OFFERとBID(便利な言葉)
OFFER(オファー)とBID(ビッド)は、相場用語として、知っていると便利な言葉です。
まず、OFFERですが、これは、自分から見ると「売る」という意味です。
指値注文でOFFERするということは、売りをマーケットに提示することを意味します。
しかし、もしも、取引画面に第三者が提示しているOFFERを成行で叩くと、相手の売りを叩いたことになりますので、自分の側からすると買いとなり、自分がロングのポジションを持ったことになります。
一方、BIDはASKとも呼ばれますが、これは、自分から見ると「買い」という意味です。
指値注文で、BIDするということは、買いをマーケットに提示することを意味します。
しかし、もしも、取引画面に第三者が提示しているBIDを成行で叩くと、相手の買いを叩いたことになりますので、自分の側からすると売りとなり、自分がショートのポジションを持ったことになります。
このOFFERとBIDを使用してマーケット状況を端的に説明することが出来ます。
たとえば、"OFFER Only,No BID"は、「マーケットには売りばかりで買いがない」となり、マーケットから買いが引いて売るに売れないことを示しています。
また、"BID Up"は、買いが上がってきていることを示し、"OFFER Down"は、売りが下がってくることを示します。
使い慣れるまではややこしく感じるかと思いますが、結構便利な言葉です。