魚の釣り方
以前、ある方から「私は、魚自体をもらうのより、魚の釣り方を教わりたい」というお言葉を頂き、我が意を得たりでした。
私は、できるだけ釣り方という「技」をお教えすることはもちろんのこと、突発的な高波にさらわれないようにする、あるいはさらわれたとしても生還して帰れるようにするための「心構えやリスク管理」というサバイバル法をお伝えして行きたいと常々思っています。
魚自体をもらうことが決して悪いことではなく、うまく行けば手っ取り早く利益につながるわけですから、それもありだとは思います。
しかし、魚自体をもらっていることを続けても、自分自身の釣りの技量に成長はなく、常に他力本願ですので、それであれば、投資信託に資金を預けても良いように思います。
もしも、自分自身で魚を釣りたいと思われているのであれば、私は私の持つ技と経験を惜しまずお教えしますし、今の相場状況からは、自分自身としてこう思うということを相場コメントとしてお伝えしていきたいと思っています。
ただ、あくまでも、相場状況については、私の個人的な見解であり、最善は尽くしますが絶対にあたるというものではないということも、どうかご理解頂きたいと思います。
私に科せられた課題は、出来うる限り予測の精度を高めることであり、これはこれぐらいでいいという限りはなく日々精進を続けるのみと考えています。