レジスタンスとサポートの見極め方
ご存知のように、レジスタンスとは上値抵抗線、サポートとは下値抵抗線です。
レジスタンスとサポートの水準の私なりの決め方についてお話ししたいと思いますので、ご参考にしてみてください。
私の場合、ロウソク足と移動平均線によって、レジスタンスとサポートを決めています。
まず、ロウソク足ですが、トレンドラインはあまり使わず、基本的には1時間足で見て、過去に揉み合った水準や、高値安値からの水平に横に引いたラインをレジスタンス、サポートにしています。
高値安値につきましては、実体(ロウソク足の寄り付きと引けの間の太い部分)の高値安値と、ヒゲの部分の高値安値(ロウソク足の一番高い部分と低い部分)の両方を使っています。
尚、相場の動きが大きくなると、1時間足では見切れなくなりますので、4時間足、8時間足、日足など、相場のスケールに応じて見るロウソク足を変えています。
また、日足、週足、月足など長いものを見てみると、ロングスパンでのレジスタンス、サポートがわかります。
そして、ロウソク足と併用して、移動平均線も重視しています。
移動平均線は、5、10、25、90、120、200を見ていますが、これはお好み次第です。
ただし、継続して同じものを見ることが大事だと思います。
基本的には、1時間足で見ていますが、これもまた相場のスケールが大きくなれば、それに応じて4時間足、8時間足、日足といった具合に、より期間の長いロウソク足で見るようにしています。
ロウソク足と移動平均線は、今解説しましたように実に単純ですが、しかしものの見事にレジスタンスなりサポートになることが多く、我ながら感心してしまうことがあるほどですので、きっとお役に立つと思います。
尚、ドル/円の場合、輸出企業が好んで売りオーダーを入れる00、20、40、50、60、80がレジスタンスになることが、どの大台でも多いと言えます。