動かず
東京は、遅くとも17時にはクローズです。
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東京は、遅くとも17時にはクローズです。
月末の仲値売りで反落です。
ドル/円は、買いが先行しそうです。
様子を見るしかありません。
私自身の経験でも、相場を自分に都合の良いように見てしまう時がありました。
それは、多くの場合、相場が自分にとってアゲンスト(不利)になっている時です。
たとえば、ロングポジションを持っていて、売りが強い時、これは一時的なものでまた買いが強くなるだろうと期待したり、もっと意地を張ると、相場が間違っていると、あくまでも自分の相場観に固執してしまうことがありました。
しかし、これは、自分のポジションに都合が良いように相場を見る、いわゆるポジショントークになっており、非常に危険です。
もっと素直に相場を見て、重い堅いを知ることが大切です。
人間、継続して相場をあてることは、基本的にはかなり難しいことです。
儲けているトレーダーは、自分が間違っていれば、さっさとポジションを閉じて負けを最小限にとどめ、相場に乗れたら、ある意味で貪欲に、そしてある意味で引け際をわきまえることで、損小利大、つまり勝率を上げています。
自分自身の相場観を否定することは、勇気のいることだと思われているかもしれませんが、もっと気軽に、「あ!間違えた」とあっけらかんとポジションを閉じることは、決してしてはならないことではないと思います。
むしろ、それよりも、相場観に固執することのほうが、取り返しのつかなくなることが多いと、個人的には思っています。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.引き続き投機筋中心のドル/円か
2.6月は季節要因が加わるEUR/USD
3.上昇の可能性を秘めたGBP/USD
4.基本的に堅調なクロス円
【1.引き続き投機筋中心のドル/円か】から一部
・ドルブルの投機筋の買いが先行している
・しかし、投機筋である以上買ったら必ず売らなければならない
・ジリ安か
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•質問回答
日本語では、ジェットコースターと言いますが、英語ではローラーコースター(roller coaster)と言います。
相場用語としても、上下動の激しい相場を表現する時に「ローラーコースターのような相場」といった具合に使われます。
悪材料が出て売り込んだところが、好材料が出て反発、しかし再び新たな悪材料が出て反落、そしてまたしても新たな好材料が出て反発といっためまぐるしい相場展開で、下手に悪材料や好材料を真に受けて、売ったり買ったりを繰り返すと、血だらけになりかねません。
こうした相場が起きるのは、まずマーケットの流動性が低くなっていることが上げられますが、それ以上に、マーケット参加者の相場観が固まっておらず、付和雷同(ふわらいどう)的になっていることによります。
※付和雷同、一定の主義・主張がなく、安易に他の説に賛成すること
そのため、出てくる材料に安易に飛びついては、相場の反転にやられてしまうことになります。
相場がローラーコースターのようになっているかを判断するには、それ程予想と違わない結果の経済指標とか噂とか観測といったささいな材料にまで、マーケットが過剰反応をしていないかを、見極めることが必要になります。
もし、ささいな材料でマーケットが反応して動いていることに気づいたら、いったん撤退し様子を見ることに超したことはありません。
相場は、これ一回限りではないのですから、あえて難しい相場でトレードすることはないと、個人的には思っています。
ニューヨークダウは、顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムが大幅高となり上げを牽引し、前日比64.81ドル高の34,529.45ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.029%下げて1.581%で引けました。
原油価格は、翌月曜のメモリアルデーを含むロングウィークエンドを前に利益確定売りが先行し、前日比0.53ドル安の66.32ドルで引けました。
金価格は、4月の個人消費支出(PCE)デフレーターが前年同月比で予想を上回って上昇したことから買われ、前日比6.8ドル高の1,905.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、110.20近辺の高値をつけた後、109.75近辺まで反落しました。
EUR/USDは、1.2133近辺まで下落後、1.2195近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、133.61近辺まで下落後、134.00近辺まで反発しました。
私がいた邦銀のディーリンチームは、いろいろな通貨ペアで非常にアクティブに動いていて、結構有名でした。
そんなチームがある時狙ったのはUSD/ZAR(ドル/南アフリカ・ランド)でした。
毎日、南アのヨハネスブルクにある地場の銀行をディーリングマシーンで呼んでは大玉で叩き、相場が動いたところでは別の地場銀行で素早く利食うということを繰り返し、結構な儲けになりました。
ところが、ある日の午後、現地時間の早朝、まだロンドンがオープンする前のマーケットが薄い時間帯に、南アの地場銀行が、次から次へとこちらを呼んできて、USD/ZARの大玉プライスを求めてきました。
いつも、呼んでばかりでしたので、プライスを出さないわけにもいかず、プライスを出せば、たたみかけるように同方向に叩かれ、コテンパンにやられました。
後でわかったことですが、実は、南アの地場銀行のディーリングルームは、当時、皆同じビルに入っていました。
そのため、地場銀行同士が最近日本の銀行に毎日呼ばれては叩かれていることを、「おまえもか」とお互いに知るのに時間は掛りませんでした。
そして、これは、一度その銀行をこらしめてやろうと話がまとまり、作戦は練られ実行に移されたということでした。
これを、我がチームでは、「暁の南アフリカの逆襲」と呼んで、後々までの語り草となりました。
5/28(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「長期チャートが語るもの」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
来週月曜は、米国はメモリアルデー、英国はバンクホリデーで、ニューヨークもロンドンも休場です。
結構な売りが出ているもようです。
ドル/円は、高止まりです。
ポジションがスクエア(ポジションなし)に近いものと思われます。
テーパリングが予想されるEU、カナダ、英国、NZの通貨が買われ、その可能性が低い日本の円が売られています。
ニューヨークダウは、米新規失業保険申請件数が40.6万件と予想の42.5万件より少なかったことから景気敏感株に買いが入り、前日比141.59ドル高の34,464.64ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.027%上げて1.601%で引けました。
原油価格は、米雇用指標の改善で買われ、前日比0.64ドル高の66.85ドルで引けました。
金価格は、米長期金利が上昇したことから売られ、前日比5.3ドル安の1,898.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、バイデン大統領の追加の6兆ドル規模の予算提案報道を受けて買われ、一時109.92近辺をつけました。
EUR/USDは、1.2180~1.2215近辺でのもみ合いが続きました。
EUR/JPYは、ドル/円の上昇に連れ、一時134.05近辺まで上昇しました。
昔、ロンドンにいた頃、今のようなリアルタイムチャートのグラフィックサービスはありませんでした。
罫線の用紙に、前日の日足を手書きすることがもっぱらでした。
そして、前日までの日足で、現在の相場を読むという、現在の1分足や10分足のリアルタイムチャートを見ているトレーダーの方達には信じられないようなことをしていました。
しかし、この手書きチャートというものは、それはそれで役に立ったと思っています。
ひとつには、手でチャートを書くことによって、グラフィックサービスでは得られない、微妙な変化を指先から感じることが出来ました。
また、前日までのチャートを見て、イマジネーション(想像)を働かせ、今日を読むことを繰り返すことで、イメージトレーニングに役立ちました。
現在では、私自身も、グラフィックサービスに頼っていますが、手書きチャートの頃に培ったイマジネーションを働かせるという点は、当時のイメージトレーニングが、今でも大変役立っていると思います。
チャートを見るときには、現在の形状を見るだけでなく、その先の絵をイメージすることが大事だと思います。
そのためには、できるだけいろいろなチャートを見てイマジネーションを働かせるという、イメージトレーニングをすることだと思います。
ドルの強気と弱気の綱引き状態です。
ポンドが、全般に売られています。
EUR/USDの下落が際立っています。
静かな状態が続いています。
EUR/USDは、ポジション調整から下落したもようです。
ニューヨークダウは、米国で新型コロナウイルスワクチンの接種が進み、経済活動の正常化が進むとの見方からやや買い優勢で、前日比10.59ドル高の34,323.05ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りはやや上昇し、暫定値ながら前日比0.015%上げて1.579%で引けました。
原油価格は、発表された米週間在庫統計で米原油在庫が減少したことから買われ、前日比0.14ドル高の66.21ドルで引けました。
金価格は、金融緩和が長引くとの見方から米長期金利が低下基調のため買われ、前日比3.2ドル高の1,901.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は上昇し、一時109.17近辺をつけました。
EUR/USDは下落し、一時1.2182近辺をつけました。
EUR/JPYは、133.30近辺から下落し、一時133.00近辺をつけました。
ロンドンに駐在して1年ぐらいが経った頃、北欧出張を命ぜられ、フィンランド、スェーデン、ノルウェーに行きました。
当時、まだまだ、ディーラー2年生というジュニアの時期でした。
スェーデンでは、北欧で一番大きな銀行のストックホルム本店を訪問しました。
会って下さったのは、その銀行のディーリングルームの為替チーフディーラーでしたが、ディーラーらしい精悍な感じの方で、大きなディーリングルームを案内してくださいました。
その際、私が、北欧の通貨バスケットのメカニズムについて質問したところ、そんなことまで俺に聞くのかとご機嫌を損ねてしまいました。
そして、ひとこと、チーフディーラーから言われました。
「お前が、俺と会えるのは、お前の銀行に、ミスター宮沢(仮称)がいるからだ。覚えておけ」
大変恐縮するとともに、大先輩である宮沢氏の顔の広さに驚きました。
大先輩は、私にとっては雲の上の存在でしたが、情報通として広く知られていました。
しかし、まさかここストックホルムにも、これだけタイトなコネクションを持っておられるとは、思ってもみませんでした。
こうした横のつながりを世界中に張り巡らせ、貪欲に収益チャンスを狙っておられる大先輩の姿勢に、実に多くのことを学びました。
特に、AUD/JPY、NZD/JPYが強めです。
特に、EUR/USDが売られて(ドル買い)います。
相場が動き出す前兆となることがありますので、油断は禁物です。
最近、東京オープン前に買いが強まる傾向があります。
基本的には、上昇は続くと見ています。
自分だけが気づいてるとか考えついたと思うことは、よくあることだと思います。
しかし、実際には、自分が気づいているとか考えついたと思うことは、他の人間も気づき考えついていることが多いと言えます。
相場における卑近な例は、マーケットのポジションの偏りです。
自分だけが気づいたとか考えついたと思って持ったポジションですが、気がつけば結構多くのマーケット参加者が同じように考え、同じようなポジションを持つものだと考えるべきかと思います。
そうしたマーケットのポジションが大きく一方向に偏った時は、一も二もなく、早くポジションを手仕舞い、マーケットからゲット・アウト(出る)ことです。
なぜなら、逃げ遅れると、相場の巻戻しに巻き込まれるリスクが高まるからです。
マーケットのポジションが大きく偏っているかを知るには、たとえば、売り方向を狙ってショートポジションを持っている時に、売り方向にフェーバー(有利)なニュースや経済指標が出ても、相場が下げきれなくなっていたら、要注意です。
つまり、それはマーケットのポジションがパンパンにショートになっていることを意味しますので、ここはやめ時と割り切ることが大切です。
実際に、昔、私のいたインターバンクディーラーとポジションテーカー(自己勘定取引専門)のチームで、毎夕、10人のディーラーが、各自のポジションを報告し表にしていましたが、10人中7人ぐらいが、同じ通貨ペアで同じ方向にポジションを張っていることがわかると、それをマーケットの縮図として捉え、これはまずいと、皆手仕舞っていたものでした。
つまり、10人ぐらいでも、十分マーケット全体のポジション状況がわかるものです。
ニューヨークダウは、最高値に迫り利益確定売りが出てやや下げ、前日比81.52ドル安の34,312.46ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.051%下げて1.557%で引けました。
原油価格は、翌日発表される週間在庫統計を先回りして買いが入り、前日比0.02ドル高の66.07ドルで引けました。
金価格は、米長期金利の低下を受けて買われ、前日比13.5ドル高の1,898.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、EUR/JPYの買いに押され、一時109.06近辺まで上昇したものの、米長期金利低下を受けて、108.70近辺まで反落しました。
EUR/USDは、一時1.2266近辺まで上昇後、1.2227近辺まで反落し、1.2250近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、一時133.60近辺まで上昇後、133.17近辺に反落しました。
ドル売りです。
全般的に、ドルが売られています。
クロス円が買い気です。
本日は25日で、5・10日(ゴトウビ)に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、ビットコイン反発でハイテク株に買いが入り、前週末比186.14ドル高の34,393.98ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前週末比0.029%下げて1.603%で引けました。
原油価格は、イラン核合意を巡る不透明感から買われ、前週末比2.47ドル高の66.05ドルで引けました。
金価格は、米長期金利が低下したことを受け買われ、前週末比7.8ドル高の1,884.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は下落し、一時108.71近辺をつけました。
EUR/USDは、1.2200~30近辺で横ばい推移でした。
EUR/JPYは、133.04近辺の高値から132.81近辺に軟化しました。
昔、先輩か誰かに言われたことですが、「(自分が)何かを本当に理解しているということは、そのことを他人にできるだけわかりやすく説明して理解してもらえるかによる」ということでした。
いつも感心しているのですが、個人投資家の皆さんは、大変良く勉強されています。
問題は、勉強したことが、本当に自分のものになっているかです。
それを確認するのに良い方法は、知り合いとか誰かに、勉強したことをできるだけやさしく簡潔に説明できるか試してみることです。
ポイントは、「できるだけやさしく簡潔に」という点で、これは、自分自身が理解していないとできないことです。
つまり、自分の頭の中で、勉強したことが咀嚼されているかが確認でき、自分自身のためになります。
しかも、その説明を、相手に理解してもらえれば、自分のためだけでなく、相手のためにもなるわけです。
こうして何かを説明し相手に理解してもらうということをお互いに繰り返すことが、切磋琢磨するということの具体的な行動のひとつだと思います。
この他、ひとつのテーマを議論するということも、大事です。
自分が考えてもみなかった切り口を、相手から聞くと大変勉強になりますし、逆に、皆同じ考えであることを知ることで、マーケットのセンチメントの偏りを知ることができます。
尚、注意しておくべきことは、「違いをわかり合う」ということで、いろいろな考え方を否定するのではなく、尊重しあうことが大切です。
買い気が強いままです。
買いが強まっています。
開店休業です。
保ち合い(もちあい)です。
相場は、全般に動きづらいと見ています。
ブル転とはマーケットのセンチメントがベア(弱気)からブル(強気)に転ずること、そしてベア転とはブルからベアに転ずることです。
たとえば、マーケットがベアになっていたのが、ブルに転換するためには、説得力のある理由が必要ですし、ブル転で良いと信じこむようになるにはさらに時間が掛かります。
言い方を変えれば、マーケットのポジションがショートからロングに変わるには、余程マーケットの大方の参加者が、方向転換することに納得するような理由なりきっかけなりがない限り、そう簡単には、考え方は変わりません。
しかし、考え方が変わらないでいると、たとえば、ショートのポジションがいつまで経っても減らず、下がるものも下がらなくなり、そのために、結局は大きめのショートカバー(買い戻し)につながっていきます。
大体において、この大きめのショートカバーを経て、マーケットセンチメントの心変わりが起きます。
ブル転したことが、良い結果につながるか、あるいは往復ビンタとなるかは、あくまでもその時の相場の方向性によります。
相場が、依然下落トレンドにあるかレンジ相場であれば、ブル転は、単に高いところで買ってできたロングポジションの積み上がりとなり、次の下落に向けた下げのエネルギーの蓄積になります。
一方、相場自体が本格的に反転する場合は、なかなかマーケットがブル転しない時に起きることが多く、つまりマーケットにショートポジションが残っていることから、さらなる上げのエネルギーとなります。
結局のところ、その時点でのポジションの偏りが、思惑とは逆方向に行くエネルギーとなりますので、マーケットのポジションがどちらに傾いているかは、値動きやシカゴIMMポジションなどを通じて、丹念にチェックすることが大事になるわけです。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.動きづらいかドル/円
2.揉み合いの EUR/USD
3.引き続き上値を試すか GBP/USD
4.強弱いろいろクロス円
【1.動きづらいかドル/円】
・レンジ相場の安定期から収束期へ?
・その後には、新たなトレンド相場がスタートか
・実質月末週で動きづらい
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•質問回答
イタリア語のCiao(チャオ)は、「やあ」とか「じゃあまた」とかいったいろいろな意味が含まれていて、いろいろな場面で使える重宝な言葉です。
ディーラーがこの言葉を使い始めたきっかけはわかりませんが、ディーリングマシンを使ってのディーラー間の会話では、特に会話の終わりに、このCiaoが多用されています。
もちろん、イタリア人ディーラーとの会話に限ったことではなく、どこの国のディーラーとの会話でも使われる、ごく一般的な挨拶言葉です。
つまり、それぐらい、東京、ロンドン、ニューヨークといった各マーケットセンターを越えて、ディーラー同士は会話を交わしています。
相場は、国・地域を越えて、ディーラーにとっては共通の話題であり、相手がどの国・地域の人間であろうと、対等に意見を交換し、ああだこうだとお互いに自分の思うところを、相手に語っています。
そこに、為替マーケットの大きさと魅力を感じます。
米人ディーラーなどは、日本の政治情勢や景気動向などに結構詳しかったりして、これはうかうかしてはいられないと思うこともあります。
スリランカ人ディーラーと、EUR/USDの行方を話すのも、不思議なようでいて、楽しいものです。
こうしたディーラー間のつながりは、かけがえのないものだと、個人的には思っています。
ニューヨークダウは、景気敏感株を中心に買いが優勢で、前日比124.42ドル高の34,208.57ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、やや低下し、暫定値ながら前日比0.011%下げて1.623%で引けました。
原油価格は、前日までの下げで値ごろ感からの買いが出て、前日比1.64ドル高の63.58ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比5.2ドル安の1,876.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は上昇し、一時109.00近辺をつけ、108.90近辺に落ち着きました。
EUR/USDは下落し、一時1.2161近辺の安値をつけ、1.2185近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは下落し、一時132.54近辺の安値を付け、132.70近辺に落ち着きました。
相場が上がってから、「なぜ買っておかなかったのか」と思ったり、相場が下がってから、「なぜ売っておかなかったのか」といった気持ちが起きますが、結果が出てからでは遅すぎます。
やはり、相場が上がる前に買い、相場が下がる前に売るというリスクを取ることが出来なくては、利益は出ません。
つまり、相場の展開を予測することが必要で、そのために、テクニカル分析があったり、ファンダメンタルズ分析があったりします。
私の場合、長い目ではファンダメンタルズ分析を見ていますが、日々においてはチャートをかなりよく見ています。
チャートのパターンから読むことももちろんしますが、それ以上に1時間足のチャートを見ることによって、値動きからマーケットのポジションを読むことに重きを置いています。
たとえば、ショートポジションが多い場合は、しり上がりに相場は上がりやすく、下に押してきても、また買いが強まるということが起きます。
ロングポジションが多い場合は、戻りらしい戻りがないままにダラダラと下げ、一時的に買いが強まっても、再び緩んでくるということが良く見られます。
このような、買いが強い売りが強いといった値動きから相場を見ていくと、わりとすんなりと相場の流れが読めてきます。
ただし、経済指標、特にマーケットが注目している経済指標発表の前の値動きは、多分に期待感からの買い気であったり売り気であったりします。
しかし、実際に発表されないことには、どのような結果になるかは誰にもわかりませんので、かなりリスクが高く、発表前の値動きにはついていかずに、発表結果が出てから相場に入ることが賢明だと思います。
5/21(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「投機筋のみの相場はレンジ相場」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
ドル買いの抵抗も、強力です。
ドルの全面安になっています。
ジリ高を続けています。
EUR/JPYを中心に、クロス円の買いが強めです。
全般にドル安傾向は、継続するものと見ています。
ニューヨークダウは、米長期金利低下とビットコインの上昇を受けて買われ、前日比188.11ドル高の34,084.15ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.051%下げて1.632%で引けました。
原油価格は、イラン核合意の協議が進展するという見方から売られ、前日比1.31ドル安の62.05ドルで引けました。
金価格は、米長期金利低下を受けて買われ、前日比0.4ドル高の1,881.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は下落し、一時108.75近辺をつけました。
EUR/USDは上昇し、一時1.2228近辺をつけました。
EUR/JPYは、ジリ高となり、一時133.02近辺をつけました。
チャートなりプライスの動きなりを見た瞬間に抱く第一印象は大事です。
言い換えれば、第六感とも言えるかもしれません。
しかし、往々にして、大きなオーダーが近くにあるとか、チャートポイントが間近だとか、いろいろとまことしやかな理由をつけ、第一印象を否定してしまいがちなものです。
それは、一見理性的な行為に思われるかもしれません。
しかし、自分のイメージしていたレベルより違うところに現状のレベルがあるというだけでも、何かが違うと思うべきです。
また、自分自身は既に忘れてしまっているけれど、記憶に刷り込まれている過去の現象と相似していることから印象に残った可能性があります。
特に、その第一印象は、危険信号を発していることが多いと言えます。
トレーディングは、瞬時の判断が求められます。
瞬時の判断にあたっては、理性も必要ですが、それ以上に反射神経が要求され、第一印象もこの反射神経の大きなファクターだと思います。
したがいまして、何かが違うという第一印象は、大事にすべきかと思います。
第一印象を大事に(相場には反射神経が必要)
反発が、限られています。
ジワリとドル安です。
仲値決めが終わって、やや緩んでいます。
ドル/円は、往って来いになりやすいと見ています。
本日は20日で、5・10日(ゴトウビ)に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、ビットコイン急落で市場心理が悪化し、前日比163.17ドル安の33,897.49ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.038%上げて1.680%で引けました。
原油価格は、米株安やアジアでの新型コロナウイルスの感染拡大が続いて売られ、前日比2.13ドル安の63.36ドルで引けました。
金価格は、米株安を受けて買われ、前日比13.5ドル高の1,881.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、108.57近辺まで急落後、109.29近辺まで反発しました。
EUR/USDは、1.2239近辺まで上昇後、1.2160近辺まで反落しました。
EUR/JPYは、132.64まで急落後、133.16近辺まで反発し、133.00近辺に落ち着きました。
こんな思い出があります。
スペインのバルセロナでオリンピックが開催されることになり、オリンピック開催国の通貨はオリンピック特需もあって、一般的に強くなると言われていたこともありましたし、当時スペイン・ペセタ(ESP)は、高金利の通貨でもあったことから、金利差も狙えそうだということで、主要国で最も低金利のスイスフラン(CHF)を売って、ペセタを買うことにしました。
しかし、それまで扱ったことのない通貨だけに、その考えがあたっているのか、今ひとつ自信がなく、それでは現地の銀行に聞いてみようと、ディーリングマシンを使って、あるスペインの銀行のマドリッドを呼びました。
こちらからのコールを受け取ってくれたスペインのディーラーに、日本の銀行の東京だが、これこれこういう風に考えて、ペセタ買いスイス売りをしたいのだがどう思うかと、正直に聞いてみました。
先方からの答えは、その考えで良いと思うということになり、早速、その銀行でペセタ買いスイス売りを実行しました。
相場のほうは、順調に進み、為替でも金利差でも利益がでました。
ところが、ある日、突如ペセタが対スイスフランで急落し、どうしたことかと、親しくなったその銀行に問い合わせたところ、私と同じように、海外からあまりにも大量の資金がスペインに流入してきたため、スペインの金融当局が資金流入に対する規制措置を発表したということでした。
これは、まいったと思いましたが、そのスペインの銀行にどうしたものかと尋ねたところ、こんな規制は一過性のものだから、またペセタは強くなると思うので、ポジションは継続した方が良いとのアドバイスをもらいました。
そして、確かに、規制の効果は一過性で、再びペセタは盛り返し、さらに強くなりました。
しかし、オリンピック開催までは、まだ間があったものの、もう潮時と、その銀行で利食い、度重なる有益なアドバイスに礼を言って、2ヶ月に及ぶキャリートレードは終わりました。
この一連のことから、ディーラーは、洋の東西を問わず、仲間と思えば、実にオープンなものだということです。
そして、私も、海外から円について問われれば、知る限りのことは出来るだけ相手に伝えるようにしてきました。
こうして、持ちつ持たれつで、ディーラーはやっています。
ユーロ買いが続いています。
ただし、まだロングと見ています。
方向感がなさそうです。
ドル/円は、上値も重いですが、下値も堅そうです。
ドル/円は、まだ重そうです。
ニューヨークダウは、発表された4月の米住宅着工件数が156.9万件と予想の170.4万件を下回ったことから売られ、前日比267.13ドル安の34,060.66ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ほぼ変わらず、暫定値ながら前日比0.002%上げて1.642%で引けました。
原油価格は、イラン核合意の復活に向けた協議の進展により、同国原油の禁輸が解除され、世界の需給が緩むという思惑から売られ、前日比0.78ドル安の65.49ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇に連れて買われ、前日比0.4ドル高の1,868.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時108.84近辺まで下げ、その後は108.90挟みで揉み合いました。
EUR/USDは上昇し、一時1.2234近辺をつけました。
EUR/JPYは上昇し、一時133.19近辺をつけました。
個人投資家と言えども、ひとたび、トレーディングをすることで、外為マーケットに参加した以上は、自分自身の気持ちに関わらず、ファンドやインターバンクや輸出入の実需筋や投資家などと、マーケットにおいては同等の参加者であることを認識する必要があります。
いくら、自分は素人だからと思っていても、マーケットはそれを知る由もなければ、また手加減をすることもなく、れっきとしたマーケットの参加者のひとりとして扱われます。
そうしたマーケットで、もみくちゃになることは、実際にあると思います。
しかし、そのことを、自分自身が素人だからと言い訳にせず、トレーディングの数をこなし熟練度を上げ、また外為知識を得るための勉強は怠らないことが肝心です。
さらに申し上げれば、自分は素人だからを逃げ道にしていると、決して成長はないと思います。
どの世界にも、ビギナーの時期はあります。
ビギナーは、右も左もわからないのがあたり前です。
しかし、ビギナーから中上級者のレベルに、自分自身をグレードアップさせるためには、なによりも喰らいついていくガッツが必要です。
それによって、マーケットで生き残っていけるかどうかが決まってきます。
全体的にドル安を真剣に試し始めています。
全体的にドル売りです。
クロス円は、全般に買われています。
全般に、ドル高志向なので、ドルロングが溜まりやすいマーケットだと言えます。
抵抗を受けながらも、ドル安傾向が続います。
ニューヨークダウは、インフレ警戒でハイテク株が売られ、前週末比54.34ドル安の34,327.79ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは強含みで、暫定値ながら前週末比0.012%上げて1.647%で引けました。
原油価格は、米欧経済の再開期待から買われ、前週末比0.90ドル高の66.27ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが上昇したのに連れて買われ、前週末比29.5ドル高の1,867.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、109.20を挟んで揉み合いました。
EUR/USDは、上昇傾向で、一時1.2161近辺をつけました。
EUR/JPYは、ジリ高を続け、一時132.80をつけました。
ついている時、ついていない時は、誰しもあります。
ひとつのトレーディングのコツとしては、ついていると思う時は積極的に相場に参戦し、ついていないと思う時は相場に参戦しないという方法があります。
運気がある時、ない時、誰にもあることですので、運気がない時には、無理に相場に入ることはないと思います。
また、仲間がいると、その中で、つきにつきまくっている仲間がいるものです。
そうしたついている仲間に、ついていくというのもトレーディングの方法としてはありです。
実際、ディーラー仲間でも、ついているディーラーに乗ることは、よくあります。
このように、仲間がいると、収益チャンスが増えるという利点があります。
ただし、いつもいつもついている仲間についていくと、自分で考えるということがおろそかになる欠点があります。
そうなると、トレーダーとしての成長が止まってしまいますので、ついている仲間につくのも、トレーディング手法のひとつとわきまえ、意識して、自分自身の考えを持つように心掛けることが必要です。
何事も過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如し(※)ということなりますので、ほどほどが良いと思います。
※何事でもやりすぎることはやり足りないことと同じように良くない。
ポンドが、対ドル対ユーロで買われています。
全般に、ドル売りになってきています。
ドル/円以外は、ドル高になったためクロス円は円高になりました。
ドル/円、クロス円は、円安に転じています。
全般に円買いが強まっています。
外国為替に携わっていると、米英の夏時間、冬時間との付き合いは、避けては通れません。
夏時間の最大のメリットは、米経済指標の発表が冬時間に比べて1時間早まり、指標発表の待ち時間が短くてすみます。
ただし、ニューヨーククローズの時間も早まり、日本時間の午前6時になりますので、ニューヨーククローズを見ようとすると冬時間より1時間早く起きる必要があります。
それでも、個人的には、夏時間の方が好きです。
夏時間から冬時間への切り替わり、冬時間から夏時間への切り替わり時を、ロンドンやニューヨークで経験しました。
思い出深いのは、ロンドンで、冬時間から夏時間に切り替わった初日の通勤時間、いつもより1時間早く起きて出勤しようと家を出ると、いつもすれ違う人が、冬時間から夏時間に変わったことなど少しも素振りに見せず、平然と歩いていたのには、夏時間が本当に社会に定着していることを感じました。
夏時間とは違いますが、時間的なことで印象に残っているのは、シンガポールです。
シンガポールは、ビジネスチャンスを逃すまいと、1時間時差の早い香港に合わせて、1年中1時間早めの時間で生活しています。
そのため、朝7時でも、真っ暗です。
自らの手で損切りをするのは、勇気のいることです。
そのため、ストップロスオーダーに頼ることが多いと思います。
もちろん、就寝時や、仕事や用事で手が離せない時には、ストップロスオーダーを必ず入れる必要がありますので、その点においては、なにも問題はありません。
ただし、ストップロスオーダーに頼るために起きる弊害もあります。
それは、相場が明らかに自分の思惑からはずれている、つまり自らの見通しが間違っていても、即刻手仕舞わないで、ストップロスオーダーに頼ってしまうことです。
しかし、このひと勝負がすべてではない以上、次のトレードのために体力を温存するには、明らかに自分の見方が間違っていれば、ストップロスに頼らず、自らが能動的にポジションを手仕舞うべきではないかと、個人的には考えています。
相場に向かうにあたって、受身ではなく能動的であるべきで、それは損切りの場合においても言えることです。
自分の相場の見方に誤りがあれば、出来るだけ、自らの意志で今までの相場観を自ら否定し、やり直すことが必要です。
また、いったん損切っても、悔しさのあまりに、時間を置かずに、再度相場にエントリーしてしまうことがあるかと思いますが、そうした悔しさからのトレードは、あまりうまく行くことがないことは、私自身の経験からも言えます。
ストップロスがついたり、自らの手で損切ったら、いったん休み、気持ちをリセットさせることが肝心だと思います。
今週の注目点 (都合により通常より1日早く掲載します)
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円はレンジか
2.EUR/USD は上昇か
3.GBP/USD は上昇か
4.クロス円は上昇か
【1.ドル/円はレンジか】
・ レンジ相場の安定期に入っている可能性
・108.00~110.00 レンジか
・投機の買い VS 機関投資家の売り
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•週末には、充実のWeekly Reportが配信されます。
•動画閲覧
各種手法の解説やセミナーを、任意にご覧頂けます。
•質問回答
ニューヨークダウは、米長期金利が低下したことから買いが優勢となり、前日比360.62ドル高の34,382.07ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.038%下げて1.630%で引けました。
原油価格は、米株高を受けて買われ、前日比1.55ドル高の65.37ドルで引けました。
金価格は、米長期金利低下とEUR/USDの上昇を受けて買われ、前日比14.1ドル高の1,838.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時109.19近辺まで下げたものの、その後109.45近辺まで反発し、109.35近辺に落ち着きました。
EUR/USDは上昇し、一時1.2147近辺をつけました。
EUR/JPYは上昇し、一時132.84近辺をつけました。
ある友人から聞いた中国のことわざです。
これをトレーディングにあてはめると、「魚をもらう」とは、与えられた相場見通しにしたがって相場を張ることで、もちろん、見通しが的中して、儲かることもあります。
しかし、魚をもらい続けても、自分で魚を捕るための知識やテクニックを自分自身のものにすることはできません。
それに対して、「魚の釣り方を教わる」、つまり相場の見方やテクニックを教わり、実際に自分で試してみて工夫していく中で、知識やテクニックを身につけることができます。
つまり、自分で考えるということが、大変大事だということです。
いろいろな相場見通しやマーケットコメントを読むことも、もちろん大事ですが、あくまでもそれはたたき台であって、では自分はどういう見方をするのかを考えることが大切です。
最初から完璧な考えを自らに求める必要はありません。
自分で考えるという習慣をつけることが大事で、考えることの繰り返しの中で、徐々に思考が訓練され自分のものになっていくと思います。
もちろん、痛い目に遭うかもしれません。
しかし、それによって、ご自分の考え方に一層膨らみを持つことが出来ると思います。
5/14(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「ドル安の可能性は?」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
週末前のポジション調整と思われます。
ポンドが、対ドル対円対ユーロで売られています。
ドル/円の買いが引きません。
値ごろ感からの買いと見ています。
戻りが限られています。
ニューヨークダウは、米長期金利が低下したことから買戻しとなり、前日比433.79ドル高の34,021.45ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.047%下げて1.656%で引けました。
原油価格は、米東海岸のパイプラインが操業を再開したことから供給懸念が後退し、前日比2.26ドル安の63.82ドルで引けました。
金価格は、米長期金利が低下したことから買われ、前日比1.2ドル高の1,824.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米長期金利低下を受けて緩み、一時109.41近辺をつけました。
EUR/USDは、1.2060~00近辺で揉み合いとなりました。
EUR/JPYは、132.55近辺から132.08近辺に緩んだ後、132.20近辺に落ち着きました。
個人投資家向けのトレーディングシステムでも、コールオーダーあるいはアラームといった、設定したある水準に相場がくれば、指定したメールアドレスに通知したり、PCから音が出て知らせるという便利な機能があると思います。
インターバンクでも、他のセンターから預かったコールオーダーをウォッチしており、実際その水準に相場が達すると、電話で知らせています。
特に、皆が注目している水準にコールオーダーが集中することがあり、そうなると電話するのにてんてこ舞いになることがあります。
このコールオーダーで、いつも思うのですが、洋の東西を問わず、トレーダーの心理はいずこも同じで、主にロスカットレベルがコールオーダーになりますので、やはり自分のロスカットがついたかどうかは、夜中であっても知っておきたいとという気持ちが強く働いているわけです。
そういうことからも、いったんトレーダーになると、夜寝たとしても、結局24時間、相場に神経を使っているということになります。
余談ですが、昔、まだ人間のブローカーがスピーカーを通して、プライスをトレーダーに伝えていた時代に、米西海岸に住む、あるトレーダーは、自宅の寝室にスピーカーボックスを備え付け、寝ている中もプライスを流し続けたという語り草がありました。
ここまでくると、さすがにエキセントリック(変人)ではあります。
EUR/JPYも重くなっています。
ロンドンは、EUR/GBPを買いで仕掛けているようです。
あまりポジション的には、偏っていないもようです。
昨日の流れを汲んで、ドル/円は買いが先行すると見ています。
ニューヨークは、ドル/円を相当買ったと思われます。
ニューヨークダウは、発表された4月の米消費者物価指数(CPI)が年率4.2%と予想の3.6%を大きく上回ったことを受け、米長期金利が1.7%に迫ったことから売られ。前日比682.09ドル安の33,587.07ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、CPIを受けて急上昇し、暫定値ながら前日比0.073%上げて1.697%で引けました。
原油価格は、米東海岸のパイプラインの停止の影響で一部地域でガソリン不足が表面化したことから買われ、前日比0.80ドル高の66.08ドルで引けました。
金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前日比13.3ドル安の1,822.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、予想以上に強かった米CPIを受けて、ドル買い優勢となり、一時109.64近辺をつけました。
EUR/USDは、ユーロ売りドル買いが強まり、一時1.2066近辺をつけました。
EUR/JPYは、ドル/円の上昇を受け、一時132.42まで上昇しました。
たとえば、ロングのポジションを作る時(ポジションメイク)は、慎重に買っていくこともありますし、レンジブレイクでロスカット的にエントリーすることもあります。
また、あるレベルを超えてくると、追撃的に買い増していくということもしています。
しかし、ポジションクローズの時は、個人的には、一気に全部手仕舞うことにしています。
これは、私のスタイルですので、強制するものではありません。
たとえば、ポジションがフェーバー(有利)になると、もっとフェーバーになるかもしれないと、段階的に利食っていく方法もありますが、経験的には、このあたりが利食い場と思うと、スパっとすべてやめることが結局は、好結果を生むことが多いと思うからです。
こういったスパっとやめると、非常にすがすがしい気持ちになります。
たとえ、それからさらにフェーバーな方向に向かおうと、もう相場に興味がなくなっており、全然悔しさがありません。
また、ポジションがアゲンスト(不利)の時も、これは自分が見方を誤っていたと判断すれば、スパっとすべてやめることにしています。
そして、やはり、アゲンストのポジションをやめると、すがすがしいものを感じます。
すがすがしいものを感じるには、執着しないということが大事だと思っています。
特に、アゲンストの時は、深手を負うまで執着せず、どんどん止めていくことが良いように思います。
ポンドが、全般的に買われています。
ロンドンは、全般にドルを売ってきています。
ドルの買い戻しと思われます。
状況によっては、再びリスク回避の円買いが出るものと思われます。
下落再開の可能性があります。
ニューヨークダウは、前日にハイテク株が売られた流れが、消費関連株や景気敏感株にも波及し、前日比473.66ドル安の34,269.16ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.021%上げて1.624%で引けました。
原油価格は、米最大級の石油パイプラインへのサイバー攻撃を受けた供給懸念から買い優勢となり、前日比0.36ドル高の65.28ドルで引けました。
金価格は、長期金利が上昇したことを受けて売られ、前日比1.5ドル安の1,836.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、世界株安から108.35近辺まで売られた後、米国債10年物利回りが上昇したことから108.68近辺まで反発しました。
EUR/USDは、1.2182近辺まで上昇後、1.2145近辺まで反落しました。
EUR/JPYは、132.47近辺まで上昇後、131.79近辺まで下落し、132.00近辺に落ち着きました。
相場で、追い詰められることがあります。
ポジションはアゲンスト(不利)となり、かなり苦しい状況になると、何かここで一発逆転になるようなこと、つまり自分にとってフェ―バー(有利)なニュースや要人発言や経済指標の発表などが出てくれないかと、神頼みに近い気持ちになるものです。
しかし、相場は冷徹です。
援軍到着に期待を寄せた時点で、すでに相場に負けていると思ったほうが良いと思います。
むしろ、そこまで追い詰められたら、スッパリと一回ポジションを閉じて、頭を冷やすことが、大事だと思います。
しかし、このスッパリとやめるということは、なかなか出来ないものです。
なぜなら、ここでやめたら、そこから反転するのではないかという恐怖心に近い感覚や折角ここまで頑張ったのだからという未練が働き、なかなかやめられないものです。
しかし、多くの場合、そこでスッパリとやめなかったことが、傷口を広げることになります。
相場はこれ一回限りではありません。
ご自分が、追い詰められ援軍到着を期待しているなと感じた時は、スッパリとやめることだと思います。
さらに、申し上げれば、援軍を期待するところまで追い詰められる前に、「どうも考えていた相場と違うな」と思えば、かろやかにやめることが、結局、体力を温存することになると思います。
ドル/円もEUR/USDも、売り気です。
動意薄です。
ドル/円は、買いが引きません。
ドル/円は、短期的には方向感がなさそうです。
EUR/USDが、重くなっています。
ニューヨークダウは、新型コロナワクチンの普及による景気回復や金融緩和の長期化期待から買いが先行したものの、ハイテク株への売りが強まり、前週末比34.94ドル安の34,742.82ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前週末比0.020%上げて1.599%で引けました。
原油価格は、米最大級の石油パイプラインが7日にサイバー攻撃によって停止したものの、影響は短期的にとどまるとの見方が次第に広がって伸び悩み、前週末比0.02ドル高の64.92ドルで引けました。
金価格は、GBP/USDの上昇に連れて上げ、前週末比6.3ドル高の1,837.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、108.70~80近辺で横ばい推移でした。
EUR/USDは、1.2178近辺の高値から1.2140近辺に軟化しました。
EUR/JPYは、132.36近辺から132.03近辺に軟化しました。
ご存知、相場の格言です。
確かに、相場の上昇幅が大きければ、反落する値幅も大きくなります。
また、もちろん、反対に「谷深ければ山高し」でもあり、相場の下落幅が大きければ、反発の値幅も大きくなります。
これは、大相場になるほど、トレンド方向へのポジションの偏りが大きくなるため、その反動も大きくなるからです。
トレーディングとしては、たとえば、山高ければ、貪欲にその上昇を追っていくことが必要ですが、一方で、永遠に上がり続けるのではないかという安堵感を持つことは禁物です。
一方向に進む相場は、いつかは終わりを告げるものです。
しかし、利食いの入れ方はなかなか難しく、相場の天井で売り抜ける、相場の底で買い抜けるということは、なかなか至難の業ではありません。
個人的には、まだ上げている、あるいは下げている過程で利食うよりも、いったん天井なり底なりを見て、下げ始めたところ、上げ始めたところを、追撃的に利食うのが良いように思っています。
尚、たとえば、天井をつけて下げ始めたときに、もう一度上がるかもしれないと利食いを躊躇すると、利食いのチャンスを逃すことになりますから、そこは割り切って手仕舞いを実行することが、大事です。
利食いは、損切りよりも難しいものです。
ロンドンは、ドル/円を買い上げましたが、上も重そうです。
ポンドが買い気です。
ショート気味のもようです。
GBP/USDが、レジスタンスをブレイクしてきています。
本日は10日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
いろいろなスポーツの国際試合を見ていて思うことは、日本選手のここ一番の弱さです。
やさしい国民性ゆえのことかともしれませんが、勝つことを求められての選手ですから、やっぱり勝ってほしいものです。
トレーダーもまた、投機という投資によってリターンを求めることが目的である以上、相場に勝つことがなによりも優先されます。
トレーディングで勝つためには、経験も必要ですし、知識も必要ですが、それ以上にマインドコントロールができるようになることが大切です。
トレーディングにおけるマインドコントロールの基本は、小さな負けにはこだわらず、大きな勝負にはねばりを見せるというメリハリだと思います。
相場を見誤った時には執着せず、すっぱりと見切りをつけ、次のタイミングを待つことが大切です。
また、自分が得意とする相場がどのようなものなのかを自覚する必要があります。
そして、得意とする相場がやってきたら、相場に貪欲に喰らいつくタフさを持つことが大事です。
ともすると、小さな負けにこだわって、大きな勝負には飛び込めないということが起こりがちです。
したがい、心して自分の気持ちを自分でコントロール出来るように、自分自身を見つめ、自分の長所短所を分析しておくことだと思います。
今週の注目点
に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円も含めてドル安進行か
2.EUR/USD、上昇か
3.GBP/USD、上昇か
4.クロス円、上昇か
【1.ドル/円も含めてドル安進行か】から一部
・ バイデン政権のハネムーン期間は終了
・惨憺たる米雇用統計
・バイデン政権の政策はドル安を呼ぶ
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•質問回答
相場により、主役通貨と脇役通貨があります。
やはり、主役通貨はセンターステージ(舞台中央)で観客(マーケット)すべての視線を浴びているだけのことはあって、大きな調整があったり、急落急騰があったりと、動きも派手で相場をリードします。
脇役通貨は、主役通貨に付き従おうとするものの、観客の視線を浴びるのもたまにのことで、ほとんどは、埋もれています。
主役通貨は、他の通貨の先陣を切って動くため、ともするとその活発な動きにマーケットがついていけず、出遅れている脇役通貨で、ポジションを張ろうとするマーケット参加者も出てきます。
しかし、脇役通貨には、脇役通貨に甘んじざるをえない理由(わけ)があり、リスクとリターンを考えると、あまり儲からないのが一般的です。
やはり、主役通貨で勝負することが、一番パーフォマンスが良いと思います。
主役通貨でポジションを持つのに勇気がいる局面がありますが、「振り下す刃の下ぞ地獄、飛び込んでみよ。極楽もあり」と酒田五法でも説いていますように、ここ一番では、捨て身になって主役通貨と真っ向勝負することも、また必要です。
尚、今の主役通貨はどれなのか、日頃からアンテナを張っておくことが大事です。
また、主役通貨とどの通貨とのペアが、一番効率的かも見逃さないようにしなければなりません。
ニューヨークダウは、発表された4月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を大幅に下回り、米景気への楽観が後退した半面、FRBによる金融緩和の長期化観測が強まって買いが優勢となり、前日比229.23ドル高の34,777.76ドルと3日連続で最高値を更新して取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.013%上げて1.574%で引けました。
原油価格は、中国の貿易収支やPMIが改善したことから買われ、前日比0.19ドル高の64.90ドルで引けました。
金価格は、冴えない米雇用統計を受けて買われ、前日比15.6ドル高の1,831.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米雇用統計の悪化を受け、一時108.34近辺をつけ、108.60近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、ECBの量的緩和のテーパリング観測が浮上して買われ、一時1.2171近辺をつけました。
EUR/JPYは、EUR/USDの上昇に連れて、一時132.17近辺をつけました。
売りオーダーにも、いろいろあります。
一般的なのは、日本の輸出企業の売りオーダーのように、ある水準で、売りたいと思っている額を、最初から全額置く方法です。
こうしたオーダーの場合、マーケットがオーダーが上にあることを察知しやすく、その手前で、売りオーダーを壁にして売って、上に抜けるとストップロスすることがよくあります。
それに対して、中東や中国の売りオーダーは、ある水準にきたら連絡するよう取引銀行に頼み、実際その水準に相場が上がってきて、銀行から連絡を受けると、それでは、とりあえず、何千万ドルをある水準以上で静かに売ってくれと銀行に注文します。
それで、注文された額を銀行が静かに売り切ると、さらに何千万ドル売ってくれと銀行に注文します。
この形で売ると、ある水準を上に抜けたと思うと売ってきますので、もぐらたたきのような値動きになります。
そして、買ってロングになったほうは、ボディーブローのように自分のロングが効いてきて、反落となります。
また、おもしろい売りオーダーでは、ショートのストップロスがあるとされる水準で、ストップロスが出たら売れという売りオーダーもあり、ショートのストップロスを狙って買い上げ、ストップロスがついた途端に、売りが強烈に出て、買い上げてきてロングになった筋が総投げすることになります。
もちろん、買いオーダーでも、方向は逆ですが、上記の売りオーダーと同様のものがあります。
5/7(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「プラザ合意」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
通常、もっと米雇用統計前は仕掛けてくるロンドンですが、今日は静かです。
ロンドンオープン前に売られていたので、買っているという感じです。
ドル/円は、まだジリ高が続く可能性があります。
様子見気分が強そうです。
昨日のEUR/USDの反発は、あくまでも買い戻しと思われます。
ニューヨークダウは、発表された米新規失業保険申請件数が予想より少なく、雇用回復の期待が高まって買われ、前日比318.19ドル高の34,548.53ドルと連日で最高値を更新して取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.013%下げて1.571%で引けました。
原油価格は、利益確定売りに下げ、前日比0.92ドル安の64.71ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇に連れて買われ、前日比31.4ドル高の1,815.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米国債10年物利回りの低下を受けて下げ、一時109.00近辺をつけました。
EUR/USDは上昇し、一時1.2063近辺をつけました。
EUR/JPYは、一時131.85近辺まで上昇し、131.55近辺に落ち着きました。
相場が高止まりすることがあります。
その原因は、マーケットが結構ショートになってしまっているためです。
つまり、相場は下落すると見たプレーヤーが多く、マーケット全体にショートポジション膨らんでしまったため下がらなくなり、一部のプレーヤーが、あきらめて買い戻すと、実需の売りオーダーがある水準の手前まで上昇します。
そして、その高値水準に張り付いてしまいます。
こうした膠着状態から開放されるには、ふたつの方法があります。
ひとつは、高止まり状態に長い時間を費やし、ゆっくりとショートポジションを解消する方法です。
もうひとつは、上の売りオーダーを買って上抜き、ロスカットを誘発させて、一気にショートポジションを解消させる方法です。
マーケットのセンチメントが、「ここで止めたら、その後落ちるかもしれない」という、ある種の期待感を捨てきれないと、なかなか買戻しが進まず、高止まり状態を長く続けてショートポジションを解消することになります。
一気に上値を買って、買い戻した場合は、短期間にショートポジションが解消され、相場が動きやすくなります。
本来的には、一気に解消する方法の方が、相場を再活性化させるのには良いのですが、実際には、上に売りオーダーが見えているために買い戻しにふんぎれず、高止まりが長い時間続くことの方が、特にドル/円は多いと言えます。
戻りが弱い状況です。
動意薄です。
アジア勢がEUR/USDを売ってきましたが、反発しています。
ドル/円は、やや買い気です。
EUR/USDは売られがちですが、買いもしつこく出ています。
ニューヨークダウは、エネルギー・素材株に買いが入り、前日比96.99ドル高の34,230.02ドルと2週間半ぶりに過去最高値を更新して取引を終えました。
米国債10年物利回りは、イエレン米財務長官が前日の金利上昇を予測する発言をその後修正したことから低下し、暫定値ながら前日比0.017%下げて1.575%で引けました。
原油価格は、発表された米週間在庫統計で原油在庫が減少となったことから一時2カ月ぶりの高値をつけましたが、利益確定売りに押され、前日比0.06ドル安の65.63ドルで引けました。
金価格は、米長期金利低下を受けて買われ、前日比8.3ドル高の1,784.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、109.39近辺から109.15近辺に軟化しました。
EUR/USDは、1.1990~1.2010近辺でのもみ合いでした。
EUR/JPYは、131.35近辺から131.03近辺に軟化しました。
英語では、”Buy the rumor, Sell the fact.”と言います。
要するに、まだ噂のうちに、ポジションメイク(ポジションの造成)をして、事実が明らかになったら、ポジションクローズ(ポジションの手仕舞い)をするということです。
これは、結構ディーラーの間でよく使われている言葉で、要はリスクを取ることが収益チャンスを生むということです。
噂の段階で、いち早くポジションメイクをして、事実が明らかになって、マーケットの大勢がポジションメイクをしようと殺到したところを、利食いに回るとは、トレーディングとしては、かなりスマートなやり方だと思います。
しかし、早くポジションを持つということがすべて良いわけではありません。
やはり、勝算があってこそできることで、そのためには、その噂の信憑性の高さとその材料が事実として公になった場合のマーケットの反応の大きさを、短時間に判断し予測できなければなりません。
この材料に対しての価値判断とマーケットに与えるインパクトの大きさを反射的に読めるようになるためには、ひとつには、経験を積み重ねることはどうしても必要だと思います。
また、いろいろな材料に対して好奇心を持ち、それらの材料に重要度に応じたプライオリティー(優先順位)をつける習慣を持つことが大事だと思います。
少なくとも、目にし耳にする材料を、それほどのこともないと事も無げに無視することは、厳に慎むべきだと思います。
ポンドが、全般に買い気です。
全般的に、ドル高傾向です。
動意薄です。
東京市場の必要性を感じます。
EUR/USDを重くなっています。
ニューヨークダウは、景気敏感株への買いが続き、前日比19.80ドル高の34,133.03ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.026%下げて1.580%で引けました。
原油価格は、世界需要の持ち直し見通しから買われ、前日比0.91ドル高の64.49ドルで引けました。
金価格は、米長期金利低下を受けて買われ、前日比24.1ドル高の1,791.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米国債10年物利回りの低下を受けて、一時109.04近辺まで売られた後、109.42近辺まで反発して、109.30近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、1.2036近辺まで上昇後、1.2002近辺まで下げ、1.2020近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、一時131.15近辺まで下落後、131.43近辺まで反発し、131.30近辺に落ち着きました。
インターバンクディーラーだった頃、よく他の銀行のディーラー仲間と集まりました。
そのメンバーのひとりでいつも勝っていて、感心するディーラーがいました。
ディーラー仲間の間では、損した話はよくしますが、儲けた話はあまりしません。
しかし、彼は嫌味なく儲けた話をよくしてくれました。
そして、彼の話に一貫していたことは、実に儲けることに謙虚だということでした。
ポジションがフェーバー(自分に有利)になると、もっと儲けようとはせず、どんどん利益を確定していっていました。
つまり、相場観が良く、入るタイミングが絶妙である上に、利が乗れば淡々と利食っていく彼の姿勢が、儲けの蓄積につながっていたのだと思います。
もっと儲けたいと思うのは、自然な気持ちだと思います。
しかし、儲けたいという欲望が強くなり過ぎると、相場が見えなくなります。
また、評価上の利益のピークから現状の利益が目減りすると、どうにか、逃してしまった分の利益を取り戻そうという気持ちが働き、それが返って、悪循環を起すことはよくあります。
自分のもっと儲けたい欲望を抑えて、利益を確定することは、ある意味では損切りより難しいものです。
そこを、さらっとやれるかどうかで、結果が違ってきます。
ドル高が、さらに進んでいます。
ドル高気味です。
ドル/円は、下値を切り上げています。
動意がありません。
ドル/円は、二番底を見に行くのではないかと見ています。
ニューヨークダウは、世界的な景気回復期待を背景にエネルギーや素材、資本財に買いが入り、前日比238.71ドル高の34,113.56ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.030%下げて1.601%で引けました。
原油価格は、世界需要の持ち直し見通しで買われ、前日比0.91ドル高の64.49ドルで引けました。
金価格は、米長期金利低下を受けて買われ、前日比24.1ドル高の1,791.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、一時108.90近辺まで下落し、109.10近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、一時1.2075近辺まで上昇後、1.2060近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、一時131.45近辺まで下落後、131.60近辺に落ち着きました。
損をする場合には、ふたつあると個人的には思っています。
ひとつは、全く自分自身の相場の見方が間違っている場合で、これはあたり前と言えばあたり前のことです。
そして、もうひとつは、相場にエントリーするタイミングが合っていない場合です。
実は、この後者の特にエントリーのタイミングが早過ぎたために損していることが圧倒的に多いと言えます。
相場の方向感については、皆様、合っていることが多いと、自信を持たれて良いと思います。
しかし、問題はここからで、いくら相場の方向感が合っていてもエントリーのタイミングが合っていないと、ご自身が考えている方向に向かう前の相場のアヤ(上げ途上の一時的な下げ、下げ途上での一時的な戻り)に振り落とされて、それから思った方向に動き出し、「やっぱり、合っていたのに...」とホゾを噛むことになると言えます。
なぜ、振り落としが起きる場合が多いかと言えば、前述しましたように、相場の方向感は多くの方が合っているわけですから、それをもとに、同方向にポジションを、ほぼ同時に多くのマーケット参加者が相場を張れば急激にポジションが、買い過ぎ売り過ぎになるため、その後、自律反転的にポジションを解消する方向に動くことになるからです。
少なくとも、言えることは、フィーリングが現実化するのには、想像以上に時間が掛かります。
ですので、フィーリングが湧いたからと言って、すぐに相場に飛び込むことはないわけです、
もうひとつ、エントリーのタイミングとして申し上げておかなければならないのは、逆にエントリーのタイミングが遅過ぎる場合です。
堅く堅実にと思うがあまり、相場が動き出してしばらくして、エントリーすることです。
ある程度の利益を確保することもありますが、ヘタをするとひと相場の最終段階でのエントリーとなることもありえます。
相場のエントリーのタイミングは、リスクと確実性の配合具合だと思います。
リスクがあり過ぎてもダメですし、確実性があり過ぎてもダメだと思います。
個人的には、リスク:確実性が3:7あるいは4:6ぐらいが適当ではないかと思っています。
少なくとも、リスクが5を超えるのは、リスキーでお勧めしません。
全体的にドル売りです。
ロンドン休場ながら、ドル/円のジリ高は続いています。
ドル/円は、ショート気味と思われます。
ドル/円は買い気ではありますが、売りも結構あると見ています。
これから3日間、東京市場休場ですので、警戒してください。
相場を張っていると、自分では気づかなくても、肉体的にも精神的にも結構なプレッシャーを受けています。
トレーディングの経験を積むために、夢中になってトレードをする時期も必要ですが、同時に気分をリセットさせることも覚えなくてはなりません。
特に、トレーディングの連続によって、頭が煮つまってしまっては、勝てるものも勝てなくなってしまいます。
それを避けるためには、いったん頭の中を空っぽにして、相場のことは完全に忘れる時を持つことが大切です。
しかし、トレーディングのことを完全に忘れることは、そう簡単なことではありません。
一番、効果的なのは、運動をすることだと思います。
運動をしている間は、頭の中が真っ白になりやすいと、個人的な経験からも、感じています。
この頭の中が真っ白という時間を持つことによって、頭の中に新鮮な空気が送り込まれ、気分がリセットされると思います。
特に、相場に負けた時の悔しさや儲け損ないはしないかという焦りを感じれば感じるほど、こうした気分のリセットが必要です。
頭が空っぽになった後、相場を改めて見ると、悔しさ焦りを忘れ、それまで気づかなかったことに気づいたりしますので、そうしたひと時を持つことは、決して無駄なことではなく、むしろ相場を生き抜いていくためには必要なことだと思います。
それが、「休むも相場」ということだと思います。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、まずは買いからか
2.EUR/USD、売りが先行するか
3.GBP/USD、目先レンジか
4.クロス円、上昇傾向か
【1.ドル/円、まずは買いからか】
・休の間隙を縫って、海外勢が買い仕掛けか
・本邦機関投資家は、売り上がるか
・米雇用統計後、反落か
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•質問回答
相場を見る時に、短期チャートだけでなく、中長期のチャートも見ることは基本的に大事ですが、大相場となるとさらに中長期のチャートの重要さが増します。
尚、ここで申し上げるそれぞれの期間を大雑把に区分けしますと、短期とは、1分足から1時間足、中期とは、4時間、8時間、日足、長期とは、週足、月足といったスケールだとご理解ください。
相場が荒れていない時には、短期チャートだけでも、ある程度の相場展開は確かにわかります。
しかし、相場がダイナミックに動く大相場では、短期チャートだけを見ていても、相場展開のほんの一部しかわからなくなりますので、中長期のチャートを合わせて見る必要性が高まります。
なぜなら、平常の場合の短期チャートの動きが、相場が荒れている時には動きがダイナミックになり、中長期のチャートのスケールで動くようになるためです。
たとえば、レジスタンスやサポートについても、短期のポイントではなく、中期、長期のポイントがより有効に働きます。
言い換えれば、短期チャートでは、相場の行き過ぎに見えても、大相場では、そんなことにはお構いなしにさらに大きく動くことになりますので、短期チャートにおけるチャートポイントや経験則をあてはめようとすると危険が伴います。
大相場では、平常時とは意識を切り替えて、より大きなスケールで相場を把握するように、心掛けることが大切です。
それが、つまり、相場を大掴みで読むということです。
ニューヨークダウは、新型コロナウイルスの新興国での感染拡大や半導体不足などから世界経済の回復鈍化が警戒されて売られ、前日比185.51ドル安の33,874.85ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.012%下げて1.628%で引けました。
原油価格は、新興国での新型コロナウイルスの感染拡大が嫌気されて売られ、前日比1.43ドル安の63.58ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比0.6ドル安の1,767.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、発表された4月のシカゴ購買部協会景気指数が72.1と予想の65.3を大きく上回って上昇し、一時109.34近辺をつけました。
EUR/USDは、1.2017近辺まで下落しました。
EUR/JPYは、131.38近辺まで下落しました。
大相撲の勝利者インタービューで、いろいろなお相撲さんから「先のことは考えず、一番、一番に勝つことだけを考えています」という言葉をよく耳にします。
トレーディングにおいても、同じようなことが言えるのではないかと、個人的には思っています。
つまり、いったんポジションを持つと、思わず一攫千金を夢見てしまうものです。
そのため、自分で設定したターゲットに執着するあまりに、何度も訪れるそこそこの収益獲得のチャンスをパスしてしまいがちです。
しかし、やはり、ひと勝負、ひと勝負で、着実に勝つことが、収益の積み上げとなると思います。
言い換えれば、もっと気軽に利食っていって良いのだと思っています。
「利食えて、ラッキー」と思うことで、自ら設定したターゲットまで、相場の上げ下げからのプレッシャーに耐えて利食わなければならないという、ある種の使命感は忘れ、気軽に利食って良いように思います。
ポジションを持つと、多かれ少なかれ、ストレスが生じますが、かろやかに「利食えて、ラッキー」と思っていれば、ストレスはかなり軽減されると考えています。
相場は、これ一回限りではありません。
またチャンスは必ず訪れます。
ひと勝負終えたら、次のチャンスのために英気を養っておくことが大切です。
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