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2020/03/31

上昇の可能性

ドル/円は、下値が切り上がっており、さらに上がる可能性があります。

往って来い

ドル/円は、仲値決めで上げた分を、戻してきています

買いからスタート

全般に、ドル買い気味です。

期末日

決算期末日で、基本的に閑散な中、決算絡みの売り買いが事務的に出るものと思われます。

方向感はっきりせず

ニューヨークダウは、経済対策とコロナワクチンの開発期待から買われ、前週末比690.70ドル高の22,327.48ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前週末比0.035%上げて0.712%で引けました。

原油価格は、全米国民に求める行動制限による経済停滞懸念から売られ、前週末比1.42ドル安の20.09ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前週末比で10.9ドル安の1,643.2ドル取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、107.66~108.29近辺でのもみ合いでした。

EUR/USDは、1.1010~1.1062近辺ででのもみ合いでした。

EUR/JPYは、118.80から119.32近辺での揉み合いでした。

同時に7つのことをやる

新米ディーラーの頃、先輩ディーラーから「ディーラーたる者、同時に7つのことができなくてはならない」と、結構、繰り返し諭された覚えがあります。

7つとは「いろいろな」という意味とご理解いただくとして、その先輩のアドバイスは確かにうなずけるものがあって、たとえばひとつの相場に意識が集中してしてしまったがために、他のマーケットで起きていることや重要ニュースが出たことに気づかす、気がついた時には、後の祭りになることがあります。

従い、いろいろな事象に目が向くように、日頃から意識的にトレーニングしておくことが必要だと思います。

そして、あれ?なんだろうと心に引っかかるものがあったら、絶対に気のせいだで済ませないことが大事です。

私が、インターバンクディーラーで、他の内外の銀行と日々激しい打ち合いを繰り返していた頃、神経が相当に鋭敏になっていたようで、かなり動物的本能で動いていたなと今でも思います。

たとえば、何か自分にアゲンスト(不利な)になることが起きそうな時は、背中に悪寒が走り総毛立つものを感じました。

今でも、相場が大相場になりそうな時は、これは普通と違うと感じ、かなり瞬間的にいろいろなことを考えています。

2020/03/30

買い戻しか

ドル/円の買いが、特に強まっています。

ロングか

ドル/円は、戻りがほとんどありません。

[3/27]FX経済研究所出演

3/27(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「大相場でのトレーディングYouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

戻りが限られる

ドル/円は、上値の重い展開です。

期末日を明日に控えて

多くの日本企業が、明日、決算日を迎えるため、特殊な売り買いが発生する可能性があります。

欧米投機筋にも弱点 

激しく本邦勢を攻撃してくる欧米投機筋にも弱点があります。

それを、メッサーシュミットの弱点と私は呼んでいます。

メッサーシュミットは、第2次世界大戦時にドイツ空軍が誇った一撃必殺の攻撃力を持つ高性能戦闘機です。

しかし、この戦闘機には、致命的な弱点がありました。

それは、航続距離が短かかったことです。

そのため、いくら強力な破壊力を持つ機関銃を装備していても、長時間の空中戦には耐えられず、帰還に必要な燃料ギリギリとなるときびすを返すことを余儀なくされました。

これが、有名な英国空軍の戦闘機スピットファイアーとの空中戦、世に言うバトル・オブ・ブリテンでドイツ空軍が敗退した大きな原因だったと言われています。

さて、話を為替市場に戻しますと、たとえば毎年恒例となっている年末・年始における欧米投機筋の円の狙い撃ち攻撃とそれに対する本邦勢の抵抗、いわゆるバトル・オブ・円では、欧米投機筋はその強力な破壊力をもって、正月気分に浸っている本邦勢を攻め立ててきます。

しかし、たとえば、本邦勢の抵抗が執拗で、短期間に彼らのターゲットレベルまで到達できそうもないと察すると、メッサーシュミットと同じように持久力がないため、1ヶ月も経たずに、とっととポジションクローズ(手仕舞い)と相成ります。

その原因は、やはり、短期的な結果を求められる彼らサイドの事情によるところが大きいと言えます。

ただし、短期的には極めて強力な破壊力をもっていますので、彼らの攻撃にはくれぐれも注意が必要です。

2020/03/29

Weekly Report(2020/03/29)

今週の注目点

1.反落は続くか、ドル/円?
2.反発続くか、EUR/USD?
3.反発か、GBP/USD?
4.クロス円は横ばいか?

【1.反落は続くか、ドル/円?】から、一部

・今年の安値101.18を再度試す可能性も
・3月末から4月の相場は機関投資家が不在
・投機の相場になりやすい

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呆けたライオン

月間いくら儲けるとして、そうすると1日平均いくら儲ければいいんだという計算をよくするのではないかと思います。

たとえば、損益のブレの少ないとされるデイトレ中心でやるにしても、この平均を目標にすることは、ある意味では健全なようでいて、ある意味では対応を間違えれば現実的ではないと自分自身の経験から思います。

たとえば、よくあるケースは、平均化した毎日の目標をコツコツとクリアし、日々収益を積み上げていったところが、ある時、たとえばマーケットが注目する米雇用統計のような重要指標の結果が予想外なもので相場はアゲンスト(不利な)方向に急進し、営々と積み上げた利益が吹き飛んでしまうことは、相場の世界ではよくあることです。

この仕事を長くしていて思うことは、結局、狩猟民族的な発想を持っていなければならないのではないかということです。

つまり、獲物がいる時は獲る、いないときは静かにしている。より具体的に申し上げれば、稼げる時は稼ぎ、稼げない時は余分なことはしない、もしくはたとえ余分なことをしてしまったとしても、これは違うと思えば早々に手を引くということです。

相場であげた利益を失うことは、実に簡単なことです。

その原因は、自分自身の欲望です。

さらに儲けたいという気持ちの高ぶりが、相場への細心の気配りを狂わせ、そして気がつけば、手のひらに乗せた砂が指の間からさらさらと流れ落ちるように、いつの間にか利益は消え失せてしまいます。

結局のところ、相場の世界では、獲物がいれば執拗に獲り、獲物がいない時には、呆けたライオンのようにボーっとしているぐらいでちょうど良いように思います。

2020/03/28

またしてもコロナショック

ニューヨークダウは、米国の新型コロナウイルスの感染者数が中国を上回って世界最多となったことが嫌気されて売られ、前日比915.39ドル安の21,636.78ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株安を受けて低下し、暫定値ながら前日比0.159%下げて0.686%で引けました。

原油価格は、新型コロナウィルスの長期化懸念から売られ、前日比1.09ドル安の21.51ドルで引けました。

金価格は、週末を控え利益確定売りが出て下げ、前日比6.2ドル安の1トロイオンス1,654.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米国の感染者急増が嫌気されて売られ、一時107.76近辺をつけました。

EUR/USDは、一時1.0954近辺まで下げた後反発し、一時1.1147近辺をつけました。

EUR/JPYは、一時118.81近辺まで下落後、120.11近辺まで反発しました。

軸足を決める

相場を分析する手法には、テクニカル、ファンダメンタルズ、それらを合わせたテクノファンダメンタルズ、システムトレーディング、占星術をもとにしたアストロジー、値動き分析など、いろいろあります。

また、テクニカル分析ひとつ取ってみても、様々な分析手法があるのは、皆様も既にご存知のとおりです。

これは、あくまでも、その人と分析手法との相性であって押し付けるものではなく、どれを選ぶかはその人のお好み次第であることは言うまでもありません。

私が大事だと思うのはどれを選んだとしても、基本的には、選んだ以上はその手法をある一定期間(少なくとも2~3ヶ月くらい)継続して用いてみることだと思っています。ですから、選ぶにあたっては、慎重を期する必要があります。

しかし、ある期間その分析手法を続けてみて、しっくりこないようであれば当然変更もありです。

私の場合をお話しますと、元々はテクニカル分析にのめり込み、20年近くテクニカル派でいましたが、大相場などいろいろな相場を経験するに連れて、テクニカル分析だけではどうも説明がつかないことを実感するに至りました。

そこで、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析を併用したテクノファンダメンタルズ分析とそれまであまり意識せずに使っていた値動きで相場を読む値動き分析を意識的に使うようにスタンスを変え、その後現在までテクノファンダメンタルズ分析と値動き分析で、相場を見ています。

試行錯誤は避けては通れませんし、いろいろと試すことは大切なことだと思います。しかし、ひとたびこれだと決めたら、それを信じ継続するということが、軸足を決めるということなのだと思っています。

相場の世界は、ある意味情報過多に陥ることがあり、どれを信じてよいのかわからなくなることがあります。

そうした時、軸足をしっかり持っていれば、たとえ一時的にブレたり動揺したとしても、早い時期に態勢を立て直すことができるのではないかと思っています。

相場という大海の荒波を乗り越えていくには、軸足を持つことが実に大切なことだと思います。

2020/03/27

マーケットはショートかロングか?

ロンドンは、慎重ににマーケットのポジションの偏りを探っています。

戻りのない下げ

ドル/円は、予想以上にロングが残っているもようです。

東京オープン前後に注意

ドル/円は、東京オープン前後に売りが強まると、ショートが急速に膨らみますので警戒です。

弱気強まりそうだが

ドル/円は、急速に弱気志向が強まるものと思われますが、それでショートになれば反発もあり得ます。

ドル安

ニューヨークダウは、大型経済対策への期待から買われ、前日比1,322.60ドル高の22,523.15ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.026%下げて0.836%で引けました。

原油価格は、世界的に外出制限の広がって需給懸念が強まり売られ、前日比1.89ドル安の22.60ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前日比17.8ドル高の1,651.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、週次の米新規失業保険申請が史上最多の328.3万件と、前週比300万件超の大幅増加となったことを受けて下落し、一時109.21近辺をつけました。

EUR/USDは上昇し、一時1.1059近辺をつけました。

EUR/JPYは、一時119.96近辺まで下げた後、121.00近辺まで反発しました。

ドル/円の変形ダブルトップ

ドル/円に良く出る変形ダブルトップは、条件が整うと強い売りサインとなることが結構あります。

教科書的なダブルトップは、同じぐらいの高さ太さの山がふたつでき、そのふたつの山にはさまれた麓にあたる部分をネックラインと呼びますが、このネックラインを割り込むと、麓であるネックラインから頂上であるトップまでの高さ分だけさらに下がるというものです。

変形ダブルトップは、ひとつ目の山が高く、ふたつ目の山がひとつ目の高さまで行ききれない上に、ひとつ目の山よりふたつ目の山の方が、形状がか細いという特徴もあります。

そして、ネックラインを切った時、ネックラインからひとつ目の山までの高さ分、もしくはそれ以上に下落することが多いと言え、ネックラインを実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)で割り込んで引けると売りサインが点灯します。

逆に言えば、ネックラインを実体で割り込まない限り、クリアな売りサインが確認できませんので、あまり焦る必要はないとも言えます。

尚、あくまでも可能性が高いのであって、「絶対にではない」ということはご承知おきください。

このチャートパターンもそうですが、いろいろとシンプルな売買サインがチャートには何気なく示されていますので、日頃から良くチャートを読んでおかれるとよろしいかと思います。

2020/03/26

買いも出るが

ドル/円は、買いの抵抗もありますが、流れからすると、上はだめだったということではないかと思います。

重いドル/円

ドル/円は、戻りが限られており、引き続き下げる可能性があります。

下落に注意

ドル/円は、戻りが弱くなっています。

重い上値

何度も攻めてきた111円台後半ですが、攻め切れなければ反落の可能性も出てきます。

米経済対策好感

ニューヨークダウは、米経済対策の合意を好感して買われ、前日比495.64ドル高の21,200.55ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、横ばいとなり、暫定値ながら前日比0.003%上げて0.867%で引けました。

原油価格は、米経済対策による需要下支え期待から買われ、前日比0.48ドル高の24.49ドルで引けました。

金価格は、利益確定売りが出て下げ、前日比27.9ドル安の1,632.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、111円台前半でのもみ合いでした。

EUR/USDは、上昇し、一時1.0894近辺をつけました。

EUR/JPYは、上昇し、一時121.14近辺をつけました。

ブラックマンデー

1987年10月19日に発生したニューヨーク株式市場での米株の大暴落、いわゆるブラックマンデーの際、何が起きたか、その時私がディーラー席で目の当たりにしたことを、参考までにお話しておきたいと思います。

確か直接のきっかけは、ドイツが利上げしようとするのを米国が引き止めようとしましたが、ドイツがそれを振り切って利上げを決定し、マーケットは、先進国間の不協和音に怯えを感じたことから始まった大暴落だったと思います。

ニューヨークダウは、オープンと同時にものすごい勢いで下落をはじめました。それと同時に米国債の価格がロケットのように急騰し(利回りの急低下)しました。

正直に言って、この債券価格の急騰(利回りの急低下)は、個人的にはその時全く予期していないことでした。

これは、債券が緊急避難先として買われたことに加え、米FRBが株の急落を沈静化させるために大量の資金供給を行った(金利下げ要因)ためでした。

私のいた銀行で天才ディーラーと呼ばれた大先輩であるニューヨークのチーフディーラーはこうしたことが起きることを読んでいて、事前に米債を大量に買っており、この債券の大暴騰で大儲けし、その天才ぶりを存分に発揮しました。

さて、それでは、為替はどうだったかと言いますと、当日は米株の下落に影響を受けドルは売られたものの、翌日の東京時間になると、米系証券会社から大量のドル買いが出て値を戻しました。

これは、なぜかというと、ニューヨークでの株の損失が大きかったため、資金繰りに窮した米系証券が日本株など海外資産を売却し本国送金をした、つまりレパトリ(資金の本国回帰)が起きたためでした。

この米系証券のドル買いが数日続いて値を戻した後、本格的なドルの下落となりました。

このように、最大級の緊急事態が発生した時、それぞれのプロダクツがどういう動きをする可能性があるかを事前に知っておくことは、リスク管理上、大変重要だと思いますので、このケースもよく覚えておかれることをお勧めします。

2020/03/25

反転

ドル/円、戻ってきたということは、ショートだったということです。

ロングか

ドル/円は、戻りのきわめて弱い下げとなっています。

ショートか

ドル/円は、売っても売っても上がってくる感じです。

本日は25日

本日は、25日で5・10日(ゴトウビ)にあたり、10時の仲値決めに向けて、輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

米株大幅反発

ニューヨークダウは、米経済対策の合意期待から買われ、前日比2,112.98ドル高の20,704.91ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.078%上げて0.853%で引けました。

原油価格は、需要減の懸念は根強く売られ、前日比0.65ドル安の24.01ドルで引けました。

金価格は、世界的な金融緩和を受けて買われ、前日比93.2ドル高の1,660.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米株高を受けて買われ、一時111.72近辺をつけました。

EUR/USDは反落し、一時1.0746近辺をつけました。

EUR/JPYは、一時120.54近辺まで上昇後、119.75近辺まで反落となりました。

サファリパーク

私がいた邦銀は、実に自由な気風の銀行でした。

その中でも、ロンドンから戻って、配属となった東京のディーリングルームは、さらに自由な雰囲気でした。しかし、その環境があったのも、いくらその銀行と言えども、太っ腹の上司がいてはじめて実現できたことで、その上司には未だに尊敬の念を抱いています。

ディーラーというものは、かなりメンタルなものに左右されています。

ギチギチに縛られ、微に入り細に入り管理されていると、儲かるものも儲からなくなりますから、この上司のように、好きにやれ後は俺が責任を取ると暗に言い聞かせてくれる上司がいると、一も二もなく頑張ってしまうものです。

これを、サファリパークと個人的には呼んでいました。つまり、自由にさせているようでいて、実は遠くには柵があり、ディーラーは勝手気ままに好き放題にやっているようでいて、きっちり管理される仕組みになっていました。

一方、個人の投資家の方々は、サファリパークではなく何の束縛もない全くの大自然の中に身を置いているのだと思います。

どこまでも自由ということは、裏返せば、たとえばアゲンスト(不利な)な状態となってもズルズルと引きずってしまい大やられをしてしまうとか、あるいは個人的な利益目標があっても、儲かるとそれを忘れて、もっと儲けたい欲望がどんどん膨らみ利食いを忘れてしまうということがおきているように思います。

ですので、逆に、大自然の中にいる個人投資家の方々は、意識してご自分自身でサファリパーク、つまりある程度自分を縛る緩いルールを設けておくことが大切なように思われます。

2020/03/24

アジアと違う

ロンドンは、円売りからです。

反落か

ドル/円の売り圧力は、かなり強いです。

反発か

ドル/円は、いったん売られましたが、むしろ反発力を得たように見ています。

引き続き上昇の可能性?

ドル/円は、3月10日以来の上昇トレンドはまだ否定されていません。

米経済対策、上院通過できず

ニューヨークダウは、トランプ政権が打ち出した経済対策について、民主党の反対で議会と合意できなかったことから売られ、前週末日比582.05ドル安の18,591.93ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株安を受けて低下し、暫定値ながら前週末比0.069%下げて0.776%で引けました。

原油価格は、FRBが無制限の量的緩和を発表したことを受けて買われ、前週末比0.73ドル高の23.36ドルで引けました。

金価格は、低金利が長期化見通しから買われ、前週末比83.0ドル高い1567.60ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、FRBが米国債を無制限に購入すると発表したことから、一時109.82近辺まで売られましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に対する2兆ドル規模の米経済対策が上院を通過できず大幅反発となり、一時111.59近辺をつけました。

EUR/USDは、一時1.0828近辺まで買われた後1.0730近辺まで反落しました。

EUR/JPYは、一時119.94近辺まで買われました。

おごれる者久しからず

相場に携わっていると、思わずこのくだりを思い起こすことがあります。

平家物語
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす おごれる者久しからず ただ春の夜の夢のごとし 猛き者もつひには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ」

現代語訳
「祇園精舎の(無常堂の)鐘の音は、諸行無常(万物は刻々と変化する)の響きあり。(お釈迦さまがお亡くなりになった時に白色に変ったと言われる)沙羅双樹の花の色は、盛んな者もいつかは必ず衰える道理をあらわす。権勢を誇る者も、永久には続かず。ただそれは春の夜の夢の如し。勇猛な者も最後には滅びる。それは全く風の前の塵と同じ。」

私のディーラー人生36年の間、大玉を振り回しマーケットを席巻したビッグプレーヤー達が、入れ代わり立ち代り現れては消え現れては消えしてきました。

ビッグプレーヤーは大玉を振り回し、はじめこそマーケットをパニックに陥らせ儲けはしますが、段々に他のプレーヤー達にその手口を読まれるようになって威力が衰え、そしてマーケットから去って行ったというのがほとんど全部です。

また、社会現象では、日本の1990年代初頭のバブルとその崩壊です。バブル最盛期には、「もう米国から学ぶものはない」というおごった言葉も聞かれ、その声が強まった時にバブルは崩壊しました。

リーマンショック前、米英がグローバルスタンダードと称して、自分達のやり方を世界に押しつけようとしましたが、サブプライムローン問題顕在化を機に崩落し、まさに「おごれる者久しからず」を地で行く有様です。

これは、なにも国単位だけの問題に限らず、個人単位でも、特に相場ものに携わる者である以上、心しておかなければならない戒めだと思います。

勝って兜の緒を締めよ。謙虚であること。そして足るを知るということが、相場においても人生においても大事なことではないかと思います。

2020/03/23

揉み合い

ドル/円は、力づくで売ったり買ったりしているわりには、方向がはっきりしません。

ロングか

ドル/円は、買い下がったか。

重いドル/円

クロス円の売りに押され、ドル/円は伸び悩んでいます。

調整が先行するかもしれないが

ドル/円は、ジリ高基調は変わっていません。

続、オープンマーケット

外国為替市場は、株式市場のようなはっきりとした開始時間、終了時間がないことは、皆様もご存知のことと思います。

基本的に、各センターはおおよその目安を持ちながら、なんとなくオープンして、なんとなくクローズし、近接する他のセンターとある程度時間帯を重ねながら地球を一周し24時間のノンストップマーケットを構成しています。

平日は、そういうことで、常にインターバンクマーケットがある状態ですが、月曜のシドニー・ウェリントン(オセアニア)市場のオープンと、金曜のニューヨーク市場のクローズは、このなんとなくオープンしてなんとなくクローズすることが良くわかります。

月曜のシドニー・ウェリントン市場は、一般的には日本時間の午前5時台にポツリポツリとプライスが出始めて、午前6時台に出揃ってくるという感じです。

しかし、週末にG7などがあったりすると極端なことが起こることがあり、日本時間月曜午前零時台に相対(あいたい、直接取引)で取引があったというような話が後から伝わって来たりすることがあります。

月曜のシドニー・ウェリントン市場は、地元というより、米系ファンドの暗躍するマーケットと見ておいて良いかと思います。

一方、金曜のニューヨーククローズは、一般的には現地時間午後5時です。通常の金曜は、午後3時過ぎには帰ってしまうトレーダーも多いですが、なにかが起きると午後5時にはぴったりには終わらず、午後6時ぐらいまで、取引が活発に行われたりします。

東京市場は、かつて市場取引時間制があり、開始時間、終了時間がはっきりしていました。

午前9時に前場が始まり正午まで、そして午後1時30分から後場が始まって午後3時30分に終了していましたが、香港やシンガポールのような東京とほぼ同時間帯にある他の市場がこうした時間制限を設けていなかったため、他の市場との取引に無理があり、1994年に時間制限はなくなりました。

2020/03/22

Weekly Report(2020/03/22)

今週の注目点 

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル高は続くか?ドル/円
2.下落を続けるか?EUR/USD
3.下げが続くか?GBP/USD
4.クロス円は、続落か?

【1.ドル高は続くか?ドル/円】

ドル調達の最終手段であるドル買いが出ているもよう
これが一巡するかが問題
仕組債で、日本の金融機関が大きな損失を出す可能性

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オープンマーケット

ロンドンにいた頃気がついたのですが、雷の音が日本と違うことでした。最初は、自分の聞き間違えかと思いましたが、何度か聞いてみてやっぱり違うなと思いました。

日本の雷は、ゴロゴロと表現されますが、ロンドンの雷は、もっと鋭い音で、いかにも幽霊の出てきそうな古びた館に合います。

ニューヨークにいた頃は、テレビの天気予報では、トルネード・ウォッチング(竜巻警報)が、結構な頻度で出ていました。

また、冬場、通勤電車を待つ吹きさらしの駅のホームの気温は、零下15℃でした。

シンガポールの高層ビル群の地上部分は、結構ゆったり目に奥に引っ込んでいます。これは、毎日のように降る滝のようなスコールを避けて歩行者が通行できるようにしてあるためです。

世界各地、いろいろな気象環境の中で人々は生活しています。そして、そうした気象条件だけでなくいろいろな環境をバックグラウンドにして、世界中から人々が為替のマーケットにリアルタイムで参加してきています。

それは、現代の発達した通信手段があればこそできることで、これによりひとつのマーケットのテーマに対する世界中からの反応は、時差はあるにしても、ほとんど間をおかずに相場に反映されます。

場所によって人々の発想が違うと見ることもできますが、マーケットの意志として集約され、相場が動いていくのを見ていますと、結局は、人間の考えることは場所を問わず似通っているなと、個人的には感じることが多いです。

株式市場のようなクローズドなマーケットとは違い、世界各地の人々の参加によって相場が動くオープンなマーケットであることも為替市場の魅力のひとつだと思います。

2020/03/21

ドル高続く

ニューヨークダウは、全米で外出禁止が広がり売られ、前日比913.76ドル安の19,173.43ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株安を受けて売られ、暫定値ながら前日比0.255%下げて0.874%で引けました。

原油価格は、値ごろ感や自律反発を見込む買いが優勢となり、前日比4.85ドル高の25.22ドルで引けました。

金価格は、前日に大幅下落した反動で持ち高調整の買いがやや優勢となり、前日比1.4ドル高の1,479.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、日米欧など6中央銀行によるドル資金供給策の発表にドル高抑制の効果はなく、むしろ金融市場の動揺で基軸通貨ドルの需要がさらに高まり、一時111.50近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、一時1.0638近辺まで下落しました。

EUR/JPYは、ドル中心の相場で、117.80近辺から119.30近辺で揉み合いました。

相場の変わり目を身近に知るには

相場つきが変わったかどうかを身近で知る上で、私は次のようなことを重視しています。

それは、相場が、一度ならずもというよりも連続してあたらなくなる。

もっとはっきり言えば連続して損をし始めたら、それは相場が変わり目に来ていると判断すべきではないかということです。

あたらないのは、自分がうまくないからと一蹴してしまうことは簡単なことですが、誰しも相場を張る時、チャートがこう言っているとか、発表された経済指標がこんなにひどいとか、あるいは商品相場の上げが止まらないとか、ポジションを持つためのそれなりの確信を持つ理由があって、それを根拠にして相場を張る決断をするのではないかと思います。

しかし、その推測が連続してはずれたということは、それは根本的に相場つきが違う、あるいは今までとは違うということではないかと思います。

言い換えれば、相場のエントリーの時に考えたストーリーとは、現実の相場自体が違ってきていると見るのが素直なように思います。

ですから、相場に負けてヘタだと思って済ませるのは簡単ですが、これは何か自分の考えていることとは違うように相場が動き始めている。なんだろうと疑問を持つことが大切なのではないかと思います。

その意味から、連続して損をすることは、それ自体重要な意味を持っていると考えるべきだと思います。

2020/03/20

重め

ドル/円は、一時109.64近辺まで下げています。

戻りが弱い

ドル/円は、調整にしては重過ぎる感じです。

調整か

ドル/円の反落は、あくまでも調整と見ています。

ショートか

ドル/円は、引き続きジリ高です。

下げる気配なし

ドル/円は、引き続き上昇が続くと見ています。

換金買い続く

ニューヨークダウは、値ごろ感や割安感から大型ハイテク株を中心に買い直され、前日比188.48ドル高の20,087.40ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比-0.078%下げて1.180%で引けました。

原油価格は、値ごろ感や自律反発から買われ、前日比4.85ドル高の25.22ドルで引けました。

金価格は、前日大幅下落した反動で持ち高調整の買いがやや優勢となり、前日比1.4ドル高の1,479.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、換金買いが続き、一時110.95近辺をつけました。

EUR/USDは、下落が続き、一時1.0655近辺をつけました。

EUR/JPYは、ドル中心の相場だったため、117.40~119.00近辺での往ったり来たりの相場でした。

電卓

相場というものはおもしろいもので、たとえば、ポジションがフェーバー(有利)に行って、どれどれどのくらい儲かったかなと電卓をたたき始めたら、その時点でそのポジションは閉じ時であることが多いと見るべきでしょう。

計算の結果、結構な儲けであることに気づいたところから歯車が狂いだし、もっと儲けたいという欲望が急速に膨らんで、相場が全く見えなくなってしまい、その結果、あの儲けはどこへ行ってしまったんだと思うほど、あっけなく儲けが消えてしまうことはよくあることだと思っていて間違いありません。

相場は、自分の欲望との闘いです。損得勘定をあえてせず、自ら相場の見切り時を悟るように心掛けるか、でなければ計算してこれは儲かったと思ったら、未練なく利食ってしまうことが、結果的には、あの時やめておいて良かったと思うことが多いと言えます。

ほどほどを知るということが、相場と長く付き合っていくためには、大変大事なことです。

2020/03/19

売りも買いもあり

ドル/円は、レパトリの円買いも出て反落のもようですが、ドル調達のドル買いもまだ終わったわけではありません。

ドルの最終的な調達法

ドルの資金調達が難しくなっており、流動性の高いドル/円を買うことで、ドル調達しているもようです。

ドルキャッシュを求める相場

マーケットは、不測の事態が発生した時、換金化(現金化)に走り、金は売られ、米国債は売られ(利回り上昇)、そしてドルは買われるということになっています。

レパトリの円買いも予想されるが

全般に、流動性の高い金融資産としてドルを確保する動きが強まっています。

ドル高

ニューヨークダウは、新型コロナウィルスへの懸念根強く売られ、前日比1,338.46ドル安の19,898.92ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、換金売り(利回り上昇)が強まり、暫定値ながら前日比0.182%上げて1.178%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアなどの増産で原油需給が緩むとの見方から売られ、前日比6.58ドル安の20.37ドルで引けました。

金価格は、換金売りで下落し、前日比47.9ドル安の1477.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米長期金利の上昇を受け、一時108.43近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、ドル買い圧力が強まり、一時1.0802近辺まで下落しました。

EUR/JPYは、EUR/USDの下落に連れ、一時116.90近辺まで下落しました。

継続は力

私は、土日も含めて我ながらあきれるほど毎日、マーケットのことを考えています。何がマーケットで起きているかを観察し分析し、自分なりの相場観を作り、状況に応じて日々微調整を加えています。

この繰り返しが、結局は相場予測の精度を上げるのだと、個人的には思っています。

私には、面白いジンクスがあります。

1週間なりのまとまった休暇を取った後仕事に戻ってきた時、まったくからきし相場が当たらなくなることです。これは、長期休暇を取ると、ハンで押したように毎度のことです。

相場予測以前に頭がボーっとして、相場を考えるどころではないというのも正直なところありますが、最近では、休暇明けの自分の相場観は、自分自身でも信じていません。

相場という海の中に漂って、海水と溶け合ってこそ、相場は見えてくるということなのだと思います。

「継続は力なり」、あまりにも、有名な言葉ですが、やはり至言だと思います。

人間の皆さんには、これは失礼な例かも知れませんが、あの有名なロシアのボリショイサーカスのいろいろな高度の演技を披露する動物達も、3日練習しないと、すべての演技を忘れるそうです。

継続することで力をつけていけるものだと、しみじみ思う次第です。

2020/03/18

下がったら買い?

ドル/円は、107.00が割れていったんロングのロスカットが出たようですが、まだ下がると買いが出ています。

一進一退

ドル/円は、売りも結構出ているようですが、買いの抵抗もかなり強いです。

売り買い交錯

買いも頑張っていますが、売りも引かない感じです。

特殊な円買いも?

ドル/円は、ジリ高地合いとなっていますが、レパトリ(海外で運用している資産を国内に戻して、円に換えて決算する)のドル売りが強まる可能性もあります。

ドル高

ニューヨークダウは、米経済対策への期待から買われ、前日比1,048.86ドル高の21,237.38ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.292%上げて1.020%で引けました。

原油価格は、原油需要が縮小するとの見方から売りが優勢となり、前日比1.75ドル安の26.95ドルで引けました。

金価格は、米株高から買いなおされ、前日比39.3ドル高の1,525.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ジリ高が続き、一時107.86近辺をつけました。

EUR/USDは、下落が続き、一時1.0955近辺をつけました。

EUR/JPYは、一時117.30近辺に下げた後、118.66近辺まで反発しました。

「おじじになれ」 

ポジションを持つと、メンタルな部分にいろいろな変化が生じます。

少しでも、アゲンスト(不利)になれば急に弱気になる反面、フェバー(有利)になると急に気が大きくなったりすることは、よくあることです。

私の経験からすると、一番厄介なのは、ポジションがアゲンストになっている時、評価上は結構損失が大きくなっているのに、変に損をしているという実感が伴わず、それほどでもないように思っていますが、いざ損切ってみると、損失の大きさに愕然としてしまうことです。

そういう意味からも、深いロスカットはお勧めできないわけです。

相場にあたっては、喜怒哀楽をできるだけ排除することが大事で、その意味からはシステムトレーディングを支持する声もよく聞きますが、個人的には、システムだけでは、相場のすべては見えないと考えており、マーケットセンチメント(市場心理)やプライスリアクション(値動き)のような人間臭さを無視することはできないと思っています。

私が、心掛けていることは、「おじじになれ」ということで、人生の酸いも甘いもかみわけたおじじのように、喜怒哀楽を殺し、「ふわふわふわ、そうですか。ロスカットがつきましたか。まだまだ修行が足りませんな。ふわふわふわ。」と、淡々として相場にあたることが、結局は良い結果を生むように思います。

青筋立てて、相場にかじりつかず、一歩引いてあたり見回す余裕が相場には必要だと思っています。

2020/03/17

ユーロ安

EUR/USDの下落が、目立ちます。

反落だが

ドル/円は、買い過ぎて反落していますが、安いところも売りづらいのでは。

ジリ高

ドル/円は、どうもショートになっているようです。

横ばいか 

ドル/円は、目先、105.50~106.50近辺で揉み合う可能性はあります。

ドル/円は横這い

ニューヨークダウは、新型コロナウイルスによる米景気下押しが年後半以降も続くとの警戒感から売られ、前週末比2,997.10ドル安の20,188.52ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株安を受けて重く、暫定値ながら前週末比0.230%下げて0.751%で引けました。

原油価格は、世界景気悪化懸念から売られ、前週末比3.03ドル安の28.70ドルで引けました。

金価格は、換金売りが続き大幅安となり、前週末比73.60ドル安の1,516.70ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、リスク回避の円買いから一時105.15近辺まで下落したものの、その後は105.60近辺から106.50近辺で荒っぽく揉み合いました。

EUR/USDは、一時1.1094近辺まで急落した後、1.1186近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、一時117.15近辺まで急落後、118.76近辺まで反発しました。

「この相場、どこかで折り返す」 

相場が一方向に展開している時、つまりトレンド相場の時、「今の下げは、どこかで切り返すに違いない」とか「今の上げは、どこかで折り返すに違いない」という反転を期待する心理が働くことは、よくあります。

この心理は、特に、波にうまく乗れなかった時に発生しやすく、その結果として反転を狙っての逆張りという行動に出ることになります。

この逆張りがうまくいくことも、もちろんあります。

しかし、多くの場合、相場はそのままの方向をさらに突き進み、どんどん逆張りポジションはアゲンスト(不利)となり、とうとう締め上げられてしまうことが往々にしてあります。

私が、ディーラーの先輩から習ったのは、上げだったら、ど天井まで買うつもりで買う、下げだったら、ど底まで売るつもりで売るということでした。

トレンド相場では、邪念をいれず、とことんまで攻めるということが大事だと思います。

なぜなら、天底は人智では推し量れないもの、つまりは、いくらチャートをひっくり返してみても、天井がどこで底がどこかは、本当のところは誰にもわからないということです。

最後の一手は負けても仕方がないという気構えで、攻めきることが大事だと思います。

2020/03/16

ドル安円高か

明らかに日米金利差は、1%近く縮小したということです。

[3/13]FX経済研究所出演

3/13(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「ドル/円 昨年とのある類似点YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

座りの悪い相場

日銀は、緊急金融政策決定会合を今日正午から開催することになりましたが、相場は方向感がありません。

様子見か

普通、FRBが1.0%利下げすれば、安ど感も出るものですが、どうも落ち着きがありません。

日米欧中銀

ドル資金供給枠組み拡充で合意

FRB発表

1.0%の緊急利下げ

ゼロ金利政策の導入

量的緩和の再開

守る術、儲ける術

相場で生き抜いていくためには、まず、覚えておかなければならないことは、自分を守る術(すべ)を知ることです。

市場にはどういったリスクがあり、そのリスクにさらされた場合、どれぐらいの損失が出るかということを大雑把で結構ですから、目算しておくことが大事です。

日常的なリスクとしては、イベントや経済指標発表などによるイベントリスクや、週末で市場がない時に何かが起こるかもしれない週末リスクがあります。

私自身が経験したことでは、日曜の夜イラクのフセイン元大統領が拘束されたことが報道された時で、その時EUR/USDをロング(買い持ち)にして越週していましたので、聞いた瞬間、死んだと思いました。

翌日の月曜がどこで始まるのか、ストップロスは入れたところからどれぐらい離れたところでつくのだろうかとか、いろいろ気を揉みましたが、翌日月曜のオセアニアタイムに、入れたストップロスレベル周辺でロスカットは執行され、ホッとしたものでした。

イベントリスクや週末リスクの怖いところは、ほぼ日常化していることで、意識として鈍感になってしまっていることです。しかし、厳然としてリスクは存在していますので、これらのリスクの存在を認識した上でポジションを持つことが大事です。

守る術(すべ)を知った上で、儲ける術も、もちろん知らなければなりません。

相場には、儲けやすい時、儲けにくい時があります。つまり、相場が、レンジ相場かトレンド相場かを認識することです。

これは、もちろん、レンジ相場に強い人、トレンド相場に強い人がいる訳ですが、一般的には、揉み合いのレンジ相場よりも、一方向に進むトレンド相場のほうが儲けやすいと言えます、

したがって、今の相場が、レンジ相場かトレンド相場かを見分けられるようにならなければなりません。

また、相場の変わり目を知ることは大切です。特にトレンド相場からレンジ相場への転換時には、荒っぽい上下動となりますので、せっかくトレンド相場で儲けた利益を、いとも簡単に吐き出してしまいがちですので、最大の注意が必要です。

一方、レンジ相場からトレンド相場に転換する時は、つまりは、揉み合い相場から一方向に動く相場のスタート点であり、勝機と見るべきかと思います。

レンジ相場からトレンド相場に動く時のひとつのサインは、値幅が収斂してくる時で、このタイミングを逃さないようにしなければなりません。

このように守る術、勝つ術をについてお話して思うことは、「待つ」ということが大変重要だということです。熱くなり、思わず相場に飛び込んでしまうことは簡単です。しかし、実際、勝つためには、待つことが大事です。

ライオンやチーターが獲物を見つけた時は、身をかがめてじーっと狙いを定め、獲物の隙を見つけた瞬間猛ダッシュをかけて飛び掛ります。獲物を狙うということは、そういうことではないかと思います。

2020/03/15

Weekly Report(2020/03/15)

今週の注目点

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1. ドル/円、高止まりからやや円高か
2. 方向感のない EUR/USD
3. GBP/USD は続落か
4. クロス円、戻り売り方針か

【1. ドル/円、高止まりからやや円高か 】から一部

・マーケットは、依然としてショートのもよう
・しかし、上には機関投資家の売りがあり、週前半は高止まりか
・週後半は、レパトリの円買い集中で、やや円高か

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合わせ切り  

ある商品で損失が出た時、利益の出ている他の商品を売って、損失を薄めるということを合わせ切り(あわせぎり)と呼んでいます。

これは、ファンドなどが良く使う手で、この合わせ切りで大きく相場が動いた例は、2008年のリーマンショックでした。

米株価が急落し大きな損失が発生したファンドは、円キャリートレードで大きな利益の出ていたクロス円を叩き売って利益を出し、米株価での損失をクロス円の益出しで薄めようとしたことから、クロス円が大暴落を演ずることとなりました。

ファンドは、いろいろなプロダクツ(投資対象)で運用しているため、このようなオペレーション(操作)を多用しています。

したがって、たとえば、為替でポジションを持つにしても、他のプロダクツの相場状況にも気を配っておかないと、思わぬところから為替市場で大量の売りが出たりして、あおりを食うことになりますので、いろいろな商品を総合して見ておくことが必須となるわけです。

今回の新型コロナウィルス感染拡大懸念からの米株急落に際しては、ショートにしていたEUR/USDを買い戻して合わせ切りをしていたのが顕著な例です。

2020/03/14

米、非常事態宣言

ニューヨークダウは、トランプ米大統領が非常事態を宣言したことで、米政府の新型コロナ対策が本格的に始動するとの期待から買いが強まり、前日比1,985.00ドル高の23,185.62ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.218%上げて1.012%で引けました。

原油価格は、金融緩和と景気刺激の思惑から買われ、前日比0.23ドル高の31.73ドルで引けました。

金価格は、米株の損失を穴埋めするために売られ、前日比73.6ドル安の1,516.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ジリ高が継続し、一時108.50近辺をつけました。

EUR/USDは下落し、一時1.1055近辺つけました。

EUR/JPYは、ドル/円の上昇に連れて上げ、一時120.32近辺をつけました。

突発的リスクへの初期動作

相場でポジションを持つということは、リスクに常にさらされるということです。

特に、事件・事故のような突発的なリスクの発生に対して、どう対処するかという初期動作をあらかじめ決めておくことは、大変大事です。

なぜなら、冷酷なようですが、相場の世界では自分で自分を守るしかないからです。

実際その突発的な事態による損失を最小限にとどめる初期動作として、事前に準備しておけることは、現状の水準より遠くてもいいですから、ロスカットを常に入れておくことです。

ただし、たとえロスカットを入れていても、パニック相場では、流動性が極めて低下し、指した値段よりも悪いレートでしかロスカットが実行されないことがあることも、マーケットではありえます。

それでも、ロスカットが実行されたことに安堵するような相場もあるということです。

外銀にいた頃、なんの事件か忘れましたが、突発的な事件が発生し、自分が指した値段のロスカットが、ニューヨークで、百数十ポイント上でついたことがありましたが、翌日の東京では、すでにそのロスカットが実行されたレベルからさらに200ポイントも上昇しているのを見て、ホッと安堵したことがありました。

常にロスカットを入れておくことをお勧めしますが、もしも、ポジションを持っているけれどロスカットを入れていない状況で、突発事態が発生した場合はどうすべきかですが、アゲンスト(不利)なポジションであれば、現状レベルがいくら持ち値とかけ離れていても、躊躇なく切ることです。

突発的な事態の発生時においては、マーケットが突然のリスクから一目散に逃れようと死に物狂いになっていますので、どんなプライスでも叩いてきます。

こんな時は、ためらわずに、早くポジションを閉じ、マーケットからゲットアウト(出る)することが、結果的には自分の身を守ることにつながります。

また、今のことは、もし離れたロスカットを入れていて、まだついていない場合でも同じで、ロスカットがついていないと安心せずに、状況は上記と変わりませんので、自ら躊躇なく切ってしまうことが大事になるわけです。

リスク管理と言えば難しそうですが、どうやってリスクから逃れ損失を最小限にとどめるかと考えれば、自ずと突発的なリスクへの初期動作は見えてくると思います。

最後に付け加えておきますが、ふとんをかぶってやり過ごしうまく行く時もあるかもしれませんが、経験的にはやり過ごせなかった時のほうが多かったと申し述べておきます。

世界が相手の為替市場だけに、リスクのスケールも大きいですから、十分ご注意ください。

2020/03/13

ショートか

ドル/円は、13時台に上げたことで、基本的にショートだということがわかります。

所在なげ

ドル/円は、ドリフト(漂う)しています。

休むも相場

ドル/円は、方向感がはっきりしません。

一歩引いて

ドル/円は、乱高下となっており、一歩引いてみるべきかと思います。

パニック状態

ニューヨークダウは、米政府が英国を除く欧州からの渡航を30日間禁止する措置を発表したことを受けて売られ、前日比2,352.60ドル安の21,200.62ドルで取引を終えました。下げ幅は過去最大となりました。

米国債10年物利回りは下げ、暫定値ながら前日比0.036下げて0.836%で引けました。

原油価格は、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかないことから売られ、前日比1.48ドル安の31.50ドルで引けました。

金価格は、株の損失を埋めるために売られ、前日比52.0ドル安の1,590.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、損切を巻き込んだ買戻しに一時106.10近辺まで上昇しましたが、その後104.63近辺まで反落しました。

EUR/USDは、ラガルドECB総裁の「金利のスプレッドを縮めるためにここにいるのではない」との発言を受けて失望売りが加速し、一時1.1056まで下落した後、一時1.1226近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、一時118.33近辺まで上昇後、一時116.99近辺まで反落しました。

ビギナーズラック

相場に煮詰まった時、あるいは見えなくなった時には、初心に戻ることが大事だと思います。

より具体的には、相場の世界であれば、なにもポジションを持たない状態に戻るということだと、個人的には思っています。

いったん、ポジションを持ってしまうと、自分に都合の良いように相場を見ようとし(※)、その結果、全く相場が見えなくなって、気がつくと大きな損失を被ることが多々あり、だからこそ、それを断ち切るにはポジションのない状態に戻ることが大切だと考えています。

ビギナーズラックとは、良く言ったものだといつも思いますが、初々しい何に対しても謙虚な姿勢があればこそ、ラック(幸運)もやってくるわけで、馴れでポジションメイク(ポジションを作ること)を繰り返しても、あまり良い結果は生みません。

来月には、フレッシュマン(新入生、新入社員)達が入ってくる季節になりますが、彼らだけでなく、常に、自分自身の気持ちをフレッシュに持って行く事が大事だと思います。

(※)自分のポジションに都合が良いように相場観を語ることを、ポジショントークと言い、世界中で使われています。どこの人も同じだと、為替をやっていると思います。

2020/03/12

ショートか

ドル/円は、なにかと言えば、売りからです。

下げたが

ドル/円は、売り先行でショートになりやすいため、利が乗れば利食うことが大事だと思われます。

下げの感応度鈍る

ドル/円は、売り先行の相場になってきており、すぐにショートがたまり、買戻しが激しくなりやすくなっています。

再び重くなる

ドル/円、クロス円は、再び下値トライの機運が高まっているもようです。

ドル/円乱高下

ニューヨークダウは、米政権が給与税の免除などを含む経済対策案を発表しましたが、米議会で審議が難航する可能性が高いことが嫌気され、前日比1,467.08ドル安の23,551.08ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは反発し、暫定値ながら前日比0.065%上げて0.874%で引けました。

原油価格は、発表された米週間在庫統計が予想以上に増加し売られ、前日比1.38ドル安の32.98ドルで引けました。

金価格は、米株安から利益確定の売りが出て下げ、前日比18.0ドル安の1,642.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、主要国の景気刺激策に期待感が広がり売りが先行したものの下げきれず、一時105.33近辺まで反発する場面もありましたが、その後104.23近辺まで反落するなど、荒れた相場となりました。

EUR/USDは、ECBの追加緩和観測が強まる中、一時1.1258近辺まで売られました。

EUR/JPYは、下落を続け、一時117.54近辺をつけました。

GBP/USDは、BOE(英中銀)が0.5%の緊急利下げに踏み切り、英政府も300億ポンド規模の経済対策を発表したものの、下落は止まらず、一時1.2805近辺をつけました。

軸足を決める

相場に対して、どういうスタンスで臨むのかという軸足を決めることは、大変大事なことです。

下げ相場であれば、売り先行。上げ相場であれば、買い先行という大枠を決めるだけでなく、どういう形でのエントリーで行くべきかも、事前に方針を決めておくことが良いと思います。

トレンド性の強い相場であれば、成行やストップエントリー(逆指値)で相場に飛び込むような入り方も良いでしょうし、トレンド相場と言えども、それなりに戻す相場であれば、戻り売りなり、押し目買いの方針で、対処すべきでしょう。

また、レンジ相場であれば、引きつけて逆張り的に、戻り売り、押し目買いをして、ほどほどでやめるという方針が大事です。

要は、直面する相場が、どういう種類の相場であるかを、いち早くつかみ、その相場に応じてどう対応するのかという軸足を決めておくことが重要です。

軸足が定まっていないと、マーケットに翻弄され、いらぬ損失を被ることになりかねませんので、今がどういう相場であるかを認識することは大変重要なことだと言えます。

また、今の相場がどういう種類の相場であるかがわかっていれば、突発的な相場の急変に対しても、それが一時的なものなのか、あるいは、相場の大転換の時で根本的な考え方の変更が必要になるのかの判断がつけられると考えます。

相場は、軸足がブレると、なかなか儲かりません。相場の大局をつかみ軸足を決めておくことが大事たと思います。

2020/03/11

買い優勢

アジアタイム午後下げていたドル/円は、買い気になってきています。

執拗な売り

ドル/円は、しかし、そんなにロングなのかと見ています。

売ると上がる?

ドル/円は、売りが先行すると反発するのではないかと見ています。

様子見か

ドル/円の落ち着きどころが、はっきりしません。

大荒れ続く

ニューヨークダウは、トランプ大統領の経済支援策への期待から買われ、前日比1,167.14ドル高の25,018.16ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.225%上げて0.794%で引けました。

原油価格は、「ドアは閉まっていない」とするロシア高官の発言受け産油国協調への期待が強まって買われ、前日比3.23ドル高の34.36ドルで引けました。

金価格は、米株高を受けて売られ、前日比15.4ドル安の1,660.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、いったん103.22近辺まで売られましたが、「トランプ大統領が給与税は選挙まで免除が望ましいと共和党議員らに打診した」と伝わったことから急反発し、一時105.92近辺をつけました。

EUR/USDは、下落を続け、一時1.1275近辺をつけました。

EUR/JPYは、いったん117.48近辺まで売られましたが、そこから一時119.49近辺まで反発しました。

刑事(デカ)のように足で稼ぐ

相場とのつきあいが長くなると、相場の動きのほうが先で、その展開を確認するような経済指標の結果や要人発言といった事象が後からやってくるということが多くなります。

一時は、だからテクニカルチャートだけ見ていれば、相場が見えてくると思った時期もありました。

確かに、それも、ひとつの真理なのかもしれません。

しかし、よくよく自分自身の行動を振り返ってみると、無意識のうちに色々な事象を新聞・ネット等から吸収していて、その情報の蓄積が相場観を作っているように、現在では思っています。

つまりは、刑事(デカ)のように足で稼ぎ情報を集めていくという地道な作業が、実は大事なのではないかと思っています。

もちろん、インスピレーション(ひらめき)も大事です。ただ、それは、今お話した地道な積み重ねの上にあるものであって、突然降って湧いてくるようなものではないように、個人的には思っています。

つまり、いろいろな情報の蓄積があってはじめて、インスピレーション(ひらめき)も出てくると思います。

こんなことが、たまにあります。

いろいろな情報が頭の中で駆け巡り、モヤモヤしてモヤモヤしてたまらなくなった時、突然、バラバラのパーツがガチャンガチャンと結合しひとつになって、霧が晴れて相場の先が見えてきて、なんだそうだったのかと思うことがあります。

これが、私にとってのインスピレーションの湧く瞬間で、つまりは、いろいろな情報がバラバラに存在していたのが、ひとかたまりになって話の流れが掴めた瞬間です。

この瞬間から言えることは、私自身は、それまでの情報の蓄積がなければ、インスピレーションが湧かない人間であるということを示していると思っています。

ということで、やはり日々の地道な蓄積こそが、大事なのではないかと思う今日この頃です。

2020/03/10

売ってきたが

ドル/円は、値ごろ感で売っても、下がりづらいと見ています。

ショートか

ドル/円は、値ごろ感から売っている可能性があります。

オーバーシュート?

ドル/円は、さすがに2月21日から一時11円下げており、オーバーシュート(行き過ぎ)の可能性があります。

本日は10日

本日は10日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、10時ごろの仲値決めに向けて、輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

米株大幅安だが

ニューヨークダウは、新型コロナウイルスのまん延と原油急落を受けて下げ、前週末比2,013.45ドル安の20,3851.33ドルで取引を終えました。過去最大の下げ幅となりました。

米国債10年物利回りは、米株安を受けて低下し、暫定値ながら前週末比0.205%下げて0.562で引けました。

原油価格は、サウジアラビアが増産姿勢に転じ需給懸念に拍車がかかり売られ、前週末比10.15ドル安の31.13ドルで引けました。

金価格は、リスク回避で買われたものの株の追加証拠金の差し入れのための売りも出て上値は重く、前週末比3.3ドル高の1,675.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米株の大幅安に一時101.18まで下落しましたが、主に102.00~60近辺での揉み合いでした。

EUR/USDは、一時1.1495近辺をつけましたが、主には1.14台後半に向けてジリ高でした。

EUR/JPYは、一時116.12近辺まで下げましたが、主には117円前後でジリ高でした。

「白猫であれ黒猫であれ、ネズミを捕るのが良い猫である」

これは、時の中華人民共和国の最高実力者であった鄧小平(とう しょうへい)氏の言葉で、私が好きな言葉です。

つまり、どんなやり方(猫)でも、良い結果(ネズミを取る)が出すのであれば、そのやり方は良いやり方だという極めて合理的な考え方だと思います。鄧氏は、この考え方に基づいて、共産中国に「改革・開放」政策という市場原理を導入に、飛躍的な経済発展を実現させました。

これを、相場の世界にあてはめて考えてみますと、テクニカル分析であろうと、ファンダメンタルズ分析であろうと、そのふたつを併用したテクノファンダメンタルズ分析であろうと、値動き分析であろうと、気学やアストロジーであろうと、またシステム売買であろうと、良い結果を生み出すなら、それはその人にとって良いやり方だということです。

大事なことは、ひとつのやり方が万人共通の良いやり方というわけではありませんので、自分自身と相性の良いやり方を見つけなくてはならないということだと思います。

自分に合ったやり方を見つけるためには、まずは色々試してみる必要性がどうしてもあります。ただし、ひとたび、自分とフィットしているやり方だと感じたら、ある程度継続してやり続けることが大事だと思います。つまり、「継続は力なり」だと思います。

さらに、その選んだやり方が自分と本当に良い相性だと確信したら、とことんそのやり方にはまってみることも大切なことだと思っています。

2020/03/09

簡単に振れるマーケット

ドル/円は、大きく下げた後だけに、スカスカ状態です。

厳重警戒

日経平均の急落を受け、マーケットはパニックになっています。

乱高下

ドル/円は、104.03近辺の200カ月移動平均線を挟んで乱高下です。

上が重くなったか

ドル/円は、105.00が下抜けたことで、105.00は強い上値抵抗線になるのではないかと見ています。

円と世界

私が、現場でトレーディングしている時、うん?と思ったのは、スイスのフランス語圏であるジュネーブから、EUR/JPYの大口の売り買いが頻繁に出た時でした。なぜ、ジュネーブから、EUR/JPY?と思いました。後ろにいるのは、誰かはわかりませんが、たぶん中東筋だと思います。

また、ノルウェーから、大口のドル/円の売り買いがちょくちょく出た時期もありました。

ニューヨークにいた時、ニューヨーク州の奥地にある世界的に有名な米企業の担当者が、なぜかドル/円に非常に関心を持っていて、積極的なトレーディングをしていました。

ことほど左様に、円なんて日本人しか関心を持っていないと思ったら大間違いで、いろいろな地域の人々が関心を持っています。

日本人が思っている以上に、日本は世界と係わり合いを持っていなす。

こんな話を聞いたことがあります。

ある日系商社マンが、米国中西部に出張した時の話です。

仕事を終え、ホテルにチェックインして、エレベーターに乗った時、白人のふくよかなご婦人が同乗してきました。セールスマン氏は、商談がうまくいかなかったのか、ご機嫌斜めで、思わず「なんだ、このデブ!」とポロッと言ってしまったそうです。そうしたら、そのご婦人が、日本語で、「悪かったわね!」と切り替えしてきて、もう何も言えなかったそうです。完全KOです。

油断をしていると、どこに落とし穴があるかわかりません。くれぐれもご用心を。

2020/03/08

Weekly Report(2020/03/08)

今週の注目点

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1. まだまだ下値を試すか?ドル/円
2. 引き続き上がるか?EUR/USD
3. 反発強い GBP/USD
4. まだまだ下がるか?クロス円

【1. まだまだ下値を試すか?ドル/円 】から一部

・米国での新型コロナウィルスの感染拡大はこれから
・米株式市場の混乱は続く
・リスク回避の円買いは続く
・しかし、特効薬が発見されれば大反転もありうる

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[3/8]FX経済研究所出演

3/8(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「米国株急落と為替相場YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

大葉(おおば)

なぜ、日本勢は、米英勢のような執拗な攻めと破壊力が出せないものかと考えましたが、基本的にやさいしい国民性だからなのだろうと思います。

ニューヨークにいた頃、寿司屋の板さんに聞いた話ですが、刺身に添えられたり、お寿司にも使われる大葉(紫蘇の葉)は、米国の日本人農家で栽培されているそうです。種をまいた最初の年は、日本の大葉となんら変わりませんが、そのまま2年目も収穫しようとすると、米国のたくましい土壌の影響で全く日本の大葉とは似ても似つかぬたくましい葉になってしまうそうです。ですから、お寿司屋さんを含め日本人向けには、毎年種をまきなおしているとこのことでした。

日本にあるものは、人間のみならず草木もやわらかくやさしい風土に包まれているということだと思います。

しかし、こと外国為替で勝負していく以上、相手の大方は日本以外の異文化の人々であるわけで、余程性根を据えて、勝負するつもりにならないと、根がやさしい日本人だけに良いように扱われると思っておいて良いのではないかと思います。

やはり、少なくとも相場では、自己主張を押し通す日本人でなければならないと思います。

2020/03/07

週末で下げも一服

ニューヨークダウは、新型コロナウィルス感染拡大でリスク回避の売りが出て、前日比256.50ドル安の25,864.78ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株安受けて低下し、暫定値ながら前日比0.142%下げて0.777%で引けました。

原油価格は、OPEC加盟国とロシアなど非加盟国が減産拡大で合意できず売られ、前日比4.62ドル安の1バレル41.28ドルで引けました。

金価格は、米株安を受けて買われ、前日比4.4ドル高の1,672.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、予想より強い米雇用統計で一時105.73近辺まで反発する場面もありましたが、結局105.15~50近辺で揉み合いました。

EUR/USDは、一時1.1355近辺まで上昇し、結局1.1310近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、119.00~43近辺での揉み合いでした。

コロンブスの借金 

ロンドン時代、ドル/円の為替スワップ取引でよく取引の相手になった銀行に、Monte dei Paschi di Siena(モンテ デイ パスキ ディ シエナ)というイタリアの銀行がありました。

ロンドンから東京のディーリングルームに異動してからしばらくして、イタリアを含めた欧州出張の機会があり、ロンドン時代の取引相手であったこともあり、ミラノにあるこの銀行のディーリングルームを訪ねてみることにしました。

実は、このMonte dei Paschi di Siena(モンテ デイ パスキ ディ シエナ)は、1472年に前身が設立され、その後営業を中断することなく続けている世界最古の銀行です。本店は、イタリア中部トスカーナ地方の都市シエナにあります。

ここのディーラーの話には、はめられました。それが、タイトルの「コロンブスの借金」です。

コロンブスは、1492年に現在のバハマ諸島の一角に到達し、新大陸を発見しました。

その時の事業資金を、Monte dei Paschi di Siena(モンテ デイ パスキ ディ シエナ)はコロンブスに融資したが、未だに返済が滞っていて、500年分の利息は天文学的な数字になっていると、これまた世界最古の銀行らしい逸話をまじめくさって話すので、最初は真に受けてしまいましたが、そのうち、相手がクスクス笑い出したので、なーんだはめられたのかと、またお互い笑ってしまいました。

ディーラーは、どこへ行っても、通じ合うものがあります。

2020/03/06

反発の形相

ロンドンは、ドル/円、クロス円を買ってきています。

マーケットは下げを確信したか

ドル/円の売りに過熱感を感じます。

重くて固い相場

ドル/円は、下も固いですが、戻りが限られていることが気になります。

緊張感を持って

全体的にパニック的な相場になる可能性がありますので、十分警戒してください。

コロナ懸念拡大

ニューヨークダウは、米国で新型コロナウイルスの感染者数が増えていることが懸念されて大幅に売られ 、前日比969.58ドル安の26,121.28ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株急落を受けて低下し、暫定値ながら前日比0.140%下げて0.914%で引けました。

原油価格は、OPECは減産で合意したもののロシアの参加が不透明なことから下げ、前日比0.88ドル安の45.90ドルで引けました。

金価格は、米株急落を受けリスク回避から買われ、前日比25.0ドル高の1,668.0ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米株急落を受けて売られ、一時105.97近辺をつけました。

EUR/USDは、米株安受けて上昇し、一時1.1236近辺をつけました。

EUR/JPYは、ドル/円に連れて下げ、一時119.00近辺をつけました。

マエストロ

マーケットは、いったんパニックに陥ると、さながら暴走する牛の大群のようになり、なんびとも止めることが出来なくなります。

そうなってしまった相場を、止めようなどと(つまり、逆張り)決して思わないほうが良いと思います。

また、金融当局とっては、マーケットが暴走する前に手を打つことが大変重要になります。

そこが、FRB(米連邦準備理事会)議長だったアラン・グリーンスパン氏のすごいところでした。

つまり、彼は、これからFRBがやろうとすることについて、常にマーケットに事前事前に説明し納得させ、マーケットが動揺しないよう行動した議長だったからです。

そのため、世界経済全体に影響を及ぼす米国の金融政策の変更があっても、マーケットは驚かず、素直に方針に従いました。

同氏は、まさしくマーケットセンチメント(市場心理)を熟知したマーケットのマエストロ(名指揮者)だったと言え、そこが、マーケットの参加者の多くが、未だに彼を尊敬してやまないところです。

私も、熱烈なファンの一人です。

2020/03/05

どこまで続くか?

久々に、ロンドンが前向きに円買いをしてきています。

反落

ドル/円は、買ったことで、逆に重くなっています。

下げ渋るドル/円

ドル/円は、ショート気味のようです。

今日は5日

本日は5日で、5・10日にあたり午前10時ごろの仲値決めに向けて、輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

米株大幅反発するもドル/円小動き

ニューヨークダウは、 米大統領選の民主党候補者争いでサンダース氏が劣勢となりヘルスケア関連中心に買いが強まり、前日比1,173.45ドル高の27,090.86ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、若干戻し、暫定値ながら前日比0.020%上げて1.020%で引けました。

原油価格は、ロシアの協調減産の不参加が嫌気されて売られ、前日比0.40ドル安の46.78ドルで引けました。

金価格は、前日のFRBの緊急利下げを受けた大幅上昇の反動で利益確定売りが強まり、前日比1.4ドル安の1,643.0ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、売りが先行し、107.14近辺をつけましたが、発表されたISM非製造業景況指数が予想より良かったため107.54近辺まで反発しました。

EUR/USDは、一時1.1096近辺まで売られたものの、その後1.1145近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、一時119.02近辺まで売り込まれたが、その後119.70近辺まで反発しました。

相場は、心理戦

今でも、たまに、相場が、何を考えているのかよくわからない時があります。

よくあるケースは、なんでこんなに上がるのかわからない時です。でも、後々聞けば、それなりにマーケットを煽るニュースはあったけれど、本当のところは上にストップロスがあったからという、実に技術的な原因であることが多く、そんなに深謀遠慮のことではありません。

結構、いろいろ論理的に考えていても、相場は論理どおりには行かないものです。

特に、金利の世界に比べて為替の世界はそういうことが多く、単なるロジック(論理)だけでは、うまくいかないものです。

私は、そういう為替の世界で生き抜いていくためには、マーケットセンチメント(市場心理)を、どう読むかということが大きいのではないかと考えています。

マーケットセンチメントとは、相場がどうなってほしいのかというマーケットの期待感であり、これをどう把握するかということで、それは日々の値動きの中からも把握できるものだと思っています。

それは、心理戦であり、大勢が期待する結果と失望する結果を読むことが必要で、それなりの経験の蓄積が必要であることも確かです。

特に、市場が失望する時、相場は大いに動き(つまりは、ロスカット)、この場面で涼しい顔をして利食えることが、トレーダーとしての醍醐味だと言えます。

2020/03/04

円売り

ロンドンは、ドル/円、クロス円で、円売りでスタートです。

スケールの大きな相場か

ドル/円の値ごろ感からの買いは、リスクがあると見ています。

備えあれば憂いなし

ドル/円は、リーマンショック級の事態(ドル安円高)に陥る可能性もありますので、十分な警戒が必要です。

くすぶる下落リスク

ドル/円は、FRBの緊急利下げでも、戻りは限られ、下落リスクがあります。

FRB利下げするも

ニューヨークダウは、FRBの緊急利下げが発表されましたが新型肺炎への警戒感は根強く売られ 、前日比785.91ドル安の25,917.41ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、FRBの利下げを受け低下し、暫定値ながら前日比0.174%下げて0.998%で引けました。

原油価格は、OPECとロシアの減産期待から買われ、前日比0.43ドル高の47.18ドルで引けました。

金価格は、FRBによる緊急利下げを受け買われ、前日比49.6ドル高の1,644.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、新型肺炎感染拡大を受けて発表されたG7共同声明が、かえって市場の失望を呼び、さらにFRBが0.5%の緊急利下げに動くとドル売りが強まり、一時106.94近辺まで下落しました。

EUR/USDは、FRBの利下げを受け、一時1.1213近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、FRBも利下げ時に、一時120.50まで上昇しましたが、直後に119.53近辺まで下落するなど、かなり荒っぽい動きとなりました。

武者震い

今まで、震えるなどと言うと、いくじがないようで誰にも言いませんでしたが、極度の緊張と興奮から、ディールの後、手の震えが止まらなくなったことが何度かありました。

あれが、たぶん武者震いだろうなと、自分では今でも思っています。

それは、ロンドンから東京に移り、ロンドン支店より何十倍も大きな取引が飛び交う東京のディーリングルームで、ケーブル(GBP/USD)ディーラーの時、そしてドル/円ディーラーだった頃に何度かありました。

当時のディーリングルームは、ブローカー(仲介業者)からのプライスの提示もスピーカーを通して声で伝えられましたし、また直接ディーリングマシーンあるいは電話を使って他の銀行にたずねたプライスも、アシスタントから怒鳴るように伝えられ、普通のときでさえ喧騒の中にありました。

そういうところに、国内のお客さんからあるいは海外から、大口のプライスを聞かれ、そして出したプライスを叩かれ、それによって出来たポジションを、ブローカーを通じ、そして他の銀行を何行も呼んで、カバーに入る時はそれは怒号の渦となりました。

ヘタをすると10銭で何千万円のロスになるというリスクの中で、そのプライスで売買するか見送るかを即決していくことは、極度の緊張感と興奮に包まれました。

そして、大口のディールを終えたとき、ふと見ると、自分の手が震えていることに気づきました。

ひとつの達成感と、軽い疲れを感じながら、震える手に恥じらいを感じたものでした。

2020/03/03

ドル/円は横ばいだか

全体的には、ドル買い傾向です。

ドル/円、依然上昇の可能性

昨日のダウの1294ドルの上昇は、ドル/円の60銭ぐらいの反発で織り込まれたとは思えません。

底固めか

ドル/円は、1時間足でダブルボトムを形成しています。

主要中銀の協調金融緩和期待

ニューヨークダウは、主要中銀の協調金融緩和期待から大幅反発し、前週末比1293.96ドル高の26,703.32ドルで取引を終えました。上げ幅は、過去最大でした。

米国債10年物利回りは軟化し、暫定値ながら前週末比0.006%下げて1.150%で引けました。

原油価格は、主要中銀の協調金融緩和期待やOPECの減産観測を受けて買われ、前週末比1.99ドル高の46.75ドルで引けました。

金価格は、前週末に大幅安となった反動で買いが優勢となり、前週末比28.1ドル高の1,594.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、前週末のパウエルFRB議長に利下げ示唆したことが意識され、107.40近辺まで売られましたが、その後の米株高に連れて、一時108.47近辺まで反発しました。

EUR/USDは、ジリ高を続け、一時1.1185近辺まで上昇しました。引け際、1.1124まで反落しました。

EUR/JPYは、EUR/USDの上昇に連れて上げ、一時120.71をつけました。引け際、一時120.48近辺まで反落しました。

マーケットセンチメント

あれは東京だったかニューヨークだったか良く覚えていませんが、今までにも何度か話題に上った、あの積極的なポジションテイク(ポジションを張ること)で有名なバンカーズトラスト・ニューヨークのディーラー達と飲み会をしたことがありました。

さすがにバンカーズのディーラー達ですので、相場が本当に好きで、話題のほとんどが相場の話でした。その話題の中でも、インド人ディーラーが話してくれたのは、なんとまあそこまでやるかいという感じでした。

彼が話してくれたのは、ケーブル(GBP/USD)のポジションのことで、バンカーズ・ニューヨークは、無茶苦茶に大きなケーブルのポジションをキャリー(保有)しているため、英中銀Bank of England(BOE)が、日々のポンドの短期資金の調整をするにあたり、バンカーズのポジションを毎日ロンドンから電話で聞いてくるとのことでした。

一国、それも先進7カ国のひとつである英国の日々の金融調節にあたって、一銀行のポジションがわからないと出来ないというのは、凄いことです。

今やネットが発達し、個人の為替取引も非常に便利になりました。反面、スクリーン上で、動くレートが無機質なもののように捉えられてきているような気がします。

しかし、このレートは、世界中の人々が参加して作られ、しかも、今挙げた例のような、物凄いプレーヤーたちも加わって出来たレートだと言えます。

一見、無機質なレートですが、実は、いろいろな人々の意思が交じり合ってできたもの、言い換えれば、マーケットセンチメント(市場心理)によって出来ていることを、お忘れにならないようにしてください。

相場の行方を予測し闘って行く上では、マーケットセンチメントを読んで行くことが、実に大事なことです。

2020/03/02

ドル/円の買いから

ロンドンは、ドル/円の買いから入ってきましたが、上値も重そうです。

ショートか

ドル/円は、依然として買いが引きません。

押し目買い?

ドル/円は、輸入企業の買いも出ているでしょうが、それ以上に値ごろ感からの買いが投機筋から出ているように思われます。

週末挟んで窓

ドル/円は、インターバンク市場では、今朝のシドニーは6時40分現在107.38-39となり、先週金曜のニューヨーククローズ(108.06)との間で、窓が開いています。

Oh, boy!  

私が、ニューヨークに駐在していた頃、トレーディングでいろいろな経験をしました。その中でも、忘れられないエピソードを今回お話ししてみたいと思います。

ある時、大台は忘れましたが、たとえば、ドル/円の109.00以上には、日本の輸出企業からの売りオーダーが死ぬほどあって上は鉄壁だと、マーケットでは言われていました。

しかし、なぜかプライスは、徐々に、その109.00に吸い寄せられ、108.90-00近辺で保ち合い状態になって、どう見ても買い気が強い状態になっていました。

そこへ、日本のお客さんから、私の直通番号に電話があり、挨拶もそこそこに、「お騒がせしますが、ドル/円で200本プライス(2億ドルのツーウェイプライス)をお願いします。」とのことでした。

200本(2億ドル)と言えば、1銭アゲンストで2百万円、10銭アゲンストで2千万円のロスがでるサイズです。

瞬間的に、自分が感じる買い気の強さとマーケットで言われている109.00以上の死ぬほどあるという売りオーダーを比べてみて、ここで売ってこられても逃げられるが、買ってこられたら逃げられないと自分が値動きから感じる強さを信じ、マーケットが108.90-95のところで、108.95-00でプライスを提示しました。

そうしましたところ、そのお客さんは、「マイン(Mine、買った)」とおっしゃって取引は成立。私は、200本のショートを持ったわけです。

お礼を申し上げて電話を切るなり、私のアシスタントのアイルランド系アメリカ人のデニースに、「I need 200!(200本買わなくちゃならない!)」と言うと、今まで私が日本語でボソボソ電話していたので、そんなことになっているとは知らなかった彼女は、「Oh,boy!(えー!)」と叫びつつ、「Hey, guys(みんな、聞いて!)」
とチームの連中に大声で指示し、他の銀行をディーリングマシンや電話で呼びまくりました。

そして、チームのみんなが伝えてくる他の銀行の出してくるプライスを、私は買い捲りました。

積極的にリスクをとることで有名な銀行、バンカーズトラストなどは、呼び返してきて、「What's your price?(おまえのプライスを出してみろ)」と、挑みかかってくる有様で、なにしろ大騒ぎのうちに、200本を無事買い終わりました。

その間、プライスは、108.90-00の間で動いていませんでしたが、買い終わってしばらくして、地鳴りがしたような気になるほど、ズズズーッという感じで109.00を上に抜け出し、それからは速かった。ものの30分掛かるか掛からないかのうちに、2円ブチ上がったのでした。

このエピソードから申し上げたかったことは、噂や世間の見方に頼り過ぎないで、自分がマーケットの値動きから感ずることを信じることが大事だということです。

そして、自分を信じるためには、痛い目に遭ってでも、いろいろ経験を積むということが大事だと思います。

2020/03/01

Weekly Report(2020/03/01)

今週の注目点

1. ドル/円、上げはフェイクだったのか
2. EUR/USD、さらに上昇か
3. GBP/USD、現状レベルで横ばいか
4. クロス円、ドル/円次第

【1. ドル/円、上げはフェイクだったのか】

・上げの反動としての下落の可能性
・いろいろなことが下げを示唆
・相場がスケール大きくなっているので執着するのは危険

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•質問回答

私の鬼軍曹

36年前、私は銀座支店からロンドン支店に転勤と同時に、ロンドン支店長からディーラーになるように命ぜられました。

確かに、ディーラーは、ある意味、カッコよさもあり憧れていましたので、そう言われて、「やった!」と正直思いました。

しかし、それが地獄の入り口だとは、その時は思ってもみませんでした。

ディーリングルームに、早速連れて行かれ、ディーリングルームのトップと挨拶をした後、担当上司を紹介されました。

その人が、私の鬼軍曹でした。

見るからに、こわもての人でしたが、挨拶早々、「やりながら覚えていけばいいなどと考えていないだろうな。」と、人の心を見透かしたような一撃をまず受け、そして、「自分から勉強していくつもりでなければ、うちはオマエはいらん。」と、もう一撃が浴びせられ、出だし早々にして、クラッときました。

それからの毎日は、罵声罵倒の連続で、英語は出来ないし、相当心身ともに消耗しました。

そんなある日、なんのことが原因かはもう忘れましたが、鬼軍曹の逆鱗に触れ、「そんなことまで、俺に話させるのか。フフフフ。」と、最上級で怒っている時のかすれた笑いを浮かべ、そのあとは全人格を徹底的に否定されるようなお叱りを受け、さすがに、自分が情けなく、ディーリングデスクで悔し涙にくれ、早く日本に帰りたいとさえ、本気で思ったこともありました。

しかし、鬼軍曹の厳しい教育が功を奏し、私は短期間にいろいろなことを身につけていき、そして、ディーリングというものの魅力に取りつかれ、仕事がおもしろくておもしろくて仕方がなくなりました。

後日、ある人から聞いたのですが、「あの人は、ディーリングルームの人手が足らず、少しでも早く戦力になってほしいと君には厳しくしていたけれど、ディーリングルームの外の人達には、君はよくできると褒めていたよ。」と聞かされ、胸にグッと熱いものを感じました。

それから、36年、外国為替が好きで、ずっとこのこの仕事を続けてきましたが、それもこれも、最初の鬼軍曹の「自分で学べ」という厳しい教育があったからこそだと思っています。

そして、思うことは、もしもあの時、外国為替に興味を持っていなかったら、たぶん続かなかっただろうと思います。

好きだからこそ続けてこれたのだと思っています。

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