EUR/USD、GBP/USD
EUR/USD、GBP/USDの買いが強くなっています。
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EUR/USD、GBP/USDの買いが強くなっています。
ユーロは、対円対ポンドで買われています。
決算期末の仲値で、大量のドル/円の買いが出たもようです。
ドル/円は、昨日大きく上げているため、ある程度の調整はあると見ています。
ニューヨークダウは、前日まで連日で最高値を更新したため、高値警戒感から利益確定売りが優勢となり、前日比104.41ドル安の33,066.96ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、やや低下し、暫定値ながら前日比0.004%下げて1.714%で引けました。
原油価格は、スエズ運河の通航再開で売り優勢となり、前日比1.01ドル安の60.55ドルで引けました。
金価格は、米長期金利が一時1.77%と昨年1月以来の高水準を付けたことから売られ、前日比28.6ドル安の1,686.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、110.42近辺を高値をつけた後、いったん110.19近辺まで緩むも、その後110.36近辺に反発しました。
EUR/USDは、一時1.1712近辺まで下落しました。
EUR/JPYは、一時129.18近辺まで下落後、129.35近辺に反発しました。
よく値頃感(ねごろかん)からの買いとか、値頃感からの売りという言葉が、相場解説などを読むと目にされると思います。
値頃感とは、主観的なものであって、絶対的なものではなく、相場解説の上では、常套句として使われているのに過ぎないことが多いと、個人的には思っています。
しかし、トレーディングの中でも、実際に値頃感からの取引はあります。
それは、押し目買いであり、戻り売りです。
いいところまで下げたなと思って買ったり、いいところまで上げたなと思って売ったりをすることが、実際にもあると思います。
確かに、押し目買い、戻り売りは、レンジ相場で有効な時もありますし、トレンド相場においても一時的なアヤ戻しの地合いで押し目買いをしたり、戻り売りをするのも有効ではあります。
ただし、気をつけなければならないことは、押し目買いにしても戻り売りにしても、いいとこまで来たというのは、あくまでも自分自身の主観によって思っているだけのことが多いということです。
いいところまで来たということを、より客観的に判断するには、少なくとも移動平均線やロウソク足などをチャートで見て、レジスタンス・サポートを確認した上で、ご自分の判断に合理性があると思われた時に限り、実行されることが賢明だと思います。
それを怠ると、押し目買いのレベルよりさらに大きく下げてしまったり、戻り売りのレベルよりさらに大きく上げてしまったりという、ディーラーの間でよく語られる「串刺しの刑」に処せられることになります。
ドル/円は、買戻しが一巡したもようです。
クロス円が、売られ気味です。
ドル/円は、ゆっくりと上げています。
ドル/円は、ジリ高再開です。
総じて、ドル高傾向です。
ニューヨークダウは、新型コロナウイルスのワクチン普及に伴う経済活動の正常化期待から買われ、前週末比98.49ドル高の33,171.37ドルと連日で最高値を更新して取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前週末比0.055%上げて1.715%で引けました。
原油価格は、OPECが今週開く会合で減産規模の現状維持を決めるとの見方から買われ、前週末比0.59ドル高の61.56ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前週末比20.1ドル安の1,714.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、109.57近辺から109.84近辺までジリ高でした。
EUR/USDは、1.1792近辺から1.1761近辺に軟化しました。
EUR/JPYは、1.3846近辺から1.3756近辺まで下落しました。
殉教者(じゅんきょうしゃ)とは、自らの信仰のために命を失ったとみなされる人のことを言います。
相場の世界で、自らの相場観という志を持ちながら、道半ばにしてロスカットの憂き目に遭うマーケット参加者は、ある意味殉教者です。
身近によくあるケースは、たとえば、相場は上がると強いフィーリングが湧いて買ったはいいものの、相場のアヤに振り落とされ、泣く泣くロスカットしたところ、相場は当初思っていた通り上げ始めるということは、決して珍しいことではありません。
その原因は、本当に相場が動くタイミングが来ていないのに、同じような強いフィーリングを相場に抱くマーケット参加者は少なくないため、短期間に集中的にポジションが一方向に偏った結果、自律的にポジションの偏りの逆方向に相場が動きだしロスカットを連発し、殉教者を生むことになるのだと見ています。
認識しておくべきことは、強いフィーリングが湧くのは、その相場が現実のものになるよりも、かなり前だということです。
したがい、相場が本当に動くタイミングがくるのは思った以上に後ですから、たとえ強いフィーリングが湧いたからと言って、焦って相場に飛び込む必要はないということです。
ここで、一番厄介な問題は、自分自身の心の中に生まれる「儲け損なう恐怖」です。
この恐怖が、自らをまだ動くタイミングに来ていない相場に飛び込ませてしまうことが、往々にしてありますから、自らを御せるようになることが、大きな課題になると思います。
「儲け損なう恐怖」を感じた時は、「相場はこれ一回限りではない」と念仏を唱えることです。
EUR/USDは、反発しています。
EUR/USDが、下げています。
ドル/円、クロス円は、一転重くなりましたが、下は下で堅いです。
ドル/円、クロス円は、強含みです。
ドル/円の110.00突破を、多くのマーケット参加者が予想しています。
相場の展開を見ていると、自分のポジションをマーケットに見られているようだと感じる時があります。
たとえば、買い気が強くて、これは買いだと決めて、ポジションを持った途端に、売りが強まったりすることはよくあります。
これは、たぶん気のせいではないと思っています。
マーケットには、相手がいやだと思うことをすることで、収益チャンスを狙っているマーケット参加者がたくさんいます。
彼らは、マーケットのポジション状況を読んで、買いが引かないような場面でも、買いで参入する参加者が増え、ロングになってきているかどうかを読み、ロングが増えていると見れば、そこを売り込んでロングを投げさせて利食うといったことは、平気でやると考えておいて良いと思います。
また、よく東京勢が犠牲になる、ロンドン勢のショートスクイズ(ショートポジションの崩し)も同様です。
元プロテニスプレーヤーの松岡修造氏が、あるTV番組で、プロテニスプレーヤーを目指す小学生達に、世界を相手に勝負するためには、「ずるく、かしこく、だます」ことができなければ勝てないということを説いていました。
そして、先に上げた「相手がいやだと思うことをする」という言葉は、実はイチロー選手の言葉です。
つまり、世界で生き残るには、きれい事だけでは済まないということです。
個人投資家としてネットで為替取引をすることは、それは決して大袈裟ではなく、世界を相手にして取引をしているということを忘れてはならないと思います。
米系ファンドも、輸出企業も、中東、ロシア、中国などの政府系とも、同じ相場という土俵で戦っているのです。
相場に勝つには、今マーケットの大勢が何を考えているかを読み、彼らの動きを先取りしていく必要があります。
特に、今「相手がいやだと思うこと」は何かという視点から、相場を見ることは大切です。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、上昇継続か
2.EUR/USD、目先売りには慎重
3.GBP/USD、様子見か
4.クロス円、上昇トレンド健在か
【1.ドル/円、上昇継続か】から一部
・ 戻り売りが先行する限り上げは続く?
・本邦個人投資家の存在が大きい
・シカゴIMMポジションの円ショートは忘れずに
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各種手法の解説やセミナーを、任意にご覧頂けます。
•質問回答
自分で言うのもなんですが、結構、ハードスケジュールで、FXのコメントやコラムを書いています。
確かに疲れる時もありますが、あまり苦になりません。
それは、やはりFXが好きだからだと思っています。
また、好きでなければ、37年もFXに携わることはなかったとも思っています。
FXに限らず、何事も、自分が打ち込もうとするものを好きになることが、上達の早道だと思います。
好きになることで、大変だと思うことも、あまり大変とは感じなくなるものです。
少し前になりますが、なぜ9年連続200本安打を達成できたのかというインタビューに、イチロー選手はこう応えていました。
「結局、自分は野球が好きだから」
好きであればこそ、長続きもし、さらに知りたい学びたいという探究心も起こり、そして自分を鍛えたいという気持ちも、自然と湧くのではないかと思います。
そうした気持ちがあればこそ、無理なく自分自身を高めていくことができるのではないかと考えます。
好きなものに巡り合えることは、しあわせなことです。
ニューヨークダウは、米国で新型コロナウイルスのワクチン普及から買われ、前日比452.67ドル高の33,072.15ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.058%上げて1.672%で引けました。
原油価格は、スエズ運河遮断による供給懸念から買われ、前日比2.41ドル高の60.97ドルで引けました。
金価格は、週末を前に持ち高調整の買いが優勢となり、前日比7.2ドル高の1,732.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、109.84近辺まで上昇後109.53近辺まで反落し、109.65近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、1.1772近辺から1.1805近辺まで上昇し、1.1800近辺で落ち着きました。
EUR/JPYは、129.45近辺まで上昇後、129.35近辺に落ち着きました。
サイコロジカル・バリアとは、心理的な抵抗線のことです。
一般的に、レートの下二桁が00と50という切りの良い数字になるところが心理的なレジスタンスなりサポートになります。
特に、ドル/円では、実際に上では輸出企業が、下では輸入企業がこの心理的な水準にオーダーを入れる傾向があるため、実質的にも強いレジスタンスなりサポートになることが多いと言えます。
さらに、たとえば100円台から110円台へといったビッグフィギャーと呼ばれる大台が変わることを、大台替わり(おおだいがわり)と言いますが、この大台替わりの時には、ひときわ強いレジスタンスなりサポートになりがちです。
また、最高値、最安値の水準が端数になっていても、マーケットはその水準を意識することが多く、レジスタンス、サポートになることが多く、これもまたサイコロジカル・バリアだと考えられます。
このように、サイコロジカル・バリアはわかりやすいところに出来やすいため、ドル/円に限らずいろいろな通貨ペアで、簡単に見つけることが可能だと思いますので、実際に、現時点の相場の水準から、割り出してみることをお勧めします。
さらに、各期間のチャートに、移動平均線や実体としての高値・安値を加えて見ていきますと、チャートポイントの大方がわかります。
いたって単純な見方ですが、これが結構役に立ちますので、個人的には、「チャート分析は単純が一番」だと考えています。
3/26(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「4月相場の注意点」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
ドル/円は、高値更新です。
しかし、ドル/円は、小動きです。
ドル/円は、ショート筋の買い戻しが出たもようです。
ドル/円は、戻り売りがしつこく出ています。
ドル/円は、高値圏を維持しています。
ニューヨークダウは、米経済の底堅さに着目した買いが入り、前日比199.42ドル高の32,619.48ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.012%上げて1.626%で引けました。
原油価格は、世界景気の回復鈍化の観測で売られ、前日比2.62ドル安の58.56ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて売られ、前日比8.1ドル安の1,725.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、買い気が強く、一時109.23近辺をつけました。
EUR/USDは、EUR/GBPの売りに押され、一時1.1762近辺をつけました。
EUR/JPYは下落し、一時128.39近辺をつけました。
ボリショイサーカスは、有名なロシアのサーカス団ですが、熊などの猛獣たちの演技では、定評があります。
随分昔になりますが、ボリショイサーカスの猛獣使いがインタビューに応えて話してくれたことが、とても印象に残っています。
それは、猛獣たちの練習を一日たりとも欠かすと、彼らは演技をすっかり忘れてしまうということでした。
人間は、そこまですぐに忘れることはないにしても、遠からず当てはまるところがあります。
たとえば、私の場合、ジンクスがあって、1週間なりの休暇の後、マーケットに戻ってきたばかりの時は、必ずと言って良いほど相場観が全くあたらなくなっています。
つまりは、仕事を忘れて休暇を楽しんだのは良いのですが、感覚が完全に鈍くなってしまい、使い物にならなくなっているということです。
この状態が1日ぐらい経つと感覚が戻ってきますが、こういう時に、繰り返しの大切さを感じます。
繰り返しによって、感覚が研ぎ澄まされ、無意識のうちに次の相場展開が読めたり、前もってリスクから回避することができたりするようになれると考えています。
ですので、PCやスマホで一通貨ペアのレートを必ず毎日一回は見るといった簡単なことからで良いと思いますので、繰り返しなにかをやってみることをお勧めします。
きっとお役に立つと思います。
繰り返しを長続きさせるコツは、決して無理をしないことです。
ドル/円が、109.00を上抜けたことで、全体的にもドル高になっています。
強気と弱気のにらみ合いです。
ドル/円の上昇が、主導しています。
クロス円は、現在底値圏にいますが、それをキープできるかが課題です。
ドル/円は、いったん反落していますが、底堅いものと見ています。
ニューヨークダウは、ハイテク株売りが強まり取引終了直前に下げ、前日比3.09ドル安の32,420.06ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.031%下げて1.607%で引けました。
原油価格は、エジプトのスエズ運河で大型コンテナ船が座礁し、他の船が通航できない状態になったことから原油輸送が滞るとして買われ、前日比3.42ドル高の61.18ドルで引けました。
金価格は、パウエルFRB議長が議会証言で改めて緩和的な金融政策を続けると述べたことから買われ、前日比8.1ドル高の1,733.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米長期金利の上昇と共に108.95近辺まで上昇しましたが、その後長期金利は低下に転じ、108.66近辺まで下げました。
EUR/USDは、徐々に重くなり、一時1.1810近辺まで下げました。
EUR/JPYは、128.85近辺まで上昇後、128.37近辺まで反落しました。
ステール(stale)とは、新鮮でないとか、気の抜けた、ひからびたなどといった意味ですが、ディーラーの間でよく使われる言葉です。
「(注目されてきたテーマや材料など)それは、もうステールだ」という使い方をします。
相場は生ものですから、いつまでもひとつのテーマの鮮度が落ちないということはなく、遅かれ早かれステールしていくものです。
後生大事にひとつの見方を続けていては、変化している実際のマーケットの動きについていけなくなります。
良い例が、1985年のG5による対米貿易不均衡是正を狙ったドル安誘導を決めたプラザ合意です。
この合意以降、ドル/円は、2年余りで243円から120円までの123円もの大急落相場となりました。
これによって、ディーラーの思考は完全にドル売りに偏りました。
上がれば「良い売り場」、下がれば「ここを売らずしてどこで売る」といった具合に、なにがなんでもドル売りでした。
しかし、年月が経つに、このテーマもステールし、下がるばかりでなく、大幅に反発する局面も出てきて、ドル売りでしか対応できなくなったディーラーの多くが損失を出し、マーケットから去っていきました。
このように、テーマや注目材料の鮮度は、常にチェックし、自分自身の考え方を切り替えて行かなければ、命取りになります。
ステールになっているかどうかの判断のコツですが、注目されているはずのテーマや材料にとって、フェ-バー(有利)なはずの要人発言や経済指標の発表があっても、素直に相場が反応しなくなって来た時です。
反応の仕方が難しくなってきたら、鮮度が落ちてきていると見るべきだと思います。
特に、EUR/USDが重いです。(ドル高)
ドルは、総じて買い気です。
基本的には、まだショートだと見ています。
目先、反発の可能性は残されていると見ています。
円以外のその他の通貨では、ドル全面高です。
ニューヨークダウは、欧州での新型コロナウイルスの感染が再拡大し、世界経済の正常化が遅れるとの懸念が強まって売られ、前日比308.05ドル安の32,423.15ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.058%下げて1.624%で引けました。
原油価格は、欧州での新型コロナウイルスの感染拡大で売られ、前日比3.80ドル安の57.76ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて売られ、前日比13.0ドル安の1,275.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、いったん108.75まで反発後、108.55近辺まで反落しました。
EUR/USDは、下落を続け、一時1.1843近辺をつけました。
EUR/JPYは、下落を続け、一時128.60近辺をつけました。
毎日、いくつものチャートを見ています。
チャートを見ること自体に、楽しさすら感じています。
チャートが明らかにトレンドを示している時もありますが、一見下げの継続を示していながら、実は下げも時間切れになってきて反発するタイミングに来ているという微妙な動きを発見し、実際にも反転上昇となった時は、格別なものがあります。
その点では、チャートオタクと呼ばれても、仕方がありません。
しかし、チャートがすべてだとは思っていません。
経済指標などのファンダメンタルズや、要人発言、他のプロダクツ(投資対象)の動き、マーケットセンチメント(市場心理)、マーケットポジション(マーケットのポジションの偏り)など、いろいろなものを総合して見ることが、大切だと思っています。
ただし、逆に言えば、こうしたいろいろなファクターがチャートを形成しているとも考えられ、そういった視点からチャートを見ると、また別な一面が見えてくると思っています。
チャートを見る上で大事だと思っていることは、できるだけ数多くそしていろいろなターム(期間)のものを見て、いろいろなパターンを見慣れることだと考えています。
いろいろなチャートパターンを記憶に刷り込むことが、咄嗟にあるチャートを見た時でも、瞬間的に上げを示すチャートなのか、下げを示すチャートなのか、あるいは横這いを示すチャートなのか、おおまかな判断ができるようになると思います。
その第一印象を大事に、あとはじっくり分析すれば良いのではないかと思っています。
ユーロが、対ドル対円対ポンドで売られています。
全体的に、売り買い交錯です。
マーケットは、ショートかもしれません。
ドル/円は、重くて堅い状況です。
ドル/円は、底堅い印象です。
ニューヨークダウは、FRBが19日に銀行の資本規制の緩和を延長しないと発表したのを受けた金融株への売りが続き、前週末比109.07ドル安の32,518.90ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前週末比0.044%下げて1.688%で引けました。
原油価格は、値ごろ感からの買いがやや優勢で、前週末比0.13ドル高の61.55ドルで引けました。
金価格は、米株式相場が午後にかけて堅調になったため重くなり、前週末比3.6ドル安の1,738.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、108.66~86近辺での横ばいでした。
EUR/USDは、1.1910近辺から1.1946近辺に上昇しました。
EUR/JPYは、129.61近辺から129.93近辺に上昇しました。
トレーダーとしての成長の過程では、夢中になることも必要だと思っています。
つまり、夢中になることで、いろいろ体験し、多くのことを学ぶことができると考えているからです。
体験する中には、決して良い結果が出る場合ばかりではなく、むしろ痛い目に遭うことの方が多いと思います。
しかし、失敗は多くのことを教えてくれます。
たとえば、どうしてその局面でエントリーしたのか、どうしてアゲンスト(不利)になっていくのにも関わらずポジションをホールド(維持)し続けたのか、あるいは、どうしてその時点で利食わなかったのか、もしくはどうしてあの局面で損切らなかったのかなどなどいろいろなことを、数をこなすことによってより多く経験することになります。
ただし、ただただ経験回数が多ければ良いというものでもありません。
大事なことは、成功したらなぜ成功したのか、また失敗したらなぜ失敗をしたのかという原因をしっかり掴んでおくことです。
特に、同じ失敗を繰り返していたとしたら、それは自分自身のメンタルな部分に弱さがあることを指し示していますので、特に意識して改善する必要があります。
何度も同じ失敗を繰り返す状況でよく見受けられるのは、自分の逸る気持ちを抑えきれず、エントリーしてしまう場合で、その根幹にあるのは、「儲け損なう恐怖」です。
このチャンスを逃したら、儲け損なってしまうと、自分で自分を煽ってしまっています。
また、損切りが遅れるのは、もしここで損切って、その後相場が反転してしまったらどうしようという「儲け損なう恐怖」に似た恐怖があるからです。
こうしたメンタル面に改善がないと、同じ失敗を繰り返すことになりますので、単に過去の失敗を記憶するだけでなく、ノートなどに書きとめて、読み返してみることが有効かと思います。
上値が重いことも確かです。
特に、EUR/JPYとGBP/JPYが、売りです。
ドル/円は、高値圏を維持しています。
ドル/円は、最近の傾向として、東京早朝買いが強まります。
トルコのエルドリアン大統領が、アーバル中央銀行総裁を20日解任したことから、トルコリラが対ドルで一時17%下落しました。
自分の日々のトレーディング結果をグラフにしてみると、自分の性格が見えてきます。
よくありがちなのは、大きく勝ったと思ったら、翌日には大きく負けていて、グラフにすると上下に大きく振れているだけで、損益の累積グラフで見ると、大勝ちした印象があるのに利益が蓄積されていないという場合です。
これは、利益の積み上げていくという意識が薄く、勝った時の良い思い出だけでトレーディングをしていることを示しています。
特に、こうしたことは、ボラタイル(よく動く)なポンドなどで取引している場合に起こりやすく、1回の痛快な勝ちに酔いしれて、後の9回の負けを忘れてしまうことがあります。
しかし、もし、トレーディングは「投機であっても投資である」というお考えをお持ちであれば、それなりのリターンがなければトレーディングをする意味がありません。
毎日の平均的な利益の蓄積という考え方もありますし、ここ一番の勝負で勝ち逃げという考え方もありますが、それは人それぞれの好みだと思います。
要は、獲得した利益をいかに蓄積できるかが、投資としてのトレーディングの課題だと言えます。
利益蓄積のための大きなポイントは、獲得した利益をどう目減りさせないかということです。
折角手にした利益という砂金を指の間からサラサラと洩らさないようにするには、どうすれば良いのかを考えることが大切です。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.下がるかドル/円
2.EUR/USD 売りはきついが
3.依然上昇トレンドの GBP/USD
4.クロス円下落後反発も
【1.下がるかドル/円】から一部
・ シカゴ IMM ポジションが、ネット円ショートに転換
・ 5 日移動平均線がサポートの役目を果たさなくなった
・ レパトリのピーク到来?
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•質問回答
相場のエントリーには、攻撃型と守備型があります。
攻撃型は、成行やレンジがブレイクアウトしたらストップエントリーで相場にエントリーする方法です。
それに対して、守備型は指値で押し目買いや戻り売りをすることで相場にエントリーする方法です。
どちらがいいかどうかは、今の相場がどういう相場かに寄ります。
つまり、一方向に相場が進むトレンド相場なのか、ある一定の値幅の中で往ったり来たりするレンジ相場であるのかを見極める目を持つことが大切です。
もし、トレンド相場であれば上昇トレンドであれば、高値をあえて買っていく、下落トレンドであれば、安値をあえて売っていく攻撃型がワークします。
しかし、これをレンジ相場でやると、それほど値幅のないレンジの中で上げ下げをしていますので、高値を買い安値を売れば血みどろになってしまうことは火を見るよりも明らかです。
レンジ相場では、ある一定のレンジ幅を決めて逆張り的に、押し目買いや戻り売りをする守備型であることが大事だと言えます。
したがい、今の相場がトレンド相場かレンジ相場かを見極めて、攻撃型で行くのか守備型でいくのか自在に使い分けられるようになることが必要です。
尚、レンジからトレンドへの変わり目、トレンドからレンジへの変わり目では、それまでのスタイルを続けることは大変危険ですので、とりあえず様子見することが賢明です。
ニューヨークダウは、FRBが新型コロナウイルスのまん延に対応して導入した銀行の資本規制の緩和を延長しないと発表したため銀行株が売られて下げ、前日比234.33ドル安の32,627.97ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ほぼ横ばいで、暫定値ながら前日比0.001%下げて1.728%で引けました。
原油価格は、値ごろ感からの買いが入り、前日比1.42ドル高の61.42ドルで引けました。
金価格は、米利上げ観測が後退したため買われ、前日比9.2ドル高の1,741.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、108.80~109.00近辺での揉み合いに終始しました。
EUR/USDは、1.1874近辺の安値から1.1905近辺に反発しました。
EUR/JPYは、129.32近辺の安値から129.65近辺に反発しました。
相場の張り方には、いろいろあります。
長期にトレンドを狙っていく方法、短期のトレンドを狙う方法、逆張り、スキャルピング(インターバンクではジョビングと言います)と言った極短期の売買による方法などが、それです。
私の場合は、最初は、長期とトレンドを狙うスタイルから入り、500ポイントとか1,000ポイントを狙っていた時期もありました。
しかし、長期のトレンドをとるために、相場の上げ下げに耐えていくのは、精神的にも体力的にもかなり消耗しました。
ある時、友人のディーラーから、利食えればどんどん利食っていくという「利食いが大好き方式」を勧められ、実際やってみると、確かに心身の消耗が軽減されることを実感し、それ以来、短期売買中心のスタイルに変更しました。
しかし、短期売買だからと言って、長期のトレンドを見なくて良いかという、そういうものではありません。
短期売買であればこそ、長短両方の見方を兼ね備えていなくては、うまく行かないと思っています。
短期的には上げであっても、その上に、日足や週足のレジスタンスがあることを知らなければ、なんでこんなところで引っかかってしまうのかわかりません。
また、長期トレンドは下落を示していながら、短期の動きは上げになっていても、結局は長期のトレンドによって、短期の上げは遮られることは良くあります。
したがって、極短期のトレードであったとしても、長期の上昇トレンド、下降トレンド、レンジといった方向性を把握しておくことが重要になると思っています。
3/19(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「リターンエース出現」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
ドル/円、ジリ安です。
ドル/円、クロス円で買い先行です。
ドル/円は、買い気です。
ドル/円は、109.00に絡んで既に5営業日目になっています。
日銀の決定会合で荒れる時は、かなり荒れます。
ニューヨークダウは、長期金利上昇でハイテク株が売られ、前日比153.07ドル安の32,862.30ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、インフレが強まるとの見方から上昇し、暫定値ながら前日比0.090%上げて1.731%で引けました。
原油価格は、需要伸び悩み懸念から売られ、前日比4.60ドル安の60.00ドルで引けました。
金価格は、FRBによる利上げが早まるとの見方が後退し買いが優勢となり、前日比5.4ドル高の1,732.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、109.20近辺まで買われたものの伸びず、108.82近辺まで反落しました。
EUR/USDは、ジリ安となり、一時1.1907近辺まで下げました。
EUR/JPYは、一本調子に、129.59近辺まで下げました。
こんなことがありました。
東京で上値を狙って買われていたEUR/USDが、ロンドンに入ってもやはり買いが先行しました。
しかし、上げたのは一時で、その後、ガツンと売りが入り、「うん?」と意外感を持ちました。
頭の中では、「なんか変だ」というサインが点滅していたのですが、それほど問題視しなかったところ、EUR/JPYが急落をはじめました。
つまり、EUR/JPYのロングの投げが、ロンドンオープン直後に大きく入り、その影響で、EUR/USDが売られたことがわかりました。
大口のロスカットは、各マーケットセンターが始まってすぐに入る傾向があり、まさにその時もそれが起きた瞬間だったということです。
やはり、視界の端にでも、違和感のある動きがあれば気のせいにせず、「何か起きている。なんだろう」と原因の突き止めることを怠ってはならないことを、改めて感じました。
大きな動きの前には、小さな前兆があり、それを無視してはならないということです。
相場は、常にリスクとは背中合わせであることは、言うまでもありませんが、こうした小さな前兆にも、最大限の注意を払うことが、自らの身を守ることになると思います。
実際の相場と思惑が違っていたとしても、その差は最初は小さなものです。
しかし、放置していると、時間の経過とともにドンドン差は広がっていき、リスクは拡大していくことを忘れてはならないということです。
米長期金利が、1.7%台に上昇です。
ポンドが、総じて上昇です。
ドル/円は、ショート気味に見えます。
ドル/円は、FOMC後急落して、ポジションも軽く、安値圏で横ばいになる可能性があります。
どれも、高止まりです。
ニューヨークダウは、FRBがFOMCで2023年末まで現行のゼロ金利政策を続けるとの予想を示し、これを好感して買われ、前日比189.42ドル高の33,015.37ドルと初の33,000ドル台で取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.021%上げて1.644%で引けました。
原油価格は、IEAが需給逼迫の持続性に疑問を投げかけたことから売られ、前日比0.20ドル安の64.60ドルで引けました。
金価格は、FOMC結果発表前に米長期金利が上昇したため売られ、前日比3.8ドル安の1,727.1で取引を終えました。時間外では、利上げ観測が後退してFOMC後に米長期金利が水準を切り下げたため買い優勢となっています。
為替相場では、ドル/円は、全体的に期待以上にハト派な印象の強いFOMCだったことから売られ、一時108.79近辺をつけました。
EUR/USDは、FOMC後、一時1.1985近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、EUR/USDの上昇に連れて、一時130.44近辺まで上げました。
ポジションを持っている時、自分の思惑と実際の相場が違っていると、最初は「そんなことはない」という現実否定から始まることが多いのではないかと思います。
しかし、さらに思惑と現実の乖離が大きくなって来た時、ふたつの対処法のどちらを選ぶかで、明暗が分かれると個人的には思っています。
ひとつは、乖離が大きくなっても、それでも尚、「これは、相場がおかしい」と現実否定を続け、ポジションをそのまま維持する方法。
そして、もうひとつは、「どうも自分の考え方が間違っているようだ」と、実際の相場展開を尊重し、いったんポジションを手仕舞う方法です。
個人的には、やはり現実を肯定して手仕舞う方法が良いと思っています。
トレーディングは、我慢してこそ、後が開けるという考え方があることもわかります。
しかし、アゲンスト(不利)の状況に耐えることによる精神的体力的な消耗を避け、次のトレードのために気力、体力を温存することは、より大切だと思います。
また、自分がポジションを切ったら反転するのではないかという、ある種の恐怖は誰しも抱きます。
しかし、それは、手仕舞いを遅らせます。
アゲンストのポジションを持つ我慢の限界までポジションをキャリー(持ち続ける)し、さらに相場がアゲンスト方向に進んでしまうと、我慢もこれまでとロスカットした後反転してしまうことが多いと言えます。
その面からも、早めに手仕舞って、次のチャンスを狙うことが大切だと思います。
何より言えることは、「相場は、これ一回限りではない」として、ひとつの相場に執着しないことだと考えています。
仕掛けと思われます。
しかし、ドル/円は、ジリ高であることも確かです。
ドル/円は、買い気です。
FOMCを控えて、東京タイムは様子見気分強まるものと見ています。
昨日大きく下げたEUR/JPYですが、日足では、未だに上昇トレンド健在です。
ニューヨークダウは、前日まで4日連続で過去最高値を更新していたため利益確定売りが優勢となり、前日比127.51安の32,825.95ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.016%上げて1.623%で引けました。
原油価格は、高値警戒感から利益確定売りが優勢となり、前日比0.59ドル安の64.80ドルで引けました。
金価格は、FOMCを控え持ち高調整の買いがやや優勢となり、前日比1.7ドル高の1,730.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、EUR/JPYの売りに押され108.77近辺まで下落後、109.08近辺まで反発しました。
EUR/USDは、欧州の規制当局が、独仏伊などが接種を全面停止していた英製薬大手アストラゼネカのワクチンに関して、「血栓を引き起こすと示すものはない」と表明したことから、それまで買われていたEUR/GBPが一転急落し、これに連れて1.1952近辺から1.1883まで急落しました。
EUR/JPYは、EUR/USDの下落に連れて、130.39近辺から129.49近辺まで急落しました。
戻り売りは、相場が下げた後、値が戻してくるところを売るという手法です。
急落相場に、うまく乗れるのは、一握りのマーケット参加者です。
他の多くのマーケット参加者は、相場の下落に乗り遅れ、下げた水準では売りたくないけれど、戻してきたところは売りたいという気持ちが働きます。
それは、波に乗り遅れたという悔しさと「儲け損なう」恐怖が、心の根底にあります。
相場の下げに勢いがある大相場では、一時的なアヤ戻しで、戻り売りも機能することがあることも事実です。
しかし、多くの場合は、マーケット参加者の多くが、同じように戻り売りを狙っているため、戻す局面で、短時間にショートポジションが膨らんでしまうということが起きやすいと、見ておくべきです。
その結果、短期間にマーケットにショートが出来てしまっているため、下がるどころか、ジリジリと相場は上げてしまうということが、良く見受けられます。
そして、ショート筋にとっての頼みとしていたレジスタンスの水準を上に抜けてくると、やむなくショートカバー(買戻し)が集中して、マーケットのショートが解消すると、再び下がりだすということは、良く起きることです。
したがい、十分に体力があれば別ですが、体力があまりないのであれば、安易な戻り売りは避けるべきだと思います。
相場にエントリーするのに焦ることはありません。
ジリジリと相場が戻る時には、戻り売りが出ていると見て、その後の戻り売りの買い戻しが一巡するまでは、様子を見るぐらいのつもりでいることが大事です。
特に、戻り売りをしている向きが、どのレベルを超えられると万歳(買い戻し)するか、推理することが大事だと思います。
ドルが、総じて強くなっています。
GBP/USD、EUR/USDが売られています。
ドル/円、クロス円が、上げてきています。
EUR/USD、GBP/USDは、上下いずれに向かうかの局面にきています。
ドル/円、クロス円の日足の上昇トレンドは健在です。
ニューヨークダウは、前週に米政府の追加経済対策が成立し、景気回復が加速すると見込んだ買いが入り、前週末比174.82ドル高の32,983.46ドルと連日で過去最高値を更新し取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前週末比0.030%下げて1.606%で引けました。
原油価格は、高値警戒から持ち高調整の売りが優勢となり、前週末比0.22ドル安の65.39ドルで引けました。
金価格は、米長期金利が低下し買われ、前週末比9.4ドル高の1,729.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、109.03~25近辺で横ばいでした。
EUR/USDは、1.1911~37近辺で横ばいでした。
EUR/JPYは、129.99~130.26近辺で横ばいでした。
イチローは既に引退していますが、私は、イチローが今でも好きです。
なぜなら、彼は私が想うトレーダーとしてやるべきことを完璧なほど実践した人物だからです。
練習のみならず日常生活でも、決まったメニューを繰り返し繰り返し行っていたと聞いています。
その結果が、数々の偉業の達成につながったと思います。
これは、まさに「継続は力なり」を実践していることにほかなりません。
また、練習の時は、ホームランを連発していたそうですが、本番では、塁に出ることを優先し、ヒットを打つことにこだわっていました。
これは、100の力を60に抑える代わりに、確実性を高め安定的にヒットを量産することで、勝ちにこだわっていたのだと思われます。
トレーディングでも、一攫千金を狙うよりも確実に勝って勝率を上げることを求めることに相通ずると思います。
そして、怪我をしたら、しっかりと休む点は、まさに「休むも相場」を地で行っています。
怪我をすれば、治すことを優先させ、中途半端な状態で復帰するをことは避けていたところに意志の強さを感じます。
こうしたイチローの所作を見てきますと、その時々で何を優先してやるべきか常にプライオリティー(優先順位)をつけ、その通り実践していて、トレーダーとして大いに学ぶべき点があると思います。
ロンドンは、意外としつこくドル/円を売ってきます。
ユーロが、対ドル対円対ポンドで売られ気味です。
ドル/円も、やや重くなっています。
特に、クロス円は上昇の可能性が高そうです。
本日は15日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ディーラーの収益目標の達成の仕方に、日本と米英の間で違いを感じます。
日本では、年度中に毎月収益を積み上げていく積み上げ方式が、一般的だと理解しています。
一方、米英の場合は、新年度入りすると一気に年度の収益を出してしまおうとするスタートダッシュ方式が一般的だと言えます。
スタートダッシュ方式を、より具体的に申し上げますと、新年度入りしてから3ヶ月間でどれだけ収益を積み上げられるかが一番の勝負どころとなります。
さらに、新年度入りだけでなく、中間決算明けとか、夏休みシーズン明けといった時点でも、スタートダッシュを掛け、出来るだけ前倒しで収益を出そうとします。
それは、米英では結果を早く求められ、また達成できなければ容赦なくクビになる企業文化であるためだと思います。
新年度入り、中間決算明け、夏休みシーズン明けに、相場が大きく一方向に動きやすい裏には、こうした米英の収益獲得に対する事情もあるからだと言えます。
したがって、米英のディーラーは、必死です。
勝てば破格のボーナス、負ければクビという天国と地獄の狭間でディーリングをしていますので、ハングリーにもなるわけです。
そして、早々に目標を達成できれば、後はやらなくなる気持ちも、よくわかります。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル買い円売りは続く?
2.下落の可能性も高い EUR/USD
3.上げ余地残す GBP/USD
4.上昇続くかクロス円
【1.ドル買い円売りは続く?】から一部
・海外筋の米国債売りに絡んだドル買い円売りは続く?
・国内機関投資家は様子見か
・ただし、レパトリのドル売り円買いが 22 日の週に出る可能性あり
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ディーラーの間でロスカットのすさまじさを表現する時に、よく使われる言葉です。
「阿鼻叫喚」とは、「悲惨な状況に陥り、混乱して泣き叫ぶ様子」という意味です。
急騰・急落は、実はロスカットが集中する時に起きるのが一般的です。
たとえば、多くのマーケット参加者が上昇を狙って、ロングにポジションを大きく傾けていて思惑がはずれた時、どんなプライスでもいいから売って、マーケットから出たいと売りが殺到します。
現状レベルに近いプライスで売れればラッキーですが、売れないとなると、次のさらに低いプライス、それがダメならもっと低いプライスで売らないことにはロングは解消出来ず、言ってみれば、プライスの奪い合い状態になります。
この混乱状態が、阿鼻叫喚が聞こえるような相場ということになります。
ディーラーの間では、あまり自分が儲かった話はしません。
それよりも、やられた時のことはよくおもしろおかしく話します。
「いやあ、参ったよ。急にのことだったから、ちょっと投げるのをためらったら、ロスカットの嵐に巻き込まれてしまって、しかも薄いマーケットだったもんだから、プライスは飛ぶは飛ぶはで、もう阿鼻叫喚だったよ。」という具合に、話されることがよくあります。
阿鼻叫喚のマーケットに巻き込まれないためには、その時点のマーケットの状況を出来るだけ把握することと、マズイと思えば躊躇せずに逃げる即断力が必要です。
ニューヨークダウは、米追加経済対策や新型コロナウイルスのワクチン普及による景気改善期待から買われ、前日比293.05ドル高の32,778.64ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.094%上げて1.621%で引けました。
原油価格は、週末を控え利益確定売りが優勢となり、前日比0.41ドル安の65.61ドルで引けました。
金価格は、米長期金利が上昇したことから売られ、前日比2.8ドル安の1,719.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時108.83まで下げたものの、再び109.08近辺に反発しました。
EUR/USDは、1.1912近辺から1.1961近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、129.82近辺から130.39近辺に上昇しました。
下落している相場に反発力が出るためには、マーケットのポジションがショートにならなければなりません。
しかし、よくドル/円などに見受けられるジリ安相場では、この反発力は出来てきません。
なぜなら、ジリ安になっている原因は、下げているのにも関わらずマーケットのロングポジションが減らないためで、、むしろ、買い下がっているために、ロングがさらに増えている場合もよくあります。
したがって、ロングがロスカットして解消されない限り、ジリ安は続きます。
しかし、ロングが解消されただけでは、マーケットのポジションがスクェア(ポジション無し)の状態になるだけですので、まだ本格的な反発力は出てきません。
次の段階として、マーケットのポジションがショートになることが必要になるわけです。
ですから、このような状況下では、ロングを抱えて、いつか反転するだろうと淡い期待を持っていても仕方がないと思います。
形勢不利と見たら、いったんロングはクローズ(閉じる)して、マーケットがベア(弱気)になって売り込んでショートになってきたことを見届けるまでは、様子を見ることが大切です。
反転上昇をし始めてから、ロングで入り直しても、遅くはありません。
それよりも、売り込まれている時に、じーっと我慢することによる精神的体力的消耗は避けるべきではないかというのが、個人的な意見です。
ここでロングをやめて上がってしまったらと思い悩むよりも、どうもまずいと思ったらかろやかに撤退し、次のチャンスを狙えるだけの体力を温存することのほうがより大切なことだと思います。
3/12(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「上昇トレンド継続の見極め法」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
買いトライが本格化しています。
ドルが、全般に買われています。
EUR/USD、GBP/USDなども上がり、ドル/円も上がっています。
EUR/USD、GBP/USDは、売られ過ぎの買い戻しとなっているもようです。
クロス円の上昇が続いています。
ニューヨークダウは、米追加経済対策成立で景気回復を期待した買いが入り、前日比188.57ドル高の32,485.59ドルと高値を更新して取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ほぼ横ばいで推移し、暫定値ながら前日比0.001%上げて1.521%で引けました。
原油価格は、ガソリン在庫減少を受けた買いが続き、前日比1.58ドル高の66.02ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇に連れて買われ、前日比0.8ドル高の1,722.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時108.71近辺まで上昇後、108.36近辺まで反落し、108.45近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、ジリ高が続き、一時1.1989近辺をつけました。
EUR/JPYは、EUR/USDの上昇に連れて上げ、一時130.02近辺をつけました。
これも、ディーラーの間で、よく使う言葉です。
相場が大きく下げる局面では、輸入企業のような実需や機関投資家などの顧客が、銀行に指していた買いオーダーをいったんキャンセルしてくることがあります。
これを、「買いが引く」と言います。
それは、下げに勢いがあれば、より安いレートで買うことができるのではないかという理由もありますし、どうも当初考えていた相場観とは違うため様子を見たいということもあります。
これにより、それまであった買いオーダーが消えますので、マーケットのリクイディティー(流動性)が低下、言い換えれば、マーケットが薄くなります。
そのため、下げやすくなり、売りで攻めているディーラーやファンドといった投機筋は、勢いづくことになります。
ただし、輸入企業のような実需や機関投資家などは、買いオーダーをキャンセルしたからといって、買いの需要がなくなったわけではなく、単に様子をうかがっているだけですので、売りも一服して下げ止まると、再び買いオーダーを入れてきたり、また成行で買ってきます。
それまでには、投機筋は売りで攻めたことにより相当ショートになってきていますので、実需あるいは機関投資家からの買いの復活は、ボディーブローのように効いてきます。
特に、安値圏で、戻りもないけれど下げることもできなくなっている局面は、こうした実需等の買いが戻ってきていることを意味することが多く、少なくともこのような状況では、ショートであればいったん買い戻した方が得策だと思います。
クロス円が、再び円安になっています。
ドル/円、クロス円は、やや重くなっています。
ドル/円は買い気です。
買いは出てきますが。
通貨全般にドル安です。
ニューヨークダウは、米下院が1.9兆ドル規模の追加経済対策法案を可決し、12日にバイデン大統領が法案に署名し成立することから、家計への現金給付などが景気回復を加速させるとして買われ、前日比464.28ドル高の32,297.02ドルと高値を更新して取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.031%下げて1.513%で引けました。
原油価格は、発表された米週間在庫統計でガソリン在庫の大幅減となったことから買われ、前日比0.43ドル高の64.44ドルで引けました。
金価格は、長期金利の上昇が一服したことから買われ、前日比4.9ドル高の1,721.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、日銀が長期金利の変動幅を拡大する方向で検討しているという一部報道や、2月の米消費者物価コア指数上昇率が前年同月比1.3%と、予想の1.4%をわずかに下回り、一時108.34まで下げました。
EUR/USDは、1.1927近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、ドル中心の相場であったため、129.20前後で揉み合いました。
ポジションメイク(ポジションを作る)は,慎重に行われるのが一般的ですが、たとえば10億ドルの超大口のポジションを作るときには、「マーケットを壊さないように」と、より慎重に行われます。
この「マーケットを壊さないように」とは、どういうことなのかお話してみたいと思います。
一時に超大口の売りなり買いなりをすると、いっぺんにマーケットが、売りだらけになったり、買いだらけになって需給バランスが崩れてしまいます。
たとえば、超大口の売りがいっぺんに出ると、何か大きな売りが出ていると、瞬く間に他のマーケット参加者が気づき、買いが引いてしまいます。
そのため、大きく売ろうとしても、買いが引いてしまっているため、わざわざ安いプライスでしか売れないということになってしまいます。
そのため、マーケットの買いが引かないように、静かにゆっくりと、つまり「マーケットを壊さないように」売ることになります。
超大口ともなると、それこそ1週間がかりで売ることもあります。
また、たとえば、売る前にマーケットで少し買って、買い気が強いとマーケットに思わせておいて徐々に売ったり、実際にマーケットの買いが強い時に、あえて売るということも、マーケットを壊さないようにするために行われています。
こうして、隠密裏に静かに超大口の玉を売り終わると、もちろん、その売りを抱えてしまってロングになった多くのマーケット参加者がいるわけで、ボディーブローのようにそのロングの重みがズシリと効いてきて、その後、突然相場が崩れることがあります。
ドル安に反転です。
円が全般に売られています。
ドル/円は、やや買い気です。
5・10日の輸入決済のドル買いに加え、値ごろ感からの買いもでているものと思われます。
本日は10日で、5・10日(ゴトウビ)に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、長期金利低下で買いも入ったものの利益確定売りに押され、前日比30.30ドル高の31,832.74ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.052%下げて1.542%で引けました。
原油価格は、週間在庫統計発表前に利益確定売りが入り、前日比1.04ドル安の64.01ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが買われたのに連れて上げ、前日比38.9ドル高の1,716.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、108.97近辺から108.42近辺に下落しました。
EUR/USDは、1.1916近辺まで上昇後は、1.1880~1.1910近辺でのもみ合いととなりました。
EUR/JPYは、129.52近辺から128.94近辺まで下落しました。
相場が上昇して強気になることをブル(Bull、雄牛)、逆に相場が下落して弱気になることをベア(Bear、熊)と言います。
なぜ強気がブルで、弱気がベアと言うのだろうと思われることと思いますが、これはそれぞれの猛獣の闘う動作からきています。
ブル(雄牛)は、敵に向かって角を下から上に突き上げて闘います。
そのため、上昇を狙って買いで闘うことを象徴してします。
一方、ベア(熊)は、敵に対して、腕を上から下に振り下ろして闘います。
そのため、下落を狙って売りで闘うことを象徴しています。
インターバンクでも、電子取引が活発に行われるまでは、インターバンクディーラーがアシスタントを通じて他の銀行にプライスを求め、アシスタントが伝えるプライスをインターバンクディーラーが買いたい時は、手のひらを下から上に掬い上げる動作をすることで、買いの指図をアシスタントに伝えていました。
一方、手のひらを上から下に振り下げると売りの指図となりました。
これは、喧騒に包まれているディーリングルームで、正確に相手に指示を伝達するのには必須のことでした。
また、顧客担当のセールスディーラーが、インターバンクディーラーが出したプライスを顧客に伝え、顧客が買ってきた場合は、人差し指を上にピンと立てることで、今もインターバンクディーラーに伝えていました。
一方、顧客が売ってきた時は、人差し指を真下にピンと向けて、インターバンクディーラーに伝えていました。
そうしたディーラー間の伝達動作が、ブル(雄牛)とベア(熊)それぞれの闘う動作に由来していることは、意外と知られていません。
ここからが反発か続落かの分かれ目ではないかと思います。
方向感がはっきりしません。
ドル/円、GBP/JPYの上昇が目立ちます。
ドル/円に連れてクロス円も買いになってきています。
ドル/円は、依然達成感がないようです。
ニューヨークダウは、米上院が1.9兆ドル規模の追加経済対策を可決したのを受けて買われ、前週末比306.14ドル高の31,802.44ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前週末比0.047%上げて1.601%で引けました。
原油価格は、中東イエメンの親イラン武装組織のフーシ派が7日サウジアラビアの原油輸出拠点をドローンで攻撃したと伝わり時間外取引では買われたものの、買い一巡後は利益確定売りが強まり売られ、前週末比1.04ドル安の65.05ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前週末比20.5ドル安の1,678.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米追加経済対策が成立する見通しとなったことから買われ、一時108.93近辺をつけました。
EUR/USDは、軟調地合いが続き、一時1.1845近辺をつけました。
EUR/JPYは、128.80~129.30近辺でのもみ合いでした。
相場が、急騰あるいは急落する原動力は、ロスカットだと個人的には考えています。
新規のポジションメイク(ポジション作成)が一時に大口で出れば、確かにそれなりの上昇なり下落なりにはなりますが、ロスカットによる急騰・急落に比べれば、それほどのものではありません。
なぜなら、新規のポジションメイクは、慎重に行われるのが一般的で、特に超大口ともなれば、マーケットを壊さないように1週間がかりで行われる場合すらあります。
しかし、ロスカットは、どんなプライスでもいいから早く損失を食い止めて、早くマーケットから出たい一心から、一時に行われます。
しかも、マーケットの全体のポジションが売りポジションなり買いポジションなりに大きく偏っていればいるほど、実際が思惑と異なった結果となれば、多数のマーケット参加者のロスカットが集中することになり、結果として、急騰・急落を演ずることになるわけです。
そういう意味で、今の相場観のファッション(はやり)を知って、それに則したポジションメイクをすることは大事ですが、同時に、マーケットの大勢と同方向のポジションを持っていることも自覚しておかなければなりません。
そして、いったん形勢が思惑とは違っていると気づいた時には、躊躇せずポジションクローズ(ポジションを閉じる)することが、結局は自分自身の身を守ることになります。
また、ロスカットによる急騰・急落は、急騰であればショートの買戻しで上げてショートが解消されただけですので、その直後はポジションに偏りがないためすぐには本格的には反落しませんし、急落ならロングの投げで下げてもロングが解消されただけですので、同じくその直後はポジションに偏りがないためすぐには本格的には反騰しないと見ておくべきでしょう。
これについては、オリジナルレポート&動画解説で詳しく説明していますので、まず一回勉強してみてください。
スクエアとは、辞書によりますと「正方形。四角。 街路の交差点にある四角な広場。T形定規」などを意味しますが、FX用語としては、「ポジション(持ち高)がない状態のこと」を言います。
ポジションの状態には三つあります。
ひとつにはロング(買い持ち)、またひとつにはショート(売り持ち)、そしてスクエア(ポジションなし)の状態です。
倍返し(ドテン)でもしない限り、売ったら買い戻してスクエアにし、また買ったら売ってスクエアにするといった具合に、損益の確定のためには、売りでも買いでも、必ずいったんスクエアにする必要があります。
トレーディングにはまってしまうと、常にロングかショートのポジションを持っていないと落ち着かなくなる時期があります。
そうなりますと、スクエアにしている時間はごく短くなります。
個人的には、トレーディングの技量向上のためには、そういった常にポジションを持っている時期があって良いと思っています。
しかし、その次の段階では、スクエアの時間も、それなりに取れるようになることが大事だと考えています。
なぜなら、スクエア、つまり休むという時間をとることによって、焦りや悔しさを忘れ、また煮詰まった頭をリフレッシュさせることによって、次の勝負への英気を養うことが、トレーディングで長生きするコツだと考えるからです。
理想的には、スクエアにしているうちに、平常心を取り戻し、無理なくトレーディングのフィーリングが湧いて、再開するようになれることだと思っています。
ジリジリと上げています。
EUR/USDが、重いです。
ドル/円は、買い気ではあるものの、小動きです。
ドル/円の買い気は、健在のようです。
ドル/円は、買いで攻めないと収まらなくなっているようです。
「タフ」という言葉は、「疲れを知らない元気な」というニュアンスで使っているように私は思っていました。
ロンドンにいた頃、アシスタントの若い女性が、まさにこのニュアンスどおりの元気な子だったので、"You are tough."と言ったところ、「私のどこがタフなの?」ときつめの返事が返ってきて、アレ?と思ったことがありました。
それもそのはず、「タフ(tough)」は、英語では「きつい」というニュアンスが強い言葉だったからです。
また、「ホッチキス」をどうアクセントを変えてみても通じなかったことで、「ホッチキス」も和製英語であることを知りました。
ちなみに、ホッチキスのことを、stapler(ステイプラー)と言います。
さて、余談はこれくらいにしまして、英米にいて思うことは、英語本来の意味での「タフな」連中が多いことです。
弱肉強食の社会を渡っていくためにはタフでなくてはやっていけないのだと思います。
そして、外国為替市場は世界中から参加してくる人々によって構成され、その中にはタフな連中も少なくないことは想像に難くありません。
彼らから学ぶべき点は、勝つことへのしつこさ、ねちっこさだと思います。
ニューヨークの頃の同僚ディーラーは、狭い値幅での売り買いを日がな一日続けて利益を出していましたが、相場の隅々まで取ってやろうとするそのねっちこさには、本当に感服しました。
潔し(いさぎよし)を良しとする日本人であっても、相場の世界では、この勝つことへのしつこさ、ねっちこさは身につけるべきかと思います。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、上がらないと下がらない
2.EUR/USD、底固めできるか?
3.GBP/USD、上昇トレンド再開か
4.クロス円は、依然上昇過程
【1.ドル/円、上がらないと下がらない】
・上昇角度が垂直になってきていて、警戒水域には入ってきている
・しかし、買い戻しで上げてきた相場だけに、まだそれほどロングではないか
・上げを確信してロングになれば、下がる芽も出てくるのでは
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買いの利食いは、買いが強いうちに、売りの利食いは売りが強いうちに、これは、ひとつの利食い方のコツです。
大きく仕掛ける投機筋、いわゆるビッグプレーヤーにとっては、この利食い方が、さらに重要になります。
と言うのも、仕掛けているポジションの額がかなり大きいため、そのポジションを利食おうとする時に、マーケットを壊してしまえば、元も子もありません。
したがって、マーケットを壊さず利食いをするには、ロングのポジションを持っていれば、買いが強い地合いの時に静かに売っていきますし、ショートを持っていれば、売りが強い地合いの時に、静かに買うということが鉄則になります。
これにより、ビッグプレーヤーは、大きな額をしかも静かに利食います。
そして、ビッグプレーヤーに追随して買ってきたり売ってきたりしてきた多数の市場参加者が、ビッグプレーヤーが今まで持っていたポジションを肩代わりして持つことになります。
この肩代わりしたポジションが、後々になってボディーブローのようにジワリと効いてくることはよくあり、たとえば、ロングであれば、右を見ても、左を見ても、皆ロングになっていますので、ロングを持っていれば、早々にポジションを売って逃げ出さないと、損切りの嵐に巻き込まれる可能性が出てきます。
こうしたビッグプレーヤーのポジションを肩代わりしたマーケットは、上昇相場であれば、上げても一時的だったり、上げそうでいて上がらなくなって保ち合い(もちあい)になっていたり、下落相場であれば、下げても一時的だったり、下げそうでいて下がらなくなって保ち合いになっていることで、ある程度、知ることができます。
ニューヨークダウは、発表された2月の米雇用統計で雇用者数が予想を上回って増え、米景気の回復観測が強まり、市場心理が改善して買われ、前日比572.16ドル高の31,496.30ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、やや上げ、暫定値ながら前日比0.007%上げて1.557%で引けました。
原油価格は、OPECプラスの供給制限で上昇し、前日比2.26ドル高の66.09ドルで引けました。
金価格は、米長期金利が一時1.6%台に上昇し売られ、前日比2.2ドル安の1,698.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、予想以上の米雇用統計に、一時108.64近辺まで上昇するも、その後は、108円台前半でのもみ合いとなりました。
EUR/USDは、米雇用時計後、一時1.1893近辺まで下げましたが、その後は1.19台前半で横ばいとなりました。
EUR/JPYは、一時128.85近辺まで下落後、129.15近辺まで反発しました。
相場は、まずトレンド相場とレンジ相場に大別できます。
最低限、これらの全く性格の異なった相場の特徴を理解しておかなければ、相場には勝てません。
トレンド相場とは、もちろん、直線的ではありませんが、蛇行しながらも、一方向に持続的に進む相場です。
ある意味では、正しい方向にポジションを持ち続ければ儲かるという相場です。
一方、レンジ相場は、ある一定の値幅の中で、往ったり来たりを繰り返す相場で、トレンド相場のように一方向に相場を持ち続けても、儲かりません。
レンジのおおよその上限下限を決めて、上がれば売り、下がれば買いを繰り返すことがレンジの期間のしのぎ方です。
そして、トレンド相場とレンジ相場に大別しましたが、実は、この他にふたつの相場の移行過程、つまり変わり目があることを覚えておかなければなりません。
ひとつは、トレンド相場からレンジ相場への変わり目、そしてもうひとつはレンジ相場からトレンド相場への変わり目です。
特に、トレンド相場からレンジ相場への変わり目は、もっとも難しく、折角トレンド相場で手にした儲けを大きく吹き飛ばしてしまいがちな危険な過程です。
この過程に入ったどうかは、相場が激しくまた脈絡なく上下動を繰り返しますので、それでわかります。
それに気づいても、この激しい上下動を無視するのは禁物です。
気づいたら、兎も角も、トレンド相場で儲けた利益は確定し、休むことが大切です。
今までのトレンド相場のつもりで取引をすると、いとも簡単に大やられする危険性が極めて高いと言えます。
最後に、レンジ相場からトレンド相場への変わり目ですが、これはうまくすれば、大きな利益につながるチャンスを得ることができます。
レンジ相場からトレンド相場への変わり目では、レンジの中でもさらに値幅が収斂してきます。
日足で、寄付きと引け値がほぼ同水準で上下に短めのヒゲが出る、いわゆる寄せ線が出た時がトレンド相場が始まるタイミングになることが、多いと言えます。
トレンド相場開始にあたっては、今までのレンジ相場対応の逆張り的なエントリーから、レンジブレイク的な相場のエントリーに切り替えることが必要だと思われます。
このように、相場には合計四つの過程があり、難易度が違いますので、まずは、今が、どの相場の過程にいるかを見極められるようになること、そしてそれぞれの過程に対しての適切な対応ができるようになることが、相場を生き抜いていくためには、非常に大事です。
各相場の過程に合わない対応をするとこっぴどい目に遭うことは、私がかつて身を持って実証しています。
3/5(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「レパトリ」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
ドル/円は、再び買い気です。
一方的な円売りになっています。
クロス円が下落傾向です。
ドルが全般に買いになっています。
ドル/円、上げが止まりません。
ニューヨークダウは、パウエルFRB議長は長期金利上昇について「金融市場に持続的な逼迫がみられるようなら懸念する」と述べましたが、具体的な抑制策に言及しなかったことから長期金利が上昇し売られ、前日比345.95ドル安の30,924.14ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、パウエル発言を受けて上昇し、暫定値ながら前日比0.066%上げて1.536%で引けました。
原油価格は、主要産油国が現行の協調減産をほぼ維持することで合意したことから買われ、前日比2.55ドル高の63.83ドルで引けました。
金価格は、パウエル発言を受けて長期金利が上昇したことから売られ、前日比15.1ドル安の1,700.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、パウエル発言を受けて上昇し、一時107.95近辺をつけました。
EUR/USDは、パウエル発言を受け、下落し、一時1.1962近辺をつけました。
EUR/JPYは、129.64近辺から129.05近辺に反落しました。
自分のポジションに都合が良いように相場を語ることを、ポジショントークと言います。
結構、ディーラー同士で相場について話しても、実はポジショントークであることがよくあり、お互いに同意見だったりすると、百万の味方を得たように話は盛り上がり、自らのポジションがいかに正当か確認することになります。
しかし、相場は冷徹なもので、その相場観が木っ端微塵に粉砕されることも珍しくはありません。
今のお話は、相場の格言に「相場は、連れをつくらず」とありますが、それにも相通ずるものがあります。
また、ポジションを持つことよって、相場の見え方が違ってきます。
同じ相場を見ても、ロングのポジションを持てば上値が重く感じられますし、ショートのポジションを持てば下値が堅く見えるものです。
また、ポジションを持っていない時には、相場が素直に見えるという感想も良く聞きます。
このように、ポジションを持つということが、いかにメンタルな部分に影響を与えるかがわかります。
したがって、ポジションを持っていても、客観的に相場が見れるようになること、そしてどうも自分の見方が間違っているとわかった時に、早々にやめることができるようになることが、大切になるわけです。
しかし、言うは易く行うは難し(かたし)ですが、意識して客観的に見るクセをつけることが大事です。
くれぐれも、自分自身に、ポジショントークをしないように心掛けたいものです。
買いが引きません。
円が全般的に売られています。
ドル/円は、引き続き買い気です。
米長期金利の上昇で、米株がぐらついています。
ドル/円、再び107.00絡みです。
ニューヨークダウは、米長期金利の上昇を警戒しハイテク株は安く、前日比121.43ドル安の31,270.09ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.055%上げて1.470%で引けました。
原油価格は、米週間在庫統計でガソリン在庫が大幅に減ったため買われ、前日比1.53ドル高の61.28ドルで引けました。
金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前日比17.8ドル安の1,715.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時107.15近辺まで上昇後、106.95~00近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、一時1.2043近辺まで下落後、1.2065近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、一時128.74近辺まで下落後、129.05~10近辺に落ち着きました。
高値掴み(たかねづかみ)という言葉があります。
その意味するところは、高値で買ってしまうことですが、高値を掴んで(買って)しまったがその後下げてしまって苦しい思いをするといったニュアンスが含まれています。
高値で買ってしまうのが、良い場合と悪い場合があります。
良い場合は、その相場が上昇トレンドの時で、この場合は、むしろ節目を抜けてきたら積極的に高値を買っていくことが勝因につながります。
悪い場合は、レンジ相場の時や下落トレンドにいる時で、これは、まさに高値掴みとなり、その後の下落に苦しむことになります。
買いの高値掴みとは逆に売りの場合は、底値を叩くとも言いますが、底値売りです。
これもまた、底値を売って良い場合と悪い場合があります。
良い場合は、下落トレンドで節目を下に抜けてきた時であり、悪い場合は、レンジ相場か上昇トレンドの時となります。
このようにポジションを持つ時点における相場つきが、今どうなのかということを事前に認識しておくことが必要で、相場つきに応じて、レンジブレイク的なエントリーの仕方をして良い時か悪い時かを判断する必要があります。
高値掴みも底値売りも、往々にして、気持ちが先走って実行してしまいがちですが、まずは冷静に相場つきを認識することが大事だと言えます。
特に、EUR/GBPが下げています。
ユーロは、全般に強めです。
クロス円は、買い優勢です。
ドル/円は、ブル(強気)とベア(弱気)の攻防です。
昨日のニューヨークで、ドル全面安になったことが印象的です。
ニューヨークダウは、利益確定売りが重荷となり、前日比143.99ドル安の31,391.52ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.041%下げて1.405%で引けました。
原油価格は、OPECプラスが4日の会合で、減産規模の縮小を決めるとの観測が重荷となり、前日比0.89ドル安の59.75ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前日比10.6ドル高の1,733.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後売り込まれ、一時106.68近辺まで下げ、その後は安値圏で横ばい推移しました。
EUR/USDは、1.2028近辺から1.2094近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、EUR/USDの上昇に連れて、一時129.07近辺まで上昇しました。
インターバンクディーラーには、収益の月間目標があり、半期目標があり、年間目標があります。
これは、金融機関が営利を目的としている以上、あたり前と言えばあたり前のことです。
このような各種の収益目標に縛られるか縛られないかが、個人投資家層との違いとされますが、別の観点からしますと、個人投資家層が収益を残す上で、インターバンクディーラーの収益目標にも参考になる点があると、個人的には思っています。
月間目標がおわかりいただければ、それを半期、年間と期間を伸ばして考えてみて頂けると思いますので、ここでは、月間目標に絞って、お話をしたいと思います。
まず、インターバンクディーラーは、早く月間目標を達成することを心掛けます。
決して、月間目標を日割りにして、毎日その日割りの目標を達成するというやり方はしません。
なぜなら、相場が毎日同じように動くわけではなく、大相場の日もあれば凪のような相場の日もありますので、稼げるうちに稼ぐ、しかも早めに稼ぐことに心掛けます。
なぜ早めにこだわるかと申しますと、収益目標を月の後半になっても達成していないと、自分で自分にプレッシャーを与えてしまうことになり、儲かるものも儲かりにくくなるからです。
したがって、早め早めにチャンスがあれば稼ぎ、できれば月の後半は無理せず流していけるようにします。
また、収益目標をクリアして心理的にも体力にも余裕があれば、月の後半にチャンスがやってきても、ある程度のリスクを負うこともできます。
尚、次の点は、インターバンクディーラーと個人投資家層によって、スタンスに違いが出ても仕方がないと思われます。
良いインターバンクディーラーとは、いろいろな期間の収益目標の縛りがあるため、大きく勝たなくても、平均的にコンスタントに稼げるディーラーですが、個人投資家層はそうした期間の縛りがあるわけではありませんので、いつでもチャンスがあれば、大きく張ることができ、それによって収益がぶれることも許されます。
しかし、あえて個人的な意見を申し上げるならば、やはり、投機といえども投資であるとするならば、個人投資家層であっても、コンスタントに利益を出すというスタンスも大事ではないかと思っています。
戻り弱く下げています。
しかし、底堅く推移しています。
ドル/円が反落するには、急騰が必要だと見ています。
EUR/USDは、強いサポート近辺にいるもようです。
ニューヨークダウは、新型コロナウイルスのワクチン普及や米政府による追加経済政策の早期成立によって経済活動の正常化が進むとの見方から幅広い銘柄に買いが入り、前週末比603.14ドル高の31,535.51ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前週末比0.029%下げて1.427%で引けました。
原油価格は、中国の需要が伸び悩むとの観測で売られ、前週末比0.86ドル安の60.64ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前週末比5.8ドル1,723.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、106.52近辺から106.88近辺まで上昇しました。
EUR/USDは、下落後は、1.2028~68近辺で横ばいでした。
EUR/JPYは、一時128.20近辺まで売られた後、128.73近辺まで反発しました。
トレーディングがうまく行かない時があります。
相場がむずかしいとか、相場を見る時間が十分にないとか、理由を上げれば、いろいろあると思います。
しかし、同じような環境でも、儲けている人がいることも事実です。
つまり、外部要因を理由としていくらあげつらっても、実は本当の理由は、自分自身の内にあると見るべきではないかと、個人的には思っています。
たとえば、今までのトレーディングスタイルが今の相場つきに合っていないということもあるでしょうし、扱っている通貨ペアとの相性が合っていなかったりすることもあるのではないかと思います。
私が実際に自分自身の相場の見方と相場の実態が合っていないかを知るための目安として、日頃から気に掛けていることがあります。
それは、3回連続して負けたとしたら、それは重要なサインだと思っていることです。
3回も、しかも連続して負けたこと自体、自分自身の相場の見方と相場の実態が食い違っている、つまり自分の相場観が間違っていることを示し、またその間違いがまだ修正されていないことを示していると見ています。
そうした時は、その事実を素直に受け入れ、自分の相場観の建て直しをすることにしています。
それは、今までの自分自身を全否定することなりますので、決して簡単なことではありませんが、それでもこの踏ん切りをつけないことには、相場には勝てないと考えています。
執着や未練を振り払うことが、相場で生き抜くためには必要なことだと思っています。
ドル/円は、下がる気配がありません。
ドル/円は、少なくともロングではなさそうです。
ドル/円は、売り込まれましたが、反発も早く、下値の堅さを確認した格好です。
形勢をうかがっています。
ドル/円は、高値圏にありながら、落ち着いた動きです。
たとえば、ペナント・フォーメーション(三角保ち合い)などでは、下げてくる高値と高値を結んだり、上げていく安値と安値を結んだりしてできた斜線で、確かにレジスタンスやサポートを見ます。
しかし、個人的には、斜線より、水平のラインの方が、レジスタンスやサポートとなる場合が多いと見ています。
それは、ヒゲの部分の高値からの水平なラインがレジスタンスになったり、ヒゲの部分の安値からの水平なラインがサポートになったりするということです。
それ以上に、実体(寄り付きと引け値の間の太い部分)の高値からの水平なラインのレジスタンスや、実体の安値からの水平なラインのサポートが、より重要になります。
たとえば、日足で、この水平なラインのレジスタンスやサポートが、引け値ベースで上に抜けたり、下に抜けたりすると、買いサインなり売りサインが明確になることが多いと言えます。
また、1時間足が適当かと思いますが、大陽線が出たり、大陰線が出ると、決してすべてではありませんが、高い確率で、その後、大陽線あるいは大陰線の寄付きのレベルまで値を戻す習性があります。
これは、すぐに戻すというのではなく、やはり、上げであれば、上げた水準でロングポジションが積み上がった後に、また下げであれば、下げた水準でショートポジションが積み上がった後に、ポジションが一方向へ大きく偏ってしまっているため、それを調整しようと、反対方向へ動きやすくなるために起きるのではないかと考えています。
そして、その反対方向にどこまで戻すかの目安が、大陽線なり大陰線の寄付き水準になることが多いということです。
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