ポンドも買い
ポンドも、全般に買われています。
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ポンドも、全般に買われています。
ユーロが、全般に買われています。
ドル買い円買いになっています。
ドル/円は、東京休場の中、重くて堅い状況です。
EUR/USD、GBP/USDは、引き続き強めです。
ドル/円の103.00近辺は、まだまだ難関です。
ニューヨークダウは、2021年に世界経済が回復するとの期待が買いを後押し、前日比73.89ドル高の30,409.56ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.007%下げて0.928%で引けました。
原油価格は、発表された米週間在庫統計で原油在庫減少が好感されて買われ、前日比0.40ドル高の48.40ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前日比10.5ドル高の1,893.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、102.96近辺まで下落後、103.36近辺まで反発しました。
EUR/USDは、ジリ高を続け、一時1.2310近辺をつけました。
EUR/JPYは、126.46近辺まで下落後、127.03近辺まで反発しました。
トレーディングで、相場に追い込まれたとき、たとえば、自分にとってフェーバー(有利)なニュースや経済指標が出て、相場の形勢が一変し、損失が一転して利益となって大逆転してほしいと願うことはあっても、それが現実になることは極めて稀だと言えます。
問題は、形勢の大逆転を祈らなければならないほどまでに、どうして窮地に自分自身を追い込んでしまったのかということです。
多くの場合、実際のマーケットが自分が想定していたのとは違った動きをしているのにも関わらず、自分自身の考えに執着してしまい、やめるタイミングを逸してしまったということが言えます。
そして、ある程度損失が大きくなってしまうと動きが取れなくなってしまい、ひたすらこの窮地が通り過ぎるのを待とうとしたり、起死回生の他力本願に望みを託すようになってしまいます。
話を事の発端に戻せば、自分自身が想定したストーリーと現実の間のほんのわずかなズレから、問題が始っています。
想定と現実の間のズレがちょっと気になるほどに広がったときに、どうも自分の考え方が違う、あるいはどうも自分のエントリーしたタイミングが違っているようだ。ここは一回撤退して、次のチャンスを待とうと気軽にやめていれば、多少の損失は出ても、致命傷にはなりません。
しかし、この多少の損失を惜しんだことが、致命傷になるまでポジションを引きずってしまう原因になっていることが多いと言えます。
気軽にやめるか、執着してしまうかは紙一重です。
人間、100%相場を当てることは、まずありえません。
トレーディングで利益を残していくためには、損失をいかに小さくし、そしてここ一番ではしっかり儲けられるかに尽きます。
そのためには、自分自身の考えに執着せず、「相場はこれ一回限りではない」と自らの考え方を軽やかに切り替えられることが必要だと、私は思います。
ドル売りでは見ているようですが、かなり慎重です。
ドルが、全面安です。
ドル/円、ジリ安の可能性があります。
EUR/USDは、相変わらず1.22台後半は重いです。
ニューヨークダウは、米追加経済対策に盛り込まれた現金給付の増額期待が後退し、前日比68.30ドル安の30,335.67ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、暫定値ながら前日比と変わらず0.933%で引けました。
原油価格は、米追加経済対策成立を好感した買いが続き、前日比0.38ドル高の48.00ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが堅調推移したことに連れて買われ、前日比2.5ドル高の1,882.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は軟化し、一時103.46近辺をつけました。
EUR/USDは、一時1.2275近辺まで上昇した後、1.2250近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、一時127.23近辺まで上昇した後、126.90近辺に落ち着きました。
同じ相場を同じ時点で見ながらも、ショートポジション(売り持ち)を持っている人には底堅く見え、ロングポジション(買い持ち)のポジションを持っている人には重たく見えるということは、経験上でもよくありました。
それだけポジションを持つということは、自分自身の気持ちに大きな影響を与えるものなのです。
ポジショントークという言葉があります。
自分が持っているポジションに都合の良いように相場を捉え、人に相場観を語るということですが、これとても、ポジションを持っているからこそ起きることです。
また、「かわいいポジション」という言葉も、ポジションを持ってこそ生まれた言葉なのだと思います。
これぐらいにポジションを持つという行為は、メンタル的に大きな影響を与えます。
なかなかできることではありませんが、このポジションキャリー(ポジション保有)のストレスがなくなった時、相場の真の動きが見えるのだと思いますし、そこに相場の極意があると思います。
そういう意味から、常日頃から、ひとたびポジションを持てば、一喜一憂せず、局面局面に対応することを心掛ける姿勢が必要だと、個人的には思います。
このポジションキャリーのストレスは、決して自分一人だけが受けるものではなく、洋の東西を問わず、ポジションを持てば誰しもがそのプレッシャーの中で戦っていると言えます。
ややドルが売り気配になっています。
ドル/円は、やや緩んでからは横ばいです。
ドル/円は、値ごろ感の売りが出やすく、下がりづらいか。
ニューヨークダウは、米政府の追加経済対策がトランプ米大統領の署名を経て成立したことから買われ、前日比201.10ドル高の30,403.97ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、暫定値ながら前日と変わらず0.930%で引けました。
原油価格は、新型コロナウィルス感染拡大に歯止めがかからないことから売られ、前日比0.61ドル安の47.62ドルで引けました。
金価格は、米追加経済対策の成立や株高を受けて売られ、前日比2.8ドル安の1,880.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は上昇し、一時103.90近辺をつけました。
EUR/USDは、1.2250近辺から1.2191近辺に急落後、1.2240近辺に反発し1.2210近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、126.37近辺から126.96近辺まで上昇後、126.70近辺まで軟化しました。
円とポンドに対して、ドル高が進みました。
相場において、「待つ」ということは、大変重要です。
よくあるケースは、強いフィーリングが湧いた時に、思わず相場に飛び込んでしまいがちだということです。
その結果、アヤ戻しに巻き込まれて損切りとなったあげく、元々考えていた方向に相場が動き出すことは、決して珍しいことではありません。
結構、多くの場合、フィ-リング自体は当たっていることが多く、そのこと自体は自信を持っていいのですが、マーケットの多くの参加者がまた同じようなフィーリングを持つことが多く、そのため、同方向のポジションが短期間に積み上がりやすいため、こうしたアヤ戻しが起きやすいと言えます。
この大勢の見方がアヤ戻しによって蹴散らされ、ポジションの偏りが適量になって初めて、考えた方向に行くと考えた方が良いと思います。
また、このフィーリングが湧いてから、アヤ戻しがあって、そして思惑通りの相場の流れとなるのには、想像するよりも長い時間が掛かると理解しておくことが大事です。
したがい、フィーリングが湧いても、焦れる気持ちを抑えて、本当のエントリーのタイミングを待てるかどうかで、勝敗が決まってきます。
本当のエントリーのタイミングとは、それではいつかということですが、ひとつの判断としては、動く直前の値動きが極端に狭まった後となっり、寄線(よせせん:寄り付きと引け値が同じとなり十字となる線)なった後の場合が多いと言えます。
また、アヤ戻しでポジションが適量になった後、相場が動き出してから、追撃的にエントリーすることは、確実性を高めるものと考えています。
22時にオープンするニューヨークまでは、静かだと思われます。
EUR/USDが堅調です。
ドル買い円買い気味です。
ドル/円、EUR/USD、EUR/JPY、いずれも強含みです。
シドニー、ウェリントン市場も、ボクシングデーで休場です。
相場がどっちに向かっているのかを見失ったら、長いチャートを見てみるのが一番だと思います。
短期のチャートで一喜一憂していると、相場がどっちに向かおうとしているかわからなくなることがあります。
そういう時には、とりあえず、日足、さらに週足のチャートを見て、相場の流れや形状がどうなっているのかを眺めると、たとえば「相場は上げに向かっている」、「下げに向かっている」、あるいは「今はレンジ相場だ」ということが見えてきます。
それは、高台に登って、下界の景色を俯瞰して、全体的な位置関係を確認するのに似て、全体の流れを掴むのに大変役に立ちます。
たとえば、目先の相場はいったん上がろうとしている時に、週足で見ると、なんだ単にレンジの上限を試そうとしているだけか、しかも上限より手前にレジスタンスもあって、これでは上げもそこそこで終わってしまう可能性が高そうだといった具合に、全体な状況が見えてきます。
また、長いチャートを見ることによって、短期では見えなかったレジスタンス、サポートが見えてくることもあり、なぜそこで止まったのかがわかることも、良くあります。
個人的には、ロウソク足チャートに、5、10、25、90、120、200の移動平均線を描いて見ていますが、1時間足はもとより、日足、週足、そして月足ですら、これら移動平均線は、レジスタンス、サポートとしてワーク(機能)しており、大変重宝しています。
このように、相場がわからなくなったら、長いチャートを見るということを習慣づけることは、皆様のトレーディングにきっとお役に立つものと思っています。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、新年相場に向けての準備段階
2.EUR/USD、買いトライ再開か
3.GBP/USD も、買いトライ再開か
4.クロス円、上昇の可能性
【2.EUR/USD、買いトライ再開か】
・来週の年初に向けて、買いが戻ってくるか
・年初は、過去に大相場になった例もあるので警戒
・今週の動きを十分観察
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相場で、多くのトレーダーが、今の相場のターゲットレベルはここだと決めても、実際の相場は、そのレベルにピンポイントで止まることはほとんどなく、オーバーシュート(行き過ぎ)するか、手前で終わってしまうかのどちかになることが多いと言えます。
つまりは、「相場の天底は、人智では推し量れぬもの」という相場の格言どおりだと思います。
したがい、ターゲットレベルはこのあたりと目安として決めることは、いっこうに構いませんが、もっと利益の積み上げをするという観点から言えば、利食いの段階であまりターゲットレベルに固執しない方が良いように思います。
オーバーシュートした時は、ターゲットレベルで利食いを入れて実際利食えても、相場がさらに進んでしまうと、悔しさが込み上げてくるものです。
しかし、それはまだ良い方で、ターゲットレベルまで相場が行き着かなくて折り返してしまい、ターゲットレベルに固執するがあまりに利食い損ねた悔しさに比べれば、実際に利益を手中に収めたという点で、はるかに実りのある結果を生んでいると思います。
個人的には、ターゲットレベルは確認はしますが、それにはこだわらないで、相場が良いレベルにきたと直感したら、どんどん利食うことにしています。
利益を出すということと、損失を出すということの意味合いはまったく違います。
利益は、次の収益拡大へのステップになりますが、損失は、まずは損失をゼロに戻すための追加の労力が必要になります。
もちろん、損失を出さないということは、ありえません。
損失は、出してあたり前ですが、ただゼロに戻すための負担を出来るだけ軽くするために、ほどほどで撤退する勇気を持つことが大事だと思います。
執着や悔しさ、そして淡い期待は、相場には禁物です。
ディーラーの間で、よく使う言葉です。
よくある状況は、売りで攻めたけれども、下げきれず大きく踏み上げられて、ロスカットしたとします。
損失を被ったディーラーは早く取り返したいと心中は穏やかではなく、相場も高止まりしているので、買いで取り返してやれとばかりに、にわかに(突然に)ロングで入りなおそうとします。
しかし、高止まりしている理由は、マーケットの大勢もまた同じようにショートで攻めてダメで、買い戻したことによって相場は上がったのに過ぎず、マーケットのポジションはショートは切れたものの、ロングになってはいないため、高止まりしているのに過ぎません。
そういう状況で、にわかロングが増えるということは、つまり高値圏でコスト(持ち値)の悪いロングが短時間に急速に増えること意味しており、今度は下落リスクが生じ、場合によっては往復ビンタとなる可能性が高まります。
特に、こうした傾向は、レンジ相場の地合いでよく見受けられます。
当初の売りをやめて、買いで入りなおすかどうかの判断は、今がトレンド相場なのかレンジ相場なのかで違ってきます。
トレンド相場であれば、勢いを持ってトレンド方向に進んでいるのであれば、買いで入りなおすのも有効です。
しかし、ある一定の値幅の中での上下動を繰り返すレンジ相場の場合には、いったん様子を見ることが大切です。
レンジ相場では、「売りがダメなら、買いで行け」というのは、傷口を広げるばかりになりますので、特に注意する必要があります。
12/25(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「年越し相場に要警戒」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
多少は動きましたが、これからは、薄くなる一方です。
ドル/円は、まだショート気味と思われます。
東京のみがオープンで、動きは限定的と思われます。
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◆◇英・EU通商交渉が合意◇◆
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ニューヨークダウは、英・EUの通商交渉合意を好感して買われ、前日比70.04ドル高の30,199.87ドルで午後1時までの短縮取引で終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.029%下げて0.926%で引けました。
原油価格は、英・EUの通商協議合意を好感して買われ、前日比0.11ドル高の48.23ドルで引けました。
金価格は、持ち高調整の買いがやや優勢となり、前日比5.1ドル高の1,883.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ジリ高で、一時103.77をつけ、103.65近辺で落ち着きました。
EUR/USDは、ジリ安が続き、一時1.2176近辺をつけました。
EUR/JPYは下落し、一時126.18近辺をつけました。
GBP/USDは、英・EUの通商交渉が合意すると材料出尽くしで売られ、一時1.3523をつけました。
私は、ニューヨークマーケットとは、アリ地獄のようなものだと思っています。
お仕事をお持ちの方は、実際にマーケットを見始める時間帯が、午後8時から10時ごろとなることが多いことでしょうから、どうしても、ニューヨークマーケットを見ることになると思います。
見ること自体は、全く構わないことなのですが、問題は、ひとたびニューヨークマーケットを見入ってしまうと、なかなか今日はここまでと見切りをつけられなくなり、寝るのが明け方になったり、悪くすれば徹夜になってしまったりします。
特に、アゲンスト(不利)なポジションを持っている時は、往々にして、そうした状況に陥りやすいと言えます。
ひとつ、ニューヨークマーケットの特性を申し上げて起きますと、ひとたび方向が決まるとニューヨーククローズ間際まで、とことん、その方向をやり続けます。特に、金曜日に、その特性が顕著です。
ですので、たとえば、アゲンストのポジションをお持ちになっていて、どこかで反転するのではないかと期待をお持ちになっていても、ほとんど方向は転換しませんので、そこはいったん撤退して、寝るにこしたことはないと思います。
尚、方向が決まるのは、夏時間で日本時間午後11時前後1時間、冬時間で午前零時前後1時間になることが多いよう思われます。
往年の株の大相場師、故是川銀蔵翁は「相場の心得、その一」として「よく寝ること」と諭されています。
つまりは、「相場に向かうにあたっては、健康が一番」ということではないかと思います。
勝負に出て、相場をとことん追うということは時としては必要ですが、とことん追うことがが恒常化してしまうと、本当に体を壊してしまいます。
もっと、闘うべき時、休むべき時のメリハリをつけることが大事ですし、健康であればこそ、正しい判断ができるのだと、個人的には思っています。
クロス円も買い気です。
ほとんど動きがありません。
EUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPYで円安です。
さらに上がる可能性があります。
今日は、クリスマスイヴで、動きは限られるものと思われます。
ニューヨークダウは、米ファイザーが、来年7月までに1億回分の新型コロナウイルスワクチンを追加供給する契約を米政府と結んだと発表し、ワクチン普及への期待が高まって買われ、前日比114.32ドル高の30,129.83ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.032%上げて0.950%で引けました。
原油価格は、米在庫減やワクチン普及期待から買われ、前日比1.10ドル高の48.12ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇に連れて買われ、前日比7.8ドル高の1,878.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、103.36近辺から買われ、一時103.65近辺をつけました。
EUR/USDは、1.2160~1.2220近辺でのもみ合いでした。
EUR/JPYは、125.92~126.38近辺でのもみ合いでした。
個人的には、このあたりにロスカットがありそうだということがわかりますが、今回は、その種明かしをしてみたいと思います。
ドル/円の買いのロスカットが一番わかりやすいのですが、通常、ドル/円の場合、節目の00とか50に加えて、偶数のレベル、すなわち、20、40、60、80のそれぞれの超えたところにロスカットオーダーが入る傾向があります。
これはなぜかと言いますと、本邦輸出企業や機関投資家が売りオーダーを好んで入れてくるのが、これらのレベルであるためで、ディーラーはそのオーダーレベルを超えたらロスカットしようと考えているからです。
特に、ロンドンで見受けられますが、ロンドンに入り、下げづらくなったところに強引な買いが入ってきたときは、ロンドンが東京はショートになっていると判断して、ショートスクイズ(ショートポジションの崩し)によってロスカットをつけようと買い上げてきていることを示しています。
これは既にに申し上げたようなレベルの中で、少なくともその時の一番近いレベルにロスカットがあると判断できます。
売りのロスカットは、買いほどはっきりしていませんが、少なくとも00割れや50割れという節目に入りやすいと言えます。
これについても、本邦輸入企業や機関投資家が、好んで買いオーダーを入れてくるレベルであり、それが割れたらやめようとディーラーが考えているためです。
クロス円についても、件数的には、ドル/円には遠く及びませんが、本邦輸出・輸入企業や機関投資家が、ドル/円と同じようなレベルにオーダーを入れてきますので、そのレベルが超えるなり割れるなりすると、ロスカットが出やすいと見ておくべきでしょう。
また、上でも下でも、あるレベルの手前で、上であれば執拗な売り、下であれば執拗な買いが出るときは、その上または下にオプション絡みのロスカットがあると見て良いと思います。
ポンドが、全般に買われています。
開店休業です。
まだあると見ています。
クリスマス前のポジション調整が全般に続いています。
ニューヨークダウは、米追加経済対策可決で利益確定売りが出て下げ、前日比200.94ドル安の30,015.51ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株安で低下し、暫定値ながら前日比0.021%下げて0.920%で引けました。
原油価格は、新型コロナウィルス変異種まん延で売られ、前日比0.95ドル安の47.02ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落にて連れて下げ、前日比12.5ドル安の1,870.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、発表された米第3四半期GDP・確定値が前期比33.4%増と改定値33.1%増を上回ってドル買いが強まり、一時103.73近辺をつけました。
EUR/USDは下落し、一時1.2152近辺をつけました。
EUR/JPYは、EUR/USDに連れて下げ、一時126.02近辺をつけました。
個人的には、従来から、日足で言えば、5日移動平均線が短期の相場転換のサインとして重要だとお話して来ました。
そうしましたところ、10日移動平均線が重要という意見もあると聞き、検証してみようとチャートに10日移動平均線を加えてみましたところ、面白いことがわかりました。
10日移動平均線より早めに動く5日移動平均線が、10日移動平均線を上抜いたり、下に切ったりする、つまりゴールデンクロスしたり、デッドクロスすると、割と素直に上げが継続したり、下げが継続したりしていることがわかりました。
これは、日足だけでなく、1時間足の5時間移動平均線と10時間移動平均線など他の期間の足でも、応用がきくようですので、チャートを見て確かめて、ご自分のトレーディングに役立ちそうでしたら、利用してみてください。
ただし、以下の注意点を、よくご理解くださいますようお願い致します。
【注意点】
①ボラティリティーの高い通貨ペアの方が二つの移動平均線がクロスしたあたりで動き、ボラティリティーの低い通貨ペアは後手になる傾向があります。
つまり、GBP/JPYやEUR/GBPのようなボラティリティーの高い通貨ペアでは、クロスがタイミング良く出ますが、ドル/円のようなボラティリティーの低い通貨ペアは、動いてしまってからクロスが出る傾向があります。
②ゴールデンクロス、デッドクロスは、どういう形状でクロスしていることを意味しているかを十分理解しておく必要があります。
・ゴールデンクロス 上げている期間の長い10日線を、期間の短い5日線が下から上に抜く形状です。
つまり、二つの移動平均線両方とも、上向きです。
・デッドクロス 下げている期間の長い10日線を、期間の短い5日線が上から下に切る形状です。
つまり、二つの移動平均線両方とも、下向きです。
尚、下向きの10日線を5日線が上に抜くとか、上向きの10日線を5日線が下に切るような、ゴールデンクロスにもデッドクロスにも該当しないクロスでも、それなりにはクロスした方向に行くこともありますが、ダマシになるか、行ったとしても勢いが弱いと言えます。
③相場に絶対はありません。この二つの移動平均線のクロスによる傾向も、あくまでも、そうなる確率が高いというふうにご理解ください。
ポンドが強含みなのが、目立ちます。
さすがに、ロンドンも出足が遅いです。
ややドルは買い気です。
(掲載漏れでした。遅くなりすいません)
ニューヨークダウは、新型コロナウイルスの変異種への懸念から下落したものの、その後米追加経済対策への期待から買い優勢となり、前週末比37.40ドル高の30,216.45ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、やや低下し、暫定値ながら前週末比0.010%下げて0.938%で引けました。
原油価格は、英国で新型コロナウイルスの変異種の感染が拡大したことで売られ、前週末比1.36ドル安の47.74ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落局面では売られ、前週末比6.1ドル安の1,882.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、買戻しに一時103.89近辺まで上昇後、103.30近辺まで反落しました。
EUR/USDは、一時1.2130近辺まで売り込まれた後、1.2253近辺まで反発し、1.2230近辺に軟化しました。
EUR/JPYは、一時125.97近辺まで売り込まれた後、126.62近辺まで反発し、126.35近辺に軟化しました。
さすがに、クリスマスが間近になった感があります。
ドル/円は、ポジション調整が一巡すれば、また下がってきました。
朝一番で、その日のニューヨーククローズを読むというイメージトレーニングを繰り返すことは、結構、先を読む力をつけるために役に立つ方法ですし、実戦にも使用可能な武器だと思っています。
もちろん、だからと言って、相場観を固定するというのではなく、相場展開によって臨機応変に相場観を調整していくことは忘れてはいけませんが、碁や将棋に例えれば、1時間を一手として、最初の一手で二十四手先を読んでみるということです。
つまりは、遠くを見ることが大事だということです。
たとえば、スキーを例にしてみますと、目先のところばかり見ていると、突如現れたコブに飛ばされて転倒してしまうことがあります。
しかし、もっと遠目を視野に入れていると、あのあたりにコブがあって、あっちには急斜面、こっちには緩斜面があるというふうに、自らがおかれている大方の周囲の環境がわかり、事前にある程度の対応が出来ます。
相場の世界で言えば、月足、週足、日足などを定期的に見て、大勢を掴むことが大切です。
しかし、より日々の実戦に役立てるには、これからの1日をどう読むか、言い換えれば、1日のストーリーの展開をどう構築するかということが大事です。
そして、ストーリー展開の構築のためのイメージトレーニングとして、朝起きて、前日のニューヨーククローズの各種データから、関心のある通貨ペアだけで結構ですから、24時間後のニューヨーククローズにおいてその通貨ペアのレートがどこに収まるかを、毎日予想してみることが結構良いトレーニングになります。
もし余裕があれば、24時間後には、24時間前に予想した水準と実際の水準のズレを比較して、何が原因でズレが生じたのかをチェックしてみるという復習をすると、さらに踏み込んだトレーニングになると思います。
ドル/円は買い上げましたが、買い一巡後は重くなっています。
ポンドが、全般に売られています。
年末控えて、ドル売り需要があるか?
ドル/円は、また買い気が強まっています。
ポンドの下落が目立ちます。
トレーディングをしていますと、自分が決めた相場観にいつの間にか固執してしまい、これはおかしいおかしいという自分の心のアラームが鳴っていても、それを無視したり、いやいやそんなことはないと当初の相場観を頑なに押し通してしまうことがあります。
そして、場合によっては、相場観とは逆方向に相場はさらに進み、当初からの相場観を固持したために、やめるタイミングを逸してしまい、どうにもならなくなってたまらず投げて大きな損失を出してしまうことも起こりかねません。
これを避けるためには、自分で決めた相場観を変更することに何ら問題はなく、むしろ相場を形成しているいろいろな要素は常に変化していて、相場観は臨機応変に変更して良いものだと考えるべきではないかと思っています。
実際の相場が自分の考えた相場観と違っている時、「これは相場が間違っている。どこかでこれは反転する」という考えが頭の中をよぎったとしたら、それはすでにイエローカードが出ていると考えた方がよいと思います。
その時は、ポジションを切るか、倍返しをする時だと思います。
私など、前から申し上げていますが、45ポイントアゲンスト(不利)になったら、大概やめてしまいます。
そうすると、気分的には、かなりスカッとし、新たな気持ちになれます。
倍返しをした時などは、全く節操なく、今までの相場観とは全く逆のストーリーを考えています。
それぐらい、ある意味、相場観というものを気軽に考え、固執することによるリスクを避けることのほうが大事なのではないかと、個人的には思っています。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、新たなドル売りフロー
2.EUR/USD,引き続き上昇か
3.GBP/USD,基本的には上昇か
4.クロス円、基本的には上昇か
【1.ドル/円、新たなドル売りフロー】
・コロナ禍による財政赤字の増加分を、政府が保有する米国債売却・円転で埋める
・巨額のドル売り円買いの発生
・100 円ブレイクの原動力になるか
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あの時もっと我慢すればとか、あの時思い切りよく利食ってしまえばとか、利食いには後悔がつきものです。
しかし、ごくたまにですが、利食ってすがすがしい気持ちになる時があります。
利食いのスィートスポット(真芯)にあたり、上げ相場であれば、ほとんどど天井、下げ相場では、ほとんどど底で、利食いの反対売買をした時など、あたり前と言えばあたり前ですが、まさにすがすがしい気持ちになります。
よくここまで頑張ったなと、とても充実した気分なりますので、たまにのこととは言え、その気持ちにまた浸りたいと思います。
今まで、一番この醍醐味を味わったのは、東京でドル円のチーフディーラーをやっていた時で、その年の4月からドル/円の買いポジションを130円近辺でスタートさせ、徐々に上げが加速していき、6月に入ると150円に乗せるほど急騰を演ずるに至りました。
この150円に乗せた時、なぜか無欲になり、素直に「もうこれで買いの勝負も十分。マーケットは買いすぎているから、今度は売りだ」と感じ、手持ちのドルロングをすべて売り、さらに、今度は売りポジションを作ったのがほとんど天井圏で、そこからドル/円は136円まで急落しました。
売りのポジションは、下がる過程で、早々に利食ってしまいましたが、気持ちはとてもすがすがしかったことを憶えています。
また、このすがすがしさは損切りの時にも言えることで、これは自分の見方が間違っていると判断し、早々にポジションを手仕舞ってしまい、その後の相場展開を追ってみると、その判断が正しかった時、すがすがしい利食いと相通ずるすがすがしさを感じます。
一般的には、利食い、損切りには、確かに後悔はつきものです。
しかし、無欲になることで、すがすがしさを感じることができると思います。
言うは易く、なかなかやるは難しではありますが、要は、自らの欲望に溺れずに、程ほどを良しとすることが、返ってすがすがしいトレーディングにつながるのではないかと思っています。
ニューヨークダウは、週末で利益確定売りが強まり、前日比218.89ドル安の30,084。48ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、やや上昇し、暫定値ながら前日比0.016%上げて0.946%で引けました。
原油価格は、新型コロナウイルスのワクチン普及期待から買われ、前日比0.74ドル高の49.10ドルで引けました。
金価格は、前日に一時1カ月ぶりの高値をつけたため、利益確定売りが優勢となり、前日比1.5ドル安の1,888.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、103.47近辺から103.29近辺に軟化しました。
EUR/USDは、1.2226近辺から1.2249近辺に上げました。
EUR/JPYは、126.39近辺から126.55近辺に強まりました。
ディーラーとしての成長過程において、ある時点では、夢中になる期間も必要だと思います。
私自身の場合を例に取り上げてみますと、ロンドンでディーラーを命じられ、最初は鬼軍曹にゴリゴリやられ、結構つらい日々を送りましたが、鬼軍曹のスパルタ教育が功を奏し、4~5ヶ月目ぐらいで、どうにか自分自身のスタイルでディーリングができるようになりました。
そうなると、今度はディーリングが面白くて面白くてたまらなくなり、まさに寝る間も惜しんで、ディーリングに打ち込みました。
そして、ロンドンから東京に移り、ロンドンという支店と比べると、懐の深さがケタ違いに大きい東京本部で、さらに大きな額を振り回して大暴れしました。
まずは、ロンドンにいた頃と同じスワップディーラーをやり、無茶苦茶に大きな額で米系銀行ニューヨーク本店と張り合いました。
次に、ケーブル(GBP/USD)ディーラーとして、香港・シンガポールの中国系ディーラーと日々激しく叩き合いました。
そしてドル/円ディーラーとして、円の主導権はマザーマーケット(本拠地)である東京が持つべきだと考え、海外勢の猛攻に正面からぶつかったりと、いろいろなディーリングをしました。
それが出来たのも、ディーリングが面白くたまらず、夢中だったためだと思っています。
そうした夢中の期間があったからこそ、いろいろな相場での身の処し方、テクニックなどを学び、現在為替のストラテジスト(為替の投資戦略を考える専門家)として皆様にアドバイスできる知識や経験を得たのだと思います。
余談ですが、夢中な頃に、36時間ノンストップディールをやったことがありましたが、結論は、集中力が散漫になり、これはやるべきことではないと思いました。
負けていると相場にのめり込む時間が長くなるというご経験はありませんか。
その36時間ノンストップディールを始めるきっかけとなったのも、負けを取り戻そうとしたことから始っていました。
今の私ならこう言います。「自分の負けは負けとして認め、撤退して休息を取ることが、結果的には良いことです」
それは、私自身が夢中になっていた時期に痛い経験をしたからこそ、今皆様にそう言えるのだと思っています。
2021年1月16日(土) 14時00分~
【資産運用EXPO】で講演します。
テーマは「Time is money.~トレーディング成績を分ける時と相場」です。
お申込み方法は、以下の[資産運用EXPOセミナーページ]をご覧ください。
皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げます。
【資産運用EXPO】
セミナーページ(https://www.am-expo.jp/ja-jp/seminar.html)
12/18(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「クロス円での円安が意味するもの」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
ロンドンは、ドルを買ってきています。
ロンドンは、方向感がありません。
ドル/円は、売り上がっているように見ています。
ドル安相場だからこその動きとも言えます。
ドル/円は、反撥に警戒が必要か?
ニューヨークダウは、米追加経済対策の早期成立期待から買われ、前日比148.83高の30,303.37ドルで取引を終え、およそ2週間ぶりに過去最高値を更新しました。
米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.013%上げて0.933%で引けました。
原油価格は、米追加経済対策が週内成立見通しから買われ、前日比0.54ドル高の48.36ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇に連れて買われ、前日比31.3ドル高の1,890.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時103.00を割り込み、102.87近辺まで売られましたが、それ以上には下げきれず、一時103.15近辺に反発しました。
EUR/USDは、上昇を続け、一時1.2273近辺をつけました。
EUR/JPYは、EUR/USDの上昇に連れて上げ、一時126.52近辺をつけました。
私は、長らくチャートを見てきて、チャートが実際にワーク(機能)することは、よくわかっていましたが、それでは「どうして?」ということは、解明したことはありませんでした。
なぜなら、ディーラーは儲けることが仕事で、チャートの仕組みを解析することが仕事ではないと思っていたからです。
しかし、たとえば、ある日数なり時間なりの終値を平均して時系列に並べた単純な移動平均線にしても、たびたびその移動平均線が、サポートやレジスタンスとなって相場を止めることを身を持って体験すると、本当にチャートというものが持つ神秘を感じずにはいられません。
チャートに、「どうして?」と思うよりも、「そういうものだ」と割り切るものだとは思いつつも、なぜなんだろうという疑問は常に残ります。
そうした時に思うことは、たとえば、海の潮の満ち引きが月の引力によって起きる、つまりあの膨大な海水が月の引力で引き寄せられたり緩んだりするように、天体や宇宙の動きが、人間の営みに少なからず影響し、さらに相場形成にも大きな影響を及ぼしているのではないかということです。
その観点から相場分析をするアストロジーという手法もあります。
ニューヨークにいた頃、あるアストロジーに詳しい人と定期的に食事をし教わっていましたが、面白かったのは、彼が言ったアストロジーに基づく相場見通しと高島易断の気学運勢暦(相場暦)で言っていることが同じ時、本当にそのとおりになることが多かったのには驚きました。
長年トレーディングに携わってきて、信仰心が特別あるわけではない私でも、自分やマーケットに影響する宇宙と、さらに神の存在を感じることがあることは否定できません。
一方的なドル売りです。
全体的にもドル売りですが、ドル/円が狙われているようです。
慎重にドルの安値圏を探っています。
FX情報メディア『エフプロ(https://www.fx-cube.jp/)』にて、ヒロセ通商とインヴァスト証券へのレビュー「専門家のコメント」を寄稿しました。
掲載ページはこちら👇
最新版おすすめFX会社・口座比較!初心者向け17社を短所も隠さず解説(https://www.fx-cube.jp/fxg)
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抵抗もきつく、時間が掛かる可能性はあります。
FOMC後の乱高下で方向感がはっきりしません。
ニューヨークダウは、米追加経済対策への期待や、FRBによる量的緩和の長期化観測が支えとなり、前日比44.77ドル安の30,154.54ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ほとんど変わらず、暫定値ながら前日比0.002%上げて0.923%で引けました。
原油価格は、発表された米週間在庫統計で米原油在庫が減少したことから買われ、前日比0.20ドル高の47.82ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが買われた局面では上昇し、前日比3.8ドル高の1,859.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、FOMC後、一時103.92近辺まで上昇後、103.40近辺まで反落しました。
EUR/USDは、FOMC後、1.2125近辺まで下落後、1.2199近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、126.35近辺から125.98近辺まで軟化しました。
「失敗は多くのことを教えてくれる」ということは、今までも申し上げてきました。
そして、「この負け忘れてなるものかと思うことが大事だ」ということも述べてきました。
しかし、人間、時が経つにつれて、痛みも忘れてしまうもので、次に同じような痛い目に遭った時に、「ああ、そう言えば、同じような失敗をしたことがあった」と思い出すことは、良くあることです。
そこで、お勧めなのは、「反省ノート」です。
これは、自分自身を知り、直すべきを直すために、ご自身だけのご自身のための大変貴重なデータベースになると思っています。
一番良いのは、勝ち負けに関わらずすべての取引を記録するというのが良いと思いますが、デイトレとかで取引が頻繁に発生するようであれば、負けた取引を記録するにとどめても構わないと思います。
要は、「同じ負けを繰り返していないか」ということをチェックし、もし繰り返しているのであれば、自分自身の負けパターンを知って、自分自身のスタンスに調整を加えるということが大切です。
具体的に何を記録すれば良いかですが、以下の通りです。
①日時、②売買方向、③通貨ペア、④金額、⑤レート、⑥損益、⑦コメント、⑧(できれば)勝ったときの手仕舞いまでのアゲンスト幅(不利の幅)
基本的に、継続することが大事ですから、手間が掛からないようにするのが大事です。
簡便にすれば、⑦のコメントだけでも良いですが、後で読み返して、どういう状況だったかを知るには、①~⑥があるのが良いと思います。
⑦のコメントは、長く書く必要はなく、特に負けの場合には、なぜ負けたのかを簡潔に記録しておくことが大事だと思います。
もちろん、勝った時は、自分自身の勝ちパターンを知る上で、喜びを書くのではなく、なぜ勝ったかを第三者の目で書くようにしてください。
⑧の勝ったときの手仕舞いまでのアゲンスト幅は、複数の勝った取引のアゲンスト幅の平均値が、自分自身の勝ち負けのターニングポイントだと思ってください。
この平均値は、意外に狭く、私の場合は35ポイントで、それに10ポイントの遊びを持たせて、45ポイントまでアゲンストになったらイエローカードと見なして、多くの場合、ポジションをいったん手仕舞っています。
つまり、買ったポジションは、あまりアゲンストにはならないものであり、それほど深いところにストップロスを置く必要はないと個人的には思っています。
この平均値を知ることで、ご自身の適正なストップロスを置く目安になると思います。
もちろん、反省ノートを使っていく中で、ご自分なりの工夫やアイデアも出てくると思いますので、そのあたりは、創意工夫してみるのが良いように思います。
ドル/円は、ジリ安です。
全体的に、膠着しています。
ドル/円は、1時間足で、前日零時にできた大陽線の広い意味での窓を、昨晩完全に埋められました。(リターンエース)
ドル/円は、着実に上値を切り下げています。
ニューヨークダウは、追加経済対策への期待から買われ、前日比337.76ドル高の30,199.31ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.022%上げて0.913%で引けました。
原油価格は、米経済の正常化期待から買われ、前日比0.63ドル高の47.62ドルで引けました。
金価格は、ドル安を受けて買われ、前日比23.2ドル高の1,855.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、104円台前半から反落し、一時103.61近辺をつけました。
EUR/USDは、一時1.2122近辺まで反落しましたが、その後1.2169近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、126.40近辺から反落し、一時125.96近辺をつけました。
たとえば、ポンドのようなボラタイルな(動きの激しい)通貨は、儲かるときは思いっきり小気味よく儲かるので、醍醐味があります。
私自身も、GBP/USDがシロクロはっきりしていて好きです。
また、個人のトレーダーの方々の中でも、GBP/JPYの取引が活発に行われていることは聞き知っています。
ただ、気をつけなければならないのは、こうした通貨での大儲けの記憶はあまりに鮮烈なために、思わずのめり込んでしまいがちで、気がつけば大勝ちした1勝を除けは10戦中の残り9戦は9敗だったということも、実際にありえることです。
ポンドなどボラタイルな通貨で大儲けで良い夢を見てしまった代償は大きく、余程つきあい方には慎重にならないと、貢ぐばかりになりかねません。
個人的は、こういうじゃじゃ馬通貨とつき合う時は、ひとつには、余程これはと思わない限り、相場に入らないことだと思っています。
そして、もうひとつには勝ち逃げする。つまり、儲かったら利食って、しばらくやらないことが肝要だと思います。
つまり、こうした通貨と付き合うには、一般的な通貨ペア以上に大胆にして細心であることだと思います。
これだけボラタイルですから、一回や二回、相場を逃したところでまたチャンスはすぐにやってきます。
相場は、これ一回限りではありません。
ご自分に合った相場パターンになるのをじっくり待つことだと思います。
買えばロングになるのでは。
静かです。
ドル/円は、ロング志向になれば下がると見ています。
ポジション的には、買い戻してスクエア(ポジションなし)になっているものと思われますので、なかなか下がらないと見ています。
本日は15日で、5・10日(ゴトウビ)に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、米国では感染防止のためロックダウンが再度導入されるとの観測が浮上し売られ、前週末比184.82ドル安の29,861.55ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ほぼ横ばいで、暫定値ながら前週末比0.007%上げて0.898%で引けました。
原油価格は、米国で新型コロナウイルスのワクチンの接種が始まったことが好感され、前週末比0.42ドル高の46.99ドルで引けました。
金価格は、米英でコロナワクチンの接種が始まったことを受けて売られ、前週末比11.5ドル安の1,832.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時103.51近辺まで下げたものの、FOMCを控えて大きく買戻しが出て、104.10近辺まで急反発しました、
EUR/USDは、一時1.2177近辺まで上昇したものの、1.2123近辺まで急反落し、その後1.2150近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、一時125.92近辺に下げた後、126.51近辺まで上昇しました。
急落後、急反発をして引けると、長い下ひげが出現し、とうとう底値を確認したかと思われることが多いのではないかと思います。
まず、このたくり線について、確認しておきたいと思います。
【たくり線】
寄り付きから安く、大きく突っ込むが、また急反発して引けた波乱の足。つまり下影(下ひげ)の長い陰線である。実体(寄り付きと引けの間)が長いこともあり、極小のときもある。ただし、一ヶ月くらいは下げたところに出るのが本物とされる。深い井戸に落ちこんだ物を、たくり上げる勢力の発生を意味する。(「酒田五法は風林火山」日本証券新聞社編著より)
この解説を読む上でのポイントは、「一ヶ月くらいは下げたところに出るのが本物とされる」というところだと思っています。
つまり、たくり線の形状は、結構頻繁に出るものですが、それらがすべて、底値確認、相場の反転につながるわけではなく、それなりに相場が売り馴れてきた時に本物の反発がやってくるということではないかと思います。
私も、結構、日足でこの形状が出ると、とうとう底を打ったかとロングにしたことがありましたが、意外と裏切られることが多く、ズルズルと再び下がりだし、投げさせられたこともよくありました。
そのため、この形状が出ると、逆に下がるのではないかとまで思っています。
この形状が本来持っている底値確認、相場の反転が現実になるには、それなりの時間を要し、本物とだましを見分けるのには、それなりの経験の蓄積が必要だと思います。
「酒田五法は風林火山」でも、次のように言っています。
「ケイ線(チャート)カブレ、堅く戒む」、「型にとらわれず、ただ勢力だけを判断する」
これらの言葉の個人的な解釈は、チャート一辺倒にならず、相場の売り買いそれぞれの勢いを見極めて、今後の相場を判断するということが大事だということだと思います。
昨日、イギリスとEUとのブレグジット交渉の延長が決まり、GBP/USDが反撥しています。
私は、常々、為替相場で相場を張るという投機を行っても、それが安定的な収入を生みだすのであれば、それは投資だと考えています。
ご自分の大事な資金を増やすことをお考えであれば、投機であっても投資でなければならないと思います。
そのためには、一攫千金的な儲け方もありますし、コツコツと積み上げていく方法もあり、これは、その人の好みの問題だと思います。
それぞれの方法には、それぞれの蓄財するための守るべきルールがあると思います。
まず、一攫千金的な儲け方においては、月間ベースでは大きく儲かったり、ほとんどトレードがなかったり、しかし年間で見れば利益を残すという方法です。
この方法では、のべつ幕なしにトレードをするのではなく、自分が得意とする相場がくるのを「待てる」ことが大事です。
また、いったんとことんまで勝負したら、しばらく「やらない」というメリハリが、大切です。
大きく儲けても、その儲けを指の間から、サラサラとこぼしてしまってはなにもなりませんので、「やる時は、やる。やらない時は、全くやらない」というルールを持つべきかと思います。
この辺は、狩猟民族の欧米系のトレーダーが、得意としています。
次に、コツコツ積み上げて行く方法ですが、ほどほどで利食っていくため、一回あたりの儲けはそれほど大きくはありませんが、丹念にやっていくことで、利益を積み上げていきます。
しかし、一番この方法で怖いのは、コツコツ儲けても、たった一回の失敗で一瞬にして積み上げてきた儲けを吹き飛ばしてしまい、コツコツと儲ける方法だけに取り戻すのが大変なことです。
それを避けるには、「わからない時はやらない」、「間違ったと思ったらさっさとやめる」というルールを守ることだと思います。
コツコツ積み上げて行く方法は、農耕民族的な方法ですが、今申し上げましたルールを守れば、大きな凹みは回避されるものと思われます。
いずれの方法にも言えることは、「欲をかき過ぎないこと」「勝った負けたと感情的にならず、ポーカーフェイスで行く」ことだと思います。
因みに、私自身は、もともと一攫千金型でしたが、リスクを抑えるために、コツコツ型にスタイルを変えて、かれこれ15年ぐらいになります。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、引きつけて売り
2.EUR/USD、上値突破が注目点
3.GBP/USD、ブレグジットで下落
4.まちまちのクロス円
【1.ドル/円、引きつけて売り】から一部
・下げては反発の繰り返しだが
・トレンドは下げ
・反発後の高止まりが売り場か
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•質問回答
月初、期初、年初など新しい期の始まり時は、どうしても「さあ行くぞ」と力が入ってしまうものです。
しかし、そういうどさくさに紛れて他人を巻き込み、仕掛けた本人はさっさと利食って逃げることも、マーケットではよくあることですので、十分注意する必要があります。
このように噂を流しておいてそのどさくさに紛れて火事場泥棒をするもの、あるいは他人のポジションの偏りを嗅ぎつけて締め上げて利食おうとするものなど、マーケットにはタフ(きつい)な連中が結構います。
マーケットを見ていますと、特にデイトレ中心のロンドン勢にその傾向があります。
そうした連中の横やりをかいくぐって利益を出していくためには、相手が状況に応じて、どういう手に出てくるか、そしてそれに基づいてどういったポジションを持っているかといったことを読むことが、大変重要だと思います。
まさに、相手の身になって考えることを習慣づけることが大切です。
ところで、タフ(tough)という言葉は、ロンドンにいてわかったのですが、日本で使う場合のニュアンスとは違います。
そのきっかけは、ロンドンのディーリングルームの女性アシスタントが気が利く上にとても元気だったので、「あなたはタフだね」と言ったら、「私のどこがタフなの?」と詰問されたことで気づきました。
日本では、「頑丈」とか「強い」といったポジティブな印象があるのですが、ロンドンでは「きつい」というシビアに近いニュアンスで使っていて、その後ニューヨークでもロンドンと同じように使われていることを知りました。
ですから、ロンドン・ニューヨークがタフなマーケットだと言えば、単に活発なマーケットというのではなく、もっと手段を択ばないシビアなマーケットだとご理解ください。
ニューヨークダウは、ウォルト・ディズニーが急伸で支えたものの、米追加経済対策を巡る与野党協議が進展せず上値は重く、前日比47.11ドル高の30,046.37ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.018%下げて0.890%で引けました。
原油価格は、週末前で利益確定売りに下げ、前日比0.21ドル安の46.57ドルで引けました。
金価格は、米欧景気の不透明感の高まりから買われ、前日比6.2ドル高の1,843.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ニューヨークに入り、一時103.83近辺まで売られたものの、その後買い戻され、104.06近辺まで買い戻されました。
EUR/USDは、ニューヨークに入り、一時1.2106近辺まで売られたものの、その後1.2110台に戻しました。
EUR/JPYは、ニューヨークに入り、一時125.79近辺まで下げた後、126.07近辺まで反発しました。
一方向に進む相場を見ていると、未来永劫その方向にしか行かないのではないかという思いに駆られます。
特に自分自身のポジションにとって、フェーバー(有利)に相場が進行している時に、その思いは強くなり、ポジションを手仕舞うに手仕舞えなくなるものです。
しかも、いったん利食ってしまって、さらに思っていた方向に相場が進んでしまうと、悔しさと焦りに心穏やかではいられません。
また、相場も意地悪なもので、手仕舞った水準よりはるかかなたまでフェーバーな方向に進んでしまうとか、手仕舞ったレベルよりも長期間フェーバーな水準を維持するとか、これはもういても立ってもいられない悔しさが込み上げてきます。
しかし、相場は未来永劫それまでの方向が続くということはなく、やはり反転する時がくるものです。
既に利食っていれば、自分と相性の良い相場がくる時を待つという鷹揚さが必要ですし、まだポジションを持っているなら、やはりどこかの時点では、利益確定の反対売買をする決断をすることが大切です。
利食いには、常に、もっとうまくやれたのではないかという後悔がつきまといます。
しかし、お忘れにならないでください。利食いは利食いです。
損失を出すこととは、比べようのならない好結果なのです。
ビギナーの頃はどうだったでしょうか。
おっかなびっくり相場に入って、たまたま自分にフェーバーに相場が動いたら、謙虚に幸運だったと利食っていたのではないでしょうか。
その利食えて良かったと思う素朴で素直な気持ちが大事だと思います。
12/11(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「油断のできない年末」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
無理矢理買っている感じがします。
売りもあるようですが、買いが引きません。
戻りらしい戻りがありません。
ドル/円は、買い戻しが一巡して、反落となりました。
ニューヨークダウは、追加経済対策の難航が嫌気されて売られ、前日比69.55ドル安の29,999.26ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.030%下げて0.911%で引けました。
原油価格は、ワクチン期待で9カ月ぶりの高値をつけ、前日比1.26ドル高の46.78ドルで引けました。
金価格は、利益確定売りに下げ、前日比1.1ドル安の1,837.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、発表された週次の米失業保険申請統計が予想より悪かったため売りが強まり、104.45近辺から一時104.17近辺まで下げました。
EUR/USDは、買いが強まり、1.2081近辺から一時1.2159近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、126.00近辺から一時126.74近辺まで上昇し、126.50近辺に落ち着きました。
GBP/USDは、イギリスとEUの首脳会談で進展せず、一時1.3246近辺まで下落しました。
相場によっては、「上がるかもしれない。いやいや、下げるかもしれない」と逡巡してしまう局面があります。
つまりは、非常に相場の先行きが不透明で読みづらい場面なのに、ともすると儲け損ないたくないという思い(儲け損なう恐怖)から、「行ってしまえ」とばかりに、無理矢理、売りあるいは買いで相場に入ってしまうことがあります。
しかし、私の経験上、これは、多くの場合失敗に終わります。
相場はもちろん不確実なものですが、今申し上げたような「上がるかもしれない。いやいや、下げるかもしれない」という不確実性が極めて高いときには、「やらない」という決断をする勇気を持つことが必要です。
なぜ上げそうでいて下げそうな思わせぶりなマーケット状況になるかと言えば、一般に資本筋などのワンウェー(一方向)の資金移動がなく、投機筋だけが売っては買い、買っては売りを繰り返している場合が多いからです。
そうした思わせぶりの相場かどうかの見極め方は、実は自分自身の中にあるように思っています。
つまり、「上がるかもしれない。いやいや、下げるかもしれない」と自分の気持ちの中で逡巡していること自体が、思わせぶりな相場となっていることを気づかせくれることが多いと、私自身の経験からは言えます。
そういう逡巡した時は、儲け損なう恐怖をあえて振り切って、ポジションを持っていれば閉じて静観すること良いように思います。
「やらない」ということは、確かに勇気が要ります。
しかし、もっと、自分自身と相性の良い相場は、いずれ必ずやってきます。
その時のために、体力を温存することも、トレーディングの一部だと、個人的には思っています。
ポンドが、全般に売られています。
ドル/円はジリ高です。
トレンドは変わらず、ドル安だと見ています。
7時台からのドル/円の上昇では、結構な買いが出ているもようです。
本日は10日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、追加経済対策の与野党協議に進展がみられないことが嫌気され、前日比105.07ドル安の30,068.81ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.025%上げて0.938%で引けました。
原油価格は、発表された週間石油在庫統計で米原油在庫が予想外に増加したことから売られ、前日比0.08ドル安の45.52ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて売られ、前日比36.4ドル安の1,838.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時104.40近辺まで買い上げられましたが、その後104.20近辺まで反落しました。
EUR/USDは、一時1.2059近辺まで売られましたが、その後1.2080近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、126.28近辺から125.79近辺まで下げました。
トレンド相場の時に、良く使われる言葉です。
つまり、「トレンド方向に乗る」ということが、トレンド相場とのうまい付き合い方だということです。
トレンド相場でもアヤ戻しもあり、反発からアゲンスト(不利)になることも一時的にはありますが、やはりトレンド相場が続く限りは、再びトレンド方向の動きが再開します。
では、なにを持って、今トレンド相場と見極めるのかということですが、上げ相場であれば、上げてからの下押しが限られ、安値が切り上がり、しかも高値が切り上がっていく場合です。
また、下げ相場であれば、下げてからの上への戻りが限られ、高値が切り下がり、しかも安値が切り下がる場合です。
もちろん、たまに大きい戻りもあり、これはトレンド相場が終わったのかと思案する場面があることも事実です。
こういう時に、トレンド相場が継続しているかを判断するには、週足などの長めのチャートで相場を展望することが大事です。
たとえば、上げ相場での、大きな下げへの戻しがあった場合、週足を見てみて、それでも、それまでに形成された上げトレンドがしっかり鋭角に上を向いていれば、そこから急反落の危険性は少なく、また戻す可能性が高いと言えます。
一方、下げ相場での、大きな上げへの戻しがあった場合、やはり週足を見てみて、それでも、それまでに形成された下げトレンドがしっかり鋭角に下を向いていれば、そこから急騰する危険性は少なく、また戻す可能性が高い言えます。
問題は、上げでも下げでも言えることですが、急反発後急回復しても、上げであれば、今までの高値を大きく超えられなくなって、また反落する時、下げであれば、今までの安値を大きく割り込めなくなって、また反転上昇する場合、これは、トレンド相場からレンジ相場への変わり目となる乱高下の局面に入る可能性が高く、この時は、ポジションを早々に手仕舞い、様子見に入ることが大事です。
トレンド相場の期間は、もちろん長い場合も短い場合もありますが、総じて言えば、長めだと言えます。
ジリ高になっています。
寄り付き後、多少動いても、その後は静かになりそうな雰囲気です。
ドル/円は、戻り売りを繰り返した結果、結構ショートになっているもようです。
ニューヨークダウは、英国で新型コロナウイルスのワクチン接種が始まったことは好感されたものの、米追加経済対策を巡る協議で目立った進展がみられず上値は重く、前日比104.09ドル高の30,173.88ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ほぼ横ばいで、暫定値ながら前日比0.007%下げて0.921%で引けました。
原油価格は、新型コロナウイルスの感染拡大やリビアの増産から売られ、前日比0.16ドル安の45.60ドルで引けました。
金価格は、米国の新型コロナの感染拡大から買われ、前日比8.9ドル高の1,874.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、マーケットがショートでジリ高となり、一時104.21近辺をつけました。
EUR/USDは、1.2096~1.2134近辺でのもみ合いに終始しました。
EUR/JPYは、126.04~26近辺でのもみ合いに終始しました。
マーケットには、その時々でいろいろなテーマがあり、変化しています。
なにが、今のマーケットのテーマかを知らなければ、相場の流れには乗れません。
それでは、どうやってマーケットのテーマの変わり目だと思ったり、次のテーマが何なのかを知るのかですが、やはり相場の動きから気づくことが多いです。
一方向に動いてきた大相場が、それまで見られなかった激しい上下動を繰り返すようになる、つまりトレンド相場からレンジ相場に変わろうとすると、今までのテーマにマーケットはこのあたりまでと判断し始めていることがわかります。
激しい上下動をすること自体、依然今までのトレンド方向を攻める勢力もいるかわりに、手仕舞おうとする勢力が大きくなっていることの証拠です。
そして、レンジ相場になると、次のテーマを物色することになります。
また、一時的なアヤ戻しはあっても息の長いドル高円高のトレンド相場となる場合は、ドル高円高相場をつないでいくために、手を替え品を替え意図する方向を継続させるテーマを掘り出してきます。
しかし、昨年の金融危機の場合のように、実際にドンドン材料が出てきたため、労せずしてトレンドが維持することもあります。
レンジ相場からトレンド相場に変わる時は、新たなはっきりしたテーマが出るときです。
その時に波に乗れるように、次のテーマとなるかもしれない候補を事前にいくつか手元に用意しておくことです。
そうすると、それまで見られなかった動き、つまりトレンド相場に変わった時、なるほど今度はこれでいくのかと、全くノーガードの状態と違って、事前に身構えておくことができます。
そうしたことが可能になるためには、チャート分析ももちろん大事ですが、マーケットに影響を与えそうな国際情勢・経済状況や他のプロダクツ(投資対象)の動きにチラッとで結構ですので、定期的に目を向けることが大切です。
全般に、ドルが買い気です。
ドル/円が、買い気です。
ドル/円は、ややショートか。
1.2118近辺をしっかりと上抜けられない限り、下落リスクがあります。
ドル/円は、レンジが続きそうです。
ニューヨークダウは、米国での新型コロナの感染拡大懸念から売られ、前週末比148.47ドル安の30,069.79ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、米株安を受け低下し、暫定値ながら前週末比0.035%下げて0.934%で引けました。
原油価格は、米国での新型コロナの感染拡大で売られ、前週末比0.50ドル安の45.76ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇局面では買われ、前週末比26.0ドル高の1,866.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時104.31近辺まで上昇後、一時103.92近辺まで下落し、104.00近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、GBP/USDの急落に連れ、一時1.2079近辺まで下落した後、一時1.2166近辺まで上昇し、結局1.2110近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、一時126.48近辺まで上昇後、125.98近辺まで下落しました。
GBP/USDは、ブレグジット交渉難航から、一時1.3225近辺まで急落したものの、その後1.3406近辺まで回復しました。
たとえば、もうそんなに下落しないのではないかという期待感が膨らんで下げに対して油断ができ、マーケットポジションがロングに偏った時に、災いはやってきます。
つまり、「災いを忘れる」とは、油断するということにほかなりません。
このことは、マーケット全体にも言えることで、マーケットの大勢が上げか下げかどちらに期待していて、どの部分に油断をしているか、つまりどういうことを想定していない可能性が高いのかを推理することが大切です。
もし、自分自身がマーケットの大勢と同じ期待感を持っているとしたら、それは要注意信号が点滅していると取って、早急にポジションを手仕舞うか、最悪でもロスカットレベルを近くに置き換えるかして、リスクを最小限にとどめる手立てを打つ必要があります。
トレーディングで生き残るためには、油断は決してしてはならないことです。
そう申し上げますと、常に監視していなければならないような窮屈さを感じるかもしれません。
しかし、実戦的には、もっとリラックスしていていいですから、以下のような最小限のことを、時間にして、チラッと10分で良いですから、必ず定期的にチェックしておくべきかと思います。
出来れば、ある一定の時間(定点)で見るのが、ベターだと思います。
【チェック項目】
為替レートの水準
新聞、ネットの最新記事
日経平均
ニューヨークダウ
米国債10年物利回り
原油価格
金価格
ポンドが、対ドル対円対ユーロで売られています。
全般にドルが買われています。
実需の売りが出ている可能性があります。
ドル/円は、依然ショート気味と見ています。
5日が土曜日であったため、本日が5・10日の振替日となり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
相場を見ていく中で、自分なりの相場のストーリー(展開)を考えることは大変重要です。
つまり、今の相場のテーマは何か、そしてそれに基づいてどういう相場展開(ストーリー)をするのかを考えることです。
たとえば、打ち上げたロケット(ストーリー)が、理論上の軌道を描かずに飛んでいるということは、当初考えていた考え方が現実的には無理があったことを意味していて、場合によっては、ロケットは爆発して木っ端微塵になる、つまり相場の世界で言えば、大やられすることにもなりかねません。
しかし、実際には、ロケットに例えても、気象条件は、毎日異なりますので、ロケットの軌道が理論上の軌道と狂っても、それは、ある意味あたり前のことです。
また、相場の世界でも、実際の相場と、自分がイメージしたストーリーに、食い違いが出るのはあたり前と考えるべきでしょう。
なぜなら、最初にストーリーを考えた時の要素に変化が出ますし、ある要素は消え、また新たな要素が加わってくることは、ごくあたり前にあることだからです。
重要なことは、考えていたことと実際の間に生じたズレが小さなうちに、早期発見、早期治療することです。
実際の相場と、自分がイメージしたストーリーに、食い違いが生じた初期の段階で、「うん?」と気づくことが大変重要です。
その「うん?」という気づきを気のせいにせず、なんだなんだと突き詰め、早期に軌道修正ができるかどうかで、リスクと真正面から遭遇してしまうのか、あるいは回避できるのかが決まってきます。
早めに気づいて、早めに修正を加える、また場合によっては、いったん清算することが、結局は自分を守ることになるのだと思います。
これは、たぶん、何事にも言えることではないかと思われますので、日々の生活の中でも応用が利くことと考えています。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、依然レンジだが
2.EUR/USD、上げは続くか
3.GBP/USD、ブレグジット次第か
4.クロス円、一見強いが
【2.EUR/USD、上げは続くか】から一部
・基本的には強い
・ただし、今週が、クリスマス休暇前の最終週
・手仕舞ってくるか、続行するか注目
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ポジションをハンドル(操作)するテクニックのひとつです。
最初に持ったポジションが、実際の相場と合っていなければ、傷が深くなる前に早々にやめるというのが、相場の基本だと申し上げてきました。
ただし、あくまでも損切りですので、損失は残ってしまいます。
これを、いったん休んで、改めて、別の取引で取り戻すことが、定石だと言えます。
しかし、損切りと同時に新たにリスクを取って、一転して利益に変える中・上級クラスの方法として、倍返しという手法もあります。
たとえば、ロング(買い持ち)にしていたポジション額の倍額売って、ショート(売り持ち)のポジションに転換するという手法です。
もちろん、これをやったからと言って、必ず損失が転じて利益になるという保証は全くありませんが、買ってみた感触から、これは、上げでなく下げの相場だと確信すれば、新たに損失を生むかもしれないリスクを覚悟の上で、新規の逆ポジションでやってみる価値もありです。
買いだと見た自分の相場観を全否定してポジションを売りにひっくり返すのですから勇気は入りますが、死地に活路を見出すという意味では意義のある手法だと思っています。
倍返しをするかどうかの私自身の判断の目安は、たとえば、最初買ってみて、思いのほか上値が重たいとか、売り圧力が予想以上に強いといったマーケットのリアルな状況を受け入れ、さらに新たに逆ポジションでリスクを持つことが、ためらいなく実際にできるかという踏ん切りです。
決して、どうしたものかと思い巡らすものではなく、やるかやめるか即決して、やるなら飛び込むことが大事です。
「振り下す刃の下ぞ地獄、飛び込んでみよ。極楽もあり」(「酒田五法は風林火山」より)の心境です。
これは、決して皆様に無理強いするものではなく、ご自身が今までの相場観を全否定して踏ん切って後悔しないかというところに関わってきます。
私は、インターバンクディーラーの頃、この倍返しでかなり救われました。
3倍返しと言って、当初のポジション額の3倍の逆取引をして、1倍部分で当初のポジションを解消し、残りの2倍額部分で逆サイドのポジションを持つことで、「3倍返しの水上」と他のチームメイトから呼ばれていました。
つまり、うまくすれば、損失の値幅の半分の値幅で損失を取り戻すことができる可能性があります。
ただし、リスクは、倍になりますから、その点は十分にご理解をお願い致します。
3倍返しをした時の心境は、間違いを解消したスカッとした開放感があります。
ニューヨークダウは、発表された11月の米雇用統計が予想を下回り、追加の経済対策の必要性が増したとの見方が広がって買われ、前日比248.74ドル高の30,218.26ドルで取引を終え、過去最高値を更新しました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.052%上げて0.973%で引けました。
原油価格は、米追加経済対策の成立期待から買われ、前日比0.62ドル高の46.26ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの買いが一服したことから売られ、前日比1.1ドル安の1,840.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米雇用時計が予想より悪く、一時103.83近辺まで売られたものの、マーケットが既にショートであったため反発し、一時104.24近辺をつけました。
EUR/USDは、一時1.2177まで上昇したものの、その後反落し、一時1.2112近辺をつけました。
EUR/JPYは、126.57近辺から軟化し、一時126.19近辺をつけました。
トレーディーングにたずさわる者として、どうか儲かりますようにと神頼みしたくなるのが素直な気持ちだと思います。
ただ、相場の神様に、多くの人間が同じ願い掛けるためか、誰にも彼にもがそう簡単に願いをかなえてはくれません。
それよりも、よくあるのは、相場は冷徹で、いくら善行を積もうとも、損する時には損するものです。
それは、相場が悪いのではなく、自分自身の思料や実力が未熟だと知るべきではないかと思っています。
相場は、次から次へと難題を突きつけますが、それをこなしていくことで、自分自身が成長していくものだと思います。
ですから、神頼みで、神様に願いを丸投げをするのではなく、自分でできうる限りのことはやってみるという気持ちが大事なのではないかと思っています、
ところで、イチローも験(げん)を担いだそうです。
ベンチからバッターボックスに向かう時、ステップの踏み出しは、必ず左足からと決めていたとのことです。
相場に関わる者として、多くの人が、多かれ少なかれ験を担いでいるのではないかと思いますが、個人的にも、験を担ぐことは、勝負に向かう型を作る上で大事なことではないかと思っています。
※験(げん)を担ぐ
縁起を担ぐ。ちょっとした物事に対して、よい前兆だとか悪い前兆であるとかを気にする。
12/04(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「ドル安本番か」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
ポンドが、全般に売られています。
ロンドンは、ドル売りでは入ってきたものの、本格的ではありません。
米雇用統計待ちのマーケットです。
東京タイムでは、ドル/円の売りが先行する可能性があります。
ドル安は、これからだと見ています。
ニューヨークダウは、米経済対策期待で買われましたが、ワクチン供給懸念で終了前に伸び悩み、前日比85.73ドル高の29,969.52ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.035%下げて0.911%で引けました。
原油価格は、米経済対策期待で買われましたが、OEPC減産縮小が重荷になり、前日比0.36ドル高の45.64ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇局面では買われ、前日比10.9ドル高の1,841.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時103.67近辺まで急落した後、104.00まで反発し、103.87近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、一時1.2174近辺まで上昇後、1.2133近辺まで反落しました。
EUR/JPYは、126.56近辺から126.03近辺まで下落しました。
実にあたり前のことですが、「損は小さく、儲けは大きく」することが、利益を残すコツです。
しかし、往々にしてあることは、この逆で「損は大きく、儲けは小さく」なりがちです。
たとえば、土壇場までアゲンスト(自分に不利)をこらえはしたものの、こらえきれず投げて、大きな損失を残し、悔しさのあまりそれを取り戻そうと再度頑張ったものの、また裏目に出て、さらに損の上塗りをすることもあります。
たとえ、幸運にも相場が反転してくれて、うまく取り戻すことができたとしても、持ち値に戻すと、やれやれとばかりにホッとして手仕舞い、結局、損は取り戻したものの、「あの耐えた苦労は、なんだったのだろう」とくたびれもうけになることもあります。
また、ポジションはフェーバー(自分に有利)になったものの、今度は、もっともうけたいという欲の固まりになって、利食いを忘れてチャラだったということもあります。
こうした心理状況は、決して特別なものではなく、相場をやっている誰しもが経験することだと思います。
しかし、結果として個人差が出るのはなぜかと言えば、やはり「利食いも損切りも見切りどころ」を知っているかどうかだ思います。
自分の相場観が実際のマーケットと違うなと感じれば、とっとと損切って手仕舞う一方、利が乗ったら、もっと儲けようと欲の皮を突っ張らせるのでなく、儲けたことに感謝をして利食って手仕舞うということが、結果として、「損は小さく、儲けは大きく」につながると思います。
つまり、相場とは、自分自身の欲望や期待や願いや悔しさといった感情を、いかに自分自身でコントロールできるかに掛かっていると思います。
それを、自分自身でコントロールできるようになるには、経験の蓄積がどうしても必要になると思います。
まずは、一度犯した失敗は決して忘れなくなることが第一歩だと思います。
EUR/USDが、一段上げてきています。
全体的にドルが売られています。
ドル/円は、再びポジションがショートに偏っている可能性があります。
104台後半に下りてきているもようです。
試される1.21台です。
ニューヨークダウは、ワクチン普及や追加経済対策を巡る与野党協議が進展するとの期待から買われ、前日比59.87ドル高の29,883.79ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.012%上げて0.946%で引けました。
原油価格は、ワクチン普及の期待から買われ、前日比0.73ドル高の45.28ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前日比11.3ドル高の1,830.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時104.75近辺まで上昇したものの、その後一時104.41近辺まで反落しました。
EUR/USDは上昇を続け、一時1.2117近辺をつけました。
EUR/JPYは上昇を続け、一時126.55近辺をつけました。
結構、人間考えることは同じで、同じように行動することが、結果的にマーケットの流れを作っているように思います。
よくあるのがブームで、ひとつのブームができると大勢はそれに乗って同じ方向に進もうとします。
その勢いは、止まるところを知らず、途中それはおかしいのではと見る見方も蹴散らして、どんどん進みます。
そして、行き着くところまで行き着くと、実にたわいもないことで反転し、今度はできるだけ早くマーケットから逃げ出したい、つまりロスカットが集中し、急落、急騰を演じることになります。
そうしたパターンは、結構な頻度で起きていると言って過言ではないと思います。
したがって、マーケットを見ていく上では、マーケットがひとつのブームにのぼせていないかということを確認することが大事です。
もしも、マーケットの大勢と同じ方向にポジションを持っていたとして、ひとたびマーケットが熱くなっているとわかったら、マーケットが気づくより早く手仕舞いをすることが肝心です。
相場には、ファイナル・ラリー(最後の急騰)あるいはセリング・クライマックス(最後の急落)というものがあり、最後の最後で、それまでの流れを加速させることがあります。
この部分がうまく取れなかったと悔しい思いをすることもあります。
しかし、その後の急激な反落、反発のことを考えれば、「頭と尻尾はくれてやれ」という有名な格言にもありますように、リスクとリターンのバランスを考えれば、最後の部分が取れなくて悔しいと思うことよりも、その後の反動に巻き込まれなくてラッキーだったと思うことが大切なのではないかと考えています。
ブレグジット交渉難航により、ポンドは売られています。
ドル/円、クロス円が、買い気です。
少なくとも今のところ、それほどロングにはなっていないもようです。
ドル/円の円高とクロス円の円安の狭間で拮抗です。
EUR/USDの上値突破は、全体的なドル安を加速させるものと見ています。
ニューヨークダウは、新型コロナウイルスのワクチン実用化が近づいているとの期待から買われ、前日比185.28ドル高の29,823.92ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.082%上げて0.924%で引けました。
原油価格は、産油国の減産協議の難航を受けて売られ、前日比0.79ドル安の44.55ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前日比38.0ドル高の1,818.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時104.58近辺まで上昇しましたが、104.30近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、1.20台にしっかりと乗ってきて、一時1.2076近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、EUR/USDに連れて上昇し、一時125.95近辺をつけました。
相場を張っていると、自分の得手不得手が見えてきます。
つまり、自分がどんな局面が得意で、またどんな局面は不得意かということは、冷徹な相場の前に白日の下にさらされてしまいます。
まず、そこから学び取るべきことは、自分の得意とする部分を伸ばすことだと思います。
たとえば、トレンド相場が得意であれば、なぜ得意なのか。
多くの場合、ポジションを持ちきりにして、たまたま相場が一方向で動いているため、結果として得意芸となっているということが上げられます。
また、レンジ相場が得意な場合は、基本的に逆張りが得意で、たまたまレンジ相場が続いたお陰でうまく行っているということになります。
しかし、トレンド相場を得意としていても、レンジ相場への変わり目に生じる激しい上下動で、トレンド相場で折角儲けた収益を飛ばすことは簡単です。
また、レンジ相場で、コツコツと溜めていた利益を、相場がトレンド相場になって一方向に動き出すと逆張りが思わぬ大アゲンスト(不利)を喰らい、吹き飛ばしてしまうことも十分にありえます。
つまり、自分の得意分野を極める上で、同時に得意分野の弱点を知ることも決して忘れてはならないことだと思います。
トレンドもレンジもこなせるようになることが理想形です。
しかし、そのためには、今の相場が、次に上げる4つのパターンのどれにあたるのかを把握し、トレーディングスタイルをスイッチすることができなければなりませんので、その点については十分認識する必要があります。
・トレンド相場--(フェーバーな(有利な)ポジションを持ち続ける)
・トレンド相場からレンジ相場への変わり目--(トレンド相場からキャリーしているポジションは即刻手仕舞う)
・レンジ相場--(一定のレンジを決め、逆張りで入る。入る方向を買いなら買い一辺倒と決め、上がったら利食うというように一貫性を持つこと、そして腹八分でやめることが有効)
・レンジ相場からトレンド相場への変わり目--(逆張りポジションは即刻やめ。流れに乗ったポジションをキープ)
特に、変わり目が損失を出しやすい局面ですので、十分注意する必要があると、いろいろ経験をしてきた者として申し添えておきます。
しかし、ドルも底堅いです。
ポンドが、全般的に上昇しています。
ドル/円、クロス円がジリジリと上げています。
ドル/円の現在の構図だと見ています。
EUR/USDの1.2000乗せの売りはきつかったです。
ニューヨークダウは、月末とあって利益確定や持ち高調整の売りが優勢となり売られ、前週末比271.73ドル安の29,638.64ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ほぼ横ばいで、暫定値ながら前週末比0.010%上げて0.852%で引けました。
原油価格は、協調減産の延長から売られ、前週末比0.19ドル安の45.34ドルで引けました。
金価格は、新型コロナウイルスのワクチンが早期に実用化されるとの観測から売られ、前週末比7.2ドル安の1,780.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米バイオ医薬品企業モデルナが新型コロナワクチンの緊急許可申請を行うと発表を受けて、リスクオンから買われ、一時104.41近辺をつけました。
EUR/USDは、一時1.2003の高値をつけた後、1.1926近辺まで反落しました。
EUR/JPYは、一時125.13近辺の高値をつけた後、124.51近辺まで反落しました。
有人の月面着陸を成功させたことで、有名な米国の宇宙船です。
月面着陸の瞬間を見た中学生だった私は、本当に感激を憶えました。
それから、結構な年月が経って、テレビか何かで知ったのですが、あの宇宙船に搭載されていたコンピュータの性能は、現在のノート型パソコンよりも劣るということで、世界のトップクラスの技術の粋を集めて月面着陸を成功させたと信じて疑わなかった私は、本当に驚いたことがありました。
テクノロジーの進歩とは、ものすごいものがあります、
さて、個人向けのトレーディングシステムですが、これもずーっと銀行のディーラーをやってきた私が始めて見た時は、本当に驚愕でした。
非常に、コンパクトに、レートはもちろんのこと、チャートやニュースまで見られ、また損益計算から、ポジションのキャリーオーバー(ロールオーバースワップ)まで自動的にやってくれる。
さらには、コールオーダー(レベルが来たらメールとかで教えてくれる)とか携帯でもトレードできるという具合で、当時のインターバンクの世界ならば、何台ものスクリーンを使い、何人もの人間が関わって初めてなされていたことが、オールインしているのですから、たまげました。
まさに、アポロ宇宙船とノート型パソコンの間のテクノロジーの大進歩を、FXの世界でも目の当たりにした思いがしました。
確かに、業者さんにより、システム上の違いはあるにしても、こうしたシステムがあってこそ、個人のFXが成り立っているわけで、そこに非常に感服するものがあります。
しかし、一方で、こうしたテクノロジーの進歩に、どう人間がついていけるかということが、どの世界でも課題のようにも思います。
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