各種プロダクツを包括的に見る
プロダクツ(投資対象)でも、株式に興味のある人、商品に興味のある人、FXに興味のある人、あるいは投信に興味がある人、そして一プロダクツに限らず複数のプロダクツに関わっている人などいろいろです。
いろいろな嗜好があってあたり前だと思います。
ただ忘れてはならないのは、こうした各種のプロダクツは複合的に連関しており、たとえば、株式に興味がある人でも、商品、FXの動向を把握しておかなければなりませんし、FXに興味がある人でも、株式、商品の動きに関心を持っていなければなりません。
さらに申し上げれば、他のプロダクツの動向がわかっていなければ、主として見ているプロダクツの動きはわからないと実感として思っています。
私がよくコメントなどで、ニューヨークダウや、株式や原油・金など商品相場の動向についてお話しますが、それは単なる酔狂で申し上げているのではなく、FXの見通しを見る上で、他のプロダクツの動きを抜きにしては語れないと思っているからです。
また、それぞれのプロダクツの動向だけでなく、その動向に影響を及ぼしている国際情勢や各国の経済状況に対しても関心を持っておかなければなりません。
このように、マーケットはいろいろな事象が多角的でかつ複合的に絡みあって出来上がっているものですので、主として見ているプロダクツだけでなく包括的に見ていくことが大事だと思っています。