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2021/01/31

Weekly Report(2021/01/31)

今週の注目点

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、一段高も
2.EUR/USD、レンジか
3.GBP/USD、ジリ高か
4.クロス円、上を試すか

【1.ドル/円、一段高も】から一部

・輸出の売りがあるだけに、それを見てドルショートになりやすい
・下げきらなければ、買い戻し圧力は強まる
・クロス円の買いトライによる円売りも活発になるか

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反射神経

随分前に聞いた話ですので、現在はもっとずーっとハイテクを駆使しているのかもしれません。

しかし、聞いた話によると、野球中継を撮るテレビカメラマンは、バッターが打った瞬間、その打球がホームラン性のあたりかどうかを判断し、カメラを反射的に打球の飛ぶ先の方向に一気に向け、それで画面中央に飛球を映し出しているという話を聞いたことがあります。

まさに、経験に培われた名人芸であり反射神経だと思いました。

相場においても、経済指標やテロなどの事件が発生した時には、その事象がマーケットに与えるインパクトの大きさや、どの通貨が買いになって、どの通貨は売りになるといったことを瞬時に判断できるようになることが必要です。

つまり、的確な初動ができるかどうかで、勝ち負けは決まってきますし、また、たとえ負けだとしても、損失の大きさが格段に違ってきます。

経済指標の場合は、事前に発表予定日時や予想が公表されますから、身構えてもいられますが、テロなどの突発的な事件の場合は、全く唐突に事態はやってきますので、反射的に事の重大さ加減を、ざっくりとでも判断する必要があると言えます。

発生時にポジションを持っていた場合、まず、反射的に確認しなくてはならないことは、発生した事態は自分にとって損なのか得なのかの判断であり、自分にとって損失につながるのであれば、どんなに相場が飛んでいようと、躊躇せず損切ることです。

往々にしてあるのは、突然発生した事態に驚き、固まってしまうことですが、アゲンスト(不利な)のポジションを持っていれば、その間にも、どんどんポジションは損失を拡大していくことを忘れてはなりません。

こうした突発的事態への対応は、実弾で取引しているトレーダーには訓練はなく、あくまでも経験の積み重ねによって身につけて行かざるを得ないと言えます。

少なくとも、緊急時にどう対応するかの手順を事前に決めておくべきだと思います。

2021/01/30

ドル/円高止まり

ニューヨークダウは、個人投資家による投機的な取引が市場の混乱につながるとの警戒感から売りが優勢となり、前日比622.52ドル安の29,980.84ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.024%上げて1.079%で引けました。

原油価格は、新型コロナウイルスの感染拡大で売られ、前日比0.14ドル安の52.20ドルで引けました。

金価格は、米株安を受けて買われ、前日比9.1ドル高の1,850.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、104円台後半でもみ合いでした。

EUR/USDは、一時1.2156近辺の高値をつけた後、1.2127近辺に緩みました。

EUR/JPYは、一時127.34近辺の高値をつけた後、126.99近辺に緩みました。

無欲の勝利

私は、ギャンブルも単に当たる当たらないというものではなく、駆け引きがあるとは聞きますが、マージャンも、競馬も、その他もろもろの賭け事も含めて、ギャンブルは一切やりません。

私が、ギャンブルをやらない最大の理由は、何も本職であるディーリングに心血を注いでいるのに、さらにギャンブルでまた神経をすり減らす気になれないからです。

しかし、世の中には、本当に元気な人たちがいます。

たとえば、香港やシンガポールのチャイニーズ・ディーラーのように、日中、ディーリングで売った買ったをエネルギッシュにやった末に、仕事を終えてから、さらにカード賭博に熱中するというのには、彼らチャイニーズは本当に博打好きだと思わずにはいられませんでした。

ディーリングにしても、ギャンブルにしても言えることは、儲けようという気持ちがない時に儲かるものです。

私も、一回だけ、そんな経験があります。

銀行を退職し、心機一転、新天地で頑張ろうと思い、それまでいた銀行の持株会で買った株を全く無欲に全部売ってしまったことがありました。

そうしましたら、その後時を経たずして、その株は半端ではない大暴落をしました。

まさに、無欲の勝利だったと、ディーラーであるだけに、殊更に思ったものでした。

為替はわかっても、株のことはわからないというビギナーの思いが勝因だったと、今でも思っています。

2021/01/29

[1/29]FX経済研究所出演

1/29(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「2月相場はポンド相場?YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

買い引かず

ドル/円は、引き続き買い気です。

円安

ドル/円、クロス円が、買い気です。

ショートのロスカット?

ドル/円は、104.50超えでロスカットが集中したもようです。

ドル/円重いか堅いか

高止まりの時間が長くなっているようにも思われます。

目が離せないポンド

ポンドが大きく変動しています。

ドル/円高止まり

ニューヨークダウは、個人の投機的売買に制限する動きが広がって安心感から買われ、前日比300.19ドル高の30,603.36ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、株高を受けて買われ、暫定値ながら前日比0.038%上げて1.052%で引けました。

原油価格は、新型コロナウイルスの感染拡大による世界の原油需要の停滞が続くとの見方から売られ、前日比0.51ドル安の52.34ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが売られる局面では売られ、前日比7.7ドル安の1,841.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時104.62近辺の高値をつけた後は、他の通貨でのドル安に連れて、104.20近辺に緩みました。

EUR/USDは、1.2088近辺から1.2142近辺に上昇し、1.2125近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、126.19近辺から126.42近辺に上昇し、126.38近辺に落ち着きました。

自分にフィットした武器を見つける

個人の投資家の方々が利用しているチャートなどの相場へのアプローチ法を拝見しますと、画一的な印象を受けます。

それは、もちろん、いろいろ経験されるには十分な期間が足りないためだと思います。

しかし、相場を闘っていくためには、自分自身にフィットした武器を持つ必要があります。

ある古くからの知り合いのディーラーの場合、東京時間のその日のドル/円の出合い(取引成立)値を、寄り付きから引け値まで時系列で完全に記憶していました。

これは、一種の特技です。

このディーラーは、出合い値を時系列で追うことで、相場がすんなり動く価格帯や揉み合う価格帯といった相場のスメル(匂い)を嗅ぎ分け、さらにそれに基づいて相場の先行きを読んでいます。

私の場合は、レートも見ますが、それ以上に、日足や1時間足などのロウソク足チャートの形状という絵から、相場の先行きをイメージしています。

つまり、アプローチの仕方は、人それぞれに自分にフィットするものがあり、決して、皆一律ではないということです。

自分にフィットしたアプローチ法という武器を見つけることは、そうたやすいものでなく、どうしても試行錯誤が必要です。

おろしたての野球のグローブのように、当然、最初は、すんなりとは自分の手にフィットはしないものです。

ですので、ある程度の期間、いろいろと試さざるを得ません。

しかし、ひとたび自分にフィットする武器を見つけたら、そのアプローチ法を継続することが大切です。

2021/01/28

EUR/GBP買い気

買い戻しの可能性があります。

ドル高

ドルが買われています。

高止まりか

ドル/円は、買戻し一巡で、ポジションは軽いと見ています。

GBP/USDは反落したが 

上昇トレンドは変わらないと見ています。

ドル/円反発

ニューヨークダウは、ボーイングが発表した2020年10~12月期決算では最終赤字幅が前年同期の8倍に膨らんだことが嫌気され、前日比633.87ドル安の30,303.17ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、株安を受けて低下し、暫定値ながら前日比0.020%下げて1.020%で引けました。

原油価格は、原油在庫が減少したことを受けて買われ、前日比0.24ドル高の52.85ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落局面では売られ、前日比6.0ドル安の1,844.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時104.20近辺まで一本調子に上昇しました。

EUR/USDは、一時1.2059まで下落後、1.2110近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、一時125.60まで下落後、126.05近辺に落ち着きました。

アンワィンディング(Unwinding) 

ポジションを手仕舞うことを、アンワィンディング(Unwinding)と言います。

ポジションを持てば、それが利食いであろうと損切りであろうと、日常的に、アンワィンディングは行われています。

しかし、1年単位で見て、ポジションのアンワィンディングが大規模に行われる時期が2回あります。

ひとつは、欧米の金融機関・ファンドの中間決算となる6月末を控えた6月後半であり、もうひとつは、同じく欧米の金融機関・ファンドの本決算である11月末あるいは12月末を控えた11月後半から12月初頭の頃です。

この時期は利益確定のために、それまでホールド(保有)していたポジションを反対売買によって手仕舞うことが優先されます。

したがい、この時期の相場を、テクニカルにどうだとか、ファンダメンタルズ的にどうだと見ても、理解しにくい動き方をする時期だとも言えます。

そして、これら年間2回の時期のもうひとつの特徴は、6月後半のアンワィンディングの時期の後にはサマーホリデー、11月後半から12月初頭のアンワィンディングの時期の後にはXマスホリデーというホリデーシーズンが控えていることです。

こうしたホリデーシーズンを前に、欧米のトレーダーが考えることは、新規にポジションメイク(ポジションを取る)することよりも、既存のポジションを手仕舞うことが優先されることは、極めて自然な流れではないかと思われます。

一方、日本のトレーダーにとって、6月後半も、11月後半から12月初頭も、3月決算とか年末年始のような意味のある時期では特段ないため、こうした欧米勢の動きに意表を突かれることが良くありますので、十分注意をしておく必要があります。

このように、相場を年間通して見ていきますと、決算絡み以外にも、結構季節要因よって動いていることが良くありますので、季節要因をよく把握しておくことが大切です。

2021/01/27

EUR/GBP売りトライ

下の抵抗もかなり出ているもようです。

ポンド高

ポンドが、対ドル対円対ユーロで買い気になっています。

円安

クロス円が上昇です。

徐々に緩むか

ドル/円は、ジリ安の可能性があります。

全体的にドル安気味

特にGBP/USDが強含み(ドル安)です。

ドル安

ニューヨークダウは、翌日にFOMCとパウエルFRB議長の記者会見を控えて様子見気分強く、前日比22.96ドル安の30,937.04ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ほぼ変わらず、暫定値ながら前日比0.002%下げて1.038%で引けました。

原油価格は、新型コロナウイルスの感染者数は世界で増加が続いていることが懸念され、前日比0.16ドル安の52.61ドルで引けました。

金価格は、米長期金利の先高観が強く売られ、前日比4.3ドル安の1,850.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、103.81近辺から一時103.56近辺まで下げ、103.60近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、1.2125近辺から一時1.2176近辺まで上昇し、1.2166近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、125.84近辺から一時126.16近辺まで上昇し、126.05近辺に落ち着きました。

経済指標発表や不測の事態でのポジショニング

ポジショニングとは、ポジションをとるという意味です。

重要な経済指標が出て、予想とは大幅に異なる結果だった場合、その結果を信じて、相場に順張りで入っていいものか悩むところではないかと思います。

個人的には、まず事前に今の相場がトレンド相場なのかレンジ相場なのかを確認することにしています。

それは、それまでの展開を日足などで確認すれば、簡単にわかることです。

そして、実際に指標が発表され、結果が、現在のトレンド方向に沿ったものであれば、素直に相場の流れに乗ることにしています。

しかし、トレンド相場であっても、結果がトレンドに逆行するものであったり、またレンジ相場であった場合は、発表直後にそれなりに反応しても、その後戻してきてしまうことが多く、この場合は逆張りないし様子見でいます。

このことは、なにも経済指標の発表に限らず、世界を震撼とさせるテロや事件といった不測の事態の時の反応にも言えます。

ことがことだけに、事態発生直後は、大きく動きますが、トレンドと逆行する場合やレンジ相場の時は、結局は戻ってきてしまうものです。

ただし、戻ってくる前の初期のマーケット・リアクションはすさまじく、1000ポイントとか平気で動いてしまうこともありますので、いずれ戻るとアゲンスト(不利)となったポジションを抱え込むことは、大変に危険ですので、いったんは潔く撤退することが、賢明だと思います。

2021/01/26

ドル高円高

EUR/USDやGBP/USDが売られる一方、ドル/円の上げが鈍いため、クロス円だ下げています。

スロースタート

様子見状態です。

小動き

やる気のない相場です。

月末相場

今月儲けた利益を漏らさないよう、取引が消極的になりがちです。

動きづらそうな相場

方向感がはっきりしません。

ドル高定着せず

ニューヨークダウは、新型コロナウイルスのワクチンの普及ペースに不透明感が漂って重くなり、前日比36.98ドル安の30,960.00ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.058%下げて1.033%で引けました。

原油価格は、主要産油国が供給を減らすとの観測が広がり買われ、前日比0.50ドル高の52.77ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落を受けて下げ、前日比1.0ドル安の1,855.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時103.94近辺まで上昇する場面もありましたが、103.76近辺に緩んで落ち着きました。

EUR/USDは、一時1.2116近辺まで下げましたが、その後反発し、1.2140近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、一時125.81近辺まで下げましたが、その後反発し、125.95近辺に落ち着きました。

マーケットが飽きる

あるテーマでひとつの相場がある期間続くと、マーケットがそのテーマに飽きてくることがあります。

それは、そのテーマから得られる利益が逓減することから起きるのだと思います。

つまり、その相場がまだ若い時は、同じ流れに乗るマーケット参加者も少なく、利益率は大きく儲かりますが、その相場に気づいて流れに乗ろうとするるマーケット参加者が増えるにしたがって、利益率は下がって行きます。

そうなると、相場が思うように動かなくなり、テーマに沿ったニュースや経済指標の結果が出ても、反応が鈍くなります。

そして、時には、既に積み上がったポジションが自律的に反転してしまうことすら起きるようになります。

こうした状況になると、目ざといディーラー(スマートディーラーと呼びます)は、それまでのテーマにマーケットが飽きてきていることに察知し、テーマに沿ったニュースや経済指標の結果にも、逆張り的に攻め始めます。

なぜなら、それまでのテーマに対して順張り的なマーケットポジションがほぼ飽和状態になっているため、この偏ったマーケットポジションをスクイズ(崩す)する方が、儲けのチャンスがあると判断しているからです。

相場が反転すると、後付け的な解説はもっともらしくつくものですが、それはこのポジションが満杯になっていて、自立的に反発するとか、スクイズされているいった実際に起きていることを語っていることはあまりありません。

したがって、マーケットがそのテーマに飽きているかどうかを知ることは、大変重要です。

このことは、ニュースや経済指標の結果に対するマーケットの反応ぶりで、ある程度推し量れるものですから、日頃からマーケットポジションがどうなっているかを推理するクセをつけることが大事なことになります。

2021/01/25

重いドル/円

全体的にもドルが重くなっていることもありますが、ドル/円の戻りが限られています。

ポンド、ユーロ重め

GBP/USD、EUR/USDが重くなっています。

鈍い動き

はっきりした方向感はありません。

ドル/円高値圏

とりあえず、買いからか。

本日は25日

本日は25日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

トリッキーとチョッピー

トリッキー(tricky)は、罠や引っ掛けがあって油断ならないという意味ですが、よく相場の状況を表現する時に使われます。

上がると思えば唐突に下がる、下がると思えば唐突に上がるといった相場に翻弄させられていることを示します。

つまりは、投機筋中心のレンジ相場の時に、良く使う用語だと言えます。

トリッキーな相場では、マーケットは目先の材料に飛びつきますが、売ったら買わなければならない、あるいは買ったら売らなければならないという宿命を負った投機筋がが中心ですので、一方向への動きは、長続きしません。

そのため、売っても下がらない、買っても上がらないとなると、全く唐突に投機筋は売りと見せかけて買い戻したり、買いと見せかけて売りに転じたりしますので、まさに油断の出来ない相場になるわけです。

チョッピー(choppy)という用語もあります。

これは、変動の激しいことを意味します。

トリッキーとチョッピーは、似たような意味合いですが、トリッキーは意図的に仕組まれているようなニュアンスである一方、チョッピーは誰にもマーケットをコントロールできない中で、相場が勝手に上げ下げを繰り返すといったニュアンスです。

いずれも、勝つか負けるは紙一重の地合いですので、静観するか、たとえポジションを持ったとしても、利が乗れば、着実に利食うことが大切です。

2021/01/24

Weekly Report(2021/01/24)

今週の注目点

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、緩やかに下げるレンジ相場か
2EUR/USD、目先はやや買い気か.
3.GBP/USD、ジリ高続く?
4.クロス円、概ね横ばいか

【1.ドル/円、緩やかに下げるレンジ相場か】から一部

・一大イベント終わり、しかも月末で動かず?
・買いも強いが、輸出と思われる売りも引かない
・本邦機関投資家の動きも鈍い時期

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•質問回答

テイクオフ

飛行機の操縦で、一番難しいのが、テイクオフ(Take-off、離陸)だと聞きました。

燃料満タン、推力全開で、長い滑走路をひた走り、テイクオフ。

そして管制塔から指示された高度まで一気に上昇して、やっと水平飛行となります。

飛行機は、滑走することで、あの巨体を浮き上がらせるだけに十分な揚力を得て始めて、テイクオフが可能となります。

十分な揚力を得ないままにテイクオフをすれば、失速し燃料満タンであることもあって、大惨事になりかねません。

これは、相場のエントリーの難しさに相通ずるものがあると、私は常々思っています。

相場のエントリーは、早過ぎてもダメですし、かと言って、慎重になって遅すぎてもダメです。

早すぎる場合は、不確実な要素が確実な要素を大きく上回っている時で、全く見方が誤っている時もありますが、それ以上に読んだ方向が合っているのに、エントリーが早すぎて、相場のアヤに振らされて投げさせられてから思惑の方向に相場が動くことがよくあり、「ああ、やっぱり合っていたのに」とホゾを噛むことになります。

遅すぎる場合は、確実性をあまりに求めるがために、誰の目にも確実な要素が揃いすぎている時で、実際に相場に入る時には、相場は既に動き出していて、ヘタをすると利食い場にさせられることになります。

個人的に思うのは、確実な要素と不確実な要素が、おおむね7:3ぐらいの配合の時が、エントリーのタイミングではないかと考えいます。

ただし、7:3の割合はあくまでも、感覚的なものですから、実際にリスクテイク(リスクを取る)をする場合、どうしても「エイヤ!」という思い切りが必要とされます。

その「エイヤ!」のタイミングの精度を上げるためには、出来るだけ多くの経験を積むこと、そして知識を本当に自分自身のものにしていることが必要だと思います。

また、テイクオフに失敗した時、大惨事になるか、全員無事で済ませられるかは、機長のとっさの判断により明暗を分けますので、これもトレーディングに相通ずると思います。

2021/01/23

ドル安円安

ニューヨークダウは、バイデン米大統領が提案する1.9兆ドル規模の経済対策に反対する声が米議員の一部から浮上していると伝わったことから売られ、前日比179.03ドル安の30,996.68ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.020%下げて1.087%で引けました。

原油価格は、発表された米週間在庫統計で原油在庫が増加したことを受けて売られ、前日比0.86ドル安の52.27ドルで引けました。

金価格は、円やポンドに対してのドル上昇を受けて売られ、前日比9.7ドル安の1,856.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ジリ高が続き、一時103.88近辺の高値をつけました。

EUR/USDは、ジリ高が続き、一時1.2190近辺をつけました。

EUR/JPYは、ジリ高が続き、一時126.40近辺をつけました。

ブルフラッグ、ベアフラッグ

どちらも、フラッグ(旗)の形状から、その後の方向が示唆されます。

まず、ブルフラッグですが、ブルつまり強気相場の時に、出現する形状です。

具体的な形状は、一気に上昇してきた後、レンジ相場の一種である右肩下がりのフラッグとなる場合です。

一見、右肩下がりのため、その後下がるかに見えますが、一定期間の揉み合いを終えた後、踏み上げて上昇することが多く、当初の上昇でつけた高値水準を上抜くと、ブルフラッグであることが再確認されます。

一般に、当初の高値とブルフラグの上限を上抜いた水準の差分、当初高値よりさらに上昇するとされます。

ベアフラッグは、ベアつまり弱気相場の時に現れるもので、ブルフラッグをひっくり返した形状です。

具体的には、一気に下落してきた後、レンジ相場の一種である右肩上がりのフラッグとなる場合です。

一見すると、右肩上がりのため、その後上がるように見えますが、一定期間の揉み合いの後、下落を再開することが多く、当初の安値水準を下に割れると、ベアフラッグであることが再確認されます。

一般に、当初の安値とベアフラッグの下限を下に割った水準の差分、当初安値よりさらに下落するとされています。

もちろん、真横に流れるフラッグもあります。

ただ、これはあくまでもレンジ相場ですので、ある程度の期間の揉み合いを経て、上か下に離れますが、ブルフラッグやベアフラッグのような、いずれかの方向へ行く可能性が高いといった示唆は特になく、その時々の状況によります。

2021/01/22

[1/22]FX経済研究所出演

1/22(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「政権交代の相場への影響は?YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

ポンド安

ポンドが、対ドル対円対ユーロで売られています。

ドル高

全般にドル買いです。

重くて堅い

ドル/円は、買い気ですが、上値も重いです。

上げても下がる

ドル/円は、買われても買われても下がってくる感じです。

上昇

EUR/USD、GBP/USDが堅調です。

ドル/円揉み合い

ニューヨークダウは、主力ハイテク株に決算期待の買いが出たものの、利益確定売りも出て、前日比12.37ドル安の31,176.01ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.014%上げて1.104%で引けました。

原油価格は、発表された米石油在庫統計で原油在庫が増えたため売られ、前日比0.18ドル安の53.13ドルで引けました。

金価格は、米長期金利が上昇したため売られ、前日比0.6ドル安の1,865.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、103.66近辺の高値から103.48近辺に緩みました。

EUR/USDは、上昇を続け、一時1.2173近辺の高値をつけました。

EUR/JPYは、上昇を続け、一時125.97近辺の高値をつけました。

スロースタート

ディーラー間で、よく使う言葉です。

東京、ロンドン、ニューヨークなど、どのマーケットセンターにしても、通常の寄り付き時間になっても、相場が小動きのままで、はっきりと上げなり下げなりに動かない時、そのセンターはスロースタート(slow start)だと言います。

多くの場合、そのセンターがオーバーナイト(一夜越え)でやられてしまった時に、スロースタートになりやすく、こうなると、しばらく様子を見るしかありません。

また、オーバーナイトでやられていなくても、相場状況がはっきりしない時、様子見からスロースタートとなることが多いと言えます。

最近の各センターの動きを見てみますと、東京は、意外とスロースタートではないことが多く、午前9時の寄り付き前後に動きが出ます。

しかし、これは、主に輸出入企業などの実需筋が、午前10時間際に決まる仲値に向けての売り買いが出るためで、トレーダーの自己勘定での売買による動きではないと言えます。

その証拠に、仲値が決まってしまうと動きがパタリと止まってしまうことが、東京ではよくあります。

ロンドン、ニューヨークは、以前に比べると、スロースタートになることがやや多くなったように感じます。

しかし、ひとたび、方向が決まると、執拗にその方向を攻めてくることは、以前と変わりません。

ロンドン時間午後1時にニューヨークがオープンしますが、ロンドンにいた頃、この時間にまさにガツーンというインパクトと伴に、毎日のようにニューヨークが参入してきましたので、ニューヨークオープン間際は、本当に戦々恐々としてディーリングデスクで身構えていたことが思い出されます。

2021/01/21

ドル買い続く

ドル買いがさらに続くか注目しています。

慎重ながら

全般的に、ドルは買い気です。

ドル/円反落

買いで攻めてしまったもようです。

静か

閑散です。

重くなる

ドル/円は重い印象です。

ドル/円下落

ニューヨークダウは、決算期待から主力ハイテク株が大幅高となり買われ、前日比257.86ドル高の31,188.38ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、予想を下回る米住宅指標をきっかけに低下し、暫定値ながら前日比0.008%下げて1.084%で引けました。

原油価格は、バイデン政権による追加経済対策への期待から買われ、前日比0.26ドル高の53.24ドルで引けました。

金価格は、バイデン政権による財政出動の影響で外国為替市場でドル安が進むとの予想から買われ、前日比26.3ドル高の1,866.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、予想を下回る米住宅指標をきっかけに米国債利回りが上げ幅を縮小したことから売られ、一時103.45近辺をつけました。

EUR/USDは、1.2158近辺から1.2077近辺まで反落後、1.2105近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、126.17近辺から125.27近辺まで反落しました。

儲けを残す

儲けることも大変ですが、その儲けを残すことは、もっと大変です。

儲けたことに気を良くして、さらに儲けようと、休む間もなく次のトレーディングを始め、気がつくともともとの利益まで飛ばしてしまうということもあります。

折角の儲けを、指の間から、サラサラとこぼしてしまっては、何もなりません。

大儲けとやられを繰り返す損益のブレの激しいトレーディングスタイルは、決してプロの世界では評価されません。

プロの世界では、月々の儲けはそこそこでも、その儲けが毎月コンスタント(一定)に出ること、つまり収益を積み上げていけることが、一番評価されます。

なぜなら、そのトレーダーから上がる収益は月々どれぐらいだという数字が読め、収益管理をするマネージメント(管理者)にとっては、安心してそのトレーダーにトレーディングを任せられるからです。

一方、個人投資家の立場であっても、同じことだと思います。

投機であっても投資としてトレーディングをするのであれば、プロと同じようなコンスタントに利益を出し積み上げることが、やはり儲けを残すためには大事なことだと思います。

つまり、前月の利益は過去の利益として別に考え、今月はまたスタートはゼロとしてトレーディングを始めるということです。

よくあるのは、大儲けした時の思い出が鮮烈に記憶に残り、その「過去の栄光」によって大儲けしたという思いに浸っていることです。

しかし、その「過去の栄光」は、「過去の栄光」として割り切り、気持ちを切り替えて、ゼロから新たに利益を追求できるかが、儲けを残すためには必要なことだと思います。

そのためには、一回儲けたら、すぐ次のトレーディングには入らず、間をおいて、煮えたぎる「もっと儲けたい」という欲望を冷ますということも、また必要だと思います。

2021/01/20

揉み合い

方向感がなくなってきました。

ドル/円買い気

クロス円も上げています。

閑散

完全に模様眺めになっています。

買い気

EUR/USDとGBP/USDが強めです。

横ばい

ドル/円は、方向感がありません。

ドル安気味

ニューヨークダウは、新型コロナウイルスの感染拡大に対応した追加経済対策やワクチン普及への期待から買われ、前週末比116.26ドル高の30,930.52ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ほぼ横ばいで、暫定値ながら前週末比0.010%下げて1.087%で引けました。

原油価格は、追加経済対策への期待から買われ、前週末比0.62ドル高の52.98ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇に連れて買われ、前週末比10.3ドル高の1,840.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、104.05近辺から103.85近辺に軟化しました。

EUR/USDは、1.2102近辺から一時1.2145近辺まで上昇し、その後1.2125近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、126.21近辺から125.86近辺に軟化後、125.95近辺に落ち着きました。

キャップする

これも、ディーラー間で、よく使う言葉です。

たとえば、ある大台の丁度手前で売りが執拗に出る時は、オプション・トリガーがある場合が多く、上値を抑えてきます。

こういう時、「丁度にオプション・トリガーがあって、丁度手前が、防戦売りでキャップ(フタ)されている」といった言い方をします。

しかし、オプション・トリガーの場合、丁度手前で防戦的に売りますが、ひとたび丁度を超すと、打って変わって、ストップロスの買いになりますので、要注意です。

また、一般の売りオーダーにしても、どこに売りオーダーがあるかは知りたくなるものです。

特に、大口の売りオーダーは、結構マーケットで、どこにあるという噂が広まるものもので、それを期待して、自分自身がキャップする側の一員になることさえありえます。

ただ、ご注意いただきたいことは、いくらキャップしても、絶対に上に抜けないというものでは決してなく、多くの場合、結局は抜けていくものです。

私の経験からすれば、オーダーは見え過ぎない方が良いと思っています。

オーダーが見えることで、それが雑音となって、チャートが指し示す純粋な方向に素直になりきれなくなってしまうことはありがちなことで、それによって、収益チャンスを逸したり、ヘタをすると損失につながることもあります。

相場は、シンプルに見ていくことが大事だと思います。

2021/01/19

ユーロ買い

ユーロが、対ドル対円対ポンドで買われています。

円売り

ロンドンは、ドル/円、クロス円で買い気です。

ポジション調整か

クロス円が、全般に買われています。

往って来い

ロンドンで上がったEUR/GBPは、全戻しでした。

小動き

キング牧師生誕記念日で、ニューヨークダウ、米国債10年物利回り、原油、金の米国市場は休場でした。

為替相場では、ドル/円は、103.84近辺から103.64近辺まで下落後は、103.66-71近辺で横這いでした。

EUR/USDは、1.2054近辺から1.2081近辺に反発しました。

EUR/JPYは、125.15~25近辺で横這いでした。

ウェッジ・フォーメーション

ウェッジ・フォーメーションは、三角保ち合いの一種です。

一般的な、三角保ち合いは、ペナント・フォーメーションとも言い、細長い三角形の小旗型の形状のことです。

時間の経過とともに値動きが収斂し、そしてどちらかに抜けるというものです。

その一種のウェッジ・フォーメーションは、楔(くさび)型をした三角形の小旗の格好をしています。

旗の上の部分、あるいは、旗の下の部分のどちらかがフラット(平ら)で、上の部分がフラットな場合、収斂後、上に抜ける可能性が高く、下の部分がフラットな場合、収斂後下に抜ける可能性が高いと言えます。

上のフラットなウェッジ・フォーメーションの場合、収斂して上抜けた場合、この形状になり始めた時点での下から上のフラット部分までの高さ分だけ上がるとされています。

下のフラットなウェッジ・フォーメーションの場合、収斂して下に抜けた場合、この形状になり始めた時点での上から下のフラット部分までの高さ分だけ下がるとされています。

ただし、上のフラットなウェッジ・フォーメーションは形成過程で、ダブルトップや三山の形成過程と判断がつきにくいことがありますので、ある程度完成近くなるまでは、あまりどれと固執しないで見ることが大切です。

同様に、下のフラットなウェッジ・フォーメーションも形成過程で、ダブルボトムや三兵や三川の形成過程と判断がつきにくいことがありますので、ある程度完成近くなるまでは、あまりどれと固執しないで見ること大切です。

2021/01/18

閑散

EUR/GBPが強めです。

ややドル買い

しかし、限定的な動きです。

円買い

クロス円が売られています。

静か

様子見気分強いマーケットです。

キング牧師記念日

本日は、ニューヨーク休場です。

オーバーナイト

オーバーナイト(Over Night、略してO/N)は、一晩越すという意味で、よく使われるディーリング用語です。

一番よく用いられるのは、「ポジションをオーバーナイトで持つ」という言い方で、つまりポジションを翌日に持ち越すという意味です。

具体的には、スワップ取引によって翌日にポジションを持ち越すことですから、わかりやすい言葉だと思います。

オーバーナイトする時のスワップ取引を、オーバーナイトスワップ(O/N Swap)と言い、当日から翌営業日までの1営業日間の最短のスワップ取引です。

因みに、ポジションを週末持ち越すことを、「ポジションを、オーバーウィークエンド(Over Weekend、略してO/W)する」と言います。

インターバンクでのスワップ取引には、最短のオーバーナイトスワップから始まり、1週間、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年あたりが一般的ですが、さらに3年、5年といった超長期のものもあります。

また、翌日まで有効な注文(オーダー)を、オーバーナイトオーダーと呼びます。

その他、オーバーナイトという言葉は、別の言い回しにも使われます。

たとえば、「ニューヨーク勢は、オーバーナイトでやられたみたいで、今日のニューヨークは、静かだ」という言い方をすることがあります。

つまり、ニューヨークは、前日から、彼らの時間帯の夜間、ポジションをキャリー(保持)しましたが、東京、またはロンドン時間に、思惑がはずれて損失を出し、今日のニューヨークは大人しいという意味になります。

といった具合に、オーバーナイトは、トレーディングをやる上で使い勝手のよい言葉ですので、ご記憶にとどめておいてください。

2021/01/17

Weekly Report(2021/01/17)

今週の注目点

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、目先レンジか
2.EUR/USD、調整局面か
3.GBP/USD、下げは一時的?
4.クロス円、目先下げ余地もあるが

【1.ドル/円、目先レンジか】から一部

・新年の投機相場は一服か
・投機筋中心のレンジ相場に加え、上下は実需に抑えられている
・機関投資家は、年度末に向けて動きは消極的か

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なんとしても塁に出る

トレンド相場やレンジ相場など相場つきにもいろいろあり、もちろん場面場面で攻め方は違ってきます。

野球に例えれば、トレンド相場は打撃戦で、トレンドがどちらに向いているかを的確に把握できれば、長打も狙うことも出来、うまくすれば、大量得点(大儲け)で勝利することも可能です。

しかし、レンジ相場は投手戦のようなもので、1点差で勝敗が決まるような勝敗の分かれ目が僅差であると言えます。

したがって、レンジ相場では、長打は狙わず、バントでも、フォアボールでも、振り逃げでも、あるいはデッドボールでもいいですから、じっくり球種を選んで、なにしろ塁に出ることが先決です。

そして、ひとたび塁に出れば、攻撃側の隙を粘り強く待つことで、数少ないチャンスを生かすことが大事なわけです。

間違っても、ダブルプレーによって、つまり相場の反転に気づくのが遅れて、一気にチャンスをなくさないようにしなければなりません。

そういう意味では、派手な打撃戦のトレンド相場に比べて、一見地味に見える投手戦であるレンジ相場は、トレンド相場よりはるかに神経を使いますし、攻守の腕が問われる地合いだと言えます。

レンジ相場で勝つためには、バントでもフォアボールでもいいからなんとしても塁に出るという執念と、そしてひとたび塁に出れば、深追いせずに腹八分で利益を確定するという着実さが求められます。

2021/01/16

ドル高

ニューヨークダウは、1.9兆ドル規模の米追加経済対策案が発表され、材料出尽くし感からの利益確定売りが先行し、前日比177.26ドル安の30,814.26ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.034%下げて1.095%で引けました。

原油価格は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で売られ、前日比1.21ドル安の52.36ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比21.5ドル安の1,829.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、103.62近辺の安値から103.90近辺に上昇しました。

EUR/USDは、下落を続け、一時1.2076近辺をつけました。

EUR/JPYは、下落を続け、一時125.40近辺をつけました。

ポンドとスイスフラン

通貨と国民性を語る上で、正直なんでだろうと思うのは、ポンドです。

イギリス人に対して、基本的には、温厚な印象があるのですが、なぜポンドがあれほどボラタイル(変動の激しい)な通貨なのかと思います。

ロンドンにいて感じることは、ロンドンは、イギリスの首都であるとともに、英連邦の宗主国の首都であるということです。

街には、中東、アフリカ、インド、パキスタン、香港、オーストラリアなど、現在も英連邦だったり、元英連邦であった国・地域から移ってきたいろいろな人種・民族、そして近年増えたロシア人などが住んでおり、人種のるつぼという点では、ニューヨークに引けを取りません。

その中には、中東やロシアなどの尋常でない大金持ちもいて、こうした人たちが、主要通貨と言いながらも、リクイディティー(流動性)の低いポンドで、投機的に暴れまわっていることが、ポンドの荒れる原因のひとつなのではないかと個人的には考えています。

しかも、イギリス人自身も、温厚に見えながら、冒険好きで執念深いところがあることも影響していると思われます。

余談ですが、ロンドン市場では、ケニアポンドとか、クェートディナールとか、インドルピーなど、日本ではなじみのない通貨の取引も行われていて、ロンドンが世界の通貨取引の交差点であることを実感します。

一方、スイスフランはまた違った側面を持っています。

スイスフランの国スイスは、永世中立国であることで有名ですが、主たる産業は観光と金融です。

観光に関しては、世界から訪れる観光客に対しては、非常にフレンドリーですし、またナンバーアカウント(無記名口座)に大口の資金を預けてくれる顧客に対して、スイスの銀行は丁重に対応してくれます。

しかし、非常に保守的な国民性で、かれらの生活空間に外国人が入り込むことを好みません。

為替の世界でも、同じようなことが言えます。

以前、アジアタイムでもUSD/CHF(ドル/スイスフラン)が激しく売買されていました。

しかし、スイスフランのマーザーマーケット(本拠地)であるチューリッヒ市場が入ってくると、瞬く間に、スイス勢は、彼らが思うスイスフランの水準に力づくで持っていこうとするところがあって、自国通貨の水準は、自分たちで決めるという意志を強く感じました。

2021/01/15

[1/15]FX経済研究所出演

1/15(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「金利差拡大からのドル買いYouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

クロス円で売り

クロス円が引き続き下げています。

重いドル/円

ドル/円は、ジリ安です。

重いドル/円

米経済対策が1.9兆ドルと発表されたものの、上げは限られ、むしろ重い印象です。

本日は15日

本日は15日で、5・10日(ゴトウビ)に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

日米金利差拡大期待ながら

ドル/円の急落から、かなりマーケットが投機的にロングになっていたことがわかります。

追加経済対策発表待ち

ニューヨークダウは、バイデン次期大統領が発表する追加経済対策を控えて様子見気分が強まり、前日比68.95ドル安の30,991.52ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.039%上げて1.128%で引けました。

原油価格は、中国などアジアの暖房用燃料の需要が増えるとの見方から買われ、前日比0.66ドル高の53.57ドルで引けました。

金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前日比3.5ドル安の1851.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、バイデン次期大統領が発表する追加経済対策を控えて調整的に売られ、一時103.57近辺をつけました。

EUR/USDは、一時1.2112近辺の安値をつけましたが、そこから1.2179近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、ドル/円の下げに連れ、一時125.93近辺まで下げた後、126.15近辺に落ち着きました。

ラウンディング・フォーメーション  

たとえば、毎日の日足の連続によって、トップ(頭)が丸くなったり、ボトム(底)が丸くなったりするのを、ラウンディング・フォーメーションと言います。

トップでのランディング・フォーメーションは、ラウンディング・トップ、ボトムに出れば、ラウンディング・ボトムと言いますが、酒田五法で言うところのトップで出現すれば団子天井、ボトムで出現すれば鍋底にあたります。

ラウンディング・トップは、天井圏形成を意味し、下に放れると、天井確認となります。

一方、ラウンディング・ボトムは、底値圏形成を意味し、上に放れると、底値確認となります。

「下に放れる」あるいは「上に放れる」とは、天井圏あるい底値圏で形成しているレンジ幅から下に抜けるとか、上に抜けるといったことを言います。

天井圏で下に抜ければ下落開始、底値圏で上に抜ければ上昇開始の可能性が高まります。

ただ、これはあくまでも、一般的に確率の高いとされるパターンではありますが、決して絶対ではありません。

場合によっては、ラウンディング・トップからさらに踏み上げる場合もありますし、ラウンディング・ボトムからさらに下落する場合もあり、つまりラウンディング・フォーメーション崩しも起こりえます。

崩しに遭う場合は、一般的に、市場が全体的に、このフォーメーションを意識し、実際にそれに応じたポジションを持ってしまった時に起きますので、やはり、マーケットポジションがどのようになっているかを読むことが大切になるわけです。

ラウンディング・トップの場合であれば、下に放れようとしていても、下げきれない時は、既にマーケットは下に放れることを期待してショートになっていることを示します。

ラウンディング・ボトムの場合は、上に抜けようとしていても、上げきれない時は、既ににマーケットが上に放れることを期待してロングになっていることを示しています。

したがい、このフォーメーションに限らず、どんなチャートパターンにも言えることですが、常にその時点のマーケットのポジションを読むことが重要になるわけです。

2021/01/14

ドル買い進まず

ちょっと、ドルロングになっているように思われます。

ドル高

ドル買いが先行しています。

ドル安

EUR/USDやGBP/USDなどが買い気(ドル売り)です。

実需の売り

輸出の売りが、104.00まで下りてきている可能性があります。

重いEUR/USD

EUR/USDは、重い印象です。

ドル/円横ばい

ニューヨークダウは、14日のバイデン次期米大統領の経済対策発表やパウエル米FRB
議長の講演などを控えて、様子見気分強く、前日比8.22ドル安の31,060.47ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.045%下げて1.093%で引けました。

原油価格は、利益確定売りが優勢となり、前日比0.38ドル安の52.91ドルで引けました。

金価格は、発表された12月の米消費者物価指数が弱かったことから買われ、前日比10.7ドル高の1,854.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、103.75~99近辺での横這い推移でした。

EUR/USDは、上値が重く、一時1.2140近辺まで下げました。

EUR/JPYは、一時126.22近辺まで下げました。

意図的にチャートを作る動き

私は、通常1時間足のチャートを見ていますが、時間帯が変わる55分過ぎ頃から00分に掛けて、意図的にチャートを作ろうとする動きを良く目にします。

意図的にチャートを作るというのは、上げであれば、あるポイントよりその時間帯が上で終わるか、次の時間帯が上で寄り付くと、買いサインが出るという場面で、意図的に水準をチャートポイントより上に持っていこうとする動きが出ることです。

どの国の誰がそれをしているのかはわかりませんが、明らかに、チャートを作ろうとする意志を感じます。

もちろん、この上げようとする動きに反発する勢力もいて、時間帯の替わる頃は、上げたい向きと上げさせまいとする向きとの攻防戦が繰り広げられます。

実際にこの意図的な売り買いを直接見たのは、ニューヨークにいた頃で、金曜日のニューヨークローズを作ろうとするお客さんがいました。

金曜日のニューヨークローズは、1週間の大引けとなるため、世界中の多くのトレーダーが注目しています。

毎週金曜の現地時間午後4時30分過ぎに電話をしてきて、大口の玉を打ち込んできました。

もちろん、これにより、週末に大口のポジションを持つことで、大きな週末リスクがあることは、お客さんも承知の上です。

その玉を受けたトレーダーは、週末越えでポジションをキャリー(保持)したくはありません。

そのため、クローズ間際のマーケットでポジションカバーに走りますので、そのトレーダーにとっては、いい迷惑でしたが、そこはプロらしく、愚痴も言わずにカバーしていました。

そして、ニューヨーククローズとなりますが、お客さんが意図したとおりになったかと言えばそうばかりでもありませんでした。

と言うのも、私自身も経験しましたが、金曜のニューヨークは特に薄いとされていますが、売買してみると、買いが湧いてきたり、売りが出てきたりして、意外や意外、厚いのが実情だったからです。

2021/01/13

ドル高

ドルが、全般的に買われています。

慎重

ロンドンは、慎重に方向を探っています。

ロングか

ドル/円は、ほとんど戻りがありません。

ドル/円、反発の可能性は

どれぐらいの反発になるか注目です。

あっけない下げ

ドル/円は、知らぬ間にロングになっていたということのようです。

ドル反落

ニューヨークダウは、バイデン次期政権による経済対策への期待から買われ、前日比60.00ドル高の31,068.69ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、やや上昇し、暫定値ながら前日比0.004%上げて1.138%で引けました。

原油価格は、バイデン次期政権による経済対策への期待から買われ、前日比0.96ドル高の53.21ドルで引けました。

金価格は、米長期金利の上昇を受けて売られ、前日比6.6ドル安の1,844.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米国債利回りが序盤の上げを失い下げに転じたことから売られ、103.72近辺まで下げました。

EUR/USDは、1.2208近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、126.60~70中心に横ばいを続けました。

相場を生き抜くコツ

こんなに長い間、相場と付き合っていても、相場が見えなくなることがあります。

大抵の場合、自分が今までの相場のストーリーに固執していて、あえて新たな相場の可能性を考えていないことから起こるものです。

そういう思考の硬直に気づけば、あえて今までの思考への執着を振り切って、新しい相場の可能性を考えることにしています。

確かに、見方によっては、考えがコロコロ変わるというご指摘を受けるかもしれません。

しかし、もしさらに実際の相場が今までの見方とは異なった動きとなって、実際と見方のズレが大きくなったら、それはすなわち損失を膨らませることを意味しています。

また、見方の修正を怠ることで、収益の機会をも失いかねません。

以前から申し上げておりますが、相場を形成する要素がどんどん変わっていく中で、相場の見方を決め打ちしても仕方がありません。

柔軟に相場の見方を修正することが、相場を生き抜くコツだと思います。

有名ディーラーと呼ばれる人たちを、何人も知っています。

彼らのすごいところは、自分の言ったことにこだわらず、マーケットの流れに対して極めて素直だということです。

自分の見方と実際のマーケットとの間のズレも、最初はほんのわずかなズレに過ぎません。

それを、大きなズレにしてしまうか、わずかなズレで済ませて新しい流れに乗れるかは、それまでの自らの見方に固執するか、あるいは吹っ切って新しい見方を受け入れられるかという、自分自身の柔軟性次第であることを、十分心しておくことが大切です。

2021/01/12

静か

全体的に、動きが限定的です。

ポンド高

ポンドが全般的に上昇しています。

ドル高

ドル買い再開です。

EUR/USDまだ重そう

EUR/USDは、まだ下げ余地がありそうです。

買いの熱気冷めやらず

マーケットは、依然としてドル買いで試したがっています。

ドル/円上値トライ

ニューヨークダウは、連日で過去最高値を更新したことから、利益確定売りが優勢となり、前週末比89.28ドル安の31,008.69ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前週末比0.031%上げて1.138%で引けました。

原油価格は、売りが先行しましたが、主要産油国による減産維持が相場を下支えし、前週末比0.01ドル高の52.25ドルで引けました。

金価格は、リスク回避目的の買いが優勢となり、前週末比15.4ドル高の1,850.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、104.39近辺まで買い上がられた後、104.15近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、1.2132近辺まで売り込まれた後、1.2155近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、126.60~80近辺でのもみ合いでした。

ファッション

ファッションは、ファッションショーのあのファッションで、流行やはやりという意味ですが、相場では「今は、円売りがファッション」といった使い方をします。

ある意味、「マーケットのテーマ」という言葉に近いとも言えますが、テーマという言葉の場合、もっとファンダメンタルズに基づくような大局的なニュアンスがあります。

それに対して、ファッションは、円安の流れとか、今どの通貨ペアにマーケットが関心を示しているかといった実際にマーケットのムードを表現する時に使います。

今、なにがファッションかを把握することは、効率よくポジションメイク(ポジションを作る)したり、リスクを回避するためには非常に大切です。

相場のファッションも、はやりすたれがあり、時間の経過とともにオールドファッション(流行遅れ)になっていきますので、常にマーケットが何をファッションとしているかを知る必要があります。

ファッションは、なぜかという理由を追求することよりも、もっと何がはやっているかを直感的に見極めることが大切です。

今のファッションがなにかを掴んでから、逆に理由を後付けしてもなんら問題はありません。

要は、マーケットのムードをいち早く掴むために、直観力を働かせることが大切だと言えます。

2021/01/11

膠着

値動きは限られています。

上値も重い

ドル/円は、買ってはみたものの、上も重そうです。

東京休場が狙われる

投機筋のドル買いトライです。

ドル強め

全般にドルは買い気です。

やや軟化か

ドル/円は、103.85近辺と、先週のニューヨークローズ103.96より軟化しています。(6:31現在)

パッシング

ドイツの高速道路アウトバーンには、スピード制限は基本的にありません。

アウトバーンを初めて走った時、追い越し車線を180キロぐらいで走っていたところ、バックミラーに地平線近くで小さくパッシング(ヘッドライトの点滅)しているのに気づきました。

なんだろうと思ったのもつかの間、瞬く間に、300キロで走るポルシェがグワーと後ろに迫り、バークミラーは迫ってくるポルシェで一杯になり、焦りまくって走行車線にスペースを見つけ退避したことがありました。

まさに、冷や汗ものでした。

リスクというもの、それに似ています。

小さなパッシングのような、これから何かが起こるそれなりのサインを事前に送ってくることが多いと言えます。

それを気のせいで済ませるか、あるいは気にとめてなんだろうと疑問を持つかによって、リスクに真正面から遭遇してしまうか、うまく回避できるかが決まってきます。

問題の発端に、それなりのサインが出ることが多く、それを気のせいにせず、何かがあると疑問を持つことが大事です。

何か変だと疑問を持つことで、リスクを回避し、さらに収益機会に変えるチャンスにすらなりますので、バックミラーのパッシングに「うん?来るな」と思うように、マーケットでのサインにも、気をとめるように心掛けることが大切だと思います。

余談ですが、アウトバーンで同じようなパッシングを何度か経験し、どうもそれがドイツのドライバーのマナーだと知りました。

2021/01/10

Weekly Report(2021/01/10)

今週の注目点

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、目先は買いが先行か
2.EUR/USD の上げも一服か
3.GBP/USD,一時的に調整も
4.クロス円、上を試すか

【1.ドル/円、目先は買いが先行か】から一部

・米国債利回り上昇で日米金利差拡大がテーマ
・ただ、あくまでも投機
・買い過ぎれば落ちる

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逸る気持 

ここで勝負に出なくては、もう儲けるチャンスはないと、どうにもこうにも逸る気持ちが抑えきれず、マーケットに飛び込んでしまったことはありませんか。

私は、それを、「儲け損なう恐怖」と呼んでいます。

「損する恐怖」よりも、この「儲け損なう恐怖」のほうが、実はタチが悪く損をするきっかけとなることが多いと言えます。

これは、決して、ごく一部の人だけの感情ではなく、マーケットの多くの参加者が同じように抱いている感情です。

たとえば、何かをきっかけとして、皆がこれは買うしかないと買おうとすれば、確かに皆が買っていますので多少は上がりますが、マーケットは、極めて短期間にロング(買い持ち)に偏り、そのため、逆方向に行きやすくなってしまうのは極あたり前のことです。

そして、いったん持ってしまったポジションを、「可愛いポジション」と思うがあまりに、簡単に損切れず、どうにもこうにもならないところまで追い込まれて投げて、大きな損失となってしまうこともあります。

確かに、何かをきっかけとして急騰することももちろんありますが、しかしその急騰のエネルギーは、ショート(売り持ち)の損切りです。

つまり、損切りは、すさまじいパワーを持っているということです。

「儲け損なう恐怖」を抱くよりも、マーケット全体のポジションの偏りを読むことと、マーケットがどうなることを望み、どうなることを望んでいないかというマーケットの心理を読むことが、マーケットにエントリーする上で大切なことだと思います。

2021/01/09

強いドル買い意欲

ニューヨークダウは、利益確定売りで上値は重く、前日比56.84ドル高の31,097.97ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、上昇を続け、暫定値ながら前日比0.041%上げて1.112%で引けました。

原油価格は、主要産油国の減産維持が好感されて買いが続き、前日比1.41ドル高の52.24ドルで引けました。

金価格は、米長期金利の上昇が続いているため売られ、前日比78.2ドル安の1,835.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米雇用統計発表後、一時103.60近辺まで下がる場面もありましたが、その後、上値トライの意欲は強く、1004.06近辺まで、何度か買い上げられたものの上値も重く、103.95近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、1.2285近辺から1.2193近辺まで売られ、1.2225近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて、126.82近辺まで下落後、127.08近辺まで反発しました。

我が痛恨の時

たとえば急落した後、元の水準まで反発するといった「往って来い」相場を見るにつけても、私が昔4円幅ぐらいのレンジ相場で物も言えないほど大損した時のことを思い出さずにはいられません。

それまでの半年間は、ぐんぐん上がるトレンド相場で、バイ・アンド・ホールド(買って持ち続ける)してさえいれば儲かるイージーな相場で、実際大儲けしましたが、その相場に馴れていくにつれ、この相場まだまだ続くという確信めいた期待が膨らんでしまったことが、失敗の始まりでした。

そして、半年後、相場は荒っぽい上下動を経た後に、いつのまにかレンジ相場に移っていました。

しかし、自分の頭の中では、依然として上げのトレンド相場が続いていると考えていますから、上がれば買い、思った以上に下がると投げるということを1ヶ月の間に3回繰り返しただけで、ポジションが大きかったこともあって、とんでもない損失になってしまい、完全にギブアップとなりました。

その後、2ヶ月間大人しくしていた後、次の3ヶ月間の上昇トレンドで波に乗れ、損失は取り戻しましたが、本当にレンジ相場の怖さを思い知らされた出来事でした。

私は、これまでも何度も、トレンド相場とレンジ相場、そしてその変わり目といった相場つきについて取り上げてきましたが、それは、私自身が今申し上げたような忘れることの出来ない苦い経験をしたためで、決して皆様が同じ轍を踏まないようにと思うからです。

レンジ相場は、はっきり言って、各トレーダーそれぞれが生き延びようと相手を潰すという殺し合いの相場です。

決して、油断せず、細心の注意を払い、丁寧なトレードをする必要があります。

2021/01/08

[1/8]FX経済研究所出演

1/8(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「120カ月移動平均線で見るドル円YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

上値トライ

ドル/円が、買い気です。

円安

通貨全般に円売りです。

ドル/円実需の売り?

104.00には、実需の売りも結構あるものと思われます。

EUR/JPY買い気

長い横ばいレンジを上抜けてきています。

底堅いEUR/USD

EUR/USDが下げ渋っているのが印象的です。

ドル高

ニューヨークダウは、民主党が大統領と上下両院の過半数を握る「ブルーウエーブ」が実現し、大型の追加経済対策が実施されると期待した買いが強まり、前日比211.73ドル高の31,041.13ドルと最高値を更新して取引を終えました。

米国債10年物利回りは、民主党の積極財政見通しから上昇し、暫定値ながら前日比0.031%上げて1.073%で引けました。

原油価格は、需給懸念の後退から買われ、前日比0.20ドル高の50.83ドルで引けました。

金価格は、値ごろ感からの買いが出て、前日比5.0ドル高の1,913.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米長期金利の上昇や米株高を受けて買われ、一時103.95近辺をつけました。

EUR/USDは、1.2245近辺まで下落後は安値圏で横ばいとなりました。

EUR/JPYは上昇し、一時127.49近辺をつけました。

マーケットセンチメントを読む

その時点のマーケットのセンチメント(市場心理)が相場の上げを期待しているのか、あるいは下げを期待しているのかによって、同じ材料でも、反応は全く異なります。

言い換えれば、マーケットは相場がどうなることを望んでいて、どうなることを望んでいないかというその時点でのマーケットセンチメントによって、相場の展開は変わってきます。

まずは、マーケットがその時なにに最も関心を寄せているかを知ることが肝心です。

これは、ある程度、相場の概況を伝える日々のネットなどのマーケットレポートを継続して読んでいると、わかることです。

というのは、いろいろな材料の中でもその時点の相場展開の理由として一番頻度が高く記事に掲載される材料がやはりマーケットの一番の関心事であるからです。

日頃からのトレーニングとしては、相場概況を継続的に読むことに加え、さらに踏み込んで、一番頻度の高い記事からマーケットの大勢が今どう相場を考えているのかを推理するクセをつけることだと思います。

また、注意しなければならないことは、ひとつの材料をテーマにしてある程度の期間相場が進行すると、そのテーマにマーケットは飽きてしまうところがあります。

これを相場的に言えば、最初こそ、そのテーマに対する相場のリアクションが大きかったのが、段々とリアクションが限られてくる、つまりは、その方向へのポジションが積み上がってしまうことを示しています。

そうすると、「その件は織り込み済み」などとして反応が鈍くなり、変わって目新しい違う材料に飛びつき、まだ今までの材料に固執している出遅れ組のロスカットも巻き込んで、相場は反転することになります。

このように、マーケットが飛びつく出物を物色し、早く相場に入り、旬が過ぎたと思えば、早く今までの材料に沿って持っていたポジションを閉じ、できれば次の出物に乗り換えるということが必要になります。

そのためには、マーケットとっての一番の関心事とそれがまだ新鮮かどうかの鮮度を見極めることが、マーケットセンチメントを読む上で大事になります。

まだ、材料が新鮮なうちは、相場はマーケットがどうなることを望んでいるかという前向きな方向に反応しやすく、一方材料が旬を過ぎて鮮度が落ちると、相場はマーケットがどうなってもらうのは困るという方向に動きやすくなります。

世界中の市場参加者の心理によって構成されるマーケットセンチメントによって相場は動いているところは大きく、それを読むことは相場の今後の行方を占う上で、大変重要だと思われます。

2021/01/07

EUR/USD下落

EUR/USDが、反落しています。

ユーロ買い気

ユーロは、全般に買いが強めです。

ドル強め

全般にドルは堅調です。

買いが先行しているが

ドル/円は、ここから買うとロングになるのではないかと見ています。

買い場探し

EUR/USDは、押し目買いに徹するべきかと見ています。

乱高下

ニューヨークダウは、ジョージア州の米上院決選投票で民主党候補が2議席ともに獲得し、同党が上下両院で過半数を制するとの見方が強まったことが好感されて買われ、前日比437.80ドル高の30,829.40ドルの過去最高値で取引を終えました。

米国債10年物利回りは、民主党政権での国債増発観測から上昇し、暫定値ながら前日比0.096%上げて1.051%で引けました。

原油価格は、米国在庫減やサウジアラビア減産で買われ、前日比0.70ドル高の50.63ドルで引けました。

金価格は、米長期金利が1%台に上昇したことを受けて売られ、前日比45.8ドル安の1,908.6で取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米長期金利が1%台に上昇したことを受けて買われ、一時103.44近辺をつけ、その後102.94近辺まで反落しました。

EUR/USDは、一時1.2265近辺まで下落後、一時1.2340近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、一時127.24近辺まで上昇しましたが、126.95近辺に落ち着きました。

高所恐怖症

こういう相場局面では買いたくない売りたくないという気持ちが働く場面は、結構あるものです。

具体的に申し上げますと、相場が上げてしまい、高すぎてこんなところでは買えないとか、相場が下げ過ぎていて、こんなところで売りたくないという気持ちが働く時です。

上げ相場を例にして、お話したいと思います。

相場が上げてしまって、こんなところ買えないという感情が働くことを高所恐怖症と、個人的には呼んでいます。

こうした場面では、逆張りで売って良い時なのか、あえて高いところを買っていくのが良い時なのかは、あくまでも相場の地合いによります。

つまり、レンジ相場であれば、逆張りでも良いと思いますが、トレンド相場であれば、高値をあえて買っていかなければなりません。

したがって、今の相場局面がレンジ相場かトレンド相場かを見極められないと、高値を買ったら反落したり、逆張りしたら突き抜けて上げてしまったりというチグハグなことが起きてしまいます。

また、レンジ相場であったとしても、レンジの幅が広ければ、その中でトレンド性のある局面もありますので、その地合いでは、トレンド相場的に高いところを買っていく必要があります。

しかし、この場合は所詮レンジ相場ですので、どこかで折り返して下げてきますので、着実に利食うことが必要になります。

また、レンジ相場での逆張りですが、レンジ相場とはいえオーバーシュート(行き過ぎ)をする場面もありますので、個人的には、上げきって下げ始めたら追撃的に売るか、あえて逆張りの指値をするにしても、想定される高値圏のギリギリ高い水準まで引きつけて売るようにオーダーするのが、堅いと思っています。

尚、下げ相場は、今回お話した上げ相場の裏返しですので、上げ相場と方向は違っても同様の注意が必要になるわけです。

2021/01/06

高止まりか

EUR/USDは、一気に上げた分、しばらく高値圏を維持する可能性があります。

一服か

ドル/円は、目先揉み合いの可能性があります。

売ってくるか?

東京オープン後、ドル/円を一斉に売る可能性があります。

ロングか?

ドル/円は、戻りが限られています。

ドル/円に変化?

ドル/円は、今までよりも下げやすくなった印象です。

ドル/円下落

ニューヨークダウは、12月のISM製造業景気感指数が60.7と前月の57.5から改善し、予想も上回ったことから買われ、前日比167.71ドル高の30,391.60ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、米株高を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.043%上げて0.960%で引けました。

原油価格は、新型コロナウイルスのワクチン普及が経済活動の正常化を促すとして買われ、前日比2.31ドル高の49.93ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇に連れて買われ、前日比7.8ドル高の1,954.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、予想より良かったISM製造業景気指数を受けて、一時102.95近辺まで上昇したものの上げは長続きせず、反落となり、一時102.61近辺をつけました。

EUR/USDは、ISM製造業景気指数発表後、一時1.2254近辺まで下げたものの、その後反発となり、一時1.2306近辺まで上昇しました。

EUR/JPYは、126.20~30近辺で横ばいを続けましたが、一時126.05近辺の安値をつけました。

メリハリをつける

レンジ相場でよくあることですが、相場がレンジに嵌まっていることに気づかず、上げだ下げだと、いろいろ思案しているうちに、頭が煮詰まってしまうことがあります。

思案しているうちならまだしも、実際に売り買いしてしまったとしたら、余程気をつけて丁寧にトレードしなければ、レンジ相場では、簡単に損失につながってしまいます。

したがって、こういう時は、「休むも相場」と決め込んで、あえてトレードせずに、気分転換を図ることも大事だと思います。

相場を休むとなれば、これも徹底的に休まないといけません。

頭の中をカラッポにすることで煮詰まった頭をほぐすのですから、中途半端に、チラチラとレートの動きを追うことはやめ、すっぱり相場のことは忘れてしまうぐらいで丁度良いと思います。

そのためには、スポーツで汗を流すもよし、音楽を聴くもよし、風呂につかるもよし、要は一点に集中させていた神経をほぐすようなことをすることだと思います。

そして、気力が戻ってくれば、自然とポジションを持とうという気持ちが湧いてきます。

こうしたメリハリをつけることも、相場と付き合っていくためには、大変大事なことです。

トレーディング中でも、それは言えることで、特にニューヨークマーケットを追っていると、いつの間にか寝るのも忘れて相場にのめり込んでしまいがちです。

しかし、そこをスパッと割り切って、ポジションを閉じて寝てしまうことが、実は、良い結果を生むことが多いと、個人的な経験からは言えます。

2021/01/05

重いドル/円

ドル/円は、買い上げようとしても下げてきます。

ややドル高

ロンドンは、ドル買いからです。

5・10日の買い目立たず

今日は5日で5・10日(ゴトウビ)でしたが、仲値にかけてのドル買いは、さほど目立ちませんでした。

慎重なマーケット

昨日、往って来い相場を経験してるだけに、マーケットは慎重になっているように思われます。

往って来い

全般に年初の投機相場であったことがわかります。

ドル/円反発

ニューヨークダウは、5日のジョージア州の上院決選投票を前に、持ち高調整の売りが優勢になり、前営業日比382.59ドル安の30,223.89ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ほぼ横ばいで、暫定値ながら前営業日比0.001%上げて0.913%で引けました。

原油価格は、新型コロナウイルスの感染拡大で需要懸念が強まり、前営業日比0.90ドル安の47.62ドルで引けました。

金価格は、米株安を受けリスク回避から買われ、前営業日比51.5ドル高の1,946.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、102.71近辺の安値から買い上げられ、一時103.25近辺まで上昇し、103.15近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、1.2309近辺の高値から反落し、一時1.2242近辺をつけました。

EUR/JPYは、126.79近辺の高値から反落し、一時126.28近辺をつけました。

レジスタンスとサポートの見極め方

ご存知のように、レジスタンスとは上値抵抗線、サポートとは下値抵抗線です。

レジスタンスとサポートの水準の私なりの決め方についてお話ししたいと思いますので、ご参考にしてみてください。

私の場合、ロウソク足と移動平均線によって、レジスタンスとサポートを決めています。

まず、ロウソク足ですが、トレンドラインはあまり使わず、基本的には1時間足で見て、過去に揉み合った水準や、高値安値からの水平に横に引いたラインをレジスタンス、サポートにしています。

高値安値につきましては、実体(ロウソク足の寄り付きと引けの間の太い部分)の高値安値と、ヒゲの部分の高値安値(ロウソク足の一番高い部分と低い部分)の両方を使っています。

尚、相場の動きが大きくなると、1時間足では見切れなくなりますので、4時間足、8時間足、日足など、相場のスケールに応じて見るロウソク足を変えています。

また、日足、週足、月足など長いものを見てみると、ロングスパンでのレジスタンス、サポートがわかります。

そして、ロウソク足と併用して、移動平均線も重視しています。

移動平均線は、5、10、25、90、120、200を見ていますが、これはお好み次第です。

ただし、継続して同じものを見ることが大事だと思います。

基本的には、1時間足で見ていますが、これもまた相場のスケールが大きくなれば、それに応じて4時間足、8時間足、日足といった具合に、より期間の長いロウソク足で見るようにしています。

ロウソク足と移動平均線は、今解説しましたように実に単純ですが、しかしものの見事にレジスタンスなりサポートになることが多く、我ながら感心してしまうことがあるほどですので、きっとお役に立つと思います。

尚、ドル/円の場合、輸出企業が好んで売りオーダーを入れる00、20、40、50、60、80がレジスタンスになることが、どの大台でも多いと言えます。

2021/01/04

【1/16】資産運用EXPOセミナー登壇

日本最大級の投資の展示会「資産運用EXPO」のセミナーに、水上 紀行が登壇します。

【A-S17】
『Time is money.~トレーディング成績を分ける 時と相場~』
日時:2021年1月16日(土)14:00~14:50
会場:東京ビッグサイト 南展示棟

★詳細・お申込は下記公式サイトで承っております。
>> https://www.am-expo.jp/seminar/

※セミナーは、事前申込制となっており、満席になり次第締切となります。
 上記よりお早めにお申込みください。

皆様のご来場を心より、お待ち申し上げます。

------------セミナー会場におけるコロナ対策について------------

事務局では、政府・自治体および展示会業界のガイドラインを基に、
セミナー会場でも徹底したコロナ安全対策を実施します。

具体的な対策はこちらをご覧ください>> https://www.am-expo.jp/measures/

01162

ユーロ高

EUR/USDの買いが先行しています。

ドル軟調

通貨全般にドル売り傾向です。

結局、下を攻めたが

103.00は、今のところ堅いです。

静か

攻めてこない、年初らしくない相場です。

重いドル/円

ドル/円は、再び、103.00を睨んでいる。(現在103.16-19)

相性の良い通貨ペアを持つ

通貨ペアによって、動きのリズムも様々で、個々人によって相性は違います。

自分自身にとって相性の良い通貨ペアを持つことは大変大事なことで、トレーディングの中心はその相性の良い通貨ペアで行うことが良いと思います。

しかし、だからと言って、他の通貨ペアは見なくて良いかと言えば、やはりそうではなく、他の通貨ペアもよく見ておく必要があります。

なぜなら、相性の良い通貨ペアは、それだけで独立してマーケットに存在しているわけではなく、他の通貨ペアと影響しあって動いているからです。

たとえば、GBP/JPYが相性の良い通貨ペアだとしたら、少なくとも、ドル/円、GBP/USD、EUR/USD、EUR/GBPなどを見ておかなければなりません。

これら連関している他の通貨ペアが動いたことによって、GBP/JPYに動きが出ていることに気づかず、相場のエントリーに出遅れたり、悪くすると、連関する他の通貨ペアに動きが出たことによって、GBP/JPYのポジションがアゲンスト(不利)になる、つまりは逃げ遅れることにもなりかねません。

したがい、相性の良い通貨ペアを持つということは、さらに言えば、いろいろな通貨ペアの動きも興味を持って見ておく必要があるということです。

そうした中から、また相性の良い、言い換えれば、得意とする通貨ペアが増えていくものと思われます。

ただし、得意通貨ペアをあまり増やすことは、すべてを見きれなくなりますので、2~3の通貨ペアぐらいに絞ることが適当ではないかと思います。

2021/01/03

Weekly Report(2021/01/03)

今週の注目点

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、着実に下落の道か
2.EUR/USD、目先横ばいか
3.GBP/USD、続伸か
4.クロス円、まちまち

【1.ドル/円、着実に下落の道か】から一部

・月足ベースでは、着実な下落
・ドル・インデックスの月足も下げており、ドルは全体的にも下落トレンド
・大幅下落の前段階か

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リーディング・カレンシーの見極め方

相場の局面局面で、リーディング・カレンシー(相場をリードする通貨)が存在します。

今どの通貨、あるいは通貨ペアがリーディング・カレンシーなのかをできるだけ早く察知することで、一方向に一番大きく動く通貨ペアでの効率的なポジションメイク(ポジションを作る)や、迅速なリスク回避が可能になります。

リーディング・カレンシーを見極めるためには、現在の相場のテーマに関連する通貨を探すというファンダメンタルズ的な手法もありますが、より実戦的には、いろいろな通貨ペアの動きを同時に見比べてるというクセをつけることが大事だと個人的には思っています。

それぞれの通貨ペアの動きを比較して見ることで、他の通貨ペアに先んじて動いている通貨ペアを見つけます。

いろいろな通貨ペアの動きを比較した結果、リーディング・カレンシーが円絡みであった場合、ドル/円が中心か、クロス円が中心かを、見極める必要があります。

クロス円と同じ方向にドル/円が動いていれば、その場合はクロス円がリーディング・カレンシーの場合が多く、逆に、たとえばドル/円が下げていてクロス円が上げているなど、それぞれが逆行する動きをする時は、ドル主導の相場展開であることが一般的です。

クロス円主導の場合は、いろいろなクロス円の動きを比較すると、リーディング・カレンシーとなっているクロス円がはっきりします。

また、ドル主導の場合は、ドル絡みの通貨ペアの動きを見比べれば、どの通貨ペアがリーディング・カレンシーかがはっきりします。

さらに、いろいろな通貨ペアの動きを比較した結果、たとえば、リーディング・カレンシーがポンドであった場合、次にポンドのいろいろな通貨ペア、つまり、GBP/USD、GBP/JPY、EUR/GBP、GPB/CHF(ポンド/スイスフラン)などの動きを比較してみます。

一番動いていそうなのが、たとえば、GBP/USDかEUR/GBPかはっきりしない場合もあります。

その場合は、1時間足で、GBP/USDとEUR/USDの動きを比較して見るとはっきりします。

もし、GBP/USDが下落していて、同時にEUR/USDが上昇しているような、いわゆる股裂き状態であれば、それはEUR/GBPで大きな動きが出ていることがわかり、その時点のリーディング・カレンシーがEUR/GBPであることがわかるわけです。

逆に、GBP/USDもEUR/USDも同じ方向に動いていて、GBP/USDの方がEUR/USDよりも先んじて動いているようであれば、GBP/USDがリーディング・カレンシーである場合が多いと言えます。

尚、リーディング・カレンシーになりえる通貨は、一般的には、メジャー通貨(主要通貨)であり、動きが速いと言ってもマイナー通貨の場合はリーディング・カレンシーになることは余程のことがない限りありません。

2021/01/02

いいレート、嫌な感じ

トレーディングスクリーンを見て、「ああ、いいレート」だと思いながらも、素直に利食わず、やり過ごしてしまうことはありませんか。

やり過ごして見て、「やっぱりいいレートだった。今度そのレベルが来たら、利食おう」と考えていると、相場は、こちらがそう思っていることを見透かしたかのように、「いいレート」だと思ったレベルには行かなくなり、逆に動いてしまうことが結構あります。

また時には、もう一度思ったレベルまで行っても、欲が出てしまい、今度こそもっと行くだろうとまたやり過ごしてしまって、結局は逆に動いてしまうこともあります。

そうすると、損したような気持ちが強くなって、自分のポジションに執着してしまい、思わぬ深みに嵌まってしまうことがあります。

最初に見た時点で感じた「ああ、いいレートだ」と思う自分自身の五感を、もっと信じることが大事です。

また、相場の雰囲気から、自分にとって嫌な感じがする時も、それを信じることが大切です。

「いいレート」をやり過ごすのも、「嫌な感じ」を無視することも、そんなの合理的ではないと思えばそのとおりなのですが、結構、自分の五感が教えてくれることは多く、私自身も過去に何度もそうしたことを経験し、難を逃れたことがありました。

経験度が長ければ、リスクに対する感覚が研ぎ澄まされてくることは確かです。

しかし、経験度が浅くても、持って生まれた五感が、リスクを教えてくれると、個人的には考えています。

大事なことは、そうした五感のサインを、無視したり、あえて否定しないことだと思います。

2021/01/01

謹賀新年

旧年中はお世話になりました。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

ドル/円反発

ニューヨークダウは、売りが先行先行しましたが、来年の景気回復期待から買い直され、前日比196.92ドル高の30,606.48ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、やや低下し、暫定値ながら前日比0.010%下げて0.916%で引けました。

原油価格は、持ち高調整の買いがやや優勢で、前日比0.12ドル高の48.52ドルで引けました。

金価格は、動意乏しい中、前日比1.7ドル高の1,895.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時103.00近辺まで売られましたが、米新規失業保険申請件数が予想よりも堅調な内容となったことから、103.31近辺まで買い戻されました。

EUR/USDは、EUR/GBPの売りに押され、1.2210近辺まで売られました。

EUR/JPYは、EUR/USDの売りに連れて、126.08近辺まで売られました。

精神論では、相場は長続きしない

ここでいう精神論の相場とは、たとえば、発表された経済指標が悪かったり、要人発言から、これは売るしかないとか、これは買うしかないといった思い込み先行の相場のことです。

もちろん、最初は、投機筋の売りや買いが殺到するため、相場はそれなりには一方向には動きます。

しかし、投機だけでは、単にポジションがロングかショートに偏るだけのことですから、時間が経過すれば、結局は手仕舞いの動きとなり、相場は反転してしまいます。

相場の流れが一方向のトレンドとなるには、一方向の資金の流れが伴わなければなりません。

これは、実際の資金移動が伴った相場であり、トレンド相場が出来る原因です。

つまり、投資家がA国よりB国で資金を運用した方がより多くの運用益が上げられるとか、C国に資金をおいておくよりもD国に資金をおいていた方が安全だといった判断により、A国からB国へ、あるいはC国からD国へ、投資家が資金を一方向に長い期間をかけて移動させることによっておきます。

もちろん、大きく一方向に資金移動を始めるにあたっても、その決断がなされるには、それはもちろん理由がありますが、精神論の相場との決定的な違いは、精神論の相場では、一方向に資金を動かす投資家が不在であるのに対して、一方向の資金の移動が起きる相場では、実際に資金を移動させる投資家が存在していることです。

したがって、相場を見ていく上では、この投資家が資金を他に移そうとする投資行動を決定づけるような原因となる材料や、実際の投資家の投資行動自体を探ることが、大変重要になるわけです。

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