[2/28]FX経済研究所出演
2/28(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「今年のレパトリは?」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
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2/28(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「今年のレパトリは?」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
ニューヨークダウは、新型肺炎感染拡大懸念からさらに大きく売られたものの、パウエルFRB議長が午後に発表した声明を受け早期の利下げの見方が高まると、相場は下げ幅を縮め、前日比357.28ドル安の25,409.36ドルで取引を終えました。
ダウの7日続落は2018年6月半ば以来1年8カ月ぶり。週間の下げ幅は約3,583ドルと、リーマン・ショック直後の2008年10月6~10日の約1,874ドルを上回って過去最大となりました。
パウエル声明:新型コロナによる経済活動へのリスクに言及し、「経済を支えるために適切に行動する」と述べました。
米国債10年物利回りは、米株安を受けて続落し、暫定値ながら前日比0.170%下げて1.129%で引けました。
原油価格は、新型肺炎感染拡大懸念から大幅に売られ、前日比2.33ドル安の44.76ドルで引けました。
金価格は、株などの信用取引の追加証拠金の差し入れに迫られた売りに下げ、前日比75.8ドル安の1,566.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米株の続落を受けて下げ、一時107.51近辺をつけましたが、引け際107.95-00近辺まで戻しました。
EUR/USDは、一時1.0951近辺まで下落したものの、再びドル売り圧力が強まり、一時1.1046近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、急落し、一時118.38近辺をつけた後、いったん119.23近辺まで反発しました。
引け値というのは、普通に考えれば自然に落ち着き場を見つけて出来るというふうに思われますが、そればかりではないというのが実態です。
日足・週足が決まるニューヨーククローズ直前に、日足・週足を作ろうとする動きが出るのを、実際にニューヨークにいて目撃していますので確かです。
特に、金曜日のニューヨーククローズは、日足と週足が同時に決まりますので、大変重要です。
翌週初の相場展開を自分に有利に持っていくことを意図して、金曜の引け値を作ろうと投機筋が現地時間の午後4時台、特に午後4時台後半に、直接銀行に大口のプライスを聞いてきて、プライスを叩いて売買します。
打たれてポジションの出来た銀行は、市場でそれをカバーしようとすることで、引け値が人為的に決まることが実際にあります。
余談ですが、この投機筋のやり方は、マーケットが極めて薄くなった時間帯に打たれてポジションが出来た銀行ディーラーには、極めて評判が悪い戦術です。
もちろん、引け値を作ろうとする投機筋にとっても、玉を打ち込んでも、意図したような引け値にならないリスクがありますし、引け値を作るためにできたポジションを週越えで持たなければならない週末リスクもありますが、そうしたリスクを承知の上で、やってくるわけです。
また、同じような動きは、1時間足の時間帯が変わる直前の55分前後にもよく出ていることが、値動きを見ていて分かります。
多くのトレーダーがチャートを重視していますので、ある意味、それを逆手に取ったような戦術ですが、勝つためにはいろいろな戦術が試行錯誤されています。
ドル/円、クロス円共に、戻りが限られています。
ドル/円、クロス円は、依然としてロング気味と思われます。
ドル/円は、109.50割れのストップロスがついて、109.33近辺まで下げ、下げの一服感が出たと見ています。
ドル/円の底が見えません。
ニューヨークダウは、新型肺炎感染拡大による景気減速懸念から売られ、前日比1190.95ドル安の25,766.64ドルで取引を終えました。下げ幅は過去最大でした。
米国債10年物利回りは、一時過去最低水準の1.260%前後をつけた後反発し、暫定値ながら前日比0.016%下げて1.294%で引けました。
原油価格は、新型肺炎感染拡大による景気減速懸念から売られ、前日比1.64ドル安の47.09ドルで引けました。
金価格は、米国債10年物利回りが低下後反発したため売られ、前日比0.6ドル安の1,642.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時109.69近辺まで下落したかと思えば、一時110.35近辺まで反発するなど乱高下した後、改めて109.62近辺まで下落しました。
EUR/USDは、上昇を続け、一時1.1006近辺をつけました。
EUR/JPYは、上昇を続け、一時121.04近辺をつけましたが、引け際120.50近辺まで反落しました。
相場の下では、男性であろうと女性であろうと、年配者であろうと若手であろうと、またどこの国籍の人間であろうと、どの民族であろうと、誰にもが勝者になるチャンスがあります。
私は、その点が好きです。
勝者になるために必要だと私なりに思うことは、冷静であること、柔軟であること、思い切りがいいこと、割り切りがいいこと、そして、新しいものを取り入れようとする進取の気概があることだと思っています。
また、ひとたび勝っても、それが継続できるかどうかは、欲張らないことだと思います。
勝って気が大きくなって、さらに儲けようとする気持ちは良くわかります。
しかし、そこは、勝って兜の緒を締めよで、逆に謙虚になるべき時だと思います。
負けた時、悔しい気持ちも、早く取り返したいと思う気持ちも、相場に乗り遅れたくないと思う気持ちも良くわかります。
しかし、そこは、頭を冷やし、煩悩を捨て去るために休むことが肝要です。
相場は、精神修養の場であり、自分自身の欲望との闘いの場だと思います。
平常心こそが、相場に勝つための極意なのではないかと、個人的には考えています。
ロンドンは、ドル/円の買いで入ってきたと思ったら、売りに転じています。
執拗な売りに一部ロングの投げも出ているようです。
ドル/円は、売りがしつこく出ているわりには下がりません。
トランプ大統領の記者会見は、日本時間8時30分に変更です。
今日は、日本時間午前8時からトランプ大統領が記者会見を開き、新型肺炎について語る予定です。
ドル/円は、売っても売っても、買いが湧く感じです。
ニューヨークダウは、新型肺炎の世界的な感染拡大が嫌気されて売られ、前日比122.77ドル安の26,957.59ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、小動きで、暫定値ながら前日比0.007%上げて1.337%で引けました。
原油価格は、新型肺炎懸念から売られ、前日比1.17ドル安の48.73ドルで引けました。
金価格は、週初に7年ぶりの高値をつけたこともあって利益確定売りが強まりましたが、取引終了間際に新型肺炎懸念が強まり下げ幅を縮め、前日比6.9ドル安の1,643.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、FRBの利下げ観測の後退により一時110.70まで上昇したものの、再び米株が下げたことから売られ110.18近辺まで下げましたが、その後110.45近辺まで反発しました。
EUR/USDは、一時1.0855近辺まで下げた後、1.0900近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、一時120.58近辺まで上昇しましたが、その後119.93近辺まで反落し、その後120.20近辺に反発しました。
アメリカ人とか、イギリス人とテクニカルなことを話していて、いつも思うことは、チャートのラインひとつをとっても、フリーハンドで引いていて、こんなんでいいのという大雑把さです。
几帳面な日本人だったら、少しのラインのズレにも神経を尖らせているのに、彼らのフニャフニャなラインを見ていると、これじゃあ当たるものも当たらんわと思ってしまいます。
しかし、彼らのすごさを感じるところは、はたと思いつく(インスピレーション)ことと、それを膨らませる(イマジネーション)だと思います。
ですから、彼らは、チャートは、コンピュータにお任せで、そのチャートから何を思いつき、それがどうなるかというストーリーの膨らませ方には、確かに勉強になるところがあります。
ドル/円は、ジリ高です。
ロンドンは、クロス円の売り(円買い)で、攻めようとしているようです。
ドル/円は、下げを確信して売り上がっている可能性があります。
ドル/円は、110.00以下が固まるかどうかを見たいと思います。
ニューヨークダウは、米国でも感染者が増えるとの観測が強まって売られ、前日比879.44ドル安の27,081.36ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株安を受け低下後やや反発し、暫定値ながら前日比0.033%下げて1.344%で引けました。
原油価格は、新型コロナへの警戒感から売られ、前日比1.53ドル安の49.90ドルで引けました。
金価格は、前日に7年1カ月ぶりの高値をつけたことから利益確定売りが強まり、前日比26.6ドル安の1,650.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米株安を受けて引き続き売りが先行し、一時109.89近辺をつけ、その後は110.15近辺で落ち着きました。
EUR/USDは上昇し、一時1.0890近辺をつけました。
EUR/JPYは、一時119.41近辺まで下げた後は、119.90近辺に落ち着きました。
アーリーバード(Early Bird)は、早起き鳥のことです。この言葉は、マーケット用語としても使われています。
たとえば、通常のロンドンが入ってくる夏時間で言えば、日本時間午後3時(ロンドン現地時間午前7時)以前にマーケットに参入してくるロンドンディーラーをアーリーバードと呼びますし、日本時間午後9時(ニューヨーク現地時間午前8時)以前に入ってくるニューヨークディーラーのこともアーリーバードと呼びます。
こうしたアーリーバード達の仕掛けによって、夏時間では日本時間午後2時台(冬時間午後3時台)や午後8時台(冬時間午後9時台)に動きが出ます。
どちらかと言えば、東京からロンドンに移る時のアーリーバードの動きのほうが活発なように思います。それは、ロンドンと1時間の時差にあるスイス、独、仏、北欧といった欧州大陸筋にとっては、通常のトレード開始時間であることも合間って活発なのかもしれません。
また、ニューヨークは、以前は現地時間午前8時がスタートラインのようなところがあって、午前8時になると、昼休み明けのロンドンをガツーンと急襲してきたものですがが、最近は、割とニューヨークのアーリーバードは、おとなしい印象です。
今回は、アーリーバードという言葉に例えて、どのセンターが今何時なのかを、ざっくりとご説明しましたが、この時間の感覚は、24時間ノンストップでトレードされる為替のマーケットでは、身につけておかなければならないものだと思います。
人間、朝、昼、夜で気分に変化があるように、それぞれのマーケットにも、朝、昼、夜の顔があります。それを知っておくだけでも、トレーディングに力を入れる時、抜く時のメリハリがつくと思います。
ドル/円は、ジグザクしながら、ジリ高傾向です。
ドル/円、クロス円は、反発からやや緩んでいますが、一時的なものと見ています。
たぶん日経平均も下落するでしょうから、ドル/円の売りも強まるものと思われます。
ドル/円は、二番底を試す可能性があります。
ニューヨークダウは、新型肺炎拡大でリスク回避の売りが強まり、前週末比1,031.13ドル安の27,961.28ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株の大幅安を受けて急低下し、暫定値ながら前週末比-0.106%下げて1.364%で引けました。
原油価格は、新型肺炎の世界的感染拡大を受け売られ、前週末比1.95ドル安の51.43ドルで引けました。
金価格は、新型肺炎への警戒感から米欧株が急落したことを受けて買われ、前週末比27.8ドル高の1,676.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米株急落を受けて売られ、一時110.33近辺まで下げ、その後110.75近辺まで反発しました。
EUR/USDは、一時1.0872近辺まで上昇した後、一時1.0842近辺まで反落しました。
EUR/JPYは、ドル/円の下落に連れて一時119.90近辺まで下げた後、120.20近辺まで反発しました。
私のトレーディングポリシーは、「利食いが大好き」です。
これでは、なにを言いたいのかお分かりにならないかと思いますので、少々解説をさせていただきます。
もともと、私のディーリングスタイルは、相場の方向性を見出すと、ターゲットはそこと決め、ポジションを持ち続けるやり方でした。
確かに、これは当たれば、大きな利益を生みますが、目標点まで行く過程で上げたり下げたりをしながら辿りつく相場の中で、ポジションを持ち続けることは、心身共に相当消耗します。
ある時、私のそんなやり方を、よく儲けている外銀の友人に話したところ、「そんなことしちゃ駄目だよ。そんなことをしたら、疲れるばかりだ。俺なんか、利食いが大好きだから、利食えたらどんどん利食ってしまう。それでも、まだ行くと思えば、またポジションを持ち直せばいいんだよ。」という、実に軽やかな考え方で、正直、目からウロコでした。
実際やり方を変えてみると、確かに疲れないし、利益も蓄積されることがわかり、それ以降、この「利食いが大好き」方式のディーリングに切り替えました。
さらに、このディーリングスタイルには、もっと重要な意味合いがあることに気づきました。
それは、このスタイルはリスクを出来るだけ抑える効果があるということです。
つまり、ポジションを保有する時間が長ければ長いほど、リスクに晒される期間が長くなり、実際リスクと出会う可能性が高くなります。
言い換えれば、ポジションを持つ期間が短いほど、リスクが軽減されるという時間とリスクの相関関係が明らかになり、また、ポジション保有期間と疲労度もまた、相関関係にあることもわかりました。
ディーリングは、心技体です。技を持つことはもちろん大事ですが、心身が疲れていて、集中力がないと良い結果は生まれません。
まず心身の健全を保つこと、そしてテクニカル手法やファンダメンタルズ分析などの技を磨くことが、ディーリングには必須だと思います。
2/21(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「相場の天底は 人智では推し量れぬもの」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
ロンドンは、ドル/円、クロス円の売りでスタートですが、堅い感じです。
ドル/円は、売り上がっているように見えます。
いったんは111.50近辺に戻したドル/円ですが、また重くなっています。
ドル/円は、安く寄り付きましたが、すぐに111.50絡みに戻しています。
「すごい売り、よくよく聞けばロスカット」という相場川柳は猛烈な相場の様をよく表していますし、その実際はロスカットであるという点を的確に指摘している点で、評価しています。
ポジションメイク(新規にポジションを作ること)は慎重に行われるのに対して、ロスカットはともかくマーケットから逃げたい一心で、プライスがあれば、どれでも叩きますので、マーケットに与える影響は、ポジションメイクの時より、はるかに大きなインパクトになります。
ですから、激しい売りなり買いなりがマーケットで出ている時は、ロスカットが出ていると見て、まず 間違いないと思います。
その買いが強い時、あるいは売りが強い時に、涼しい顔をして利食いができるようになれることが理想形です。
涼しい顔をして利食うための秘訣として個人的に心掛けていることは、相場の見方の多数派にならないようにすることです。
これは、新聞なので、識者が同じ見方に傾いているときなどは、まず間違いなく、それが多数派だと言えます。
多数派になればなるほど、持っている同方向のポジションが膨らみ、思惑が外れた時、我先に逃げ出そうとすることから、相場がオーバーリアクションします。
日頃から、自分の見方が、多数派になっていないか、少数派かどうか、自分に問い掛けてみる事は、とても大事な事です。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1. ドル/円は上げで良いのか?
2. EUR/USD、反発の可能性
3. GBP/USD、引き続き反発か?
4. クロス円、目先横ばいか?
【1. ドル/円は上げで良いのか? 】から一部
・今週いっぱいは、まだ買いで見て良いのでは?
・ただし、相場のスケールが大きくなっているので、調整的下げも大きくはなる
・引きつけて買い
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下落相場が、ダラダラと落ちている間は、なかなか下落は終わりませんが、ドンと落ちると、下落は止まりそして上方に戻します。
それを、セリング・クライマックス(Selling Climax)と呼びます。
ダラダラ下落するということは、まだロングポジションがあり、少しでも戻りがあれば売りがかぶさってきてしまい、いつになっても、下落が止まらないのに対して、セリング・クライマックスでは、買い方もここまでと覚悟を決めて投げてくるため、まとまって売りが出てドンと下がります。
これで、一気にロングポジションが軽くなるため、今までかぶさっていた売りが減り、上に戻りやすくなります。
これとは、逆に、ギュンと上げて上げ止まりそして下落に転じることを、バイイング・クライマックス(Buying Climax)と言います。これも売り上がっていて、少しでも下がると買戻しが入り、ジリ高となっていたのが、売り方がここまでと覚悟を決めて一気に買い戻してくるとピークをつけることが多いと言えます。
いずれのケースでも、敢えて申し上げておきたいことは、売りでも買いでもクライマックスを迎えるところまで、アゲンスト(不利な)のポジションを引っ張るべきではないと思います。
そこまでアゲンストになるということは、自分の見方が明らかに間違っているか、あるいはエントリーするタイミングが合っていないと思うからです。
相場はこれ一回限りではありません。いつでもチャンスはあります。
小さな損を惜しんで大きな損をしないように心掛けることです。
ニューヨークダウは、発表された2月の米国の総合購買担当者景気指数(PMI)が好不況の境目である50を下回ったことから売られ、前日比227.57ドル安の28,992.41ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株価下落を受けて低下し、暫定値ながら前日比0.057%下げて1.468%で引けました。
原油価格は、発表された米PMIが悪化したことから売られ、前日比0.50ドル安の53.38ドルで引けました。
金価格は、米景気懸念から安全資産として買われ、前日比28.3ドル高の1,648.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、発表された米PMIが悪化したことから売られ、一時111.47近辺をつけました。
EUR/USDは、ドイツおよびユーロ圏全体のPMIが予想比強めだった一方、米PMIが悪化したことから買われ、一時1.0864近辺をつけました。
EUR/JPYは、EUR/USDの上昇に連れて上げ、一時121.35近辺をつけ、引け際121.02近辺まで軟化しました。
「かもしれない」でポジションを張ってしまって痛い目に遭うことがあります。
どうして「かもしれない」という不確実な状態でポジションを張ってしまうのか、この点について、お話したいと思います。
不確実な状態でポジションを思わず張ってしまうのは、それは「儲け損なう恐怖」という心理が働くからです。
トレーディングは、いろいろな局面での「自分の欲望と恐怖との闘い」ですが、中でもこの「儲け損なう恐怖」が、一番タチが悪いと言えます。
私自身の経験からも、もし、ここでポジションを張らないと、大きな収益チャンスを逃してしまうという焦りからポジションを張って、良い結果になったことはほとんどありません。
「儲け損なう恐怖」は、その恐怖に追い立てられて見境なく流れに乗ろうとしがちですので、マーケットエントリーするタイミングが本来入るべきタイミングより早めになるだけでなく、全く方向を見誤らせることもあります。
特に、レンジ相場では、レンジブレイクするかもしれないという魔手に、思わず引き込まれてしまうような局面があり、特にこの「儲け損なう恐怖」に、十分注意する必要があります。
私自身も実践していますが、ポジションを張る時に、これは「儲け損なう恐怖」から張ろうとしていないかを自問自答されると良いと思います。
ドル/円は、ロンドンに入って、やや売り気です。
ドル/円は、上を攻めきれず、重くなっています。
ドル/円は、上の売りを気にして、また売ればショートになり、上げの原動力になるばかりだと思います。
ドル/円は、高止まりしていること自体で、マーケットのロングポジションが軽いことがわかります。
ニューヨークダウは、 新型肺炎の拡大懸念で売られ、前日比128.05ドル安の29,219.98ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、新型肺炎の問題から下げ、暫定値ながら前日比0.050%下げて1.520%で引けました。
原油価格は、発表された米週間在庫統計では米在庫が予想ほど増えず買われ、前日比0.49ドル高の53.78ドルで引けました。
金価格は、新型肺炎の感染が中国外でも広がる見方が強まり買われ、前日比8.7ドル高の1,620.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、上値が試され、一時112.22近辺をつけ、高値圏を維持しました。
EUR/USDは、一時1.0821近辺まで反発しましたが、再び売りが強まり、一時1.0783近辺をつけました。
EUR/JPYは、一時121.39近辺まで買い上げられた後、一時120.52近辺まで反落し、120.90近辺に落ち着きました。
安値を拾うことを、ボトム・フィッシング(Bottom Fishing)といいますが、確かに最安値で拾えて、しかも急反発すれば、それは痛快至極です。
しかし、相場はそうしたチャンスを、いつもいつも用意してくれているわけではありません。時には、安値と思って買ったら突き抜けてさらに下げ、今となってはえらい高値で買ってしまったことになることもあります。
個人的には、下げている最中に買わずに、上げてから買うのが、買い方としては正攻法だと考えています。
まず、下げている最中というのは、誰もどこまで下がるのか本当のところは分からないわけですから、ボトムフィッシングはあくまでもラッキーであって、突き抜けてさらに下げる方が普通と考えておいたほうが良いと思います。
また、上げている時に買うというのは、ダブルボトムをつけるなりして下値が固まったことを十分確認してから買い始めるということで、下げている最中に買うよりも、はるかにリスクが低いと考えられます。
気持ち的に言えば、「111円を買わずに、113円を買う」というつもりでいることが大事だと思います。
つまり、ボトムフィッシングのロマンを追うよりも、トレンドが上げに転じた事を十分確認してから買うのが良く、そのためにはどっしりと構え、2円持ち値が悪くなっても構わないというぐらいの心持ちが、結果的には良い結果を生むと思います。
ドル/円は、まだ売り上がっているようです。
マーケットは、ドル/円を相当売ったものと見ています。
ドル/円、クロス円は、大幅に上げて戻ってきており、値ごろ感からの売りが出やすいですが、売りが一巡すれば再度上げではないかと見ています。
本日は20日で5・10日(ゴトウビ)で、10時頃の仲値に向けて、輸入決済のドル買いが高まる可能性があります。
ニューヨークダウは、中国の景気支援策への期待から買われ、前日比115.84ドル高の29,348.03ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.008%上げて1.564%で引けました。
原油価格は、中国の景気支援策への期待から買われ、前日比1.24ドル高の53.29ドルで引けました。
金価格は、新型肺炎を懸念して世界の中央銀行が金融緩和に前向きという見方から買われ、前日比8.2ドル高の1,611.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、海外勢が新型肺炎感染拡大に対するリスク回避の円買いを大量に仕掛けていましたが円高にはならなかったことから手仕舞いに入り、圧倒的なドル買い円売り圧力に上昇を続け、一時111.59近辺をつけました。その後、111.25近辺まで軟化しました。
尚、FOMC議事要旨は、政策金利は当面据え置き見通しで、反応薄でした。
EUR/USDは、一時1.0782近辺まで下げましたが、EUR/JPYの買いに押され、1.0811近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、ドル/円の急騰に押され、一時120.50近辺まで急騰しました。その後、120.25近辺まで軟化しました。
トレーディングにのめりこめばのめりこむほど、いろいろな経済指標の発表内容や金融当局者の発言に、日々神経を尖らせるようになるものですが、相場とつき合っていくためには、時としては鈍感であることも必要だと思っています。
こんなことがありました。
私のいた東京の為替チームは、10人ほどのリスクテーカーと呼ばれるディーラーで構成されていましたが、全く経済指標の発表内容や金融当局者の発言に無頓着で、各人が各人の手法で、それぞれが相場を全く勝手に張っていました。
ある日、皆、この相場はドルが下がると見て、各自バラバラにドル売りで東京の午前中に仕掛け、そして確かにドルは結構下がり、午後にはめでたく皆利食ってディーリングを終えました。
その後、他の銀行のディーラーの話では、実は午前中にドル売りにつながるニュースが出て、その結果マーケットがドル売りで騒然となったと聞き、チームのメンバーは皆「えー、そんなことがあったんだ。」と、午後の遅い時間になって午前のニュースに新鮮に驚く有様で、シニアディーラーの「俺達も、世の中のこと知らんとな」という一言に、皆して笑ったことがありました。
このエピソードは、ちょっと極端ですが、いろいろな経済指標の発表内容や金融当局者の発言には、確かに大変重要なものも含まれてはいます。
しかし、すべてに神経を尖らせるのではなく、相場展開というリズムの中で、どれが重要なものかそれほどでもないものか、優先順位をつけて選別し、メリハリをつけることが大事だと思います。
また、その時のマーケットセンチメント(市場心理)によって同じ指標でも反応は一様ではなく、マーケットという世界中のあらゆる参加者のセンチメントを煎じ詰めたモンスターが何に怯え何を求めているのかを読むことが大変重要だと思います。
ドル/円は、無理なく高止まりしています。
ドル/円は、売られても売られても109.90台に戻ってくるのは、マーケットのポジションがショートになっているためだと見ています。
動かぬドル/円ですが、相場が動き出すタイミングを示す日足のボリンジャーファイブの上下のバンドが急速な勢いで収束してきており、明日か明後日が注目です。
EUR/USDの安定的な下げに、欧米投資家のユーロからドルへの資金移動を実感します。
ニューヨークダウは、新型肺炎の影響で1~3月期の売上高予想を達成できないと発表したアップルが下落したことから中国関連株が売られ、前週末比165.89ドル安の29,232.19ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは下落し、暫定値ながら前週末比0.034%下げて1.554%で引けました。
原油価格は、新型肺炎の影響による景気減速が長引く懸念から売られ、前週末比と同じ52.05ドルで引けました。
金価格は、新型肺炎の影響によるリスク回避の買いが出て、前週末比17.2ドル高の1,603.60ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、発表された2月のニューヨーク連銀製造業景気指数が12.9と予想の5.0を大きく上回ったことを受け、一時109.95近辺まで上昇し、109.85-90近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、一時1.0786近辺まで売られましたが、そこから1.0808近辺まで反発した後、1.0793近辺に軟化しました。
EUR/JPYは、一時118.47近辺まで売られましたが、いったん118.81近辺まで反発後、118.56近辺に軟化しました。
mature(マチュア)は本来的には、(生物が)生育しきったとか、(果物が)熟したといった意味ですが、マーケットでも、「この相場は、マチュアしている。」といった使い方をします。
その意味は、「相場が若い」とは対極で、一相場の終わりに近いあるいは終わっているという時に使われます。
つまり、一相場をやるだけやってしまったという状態で、いくら今までのトレンドをフォローするような材料が出ても、反応が鈍かったり、場合によっては、逆に反応してしまうことすらあります。
ポジション的に言えば、今までのトレンドに乗ってできたポジションがもう一杯一杯になっていて、それ以上に新規のポジションを受け入れる余地がなくなっている、いわゆるパンパンの状態で、こうなると残された道は、ポジションが減る方向しかありません。
ポジションの減る方向にも、短期間に爆発的にポジションが減少するロスカットの集中の場合と、長い時間を掛けて揉み合いながら解消していくレンジ相場とに分かれます。
ロスカット集中型は、短期的な痛みが伴いますが、早期に新しいトレンドに入る回復力が相場自体にありますが、長い時間を掛けてレンジを形成しながら揉み合う場合、短期的な痛みは伴わない反面、長いレンジ期間を要することになります。
私は、個人的には、痛みを伴ってでも、早く回復するほうが好きです。
ちょっと例が相場から外れますが、私がニューヨークにいた頃、世界最高クラスの銀行である、ニューヨークに本店をおくシティーバンクが、経営難となり、株価は暴落、いつ倒産するかという噂が飛び交うまでになりました。
そのときシティーが取った手は、売れるものなら、本店ビルから何まで売りまくり、倒産が噂された翌年には、黒字転換するまでに、まさにVの字カーブの回復を短期に達成しました。
これは、トレーディングでも同じだと思います。自分のポジションは可愛いからと苦しみながらも、相場の回復を待つよりも、ロスカットによって、一時的な痛みを伴うけれども、次のことが出来るチャンスを持つほうが、選択肢が広がると思います。
相場は、これ一回限りではありませんので、ひとつのことに固執することはないと、個人的には思います。
ロンドンは、アジア勢のポジションがどっちに偏っているか観察中です。
円高に持っていきたい意志を感じるマーケットです。
シドニータイムのドル/円の売りは、アップルの売上高が新型肺炎の影響で下げたことがきっかけだったもようです。
ドル/円は、重いとされる110.00を意識した売りが、シドニータイム先行しているもようです。
ニューヨークは、プレジデンツデーの祝日だったことから、ニューヨークダウ、米国債10年物利回り、原油、金、各マーケットは、休場でした。
為替相場では、ドル/円は、東京タイムに発表された冴えない日本のGDPを受けて売り過ぎてしまい、買戻しに伴ってジリ高が続き、午前零時ごろには109.96近辺の高値をつけましたが、最終的に小緩みました。
EUR/USDは、一時1.0829近辺の安値をつけるなど、上値の重い展開が続きました。
EUR/JPYは、119.10近辺を中心に横ばいで推移しましたが、最終的に小緩みました。
1985年のプラザ合意以降、10~15年間、ディーラーの思考は常にドル売りでした。なぜなら、ドル売りで儲けたからです。
ご存知のように、1985年9月22日、ニューヨークのプラザホテルで開かれたG5(先進5カ国蔵相・中央銀行総裁会議)で、米国の対外不均衡解消を名目とした協調介入への合意がなされました。しかし、実際のところは、対日貿易赤字の是正を狙った、円高ドル安政策が合意されたものでした。
この発表の翌日1日で、235円からなんと20円もドルは急落し、その後時には大き目の戻しもあったものの基調的には下落を続け、1995年4月19日には最安値79.75をつけるに至りました。
この間、ディーラーのトレーディングスタイルは、ドル売り先行でした。
ドルを売っていれば儲かるという相場でしたので、ドルが下がれば「ここで売らないともう売り場はない」と言っては売り、戻せば「こんな絶好の売り場はない。ここで売らなきゃどこで売る」と言っては売り、ともかく何でも売りの状態となり、ディーラー達の思考は、ドル売りで塗り固められていました。
こうなると、思考回路が、売り方向にしかついていけなくなっているので、上げの相場に全くついていけないディーラーが続出しました。そして、ドル上げで大やられして、市場を退場していったディーラーも、何人もいました。
一般的には、最初は売りで塗り固められていたけれども売りでも買いでも対応できるにように自分を変身させた者は残り、最後まで売りで通した者の多くは、市場を去っていきました。
それでも、頑固に売りで生き残っているディーラーもいます。その生き残り法は、下がる相場しか入らない。上げの相場には手を出さないを徹底させたことです。
日本の冴えないGDP速報に、リスク回避の円買いになりましたが、GDPが悪くて円買いはやはりおかしいと思います。
ドル/円が、意外に底堅い動きです。
本日午前8時50分に、日本の第4四半期GDP・1次速報値の発表があります。
トレーディングで、「(相場に)早く入って、(相場から)早く出る。」というのが、ひとつの理想形です。
つまり、まだ、皆が気づかない内にポジションテイク(ポジションを張る)し、皆が気づいた時に、利食いに入るということで、そう簡単な事ではない事は確かですが、身につくと大変な武器になります。
そのためには、なによりも、良い相場感を持つ事、そして相場に早く入る即断力が必要です。また、常に正しく入るとは限りませんので、正しく入っていないことに気づいたら、即断力を持ってポジションをひっくり返す勇気を持つ必要があります。
このスタイルで利食う時は、人より先んじて利食いますので、ロングでポジションを持っているなら、「買いが強いうちに、売る」、ショートでポジションを持っているなら、「売りが強いうちに、買う」ということになります。
利食いで大事な事は、もっと儲かるかもしれないという欲望を押さえて、思い切りよく利食うこと、そして利食った後の相場には、未練を持たないことです。
こうした一連のトレーディングの流れを見てみますと、トレーディングには、自分の気持ちを自分自身でうまくコントロールできるかどうかで結果に大きな差が出る事が、お分かりいただけるかと思います。
トレーディングには、フットワークの良さが大事です。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.膠着のドル/円
2.ユーロからドルへ
3.横ばいの GBP/USD
4.EUR/JPY の軟調目立つ
【2. ユーロからドルへ 】
・明らかに投資家のユーロからドル/への資金移動が起きている
・EU 不振、米国独り勝ちが、資金移動の動機か
・大きな流れになりそう
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•質問回答
2/14(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「リスク回避のドル買い?」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
相場観をこれと決め、ポジションを持った時、その相場観に固執してしまいがちなものです。当初の相場観を変えようとすると、変えたことが裏目に出て失敗するかもしれないという恐怖感、加えて変えなければ得られるかもしれない期待利益への未練、こうした心の葛藤があるために、なかなか相場観を変える踏ん切りがつかず、損失を膨らませてしまうことがあります。
しかし、相場を取り巻く環境は、刻々と変化している以上、ポジションを持った時点とは、状況が変わっていくのは、ごくごく当たり前のことであり、自分の相場観に修正を加えることはもちろんのこと、根本から相場観をひっくり返すこともありだと個人的には考えています。
歴代の有名ディーラー、伝説のディーラーと言われる人々は、もちろん、その稼ぎ出す儲けの大きさから、優秀なディーラーとして賞賛されています。しかし、彼らの本当の凄さは、自分の思惑が、相場と合っていないと気づいた時、なんの躊躇もなく、そして脱兎のごとく、ポジションを閉じる、あるいは、ポジションをひっくり返すという即断力を持っていることです。
それは、舌の根も乾かぬうちにという言葉通りの素早さで、あっけに取られるばかりですが、その結果として、怪我は小さく、儲けは大きくなるので、ネットとして儲けが多く残ることになります。
人間、100%相場を当てることは、ないに等しいことです。要は、小さな損を見切る勇気と、ここ一番の勝負で儲けを極大化するためにポジションを持ち続けられる胆力を持つことではないかと考えます。
自分の相場観に信念を持ち続けるか、自ら否定するかの見極めは、個人的には、これはどうもおかしいと第六感で感じるかどうかによっています。
しかし、第六感で感じるといっても、ある程度の経験をつまないことには、なかなか見当がつかないものだと思われますので、もっと、分かりやすく、相場観の変え時かどうかを簡単に知る方法を記しておきたいと思います。
それは、相場を張って、一度ならず連続してはずれだしたら、それは相場観と実際の相場の間に明らかに違いが生じていると判断すべき時です。こうなったら、いったんポジションを閉じてしばらく休むか、でなければポジションをひっくり返すべきだと考えます。
ニューヨークダウは、新型肺炎への懸念から上値は重かったものの、米企業業績の底堅さから下値では買いが入り下げ幅も限られ、前日比25.23ドル安の29,398.08ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.031%下げて1.587%で引けました。
原油価格は、産油国の減産期待から買われ、前日比0.63ドル高の52.05ドルで引けました。
金価格は、米株式相場の下落を受けて買われ、前日比7.6ドル高の1,586.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、109.70~90近辺での揉み合いでした。
EUR/USDは、一時1.0861近辺まで上昇後、一転して1.0833近辺まで緩みました。
EUR/JPYは、一時119.23近辺まで上昇後、一時118.89近辺まで反落しました。
相場に向かう時、これからの相場展開がどうなっていくのか、自分なりのストーリー(筋書き)を組み立てることが大事です。
それは、短期でもいいですし、中期でも、長期でもいいでしょう。
個人的には、長期のストーリーから組み立てて、より短い期間にブレークダウンしていく方法が、良いのではないかと思っています。
ストーリー組み立ての中心は、マーケットが今何に注目していて(何がテーマか)、どういう相場展開(上げか下げか)をマーケットは期待しているかということです。
なぜなら、相場とは、何かに対する期待によって動いているからです。
したがって、マーケットが最も注目しているテーマと、そのテーマに対してどういう進展をマーケットが期待しているかを、ストーリーの中に反映させなければなりません。
また、ストーリーを組み立ててみて、話の筋書きに無理がないか、また本来重要なテーマなのにストーリーの中でそのことが欠落していないかも、チェックする必要があります。
しかも、相場は生き物ですから、話の途中で、新しい出演者が現れたり、今までの出演者が降板したりしますので、ストーリーは常に調整が必要になります。
この調整が必要だと気づく時は、相場がはずれ出した時です。
つまり、今まで、読みどおりに来ていたストーリーが、ある時からズレが生じる。
つまり、相場が当らなくなる時が、なにか新しいファクターが加わってきたり、今まで構成していたファクターのひとつがなくなったことを示し、ストーリーの調整が必要になったことを知らせてくれます。
相場が当らなくなると今までのストーリーに固執することは危険です。
大幅なストーリーの変更、場合によっては、根本的なストーリーの組み立て直しが必要になります。それを必要とするかどうかは、自分自身のポジションがはずれ続けているかどうかで判断できます。
また、自分なりのストーリーは、頭の中だけでイメージするだけでなく、書いてみることをお勧めします。
書くことで、頭の中でイメージされたことが整理され、組み立てたストーリーが明確になります。
決して長文でなく、ほんの短い文章で結構ですので、どうぞお試しください。
意外と、ロンドンは定例の全部売り(ドル/円、クロス円、EUR/USD、GBP/USD等、すべて売る)に出てきません。
EUR/USDが、やや重くなっています。
EUR/USDは、2月3日から、戻りらしい戻りがないまま下落しています。
ドル/円は、リスク回避の円買いが大量に出たものの、むしろ底堅さが目立ちました。
ニューヨークダウは、新型肺炎の感染認定基準の変更で、中国の感染者数が急増したことう受けて売られ、前日比128.11ドル安の29,423.31ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株価が下落したことを受けて低下し、暫定値ながら前日比0.025%下げて1.609%で引けました。
原油価格は、主要産油国による減産強化の思惑から買われ、前日比0.25ドル高の51.42ドルで引けました。
金価格は、新型肺炎の感染拡大懸念から買われ、前日比7.2ドル高の1,578.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時109.62近辺まで売られましたが、その後109.87近辺まで反発し、109.80近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、いったん1.0889近辺まで反発後、反転下落となり、一時1.0834近辺をつけました。
EUR/JPYは、いったん119.55近辺まで反発後、反転下落となり、一時118.88近辺をつけました。
GBP/USDは、英国の内閣改造で、穏健派のジャビド財務相が予想外の辞任を表明したことから急上昇し、一時1.3069近辺をつけました。
ツーウェイクォートは、売値と買値を同時に提示にすることであり、外国為替市場が、いかにフェアであるかを示す具体的なシステムだと言えます。
一般的に、FX(外国為替証拠金取引)では、ツーウェイクォートの左のレートを「売値」、右のレートを「買値」と呼んでいます。これは、利用される皆様にご理解しやすいように、左のレートをヒットすれば、それは、(自分が)売ったということであり、右のレートをヒットすれば、(自分が)買ったという意味で、そのように名づけられています。
しかし、インターバンクでは、これが逆で、左が「買い」、右が「売り」です。これは、なぜかと言いますと、基本的に、インターバンクは、お互いに、レートを、相手に提示し合うため、レートを提示した側から見た言い方をします。
つまり、例えば、109.75-80とレートを、私が相手に提示したとすると、それは、109.75なら、私は買うし、109.80なら、私は売るよという意味になり、提示された相手が、そのレートに満足すれば、109.75で売るとか、109.80で買うということになります。
たとえば、海外旅行に出かける時に、銀行で、ドルに両替する場合、よく両替レートを見てみると、自分はドルを買ったはずなのに、「ドル売りレート」が適用されているのは、銀行がお客様にドルを売るレートという意味で表示されており、身近な例だと思います。
また、インターバンクでは、「売値」「買値」とは、呼びません。
左のレートをBID(ビッド)、右のレートをOFFER(オファー)、あるいは、ASK(アスク、米国の言い方)と、呼びます。ですから、インターバンクディーラーの間では、こんなふうに話されています。
たとえば、レートが109.75-80として、「75でBIDしていたら、Given(ギブン、売られたの意)された。」(109.75の買いの指値をしていたら、売ってきて注文が成立したの意)とか、「80のOFFERを、Take(テイク、買うの意。)した。」(109.80の相手の売りの指値を買ったの意)という具合で、最初、聞くとチンプンカンプンです。
因みに、Take、Giveですが、Takeは、自分が買う、Takenは、相手に買われる。Giveは、自分が売る。
Givenは、相手に売られるの意味です。
以前は、と言っても、かなり前ですが、東京外国為替市場では、日本語で、「買った。」、「売った。」で、取引が行われていましたが、相場が熱くなると、ディーラーの声も、ブローカー(仲介業者)には、「ったー!」としか聞こえなくなり混乱が生じたため、Take、Giveを使ったり、前例の109.75-80で言いますと、「75で何本。(売りの意)」とか、「80で何本。(買いの意)」と、プライスで言うようになりました。
そして、電子取引が盛んになり、さらに、クリアになりましたが、あのマーケットの臨場感を、スピーカーボックスを通して伝えるブローカーの緊迫したレートクォートがすたれたのは、少々寂しいものがあります。
ロンドンとしては珍しく、東京タイムの流れに沿ってドル/円を売ってきています。
ドル/円は、急落後、下げを確信して戻り売りをしているものと考えています。
中国新型肺炎感染者、12日に感染症例14840件と大量増加の報で
EUR/USDは、1.0880-00のサポートゾーンを下に抜けてきているのが注目です。
ドル/円を値ごろ感(この辺で売りかな?})で売ると、また上げの原動力になると見ています。
ドル/円のジリ高が続く一方、EUR/USDの2月3日からの下落も続くものと見ています。
ニューヨークダウは、新型肺炎の懸念が後退し買われ、前日比275.08ドル高の29,551.42ドルで取引を終え、過去最高値を更新しました。
米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.028%上げて1.628%で引けました。
原油価格は、新型肺炎による需要減少懸念が和らぎ買われ、前日比1.23ドル高の51.17ドルで引けました。
金価格は、新型肺炎への懸念の後退を背景に売られ、前日比1.5ドル高の1,571.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時110.13近辺まで上昇後、いったん109.92近辺まで緩みましたが、再び買いが強まってジリ高となり、110.11近辺をつけました。
EUR/USDは、下落を再開し、一時1.0866近辺をつけました。
EUR/JPYは、ドル/円の上昇に連れ、一時120.30まで上昇した後、EUR/USDの下落に連れて下げ、一時119.62近辺をつけました。
「ひとたびディーラーになったら、ずーっとディーラー」。これは、私の好きな言葉です。この言葉は、A.C.I.(国際フォレックスクラブ、仏語のAssociation Combiste Internationaleの略)という、国際的な外国為替ディーラーの親睦組織の合言葉です。私は、今のところ、そういう人生を、36年間送ってきました。正直に申し上げて、ラッキーだと思っています。
振り返れば、損したり得したり、いろいろなことがありましたが、結局、相場と対峙するということは、とどのつまり、自分自身と対峙するということに尽きると思います。相場は、自分自身の欲望と恐怖との戦いです。100%勝てる人はいません。勝ち幅を大きく、負け幅を小さく、勝率を高くするためには、結局は、腹八分を良しとし、熱くならず、いつでも相場はあるさと割り切って、下りるべき時は下りる、もしくは、相場を静観できる(休む)かで、決まってくると思います。
相場に、スリルを求められる方もおられるでしょう。それが、良くないとは決して申しませんが、大方の皆様にとって、リターンを追及する投資としての外国為替ディーリングだと思いますので、利益を稼ぎ出し、それを蓄積することが、あるべき姿だと、私は思います。その上に、相場を楽しんでやれれば、もう言うことはないと思います。
相場に忍従するのではなく、気楽に楽しむということが、実は、儲ける秘訣ではないかと思う今日この頃です。
「好きこそ物の上手なれ」
ドル/円が、110.00を突破です。
EUR/USDの売りが目立ちますが、1.0900前後も難関です。
ドル/円は、売りと買いの攻防戦になっています。
ドル/円は、ここ数日、109.50~110.00近辺の揉み合いが続いていて、そろそろ動きが出そうです。
年金資金による外債投資が大幅に伸びているもようです。
ニューヨークダウは、買いが先行したものの、パウエル議長が当面の利下げ見送りを示唆したことから利益確定売りが強まり、前日比0.48ドル安の29,276.34ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、新型肺炎に対する懸念がやや後退したことからやや上昇し、暫定値ながら前日比0.019%上げて1.589%で引けました。
原油価格は、新型肺炎に対する懸念がやや後退して買われ、前日比0.37ドル高の49.94ドルで引けました。
金価格は、新型肺炎への懸念後退で売られ、前日比9.4ドル安の1,570.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、パウエル議長が当面の利下げ見送りを示唆したことから、一時109.96近辺まで上昇したものの、上値も相変わらず重く反落し、一時109.73近辺をつけました。
EUR/USDは、売りトライが先行し、一時1.0892近辺まで下げましたが、下げきれず反発となり、結局1.0920前後に落ち着きとなりました。
EUR/JPYは、一時119.60近辺まで売られたものの、その後120.03近辺まで反発し、119.90近辺に落ち着きました。
けんかも、相場も、勝つことが大切です。
そのかわり、勝てない勝負はやらないか、まずいと思えば、格好や見栄などお構いなしに一目散に逃げることも必要です。
しかし、いったん勝機ありと踏んだら、とことん食いつく貪欲さも必要だと思います。
勝率を上げ、勝ち幅を増やし、負ける回数を減らし、たとえ負けても、損失を最小限にとどめて利益を貯める。つまり、利益を蓄積するためには、洗練されたスマートさや、美学などよりも、生き抜こうとするハングリーさと身軽さの方が必要です。
相場に勝つことは、もちろんマーケット・ルールを守った上での、知恵比べだと思います。知恵比べの戦いは、老若男女を問わず、誰にでも、勝者になれるチャンスがあると思います。
相場の荒波を乗り越えるには、自分の考えに固執しない臨機応変さと、大胆さが必要だと考えます。
私は、それを、「相場は、けんか殺法」と呼んでいます。
ロンドンは、ドル/円を売ってきていますが、買いも相当強いと見ています。
ドル/円は、先週末から、下をしつこくやっても下がらず、そして買い気になっているのは、上げの兆候だと見ています。
今月初めからの、一方的なEUR/USD下落は、投資資金の移動によるものと思われます。
EUR/USDの下落が止まりません。
ニューヨークダウは、良好な米景気と企業業績に支えられて上げ 、前週末比174.31ドル高の29,276.82ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは下落し、暫定値ながら前週末比0.026%下げて1.558%で引けました。
原油価格は、新型肺炎の影響を警戒して下げ、前週末比0.75ドル安の49.57ドルで引けました。
金価格は、新型肺炎への懸念が強まる中で買われ、前週末比6.1ドル高の1,579.50ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、109.64近辺まで下押しされたものの、再び109.70台に小反発しました。
EUR/USDは、新型肺炎感染拡大懸念に加え、メルケル首相の後継者とされるクランカレンバウアーCDU党首が首相就任を断念し党首も辞任すると伝わったことから下落し、一時1.0909近辺をつけました。
EUR/JPYは、EUR/USDの下落に連れて下げ、一時119.68近辺をつけました。
目標点まで頑張るというのではなく、利が乗れば、どんどん利食ってしまうほうが、精神的にも肉体的にもいいですし、逆にアゲンストで、どうも自分が考えていたのと違うと感じたら(第六感)、ロスカットまで待たずに、さっさとやめてしまったほうが良いです。
要は、さらりとやるところに極意があると思います。
この前、弓道をやっている人に話を聞きましたが、弓道の達人になると、弓をいつ放したか自分でもわからないうちに、放すんだそうです。
ちょっと、たとえが違うかもしれませんが、結局のところ、自然体がいいのではないかと思います。
力み、焦りなど、自分に無理な力が入っている時は、だめなようです。
そう言いながら、まだまだ、その極意には達していませんが、そうありたいと思っています。
ロンドンは、オープン時に好んでやる全部売り(ドル/円、クロス円、EUR/USD、GBP/USD等すべて売り)をやってきています。
ドル/円は戻り売りが先行しているため、むしろショートになっているように見ています。
先ほどの新型肺炎犠牲者900人超えの報にも、リスク回避の円買いは一時的です。
本日は10日で、5・10日(ゴトウビ)に当たり、10時頃の仲値決めに向けて輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
レジスタンスは、上値抵抗線。サポートは、下値抵抗線を意味する、良く使われるマーケット用語です。
抵抗線は、一般的には、チャート上の、たとえば、移動平均線や、一目均衡表の雲の上限、下限、あるいは、過去の高値圏、安値圏、揉み合いが長かった価格帯、あるいは大台替えの水準などが、レジスタンスになったり、サポートになっています。
それでは、どうして、それが抵抗線になっているのかですが、普通に考えれば、市場参加者の多くが、そのレジスタンスなり、サポートなりを意識して、レジスタンス・レベルであれば売りオーダーを、サポート・レベルであれば買いオーダーを集中しておいてくるために抵抗線としてなっていると考えられます。
しかし、たとえば、それほど、注目されていないであろう長期の移動平均線と値動きを見ていますと、移動平均線のレジスタンスや、サポートで、しっかりと値動きが上げも下げも止められていることを、目の当たりにすると、正直申し上げて、人智では推し量れない神の手のようなものを感じずにはいられません。
あと、最近の相場では、オプション取引から派生すオプション・トリガーも、レジスタンス、サポートとして無視できません。
上のオプション・トリガーであれば、トリガーポイントの手前で売って、抜けるとショートのストップロスですし、下のオプション・トリガーであれば、手前で買って、割れるとロングのストップロスとなります。このオプション・トリガーですが、相場の値動きをギクシャクさせるので、個人的には、あまり好きではありませんが、オプション・トリガーが無視できないほどの存在に、既にマーケットの中でなっていることも事実ですので、注目せざるを得ないと思います。
2/7(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「動くかドル/円?」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル高相場進行の可能性
2.クロス円は揉み合いから円高?
【1.ドル高相場進行の可能性 】 から一部
・通貨全般に対してドル高になってきている
・リスク回避のドル買いか?
・全体的なドル高を受けドル/円も110.00 突破の可能性が高まる?
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•質問回答
相場は自分との勝負です。
今回は負けた時の心理の移り変わりを、私の体験から描写してみたいと思います。
ポジションを持った時から、自分の思った相場展開と少し違うなという嫌な感じ(第六感)がしていたのに、ちょっとした小さな損を惜しんでいるうちに、ポジションはアゲンスト(逆風)なるばかり、それでもここが勝負どころと固執してアップアップになるまでアゲンストを耐え、どうもダメだとわかり始めているのに、自分からはポジションが切れず、神頼みにすがったものの、さらにもう一段アゲンストを浴びせられ、もう脱力感しか感じなくなっている中、ロスカットが執行、気が付けば大損していました。
ポジションを投げて、その大損の額を冷静になって見てみれば、たいした額を損したものだと初めて実感し、最初からどうも相場の動きがおかしいと思っていたのに、なんでこんなに固執してしまったのだろうとか、なんであの時、小さな損を惜しまないで見切ってやめなかったのかとか、さらに最悪な場合、ロスカットしてから、熱くなってしまい損失を取り戻そうとして、ホームラン狙い(大きく取り戻そうとする)をしたことが、かえって傷口を広げることになり、なぜ固く取り戻そうとしなかったのかとか、なぜ一回休んで頭をひやそうとしなかったのかとか、いろいろな局面が脳裏によみがえり、反省がかたまりとなってビルが建つほどになっていました。まさに後悔先に立たずの境地に到ったわけです。
ニューヨークダウは、前日までの大幅高で高値警戒から売られ、前日比277.26ドル安の29,102.51ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株価下落を受けて低下し、暫定値ながら前日比0.057%下げて1.585%で引けました。
原油価格は、新型肺炎で需要減少の見方から売られ、前日比0.63ドル安の50.32ドルで引けました。
金価格は、米株価下落を受けて買われ、前日比3.4ドル高の1,573.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米雇用統計の非農業部門就業者数が予想を上回り、瞬間的に、110.00近辺まで上昇したものの、上値も強烈に重たかったことから反落となり、今度は下値を試し、一時109.53近辺をつけましたが、その後反発し109.75-80近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、一時1.0976まで反発しましたが、その後再び下落し、一時1.0942近辺をつけました。
EUR/JPYは、米雇用時計発表後のドル/円の瞬間的な上昇に一時120.55近辺まで上昇したものの、再び下落を再開し、一時120.09近辺をつけました。
市場が突発的事態を想定していない時、言い換えれば、脇を甘くしている時、相場は大きく動くものです。
これは、想定外の事態に市場が過剰反応を起こすためで、特に突発的事態が起こった当日が、大相場になります。翌日以降は、市場も身構えてくるため、相場の反応は、徐々に落ち着きを取り戻してきます。
また、トレンドがどちらに向いているかによって、過剰反応後の動きが違ってきます。たとえば、ドルが上昇トレンドにいる時は、突発的にドルに悪い材料が出たとしても、もちろん、まずはドルは急落しますが、その後の復元力は、強いものがあります。一方、ドルが下降トレンドの時には、始めのドルの急落も大きい上に、その後の戻りも弱く、再び下落していきます。
したがって、突発的事態に遭遇したら、今、ドルのトレンドがどちらに向いているかを、必ず認識しておく必要があります。
最初の反応に、逆らわないことが大事です。市場は、その突発的事態から発生するリスクから逃れるために、ある意味では、ロスカット的に必死で売買をしていますので、それに逆らって逆張りなどしようものなら、とんでもない損失を被りかねませんので、十分な注意が必要です。
EUR/USDが、昨日のニューヨークに引き続き、下値を試そうとしています。
ドル/円は、持ち値の悪いロングが投げ、今度は戻り売りでショートができたように思います。
ドル/円は、100.00近辺が依然としてつかえているなら、東京タイム、また値ごろ感から売ってくる可能性はあります。
ドル/円は、100.00が抑えられている分、上昇のエネルギーがたまっていると見ています。
ニューヨークダウは、中国政府が米国からの輸入品の一部の関税を引き下げると発表したことが好感されて買われ、前日比88.92ドル高の29,379.77ドルで取引を終え、3週間ぶりに過去最高値を更新しました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.010%下げて1.640%で引けました。
原油価格は、米中貿易交渉の進展を期待した買いが入り、前日比0.20ドル高の50.95ドルで引けました。
金価格は、ブラジル中央銀行が利下げを決めるなど各国の金融緩和を受けて買われ、前日比7.2ドル高の1,570.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ジリ高が続き、一時110.00近辺をつけました。
EUR/USDは、一時1.0965近辺まで下げ、その後1.0980近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、一時120.57近辺まで下げ、その後120.75近辺まで反発しました。
これは、かなり以前から、自分自身が感じていたことですが、「(大きく儲ける)チャンスは、月に2度ある。」と思っています。
ディーラー仲間に、そのことを話しましたら、異口同音に同じようなことを、皆言っていましたので、あまりハズレたことではないと思います。
この月に2度あるチャンスを生かせるかどうかで、その月のパフォーマンス(実績)が決まってきます。
それでは、そのチャンスをどのように察知するかということになります。まず、基礎的な相場状況や、なにが今テーマになっているかを理解していることが前提となります。
その上で、実に精神論的なことで恐縮ですが、いつもとは違う、自分自身で先が見通せると感じる時、言い換えれば、自分を突き動かす第六感とも言える衝動を感じる時、自分の波長に合った相場が、相場のほうからやってくるものです。
それが、月に2度はあると、私は個人的に思っています。その月に2度のチャンスを見逃さないようにすることが大事です。
しかし、たとえそういう波長の合った相場であっても、波に乗り切れず、「ああ、そう思っていたのに、波に乗り遅れてしまった。」と後悔することも、実際にはあります。
でも、相場はいつでもあります。
次のチャンスを待てば良いと思います。乗り遅れたと思って、悔しさ紛れに、相場に入ることは禁物です。
余談ですが、私が30代前半のころ、それは無茶苦茶に寝る間も惜しんでディーリングをやっていた頃、余程神経が研ぎ澄まされていたのでしょう。
相場が自分にとってどうも悪い方向に向かいそうな気配の時、背筋にゾクゾクと悪寒が走ったものでした。
第六感は、大事にしておくべきだと思います。
ドル/円は、下落を否定されてきている以上、上がる道しか残されていないのではないかと見ています。
ドル/円は、依然としてショートにポジションが偏っているようです。
EUR/USDは、2月に入って、下落を続けています。
ニューヨークダウは今年最大の上げ幅を見せていますが、ドル/円の109.80近辺が異様に重いです。
ニューヨークダウは、新型肺炎のワクチン開発に関する報道や中国の積極的な景気支援策への期待から買われ 、前日比445.47ドル高の29,253.10ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株価上昇を受けて上げ、暫定値ながら前日比0.054%上げて1.653%で引けました。
原油価格は、新型肺炎のワクチン開発が進んでいるという報が相次ぎ買われ、前日比1.14ドル高の50.75ドルで引けました。
金価格は、自律反発狙いの買いが入り、前日比7.3ドル高の1,562.80ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、新型肺炎のワクチン開発が進んでいるという報が相次いだほか、ADP雇用者数、ISM非製造業景況指数が予想を上回り買われ、一時109.84近辺をつけました。
EUR/USDは、下落を続け、一時1.0994近辺をつけました。
EUR/JPYは、一時121.15近辺の高値をつけましたが、結局120.80近辺に落ち着きました。
これは、お金と時間のいる話ですので、そう簡単にいってらっしゃいとは言えませんが、ご機会があれば、是非、ご自分がよく取引をする通貨の国へ、行ってみることをお勧めします。
私が、新米ディーラーのとき、先輩ディーラーから言われ、実際やってみて、確かにそうだなと実感したことです。
その国へ行って、なにも銀行の調査部に顔を出すとか、そういうことではなく、町を歩いてみるだけでも、その国の雰囲気、ひいては、その国の通貨の特性のようなものが、実感できるものです。
著名投資家ジム・ロジャーズ氏も、投資対象の国を定期的に訪問して、自分の足で、その国が投資の対象に足りうるかを検分しています。
彼のすごいところは、必ず、その国の一番危険とされる地域に、足を踏み入れているところです。
たぶん、そこに、その国の縮図が見えるのでしょう。ただし、これは、彼の場合であって、命あっての物種ですので、決して、皆様にはお勧めしません。
私がロンドンにいた時、スカンディナビア半島の三国、フィンランド、スウェーデン、ノルウェーの各首都を、2泊3日で出張したことがありました。
実に、飛行機で1時間そこそこで移動できる隣り合わせの国同士ながら、それぞれに違いがあって、驚きました。
フィンランドは、アジア系のフィン人の国で、フィンランド語で、フィンランドはソーメンと言います。
首都ヘルシンキの町の雰囲気に、底知れぬ力強さを感じました。
スウェーデンの首都は、ストックホルム。
ここは、ボルボやサーブを生産輸出する北欧一の経済大国ですので、首都の町の雰囲気にも、どこかしら、洗練されたものを感じましたし、また、国防意識が強く、地下鉄が核シェルターになっていることは有名な話です。
最後に、ノルウェー、バイキングの国です。
この国の首都は、オスロです。
当時のオスロの国際空港は、フィヨルドの中にありますが、その規模の小ささには驚きました。地方空港という趣きで、ヘルシンキ、ストックホルムの空港と比べようもありませんでした。
オスロの町も、こじんまりとしていてのどかで、バイキングのふるさとにふさわしい雰囲気を感じました。
この国は、水産国であると同時に、北海油田を持つ産油国でもあります。
ここであげた例は、あくまでも一例です。
英語でステレオタイプといいますが、つまり既成概念を持っていると、既成のイメージで、その国、その通貨を見てしまい、本質を見誤ってしまうことがあります。
その意味からは、やっぱり、その国に、行ってみることが一番です。
ドル/円は、値ごろ感(この辺で売りかな?)の売りが先行しています。
EUR/USDの下落が強まると、EUR/JPYも下げ、そのために、ドル/円の上値が重くなる場合があります。
EUR/USDは、2月に入り、下落傾向です。
本日は5日で、5・10日(ゴトウビ)であり、午前10時頃の仲値決めで輸入決済のドル買いが出る可能性があります。
ニューヨークダウは、中国政府による積極的な景気支援策が好感されて買われ、前日比407.82ドル高の28,807.63ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.067%上げて1.594%で引けました。
原油価格は、新型肺炎の感染拡大懸念から引き続き売られ、前日比0.50ドル安の49.61ドルで引けました。
金価格は、世界的な株式相場の上昇を受けて売られ、前日比26.9ドル安の1,555.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、世界的な株価の反発や米長期金利の上昇を受けて上げ、一時109.55近辺まで上げました。
EUR/USDは売られ、一時1.1033近辺まで下げました。
EUR/JPYは、ドル/円に連れて上昇し、一時120.97近辺をつけました。
GBP/USDは、東京タイムで、昨年12月下旬以来1カ月余ぶりとなる安値圏の1.2946近辺まで売られましたが、ロンドンタイムに発表された英国の建設業PMIが2018年4月以来の高水準を記録しため反発し、一時1.3047近辺をつけました。
誰でも、それは、そう思うのが当然ですが、この言葉を聞いたのは、私の友人の結構儲けるディーラーからでした。
その頃、私のディーリングは、ターゲットを決めて、そこまで、ポジションを引っ張るスタイルでしたが、これは、実にしんどいディーリングで、相場は、当然のことながら、たとえば下げのトレンドだとしても、上げ下げのサイクルを繰り返しながら、下げていくものです。
そうすると、ターゲットまで引っ張るディーリングをしていますと、戻しの時は、どこまで戻すかヒヤヒヤしたり、変に下値が固いと下げでいいのかと疑心暗鬼になったりで、かなり精神的にも体力的にも疲労感がともない、やっと、利食っても、ヘトヘトの状態でした。
そんなことを、その友人に話しましたところ、彼曰く、「そんな、ターゲットまで頑張るなんて疲れるばっかりだよ。俺なんか、利食いが大好きだから、儲かれば、どんどん利食っちゃう。そうやって、どんどん利食ってしまえば、疲れないし、また、動きそうだと思えば、入りなおせばいいんだよ。気軽にやればいいんだよ」。これは、私にとっては目からウロコでした。
それからは、損切りも思惑と実際が違っていたら、どんどん切ってしまう一方で、儲かったら、どんどん利食ってしまうというスタイルに変えてみたら、疲れずに利益が上がるようになりました。
ディーリングは、さらっさらっとやるのが、一番だと思います。
粘ったり、固執するのは、お勧めできません。
ドル/円は、少なくともまだロングになりきってはいないと思われますので、すぐには下がらないと見ています。
ドル/円は、売りは繰り返し出るものの下げきれず、買い気がぶり返します。
ドル/円は、上げ下げはしているものの、基調としてはジリ高を続けています。
ドル/円のジリ高は、引き続き下値を切り上げていて終わる気配がありません。
ニューヨークダウは、前週末の大幅下落の反動で自律反発し、前週末比143.78ドル高の28,399.81ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上げ、暫定値ながら前週末比0.012%上げて1.519%で引けました。
原油価格は、新型肺炎の拡大を受けて中国の原油需要が減っていると伝わり売られ、前週末比1.45ドル高の50.11ドルで引けました。
金価格は、中国人民銀行の18兆円相当の資金供給を受け売られ、前週末比5.5ドル安の1,582.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、発表された1月のISM製造業景気指数が50.9と予想の48.5を上回り、節目の50を半年ぶりに回復したことから、一時108.80近辺まで上昇しました。
EUR/USDは、一時1.1036近辺まで急落した後、1.1060近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、一時119.92近辺まで売られたものの、その後120.20近辺に落ち着きました。
GBP/USDは、EUを離脱したばかりの英国とEUの貿易交渉をめぐり、ジョンソン英首相が決裂も辞さない強硬姿勢に出たため急落し、一時1.2983近辺をつけました。
相場とは、自分自身がポジションを持ったことにより抱く恐怖や欲望との戦いです。
アゲンスト(思惑が外れる)になれば、損をする恐怖との対決になりますし、フェーバー(思惑があたる)になれば、今が利食い場か、いやまだ我慢して引っ張るかの自分の欲望との対決になります。
アゲンストは、ロスカットオーダーによって、損失を限定できますが、難しいのは、フェーバーな時で、どこで見切って利食うかという自分の欲望との戦いのほうです。
相場の格言に、「まだはもう。もうはまだなり」という言葉がありますが、この見極めは、なかなか難しいものがあります。
よくあるのは、損切りがついてしまったが、悔しさのあまり、すぐにポジションをもともとの方向に再度作り直してしまって、またやられたとか、利食ったら、相場がさらにフェーバーな(有利な)方向に動き、これまた、しくじったとばかりに、ポジションを持ち直してしまったら、相場が逆転して、利益を減らしてしまったとか、さらには、未実現益(確定していない利益)が出ていることに満足してしまい、利食いを忘れてしまって、結局はチャラだったということも、私自身経験しています。
要は、損切りにしろ、利食いにしろ、いったんこうと決めて、ポジションを閉じて損益を確定(実現損益)したら、休むことが肝要です。休むことにより、平静な気持ちに戻ることが大事です。
いらだち、焦り、悔しさなど、感情が高ぶっている時にポジションを持っても、良いことはまずありません。
古老のように淡々として、「ふわふわ。そうですか。損切りがつきましたか。ダメですなあ。ふわふわ」というぐらいの心持が、かえってうまくいく秘訣なように、私は思っています。
ただし、言うのは易く、行うは難しですが。
様子見気分の強いマーケットです。
ドル/円は、買いが先行しているせいか重く見えます。
ドル/円は、下向きの25日移動平均線を、10日移動平均線が上から下に切っています。
昨日、中国人民銀行(中央銀行)が、本日18兆円規模の資金供給を行うと表明したことから、今日のシドニーは、前週末比やや円安気味での取引となっています。
あの酒田五法の本間宗久翁の言葉です。
あの時のチャートパターンと今のチャートパターンが似ているから、今回も同じ動きをするのではと見て相場を張ったら、思わぬ逆襲にあって痛い目にあったことがあります。
よくよく考えてみれば、同じように考え、同じようにポジションを張る人間が増えれば増えるほど、ポジションが一方にどんどん傾くわけですから、逆方向に行きやすくなることも、考えてみれば、道理です。
翁が語っているように、「相場の型、人の顔同じものなし」です。
あくまでも、その時と今とでは、おかれている環境が違うわけですから、まれに、同じ動きをすることもあるにしても、基本的には、あくまで全く異なるものと見るべきだと思います。
翁は、このようにも語っています。「罫線(チャート)カブレ、堅く戒む」。チャートだけでなく、政治・経済情勢、資本のフローなど複合的な要素を含めて、相場は見ていくべきものだと思います。
1/31(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「機関投資家のアロケーションに変化?」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円のレンジブレイクは近いか?
2.EUR/USD の方向性は?
3.GBP/USD は、まだ上がるのか?
4.クロス円、円高?
【1.ドル/円のレンジブレイクは近いか? 】から一部
・テクニカル的には、2 月にもレンジブレイク?
・テールリスクの頻発化によるリスク回避の円買いの恒常化
・ただし、機関投資家の買いも続くか
・【速報】中国、人にも感染する鳥インフルも発生(本日のニュース)
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「休むも相場」、相場の先人が残してくれた大変貴重な言葉だと思います。
相場を張るということは、売るか、買うかということですが、もうひとつ、休むという行動があることを、忘れてはなりません。この「休む」という行動は、実は、非常に重要です。
売るか、買うかを、連続的にやりすぎると、頭が煮詰まってしまい、判断が甘くなって、思わぬミスをおかすことになる危険性があります。
特に、相場が不透明な地合にもかかわらず、無理に売買をすることで、そんなに値幅がない相場なのに、大やられをした経験を、私自身持っています。
休むことにより、煮詰まった頭をリフレッシュさせ、また、体力を回復させると、自然と新しいフィーリングや意欲が湧いてくるものです。
休んでいたら、儲けるチャンスを失うという気持ちがあるうちは、かえって、いい結果を生みません。今回の相場に参加しなくても、「相場はいつでもある」というぐらいの鷹揚な気持ちが、実は良い結果を生むと、私自身の経験からも、言えます。
また、大きく勝った相場の後に、損をすることも、よくあります。たぶん、気持ちに驕りと油断が生じたところに、落とし穴が待っていたということだと思います。
勝った相場だからこそ、あえて休むことも、また大事です。
ニューヨークダウは、新型肺炎の懸念が強まり売られ、前日比603.41ドル安の28,256.03ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、新型肺炎の感染拡大を受け低下し、暫定値ながら前日比0.081%下げて1.505%で引けました。
原油価格は、新型肺炎の感染拡大を受けて売られ、前日比0.58ドル安の51.56ドルで引けました。
金価格は、月末の調整売りが出て、前日比1.3ドル安の1,587.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、新型肺炎の感染拡大懸念からリスク回避のドル売り円買いが強まり、一時108.31近辺をつけました。
EUR/USDは、上昇(ドル安)を続け、一時1.1094近辺をつけました。
EUR/JPYは、ドル中心の相場のため、揉み合いを続けました。
相場がトレンド相場である時、この相場が上げにしても、下げにしても、どこまでいくと、いろいろ予想が出るものです。しかし、本当のところは、相場の天底は、人智では推し量れないものだと思います。
トレンドがはっきりしている相場の時は、素直に順張りで行くべきだと考えます。上げ相場であれば、ど天井を自分で確認するつもりで買っていく気構えが必要ですし、下げ相場であれば、ど底を自分で確認する気構えで売っていくことが必要です。
ここは、もう高値圏だから、あるいは、安値圏だからと、利喰いをすることは、全く問題はありませんが、しかし、逆張りで新規に入ることは、これは、危険です。
たとえば、上げ相場であれば、高値圏での戻り売りによって、マーケットがショートになり、もう一段、踏み上げることは、よく見かけます。本当の天底をつける時のマーケット心理とは、これは、もう買うしかない、あるいは、もう売るしかないと、誰もがマーケットの魔力に抗しきれず引きずり込まれていく過熱状態の中で出現するものです。
そして、パンパンのOver bought(オーバーボート、買いすぎ)、パンパンのOver sold(オーバーソールド、売りすぎ)の状態になって初めて、相場は自律的に反転していきます。
相場の天底は、人智では推し量れぬものです。
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