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2019/09/30

月末でスロー

月末ということで、ロンドンも動きが鈍いです。

模索中

ロンドンは、まだ全般的な方向感が掴めずいるようです。

ジリ安

EUR/USDは、自然体で重たいのだと思います。

月末当日

今日は、月末日で、プロトレーダーは9月の成績を確定する日ですので、積極的なトレードは差し控えるものと思われます。

今日は30日

本日は、30日で5・10日(ゴトウビ)で、10時の仲値決めに向けて輸入決済のドル買いが出る可能性がある一方、月末日で輸出のドル売りも出る可能性もあります。

高いから買えない

「高いから買えない」、よく耳にする言葉です。

しかし、値が高くなっているということは、それなりの理由があってのことです。

まず、言えることは、高い水準にいるということは、マーケットはそれほどロングではないということです。

もし、ポジションがロングであれば、高い水準を維持できずに、緩んでしまいます。

むしろ、急速なショートポジションの買戻しによって、マーケット全体のポジションがスクエア(ノーポジ)になっているため、高止まりしていることが多いと言えます。

さらに、「高いから買えない」のでショートを作ると、マーケットのポジションはショートになり、下がらなければ、ショートポジションの買戻しに、むしろ買いが強まることになります。

特に、上昇トレンド相場では、その上げについていくために、あえて「高いところを買っていく」つもりでなくては、なかなかトレンドには乗れません。

「高いから買えない」という言葉は、相場が強い上げのトレンド相場であればあるほど、相場に乗り遅れてしまうきっかけを作ってしまいますので、発想の転換が必要になります。

2019/09/29

Weekly Report(2019/09/29)

□□ 今週の注目点 -----------------------------------------------------------
特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1. ドル/円は、引き続きレンジか?
2. EUR/USDの下落は続くか?
3. EUR/JPYの下落は続くか?
4. GBP/USDは、横ばいか?

【2. EUR/USDの下落は続くか?】 から一部

当面の注目は、ファンダメンタルズ的にも金利差的にユーロ安ドル高
ただし、トランプ大統領がどこまでユーロ安を受け入れるのか?

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[9/27]FX経済研究所出演

9/27(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「米系ファンドの45日ルールYouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

信念の揺らぎ  

たとえば、今まで続いた上昇トレンドが、反落することがあります。

それまで、上げを信じて疑わなかったのが、上げでまだいいのかと信念が揺らぎ始めることも、良くあることです。

しかし、上昇トレンドがまだ完全には否定されていないうちは、トレンドを信じることが大切です。

相場が反落する時には、落ちるだけの理由がそれなりにあるからこそ落ちるわけです。

その落ちた理由が、下落を決定づけるものなのか、あるいは一過性のものなのかを吟味することが必要です。

吟味して、下落を決定づけるものがあれば、いったん撤退することも必要だと思います。

しかし、一過性のものだと判断されるものであれば、ポジションを引き続き維持することが大切です。

昔、まだユーロになる前、スペインで開催されるバルセローナオリンピックによる特需期待から、スペイン・ペセタ買いスイスフラン売りのキャリートレード(高金利通貨買い、低金利通貨売り)のポジションを持ったことがありました。

相場は順調に、フェーバー(有利)な方向に進行しました。

ところが、ある日、スペイン中銀が、海外からの資金流入に対して流入規制を決定し、一気にアゲンスト(不利)になったことがありました。

その時、トレードを通じて親しくなった、スペイン・マドリッドの銀行のディーラーにどうしたものかと相談しました。

それに対して、彼は、流入規制をしても一過性で、またペセタ高に戻るので、ポジションは持ち続けたほうが良いとアドバイスしてくれました。

それまでも、彼から的確なアドバイスをもらっていたため、彼を信じポジションをキープしたところ、結局良い方向に相場は再び向かい、結局ポジションをしっかり利食って終えることができました。

このエピソードでは、確かに有力な情報源があったことは事実ですが、日本であれば、円がマザーカレンシー(母国通貨)である以上、情報にはことかかないと思いますので、自ら情報を咀嚼し判断することが大事だと思います。

2019/09/28

トランプ発言にリスク回避の動き

ニューヨークダウは、複数の米メディアが「トランプ米政権が中国への証券投資を制限することを検討している」と報じたことから売られ 、前日比67.95ドル安の26,823.17ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、リスク回避か買われ(利回り低下)、暫定値ながら前日比0.014%下げて1.678%で引けました。

原油価格は、米政権が中国への証券投資の制限を検討していると伝わり、前日比0.50ドル安の55.91ドルで引けました。

金価格は反落し、前日比0.50ドル安の55.91ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米政権が米投資家の中国への資金流入の制限を検討と伝わったことで、108円台から再び107円台に下げ、一時107.79をつけました。

EUR/USDは、買い戻しが続き、一時1.0959近辺つけました。

EUR/JPYは、一時118.47近辺まで上昇後、117.95近辺まで反落しました。

買い下がり、売り上がり 

相場で、よくあることですが、たとえば上げ相場であれば、上がっている最中に追撃的に買うのには抵抗感があります。

しかし、高値から下げてきたところで、買い下がる分には、それほどの抵抗感もなくできるものです。

逆に、下げ相場で、下がっている最中に追撃的に売るのには抵抗感がありますが、安値から戻ってきたところで売り上がる分には、それほどの抵抗感はないものと思われます。

しかし、買い下がり、売り上がりは、実は、大きなリスクをはらんでいます。

なぜなら、どこまで下がるのか、あるいは上がるのかということは、人智では推し量れないものだからです。

特に、危険なのは、レンジ相場からトレンド相場に変わる時で、それまでのレンジ相場では、逆張りが有効に働くものですが、ひとたびトレンド相場に転換すると、戻りなく一方向に相場は一目散に進みます。

そのため、逆張りで作ったポジションは、どんどんアゲンスト(不利)になり、耐えきれないほどの損失を生むことはよくあることです。

したがい、相場がレンジからトレンド、あるいはトレンドからレンジに転換していないか、常日頃から注意しておく必要があるわけです。

2019/09/27

ドル/円、レンジとは言え

ドル/円はレンジと言いつつも、ポジション的にはショートのようです。

ユーロが主役?

EUR/USD、EUR/JPYの売りが強まっている一方、ドル/円はレンジと思われます。

EUR/JPYも下落か?

基本的に、EUR/JPYも、戻り売りで良いように思います。

ユーロの下落は続く?

9月の欧米勢の実質的な下期のスタート以後、EUR/USDやEUR/JPYでの下落トレンドがはっきりしてきていることで、ユーロからドルあるいは円への資金移動が実際起きているものと思われます。

ドル/円はレンジか?

ドル/円は、昨日のある時は重たかったり、またある時は一気に上げたりと、方向性が定まらないことから、レンジ相場になっているものと見ています。

重いEUR/USD

ニューヨークダウは、トランプ大統領の弾劾問題が重荷となり下げましたが 、良好な経済指標が好感されたことや米中貿易交渉進展期待から買いも入り、前日比77.96ドル安の26,892.75ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株安を受けやや軟化し、暫定値ながら前日比0.040%下げて1.697%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアの石油生産が回復したことが重荷となり、前日比0.08ドル高の56.41ドルで引けました。

金価格は、トランプ米大統領の弾劾を巡る政治混乱が懸念され、前日比2.9ドル高の1,515.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、トランプ大統領の弾劾問題というリスクを回避しようと一時107.43近辺まで売られましたが、EUR/USDの反落(ドル買い)を受けて一時107.96近辺まで反発しました。

EUR/USDは、下値を試す過程で、いったん大きく買い戻され、一時1.0967近辺まで反発しましたが、その後再び売りが強まり、一時1.0909近辺まで下げました。

EUR/JPYは、一時117.52近辺まで下げました、その後一時117.91近辺まで反発し、結局117.77近辺に落ち着きました。

便利な5日移動平均線 

5日移動平均線は、相場のトレンドが継続しているか、トレンドの終了が近づいているか、さらにトレンド転換するかを見極めるのに、重宝する移動平均線です。

たとえば、上昇相場では、5日移動平均線が実勢値を下から鋭角的に上昇することでサポートしています、

この時、なんらかの理由で急落することがあっても、5日移動平均線が上向いているうちは、下げは一時的で、再び上昇に転ずることが多いと言えます。

しかし、5日移動平均線が実勢値に追いついてくる、つまり実勢値が上げ渋りだしてきたら注意が必要です。

それでも、依然として5日移動平均線が上を向いている間は、すぐには反落しません。

ところが、実勢値が横ばいを続けていると、5日移動平均線も水平あるいは下を向き始めてくると、要注意です。

こうなると、5日移動平均線のサポートとしての役割は後退します。

東京の寄り付きあるいはニューヨークの引け値が5日移動平均線を下回ってくると、急落する可能性が一層高まりますので、要注意です。

要は、5日移動平均線が、元気よく上を向いているか、水平ないし下向きになっていないかという点を、日頃から注意深く見ておきますと、次の相場の展開が見えてくると言えます。

2019/09/26

12月に向けて円安になる傾向はあるが

最近、今後ドル/円は円安になると見る専門家が増えているが、機関投資家のレンジトレードを崩せるほどの買いがあるのか?

ドル・インデックス、高値をうかがう展開

ドル・インデックスはさらに、高値をうかがう展開になっており、トランプ大統領のいら立ちの種になるものと思われます。

ドル/円、高止まりだが

ドル/円は、高止まりしていますが、値ごろ感から売ると、またショートになって一段高になることがありますので、注意が必要です。

トランプ発言を受けドル高

ニューヨークダウは、 トランプ米大統領が、「(中国との貿易協議について)想定よりも早く決着するだろう」と述べ、交渉進展への期待が広がって買われ、前日比163.82ドル高の26,971.59ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.085%上げて1.730%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアの石油施設の早期生産回復を受け売られ、前日比0.80ドル安の56.49ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落を受けて売られ、前日比27.9ドル安の1,512.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、トランプ発言を受けて買われ、一時107.88近辺をつけました。

EUR/USDは、ECBの追加緩和期待から下げ、一時1.0938近辺をつけました。

EUR/JPYは、ドル中心の相場だったことから、117.80~118.20近辺で横ばい推移でした。

良いレート

相場が思い通りに進行すると、もっと儲けたいと欲は深まります。

そうなると、ここで利食ってさらに相場がフェーバー(有利)な方向に進んでしまったらと思うと、利食えなくなるものです。

しかし、利食いとは、利益を確定してこそ、本当の利益になりますので、利食いを忘れてはなりません。

そのためには、チャートポイントなどを参考としたターゲットポイントを決めることも大事です。

ただし、ターゲットポイントを決めてしまうと、そのポイントを意識するばかりに、ターゲットに固執し過ぎることになり、途中で、「ああ、良いレートだな」と思っても、「いやいや、まだターゲットまで来ていない」と 折角の利食い場を逸することがあります。

したがい、もっと、自分の感覚に素直になって、「良いレートだ」と思えば、素直に利食うことが大切だと思います。

チャンスは、またやってきます。

無理に、ターゲットを意識し過ぎず、「利食えて、ラッキー」とどんどん利食っていくことが、気分的にも楽ですし、良い結果を生むことになると思います。

2019/09/25

ポンド下落

ポンドは、召集される下院への警戒感から売られました。

ドル/円、やや売り気だが

ドル/円は、買戻しが一巡したか注目です。

ショートか

ドル/円は、また戻りを打ってショートになっている?

ドル/円、微妙なところ

ドル/円は、107円~109円のレンジの下限と見て買い先行するなら、下がるのではないかと見ています。

今日は25日だが

今日は、25日で5・10日(ゴトウビ)で、午前10時前の仲値決めに向けて、通常であれば、輸入決済のドル買いが強まりますが、今日は月末に近いこともあって輸出企業のドル売りが出る可能性も高く、注意が必要です。

ドル安

ニューヨークダウは、トランプ大統領の国連演説が中国への強硬姿勢を強めたと受け止められて下げ 、前日比139.98ドル安の26,809.06ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株価の下落を受けて低下し、暫定値ながら前日比0.085%下げて1.642%で引けました。

原油価格は、トランプ大統領がの国連演説で中国の貿易障壁や為替操作などを批判したことから売られ、前日比1.35ドル安の57.29ドルで引けました。

金価格は、トランプ大統領の国連総会での演説や、大統領弾劾を巡る不透明感を受けて買われ、前日比8.7ドル高の1,540.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、発表された9月の米消費者信頼感指数が125.1と予想の133.0大きく下回ったことや、トランプ大統領の国連演説からリスク回避の円買いが出て急落し、一時106.96近辺をつけました。、

EUR/USDは、買戻しが続き、一時1.1024近辺をつけました。

EUR/JPYは、ドル/円に連れて下げ、一時117.89近辺をつけました。

相場のサイクル

相場は、サイクル(循環)によって出来上がっています。

相場の地合によって、同じ材料でも、反応が違います。

相場が上げのトレンドに入っていると、どんなに悪い材料が出ても、下げは一時的で、もともとの上げのトレンドに戻します。

逆に、下げのトレンドに入っていれば、同じような悪い材料でも、下げの勢いはすさまじいものがあります。

そう考えますと、日々、伝えられる情報は、それはそれで重要ですが、そうした理由は、あくまでもきっかけでしかなく、本質的には、理由が後からついてくる、言い換えれば、理由があって、相場があるのではなく、相場があって、理由があるというところが本質ではないかと思っています。

今の相場の地合は、上げのトレンドにいるのか、下げのトレンドにいるのか、あるいは、次の、上から下、あるいは、下から上への転換点を待つ凪の相場、つまり、レンジの相場にいるかということを、正しく認識することが大事だと思います。

相場は、未来永劫、上げ続けることも、下げ続けることも、また、レンジ相場を続けることもありません。

相場は、そうした直線的なものではなく、サイクルであり、上げと下げの循環を繰り返しながら、さらにより長いスパンのサイクルを形成していると思います。

では、そのサイクルはだれがつかさどっているのか。私は、縁起は担ぐほうではあるけれど、特に信心深いわけではないことを、前もって申し上げておきますが、そういう私でも、相場の世界に、長く身を置いて感じるのは、人知では及ばない「神」の存在を、正直なところどうしても認めざるを得ません。

相場をやっていると、宇宙の片鱗を、垣間見ることができるように思います。

2019/09/24

ポンド失速

下げは、今のところ軽微です。

閑散な中

ポンドが、強含みです。

リターンエース

昨日の16時前後から、大陰線や連続陰線が、いろいろな通貨ペアで出ており、リターン―エースになる可能性があります。

ドル/円もジリ高に?

ドル/円は、107.35~55近辺の価格帯で、既に14時間もやっているわけで、そこそこショートはできているものと思われ、ジリ高の可能性が高まっていると見ています。

ジリ高開始?

昨日発表の冴えない独仏EU各PMIを受けて、EUR/USDもドル/円もクロス円も急落しましたが、下げ止まってから、ジリ高が始まってきています。

リスク回避の円買い

ニューヨークダウは、発表された9月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)が8月から改善したことが好感され 、前週末比15.26ドル高の26,950.33ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、低下後反発し、暫定値ながら前週末比0.003%下げて1.718%で引けました。

原油価格は、米中協議進展期待が後退したことから売られ、前週末比0.04ドル安の58.09ドルで引けました。

金価格は、米中協議の先行き不透明感が高まって買われ、前週末比8.9ドル高の1,515.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、冴えない独仏EUの各PMIに107.31近辺まで急落後、107.35~55近辺での揉み合い相場でした。

EUR/USDは、冴えない独仏EUの各PMIに1.0966近辺まで急落後、ジリ高となり、一時1.1000近辺まで戻しました。

EUR/JPYは、117.76近辺まで急落後、118.10-15近辺に落ち着きました。

相手の身になって考える

「相手の身になって考える」という言葉は、よく親や小中学校の先生から、言われたものです。

相場の世界でも、ちょっと意味合いは違いますが、「相手の身になって考える」ということが、大変重要です。

相場の世界での、「相手の身になる」とは、決して善意ではなく、相手となるマーケットの大勢がなにを考え、そのため、どんなポジションを持っているかを探りあてるためです。

探りあてるためには、まさに相手の身になって、相手が相場をどう見ていて、どういったポジションを持っているのかを推理することが必要です。

たとえば、要人発言によって、米国の利下げ方針が継続されることが示唆されたとします。

そうなると、ドル/円では売りが殺到します。

その時に、多くのマーケット参加者のポジションが、短期間にドルショートに大きく偏ったと悟ることが大切です。

確かに、一時的なドル売りの集中は大きな下げにつながりますが、その流れをフォローするようなフローを作る投資家筋の動きが出なければ、単にマーケットはショートになるだけで、その後、それほど時間を掛けずにショートカバーへとつながります。

このように、どんな事象が起きると、マーケットはどんな反応をし、どんなポジションができるのか、相手の身になって考え、次の相場展開を考えることが重要です。

2019/09/23

独PMIも悪く

EUR/USD、EUR/JPYは、続落です。

悪い仏PMI

EUR/JPY、GBP/JPYの売りに、さすがにドル/円も下げてきています。

マチュアした相場か?

相場がマチュア(成熟)しているため、若い相場と違って、思い通りには動かなくなっているように思います。

[9/20]FX経済研究所出演

9/20(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「底打ちの形状 三兵(さんぺい)YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
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ドル/円、横ばい

ドル/円は、下をしっかり試さないと反発も弱いか?

ドル/円、強め

ニューヨークタイムズによりますと、米中通商交渉は継続していると報じています。

ロンドン勢の出方を先読みする

私は、ロンドンがマーケットに売りか買いかどのように参入してくるか、事前に日々考えています。

なぜなら、ロンドン勢は、ロンドンオープン前の東京・アジアマーケットで既にできているポジションを崩すことしか眼中になく、それを狙って売ってきたり買ってきたりします。

ロンドンマーケットは、世界中を網羅できるという地の利に恵まれているため、何もオーバーナイト(一晩越え)のポジションを持つまでもなく、基本的にデイトレで十分です。

ロンドン勢が日々考えていることは、ロンドン以前のマーケットでできたポジション状況であり、またロスカットオーダーの状況を把握して、それらを潰しにかかれば、十分儲かるチャンスがあります。

ですから、彼らは、ほとんど毎回、儲けさせてもらっている、東京・アジア勢には、足を向けては寝られないと思います。

しかし、ただただロンドン勢に貢いでいるのも、癪にさわりますので、ロンドン勢が何をしたがっているかを読めれば、彼らが攻めようとしている方向に相乗りして儲けることはできると思います。

そのためには、少なくとも、東京・アジア勢のポジションがどう偏っているかを自らも推測することがまず必要です。

ポジションを推測するには、東京・アジアタイムの値動きからポジションを読むことです。

たとえば、上値が重くなっていれば、マーケットはロングになっていることがわかりますし、買いが引かないようであれば、ショートになっていることがわかります。

そして、それならばロンドン勢はなにを仕掛けてくるかがわかってきます。

尚、これを習得するには、経験を積むことが、どうしても必要だと思います。

2019/09/22

今週の見通し(2019/09/22)

□□ 今週の注目点 -----------------------------------------------------------
特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1. ドル/円は、下落に転ずるか?
2. EUR/USDは、横ばい継続か?
3.  EUR/JPYも、下落に転ずるか?
4. GBP/USDは、ジリ高を続けるか?

【1. ドル/円は、下落に転ずるか?】

酒田五法の三兵の形成過程にあって、深めの調整の後は反発か
相場がマチュア(成熟)して、リスクオフでも思うようには下がらなくなっているのでは
機関投資家のレンジ設定は、再び107.00~109.00近辺か

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日柄調整

日柄調整(ひがらちょうせい)とは、時間を掛けてポジション調整することです。

その対極は値幅調整で、アゲンスト(不利な)方向への大きな値動きによってポジション調整することです。

日柄での調整は、値幅調整に比べると時間を掛けて徐々に調整をしますので、損切りに伴う痛みはそれほどありません。

ただし、時間がかかります。

それに対して、値幅調整は、ポジションを一気に投げて調整するため、痛みが伴いますが、いったん投げると決めれば、一気にポジションが解消されて身軽になれるという長所があります。

つまり、日柄調整では、痛みは軽減できるけれども、しこったポジションを抱えたままですので、その間、なかなか別に新規のポジションを持ちづらくなり、ある意味時間の浪費となります。

そこへいくと、値幅調整は、短期的には痛みは伴ないますが、ポジションが解消されたことで、次の行動に出やすくなる、言い換えれば、新しいことがやりやすくなると言えます。

私自身は、いつまでもアゲンストのポジションを持って我慢する日柄調整より、ダメはダメでいったんポジションを切って(値幅調整)、改めてフレッシュな気持ちで相場に入り直す方が好きです。

アゲンストを我慢しているよりも、ずっと建設的だと思います。

2019/09/21

米中問題再燃

ニューヨークダウは、 19日に米中次官級貿易協議を再開しましたが、20日に中国代表団が予定を早めて帰国すると報じられ、米中協議のへの期待感が後退しことから売られ、前日比160.19ドル安の26,934.60ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米中協議進展期待が後退したことから低下し、暫定値ながら前日比0.064%下げて1.720%で引けました。

原油価格は、米中協議進展期待が後退して売られ、前日比0.04ドル安の58.09ドルで引けました。

金価格は、米中協議の先行き不透明感が高まって買われ、前日比8.9ドル高の1,515.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、トランプ大統領が米中通商協議について、完全な合意を望んでいる、部分合意ではないと発言したことから売られ、一時107.53近辺をつけました。

EUR/USDは、一時1.0996近辺まで売られた後、1.1020近辺に小戻ししました。

EUR/JPYは、一時118.51近辺まで売られました。

油断が相場を動かす

相場はマーケットの油断で動くと言っても過言ではないと思っています。

マーケットが身構えている時には、相場は動きません。

しかし、マーケットが油断をしている時に、突発的な事件や出来事があると相場は動き出し、パニック的な売りなり買いなりが大量に出て、相場は大いに動きます。

したがって、ポジションを持っている限り、100%の緊張感を常に持てとは申しませんが、少なくとも心の片隅では、緊張感は持っておく必要があります。

それでは、どのように心の片隅で緊張感を持っておけば良いのか、具体的にお話しましょう。

それは、間があいても良いですから、レートチェックを定期的に行うことが大事です。

レートチェックの際に、事前に自分がイメージするレートを頭に浮かべておきます。

そして、実際のレートと見比べてみて、乖離している時には、なにが原因かをできるだけ確認することです。

原因を調べるには、各種マーケットコメントが役立つと思います。

要は、相場の流れを、大まかで結構ですから、常に掴んでおくことによって、油断しない姿勢を保つことがトレーディングには必要です。

2019/09/20

EUR/USD、上値トライ

EUR/USDは、ウェッジ(楔形)フォーメーションになっています。

重いドル/円

ドル/円は、まだ下げ余地はありそうです。

相場に力がない?

ドル/円は、120時間移動平均線と200時間移動平均線に挟まれて、横ばいになっています。

ドル/円はマチュアしているか?

相場がマチュア(成熟)してきているため、相場が素直でなくなり、また今まで思い描いていた、たとえば円高相場の進行が思うようにはいかなくなるのではないかと見ています。

今日は20日

今日は、20日で5・10日(ゴトウビ)で、午前10時前の仲値決めで、輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

低調な展開

ニューヨークダウは、米中貿易協議難航を示唆する報道やツィッターに伸び悩み 、前日比52.29ドル安の27,094.79ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、横ばい推移で、暫定値ながら前日比0.012%下げて1.784%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアの石油施設復旧に時間がかかるという見方から買いが強まり、前日比0.02ドル高の58.13ドルで引けました。

金価格は、米追加利下げ観測が後退し売られ、前日比9.6ドル安の1,506.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、107円台後半から108.00前後で横這い推移でした。

EUR/USDは、1.1040から1.1060近辺での推移でした。

EUR/JPYは、119円台前半での推移でした。

相場と時間  

相場の一方向に動く展開と、要する時間には関係があります。

ただし、短期間で決着をつけないと一方向に相場が動ききらない場合もありますし、逆に時間をかけながらジワジワと一方向に進行する相場もあり、それらの背景について私なりの見方をお話ししてみたいと思います。

まず、短期間に決着をつけないと相場が一方向に動かない場合は、基本的にロスカットを狙って、短期勝負で攻めている相場です。

たとえば、108.00には買いがあるけれども、それを切るとロングのロスカットが集まっているような場合、売りで攻める方は、108.00を潰すのに時間をかけると、攻めることによってどんどん自分自身がショートになっていきますので、出来るだけ早く潰さないと命とりになります。

一方、時間をかけながらジワジワと一方向に進行する相場、たとえば上昇する場合で申し上げれば、これはすでにマーケットがショートになっているのですが、下がらないため、ひとりやめ、ふたりやめしている相場です。

前の例が、短期勝負に対して、こちらは長期戦です。

売っているショート筋は、どこかでまた下がると期待していることもあって、なかなかショートを買い戻さないのですが、他のショート筋が買い戻すと、値が上がり、また別のこらえきれなくなったショート筋が買い戻すため、さらに値が上がるというもので、真綿で首を絞められるようなジリ高相場です。

こういう地合いでショートの場合は、マーケットのショートが切れていませんので、いったん買い戻すことが大切です。

このように、それぞれの場合の事情によって相場の動き方は変わってきますので、ここに上げましたようなケースを良く覚えておくことが必要です。

2019/09/19

EUR/USD、上昇

反発の勢いから言って、買戻しと思われます。

ドル/円、上昇

108.10~20近辺が、重そうです。

EUR/USD、上昇

EUR/USDが、FOMCがあった3時台の大陰線を埋めようとしています。

上の売りを飲んで反落か

ここからさらに下がるかどうかは、ロングの積み上がり具合次第か?

値ごろ感からの売り?

ドル/円は、値ごろ感からの戻り売りが出る可能性がありますが、そのためにまたショートとなり、ジリ高を再開する可能性があります。

ショートに偏っていたドル/円

ドル/円は、額面通りに受け止めれば、利下げでなぜドル高?と思われるかもしれませんが、発表前から利下げを見越して、ショートにポジションが偏っていたためだと思われます。

ドル買いで反応

ニューヨークダウは、FRBは大方の見通し通り0.25%の利下げをしましたが、年内と来年の利下げ停止を示唆したことから一時211ドル安となりました。ただし、パウエルFRB議長が記者会見で金融緩和に柔軟な姿勢を見せると買いが優勢となり、結局、前日比36.35ドル高の27,147.15ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、低下後反発し、暫定値ながら前日比0.007%下げて1.794%で引けました。

原油価格は、中東リスクへの警戒感が後退し、前日比1.23ドル安の58.11ドルで引けました。

金価格は、FOMCでの利下げを見込んで、前日比2.4ドル高の1,515.8ドルで取引を終えましたが、時間外取引では、FOMCメンバーの金利見通し(ドット・プロット)からは、2019年と20年は追加利下げを見込んでいないことが明らかになったことから売られました。

為替相場では、ドル/円は、パウエルFRB議長の会見を受けてドル買いで反応し、一時108.47近辺をつけました。

EUR/USDは、一時1.1014近辺まで下げました。

EUR/JPYは、一時119.41近辺まで下げた後、119.70近辺まで戻しました。

しこる

相場が急変し、持っていたポジションが、大幅にアゲンスト(不利)になったことを「しこる」と言っています。

ポイントは、アゲンストになったポジションをまだもっているという点です。

こうなると、「塩漬けにする」とか、「冷蔵庫にしまっておく」とか言って、相場の嵐をやり過ごそうとすることが多いことと思います。

しかし、相場がいつ回復してくるかは、誰にもわからないことですので、やはり、しこったと自覚したら、痛みは伴いますが、いったんポジションは手仕舞うことが大事だと思います。

また、それ以前に、ストップロスを必ず入れることです。

それにより、しこる前にポジションは解消され損失は確定し、アゲンストの中で悶々と思い悩む状況を回避できます。

回避されていない状況では、自分のポジションに都合が良いようにしか相場を考えることができず、自由な発想ができなくなりがちです。

自由な発想ができる環境自体が、トレーディングには必要です。

自分のポジションに都合が良いようにしか相場が見られなくなることは、大変危険です。

2019/09/18

ドル高円高

全体的に、重くなっています。

静か

FOMC待ちです。

発表は、翌午前3時です。

マチュアした中でのFOMCの結果発表

今日のFOMCは、0.25%の利下げで、コンセンサスを得ているようですが、相場がマチュア(成熟)していると、思わぬ乱高下をしますので、警戒が必要です。

EUR/USD、反発の可能性?

あくまでもFOMC後の話ではありますが、意外にEUR/USDは、反発するのではないかと考えています。

動きづらいか

明日午前3時、FOMCの結果発表があるため、動きづらいものと見ています。

リターンエース目立つ

ニューヨークダウは、翌日にFOMCを控え様子見気分強く 、前日比33.98ドル高の27,110.80ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.040%下げて1.807%で引けました。
原油価格は、前週末に石油施設に攻撃を受けたサウジアラビアの生産回復が予想より早まるとの見方から売られ、前日比3.56ドル安の59.34ドルで引けました。

金価格は、翌日のFOMCでの利下げを見越して買われ、前日比1.9ドル高の1,513.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時108.35まで買われる局面もありましたが、基本的には、108.10~25近辺でのもみ合いでした。

EUR/USDは、買戻し優勢で、一時1.1075近辺まで反発しました。(リターンエース)

EUR/JPYは、買戻し優勢で、一時119.77近辺まで反発しました。(リターンエース)

リターンエース:大陽線、大陰線、連続陽線、連続陰線が出現するとそれを埋めようとする習性が相場にはあります。

大台替わり 

たとえば、90円台から100円台に、レートの大台が替わることを、大台替わりと言います。

この大台が替わるということは、心理的には、かなり大きな変化を感じますので、替わる時には、結構な攻防戦が繰り広げられるのが一般的です。

つまり、上昇方向で大台が替わろうとすると、下落を見ているベア(弱気)派は、上値の重さを示そうと大台を上に抜けさせまいとします。

その一方で、上昇を見ているブル(強気)派にとっては、どうにか大台を替えて、買いが強いことを示そうとします。

しかし、あたかもベアとブルが攻防戦によって上げか下げかが決まったかのように見えますが、、ある意味、相場のトレンドというものは、既に決まっているのではないかと、過去何百回と大台替えを見てきた人間として思います。

相場をやっていますと、自然の摂理のようなものを相場に感じます。

よくトレーダーの間で、「相場は理由が(相場の)後からついてくる」言いますが、それが実際ではないかと思います。

2019/09/17

膠着の中

EUR/GBPが、買いになっています。

円高

ドル/円、クロス円で売りになっています。

ステール

既に、米中貿易摩擦というテーマも、ステール(陳腐化)してきているような感触を受けます。

ドル/円、ジリ高傾向続く

しかし、トレンドラインを下回ったままなのが気になります。

ドル/円、金曜クローズ水準に戻す

石油危機のリスク回避は、ドル買いのようです。

ドル高

ニューヨークダウは、中東の地政学リスクから売られ 、前週末比143.24ドル安の27,076.28ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、中東の地政学リスクから買われ(利回り低下)、暫定値ながら前週末比0.053%下げて、1.843%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアの石油施設への攻撃を受け供給懸念から大幅上昇し、前週末比8.05ドル高の62.90ドルで引けました。

金価格は、中東の地政学リスクから買われ、前週末比12.0ドル高の1,511.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークタイムに入ると、ほぼ一本調子の上昇となり、一時108.14近辺をつけました。

EUR/USDは、ジリ安が続き、一時1.0993近辺をつけました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて下げ、一時118.69近辺をつけ、その後118.95近辺に小反発しました。

習うより慣れろ

国際線のパイロットと国内線のパイロットのどちらが腕が上かという、質問がありました。

もちろん、パイロットにもよると思いますが、傾向的には、国内線のパイロットに軍配が上がるそうです。

何故かと申しますと、国内線のパイロットの方が、国際線パイロットよりも、もっとも危険とされる離着陸の回数が多いためだそうです。

つまり、離着陸の回数が多いほど、操縦の熟練度が上がるということです。

これは、相場の世界でも言えることです。

「習うよりも慣れろ」という言葉もありますが、トレーディングの回数をこなすことで、いろいろな状況を経験し、自分のものにすることは大変大事です。

チャートを見る上でも同様で、チャートを見る回数を増やし、いろいろな局面を頭に刷り込んでいくと、直面する新たな局面をどう解釈すれば良いか、チャートを見るだけでわかってくるものです。

トレーディングも、飛行機の操縦と同じで、刻々と変化する状況に対して、反射的に対応しなくてはならない局面があります。

そうした反射的に対応をするためには、日頃から経験を積み重ねることが大切です。

2019/09/16

EUR/GBP

買い気ですが、依然として静かです。

閑散

全般に、方向感がありません。

トレンドからレンジへ?

ドル/円は、4時間足で見ると、9月4日以来の上昇トレンドのトレンドラインを下に抜けています。

きつめの下押しの可能性

ドル/円は、107.80をしっかりと下回ってしまうと、先週の強い上昇後のきつめの下押しとなる可能性があります。

トランプ大統領

必要なら、戦略原油備蓄を使うことを承認する。

サウジでテロ

サウジアラビア東部にある国営石油会社サウジアラムコの石油施設2カ所が14日攻撃されました。

これによりサウジの石油生産能力の半分以上が影響を受けることになりました。

ノーガード

相場の急騰・急落の原因は、ロスカットの集中だと言えます。

それでは、ロスカットがなぜ集中するかですが、ひとつには、自分にとってアゲンスト(不利)な事態が発生し、損失をできるだけ少なく抑えようと、投げが殺到することによります。

そして、もうひとつには、油断があります。

発生した事態に対して、ノーガードだったためにパニックすることになり、狼狽からの投げを呼ぶことになります。

トレーディングにあたっては、常に最悪の状態を想定して身構えておくことが大事です。

具体的に身構えるとは、つまりロスカットを常に入れておくということです。

ロスカットは、タイトでなく、離れていても良いと思います。

要は、リスクはいつ何時でも発生します。

そのリスクに対して、常に身構えておくためには、少なくともロスカットを常に入れることが大事です。

ただし、ロスカットでもガードしきれないのは、土日です。

土日については、前もってポジションを、スクエアにするか、十分自分の体力内に収めておくことが大切です。

2019/09/15

Weekly Report (2019/09/15)

□□ 今週の注目点 -------------------------
特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1. ドル/円は、さらに反発するのか?
2. EUR/USDも反発の可能性?
3.  EUR/JPYも、反発余地があるか?
4. GBP/USDも、さらに反発するのか?
---------------------------------------------

【1. ドル/円は、さらに反発するのか?】から一部

・リスクが回避されたとするドル売り円売り(リスクオン)の状態にある
・ここから、売り上がるようなら上昇だが、積極的に買って行くようだと、いったん反落か?

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トレーディングべからず集10選

トレーディングをするにあたって、心掛けている「べからず集」です。

10選上げてみましたので、多少なりとも、ご参考になれば幸いです。

1.儲け損なう恐怖から、焦って相場に飛び込むべからず

2.同じ失敗を繰り返すべからず

3.執着するべからず

4.自分を疑うべからず(自分を信じること)

5.相場のストーリーが描けたら、実行を躊躇するべからず

6.言い訳を言うべからず

7.小さくまとまるべからず(スケール大きく)

8.良いレートと感じたら、取引実行をまどうべからず

9.利食いには少しの我慢を忘れるべからず

10.焦り、悔しさを冷ます時を持つことを忘れるべからず

2019/09/14

[9/13]FX経済研究所出演

9/13(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「ジリ高の罠YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

為替閑散

ニューヨークダウは、中国が対米報復関税の対象から大豆など一部農産物を除外すると伝わったことから買われ 、前日比33.84ドル高の27,216.29ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、リスクが回避されたとして大幅上昇し、暫定値ながら前日比0.131%上げて1.9029%で引けました。

原油価格は、減産見送りで需給悪化懸念が根強く、前日比0.24ドル安の54.85ドルで引けました。

金価格は、米中が歩み寄るとの楽観論が広がって売られ、前日比7.9ドル安の1,499.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、108.05-15近辺で横這い推移が続きました。

EUR/USDは、1.1065-85近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、119.70-80を近辺を中心とした横ばいに落ち着きました。

リーディングカレンシー

リーディングカレンシーとは、相場を先導していく通貨のことを言います。

他の通貨より先行して動くため、これにうまく乗れると、結構な利益を得ることができます。

その時々で、リーディングカレンシーは変わります。

したがい、今のリーディングカレンシーがどれなのか、常にチェックを怠らないことです。

相場の上では、定石ではありますが、リーディングカレンシーに乗るのも早めなら、降りるのも早めにすることが賢明かと思います。

マーケットの大勢が、リーディングカレンシーに気づいて乗ってき始めたら、焦ることはありませんが、利食い場を探すことです。

相場は、リスクを負い過ぎてもいけませんが、あまりにも確実性を求めても儲かりません。

このリスクと確実性の配合が、なかなか難しいところです。

いずれにしましても、リーディングカレンシーを見誤らないように、心掛けることが大事です。

そのためには、マーケットコメントなどを継続的に読むことが大切です。

2019/09/13

上値も重い

ドル/円は、反発しかけましたが、また重くなっています。

やや反発

ドル/円は、押し目買いが出ているように思われます。

ドル安

ドル/円は戻りなく、108.00割れです。

薄氷を踏む想い

ポジションがロングのようで、ドル/円が重いです。

高値圏にはいるが

今のドル/円の買い気は、売り上がった末にショートになっているためになった買い気のようには思えず、むしろ買い上がっているように思えてなりません。

ジリ高だが

ここからのドル/円の水準は、機関投資家の売りも、早いところは108.20にありそうですので、基本的に高いところは買わず、高値掴みして反落するところを押し目買いするぐらいで良いように思います。

トランプ砲に警戒

米政権が、昨日、中国との暫定的な貿易合意を検討していると報じられましたが、包括的にも検討しているとも言っているようで、今日の午前中、トランプ大統領の発言があるかもしれません。

乱高下

ニューヨークダウは、 米政権が中国との暫定的な貿易合意を検討していると報じられ、貿易協議が進展するとの期待が強まり、前日比46.90ドル高の27,183.13ドルと7月下旬以来の高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、リスクが回避されたとして売られ(利回り上昇)、暫定値ながら前日比0.045%上げて1.784%で引けました。

原油価格は、OPEC加盟国など主要産油国が協調減産を拡大する決定を先送りしたことから売られ、前日比0.66ドル安の55.09ドルで引けました。

金価格は、ECBが量的緩和策の再開を含む包括的な金融緩和を決めたことから買われ、前日比4.2ドル高の1,507.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ECB理事会後、EUR/JPYに押されて売られ、一時107.52近辺をつけましたが、米政権が中国との暫定的な貿易合意を検討していると報じられると、反転し、一時108.19近辺をつけました。

EUR/USDは、ECBが量的緩和策の再開を含む包括的な金融緩和を決めたことから売られ、一時1.0927近辺をつけましたが、そこから反転し、一時1.1087近辺をつけました。

EUR/JPYは、ECBに政策決定後急落し、一時117.56近辺をつけましたが、EUR/USD、そしてドル/円の反発を受けて反転し、一時119.82近辺をつけました。

押し目待ちに押し目なし 

強い上昇相場を例えた格言です。

「下がったら買い」と決めていても、相場の上げに勢いがあって、ろくに押し目も作らないため買えずに上げてしまう様を表しています。

確かに、強い上げ相場では、押し目を拾うことは至難の業で、逆に押し目で買えるような時は、余程上げに都合の悪いニュースなりが出て、急落している時で、押し目で買うどころではないというのが実際です。

しかし、そういう急落で、目をつぶってでも買わないと、相場に乗れないのが、強い上昇相場です。

より積極的に上げ相場に乗るには、レジスタンスが上抜けるたびに、ストップエントリーで買っていく手法です。

ただし、段階的に買っていきますから、持ち値は高くなっていきますので、ロスカットポイントを上方に修正していく必要があります。

しかも、うまく利が乗ってくれば、段階的に利食っていくことも忘れてはなりません。

相場は、なかなか楽して儲けさせてくれません。

油断せず、神経を使うことが要求されます。

そうした努力があってこそ、利益はついてきます。

儲かったら、休むことも、大変大事なことです。

2019/09/12

ドル/円ジリ安

ロング筋には、嫌な展開です。

結局、ドル/円は売り

ロンドンは、ドル/円を、やっぱり売ってきています。

さすがに学習したか?

ロンドンは、ドル/円を、最初こそいつものように売ってきましたが、意外と下がりません。

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など、まだまだ多数のご満足のお声をいただいております。

まだ、ショートか?

ドル/円は、108円に乗せで、新たに戻り売りが出ているような値動きをしていますので、むしろショートは増えているのではないかと思います。

ジリ高の原因は?

9月4日9時から始まったジリ高は、未だに続いていますが、なぜそれだけ持続するのかといえば、マーケットポジションが恒常的にショートであるためだと考えています。

関税率引き上げ延期

トランプ大統領が対中関税率引き上げを10月1日から10月15日に延期

未だ終る気配のないジリ高

ドル/円は、9月4日9時からのジリ高基調は未だ続いており、終わる気配はありません。

ジリ高続くドル/円

ニューヨークダウは、 景気への懸念がやや後退し、アップルやボーイングが株価を押し上げ、前日比227.61ドル高の27,137.04ドルと7月30日以来ほぼ1カ月半ぶりに27,000ドル台を回復して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、株高を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.010%上げて1.742%で引けました。

原油価格は、トランプ政権の対イラン制裁緩和の報を受け売りが強まり、前日比1.65ドル安の55.75ドルで引けました。

金価格は、ECB理事会を翌日に控え持ち高調整の買いが入り、前日比4.0ドル高の1,503.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ジリ高を続け、一時107.84近辺をつけました。

EUR/USDは、ECB理事会を控えて売られ、一時1.0983近辺まで売られたものの、その後1.1013近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて、一時118.30近辺まで下げた後、118.76近辺まで反発しました。

心変わり

トレンド相場では、長期にトレンド方向に相場は進行します。

ただし、トレンド相場は、線で引いたように一方向に進んでいるわけではなく、細かく見れば、トレンド方向に向かっているばかりではなく、反対方向に向かう局面もあり、しかし、総合するとトレンド方向に相場は向かっています。

反対方向に向かう局面を調整と呼んでいます。

調整にも浅い調整ばかりではなく、相場が転換したのではと思いたくなるほどの深い調整もあります。

この深い調整を経験すると、心変わりしたくなるものです。

しかし、相場が急転直下転換することは稀で、相場を転換するにしても、上げ下げを繰り返して、今までのトレンド方向への勢いにブレーキを掛けていかないと、なかなか反転はしないのが一般的です。

したがい、心変わりをするにしても、一部例外を除いて、じっくり考えた上で良いように思います。

一部例外とは、今年5月のトランプ大統領の対中制裁関税表明のような世界を震撼とさせるようなことが原因になった場合で、このような時は、とりあえずアゲンスト(不利)のポジションをできるだけ速やかに解消する必要があります。

2019/09/11

ユーロが重い

明日のECB理事会を意識してか、ユーロが全般に重くなっています。

円買い強まる

ロンドンは、アジア勢がドル/円、クロス円でロングという前提で攻めています。

小競り合い

リスクが回避されたとする円売りと調整狙いのロンドン勢の円買いがぶつかっているようですが、結局は円安ではないかと見ています。

トランプ政権に変化?

トランプ政権が、外交重視に復帰の可能性があって、これは、大きく政策の舵を切った可能性があり注目すべき点だと思います。

大きな相場転換の可能性

リスクオフからリスクオンへの動きは、これから本格化する可能性があります。

気になるドル/円

ドル/円のジリ高基調は、現状水準になっても変わっておらず、不気味です。

ドル/円、ジリ高続く

ニューヨークダウは、米中対立の緩和期待はあったものの、12日にECB理事会を控えているため様子見気分強く、前日比73.92ドル高の26,909.43ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは大幅上昇し、暫定値ながら前日比0.098%上げて1.742%で引けました。

原油価格は、ボルトン米大統領補佐官が解任されたことで、米国とイランの対立が和らいで中東産原油の供給増につながるとみた売りが優勢となり、前日比0.45ドル安の57.40ドルで引けました。

金価格は、米長期金利が大幅に上昇したことを受けて売られ、前日比11.9ドル安の1,499.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時107.19近辺まで緩んだものの、再び買いは強まり、引け際107.58近辺をつけました。

EUR/USDは、方向感なく、横ばいを続けました。

EUR/JPYは、一時118.27近辺まで下げたものの、再びジリ高となり、引け際には118.78近辺をつけました。

ストイックさ

トレーダーには、ストイックさが必要だと思います。

ストイックとは、「禁欲的な」とか.「自己抑制的な」といった意味ですが、自己抑制というところが一番ピッタリとくるように思います。

勝負に勝ったからといって有頂天になったり、負けたからといってふさぎ込むといった感情を露わにするのではなく、勝っても負けても感情を抑制し淡々としていることが、大事だと思います。

さらに踏み込んで申し上げれば、古老のように、「勝ちましたか、ふわふわふわ(笑)」とか、「負けましたか、ふわふわふわ(笑)」といった、枯れていることが大切なのではないかと思います。

つまり、出来るだけ感情の起伏を抑制することが、必要だと思います。

また、自らの過去の失敗に基づいた、「こうした局面では、なになにをしてはべからず」的なトレーディング・ルールを前もって決め、実際にもそうしたルール表を作っておいて、相場の局面局面で、そのルールに従ってトレードすることです。

これが、例外なくできるようになれば、かなりの成績を残すことができるようになると思います。

そのためには、ストイックさが必要になるということです。

2019/09/10

GBP/USD、GBP/JPY、反落

全体的にも、やや重くなっています。

EUR/USD、GBP/USDが上昇

EUR/JPYが反発、GBP/JPYが上昇、そしてドル/円が買い戻されています。

買戻しが一巡したら?

ドル/円、クロス円の大方は、ポジションが買い戻されてスクエア(ポジションなし)になってきていますが、あとは高止まり(高値圏での横ばい)になるのが一般的です。

現在のリスクオンの原因

9月3日の欧米勢の実質的下期のスタートに賭けたリスクオフ相場が、空振りとなったことを自覚しての手仕舞いだと思います。

今日は10日

今日は、10日で5・10日(ゴトウビ)で、10時頃の仲値決めに向けて、輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

リスクオンのマーケット

ニューヨークダウは、10月に米中両国が開く閣僚級の貿易協議が進展するとの期待から買われ、前週末比39.00ドル高の26,836.46ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、リスクオンから上昇し、暫定値ながら前週末比0.077%上げて1.637%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアなどの減産が長期化するの観測が強まり買われ、前週末比1.33ドル高の57.85ドルで引けました。

金価格は、米中貿易協議が進展期待から売られ、前週末比4.4ドル安の1,511.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、リスクが回避されたとして買われ(リスクオン)、一時107.24近辺をつけました。

EUR/USDは、一時1.1068近辺まで上昇後、1.1048近辺に軟化しました。

EUR/JPYは、一時118.51近辺まで上昇しました。

脇を締める

同じような材料でも、その時のマーケットのセンチメントあるいはポジションの偏り次第では、相場が上がる場合もあれば、下がる場合もあります。

たとえば、強気相場の時、否定的なニュース等の材料が出ても、ほとんど反応せずに上昇する場合もあります。

逆に、ロングポジションが積み上がっていれば、風船を針で刺して破裂させたようなパニック的な急落を演じることもあります。

こうした反応の違いは、事前にマーケットのセンチメントやポジションを読んでおくことによって、ある程度わかります。

全く脇を甘くしていて、ニュース等が出てあわてるのではなく、やはり身構えておくことが大切です。

また、なにかおかしいといった嗅覚が働くように、自らを習慣づけることも大事です。

そのためには、おかしいと感じることをおかしいままにせず、敢えてなぜおかしいと感じるのか突き止めようとする姿勢が大事です。

そうした繰り返しが、自己防衛能力を高めるものと思います。

儲けることは簡単ではありません。

油断は禁物です。

2019/09/09

ポンドが反発気味

ドル/円は、やや軟化です。

EUR/GBP、続伸

EUR/JPY、そしてドル/円が連れ高です。

EUR/JPY、連れ高

EUR/GBPの買いになっています。

ドル/円、重くなる

ドル/円の107.00近辺の売りを飲んだために、ロングになったようで、一転して重くなってしまいました。

[9/6]FX経済研究所出演

9/6(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「ドル/円は下を見たか?YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

上の売りで抑えられて?

ドル/円のジリ高は再開していますが、107.00近辺に大きな売りがあるようで、その手前で逡巡しています。

ショートか?

1時間足で見ますと、ドル/円、AUD/JPY、NZD/JPY、CAD/JPYがジリ高になっています。

ロスカットの嵐

ロスカットが大挙して出ている様を、ロスカットの嵐と呼んでいます。

マーケット参加者の大勢の目論見がはずれ、少しでも損失を限定させようと、我先に投げてきますので、相場は一気に動きます。

このロスカットの嵐となっている時は、絶対に流れに逆らわないことです。

言ってみれば、牛の大群の暴走のようなものですから、その流れに逆らおうとしても限界があります。

逆に、暴走方向に乗ることも必要だと思いますが、どこで、反発するかわかりませんので、短期勝負と心得ておくことが必要です。

昔、ケーブル(GBP/USD)のディーラーだったことがありました。

マーケットの大方の予想を大きくはずした結果に、マーケットは失望からの急落となりました。

たまたま、私はショートを持っていました。

そして、急落は収まらず、数時間で1000ポイント急落し、さすがに利食いました。

しかし、相場は、それでは収まらず、さらに1000ポイント下落しましたが、もうこうなると怖くて相場に入るどころではありませんでした。

2019/09/08

Weekly Report (2019/09/08)

□□ 今週の注目点 ------------------------
特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1. ドル/円は、まだ反発するのか?
2. EUR/USDも反発の可能性?
3.  EUR/JPYも、反発余地があるか?
4. GBP/USDも、反発の可能性?
------------------------------------------

【1.ドル/円は、まだ反発するのか?】から一部

・全体的に、リスクが回避されたとするドル売り円売りになりがちな、いわゆるリスクオン状態になりつつある
・ドル/円も、104円台半ばから下がサポートされており。いったん108円方向への調整がないと、むしろ下げづらくなりそうだ
・尚、日曜に、リスクオフにつながるようなニュースも入ってきている(トランプ大統領、香港、イギリス)
 詳しくは、以下ご参照
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攻撃は最大の防御

ディーラーになりたての頃、先輩から言われたことがありました。

「上昇トレンドの相場であれば、自分で最高値をつけるつもりで買うことが必要だし、下落トレンドの相場であれば、自分で最安値をつけるつもりで売っていくことが必要だ」

相場に勢いがついている時には、上昇相場で言えば押し目がろくろくなく、下落相場では戻りがろくろくありません。

押し目も戻りもろくろくない強いトレンド相場であれば、積極的に攻めていくことが必要です。

「攻撃は最大の防御」という言葉がありますが、まさにトレンド相場で戦っていく上で、この言葉は重要です。

レンジ相場であれば、戻り売り、押し目買いという待ちの姿勢が結構ワークします。

トレンド相場にあっても、戻り売り、押し目買いが相場のエントリーとしてワークする時もあります。

しかし、相場の勢いが増すと、戻りも押し目も限られていきますので、待つことでエントリーのチャンスを逸することにもなりかねません。

そうした状況では、追撃的に相場にエントリーすることが必要になります。

そして、その時は、攻め込んでいくという心意気が必要です。

剣術の極意にも、「振り下す刃の下ぞ地獄、飛び込んでみよ。極楽もあり」と説いています。

この捨身の精神が、トレンドに乗るためには必要です。

2019/09/07

ドルは往って来い

ニューヨークダウは、 パウエルFRB議長がスイスの討論会で次回のFOMCで追加利下げの可能性を示唆したと受け止められ買いが強まったものの、週末を控えて利益確定の売りも出て、前日比69.31ドル高の26,797.46ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、冴えない米雇用統計を受けて下げ、暫定値ながら前日比0.004%下げて1.555%で引けました。

原油価格は、米利下げ期待や株高を受けて買われ、前日比0.22ドル高の56.52ドルで引けました。

金価格は、リスクが回避されたとして売られ、前日比10.0ドル安の1,515.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、発表された8月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数が13.0万人と予想の16.0万人を下回り、ドル売りが強まりましたが、パウエルFRB議長は討論会で金融政策について「経済成長の持続へ適切に行動するだろう」と述べたことからややドル買いで反応しました。

ドル/円は、雇用統計後一時106.62近辺まで売られましたが、その後は106.94近辺までジリ高となりました。

EUR/USDは、雇用統計後一時1.1057近辺まで上昇後、1.1025近辺までジリ安となりました。

EUR/JPYは、117.85~00近辺で横ばい推移でした。

乖離幅

日足の5日移動平均線とか、週足の5週移動平均線といった、それぞれの期間の中では短い移動平均線と、実勢値との間の乖離幅が大きくなると、実勢値は、それら短期の移動平均線に吸い寄せらる特性があります。

そのため、トレンド相場で方向性がはっきりしていても、こうした乖離幅が大きければ、一時的にせよ調整が入りやすくなりますので、十分な注意が必要です。

ただし、乖離幅が大きくて実勢値が短期の移動平均線に、たとえ吸い寄せられ、トレンド方向に逆行するような動きをしても、5日移動平均線なら5週移動平均線が、依然トレンド方向に鋭角的向かっている間は、一時的にそれら短期線を突き抜けることはあっても、結局はトレンド方向への動きを再開するものです。

しかし、5日移動平均線や5週移動平均線のトレンド方向への角度が緩み、さらには、水平になったり、トレンド方向の逆に向いてしまうようになると、トレンドをサポートする力は弱まり、相場が反転してしまうようになります。

つまり、5日移動平均線や5週移動平均線と実勢値との乖離幅や、それぞれの移動平均線がトレンド方向に向かう角度から、相場の方向性やトレンド相場の勢いを結構読み取ることができます。

また、もっと短い1時間足などでも期間5という移動平均線は、結構重宝です。

また、いったん、たとえば5日移動平均線がトレンドの逆に抜けてしまっても、10日移動平均線という期間10の移動平均線が次の抵抗線となります。

今回は、期間5、期間10といった短期線ついて触れましたが、移動平均線は、短期のみならず、中期でも長期でも大変有用です。

たとえば、こんな例もあります。

月足の200ヶ月移動平均線が実勢値の進行を食い止めてしまうことすらあります。

2019/09/06

全体的に売り

全体的に売りに転じています。

買い上げ

ドル/円、クロス円で買い始めています。

動かず

ロンドンは、まだ物色中です。

イベント前のロンドン勢に注意

今日の米雇用統計のようなビッグイベント前でも、ロンドン勢は執拗に攻めてくるので、要注意です。

ドル/円

目先は、広い意味で保ち合い(もちあい、揉み合い)か?

今日の日中は?

昨日が昨日だった上に、米雇用統計も控えていることから様子見か?

ドル/円107円台

ニューヨークダウは、米中が閣僚級の貿易協議を10月初めにワシントンで開くことで合意したことに加え、8月のADP雇用者数が19.5万人と予想の14.5万人、そして同月のISM非製造業景気指数も56.4と予想の54.0をいずれも上回ったことから買われ、前日比372.68ドル高の26,728.15ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、株高を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.098%上げて1.564%で引けました。

原油価格は、発表された米週間在庫統計での原油在庫減少を受けて買われ、前日比で0.04ドル高の56.30ドル引けました。

金価格は、米中貿易協議の進展期待に加えて市場予想を上回る米経済指標を受けて売られ、前日比34.9ドル安の1,525.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、米中貿易協議の進展期待に加え、市場予想を上回る米経済指標を受けて、ドル買いが強まりました。

ドル/円は、一時107.23近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、一時1.1085近辺まで上昇していましたが、ISM発表後急反落となり、一時1.1032近辺をつけました。

EUR/JPYは、一時118..61近辺まで上昇後、118.00近辺まで反落しました。

オーバーナイト

オーバーナイトとは、一晩越しにポジションをキャリーするとか、ストップロスを含めオーダーを一晩越しで出し放しにすることなどを言います。

オーバーナイトをより厳密に言えば、夏時間では、日本時間午後9時から始まるニューヨーク時間のどこかから、東京の早朝のどこかまで、つまり寝ている間、ポジションをキープしたり、オーダーを出したままにすることを言います。

しかし、このオーバーナイトを、恒常的にやっていると、特にストップロスオーダーは注文を出したレベルか、多少ずれるかして決済されるものと錯覚することになると思います。

しかし、実際のマーケットでは、場合によっては、とんでもないレベルでストップロスがついて帰ってくることもありえます。

私が経験した中で、最も極端だったのは、ショートのストップロスがオーダーしたレベルの100ポイント上でついて、ニューヨークから戻ってきたことがありました。

預けたニューヨークのディーラーに、どうしてこんなレートになったのかと問い詰めても、仕方がなかったの一点張りでした。

しかも、彼らの社会は、自ら非を認めることは、自分にとって不利になるため、あやまることはしません。

個人のFX取引では、こういうことはないと思われるかもしれません。

しかし、たとえばフラッシュクラッシュのような大変動ともなると、強制ロスカットが実行されても、変動が大きすぎて、追加で出た損失を埋めるために、資金の追徴をFX会社から求められることがありますので、注意が必要です。

2019/09/05

売った反動か

全体的に買い戻しています。

ドル安

ドル/円、EUR/USDで、ドル売りです。

とりあえず、売ってきたが

ロンドンは、今のところ、後が続きません。

まだショート?

ドル/円、EUR/USD、EUR/JPYのジリ高は続きそうです。

米中貿易協議報道

米中は10月前半にワシントンで貿易協議開催との報道を受けて、ドル/円が買われています。

今日は5日

ドル/円は、5日で5・10日(ゴトウビ)の輸入決済のドル買いが出ていて、買い気です。

高止まりか?

主な通貨ペア、すべてが高止まりですが、高止まりは、結構長く続くものですので、値ごろ感からの売りには注意が必要です。

ショートの買い戻しに終始

ニューヨークダウは、香港政府が「逃亡犯条例」の改正案を撤回したことや、英国が「合意なき離脱」が避けられるとの観測も出て買いが強まり、前日比238.74ドル高の26,356.76ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、上昇後反落となり、暫定値ながら前日比0.008%上げて1.466%で引けました。

原油価格は、発表された8月の中国の財新非製造業購買担当者景気指数(PMI)が52.1と、前月から0.5ポイント上昇したことを受けて買われ、前日比2.32ドル高の56.26ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが上昇したことに連れて買われ、前日比4.5ドル高の1,560.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、106.46近辺まで上げた後106.35近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、1.1039近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、117.40近辺まで上昇しました。

トレンドを信じる

たとえば、上げのトレンド相場では、結構な勢いで上げ方向に相場は進みます。

しかし、高値で買い過ぎれば、反落もあります。

そうなると、やはり調整入りかとばかりに、調整相場を狙った売りも出やすくなります。

しかし、ここで気をつけなくてはならないのは、相場が上げのトレンド相場だということです。

上げのトレンド相場では、順張り方向であるトレンド方向へは大いに上がります。

一方、調整方向である下げ方向へは、値幅も限定的で、かつ時間的にも短期間で終わる傾向があります。

したがい、調整相場で下げ方向を深追いするのは、危険です。

それよりも、「下がったら引きつけて買い」というスタンスを変えずに維持することが重要です。

また、しびれを切らせて、高値を買ってしまう場合もあるかと思いますが、その場合は、苦しい目に遭うことは覚悟して持つか、あるいは、いったん手仕舞い、次のチャンスを狙うことだと思います。

なによりも、大事なことは、今の相場がトレンド相場であることを忘れないことです。

順張りであれば、窮地を脱し、フェーバー(有利)な方向にポジションを持っていくことはかなりの確率で可能です。

しかし、逆張りでは、窮地を脱するのは、かなり苦しいと言えます。

2019/09/04

依然ショートか?

全体的に買い気が引きません。

ショートか?

全体的に買い上げられています。

反発の可能性?

EUR/USDの1時間足を見ますと、EUR/USDは、リバースヘッドアンドショルダーのネックラインに現在います。

ドル/円、まだ続くかレンジ相場

他の通貨ペアが、昨日、期初のフライング的な「往って来い」をしていた中で、ドル/円は淡々と、概ね105円~107円レンジを続けています。

期初で、「さあやるぞ!」で突っ込んだ証

日足で見ますと、EUR/USD、EUR/JPY、GBP/USD、GBP/JPYは、昨日、「往って来い」の長い下ヒゲが出ています。

意外なISM製造業景況感指数

ニューヨークダウは、 発表された8月のISM製造業景況感指数が49.1と予想の51.1を大きく下回ったことが嫌気されて売られ、前週末比284.17安の26,119.11ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、冴えないISM製造業指数を受けて低下し、暫定値ながら前週末比0.029%下げて1.467%で引けました。

原油価格は、米製造業の景況感悪化が重荷となって売られ、前週末比1.16ドル安の53.94ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの反発に連れて上げ、前週末比26.5ドル高の1,555.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、冴えないISM製造業景況感指数を受けて、一時105.74近辺まで売られましたが、その後買い戻しに106.08近辺まで反発しました。

EUR/USDは、一時1.0926近辺まで下落後、1.0979近辺まで反発し、往って来いとなりました。

EUR/JPYは、一時115.86近辺まで下げた後、往ったり来たりを繰り返しながら、一時116.38近辺まで反発しました。

もう、このレベルでは買えない 

上昇トレンドが続くと、「もう、このレベルでは買えない」という言葉が、そこここから聞こえてきます。

しかし、そう考えているマーケット参加者が多ければ多いほど、マーケットにはそれほど多くのロングポジションができていないことを示しています。

言い換えれば、この言葉が聞こえてくるうちは、ロングポジションをキープしていても良いように思われます。

それが、「買うしかない」とか「絶対に上がる」といった言葉に変わってきたら要注意で、ロングポジションの閉じ時と見て良いと思います。

上昇するための原動力は、基本的には、ショートカバー(買戻し)です。

ショートカバー(買戻し)が殺到すればするほど、上昇に弾みがつきます。

それが、買い先行で攻めるようになると、ロングポジションは増えていき、上がる勢いが減退していきます。

つまり、マーケットの大勢の心理の逆に、相場は動くと言えます。

したがって、マーケットの心理を読むことが、大変重要になるわけです。

そうした心理を読む糸口として、「もう、このレベルでは買えない」とか、「買うしかない」といったマーケット関係者がつぶやく言葉を、よく聴き分けることが大切です。

こうしたマーケットの声を聴くのに、SNSなどが有用だと思われます。

2019/09/03

円買いが主役奪還

EUR/USDは一服です。

ポンド売りも出ています。

久々にEUR/USDが主役

まだ、このままの反発は難しいのでは。

EURUSD,このまま下がるか?

この1年、動かなかった通貨を、やおら東京9時台に売っているということは、極短期間にマーケットはショートになる可能性があると思われます。

ドル・インデックスに警戒

ドル・インデックスは、8月1日の高値98.93を超え、昨日一時99.13まで高値を更新し、トランプ大統領がドル高に噛みつく水準になってきています。

欧米勢の実質的な下期のスタート日

今日は、欧米勢の実質的な下期のスタート日になります。

「(気持ちも新たに)さあ、やるぞ!」とばかりに、売るなり買うなり一斉に同方向に畳みかけてくる可能性がありますので注意が必要です。

ユーロ安続く

ニューヨークダウ、米国債10年物利回り、原油、金は、米レイバーデーでニューヨーク休場でした。

為替相場では、ドル/円は、一時106.40まで買われたものの上値も重く、106.06近辺まで反落後106.20近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、一時2017年5月以来約2年4カ月ぶりの安値1.0958近辺まで下落後、1.0975近辺まで戻し、1.0970近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、116.35近辺まで下落後、116.50近辺に落ち着きました。

材料出尽くし 

注目イベントや経済指標の発表があり、予想通りの結果が出ると、材料出尽くしとばかりに、利食いが殺到するということがあります。

英語でも、「Buy the rumor, Sell the fact」(噂で買って、事実で売る)という言葉があり、事実で売るというところが、この材料出尽くしによる利食いと相通じます。

ただし、あくまでも、予想通りだったための利食いであり、予想に反しているわけではありませんので、ポジション調整が一巡すれば、再びトレンド方向に戻すのが一般的です。

また、結果が予想通りで、材料出尽くしの利食いとなって相場が一時的にせよ反転するか、引き続きトレンド方向に相場が向かうのか、どちらをマーケットが選択するかは、基本的にはトレンド方向へのポジションの偏りが大きいか小さいかによります。

ポジションがトレンド方向にパンパンになっていれば、反転する可能性が高いことは、言うまでもありません。

このように、マーケットのポジション状況が、どうなっているのかを知ることは、大変重要です。

そのためには、値動きからポジションを読むことも大切ですが、同時にマーケットの心理を読むことも大事です。

つまり、マーケットは、注目しているイベントなり経済指標の発表なりに対して、どのような結果を期待し、そのためにマーケットの大勢はどのようなポジションを持っているか。

そして、その期待のポジションは膨らんでいるのか、また結果に対してはどういう反応をするかといったことを、常日頃から推理する習慣をつけることが重要です。

相場は、心理戦です。

2019/09/02

ショートスクイズ?

ドル/円、クロス円で、ショート筋を買い上げて切らせようとする動きか?

スロースタート

ロンドンは、意外と最初から、やる気なしです。

「(気持ち新たに)さあ、やるぞ!」は、危険

新年、新しい期、新しい月の初めは、冷静に迎えることが大切です。

EUR/JPYに注目

円高方向を攻めるリード役は、EUR/JPYではないかと思われます。

ただし、引きつけて売ること。

窓は開いたが

ドル/円、クロス円は、シドニーで窓を開けてオープンしましたが、その後窓を埋めに来ています。

良いレート、マズイレート 

トレーディングをしていて、パッと見たレートが、自分にとって良いレートあるいはマズイレートだと感じる時があると思います。

これを、気のせいに済まさず、感じたことに素直になることは、実はトレードをする上で大変大事なことだと思っています。

たとえば、ロングポジションを持っていて、パッと見たレートが良いレートと感じれば、素直にそのレートで利食うということです。

また、同じくロングポジションを持っていて、パッと見たレートがこれはマズイと感じれば、素直に損切るということです。

普通、パッと見たレートが良いと感じても、いやいや自分の利食いの目標点はあそこだから、まだまだだと考えて利食わなかったり、パっと見たレートがマズイレートでも、ロスカット点までまだあるからと放置してしまうことがあると思います。

しかし、理性にたよらず、トレーディングの経験を重ねることによって培われた感覚に素直になることです。

経験を積むとレートから放つ、自分にとって良いレート、マズイレートというサインを感じるようになるものです。

その感じを否定せず、素直に受け止め、利食うなり損切るなりの行動に移すことが大切だと思います。

相場の世界は、瞬時に状況が変わっていきます。

そうした状況下では、経験の積み重ねによって自分に刷り込まれた感覚を尊重し、反射的に行動に移すことが必要になります。

2019/09/01

今週の見通し(2019/09/01)

□□ 今週の注目点 ------------------------
特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円は、目先は保ち合い(もちあい)か?
2.EUR/USDは、下発を続けるのか?
3.EUR/JPY、続落の可能性?
4.GBP/USDは、下落再開か?
--------------------------------------------

【1.ドル/円は、目先は保ち合い(もちあい)か?】から一部

・テクニカル的には104円台半ばが強いサポートとなっている
・今週は、リスク回避につながるイベントが盛り沢山で、円買い圧力も強まる可能性
・しかし、攻守ともに引けぬ局面だけに、結果的に保ち合いもありか?

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[8/30]FX経済研究所出演

8/30(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「GPIFの覆面介入?YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

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リクイディティー

リクイディティーは、流動性のことです。

日々、安心してトレードができるのも、マーケットに潤沢な流動性(交換のしやすさ)があるからです。

リクイディティーの低いマーケットでは、ポジションを取ったは良いけれど、たとえば、ポジションを閉じようとしても、マーケットに十分なリクイディティーがないために、閉めようにも閉められないという事態が起きます。

特に、リクイディティー不足は、マイナーカレンシーと呼ばれる、ドルやユーロや円などと言った主要通貨ではない通貨で発生しやすく、場合によっては、手ひどい目に遭うことになります。

また、身近な通貨ペアでありながら、マイナーカレンシーと同様のリスクをはらんでいるのが、クロス円です。

平時ならまだしも、リーマンショック並みの事件が発生すれば、逃げようがなくなることがありますので、十分な警戒が必要です。

たとえば、リーマンショック時のNZD/JPYなどは、理論値上のNZD/JPYレートはあっても、実際にはプライスはなく、NZD/USDとドル/円にバラしてしか手当てできず、特にNZD/JPYのリクイディティーが低かったために、想定外の損失を被ることになりました。

このように、マイナーカレンシーやクロス円は、リクイディティーが低いがゆえに、ボラティリティ―(価格変動率)が高く、儲けやすい一面があることも確かです。

しかし、常にリスクがあることは、忘れないことです。

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