東京クローズ間近
17時の東京クローズ前にドルの買い戻しが出ています。
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17時の東京クローズ前にドルの買い戻しが出ています。
EUR/USD、GBP/USDが、やや軟化しています。
ロンドン休場のため、いつも以上に閑散ムードです。
防戦的な買いの可能性があります。
米金融緩和長期化を受けてと見ます。
何度もレジスタンスになったり、サポートになって跳ね返されている水準を攻める時、「今回は違う」と思いたくなるものです。
確かに、「今回は違っていて」強力なレジスタンス・サポートを抜けることはもちろんありますが、どちらかと言えば、それは例外的で、またしても跳ね返されることが多いと言えます。
たとえば、三尊の三つ目の谷を攻める時などに良く見受けられます。
ネックラインをやや下に切れたかのような動きをしますが、結局は跳ね返されることが結構目立ちます。
これは、多くのマーケット参加者が、同様に三尊の三つ目の谷に注目していて試そうすると、マーケットで短期間にショートポジションが膨らんでしまうためだと思われます。
しかし、その後ショートカバーのために三尊の右に小さな山を作ることがあります。
この小さな反発の後、また下げ始めると、今度は本当に下がることが結構多いと思います。
要は、三尊の三つ目の谷を下抜くことに失敗してショートカバーをしたことにより、マーケットポジションが軽くなっていることや、トレーダーによっては、底値を見たとして、ロングから入る向きも現れるため、下げやすくなるためだと思います。
したがって、「今回は違う」と思っても、早速試すのではなく、一拍おいて様子を見るということが大事です。
大きな相場の転換点となる三尊のようなチャートパターンでは、多少遅れて入っても、決して遅くはないと思います。
今週の注目点 -
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル安気味ながらレンジか、ドル/円
2.ユーロ高気味ながらレンジか、EUR/USD
3.売られ過ぎの買い戻し?GBP/USD
4.円安気味のレンジか、クロス円
【1.ドル安気味ながらレンジか、ドル/円】
・FRB の金融緩和長期化により全般にドル安基調か
・しかし、11月の米大統領選までは決め打ちはできない
・したがって、レンジを大きくはブレイクできない
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相場で、上げでも下げでも方向が決まると、ある一定の期間、その決まった方向にひたすら向かうことがあります。
それを、トレンドと呼びますが、時代の流れにも、そうしたトレンドがあります。
時代のトレンドが決まってしまうと、その流れには抗しきれないものがあります。
具体的には、古くは、第2次大戦前の軍国化していった時代がありました。
戦後、高度成長期があり、右肩上がりの成長に誰も疑おうとしない時代がありました。
それが度を越して、バブル景気に狂奔する時代がありました。
そして、バブル崩壊後現在まで、デフレ経済の下、多くの人々が将来に不安を抱く時代になりました。
たとえば、バブル期には、いくらなんでも行き過ぎと思える社会の行動パターンにおかしいと思ってみても、時代の潮流はとどまることを知らなくなっていました。
しかし、やはりトレンドには終末があり、バブルが崩壊したことによって、多大な損失や借金だけが残っていることに気づくことになりました。
相場の世界でも、オーバーシュート(行き過ぎ)はつきものですが、やはりもうこのあたりでこの流れも終わりではと思うのに反して、そのままさらに相場は突き進んでしまうものです。
しかし、やはり終末は訪れます。
ただし、本当の相場の転換までには、イメージするよりもずーっと時間がかかるものだと理解して、トレードすることが大事だと思います。
ニューヨークダウは、FRBのゼロ金利政策の長期化を背景に、株式市場への資金流入が続くとの見方から買われ、前日比161.05ドル高の28,653.32ドルで取引を終え、終値としては昨年末水準を上回りました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.022%下げて0.724%で引けました。
原油価格は、ハリケーン後の生産回復観測から売られ、前日比0.07ドル安の42.97ドルで引けました。
金価格は、FRBの新指針を受けて買われ、前日比42.3ドル高の1,974.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、安倍首相辞意表明で売られ、一時105.20近辺をつけました。
EUR/USDは、FRBの新指針を受けて、一時1.1920近辺まで買われました。
EUR/JPYは、一時125.20近辺まで売られました。
ドル/円で急激なドル安円高が進行すると、通貨当局から「今の動きは異常、適切な措置をとることもあり得る」といったトークアップ発言が出ます。
トークアップ発言とは、通貨当局者による急激なドル安円高を食い止めようとする発言のことを言います。
しかし、こうしたトークアップ発言を耳にすると、通貨当局がマーケットがどうして急激なドル安円高になっているのかという実態を把握していないと思うことがたびたびあります。
当局者が想定しているのは、投機筋がドル/円を売り仕掛けているために、ドル安円高になっていると思っていることが、たとえば、「適切な措置をとることもあり得る」といった具合に、投機筋への警告あるいは脅し的な発言ににじんでいます。
しかし、これは、ほとんどの場合、全く的外れだと思います。
「すごい売り、よくよく聞けば、ロスカット」という相場の川柳がありますが、急激なドル安円高はドルロングポジションのロスカット、言い換えればロングの集中的な投げによって引き起こされています。
つまり、通貨当局と同じようにドル安円高を望んでいなかったマーケット参加者が、損失を出来るだけ最小限にとどめようとして行った行為が、スパイラル的で急激なドル安円高を作っていることがほとんどです。
ですから、通貨当局が本当にドル安円高の進行を食い止めたいのであれば、実際にドル買い円売り介入をすべきです。
もし、介入が出来ないのなら、マーケットのロングが解消するまで売らせ、さらにベア(弱気)になって、マーケットがショートに転じたほうが、余程短期間で反転するチャンスが出てきます。
そのあたりのマーケットセンチメントやマーケットポジションの把握を、通貨当局は求められるのではないかと思います。
それでは、投機筋は、ぜんぜん仕掛けてこないのかと言えば、仕掛けてくる時はもちろんあります。
それが散見されるのは、年末年始の相場で、日本勢が正月気分に浸っている薄いマーケットで、巧妙に仕掛けてきます。
正月三が日明けに、急にベアになって売ると、気がつけば、投機筋の利食い場に使われることがよくありますので、細心の注意が必要です。
8/28(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「9月から12月にかけての相場」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
FRBの緩和方針をうけたドル安と思われます。
安倍首相が辞任の意向を固めたことから、日経平均が急落し、円買いとなりました。
ドル/円は、買い気です。
ポジション的には、買い戻しも一巡し、スクエア(ポジションなし)に近いと見ています。
売りへの確信が、ショートを膨らませ大反発を呼びました。
ニューヨークダウは、パウエルFRB議長がジャクソンホール会議で、インフレ率が長期的に平均2%となるように政策運営を行うと表明し、金融緩和を長期間維持する考えを示したことから買われ、前日比160.90ドル高の28,492.14ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、大幅上昇となり、暫定値ながら前日比0.059%上げて0.746%で引けました。
原油価格は、米メキシコ湾岸への大型ハリケーンの接近で操業停止した石油施設が早期に再開するとの見方から売られ、前日比0.35ドル安の43.04ドルで引けました。
金価格は、FRBの新たな金融政策を受けて買いが先行しましたが、長期金利が上昇し売られ、前日比19.9ドル安の1,932.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時105.60近辺まで急落後、売り過ぎから反発となり、一時106.70近辺をつけました。
EUR/USDは、一時1.1901近辺まで急騰後、1.1763近辺まで急落し、1.1820近辺で落ち着きました。
EUR/JPYは、一時125.14近辺まで急落後、126.09近辺まで急騰しました。
ある時、車を運転中にラジオから流れてきたCMのコピーです。
細かいことは覚えていませんが、TVのサッカーゲームで活躍する選手を見て、「あの選手、すごい。敵をものともせず、前に前に攻めている。俺と違って若いっていいなあ」とそのCMの主人公は、サッカー選手の若さを強調します。
そこでTV番組が選手紹介をすると、なんとCMの主人公と同い年であることがわかりました。
それを聞いて、主人公はひとこと、「どうも、俺、いつのまにか心に贅肉(ぜいにく)がついてしまったな。」と語るのですが、良く出来たコピーだなあと思いました。
日々の仕事や私生活の中で、自分の年齢に合わせた常識やこうあるべきだといった通念ができていくと思います。
そうした常識や通念によって心に贅肉がつていくのではないかと考えています。
しかし、この話に出てくるサッカー選手のように、年齢にこだわらず、常に前向きにトライしていく姿勢があれば、心に贅肉はつかないと思います。
トレーディングでも同様で、これで極めたと思った瞬間から、心に贅肉がついていき成長が止まるように考えます。
常に次のステージを目指してトライしようとすることが、トレーディングに更なる飛躍をもたらすものと思います。
買い気が引きません。
様子見ムードです。
GBP/JPYを売ってみましたが、買いが湧いてきました。
中国は南シナ海で弾道ミサイル実験をしたもようです。
米商務省と国務省は、中国による南シナ海の埋め立てに関与した中国企業24社に輸出禁止措置を取り、関係者に査証(ビザ)の制限などの制裁を科すと発表しており、リスク回避の円買いに注意が必要です。
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◆◇リスク回避の円買い◇◆
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ニューヨークダウは、ワクチン開発の進展を好感して買いが強まりましたが、翌日にパウエルFRB議長の講演を控え上値も限られ、前日比84.09ドル高の28,332.53ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、横ばいで、暫定値ながら前日比0.010%上げて0.692%で引けました。
原油価格は、米メキシコ湾岸に大型ハリケーンが接近し、石油施設の操業停止による供給不足の見通しから買いが入り、前日比0.04ドル高の43.39ドルで引けました。
金価格は、翌日のパウエルFRB議長の講演で、同議長が金融政策の新しい方針について言及するとの見方から買われ、前日比29.4ドル高の1,952.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米政府が南シナ海の軍事拠点化などに関わった中国人に対する制裁を発表したことから、リスク回避の円買いが出て、一時105.96近辺まで下げました。
EUR/USDは、EUR/GBPの売りに一時1.1773近辺まで下げた後、一時1.1839まで反発しました。
EUR/JPYは、下落を続け、一時125.26近辺まで下げました。
催促相場は、よくマネーマーケット(金利のマーケット)で見受けられます。
催促相場とは、たとえば、公定歩合の引き上げをマーケットが期待し、金融当局の利上げの決定を待たずに、市場金利が上昇してしまい、金融当局が上がってしまった市場金利を追認する形で利上げを決定するという相場です。
FXマーケットでも、たとえば、米国の金利上昇の期待感がマネーマーケットで強まると、ドル/円でドル買いが強まることがあります。
したがい、為替相場でポジションを張るにしても、マネーマーケットが今後の金利の趨勢についてどのような見方をしているのかも、マーケットコメントなどから見ておく必要があります。
ところで、FXマーケットとマネーマーケットとの違いは、取り扱うものが異なるだけでなく、相場を見る見方がかなり違います。
FXマーケットでは、テクニカルな分析ももちろんありますが、同時にマーケットセンチメント(市場心理)を読み、大勢の考え方の裏を読もうとします。
マネーマーケットで相場を分析する上でも、もちろん、マーケットセンチメントも加味されますが、FXマーケットに比べて、格段に経済指標から得られるファンダメンタルズや金融当局者の発言などを基に論理的に分析して相場観を組み立てることに、重きが置かれています。
つまり、FXマーケットがパッション(感情的)なのに対して、マネーマーケットはロジック(論理的)だと言えます。
また、FXマーケットは、ポジションが偏ればその反対方向に相場が動いてしまい、一握りのディーラーしか儲からないゼロサムのマーケットと呼ばれます。
しかし、マネーマーケットでは、公定歩合が上がると読んで、金利上げのポジションを張り、実際に公定歩合が上がれば、それを見越して張ったディーラーは、皆儲かることになります。
したがって、ディーラーの気質も、FXとマネーとでは異なり、FXのディーラーは勝った負けたと賑やかなラテン系なのに対して、論理を追求するマネーディーラーは沈思黙考型であることが一般的です。
1時間足で、ダブルトップのネックラインが切れてきています。
ややユーロ買いです。
マーケットは、引き続き綱引き状態です。
EUR/USDもGBP/USDも上値は重いですが、下値も堅い状況です。
EUR/USD、GBP/USD、ドル/円も、買い気です。
ニューヨークダウは、アップルの利益確定売りが出たほか、エクソンモービルなど指数除外銘柄に売りが出たため下げ、前日比59.78ドル安の28,248.68ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.039%上げて0.685%で引けました。
原油価格は、ハリケーン「ローラ」が勢力を強めながらメキシコ湾岸に接近するもようで、大規模な石油施設が相次いで操業を休止したと伝わって買われ、前日比0.73ドル高の43.35ドルで引けました。
金価格は、コロナの感染拡大や米中関係の悪化への懸念が後退したことから売られ、前日比16.1ドル安の1,923.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米中両国の閣僚級協議で、貿易合意の推進で一致したことからリスクが回避されたとする円売り(リスクオン)が強まり、一時106.58近辺まで上げました
EUR/USDは、ドイツの4~6月期GDP改定値が前期比9.7%減に上方修正され、予想の10.1%減も上回ったことから買われ、一時1.1844近辺をつけました。
EUR/JPYは、上昇し、一時126.03近辺をつけました。
マーケットコメントで、よく耳にする言葉です。
確かに、大きな節目に到達すると目標を達成したという気持ちにはなります。
しかし、達成したという気持ちがあっても、そのままでは相場の流れは変わりません。
相場の流れが変わるとするならば、それは実際に、たとえば上げの相場であれば、利食いの売りが大きく入らなければ、反落はしません。
そして、たとえ特大の利食いの売りが入ったとしても、もしもトレンドが依然として上げならば、利食いによる下げは一時的で、再び買いが勝るものです。
相場の転換は、急転直下反転する場合も中にはありますが、多くの場合、結構長い揉み合いが続いた後反転することが多いと言えます。
上げ相場におけるこの長い揉み合いを、テクニカル用語では、ダブルトップと言ったり、三山とか三尊と言ったり、ヘッドアンドショルダーと呼んでいます。
下げ相場では、ダブルボトムとか、三川、三兵、トリプルボトムなどと呼んでいます。
つまり、強いトレンド、言い換えれば、強いベクトルが、方向転換するには、それまで続いた方向へのエネルギーを吸収するために相応の時間を要するのが、一般的だと言えます。
ドル/円、さらに上昇しています。
ドル/円、クロス円が、さらに上げてきています。
GBP/USD調整が必要と見ています。
EUR/USDが、下げ止まるか注目です。
本日は25日で5・10日(ゴトウビ)にあたり、10時前の仲値決めに向けて輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、米食品医薬品局(FDA)が新たなコロナの治療法を特別認可したのを受けて買われ、前週末比378.13ドル高の28,308.46ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、若干上げて、暫定値ながら前週末比0.014%上げて0.654%で引けました。
原油価格は、ハリケーン襲来に備えて米メキシコ湾岸の石油施設の操業停止が相次いでおり買いが強まり、前週末比0.28ドル高の42.62ドルで引けました。
金価格は、コロナ治療法やワクチンを巡る材料を受けて市場心理が改善し、リスクが回避されたとして売られ、前週末比7.8ドル安の1,939.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、買戻しが強まり、一時106.00近辺をつけました。
EUR/USDは、堅調に推移し、一時1.1850近辺をつけたものの、その後反落となり、一時1.1784近辺まで下げました。
EUR/JPYは、一時125.34近辺まで上げましたが、その後124.90近辺まで反落しました。
いくら強い上げ相場でも、ある水準を超すのに時間が掛ってくると、反落のリスクが高まります。
同様にいくらきつい下げ相場でも、ある水準を下回るのに時間が掛るようですと、反発のリスクが高まります。
したがい、高値水準で横這いとなって形成される高値圏や、安値水準で横這いとなって形成される安値圏は、時間の経過とともに相場が反転する危険性が膨らみます。
これは、ある意味、あたり前のことです。
しかし、特に、フェ-バーな(有利な)ポジションを持っていて、このような状況に直面した場合、素直に手仕舞えないのが、また相場です。
その原因は、これまでも、何度か申し上げてきましたように、「儲け損なう恐怖」が、どうしても頭をもたげてくるからです。
ここで手仕舞ってしまって、さらにフェ-バーな方向に行ってしまって、儲け損ねたらどうしようという恐怖感が判断を鈍らせることになります。
しかし、高値圏、安値圏が形成されるには、それなりの事情があるわけで、そこは、さらっと手仕舞うことが大切だと思います。
また、いったん手仕舞ってしまうと、再びエントリーすることができなくなるという感情を抱くこともありますが、そう自分自身を追い詰めないで、もっと気軽に考えることが大切だと思います。
気持ちの持ちよう次第で、結果が違ってくると思います。
円売りです。
ドル/円は反発しましたが、上値も重そうです。
ドル/円を買ってしまったもようです。
結構一方的な買いです。
下落の可能性がありそうです。
相場には、上がるにも下がるにも、それなりの理由がある場合ももちろんありますが、相場が先に走り出してから、理由が後追いしてくることも結構あります。
それは、たまたま自分自身がその理由に気づいていなかったということもありますが、そればかりではなく、マーケット自体が事前になにかを察知して、もっともらしい理由を待たずに相場が動き出すことがあります。
この相場の動き出しそうな気配は、チャートから結構読み取ることが出来ます。
理由ははっきりしないが、チャートを見る限りでは、どうも動きそうな気配を感じることは、皆さんも経験されているのではないかと思います。
この時に、理由がはっきりしないからと、チャートから発せられるサインを無視することは簡単です。
しかし、チャートは、マーケット参加者の怯えや不安、また期待といったいろいろな感情の集約だと個人的には捉えており、事が公になる前に相場が動き出し、チャートに変化を与えているのではないかと考えています。
たとえば、「沈没する船からネズミがいなくなる」と言われますが、まさにそうした本能的な逃避行動に相通ずるような動きをマーケットもすることをチャートは知らせてくれているように思います。
したがい、チャートに見慣れることが大事です。
そして、ちょっとしたチャートの変化に気づいた時にそのことをを無視しないことです。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.EUR/USD、調整期か
2.それほど下値は堅くなくなったか、ドル/円
3.はしゃぎすぎたか、GBP/USD
4.クロス円は、概ね調整か
【1.EUR/USD、調整期か】
・7月、8月の投機相場は、一服か
・9月8日からの欧米勢の実質的な下期のスタート前の調整期
・ただし、EUR/USD の長期的な上昇トレンドは健在と見る
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•質問回答
よく値頃感からの買いとか、値頃感からの売りという言葉が、相場解説などを読むと目にされると思います。
値頃感とは、主観的なものであって、絶対的なものではなく、相場解説の上では、常套句として使われているのに過ぎないと、個人的には思っています。
しかし、トレーディングの中でも、実際に値頃感からの取引はあります。
それは、押し目買いであり、戻り売りです。
いいところまで下げたなと思って買ったり、いいところまで上げたなと思って売ったりをすることが、実際にもあると思います。
確かに、押し目買い、戻り売りは、レンジ相場で有効な時もありますし、トレンド相場においても一時的なアヤ戻しの地合いで押し目買いをしたり、戻り売りをするのも有効ではあります。
ただし、気をつけなければならないことは、押し目買いにしても戻り売りにしても、いいとこまで来たというのは、あくまでも自分自身の主観によって思っているだけのことが多いということです。
いいところまで来たということを、より客観的に判断するには、少なくとも移動平均線やロウソク足などをチャートで見て、レジスタンス・サポートを確認した上で、ご自分の判断に合理性があると思われた時に限り、実行されることが賢明だと思います。
それを怠ると、押し目買いのレベルよりさらに大きく下げてしまったり、戻り売りのレベルよりさらに大きく上げてしまったりという、ディーラーの間でよく語られる「串刺しの刑」に処せられることになります。
ニューヨークダウは、アップルの大幅高を受けて買われ、前日比190.84ドル高の27,930.57ドル、で取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.011%下げて0.633%で引けました。
原油価格は、ユーロ圏の製造業PMIは51.7と予想の53.0を下回ったことから売られ、前日比0.48ドル安の42.34ドルで引けました。
金価格は、米長期金利が再び低下基調となったことから買われたが、EUR/USDが売られたことため上値も重く、前日比0.5ドル高の1,947.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、EUR/USDやGBP/USDがドル高になったのに連れて反発し、一時106.07近辺をつけました。
EUR/USDは、ユーロ圏の製造業PMIが予想を下回ったことから売られ、一時1.1755近辺をつけました。
EUR/JPYは、一時124.44近辺まで下落後、124.85近辺に落ち着きました。
相場には、相場を牽引する主役となる通貨ペアがあります。
それを、リーディングカレンシーと読んでいます。
特に、相場に動きが出ている時には、リーディングカレンシーがどれかを把握して、そして、リーディングカレンシーを見つけたら、敢えてその通貨ペアでトレーディングすることが、実際的にも効率が良く大事です。
的確にリーディングカレンシーを掴んでいないと、相場が動いている割には儲からないとか、悪くすると損失を被ることになります。
また、よくあるケースは、リーディングカレンシーが、他に先んじて大きく動いてしまい、既に高いところまで上昇していたり、低いところまで下落していて、なかなかその流れには乗れず、やむなく動きが鈍い別の通貨ペアでポジションを持つことがあります。
しかし、別の通貨ペアが主役通貨ほどには動けないのには、それなりの理由があることが多く、一般的に効率があまりよくありません。
たとえば、ドル/円のように、上下をオーダーに挟まれていて、他の通貨ペアの動きにあまり追随できないということもあります。
また、ドルストレート(ドル相場)で攻めるか、クロスで攻めるかも、主役となる通貨ペアがどれかを的確に掴んでいないと、結果が大きく異なることがあります。
したがい、リーディングカレンシーと真っ向勝負することが、結局はチャンスを掴むことになることが多いと言えます。
8/21(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「円の需給関係に変化?」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
クロス円でも円高です。
ドル/円は静かに下げています。
買い下がっているものと思われます。
EUR/USDも、再び堅調になってきています。
ドル/円の、下落再開が静かに始まっています。
ニューヨークダウは、アップルなど主力ハイテク株が買われて相場を押し上げ、前日比47.16ドル高の27,739.69ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.026%下げて0.649%で引けました。
原油価格は、発表された週次のの米新規失業保険申請件数は予想に反して前週から増え、再び100万件を超えたことや、8月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は2カ月連続で低下し予想を下回ったことから売られ、前日比0.35ドル安の42.58ドルで引けました。
金価格は、前日発表のFOMC議事録から長短金利操作など新たな緩和策の導入にFOMCが慎重だったことから売られ、前日比23.8ドル安の1,946.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、軟化し一時105.75近辺をつけました。
EUR/USDは、揉み合いながら上昇し、一時1.1865近辺をつけました。
EUR/JPYは、軟化し一時、125.08近辺をつけました。
相場の展開を見ていると、自分のポジションをマーケットに見られているようだと感じる時があります。
たとえば、買い気が強くて、これは買いだと決めて、ポジションを持った途端に、売りが強まったりすることはよくあります。
これは、たぶん気のせいではないと思っています。
マーケットには、相手がいやだと思うことをすることで、収益チャンスを狙っているマーケット参加者がたくさんいます。
彼らは、マーケットのポジション状況を読んで、買いが引かないような場面でも、買いで参入する参加者が増え、ロングになってきているかどうかを読み、ロングが増えていると見れば、そこを売り込んでロングを投げさせて利食うといったことは、平気でやると考えておいて良いと思います。
また、よく東京勢が犠牲になる、ロンドン勢のショートスクイズ(ショートポジションの崩し)も同様です。
元プロテニスプレーヤーの松岡修造氏が、あるTV番組で、プロテニスプレーヤーを目指す小学生達に、世界を相手に勝負するためには、「ずるく、かしこく、だます」ことができなければ勝てないということを説いていました。
そして、先に上げた「相手がいやだと思うことをする」という言葉は、実はイチロー選手の言葉です。
つまり、世界で生き残るには、きれい事だけでは済まないということです。
個人投資家だけで為替取引をすることは、それは決して大袈裟ではなく、世界を相手にして取引をしているということを忘れてはならないと思います。
米系ファンドも、輸出企業も、中東、ロシア、中国などの政府系とも、同じ相場という土俵で戦っているのです。
相場に勝つには、今マーケットの大勢が何を考えているかを読み、彼らの動きを先取りしていく必要があります。
特に、今「相手がいやだと思うこと」は何かという視点から、相場を見ることは大切です。
EUR/GBPの上げが目立ちます。
昨日の相場で、結構やられたものと思われます。
ドル相場は動いていないものの、総じてややドル高気味です。
傷を癒すところからか。
溜まっていたドル売り相場の調整です。
ニューヨークダウは、発表されたFOMC議事録で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)には前向きでないことがわかり、想定ほど金融緩和に積極的でないと受け止められて売られ、前日比84.64ドル安の27,693.43ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、FOMC議事録を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.014%上げて0.683%で引けました。
原油価格は、発表された週間在庫統計で、米国の需給の引き締まりが意識されて買われ、前日比0.04ドル高の42.93ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが売られたのに連れて下げ、前日比42.8ドル安の1,970.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ニューヨークに入り、買戻しが強まり、一時106.10近辺まで反発しました。
EUR/USDは、ポジション調整から売られ、一時1.1830近辺まで売られました。
EUR/JPYは、EUR/USDの下落に連れて下げ、一時125.38近辺をつけました。
ステール(stale)とは、新鮮でないとか、気の抜けた、ひからびたなどといった意味ですが、ディーラーの間でよく使われる言葉です。
「(注目されてきたテーマや材料など)それは、もうステールだ」という使い方をします。
相場は生ものですから、いつまでもひとつのテーマの鮮度が落ちないということはなく、遅かれ早かれステールしていくものです。
後生大事にひとつの見方を続けていては、変化している実際のマーケットの動きについていけなくなります。
良い例が、1985年のG5による対米貿易不均衡是正を狙ったドル安誘導を決めたプラザ合意です。
この合意以降、ドル/円は大急落相場となりました。
これによって、ディーラーの思考は完全にドル売りに偏りました。
上がれば「良い売り場」、下がれば「ここを売らずしてどこで売る」といった具合に、なにがなんでもドル売りでした。
しかし、年月が経つに、このテーマもステールし、下がるばかりでなく、大幅に反発する局面も出てきて、ドル売りでしか対応できなくなったディーラーの多くが損失を出し、マーケットから退場していきました。
このように、テーマや注目材料の鮮度は、常にチェックし、自分自身の考え方を切り替えて行かなければ、命取りになります。
ステールになっているかどうかの判断のコツですが、注目されているはずのテーマや材料にとって、フェ-バー(有利)な要人発言や経済指標の発表があっても、素直に相場が反応しなくなって来た時です。
反応の仕方が難しくなってきたら、鮮度が落ちてきていると見るべきだと思います。
GBP/USD、EUR/USDが緩んでいます。
GBP/USD、EUR/USDが買いトライしています。
東京のドル/円の売りも続いて1時間が限度か。
東京勢は、ドル/円を売ってくるか?
ドル/円のマーケット心理を探る必要があります。
ニューヨークダウは、追加の経済対策を巡る米与野党の協議に進展がなく売られ、前日比67.32ドル安の27,777.59ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.016%下げて0.667%で引けました。
原油価格は、追加経済対策を巡る米与野党協議に進展がなく売られましたが、EUR/USDが買われたことから買いが入り、前日と同じ42.89ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが買われたことを受けて上げ、前日比14.4ドル高の2,013.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、上値は重く、一時105.28近辺をつけました。
EUR/USDは買われ、一時1.1966近辺をつけました。
EUR/JPYは、125.40~126.00近辺でもみ合いでした。
サイコロジカル・バリアとは、心理的な抵抗線のことです。
一般的に、レートの下二桁が00と50という切りの良い数字になるところが心理的なレジスタンスなりサポートになります。
特に、ドル/円では、実際に上では輸出企業が、下では輸入企業がこの心理的な水準にオーダーを入れる傾向があるため、実質的にも強いレジスタンスなりサポートになることが多いと言えます。
さらに、たとえば110円台から100円台へといったビッグフィギャーと呼ばれる大台が変わることを、大台替わり(おおだいがわり)と言いますが、この大台替わりの時には、ひときわ強いレジスタンスなりサポートになりがちです。
また、最高値、最安値の水準が端数になっていても、マーケットはその水準を意識することが多く、レジスタンス、サポートになることが多く、これもまたサイコロジカル・バリアだと考えられます。
このように、サイコロジカル・バリアはわかりやすいところに出来やすいため、簡単に見つけることが可能だと思いますので、実際に、現時点の相場の水準から、割り出して見ることをお勧めします。
さらに、各期間のチャートに、移動平均線や実体としての高値・安値を加えて見ていきますと、チャートポイントの大方がわかります。
いたって単純な見方ですが、これが結構役に立ちますので、個人的には、「チャート分析は単純が一番」だと考えています。
ドル/円は上値が重いままです。
円高気味です。
戻りがありません。
EUR/USDは、売り上がっているもようです。
ドル/円は下げたことから、注目を集めているのが、ある意味懸念材料です。
ニューヨークダウは、追加経済対策を巡る米与野党協議の停滞したことや米中対立への懸念が重荷となり、前週末比86.11ドル安の27,844.91ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、金融緩和の長期化を見込んで低下し、暫定値ながら前週末比0.016%下げて0.693%で引けました。
原油価格は、協調減産の順守報道で反発し、前週末比0.88ドル高の42.89ドルで引けました。
金価格は、米国債10年物利回りが低下に転じたことを受けて買われ、前週末比48.9ドル高の1,998.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米国債10年物利回りが0.7%を割り込んだことから売られ、一時105.94近辺をつけました。
EUR/USDは、上昇し、一時1.1881近辺をつけました。
EUR/JPYは、下落し、一時125.67近辺をつけました。
毎日、いくつものチャートを見ています。
チャートを見ること自体に、楽しさすら感じています。
チャートが明らかにトレンドを示している時もありますが、一見下げの継続を示していながら、実は下げも時間切れになってきて反発するタイミングに来ているという微妙な動きを発見し、実際にも反転上昇となった時は、格別なものがあります。
その点では、チャートオタクと呼ばれても、仕方がありません。
しかし、チャートがすべてだとは思っていません。
経済指標などのファンダメンタルズや、要人発言、他のプロダクツ(投資対象)の動き、マーケットセンチメント(市場心理)、マーケットポジション(マーケットのポジションの偏り)など、いろいろなものを総合して見ることが、大切だと思っています。
しかし、逆に言えば、こうしたいろいろなファクターがチャートを形成しているとも考えられ、そういった視点からチャートを見ると、また別な一面が見えてくると思っています。
チャートを見る上で大事だと思っていることは、できるだけ数多くそしていろいろなターム(期間)のものを見て、いろいろなパターンを見慣れることだと考えています。
いろいろなチャートパターンを記憶に刷り込むことが、咄嗟にあるチャートを見た時でも、瞬間的に上げを示すチャートなのか、下げを示すチャートなのか、あるいは横這いを示すチャートなのか、おおまかな判断ができるようになると思います。
その第一印象を大事に、あとはじっくり分析すれば良いのではないかと思っています。
結局、逆行です。
順調に上昇です。
1.1900を試すことが、目先の目標です。
GBP/USDが、上昇傾向です。
EUR/USDに注目しています。
トレーダーとしての成長の過程では、夢中になることも必要だと思っています。
つまり、夢中になることで、いろいろ体験し、多くのことを学ぶことができると考えているからです。
体験する中には、決して良い結果が出る場合ばかりではなく、むしろ痛い目に遭うことの方が多いと思います。
しかし、失敗は多くのことを教えてくれます。
たとえば、どうしてその局面でエントリーしたのか、どうしてアゲンスト(不利)になっていくのにも関わらずポジションをホールド(維持)し続けたのか、あるいは、どうしてその時点で利食わなかったのか、もしくはどうしてあの局面で損切らなかったのかなどなどいろいろなことを、数をこなすことによってより多く経験することになります。
ただし、ただただ経験回数が多ければ良いというものでもありません。
大事なことは、成功したらなぜ成功したのか、また失敗したらなぜ失敗をしたのかという原因をしっかり掴んでおくことです。
特に、同じ失敗を繰り返していたとしたら、それは自分自身のメンタルな部分に弱さがあることを指し示していますので、特に意識して改善する必要があります。
何度も同じ失敗を繰り返す状況でよく見受けられるのは、自分の逸る気持ちを抑えきれず、エントリーしてしまう場合で、その根幹にあるのは、「儲け損なう恐怖」です。
このチャンスを逃したら、儲け損なってしまうと、自分で自分を煽ってしまっています。
また、損切りが遅れるのは、もしここで損切って、その後相場が反転してしまったらどうしようという「儲け損なう恐怖」に似た恐怖があるからです。
こうしたメンタル面に改善がないと、同じ失敗を繰り返すことになりますので、単に過去の失敗を記憶するだけでなく、ノートなどに書きとめて、読み返してみることが有効かと思います。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.不完全燃焼のドル/円
2.EUR/USD、上昇再開か
3.GBP/USD、EUR/USD とは一味違う
4.EUR/JPY の上昇目立つ
【EUR/USD、上昇再開か】
・夏休み返上で買ってきている大口投機筋がいるもよう
・ただし、シカゴ IMM のロングポジションも相当膨らんでいる
・着実に利食いながら、次のタイミングを待つのが賢明か
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•質問回答
自分の日々のトレーディング結果をグラフにしてみると、自分の性格が見えてきます。
よくありがちなのは、大きく勝ったと思ったら、翌日には大きく負けていて、グラフにすると上下に大きく振れているだけで、損益の累積グラフで見ると、大勝ちした印象があるのに利益が蓄積されていないという場合です。
これは、利益の積み上げていくという意識が薄く、勝った時の良い思い出だけでトレーディングをしていることを示しています。
特に、こうしたことは、ボラタイル(よく動く)なポンドなどで取引している場合に起こりやすく、1回の痛快な勝ちに酔いしれて、後の9回の負けを忘れてしまうことがあります。
しかし、もし、トレーディングは「投機であっても投資である」という考えをお持ちであれば、それなりのリターンがなければトレーディングをする意味がありません。
毎日の平均的な利益の蓄積という考え方もありますし、ここ一番の勝負で勝ち逃げという考え方もありますが、それは人それぞれの好みだと思います。
要は、獲得した利益をいかに蓄積できるかが、投資としてのトレーディングの課題だと言えます。
利益蓄積のための大きなポイントは、獲得した利益をどう目減りさせないかということです。
折角手にした利益という砂金を指の間からサラサラと洩らさないようにするには、どうすれば良いのかを考えることが大切です。
ニューヨークダウは、米経済の底堅さを意識した買いが入ったものの、米中貿易協議を翌日に控え様子見ムードが強く、前日比34.30ドル高の27,931.02ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、若干低下し、暫定値ながら前日比0.005%下げて0.711%で引けました。
原油価格は、需要低迷の長期化観測から売られ、前日比0.23ドル安の42.01ドルで引けました。
金価格は、米10年物国債利回りが約1カ月半ぶりの高水準を付けたことから売られ、前日比20.6ドル安の1,949.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は下げ、一時106.44近辺をつけた後106.60近辺に戻しました、
EUR/USDは、一時1.1864近辺まで上昇後も、高値圏を維持しました。
EUR/JPYは、一時125.74近辺まで下げた後、126.20近辺に落ち着きました。
相場の張り方には、いろいろあります。
長期にトレンドを狙っていく方法、短期のトレンドを狙う方法、逆張り、スキャルピング(インターバンクではジョビングと言います)と言った極短期の売買による方法などが、それです。
私の場合は、最初は、長期とトレンドを狙うスタイルから入り、500ポイントとか1,000ポイントを狙っていた時期もありました。
しかし、長期のトレンドをとるために、相場の上げ下げに耐えていくのは、精神的にも体力的にもかなり消耗しました。
ある時、友人のディーラーから、利食えればどんどん利食っていくという「利食いが大好き方式」を勧められ、実際やってみると、確かに心身の消耗が軽減されることを実感し、それ以来、短期売買中心のスタイルに変更しました。
しかし、短期売買だからと言って、長期のトレンドを見なくて良いかという、そういうものではありません。
短期売買であればこそ、長短両方の見方を兼ね備えていなくては、うまく行かないと思っています。
短期的には上げであっても、その上に、日足や週足のレジスタンスがあることを知らなければ、なんでこんなところで引っかかってしまうのかわかりません。
また、長期トレンドは下落を示していながら、短期の動きは上げになっていても、結局は長期のトレンドによって、短期の上げは遮られることは良くあります。
したがって、極短期のトレードであったとしても、長期の上昇トレンド、下降トレンド、レンジといった方向性を把握しておくことが重要になると思っています。
8/14(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「ユーロ/ドルの8月相場」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
ドル/円は、下げ止まりません。
ドル/円が下げています。
炎天下の中、小動きです。
ジリ高になってきています。
EUR/USD、GBP/USDのあの買いはどこへ?
ニューヨークダウは、高値警戒感からの利益確定売りが優勢となり、前日比80.12ドル安の27,896.72ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、上昇を続け、暫定値ながら前日比0.030%上げて0.716%で引けました。
原油価格は、石油需要低迷観測で売られ、前日比0.43ドル安の42.24ドル引けました。
金価格は、新型コロナや世界経済の先行きへの不透明感から買われ、前日比21.4ドル高の1,970.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時106.74近辺まで下げた後、一時107.05近辺まで上げました。
EUR/USDは、一時1.1864近辺まで上昇後、一時1.1794近辺まで反落しました。
EUR/JPYは、一時126.75近辺まで上昇後、一時126.14近辺まで下落しました。
戻り売りは、相場が下げた後、値が戻してくるところを売るという手法です。
急落相場に、うまく乗れるのは、一握りのマーケット参加者です。
他の多くのマーケット参加者は、相場の下落に乗り遅れ、下げた水準では売りたくないけれど、戻してきたところは売りたいという気持ちが働きます。
それは、波に乗り遅れたという悔しさと「儲け損なう」恐怖が、心の根底にあります。
相場の下げに勢いがある大相場では、一時的なアヤ戻しで、戻り売りもワークすることがあることも事実です。
しかし、多くの場合は、マーケット参加者の多くが、同じように戻り売りを狙っているため、戻す局面で、短時間にショートポジションが膨らんでしまうということが起きやすいと、見ておくべきです。
その結果、短期間にマーケットにショートが出来てしまっているため、下がるどころか、ジリジリと相場は上げてしまうということが、良く見受けられます。
そして、ショート筋にとっての頼みとしていたレジスタンスの水準を上に抜けてくると、やむなくショートカバー(買戻し)が集中して、マーケットのショートが解消すると、再び下がりだすということは、良く起きることです。
したがい、十分に体力があれば別ですが、体力があまりないのであれば、安易な戻り売りは避けるべきだと思います。
相場にエントリーするのに焦ることはありません。
ジリジリと相場が戻る時には、戻り売りが出ていると見て、戻り売りのショートカバーが一巡するまでは、様子を見るぐらいのつもりでいることが大事です。
特に、戻り売りをしている向きが、どのレベルを超えられると万歳するか、推理することが大事だと思います。
閑散な雰囲気です。
EUR/USDの買いが強まっています。
マーケットは、ドル安でフィーバーしていますが、あくまでも8月は投機の相場ですので、冷静さが必要です。
ドル/円は、107.00が重いことで、むしろショートが溜まりやすくなっているように思われます。
EUR/USDは、ショート気味と見ています。
ニューヨークダウは、ワクチン実用化への期待から買われ、前日比289.78ドル高の27,976.69ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.012%上げて0.670%で引けました。
原油価格は、発表された米週間在庫統計で原油在庫が減少したことから買われ、前日比1.06ドル高の42.67ドルで引けました。
金価格は、値ごろ感からの買いが入り、前日比2.7ドル高の1,949.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時107.01まで上げた後、高値圏での横ばいとなりました。
EUR/USDは、一時1.1817近辺まで上昇後、1.1790近辺に小緩みました。
EUR/JPYは、一時126.21近辺まで上昇後、125.95近辺に小緩みました。
ポジションを持っている時、自分の思惑と実際の相場が違っていると、最初は「そんなことはない」という現実否定から始まることが多いのではないかと思います。
しかし、さらに思惑と現実の乖離が大きくなって来た時、ふたつの対処法のどちらを選ぶかで、明暗が分かれると個人的には思っています。
ひとつは、乖離が大きくなっても、それでも尚、「これは、相場がおかしい」と現実否定を続け、ポジションをそのまま維持する方法。
そして、もうひとつは、「どうも自分の考え方が間違っているようだ」と、実際の相場展開を尊重し、いったんポジションを手仕舞う方法です。
個人的には、やはり現実を肯定して手仕舞う方法が良いと思っています。
トレーディングは、我慢してこそ、後が開けるという考え方があることもわかります。
しかし、アゲンスト(不利)の状況に耐えることによる精神的体力的な消耗を避け、次のトレードのために気力、体力を温存することは、より大切だと思います。
また、自分がポジションを切ったら反転するのではないかという、ある種の恐怖は誰しも抱きます。
しかし、それは、手仕舞いを遅らせます。
アゲンストのポジションを持つ我慢の限界までポジションをキャリー(持ち続ける)し、さらに相場がアゲンスト方向に進んでしまうと、我慢もこれまでとロスカットするために、その後反転してしまうことが多いと言えます。
その面からも、早めに手仕舞って、次のチャンスを狙うことが大切だと思います。
何より言えることは、「相場は、これ一回限りではない」と、ひとつの相場に執着しないことだと考えています。
クロス円が反発です。
EUR/USD、GBP/USDは、反発です。
GBP/USDは、下げ渋ってはいますが、戻りも限られています。
EUR/USDとGBPUSDは下がる可能性があります。
値ごろ感から売れば、さらに上昇も。
ニューヨークダウは、アップルなど主力ハイテク株を中心に利益確定売りが加速し、前日比104.53ドル53安の27,686.91ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、コロナワクチンの早期普及で経済活動の正常化が進むとの思惑から上昇し、暫定値ながら前日比0.054%上げて0.628%で引けました。
原油価格は、主要産油国の供給増観測から売られ、前日比0.33ドル安の41.61ドルで引けました。
金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前日比93.4ドル安の1,946.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ショートの買戻しが集中し、一時106.68をつけました。
EUR/USDは、一時1.1808近辺まで上昇しましたが、その後下落に転じ、一時1.1728近辺をつけました。
EUR/JPYは、一時125.50近辺まで上昇後、124.88近辺まで反落しました。
ディーラーの収益目標の達成の仕方に、日本と英米の間で違いを感じます。
日本では、年度中に毎月収益を積み上げていく積み上げ型が、一般的だと理解しています。
一方、英米の場合は、新年度入りすると一気に年度の収益を出してしまおうとするスタートダッシュ型が一般的だと言えます。
スタートダッシュ型を、より具体的に申し上げますと、新年度入りしてから3ヶ月間でどれだけ収益を積み上げられるかが一番の勝負どころとなります。
さらに、新年度入りだけでなく、夏休みシーズン明けといった時点でも、スタートダッシュを掛け、出来るだけ前倒しで収益を出そうとします。
それは、英米では結果を早く求められ、また達成できなければ容赦なくクビにする企業文化であるためだと思います。
新年度入り、中間決算明け、夏休みシーズン明けに、相場が大きく一方向に動きやすい裏には、こうした英米の収益獲得に対する事情もあるからだと言えます。
したがって、英米のディーラーは、必死です。
勝てば破格のボーナス、負ければクビという天国と地獄の狭間でディーリングをしていますので、ハングリーにもなるわけです。
そして、早々に目標を達成できれば、後はやらなくなる気持ちも、よくわかります。
特に、ドル/円はショートになっているようです。
ポジション的に円ロングになっているもようです。
EUR/USDは下落傾向、ドル/円は上昇傾向です。
ドル/円は、上値は重そうですが、全体的にドル高になると、連れ高の可能性があります。
EUR/USD、EUR/JPYの下がもろくなっているように見ています。
ニューヨークダウは、トランプ米大統領がに失業給付の増額を含む追加の経済対策を大統領令で発動したことが好感され、前週末比358.72ドル高の27,792.20ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前週末比0.019%上げて0.581%で引けました。
原油価格は、大統領令による米経済対策を好感して買われ、前週末比0.72ドル高の41.94ドルで引けました。
金価格は、中国外務省の幹部が対中強硬派とされる米共和党議員ら11人に制裁を科すと発表したものの相場上昇の勢いは限られ、前週末比11.7ドル高の2,039.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時106.20近辺まで上昇したものの、その後105.71まで反落し、結局105.95近辺で落ち着きました。
EUR/USDは、下落が続き、一時1.1736近辺をつけました。
EUR/JPYは、下落が続き、一時124.34近辺をつけました。
これも、ディーラーの間で、よく使う言葉です。
相場が大きく下げる局面では、輸入企業のような実需や機関投資家などの顧客が、銀行に指していた買いオーダーをいったんキャンセルしてくることがあります。
これを、「買いが引く」と言います。
それは、下げに勢いがあれば、より安いレートで買うことができるのではないかという理由もありますし、どうも当初考えていた相場観とは違うため様子をみたいということもあります。
これにより、それまであった買いオーダーが消えますので、マーケットのリクイディティー(流動性)が低下、言い換えれば、マーケットが薄くなります。
そのため、下げやすくなり、売りで攻めているディーラーやファンドといった投機筋は、勢いづくことになります。
ただし、輸入企業のような実需や機関投資家などは、買いオーダーをキャンセルしたからといって、買いの需要がなくなったわけではなく、単に様子をうかがっているだけですので、売りも一服して下げ止まると、再び買いオーダーを入れてきたり、また成行で買ってきます。
それまでには、投機筋は売りで攻めたことにより相当ショートになってきていますので、実需あるいは機関投資家からの買いの復活は、ボディーブローのように効いてきます。
特に、安値圏で、戻りもないけれど下げることもできなくなっている局面は、こうした実需等の買いが戻ってきていることを意味することが多く、少なくともこのような状況では、ショートであればいったん買い戻した方が得策だと思います。
特に、ドル/円が買いになっています。
ロンドンは、全く動く気配がありません。
いつもの米雇用統計の翌営業日となる月曜の東京オープンで手仕舞いが集中することが多かったため、東京休場でもと思いましたが、老婆心でした。
東京休場ながら、午前9時直後にドル買いが強まる可能性がありますので、注意が必要です。
夏休み本格化で、静かなスタートです。
私は、毎朝4時ごろに起き、ウォーキングの途中立ち止まり、スマホでニューヨーククローズ間際の主だった通貨ペアのプライスを見ています。
なぜなら、寝る前に見た水準とニューヨーククローズが迫った時点での水準を比較して感じる印象が、これから始まる24時間をイメージするのに、非常に役立つと思っているからです。
また、席に戻り午前5時45分からのテレビ東京「モーニング・サテライト」で、ニューヨークからのマーケットサマリー(マーケットの要約)を見ていますが、短いけれどもニューヨークで何が起きたか手っ取り早く把握でき、大変参考になります。
これは、決して早起きをお勧めしているのではなく、ある時点の水準を継続的に観察すること、そして睡眠という空白部分を埋めマーケットを24時間で見ることが、相場観を鍛えるのに効果的だということを申し上げたいためです。
つまり、定点(一定の位置)で相場を継続的に観測するという定点観測をすることが大事です。
そして、定点で見るとなれば他のプロダクツ(投資対象)も引けた後の為替相場のニューヨーククローズが、マーケット全体の動きを集約していて良いと思っています。
ですから、7時に起きてから、ニューヨーククローズを遡って見ることや、いろいろなソースからニューヨークマーケットのサマリーを聴いたり読んだりしても、それから受ける印象から、これからの相場をイメージすることでも構わないと思います。
確かに、マーケットのサマリーは、後づけだという意見もありますが、読むポイントとしては、サマリーのすべてを鵜呑みにせず、何をマーケットがテーマとしたがっているかをサマリーのフレーズから探るというところに重点をおくことが大事だと思います。
8/7(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「テクニカルから見た今後のユーロ/ドル相場」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1. EUR/USDは、季節的な調整か
2.ドル/円、調整的な戻りはまだありそう
3.GBP/USD、目先レンジか?
4.クロス円、まちまちか
【EUR/USDは、季節的調整か】
・相場は夏休みのレンジ相場か
・ただし、夏後半、再び上昇は再開すると見る
・ 買い場探し
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•質問回答
ドル全面高、ドル全面安というドル主導の相場におけるクロス円の一般的な動き方について、お話してみたいと思います。
まず、ドルが全面高になっても全面安になっても、共通して言えることは、EUR/USDなど円以外の通貨の対ドル相場の動きが、ドル/円相場の動きよりも速くなるというのが一般的で、これらの動く速度の違いが、クロス円の動きに反映されます。
ドル全面高の場合ですが、EUR/USDなどの下落(ドル高)の方がドル/円でのドル高よりも速まるため、クロス円は下落します。
一方、ドル全面安の場合は、EUR/USDなどの上昇(ドル安)の方がドル/円でのドル安よりも速まるため、クロス円は上昇します。
もちろん、EUR/USDなどの動きとドル/円の動きが同速度になることもないわけではありません。
その場合は、クロス円は横這い推移となりますが、これは一時的で長続きせず、今申し上げたような、ドル全面高、全面安のそれぞれの場合における対ドル相場のスピード差によって、クロス円が動くことが一般的だと考えておくべきかと思います。
また、ドル/円の方がEUR/USDよりも速まる場合もあり、ドル全面高ならクロス円は上昇、ドル全面安ならクロス円は下落します。
これは、円主導の東京タイムに起きる傾向がありますが、やはり長続きはしないと言えます。
ニューヨークダウは、米中対立や米経済対策の協議の難航から上値が重たかったものの、発表された米雇用統計で、失業率が10.2%(予想10.6%)、非農業部門雇用者数が176.3万人(予想148.0万人)と予想よりも良かったことが好感され買いが優勢となり、前日比47.74ドル高の27,434.72ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.030%上げて0.566%で引けました。
原油価格は、米中対立への懸念から売られ、前日比0.73ドル安の41.22ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが売られたことから下げ、前日比41.4ドル安の2,028.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米雇用統計が発表されて、本格的な夏休みとなったことからポジション調整の買いが強まり、一時106.06近辺まで上昇しました。
EUR/USDは、ポジション調整の売りが強まり、一時1.1756近辺まで下げました。
EUR/JPYは、一時124.46近辺まで下げた後、124.92近辺まで反発しました。
ポジションメイク(ポジションを作る)は,慎重に行われるのが一般的ですが、たとえば10億ドルの超大口のポジションを作るときには、「マーケットを壊さないように」と、より慎重に行われます。
この「マーケットを壊さないように」とは、どういうことなのかお話してみたいと思います。
一時に超大口の売りなり買いなりをすると、いっぺんにマーケットが、売りだらけになったり、買いだらけになって需給バランスが崩れてしまいます。
たとえば、超大口の売りがいっぺんに出ると、何か大きな売りが出ていると、瞬く間に他のマーケット参加者が気づき、買いが引いてしまいます。
そのため、大きく売ろうとしても、買いが引いてしまっているため、わざわざ安いプライスでしか売れないということになってしまいます。
そのため、マーケットの買いが引かないように、静かにゆっくりと、つまり「マーケットを壊さないように」売ることになります。
超大口ともなると、それこそ1週間がかりで売ることもあります。
また、たとえば、売る前にマーケットで少し買って、買い気が強いとマーケットに思わせておいて徐々に売ったり、実際にマーケットの買いが強い時に、あえて売るということも、マーケットを壊さないようにするために行われています。
こうして、隠密裏に静かに超大口の玉を売り終わると、もちろん、その売りを抱えてしまってロングになった多くのマーケット参加者がいるわけで、ボディーブローのようにそのロングの重みがズシリと効いてきて、その後、突然相場が崩れることがあります。
8月相場らしい動きです。
EUR/USD、GBP/USDは、反発気味です。
マーケットは、米雇用統計に向けて、様々な思惑が膨らんでいるものと思われます。
特に米雇用統計後、ドル安相場が強まるものと見ています。
米雇用統計発表に注目です。
ニューヨークダウは、主力ハイテク株が総じて買われて相場を押し上げ、前日比185.46ドル高の27,386.98ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、横ばいで、暫定値ながら前日比0.005%下げて0.538%で引けました。
原油価格は、利益確定売りが優勢で、前日比0.24ドル安の41.95ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが買われたことを受けて上げ、前日比20.1ドル高の2,069.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、105.40~60を中心とした横ばい相場でした。
EUR/USDは、一時1.1818近辺まで下げた後、一時1.1894近辺まで上げました。
EUR/JPYは、一時124.67近辺まで下げた後、一時125.24近辺まで上げました。
相場が上昇して強気になることをブル(Bull、雄牛)、逆に相場が下落して弱気になることをベア(Bear、熊)と言います。
なぜ強気がブルで、弱気がベアと言うのだろうと思われることと思いますが、これはそれぞれの猛獣の闘う動作からきています。
ブル(雄牛)は、敵に向かって角を下から上に突き上げて闘います。
そのため、上昇を狙って買いで闘うことを象徴してします。
一方、ベア(熊)は、敵に対して、腕を上から下に振り下ろして闘います。
そのため、下落を狙って売りで闘うことを象徴しています。
インターバンクでも、電子取引が活発に行われるまでは、インターバンクディーラーがアシスタントを通じて他の銀行にプライスを求め、アシスタントが伝えるプライスをインターバンクディーラーが買いたい時は、手のひらを下から上に掬い上げる動作をすることで、買いの指図をアシスタントに伝えていました。
一方、手のひらを上から下に振り下げると売りの指図となりました。
これは、喧騒に包まれているディーリングルームで、正確に相手に指図を伝達するのには必須のことでした。
また、顧客担当のセールスディーラーが、インターバンクディーラーが出したプライスを顧客に伝え、顧客が買ってきた場合は、人差し指を上にピンと立てることで、今もインターバンクディーラーに伝えています。
一方、顧客が売ってきた時は、人差し指を真下にピンと向けて、インターバンクディーラーに伝えています。
そうしたディーラー間の伝達動作が、ブル(雄牛)とベア(熊)それぞれの闘う動作に由来していることは、意外と知られていません。
反発したまま下がってきません。
ロンドンは、意外なほど素直なドル売り姿勢です。
EUR/USDは、東京オープン後かなり買ったものと見ています。
引き続き、ドル/円は動きづらそうです。
EUR/USDは、1.1900突破には、まだ時間が掛かるかもしれません。
ニューヨークダウは、発表された7月のISM非製造業景気指数は58.1と予想の55.0を上回り、またワクチン開発への期待が高まって買われ、前日比373.05ドル高の27,201.52ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.031%上げて0.545%で引けました。
原油価格は、良好なISM非製造業景気指数を受けて買われ、前日比0.49ドル高の42.19ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇局面では買われ、前日比28.3ドル高の2,049.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時105.32近辺まで売られましたが、その後105.68近辺まで反発しました。
EUR/USDは、一時1.1905近辺まで上昇しましたが、その後1.1855近辺まで反落しました。
EUR/JPYは、一時125.52近辺まで上昇しました。
スクウェアとは、辞書によりますと「正方形。四角。 街路の交差点にある四角な広場。T形定規」などを意味しますが、外為用語としては、「ポジション(持ち高)がない状態のこと」を言います。
ポジションの状態には三つあります。
ひとつにはロング(買い持ち)、またひとつにはショート(売り持ち)、そしてスクウェア(ポジションなし)の状態です。
倍返し(ドテン)でもしない限り、売ったら買い戻してスクウェアにし、また買ったら売ってスクウェアにするといった具合に、損益の確定のためには、売りでも買いでも、必ずいったんスクウェアにする必要があります。
トレーディングにはまってしまうと、常にロングかショートのポジションを持っていないと落ち着かなくなる時期があります。
そうなりますと、スクウェアにしている時間はごく短くなります。
個人的には、トレーディングの技量向上のためには、そういった常にポジションを持っている時期があって良いと思っています。
しかし、その次の段階では、スクウェアの時間も、それなりに取れるようになることが大事だと思っています。
なぜなら、スクウェア、つまり休むという時間をとることによって、焦りや悔しさを忘れ、また煮詰まった頭を休めることによって、次の勝負への英気を養うことが、トレーディングで長生きするコツだと考えるからです。
理想的には、スクウェアにしているうちに、平常心を取り戻し、自然にトレーディングがしたくなって、再開するようになれることだと思っています。
ドル安トレンド再開か。
ロンドンは、アジアがドルショートと見て、買い気です。
ドル/円は、5日移動平均線のサポートを割り込んできています。
EUR/USDは、10日移動平均線でサポートされています。
本日は5日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、10時前の仲値決めに向けて輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、米経済対策で様子見でしたが引けにかけ強含み、前日比164.07ドル高の26,828.47ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、大幅低下し、暫定値ながら前日比0.058%下げて0.505%で引けました。
原油価格は、在庫減少観測やレバノンの爆発事故の報道を受け買われ、前日比0.69ドル高の41.70ドルで引けました。
金価格は、米長期金利が一時約5カ月ぶりの低水準を付けたことから買われ、前日比34.7ドル高の2,021.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、106.19近辺を高値に105.64近辺まで下げました。
EUR/USDは、一時1.1721まで下げた後、1.1803近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、一時124.27近辺まで下げた後、124.76近辺まで反発しました。
下げ相場の時、値動きが、上に戻りきれず、ズルズルと下げ続けるような場合があります。
こういう地合いは、まず間違いなく、ロングのポジションが解消されておらず、踏ん張っている時です。
この状態から、早期に反転上昇するのはかなり難しく、たとえ反転するにしても、結構な時間が掛かります。
特に、ドル/円では、こういう場面が良く見受けられます。
それに比べて、一気にドンと落ちてしまって、マーケットに残っていたロングが短時間に解消されると、逆に上がりやすくなります。
つまりは、ロングで攻めたはいいけれど、いずれ上げるとは思いながらも、目先のジワジワ下げが続きそうなら、このままでは戻しきれないと判断し、早めにいったんロングのポジションを手仕舞い、次のチャンスを待つことが大事だと思います。
特に、手仕舞った後、ドンと落ちたら、それからの反発を確認してから、再びロングで入り直しても遅くないと、個人的には思っています。
これは、ダメだと思ったらいったん全部投げて、新たにやり直すという点では、米国流のスクラップ・アンド・ビルド(壊して立て直す)の発想に近いと思います。
要は、固執せず、自分の否は否として認め、やり直すことが大切だと思っています。
全体的にドルが売られています。
方向感がありません。
ドル/円がショートになっているように思われます。
EUR/JPY、GBP/JPYがジリ高です。
調整相場は、まだ続くのではないかと見ています。
ニューヨークダウは、主力ハイテク株がけん引役となって相場を押し上げ、前週末比236.08ドル高の26,664.40ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前週末比0.020%上げて0.556%で引けました。
原油価格は、米中の景況感指数が改善したことを受けて買われ、前週末比0.74ドル高の41.01ドルで引けました。
金価格は、根強い金の先高観が相場を支え、前週末比0.4ドル高の1,986.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時106.47近辺まで調整的に買われた後、105.95近辺に軟化しました。
EUR/USDは、一時1.1696近辺まで調整的に売られた後、1.1765近辺へ戻しました。
EUR/JPYは、一時124.00近辺まで下げた後、124.81近辺まで反発しました。
買いの利食いは、買いが強いうちに、売りの利食いは売りが強いうちに、これは、ひとつの利食い方のコツです。
大きく仕掛ける投機筋、いわゆるビッグプレーヤーにとっては、この利食い方が、さらに重要になります。
と言うのも、仕掛けているポジションの額がかなり大きいため、そのポジションを利食おうとする時に、マーケットを壊してしまえば、元も子もありません。
したがって、マーケットを壊さず利食いをするには、ロングのポジションを持っていれば、買いが強い地合いの時に静かに売っていきますし、ショートを持っていれば、売りが強い地合いの時に、静かに買うということが鉄則になります。
これにより、ビッグプレーヤーは、大きな額をしかも静かに利食います。
そして、ビッグプレーヤーに追随して買ってきたり売ってきたりしてきた多数の市場参加者が、ビッグプレーヤーが今まで持っていたポジションを肩代わりして持つことになります。
この肩代わりしたポジションが、後になってボディーブローのようにジワリと効いてくることはよくあり、たとえば、ロングであれば、右を見ても、左を見ても、皆ロングになっていますので、ロングを持っていれば、早々にポジションを売って逃げ出さないと、損切りの嵐に巻き込まれる可能性が出てきます。
こうしたビッグプレーヤーのポジションを肩代わりしたマーケットは、上昇相場であれば、上げても一時的だったり、上げそうでいて上がらなくなって保ち合い(もちあい)になっていたり、下落相場であれば、下げても一時的だったり、下げそうでいて下がらなくなって保ち合いになっていることで、ある程度、知ることができます。
方向感がはっきりしません。
ドル/円は横ばいながら、EUR/USD、GBP/USDが売られてきています。
ドル安相場の調整は、まだ続くものと見ています。
まだ様子見です。
先週金曜からの調整が続くかが注目です。
キャピタル・フロー(Capital Flow)とは、資本移動のことです。
常々、「(長期のトレンド性のある)為替相場は、資本移動によって動く」ということを申し上げてきました。
それを、私自身が実感として重要だと思うようになったきっかけが、ニューヨーク勤務の時にありました。
当時ソロモン・ブラザースという米系投資銀行(後にシティーと合併)でトレーダーをしていた韓国人のIN(仮称)さんと知り合いになり、具体的な資本移動を教えて頂いたことが大変大きかったと思います。
さすがに、ソロモンは米系投資銀行のことだけのことはあって、資本移動が、いつどこからどこへどれくらいの規模で起きるかということを、把握していました。
一番多かったのは、米国と欧州間での資本移動で、ものすごい金額が、あるときは米国から欧州へ、またあるときは欧州から米国へ一方向に流れ、それによって、対ユーロで為替がドル売りになったりドル買いになったりする様を、目の当たりにすることができました。
INさんからの情報は、内容が機密性の高いものも少なくなく、単に電話越しに「買ってください」とか「売ってください」といった、ごく短い言葉であったこともよくありましたが、それを裏打ちするだけの資本移動を彼は目の前で見ているわけですから、情報の信頼度は高く、素直に流れに乗ったものでした。
彼と知り合う前、資本移動が見えない中で、こんなこともありました。
ある欧州の銀行が、ドル/独マルクの大口のプライスを聞いてきたので、プライスを出して相手が買ってきた途端、相場は100ポイントジャンプ・アップし、これは何かあると、100ポイントアゲンストのポジションを買い戻すと同時に、買いのポジションを倍作りました。つまり、3倍返しです。
そして、相場はさらに200ポイント上昇したところで、買いポジションを手仕舞い、難を逃れることができました。
このように、資本移動が相場に大きく影響を及ぼすことは、お忘れにならないようにしておいてください。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、反発は続くか?
2.EUR/USD,押しはあっても基本上昇か
3.GBP/USD,強いがレンジの上値トライか
4.ドル次第のクロス円
【2.EUR/USD,押しはあっても基本上昇か】
・長期的に見れば、順当な上昇
・ただし、短期的には、押しの可能性あり
・押し目買い方針か
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相場は、まずトレンド相場とレンジ相場に大別できます。
最低限、これらの全く性格の異なった相場の特徴を理解しておかなければ、相場には勝てません。
トレンド相場とは、もちろん、直線的ではありませんが、蛇行しながらも、一方向に持続的に進む相場です。
ある意味では、正しい方向にポジションを持ち続ければ儲かるという相場です。
一方、レンジ相場は、ある一定の値幅の中で、往ったり来たりを繰り返す相場で、トレンド相場のように一方向に相場を持ち続けても、儲かりません。
レンジのおおよその上限下限を決めて、上がれば売り、下がれば買いを繰り返すことがレンジの期間のしのぎ方です。
そして、トレンド相場とレンジ相場に大別しましたが、実は、この他にふたつの相場の過程があることを覚えておかなければなりません。
ひとつは、トレンド相場からレンジ相場への変わり目、そしてもうひとつはレンジ相場からトレンド相場への変わり目です。
特に、トレンド相場からレンジ相場への変わり目は、もっとも難しく、折角トレンド相場で手にした儲けを大きく吹き飛ばしてしまいがちな危険な過程です。
この過程に入ったどうかは、相場が激しくまた脈絡なく上下動を繰り返しますので、それでわかります。
それに気づいても、この激しい上下動を無視するのは禁物です。
気づいたら、兎も角も、トレンド相場で儲けた利益は確定し、休むことが大切です。
今までのトレンド相場のつもりで取引をすると、いとも簡単に大やられする危険性が極めて高いと言えます。
最後に、レンジ相場からトレンド相場への変わり目ですが、これはうまくすれば、大きな利益につながるチャンスを得ることができます。
レンジ相場からトレンド相場への変わり目では、レンジの中でもさらに値幅が収斂してきます。
日足で、寄付きと引け値がほぼ同水準で上下に短めのヒゲが出る、いわゆる寄せ線が出た時がトレンド相場が始まるタイミングになることが、多いと言えます。
トレンド相場開始にあたっては、レンジブレイク的な相場のエントリーが良いと思われます。
このように、相場には合計四つの過程があり、難易度が違いますので、まずは、今が、どの相場の過程にいるかを見極められるようになること、そしてそれぞれの過程に対しての適切な対応ができるようになることが、相場を生き抜いていくためには、非常に大事です。
各相場の過程に合わない対応をするとこっぴどい目に遭うことは、私がかつて身を持って実証しています。
ニューヨークダウは、アップルが上場来高値を更新したことを受けて買われ、前日比115.41ドル高の26,429.06ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、横ばいとなり、暫定値ながら前日比0.001%下げて0.540%で引けました。
原油価格は、米国の石油掘削装置(リグ)稼働数が減少したとの発表を受けて買われ、前日比0.35ドル高の40.27ドルで引けました。
金価格は、新型コロナ感染拡大への懸念が根強く買われ、前日比19.1ドル高の1,985.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、前日の冴えない米GDP等を受けて東京タイムに売られ過ぎた反動からの買戻しが集中し、ニューヨークでは、一時106.06近辺をつけました。
EUR/USDは、一時1.1909近辺まで買われましたが、その後ポジション調整から下げ、一時1.1762近辺をつけました。
EUR/JPYは、一時125.21近辺まで上昇後、124.70近辺に落ち着きました。
自分のポジションに都合が良いように相場を語ることを、ポジショントークと言います。
結構、ディーラー同士で相場について話しても、実はポジショントークであることがよくあり、お互いに同意見だったりすると、百万の味方を得たように話は盛り上がり、自らのポジションがいかに正当か確認することになります。
しかし、相場は冷徹なもので、その相場観が木っ端微塵に粉砕されることも珍しくはありません。
今の話は、相場の格言に「相場は、連れをつくらず」とありますが、それにも相通ずるものがあります。
また、ポジションを持つことよって、相場の見え方が違ってきます。
同じ相場を見ても、ロングのポジションを持てば上値が重く感じられますし、ショートのポジションを持てば下値が堅く見えるものです。
また、ポジションを持っていない時には、相場が素直に見えるという感想も良く聞きます。
このように、ポジションを持つということが、いかにメンタルな部分に影響を与えるかがわかります。
したがって、ポジションを持っていても、客観的に相場が見れるようになること、そしてどうも自分の見方が間違っているとわかった時に、早々にやめることができるようになることが、大切になるわけです。
しかし、言うは易く行うは難し(かたし)ですが、意識して客観的に見るクセをつけることが大事です。
くれぐれも、自分自身に、ポジショントークをしないように心掛けたいものです。
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