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2021/12/31

EUR/GBP、さらに下落

ロンドンは、年末ながら、かなり仕掛けているようです。

EUR/GBP下落

揉み合いから、改めて下落になっています。

閑散

アジアにおける東京市場の存在感を、逆に感じます。

東京市場休場

アジアタイムは静かだと思います。

トレンドレス

相場全体が、短期的には方向感を失っています。

ドル/円上値も重い

ニューヨークダウは、米新規失業保険申請件数の減少は好感されたものの、前日まで6営業日で1500ドルあまりも上げた後だけに利益確定売りで上も抑えられ、前日比90.55ドル安の36,398.08ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.028%下げて1.515%で引けました。

原油価格は、エネルギー消費の拡大は続くとの見方から買われ、前日比0.43ドル高の76.99ドルで引けました。

金価格は、米長期金利が低下したことを受けて買われ、前日比8.3ドル高の1,814.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークに入り再度上値が試され、115.20近辺をつけたものの、それ以上には上げきれず、115.04近辺に反落しました。

EUR/USDは、1.1299~1.1340近辺での横ばい推移でした。

EUR/JPYは、130.14~51近辺での横ばい推移でした。

売りたいから、買い(直観と現実の違い)

値動き分析をする時の感覚の一種です。

値動きを見て、たとえば、直感的に売りたいと思う時に、逆にだから買いだと思うことがあります。

また、直感的に買いたいと思う時に、逆にだから売りだと思うことがあります。

こうした感覚は、特に相場が一方向に大きく進行した後の戻しの過程で良く感じます。

なぜなら、相場が大きく動いた後は、マーケット全体のセンチメントが同質になりがちなためです。

つまり、直感的に思うことが、マーケットの大勢の見方でもあり、たとえば、大きく下落した後、反発してくる過程で、相場は戻した後は、また下がるので売りだと多くのマーケット参加者も考え戻り売りをしていることが、結構あります。

しかし、戻り売りを多くのマーケット参加者がほぼ同時に行なうと、急激にショートポジションが膨らんでしまい、下押しはあっても、買いが引かなくなることが多いと言えます。

こうした時、直感的には売りでも、現象的には、ショートが多いため下がりきれなくなって買いが引かないことを値動きから察知できるようになることが必要です。

そして、こうした場合に、「売りたいと思うけど、現象面では買い気が引かないので、だから買いだ」と相場を見られるようになることが大切です。

こうした、感覚は、自分でポジションを持ってみて、はじめて感ずるものですし、また、それを身につけるためには、それなりの経験を積むことも必要です。

しかし、いったん身につけると、非常に役に立つものだと思っています。

ヒロセ通商 | タイアップ

2021/12/30

ユーロ安

ユーロが、全般に弱めです。

ドル/円高止まり

大きく反落する気配はありません。

買い気

ドル/円は、やや買い優勢です。

マーケットの需給を知る

閑散となり、ノイズ(雑音)が減ったマーケットだからこそ見えてくるものもあります。

ドル安円安

ドル/円の上昇と、EUR/USD・GBP/USDの上昇が同時に起きています。

ドル/円買い気続く

ニューヨークダウは、新型コロナウイルスの感染拡大による米景気への悪影響は限られるとの見方から買いが続き、前日比90.42ドル高の36,488.63ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.070%上げて1.551%で引けました。

原油価格は、発表された米週間在庫統計で原油とガソリンの在庫が減ったことから買われ、前日比0.58ドル高の76.56ドルで引けました。

金価格は、米長期金利が上昇したことから売られ、前日比5.1ドル安の1,805.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、EUR/USDの急騰(ドル売り)を受けて、一時114.67近辺まで下落したものの、その後、115.00近辺まで反発しました。

EUR/USDは、1.1274近辺から1.1369近辺まで急反発した後、1.1350近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、129.66近辺から130.56近辺に上昇しました。

コストが悪い(持ち値が悪い)

インターバンクディーラーの間で、良く使われる言葉です。

ポジションの持ち値が悪いという意味です。

コストが悪いのは、たとえば、下げ相場で、下落に加速がつき、思わず儲け損なう恐怖から、安値を叩いたところが相場はそこを安値として反発し、気がつけば、コストの悪い売りポジションを持ってしまった場合です。

また、上げ相場で言えば、高値掴みをして、コストの悪いロングを持ってしまった場合です。

売りにせよ買いにせよ、コストの悪いポジションを持ってしまうと、それはそれなりに、可愛いポジションに思うものですが、そうしてそのポジションに執着することは危険です。

特に、そのポジションを持った後に、フェーバー(有利)でいる時間よりアゲンスト(不利)でいる時間が圧倒的に長い場合は、さらにアゲンストになる可能性が高く、こうした状況では、勇気を持っていったんポジションを手仕舞うことが、賢明かと思われます。

持ったポジションがうまく行かないのには、二つの理由があると想います。

ひとつは、根本的に相場観が間違っているということ、そしてもうひとつにはタイミングが早いことが上げられます。

実は、根本的に相場観が間違っている場合は少なく、多くの場合は、ポジションを持つタイミングが早いことで、うまく行かないと言えます。

したがい、安値を叩いてしまった、高値掴みをしてしまったけれど、フェーバーにならないようであれば、ポジションに固執せず、次のチャンスのために、今持っているポジションは手仕舞うことが大切です。

ヒロセ通商 | タイアップ

2021/12/29

意外と静か

限定的な動きです。

ドル買いでスタート

ロンドン勢が、マーケットに戻ってきました。

仲値決めでは買い気

需給は依然ドル不足のようです。

弱い買い気

実需が正月休みに入ったためなのか、ドル/円の買いが弱い感じです。

ロンドン勢、今日から復帰

どう攻めてくるか注目です。

ドル/円小動き

ニューヨークダウは、無症状のコロナ感染者の隔離期間が短縮されたことが好感され、前日比95.83ドル高の36,398.21ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ほぼ横ばいで、暫定値ながら前日比0.005%上げて1.486%で引けました。

原油価格は、英米の緩やかな感染対策が好感されて買われ、前日比0.41ドル高の75.98ドルで引けました。

金価格は、米長期金利が低下した局面では買われ、前日比2.1ドル高の1,810.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、やや緩み、114.71近辺をつけ、114.80近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、1.1290近辺まで下げた後、1.1310-15近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、129.61近辺まで下落後、129.85-90近辺に反発しました。

トレンド相場のサイクルに乗る(タイミングが大事)

トレンドがはっきりしている相場、たとえば、下げトレンドの相場でも、一本調子で相場が下がる期間は短く、大きな戻しという調整局面があってこそ、再び下げられるものだと思います。

下げて、戻して、また下げるということの繰り返しが、下げのトレンド相場のサイクルと呼ばれるものです。

このトレンド相場のサイクルにうまく乗れると、非常に効率よく利益を出すことが可能となります。

ただし、下げ相場がはっきりしているため、同じように下げで狙っているマーケット参加者も多く、彼らの心理状況も読み取りながらトレードする必要があります。

下げ相場が始まったばかりの時は、一番相場が素直に下落するところです。

なぜなら、思惑がはずれたロング筋の大量のロスカットが出る上に、ショート筋も急な下げに乗り遅れてしまうため、ショートが出来にくいためです。

そして、ストップロスがほぼ出尽くして下げ止まったところから、売り遅れたマーケット参加者は、売り込んでくる場合もありますが、大抵は戻り売りを始めます、

こうして売ることでマーケットはショートになり、下がりにくくなって、買戻しが強まって一段上昇し、ショートのストップロスが出て、ショートポジションは買い戻されます。

この後、マーケットセンチメントがブル(強気)になって、高値圏で買ったり、買い下がったりすると、今度はロングになって下げやすくなります。

こうした下げトレンドの相場のサイクルを見てみますと、相場へのエントリーは、下げ始めたばかりの時は、安値圏で売っていくことが大切です。

しかし、それ以降は、マーケットのセンチメントがベア(弱気)になるため、エントリーのタイミングは、マーケットが買い戻して反発し、さらにロングになるのを待ってからか、あるいは反発から反落に転じた時に追撃的に売るということが、良いように思います。

ヒロセ通商 | タイアップ


2021/12/28

閑散

昨日とは、打って変わって、今のところ静かです。

今のところ小動き

しかし、休みとはいえ油断できないのがロンドンです。

ドル買い一服

9時54分の仲値決めが終わり、ドル/円の買いも一服です。

円独歩安

実需のドル不足の影響が大きいと見ています。

115.00ブレイク試すか

ドル/円は、115.00ブレイクを試されるものと見ています。

ドル/円115.00接近

ニューヨークダウは、消費堅調で米景気に楽観視する見方が強まって買われ、前週末比351.82ドル高の36,302.38ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ほとんど変わらず、暫定値ながら前週末比0.009%下げて1.484%で引けました。

原油価格は、世界景気の回復が続くとの見方から買われ、前週末比で引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇局面では買われ、前週末比2.9ドル安の1,808.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、断続的に買戻しが出て、一時114.91近辺をつけました。

EUR/USDは、1.1304近辺から1.1331近辺に上昇しました。

EUR/JPYは、ドル/円に連れて上昇し、一時130.15近辺をつけました。

思い切りと割り切り(ポジションを張る時、閉じる時)

相場には、「思い切り」と「割り切り」が必要だと思います。

まず、思い切りは、ポジションメーク(ポジションを張る)をする時に、必要です。

チャートを見返して確認し、マーケットのセンチメントも把握し、そしてインスピレーションも沸いていて、後はもう、実際にポジションメークするばかりという段階で、相場に飛び込む思い切りが必要です。

私は、ポジションメークは指値ではなく、プライスを叩くことを心掛けています。

これは、自分から能動的に相場にエントリーすることで、相場に前向きでいられると思っているからです。

また、ポジションを手仕舞う時、それが利食いであろうと損切りであろうと、損益を確定する時は、割り切りが必要だと思います。

そして、オーダーに出来るだけ頼らずに、出来るだけ自らプライスを叩くことにしています。

ただし、不測の事態に備えて、常にストップロスは入れています。

ここで手仕舞うと、期待すべき利益が得られないかもしれないとか、ここで損切ったら自分だけバカを見るかもしれないといった、ある種の恐怖感から、ポジションを手仕舞うことができないでいることがあるかと思います。

しかし、収益極大損失限定は、実は割り切りによって実現できるもので、執着心では実現できません。

尚、利食いの三分割という考え方もありますが、ここで利食うと決めたら、一気に利食うことが、結果的には良いように思います。

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2021/12/27

動かなくなる

閑散としています。

EUR/GBP買い気

ロンドン勢はいないはずなのに。

仲値決め前後に上昇

ドル/円は、恒常的に仲値での実需のドル買い需要があるもようです。

低い流動性

慎重な対応が必要です。

ロンドン休場

本日は、英国がクリスマスの振替休日のため、ロンドン市場は休場です。

ギャップは、必ず埋まるのか(窓埋め)

前週末のニューヨーククローズと、今週初のシドニータイムとの間で、ギャップ(窓)が発生することがあります。

そして、月曜早々にギャップが埋まることは、良くあることです。

しかし、ギャップがすぐに埋まることが必ずではないことも、理解しておくことが必要です。

つまり、場合によっては、ギャップが埋まるのに、半年とか1年を要する場合もあります。

ギャップ埋めに時間が掛かる場合とは、相場が強いトレンド相場で、言い換えれば、一方向へ相場が進む勢いが強い時です。

このような場合、たとえギャップを埋めようとしても、埋めきれずにトレンド方向へ再び進み始めることが多いと言えます。

そして、ギャップ埋めを狙ったポジションが、ギャップを埋められずにと手仕舞いとなることが、トレンド再開の原動力となります。

このように、マーケットにトレンド方向へ勢いがある時には、ギャップはすぐには埋まらないことがありますので、今の相場、トレンド相場かレンジ相場かを見極めることが必要です。

ヒロセ通商 | タイアップ

2021/12/26

Weekly Report(2021/12/26)

今週の注目点 

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、形勢をうかがう
2.EUR/USD、目先はレンジか
3.GBP/USD、年内調整続く?
4.クロス円は、目先反発気味か

【1.ドル/円、形勢をうかがう 】から一部

・欧米勢は29日から本格的にマーケットに復帰
年初めの欧米勢の攻勢に備える
年越しはスクエアが賢明

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儲けを漏らさない(気持ちをほぐす)

大相場で儲けた後に良くあることですが、大儲けし利益確定をしたものの、欲も出てさらに儲けようと、ポジションを張り直し、その新規のポジションがうまく行かず、折角の儲けを減らすことがあります。

また、最悪のケースは、折角の儲けをふっ飛ばすだけに止まらず、損失となることもあります。

つまり、トレーディングで大事なことは、折角の儲けを、砂のように指の間から漏らさないことです。

そのために大事なことは、大儲けしたら、休むことです。

大儲けした直後は、気が大きくなり欲のかたまりになっていますので、この燃えたぎっている気持ちを、まず、ほぐすことが大切です。

気持ちをほぐすには、何よりも、相場から一定の距離を持つことです。

こうして、気持ちをほぐしてから、気分も新たに、ポジションを再び張ることが重要です。

また、逆に儲け損なった時は、焦りが出るものですが、やはり儲けたいと思う気持ちで一杯だと思いますが、そういう時にこそ、気持ちを静める上で、休むということが大事です。

休んでいたら、相場のチャンスを逃してしまうと思われると思いますが、そういう気持ちを抱いている間は、休んでいた方が良いと思われます。

ヒロセ通商 | タイアップ

2021/12/25

ドル/円やや軟化

ニューヨークは、クリスマスの振替休日のため、株、債券、商品市場は休場でした。

為替相場では、ドル/円は、114.39近辺から114.33近辺に軟調気味でした。

EUR/USDは、1.1332近辺から一時1.1307近辺に緩みました。

EUR/JPYは、129.75近辺から一時129.30近辺に下げました。

相場は先手必勝(先行者利益)

トレンド相場というものは、最初は思いきりがあれば簡単で、徐々に難しくなるものです。

それは、最初は、不確実な要素が多く、相場にエントリーして良いものか迷うところですが、そこを順張りで思い切り良く飛び込むと、意外に波に乗れるものです。

それは、その時点ではまだ相場の趨勢に逆行するポジションがマーケットに多く存在し、、時間の経過と共に、思惑と実際が異なっていることにひとりまたひとりと気づいてくると、損失を確定しようとする動きが加速するからです。

この相場の初期の段階では、思惑がはずれて、プライスはなんでも良いから、早くマーケットから出たい一心で、ストップロスが集中する時だけに、値動きは、力強く一方向に動きますので、順張りで入っていれば、短期間で、大きな利益を得ることが出来ます。

しかし、このトレンド相場が続くと、多くのマーケット参加者も、その時点でのトレンドがわかってくるため、同方向のポジションに偏りやすくなり、そのため、相場が素直に動かなくなります。

こうして、相場は、徐々に難しくなり、儲けにくくなります、

これは、相場に限らず、なんにでも言えることですが、先行者は利益を得やすく、後発組はなかなか儲からないというものです。

したがい、相場は先手必勝が、重要です。

ヒロセ通商 | タイアップ

2021/12/24

ドル/円下げ

東京勢のポジション調整と思われます。

ポンドやや買い気

ポンドが、若干ながら買いになっています。

[12/24]FX経済研究所出演

12/24(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「高リスクの年末年始相場を再点検YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

ドル/円やや重くなる

実需の買いが、引き続きでるかがポイントだと思います。

クリスマス・イブ

今日は、ニューヨークの株・債券市場は休場、ヨーロッパ大陸の市場も短縮取引です。

意図的?

意図的とも思えるような円のジリ安が続いています。

ドル/円ジリ高続く

ニューヨークダウは、オミクロン株の重症化リスクが低いという調査結果が相次いで発表され警戒感が和らぎ買われ、前日比196.67ドル高の35,950.56ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.035%上げて1.493%で引けました。

原油価格は、オミクロン株への過度な懸念が後退して買われ、前日比1.03ドル高の73.79ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇に連れて買われ、前日比9.5ドル高の1,811.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ジリ高が続き一時114.46近辺をつけ、その後は高止まりしました。

EUR/USDは、1.1290近辺まで急落後、1.1337近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、129.05近辺まで急落後、129.72近辺まで反発しました。

先が読める(実際になるには時間が掛かる)

相場に対して、これから上がるか下がるか、ある程度のイメージが湧いてくる時があります。

この先が読めるということは、意外とだれでも持ち合わせているものです。

ですから、先が読めたからと言って、自分は天才だというわけではありませんが、逆に、先が読めても、自分を謙遜して、「いやいや、そんなわけはない」と自らを否定してしまうのではなく、先が読めることはあるものだと、肯定的に捉えるべきかと思います。

ただ、この先が読めることの一番のネックは、先が読めたと思った時と、それが実際になるまでの間には、思った以上の時間がかかるものだということです。

多くの場合、先が読めたと思うと、どうしてもそのチャンスをものにしたいと焦って、相場に早く入ってしまいがちです。

実際に相場に入るべきタイミングより早く相場に入ると、実際に思惑通りの相場になる前のアヤでポジションを切らされることが多く、切らされた後、相場が思った方向に進み、悔しい思いをすることになります。

したがい、相場はこうなると先が読めても、実際になるには思った以上に時間が掛かるものだとわきまえておくべきかと思います。

先が読めたことによって、実際となるタイミングを逃さなければ、これが本当の天才だと言えます。

天才になるためには、まずは焦らず、じっくりタイミングを待てるようになることが大切です。

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2021/12/23

EUR/GBP下落

EUR/USDが下がり、GBP/USDが上がっています。

ドル売り気

全般に、ややドル安です。

ユーロ高

ユーロが、全般に上げています。

ややドル買い

全体的に、ドル高気味です。

いったんの底打ちか

EUR/USD、GBP/USDは、下をいったん確認した可能性があります。

全般にドル安

ニューヨークダウは、米食品医薬品局(FDA)がファイザーが開発した新型コロナウイルスの飲み薬の緊急使用を承認したと発表したことが好感され、前日比261.19ドル高の35,753.89ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.030%下げて1.457%で引けました。

原油価格は、発表された米週間在庫統計では原油在庫が減少して買われ、前日比1.64ドル高の72.76ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇に連れて買われ、前日比13.5ドル高の1,802.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、発表された12月の米消費者信頼感指数が115.8と予想の111.0を上回ったことから114.37近辺まで上昇しましたが、その後EUR/USDやGBPUSDが上昇(ドル安)を続けたため、114.08まで反落しました。

EUR/USDは上昇し、一時1.1342近辺をつけました。

EUR/JPYは上昇し、一時129.50近辺をつけました。

不測の事態発生から収束まで (3日間が目安)

不測の事態が発生し、相場がパニックを起こしても、発生から3日間ほどでいったんの収束を迎えるのが一般的だと見ています。

その収束の過程についてお話しましょう。

まず、事態発生当日ですが、これは、大方のマーケット参加者にとっては、その不測の事態の発生あるいは発生する時期は寝耳に水のため、特に発生内容が自分にとってアゲンスト(不利)になる場合、少しでも損失を最小限に留めようとポジションクローズ(手仕舞い)に走ります。

どんな水準でも良いから、とりあえずポジションをクローズして損失を確定しようとするマーケット参加者の売りあるいは買いが集中するため、相場は一方向に大きく動きます。

特に、プログラム売買によるロスカットが出動すると、一方向への動きがさらに加速する傾向にあります。

事態発生2日目となると、発生当日よりは、マーケットは落ち着いてはきますが、それでもまだ、マーケットの動きはかなり神経質で、唐突な動きには過敏に反応しますので、まだ油断はできません。

しかし、3日目になると、かなりマーケットも落ち着きを取り戻してきます。

マーケットは、発生した事態を客観的に振り返って見ることが出来るようになります。

発生した事態の大きさに違いはありますが、意外と発生からいったんの収束まで3日ほどなののが一般的な目安だと見て良いように思います。

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2021/12/22

ポンド高

ポンドが、全般に買われています。

円安気味

ドル/円、クロス円が、買い気になっています。

クロス円買い気

特に、EUR/USDが強いため、EUR/JPYが上げています。

ポジションスクエア?

ドル/円は、ポジションが偏っている感じはありません。

自律的反転

この閑散期のマーケットで、過度のリスク回避の円買いが行われ、そして巻き戻されたものと見ています。

円全面安

ニューヨークダウは、前日まで3日間で1000ドル近く下げたため、値ごろ感からの買いが入り、前日比560.54ドル高の35,492.70ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.055%上げて1.474%で引けました。

原油価格は、値ごろ感からの買いが入り、前日比2.51ドル高の71.12ドルで引けました。

金価格は、米長期金利が上昇したことを受けて売られ、前日比5.9ドル安の1,788.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、リスク回避の雰囲気が一服する中、米株は反発し、米国債利回りも上昇したことから上昇し、一時114.21近辺をつけました。

EUR/USDは、1.1301近辺から1.1261近辺まで下落後、1.1283近辺に反発しました。

EUR/JPYは、上昇を続け、128.75近辺をつけました。

マーケットの大勢の見方を読む(ポジションの偏り)

特に、為替相場はそうですが、マーケットの大勢が、今、どうなってほしいのか、あるいは、どうなってほしくないのかというマーケット心理を読むことは、大変重要です。

相場というものは、大勢の見方の逆に行くことが多く、それだけに、その時の大勢の見方を知ることが大切です。

なぜ、大勢の見方の逆に相場が進みがちかと言えば、たとえば、大勢の見方がドルブル(ドルに強気)になれば、マーケットのポジションもドルロングに偏ります。

そして、ロングのポジションが膨らめば膨らむほど、相場は復元力が強まり、そのため下げ方向に動きやすくなります。

ということは、大勢の見方の逆にポジションを張ることが、収益チャンスにつながるということになります。

つまりは、大勢の思惑がはずれて、ストップロスが集中する時が、もっとも相場がパワフルに一方向に行く時であり、そこを悠然と利食うことが、トレーディングの真骨頂だと言えます。

逆に言えば、マーケットの大勢の見方を正確に把握していないと、思わぬ損失を被ることになりますので、大勢の見方を読むのは、真剣勝負だと言えます。

それでは、大勢の見方を読む方法ですが、新聞やネットを通じて、今どんな見方に偏っているかを知ることです。

ただし、大勢の見方は、時々刻々変化しますので、その変化を捉えることが重要になり、それは、やはり経験の蓄積が必要になるものと思われます。

ヒロセ通商 | タイアップ

2021/12/21

ユーロ買い

ユーロが、全般的に反発しています。

EUR/GBP軟調

EUR/GBPが、売られています。

やや円買い気味

自然体だと、円高になるのかもしれません、

動きづらそう

クロス円も、動意が乏しい状況です。

ジグザグ

ドル/円の動きは、単に上げ下げしているだけです。

ドル/円往ったり来たり

ニューヨークダウは、オミクロン株感染拡大による景気減速懸念から売られ、前週末比433.28ドル安の34,932.16ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、やや上昇し、暫定値ながら前週末比0.019%上げて1.421%で引けました。

原油価格は、オミクロン株感染拡大による需要減を懸念して売られ、前週末比2.63ドル安の68.23ドルで引けました。

金価格は、米長期金利上昇に連れて売られ、前週末比10.3ドル安の1,794.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、113.33近辺まで下げた後、113.72近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、1.1303まで上昇後、1.1275近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、128.15-20近辺で高止まりしました。

儲けのスタイル(大金持ちと貧乏人)

昔、先輩ディーラーから、相場で本当に儲けるのは、大金持ちかハングリーな貧乏人のどちらかだという話を聞いたことがあります。

その理由は、まず、ハングリーな貧乏人の場合、失うものがないため、捨て身で貪欲に相場を追うことができるからだということでした。

尚、あくまでも、ハングリー精神を持っていなければなりません。

それに対して、大金持ちは、リスクに対する許容度が大きく、多少のアゲンスト(不利)にも鷹揚に構えていられるからだということでした。

どちらも、なるほどと思いますが、私自身は、お金持ちではありませんが、お金持ちスタイルが好きです。

やはり、相場と長く付き合うためには、あまり自分自身にプレッシャーを与え過ぎないことが良いように思うからです。

ただし、ここ一番では、貪欲に相場を追うというハングリーな貧乏人スタイルのマインドも持ち合わせておくべきだと思います。

基本的には、大金持ちスタイルを選ぶのも、ハングリーな貧乏人スタイルを選ぶのも、皆様それぞれのお好み次第ですが、どちらを選ぶにしても、ご自分にはどちらがよりフィットするかを、よく検討することが必要です。

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2021/12/20

ポンド安

ポンドが、全般に売られています。

ややドル高

とは言っても、かなり閑散とした相場展開です。

クロス円下落の可能性

ドル高相場のため、クロス円が下がるものと見ています。

本日は20日

本日は20日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

滞空時間 (高値圏、安値圏)

相場が高値にいる時間が長くなることを、「滞空時間が長い」と呼んでいます。

そして、本来滞空時間と言えば、高いところに止まるということですが、高値圏に長くいるのと同様に安値圏に長くいることも「滞空時間が長い」と呼んでいます。

滞空時間が長くなる原因は、たとえば、マーケットが下落を狙って、ショートにしたところ、思惑がはずれショートの買戻しをした後、ショートのポジションがなくなってポジションの偏りがあまりなくなった時に、高値水準に止まってしまいます。

また、マーケットが上げを狙って、ロングにしたところ、思惑がはずれ反落となりロングを投げた後、ロングのポジションがなくなってポジションの偏りがあまりなくなった時に、安値水準に止まってしまいます。

しかし、滞空時間がさらに長くなると、新たなポジションが積み上がりやすくなり、高値圏でも、安値圏でも、ロングのポジションが積み上がれば下げ、ショートのポジションが積みあがれば上げとなります。

つまり、ほとんどポジションがない状態のところに、新たにロングなりショートなりのポジションがたまるわけですから、新たに出来たポジションの逆方向に相場が動きやすくなります。

もちろん、上昇してきて、踊り場での滞空時間が長くなったところに、新たな買い材料が出て、再び上昇することもあります。

また、下げてきて、踊り場で滞空時間が長くなったところに、新たな売り材料が出て、再び下落することもあります。

しかし、いずれにしましても、相場の滞空時間が長くなると、次の動きが始まる頃合が近づいていることを、一般的には示しており、次の方向性を十分検討しておく必要があります。

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2021/12/19

Weekly Report(2021/12/19)

今週の注目点

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、閑散なマーケットか
2.EUR/USD、下落再開か
3.GBP/USD、下落か
4.クロス円、円高気味?

【1.ドル/円、閑散なマーケットか】から一部

・クリスマスを週末に控えたマーケット
マーケットに残るポジション次第の面も
既に年初めのマーケットに注目

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結構役に立つ移動平均線(その特性)

移動平均線の特性を知っておかれると、結構役に立つことが多いと言えます。

私は、各期間の、5、10、25、90、120、200を使っています。

もっとも、ポピュラーなのは、移動平均線がレジスタンスやサポートとなる場合です。

5日移動平均線などが良い例で、5日線が鋭角的に上を向いていれば強いサポート、5日線が鋭角的に下を向いていると強いレジスタンスになります。

これは、1時間足でも有効で、大変役に立ちます。

また、二つの移動平均線の乖離幅がある一定以上に大きくなると、実勢値が反転する傾向があります。

特に、該当する移動平均線が、中長期線の場合にこうしたことが良く見受けられます。

逆に、複数の移動平均線が収束してくると、収束の過程ではレンジ相場、収束してしまうと、上か下へ離れる、つまりトレンド相場が始まるタイミングになる傾向があります。

このように、移動平均線は非常に単純で、また、なぜそんなことになるのだろうと不思議にも思いますが、とても有効な分析法だと思いますので、是非試してみてください。

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2021/12/18

往って来い

ニューヨークダウは、緩和縮小に伴い株式市場に資金が流入しにくくなるとの見方から売りが優勢となり、前日比532.20ドル安の35,365.44ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、やや低下し、暫定値ながら前日比0.016%下げて1.406%で引けました。

原油価格は、欧米で新型コロナウイルスの感染拡大を懸念して売られ、前日比1.52ドル安の70.86ドルで引けました。

金価格は、米長期金利低下局面で買われ、前日比6.7ドル高の1,804.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時113.15近辺まで下落したものの、その後113.76近辺まで反発しました。

EUR/USDは、1.1332近辺から1.1236近辺まで下げました。

EUR/JPYは、128.73近辺から127.81近辺まで下落しました。

勝ち逃げを心掛ける(目標達成のために) 

相場は、勝ち逃げに越したことはないと思っています。

たとえば、インターバンクトレーダーの場合、1ヶ月をひとつの区切りとして目標を立て、トレーディングを行ないます。

そして、月の前半で稼いで、後半は流すというのが一般的です。

これを、勝ち逃げと考えています。

これは、目標達成という精神的なプレッシャーを軽減するためにも良策だと思います。

もしも、月末近くなっても、まだトレーディングを続けているとしたら、それは、その月に儲からずに目標が達成されていないと考えられます。

この場合、精神的なプレッシャーもきつくなり、儲かるものも儲からなくなるものです。

インターバンクディーラーと異なり、個人の投資家層にとっては、こうした1ヶ月区切りといった縛りを設ける必要性はないと思います。

しかし、1年という区切りであっても良いと思いますが、トレーディングの期間に区切りをつけ、期間前半で勝ち逃げするつもりでトレードすることが、トレーディングにメリハリをつける上でお役に立つと見ています。

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2021/12/17

ドル/円買い

EUR/USDやGBP/USDの売り(ドル買い)に連れてのことか。

[12/15]ラジオNIKKEI「北野誠のトコトン投資やりまっせ。」出演

12/15(水)のラジオNIKKEI「北野誠のトコトン投資やりまっせ。」に出演しました。

番組はYouTubeで配信されています。視聴するには以下↓のリンクをクリックしてください。

「今年の年末年始相場はご用心!? 海外勢との攻防と賢いトレード戦略」YouTube

◇「北野誠のトコトン投資やりまっせ。」公式サイト

[12/17]FX経済研究所出演

12/17(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「ロンドンとクロス取引YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

ポンド売り気

ポンドが、全般に売り気配です。

反落

ドル/円は、仲値決めが終わって緩んでいます。

ロングは切れたか

ドル/円の昨日のニューヨークでの下げは速かったことから、ロングが投げ切れていない可能性もあります。

マーケットは閑散か

今日は、日銀の金融政策決定会合はあるものの、既にクリスマス休暇入りのマーケットだと見ています。

ドル/円反落

ニューヨークダウは、やや売られ、前日比29.79ドル安の35,897.64ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.028%下げて1.434%で引けました。

原油価格は、発表された米週間在庫統計での原油在庫の減少を受けて買われ、前日比1.51ドル高の72.38ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇を受けて買われ、前日比33.7ドル高の1,798.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米国が中国研究施設に制裁との報を受けて下落となり、113.64近辺の安値をつけました。

EUR/USDは、一時1.1359近辺まで上昇し、結局1.1335近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、一時129.63近辺まで上昇しましたが、その後128.45近辺まで反落し、128.85近辺に落ち着きました。

色々な材料を手駒として持つ(記憶に残す)

相場がどうなるかと、意識的にいろいろと考えようとしも、なかなかまとまった考えが浮かんでこないものです。

しかし、おぼろげではありますが、たとえば、ジグソーパズルのピースのように、いろいろな材料がまとまりなく頭の中に浮かぶことがあります。

そしてあるきっかけで、ピースが全部納まるべきところにいっぺんに納まると、全体像がぱーっと開けて見えることがあります。

こうして全体像が見えた瞬間は、「なんだ、そうだったのか」と本当に感動するものです。

この感動は、一度ならずも、何度でも味わうことが出来ます。

要は、色々な材料を否定せずに、手駒として持っておくことです。

もっと、具体的には、頭に浮かんだ材料を、忘れないようにノートに記録しておき、ひまがある時に、読み返してみることも大事だと思います。

また、心のどこかに引っかかるような材料というものがあります。

これは、決して、気のせいと片づけてしまわずに、やはり記録するなりして、記憶に残すことが大切です。

なぜなら、心に引っかかるということは、何がしかのサインを送ってきているものであり、それをないがしろにはしないことです。

このように非科学的とも思えることも、儲けるために使えるのならなんでも使ってしまおうという柔軟な姿勢が肝心だと思います。

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2021/12/16

ユーロ高

全般的に、ユーロが買われています。

円売り

ドル/円、クロス円が、買い気です。

あと気になるのは?

残る中央銀行の政策決定は、BOE、ECB、日銀ですが、気になるのはBOEです。

マーケット落ち着く

大方の予想通り、FRBはFOMCでテーパリング(量的緩和の縮小)の加速を決めたことから、マーケットは落ち着いた感じです。

FOMCは市場予想の範囲内

ニューヨークダウは、FOMCが結果発表し、金利見通しは予測の中央値が22年に2回から3回へ変更、23年に3回の利上げを想定、資産購入ペースの縮小については縮小ペースを月300億ドルに増額と市場の大方の予想通りとなり買いが強まり、前日比383.25ドル高の35,927.43ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.028%上げて1.467%で引けました。

原油価格は、FOMC後、米株の上昇に伴って買われ、前日比0.14ドル高の70.87ドルで引けました。

金価格は、米長期金利が上昇するに連れて売られ、前日比7.8ドル安の1,764.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、FRBはFOMCでテーパリング(量的緩和の縮小)の加速を決めたことから買われ、一時114.27近辺をつけましたが、その後114.00近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、FOMC結果発表後、一時1.1222近辺まで下落したものの、そこから1.1299まで反発しました。

EUR/JPYは、128.81近辺まで急上昇しました。

相場を推理する(実は面白いもの)

相場分析には、大別して、テクカル分析とファンダメンタルズ分析があります。

いずれも相場を分析する上で有用ですが、テクニカル分析にせよ、ファンメンタルズ分析にせよ、それはあくまでも分析法であり、そこから得た情報をもとに、相場が今後どうなっていくのかを推理することが大事だと思います。

そして、テクニカル分析だけで、あるいはファンダメンタルズ分析だけで分析するのではなく、他の分析法も含めて総合的に見ていくことが必要だと思います。

推理するということは、実は大変面白いことです。

しかも、推理する内容も多岐にわたり、推理する地域も、広い意味では、世界各国に及んでおり、居ながらにして、世界情勢や、いろいろな経済・政治等の問題に相場を通じて関わることが出来ます。

そして、自分が推理していることを、同じように機関投資家や海外ファンドや、さらにソブリン系(政府および政府機関)なども考え、そして行動に移してきているのですから、十分自分自身も彼らと対等にマーケットの構成員であることを自覚することが出来ます。

推理するということは、絵空言を推理しても意味がありません。

推理の組み立てには、具体的であり緻密さが必要になります。

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2021/12/15

ドル/円再び買い

上の売りも、引かぬ買いも、両方不気味です。

ポンド一時急上昇

英消費者物価指数が0.7%(予想0.4%)と、高かったためです。

期待は拭えず

明朝未明のFOMCに向けて、ドル/円はまだ下げ渋ると見ています。

ドル買いトライか

ドルは、全般的にドル高方向を試す可能性があります。

本日は15日

本日は15日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

強いPPIにドル買い

ニューヨークダウは、発表された11月の米生産者物価指数(PPI)は0.8%と予想の0.5%を大きく上回ったため、翌日にFOMCを控えて買いが見送られ、前日比106.77ドル安の35,544.18ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、やや上昇し、暫定値ながら前日比0.017%上げて1.441%で引けました。

原油価格は、国際エネルギー機関(IEA)が需要予測を引き下げたため売られ、前日比0.56ドル安の70.73ドルで引けました。

金価格は、米長期金利が上昇したことを受けて売られ、前日比16.0ドル安の1,772.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、一時113.43近辺まで下げましたが、その後発表された11月の米生産者物価指数が予想を大きく上回ったため、再び買いが強まり、翌日のFOMCへの期待も膨らみ、113.75近辺まで上昇しました。

EUR/USDは、一時1.1323近辺まで上昇後、1.1255近辺まで下落しました。

EUR/JPYは、一時128.55近辺まで上昇後、128.01近辺まで下げました。

相場、急上昇後のパターン(高止まり)

相場が急上昇するのは、大抵において、既にマーケットのポジションがショートであったところに、ショートには不都合なニュースや経済指標の発表があって、買戻しが集中することによって起きます。

もしも、その時、ショートを持っていて、急反発にロスカットがつくと、その悔しさに熱くなるものです。

しかし、ここで、気をつけなければならないのは、ショートカバーの集中により、マーケットにあったショートの多くが買い戻され、その結果、マーケットのポジションは、ほぼスクエア(ポジションなし)になります。

ということは、急反発にロスカットされ、熱くなってすくに売りなおしても、すぐには下がらないということです。

つまり、いったんポジションがほぼスクエアになったところで、改めてマーケットの大勢がショートのポジションを作っても、マーケットのポジションがショートに再びなるだけで下がりません。

下がるためには、マーケットのポジションがロングになる必要があります。

たとえば、なんらかのドル買いにつながる材料が出て、ポジションスクエアからロングポジションにマーケットが偏ることになれば、初めて下落してくることになります。

したがい、ショートカバーが集中した後、高止まりするようであれば、それからマーケットが新たにショートになるのかロングになるのかを見極める必要があります。

マーケットがショートになってきている場合は、一時的に売りが強まっても、また上方向に戻されてしまいます。

それでも、引き続き売りが強いと、結局は、上に踏み上げられることになります。

また、マーケットがロングになってきている場合は、一時的に買いが強まっても、また下方向に戻されてしまいます。

この場合も、それでも引き続き買いが強いと、結局反落することになります。

つまり、スクエアな状態から、ショートがたまれば上げ、ロングがたまれば下げと、思惑の逆に相場は動く傾向がありますので、この点は、注意が必要です。

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2021/12/14

明日(12/15)、「北野誠のトコトン投資やりまっせ。」出演!

明日(12/15)ラジオNIKKEI第1 22:30~23:30

「北野誠のトコトン投資やりまっせ。」に出演します。
http://market.radionikkei.jp/kitano_toshi/

どうぞ、お楽しみに!

ショートか

ドル/円が、ジリ高です。

スロースタート

静かです。

ドル高気味

実需のドル買いが出たようです。

閑散

静かです。

FOMC待ち

今日も、方向感なくもみ合うのではないかと見ています。

もみ合い

ニューヨークダウは、オミクロン株感染拡大の警戒感から売られ、前日比320.04ドル安の35,650.95ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.063%下げて1.426%で引けました。

原油価格は、オミクロン株感染拡大警戒から売られ、前日比0.38ドル安の71.29ドルで引けました。

金価格は、米長期金利の低下を受けて買われ、前日比3.5ドル高の1,788.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、113.38~72近辺でのもみ合いでした。

EUR/USDは、1.1260~1.1307近辺でのもみ合いでした。

EUR/JPYは、128.00~30近辺で横ばいでした。

チャートを素直に見る(自然体で感じる)

リアルタイムチャート(以下チャート)を見慣れてくると、買いが強そうだとか、売りが強そうだとか、ニュートラル(中立)な状態だとか、体感的にわかってくるものです。

体感的にわかるようになるためには、チャートを素直に見ることが大切ですが、この「素直に見る」ということが、結構難しいものです。

というのも、特にポジションを持っていると、どうしても自分のポジションに都合が良いように、知らず知らずにチャートを見ようとしがちです。

それは、たとえば、体感的には買い気が強いと感じながらも、あえて自分が理性と思っている考えで、その感覚を否定しようとすることもあると思います。

しかし、チャートを素直に見られるようになるためには、自分が理性と考えているものに捕らわれず、自然体で重いか堅いかどちらでもないかを感じるように心掛けることが必要です。

そして、チャートを素直に見られるようになると、たとえば、私の場合、買いが強いと首筋から頭の側面に掛けて圧迫を感じたり、売りが強いと前頭部が上から押されるように感じたり、ニュートラルであればどこにも圧迫を感じないといった具体的な感覚を持つようになります。

どういうふうに感じるかは、人それぞれだと思いますが、この感覚を見につけると、相場を見る上で、大変重宝します。

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2021/12/13

円買い

特にクロス円で、円高です。

ポンド売り

ポンドが、全般に売られています。

引かぬ買い

ドル/円は、仲値決めが終わっても、買いが引きません。

買い優勢

東京は、ドル/円を買ってきています。

円高の可能性

先週末のほぼ予想通りの米消費者物価指数と予想より強かったミシガン大学消費者信頼感指数でも上げきれずに反落したことは無視できないと見ています。

相場のストーリーをイメージする(結構面白い)

相場の分析には、テクニカルもあればファンダメンタルズもあります。

私は、もともとテクニカル派で、今もチャート分析をしています。

しかし、テクニカル分析だけで相場のすべてを見通すことは出来ないと思っています。

むしろ、大相場になると、テクニカル分析が役に立たなくなることもあります。

たとえば、急落相場になると、オシレーター系のストキャスティクスなどは売り過ぎのサインを出し、やや値を戻すと買いサインが出します。

しかし、アゲンスト(不利な)のポジションを早く投げてマーケットから脱出したいと思っているマーケット参加者は大相場では多く、そんな買いサインにはお構いなしで売ってきますので、さらに下落してしまい、テクニカルサインがワークしません。

一方、私は、ファンダメンタルズ分析も重要だと思っていますが、それだけでは相場のすべてを見ることはできません。

つまり、テクニカル分析、ファンダメンタルズ分析、さらにマーケットセンチメント(市場心理)を読んだり、マーケットポジションを推理したり、値動き分析をするなど、つまりいろいろな分析法を駆使して相場を見ること大事だと思っています。

そして、いろいろなアプローチをした上で、相場のストーリー(筋書き)をイメージすることが大切です。

決して完璧を求めず、いろいろな分析から受ける素直な印象によるラフなストーリーで良いと思いますし、相場の材料はどんどん変化していきますので、固執しないことです。

したがい、ストーリーの調整は、常に必要です。

しかし、ストーリーを考えることは、知的ゲームのようであり、結構面白いものだと思っています。

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2021/12/12

Weekly Report(2021/12/12)

今週の注目点

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、目先は上値の重い横ばいか
2.EUR/USD、当面横ばいか
3.GBP/USD、 下落続く?
4.クロス円、当面横ばいか

【1.ドル/円、目先は上値の重い横ばいか】から一部

・ 11 月 26 日の急落の後遺症は続き、年内は横ばいか
・ しかし、ポジション的にはロングで、予想以上に上値は重い可能性
・ 年初の欧米勢の仕掛けは売りか

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投機筋の相場、投資家の相場(レンジとトレンド)

相場には、投機筋中心の相場と、投資家中心の相場があります。

投機筋中心の相場は、多くの投機筋が短期勝負のため、長くはポジションをホールド(抱える)しません。

したがって、上げたと思えば利食い売りあるいは逆張り的な戻り売り、下げたと思えば利食いの買いあるいは逆張り的な押し目買いが入り、つまり一方向に相場が進ます、アップダウンを繰り返します。

結果的には、レンジ相場になりやすくなります。

一方、投資家中心の相場では、基本的に、短期の売買はせず、投資妙味のある先を物色して、長期にわたって資金を移動させます。

しかし、実際には、投資妙味から資金を移動させる動きよりも、既に投資している国が、なんらかの理由により危なくなった時に、その国から他の国へ資金を逃避させようとする動きのほうが目立ちます。

それは、投資した元本すら喪失するかもしれない大変なリスクがあるため、投資妙味からの資金移動に比べると大変な勢いで資金を移そうとするため、一方向にパワフルに相場は動き、つまりトレンド相場を形成します。

このように、相場の主役となっているのが投機筋か投資家かで、相場の展開は大きく異なります。

どちらが、相場の主役になるかを見分けるには、投資家が資金を移動させたくなるような世界情勢なり、経済情勢があるか、しかもそのこと自体をマーケットは注目しているかを、新聞なりネットで追うことだと思います。

ただし、ひとつのテーマが織り込まれてしまうと、投資家の相場から投機筋の相場に移行しやすくなりますので、相場の地合(マーケットの雰囲気)を把握することも大切です。

そう聞けば面倒に思われるかもしれませんが、お金を稼ぐには、それをいとわずにやる努力が必要だと思います。

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2021/12/11

CPIへの期待はげる

ニューヨークダウは、発表された米消費者物価指数(CPI)が前月比0.8%(予想0.7%)とほぼ予想通りとなったことから買われ、前日比216.30ドル高の35,970.99ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、暫定値ながら前日と変わらず1.487%で引けました。

原油価格は、米政権が原油輸出の禁止に動かない見通しとなったため買われ、前日比0.73ドル高の71.67ドルで引けました。

金価格は、発表された米消費者物価指数がほぼ予想通りだったため、FRBの早期の引き締め観測が後退して買われ、前日比8.1ドル高の1,784.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、発表された米消費者物価指数がほぼ予想通りだったため、過大な利上げ期待が後退し、ロングのロスカットも巻き込んで、一時113.23近辺をつけました。

EUR/USDは、米消費者物価指数の結果を受けて買戻しが強まり、一時1.1324近辺をつけました。

EUR/JPYは、127.82近辺から128.38近辺まで反発しました。

相場を俯瞰する(遠望する)

俯瞰(ふかん)とは、高い所から見下ろして眺めることを意味していますが、相場も俯瞰してみることが大切です。

ご存知のように、具体的な相場における俯瞰の対象は、チャートです。

皆さんご自身の相性にあった時間足で、このチャートをご覧になっていることと思います。

それが、1分足であっても、5分足であっても、1時間足であっても、ご自分にフィットするのであれば、どれでも構いません。

ただ、いつも見ているチャートで、イメージが湧かなくなった時は、迷わず長いチャートをご覧になってみることをお勧めします。

1分足や5分足をご覧になっている方が1時間足を、1時間足をご覧になっている方が8時間足とか日足をご覧になってみると、相場をいつもより広い範囲で眺めることが出来、今自分がどこにいるのか、またこれからどっちに相場は向かおうとしているのかを把握するのに大変、役に立ちます。

それが、相場を俯瞰するということです。

私自身が俯瞰する上で重宝している期間は、8時間足、日足、週足、月足です。

中でも、全体像をより把握するという意味では、週足、月足が、重要だと思っています。

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2021/12/10

閑散

やる気を感じません。

ドル高気味

小動きながら、ドルが買い気です。

[12/10]FX経済研究所出演

12/10(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「意識のずれが織りなす年末年始相場YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
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上値重い

ドル/円は、ジリ安が続いています。

底固めできるか

ドル/円は、下が固められるかが課題です。

本日は10日

本日は10日で、5・10日(ゴトウビ)に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

中国恒大集団一部デフォルト

ニューヨークダウは、翌日に米消費者物価指数発表を控えて様子見気分強く、前日比0.06ドル安の35,754.69ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ほぼ横ばいで、暫定値ながら前日比0.018%下げて1.490%で引けました。

原油価格は、オミクロン株感染拡大から欧州などで行動制限を強化する動きが出ていることが嫌気されて売られ、前日比1.42ドル安の70.94ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて売られ、前日比8.8ドル安の1,776.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、格付け機関フィッチが中国恒大集団を一部デフォルト(一部債務不履行)に認定したと報道されたこともあり、一時113.28近辺まで売られましたが、その後113.65まで反発し、113.45近辺に落ち着きました。

EUR/USDは軟化し、一時1.1279近辺をつけました。

EUR/JPYは下落し、一時127.94近辺をつけました。

オーバーシュート、いろいろ(行き過ぎ)

オーバーシュート(overshoot)は、行き過ぎを意味しています。

市場参加者の多くが、相場の上げや下げは、このあたりまでと予想している水準を突き抜けて、さらに相場が進むことを言います。

オーバーシュートの典型的な例としては、よく金曜のニューヨークの流れを汲んで、月曜のオセアニアでさらに相場が延伸することが上げられます。

しかし、ニューヨークの延長線で、オセアニアで行くだけ行ってしまうと、短期間にポジションが大きくショートなりロングなりに偏り、その後相場が反転することが、傾向的に多いと言えます。

したがい、月曜の早朝の逆張りはうまく行く場合があると言えます。

また、発表された重要経済指標が、マーケット参加者の想定したものと大きく異なる場合は、ロスカットが集中することになります。

ロスカットは、期待を裏切られたマーケット参加者が、プライス度外視で、出切るだけ早くポジションを投げて損失を確定し、マーケットから脱出しようとしますから、パニック的な売り買いにオーバーシュートすることがよくあります。

この場合は、パニックで上げか下げかに猛烈な勢いで動いている相場ですので、逆張りは、大変危険です。

このように、オーバーシュートにも、それぞれの状況がありますので、逆張りで行って良い時、悪い時を見分けられるよう経験を積むことが必要です。

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2021/12/09

ユーロ売り

ユーロが、全般的に売られ気味です。

円買い

ドル/円、クロス円が売られています。

買い気

ドル/円は売りも結構出ていますが、買いも引かない感じです。

EUR/GBP上昇

買い戻しと思われます。

流動性低下

かなり薄いマーケットで、警戒が必要です。

レジスタンスには達せず

ニューヨークダウは、ファイザーが3回目の追加接種がオミクロン株に対して有効だと発表したことを受けて買いが入りましたが、大きく上げた後だったため、利益確定売りが出て上値も重く、前日比35.32ドル高の35,754.75ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.043%上げて1.523%で引けました。

原油価格は、ファイザーが3回目の追加接種がオミクロン株に対して有効だと発表したことを受けて買われ、前日比0.31ドル高の72.36ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇を受けて買われ、前日比0.8ドル高の1,785.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は上昇し、113.95近辺の高値をつけましたが、114.00のレジスタンスには達せず、113.60近辺に反落しました。

EUR/USDは上昇し、1.1355近辺をつけました。

EUR/JPYは上昇し、129.10近辺をつけました。

相場の変化に気づく(連続して3回負けたら)

順調に相場に乗ってトレード出来ていたと思っていたら、急にトレードがうまくいかなくなることがあります。

それを、自分のトレードがうまくなくなったと捉えるかもしれません。

しかし、多くの場合、相場自体が変わってきているサインだと考えています。

そして、相場が本当に変化しているかの目安として、私の場合、連続して3回負けたら、相場が変わったと見ています。

つまり、相場が変わってしまうと、今までのトレードの仕方では儲からなくなります。

よくあるケースのひとつとしては、トレンド相場からレンジ相場に変わってきた局面で、たとえば上昇トレンドなら、今まで買って持ち続ければ儲かったものが、レンジ相場になり、特にレンジ相場の入り口では、非常に荒っぽいアップダウンになり、この時点で、ポジションを持っていると、もみくちゃになります。

また、レンジ相場からトレンド相場に変わる局面では、それまでのレンジ相場で、逆張りが結構うまくいっていたものが、トレンド相場になって、逆張りしたら、そのまま相場は突き抜けて、さらにどんどんアゲンスト(不利な)方向に進み、どうにもこうにも首が回らなくなってしまうことがあります。

こうした相場の変化が明らかになる前に、今までのトレード方法では儲からなくなったり、あるいは儲かってもそれまで程儲からなくなるという前兆が結構ありますので、その点には気をつけて見ておく必要があります。

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2021/12/08

リスク回避の円買い

中国の不動産関連のリスクがささやかれているだけに、注意が必要と見ています。

ポンド売り

ポンドが、総じて売られてきています。

ユーロ反発

昨日売ってショートになったものと思われます。

ユーロ買い気

ショート気味の可能性があります。

力不足の海外マーケット

クリスマスを控えて、限定的な動きです。

上値も重い

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    ◆◇上値も重い◇◆
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ニューヨークダウは、オミクロン株への懸念後退で買われ、前日比492.40ドル高の35,719.43ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.043%上げて1.477%で引けました。

原油価格は、オミクロン株への懸念が和らぎ買いが入り、前日比2.56ドル高の72.05ドルで引けました。

金価格は、株や原油などが買われるのに連れて上げ、前日比5.2ドル高の1,784.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、113.74近辺から軟化し、一時113.47近辺をつけました。

EUR/USDは、一時1.1228近辺まで下げましたが、そこから1.1267近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、127.60近辺から127.97近辺までジリ高でした。

毎週やってくる週末リスク (慣れっこになりがちだが)

通常、為替のマーケットは、日本時間で月曜の早朝から土曜の早朝までノンストップです。

しかし、土曜の早朝から翌月曜の早朝までの間、マーケットが存在しないことは、よくご存知のことと思います。

このマーケットが存在しない期間、つまり週末に、イベントや紛争などが発生すると、そのことに対するマーケットの反応は月曜の早朝まで待たねばなりません。

そして、月曜のシドニーのオープニングレベルは、前週金曜のニューヨーククローズレベルから、大きくかけ離れたレベルになることがあります。

この週末を挟んだレベルが、自分にとって、アゲンスト(不利な)方向にかけ離れたために発生するリスクを週末リスクと言います。

問題となるのは、週末は毎週来ますので、週越えのポジションを持つことに、ある意味、多くのトレーダーは慣れっこになっていることです。

しかし、どの週末にも週末リスクは平等に存在していますので、リスクを回避するには、週越えのポジションを持たないか、あるいは少なくとも自分の体力の十分範囲内に収めることです。

もちろん、週末を挟んで、レート水準がかけ離れたことで、思わぬ利益が出ることもあると思います。

しかし、それはあくまでも偶然だと思っておくことが大切です。

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2021/12/07

ジリ高

ドル/円は、右肩上がりにゆっくりと上がっています。

ポンド安気味

ポンドが全般に売りです。

EUR/USD軟化

EUR/USDが、下げ始めています。

12月相場

ドル/円以外、かなり薄そうです。

大きい意味でまだレンジ?

ドル/円は、買い気ながら、114.00も重いものと見ています。

オミクロン株への警戒和らぐ◇

ニューヨークダウは、オミクロン株に対する過度の警戒感が和らいで景気敏感株中心に買われ、前週末比646.95ドル高の35,227.03ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前週末比0.085%上げて1.426%で引けました。

原油価格は、オミクロン株に対する過度の警戒感が和らいで買われ、前週末比3.23ドル高の69.49ドルで引けました。

金価格は、米長期金利の上昇を受けて売られ、前週末比4.4ドル安の1,779.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米長期金上昇を受けて上げ、一時113.55近辺をつけました。

EUR/USDは、1.1270~1.1310近辺での横ばいが続きました。

EUR/JPYは、127.50~128.35近辺でのもみ合いでした。

逆指標(ネガティブ・インディケーター)

複数人のマーケット関係者に対して今後の為替見通しについてインタビューした記事が、たとえば日曜の朝刊に出たりしますが、これを見るのを楽しみにしています。

なぜかと申しますと、複数のマーケット関係者の見方が上げか下げかに偏ることが、すなわち、マーケット参加者の大勢意見でもあることが多いと見ているからです。

大勢意見に従い、実際にマーケットのポジションも一方向に偏り、その結果相場は逆方向に向かいやすくなります。

したがって、そうした記事の見方としては、マーケット関係者の見方を鵜呑みするのではなく、ブル(強気)の見方が多いのか、ベア(弱気)の見方が多いのかを、客観的に見比べてみることが大切です。

また、相場観がほぼ間違いなく実際の相場の裏目に出る人のことを、逆指標あるいはネガティブ・インディケーターと呼んでいます。

当たったり当たらなかったりでは困りますが、ほぼ一定して見方が誤っているネガティブ・インディケーターだと周囲が気づくと、結構大事にしてもらえます。

特に、逆指標の人がこれはという時に使う言い回しというものがあります。

たとえば、その言葉が、「まさに」とか、「かなりの確率で」と言った確信を得たものであったら、その言い回しを使って熱く語る相場は、逆方向に向かうという点で狙い目になる可能性が高いと思います。

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マザーマーケットとホームカレンシー(通貨と本拠地)

マザーマーケットとは、円であれば東京、ドルであればニューヨーク、ユーロであればロンドンと欧州大陸の金融センター(パリ、フランクフルトなど)となり、各通貨の本拠地です。

逆に言えば、東京であれば円、ニューヨークであればドル、ロンドンと欧州大陸であればユーロが、ホームカレンシー(本拠地の主要通貨)であるとも言えます。

本来、ポンドのマザーマーケットがロンドンであり、ユーロは欧州大陸となるところですが、多くの大陸系の銀行がロンドンをトレーディングセンターとしているため、ロンドンもユーロのマザーマーケットの一翼を担っています。

マザーマーケットは、本来、そのマーケットのホームカレンシーを最も掌握しているものですが、主要通貨であればあるほど、取引がボーダレス(国境がない)になっていますので、一概には、マザーマーケットでのホームカレンシーの取り扱い高が一番とはならなくなっています。

しかし、主要通貨ではないマイナーカレンシーでは、マザーマーケットがそのホームカレンシーに相当深く関与しています。

このことで、私が過去に経験し、マザーマーケットとはこういうものかと実感したのが、USD/CHF(ドル/スイスフラン)でした。

当時、アジアタイムでも、USD/CHFが投機的に激しく売買されていました。

その結果、前日のニューヨーククローズからかなり乖離した水準になったところで、USD/CHFのマザーマーケットであるスイスの金融センター(チューリッヒ、ジュネーブ、バーゼルなど)が、現地時間の早朝マーケットに参入してきます。

スイスの銀行は、以前はUBS、SBC、CSの三大銀行、そして現在は、UBSとSBCが合併し新生UBSとなり、CSと共に二大銀行がマーケットを牛耳っています。

そして、スイスの二大銀行がマーケットに参入すると、彼らが思うあるべきUSD/CHFの水準に、強引とも言えるパワーを持って、相場を瞬く間に動かしてしまいます。

これが、ほぼ毎日行なわれますので、いやが上にも、スイスフランのマーザーマーケットがスイスの金融センターであることを思い知ることになりました。

そういう意味では、中国のホームカレンシーである人民元も、中国人民銀行(中銀)の意向を汲んだ北京というマザーマーケットが、強く掌握していると言えます。

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2021/12/06

円安

円ロングに偏っていたもようです。

閑散

方向感がはっきりしません。

EUR/USD横ばい継続か

EUR/USDは、1.1282近辺に10日移動平均線のサポートがあります。

本日は6日

昨日日曜日が5日であったため、本日6日が5・10日(ゴトウビ)の振替日となり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

ロウソク足の実体(意味は大きい)

ロウソク足の実体とは、ロウソク足の寄り付きと引け値の間の太い部分です。

一般的には、上ヒゲの先端の高値、下ヒゲの先端の安値が注目されているのではないかと思います。

確かに、高値安値に注目する必要のある局面もあります。

しかし、私は、基本的には、実体部分が、過去の実体安値を下回ったり、あるいは過去の実体高値を上回ったりすることを重視しています。

それというのも、高値安値は、瞬間的につけたものなのに対して、実体は、その期間の取引の中心となった価格帯を示しており、その価格帯によって実体のそれまでの高値安値を抜けることで、相場の方向性をより可能性高く示すものだと考えているからです。

ただし、実体で相場を見ると、たとえば日足であれば、その日の引けでポイントを上に抜けるか、下に抜けるかを確認するためには、ニューヨーククローズを待つ必要があります。

また、翌日の東京オープンがどこで寄り付くかを確認することも必要だったりと、日足の実体から売り買いの示唆を得るには、時間がかかります。

これは、さらに短い期間でも、あるいはより長い期間でも状況は同じで、選択した期間が終わってみないと、売りなり買いなりの示唆は確認できません。

しかしそれを、選んだ期間中にあえて見切って売り買いすることこそが、リスクを取るということになります。

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2021/12/05

Weekly Report(2021/12/05)

今週の注目点

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、静観の時か
2.EUR/USD、調整続くか
3.GBP/USD、続落か
4.クロス円、下落か

【1.ドル/円、静観の時か】から一部

・ 11 月 26 日の急落の後遺症が続いている
・ マーケットは薄く、年内は調整か
・ 下もまだ固まってはいないので、続落の可能性もある

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嫌な気持ちを素直に受け止める(アゲンストの時)

自分で、自分が持っているポジションが、間違っていると気づくのは、自分のポジションがアゲンスト(不利)の時に、以下のような感情が湧く時ではないかと思います。

1)どうして、マーケットはわかってくれないのか。

2)この相場は間違っている。

3)(アゲンストの期間が長くなっているのに)アゲンストは一時的で、またフェーバー(有利)に戻すに決まっている。

などなど、要は、自分を肯定し、相場を否定しようとしている時です。

つまり、素直に相場が見られなくなり、自分に都合が良いようにしか考えられなくなっています。

素直に相場が見えなくなっている時、神頼みになっていたり、なにか一気に形勢逆転となるニュースや経済指標の発表があることを期待したり、言い訳がましくなっていたりしますので、気分的には自分が嫌になってきます。

そして、自分に嫌になっている時は、あえて躊躇せずに、ポジションを閉じることです。

固執、執着、言い訳、独りよがりといったものは、トレーディングにはいらないものです。

こうした嫌な気分を、あえて自分から潰すには、確かに痛みも伴いますが、それが、結局のところ、良い結果を生むことになると思っています。

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2021/12/04

ドル高期待かなわず

ニューヨークダウは、発表された11月の米雇用統計は、失業率が4.2%(予想4.5%)、非農業部門雇用者数21.0万人(予想55.0万人)とそれほどは良くなかった上に、オミクロン株感染者が相次いだことから売りが強まりましたが、最終的には買い戻され、前日比59.71ドル安の34,580.08ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.081%下げて1.368%で引けました。

原油価格は、米株下落で売られ、前日比0.24ドル安の66.26ドルで引けました。

金価格は、米長期金利低下を受けて買われ、前日比21.2ドル高の1,783.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米雇用統計発表後、予想より弱い内容だったものの、強気派が買い上げ113.61近辺をつけましたが、その後米長期金利が低下したことkら反落となり、一時112.56近辺の安値をつけました。

EUR/USDは、1.1267近辺まで下落後、1.1327近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、ドル/円に連れて、128.34近辺まで上昇後、127.39近辺まで反落しました。

金魚鉢の中の嵐(日本が陥りやすい)

結構、東京市場で見受けられることですが、ある材料について、東京だけが盛り上がってしまうことがあります。

私が、ニューヨークに駐在していた頃の話ですが、ある週末土曜日にG7が開かれることになりました。

東京では、G7ではドル安を容認されるもようだとマスコミも煽り、また東京のディーラーの多くもその見方に乗りました。

そして、日曜日、G7ではどういうことになったのだろうと、新聞スタンドに行って、ニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナル、そしてワシントン・ポストを買ってきて、どれどれと記事を探しました。

ところが、どの新聞にも、関連する記事は一行たりともなく、目を疑いました。

そして、翌日月曜の東京では、期待を裏切られたディーラー筋の買戻しが集中し、大きく反発しました。

この東京が大盛り上がりに対して、ニューヨークは無関心という例は決して珍しいことではありません。

日本では、日本語による情報が中心だということもあって、金魚鉢のような限られた世界の中で、情報が駆け巡り、国内だけで盛り上がる傾向がありますので、見方の切り口が違う海外情報も知っておくことが大切です。

情報のガラパゴス化(※)は、意識して避けるべきかと思います。

※外界から隔絶された環境下で独自の発展を遂げ、その結果として世界標準の流れからかけ離れていく状態

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2021/12/03

ポンド安

全般に軟調です。

[12/3]FX経済研究所出演

12/03(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「仕手筋の動きが東京タイムで激化?YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

ドル高傾向

ただし、流動性は低いと思われます。

ドル高気味

ドルが、全般に買われています。

ドル/円買い気

ドル/円が、やや買い気です。

流動性低下に注意

クリスマスに向けて、マーケット参加者が減り、市場流動性が下がることに注意が必要です。

混乱一服

ニューヨークダウは、自律反発狙いの買いが優勢となり、前日比617.75ドル高の34,639.79ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ほぼ横ばいで、暫定値ながら前日比0.003%上げて1.438%で引けました。

原油価格は、OPECプラスで原油増産継続が決まりましたが、材料出尽くし感から買われ、前日比0.93ドル高の66.50ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落局面では売られ、前日比21.6ドル安の1,762.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、翌日の米雇用統計を控え様子見ムードが強まり、一時113.24近辺まで反発しました。

EUR/USDは軟化し、一時1.1296近辺をつけました。

EUR/JPYは軟化し、一時124.75近辺をつけました。

アク抜け(自立反転) 

特に、ドル/円などで良く見受けられますが、ジリ安の場合は、ゆっくりとした下げではありますが、下げ止まらず、ロングポジションを持っていたりすると、切るに切られず、苦しい思いをするものです。

これは、下げがゆっくりのため、どこかでは反発するだろうという期待感が拭えず、また、もしかすると自分だけ馬鹿を見たくないという気持ちも働いて、ロングのポジションを手仕舞わないということが、一人の話ではなく、マーケットの多くの参加者が同じ心境でいることにより起きていると見ています。

こうして、ロングが投げないため、戻りなく安値圏に張り付いたり、ダラダラと下げが続くことになります。

しかし、相場が急落することになると、我慢していたロング筋が、さすがに見切りをつけ、ロスカットが集中すると、下げるだけ下げた後反発に転じます。

これを、「下げ相場がアク抜けした」と言います。

通貨ペアによって、アク抜けが早いもの、遅いものがありますが、一般的には、EUR/USDやGBP/USDなどのようなボラティリティー(予想変動率)の高い通貨ぺアはアク抜けが早く、ドル/円のようにボラゲィリティーの低い通貨ペアはアク抜けが遅いと言えます。

つまり、ボラティリティーが高ければ、値動きも激しく、ヘタにポジションをホールドするととんでもない損失を被る恐れがありますので、相場観が違うと思えば、早々に踏ん切りつけてポジションをカットしますが、ボラゲィリティーが低いと、動きが緩慢なため、切るに切れなくなることが多いためだと思います。

しかし、ボラティリティーが低い通貨ペアでも、動く時は動きますので、やはり踏ん切り良くやめる時はやめる覚悟が必要だと思います。

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2021/12/02

ショートか

ドル/円は、これだけ買っても下がらないということは、ショートだということになります。

買い気引かず

ドル/円は、かなりの買いが出ているものと思われます。

ドル/円反落

相当買ったと思いますが、緩んできています。

ドル/円続落の可能性

年末の手仕舞いはまだ続きそうです。

円最強

円高一色です。

米国でオミクロン株感染確認

ニューヨークダウは、米国でオミクロン株の感染確認で売られ、前日比461.68ドル安の34,022.04ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、やや低下し、暫定値ながら前日比0.020%下げて1.421%で引けました。

原油価格は、米国でオミクロン株の感染確認で売られ、前日比0.61ドル安の65.57ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇局面では買われ、前日比7.8ドル高の1,784.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、オミクロン株への警戒感が強まる中売られ、一時112.67近辺をつけました。

EUR/USDは、一時1.1357近辺まで上昇後、1.1310近辺まで反落しました。

EUR/JPYは下落し、一時127.57近辺をつけました。

苦しそうだから、楽にしてやろう(投機筋の論理)

短期の投機筋が、獲物を仕留める時の動きを見てみましょう。

ここでは、相場の下落過程で、投機筋が、どのようにマーケットのポジションを読み、どういった行動に出るかを解説します。

ジリ安が続き、下げ止まらない相場から、投機筋は、マーケットがロングになっていると察知します。

そして、ジリ安の相場のため、マーケット参加者の多くがなかなかロングを投げる踏ん切りがつかないところに加えて、下げてくる過程で、別のマーケット参加者が値頃感から、さらに押し目買いをしていることも、値動きから認識します。

こうなると当然、全体的にも、ロングがどんどんたまっていくことになり、そのためさらに上がりづらくなることを投機筋は知っています。

そうしたマーケットがロングで頑張っていることから、投機筋は「(ロングで)苦しそうだから、楽にしてやろう」という発想になり、ロングのロスカットを狙って、思いっきり下値を叩いてきます。

この仕掛けによって急落する過程で、どこまで下げるかマーケットの多くの参加者が不安になり、ロング筋が投げてポジションが軽くなるのと同時に、売り仕掛けした投機筋がマーケットの投売りを拾って利食いの買い戻しをします。

これで、初めて反発力が出てきます。

つまり、ジリジリと下げている時は、いくら期待しても反発することは稀で、投機筋の仕掛けにロングを投げさせられて急落してこそ反発力が出てくるものです。

したがい、ジリ安の地合で相場が毛ほども戻らないようであれば、ロングはさっさと手仕舞うことが、賢明だと思います。

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2021/12/01

円高

ドル/円、クロス円が下げています。

ドル/円買い一服

ロンドンオープン前の買いが引いています。

ドル/円買い

急に買いが強まっています。

EUR/USD目先は強め?

EUR/USDは、まだ調整的な上昇の可能性はあると見ています。

落ち着くことが大事

マーケットは、乱高下で傷んでいると思います。

乱高下

ニューヨークダウは、パウエルFRB議長が議会証言で「テーパリング(量的緩和の縮小)を数カ月早く終えるのを検討することが適切だ」と述べたことから売りが優勢となり、前日比652.22ドル安の34,483.72ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.090%下げて1.439%で引けました。

原油価格は、オミクロン株へのワクチン効果が低いとの報道を受けて売られ、前日比3.77ドル安の66.18ドルで引けました。

金価格は、パウエル議長の議会証言を受けて売られ、前日比8.7ドル安の1,776.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、オミクロン株懸念で112.54近辺まで売られ、パウエル発言で113.70まで反発し、113.05近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、1.1393まで上昇後、1.1234近辺まで反落し、1.1340近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、127.65~128.35近辺で揉み合いでした。

背伸びして学ぶ(飛躍的な成長のために)

為替相場をやってみると、政治・経済、国際関係といったファンダメンタルズ分析や、テクニカル分析など実にいろいろなことを知っておく必要があります。

また、用語もいろいろあったりと、結構学ぶことは、多いと思います。

こうした調べたり学んだりすることは、相場を分析する上で、大変大事です。

今の時代、インターネットという便利なものがあり、自分で「もう他人には聞けない」といった基礎的なことでも、調べることが可能です。

しかし、それでもまだ、勉強すべきことは多いと思います。

そうした勉強にあたっては、背伸びして学ぶことが、大切だと思います。

つまり、現状の自らの知識レベルよりも、高い水準のものをあえて学ぶことが、気がつくと自分自身を早期に成長させることになると思います。

現状の知識レベルに合わせた勉強でも成長はあり得ますが、背伸びして学ぶような飛躍的な成長は難しいと考えます。

難しくてわからないことに、かじりついて理解できるようになったことは、必ずや血となり肉となると思います。

そして、わからないことが、わかるようになった時の感動が、また学ぶことの励みになると思われます。

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