPYは、ジリ高で、一時121.19近辺をつけました。
相場によっては、買いは強いがこの水準から買っていくのには勇気がいるという局面があったり、逆に売りが強いがこの水準から売っていくには勇気がいるという局面があったりします。
しかし、そうした買うなり売るなりするのに勇気のいる水準は、実は収益チャンスにつながることが多いと言えます。
実際、買うなり売るなりするのに勇気のいる水準だと、自分自身が思うように、多くのマーケット参加者も同じように考えていると思って良いと思います。
ですから、買えないでスクエア(ノーポジ)かあるいは買えないので売りから入っているマーケット参加者が多く、また売れないでスクエアかあるいは売れないので買いから入っているマーケット参加者も多いと見ておくべきです。
ですから、こうした買えないと思う相場はあえて買っていく、売れないと思う相場はあえて売っていくことも必要です。
もちろん、絶対にそれがあたるという保証はありません。
しかし、皆が買えない売れないと逡巡する水準には、買えないゆえのショートポジション、売れないゆえのロングポジションが溜まりやすいと言えます。
だからこそ、相場が高止まりしたり、底値に張りついたりすることが起きます。
そうなった時は、マーケットに存在するポジションを崩す動きに加わり、相場が高止まっているなら買い、底値に張りついているなら売って仕掛けることも、トレードの幅を広げる上で経験してみることも大切だと思われます。
ポンドは、GBP/JPYを含めて、当然、流動性の低い通貨ですから、下げ一方ではなく、大きな反発も予想されますが、引きつけて戻り売りからが、基本スタンスで良いように思います。
7/26(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「ポジションを張るとは?」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
ドルの総合的な強弱を示すドル・インデックスが、GBP/USDが下落した(ドル高)こともあり、さらに高値圏に入ってきており、さらに、トランプ大統領をいらだたせるものと思います。
ドル/円を、4時間足で見ますと、7月19日6時から、ジリ高になっており、この分で行けば、109.00をテスト(試す)することになると思われます。
今日は30日で、5・10日(ゴトウビ)で輸入決済のドル買いが強まる可能性がある一方、月末週で輸出企業のドル売りも出やすく、10時頃の仲値決め前後に売り買い交錯することも予想されます。
ニューヨークダウは、FOMCを控え様子見気分強い中、アップルとウォルトディズニーに牽引されて小幅上昇し、前週末比28.90ドル高の27,221.35ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは軟化し、暫定値ながら前週末比0.012%下げて2.058%で引けました。
原油価格は、FOMCを控えてポジション調整から買われ、前週末比0.67ドル高の56.87ドルで引けました。
金価格は、FOMCを控えて小動きに終始し、前週末比1.1ドル高の1,420.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドン・フィキシングにかけてドル買いが強まり、一時108.90近辺をつけました。
EUR/USDは、EUR/GBPの上昇を受け、一時1.1151近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、ドル/円、EUR/USDの上昇に連れて上げ、一時121.30近辺まで上昇しました。
相場展開のストーリー(筋書)を考えることは、とても大事です。
しかし、相場を構成するいろいろなファクターは、常に変化していることを、決して忘れてはなりません。
ファクターが変化している以上、当初考えたストーリーは、常に軌道修正する必要があります。
それは、はたから見れば、節操がないように見えることもあるかもしれません。
しかし、相場の見方を常にリアルタイムのマーケットに合わせて行こうとすれば、その節操の無さも必要です。
私が、ロンドンから東京に戻ってきた頃は、プラザ合意の後の急落相場がまだ続いていました。
そんな時に、有名ディーラーと呼ばれる方たちと親交ができ、個別にお話しさせて頂く機会を得ました。
彼らに共通してすごいと思ったことは、自分の相場観に固執しないことでした。
そして、間違ったポジションを持っていると自覚したら、舌の根も乾かぬうちに、どんどんポジションをひっくり反していくところでした。
固執しないことによって、損失は限定され、収益機会を増やすことになるわけです。
言い換えれば、目先の損失を確定することを恐れるがままに、収益機会を失っていることが多いと言えます。
したがい、自分の相場観を持つことは大切ですが、同時に状況に応じて自分の相場観を臨機応変に切り替えられる節操のなさも兼ね備えることが必要です。
日足のGBP/USDは、右肩下がりの対角線を描いています。
EUR/USDは、下も堅いが、上値も重く、ジリジリと下げていて不気味です。
ドル/円は、鋭角的に反発しており、下げたところから売り上がって、まだショートではないかと見ています。
ドル/円は、10時台以降も、戻らないところを見ると、輸出のドル売りに向って買い下がったところもあるように思われます。
今週は、月末週であり、輸出企業のドル売りが月末まで強くなる可能性があります。
ドル/円は、値ごろ感から、売りが出やすいように思います。
優勝したスポーツ選手のインタビューで、「(最後は)自分を信じてやりました」という言葉を良く耳にします。
これは、トレーディングでも言えることだと思います。
確かに始めたばかりで、まだそれほどの経験を積んだこともなければ十分な知識もない段階では、まだこの言葉の意味がわからないかもしれません。
しかし、いろいろな経験も積み、また知識も兼ね備えている中級あるいは上級者であれば、突き詰めるところは「自分を信じる」ということだとご理解頂けるものと思います。
豊富な経験と知識を持っていて、それらをもとに、これからの相場はこうなるのではないかと相場観を持つことは多いと思います。
しかし、それを実行に移すために、あと必要なことは、「自分を信じ」て、実行に移すことです。
豊富な経験・知識があって、それに基づいた今後の相場展開を予想しても、常に「これで良いのか」という迷いはつきものです。
それでも、自分の経験・知識から出た考えを実行するには、結局は、自分自身が考えた方針を自分自身が信じられるかということにつきると思います。
自分を信じることは、実は大変なことです。
しかし、他人が決めたのではなく、自分自身が決めた考えなのですから、誰よりも自分が自分を信じてあげることが必要だと思います。
【今週の注目点】
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1. 最近米政府内で為替に関する議論が活発化?
2.ドル/円に反発の可能性?
3. EUR/USD重いまま?
4. EUR/JPYジリ安続く?
5.下げ止まらないGBP/USD
その他、クロス円見通し
【1. 最近米政府内で為替に関する議論が活発化?】から一部
米紙府内で為替介入に関する議論が活発に行われているもよう。
年後半は、為替市場では、米政府のドル売り介入が大きなテーマとなる可能性が高い。
【2.ドル/円に反発の可能性?】から一部
目先、上値を試すか?
しかし、上も重く、その後反落か?
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•質問回答
ディーラーの知り合いと会った時に、どちらからともなくこの言葉が口に出ました。
確かに、プロディーラーは、逃げ足が速く、これはマズイと思えば、たとえ手仕舞うと損失が確定しようとも、何の躊躇もなく、ポジションを切ってしまいます。
根本にあるのは、人間、判断の間違いがあって当然で、逆に間違っていることがわかっているのに、それでもポジションを手仕舞わないことの方が問題だと考えているからです。
自分にフィットする相場とは、極端に言えば、10回ディールして、1回あれば良い方だと思うことも大事です。
ですから、成功1回に対して、失敗9回があるわけですから、9回の失敗に対しては、躊躇なく手仕舞い、損失を最低限に抑え、1回の成功に向けて、体力を温存することです。
良くあるケースとしては、失敗9回に精力をつぎ込んで、1回のチャンスを迎えた時に、体力を既に消耗してしまい、思うようにトレードできないことです。
これほど、悔しいことはないと思います。
また、相場観を持つことは良いのですが、相場観に固執することは危険です。
相場とは、生き物ですから、どんどん変化していきます。
当初、自分が考えた相場のストーリー(筋書き)を取り巻く環境は、どんどん変わっていきますので、相場観には常に調整が必要です。
このように、大やられしないためには、機動力と柔軟性が必要です。
ニューヨークダウは、発表された米第2四半期実質GDP・速報値は2.1%と予想の1.8%を上回ったことから買われ 、前日比51.47ドル高の27,192.45ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、小動きに終始し、暫定値ながら前日比0.009%下げて2.072%で引けました。
原油価格は、強い米GDPを受けて買われ、前日比0.18ドル高の56.20ドルで引けました。
金価格は、FRBによる緩和的金融政策が予想されて買われ、前日比4.6ドル高の1419.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、強い米GDPの結果を受け、一時108.83近辺をつけましたが、基本的には108.60-70近辺での横ばい推移でした。
EUR/USDは、上値は重く、一時1.1112近辺まで下げました。
EUR/JPYは、軟化傾向で、一時120.80近辺まで下げました。
前日、ECB絡みで相場が荒れた反動から、基本的に小動きのマーケットでした。
相場が見えなくなったら、相場から一歩引いて様子を見ることが大切です。
実に些細なことではありますが、私が父から自動車運転で教えられたことでなるほどと思ったことがあります。
それは、まだ初心者の頃、狭い道で対向車とすれ違うような場面に出会った時、すれ違えるかどうかはっきりしなければ、止まって相手が通り過ぎるのを待てば良いという父の言葉でした。
それだけのことですが、他のいろいろなことに応用ができる考え方だと思っています。
相場に当てはめれば、つまり、わからなければ、様子を見るということだと思います。
言い換えれば、わからなければ無理はしないということだと思います。
相場には、わかりやすい相場とわかりにくい相場があります。
また、自分と相性の良い相場と悪い相場があります。
そうした色々な相場に対して、同じように力を入れるのではなく、力を入れる時、力を抜く時のメリハリをつけることが大切だと思います。
儲けるためにトレーディングをしている以上、この相場に乗れないと、儲け損なってしまうという、ある種の強迫観念を持ちがちです。
しかし、相場が見えなければ、休むことに限ります。
相場は、これ一回限りではありません。
ここ一番に戦える体力を温存することが大切です。
開店休業状態です。
ロンドンは、マーケットが傷んでしまったのか、スロースタート(遅い始まり)です。
高止まりしているドル/円、EUR/JPYを、値ごろ感から売ると、スクエアからショートになるため、また買戻し圧力がかかって、一段上昇することがあります。
いくら期待からムードが盛り上がっていても、昨日のECB理事会とドラギ総裁発言のように、ビッグイベントは確実性と非確実性の割合が50:50であり、あまりにもリスキーです。
ドル/円、EUR/JPYは、高止まりしており、まだショートだと思われます。
ニューヨークダウは、 ボーイングやスリーエムが売られたことや発表された6月の米耐久財受注額が0.2%と予想の0.7%を大きく下回ったことから売られ、前日比128.65ドル安の27,141.32ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ドイツ国債の上昇を受けて上げ、暫定値ながら前日比0.040%上げて2.083%で引けました。
原油価格は、前日発表の原油在庫の減少が改めて評価されて買われ、前日比0.14ドル高の56.02ドルで引けました。
金価格は、市場が想定するほど欧米中銀が大幅な金融緩和に動かないとの見方が強まり売られ、前日比8.9ドル安の1,414.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ECB理事会後の会見でドラギ総裁が利下げが議論しなかったことから、ドイツ国債の利回りが上昇に転じており、米国債利回りも追随していることがドル円を押し上げ、一時108.76近辺をつけました。
EUR/USDは、ECBの声明発表後に売りが強まり、一時1.1101近辺まで下落したものの、その後のドラギ総裁の会見で、緩和姿勢を強調したものの、景気後退の可能性は否定しており、十分緩和的ではなかったとして買いが強まり、一時1.1188近辺まで上昇し、その後1.1140近辺に緩みました。
EUR/JPYは、一時120.05近辺まで下げましたが、ドル/円、EUR/USDの反発を受けて反転し、一時121.38近辺まで上昇しました。
相場の話になると、あの材料があるから売りだとか買いだとかといった話になることが多いと思います。
しかし、ここで、気を付けなくてはならないことは、そうした材料が本当に継続的に一方向への資金の移動(フロー)をともなうものなのかどうかを見極める必要があるということです。
フローを伴わないと、その材料に飛びついて売るなり買うなりしても、下げても上げても、相場が長続きしません。
つまり、短期の投機筋が短期売買をしても、資本筋のような一方向にフローを長期にわたって流す存在がなければ、相場は上げても下がるし、下げても上がります。
資本筋が、長期に一方向にフローを流すキーポイントは、ひとつにはより有利な運用先への前向きな資金シフトがあります。
また、もうひとつには、現在資金を置いている先にリスクを感じた時に、逃避的に資金を他の安全とみなされるところに移動させます。
こうしたことから、資金の一方向への移動が起き、その結果、トレンド相場が形成されます。
特に、大きな資金移動が見られるのは、米国とユーロ圏の間で、頻繁に行われています。
それは、流動性の高さで1位、2位を争うドルとユーロという通貨であるためで、いずれかからの資金が大量に移動してきても、それを受けとめるだけの懐の深さを、このふたつの通貨を持っているからです。
EUR/JPYは、下値を再トライです。
ドル/円は、ロング気味のように思われます。
政策決定の内容により、もし1.1100を割り込んだ時、ドル売り介入を匂わせている米政府の対応が注目です。
ドル/円は、7月19日以降の高値が108.29近辺で、108.30には、やはり機関投資家の売りがある気配です。
本日は25日で5・10日(ゴトウビ)となり、10時頃の仲値決めに向けて輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、低調な決算が嫌気された建機のキャタピラーと航空機のボーイングが大幅安となり、全体を押し下げ 、前日比79.35ドル安の27,269.84ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.037%下げて2.045%で引けました。
原油価格は、発表された米週間在庫統計で、ガソリン需要の弱さが懸念されて売られ、前日比0.89ドル安の55.88ドルで引けました。
金価格は、世界的な金融緩和で資金流入が続くとの見方が相場を支え、前日比1.9ドル高の1,423.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時107.94近辺まで下落しましたが、その後一時108.25近辺まで反発しました。
EUR/USDは、1.1155近辺から1.1133近辺まで軟化しました。
EUR/JPYは、120.35近辺から120.54近辺にジリ高となりました。
翌日のECB理事会、30日の日銀の金融政策決定会合、そして31日のFOMCといった一連の金融政策決定を前に様子見気分強いマーケットでした。
よくインターバンクディーラーが、使う言葉です。
BID(ビッド)とは、買いのことです。
Offer(オファー)とは、売りのことです。
「(マーケットが)BIDに見える」とは、現状のマーケットでは買い気が強く感じられることであり、「(マーケットが)Offerに見える」とは、現状のマーケットでは売り気が強く感じられることです。
このBIDに見えたり、Offerに見えたりすることは、値動きからマーケットのポジションを読めるようになるための第一歩です。
「BIDに見える」、あるいは「Offerに見える」とは、自分でどう体感しているのかを知ることが大事です。
できれば、ノートなどに記憶しておいて読み返してみることで、過去の記録とも照らし合わせて、自分が「BIDに見える」、あるいは「Offerに見える」時の感覚を会得していくことが必要だと思います。
そして、「BIDに見える」、あるいは「Offerに見える」という感覚を自分のものにできると、マーケットのポジションが見えてきます。
「BIDに見える」時は、新規の買いが入っていることもありますが、それ以上にマーケットがショートになっていて、買い戻し圧力が強いことを示します。
一方、「Offerに見える」時は、新規の売りが入っていることもありますが、それ以上にマーケットがロングになっていて、ロングを解消しようとする売り圧力が強いことが一般的です。
7/19(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「来週の為替展望」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
週足で見ると、EUR/JPYは、静かに下げてきています。
米政府が、ドル高ドル安を見ているドルの総合的な強弱を示すドル・インデックスが、またドル高になってきています。
ドル・インデックス 週足(上がドル高)
http://futures.tradingcharts.com/chart/US/W
ひとつは、痛みは伴いますが、思いっきり買い戻して、ショートポジションを短期間に解消する方法です。
そして、もうひとつは、痛みは和らぎますが、時間を掛けて、ショートのポジション調整する方法です。
ドル/円は、まだショートが切れていないもようで、ジリ高が続きそうです。
ニューヨークダウは、米中交渉の進展期待や米主要企業の相次ぐ予想を上回る決算発表に買われ 、前日比177.29ドル高の27,349.19ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、株高を受けて上げ、暫定値ながら前日比0.033%上げて2.079%で引けました。
原油価格は、米中貿易協議の進展期待から買われ、前日比0.55ドル高の56.77ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比5.2ドル安の1,421.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、機関投資家と思われる大口の売りオーダーもあったものの、マーケットポジションがショートでジリ高が続きました。
EUR/USDは、一部でECBの金融緩和観測が強まり下げ、引け際1.1146近辺の安値をつけました。
EUR/JPYは、EUR/USDの下落に連れて下げ、一時120.50近辺の安値をつけ、その後120.70近辺に反発しました。
GBP/USDは、次期英首相にジョンソン氏が決まり、EUからの「合意なき離脱」の懸念が強まり、上値重く1.2436近辺で引けました。
本来ダブルトップとは、同じぐらいの大きさの山がふたつできて、山のふもとにあたるネックラインを割り込むと、山の頂上とネックラインの間の高さ分、ネックラインより下に下落するというチャートパターンです。
しかし、同じぐらいの大きさの山がふたつではなく、最初の山よりも、ふたつ目の山の方が小さい、「変形ダブルトップ」という形状も良くあります。
この変形ダブルトップは、もともと、三角保ち合い(さんかくもちあい)を形成している過程で、三角保ち合いのふたつ目の山が三角保ち合いの下のサポートを割り込んでしまった時にできやすくなるパターンだと言えます。
このパターンは、本来的なダブルトップよりも形成されやすく、また効果は、大きい方の山である最初の山とネックラインとの間の高さ分、ネックラインを割り込むと下がる傾向があります。
つまり、ネックラインを切って下がる場合は、通常のダブルトップと効果は変わりません。
むしろ、ふたつ目の山が、ひとつ目の山ほどの大きさを形作れなかったということで、上げの勢いが弱くなっていることを示していると言えます。
この変形ダブルトップは、もともとが三角保ち合いであることからもわかりますが、相場の分かれ目に出やすく、しかも、すでに三角保ち合いの下のサポートを下に切っていることから、下落の可能性が高いことを示しています。
あとは、ネックラインを下に割る必要がありますが、それができてこそ、変形ダブルトップの完成となり、ターゲットレベルである、最初の山とネックラインとの間の高さ分下落することになります。
尚、「変形ダブルトップ」という言い方は、私の造語ですので、世間には広まっていない呼び方です。
今日は、英与党保守党党首選の結果が公表されます。
EUR/USDの売りが、ここにきて強まっています。
GBP/USD、GBP/JPYが、下げています。
ドル/円もEUR/USDも、マーケットに、ドルショートが残っているもようです。
ドルショートの解消の動きはまだ出そうです。
ドル/円の108.00には、日本の機関投資家が売りでいることは、まず間違いないと思いますが、EUR/USDの1.1200には誰が買いでいるのか、皆目見当がつきません。
しかし、EUR/USDの1.1200は、岩盤のようであり、桁違いに大きな買いがあるものと思われます。
マーケットは、ドル/円は108.00、EUR/USDは1.1200突破を狙っているようです。
ニューヨークダウは、決算期待の買いが優勢で小反発し 、前週末比18.31ドル高の27,172.51ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、一時低下したものの戻し、暫定値ながら前週末比0.011%下げて2.045%で引けました。
原油価格は、イランによる英国のタンカーの拿捕で緊張が一段と高まり買われ、前週末比0.59ドル高の56.22ドルで引けました。
金価格は、中東の地政学リスクの高まりから買われましたが、利益確定売りも見られ、前週末比0.2ドル高の1,426.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、108.00がかなり重く、107.80-90近辺で揉み合いとなりました。
EUR/USDは、1.1205-25近辺で上値が重くなりました。
EUR/JPYは、122.90~10近辺で上値の重い展開でした。
相場展開を予想するために、相場のストーリーを考えることが大事です。
相場のストーリーとは、決して堅苦しいものではなく、今、マーケットがどういうテーマ―に関心があって、しかも相場が上がるか下がるかどちらを期待しているのか、逆にどうなることを望んでいないかをラフに考えることです。
むしろ、あまり緻密にストーリーを考えることで、ストーリーにトレーディング自体が縛られてしまっては、元も子もありません。
しかし、これから起きることのすべては分からないにしても、ある程度ストーリーを考えておくことで、心の準備ができると思います。
ストーリーを考える上で、一番大事なことは、マーケットがその時点でもっとも関心を持っているテーマが何かということです。
もっとも関心のあるテーマがわかれば、それによってマーケットがどういう行動に出てくるかは、予想がつきます。
さらに申し上げれば、マーケットの大勢がそのテーマによって、相場がどうなってほしいと期待する方向にマーケットのポジションは偏るものですから、逆にそうなってはほしくないと思う方向を把握しておくことが大切です。
尚、相場は生き物ですから、どんどん構成するファクターは変化していきます。
したがい、テーマも変化し、テーマに対するストーリーも変わっていきますので、常に見方の調整が必要になります。
こうした変化に常に対応できるフットワークの良さが、大事です。
GBP/USD、GBP/JPYが急落、EUR/GBPが急騰です。
機関投資家のドル/円の売りを飲み込んだロンドン勢の足元が、ややぐらついています。
ドル/円は、未だにショートで下がらないものの、機関投資家の売りもあってなかなか上がりづらそうです。
今のドル/円相場で、「下がったら売り、上がったら買い」を2~3回繰り返しただけでも、大やられしてしまいます。
ドル/円は、仲値に向けた輸入決済のドル買いに乗って、先週金曜にたどり着けなかった108.00を試す可能性はまだあると思います。
先週土曜が20日と5・10日(ゴトウビ)にあたっていましたので、本日は順延で、一部輸入決済のドル買いか強まる可能性があります。
「真綿で首を絞めるような相場」という言い方をする時が、トレーダーの間ではあります。
「真綿で首を絞めるような相場」とはいったいどういう相場かと言いますと、たとえば、上げを狙ってドル/円のロングを持っていたとします。
しかし、ドル/円のロングは、持ってみたものの、上値が重くなかなか上がりません。
そのうちに、さらに上値が重くなり、ジリジリとした下げになってきました。
しかし、下げと言っても、1銭刻みでゆっくりとした下げのため、どこかでは反発するのではないかという期待が拭いきれず、ロングポジションを切るに切れない状態になります。
マーケット全体でも、極めてゆっくりとした下げに、ロングポジションを切るに切れず、ポジションが残った状態が続き、さらに戻りにくくなります。
一気に下落すると、ロスカットの踏ん切りがつきやすく、ある意味カラッとした相場になるのに比べて、「真綿で首を絞めるような相場」では、一気に成仏させてくれませんので、やめるにやめられないジリ安のタチの悪い相場だと言えます。
このように、たとえば、マーケット参加者の多くがロングを持っている相場では、マーケットのポジションがロングに偏っているために、上がるに上がらなくなった時に起こります。
こうなると、ロングポジションの解消には時間がかかり、その間、上値が重く、ジリジリと下げることになります。
こうした状況を解消するには、やはり一気にロング筋のポジションを投げさせようと売り込んでくる必要があり、その役目は、ロング筋のロスカットを狙う投機筋によって担われていると言えます。
【今週の注目点】
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円は、レンジからトレンドへの移行期か?
2.EUR/USDは、底値圏形成の最終段階か?
3.EUR/JPYは、下落再開か?
4.GBP/USDは、目先は横這いながら下落リスク残る?
【1.ドル/円は、レンジからトレンドへの移行期か?】から一部
未だに、レンジ相場だが、上値が切り下がってきている。
7月末のFOMCが終わると、107.00~109.00近辺のレンジは下にブレイクか?
8月は需給的に円買いが出やすいし、また米政府によるドル売り介入の可能性も出てきている。
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•質問回答
ロンドンに駐在していた頃、支店のある金融街のシティーまで自宅から、地下鉄で通勤していました。
シティー駅につくと、毎日、何かを注意しているらしい放送が繰り返し流れていましたが、最初に聞いた時には、唸り声にしか聞こえず、なんだろうと思っていました。
それが、だんだんイギリス英語がわかるようになると、その放送が"Mind the gap(マインド ザ ギャップ)"と言っていることがわかるようになりました。
"Mind the gap"を意訳すると、「電車とホームの間が開いていますのでご注意ください」という日本の駅員さんも良く使う言葉でしたが、"Please"をつけるわけでもなく、実にぶっきらぼうな放送でした。
海外に行くと、なんと日本のサービスは細やかなのかと改めて思います。
一度、取引上のことである英系銀行香港のオーストラリア人担当者と喧嘩したことがありましたが、客を客とも思わない態度には、本当に腹が立ちました。
あとは、あきらめているのは、ロンドンやニューヨークの中華料理店で、中国人のウェイトレスは愛想笑いもなく全く無表情で、よくそれでやっていけるなと思うほどでした。
ただ、都市部はそんな感じではありますが、田舎に行くと、人々が実に人懐っこく、ホッとすることも事実です。
ニューヨークダウは、ウォール・ストリート・ジャーナルが「ブラード・セントルイス連銀などFRB高官は7月のFOMCでの利下げ幅を0.25%と示した」と報じたため、大幅利下げの期待は後退し 、前日比68.22ドル安の27,154.75ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、0.25%利下げ示唆を受け強含み、暫定値ながら前日比0.024%上げて2.048%で引けました。
原油価格は、米国とイランの関係緊迫化から買われ、前日比0.33ドル高の55.63ドルで引けました。
金価格は、FOMCで大幅利下げに踏み切るとの思惑が後退して売られ、前日比1.4ドル安の1,426.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、FRB高官が、7月のFOMCでは0.25%の利上げの可能性を示唆したと報じられました。
ドル/円は、これを受け、一時的に107.98近辺まで急上昇し、その後107.70近辺に反落しました。
EUR/USDも、一時的に1.1203近辺まで下落し、その後1.1220近辺に反発しました。
EUR/JPYは、一時120.81近辺まで軟化しました。
ドイチェブンデスバンク(ドイツ連邦銀行)は、ドイツの中央銀行です。
ブンデスは、サッカーのブンデスリーグと同じ、連邦という意味で、ドイツが小さな国が集まってできた連邦国家であることを示しています。
ブンデスバンクと比較されやすいのが、米国のFRB(連邦制度理事会)とその下にある12の地区連銀です。
ブンデスとFRBとの決定的な違いは、それぞれの使命に違いがあることです。
ブンデスバンクは、第1次世界大戦後、ドイツがハイパーインフレ(超インフレ)を経験したことから、使命はインフレ退治に絞られています。
それに対して、FRBは、インフレ抑制もありますが、それのみならず、雇用の創出、つまり景気対策も使命のひとつとしています。
この違いは大きく、ブンデスがインフレ対策のために、常に金融引き締めを考えていれば良いのに対して、FRBは、インフレ抑制のための金融引き締めだけを考えるのではなく、景気刺激のための金融緩和についても配慮しなくてはなりません。
こうした使命の違う中央銀行の間で、見解の相違からもめる事態が過去にもありました。
その中でも、有名なのがブラックマンデーで、金融引き締めを実行しようとしたブンデスバンクに対し、米国側が止めに入り、2国間の不協和音にマーケットが怯え、ニューヨークダウが急落したことがありました。
さて、そういう金融政策では頑固なブンデスバンクですが、1999年のユーロに統合するまでは、ドイツマルクの守護神として、その為替介入のうまさでは、中銀中ピカイチでした。
限られた介入額で、効果的な介入をし、世界中の為替ディーラーが尊敬してやみませんでした。
私も、ファンのひとりで、わざわざフランクフルトにあるブンデスバンクまで、為替のチーフディーラーに会いにいったことがあります。
敷地内に入るためには、自動小銃をかまえた警備兵が守るゲートをくぐる必要があり、その物々しさには驚きました。
そして、とうとう為替のチーフディーラーに会うことができ、いろいろ為替の話をしましたが、さすがに詳しく、改めて尊敬の念が強まりました。
特に、EUR/USDが上がるかが課題です。
EUR/JPYは、まだショートだと思います。
EUR/JPYの1時間足を見ると、ここのところ、事ある毎に売られていますが、その割には、下げ切れていません。
目先は、ドル売りの機先が削がれた感じですが、結局はドル安方向を試すものと思われます。
とりあえず、様子見.です。
ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁の発言は、学術的な内容であり、FOMCにおける政策行動に関するものではない
流れから言って、ドル/円も、EUR/USDも、ドル安方向のテストからだと思います。
ニューヨークダウは、 ネットフリックスが業績悪化で急落しましたが、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が講演で早期利下げを強く示唆すると買いが優勢となり急速に下げ渋り、前日比2.78ドル高の27,222.63ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ウィリアムズ発言とトランプ発言を受けて低下し、暫定値ながら前日比0.021%下げて2.024%で引けました。
原油価格は、ガソリン在庫増を受け売られ、前日比1.48ドル安の55.30ドルで引けました。
金価格は、FRBが大幅利下げに踏み切るとの思惑が強まり買われ、前日比4.8ドル高の1,428.1ドルで取引を終えましたが、時間外取引では、一時1,448ドル台と、およそ6年ぶりのの高値をつけました。
為替相場では、FRBの大幅利下げ期待の高まりに加え、トランプ大統領が「イランの無人機を米海軍が防衛のため撃墜した」と発表しました。
ドル/円は、リスク回避の円買いが強まり、一時107.21近辺まで急落しました。
EUR/USDは、一時1.1280近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、ドル中心の相場のため120.90~10近辺でのもみ合いが続きました。
相場には、トレンド相場とレンジ相場があり、トレンド相場は一方向に進むためにエネルギーを放出し続け、そしてその後、一定の値幅で上下するレンジ相場でエネルギーを補給するということが、基本的な相場のサイクルです。
この相場のサイクルを知っているのと知らないのでは、稼いだ利益をいかに残すことができるかという点で大きな差が出ることは言うまでもないことです。
つまり、トレンド相場であれば、トレンド方向にポジションを持ち続けることで、利益を極大化できます。
しかし、今がレンジ相場であれば、トレンド相場と同じことをやると、大きな損失につながります。
特に、トレンド相場からレンジ相場に転換したばかりの時は、かなり荒っぽい上下動をしますので、それまでのトレンド相場で折角得た利益を飛ばすことも、決して難しいことではありません。
ざっくりと申し上げれば、トレンド相場で稼いだ利益を、レンジ相場で指の間からできるだけサラサラと漏らさずキープすることが大切です。
また、レンジ相場で丁寧にトレードして得た利益も、やはり指の間からできるだけ漏らさないようにすることが大切です。
このように、利益を出すことはもちろん大事ですが、その得た利益をいかに最大限漏らさずにいられるかが大変重要です。
利食い売り(ポンド買い)だと思われます。
ドル売りで攻めきれず、閑散です。
ロンドンは、これまでの流れを汲んで、ドル売りからです。
ただし、ドル/円は、買いが待っていそう。
大きくは、107.00~109.00近辺のレンジを機関投資家は想定して、その中で、機関投資家の得意とする、「下がったら買い、上がったら売り」が、うまく回っているのではないかと思います。
EUR/USDの底堅さの原因のひとつが、EUR/GBPの買いが強まっていることが上げられます。
ドル/円は、上がダメだっただけに、今度は下を試すことになると思いますが、依然として、下も堅いと思います。
ニューヨークダウは、米中摩擦や景気減速を警戒して売られ 、前日比115.78ドル安の27,219.85ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、発表された6月の米住宅着工件数は125.3万件と予想の126.0万件を下回ったことから低下し、暫定値ながら前日比0.052%下げて2.050%で引けました。
原油価格は、発表された週間在庫統計でガソリン在庫が増えて売られ、前日比0.84ドル安の56.78ドルで引けました。
金価格は、早期の米利下げ観測が根強く買われ、前日比12.1ドル高の1,423.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ニューヨークタイムでも、上値を試し、一時108.32近辺をつけたものの上げきれず、一時108.01近辺まで反落しました。
EUR/USDは、ニューヨークタイム、一時1.1234近辺まで買われましたが、1.1220-25近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、ドル/円に連れ、一時121.48近辺まで上げましたが、そこから反落し、一時121.23近辺をつけました。
たとえば、力強く上昇を続けてきた相場が、いったんのピークを見て、小緩むことがあります。
まず、継続してきた相場の力強い上昇とは、いったいなんだったかと言えば、ショート筋のロスカット(買戻し)だったと言えます。
つまり、損失をできるだけ食い止めようと、死にもの狂いで買ってきますので、その結果、相場が急騰することになります。
しかし、ショートカバーが一巡すると、マーケットには、上げの勢いを見て新規に買いで入ってきたロング筋だけになります。
そして、それ以上に上がらなくなれば、今度はロング筋の手仕舞いとなり、小緩むことになります。
ただ、それでは、急転直下、トレンドが下落に転ずるかどうかですが、その可能性を見る上で重要なのは、5日移動平均線です。
5日移動平均線は、たとえば上昇相場であれば、鋭角的な移動平均線の上昇によって、上げをサポートします。
この状態では、下押しされても、その下押しでできたショートが次の踏み上げにつながるのが一般的です。
ところが、5日移動平均線が水平ないし下向きになってくると、上げをサポートする力が弱まり、特に、日足の寄り付きあるいは引け値が5日移動平均線を下回ってくると、さらに下落する可能性が高まります。
このように、上げがピークをつけて小緩んだところでは、いったんの上げ相場の踊り場となっているだけなのか、あるいは、さらなる下落となるかという分岐点となります。
したがって、5日移動平均線の形状を見つつ、再度反発するか、さらに下落するかを見極める必要があるわけです。
今日は、EUR/JPYの下げを見ていましたが、いったん様子見に変更します。
ドル/円は、ショートになっているものと思われます。
ロンドンは、EUR/USDの1.1200を攻めきれず反発気味です。
ロンドンは、ここのところ、EUR/USDで下を執拗に攻めています。
ドル/円は、積極的に売って、ショートになってきている可能性があります。
EUR/JPYの週足を見ますと、かなり脆い形状であり、中長期的に、下げが予想されます。
ドル/円は、値ごろ感から売ると、またショートになり、踏み上げる可能性があります。
ニューヨークダウは、米中交渉の長期化懸念が重荷となって下げ 、前日比23.53ドル安の27,335.63ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは反転上昇し、暫定値ながら前日比0.023%上げて2.111%で引けました。
原油価格は、イランが対立する米国との交渉に前向きだと伝わって下げ、前日比1.96ドル安の57.62ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比2.3ドル安の1,411.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、発表された6月の米小売売上高が0.4%と予想0.2%を上回り、一時108.38近辺まで上げました。
EUR/USDは、発表された7月の独ZEW景況感指数が-24.5と予想の-22.0を下回ったことから売りが強まり、一時1.1202近辺まで売られました。
EUR/JPYは、EUR/USDの下落に連れて、一時121.10近辺まで下落後、ドル/円の上昇に連れて、一時121.53近辺まで反発しました。
GBP/USDは、「合意なき離脱」懸念から売られ、一時1.2396近辺まで下落しました。
相場のいろいろな材料とは、ジグソーパズルのピースのようなものだと考えています。
ですので、最初のうち、どれが他のどれと、どうくっつくのか、皆目見当がつきません。
しかし、個々の関連はわからなくても、とりあえず記憶するなり書き留めておくことが大切です。
そして、個々に気掛かりだった材料が頭の中でグルグル回り出し、ある時パチンパチンとピースが一斉にはまっていって、相場の全容が見えてくることがあります。
いっぺんに開けた視界を目にして、「ああ、そうだったのか」と、個々の材料の関連性がわかるようになります。
こうなると、相場の進む方向もクリアになり、儲けやすくなります。
一気に相場が見えてくるというのは、インスピレーション(ひらめき)だと思います。
しかし、そのインスピレーションを持つに至るには、労を惜しまず地道にいろいろな材料を収集し、頭に入れておくことが必要です。
そうした材料の蓄積が、ある時一気に合体し、先が見えてくるものだと考えています。
つまり、インスピレーションを持つためには、地道な努力が欠かせません。
各通貨の中で、動かしやすい通貨をロンドンは探しています。
今のところ、ポンドの売りのようです。
ドル/円、EUR/JPY、GBP/JPYが、上昇傾向です。
ドル/円は、今のところ、どっちつかずのレベルにおり、様子を見るしかなさそうです。
107.80には、相変わらず、機関投資家からと思われる大きな買いがあるようですが、そのことは、広く知られているようで、マーケットは、どうも107.80手前で、買い下がっている可能性があります。
昨日が15日で5・10日(ゴトウビ)だったのにも関わらず祝日だったため、今日の10時頃の仲値決めに向けて輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、今週から米企業の四半期決算発表が本格化するため上値追いも限らましたが、利下げ期待から買われ、前週末比27.13ドル高の27,359.16ドルと過去最高値を3日続けて更新しました。
米国債10年物利回りは、利下げ期待から低下し、暫定値ながら前週末比0.035%下げて2.087%で引けました。
原油価格は、ハリケーン「バリー」の影響は軽微との見方から売られ、前週末比0.63ドル安の59.58ドルで引けました。
金価格は、米利下げ観測が根強く買われ、前週末比1.3ドル高の1,413.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後も、107.84~107.99近辺で方向感なく推移しました。
EUR/USDは、軟調で、一時1.1259近辺をつけました。
EUR/JPYは、下落傾向で、一時121.42近辺をつけました。
突然、なんの前触れもなく、大きく買いが出たり、売りが出たりすることがあります。
これは、多くの場合、ロスカットです。
たとえば、金曜に、米雇用統計のような重要指標の発表があり、その結果がマーケットの大方の見方と異なっていた場合、発表直後に投げるマーケット参加者もいます。
しかし、自分の見方が本当に間違っていたか、週末じっくり考えた末に、誤っていたと判断し損切りを決断する、マーケット参加者もいます。
こうしたじっくり検討するマーケット参加者は、結構大きくポジションを持っているファンドマネージャーなどの場合が多く、ひとたび結論を出すとできるだけ早く行動に移そうとします。
ただし、ポジションが大きいため、薄いマーケットで手仕舞いするのは、自分で自分の首を絞めることになりますので、流動性の高い3大マーケットのどれかのオープン直後に手仕舞ってくることが多いと言えます。
手仕舞いにあたっては、マーケットに流動性が十分あるか、最初に試し打ちの売りあるいは買いが出る場合もあり、マーケットが何が起きたのかと思うこともありますが、手仕舞うと決定すれば、怒涛の売りあるいは買いが後から一気に出ます。
マーケットにとっては唐突な売りあるいは買いですが、ポジションを手仕舞い終わるまで続きます。
このように、十分吟味した上で、自分の考えが間違っていたと判断すると、3大マーケットのオープン直後に手仕舞うということは、良く見受けられますので、注意しておく必要があります。
かなり力づくで売っている感じです。
ドル/円は、高止まりから、また売ってショートになった可能性があります。
今日は祝日で、スタッフがお休みですので、ツィッターの電話インタビューは、こちらからお送りします。
ドル/円もユーロ/ドルも、ショート気味か?したがって、ユーロ/円が上がる可能性があるのではないかと見ている。
ドル/円は、107.80の買いに向けて売り向かうマーケット参加者の方が多かったようで、マーケットのポジションがショートとなり、目先買戻しが強まっています。
結構、レンジ相場は逆張りとはいうものの、細かく、マーケットポジションの変化を見なくては、なかなか儲かりません。
ドル/円は、先週金曜のニューヨークの流れを汲んで、下値を探る動きが先行するものと見ています。
トレーディングでは、今の勝負ももちろん大事ですが、次のトレードができるだけの体力を温存することも、合わせて念頭においておかなければなりません。
つまり、今の相場に本気を出すことは必要ですが、没入してしまって、後先を考えられなくなってはなりません。
目先の戦いに勝つことは大事です。
しかし、もし目論見がはずれた時には、次のトレードができるだけの体力を残して撤退することが大切です。
トレーディングでは、逃げることも技のひとつと心得ておくべきでしょう。
相場は、全部勝つということは、至難の業です。
要は、利益は極大、損失は極小にすることが、トレードには必要です。
したがって、利益を出すことと同じように、損失を抑えることが大事になるわけです。
損失を抑えるためには、自分の相場の見方が実際の相場と違うと思えば、さっさと手仕舞う見切りの良さが必要です。
利益が指の間から、さらさらと流れていかないようにしなければなりません。
7/12(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「ドル/円 今年の夏相場は?」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
【今週の注目点】
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.当面レンジか?ドル/円
2.ジリ高の可能性は?EUR/USD
3.底値圏形成か?EUR/JPY
4.下げ止まるか?GBP/USD
【1.当面レンジか?ドル/円】から一部
7月中はレンジ相場の可能性が高い
しかし、8月に入ると円高相場に転換か?
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これは、ロンドンにあるグリニッチ天文台ではなく、米国のコネチカット州のグリニッチという町です。
私がニューヨークに駐在していた時に住んでいたところです。
ニューヨークのマンハッタンから、電車で1時間ぐらいのところでしたが、本当に自然に包まれた素晴らしい町でした。
結構、お金持ちも住んでいて、歌手のダイアナ・ロスとか、プロテニスプレーヤーのレンドルも住んでいました。
また、この町一帯に、トレーディングルームを構えている米系ファンドも多く、大手のファンドなどは、美しい港のそばに、3階建ぐらいのオフィスを構え、トレーダー達は、ヨットで通勤していました。
また、良いか悪いかは別にして、相場の世界で歴史的にも名前が残ったところでは、世界を震撼とさせたLTCM(ロングターム・キャピタル・マネジメント)のオフィスや、あのリーマンショックで有名を馳せたリーマンブラザーズの会長のリチャード・ファルド氏の自宅があったのも、この町でした。
町の中央から程なくしたところにある通り沿いには、大金持ちが済むお城のような家々が、ゆったりとした間隔であり、これは圧巻でした。
この町に住んでみて思ったのは、米国は移動するには広すぎるため、住んでいる町に、町民のためのプライベートビーチやゴルフ場にテニスコート、そして少し車を走らせればスキー場など、楽しもうと思うものは一通りなんでもあるということでした。
この辺は、ロンドンのように、スイスに行くにもイタリアに行くにも2時間のフライトで行けるので旅行には魅力的でしたが、年間を通して天気がすぐれないところとは違い、天気が良く、日々の生活の中で、楽しむことが一杯あって、これはこれで大変満足でした。
ニューヨークダウは、7月利下げ観測で買い安心感が高まり 、前日比243.95ドル高の27,332.03ドルと連日で過去最高値を更新しで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米利下げ観測から低下し、暫定値ながら前日比0.023%下げて2.115%で引けました。
原油価格は、米メキシコ湾でハリケーン警戒がでたものの利益確定売りに上値重く 、前日比0.01ドル高の60.21ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇を受けて上げ、前日比5.5ドル高の1,412.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米利下げ観測を背景に売られ、一時107.80近辺をつけました。
EUR/USDは、一時1.1238近辺まで売られたものの反転し、一時1.1274近辺をつけました。
EUR/JPYは、ドル/円に連れて下げ、一時121.52近辺をつけました。
相場は、生き物です。
ですので、ある時点のチャートを見て、相場の方向を読んでも、時々刻々と相場は変化していくため、当初考えた相場観は、すでに古くなり、軌道修正が必要になります。
ですから、相場観に軌道修正を加えることは、決していけないことではありません。
むしろ、当初の相場観に固執している方が、危険です。
特に、実際の相場と自分の相場観にズレが生じてきているのにもかかわらず、相場はこうあるべきだと持論に執着することは、避けるべきかと思います。
「君子豹変す」という言葉があります。
意味は、「君子は時代の変化に適応して自己を変革する」ということですが、この言葉は、まさにトレーダーのためにあると思います。
また、年初などに識者の年間相場見通しが、新聞、雑誌等に出ますが、複数の識者の見方が同じであれば、実際の相場はその反対に向かうと考えて良いと思います。
ダルなマーケットだけに、ポジション管理にはくれぐれも注意を。
いつもの畳みかけてくるようなロンドンの雰囲気はありません。
ドル/円は、たぶん上下に機関投資家がいるもようです。
ドル/円は、レンジ相場と割り切ったほうが良いと思います。
ニューヨークダウが、初の27,000ドル超えで引けたことを好感して、ドル/円の買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、7月の利下げ観測が強まって買われ 、前日比227.81ドル高の27,088.01ドルと初の27,000ドル超えで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、株高を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.073%上げて2.134%で引けました。
原油価格は、一時は1カ月半ぶりの高値をつけたものの、利益確定売りに押され、前日比0.23ドル安の60.20ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比5.8ドル安の1,406.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、売り上がったものの下がらず買戻しに、一時108.53近辺をつけました。
EUR/USDは、反落となり、一時1.1245近辺をつけました。
EUR/JPYは、ドル/円の上げに連れて上昇し、一時122.15近辺をつけました。
相場は、期待で動く時と、失望で動く時があります
期待で動く相場は、ある国・地域の将来に期待を持つからこそ、その国・地域の通貨を買います。
期待が高ければ高いほど、執拗に買いが続きます。
それで、期待通りとなれば、大方のトレーダーは上がったところを売り利益を確定します。
しかし、期待が裏切られた時には、我先にと期待して持った通貨のポジションを手仕舞う動きが集中し、相場は急落します。
つまり、期待通りになった場合の相場の動きより、期待が裏切られた、つまり失望した時の相場の動きの方が、急でしかも激しい相場になるのが一般的です。
ということは、マーケットがその時点でどの通貨に期待しているのかを把握することができれば、期待通りになった場合の相場の反応がどうなるのか、あるいは失望した時の相場の反応はどうなるのか、予見できるようになります。
そして、予見できるようになるためには、今のマーケット、特に短期の投機筋のポジションがどうなっているかについて、繰り返し推理することを習慣づけることです。
何事も、地道に繰り返しトレーニングすることが大切です。
やはり、昨日のパウエルFRB議長の早期の利下げ示唆で、結構やられていると思います。
ドル/円、EUR/JPY、GBP/JPYが、買いになってきています。
ドル/円は、下がる感じはありません。
ドル/円は、機関投資家に上も下も抑えられてしまうタイトなレンジ相場になるのではないかと考えました。
機関投資家の「下がったら買い、上がったら売る」という方針がうまく回っているもようです。
昨日のパウエルFRB議長の証言により、ドル/円、クロス円も円高に反転しています。
ニューヨークダウは、パウエルFRB議長の議会証言を受けて7月末にも利下げに転じるとの観測が強まって買われ 、前日比76.71ドル高の26,860.20ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ほぼ横ばいで、暫定値ながら前日比0.002%上げて2.067%で引けました。
原油価格は、発表された米週間在庫統計によれば米原油在庫が大幅減となったことから買われ 、前日比2.60ドル高の60.43ドルで引けました。
金価格は、7月のFOMCで利下げに動くとの見方が強まって買われ、前日比12.0ドル高の1,412.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、パウエルFRB議長が早期の利下げを示唆したことから、ドル売りとなりました。
ドル/円は、108.35近辺まで下落しました。
EUR/USDは、1.1264まで上昇しました。
EUR/JPYは、ドル/円の下落に連れ122.32近辺の高値から121.98近辺まで下げました。
相場を何年もやっていると、「神の手」の存在を否定できなくなります。
相場の下落局面で、いくら抵抗を試みても、神の手が下を向いていると抗しきれず、結局下げてしまうとか、上げの相場で、いくら下押しされても、反発して高値を更新したりすると、上を向いている神の手の存在を感じずにはいられません。
また、相場の転換点で、そのきっかけとなる事由が、タイミング良く出てきて相場が動くと、神の手の存在を感じます。
こうしたことは、非科学的なことですので、無理にお勧めするものではありません。
ただし、相場とのつきあいが長くなると、そういったことを感じるときを、きっと体験されると思います。
そのときは、敢えて頭ごなしに否定するのではなく、身を委ねてみてはいかがでしょうか。
つまり、神の手を感じたときは、素直にそれに従うことが良いように思います。
トレーディングを経験すればするほど、不思議なこととの出合いがあり、それを否定せずに受け入れることで、さらに一歩、トレーディングが上達するように思います。
ロンドンが、買いで本気になってきているようです。
ロンドンは、ドル/円、EUR/JPYの買いで、順当に入ってきました。
ドル/円は、109.00は確かにかなりの額の売りがありそうで、まだその手前でショートのようですが、買いで攻めないと、上がりも下がりもしないと思われます。
ドル/円は、109.00手前で高止まりしていること自体、マーケットが109.00の売りを背にしてショートになっていることを意味していると思います。
今日は、10日で5・10日(ゴトウビ)にあたり、10時の仲値決めに向けて、輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、パウエルFRB議長の10~11日の議会証券を控えて様子見気分強く 、前日比22.65ドル安の26,783.49ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、様子見気分強く往ったり来たりの相場となり、暫定値ながら前日比0.019%上げて2.067%で引けました。
原油価格は、米在庫減の観測や中東情勢の不透明感で買われ 、前日比0.17ドル高の57.83ドルで引けました。
金価格は、パウエルFRB議長の10~11日の議会証券を控えて様子見気分強く、前日比0.5ドル高の1,400.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、いったん108.73近辺まで緩んだが、再び買いが強まり、一時108.93近辺をつけました。
EUR/USDは、一時1.1194近辺まで下げましたが、そこから反発し、一時1.1214近辺をつけました。
EUR/JPYは、一時121.85近辺まで下げましたsが、そこから反発し、一時122.06近辺をつけました。
儲け損なう恐怖から、思わず相場にエントリーしてしまうことはありませんか。
儲け損なう恐怖とは、相場が動いているのに、ポジションを持っておらず、このチャンスを逃していいのかと自分にプレッシャーを与え、居ても立っても居られずに、思わず相場に飛び込んでしまうことです。
実は、この儲け損なう恐怖は結構タチが悪く、損失につながることが多いと言えます。
なぜなら、後先考えずに相場に飛び込んでいますので、ポジションの持ち値が悪かったり、あるいはポジションが大き過ぎたりしていて、結構その後の相場で苦しむことになります。
相場のエントリーとは、実は非常に難しいものです。
本来、慎重にかつ丁寧に行われるべきものです。
超大口のポジションに至っては、1週間がかりでポジションメイク(ポジションを作る)することもあります。
しかし、ひとたび、儲け損なう恐怖に取りつかれると、そうした冷静さは吹き飛んでしまうものです。
熱くなってポジションを作った後、我に返ってみて、初めてどうしてこんなポジションを持ってしまったのだろうということになります。
しかし、いったん持ってしまったポジションは、簡単に切ることもできず、深みにはまってしまい、思わぬ損失を抱え込むことになりがちです。
儲け損なう恐怖に打ち勝つには、決して衝動的にポジションを持たないことです。
また、ポジションを持ってしまって、シマッタと思えば、多少の損失が出てでも、ポジションを閉じることです。
決して、ポジションを引きずらないことです。
ドル/円は、109.00を視野に、積極買いトライに代わってきているようです。
基本的に、未だマーケットはショートだと思います。
EUR/GBPが上昇です。(ユーロ買いポンド売り)
EUR/USDが、1.1200が割れないことが一因か?
ドル/円は、1時間足で見ると、昨日の東京タイムからロンドンタイム寄り付き頃に掛けて押したぐらいで、それ以降押しらしい押しがありません。
機関投資家といった売りの勢力が指値で売ったとしても、それだからドル/円の売り場という訳ではありません。
なぜなら、ショートが積み上がるため、下げづらくなるからです。
昨晩のドル/円の高値は108.80近辺とキリの良い数字で止められており、やはり機関投資家といった売りの勢力が指値で売ったものと思われます。
ニューヨークダウは、利下げ期待の後退で続落し 、前週末比115.37ドル安の26,806.75ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、利下げ期待後退から続伸し、暫定値ながら前週末比0.016%上げて2.049%で引けました。
原油価格は、イラン情勢悪化と需要拡大の観測で買われ、前週末比0.15ドル高の57.66ドルで引けました。
金価格は、米利下げ観測が後退し売りが強まったが、主要国株価が軟調だったため下値は堅く、前週末比0.1ドル安の1,400.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、東京タイムいったん下押しされましたが、海外に入りジリ高に転じ、一時108.80近辺をつけました。
EUR/USDは、ジリ安となり、一時1.1207近辺をつけました。
EUR/JPYは、ドル/円に連れてジリ高となり、一時121.97近辺をつけました。
トレードでは、逃げ足が速いことも、大変重要です。
どうもおかしいと思いつつも、相場がどっちつかずにしていると、なかなかやめる決断がつきません。
なぜなら、もしかしたら、この後、自分にとってフェーバー(有利)な方向に相場が動くかもしれないという期待感を、どうしても捨てきれないからです。
しかし、どっちつかずという50:50の不確実な相場では、一回やめてみることが大事だと思います。
確かに、その後自分にとってフェーバーな展開になるかもしれません。
そして、フェーバーになる前にやめてしまったことへの悔しさは残ることになると思います。
しかし、それはあくまでも結果であって、不確実な状態というリスクの高い状況に身をさらし続けているよりも、ずっと英断だと思います。
また、これはマズイと感じた時には、もちろん、なんの躊躇もせずにただちにポジションをやめられる勇気が必要です。
逃げることは、体力を温存するためには必要なことであり、決して恥じることではないと思います。
本当にタイミングが合って、相場に乗れることは、そう多くはありません。
それだけに、自分の考えた相場とは違うと感じた時には、さっさと逃げることが必要になるわけです。
非常に短期的な売り買いで、動きそうな通貨ペアを物色しています。
ドル/円が買い気になり、EUR/USDが売り気になっています。
これが、基本的なロンドンのセンチメントだと思います。
ドル/円、クロス円は、買い下がってロングか?
ドル/円も、EUR/USDも膠着していますので、静観で良いと思います。
ドル/円は、投機筋の買いも執拗に出そうで、反落するにしても、その前に横ばい期間が結構続く可能性があります。
海外投機筋中心の円売りが再開です。
まだまだ、ドル/円、クロス円は買わなくては、下がることもできません。
値動きから、マーケットのポジションを読むと、相場の先が読めてきます。
しかし、値動きをどう読めば良いか、なかなか実感としてわかりにくいものと思われます。
今回は、値動きを1時間足などのロウソク足から見て、マーケットのポジションを読む基本について解説したいと思います。
まず、イメージして頂きたいのは、大きく上昇したためにできる長大陽線の出現、そしてその後高値圏で、短線のロウソク足が陰陽と陽線が繰り返されている状況です。
まず、長大陽線はどうして出現でしたかですが、マーケットは下げを見て、ポジションをショートに結構傾けていたものと思われます。
それが、ショートをやむなく買い戻さなければならないようなニュースやイベントの発生や経済指標の発表があり、ショートカバーが集中したことによって相場は急上昇し、長大陽線が出現します。
これにより、マーケットのポジションはスクエア(ポジションなし)となります。
マーケットはこの損切り的なショートカバーによって傷んでしまっていますので、傷をいやすために休息に入り、そのために高値圏での横ばいとなります。
その後、傷が癒えてくると、再び、ポジションを持とうとしますが、レベル感からまた売ると、マーケットはショートになり小反発しますし、さらなる上げを見て買うとロングになり、反落しやすくなります。
つまり、スクエアの状態から売ると反発し、スクエアの状態から買うと反落するという状況に、まずはなりますが、その後、実需や資本筋の売りなり買いなりが入ってくると、一方向へのフロー(資金の流れ)が出来て、新たな相場展開に入って行きます。
このように、売ったら買い戻さなければならない、あるいは買ったら売り戻さなければならない短期の投機筋だけでは、新たな一方向への継続的なフローは発生できず、実需なり資本筋のフローが必要なわけです。
以上、ロウソク足からマーケットのポジションを読む基本をお話しましたが、いろいろなロウソク足の形状を見てポジション状況を繰り返し読んでみることが上達には必要だと思います。
【今週の注目点】
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.米雇用統計の予想より強い結果に世界は一変したのか?
2.レンジが続くか、EUR/JPY?
3.下がるか、GBP/USD?
【1.米雇用統計の予想より強い結果に世界は一変したのか?】から一部
米雇用統計の結果、早期の米利下げ期待は後退し、一気にドル買いが強まっている
しかし、ドル/円では、機関投資家の売りは引かず、いずれ買った海外投機筋は、ロングを投げることになるのではないか
EUR/USDも、下を試して(ドル買い)いるが、1.1200は触っていない
1.1200以下の買いの勢力は依然として引かず、ショート筋は結局買い戻すことになるのでは
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相場に関わらず、素朴な疑問を持つことは結構あると思います。
疑問に思いつつも、まあいいかで済ませてしまうことは結構あると思います。
しかし、特に相場でポジションを張っていて抱いた疑問がいくら素朴だと思ったとしても、まあいいかで済ませることは、相当なリスクがあるかもしれないことを、自ら無視してしまったのかもしれません。
ここでいう相場での素朴な疑問とは、「なぜ、上値が重いのか」とか、「なぜ、買いが引かないのか」といったことですが、素朴ではあっても、実は大変重要なことです。
決して、売り手や買い手がだれかという犯人捜しをするのではなく、相場のメカニズムから見てどういうことが起こり得るのかということを予測することが大事です。
たとえば、「なぜ、上値が重いのか」であれば、マーケットのポジションがロングに偏っている可能性が高く、また「なぜ、買いが引かないのか」であれば、マーケットのポジションがショートに偏っている可能性が高いと考えられます。
そうした状況を把握しようとすることで、次に起こることの想像がつくようになります。
つまり、上値が重ければ、ロング筋の投げがその後出たり、買いが引かなければ、ショート筋の買戻しがその後出たりすることが前もってわかり、収益チャンスにもつながります。
相場でしてはならないことは、油断だと思っています。
そのためには、こうした前もって、今後の動きをある程度予見しておくことが大切です。
ニューヨークダウは、発表された6月の米雇用統計で非農業部門就業者数が22.4万人と予想の16.0万人を大きく上回り、早期の利下げ期待が後退して反落し 、前日比42.80ドル安の26,923.20ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、早期利下げ期待が後退して上昇し、暫定値ながら前日比0.086%上げて2.036%で引けました。
原油価格は、米景気への楽観論が支えとなり買われ、前日比0.17ドル高の57.51ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが売られたのに連れて下げ、前日比20.8ドル安の1,400.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、強い米雇用統計の結果を受けて買われ、一時108.64近辺をつけました。
EUR/USDは、一時1.1207近辺まで売られました。
EUR/JPYは、米雇用統計発表直後、一時121.93近辺まで上昇しましたが、その後一時121.64近辺まで反落し、121.75-80近辺に落ち着きました。
月初、期初、年初など新しい期の始まり時は、どうしても「さあ行くぞ」と力が入ってしまうものです。
しかし、そういうどさくさに紛れて他人を巻き込み、仕掛けた本人はさっさと利食って逃げることも、マーケットではよくあることですので、十分注意する必要があります。
このように噂を流しておいてそのどさくさに紛れて火事場泥棒をするもの、あるいは他人のポジションの偏りを嗅ぎつけて締め上げて利食おうとするものなど、マーケットにはタフ(きつい)な連中が結構います。
マーケットを見ていますと、特にデイトレ中心のロンドン勢にその傾向があります。
そうした連中の横やりをかいくぐって利益を出していくためには、相手が状況に応じて、どういう手に出てくるか、そしてそれに基づいてどういったポジションを持っているかといったことを読むことが、大変重要だと思います。
まさに、相手の身になって考えることを習慣づけることが大切です。
ところで、タフ(tough)という言葉は、ロンドンにいてわかったのですが、日本で使う場合のニュアンスとは違います。
そのきっかけは、ロンドンのディーリングルームの女性アシスタントが気が利く上にとても元気だったので、「あなたはタフだね」と言ったら、「私のどこがタフなの?」と詰問されたことで気づきました。
日本では、「頑丈」とか「強い」といったポジティブな印象があるのですが、ロンドンでは「きつい」というシビアに近いニュアンスで使っていて、その後ニューヨークでもロンドンと同じように使われていることを知りました。
ですから、ロンドン・ニューヨークがタフなマーケットだと言えば、単に活発なマーケットというのではなく、もっと手段を択ばないシビアなマーケットだとご理解ください。
結局、ドル/円の買い上げは続行のもようです。
ドル/円は、上には上で売りがあるような動きです。
ロンドン勢は、マーケットはショートと見て、ドル/円を積極的に買い上げてきています。
ドル/円の1時間足を見ますと、下値を切り上げてジリ高になっており、マーケットのポジションはショートになっているもようです。
今日は、米雇用統計の発表ですが、昨日の米独立記念日の祝日と明日明後日の週末に挟まれ、マーケット参加者も通常より減るのではないかと見ています。
今日は、5日で、5・10日(ゴトウビ)で、10時頃の仲値決めに向けて、輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨーク市場は、米独立記念日で休場でした。
為替相場では、ドル/円は、107.76~83近辺で横ばいでした。
EUR/USDは、1.1273~89近辺で横ばいでした。
EUR/JPYは、121.54~67近辺で横ばいでした。
相場では、大胆さと繊細さが必要だということは、よく言われることだと思います。
確かに、ポジションを持ち続ける大胆さも必要ですし、レンジ相場で丁寧な売り買いをする繊細さも必要です。
また、ポジションメイク(ポジションを取る)やポジションクローズ(ポジションを閉じる)のように、大胆でありかつ繊細であるべき時も必要です。
つまり、大胆さと繊細さが両極にあって、今の状況では、繊細であるよりも大胆であるべきか、あるいは大胆であるよりも繊細であるべきか、また大胆さと繊細さをほぼ均等に持つべき時なのか、自分で自分のスタイルをスイッチしていく必要があります。
そのスイッチが狂うと、トレンド相場で繊細になり利食いが早すぎて十分な利益が確保できなかったり、レンジ相場で大胆になり過ぎて、天井で買うはド底で売るはで大やられになったり、またポジションメイクやクローズのタイミングを逃すことにもなりかねません。
したがって、おかれた状況によって、大胆さと繊細さのウェートの置き方を、柔軟にスイッチできるようになることが大切です。
言い換えれば、相場の空気を読んで、的確に対応できるように、日頃から意識してより大胆にも、あるいはより繊細にもなれるようにおくべきかと思います。
米独立記念日は、ファイヤーワーク(花火大会)で有名です。
米独立記念日とあって、ロンドンも動意薄です。
EUR/USDは、6月の中間決算を終え、欧米の投資家は、年後半ユーロを買うか売るかを考える時期に来ていると思います。
昨日、トランプ大統領は、中国や欧州が為替操作していると言及しています。
今日は、米独立記念日でニューヨーク市場は休場ですが、流動性も低下しますので、ご注意ください。
ニューヨークダウは、発表されたADP雇用者数が10.2万人と予想の14.0万人を下回ったほか トランプ大統領が自らに近いハト派の理事をFRBに送り込むと表明したことから米利下げ観測が高まって買いが優勢となり、前日比179.32ドル高の26,966.00ドルと2018年10月3日につけた過去最高値を9カ月ぶりに更新しました。
米国債10年物利回りは、世界的な金利先安観を受けて低下し、暫定値ながら前日比0.024%下げて1.950%で引けました。
原油価格は、米株高を受け買われ、前日比1.09ドル高の57.34ドルで引けました。
金価格は、FRBなど世界の中央銀行が利下げに動きやすくなるとの見方から買われ、前日比12.9ドル高の1,420.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米株高を受けジリ高となり、一時107.89近辺まで反発しました。
EUR/USDは、上値重く、1.1275-80近辺に緩みました。
EUR/JPYは、やや反発気味で121.60-65近辺に落ち着きました。
翌日に米独立記念日の祝日を控え、午後は小動きとなりました。
相場は、結構、待つことが要求されます。
今後の相場がどうなるかについて、ひらめくことがあると思います。
このひらめきは、大体の場合、あたっていることが多く、その点においては、自信を持って良いと思います。
しかし、問題は、ひらめいたことが、現実になるのには、予想以上に時間がかかるのが一般的だということです。
したがって、ひらめいたからと言って、すぐに相場に飛び込むのではなく、そのタイミングがくるまで待てるようになることが大切です。
待てずに、相場に飛び込むと、相場のアヤ(※)で投げさせられた後に、ひらめいた方向に相場が動きだして、「やっぱり、ひらめいた通りだったのに...」とほぞを噛むことになりがちです。
(※)相場のアヤ:一時的な小さな相場の変動
したがって、動き出すタイミングまで待てることが、いかに大事かということになります。
「この相場、逃してなるものか」と思われるかもしれません。
しかし、その儲け損なう恐怖から自らにプレッシャーを与えることは、誰にもあり、それがために、マーケットで同じような時期に同じ方向に、ポジションが積み上がることが、相場のアヤを作りだしている、つまり自分で自分の首を絞めていることが起きていると言えます。
それだけに、待てる勇気を持つことが大切なわけです。
EUR/USDが、重要サポートをテスト(試す)しています。
結構な攻防戦になっているもようです。
GBP/USD、GBP/JPYの戻りがありません。
ロンドンは、ややドル/円、クロス円を買ったものの、上値は重く、また下げ気味です。
ドル/円、クロス円は、戻りらしい戻りもなく下げていますので、ロングが段階的に投げているのだと思います。
昨日の米国債10年物利回りの引けが、暫定値ながら2.00%を割り込み1.976%だったことに、改めて注目しています。
昨日は、ドル/円の窓が埋まりました。
今度は、EUR/USD、EUR/JPYの窓埋めの番でしょうか?
ニューヨークダウは、RBA(豪中銀)が政策金利を過去最低の1.00%に引き下げたことや EUが次期ECB総裁に積極的な金融緩和を支持してきたラガルドIMF専務理事を指名するなど、世界的な金融緩和の流れが続くとして買われ、前日比69.25ドル高の26,786.68ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、世界的な金融緩和ムードから大きく低下し、暫定値ながら前日比0.048%下げて1.976%で引けました。
原油価格は、原油需要の伸び悩みを懸念する売りが優勢となり、前日比2.84ドル安の56.25ドルで引けました。
金価格は、世界景気への不透明感が強く買われ、前日比18.7ドル高の1,408.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、週末に開いた(あいた)窓を埋める動きが強まり、一時107.77近辺まで下げました。
EUR/USDは、一時1.1312近辺まで上昇後、EUR/JPYの売りに押されて反落し、一時1.1282近辺をつけました。
EUR/JPYは、ドル/円の下落に連れ、一時121.72近辺まで下げました。
相場と付き合うためには、メリハリが必要です。
相場は、方向性がはっきりしたトレンド相場の時もあれば、一定の値幅の中で上下動するレンジ相場の場合もあります。
また、夏休みや、Xmas前のような、超閑散な時もあります。
人それぞれなので、一概には言えませんが、私の場合で申し上げれば、トレンド相場の時が、トレンド方向にポジションを張ってキャリーすれば良いわけですから、一番儲けやすいと思います。
レンジ相場、以前は苦手でしたが、レンジ相場に三段階あることがわかってからは、かなり苦手を克服しました。
レンジ相場の三段階とは、まずレンジ相場の第1段階では、かなり荒っぽく上下動をする時期で、折角その前のトレンド相場で儲けても、このレンジの第1段階で利益を吐き出してしまう恐れのある大変危険な時期です。
この時期に入ったら、トレンド相場からキャリーしてきているポジションは、即刻手仕舞うことが賢明です。
第2段階は安定期で、ある一定の値幅の中で上下動しますので、逆張り的なトレードがうまく行くケースが多いです。
第3段階は次のトレンド相場への移行期で、値幅がかなり収束してきますので、それでこの段階にいることがわかります。
この段階では、第2段階のような逆張りはやめて、次のトレンド相場に乗るタイミングを待つことが大事です。
このように、レンジ相場には3段階があり、それぞれの段階にあったトレードのスタイルが要求されます。
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今回のセミナーは、「デイトレ・スキャルの勝率UP!」をコンセプトに解説いたします。
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■概要
講師:
1部 水上紀行
2部 小林芳彦氏
日時:2019年7月30日(火) 18:00~20:00
費用:無料
人数:20名(ご応募が多い場合は抽選とさせていただきます)
会場:トラストシティカンファレンス仙台 (会議室:Room4)
住所:〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー5階
アクセス:
・JR仙台駅 西口より徒歩9分
・R仙石線 あおば通駅 2番出口より徒歩8分
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ドル/円は、日足でも、1時間足でも、窓が開いていますが、窓を埋めにいく可能性があります。
変則的ですが、ドル/円、GPB/JPYで円高です。
今週4日(木)が、米独立記念日(インディペンデンスデー)で、夏休みシーズンの開幕です。
これも、閑散マーケットに影響か?
全体的に、方向感なくドリフト(漂う)しています。
因みに、ドリフトはドリフターズの動詞形です。
EUR/USDの4時間足で見ると、1.1280近辺は反発か続落かの分岐点か?
機関投資家は、買い下がったポジションを戻り売りをすることで持ち値の改善をしようとしているのではないかと思われます。
ですので、下がればまた買うのではないかと見ています。
ドル/円は、108.50の機関投資家と思われる売りを上抜こうとしてロングしていたようですが、売りが引く気配はないため、ロングを投げてきているもようです。
ニューヨークダウは、米中貿易協議の再開を好感して買われましたが、買い一巡後は伸び悩み 、前週末比117.47ドル高の26,717.43ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前週末比0.026%上げて2.031%で引けました。
原油価格は、OPECとロシアなど非加盟国が協調減産の延期で合意したことから買われ、前週末比0.62ドル高の59.09ドルで引けました。
金価格は、米中の貿易協議再開を受けリスクが回避されたとして売られ、前週末比24.4ドル安の1,389.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、EUR/USDの下落に連れて買われたものの、108.50近辺に売りがしっかりあったもようで、108.49近辺を高値に高止まりとなりました。
EUR/USDは、1.1300近辺のサポートでいったん下げを止められましたが、結局割り込み、一時1.1281近辺のの安値をつけました。
EUR/JPYは、EUR/USDに連れて下落し、一時122.36近辺をつけました。
全般にドル高となりました。
ここ一番と感じているのに、「待て待て」と自分の気持ちを抑えていませんか。
しかし、自分がここ一番と感ずるなにかがあったからこそ、そう思うことですから、その気持ちを尊重すべきかと思います。
たとえば、よくあるケースは、ロングのポジションを持っていて、パッと目に入ったレートが良いレートだと感じた時です。
折角良いレートだと思っているのに、「いやいや、自分が狙っているターゲット水準はもっと上だ」と言って、そのレートをパスしてしまうことは良くあることだと思います。
しかし、相場は皮肉なもので、たとえ後に反発したとしても、目先はまずは反落してしまうことが多く、なんであの水準で利食わなかったのかと後悔することになります。
もっと利食いに素直になって良いのではないかと思います。
また、ターゲット水準にこだわることもないと思います。
良いレートだと思えば、どんどん利食うことです。
それでも、相場が強ければ、再度相場に入りなおせば良いことだと思います。
ロンドンは、ドル/円のショートスクイズの買いで頑張りましたが、売りの勢力(機関投資家?)も強力で、押し戻されています。
ロンドンは、ドル/円のショートスクイズ(買い上げてショート筋を切らせる)をやっているもようです。
ドル/円はショート、EUR/USDはロングになっているようです。
これまでの下落過程で、ドル/円を大量に買い下がってきた生保など機関投資家が、値を戻してきたので、身軽になろうと売ったものと思われます。
ドル/円、クロス円のショートのロスカットが出て、高止まりとなっています。
ただし、高止まりしているからと、値ごろ感から売ると、また上がる可能性があります。
米中首脳会談で貿易協議の再開が確認され、また米朝首脳会談も実現され、リスクが回避された(リスクオン)とする円売りが大きく出ています。
7月というと、初めてアメリカへ行った時のことが思い出されます。
それは、ロンドンに駐在していた頃で、私のいた銀行のニューヨーク支店へ北米各支店のディーラーが集まってミーティングが開かれ、それにオブザーバーとして参加した時のことでした。
ミーティングの内容は、残念ながら全く覚えていませんが、折角アメリカに来たのだからと訪れた2都市でのことは未だによく覚えています。
まず、最初に訪れたのは、シカゴでした。シカゴへ行った目的は、CME(Chicago Mercantile Exchange)、いわゆるシカゴの先物市場を見に行くことでした。
確かに、ピットと呼ばれる丸い立会場に、赤や緑のジャケットを着たフロアトレーダー(場立ち)がひしめき合い、手のサインで売買を活発にやっていました。
ここでは、米国債10年物であろうが、ドル/円であろうが、豚であろうが、トウモロコシであろうが、動くプロダクツ(投資対象)があれば、そのピットにフロアトレーダーが移っていくという、実に合理的というか、なんでも動けばいいという感じでした。
フロアトレーダーは顧客の注文をマーケットにつないでいますが、自己勘定で、つまり自分でポジションを持って相場を張るローカルズと呼ばれる個人トレーダー達も、このフロアのブース(仕切り席)に陣取っています。
彼らローカルズは、投機的に動きますが、それがマーケットの流動性を高めているという効果があります。しかし、時としては、猛威を奮って相場の乱高下を生む仕手筋でもあります。
そして、もうひとつの都市は、首都ワシントンでした。
アメリカの政治の中枢であるワシントンには、是非行ってみたく訪問しました。
ワシントンの中心に、モールと呼ばれる地区があり、その端の小高い丘にあるワシントン記念塔を背に正面に議事堂を遠くに臨むと、その手前に広々とした緑地を挟んで、両側にスミソニアンの美術館・博物館等が並び、その全体のスケールの大きさに、思わず「ドルは買い!」と思いました。
ただ、当時のワシントンは、ちょっと中心部からはずれるだけでも、治安がかなり悪く、首都ですらアメリカの抱える陰の部分があることを知りました。
ところで、モールを訪れた時、あまりの暑さに売店でビールの大を頼んだところ、バケツのような紙コップで出されたのには笑いました。
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