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2022/04/30

ドル/円反落

ニューヨークダウは、四半期決算を発表したアマゾン・ドット・コムが大幅安となったことから売られ、前日比938.99ドル安の32,977.40ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.057%上げて2.920%で引けました。

原油価格は、ドイツがロシア産原油の輸入禁止に傾いたことから買われ、前日比3.34ドル高の105.36ドルで引けました。

金価格は、一時下落したもののポジション調整に買い戻され、前日比2.6ドル高の1891.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後、買いが先行したものの、マーケットのロングが切れていないようで、129.75近辺のロングのストップロスが狙われて執行され、129.32まで下げた後は買い戻しに、129.82近辺まで戻しました。

EUR/USDは、1.0510近辺から一時1.0578近辺まで上げた後、1.0544近辺まで反落しました。

EUR/JPYは、137.30近辺から一時136.51近辺まで下げました。

追撃的なトレード(能動的で健全)

「(相場の)天底は、人智では推し量れないもの」と言います。

確かにそうだと思います。

下手に、ここは天井、ここは底と決めて、戻り売りや押し目買いをすると、相場は売ったレベルよりさらに上がってしまったり。買ったレベルよりもさらに下がってしまい、苦しい思いをするものです。

ただし、今までの経験から言えることは、どこまで上がるか天井が見えなくなったとき、あるいはどこまで下がるか底が見えなくなったときが、概して相場の天底になることが多かったと言えます。

ただし、だからと言って、戻り売り、押し目買いを推奨しているわけではなく、実際にその後相場が反落を始めたら追撃的に売り、相場が反発を始めたら追撃的に買うことが、相場への入り方としては、安全だと思います。

たとえば、押し目買いは、下げれば買い下がるわけですが、どこまで下がるかは誰にもわからないことで、ナンピン(買い下がり、売り上がりで平均レートの改善を狙った手法)を続ければ、一見持ち値は改善します。

しかし、下がり続けている限り、常にポジションは改善したように見えながら実勢値よりアゲンスト(不利)であり、買い下がる分アゲンストのポジションは増えるわけで、非常に危険です。

それよりも、下げから反発に転じたら追撃的に買い、さらに次のポイントを超えてきたらさらに買い、そしてまた上がれば買うという、追撃的な買い上げ方式の方が、平均の持ち値は上がっていきますが、実勢値よりは低い持ち値で基本的にはキープできます。

ただし、利が乗れば、段階的に利食っていくということも忘れてはならないと思います。

つまり、受け身的なナンピンよりも、能動的な追撃買いあるいは売りの方が、健全だと私は思います。

ヒロセ通商 | タイアップ

2022/04/29

下も堅いが

ロンドンは、ドル/円の上値が重いままだと、下を再び試すものと見ています。

マーケットポジションの偏りを読むこと

連休で、投機筋しかいないマーケットですの、ポジションが偏った方の逆に行きやすいと見ています。

ドル/円ジリ安

ドル不足のドル買いは、予定通り、祝日で仲値決めにあたる時間には出ませんでした。

今日の9時台の値動きに注目

昭和の日で東京休場で、実際、ドル不足のドル買いが出ないかを確認することが必要です。

ドル/円のポジションは?

基本的には、上げのきっかけがきっかけだっただけにロングだと見ています。

ドル/円高値圏

ニューヨークダウは、予想を上回る決算を発表した交流サイトのメタプラットフォームズが急伸したことから上げ、前日比615.19ドル高の33,917.12ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、やや上昇し、暫定値ながら前日比0.031%上げて2.849%で引けました。

原油価格は、ドイツがロシアからの原油の禁輸に前向きな姿勢を示したことが伝わり、需給逼迫観測から買われ、前日比3.34ドル高の105.36ドルで引けました。

金価格は、ポジション調整から買われ、前日比2.6ドル高の1891.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、東京タイムに発表された日銀の毎営業日指し値オペ実施方針による急騰は、海外でも続き、ニューヨークタイムには、ニューヨークに入ると、一時131.25近辺をつけ、130.85近辺に落ちつきました。

EUR/USDは、下落を続け、一時1.0472近辺をつけました。

EUR/JPYは、ドル/円の上昇に連れ、一時138.00近辺をつけました。

100pips(スプレッド)

現在のFX会社各社は、顧客勧誘の一環として、ナロースプレッドを競っています。

しかし、私がインターバンクディーラーだった頃、通常のマーケットでは、主要通貨ペアである、ドル/円、USD/DEM(ドル/独マルク)などでも、3~5ポイントのスプレッドが普通でした。

確かに、最低単位が1百万通貨単位で、普通は、10百万通貨単位での取引ですから、それぐらいのスプレッドであっても、リーズナブルだと思っていました。

当時、月間で最注目された経済指標は、米貿易収支でした。

この時は、マーケット全体がお祭り気分となり、東京の各銀行も、邦銀、外銀問わず、夜ディーリングルームに残って発表を待ちました。

そして、発表となると、ブローカーマーケットをサポートしている銀行が、ブローカー経由でプライスを提示し、各銀行は、そのプライスを各銀行は、ブローカーとつながっているスピーカーから聞くことになりました。

この発表直後のプライスは、「ちょうど、ちょうど(00-00)」とか、「ゴマル、ゴマル(50-50)」というもので、「ちょうど、ちょうど」は、たとえば128.00-129.00、「ゴマル、ゴマル」は、たとえば128.50-129.50という100pipsのスプレッドでした。

それが、場合によっては、「ちょうど、ちょうど」でも、127.00-129.00という200pipsのスプレッドになることもありました。

そうして提示されたプライスを、指標結果が相当悪ければ、果敢に127.00を売っていきました。

ヒロセ通商 | タイアップ

まあ、それでも、儲かったマーケットですから、非常にボラタイル(荒い)なマーケットだったと思います。

2022/04/28

円全面安

しかし、円を売っているのは、いづれは円を買い戻さなければならない投機筋だということは忘れてはならないと思います。

130.00ブレイク

予想以上にショートだったようで、一時跳ねました。

130.00

ここまで来た以上は、これを試さないことには、収まりはつかないでしょう。

ドル不足のドル買い出る

今日も予定通り仲値決め前後に向けて出ましたが、明日からの連休中は止むと見ています。

EUR/USD下落継続か

再び、欧州はロシアの天然ガス供給に絡んで地政学的リスクが出てきています。

連休前最終

今日の仲値決めに向けてのドル不足のドル買いが、連休前最終となります。

ドル高進む

ニューヨークダウは、好決算を発表した銘柄が買われて相場を支え、前日比61.75ドル高の33,301.93ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.043%上げて2.815%で引けました。

原油価格は、発表された米週間在庫統計でガソリン在庫が減少したことやロシアがポーランドとブルガリアへの天然ガスの供給を停止したことも影響して買われ、前日比0.32ドル高の102.02ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比15.4ドル安の1888.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後、EUR/USDが下げ足を速めた(ドル買い)ことから、ドル/円もジリ高を続け、128.40を超えたところで、ショートのストップロスが出て、128.58近辺をつけました。その後、128.20近辺までいったん緩んだ後は、128.35近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、エネルギー供給不安がユーロ圏経済を下押しするとの警戒感が強まって売られ、一時1.0515近辺をつけ、その後1.0572近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、EUR/USDの売りに押され、一時134.79近辺まで下落後、135.67近辺まで反発しました。

スティック(固執する) 

スティックと言えば、棒という意味ですが、「固執する」とか「執着する」といった意味もあります。

マーケットでよく使われる言い回しは、「相場の見方にスティックするな」、つまり自分自身が想定した見方に固執するなという時に使われます。

ポジションを持つと、どうしても自分が立てた見方にとらわれがちで、それにステッィクしていると、実際の相場展開が自分の見方と違ってきていても、なかなか相場の現実を許容できず、それがために逃げ遅れてヤケドを負うことになりがちです。

ただし、私自身、自分の相場の見方、あるいは相場観を持つこと自体は、大事だと思っています。

理解しておかなければならないことは、相場は生き物であり、相場を構成するいろいろな要素は常に変化していて、見方を考えた当初とは環境がどんどん変わっていくのがあたりまえのことだということです。

したがって、当初の見方は、常に軌道修正が必要だということです。

スティックするということは、この軌道修正を拒むことであり、拒んでいる限りは、当初の見方と現実の相場展開の間のずれは、時間の経過とともにどんどん広がってしまいます。

このずれを最小限に留めるためには、スティックしないことが大変大事になるわけです。

ヒロセ通商 | タイアップ

2022/04/27

ドル/円無情

ロンドンは、128.00超えのショートのストップロスをつけた後は、売り直しのようです。

ロンドンはこれから

東京タイムでも結構動いているのに、これからまたロンドンかと思うと少々食傷気味です。

明日が連休前最後か

仲値決めに向けて、ドル不足のドル買いが今日も出ましたが、連休前は明日が最終と見ています。

ジリ安

ドル/円は、目先、まだまだ底が固まらないと見ています。

ドル高相場

ドル/円を見ていると信じられないかもしれませんが、ドルは総合的には急騰しています。

マーケット騒然

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   ◆◇マーケット騒然◇◆
====================

ニューヨークダウは、世界景気の減速やサプライチェーン(供給網)混乱への懸念が強まって売られ、前日比809.28ドル安の33,240.18ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、景気後退懸念から低下し、暫定値ながら前日比0.080%下げて2.747%で引けました。

原油価格は、値ごろ感からの買いに反発し、前日比3.16ドル高の101.70ドルで引けました。

金価格は、米株安を受けリスク回避で買われ、前日比8.1ドル高の1904.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンタイムからジリ安となりましたが、ニューヨークオープン後、景気後退懸念から米長期金利が低下したことを受けて127.03近辺まで急落しました。しかし、さすがに売り過ぎとなり、いったん127.68近辺まで買い戻され、そして再び127.30付近まで軟化しました。

EUR/USDは、ジリ安が続き、一時1.0639近辺をつけました。

EUR/JPYは、135.40~00近辺での横ばい推移でした。

エクスキューズ(言い訳) 

エクスキューズ・ミー(失礼ですが)のエクスキューズを、マーケット用語では、言い訳という意味で使います。

相場を上げたい、あるいは下げたいときに、意図している方向に相場をさらに進行させるために、エクスキューズとしての材料をマーケットは持ち出してくるものです。

特に、相場がある程度トレンド方向に進行して、それまでほどの感応度が相場になくなってきたときに、今までのトレンド継続のために、エクスキューズを持ち出してくることが多くなります。

特に相場がマチュア(mature、熟して)してくると、かなり強引な内容をエクスキューズをしてきます。

なぜなら、もうマーケットのポジションが順張り方向に積み上がっていて、余程説得力のある材料でもなければ、期待する方向に相場が反応しなくなっているためです。

しかし、それでも、意図する方向に相場が向かわなくなったら、この相場もここまでと手仕舞いの動きが強まります。

そして、その手仕舞いの動きに乗じて、それまでのトレンド進行をサポートしていた材料を否定するようなエクスキューズをすることがあります。

これによって、ポジションをひっくり返し、新たな儲けのチャンスにつなげようとする貪欲さをマーケットは持っています。

ヒロセ通商 | タイアップ

2022/04/26

調整狙い

ドル/円、クロス円を、調整を狙って、再び売っています。

下げ一服

ドル/円、クロス円は、下げ一服です。

ドル/円下がる

ドル不足のドル買いは出ましたが、その前にロングの手仕舞い売りが結構出たもようです。

ドル/円の上値は重いか

ただし、木曜まではドル不足のドル買いは出ると見ています。

マーケットのテーマに変化?

米利上げでドル買いから、中国のロックダウン拡大懸念へとマーケットの関心が移ってきていることに警戒です。

中国のロックダウン措置拡大懸念

ニューヨークダウは、米長期金利低下を受けてハイテク株に買いが入り、前日比238.06ドル高の34,049.46ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.080%下げて2.826%で引けました。

原油価格は、中国の新型コロナウイルスの感染拡大による需要減が懸念され、前日比3.53ドル安の98.54ドルで引けました。

金価格は、中国の景気減速懸念からパラジウムや銅などの下落に連れて下げ、前日比38.3ドル安の1896.0ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後、中国のロックダウン措置が上海のみならず北京にも導入されるとの懸念が広がったことによるサプライチェーンの一層の混乱不安やFRBの積極利上げによる景気後退が懸念され、一時127.53近辺まで下げ、その後128.10近辺まで反発しました。

EUR/USDは、1.0758近辺から1.0697近辺まで下落しました。

EUR/JPYは、138.07近辺から、一時136.49近辺まで下げ、137.28近辺まで反発しました。

忘れてはならない地政学的リスク(グローバル化する世界経済)

世界中が参加する為替相場では、地政学的リスクを無視することはできません。

まず、地政学リスクとはなにかですが、「ある特定の地域が抱える政治的・軍事的な緊張の高まりが、地理的な位置関係により、その特定地域の経済、または世界経済全体の先行きを不透明にするリスクのこと(マネー辞典より)」を言います。

もともと、隣接国の間での紛争などがこのリスクでしたが、グローバル化とともに、ある国で発生したことが、全く離れた国や地域に影響を及ぼすようになりました。

たとえば、良い例は、東日本大震災による東北地方での自動車部品の生産ストップが、アイルランドでの自動車生産を中止に追い込んだり、米国のリーマンショックがユーロ圏諸国の債務危機を呼んだり、中国の景気後退が資源国であるオーストラリアの経済成長を鈍化させたり、はたまたコロナ禍がサプライチェーン(供給網)の世界的な大混乱を呼んだりなどしています。

そして、多くの場合、為替レートに反映されます。

こんなことがありました。

2001年9月11日に米同時多発テロが発生し、翌2002年1月から2008年半ばまで、EUR/USDは約7300ポイントの上昇を見ました。

この時のユーロの買い手の中心は、中国、ロシア、中東でしたが、要はドル建て資産が多いこれらの国々が、当時のブッシュ米政権に対して不信感を持ち、ドルからユーロに資金シフトしたことが原因でした。、

このように、どこで何かが起きるとそれが他のどこにどのように影響を与えるのかということは、常にイメージすることを習慣づけること大切です。

ヒロセ通商 | タイアップ

2022/04/25

ドル/円にしつこい売り

マーケットは、ドル/円の調整下げを見たくて仕方がないようです。

ドル高

ドルは、全般に強いです。

重いドル/円

ドル/円は、仲値決めでは上げたものの、重くなっています。

ドル買い強まる見通しながら

ドル/円は、5・10日のこともあり、仲値に向けてドル買いは強まるものと見ていますが、なぜか9時オープン直後は下がる傾向があります。

マクロン氏再選確実

仏大統領選では、ルペン氏との決選投票で、マクロン大統領が再選確実と仏公共放送が伝えています。

本日は25日

本日は25日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

驕れる者、久しからず(謙虚さを忘れない) 

「驕れる(おごれる)者、久しからず」という言葉は、どんなことにも言えることだと思いますが、トレーディングの世界でも、この言葉が大事です。

儲かってくると、次第に自信がついていきますが、その自信が過剰になってくると、驕り高ぶるようになるのは、よくあることです。

しかし、トレーディングの世界で長生きしようと思うのであれば、謙虚さを忘れてはならないと思います。

そんなことを書きますと、まるで私が聖人君子のように思われるかもしれません。

しかし、私自身、驕り高ぶった時期を経験し、それで相当痛い目にあったことがありました。

だからこそ、人間謙虚でなくてはならないと心から思います。

儲かったら、有頂天になって、自信過剰になり、負けたら、しょげるのでは、成長はありません。

「投機をなす者、楽悲を戒む」という言葉があります。

相場に関わる者は、喜怒哀楽を出さず、淡々と相場に取り組むことが大事だということです。

そう簡単なことではありませんが、志すことが大切です。

ヒロセ通商 | タイアップ

2022/04/24

Weekly Report(2022/04/24)

□□ 今週の注目点 -----------------------------

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、いったんのロングの利食い場か
2.EUR/USD、長期低落傾向は終わらない
3.GBP/USD、長期低落傾向加速
4.クロス円、調整か

-----------------------------------------------

【1.ドル/円、いったんのロングの利食い場か】から一部

・ ドル/円での介入が効くのは「最初の 1 回だけ」
・ 金曜からのゴールデンウィークで、「ドル不足のドル買い」はいったん止む見通し
・ ただし、連休が明ければ復活か

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Don't catch a falling knife.(落下しているナイフを掴むな)  

「落下しているナイフを掴むな」という意味ですが、買い下がりの怖さを表した格言です。

相場が今までの水準から下げると、安易に買いを入れることがあると思います。

しかし、下がるには下がるなりの理由があるにも関わらず、そのことには気を留めず、単に値頃感から買い下がることは大変危険です。

相場が途中から上昇に転ずれば良いですが、そのまま下落を続けると、一時的には安い持ち値でできたと喜んだロングだったのに、下げが止まらなくなると、とんでもなくしこったポジションになり、身動きがとれなくなります。

この点で、買い下がりは、まさに落下しているナイフを掴むようなもので、血だらけになりかねません。

急落した相場が、本格的な反発に転ずるにはそれなりの時間がかかります。

底を打ったのを確認した上で、追撃的に買っていくことが、やはり安全だと思われます。

尚、買い下がりの逆である売り上がりについても、相場が上昇してきたからと言って、安易に売り上がることは大変危険です。

相場が上がるには上がるだけの理由がありますので、それがなんであるかを、まずは突き止めることが大事です。

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2022/04/23

黒田発言で一時129円台

ニューヨークダウは、FRBの積極的な金融引き締めを警戒して売られ、前日比981.36ドル安の33,811.40ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りはやや緩み、暫定値ながら前日比0.016%下げて2.901%で引けました。

原油価格は、新型コロナウイルスの感染拡大で中国での需要減が警戒されて売られ、前日比1.72ドル安の102.07ドルで引けました。

金価格は、米金利先高観から売られ、前日比13.9ドル安の1934.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後、128.14-59近辺で揉み合いとなりましたが、ニューヨークを訪問中の黒田日銀総裁が「円下落でも積極的な金融緩和継続することが必要」と述べたことから、一時129.10近辺の高値まで急騰し、その後は緩み、128.55近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、一時1.0844近辺まで急騰しましたが、その後1.0771近辺まで下げました。

EUR/JPYは、138.30-139.20近辺で、荒っぽく上下しました。

時には捨身も必要(自己を否定する) 

こんなことがありました。

結構大きなロングのポジションをオーバーナイト(翌日に持ち越し)で持っていました。

翌日朝、目を覚まして早速レートを見てみると、自分のイメージより実勢値は低めでした。

そのレートから嫌なものを感じ、さらに出勤途中その気持ちは強まるばかりで、これはもう損切る、いや倍返しするしかないと、ディーリングルームに入る時には気持ちが固まっていました。

当時は、まだ電子ブローキングはなく、ブローカーさんとはマイクとスピーカーでつながっていました。

そして、自分のデスクにつくと、席に座るのももどかしく、中腰のまま全ブローカーさんのマイクのスイッチをオンにして、たとえばマーケットが127.95-00とすると、「127.50まで売った!」と叫びました。

まだ、朝8時過ぎの薄いマーケットでの突然の売りにマーケットもややパニック気味になりましたが、それほどは売れませんでした。

いったん売りを引いて様子を見ていると、買いがムクムクと戻ってきました。

そこでまた、「127.50まで売った!」と全ブローカーさんのマイクに向かって再び叫ぶと今度は結構売れ、ロングのポジションをショートにひっくり返すことができました。

そして、東京がオープンすると、既にマーケットはロングになっていたようで、突然売り一色となり2円急落し、ロングの損失をカバーでき、さらに利益を得ることができました。

要は、アゲンスト(不利な)のポジションを持っていて、「塩漬け」とか「布団をかぶる」という形で耐えるという方法もありますが、時には自分のそれまでの相場観を自ら否定し、逆に攻めに出るということも大事だと思います。

剣法の極意でも、「振り下す刃の下ぞ地獄、飛び込んでみよ。極楽もあり」と捨身をもって禍を福に転ずる術を諭しています。

ヒロセ通商 | タイアップ

2022/04/22

クロス円の調整相場

介入警戒が強まり、クロス円ロングの調整相場になりました。

それほどロングではなさそうだが、

ロンドン勢は、ドル/円を売りまくっていますが、好きにさせておけば良いと思います。

ドル/円軟調

ドル/円は、介入警戒が膨らんで、軟調です。

[4/22]FX経済研究所出演

4/22(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは【ゴールデンウィークとドル円YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

実需のドル買い出る

仲値決めで、ドル不足のドル買いが今日も出ました。

海外勢もドル不足のドル買いに注目か

シドニータイムに買って、仲値決め付近で売り抜いている形跡があります。

ドル不足のドル買い

ドル/円は、今日も仲値決めに向けて、ドル不足のドル買いがでるものと見ています。

方向感定まらず

ニューヨークダウは、米長期金利上昇とFRBの金融引き締めを警戒して売られ、前日比368.49ドル安の34,792.30ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.066%上げて2.902%で引けました。

原油価格は、EUがロシア産原油の段階的な禁輸すると伝わり買われ、前日比1.60ドル高の103.79ドルで引けました。

金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前日比7.4ドル安の1948.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後、米長期金利上昇を受け、128.70近辺まで上昇しましたが、パウエルFRB議長が、5月のFOMCで0.50%の大幅利上げの可能性を言及したものの、想定範囲内でもあったことから売りが強まり、128.07近辺まで下げ、128.30近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、ECBの利上げ観測から、ロンドンタイムに1.0936近辺まで上げましたが、ニューヨークでは、1.0831近辺まで反落し、往って来いとなりました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて、ロンドンタイムに140.00近辺まで上昇後、ニューヨークでは138.93近辺まで反落しました。

チャネル(帯状チャート)  

チャネルとは、直訳的には、水路の意味になりますが、マーケット用語では、帯状のもので、その帯の中で、プライスが上げ下げしていることを言います。

ダウンチャネルと言えば、右肩下がりの帯で、一定の値幅の中でプライスが上下しながら下げていく値動きを言います。

一方、アップチャネルとは、右肩上がりの帯で、一定の値幅の中でプライスが上下しながら上げていく値動きを言います。

ダウンチャネルにしても、アップチャネルにしても、短期から長期までのどのチャートにでも応用が利き、上昇トレンドあるいは下落トレンドの形成がわかります。

また、たとえばダウンチャネルの場合で申し上げれば、相場が下げていく過程で、ダウンチャネルの下限に実勢値がぶつかると、場合によっては、多少下げが延長することもありますが、ショートを持っていれば、いったんの利食い場になります。

もし、相場が反発し、ダウンチャネルの上限に実勢値がぶつかると、場合によっては、多少上げが延長することもありますが、この水準が戻り売りのチャンスになることが多いと言えます。

尚、実勢値がチャネルを大きく抜けてきた場合は、トレンド転換の可能性がありますので、それまでのチャネル内でレンジ的な取引でできたポジションがアゲンスト(不利)であれば、躊躇せず手仕舞うことが賢明です。

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2022/04/21

ドル安

ドルが、全般的にドル売りになっています。

ドル/円軟化

ドル不足のドル買いが出た割には、重い印象です。

値ごろ感から買い出るか

ドル/円は、値ごろ感で買うとロングになると見ています。

AUD NZD

AUD/JPYとNZD/JPYが堅調です。

調整ムード

ニューヨークダウは、予想を上回る四半期決算を発表した銘柄が買われて上昇をけん引し、前日比249.59ドル高の35,160.79ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.066%下げて2.849%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計で原油在庫が減少したため買われ、前日比0.19ドル高の102.75ドルで引けました。

金価格は、FRBの金融引き締め観測から売られ、前日比3.4ドル安の1955.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後、いったん128.28近辺まで反発しましたが、EUR/USDが買われた(ドル売り)のに連れて売りが強まり、一時127.46近辺まで下げ、その後は、127.65-90近辺で横ばいとなりました。

EUR/USDは、1.0821近辺から1.0866近辺まで上昇後、1.0840-55近辺で横ばいでした。

EUR/JPYは、138.40-85近辺で横ばいでした。

相場のターゲット(臨機応変に対応)  

ポジションを持てば、目指す目標点、つまりターゲットを決めることもあれば、あえて相場状況を見て臨機応変に対応するということからターゲットを決めない場合もあると思います。

もし、ターゲットを決めた場合に注意しておくべきことは、ターゲットはあくまでターゲットに過ぎませんので、自ら決めたターゲットに固執しないことです。

私の経験から申し上げますと、相場というものは、ターゲットに届かず反転するか、さもなくばターゲットレベルを突き抜けてさらに先に進んでしまうかのどちらかだと思います。

なかなかピンポイントで、ターゲット水準で止まることは珍しいと言えます。

ですので、ターゲットというものは、あくまでも目安だと思います。

それよりも、ターゲットに接近してきた相場の勢いの強さから、ターゲット手前で止まるか、あるいはターゲットを突き抜けていくのかを、見極めることが大切です。

そして、あとは、相場の勢いに従って、未練を残さず思い切って利食うことです。

尚、臨機応変に相場に対応するということからターゲットを決めない場合であっても、今の相場の勢いからするとどこまで下がるか上がるかはある程度イメージしておくことは大事だと思います。

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2022/04/20

激しい攻防戦

ドル/円は、ブル(強気)と短期のベア(弱気)の激しい攻防戦になっています。

AUD

AUDが、対ドル対ユーロで堅調です。

引かぬ買い

マーケットは、ドル/円が130.00なるのを見ずにはいられなくっているようです。

本日は20日

本日は20日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性がありますが、これに対して、政府・日銀が行動に出る可能性もありますので、十分な警戒が必要です。

止まらぬ円安

ニューヨークダウは、FRBが金融引き締めを強めても米景気は堅調さを維持するとの見方から買われ、前日比501.19ドル高の34,912.88ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.059%上げて2.921%で引けました。

原油価格は、IMFが発表した世界経済見通しが世界経済の減速となり売られ、前日比5.65ドル安の102.56ドルで引けました。

金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前日比27.4ドル安の1959.0ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後、米長期金利上昇を受けて上げ、一時128.97近辺をつけました。

EUR/USDは、1.0780~1.0810近辺でもみ合いでした。

EUR/JPYは、ドル/円の上げに連れて、138.30近辺から139.09近辺に上昇しました。

2つのトレード手法(トレンド相場、レンジ相場への対応)   

トレード手法には、2つに大別できると思います。

ひとつは、売り上がり、買い下がる手法であり、もうひとつは、上げれば追撃的に買い、下がれば追撃的に売るというブレイクアウトを狙った手法です。

相場の状況次第で、この2種類の手法を使い分ける必要があります。

売り上がり、買い下がりは、レンジ相場に適した手法です。

逆に申し上げれば、一方向に相場が進むトレンド相場ではこの手法は危険です。

たとえば、買い下がりを下落トレンドで行うと、下がれば下がるほど、アゲンスト(不利な)のロングポジションが膨れ上がり、それでも下がるようであれば、損切らざるを得なくなり、大損の原因になります。

一方、上がれば買い上げ、下がれば売り下がるという手法は、トレンド相場に適しています。

つまり、レンジがブレイクしたら、離れにつくということです。

しかし、これはレンジ相場には適しません。

ある一定の値幅の中で、上がったり下がったりするレンジ相場の中で、上がったら買い上げ、下がったら売り下がれば、それほどの値幅でなくても、大損することはよくあります。

したがって、売り上がり、買い下がりをするにしても、上がったら買い、下がったら売りをするにしても、前もって今の相場がレンジ相場なのかトレンド相場なのかを十分認識しておく必要があります。

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2022/04/19

ドル安

全般的に、ドル売りです。

クロス円上昇

ドル/円を避け、クロス円で攻めている感じです。

円全面安

過熱感も感じます。

ドル不足のドル買い

本日も、仲値決めの前後に向けて出ました。

GBP/USD重要ポイント

ニューヨーククローズが、1.3000を割り込むと下げやすくなります。

ジリ高継続か

ドル/円は、ジリ高が続くものと見ています。

米長期金利上昇

ニューヨークダウは、原油高を背景に消費関連株が売られた一方米長期金利の上昇で金融株が買われて下支えされ、前週末比39.54ドル安の34,411.69ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前週末比0.054%上げて2.862%で引けました。

原油価格は、リビアの原油輸出の減少見通しから買われ、前週末比1.26ドル高の108.21ドルで引けました。

金価格は、ウクライナ情勢という地政学リスクから買われ、前週末比11.5ドル高の1986.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後、一時126.44近辺まで下げましたが、米長期金利の上昇を受け買いが強まり、126.98近辺をつけました。

EUR/USDは、1.0814近辺から1.0770近辺まで下げました。

EUR/JPYは、136.94近辺までジリ高でした。

上ひげ、下ひげ(ロウソク足の特性) 

ロウソク足では、寄り付きと引け値の間の太い部分を実体と言います。

その実体から高値まで、あるいは実体から安値までを、それぞれ線で表します。

この線のことをひげと呼び、実体から高値までを上ひげ、実体から安値までを下ひげと呼びます。

上ひげにしても、下ひげにしても、注意しておくことは、ひげの長さが長い時です。

まず、上ひげで申し上げれば、売り上がってマーケットがショートになっている時に、長く上ひげが出ると、それは、踏ん張っていたショート筋が、相場が下がらないため、観念して上値を買って買戻したこと示します。

そうした損切りの買いが一巡したものの、買い支える向きがいないと反落し、長い上ひげが完成します。

また、下ひげは、買い下がってマーケットがロングになっている時に、長く下ひげが出ると、それは、ロングで頑張っていたロング筋が、相場が上がらないため、観念して下値を売ってロングを投げ、ロングの損切の売りが一巡後、下方向へのフォローがないと反発することになり、長い下ひげが完成します。

上ひげ、下ひげも、逆張り的なポジションが解消する時に出現し、ポジションが軽くなったことを示します。

ひげが長いほど、大きなロスカットだったことを示し、マーケットにおける一方向のポジションの偏りが一気に解消されたことを示し、相場の転換となることも多いと言えます。

ただし、完全な相場転換になるか、あるいはある程度の期間の調整が済むと、再びそれまでのトレンドが再開するかを判断するには、反転後の値動きを追跡する必要があります。

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2022/04/18

EUR/GBP上昇続く

明らかに買いで仕掛けれています。

ポンド軟調

ポンドが、全般に重たいです。

ドル/円、クロス円反落

仲値決めの相場パターンが周知されてきている可能性があります。

円売り

ドル/円、クロス円が買い気です。

仲値決めに向けた実需買い

今日も、仲値決めに向けて、実需のドル買いは強まるものと見ています。

本当に世界中が参加する為替市場(市場の裾野広がる)

あるFXのトレーディング関係のシステムから、そのシステムに参加している人たちが居住する国々が、参考情報として知ることができます。

それによりますと、居住国は、アジア、オセアニア、ロシア、中東、欧州、アフリカ、北米、南米と世界中を網羅しています。

これは1例にすぎませんが、米国や日本だけでなく、スエーデンもいれば、リトアニアもいれば、ナイジェリアもいれば、コロンビアもいれば、イスラエルもいれば、イランもいれば、ウズベキスタンもいれば、そしてインドネシアもいるといった具合で、世界中の人々が為替市場に参加していることを、実感しました。

皆それぞれに、価値観も違えば、住んでいる地域の気候も違うはずですが、そうした人々の見方が集約されて相場は動いていると思うと、本当に為替相場の巨大さを感じます。

このように世界中の人々が為替市場に参加してきた背景には、テクノロジーの発達があり、市場の裾野が世界中に広まった、言い換えればマーケット参加者が増えてきていると言えます。

それに伴って、今までのマーケットでの常識が通用しなくなってきており、逆に今までにはなかった新しい傾向が出てきているように思われます。

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2022/04/17

Weekly Report(2022/04/17)

□□ 今週の注目点 ----------------------------

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、円安は根深い問題
2.EUR/USD、時間は掛かるがユーロ安か
3.GBP/USD、長期的には下落の可能性
4.クロス円、上昇継続か

----------------------------------------------

【1.ドル/円、円安は根深い問題】

・ ドル不足のドル買いは続く
・ 日米の金融政策に違い
・ 日本の産業構造にも問題

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アーリーバード(朝型の社会) 

アーリーバードとは、早起き鳥のことです。

為替の世界では、特に欧米勢の朝は早く、極端な場合、午前3時とか4時という時間にオフィスに入るトレーダーもいて、まさしくアーリーバードです。

ただ、欧米では、トレーダーのみならず、社会全体も朝が早く、一般のお店でも、午前8時とか9時に開店するところが多いです。

よく、外人は、終業時間になると、さっさと帰ってしまうと言われますが、実は、こうした朝早くに出てきて、仕事を始めていることによるところが多く、その点は夜型が多い日本人とは生活パターンが違うところです。

このような結果、ロンドンマーケットの一般的なオープニングタイムは現地時間午前7時(夏時間で日本時間午後3時)、ニューヨークマーケットは現地時間午前8時(夏時間で日本時間午後9時)となっています。

クロージングタイムは、ロンドンマーケットは現地時間午後5時(夏時間で日本時間午前1時)、ニューヨークマーケットも現地時間午後5時(夏時間で日本時間午前6時)になり、朝型のマーケットであることがわかります。

特に、夏時間はロンドンにしてもニューヨークにしても、終業時間以降も日が長く、1日を2度楽しめます。

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2022/04/16

グッドフライデー

イースターのグッドフライデーで、ニューヨークは、株・債券・商品市場は休場でした。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンタイムにあたる時間帯は126.45-50近辺で横ばいでしたが、ニューヨークタイムに入ると、126.31近辺まで緩み、126.35-40近辺で横ばいとなりました。

EUR/USDは、1.0805-20近辺で横ばいでした。

EUR/JPYは、136.77から136.48近辺に緩みました。

神の手(移動平均線の角度)

結構、トレーダーの会話の中に出てくる言葉です。

下げのトレンド相場の時は、神の手は下を向き反発を抑え、上げのトレンド相場では神の手は上を向き反落を抑えるものです。

この神の手がどっちを向いているかを具体的に知るには、移動平均線の向いている方向を見ることです。

移動平均線の角度が鋭角であればあるほど、神の手のトレンド方向への圧力は強いと言えます。

もちろん、5分足とか、1時間足といった短期のチャートからもわかりますが、トレンドの方向性をより大局的に知るには、日足、週足、あるいは月足を見ることが大事だと思います。

また、たとえば神の手が下を向いていても、反発して下向きの移動平均線を上抜くこともあります。

しかし、神の手が下を向いている限りは、反発は一時的なものでその後反落して、もとのトレンド方向への動きを再開することが多いと言えます。

移動平均線がフラット(横ばい)の時は、レンジ相場の場合が多く、この時は神の手の圧力は弱くなっています。

このように、移動平均線の角度が、鋭角か、鈍角か、フラットかによって、神の手の圧力に違いがありますので、この点には注意が必要です。

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2022/04/15

グッドフライデー

東京マーケットのクローズは、遅くとも17時となり、それ以降は、かなりマーケットが薄くなりますので、ご注意ください。

[4/15]FX経済研究所出演

4/15(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは【円安で魅力度UP! 高金利通貨YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

ドル/円急騰

ドル不足のドル買いに、ショートの買い戻しも出ているものと見ています。

今日は実質東京マーケットのみ

今日は、イースター(復活祭)のグッドフライデーで、英・欧米市場は休場、ニューヨークは株・債券が休場です。

本日は15日

本日は15日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて輸入企業の輸入決済のドル買いが、いつも以上に出る可能性があります。

米長期金利上昇

ニューヨークダウは、米長期金利の上昇を受けて売られたほか、翌日からイースターの3連休となるためポジション調整の売りも出て、前日比113.36ドル安の34,451.23ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.139%上げて2.828%で引けました。

原油価格は、欧州がロシア産原油の輸入禁止を検討していると伝わったことから買われ、前日比2.70ドル高の106.95ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが売られた局面では下げ、前日比9.8ドル安の1974.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン直前、ECBの政策金利が据え置きと発表され、EUR/USDが急落し(ドル買い)、これに連れて、ニューヨークオープン後、ドル/円が米長期金利が上昇したこともあって急上昇し、126.01近辺をつけ、その後は、125.80-00近辺で高止まりしました。

EUR/USDは、ラガルドECB総裁会見で、早期利上げが明言されなかったことから売られ、一時1.0758近辺まで下げましたが、その後1.0834近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、EUR/USDの下落に連れて、一時135.52近辺まで急落後。136.48まで反発しました。

山高ければ谷深し(相場はサイクル)

好きな相場の格言です。

要は、大きく上げれば、その反動としての下落幅も大きいということです。

もちろん、逆に大きく下げれば、その反動としての上げ幅も大きくなるということも言えます。

相場は、基本的にサイクルだと見ています。

したがって、上がれば下がり、下がれば上がるということを繰り返すものだと思います。

ただ、上げ幅、下げ幅は一律ではなく、振幅幅が大きい時もあれば、小さい時もあります。

相場が大きく動けば、その流れに乗って、順張り方向のポジションは膨らみます。

そして、一方向にポジションが積み上がれば、その反動も大きくなることは、言うまでもありません。

気を付けておかなければならないことは、一方向に相場が進行する期間は、たとえば3ヶ月とか、それなりに長く、あたかもその相場はいつまでも続くのではないかという錯覚を起こしやすいことです。

ただ、その錯覚があるからこそ、一方向にポジションの積み上がることになり、その結果、そのあとの大きな反転の原動力となります。

したがい、大相場であればあるほど、そのあとの反動は大きくなる、つまり、「山高ければ、谷深し」であることを心しておく必要があるわけです。

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2022/04/14

円買い

ドル/円、クロス円を売っています。

クロス円買い気

クロス円が、全般に買い気です。

マーケットは弱気?

買いきりのドル不足のドル買いを飲みこんでも売ってきています。

ECB理事会に注目

日銀以外利上げが世界の潮流の中、ECBの出方が注目です。

今日もドル不足のドル買い 

海外で乱高下しても、今日も仲値決めに向けてはドル不足のドル買いは出るものと見ています。

ドル/円乱高下

ニューヨークダウは、自律的に反発したほか、決算への期待も膨らみ、前日比344.23ドル高の34,564.59ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、やや低下し、暫定値ながら前日比0.017%下げて2.710%で引けました。

原油価格は、暫定値ながら前日比3.65ドル高の104.27ドルで引けました。

金価格は、暫定値ながら前日比1.8ドル高の1977.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドン勢のロングの手仕舞いの売りが強烈に入り、126.05近辺から125.62近辺まで反落しましたが、ニューヨークオープン後、いったん125.99まで反発後、今度は積極的に下を試す動きとなり、125.37近辺まで下げました。その後は、125.71近辺まで反発しました。

EUR/USDは、1.0809近辺を安値に1.0894近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、135.94近辺を安値に136.81近辺まで反発しました。

焦りは禁物(相場へのエントリー)

相場の方向感は、結構誰しも合っているものです。

しかし、儲からないということもよくあることです。

その理由は、相場の上がる下がるをひらめいた時と、それが現実になるまでの間には、自分が思っている以上の時間がかかるためです。

この時間がかかっている間に、しびれを切らせてまだ時期尚早の相場に飛び込んでしまうと、相場のアヤに振り回され、あえなく損切りの憂き目にあうことが結構あります。

あるいは、たとえ損切りにはならなかったとしても、ずーっとアゲンストが続き、やっと持ち値あたりまで戻すと、やれやれとばかりに手仕舞うことになることもよくあります。

このように、相場へのエントリーのタイミングは、自分自身が思っている以上に後になることが多いわけで、決して焦る必要はないと思います。

自分で自分を、「ここで入らなければ、もうチャンスはない」などと、急き立てないことが大事です。

実は、相場へのエントリーとは、タイミングがあったその時を待てるかにかかっています。

それは、合戦で、敵をよくひきつけておいてから、反撃に出るという戦法に相通ずるものがあるように思っています。

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2022/04/13

ドル高基調

全般的にドル高基調です。

GBP/JPY

上昇の可能性があると見ています。

今日も仲値決めに向けてドル買い

今日も、9時54分の仲値決めに向けて、ドル不足のドル買いが出ました。

クロス円の上げ鈍るか?

ドルが総じて強くなっているため、クロス円の上げは、ドル/円とその他の通貨の対ドル相場のボラティリティー格差から上げが鈍る可能性があります。

今日も実需買いは出る?

本日も、9時54分の仲値決めに向けて、ドル不足のドル買いは出るものと見ています。

過度の期待感に反落

ニューヨークダウは、金融引き締め観測は変わらず売りに押され、前日比87.72ドル安の34,220.36ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.065%下げて2.717%で引けました。

原油価格は、暫定値ながら前日比6.48ドル高の100.77ドルで引けました。

金価格は、暫定値ながら前日比18.7ドル高の1966.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、発表された3月の米消費者物価指数は、前年比8.5%と予想の8.4%よりはやや強かったもの、事前にホワイトハウスから、かなり強い結果になるとの予想が出されていたため、逆に失望売りが出て、一時124.76近辺まで急落しましたが、その後は買い戻され、125.35近辺に落ちつきました。

EUR/USDは、1.0903近辺から1.0822近辺まで下落しました。

EUR/JPYは、136.32近辺から135.54近辺まで下落しました。

英語は国際共通語(情報も早い) 

つたない英語をしゃべる私ですが、ここのところ、仕事上で海外と話す機会が何度かありました。

その結果、感じたことは、英語はもう国際共通語になっており、上手い下手にかかわらず、英語をしゃべるなり、書くことによって、世界が広がるということでした。

ある米系証券のエコノミストから聞いた話ですが、こんな話があります。

その証券会社から各国の顧客向けに、レポートを日々送られています。

驚いたことに、日本の顧客向けのみ日本語に訳されたレポートが送られ、それ以外の国々にはそのまま英語で送られているそうです。

これを聞いて、日本人の英語はじめ外国語への拒否反応は尋常ではないと思いました。

しかし、やはり英語が苦手とされていたタイでは、ここ30~40年の間に英語教育に力を入れ、今や、ほとんどの人が英語をしゃべるようになっています。

また、EUやECBでの共通言語は英語ですから、英語が苦手とされるイタリア人であるドラギ前総裁にしても、フランス人であるラガルド現総裁にしても、英語を使っています。

こんな状況ですから、英語の面からも、日本人は島国の中で孤立し、世界から取り残されてしまう恐れがあることを認識しておく必要があると思いました。

特に、為替相場では、英語での情報は、日本語による情報よりも早く、無視できません。

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2022/04/12

米消費者物価指数の発表はあるけれど

21時30分に注目の米消費者物価指数の発表はあるものの、その前の21時のニューヨークオープンまでは、ロンドンの独壇場であることは忘れてはなりません。

ドル/円、上昇期待が膨らむ?

マーケットのセンチメントが、ブル(強気)になっているように思います。

強気が増えていないか

ドル/円は、仲値決めに向けてドル不足のドル買いは出るものと見ていますが、やや過熱感が出てきているのには警戒が必要です。

ドル/円の主戦場は東京タイム

今回のドル高の主因であるドル不足のドル買いは東京タイムに出ています。

主導権は本邦にあるドル/円

ニューヨークダウは、米長期金利上昇が嫌気されて売られ、前週末比413.04ドル安の34,308.08ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前週末比0.075%上げて2.786%で引けました。

原油価格は、新型コロナウイルスの感染拡大で中国・上海市などでのロックダウンが続いていることから常陽減を懸念して売られ、前週末比3.97ドル安の94.29ドルで引けました。

金価格は、米株安を受けて買われ、前週末比2.6ドル高の1948.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、売り上がったものの下がらず、買い戻しに125.77近辺つけた後は買い戻しも一巡し、むしろ買い下がってロングになり、125.36近辺まで緩みました。

EUR/USDは、ドル/円の急騰を受けて、1.0933近辺から下げ、一時1.0873近辺まで下げました。

EUR/JPYは、EUR/USDの下げに連れて、137.13近辺から136.44近辺まで下げました。

売り疲れ、買い疲れ(相場転換のサイン) 

たとえば、相場が下落トレンドにあって順調に下げてきたとします。

しかし、相場がさらに下がるに従い、下げに確信を持つマーケット参加者が増え、マーケットのポジションもショートに偏っていきます。

そうすると、それまで、売り材料には素直に反応して下げていたマーケットが、売り材料が出て一時的に下げても長続きせず、むしろその後反発に転ずることが増えるようになります。

つまり、相場が素直に下がらなくなります。

これを、マーケットが売り疲れていると言い、下げのひと相場の終わりが近いことを示しており、こうなったら意地を張らずに、いったん撤収し、様子を見ることです。

買い疲れは、売り疲れの反対で、それまで上昇トレンドが順調だったのが、時間の経過とともにロングポジションがマーケットに増え、新たに買い材料が出ても素直に上がらなくなり、むしろ反落することが多くなります。

これにより、上げのひと相場の終わりが近いことを示しています。

つまり、売るにしても買うにしても、素直に相場が動かず、疲労感がたまる相場になりますが、それは逆に言えば相場の転換が近いこと示すサインですので、相場に対するスタンスを変える上では、大変役に立ちます。

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2022/04/11

ストップロス炸裂

ドル/円は、3月28日の高値125.10をブレイクしたことで、ショートのストップロスが集中して出ています。

引かぬ買い

ドル/円の買いが引きません。

ドル不足のドル買い

今日も、9時54分の仲値決め前後に向けて、ドル不足のドル買いが出ました。

ユーロ反落

ユーロが、全般的に下げています。

本日11日

昨日10日が日曜日だったため、本日11日が5・10日(ゴトウビ)の振替日として、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

フランス大統領選

現職のマクロン大統領と、極右政党のルペン前党首が上位2位を占め、今月24日に行われる決選投票に進むことが確実になったもようです。

月曜のオセアニアオープン(自然発生的)

月曜のオセアニアオープンは、前週のニューヨーククローズとギャップ(窓)がどれぐらいできるか、興味の集まるところだと思います。

ただここで、知っておかなければならないことは、FX会社各社がそれぞれに決めている、月曜の取引開始時間はあくまでも人為的なもので、インターバンクのオセアニアオープンとは違います。

インターバンクのオセアニアオープンは、実際に取引が電子ブローキングシステムや人間のブローカーさんを経由したり、あるいは場合によってはインターバンク同士の相対取引が成立した時点をオープニングタイムとしています。

ですので、週末にマーケットが注目していたイベントがあり、その結果により取引が日本時間の月曜午前零時半に成立するとそれを持って、オセアニアオープンとすることもあります。

つまり、オセアニアオープンとは、自然発生的なものです。

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2022/04/10

Weekly Report(2022/04/10)

□□ 今週の注目点 ----------------------------

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.最弱通貨「円」
2.EUR/USD、反発も
3.GBP/USD、下も堅い
4.クロス円、基調強気継続か

----------------------------------------------

【1.最弱通貨「円」】から一部

・ ドル/円は、先週末、日足のウェッジ・フィーメーションを上抜く
・ ドル不足のドル買いは続き、ロシアルーブルよりも弱い円
・ 米金利先高観も続く

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相場は人が望まない方向に行くもの(少数意見の立場にいる) 

これは、当たり前と言えば、当たり前のことです。

マーケットの大勢が、たとえば、ドルの上昇を期待すると、皆ロングポジションを持とうとしますので、マーケットのポジションはロングに大きく偏ってしまいます。

こうして、ロングに大きく偏ったマーケットでは、右も左もロングですから、ドル上げにつながる材料が出ても、あまり上がらなくなります。

それに対して、上げを否定するような材料には神経質に反応しやすくなります。

つまり、皆が望む上げ材料には反応しにくく、皆が望まない材料には反応しやすくなります。

そして、実際にも、マーケットのポジションがロングになっていれば、たわいもないような売り材料にも過敏に反応して下落します。

マーケットでは、少数意見の立場にいることが大切です。

多数派が意気盛んな時こそ、静かに逆のポジションを作る場だと思います。

ただし、多数派は強引に相場を持っていこうとしますので、無理せず、戻り売り、押し目買いで対応することが良いように思います。

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2022/04/09

米長期金利上昇

ニューヨークダウは、米長期金利上昇を受け金融株が買われ、前日比137.55ドル高の34,721.12ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.071%上げて2.725%で引けました。

原油価格は、ポジション調整の買いに、前日比2.23ドル高の98.26ドルで引けました。

金価格は、パラジウムとプラチナの大幅上昇に連れて上げ、前日比7.8ドル高の1945.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米長期金利の上昇を受けて急騰し、一時124.67をつけた後、124.27近辺まで反落し、124.35近辺に落ち着きした。

EUR/USDは、一時1.0837近辺まで下落後、1.0885近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、134.79近辺から135.37近辺まで上昇しました。

ライバルで戦友(マーケットで激突)

私は、ロンドンでの4年間の駐在を終えて、東京のディーリングルームに着任して最初の仕事は、ロンドン時代と同じスワップディーラーでした。

皆さんもポジションを翌日にキャリーする時に行うスワップ取引ですが、私は、そのスワップでポジションを張っていました。

もちろん、ポジションを翌日にキャリーするための、オーバーナイト(O/N)と言われる1日物のスワップではなく、期間はもっと長い6ヶ月物とか1年物で張っていました。

スワップディールは、2国間の金利差が拡大するか、縮小するかを予測してポジションを張るトレーディングです。

スワップは、スポットと言われる、いわゆるFXよりも、値動きが小さい分、張る額が何十倍も大きく、かなり大きなポジションを、スポットよりも長期に持ちます。

ロンドンから東京のディーリングルームに戻って、リスク許容度がロンドン支店よりもはるかに大きくなったため、私も相当大きなポジションを張っていました。

そうこうしているうちに、最近、ニューヨークから大玉が出ているという話が耳に入り、そしてたちまちにして、その相手とマーケットでぶつかり合うことになりました。

たしかに、パワフルで、切れるディールをするやつだと感じました。

そんなある夜、今までキャリーしていたポジションを手仕舞おうとした時、彼とブローカーさん(仲介業者)を通じてぶつかりました。

こちらも、相当大きなポジションを持っていて、いくらでもやる気でいましたし、対する相手もいくらでも受けるぜという感じがひしひしと伝わってきて、がぶりよつになりました。

結局、金額の下の下までつけて、ポジション全額を彼とディールしました。

それから、何日かして、国際電話があり、「オレだよ。今香港にいる。明日東京に行くんだけど、会えないか」、やつからでした。

そして、翌日、初めて会いました。

パワーを感じるイタリア系のアメリカ人でした。

彼は、当時、バンカーズ・トラスト(後にドイツ銀行と合併)、ニューヨークにいたジョー・メモーニというディーラーです。

旧知のように話は盛り上がり、その後、ニューヨークでも再会しました。

アメリカ人は残業しないと言いますが、彼の場合、確かに彼も午後4時には帰りますが、朝オフィスに入るのが午前4時というハードワーカーでした。

しかも、家族思いでいいやつです。

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2022/04/08

AUD NZD

AUDとNZDの、対ドル対円の調整が強まっています。

クロス円に買い

ロンドンは、クロス円を買ってきています。

[4/8]FX経済研究所出演

4/8(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは【知っておきたい「為替介入」YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

売り買い交錯

ドル/円は、実需の買いに対して投機の売りの構図だと見ています。

引かぬ買い

ドル/円は、かなりショートのようです。

Oh!, boy!

今のドル/円を見ていますと、この時を思い出します。

Oh!, boy!

ドル不足深刻

ドル/円の買いが引かないのは、ドル不足のためと思われます。

ドル/円引かぬ買い

ニューヨークダウは、ヘルスケアや日用品などディフェンシブ株が買われ、前日比87.06ドル高の34,583ドル57で取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.053%上げて2.662%で引けました。

原油価格は、FRBの金融引き締めへの警戒から売られ、前日比0.20ドル安の96.03ドルで引けました。

金価格は、ウクライナ情勢を巡る不透明感から買われ、前日比14.7ドル高の1937.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、需給がタイトのこともあって、ニューヨークオープン後、124.00近辺まで買われましたが、上に売りが相当あるらしく重く、123.76近辺まで売り込みましたがショートになり、再び、124.00近辺に戻して張りつきました。

EUR/USDは、一時1.0938近辺まで買い上げられましたが、その後売りが強まり、1.0868近辺まで下げました。

EUR/JPYは、一時135.50近辺まで買い上げられましたが、その後売りが強まり、134.73近辺まで下げました。

理由が後からついてくる(相場にはよくあること) 

チャートなどを見ていると、理由ははっきりしないけれどこの相場動きそうだと、テクニカル的な観点からマーケットにエントリーすることはよくあることだと思います。

そして、それを追いかけるようにして、理由が後追いしてきて、思った方向に相場が動く後押しをしてくれることがあります。

これを、「理由が後からついてくる」と言います。

不思議ですが、相場ではよく経験することです。

相場に理由づけしてから、マーケットにエントリーすることは遅すぎることが多く、信頼できるテクニカルサインが点灯し、自分の過去の経験に照らしてみても動く可能性が高いと思えば、踏ん切りをつけて、相場に飛び込むことが大切です。

また、「エクスキューズ」という言葉があります。

ここでいうエクスキューズとは、言い訳という意味で、つまり、なにかを言い訳(理由)にして相場を動かそうとすることです。

「理由が後からついてくる」とは逆に、あえて理由づけして人為的に相場を動かそうとすることです。

これも、よく見られることで、特にマーケットの大勢が同じ方向、たとえばロングにポジションを持っている時に、売りにつながるエクスキューズがあると、ロング崩しにつながるわけです。

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2022/04/07

ユーロ全面安

EUR/JPYも、反落しています。

AUD NZD

AUDとNZDが、対ドル対円対ユーロで軟調です。

ドル/円の買いは出たものの

ドル不足のドル買いは、本日も、9時54分の仲値決め前後に出ましたが、ポジション調整のドル売りに押されて、それほど大きな反発にはなりませんでした。

ドル不足のドル買い

本日も、9時54分の仲値決めに向けて出るものと見ています。

124円台は重い

ドル/円は、昨日の段階では、124円台にしっかりとは乗せきれませんでした。

FOMC議事録を受けて乱高下

ニューヨークダウは、FRBが金融引き締めを積極化するとの観測から売られ、前日比144.67ドル安の34,496.51ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.051%上げて2.605%で引けました。

原油価格は、国際エネルギー機関(IEA)が石油備蓄を追加放出することを決定したことから売られ、前日比5.73ドル安の96.23ドルで引けました。

金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前日比4.4ドル安の1923.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、FOMC議事録が発表され、多くのFOMCメンバーが1回以上の0.50%の大幅利上げが正当化と指摘していたことが明らかとなったほか、バランスシート縮小に関しては、縮小幅の上限は月950億ドルが妥当していたことが明らかになりました。これを受けて、123.47~123.93近辺で乱高下した後、123.75近辺に落ち着きました。 

EUR/USDは、FOMC議事録発表後、1.0879~1.0929近辺で乱高下した後、1.0900近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、FOMC議事録発表後、134.78~135.07近辺で乱高下後、134.85近辺に落ち着きました。

頭と尻尾はくれてやれ(リスクとリターン)

結構、人間考えることは同じで、同じように行動することが、結果的にマーケットの流れを作っているように思います。

よくあるのがブームで、ひとつのブームができると大勢はそれに乗って同じ方向に進もうとします。

その勢いは、止まるところを知らず、途中それはおかしいのではと見る見方も蹴散らして、どんどん進みます。

そして、行き着くところまで行き着くと、実にたわいもないことで反転し、今度はできるだけ早くマーケットから逃げ出したい、つまりロスカットが集中し、急落、急騰を演じることになります。

そうしたパターンは、結構な頻度で起きていると言って過言ではないと思います。

したがって、マーケットを見ていく上では、マーケットがひとつのブームにのぼせていないかということを確認することが大事です。

もしも、マーケットの大勢と同じ方向にポジションを持っていたとして、ひとたびマーケットが熱くなっているとわかったら、マーケットが気づくより早く手仕舞いをすることが肝心です。

相場には、ファイナル・ラリー(最後の急騰)あるいはセリング・クライマックス(最後の急落)というものがあり、最後の最後で、それまでの流れを加速させることがあります。

この部分がうまく取れなかったと悔しい思いをすることもあります。

しかし、その後の急激な反落、反発のことを考えれば、「頭と尻尾はくれてやれ」という有名な格言にもありますように、リスクとリターンのバランスを考えれば、最後の部分が取れなくて悔しいと思うことよりも、その後の反動に巻き込まれなくてラッキーだったと思うことが大切なのではないかと考えています。

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2022/04/06

方向感定まらず

全般的に、確たるものがないようです。

未だにレンジ内?

ドル/円もEUR/USDも、未だにレンジブレイクはしていないものと見ています。

まだショートか?

ドル/円は、買いが引きません。

売るとショートになる?

ドル/円のポジションは軽く、値ごろ感からの売りは危険だと思います。

まだ上は重い

ドル/円は、124.00近辺はまだ重いと見ています。

ブレイナード発言

ニューヨークダウは、ブレイナード発言を受けて売られ、前日比280.70ドル安の34,641.18ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.142%上げて2.554%で引けました。

原油価格は、新型コロナウイルス感染が拡大する中国の原油需要が停滞するとの見方から売られ、前日比1.32ドル安の101.96ドルで引けました。

金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前日比6.5ドル安の1927.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ブレイナードFRB理事が「バランスシートを5月にも急速なペースで縮小」と発言したのをきっかけとして、ドルは全面高となり、ドル/円も123.66近辺まで急騰しました。 

EUR/USDは、ブレイナード発言で、1.0900近辺まで急落しました。

EUR/JPYは、134.80~00近辺で横ばいでした。

膠着相場(エネルギーの充電期間) 

相場が上がっても上がりきれず、下がっても下げきれず、ある一定の値幅の中にいて、値動きも限られてくることを膠着相場と言うことはご存知のことと思います。

こうした膠着相場は、大相場で大量にエネルギーを放出した後に出現することが多く、いわば、エネルギーの充電期間と言えます。

十分な充電期間を経ないで、中途半端に相場が動いても、膠着相場、つまりレンジ相場から完全に抜け出すことはできず、よしんば抜けたかに見えても、それはフェイク(だまし)で、結局もともとの膠着相場に引きずり戻されることが多いと言えます。

膠着相場から、本当に抜け出すためには、エネルギーの充電が完了することが必要で、これには想像以上に時間が掛かることが一般的です。

ですので、しびれを切らして、相場に飛び込むのは危険です。

むしろ、相場がレンジブレイクして動きだしてから追随するぐらいでちょうど良いと思います。

なぜなら、膠着相場が完全にブレイクすると、トレンド性のある相場になりやすいからです。

トレンド相場は一方向に向かう勢いがありますから、基本的に多少出遅れても流れに乗ることができます。

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2022/04/05

ショートか

ドル/円は、レジスタンスも続くものの、買いが引きません。

AUD急騰

RBA(豪中銀)の声明がタカ派的ととられたもようです。

ショート先行か

ドル/円の1時間足を見ますと、徐々に下値が上がっています。

本日は5日

本日は5日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

ユーロ安

ニューヨークダウは、ハイテク株に買いが入ったほか、新たな四半期に入って期初に新規の投資資金が流入するとの期待からも買われ、前週末比103.61ドル高の34,921.88ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前週末比0.046%上げて2.421%で引けました。

原油価格は、欧州による対ロシアの追加制裁の見方が強まり買われ、前週末比4.01ドル高の103.28ドルで引けました。

金価格は、ウクライナ情勢への警戒感が高まり買われ、前週末比10.3ドル高の1934.0ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、米長期金利上昇を受けて一時122.95近辺まで上げ、122.75-80近辺に落ち着きました。 

EUR/USDは、EUがロシアに対して追加制裁を課した場合、欧州でエネルギー障害が発生するリスクが高まるとして売られ、一時1.0961近辺をつけました。

EUR/JPYは、EUR/USDの下落に連れて下げ、一時134.57近辺をつけました。

アーリーバード(早起き鳥)

アーリーバードは、早起き鳥のことを言います。

欧米では、1日のスタートが社会全体でも早いですが、それに輪をかけて、トレーダーの仕事の開始はさらに早目です。

たとえば、ロンドン勢は、朝7時にトレーディングを始めるのが普通です。

つまり、夏時間で言えば日本時間の午後3時、冬時間で言えば午後4時には取引が開始されます。

また、ロンドンほどではないにしても、ニューヨークもスタートは早く、遅くとも午前8時(夏時間で日本時間午後9時)にはマーケットがスタートします。

よく欧米人は、現地時間の午後5時には帰ってしまうと言いますが、残業しない代わりに、こうして朝早く仕事を始めるているのが実態で、決して怠けてはいません。

私のニューヨークの知り合いなど、現地時間午前4時にはオフィスに入ると言っていたのにはさすがに驚きました。

ちなみに、彼は、現地時間の午後3時には退社して、家族との時間を持つと言っていました。

ということで、欧米市場は、イメージするよりも早く一日をスタートさせるのが普通だということを、トレーディングをする上でも頭に入れておくことが大切です。

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2022/04/04

ユーロ売り

ユーロが、全般的に売られています。

売り優勢

最近としては、買いの弱い仲値決めでした。

ドル買い強まるか

ドル/円は、今日も、9時54分の仲値決めに向けて、ドル不足のドル買いが強まるか注目です。

ジリ高

ドル/円は、5時17日現在122.62近辺と、先週金曜のニューヨーククローズ122.55からはやや買い気です。

反射的行動が自らを守る(行動パターンを頭に刷り込む) 

理性と感覚があります。

普通に考えれば、理性が感覚より正しい判断をしてくれるものだと思います。

しかし、相場の世界では、理性で導き出した判断よりも、感覚に従った判断の方が、より良い結果を生むことが結構あります。

ただし、その感覚とは、一見ヤマ勘のように捉えられがちですが、実際にはそうではないと思います。

経験の繰り返しや積み重ねによって状況に応じた行動パターンが頭に刷り込まれ、発生した事実に対して、いわば反射的にとるべき行動を選び出し反応しているのだと思います。

これは、他のいろいろな仕事やスポーツなどでも言えることです。

私は、以前、消防署の方のお話を聞いたことがありました。

その方のお話で感銘を受けたのは、訓練の繰り返しが目まぐるしく事態が変化する火災現場で、反射的でかつ的確な行動につながるということでした。

相場の世界にも、確かにデモ取引という訓練の場があります。

しかし、実際に実弾飛び交うライブの世界で、シビアに経験を繰り返したり積み重ねることが必要だと思います。

そして、培った反射的行動が、自らを守るのだと思います。

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2022/04/03

Weekly Report(2022/04/03)

□□ 今週の注目点 ----------------------------

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、ウェッジ・フォーメーション形成か
2.EUR/USD、動きづらいか
3.GBP/USD、重く再度下落か
4.クロス円、目先横ばいか

----------------------------------------------

【1.ドル/円、ウェッジ・フォーメーション形成か】から一部

・ 当面、124~125 円は重いか
・ 4 月は投機のレンジ相場になりやすい
・ しかし、ドル不足のドル買いは出続ける

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マーケット心理を読む(儲け損なう恐怖)  

儲け損なう恐怖から自分自身を煽りたてることは、結構あるものだと思います。

最初は、自分を思いとどまらせようと思うものの、相場が思った方向への進行を早めるともう我慢しきれなくなって、相場に飛び込んでしまうものです。

しかし、いったん飛び込んでみて、いったい今持ったポジションはどこで利食うのかと自問してみると、結構近い水準だったり、特にイメージしていなかったりします。

マーケット参加者の多くが、同じような心理でいることが多いと言えます。

たとえば、ドル高円安相場だとマーケットが思っている時に、海外時間にドル高が進行すると、多くのマーケット参加者が、儲け損なう恐怖から買い急いでしまいがちです。

特に、前日ロングにしていて振り落とされて、翌日再び買いが強まると、もういてもたってもいられなくなり、思わず買いで相場に飛び込んでしまいがちです。

そういったマーケット参加者が多いと、皆ほぼ同時に買うため、多少相場は上がりますが、それ以上のフォローはなく、マーケットがロングになった分、逆に下がりやすくなります。

このように、相場に対するマーケットのコンセンサスが取れている時は、短時間に同方向のポジションが積み上がってしまいがちなため、逆に皆が望まない方向に相場が動いてしまうことが起きやすくなりますので、マーケットの大勢が今どういう心理状態にいるのかを読むことが大切です。

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2022/04/02

ドル/円上げきれず軟化

ニューヨークダウは、発表された3月の米雇用統計が労働市場の回復を示したことから買われ、前日比139.92ドル高の34,818.27ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.068%上げて2.393%で引けました。

原油価格は、国際エネルギー機関(IEA)が加盟国の石油備蓄を協調放出する方針を決めたことから売られ、前日比1.01ドル安の99.27ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが売られたことに連れて下げ、前日比30.3ドル安の1923.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、発表された3月の米雇用統計では、失業率が3.6%(予想3.7%)、非農業部門雇用者数が43.1万人(予想49.0万人)と予想の範囲内でしたが、上値を試したかったマーケットは、123.03近辺まで買い上げました。しかし、その後発表された3月のISM製造業景況指数が、57.1と予想の59.0を下回ったため反落となり、122.46近辺をつけました。 

EUR/USDは、ジリ安が続き、一時1.1028近辺をつけました。

EUR/JPYは、135.87近辺から、一時135.16近辺まで下げました。

相場に絶対はない(冷静になる)  

相場ものは、そうなる可能性が高いということは言えても、絶対に上がる、絶対に下がるということは断じて言えません。

もしも、絶対に上がるとか、絶対に下がると言われたら、むしろ疑ってかかった方が良いと思います。

また、自分自身で、この相場絶対に上がるあるいは下がると思ったら、相場にのめりこみ過ぎている可能性がありますので、思い込み過ぎてはいないか冷静に相場を見直してみることが大切です。

相場に向かうにあたっては、自分の心のどこかが冷めていることが必要です。

しかも、相場が荒れれば荒れるほど、冷静になることです。

私自身の経験からしますと、普通の相場での上げ下げよりも、大荒れの相場の方が、クソ度胸がつくのか冷静でいられたことが多かったように思います。

つまり、開き直ってしまったほうが、実は冷静でいられるものです。

その冷静さがあればこそ、「相場に絶対はない」と確信できるのではないかと思います。

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2022/04/01

ドル/円反発気味

下げきれず、買い気になっています。

米雇用統計発表があっても

ロンドン勢は、発表前まで仕掛けてきますので、注意が必要です。

[4/1]FX経済研究所出演

4/1(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは「4月という月YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

ドル不足のドル買い

仲値決めに向けて、ドル不足のドル買いが出ました。

ユーロ続落の可能性

ロシアの非友好国向け天然ガス取引をルーブル建てにする件は、ユーロにとっては深刻な問題だと見ています。

ドル不足のドル買いは続くか?

新年度になっても、仲値決めに向けて、ドル不足のドル買いが出るか注目です。

ドル/円調整狙い

ニューヨークダウは、月末と四半期末が重なって利益確定売りが優勢となり、前日比550.46ドル安の34,678.35ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.033%下げて2.325%で引けました。

原油価格は、米政府の大規模な戦略石油備蓄の追加放出の発表を受けて売られ、前日比7.54ドル安の100.28ドルで引けました。

金価格は、米株安を受けて買われ、前日比15.0ドル高の1954.0ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後、ロンドンの流れを汲んで、下値を試す動きが強まり、121.28近辺まで下げ、その後、121.70近辺まで反発しました。

EUR/USDは、ロシアが天然ガスの支払いをルーブル建てにするよう西側に求めていることを受けて売られ、一時1.1061近辺をつけました。

EUR/JPYは、EUR/USDの下落に連れて下げ、一時134.52近辺をつけました。

Well offer, well bid(値動きから体感する) 

Well Offerは、売りがかなり強いことを言います。

また、Well bidは、買いがかなり強いことを言います。

トレーダー同士で、相場状況について語るとき、頻繁に使われる言葉です。

本来、銀行には守秘義務がありますから、マーケットにある売りオーダーや買いオーダーがどこにあるかは噂としては漏れ聞こえることはあっても、本当のところはわかりません。

それが、相場が上がったところ、売りの抵抗がかなり強かった場合、これは実際に売りオーダーが結構ある、つまりWell offerと認識されます。

一方、相場が下がったところ、買いの抵抗がかなり強かった場合、これは実際に買いオーダーが結構ある、つまりWell bidと認識されます。

つまり、実際の相場の値動きを見て、上値の重さ、あるいは下値の堅さを確認してこそ出てくる言葉だと言えます。

マーケットでは、オーダー状況を入手しようとしがちですが、たとえ入手できたとしても、それはマーケットのごく一部が持つオーダー状況に過ぎず、全体像を把握することは、不可能に近いことです。

それに比べて、値動きから自ら体感したあの水準はWell offer、この水準はWell bidという感触をつかむことの方が、実際のオーダー状況に近いものが見えてくると考えています。

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