EUR/USDジリ高
ちょっと、売り過ぎている感じです。
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ちょっと、売り過ぎている感じです。
ドル/円、クロス円の買いが引きません。
ドル/円、クロス円が、全般的に買い気です。
本日は月末で、9時54分の仲値決めに向けて、輸出、輸入両方の売り買いが出る可能性があります。
もともと、ホワイトナイト(白馬の騎士)は、おとぎ話の中で登場する、主人公を危機的状況から救ってくれる頼もしい存在です。
また、ビジネスの世界でも、M&A(買収・合併)で、買収される企業にとって友好的な第三者(企業)のことを、ホワイトナイトと呼びます。
そして、相場の世界でも、自分の心の中に、ホワイトナイトは存在します。
それは、どういううことかと申しますと、ポジションがアゲンスト(不利)になった時、一発逆転となるようなニュースや経済指標の発表などが出ることを期待することが、ホワイトナイトの登場を願っているということです。
しかし、相場の世界において、ホワイトナイトの登場を願ったその時点で、既に勝負に負けています。
つまり、自分ではどうにもならないところまで追い詰められ、ホワイトナイトの登場という神頼みにすがろうとすること自体が、相場の深みにはまってしまっていることを意味しています。
そこまでアゲンストになる過程で、いくらでもいったん手仕舞って、損失を最小限に留めるチャンスはあったと思います。
しかし、そこで小さな損失を出すことをためらったばかりに、大きな含み損を抱えることになりがちです。
したがって、まずは、自分の相場の見方が間違っていれば、躊躇なくやめることが大事です。
もし追い詰められるような事態に陥り、心の中に、ホワイトナイトの登場を願うようになっていれば、それは手仕舞いのサインと心得て、痛みは伴いますがいったん勇気ある撤退をすることが大切です。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、レンジ相場本格化の可能性
2.EUR/USD、下落は続く?
3.GBP/USD、様子見か
4.クロス円は、バラバラ
【1.ドル/円、レンジ相場本格化の可能性】
・ 典型的なレンジ相場である安定期に入ったか
・米金融政策というドル買い円売り要因だけでなくリスクオフの円買い要因も並存する
・レンジトレードに徹することが大事か
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各種手法の解説やセミナーを、任意にご覧頂けます。
•質問回答
相場を張るとき、ムードに流されないことが大切です。
マーケットには、ムードがあり、時として、そのムードに乗り遅れてはなるものかと、あせりからポジションを持ってしまうことがあります。
これが、いわゆる儲け損なう恐怖からポジションを張るということであり、多くの場合、損失を出すことになります。
つまり、焦る気持ちばかりが強すぎて、相場自体がどういう相場かを見極めていないと言えます。
相場を見極める上での大きなポイントは、今の相場がレンジ相場なのか、トレンド相場なのかということです。
レンジ相場であれば、基本的には、ある一定の値幅を行き来することから、逆張り的なトレーディングが向いています。
一方、トレンド相場であれば、基本的には、一方向に相場が向かいますので、順張り的なトレーディングが向いています。
ですから、その時の相場がレンジかトレンドかを取り違えると、ひどい目に遭うことになりますので、十分な注意が必要です。
そして、一番大事なことは、相場に対して、日頃から、自分オリジナルの見方を持つことです。
自分自身の見方を、より精度の高いものにするためには、豊富な経験と知識が必要です。
もちろん、成長の過程では、見方をはずして、痛い目に遭うこともあるかもしれません。
しかし、そうして蓄積されたものは、きっと自分自身をひとまわりもふたまわりも成長させてくれると思います。
ニューヨークダウは、予想を上回る四半期決算を発表したアップルやビザが買われたことから上げ、前日比564.69ドル高の34,725.47ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.024%下げて1.784%で引けました。
原油価格は、ウクライナ情勢の緊迫が続いていることから買い優勢で、前日比0.21ドル高の86.82ドルで引けました。
金価格は、米金利先高観から売られ、前日比8.4ドル安の1,786.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、発表された12月の米個人所得が0.3%と予想の0.5%を下回ったことをきっかけに、買い過ぎていたロングの投げが集中し、115.13近辺まで下げ、115.25近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、1.1173近辺まで反発後、1.1142近辺まで軟化しました。
EUR/JPYは、128.82近辺から128.36近辺まで下げました。
このチャートの形は、過去にもあった形に酷似していることを発見し、したがって、あの時と同じような展開になると、密かに思い、ポジションを張ることは結構あると思います。
しかし、現実は、自分が見つけたチャートの形は、他の多くのマーケット参加者も気づいているものです。
そして、同じように、その時の相場展開はこうなったから、今回の展開もその時と同じようになると考え、ポジションを張ることは決して珍しいことではありません。
その結果、何が起きるかと言えば、同方向のポジションが急速に増えることから、たとえば上げ狙いであれば、ロングポジションが短期間に積み上がってしまい、上がるどころか、自分たちのロングの重みに耐えかねて下げてしまうこととなります。
ですから、トレーディング仲間が声を潜めて、「今のチャートの形は、あの時と同じだ」と教えてくれたことには感謝はするけれども、一緒に乗ることは避けることが賢明だと思われます。
また、過去にあったチャートの形のみならず、トリプルトップやヘッド・アンド・ショルダーのような一般的に知られるチャートパターンが形成される過程においても、これはあのチャートパターンが出来る過程にあるということは、自分だけでなく、多くのマーケットが参加者が気づき、気にしています。
たとえば、トリプルトップの三つ目の山が完成して、いよいよ下落かという時には、急速にショートポジションが増えると言って過言ではなく、その結果、いったん買い戻させられるような局面を経て、本格的に下落することは、よくあることです。
要は、自分だけの秘密と思っていることは、実は大勢意見である場合が多く、それでは、大勢がどう考えるかということを読むことが大切だと思います。
地殻変動のようなドル買いです。
ロンドンは、全般的にドル買いからです。
1/28(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「相場の構造分析からのドル/円見通し」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
ドル/円は、買いが引きません。
EUR/GBPには、注意が必要です。
ドル/円は、あくまでも、投機的に買われたものと見ています。
ニューヨークダウは、上げ幅は一時600ドルを超えましたが、買い一巡後は急速に伸び悩んで下げに転じ、前日比7.31ドル安の34,160.78ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.038%下げて1.808%で引けました。
原油価格は、ウクライナ情勢を警戒して買われたものの、EUR/USDの下落に連れて反落し、前日比0.74ドル安の86.61ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比37.0ドル安の1,795.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ドル先高観が強まり、115.49近辺まで上昇しましたが、その後、米長期金利が低下したこともあり、一時115.16近辺まで反落し、115.35近辺に落ち着きました。
EUR/USDは下落し、一時1.1132近辺まで下げました。
EUR/JPYは下落し、一時128.33近辺まで下げました。
トレーディングに関わらず、何事も継続することが大切だと思っています。
私の場合、それは、今まで続けようと思いつつも、いろいろな事情から続けられなかったことが多かったからこそ、強くそう思うのだと考えています。
そういう私ですが、数少ない継続してきているものは、外国為替という仕事です。
今年で、38年目を迎えています。
もちろん、業務としては、トレーダー、セールス、ストラテジストなど、いろいろ経験しましたが、外国為替という括りは一貫してきました。
私が、この仕事で行こうと決意したのは、初めて外国為替とのつきあいが始まったロンドンでした。
最初は仕事に慣れるのに苦労しましたが、ひとたびその面白さを知ってしまうともう夢中でした。
私が、外国為替に面白さを感じたのは、世界の政治・経済の動向に、自分も参画していると感じる点でした。
そして、ロンドンに駐在しているうちに、私は迷わず、専門職としての外国為替の道を歩むことにしました。
過去37年間を振り返って反省する点は、ある程度相場なり仕事なりが分かってきた時、学ぼうとする気持ちが後退してしまい、成長が止まった時期があったことです。
やはり、常に学ぶ姿勢を持っていないといけないことを、痛感しました。
また、継続するには、継続しようとするものに面白さを感じることがなによりも大切だと思います。
面白さを感じていれば、多少のことは苦にならないものです。
今のままドル買いで行くのか、ドル買い円買いでいくのかが注目されます。
レンジの下限の1.1200付近に 接近しています。
クロス円が、静かに下げてきています。
EUR/USDは、1.1200~1.1400近辺のレンジの下限を試す可能性があります。
目先、ドル高が続きそうです。
ニューヨークダウは、FOMC後、パウエルFRB議長はバランスシート縮小に関して積極的な姿勢を示すなど想定よりはタカ派な印象が広がったことから売られ、前日比129.64ドル安の34,168.09ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.063%上げて1.848%で引けました。
原油価格は、ウクライナ情勢を受けて買われ、暫定値ながら前日比1.46ドル高の87.06ドルで引けました。
金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、暫定値ながら前日比35.5ドル安の1,817.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、FOMCの結果が発表され、3月の利上げ開始と、利上げ開始後直ぐのバランスシート縮小開始を示唆した内容となり、米長期金利は上昇し、ドル/円も一時114.69近辺まで上昇しました。
EUR/USDは、FOMC後、1.1236近辺まで下落しました。
EUR/JPYは、FOMC後、高値129.24近辺、安値128.63近辺と荒っぽく上下しました。
あまりにも、有名なチャートパターンです。
しかし、よくこのパターンを見かけますので、お話したいと思います。
形状は、よくご存知だと思いますが、ふたつの同じぐらいの高さの山と、山と山に挟まれた谷間からなります。
谷間の底に水平な線を引くと、これがネックラインになり、これを切らずに、山のトップを実体ベースで上抜くと山のトップとネックラインの高さ分だけ上がるとされています。
一方、ネックラインを下に切ってしまうと、山のトップとネックラインの高さ分だけ下がるとされています。
このパターンは、非常にポピュラーなため、たとえば、ダブルトップの形成過程で、思惑から、ダブルトップを崩そうとする動きも出ます。
たとえば、ふたつ目の山の下値が切り上がってきますと、ダブルトップからウエッジ(楔形)・フォーメーションになり、より上値を突破しようとします。
しかし、高値圏がキャップ(フタ)されていて、上抜くことに失敗し、下から切り上げてきているサポートラインを実体ベースで下抜くと、ウェッジ・フォーメーションは崩れて、元々のダブルトップを形成し直すことになります。
そして、ネックラインが崩れると、山のトップとネックラインの高さ分だけ下がることになります。
ただし、こうした教科書的なパターンばかりではなく変形パターンも、もちろんあります。
しかし、基本形を理解していると応用がききますので、基本形を知っておくことが大切だと思います。
ドル/円は、買い気です。
ユーロが、全般に売りです。
クロス円全般に、円高気味です。
動きづらいと見ています。
明朝4時のFOMCの結果発表に注目です。
ニューヨークダウは、FOMCを控えて様子見気分強く、前日比66.77ドル安の34,297.73ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、暫定値ながら前日比で引けました。
原油価格は、ウクライナや中東の情勢の緊迫化を受けて買われ、前日比2.29ドル高の85.60ドルで引けました。
金価格は、ウクライナ情勢を巡る警戒感から買われ、前日比10.8ドル高の1,852.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、FOMCを控えて114.15近辺まで買われましたが、その後反落し113.78近辺をつけ、結局113.90近辺に落ちつきました。
EUR/USDは、売りが強まり1.1263近辺まで下げましたが、その後1.1304近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、128.25近辺まで下げましたが、その後128.78近辺まで反発しました。
相場には調整局面がつきものです。
調整局面によって、しこったポジションがほぐしたり、次の相場のためのエネルギーの充電が行なわれます。
そうした調整の仕方には、ふたつあります。
ひとつは、時間を掛けて調整する方法、またもうひとつには、短期間に値幅で調整する方法です。
まず、時間で調整する方法は、しこったポジションを解消するために、時間を掛けるもので、時間が掛かる分、調整による痛みは軽減します。
しかし、時間を掛けることで反発力は弱く、次の相場のためのエネルギーの充電が不十分です。
値幅で調整する方法は、急落・急騰という短期間の大幅な値動きにより、有無を言わさず、ロスカットが出て、極短期間に、調整が済みますが、痛みが伴います。
値幅調整により、反発力が強く、次の相場のためのエネルギーの充電が十分にできます。
どちらが良いかはあくまでも、その人次第ですが、私自身は値幅の調整の方が好みです。
その時の相場に対して、自分の考え方が違うと悟れば、そこで我慢しても、時間の無駄だと思います。
そこは、スパッとやめて、次のチャンスを待つことが大事で、しこってしまっているポジションに未練を感じながら抱え続けても仕方がないものと思われます。
トレーディングは、気分転換することが大切ですので、ストレスはできるだけ感じないようにすることだと思います。
ただし、緊張感はあります。
様子見状態です。
5・10日(ゴトウビ)の仲値決めを終えて、ドル/円は下げてきています。
高止まりしています。
本日は25日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、FRBによる積極的な金融引き締めへの警戒感に加えて、ウクライナ情勢の緊迫化が重荷となって売られましたが、引け際に買い戻され、前週末比99.13ドル高の34,364.50ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前週末比0.009%上げて1.756%で引けました。
原油価格は、米株安を受けて売られ、前週末比1.83ドル安の83.31ドルで引けました。
金価格は、地政学リスクの高まりや米株安を受けて買われ、前週末比9.9ドル高の1,841.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は乱高下し、113.65近辺まで売られたものの下げきれず、114.00近辺まで反発しましたが、再び売りが強まり、113.66近辺まで下げるも下げ切れず、113.98近辺まで反発しました。
EUR/USDは、1.1292近辺まで下落後、1.1335近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、128.41近辺まで下落後、129.07近辺まで反発しました。
マーケットの大勢の思惑が大きく外れた時、ロスカットが集中します。
これにより、マーケットのポジションは、ほぼスクエア(ポジションなし)になり、静寂が訪れます。
つまり、多くのマーケット参加者が損失を出してしまったことによる静寂です。
これを、マーケットが傷んだと言います。
特に、欧米のトレーダーは、大きく損失を出した時は、すぐに取り戻そうとはせず、むしろ気分を一新させるため休息を取ろうとします。
それによって、負けのサイクルを断って、勝ちのサイクルに身を置きなおそうとするわけで、大いに学ぶべき点があると思っています。
大きな損失を出した焦りから、すぐに一気に取り替えそうと新たにポジションを持とうとすることは、多くの場合、あまり良い結果を生みません。
それよりも、悔しさや焦りを忘れることが大事で、そのためには、いったんマーケットから離れてみることが良いと思います。
さらには、なにかスポーツをするなりして、頭の中を空っぽにすることでリフレッシュし、新たにポジションを持とうとする活力源になると考えています。
相場と戦うには、頭をリセットできるかが、大変重要だと言えます。
ポンドが、全般に売られています。
ドル/円、クロス円が、売られています。
仲値需要も大きかったと思われます。
ドル/円は、それだけに、買いから入りやすくなっていると見ています。
ドル/円は、買い下がっているために反発が弱いものと見ています。
これは、相場の川柳ですが、急落(あるいは急騰)相場の原因がなんであるかを的確に示していると思っています。
つまり、急落・急騰の原動力は、ロスカットだということです。
一見、新規にポジションを作るために、売り込んだり、買い上げたりすることで、急落・急騰が起きているように思われるかもしれません。
しかし、基本的に、新規のポジションを作る時は、より良いコスト(持ち値)で持ちたいと思うものであり、相場を崩さず静かに売り買いされます。
しかし、ロスカットともなると、早くマーケットから脱出して、損失を確定したいと思う気持ちが強く働くため、レートなどお構い無しでプライスを叩いてきます。
そして、その結果、急落・急騰のマーケットとなるわけです。
ロスカットのマーケットは、一目散に逃げているマーケットですので、その過程で、買い下がりや売り上がりといった相場に逆行しようとすることは、大変危険です。
ロスカットが一巡すると、ポジションがほぼスクエア(ポジションなし)になり動かなくなるのが普通ですので、それからじっくり、次の方向性を見極めても全く遅くはありません。
つまり、焦らないことが大切です。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、下落は続くか
2.EUR/USD、横ばい続くか
3.GBP/USD、揉み合いか
4.クロス円、下落は続くか
【1.ドル/円、下落は続くか 】から一部
・マーケットは買い下がってロングになっていると見る
・日米の株価の地合いが悪く、リスクオフになりやすい
・ロングが解消して、ショートにならなければ反発しない
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•質問回答
たとえば、ショートポジションを持っていて、思惑が外れて相場が上昇し、大アゲンスト(不利)になってしまい、あまりにも損失が大きくて切るに切れず、布団をかぶってやり過ごすといったことがあったとします。
その後、幸いにも、相場が反転して下落してきた時に、よく起きることですが、持ち値付近まで相場が戻すと、ホッとして買い戻す、つまり「ホッとの買い」となって、ポジションを手仕舞ういうことです。
この「ホッとの買い」は、大アゲンストを経験して、精神的にも相当のプレッシャーと疲労感を味わった上で、たまたま幸運にも相場が戻し味わうホッとですから、肩の荷も下りようというものです。
しかし、この一連のトレーディングからは、アゲンストを耐えているだけで、利益を生み出すという生産性がないだけでなく、もっと有効に利用できるはずの時間を浪費しています。
「うまくいったポジションは、それほどアゲンストにはならない」という考え方からすると、思惑が外れたら、いったん撤収する勇気を持つことが必要だと思います。
予防医療でも、「早期発見、早期治療」が重要なように、トレーディングでも、思惑が外れたら、早く踏ん切りをつけて、早く手仕舞い、次のチャンスのために体力を温存することが、なによりも大切だと思われます。
トレーディングは、限られた有効なチャンスに、いかに正しい方向に乗れるかが大事であって、耐えることが優先されるものではないと思います。
尚、もちろん、「ホッとの売り」もあります。
ニューヨークダウは、FRBの早期の金融引き締めが米景気の減速につながるとの見方が根強く売られ、前日比450.02ドル安の34,265.37ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.085%下げて1.749%で引けました。
原油価格は、今週は2014年10月以来の高値を更新したことから利益確定売りが強まり、前日比0.41ドル安の85.14ドルで引けました。
金価格も、利益確定売りが優勢となり、前日比10.8ドル安の1,831.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米株が続落したことから、113.61近辺まで売られましたが、下値も堅く、113.65-70近辺での横ばいとなりました。
EUR/USDは、1.1359近辺まで上昇後、1.1340近辺に緩みました。
EUR/JPYは、129.19近辺から128.86近辺に緩みました。
マーケットが新規にポジションを作る時期、既存のポジションを手仕舞う時期には、年間である程度の法則性がありますので、具体的に、見てみましょう。
12月のXmas明けから新年1月半ばまでは、英米勢が新年度入りし、スタートダッシュを掛ける時期で、投機的にポジションを持とうとしますが、投機なので長くは持ちきれず、1月半ば~後半には手仕舞うのが一般的です。
3月に入ると、大方の日本企業が本決算となるため、本邦勢の動きが鈍くなりますが、それを狙って英米勢が仕掛けてきます。しかし、4月に入り、痺れを切らせていた本邦勢がそれまでの相場の流れに乗ろうとポジションを作ろうとするところが、英米勢の利食い場になります。
6月末は、英米勢の中間決算となり、6月初めからポジションの手仕舞いが強まります。
7月に入ると、4日が独立記念日となり、夏休みシーズンとなりますが、その間隙を縫って、投機的な売買が続きます。
8月は、さすがに、夏休みらしくなり、動きは限られます。ただし、米国債の利金(利息)を受取る時期で本邦投資家がそれを円転(円買い)するため、円高気味となる傾向があります。
9月に入ると、米国の第1週の月曜日がレイバーデーで、英米勢の下期のトレーディングシーズンのスタートとなり、一般的には、11月末~12月前半まで続きますが、最近は、11月前後で終わってしまう年も見受けられます。
また、9月については、大方の日本の企業の中間決算で、本邦勢の動きが鈍る中、英米勢の仕掛けが入り、10月に入り9月にポジションを持てずに指をくわえていた本邦勢がマーケットに参入してくると、英米勢の利食い場となることが多いと言えます。
いずれにしても、大体こんな感じが、ポジションを作る時期、ポジションを手仕舞う時期の目安になりますので、どうぞ参考にしてみてください。
EUR/USDが上がらなくなったら、GBP/USDを売っています。
EUR/GBPは、終日買い気です。
1/21(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「ドル高円安シナリオに転機?」です。番組は、YouTubeで配信されています。
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ドル/円、クロス円の下落が止まりません。
続落するかどうかの、重要な局面です。
リスク回避の円買い(リスクオフ)の可能性があります。
ニューヨークダウは、引けにかけて売られ、前日比313.26ドル安の34,715.39ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ほぼ変わらず、暫定値ながら前日比0.002%下げて1.825%で引けました。
原油価格は、連日で高値を更新していたため、短期的な過熱感を意識した売りが出て、前日比0.06ドル安の86.90ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比0.6ドル安の1,842.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は売りが強まり、一時113.99近辺まで下げましたが、下値も堅く、114.23近辺まで反発しました。
EUR/USDは下落し、一時1.1304近辺をつけました。
EUR/JPYは下落し、一時129.05近辺をつけました。
相場の方向性を見失ったら、期間の長い、たとえば、週足と月足を見てみることをお勧めします。
期間の長いチャートを見るメリットは、1時間足とか日足といった期間のより短いチャートを見ても、相場の全容がつかめない時に、週足や月足といった長期チャートを見ることで相場を俯瞰することができ、これからの相場の方向性が見えてきます。
ですので、私は、長期チャートを見ることを、「困った時の長期チャート」と呼んでいます。
また、頭の中に、いろいろなアイデアがあるけれどバラバラでひとつにまとまっていない時に、長期チャートを見ることでインスピレーションが湧き、パズルのピースがバタバタとはまっていくような時があります。
そして、いろいろなアイデアがひとつにまとまっていき、「なんだ、そうだったのか」と合点がいく瞬間があり、霧がいっぺんに晴れたような感動を覚えることがあります。
自分は、超短期トレードなので関係ないと、思われる方もいらっしゃることと思います。
しかし、相場の長期のトレンドがどっちを向いているのか、あるいは長期にはレンジなのかを知ることは、たとえ超短期トレードであっても、相場へのエントリーや手仕舞いのヒントにはなると考えています。
相場観を持つということは、どれだけイマジネーションを豊かにすることが出来るかが重要ですので、そのためにも長期チャートは多いに役立つものと思われます。
ユーロが、全般に買われています。
ドル/円は、アジアタイム結構動いたので、ロンドンは慎重です。
ドルが、全般に下げています。
その動向には注意が必要だと見ています。
本日は20日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、景気敏感株を中心に売り圧力が強まり、前日比339.82ドル安の35,028.65ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.034%下げて1.834%で引けました。
原油価格は、爆発によりトルコとイラク間の石油パイプラインが停止していることに加えウクライナ情勢の緊迫化を背景に欧州で天然ガスの供給が滞り原油に需要がシフトするという地政学リスクが高まるという思惑もあり買われ、前日比1.53ドル高の1バレル86.96ドルで引けました。
金価格は、米長期金利低下に連れて買われ、前日比30.8ドル高の1,843.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米株式市場が下げ一服で始まったことでドル円も買いが強めだったものの、米株の上値は重く、それに連れて、ドル/円も下落し、114.21近辺をつけました。
EUR/USDは、ジリ高が続き、一時1.1357近辺をつけました。
EUR/JPYは、129.92近辺から下落し、一時129.60近辺をつけました。
相場がうまく行くと、どれぐらいの利益になっているか、計算したくなるものです。
しかし、それは避けたほうが良いように思います。
なぜなら、利益を計算してしまうと、守りに入ってしまいがちだからです。
積極的に攻める姿勢があってこそ儲かるものも儲かると思いますが、守りに入ってしまうと、利益の目減りを恐れて消極的になることで、返って利益を減らす原因になったりします。
また、たとえば、利益が95,000円になったので、キリの良い100,000円にしようと、5,000円の利益を狙ったために、95,000円の利益を減らしたり、あるいは吹っ飛ばしてしまうということもありえます。
つまり、儲けを残すためには、邪念を捨て無欲であることが大切なのではないかと思います。
手仕舞ってみて、はじめてこれだけ儲かったかと知ることが、良いように思います。
もしも、大きく損失を出してしまったら、いっぺんに損を取り替えそうとは考えず、まずは頭を十分冷やし、それからじっくり利益を積み上げる姿勢が大切です。
ただし、それ以前に、これはダメだと思ったら、早めに損切りをすることが、結局は傷は浅く、自分の身を守ることになることを忘れてはなりません。
最近の安値圏を試しましたが、再び跳ね返されています。
ロンドンが静かなオープンだけに、不気味です。
アジアタイムでの反発に、限られるのではないかと見ています。
リスク回避の円買いが続く可能性があります。
ニューヨークダウの500ドルを超す大幅安、米国債10年物利回りの1.87%台乗せ、気になるところです。
ニューヨークダウは、決算結果が嫌気されたゴールドマン・サックスの大幅安を受けて下げ、前週末比543.34ドル安の35,368.47ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前週末比0.102%上げて1.873%で引けました。
原油価格は、暫定値ながら前週末比2.05ドル高の85.87ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、暫定値ながら前週末比5.31ドル安の1,813.67ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、米株安となったことからリスク回避の円買いに再びドル売りが強まり、一時114.46近辺まで下げましたが、それ以上には下げきれず、その後は114.60近辺に戻して横ばいとなりました。
EUR/USDは、ロングの投げがでて、一時1.1315近辺まで下げました。
EUR/JPYは、リスク回避の円買いに下げ、一時129.70近辺をつけました。
相場は、材料自体の重要度によって、反応が違うことは言うに及ばず、同じ材料でも、その時々で反応が違うことは、たぶん経験されていることと思います。
同じ材料でも、反応が違ってくるのは、マーケットのセンチメントやマーケットのポジションによります。
たとえば、マーケットのセンチメントが上昇を期待している時に、実際に上げるのを後押しするような材料が出れば、素直に上昇します。
しかし、上昇に期待している相場で、上げにはネガティブな材料が出たとしても、下げ渋りますが、大きくは下落しません。
さらに、ネガティブな材料を無視して、上がろうとすることもあります。
ただし、マーケットのポジション状況によって、反応が違ってきます。
マーケットのポジションがショートになっている時に、買いの材料が出れば、ショートカバーを巻き込むため、上げやすくなります。
しかし、マーケットのポジションがロングになっていると、それをフォローするような買いの材料が出ても上げきれなくなります。
特に、マーケットセンチメントがブル(強気)で、マーケットポジションが既にロングになっている場合は、買い材料が出ても上げきれず反落する可能性が高くなることには、注意が必要です。
今回は、上げ方向を例にとってお話しましたが、下げ方向の場合も、上げ方向の裏返しで同じことが起こるとお考えください。
静かです。
ロンドンは、ユーロ売りから入ってきています。
全体的に、見方が分かれているようです。
クロス円は、全般に上値が重くなっています。
114.70が超えられるかがポイントと見ています。
キング牧師生誕記念日で、米株、米債券利回り、原油、金は、ニューヨーク市場休場でした。
為替相場では、ドル/円は、ジリ高となり、一時114.64近辺をつけて、高止まりしました
EUR/USDは、一時1.1392近辺をつけた後、1.1405-10近辺に落ちつけました。
EUR/JPYは上昇し、一時130.82をつけた後、130.75近辺に落ち着けました。
下落相場で、下落が止まらないか、下落から反発に転ずるかを見分けることが、大切です。
見分けるためには、下落が何故起きているのかを、見極めることが必要です。
下落が止まらない場合は、ひとつには、たとえば、期待された経済指標が予想より悪かったとか、期待はずれあるいは予想外の要人発言が出たとか、要は既に持っているロングのポジションをこのまま抱えていると、損失が止まらなくなるということで、ロスカットに出てくる時です。
いったん、ロスカットすると決めると、プライスよりも早くマーケットから脱出することが優先されますので、ある意味どんなプライスでも叩いてきます。
したがい、下落が加速し、こうして下げ止まらない相場になります。
この場合、勢いのある下げになりますが、ゆっくりだけれども、下げ止まらない相場もあります。
それは、買い下がっている相場で、下げているのに、ロングポジションが解消されず、そのため、反発力が出てこない相場です。
これは、ドル/円でよく目にする相場ですが、ロングが解消されえない限り、反発は困難です。
一方、下落から反発する場合は、悪材料を理由に、積極的に売りで攻めてきた時に起きます。
中でも、売りの主役が投機筋になると、売れば売るほど、マーケットのポジションはショートになり、そして投機筋である以上、宿命として、売ったら、損益を確定するために買い戻さなくてはなりませんので、下げ止まると買い戻しが集中し、値を戻すことになります。
このように、いろいろな場合がありますが、要は、今のマーケットのポジションはどうなっているかを読むことで、現在の相場がどれに当てはまるかを、見極められるようになることが大切です。
都合により、16日(日)、17日(月)は、休載しますので、
よろしくお願い致します。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、底固めできるか
2.EUR/USD、底固めできるか
3.GBP/USD、上昇トレンド継続か
4.クロス円、反落のリスク残る
【1.ドル/円、底固めできるか】から一部
・14日金曜に出現した長いたくり線で、下げも一服か
・目先、底値圏形成か
・ただし、再下落のリスクもあり
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•質問回答
ニューヨークダウは、米小売売上高が予想を下回って売られ、前日比201.81ドル安の35,911.81ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.073%上げて1.782%で引けました。
原油価格は上昇し、暫定値ながら、前日比2.19ドル高の84.31ドルで引けました。
金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、暫定値ながら、前日比5.0ドル安の1,816.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、発表された12月の米小売売上高は-1.9%と予想の-0.1%を大きく下回り、一気に売りが強まり113.49近辺まで下げましたが、その後、米長期金利が上昇したことから、買い戻しが強まって反発となり、114.26近辺まで上昇しました。
EUR/USDは下落し、一時1.1399近辺をつけました。
EUR/JPYは、いったん129.78近辺まで下げた後、130.36近辺まで反発しました。
損失確定を、ストップロスとも、ロスカットとも、損切りとも言いますが、ここでは、ストップロスという言葉でお話を進めさせて頂きます。
ストップロスは、自分を守るためにあります。
まだ、ディーリングルームで、ストップロスルールが決まっていなかった頃、ストップロスは入れず、自分でこれは観念したという時に、自らの手でポジションを閉じていました。
自分に納得ずくでやっていましたので、それはそれで良かったと思っていますが、相場には不測(予測できない)の事態が、常に存在しています。
その不測の事態に対して、私のストップロスを入れないやり方は無力で、大きな損失を被るリスクがありました。
ストップロスを入れることになった時、相場の流れがストップロスによって中断されるような抵抗感が、確かにありました。
しかし、その後、いろいろな大事件を経験しながらも、市場から退場することなく、これまで生き延びてこれたのも、ストップロスがあったからこそだと思っています。
そして、現在では、「うまくいったポジションは、それほどアゲンスト」にはならないという考えから、ストップロスはタイトめにしています。
ストップロスがつく時にはふたつあり、ひとつは「根本的に相場の見方が謝っている時」、そしてもうひとつには「相場に入るタイミングが早過ぎた時」があります。
ストップロスがつく場合は、相場観が間違っているということは稀で、多くの場合は後者の「相場に入るタイミングが早過ぎた時」であることを、経験から学びました。
したがい、相場に入るタイミングを間違えなれば、それほどストップロスがつくことはなく、またタイトめのストップロスで十分だと考えるようになりました。
ドル/円、クロス円が、重くなっています。
ポンドは、全般に売りからです。
1/14(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「難関 底打ち相場」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
ドル/円を、買い下がっていると見ています。
クロス円が重くなっているのが、気がかりです。
ドル/円の値ごろ感からの買いは危険な気がします。
ニューヨークダウは、金融政策の正常化が早期に進むとの警戒感から売られ、前日比176.70ドル安の36,113.62ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.024%下げて1.701%で引けました。
原油価格は、利益確定や米株安から売られ、前日比0.52ドル安の82.12ドルで引けました。
金価格は、発表された12月の米卸売物価指数が予想を下回ったことから売られ、前日比5.9ドル安の1,821.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ジリ安が続き、一時114.00近辺をつけました。
EUR/USDは、一時1.1481近辺まで上昇し、1.1450近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは下落し、一時130.62近辺をつけました。
相場が当たらなくなる時があります。
それは、自分がヘタだからと思うことは簡単なことですが、あえてそう思うことはやめることが大切です。
なぜなら、相場は生き物ですから、どんどん変化しています。
したがい、自分が考えていた相場観と現在の相場が食い違ってくることは、あって当たり前のことです。
問題は、相場が変わってきたことを、いかに早く気づくかということです。
私自身は、相場が当たらなくなること自体が、相場が変化していることを示していると見ており、当たらなくなったら、何が今までとは違ってきているのかを考えることにしています。
良くあるケースは、マーケットのテーマが変わり、それに伴って、マーケットの主役が、投機筋か投資家筋かのどちらかに移った時で、投機筋に替わった時はレンジ相場に、投資家筋に替わった時はトレンド相場に移行することが一般的です。
したがい、レンジ相場に対応したトレーディング、トレンド相場に対応したトレーディングに、素直にトレーディングのスタイルを切り替えていくことが大切です。
尚、マーケットのテーマが変わっていないかは、マーケットレポートなりでまめにチェックしていくことが必要です。
昨日、1.1200~1.1400レンジの上限突破したばかりで、勢いがあります。
ユーロが、全般に買い気です。
トレーダー歴38年になって痛感することは、依然として本邦勢は欧米勢の食い物になっているということです。
その構図は、私が新米ディーラーだった頃から現在に至るまで連綿と続いていると言えます。
もっと遡れば、内外の商取引の条件が不平等だった江戸末期から明治に掛けての頃と比べても、今もあまり変っていないと言っても過言ではありません。
結論から申し上げれば、強くならないと、いつまで経っても欧米勢の食い物にされるということです。
それぐらい、搾取できると思えば、とことんまで吸い取ろうとするのが欧米勢です。
強くなることは、誰のためでもない、自分の利益に直結しているのですから、やりがいはあると思います。
そうやって、本邦勢皆が潤えば、東京市場も潤うということになります。
そうすれば、またさらに本邦勢も東京市場も拡大するという好循環が生まれると思います。
今、野球界で新庄の露出度が極めて高くなっています。
目立ちたがりとか言われているかもしれませんが、私は好きです。
彼は、真剣に野球界の脱皮を図ろうとしていると見ています。
個人でできることには、自ずと限界はあるとは思いますが、それをあえてやろうとするところに、好感を持っています。
私も、既に38年も大好きなFXの世界にいれたことは、大変ラッキーだと思っています。
JFXの小林社長と同年齢なのですが、ふたりで良く残ってきたものだと話すことがあります。
それだけに、ひとりでできることには限界はありますが、本邦勢が強くなるために、できるだけのことはしたいと思っています。
そういう意味で、今の新庄には、とても共感しています。
ドル/円、クロス円が、重くなっています。
形成には、時間が掛かると見ています。
ドル/円は、なかなか反発は難しいと見ています。
ニューヨークダウは、発表された12月の米消費者物価指数(CPI)が予想通りだったことから横ばいとなり、前日比38.30ドル高の36,290.32ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.010%下げて1.736%で引けました。
原油価格は、発表された米週間在庫統計では原油在庫が減少したことから買われ、前日比1.42ドル高の82.64ドルで引けました。
金価格は、米長期金利の低下を受けて上げ、前日比8.8ドル高の1,827.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、発表された12月の米消費者物価指数(CPI)が、前年比で7.0%と予想通りではあったものの、1982年以来の高い伸びとなり、本来ドル買いに反応すべきところでしたが、ドルロングのポジション調整が強まり、ドルは全面安となり、114.39近辺まで急落しました。
EUR/USDは、1.1452近辺まで急騰しました。
EUR/JPYは、一時131.47近辺まで上昇後、130.95近辺まで反落しました。
国内の輸出企業、輸入企業、そして機関投資家のオーダーは、いわゆる指値オーダーですから、事前にオーダーを銀行に預けると、銀行は、基本的には、そのオーダーはマーケットに出しっ放しにしますので、上値を抑えたり、下値を支えたりする壁になります。
一方、海外の顧客は、あまり指値オーダーは好みません。
それは、指値オーダーにすると、特に大口のオーダーの場合、その存在をマーケットに感ずかれてしまい、思うように売りきれなかったり、買いきれなかったするためです。
そこで、銀行に、ある水準になったら教えてくれというコールオーダー(Call Order)を出すことが多く、レート水準が指定したあたりにくると、銀行から連絡がきます。
そして、売りならば、たとえば、1.1400以上で静かに3億ユーロまで売ってくれという指示を銀行にします。
銀行は、指示されたとおり売り、売れたと顧客に連絡すると、追加で1.1400以上で2億ユーロ売ってくれということになることが多く、また銀行は静かに売ります。
そして、結構な額を売り終わって少し経つと、売りがボディーブローのように効いてきて、マーケットが急落することがよくあります。
こうしたオーダーを出すところは、欧米のみならず、中東や中国も、好んでやっています。
ドルが、全般的に買われています。
ユーロが、全般に重めです。
ドル/円、クロス円が下げています。
昨日下攻めして失敗しましたが、依然として安値圏です。
全体的に、ドル安気味です。
ニューヨークダウは、注目されていたパウエルFRB議長の議会証言が市場の想定の範囲内だったため、米長期金利が低下し買われ、前日比183.15ドル高の36,252.02ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.034%下げて1.746%で引けました。
原油価格は、需給引き締まりを見越した買いが入り、前日比2.99ドル高の81.22ドルで引けました。
金価格は、米長期金利低下を受けて上げ、前日比19.7ドル高の1,818.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、パウエルFRB議長の議会証言を控えて、115.67近辺まで買われましたが、パウエル議長の発言内容が市場の想定の範囲内だったため、証言後は米長期金利も低下し、それを受けて、115.28近辺まで低下しました。
EUR/USDは、一時1.1313近辺まで下げましたが、その後1.1375近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、ジリ高が続き、131.20近辺をつけました。
相場が、高値圏を維持するとか、安値圏を維持するといった地合は、マーケットのポジション状況を把握する上で大変重要です。
まず、高値圏を維持するとは、高止まりをするとも言います。
この状況は、決してマーケットが買い上げて、高値を維持しているわけではありません。
もし、買い上げることで高値圏を形成しようとしても、買い上げによってマーケットはロングになることから、高値圏を維持できず緩んできてしまいます。
高値圏を維持するのは、ショートポジションの買戻しによって相場が上昇し、ショートポジションが解消されることによって、マーケットのポジションがほぼスクエア(ポジションなし)になった時です。
一方、安値圏を維持するのは、ロングポジションを売り戻すことによって相場が下落し、ロングポジションが解消されることによって、マーケットのポジションがほぼスクエア(ポジションなし)になった時です。
つまり、マーケットのポジションが偏っていない時に、高値圏を形成したり、安値圏を形成したりします。
そして、高値圏なり、安値圏なりが継続していく中で、新たな相場観によるポジションの造成がなされます。
相場を決定付けるような材料が出てこない場合は、新たに出来たポジションの逆方向に相場は動きやすくなるのが一般的です。
全般的に動きは限定的ですが、嵐の前の静けさのようにも思います。
買いから入るので、上がり切れないようです。
全般的に、ドル売りになっています。
ドル/円、クロス円は、形状的には、二番底を試す格好になっています。
ドル/円、クロス円で、円ショートのポジション解消の円買いが相当出たもようです。
ニューヨークダウは、金融引き締めの前倒しを警戒して売られ、前週末比162.79ドル安の36,068.87ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、ほぼ横ばいで、暫定値ながら前週末比0.005%上げて1.775%で引けました。
原油価格は、米株安でリスク回避の売りが出て下げ、前週末比0.67ドル安の78.23ドルで引けました。
金価格は、12日に12月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、インフレヘッジの買いが入り、前週末比1.4ドル高の1,798.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後、値ごろ感からの買いに、いったん115.46近辺まで反発したものの上値は重く再び下落し、115.05近辺をつけ、その後115.25近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、一時1.1285近辺まで急落後、1.1334近辺まで反発しています。
EUR/JPYは、一時130.16近辺まで下げた後、130.57近辺まで反発しました。
たとえば、経済指標であったり、要人発言であったり、あるいはテクニカル分析であったり、いろいろな相場の材料があります。
材料は、それぞれに大事ですが、一番マーケット参加者が気にしている材料がどれかを、見極めることが大事です。
そして、その材料が、ポジティブ(前向き)にマーケットに働いた時は、どういう結果になるのか、あるいはネガティブ(後向き)にマーケットに影響した場合は、どういうことになるのか、前もって想定しておくことが大切です。
特に、ネガティブにマーケットに影響した場合、多くのロスカットが出動し、相場は一方向に大いに動きますので、警戒を要します。
ひとつひとつの材料を見ていく上で、気をつけなければならないことは、常識にとらわれないことです。
それよりも、「なにかおかしい」とか、「どうも自分が考えていたことは違っていたのでは」といった、自分が感じた印象を尊重して、すみやかにリスク回避の行動に出ることが大切です。
いったんポジションを持ってしまうと、自分のポジションに固執しがちですから、意識して自分の五感を尊重し、行動に移すことが、自分の身を守る上では、大変重要になります。
EUR/GBPが、一昨年来の安値圏にいます。
ユーロが、全般的に重くなっています。
クロス円が、やや円売り気味になっています。
ユーロは、全般に買い気です。
シドニーは、ややドル高気味です。
大きな相場であればあるほど、最初に相場を決定づけるようなきっかけとなる、要人発言、経済指標の発表、事件などがあると、相場は一方向に猛烈な勢いで動きます。
実は、この時が、一番儲けやすいところです。
なぜなら、思惑がはずれた多くのマーケット参加者の投げが集中し、一方向に相場がどんどん進むためです。
ただし、この時点で儲けるためには、思い切りの良さが必要です。
ある意味、これは上がるしかない、あるいは下がるしかないと決意し、即売るなり買うなり、行動に移さなければなりません。
この時、もうこんなに下がってとか、もうこんなに上がってといった躊躇は禁物です。
こういう時の相場は、相場に飛び込んでこそ、活路が開けると言えます。
しかし、時間が経過していくにしたがい、マーケットの多くの参加者が、同じトレンド方向にポジションを持つようになると、相場は簡単ではなくなります。
そうなると、もう上がるしかない、あるいは下がるしかないと、気合で相場に飛び込むことは、危険になってきます。
今度は、冷静な目で、マーケットのポジションを読むことが必要になります。
そこで、大事なのは、自分自身の心理状態です。
この相場水準なら買いたいとか売りたいと自分が思うことは、マーケットの大勢も同じように考えていると考えるべきだと思います。
ですので、こうした局面では、売り急いだり、買い急ぐことはないと思います。
じっくりと、売り場、買い場を物色する鷹揚さが必要です。
このように相場のエントリーにも、メリハリがあるとお考えください。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、底値圏を模索か
2.EUR/USD、反発の可能性
3.GBP/USD、先行して反発か
4.クロス円、続伸の可能性
【1.ドル/円、底値圏を模索か 】から一部
・年初の上昇相場を見て、まだマーケットは買い下がり志向
・しかし、5日移動平均線のサポートは、既に先週末下にブレイク
・想像以上に下がる可能性があると見る
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•質問回答
相場には、一方向に進むトレンド相場と、ある一定の値幅の中で往ったり来たりをするレンジ相場があります。
今回は、レンジ相場について、お話したいと思います。
レンジ相場は、三段階に分かれます。
第一段階は、レンジ相場からトレンド相場に変わる転換期で、非常に荒っぽい上下動を繰り返します。
トレンド相場が、方向性さえ合っていれば、ポジションを長期に保有すると利益を大きく得ることが可能です。
しかし、このトレンド相場からレンジ相場に転換する時の、激しい上下動によって、トレンド相場で得た利益を吹っ飛ばすことは簡単ですので、相場が荒くなったら、さっさとポジションを手仕舞うことが賢明です。
第二段階は、レンジ相場の安定期で、ある一定した値幅の中での上下動に終始し、逆張りしては、こまめに利食いを繰り返すと、そこそこの利益が出ます。
そして、第三段階は、レンジ相場からトレンド相場に変わるタイミング待ちの相場で、特徴としては、値幅が極めて収束します。
収束すると、相場がトレンド相場に転換する可能性が高まりますが、よくあるケースとしては、寄り付きと引け値が極めて近くなり上下にヒゲを出す形状、いわゆる寄せ線が出現した翌日にトレンド相場に転換することが散見されますので、このサインを見逃さないようにすることが大切です。
このように、レンジ相場と言いながらも、三段階の過程を踏みますので、今の段階がどれに当たるかを見極めることが必要になります。
ニューヨークダウは、FRBのタカ派的姿勢を警戒して売りが先行しましたが、景気敏感株中心に買いが入り、前日比4.81ドル安の36,231.66ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.034%上げて1.767%で引けました。
原油価格は、昨年11月中旬以来1カ月半ぶり高値を付け、利益確定売りが優勢となり、前日比0.56ドル安の78.90ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前日比8.2ドル高の1,797.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、発表された12月の米雇用統計は、失業率が3.9%(予想4.1%)、非農業部門雇用者数が19.9万人(予想44.7万人)と、改善悪化が入り乱れた結果となり、発表当初もみ合いとなりましたが、その後売りが優勢となり、ジリジリと値を下げ、115.55近辺をつけました。
EUR/USDは、米雇用統計発表後、大きく上昇し、1.1364の高値をつけました。
EUR/JPYは、130.82近辺から131.84近辺まで上昇しました。
相場に限らず、何かを信ずるということは、そう簡単なことではありません。
特に、相場の場合、信じるかどうかが、損益に直結するだけに、おいそれとは信じないものです。
それが、何かを信じるようになるためには、お墨付きが必要です。
つまり、要人の重要な発言であったり、有無を言わさぬ経済指標の結果であったり、または決定的な事件であったり、つまり信ずるに足る説得力のあるものを実感しなければ信じないものです。
そして、いったん信じてしまうと、今度は簡単には信じたことを否定しなくなるのが一般的です。
しかし、何事も絶対はありませんし、また時の経過とともに、信じるに足ると思っていたこと自体が変化することもあります。
信じていたものに裏切られる場合は、やっと信ずるものができたという安堵感から油断してしまったことによることが多いと思います。
したがい、盲目的に信じるのではなく、常にまだ変わらず信じて良いものか、そして変化があるとすれば、その変化は自分にとって良いことなのかあるいは悪いことなのかをチェックすることが必要です。
まずは、買いで仕掛けています。
1/7(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは「温故知新」です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
HiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)
様子見のようです。
ドル安の影響と思われます。
ドル/円の上値が、切り下がっているのが気になります。
日本時間22時30分に発表の予定です。
ニューヨークダウは、FRBが金融政策の正常化を急ぐとの警戒感から売られ、前日比170.64ドル安の36,236.47ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.022%上げて1.725%で引けました。
原油価格は、中央アジアの産油国カザフスタンの政情不安やアフリカのリビアの減産を受けて買われ、前日比1.61ドル高の79.46ドルで引けました。
金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前日比35.9ドル安の1,789.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、発表された12月のISM非製造業景気指数が62.0と予想の67.0を下回ったことから売りが強まり、115.63近辺をつけましたが、下げきれず、115.95近辺まで反発しました。
EUR/USDは、1.1331近辺から1.1287近辺に下落しました。
EUR/JPYは、130.64近辺から131.21近辺でのもみ合いでした。
張ったポジションが、うまくトレンド相場に乗り、評価益がドンドン増えたとします。
こうしたフェーバー(有利)なポジションをキープしていると、「もう当分、今の相場が続くのではないか」といった気持ちが高まります。
しかし、相場が未来永劫、フェーバーな方向が続くことはありません。
いずれは反転局面を迎え、ヘタをすると、折角のかわいいポジションがアゲンスト(不利)になることすらあります。
したがい、どこかでは、必ず利益を確定しなければなりません。
利益を確定するということは、実は大変難しいものです。
なぜなら、ここで利食ったら、さらに相場がフェーバーな方向に行ってしまうのではないかという、儲け損なう恐怖があるからです。
この思いは、利食った後でもあり、あそこで利食わなかれば、さらに儲かったのに、自分ばかりが馬鹿を見ているのではないかという思いが募って、再度相場にエントリーしてしまい、折角の当初の利益を減らしたり、場合によっては、儲けた利益をすべて飛ばしてしまうことさえあります。
ですので、利食ったら、気持ちが落ち着くまでは、相場は見ないことで気持ちを落ち着けることが必要です。
また、気持ちの割り切りができることが、大切です。
ドル/円も含めて、全般にドル高になってきています。
しつこく売られていたドル/円が、やや戻しています。
ドル/円、クロス円が売られています。
ドル/円は、昨日のロンドンタイムの反落で、結構ロングのポジション調整は進んだと見ています。
ロンドンでロングのポジション調整がなされ、ニューヨークに入ってトレンド方向への動きが再開するという典型的に上昇トレンド進行のサイクルを描いています。
ニューヨークダウは、発表されたFOMC議事録から、金融政策の正常化を前倒しで進めるとの見方が強まって売られ、前日比392.54ドル安の36,407.11ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.037%上げて1.703%で引けました。
原油価格は、需要増期待で上昇し、前日比0.86ドル高の77.85ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇局面では買われ、前日比10.5ドル高の1,825.1ドルで取引を終えました。尚、時間外では、米長期金利の上昇を受けて売られ、上げ幅を縮小しました。
為替相場では、ドル/円は、一時115.62近辺まで下げていましたが、発表された12月のADP雇用者数は80.7万人と予想の41.0万人を大きく上回ったこと、さらにその後発表されたFOMC議事録がタカ派的であったことから米長期金利が上昇して続伸し、116.18近辺をつけました。
EUR/USDは、一時1.1364近辺まで上昇しましたが、タカ派のFOMC議事録を受けて、1.1302近辺まで反落しました。
EUR/JPYは、130.90近辺から131.60近辺まで上昇しました。
剣道大会の優勝者へのインタビューで、優勝者は「一試合、一試合、目の前の敵のことだけを考えていました」と話していました。
これと同様のことは、お相撲さんが勝利者インタビューで、「一日一日の一番のことだけを考えるだけです」と答え、また女子プロゴルファーは、「目の前にある一球に集中することに心掛けました」と語っています。
このように、勝負に携わる人たちが異口同音に語っていることは、目先の勝負をないがしろにせず、むしろ、一勝一勝の積み重ねがなければ、優勝はありえないと言うことだと思います。
特に、トレーディングの世界で大事なことは、相場観がはずれ、損失を出してしまった時です。
こうした状況になると、早く損失を取り戻したいという気持ちから、トレーディング自体が雑になり、下手をすると損失の上塗りをしてしまうものです。
しかし、損失を出してしまったからこそ、一気に損失を取り戻そうとせず、ていねいにトレーディングをして、着実に損失を取り戻す根気の良さが必要です。
さらに、申し上げれば、なぜそんなに大きく損失を出すまで放置してしまったかということです。
損失を大きく出す前に、どうも自分の考えていることと、実際の相場が違っているということは、気がつくものだと思います。
気づいたら、相場に執着せず、いったんポジションを手仕舞い、様子を見ることです。
焦らず、じっくりと次のチャンスを待つことが肝心です。
クロス円が、買い気です。
様子見状態です。
ドル/円は、昨日クリアに上昇したため、マーケットの大勢が上昇に確信してきていないかが、気になるところです。
ドル/円は、5・10日(ゴトウビ)で輸入決済のドル買いは強まるものの、昨日大きく上げているため、仲値後は足踏みかと見ています。
今年の年始のドル/円での仕掛け相場は、1月3日がロンドンがニューイヤーの振替休日で休場だったため、昨日4日にドル買いで仕掛けてきたものtと見ています。
本日は5日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、オミクロン株の感染が拡大しても米経済の回復は続くとの期待から買いが続き、前日比214.59ドル高の36,799.65ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.033%上げて1.663%で引けました。
原油価格は、OPECプラス会合を受けて供給の不透明感が後退して買われ、前日比0.91ドル高の76.99ドルで引けました。
金価格は、前日大きく下げたことから押し目買いが入り、前日比14.5ドル高の1,814.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、オミクロン株の重症化リスクが低いという見方が強まり、リスクオンから米株、米長期金利が上昇したことに連れて、ドル/円も116.35近辺まで上昇したものの、12月のISM製造業景気指数が予想を下回ったことから、115.96近辺まで緩んだ後、116.10近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、冴えないISM製造業景気指数に、一時1.1322まで上昇後、1.1285近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、ドル/円に連れて、131.45近辺に上昇後、131.00近辺に落ち着きました。
今、思い出しても背筋が凍るトレーディングがありました。
それは、ニューヨーク時代のある日、ドル/円のロングポジションを結構持っていた時でした。
しかし、上値が重く、少し上げても高値に止まれず、またズルズル下がってしまい、これはどうも上がりそうにないと判断し、ロングのポジションを落として、ポジションスクエア(ポジションなし)にしました。
本来であれば、そのまま様子見になるところですが、依然として上値が重いことが気に掛かり、それならば売ってみるかと、今度は買っていたのと同額分を売りました。
しかし、売ったからと言って、すぐ落ちる気配もないままに時間が立ちました。
ところが、突然、ロイターのヘッドラインのアラームが鳴ったので、なんだろうと見たところが、「ニューヨーク連銀(中銀)、ドル/円で売り介入」とニュースが報じられ、目を疑いました。
驚いたのは、私だけでなく、マーケット全体も同様で、次のマーケットである東京でも、さらに急落し、介入の第一報から5円の急落となりました。
この時、やはりたっぷりショートポジションを持っていた上司から、「こんなラッキーなことはないから、ショートポジションをすべて利食おう」と言われ、何の未練もなく、すべて手仕舞いました。
本当に、ラッキーだったと思います。
なぜなら、もともとポジションをロングしていたのですから、ロングに固執しているところに介入がもっと早く出ていたら、急落の中、ロングポジションをどこで損切れたかもわからないような即死状態に陥るところでした。
それを考えるだけでも、鳥肌が立ちました。
この時、実感したことは、漫然とボジションを持たないこと、そして自分の五感を信じることでした。
相場の世界は、一寸先は闇です。
それだけに、ポジションを持っている限りは、常に緊張感を持つことが大切だということです。
EUR/USDは、年末の買い仕掛けが失敗した格好です。
ドル/円は、特に仲値に向けて、実需からの買いが変わらず出ています。
取り越し苦労ではなく、身構えているからこそだと思うことです。
警戒はしつつも、米長期金利上昇は、ドル買い材料ではあります。
ニューヨークダウは、米景気の回復基調が続くとの期待から買われ、前週末比246.76ドル高の36,585.06ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前週末比0.142%上げて1.640%で引けました。
原油価格は、原油需要の回復基調を見込んだ買いが優勢となり、前週末比0.87ドル高の76.08ドルで引けました。
金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前週末比28.5ドル安の1,800.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ポジション調整から一時114.95近辺まで下げましたが、その後米長期金利上昇を受け、115.36近辺まで上昇しました。
EUR/USDは、一時1.1366近辺まで上げましたが、そこから反落し1.1280近辺をつけました。
EUR/JPYは、130.80近辺から130.03近辺まで下落しました。
「自分が正しくて、相場が間違っている」と思うことはありませんか。
大方、ポジションがアゲンスト(不利)になって、相場に攻め立てられている時の心境です。
この心境の怖いところは、「自分が正しい」と思っていることです。
相場に対しては、本来謙虚であるべきところですが、「自分が正しい」と思っていることから、他の考え方を受け入れられなくなっている可能性があります。
また、「相場が間違っている」ということから、切り口を変えて相場を見ることも出来なくなっていると思われます。
相場に必要なことは、「謙虚さと柔軟性」だと思います。
当初、考えた相場観が間違えていても、なんら問題はありません。
今の、相場環境に合わせた相場観に軌道修正をすれば、良いだけです。
たとえそれが、黒が白に、つまり逆になっても構わないと思います。
むしろ、黒を白に見方を柔軟に変えられることが大切だと思います。
また、執着心や、固執とは、決別することが大事です。
身構えていて何もなければ良いですが、油断していて何かがあれば取り返しがつきません。
戻りが限られています。
ロンドンは、振替休日で休場ではあります。
しかし、本邦実需不在の極めて投機的な相場です。
ロンドン勢が振替休日なのが影響している可能性があります。
過去、年初午前7時30分前後に海外投機筋によって、ドル/円が狙われた例が、一度ならずあります。
尚、今日は、ロンドンがニューイヤーの振替休日で休場ですので、今日でなく明日狙われる可能性もあります。
いずれにしても、両日とも身構えておくことが大切です。
相場では、タイミングが大変重要です。
相場がこれからどのようになるかという、つまり相場観は、結構当たっている方が多いと言えます。
この点については、皆さん自信を持って良いと思います。
しかし、問題は、相場へのエントリーのタイミングが合っていないために、しなくても良い苦労をする方が多いと言うことです。
なぜなら、先見的に相場が見えても、その先見的に見えた相場が実際の相場になるには、かなりの時間が掛かるのが一般的です。
ですので、相場が見えているだけに、じれてしまい、正しいエントリーのタイミングより、はるかに早く相場にエントリーしてしまって、揉みくちゃになったり、最悪のケース、ロスカットがついてしまって、損失を出すこともありえます。
そして、ロスカットした後、皮肉にも、元々思っていた方向に相場が動き出すことが、良くあることです。
したがって、相場のエントリーのタイミングを掴むためには、じっくりと相場を引きつけられるようになることが大切です。
これは、言うは易く行なうは難しではあります。
しかし、エントリーのタイミングが合っていないと思われている方は、まずは、意識的に、相場のエントリーを今までよりも遅らせてみてはいかがでしょうか。
今週の注目点
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、身軽に動けるように
2.EUR/USD、続伸の可能性
3.GBP/USD、反発は続くか
4.クロス円、上昇続くか
【1.ドル/円、身軽に動けるように】から一部
・ドル/円はドル高傾向だが、他の通貨ではドル安が始まっている
・12月21日から、リスクオンで仕掛けられてドル高になっている可能性
・115円台が重い
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正月になると、ある出来事をいつも思い出します。
ロンドン勤務を終え帰国した初めての正月の三が日も終わり、仕事始めの日のことでした。
日本の企業らしく、仕事始めにあたって、新しい年の業績祈願に部長以下ディーラー一同、マイクロバスを仕立て、ディーリングですから、勝負の神様が奉られている神社を三つ程回りました。
その時の相場は、年末からドル/円が下落を開始しており、仕事始めの日も、早朝のオセアニアマーケットで、さらにドル/円は下落し、ディーラー各自も年末からショートポジションをキャリー(保有)していましたから、マイクロバスの車中は和気藹々とした雰囲気でした。
ところが、最初の神社のお参りが終わり、マイクロバスに戻り、レートをチェックした頃から、様子が変わってきました。
ドル/円が反発を開始していました。
残る二つの神社を巡るに連れて、ドル/円は、加速をつけて上昇していき、車中は重苦しい雰囲気が漂いました。
そして、ディーリングルームに駆け戻ると、ドル/円はさらに上昇しており、既に各ディーラーのポジションの持ち値を実勢値は超していて、全員がアゲンスト(不利)状態に陥っていました。
そして、仕方なく、ひとりやめ、ふたりやめと、ロスカットしていきました。
これは、決して偶然の災難ではなく、欧米の投機筋の年始の仕掛けが、筋書きどおりに展開したに過ぎません。
つまり、年末から欧米勢はドル/円を売り仕掛けし、薄いマーケットの中、さも下がりそうな形勢で越年させておき、さらに一段三が日明けのオセアニアマーケットで売り込んで、東京勢を売りでマーケットに誘い込んだところを、大きく利食って勝ち逃げしたということでした。
そして、その後残ったのは、ショートポジションだけとなり、その損切り的ショートカバーが玉突き状態となって反騰したわけです。
売りで攻めてくるか買いで攻めてくるかはその年次第ですが、このように、年始は、薄いマーケットを利用して投機筋が暗躍する相場ですので、十分警戒する必要があります。
尚、我らがチームの仕事始めのお賽銭(損失)は、それは半端なものではなかったことを申し添えて起きます。
ニューヨークダウは、ほぼ横ばいの、前日比59.78ドル安の36,338.30ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、やや低下し、暫定値ながら前日比0.003%下げて1.512%で引けました。
原油価格は、やや売られ、前日比1.78ドル安の75.21ドルで引けました。
金価格は上昇し、前日比14.50ドル高の1,828.60ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、115.00~20近辺で横ばいでした。
EUR/USDは上昇し、一時1.1386をつけました。
EUR/JPYは上昇し、一時131.02をつけました。
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
バーニャマーケットフォーカストも、
今年で15年となりました。
これも、ひとえに皆様方のご愛顧の賜物です。
この場をお借りしまして、心より厚く御礼申し上げます。
私は相場の世界に入って、39年目となりますが、その間に
培ってきた知識や経験をできるだけ皆様にお伝えし、
是非とも、強く成長して頂きたいと思っています。
なぜなら、ロンドン勢をはじめ、マーケットには手強い
マーケット参加者が多く、結構本邦勢は食い物にされて
います。
こうした強敵を跳ね返して、利益を出していくお手伝いを
出来得る限りやっていきたいと思っておりますので、
よろしくお願いします。
それでは、本年が皆様方にとって、良い年になることを、
心よりお祈り申し上げて、新年のご挨拶とさせて頂きます。
2022年元旦
バーニャマーケットフォーカスト
代表 水上紀行
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