ポンド安
ポンドが、対ドル対円対ユーロで下落です。
本サイトはFXストラテジスト水上紀行およびBMFの公式サイトです。
バーニャ マーケット フォーカスト (BMF) では、内外大手銀行で蓄えた豊富な経験と知識を基に、弊社外為ストラテジストが精度の高い外国為替情報の配信に努めています。
このサイトでは、BMF の活動状況などをご紹介していきます。
>> プロフィール >> TOP Page以上をご了承の上、本サイトをご利用下さい。
© Banya Market Forecast,
All rights reserved.
« 2020年8月 | トップページ | 2020年10月 »
ポンドが、対ドル対円対ユーロで下落です。
ドル/円・クロス円が、下げています。
辛辣な足の引っ張り合い劇に、マーケットは様子見です。
ドル/円は、徐々に上がりそうです。
日本時間午前10時から第1回大統領候補討論会が行われます。
ニューヨークダウは、欧米での新型コロナウイルスの感染拡大が警戒されて売られ、前日比132.25ドル安の27,451.81ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株価安を受けて低下し、暫定値ながら前日比0.015%下げて0.648%で引けました。
原油価格は、新型コロナウィルス感染再拡大で需要低迷が意識されて売られ、前日比1.31ドル安ので引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前日比20.9ドル高の1,903.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、105.55~105.70近辺を中心に揉み合いでした。
EUR/USDは、EUR/JPYの買いに押され、一時1.1745近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、買戻しに上昇し、一時124.12近辺をつけました。
自らの手で損切りをするのは、勇気のいることです。
そのため、ストップロスオーダーに頼ることが多いと思います。
もちろん、就寝時や、仕事や用事で手が離せない時には、ストップロスオーダーを必ず入れる必要がありますので、その点においては、なにも問題はありません。
ただし、ストップロスオーダーに頼るために起きる弊害もあります。
それは、相場が明らかに自分の思惑からはずれている、つまり自らの見通しが間違っていても、即刻手仕舞わないで、ストップロスオーダーに頼ってしまうことです。
しかし、このひと勝負がすべてではない以上、次のトレードのために体力を温存するには、明らかに自分の見方が間違っていれば、ストップロスに頼らず、自らが能動的にポジションを手仕舞うべきではないかと、個人的には考えています。
相場に向かうにあたって、受身ではなく能動的であるべきで、それは損切りの場合においても言えることです。
自分の相場の見方に誤りがあれば、出来るだけ、自らの意志で今までの相場観を自ら否定し、やり直すことが必要です。
また、いったん損切っても、悔しさのあまりに、時間を置かずに、再度相場にエントリーしてしまうことがあるかと思いますが、そうした悔しさからのトレードは、あまりうまく行くことがないことは、私自身の経験からも言えます。
ストップロスがついたり、自らの手で損切ったら、いったん休み、気持ちをリセットさせることが肝心だと思います。
EUR/USDは、下げようとしますが買いが引きません。
EUR/USDは、ジリ高になっています。
クロス円が重くなってきています。
全般に、上昇した昨日の今日のため買い気です。
EUR/JPYは、昨日上昇しましたが、再度下落の可能性も?
ニューヨークダウは、米経済対策への期待から景気敏感株に買いが入り、前週末比410.75ドル高の27,584.71ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、暫定値ながら前週末比変わらず0.659%で引けました。
原油価格は、米経済対策への期待から買われ、前週末比0.35ドル高の40.60ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇に連れて買われ、前週末比16.0ドル高の1,882.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時105.66近辺まで買われた後、一時105.46近辺まで緩みました。
EUR/USDは、一時1.1680近辺まで上昇後、いったん1.1630に緩みましたが、再び1.1671近辺に反発しました。
EUR/JPYは、一時123.21近辺まで上昇後、123.09近辺に落ち着きました。
ある友人から聞いた中国のことわざです。
これをトレーディングにあてはめると、「魚をもらう」とは、与えられた相場見通しにしたがって相場を張ることで、もちろん、見通しが的中して、儲かることもあります。
しかし、魚をもらい続けても、自分で魚を捕るための知識やテクニックを自分自身のものにすることはできません。
それに対して、「魚の釣り方を教わる」、つまり相場の見方やテクニックを教わり、実際に自分で試してみて工夫していく中で、知識やテクニックを身につけることができます。
つまり、自分で考えるということが、大変大事だということです。
いろいろな相場見通しやマーケットコメントを読むことも、もちろん大事ですが、あくまでもそれはたたき台であって、では自分はどういう見方をするのかを考えることが大切です。
最初から完璧な考えを自らに求める必要はありません。
自分で考えるという習慣をつけることが大事で、考えることの繰り返しの中で、徐々に思考が訓練され自分のものになっていくと思います。
もちろん、痛い目に遭うかもしれません。
しかし、それによって、ご自分の考え方に一層膨らみを持つことが出来ると思います。
ドル/円の上値も重いです。
ドル/円、クロス円が、上に押し戻されています。
ドル/円、クロス円は売り上がってショートになっているもようです。
引きつけて売りと見ています。
ポンドが、全般に強いオープンです。
ついている時、ついていない時は、誰しもあります。
ひとつのトレーディングのコツとしては、ついていると思う時は積極的に相場に参戦し、ついていないと思う時は相場に参戦しないという方法があります。
運気がある時、ない時、誰にもあることですので、運気がない時には、無理に相場に入ることはないと思います。
また、仲間がいると、その中で、つきにつきまくっている仲間がいるものです。
そうしたついている仲間に、ついていくというのもトレーディングの方法としてはありです。
実際、ディーラー仲間でも、ついているディーラーに乗ることは、よくあります。
このように、仲間がいると、収益チャンスが増えるという利点があります。
ただし、いつもいつもついている仲間についていくと、自分で考えるということがおろそかになる欠点があります。
そうなると、トレーダーとしての成長が止まってしまいますので、ついている仲間につくのも、トレーディング手法のひとつとわきまえ、意識して、自分自身の考えを持つように心掛けることが必要です。
何事も過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如し(※)ということなりますので、ほどほどが良いと思います。
※何事でもやりすぎることはやり足りないことと同じように良くない
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、ジリ高は続くか
2.EUR/USD、下落の可能性
3.GBP/USD,目先は揉み合いか
4.クロス円、トレンドは下げか
【1.ドル/円、ジリ高は続くか】から一部
・売ってショートになったことからの買い戻しか
・ショートが解消しないと、さらに上がる可能性
・一気に買い戻しが進めば、上げ止まるのでは
⇒続きは、メルマガをどうぞご覧ください。
※メルマガ詳細⇒bmf-enews.jpn.org
〔メルマガ会員向けサービスの例〕
•メール配信記事
独自の分析手法を駆使した日々のトレーディング・アイデアやサインなど、
1日13本前後の記事が、午前6時台から午後7時台まで、一定の間隔を持って配信されます。
•週末には、充実のWeekly Reportが配信されます。
•動画閲覧
各種手法の解説やセミナーを、任意にご覧頂けます。
•質問回答
たとえば、ロングのポジションを作る時(ポジションメイク)は、慎重に買っていくこともありますし、レンジブレイクでロスカット的にエントリーすることもあります。
また、あるレベルを超えてくると、追撃的に買い増していくということもしています。
しかし、ポジションクローズの時は、個人的には、一気に全部手仕舞うことにしています。
これは、私のスタイルですので、強制するものではありません。
たとえば、ポジションがフェーバー(有利)になると、もっとフェーバーになるかもしれないと、段階的に利食っていく方法もありますが、経験的には、このあたりが利食い場と思うと、スパっとすべてやめることが結局は、好結果を生むことが多いと思うからです。
こういったスパっとやめると、非常にすがすがしい気持ちになります。
たとえ、それからさらにフェーバーな方向に向かおうと、もう相場に興味がなくなっており、全然悔しさがありません。
また、ポジションがアゲンスト(不利)の時も、これは自分が見方を誤っていたと判断すれば、スパっとすべてやめることにしています。
そして、やはり、アゲンストのポジションをやめると、すがすがしいものを感じます。
すがすがしいものを感じるには、執着しないということが大事だと思っています。
特に、アゲンストの時は、深手を負うまで執着せず、どんどん止めていくことが良いように思います。
ニューヨークダウは、アップルなど主力ハイテク株に買いが入り上昇に転じ、前日比359.24ドル高の27,174.68ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.008%下げて0.656%で引けました。
原油価格は、需要鈍化観測から売られ、前日比0.06ドル安の40.25ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落を受けて売られ、前日比10.6ドル安の1,866.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は買いが引かず、一時105.70近辺をつけました。
EUR/USDは下落し、一時1.1613近辺をつけました。
EUR/JPYは、122.60~122.90近辺での揉み合いに終始しました。
いろいろなスポーツの国際試合を見ていて思うことは、日本選手のここ一番の弱さです。
やさしい国民性ゆえのことかともしれませんが、勝つことを求められての選手ですから、やっぱり勝ってほしいものです。
トレーダーもまた、投機という投資によってリターンを求めることが目的である以上、相場に勝つことがなによりも優先されます。
トレーディングで勝つためには、経験も必要ですし、知識も必要ですが、それ以上にマインドコントロールができるようになることが大切です。
トレーディングにおけるマインドコントロールの基本は、小さな負けにはこだわらず、大きな勝負にはねばりを見せるというメリハリだと思います。
相場を見誤った時には執着せず、すっぱりと見切りをつけ、次のタイミングを待つことが大切です。
また、自分が得意とする相場がどのようなものなのかを自覚する必要があります。
そして、得意とする相場がやってきたら、相場に貪欲に喰らいつくタフさを持つことが大事です。
ともすると、小さな負けにこだわって、大きな勝負には飛び込めないということが起こりがちです。
したがい、心して自分の気持ちを自分でコントロール出来るように、自分自身を見つめ、自分の長所短所を分析しておくことだと思います。
9/25(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「米系ファンドの45日ルール」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
ドル/円は、依然ロング気味と見ています。
ドル/円の値ごろ感からの買いは危険だと思います。
このところ相場が荒れていたせいか、マーケットは休息を欲しているようです。
ドル/円は、5・10日ですが、月末が近いため、輸出のドル売りがでる可能性もあります。
今日は25日で、5・10日で、10時前の仲値決めに向けて輸入決済のドル買いがでる可能性があります。
ニューヨークダウは、主力ハイテク株の上昇が相場を支えましたが、景気回復鈍化が懸念され伸び悩み、前日比52.31ドル高の26,815.44ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.010%下げて0.666%で引けました。
原油価格は、在庫減を受けて買いが続き、前日比0.38ドル高の40.31ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの反発を受けて買われ、前日比8.5ドル高の1,876.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時105.53近辺まで買われた後、一時105.37近辺まで緩みました。
EUR/USDは、一時1.1627近辺まで下げた後、一時1.1687近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、一時122.58近辺まで下げた後、一時123.16近辺まで反発しました。
相場により、主役通貨と脇役通貨があります。
やはり、主役通貨はセンターステージ(舞台中央)で観客(マーケット)すべての視線を浴びているだけのことはあって、大きな調整があったり、急落急騰があったりと、動きも派手で相場をリードします。
脇役通貨は、主役通貨に付き従おうとするものの、観客の視線を浴びるのもたまにのことで、ほとんどは、埋もれています。
主役通貨は、他の通貨の先陣を切って動くため、ともするとその活発な動きにマーケットがついていけず、出遅れている脇役通貨で、ポジションを張ろうとするマーケット参加者も出てきます。
しかし、脇役通貨には、脇役通貨に甘んじざるをえない理由(わけ)があり、リスクとリターンを考えると、あまり儲からないのが一般的です。
やはり、主役通貨で勝負することが、一番パーフォマンスが良いと思います。
主役通貨でポジションを持つのに勇気がいる局面がありますが、「振り下す刃の下ぞ地獄、飛び込んでみよ。極楽もあり」と酒田五法でも説いていますように、ここ一番では、捨て身になって主役通貨と真っ向勝負することも、また必要です。
尚、今の主役通貨はどれなのか、日頃からアンテナを張っておくことが大事です。
また、主役通貨とどの通貨とのペアが、一番効率的かも見逃さないようにしなければなりません。
ジリ安です。
全般に円買いです。
EUR/USD、EUR/JPYの買い戻しも一巡か。
ドル/円は反発していますが、上値は重いと見ています。
さらに下落するものと見ています。
ニューヨークダウは、主力ハイテク株への売りが加速して下げ、前日比525.05ドル安の26,763.13ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.012%上げて0.676%で引けました。
原油価格は、週間在庫統計によると米国の在庫が減少したため買われ、前日比0.13ドル高の39.93ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて売られ、前日比39.2ドル安の1,868.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は買いが強まり、一時105.49近辺をつけました。
EUR/USDは売りが強まり。一時1.1652近辺をつけました。
EUR/JPYは、一時122.77まで下落後、一時123.19近辺まで反発し、そして122.84近辺に反落しました。
相場が高止まりすることがあります。
その原因は、マーケットが結構ショートになってしまっているためです。
つまり、相場は下落すると見たプレーヤーが多く、マーケット全体にショートポジション膨らんでしまったため下がらなくなり、一部のプレーヤーが、あきらめて買い戻すと、実需の売りオーダーがある水準の手前まで上昇します。
そして、その高値水準に張り付いてしまいます。
こうした膠着状態から開放されるには、ふたつの方法があります。
ひとつは、高止まり状態に長い時間を費やし、ゆっくりとショートポジションを解消する方法です。
もうひとつは、上の売りオーダーを買って上抜き、ロスカットを誘発させて、一気にショートポジションを解消させる方法です。
マーケットのセンチメントが、「ここで止めたら、その後落ちるかもしれない」という、ある種の期待感を捨てきれないと、なかなか買戻しが進まず、高止まり状態を長く続けてショートポジションを解消することになります。
一気に上値を買って、買い戻した場合は、短期間にショートポジションが解消され、相場が動きやすくなります。
本来的には、一気に解消する方法の方が、相場を再活性化させるのには良いのですが、実際には、上に売りオーダーが見えているために買い戻しにふんぎれず、高止まりが長い時間続くことの方が、特にドル/円は多いと言えます。
ドル/円が下げているのと同時に、EUR/USDやGBP/USDなどが売られています。
ポンドが、対ドル対円対ポンドで売られています。
ドル/円、クロス円が上昇です。
ドル/円が、買われているために起きています。
大きめの下落の可能性があります。
ニューヨークダウは、新型コロナウイルスの感染再拡大がくすぶる中、業績がコロナ禍の悪影響を受けにくい主力ハイテク株が相場上昇を主導し、前日比140.48ドル高の27,288.18ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ほぼ変わらず、暫定値ながら前日比0.001%上げて0.672%で引けました。
原油価格は、前日の急落の反動で買いが優勢となり、前日比0.29ドル高の39.60ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比3.0ドル安の1,907.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ニューヨークに入り買いが強まり、一時105.07近辺をつけました。
EUR/USDは、軟調で、一時1.1692近辺をつけました。
EUR/JPYは、ドル中心の相場だったため、122.70~123.15近辺で横這い推移でした。
英語では、「Buy on the rumor, Sell on the fact.」と言います。
要するに、まだ噂のうちに、ポジションメイク(ポジションの造成)をして、事実が明らかになったら、ポジションクローズ(ポジションの手仕舞い)をするということです。
これは、結構ディーラーの間でよく使われている言葉で、要はリスクを取ることが収益チャンスを生むということです。
噂の段階で、いち早くポジションメイクをして、事実が明らかになって、マーケットの大勢がポジションメイクをしようと殺到したところを、利食いに回るとは、トレーディングとしては、かなりスマートなやり方だと思います。
しかし、早くポジションを持つということがすべて良いわけではありません。
やはり、勝算があってこそできることで、そのためには、その噂の信憑性の高さとその材料が事実として公になった場合のマーケットの反応の大きさを、短時間に判断し予測できなければなりません。
この材料に対しての価値判断とマーケットに与えるインパクトの大きさを反射的に読めるようになるためには、ひとつには、経験を積み重ねることはどうしても必要だと思います。
また、いろいろな材料に対して好奇心を持ち、それらの材料に重要度に応じたプライオリティー(優先順位)をつける習慣を持つことが大事だと思います。
少なくとも、目にし耳にする材料を、それほどのこともないと事も無げに無視することは、厳に慎むべきだと思います。
クロス円が、売られています。
ドル買い気味です。
円安は、ポジション調整に過ぎないものと思われます。
EUR/JPYは、上がりづらくなっています。
ドル/円の反発も一巡しているように見ています。
ニューヨークダウは、欧州でのコロナ感染の再拡大懸念から売られ、前週末比510.90
ドル安の27,146.52ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株安を受けて低下し、暫定値ながら前週末比0.022%下げて0.672%で引けました。
原油価格は、新型コロナ再拡大懸念やリビアの生産再開を受けて売られ、前週末比1.80ドル安の39.31ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落を受けて売られ、前週末比51.5ドル安の1,910.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時104.00近辺まで下落後、大幅反発し、一時104.87近辺をつけました。
EUR/USDは、欧州でのコロナ感染の再拡大懸念から売られ、一時1.1732近辺まで売られました。
EUR/JPYは、一時122.52まで売り込まれましたが。その後一時123.42近辺まで反発しました。
たとえば、下落する相場において、棒下げをする場合もありますが、調整的な戻しを繰り返しながら、下げていくのが、より一般的な下げ方です。
この調整的な戻しを、スピード調整と呼んでいます。
このスピード調整は、持続的な下落には必要な過程です。
つまり、急落によって、ロングが投げるのと同時にショートメイク(ショートポジションの造成)が行われ、マーケットは急速にショートとなり、下げ渋るようになります。
この時に、なんらかのきっかけによって、ショートカバー(ショートポジション)がなされ、さらにこれで下げも終わったとして、にわかにロングメイク(ロングポジションの造成)がなされるようになると、再び下げるエネルギーが蓄えられ、下落が再開されるという仕組みです。
ただし、こうしたスピード調整を行いながら、下げ続けたり、上げ続けたりするのは、あくまでもトレンド相場の時であり、レンジ相場の時には当てはまりません。
したがって、今の相場をトレンド相場か、レンジ相場かという見極めが必要になります。
トレンド相場であるとすると、たとえば下げであれば、下げた後の反発が前回の高値よりも低く、次の安値が前回の安値よりも下がる、いわゆる上値を切り下げ、下値を切り下げるという動きに、一般的にはなりやすく、このあたりがトレンド相場の見極めどころだと言えます。
今回は、主に下げ相場を例にしましたが、上げ相場は申し上げました下げのパターンの全く裏返しで、同じような動きとご理解ください。
ドル/円は、下落を再開しています。
ドル円は、小反発です。
ドル円は、ジリ安です。
ドル/円を、売りで攻めきれずにいます。
円買い仕掛けがあるか注目です。
相場が盛り上がりを見せると、「ここで相場に入らないでどうする」と、自分で自分自身にプレッシャーを与えることは、よくあることではないかと思います。
しかし、そうして自分自身を急きたてることが、良い結果を生むとは限りません。
むしろ、急きたてたことで、まだ動き出すタイミングまで辿り着いていない段階で、フライング気味に相場に入り、その後苦しい思いをすることは結構あります。
そこで、発想を変え、「相場はこれ一回限りではない」と考えることが大切ではないかと思っています。
「相場はこれ一回限りではない」と考えることにより、自分を追い込むのではなく、頭をリラックスさせ、本当の相場へのエントリーのタイミングが見えてくるのではないかと、個人的には考えています。
自分に合った相場というものがあります。
相場を全部とってやろうと考えるのではなく、自分が得意とする相場に乗ることに重点をおくことや、目の前の相場に、乗り遅れても、大相場であれば、動き出してから相場に参入しても、決して遅くはないと考えることが、逸る気持ちを抑える上で、大変大事なことだと思います。
トレーディングとは、込み上げてくる欲望、中でも「儲け損なう恐怖」を、いかに自分自身でコントロールできるかで、結果に違いが出てきます。
究極的には、感情をあらわにせず、さらっとやることがトレーディングには必要だと思います。
今週の注目点 -
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、円高進行か
2.EUR/USD、レンジ継続か
3.GBP/USD,大きな意味ではレンジか
4.クロス円、下落方向か
【1.ドル/円、円高進行か】から一部
・テクニカル的には、ドル売り円買いを新たに示唆
・政権交代に対する市場の洗礼か
・米低金利政策の長期化がドルの支えを弱める
⇒続きは、メルマガをどうぞご覧ください。
※メルマガ詳細⇒bmf-enews.jpn.org
〔メルマガ会員向けサービスの例〕
•メール配信記事
独自の分析手法を駆使した日々のトレーディング・アイデアやサインなど、
1日13本前後の記事が、午前6時台から午後7時台まで、一定の間隔を持って配信されます。
•週末には、充実のWeekly Reportが配信されます。
•動画閲覧
各種手法の解説やセミナーを、任意にご覧頂けます。
•質問回答
インターバンクディーラーだった頃、よく他の銀行のディーラー仲間と集まりました。
そのメンバーのひとりでいつも勝っていて、感心するディーラーがいました。
ディーラー仲間の間では、損した話はよくしますが、儲けた話はあまりしません。
しかし、彼は嫌味なく儲けた話をよくしてくれました。
そして、彼の話に一貫していたことは、実に儲けることに謙虚だということでした。
ポジションがフェーバー(自分に有利)になると、もっと儲けようとはせず、どんどん利益を確定していっていました。
つまり、相場観が良く、入るタイミングが絶妙である上に、利が乗れば淡々と利食っていく彼の姿勢が、儲けの蓄積のコツにつながっていたのだと思います。
もっと儲けたいと思うのは、自然な気持ちだと思います。
しかし、儲けたいという欲望が強くなり過ぎると、相場が見えなくなります。
また、評価上の利益のピークから現状の利益が目減りすると、どうにか、逃してしまった分の利益を取り戻そうという気持ちが働き、それが返って、悪循環を起すことはよくあります。
自分のもっと儲けたい欲望を抑えて、利益を確定することは、ある意味では損切りより難しいものです。
そこを、さらっとやれるかどうかで、結果が違ってきます。
ニューヨークダウは、アップルなど主力ハイテク株が売られ下げを主導し、前日比244.69ドル安の27,657.29ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.013%上げて0.695%で引けました。
原油価格は、主要産油国による協調減産の順守の動きが広がったため買われ、前日比0.14ドル高の41.11ドルで引けました。
金価格は、主要な中央銀行による緩和的な金融政策が続いていることから買われ、前日比12.2ドル高の1,962.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、104.27まで売り込まれましたが、その後買戻しに104.64近辺まで戻しました。
EUR/USDは、1.1870近辺まで買われた後、1.1844まで緩みました。
EUR/JPYは、123.46近辺から上昇し、124.01近辺をつけました。
相場を見る時に、短期チャートだけでなく、中長期のチャートも見ることは基本的に大事ですが、大相場となるとさらに重要さが増します。
尚、ここで申し上げるそれぞれの期間を大雑把に区分けしますと、短期とは、1分足から1時間足、中期とは、4時間、8時間、日足、長期とは、週足、月足といったスケールだとご理解ください。
相場が荒れていない時には、短期チャートだけでも、ある程度の相場展開は確かにわかります。
しかし、相場がダイナミックに動く大相場では、短期チャートだけを見ていても、相場展開のほんの一部しかわからなくなりますので、中長期のチャートを合わせて見る必要性が高まります。
なぜなら、平常の場合の短期チャートの動きが、相場が荒れている時には動きがダイナミックになり、中長期のチャートのスケールで動くようになるためです。
たとえば、レジスタンスやサポートについても、短期のポイントではなく、中期、長期のポイントがより有効に働きます。
言い換えれば、短期チャートでは、相場の行き過ぎに見えても、大相場では、お構いなしにさらに大きく動くことになりますので、短期チャートにおけるチャートポイントや経験則をあてはめようとすると危険が伴います。
大相場では、平常時とは意識を切り替えて、より大きなスケールで相場を把握するように、心掛けることが大切です。
それが、つまり、相場を大掴みで読むということです。
9/18(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「円高の行方」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
104.50ブレイクが、目先の目標だと思います。
ロンドンは、買いからのようです。
ドル/円は、ショート気味のようです。
ドル/円は、連日の下げで売りで入りやすくなってきているように思われます。
ドル/円は、依然下落再開の可能性があります。
ニューヨークダウは、FOMCを前日通過し、それまで様子見だった投資家が相対的に割高感の強い主力ハイテク株を売ったため下げ、前日比130.40ドル安の27,901.98ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、暫定値ながら前日と変わらず0.687%で引けました。
原油価格は、主要産油国が協調減産を順守する姿勢を示したことが好感されて買われ、前日比0.81ドル高の40.97ドルで引けました。
金価格は、FOMCで示されたゼロ金利政策長期化方針が想定内の結果との見方が強まって、利益確定売りが優勢となり、前日比20.6ドル安の1,949.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時104.53近辺まで下げた後104.84近辺まで反発し、104.70近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、一時1.1737近辺まで下落後、1.1851近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、123.34近辺から124.09近辺に上昇しました。
損をする場合には、ふたつあると個人的には思っています。
ひとつは、全く自分自身の相場の見方が間違っている場合で、これはあたり前と言えばあたり前のことです。
そして、もうひとつは、相場にエントリーするタイミングが合っていない場合です。
実は、この後者の特にエントリーのタイミングが早過ぎたために損していることが圧倒的に多いと言えます。
相場の方向感については、皆様、合っていることが多いと、自信を持たれて良いと思います。
しかし、問題はここからで、いくら相場の方向感が合っていてもエントリーのタイミングが合っていないと、ご自身が考えている方向に向かう前の相場のアヤ(上げ途上の一時的な下げ、下げ途上での一時的な戻り)に振り落とされて、それから思った方向に動き出し、「やっぱり、合っていたのに...」とホゾを噛むことになると言えます。
なぜ、振り落としが起きる場合が多いかと言えば、前述しましたように、相場の方向感は多くの方が合っているわけですから、それをもとに、同方向にポジションを、ほぼ同時に多くのマーケット参加者が相場を張れば急激にポジションが、買い過ぎ売り過ぎになるため、その後、自律反転的にポジションを解消する方向に動くことになるからです。
少なくとも、言えることは、フィーリングが現実化するのには、想像以上に時間が掛かります。
ですので、フィーリングが湧いたからと言って、すぐに相場に飛び込むことはないわけです、
もうひとつ、エントリーのタイミングとして申し上げておかなければならないのは、逆にエントリーのタイミングが遅過ぎる場合です。
堅く堅実にと思うがあまり、相場が動き出してしばらくして、エントリーすることです。
ある程度の利益を確保することもありますが、ヘタをするとひと相場の最終段階でのエントリーとなることもありえます。
相場のエントリーのタイミングは、リスクと確実性の配合具合だと思います。
リスクがあり過ぎてもダメですし、確実性があり過ぎてもダメだと思います。
個人的には、リスク:確実性が3:7あるいは4:6ぐらいが適当ではないかと思っています。
少なくとも、リスクが5を超えるのは、リスキーでお勧めしません。
ドル/円が、昨日の安値を割り込んできています。
ドル/円が、再び下を試し始めています。
ドル/円は、ジリ高になってきています。
ドル/円は、動きづらそうです。
EUR/USDの弱さが目立ちます。
ニューヨークダウは、FRBはFOMCで2023年まで利上げしない方針を示し、ゼロ金利政策を長期化することを決めたことから、一時上昇したものの引けにかけて急速に伸び悩み、前日比36.78ドル高の28,032.38ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、やや上昇し、暫定値ながら前日比0.016%上げて0.695%で引けました。
原油価格は、ハリケーンで供給減の観測が強まり買われ、前日比1.88ドル高の40.16ドルで引けました。
金価格は、緩和的な金融政策の長期化で買われ、前日比4.3ドル高の1,970.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、FOMCが緩和的な金融政策の長期化を決定後、一時104.80近辺まで下げたものの、その後105.14近辺まで反発するなど荒っぽい動きとなりました。
EUR/USDは、軟調で、一時1.1788近辺をつけました。
EUR/JPYは、下落し、一時123.84近辺をつけました。
ショートのポジションを持っていても、ロングのポジションを持っていても、ポジションを持っている素振りを見せないプレーヤーは結構います。
しかし、ショートを持っていて大きく買い上げられたり、ロングを持っていて大きく売り込まれると、こうした隠れショートも、隠れロングも、我慢しきれなくなって、ロスカットに走ることになり、その存在が白日のもとにさらされることになるわけです。
なにも短期の隠れショートなり隠れロングだけではなく、もっと中長期にポジションを持っている隠れた存在があり、そうした中長期のポジションがロスカットをする時、大きな相場の変動要因となります。
私の経験で、一番印象に残っている隠れ中長期ポジションは、1995年初春のアジア各国の円借款の償還でした。
円借款の償還とは、日本政府から借りた外国政府の円建ての借金(円借款)の返済(償還)のことで、返済時、円買い現地通貨売りを行わなければなりません。
1995年初春、円高が急激に進行したことにより、円借款が巨額の為替差損となって、アジア各国の経済に大打撃を与え、各国中央銀行は、やむなくロスカット的に、円借款の償還手当てのために、大量の円買いを余儀なくされました。
これにより、ドル/円は同年3月の寄り付き96円台後半から引け値86円台半ばまでの約10円の月足の大陰線を出し、さらに4月19日には円のそれまでの戦後最高値79円75銭まで突っ込みました。
広いマーケットの中には、こうした隠れポジションが存在し、相場の急変とともに表に現れ、マーケットに多大な影響を及ぼすことになりますので、どんな隠れポジションが存在する可能性があるのか、探っていく必要があります。
ドル/円は、上げきれません。
ドル/円は、反発が継続するか注目です。
海外勢のドル/円のロングの投げも一巡した可能性があります。
ドル/円の105.30は強いサポート、EUR/USDの1.1900は強いレジスタンスです。
イギリス対EUの交渉難航、FRBの緩和長期化見通しなど円高の理由は一応あるものの、定かではありません。
ニューヨークダウは、買い先行で始まったアップルが午後に一時下げに転じると相場も伸び悩み、前日比1.55ドル高の27,994.88ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、やや上昇し、暫定値ながら前日比0.013%上げて0.682%で引けました。
原油価格は、ハリケーン接近で供給減の観測から買われ、前日比1.02ドル高の38.28ドルで引けました。
金価格は、FRBが金融緩和策の長期化を改めて示す思惑から買われ、前日比2.5ドル高の1,966.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、105.30近辺まで売り込まれた後、105.45近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、1.1900近辺から1.1840近辺まで下落しました。
EUR/JPYは、125.77近辺から124.76近辺まで下落しました。
相場で勝負しようとすると、力みは出るものです。
しかし、「この勝負逃したら、後がない」と青筋を立てることが、良い結果を生むとは思いません。
自分で自分自身にプレッシャーを与えることで、返って反射的動作や柔軟性が損なわれます。
また、「損をしたくない」という気持ちが湧いてくることも、よくあることです。
しかし、「損をしたくない」と思うことで、身を強ばらせて、自分に与えられた選択肢を自分で限定してしまったことが、損失につながることもあります。
もっと気軽な気持ちで、相場に向かうことが大事だと思います。
フットワークを良くしておくことで、たとえ、間違った方向に入ったとしても、これは違うなとさっさと考え方を切り替えていけるようになることが大切です。
相場は、常に変化しています。
その変化に対応していくためには、つねに自分自身も変わっていく必要があります。
そのためには、力を抜いて、どういう状況をも、素直に受け止められる鷹揚さが必要だと思います。
「逃した魚は大きい」のなら、また次の大きな魚を探せば良いと思います。
相場は、これ一回限りではありません。
全般に方向感がありません。
ポンドが、対ドル対円対ユーロで買い気です。
ドル/円は、重くなっています。
ドル/円は、徐々に上げています。
本日は15日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、10時前の仲値決めに向けて、輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、大型M&Aやワクチン開発の進展が好感されて買われ、前週末比326.81ドル高の27,992.45ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ほぼ変わらず、暫定値ながら前週末比0.009%上げて0.676%で引けました。
原油価格は、OPECの需要見通しの引き下げを受けて売られ、前週末比0.07ドル安の37.26ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇を受けて買われ、前週末比15.8ドル高の1,963.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ニューヨークに入り売りが強まり、一時105.55近辺まで下げました。
EUR/USDは、ジリ高となり、一時1.1888近辺をつけ、その後1.1860近辺に緩みました。
EUR/JPYは、一時125.90近辺まで買われた後、125.29近辺まで緩みました。
相場が、よくわからなくなることがあります。
相場と長く付き合っていても、そういう時はあります。
よくあるケースは、たとえば、ドルにとって良い材料が出たにも関わらずドル売りになったり、悪い材料が出たにも関わらずドル買いになったりするような局面です。
つまり、相場自体が調整局面入りして、それまでに出来上がったポジションを閉じようとする動きがマーケットで活発になるため、一見脈絡のない相場になります。
こういう時は、ポジション調整という後ろ向きな相場だと割り切り、様子を見るに超したことはないと思います。
より問題となるのは、相場のテーマが大きく変わったことに気づかないことによって、相場が見えなくなっている時で、これは早めに考え方を変えないと、手ひどい目に遭うことがあります。
これは、早期に変化に気づくようにならなけれなりませんので、日頃からマーケットコメントに目を通すことを習慣づけるなどして、環境変化を察知する能力を高めることが大事です。
もっとも大切なことは、相場がよくわからなっている自分自身を認めることで、勇気を持って変化に自分自身を適合させていくことだと思います。
相場のせいにすることは簡単ですが、それでは根本的な解決にはならないと思います。
EUR/USDが強含みです。
つなひきの相場です。
方向感がありません。
しつこく円売りがでています。
ドル/円が、重くなっています。
軸足をもって「ブレない」ことと、柔軟に「君子は豹変す」ということは、相反した言葉のように見えます。
しかし、実は軸足がしっかりしていればこそ、変化に対して柔軟に対応することが出来るのではないかと個人的には考えています。
たとえば、ポジションがアゲンスト(不利)のとき、ここは我慢のしどころと腹を据えるのか、ここはロスカットするときと判断するか、少なからず迷うときがあると思います。
その時点で、自分自身の根本的なトレード方針という軸足があれば、結論は自ずと出てくると思われます。
たとえば、自分のトレード方針が、「多少、損益が振れても方針は変えない」というものであれば、そのままポジションをキャリー(保有)するということになります。
一方、「ポジションテイク(ポジションを持つ)のタイミングが合っていなければ、いったん撤退して出直す」というトレード方針であれば、いったんポジションを手仕舞うことになります。
これは、個々人の考え方によって、どちらを選ぶこともありだと思いますが、少なくともこうしたトレード方針という軸足を持っていないと、相場の局面局面で対応が行き当たりバッタリになり、無駄なコストを払うことになります。
ただし、大相場のときは、トレード方針という軸足自体を柔軟にそのときの環境に合わせていくということが必要になります。
これが、つまりは「君子は豹変す」という身のこなしになるのではないかと思います。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.レンジは続くか、ドル/円
2.レンジが続くか、EUR/USD を
3.投機色いっぱいの GBP/USD
4.クロス円での投機は、GBP/JPY に集中か
【3.投機色いっぱいの GBP/USD】から一部
・ブレグジット交渉難航をネタに投機が大挙して参入
・米大統領選前で動きづらいドル/円、EUR/USD からポンド取引にシフト
・投機だけに、上下動はかなり激しくなるのでは
⇒続きは、メルマガをどうぞご覧ください。
※メルマガ詳細⇒bmf-enews.jpn.org
〔メルマガ会員向けサービスの例〕
•メール配信記事
独自の分析手法を駆使した日々のトレーディング・アイデアやサインなど、
1日13本前後の記事が、午前6時台から午後7時台まで、一定の間隔を持って配信されます。
•週末には、充実のWeekly Reportが配信されます。
•動画閲覧
各種手法の解説やセミナーを、任意にご覧頂けます。
•質問回答
レンジ相場のことを、往来相場とも言います。
つまり、往ったり来たり(往来)の相場だということですが、この言葉には、なにかレトロな響きを個人的にも感じます。
レンジ相場(往来相場)に入ってきたかを判断するのに役立つのが、日足の動きです。
日足で見て、相場が激しいアップダウンをするようになると、それまでの正しい方向にポジションを持ち続ければ儲かった、ある意味イージーなトレンド相場から、難しいレンジ相場への転換を示している可能性が高いと見るべきだと思います。
特にレンジ相場の入り口は、それまでの儲けを簡単に吹き飛ばす極めて危険な地合いですので、早々に相場の見方を切り替えないと、相当痛い目に遭うことになります。
特に、正しい方向にポジションを持っていれば良かった時期が長ければ長いほど、トレンド相場は続くという確信めいた気持ちが強まりますので、意識して気持ちの切り替えをしなくてはなりません。
また、このアップダウンが始まったら、それまでのトレンド相場でキャリー(保有)していた虎の子のポジションの利食い時と捉えるべきかと思います。
そして、あえて難しい相場とは喧嘩せず、次のポジションテイク(ポジション作成)のタイミングを待つことが賢明だと思います。
尚、レンジ相場の期間は、結構長くなることが多く、じっくり構えてタイミングを待つスタンスが必要です。
ニューヨークダウは、割安感の強い景気敏感株が上昇し押し上げられ、前日比131.06ドル高の27,665.64ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、やや軟化し、暫定値ながら前日比0.017%下げて0.667%で引けました。
原油価格は、週末を控えて持ち高を調整する買いがやや優勢で、前日比0.03ドル高の37.33ドルで引けました。
金価格は、利益確定売りが優勢となり、前日比16.4ドル安の1,947.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、やや軟化し、一時106.06近辺をつけました。
EUR/USDは、1.1874近辺から下げ、一時1.1826近辺をつけました。
EUR/JPYは、126.12近辺から下げ、一時125.49近辺をつけました。
私は、もともとテクニカル派でしたので、相場展開はチャートに示され、だからチャートだけ見ていれば良いと思っていた時期は、結構長かった思います。
しかし、大相場を何度も経験してみて、決してチャートだけで相場のすべての説明がつくわけではないことを、実感として思うようになりました。
相場を形成しているのは、マーケット参加者と呼ばれる人々であり、そうした人々の息づかい、言い換えれば市場心理(マーケットセンチメント)を感じなければ、相場の本当は見えないのではないかと、現在考えています。
人々の息づかいとは、願望であったり、欲望であったり、恐怖であったり、執着であったりといった、実に人間臭いものだと思っています。
そうした多くの人々の息づかいの集合によって相場は形成され変動しているのではないかと個人的には考えています。
逆説的には、チャートは、このような人々の息づかいが集約されたものだとも言えます。
確かに、通常の相場ではチャートは大体においてワークしますが、大相場ともなると、恐怖という心理が大きく働き、人々の息づかいは連鎖的なパニックとなり、通常のチャートの見方では、読みきれない暴走を引き起こします。
したがい、チャートを無機質なものとして見るのではなく、チャートを形成する市場心理(マーケットセンチメント)を読んだ上でチャートを見ることが、大変重要だと思います。
そのためには、今マーケットは何に注目しているのか、どうなることを望み、またどうなったら恐怖となるのかを、日頃から推理するクセをつけることが大切です。
9/11(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「実質的な下期がスタートして」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
買い戻しだと見ています。
ロンドンは、スロースタートです。
昨日の海外でのEUR/USDやGBP/USDの大荒れ相場で、マーケットが傷んだものと思われます。
ドル/円は、1時間足が三角保ち合い(もちあい)になってきています。
ポンドは、依然下落リスクがあります。
ニューヨークダウは、午後からのハイテク株売りで投資家心理が悪化し下げ、前日比406.22ドル安の27,534.25ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株安を受けて低下し、暫定値ながら前日比0.021%下げて0.682%で引けました。
原油価格は、需給悪化の見方が根強く売られ、前日比0.75ドル安の37.30ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇局面で買われ、前日比9.4ドル高の1,964.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、105.99~106.24近辺で小動きでした。
EUR/USDは、ラガルドECB総裁が記者会見で、ユーロ上昇に過剰反応する必要はないと発言したことを受け急上昇し、一時1.1918近辺をつけましたが、ポンドの急落を受け、1.1810近辺まで急反落しました。
EUR/JPYは、一時126.46近辺まで急上昇後、125.32近辺まで急反落しました。
GBP/USDは、ブレグジットを巡る不透明化から売られ、一時1.2773近辺まで急落しました。
何をやってもうまく行ってしまう時もあれば、どうあがいてみてもうまく行かない時もあります。
それは、運不運が繰り返されるサイクルがあるからだと、個人的には思っています。
これは、人生全般にも言えますが、トレーディングでも言えます。
ポジションを持てば儲かってしまう時もあれば、何をやっても儲からない時もありますが、これは儲かる時と儲からない時が繰り返されるサイクルがあるのだと、個人的には思っています。
運不運のサイクルは誰にもあると思いますが、身の処し方次第で、人によって結果が異なるものだと思っています。
儲かっている時は、儲かっていることに天狗にならず自分を律することが大切です。
一方、儲かっていない時の身の処し方も必要です。
まずは、今自分が運が向いていないことを自覚することが大切です。
儲かっていないことに焦りを感じ、何とかしようともがけばもがくほど、傷口を広げ深みにはまってしまうことは、よくあることです。
そのような不運のサイクルの時は、じっとしていること、言い換えれば、待つこと、休むことが大切だと思います。
しかし、ただじっと動かないでいると、余分なことを考えてしまい、思わず相場に入ってしまうこともありえます。
そこで、何か相場とは全く関係ないことをするなどして、頭を切り替えるることが、結局は幸運のサイクルを呼び込むことになるのではないかと思います。
また、休んでいる間を利用して、勉強するのも良いと思います。
要は、心中にある儲け損なう恐怖や焦りを忘れ、自分で自分に与えているプレッシャーから自分自身を解き放つことが必要ではないかと考えています。
ドル/円が、やや重めです。
ポンドが、対ドル対円対ユーロで上げてきています。
EUR/USDが強含みで、EUR/GBPも上げてきています。
今日は10日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、10時前の仲値決めに向けて、輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
無理矢理動かした相場で反動が起き、巻き戻しになった相場だと言えます。
ニューヨークダウは、主力ハイテク株に押し目買いが入り反発し、前日比440.10ドル高の27,940.99ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株高からやや上昇し、暫定値ながら前日比0.013%上げて0.697%で引けました。
原油価格は、値ごろ感や米株高から買われ、前日比1.29ドル高の38.05ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの反発を受けて上げ、前日比11.7ドル高の1,954.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、前日の下げでできたショートポジションの買い戻しに上げ、一時106.27近辺をつけました。
EUR/USDは、EUの景気回復から景気刺激策を抑えるとの報道から買われ、一時1.1834近辺をつけました。
EUR/JPYは反発し、一時125.65近辺をつけました。
ユーロになり介入権がECBに移行するまで、ドイツでは、中央銀行であるドイツ連邦銀行(ドイチェブンデスバンク、愛称BUBA、ブバ)がドイツマルクの介入権を持っていました。
BUBAは、その巧みな介入により、世界中の銀行から畏敬の念を持たれていました。
巧みな介入について、より具体的に申し上げますと、まず、介入のタイミングが絶妙で、たとえば、マーケットが相場を下げようと売り込むと、ポジション的にかなりショートになったところを見計らって、個別の銀行で買い介入に入ります。
しかも、マーケットの水準が、たとえば1.2310-15だったとすると、銀行はこのタイミングでBUBAが呼んでくるということは買いだと見て、100ポイントも上の1.2410-15でBUBAに大台違いのプライスを提示しても、ブンデスは意を解せず買った上に、買ったことをその銀行を通じてマーケットにアナウンス(知らせる)させます。
これにより、BUBAは相場の下落させたくないという強い意志をマーケットに示し、マーケットは一目散で買い戻しに入りました。
また、この絶妙なタイミングで、かつマーケット水準とはかけ離れたレベルで介入することによりマーケットは驚き、逃避行動に出ますので、実際に介入した金額が小額で済みました。
こうした、マーケット心理を読みきったBUBAの介入姿勢に、マーケットは尊敬してやみませんでした。
そう言う私もBUBAの大ファンで、実際に独フランクフルトにあるBUBAのディーリングルームを訪問したことがありました。
現れたチーフディーラーは、自信に満ち、またファンダメンタルズ分析のみならず、テクニカル分析にも長けていて、さすがは天下のBUBAだと思ったものでした。
余談ですが、BUBAのビルは、自動小銃を持った警備兵たちによって警護されていたのが、また格好良く見えました。
全般に売りで攻め切れなくなって買い戻し気味です。
今までのドル/円、クロス円の買い気は、どこへ行ってしまったのでしょうか。
ドル/円は、戻りが弱いです。
しかし、まだ底は見ていないと思われます。
多くの通貨ペアが、未だ底が見えません。
ニューヨークダウは、アップルなど主要ハイテク株への利益確定売りが続き、前週末比632.81ドル安の27,500.56ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株安を受けて下げ、暫定値ながら前週末比0.039%下げて0.684%で引けました。
原油価格は、需要減観測で売られ、前週末比3.01ドル安の36.76ドルで引けました。
金価格は、米株安を受けて買われ、前週末比8.9ドル高の1,943.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、英国のEU離脱の難航や米株安からリスク回避が強まり売られ、一時105.86近辺をつけた後、一時106.08まで反発しました。
EUR/USDは、GBP/USDの下落に連れて下げ、一時1.1766近辺まで下げました。
EUR/JPYは、一時124.70近辺まで下げました。
GBP/USDは、英国とEUの離脱後の貿易交渉が難航しており、「合意なき移行期間終了」となる可能性が高まったとの見方が広がり、一時1.2985近辺まで下げました。
ケーブル(GBP/USD)ディーラーだった頃のある日、注目されていた英経済指標が発表となりました。
フタを明けてみたら、予想のなんと6倍も悪い数字で急落、ポンドロングを持っていた私は、さすがにあきらめて、200ポイント下でロングを投げました。
そうしたところが、そこから反発をはじめ、なんと500ポイントも上昇したことがありました。
予想のブレの大きさにも驚きましたが、発表後のマーケットの反応にはたまげました。
経済指標の発表には、ここまでひどくなくても、一般的にブレはつきものですし、マーケットの反応が意外なものになることもあります。
このようなことを身を持って経験してみて、いかにポジションをスルーザフィギャー(through the figure、経済指標発表前後を通して)で持つことが、いかにリスクが高いかを、実感しました。
個人的には、指標が発表されてから、マーケットに参入しても決して遅くはなく、かえって発表結果に賭けることは多大なリスクを背負い込むことがあり避けるべきだと考えています。
それよりも、指標発表前のマーケットのポジションや、マーケットのセンチメント(心理)を読むことのほうが重要です。
経済指標にベット(bet、賭ける)したい気持ちもよくわかりますが、トレーディングとは、いかに不確実性を排除し、確実性を高めるかが、大事だと思います。
賭けることによる一攫千金を狙うよりも、勝率を上げ着実に利益を積み上げることが大切ではないかと考えています。
全体的に動きが限られています。
ポンドは、依然として弱めです。
今日から、実質的な下期に入る米国勢の動向に注目です。
ドル/円が強含みです。
AUD/USDが、動く可能性があると見ています。
ニューヨークダウ、米国債10年物利回り、原油、金市場は、米レイバーデーで休場でした。
為替相場では、ドル/円は、106.19近辺から106.33近辺に上昇後、106.28近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、1.1849近辺から1.1812近辺まで軟調でした。
EUR/JPYは、125.79近辺から125.57近辺まで緩みました。
ある時は、毎年の相場の季節要因を忘れていたりして、その年の同じ季節がやってきても、季節要因に気づかず失敗したりすることもあります。
また、このチャートパターンであればどちらに向かう可能性が高いということをうろ覚えであったために、結局波に乗れないこともあります。
そして、逆に過去のチャートパターンがこうだったから今回も同じような動きになるのではないかと見たのは良いのですが、マーケットの大勢も同じことを考えていたために、過去のチャートパターン通りには相場は進まず、損失だけが残ったということもあります。
過去の季節要因やチャートパターンは、今申し上げましたように、同じような動きをする時と、過去のパターンどおりには動かない時があります。
その違いは、マーケットの大勢が、これらの季節要因やチャートパターンに気づいているか、気づいていないかによります。
マーケットが気づいていなければ、季節要因やチャートパターンどおりに動きます。
しかし、過去のチャートパターンにマーケットの大勢が気づいてしまい、実際にもそれに応じたポジションが出来てしまうと、マーケットの大勢が望まない方向にしか相場は動かなくなります。
したがって、季節要因やチャートパターンに気づくことは大事ですが、同時にマーケットが気づいているのかどうか、そしてマーケットの大勢の見方はどうなのかについても、日頃からチェックをする必要があります。
そこで、こういったマーケットの大勢の見方を知るのに、いろいろなマーケットコメントや新聞の観測記事が役に立ちます。
ただし、それら記事は、あくまでも大勢の見方ですから、乗せられないようにしなければなりません。
ロンドンも、レイバーデーで静かになりました。
ポンドが、対ドル対円対ユーロで下落しています。
5日の5・10日(ゴトウビ)が土曜だったため、今日に順延になり、10時近くの仲値決めに向けて、輸入決済のドル買いが強まりました。
合意なき離脱の可能性が再浮上したためのようです。
米レイバーデーで、動きは限定的か?
東京、ロンドン、ニューヨークといった三大マーケットのオープニングで、あたかもそれを待っていたかのように、大口の売りなり買いなりがガツンと入ることがあります。
これは、大抵の場合、大口のロスカットです。
たとえば、ニューヨークタイムに発表された米雇用統計が予想より大幅に良く思惑がはずれた場合、もちろん、ニューヨークの時間内にもロスカットは出ますが、そこをこらえてロスカットしないで越週するビッグプレーヤーもいます。
そして、週末いろいろ考えた結果、やっぱりこれはダメだと悟ると、ドル/円やクロス円なら東京オープン直後に、EUR/USDなどではロンドンオープン直後に、一気に投げてくる傾向があります。
オープニング直後に投げてくるのは、やはりマーケットに大口のロスカットを受けとめるだけの厚み(流動性、リクイディティー)があると見ているからだと思います。
したがって、ドル/円、クロス円なら東京、EUR/USDなどではロンドンのオープンニグ直後が選ばれるのだと思われます。
また、ダメだと観念した以上は、早くやめたいという気持ちも働くためオープニング直後に投げるとも言えるかもしれません。
そこで、EUR/USDなどその他通貨ペアにしても、可及的速やかに手仕舞いたい時は、東京のオープニング前後にロスカットすることもあります。
この、よくよく考えてみた結果、これは自分の負け、いったん撤退と決断することは、大変重要です。
未練や執着で、ポジションが切れないと、自分に都合の良いようにしか相場を見れなくなり、どうにもこうにもならなくなって投げて、傷口を広げることになりがちです。
ビッグプレーヤーのように、自分の見方は間違っていたと観念すれば、スパッと止めることが、相場で長生きするための秘訣だと思います。
尚、例として、週末をはさんだケースを取り上げましたが、平日でも、なにかが起きた翌日に大口のロスカットが各マーケットのオープニング直後に出ることがよくあります。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.EUR/USD、目先はレンジか?
2.ドル/円、タイトレンジは続くか?
3.GBP/USD、上昇再開か?
4.クロス円、結局はレンジか?
【1.EUR/USD、目先レンジか?】
・2014 年から出現した連続陰線の窓埋めは始まっている
・今週から欧米勢の実質的な下期がスタート、投資家動向を要注視
・ただし、11 月の米大統領選までは動きづらいか
⇒続きは、メルマガをどうぞご覧ください。
※メルマガ詳細⇒bmf-enews.jpn.org
〔メルマガ会員向けサービスの例〕
•メール配信記事
独自の分析手法を駆使した日々のトレーディング・アイデアやサインなど、
1日13本前後の記事が、午前6時台から午後7時台まで、一定の間隔を持って配信されます。
•週末には、充実のWeekly Reportが配信されます。
•動画閲覧
各種手法の解説やセミナーを、任意にご覧頂けます。
•質問回答
よく個人投資家の方から、インターバンクディーラーはどれぐらいのレバレッジでやっているのかというご質問を頂きます。
答えは、インターバンクディーラーには、レバレッジの発想はありません。
つまり、インターバンクディーラーは、レバレッジ1倍、言い換えれば、取引した金額全額を実際に相手銀行と受渡しをしています。
話を簡単にするためにドル/円レートを100円としてお話を進めますと、インターバンクで、たとえば、Aという銀行がBという銀行から1千万ドルのドルを対円で買ったとします。
B銀行から実際に1千万ドル丸々の金額がA銀行のニューヨークにあるドル口座に取引日から2営業日後に入金されます。
そして、代わり金である10億円をA銀行からB銀行の東京にある円口座に同日付で送金されます。
この送金手続きや入金確認といった事務手続きを、マーケットに張り付いているフロント(前線)のインターバンクディーラー自らがやるのは無理がありますので、バックオフィスと呼ばれる後方支援部隊にやってもらっています。
2営業日後にB銀行から代わり金が入るのを前提に同日付けでA銀行は円を支払っていますので、代わり金が入ってこないとなると、金額も金額ですので、大変なことになるわけです。
これを、デリバリー(受渡し)リスクと言います。
もっと細かく言えば、A銀行からB銀行への円の支払いは東京時間の日中に行われるのに対して、B銀行からA銀行にドルが入金されるのは、同日のニューヨーク時間の日中になりますので、A銀行からするとドルの受取りより円の支払いが、同じ日とは言え、先になるという時差によるデリバリーリスクが生じるということになります。
このリスクがある中でも取引が成り立っているのは、ひとえに銀行同士の信用があってこそというわけです。
ニューヨークダウは、主力ハイテク株への売りが続き、前日比159.42ドル安の28,133.31ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、予想より良かった米雇用統計を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.098%上げて0.720%で引けました。
原油価格は、需要回復の遅れへの警戒感がくすぶる中、前日比1.60ドル安の39.77ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが売られた局面では下げ、前日比3.5ドル安の1,934.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米雇用統計の良い結果に買われ、一時105.50近辺をつけたものの、米株が売りに転ずると、106.18近辺まで反落しました。
EUR/USDは、一時1.1781近辺まで売られた後、1.1855近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、一時125.30近辺まで売られた後、125.90近辺まで反発しました。
私は、かつてケーブル(GBP/USD、ポンド/ドル)ディーラーでした。
その頃の東京では、ドル/円のみならず、USD/DEM(ドル/独マルク)、USD/CHF(ドル/スイスフラン)、ケーブルなど他通貨でも、かなり活発な取引がインターバンクで行われていました。
ケーブルのマーケットも、香港、シンガポールベースの米系銀行も交えて、東京タイムは活発に取引が行われました。
と言っても、ポンド建の実需の取引はほとんどありませんでしたので、ほぼ全部が投機の取引でした。
香港、シンガポール勢は米系銀行とは言っても、実際に担当しているディーラーはチャイニーズが中心で、チャイニーズディーラーの手強さを身をもって体験しました。
彼らは、なにしろアクティブで、また、市場心理を読むのに長け、意表を突いた手口で東京勢を執拗に攻め立ててきました。
よくあったトレーディングパターンは、東京勢に向けて集中的に売り込んできて東京勢をロングにさせおいて、さらにマーケットプライスを押し下げ、東京勢がたまらず投げに出てきたところを、一斉に東京の銀行を呼んで買い戻すという手口で、赤子の手をひねるがごとく東京勢は良いようにあしらわれていました。
儲けるチャンスがあると思えば、とことんやってくる手強い相手ですので、十分警戒しておくべきかと思います。
9/4(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「下げは続くか?ユーロ/ポンド」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
全体的に、ドル安気味です。
全体的に、方向感がはっきりしません。
昨日、大幅な調整買いを見たEUR/GBPですが、上げも一服のもようです。
EUR/USDは、二番底を試す可能性があります。
ドル/円の上げも、一服すると見ています。
ニューヨークダウは、アップルなどハイテク株に利益確定売りが出て大幅に下げ、前日比809.03ドル安の28,291.47ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.016%下げて0.635%で引けました。
原油価格は、米需要伸び悩み懸念から売られ、前日比0.14ドル安の41.37ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比6.9ドル安の1,937.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ジリ高で一時106.55近辺まで上昇後、米株安を受けて、一時106.00近辺まで下落し、106.19近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、ポジション調整から、一時1.1789近辺まで下落後、1.1865近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、126.02近辺から125.31近辺まで下落後、125.90近辺まで反発しました。
いくら相場を大所高所から見ていても、いったんポジションを持ってしまうと、目先のプライスの上げ下げに目が向いてしまいがちです。
そのため、相場の多少の浮き沈みにも、ハラハラしてしまい、ともすれば、冷静ならやめたりしないような局面でもやめてしまい、くたびれ儲けになってしまうことが結構あると思います。
相場には、フレがつきものですから、そこをどう鷹揚にこなしていけるかが大事になります。
言えることは、良い意味で、数をこなして慣れることであり、ある意味では鈍感になることも必要だと思います。
スキーを例に挙げますと、ビギナーは、目先の多少のデコボコばかり目がとらわれて、もっと先のコースの状況を把握しておらず、迫りくる大きなデコボコに心の準備ないままに遭遇し転倒することになります。
中上級者は、目先のデコボコにはあまり気を止めず、もっとコース全体の状況を事前に把握して、滑るべきコースを頭に入れて滑っています。
つまり、全体像をざっくりと把握しているからこそ、巧みに滑っていけるということです。
相場は、さらに、どんどん状況が変化していくものですから、全体的な変化に対して、常に見方に調整を加えながら、ざっくりとした流れを把握する必要があります。
そういう意味で、相場に執着することなく、フレシキブル(柔軟)であることが求められます。
さすがに、ドル/円にジリ高も一服か。
ニューヨーク、東京で売られていたEUR/GBPが、買い戻し気味です。
EUR/USD、GBP/USD、EUR/JPY、GBP/JPYは、反落です。
ドル/円は、ここからの上昇には限りがあるようにも考えます。
EUR/USDもGBP/USDも、当面のレンジの下限を試しただけだったのではないかと見ています。
ニューヨークダウは、主力ハイテク株に比べ出遅れていた銘柄が幅広く買われ、前日比453.39ドル高の29,099.05ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.018%下げて0.653%で引けました。
原油価格は、EUR/USDが売られたことで下げ、前日比1.25ドル安の41.51ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが売られたことに連れて下げ、前日比34.2ドル安の1,944.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円はジリ高で、一時106.30近辺をつけました。
EUR/USDは下落し、一時1.1823近辺をつけました。
EUR/JPYは下落し、一時125.56近辺をつけ、その後125.85近辺に反発しました。
相場は、一方向の流れが行き詰まると、調整に入ります。
これを、英語では、Collection(コレクション、収集)ではなく、Correction(コレクション、調整・修正)と言い、ディーラーの間でよく使う言葉です。
Correction(調整)は、一方向に相場が進むにしたがって、たとえば上げならさらなる上げを期待するロングポジションが積み上がり上げきれなくなると、ポジション調整によって適度のポジション量に調整することです。
特に、市場の大勢が注目するチャートポイントを試し、それを抜くことができないと、相場は調整に入ることになります。
調整が、相場転換の前兆になるのか、あるいは一時的なものに終わりもとのトレンド方向への動きを再開させるのかは、その相場の勢い(モメンタム)によります。
言い換えれば、一方向に向かった相場が投機筋の力づくの仕掛けによるものである場合は、力尽きて相場転換となることが多いですが、もっと確固とした相場テーマに基づく相場の場合、一時的な調整に終わり、再びもとのトレンド方向に戻りやすいと言えます。
このあたりを見分けるには、日足なり週足のトレンドラインが有効にワーク(働いて)しているかどうかを確認することである程度わかります。
もしも、トレンドラインが、上昇トレンドなら引け値ベースで日足ないし週足の実体(ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分)が下に抜けてしまったり、下降トレンドなら引け値ベースで日足ないし週足の実体が上に抜けてしまった場合は、相場転換の可能性が高く、それまでのトレンドに則したポジションは手仕舞うことが必要になります。
一方、つまり日足ないし週足のヒゲで抜けても実体が引け値ベースで抜けていない場合は、トレンドラインが引き続き有効にワークしていると判断され、まだトレンド方向への動きが再開される可能性が高いと見ておくべきかと思います。
EUR/JPY、GBP/JPYなどクロス円も、非常に重い状況です。
マーケットが傷んでいる感じです。
ドル安が調整になっています。
ドル/円は、重くて堅い印象です。
EUR/USD、GBP/USD、EUR/JPY、GBP/JPYが重くなっているのが気になります。
ニューヨークダウは、ウォルマートのほか、アップルなど大型ハイテク株の一角が買われ相場を押し上げ、前日比216.46ドル高の28,646.51ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.019%下げて0.674%で引けました。
原油価格は、米中のPMI改善で反発し、前日比0.15ドル高の42.76ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが上昇した局面では上げたものの、EUR/USDが反落すると伸び悩み、前日比0.3ドル高の1,978.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時106.15近辺まで上昇しましたが、その後105.95近辺まで緩みました。
EUR/USDは、一時1.1210近辺まで上昇したものの、予想より強いISM製造業景況指数が発表されると、ロング筋の投げが続き、一時1.1901近辺をつけました。
EUR/JPYは、一時127.08近辺まで上昇しましたが、その後126.14近辺まで反落しました。
ダブルトップといったテクニカル・フォーメーションと移動平均線との関係についてお話してみたいと思います。
たとえば、ダブルトップが形成されつつあって、相場が下落に転ずるかどうかの見極めが必要な時を例に挙げてみましょう。
フォーメーション的にダブルトップが形成されつつあるように見えても、その時の25日移動平均線などの中期線がどっちを向いているかが、本当のダブルトップになるのか、あるいは、単に一時的な反落で上昇を再開するのかが、ある程度わかります。
たとえば、25日移動平均線がフラット(水平)になっていたり、下向きになってきている時は、伸力が乏しくなり、ダブルトップを完成させ、下落に転じる場合が多いと言えます。
一方、25日移動平均線が上昇方向を依然向いている場合は、単に一時的な反落であって、上昇を再開する場合が多く、形状的には、ウエッジ・フォーメーション(楔形)を作る過程にあることが良くあります。
このように、移動平均線といろいろなテクニカル・フォーメーションを合わせて見ることによって、そのテクニカル・フォーメーションが実際に完成される可能性が高いのか、もしくはフェイク(だまし)で終わる可能性が高いのかを読み取ることが出来ると、個人的には考えています。
移動平均線は、単にレジスタンス・サポートになるだけでなく、向いている方向・角度などによって、相場の方向性とそのモメンタム(勢い)を知ることが出来ます。
移動平均線は、チャート分析としては、単純なようですが、結構、奥の深いところがあります。
1.2000を目前に、足踏みです。
ジリ高傾向です。
どっちつかずで、方向感が定まりません。
ニューヨークダウは、月内最終売買日ということもあって利益確定の売りが優勢となり、前週末比223.82ドル安の28,430.05ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前週末比0.021%下げて0.708%で引けました。
原油価格は、米減産の鈍化観測で売り優勢となり、前週末比0.36ドル安の42.61ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前週末比3.7ドル高の1,978.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、106.10近辺まで上昇後、105.90近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、一時1.1966近辺まで上昇後、1.1930近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、一時126.84近辺まで上昇後、126.35近辺に落ち着きました。
その日の東京寄付きがいくらで、高値・安値がいくらで、ニューヨークの引け値がいくらという四本値(寄付き、高値、安値、引け値)を、コメントの中でよく使います。
インターバンクで使用している四本値は、もともとシティーバンクが毎日公表しているレートで、インターバンクではオフィシャルなレートとされています。
インターバンクであれば、四本値は簡単に入手できます。
しかし、個人投資家の皆さんは、たぶん難儀されていると思いますので、シティーバンクの公表している中で、ドル/円、EUR/USD、EUR/JPYに限られますが、掲載しているWebページをご紹介しましょう。
FOREX WATCHERというページで、以下のページにドル/円、EUR/USD、EUR/JPYの四本値が載っています。
http://www.forexwatcher.com/charts.htm
FOREX WATCHERは、確か、元米銀のディーラーさんのページだと聞いていますが、結構個人投資家向け外為情報サイトしては歴史が古く、私も、随分お世話になっています。
私は、この四本値を毎日記録しており、相場の局面の重要ポイントを正確に知るために、大変役立たせて頂いています。
記憶する限り、毎日の4本値の掲載は、少なくとも25年にはなるのではないかと思いますが、その日々のご努力には心から敬服します。
私も、FOREX WATCHERを範として、頑張っていきたいと思っています。
[BMF 活動最新情報]
[9/29][日経CNBC]FX経済研究所出演【詳細】
ご紹介Twitter@mizukamistaff【詳細】
FX常勝の公式20
出版社:スタンダーズ
発売日:2017/1/18
ガッツリ稼いで図太く生き残る! FX
出版社:すばる舎
発売日:2016/1/21
知識ゼロでも1時間で稼げるようになるFX入門 2018
出版社:standards
発売日:2018/6/22
超入門24時間まかせて稼ぐFX戦略投資
出版社:扶桑社
発売日:2017/3/8
FX戦略投資 実践編
出版社:扶桑社
発売日:2017/7/1
知識ゼロでも1時間で稼げるようになるFX入門
出版社:standards
発売日:2017/6/26