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2022/07/31

Weekly Report(2022/07/31)

□□ 今週の注目点 -----------------------------

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、安値圏形成か
2.EUR/USD、膠着続く
3.GBP/USD、目先は買いトライか
4.クロス円、下押しも様々

----------------------------------------------

【1.ドル/円、安値圏形成か】から一部

・米景気後退懸念という投機のテーマで、海外投機筋中心にドル売りになっている
・値ごろ感から買ってもロングになるだけで、また緩むので買わない
・海外投機筋の売り仕掛けは、好きにさせる
・そうすることによって、マーケットがショートになって反発力が出てくる

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相場の踊り場(5日移動平均線)

たとえば、力強く上昇を続けてきた相場が、いったんのピークを見て、小緩むことがあります。

まず、継続してきた相場の力強い上昇とは、いったいなんだったかと言えば、ショート筋のロスカット(買戻し)だったと言えます。

つまり、損失をできるだけ食い止めようと、死にもの狂いで買ってきますので、その結果、相場が急騰することになります。

しかし、ショートカバーが一巡すると、マーケットには、上げの勢いを見て新規に買いで入ってきたロング筋だけになります。

そして、それ以上に上がらなくなれば、今度はロング筋の手仕舞いとなり、小緩むことになります。

ただ、それでは、急転直下、トレンドが下落に転ずるかどうかですが、その可能性を見る上で重要なのは、5日移動平均線です。

5日移動平均線は、たとえば上昇相場であれば、鋭角的な移動平均線の上昇によって、上げをサポートします。

この状態では、下押しされても、その下押しでできたショートが次の踏み上げにつながるのが一般的です。

ところが、5日移動平均線が水平ないし下向きになってくると、上げをサポートする力が弱まり、特に、日足の寄り付きあるいは引け値が5日移動平均線を下回ってくると、さらに下落する可能性が高まります。

このように、上げがピークをつけて小緩んだところでは、いったんの上げ相場の踊り場となっているだけなのか、あるいは、さらなる下落となるかという分岐点となります。

したがって、5日移動平均線の形状を見つつ、再度反発するか、さらに下落するかを見極める必要があるわけです。

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2022/07/30

未だ不安定なドル/円

ニューヨークダウは、予想を上回る決算が目立ったことから買われ、前日比315.50ドル高の32,845.13ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、やや低下し、暫定値ながら前日比0.020%下げて2.661%で引けました。

原油価格は、OPECプラスの増産観測の後退で買われ、前日比2.20ドル高の98.62ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDが上昇した局面で買われ、前日比12.6ドル高の1781.8ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークタイムに入り、ロンドンタイムからの上昇は続き、一時134.59近辺をつけましたが、その後は一転して下げとなり、133.22近辺まで下げた後は、133.25近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、1.0146近辺まで下落後、1.0224近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、135.85~136.70近辺で横ばいでした。

相場の下では、皆平等(誰でも得もすれば損もする)

トレンド相場には、投資家筋が資金を一方向に移動させることに起こるということは、以前にもお話ししたことあります。

それでは、トレンド相場を作る投資家筋が絶対的なものかという、そういうわけではありません。

彼らが、大口の資金を動かすことは確かですし、そして優秀なことも確かです。

しかし、相場によって、パワーがあって優秀でもある投資家層ですら、翻弄されます。

ニューヨーク時代、大変お世話になった米系投資銀行の韓国人のファンドマネージャー氏は、マーケットポジションや、マネーフローも詳しく教えてくれ、大変感謝しました。

そんな彼ですら、ポジションが大口のこともあってか、彼の目論見がはずれた相場の時は、大きな評価損に声が上ずっていたことがありました。

パワーがあって優秀なはずの米系投資銀行のファンドマネージャーですら、こんな状況ですので、相場とは本当に難しいものだと思います。

しかし、言い換えれば、収益を上げるチャンスは、投資家筋、実需筋、ファンド、個人投資家、投資銀行、政府系ファンド、中央銀行、インターバンクトレーダーと言ったマーケット参加者いずれにもあります。

利益を上げるためには、こうしたマーケット参加者の大勢が今何を考え、どうなると困るのかを日頃から考える習慣をつけることが大切です。

初心者だから、言い訳になりません。

マーケットは、個人投資家であろうと、投資家であろうと、区別はしていません。

隙あらば、マーケットは誰に対しても、容赦なく攻めてきますので、十分注意することが必要です。

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2022/07/29

落ちている最中のナイフは握るな

ドル/円の押し目買いは危険です。

[7/29]FX経済研究所出演

7/29(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは【8月という月YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

静かなマーケット

ドル/円は、仲値決め前後も落ちついた動きです。

ドル/円に一番影響か

今の米景気後退懸念というテーマに、ドル/円が一番感応度が高いと言えます。

パニック相場

ドル/円は、米GDPのあまりの悪さに、売りの嵐となりました。

円高

ニューヨークダウは、米実質GDPが2四半期連続でマイナス成長となったことでFRBが利上げペースを緩めるとの期待が強まって買われ、前日比329.27ドル高の32,526.86ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.053%下げて2.680%で引けました。

原油価格は、米景気後退懸念が重荷となって売られ、前日比0.84ドル安の96.42ドルで引けました。

金価格は、米長期金利が一時3カ月半ぶりの水準に低下したことから買われ、前日比31.7ドル高の1769.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後発表された米第2四半期実質GDP・速報値は、-0.9%と予想の0.4%よりはるかに悪く、ドル売りが殺到して急落し、買いをこなしつつ、一時134.20近辺まで下げました。

EUR/USDは、1.0114近辺から1.0188近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、138.43近辺から、一時136.38近辺まで急落しました。

リーク(意図的に情報を流す)

リークとは、意図的に秘密や情報などを漏らすことを言います。

そう聞けば、何やら不正が行われているような印象を受けますが、金融当局が、マーケットに事前に情報をリークして、マーケットの反応を見たり、さらには、マーケットに理解を求めたりする場合にも用いられます。

つまり、突然の当局の発表により、マーケットが混乱したりしないように、事前に情報を流すというものだと言えます。

国内でよく見受けられるのは、「書かせ記事」というもので、当局があえてある新聞社にネタを提供して記事にさせます。

この書かせ記事は、日本経済新聞でも、よく見受けられます。

書かせ記事には、単一の新聞社から報道されることが普通ですので、書かせかどうかは、わりとわかりやすく、ああ、当局がなにかを伝えたいのだなとわかります。
itoito
また、経済指標の結果が事前にリークしているという疑いを持つことがあると思います。

しかし、特に米経済指標については、かなり厳格な管理をしていますので、リークの可能性は低いと考えています。

リークの多い少ないで、その国の情報の公正さ、さらには民度の高さがわかります。

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2022/07/28

ショートか

ドル/円は、安値圏でかなりショートになった可能性があります。

ドル/円売りから?

ロンドンは、下が堅いかを試さないと、買えないと思われます。

ドル売り再開

ドル/円は、いったんは買い戻したものの、再び売りが優勢です。

ドル売り既に開始

ドル/円は、ショートが一気に溜まりそうです。

8月はドル売り?

FOMCが終わり、米景気後退懸念に本腰か?

パウエル発言

ニューヨークダウは、パウエルFRB議長の「ある時点から利上げを抑制することが適切」との発言が好感されて買われ、前日比434.46ドル高の32,196.00ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ほぼ横ばいで、暫定値ながら前日比0.003%上げて2.790%で引けました。

原油価格は、発表された米週間在庫統計で原油とガソリンの在庫が減ったことから買われ、前日比2.28ドル高の97.26ドルで引けました。

金価格は、米長期金利が低水準だったため買われ、前日比1.4ドル高の1719.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、FOMCが全会一致で予想通りの0.75%の引き上げを決定すると、137.46近辺まで上昇したものの、パウエルFRB議長が会見で、「ある時点から利上げを抑制することが適切」と発言したことを受けて急落となり、一時136.32近辺をつけました。

EUR/USDは、1.0097近辺から、FOMC後1.0220近辺まで急上昇しました。

EUR/JPYは、EUR/USDの上昇に連れ、139.50近辺まで上昇しました。

2022/07/27

ショートか

ドル/円は、どうも無理に押し下げようとしているように見えます。

137円台回復

実需の買いとショートの買い戻しによるものと見ています。

円安

クロス円が、反発しています。

調整相場

最近積み上がった、EUR/USDやドル/円でのドル売りポジションの調整と思われます。

ユーロ下落

ニューヨークダウは、インフレが消費を抑制するとの懸念から消費関連株やハイテク株が売られ、前日比228.50ドル安の31,761.54ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ほぼ横ばいで、暫定値ながら前日比0.017%下げて2.803%で引けました。

原油価格は、暫定値ながら前日比1.51ドル安の95.19ドルで引けました。

金価格は、、暫定値ながら前日比3.5ドル安の1715.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後、一時売りが強まり136.29近辺をつけましたが、その後136.87近辺まで反発しました。

EUR/USDは、ロシアからのガス供給への懸念から下落を続け、一時1.0108近辺をつけました。

EUR/JPYは、一時138.13近辺まで下げ続けた後、138.50近辺まで反発しました。

百聞は一見にしかず(その国を体感する)

私は、もともとドル買いが好きな人間でした。

そのきっかけは、たわいもないと言えば、たわいもないことからでした。

ロンドンに駐在していた頃のある日、ニューヨーク支店で行われる北米の各拠点のディーラーが集まるミーティングに参加することになりました。

それが、私にとって、最初のアメリカでした。

ロンドンからニューヨークまで7時間ほどのフライトで、ニューヨークに到着しました。

その翌日から、ミーティングは2日間ほどありましたが、何が話し合われたのか全く覚えていません。

それよりも、ミーティング終了後の週末に、首都ワシントンD.C.に向かったことを良く覚えています。

ニューヨークからワシントンD.C.に飛行機で飛び、ホテルに荷物を置いて、早速、モールに向かいました。

モールとは、巨大な長方形型の公園を囲んで、アメリカ合衆国の最も有名な記念碑や記念建造物だけでなく、アメリカで最高の博物館「スミソニアン」が拠点を置いているところです。

そのスケールの大きさに驚き、「これは、ドルは買いだ」と思ったのが、ドル買いが好きになったきっかけでした。

ただ、その後の相場は単純にドルを買っていて儲かる相場が続いたとは言えませんでした。

しかし、その国を体感することで持つその通貨の印象は大事だと、今でも思っています。

やはり、百聞は一見にしかずだと思います。

ヒロセ通商 | タイアップ

2022/07/26

売り買い交錯

ドル/円は、はっきりしません。

静かながら

全体的にドル買い気味です。

思いつめたような売り

ドル/円は、売りに確信めいたものを感じます。

ドル安志向

ドル/円は、かなりマーケットが弱気になっているもようです。

ドル/円売り気

したがって、ジリ高は続くと見ました。

ドル/円ジリ高

ニューヨークダウは、ほぼ横ばいで、前週末比90.75ドル高の31,990.04ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、やや上昇し、暫定値ながら前週末比0.033%上げて2.814%で引けました。

原油価格は、暫定値ながら前週末比2.05ドル高の96.75ドルで引けました。

金価格は、暫定値ながら前週末比10.3ドル安の1717.1ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ジリ高が続き、一時136.75近辺をつけました。

EUR/USDは、1.0200~1.0240近辺でもみ合いでした。

EUR/JPYは、140.07近辺まで上昇後、139.70近辺に落ち着きました。

期待と失望の相場(失望した時の方が動きは大きい) 

相場は、期待で動く時と、失望で動く時があります

期待で動く相場は、ある国・地域の将来に期待を持つからこそ、その国・地域の通貨を買います。

期待が高ければ高いほど、執拗に買いが続きます。

それで、期待通りとなれば、大方のトレーダーは上がったところを売り利益を確定します。

しかし、期待が裏切られた時には、我先にと期待して持った通貨のポジションを手仕舞う動きが集中し、相場は急落します。

つまり、期待通りになった場合の相場の動きより、期待が裏切られた、つまり失望した時の相場の動きの方が、急でしかも激しい相場になるのが一般的です。

ということは、マーケットがその時点でどの通貨に期待しているのかを把握することができれば、期待通りになった場合の相場の反応がどうなるのか、あるいは失望した時の相場の反応はどうなるのか、予見できるようになります。

そして、予見できるようになるためには、今のマーケット、特に短期の投機筋のポジションがどうなっているかについて、繰り返し推理することを習慣づけることです。

何事も、地道に繰り返しトレーニングすることが大切です。

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2022/07/25

方向感定まらず

試してはいますが、パワー不足です。

ロング気味?

EUR/USDは、重くなっています。

反落

仲値決めの買い、一巡のもようです。

値ごろ感からの買い?

ドル/円は、買い気です。

本日は25日

本日は25日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

ジグソーパズル(ひらめき) 

相場のいろいろな材料とは、ジグソーパズルのピースのようなものだと考えています。

ですので、最初のうち、どれが他のどれと、どうくっつくのか、皆目見当がつきません。

しかし、個々の関連はわからなくても、とりあえず記憶するなり書き留めておくことが大切です。

そして、個々に気掛かりだった材料が頭の中でグルグル回り出し、ある時パチンパチンとピースが一斉にはまっていって、相場の全容が見えてくることがあります。

いっぺんに開けた視界を目にして、「ああ、そうだったのか」と、個々の材料の関連性がわかるようになります。

こうなると、相場の進む方向もクリアになり、儲けやすくなります。

一気に相場が見えてくるというのは、インスピレーション(ひらめき)だと思います。

しかし、そのインスピレーションを持つに至るには、労を惜しまず地道にいろいろな材料を収集し、頭に入れておくことが必要です。

そうした材料の蓄積が、ある時一気に合体し、先が見えてくるものだと考えています。

つまり、インスピレーションを持つためには、地道な努力が欠かせません。

ヒロセ通商 | タイアップ

2022/07/24

Weekly Report(2022/07/24)

□□ 今週の注目点 -------------------------------

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、目先は売り先行か
2.EUR/USD、下落再開か
3.GBP/USD、下落は続くか
4.クロス円、基本的には長期の上昇トレンドは健在

--------------------------------------------------

【1.ドル/円、目先は売り先行か】

・ 米国景気後退懸念が、当面の中心テーマか
・ しかし、あくまでも投機要因なので、売り過ぎれば反発か
・ 日本のドル不足のドル買いは続く

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エーッ! 介入?(確信の怖さ)  

私が、ニューヨーク勤務だった頃のある日の午後、上値は重いけれども、静かなマーケットでした。

しかし、突然、ドル/円がするすると落ち始めました。

なにが起きたかと、咄嗟にロイターのニュースヘッドラインを見たところ、なんと「ニューヨーク連銀(NY FED)、ドル/円で売り介入」と出ていて、「エーッ!」と仰天してしまいました。

というのも、そのタイミングで介入するような急速なドル高円安になる雰囲気はなく、むしろ重い印象のマーケットだったからです。

その唐突さには、私だけでなく、マーケット全体も驚き、ロングポジションのパニック的な投げに、相場は急落、ニューヨークに次いでオープンした東京でも、さらに下落し、当初の介入レベルからなんと5円以上も急落しました。

この急落は、ロングの投げが中心であったため、新規に売ろうとする向きは出遅れてしまいました。

しかし、ニューヨーク連銀からある意味売ることを容認されたようなものでしたから、下げ止まって、反発する過程では、戻り売りが続きました。

その結果、マーケットのポジションは急速にショートになり、下がるものも下がらなくなり、逆に水準が上がるにしたがい、断続的に買戻しが続き、とうとう介入した水準以上に戻し、さらに損切り的な買戻しに上昇してしまいました。

このように、売り介入が入ったのに売り遅れたあせり、言い換えれば、儲け損なう恐怖から、マーケット全体がベア(弱気)になって、実際にショートポジションがたまったことが、この惨劇を生みました。

このエピソードから申し上げたいことは、儲け損なう恐怖からのポジションメイクは、多くのマーケット参加者も同様に行いますので、この例のように下げ渋って反発するようであれば、マーケットが全体的にどういうポジション状況にあるかを読み、下げきれないと見たら、早々に手仕舞うことが大切です。

相場は大勢が見ている方向には、動かないものです。

ヒロセ通商 | タイアップ

2022/07/23

ドル/円続落

ニューヨークダウは、欧米景気の悪化懸念で売られ、前日比137.48ドル安の31,899.42ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.136%下げて2.772%で引けました。

原油価格は、欧米の景気悪化懸念で売られ、前日比1.65ドル安の94.70ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇に連れて買われ、前日比14.0ドル高の1727.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンで、137.00割れのストップロスが狙われて、136.80まで下落しましたが、ニューヨークタイムに入っても重く、そこへ発表された米PMIの非製造業が予想よりはるかに悪く、また米長期金利も低下したことから、下落に加速がつき136.00も割り込み、一時135.57近辺まで続落し、その後は、136.05近辺に落ちつきました。

EUR/USDは、1.0255近辺まで上昇後、1.0190近辺に緩みました。

EUR/JPYは、下落を続け、一時138.79近辺をつけました。

体力を温存する(見切りの良さ) 

トレーディングでは、今の勝負ももちろん大事ですが、次のトレードができるだけの体力を温存することも、合わせて念頭においておかなければなりません。

つまり、今の相場に本気を出すことは必要ですが、没入してしまって、後先を考えられなくなってはなりません。

目先の戦いに勝つことは大事です。

しかし、もし目論見がはずれた時には、次のトレードができるだけの体力を残して撤退することが大切です。

トレーディングでは、逃げることも技のひとつと心得ておくべきでしょう。

相場は、全部勝つということは、至難の業です。

要は、利益は極大、損失は極小にすることが、トレードには必要です。

したがって、利益を出すことと同じように、損失を抑えることが大事になるわけです。

損失を抑えるためには、自分の相場の見方が実際の相場と違うと思えば、さっさと手仕舞う見切りの良さが必要です。

利益が指の間から、さらさらと流れていかないようにしなければなりません。

ヒロセ通商 | タイアップ

2022/07/22

売り上がったか

ドル/円はジリ高です。

[7/22]FX経済研究所出演

7/22(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは【ドル買い円買い ドル売り円売りYouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

ショート気味?

ドル/円は、ジリ高です。

様子見

ドル/円は、あえて手を出す時ではないと見ています。、

予想外の展開

マーケット全体に、7月という夏休み前の時期で、ポジション整理が入りやすかったものと見ています。

青天の霹靂

ニューヨークダウは、ハイテク株への買い続く、前日比161.93ドル高の32,036.77ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.130%下げて2.906%で引けました。

原油価格は、米国のガソリン在庫の増加やロシアとドイツをつなぐ天然ガスパイプラインの稼働再開が重荷となって売られ、前日比3.53ドル安の96.35ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇局面では買われ、前日比13.2ドル高の1713.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンで一時138.87近辺まで上昇しましたが、ニューヨークオープン後、ECBが0.5%の利上げを決定し、EUR/USDが上昇(ドル安)したことを受けて反落となり、その後米国債10年物利回りも急低下したことから、ロングの投げを巻き込みながら、一時137.48近辺まで急落しました。

EUR/USDは、ECBの利上げ発表後、一時1.0278近辺まで急騰したものの、上げは続かず、一時1.0154近辺まで急反落して、1.0210近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、一時142.32近辺まで急騰後、140.14近辺まで急反落しました。

逃げることも必要(決して恥じることではない)  

トレードでは、逃げ足が速いことも、大変重要です。

どうもおかしいと思いつつも、相場がどっちつかずにしていると、なかなかやめる決断がつきません。

なぜなら、もしかしたら、この後、自分にとってフェーバー(有利)な方向に相場が動くかもしれないという期待感を、どうしても捨てきれないからです。

しかし、どっちつかずという50:50の不確実な相場では、一回やめてみることが大事だと思います。

確かに、その後自分にとってフェーバーな展開になるかもしれません。

そして、フェーバーになる前にやめてしまったことへの悔しさは残ることになると思います。

しかし、それはあくまでも結果であって、不確実な状態というリスクの高い状況に身をさらし続けているよりも、ずっと英断だと思います。

また、これはマズイと感じた時には、もちろん、なんの躊躇もせずにただちにポジションをやめられる勇気が必要です。

逃げることは、体力を温存するためには必要なことであり、決して恥じることではないと思います。

本当にタイミングが合って、相場に乗れることは、そう多くはありません。

それだけに、自分の考えた相場とは違うと感じた時には、さっさと逃げることが必要になるわけです。

ヒロセ通商 | タイアップ

2022/07/21

ドル/円上昇

ロンドンは、昨日からドル/円を買ってきています。

様子見

ロンドンの出方を見たいと思います。

執拗な売り

ドル/円は、しかし、ショートは解消していないと見ています。

ショート気味?

ドル/円は、高値圏に張りついてきています。

後ろ向きな相場

夏休みに入ってきたことを感じさせる相場です。

けだるいマーケット

ニューヨークダウは、ハイテク株に買いが入り、前日比51.15ドル高の31,878.20ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、ほぼ横ばいで、暫定値ながら前日比0.011%上げて3.030%で引けました。

原油価格は、発表された米週間石油在庫統計でガソリン在庫が予想を上回って増えたことから売られ、前日比1.96ドル安の102.26ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落を受けて売られ、前日比10.5ドル安の1700.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドン・ニューヨークを通して、概ね138.00~30近辺でのもみ合いでした。

EUR/USDは、1.0250付近から1.0155近辺まで、段階的に下げました。

EUR/JPYは、141.60付近から140.43近辺まで、段階的に下げました。

ロウソク足からマーケットのポジションを読む(値動き分析)

値動きから、マーケットのポジションを読むと、相場の先が読めてきます。

しかし、値動きをどう読めば良いか、なかなか実感としてわかりにくいものと思われます。

今回は、値動きを1時間足などのロウソク足から見て、マーケットのポジションを読む基本について解説したいと思います。

まず、イメージして頂きたいのは、大きく上昇したためにできる長大陽線の出現、そしてその後高値圏で、短線のロウソク足が陰陽と繰り返されている状況です。

まず、長大陽線はどうして出現でしたかですが、マーケットは下げを見て、ポジションをショートに結構傾けていたものと思われます。

それが、ショートをやむなく買い戻さなければならないようなニュースやイベントの発生や経済指標の発表があり、ショートカバーが集中したことによって相場は急上昇し、長大陽線が出現します。

これにより、マーケットのポジションはスクエア(ポジションなし)となります。

マーケットはこの損切り的なショートカバーによって傷んでしまっていますので、傷をいやすために休息に入り、そのために高値圏での横ばいとなります。

その後、傷が癒えてくると、再び、ポジションを持とうとしますが、レベル感からまた売ると、マーケットはショートになり小反発しますし、さらなる上げを見て買うとロングになり、反落しやすくなります。

つまり、スクエアの状態から売ると反発し、スクエアの状態から買うと反落するという状況に、まずはなりますが、その後、実需や資本筋の売りなり買いなりが入ってくると、一方向へのフロー(資金の流れ)が出来て、新たな相場展開に入って行きます。

このように、売ったら買い戻さなければならない、あるいは買ったら売り戻さなければならない短期の投機筋だけでは、新たな一方向への継続的なフローは発生できず、実需なり資本筋のフローが必要なわけです。

以上、ロウソク足からマーケットのポジションを読む基本をお話しましたが、いろいろなロウソク足の形状を見てポジション状況を繰り返し読んでみることが上達には必要だと思います。

ヒロセ通商 | タイアップ

2022/07/20

ロンドンは寝不足か

ロンドンは、全体的に方向感が定まりません。

ここのところ、最高気温が40℃ということで、寝不足気味なのではないかと思います。

高温を想定していない家の作りのため、熱がこもって、たまらないと思います。

円高気味

ドル/円、クロス円が、重くなっています。

ドル/円レンジ

137.90~138.40のレンジにはまっているようです。

昨日のニューヨークの上昇

円の弱さを再確認した相場でした。

本日は20日

本日は20日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

往って来い

ニューヨークダウは、短期的な戻りを見込んだ買いが入って上げ、前日比752.10ドル高の31,824.71ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、やや上昇し、暫定値ながら前日比0.059%上げて3.019%で引けました。

原油価格は、米景気懸念が後退して買われ、前日比1.62ドル高の104.22ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇を受けて買われ、前日比0.5ドル高の1710.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドン市場では、ロングのストップロスを巻き込んで、137.38近辺まで下落しましたが、ミューヨーク市場に入ると、ドル/円相場への見方は一変し、買いが優勢となって、ショートの買い戻しを巻き込んで138.24近辺まで反発し、往って来いの相場となりました。

EUR/USDは、1.0268近辺まで急騰後、1.0221近辺まで反落しました。

EUR/JPYは、上昇を続け。一時141.44近辺をつけました。

儲け損なう恐怖(焦らない)

儲け損なう恐怖から、思わず相場にエントリーしてしまうことはありませんか。

儲け損なう恐怖とは、相場が動いているのに、ポジションを持っておらず、このチャンスを逃していいのかと自分にプレッシャーを与え、居ても立っても居られずに、思わず相場に飛び込んでしまうことです。

実は、この儲け損なう恐怖は結構タチが悪く、損失につながることが多いと言えます。

なぜなら、後先考えずに相場に飛び込んでいますので、ポジションの持ち値が悪かったり、あるいはポジションが大き過ぎたりしていて、結構その後の相場で苦しむことになります。

相場のエントリーとは、実は非常に難しいものです。

本来、慎重にかつ丁寧に行われるべきものです。

超大口のポジションに至っては、1週間がかりでポジションメイク(ポジションを作る)することもあります。

しかし、ひとたび、儲け損なう恐怖に取りつかれると、そうした冷静さは吹き飛んでしまうものです。

熱くなってポジションを作った後、我に返ってみて、初めてどうしてこんなポジションを持ってしまったのだろうということになります。

しかし、いったん持ってしまったポジションは、簡単に切ることもできず、深みにはまってしまい、思わぬ損失を抱え込むことになりがちです。

儲け損なう恐怖に打ち勝つには、決して衝動的にポジションを持たないことです。

また、ポジションを持ってしまって、シマッタと思えば、多少の損失が出てでも、ポジションを閉じることです。

決して、ポジションを引きずらないことです。

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2022/07/19

EUR/USDは上昇を続けているが

あくまでも、調整相場と見ています。

ドル安円安

EUR/USD、GBP/USDなどが上昇(ドル安)、クロス円が円安です。

安値圏形成はできるか

ドル/円は、既に24時間横ばいが続いています。

ドル/円上昇

138.50は、大きな抵抗です。

反発にはショートが必要

ドル/円は、値ごろ感から買うようであれば、なかなか反発できないと思います。

ドル/円底値圏

ニューヨークダウは、企業業績への警戒が強まり売られ、前週末比215.65ドル安の31,072.61ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、やや上昇し、暫定値ながら前週末比0.037%上げて2.967%で引けました。

原油価格は、ロシアから欧州へのガスの供給不安が高まって買われ、前週末比5.01ドル高の102.60ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの反発を受けて買われ、前週末比6.6ドル高の1710.2ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドン・ニューヨーク通して138.00~40近辺で揉み合いでしたが、結局138.15近辺に落ちつきました。

EUR/USDは、1.0201近辺まで買い上げらられた後、1.0145近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、140.80近辺まで買い上げられた後、140.10近辺に落ち着きました。

大胆と繊細(柔軟にスイッチ)

相場では、大胆さと繊細さが必要だということは、よく言われることだと思います。

確かに、ポジションを持ち続ける大胆さも必要ですし、レンジ相場で丁寧な売り買いをする繊細さも必要です。

また、ポジションメイク(ポジションを取る)やポジションクローズ(ポジションを閉じる)のように、大胆でありかつ繊細であるべき時も必要です。

つまり、大胆さと繊細さが両極にあって、今の状況では、繊細であるよりも大胆であるべきか、あるいは大胆であるよりも繊細であるべきか、また大胆さと繊細さをほぼ均等に持つべき時なのか、自分で自分のスタイルをスイッチしていく必要があります。

そのスイッチが狂うと、トレンド相場で繊細になり利食いが早すぎて十分な利益が確保できなかったり、レンジ相場で大胆になり過ぎて、天井で買うはド底で売るはで大やられになったり、またポジションメイクやクローズのタイミングを逃すことにもなりかねません。

したがって、おかれた状況によって、大胆さと繊細さのウェートの置き方を、柔軟にスイッチできるようになることが大切です。

言い換えれば、相場の空気を読んで、的確に対応できるように、日頃から意識してより大胆にも、あるいはより繊細にもなれるようにおくべきかと思います。

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2022/07/18

ドル/円が堅い

かなり売り込んでいますが、なかなか下がりません。

ドル安傾向

全般に、ドル売り気味です。

戻り弱い

ドル/円は、依然としてロングのもようです。

ドル安気味

ドル買いの調整のもようです。

今日は海の日

今日は海の日で東京市場は休場で、仲値決めはありません,

ひらめき(待てる勇気)

相場は、結構、待つことが要求されます。

今後の相場がどうなるかについて、ひらめくことがあると思います。

このひらめきは、大体の場合、あたっていることが多く、その点においては、自信を持って良いと思います。

しかし、問題は、ひらめいたことが、現実になるのには、予想以上に時間がかかるのが一般的だということです。

したがって、ひらめいたからと言って、すぐに相場に飛び込むのではなく、そのタイミングがくるまで待てるようになることが大切です。

待てずに、相場に飛び込むと、相場のアヤ(※)で投げさせられた後に、ひらめいた方向に相場が動きだして、「やっぱり、ひらめいた通りだったのに...」とほぞを噛むことになりがちです。

(※)相場のアヤ:一時的な小さな相場の変動

したがって、動き出すタイミングまで待てることが、いかに大事かということになります。

「この相場、逃してなるものか」と思われるかもしれません。

しかし、その儲け損なう恐怖から自らにプレッシャーを与えることは、誰にもあり、それがために、マーケットで同じような時期に同じ方向に、ポジションが積み上がることが、相場のアヤを作りだしている、つまり自分で自分の首を絞めていることが起きていると言えます。

それだけに、待てる勇気を持つことが大切なわけです。

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2022/07/17

Weekly Report(2022/07/17)

□□ 今週の注目点 ------------------------------

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、段階的に上昇は続く
2.EUR/USD、ある程度の反発も
3.GBP/USD、実質的にドル高狙う
4.クロス円、長期的には円安基調

------------------------------------------------

【1.ドル/円、段階的に上昇は続く】

・ 実需の買いは続く
・ 値ごろ感からの投機筋の売りも出そうだが、所詮買い戻さなければならない売り
・ 140 円も、抵抗はあっても通過点に過ぎない

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クロス円の怖さ(低い流動性) 

インターバンクでは、EUR/JPY、AUD/JPYあたりのクロス円の取引は確かにあります。

しかし、一般には、ドル/円とか、EUR/USDとか、AUD/USDといった対ドルの取引が主流です。

それは、依然として、インターバンクでは、ドルが基軸通貨となっているためです。

ですので、対ドルの相場には、EUR/USD、ドル/円を中心に十分な流動性(交換のしやすさ)があります。

ここで、知っておいた方が良いことは、EUR/JPYはマーケットが静かで取引の額もほどほどであれば、まだEUR/JPYとしてのマーケットがあるにはあります。

しかし、たとえば、AUD/JPY、NZD/JPYといったクロス円には、直接AUD/JPYなり、NZD/JPYなりのマーケットは存在していません。(AUD/JPYは、多少はあるかもしれませんが、それでも限られています)

そうするとどうするかと言えば、たとえば、AUD/JPYを売らなければならない時は、AUD/USDとドル/円という対ドルのポジションに分解して、それぞれを売ることになります。

まだ、平時であれば、それでもどうにかはなりますが、2008年のリーマンショックのような暴落相場ともなると、もうお手上げ状態になり、たとえばAUD/JPYは、1ヶ月で約35円も急落しました。

このように、クロス円は基本的に流動性が低く、もしなんどき有事になり、しかも、アゲンスト(不利)のポジションを持っていたら、躊躇せず即刻手仕舞うことが肝心です。

クロス円でトレードする場合、こうしたクロス円の怖さを十分承知しておいてください。

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2022/07/16

為替は調整局面

ニューヨークダウは、予想を上回る米小売売上高とミシガン大学消費者態度指数を好感して買われ、前日比655.85ドル高の31,286.02ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、やや低下し、暫定値ながら前日比0.027%下げて2.932%で引けました。

原油価格は、サウジアラビアの増産観測が後退して買われ、前日比1.81ドル高の97.59ドルで引けました。

金価格は、中国のGDPが予想よりも大幅に悪く売られた一方、EUR/USDが買われたことが下支えとなり、前日比2.2ドル安の1703.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後、売りが強まり、一時138.38近辺をつけ、その後は138.50近辺で横ばいとなりました。

EUR/USDは、ジリ高となり、一時1.0084近辺をつけました。

EUR/JPYは、ジリ高となり、一時139.88近辺をつけました。

トレードにはメリハリが必要(相場の段階に対応) 

相場と付き合うためには、メリハリが必要です。

相場は、方向性がはっきりしたトレンド相場の時もあれば、一定の値幅の中で上下動するレンジ相場の場合もあります。

また、夏休みや、Xmas前のような、超閑散な時もあります。

人それぞれなので、一概には言えませんが、私の場合で申し上げれば、トレンド相場の時が、基本的にトレンド方向にポジションを張ってキャリーすれば良いわけですから、一番儲けやすいと思います。

レンジ相場、以前は苦手でしたが、レンジ相場に三段階あることがわかってからは、かなり苦手を克服しました。

レンジ相場の三段階とは、まずレンジ相場の第1段階では、かなり荒っぽく上下動をする時期で、折角その前のトレンド相場で儲けても、このレンジの第1段階で利益を吐き出してしまう恐れのある大変危険な時期です。

この時期に入ったら、トレンド相場からキャリーしてきているポジションは、即刻手仕舞うことが賢明です。

第2段階は安定期で、ある一定の値幅の中で上下動しますので、逆張り的なトレードがうまく行くケースが多いです。

第3段階は次のトレンド相場への移行期で、値幅がかなり収束してきますので、それでこの段階にいることがわかります。

この段階では、第2段階のような逆張りはやめて、次のトレンド相場に乗るタイミングを待つことが大事です。

このように、レンジ相場には3段階があり、それぞれの段階にあったトレードのスタイルが要求されます。

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2022/07/15

円買い

ドル/円、クロス円が、重くなっています。

[7/15]FX経済研究所出演

7/15(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは【広がる ドル不足のドル買いYouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
YouTubeHiroseTusyo Official(ヒロセ通商公式サイト)

輸出企業の売り?

ドル/円は、輸出企業が売った可能性があります。

達成感が必要か

ドル/円は、140.00を見ないと、マーケットは落ち着かないかもしれません。

本日は15日

本日は15日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります

一時EUR/USD0.9952

ニューヨークダウは、一時600ドル超の下げもありましたがその後下げ渋り、前日比142.62ドル安の30,630.17ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、やや上昇し、暫定値ながら前日比0.041%上げて2.947%で引けました。

原油価格は、暫定値ながら前日比00.14ドル高の96.44ドルで引けました。

金価格は、暫定値ながら前日比27.3ドル安の1708.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンタイムにショート筋のストップロスが出て一時139.38近辺まで上昇しましたが、その後は、138円台後半から139円台前半でのもみ合いが続きました。

EUR/USDは、一時0.9952近辺まで急落しましたが、その後1.0020近辺まで反発しました。

EUR/JPYは、一時139.76まで上昇したものの、その後は。139.00をはさんでもみ合いでした。

自分の気持ちに素直になる(良いレート)

ここ一番と感じているのに、「待て待て」と自分の気持ちを抑えていませんか。

しかし、自分がここ一番と感ずるなにかがあったからこそ、そう思うことですから、その気持ちを尊重すべきかと思います。

たとえば、よくあるケースは、ロングのポジションを持っていて、パッと目に入ったレートが良いレートだと感じた時です。

折角良いレートだと思っているのに、「いやいや、自分が狙っているターゲット水準はもっと上だ」と言って、そのレートをパスしてしまうことは良くあることだと思います。

しかし、相場は皮肉なもので、たとえ後に反発したとしても、目先はまずは反落してしまうことが多く、なんであの水準で利食わなかったのかと後悔することになります。

もっと利食いに素直になって良いのではないかと思います。

また、ターゲット水準にこだわることもないと思います。

良いレートだと思えば、どんどん利食うことです。

それでも、相場が強ければ、再度相場に入りなおせば良いことだと思います。

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2022/07/14

上にビッグなストップロス?

ロンドンは、ドル/円を猛烈に買っています。

買い戻しか

ドル/円の一本調子の上昇は、買い戻しだと見ています。

高止まり

ドル/円は、依然として、ショートと思われます。

値ごろ感からの売り

ドル/円は、避けた方が良さそうです。

ショートか

ドル/円は、ジリ高です。

予想を上回る米CPI

ニューヨークダウは、予想を上回る米消費者物価指数(CPI)に売りが先行しましたが、その後は下げ渋り、前日比209.79ドル安の30,771.54ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、やや低下し、暫定値ながら前日比0.050%下げて2.908%で引けました。

原油価格は、値ごろ感から買いが入った一方米国のガソリン需要の低迷を受けて売りも出たため方向感ははっきりせず、前日比0.46ドル高の96.30ドルで引けました。

金価格は、米長期金利低下を受けて買われ、前日比10.7ドル高の1735.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後発表された6月の米消費者物価指数(CPI)は、前年比9.1%(予想8.8%)と強かったことから、一気にFRBの金融政策に対して強気な見方が強まり、一時137.86近辺まで上昇しましたが、その後は、137.35近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、米CPI発表後、一時0.9998まで売られたものの、その後1.0121近辺まで反騰し、1.0060近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、137.54近辺から、一時138.79近辺まで上昇しました。

自分だけ馬鹿をみたくない(相場に素直に) 

トレーディングをしていると、いろいろな悔しさがあります。

たとえば、利食ったはいいけれど、相場はさらに思惑の方向に行ってしまい、しかしもう入り直すだけの勇気は起きず、悔しさだけが残ったという時があります。

一方、損切ったら、相場は折り返してしまい、悔しさだけが残ることもあります。

こうした悔しさから、「自分だけ馬鹿をみたくない」という気持ちが働き、利食いや損切りを躊躇する原因となっていることが結構多いと思います。

しかし、「自分だけ馬鹿をみたくない」という気持ちが強いばかりに、利食いや損切りのタイミングを逸してしまうことも結構あり、私は、あえて「馬鹿をみたくない」という気持ちは捨てたほうが良いように思っています。

それよりも、「馬鹿を見ている」のかもしれないけれど、「ああ良いレート」だと思えば素直に利食い、「これはマズイ」と思えば素直に損切ることが、実は損失を抑えて利益を残していく上で大事なことではないかと思っています。

利益を最大にしたい、損失を最小に抑えたい、これは、誰もが望むことです。

しかし、それを求めるがために、利食いも損切りも我慢してしまうことは、むしろ利大損少の妨げになりがちです。

相場に素直であることが、大事なように思います。

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2022/07/13

ユーロ安、ポンド安

対ドル対円で、下げています。

円高気味

ドル/円、クロス円が重くなっています。

ショートだった

投機筋が、仲値決めに向けて売り上がったものと思われます。

クロス円下落

軟調です。

ドル/円慎重に

まだ、値ごろ感から買うには、まだ早いのではないかと見ています。

ドル軟化

ニューヨークダウは、翌日の6月の米消費者物価指数の発表を控え、インフレ警戒の売りが強まり、前日比192.51ドル安の30,981.33ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは、やや低下し、暫定値ながら前日比0.041%下げて2.950%で引けました。

原油価格は、暫定値ながら前日比8.43ドル安の、95.66ドルで引けました。

金価格は、暫定値ながら前日比8.3ドル安の1723.4ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、137.19~52近辺で揉み合いましたが、EUR/JPYの売りが強まり、それによってドル/円は押し下げられ、さらにドル/円の単体のロングの投げも出て下落し、ニューヨークオープン後、一時136.48近辺まで下げた後は、買い戻され、136.85近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、一時1.0000近辺まで下げた後は、買戻しに1.0073まで反発し、1.0035近辺に落ち着きました。

EUR/JPYは、137.02近辺まで下落後、137.69近辺まで一時反発しました。

逆指標(ネガティブ・インディケーター)

複数人のマーケット関係者に対して今後の為替見通しについてインタビューした記事が出たりしますが、これを見るのを楽しみにしています。

なぜかと申しますと、複数のマーケット関係者の見方が上げか下げかに偏ることが、すなわち、マーケット参加者の大勢意見でもあることが多いと見ているからです。

大勢意見に従い、実際にマーケットのポジションも一方向に偏り、その結果相場は逆方向に向かいやすくなります。

したがって、そうした記事の見方としては、マーケット関係者の見方を鵜呑みするのではなく、ブル(強気)の見方が多いのか、ベア(弱気)の見方が多いのかを、客観的に見比べてみることが大切です。

また、相場観がほぼ間違いなく実際の相場の裏目に出る人のことを、逆指標あるいはネガティブ・インディケーターと呼んでいます。

当たったり当たらなかったりでは困りますが、ほぼ一定して見方が誤っているネガティブ・インディケーターだと周囲が気づくと、結構大事にしてもらえます。

特に、逆指標の人がこれはという時に使う言い回しというものがあります。

たとえば、その言葉が、「まさに」とか、「かなりの確率で」と言った確信を得たものであったら、その言い回しを使って熱く語る相場は、逆方向に向かうという点で狙い目になる可能性が高いと思います。

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2022/07/12

迂回戦術

EUR/USDをストレートで売りで攻めるのは難しいようで、GBP/USDを売って、EUR/GBPの買いで攻めています。

ドル全面高

EUR/USDは、1.0000に接近です。

ドル/円軟調

ロング気味のようです。

ドル/円下押しも?

やや上値が重くなっています。

下げ止まらないEUR/USD

1.0000も目前です。

ドル高

ニューヨークダウは、中国と欧州の景気悪化懸念から売られ、前日比162.63ドル安の31,175.52ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.114%下げて2.987%で引けました。

原油価格は、暫定値ながら前日比1.38ドル安の103.41ドルで引けました。

金価格は、、暫定値ながら前日比10.8ドル安の1731.6ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンタイムに、調整狙いの売りに、一時136.71近辺まで下落しましたが、下げきれず一段と上昇し、ニューヨークオープン後、127.75まで上昇しました。その後は米長期金利が低下したことから緩み、137.45近辺に落ちつきました。

EUR/USDは、下落を続け、一時1.0034近辺をつけました。

EUR/JPYは、下落を続け、一時137.89近辺をつけました。

相場の不思議(なぜ?)

相場とのつきあいが長くなればなるほど、その不思議を感じずにはいられません。

たとえば、移動平均線は、その位置する水準まで相場が上昇してきても、ピタリと上昇を止めてしまうことが、よくあります。

また、たとえ移動平均線を抜いていくにしても、すんなりとは超えさせてくれません。

移動平均線は、実に単純に過去の一定期間のレートの平均値をグラフ化したものですが、なぜその水準で相場が止まるのか、正直なところわかりません。

また、動くタイミングが、たとえば日足の値幅が収束してくるとか、複数の移動平均線が収束することによってわかることも、不思議です。

そして、下げたところで陰線と陽線がほぼ同じ長さで並ぶと、底打ちのサインとなることも面白いと思います。

こうした相場の不思議は、まだまだあります。

ディーラーとっては、こうした相場の不思議を、トレードに利用し成績を上げることが最優先だと思います。

しかし、時間があれば、相場の不思議の原因を解明することも面白いのではないかと考えています。

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2022/07/11

値ごろ感からの売り

高止まりすると、ショートになりやすいですので注意が必要です。

ショートか

ドル/円は、依然としてショートのように思われます。

ドル高の可能性

ドル/円は、テクニカルには、上がる可能性があります。

今日は11日

10日が日曜だったため、今日11日が5・10日振替日となり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。

儲けること残すこと(残すことは大変)

儲けることと(儲けを)残すことのうち、残すことの方が、儲けること以上に大変だと思います。

相場の波に乗れて利益が出たとします。

しかし、その利益を手のひらに乗せた砂金のように指の間からサラサラともらさないようにすることは、結構難しいことです。

まずは、大勝ちしたら、休むことが大事だとお思います。

大勝ちして気が大きくなっていますので、さらに儲けてやれとばかりに、荒っぽいトレーディングになりがちです。

しかし、勝てば勝つほど、無理せず、丁寧であることが大事です。

「勝てない勝負をしていないか」、「負けを放置していないか」など自問してみることが大事だと思います。

大勝ちしたら、さらに儲けようと考えるよりも、どう儲けを減らさないかということを考えるのが仕事だと思います。

うたかたの夢のように儲けを飛ばすことは、極めて簡単なことです。

だからこそ、儲けたら、冷静になることが必要になります。

ヒロセ通商 | タイアップ

2022/07/10

Weekly Report(2022/07/10)

□□ 今週の注目点 ------------------------------

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、そろそろ動くか
2.EUR/USD、パリティー割れも時間の問題か
3.GBP/USD、下落トレンド継続か
4.クロス円、バラバラ

------------------------------------------------

【1.ドル/円、そろそろ動くか】

・ 下げ渋っている
・ 相場が動き出すタイミングも近づいている
・ ドル不足のドル買いは続いている

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よく寝ること(冷静な判断ができるためにも) 

往年の大相場師である故是川銀蔵翁が、相場の心得の第一として、「よく寝ること」と説いています。

この言葉は、為替トレーダーのためにあるような言葉です。

つまり、月曜の早朝から土曜の早朝まで、ノンストップで為替相場は動いています。

ともすると、ニューヨークの相場に見入ってしまい、寝るチャンスを逸してしまうことがあります。

しかし、それを繰り返しやっていると体力を消耗するだけではなく、冷静な判断力も失い、思いがけない損失を被ることになります。

そうしたことを避けるためには、割り切ることが必要です。

絶対変えない就寝時間、起床時間を決め、その間は、ロスカットオーダーを入れて、寝ることに専念することが大事です。

昔、私も、36時間ノンストップディールなどと称して、無茶をやりましたが、そもそも、そんなに長時間ディールをすること自体、相場に負けているためでした。

そして、体力を消耗し、頭が回らくなっただけで、結局ロスカットして終わりました。

残ったのは疲れだけでした。

これでは、やっている意味がありません。

それだけに、割り切って寝ることが大事になるわけです。

ヒロセ通商 | タイアップ

2022/07/09

ドル/円上値も重い

ニューヨークダウは、予想より強かった米雇用統計を受け利上げ加速が意識されて売られたものの、米経済も強いとの見方も強まり買いが強まる場面もあり、結局前日比46.40ドル安の31,339.20ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.078%上げて3.086%で引けました。

原油価格は、米景気不安が和らぎ反発し、前日比2.06ドル高の104.79ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの上昇に連れて買われ、前日比2.6ドル高の1742.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後発表された、6月の米雇用統計は、失業率は3.6%(予想3.6%)でしたが、非農業部門雇用者数は37.2万人(予想26.4万人)と良かったことから、ショートの買い戻しも手伝って、136.56近辺まで上昇しました。
その後は、ややロング気味となり軟化し、136.05近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、ショート気味でジリ高となり、一時1.0189近辺をつけました。

EUR/JPYは、136.40~60近辺で横ばいでした。

終点手前でバスに乗る(堅実過ぎるのもまたリスク) 

リスクの取り方の一面を表す言葉です。

リスクをあまりとり過ぎるのも良くないですが、逆にあまり堅実すぎるのも、リスクの軽減にならず、むしろ新たなリスクを背負うことになるというたとえです。

終点手前のバス停から乗れば、次のバス停が上りの終点であることは確実です。

しかし、終点にはあっと言う間に着いてしまい、降り忘れれば今度は折り返し下りのバスになってしまいます。

つまり、確実に上げを狙ったつもりが、得られた利益は限られ、うかうかしていると、相場の反転に簡単に利益を飛ばし、損失になってしまうリスクがあるということです。

リスクとのつきあい方には、メリハリが必要です。

状況に応じて、臨機応変にリスクを取る度合を強めたり弱めたりすることが必要です。

ですから、リスクを取るには、杓子定規であってはならないと思います。

出来れば、長距離バスを始発から終点まで通しで乗ってみたいものです。

ヒロセ通商 | タイアップ

2022/07/08

ドル全面高

特に、EUR/USDの下げが目立ちます。

EUR/USD軟化

静かに下げています。

[7/8]FX経済研究所出演

7/8(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは【ロウソク足から相場を読むYouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。
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仲値決め後の売り

最近、仲値決め後の売りが目立ちます。

動く可能性

ドル/円は、レンジを上にブレイクする可能性があると見ています。

重い

EUR/USDは、防戦買いも出ているもようですが、まだ重そうです。

ユーロ軟調

ニューヨークダウは、週次の新規失業保険申請件数が堅調な内容だったことから買われ、、前日比346.21ドル高の31,383.89ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.096%上げて3.007%で引けました。

原油価格は、値ごろ感からの買いに反発し、前日比4.20ドル高の102.73ドルで引けました。

金価格は、GBP/USDの上昇を受けて買われ、前日比3.2ドル高の1739.7ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン頃、135.57近辺まで反落しましたが、その後は、ジリ高となり、一時136.10近辺をつけました。

EUR/USDは、下値を試し、一時1.0145近辺をつけました。

EUR/JPYは、138.20~45近辺で、ほぼ横ばいでした。

体力を温存する(待てる勇気)  

相場では、ちょっとした意地や未練で、大きな損失になってしまうことがあります。

良くあるのは、ポジションがアゲンスト(不利)になっていて、自分でも、これはどうも間違ったと思っているにもかかわらず、ここでやめてしまった後、もし相場が戻ってしまったら、自分だけがバカを見ることになるという強迫観念が働くことです。

こうして、ズルズルとアゲンストのポジションをキャリーしたために逃げ遅れてしまい、我慢も限界となって、とうとうロスカットなってみて、初めて、損失の大きさを実感することになります。

人間、すべての相場をあてることは不可能です。

大事なことは、相場の方向を見誤ったとか、相場にエントリーするタイミングが早すぎたと思えば、素直に間違えたことを認め、いったんポジションを手仕舞うことです。

この相場を逃したら後がないと自分を追い込むのではなく、「相場はこれ一回限りではない」と思うことが大切だと思います。

大事なことは、何よりも、次の戦いができるように自分の体力を温存することです。

自分自身にフィットする相場は、必ずやってきます。

それまで、待てる勇気が大切です。

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2022/07/07

ユーロ安気味

特に、EUR/GBPの売りが出ています。

トレンドレス

現状、方向感がありません。

ジリ高

ドル/円は、急な反発でショートが残っているように見ています。

EUR/USDは未だ下落途中?

EUR/USDは値ごろ感から買うのは、危険だと見ています。

重いEUR/USD

ニューヨークダウは、FOMC議事要旨は新たな材料に乏しく、タカ派的な内容を警戒していたマーケットが安堵感から買い、前日比69.86ドル高の31,037.68ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.115%上げて2.926%で引けました。

原油価格は、世界的な景気後退を懸念する売りが強まり、前日比0.97ドル安の98.53ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下落に連れて下げ、前日比27.4ドル安の1736.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後、EUR/JPYの売りに押され、一時134.95まで下げましたが、米長期金利が反発すると、136.00近辺まで大幅反発となりました。

EUR/USDは下落が続き、一時1.0162近辺まで下げました。

EUR/JPYは売り込まれ、一時137.27近辺まで下げましたが、その後、138.50近辺まで反発しました。

損する理由には二つある(エントリーのタイミングの重要性) 

損する理由には、二つあると考えています。

ひとつは、相場観が全くはずれている場合です。

そして、もう一つは、相場の方向は合っているのに、相場に入るタイミングが合っていない場合です。

この二つの損する理由のどちらが多いかと言えば、圧倒的に二つ目の相場に入るタイミングが合っていないために損する場合だと見ています。

つまり、大体の人の方向感は合っていると自信を持って良いと思います。

しかし、方向感は合ってはいるものの、相場に入るタイミングが早すぎる場合が多く、そのために想定した相場がスタートする前に、相場のアヤに遭って、ポジションを切らされた後、意図した方向に相場が動きだし、「やっぱり思った通りなのに」とほぞを噛むことになりがちです。

このように、相場に入るタイミングが非常に大事です。

これからの相場展開を、早く着想することは多いですが、それが現実となるまでには、想像以上に時間が掛かるものだと見ておくべきかと思います。

つまり、焦って相場にエントリーすることはなく、じっくりとタイミングを待つことが大事です。

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2022/07/06

膠着状態

全体的に、方向感がはっきりしません。

EUR/USDに注目

続落するかを見ています。

ドル/円反落

センチメントが急激に弱気になっているようです。

クロス円売り先行か

マーケットは、クロス円に注目しているようです。

主役の交代?

相場の主役は、ドル/円からEUR/USDに移ろうとしていると見ています。

ユーロ大幅下落

ニューヨークダウは、米景気後退への懸念から売り優勢で、前週末比129.44ドル安の30,967.82ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前週末比0.079%下げて2.825%で引けました。

原油価格は、世界的な景気悪化懸念から売られ、前週末比8.93ドル安の99.50ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの売りに連れて下げ、前週末比37.6ドル安の1763.9ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン前、買い戻しに136.20近辺まで反発しましたが、ニューヨークオープン後はふたたび重くなり、一時135.53近辺をつけました。
EUR/USDは大きく下げ、一時1.0236近辺をつけました。

EUR/JPYは大きく下げ、一時138.95近辺をつけました。

夢中な時も必要(面白くてたまらない) 

トレードをはじめて、段々様子がわかってくると、トレードが面白くてたまらなくなる時期があります。

そうなると、四六時中、ポジションを持っていないと落ち着かなくなる、ある種の中毒症状が現れます。

しかし、それも、トレーダーとして成長していく上では必要なことだと思います。

トレードが面白くてたまりませんから、疲れを感じることなく、新しいことを貪欲に吸収していきます。

つまり、その間は、トレードの回数も増え、短期間にいろいろな経験を積むことになりますから、大きな成長の機会となると言えます。

何事も、面白いと感じ夢中になることが大切だと思います。

そうして、蓄積した知識や経験が、その後の自分自身のためにきっと役に立つと思います。

楽しい、面白いと思うことが、勝ちです。

そうした夢中になれるものを持つことが、人生を豊かにすると思います。

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2022/07/05

ユーロ安

ユーロが、全般的に重いです。

ロンドンの出方は?

慎重に見た方が良さそうです。

買い戻し

ドル/円は、余程ショートだと思われます。

円安気味

全体的に円安気味です。

ジリ高

ドル/円は、ショートに偏っていたことがわかります。

ドル/円ジリ高

ニューヨークダウ、米国債10年物利回り、原油、金は、米独立記念日で休場でした。

為替相場では、ドル/円は、ジリ高傾向が続き、一時135.77近辺をつけました。

EUR/USDは、一時1.0462の高値をつけた後、1.0425近辺に軟化しました。

EUR/JPYは、141.50近辺で横ばいでした。

相場が飽きる(ひと相場も終わり) 

ひと相場が結構長く続き、材料とされた事柄に対するマーケットの見方も固まってくると、マーケットのポジションも一方に大きく偏ってきます。

こうなると、相場は思うように動かなくなります。

たとえば売りの材料で進行してきた相場が、それまでの材料と関連した新たな売り材料が出てきても、素直に売りで反応しなくなります。

これは、相場のサイクルで言えば、ひと相場の終わりに近づいていることを示しています。

しかし、マーケットのセンチメントは、それでも相場を下げようと、執拗に売ってきますが、下げこじれて(思うように下がらないこと)きます。

そうした、下がるに下がらない相場になってきたことを、「相場が飽きてきている」と言います。

言い変えれば、なにか買い戻すエクスキューズ(言い訳)をマーケットは探し始めます。

そして、「そんなんで、動くの?」と言いたくもなるような、たわいのない理由をきっかけにして、買戻しが集中することもよくあります。

このように、ひと相場で、攻めるだけ攻めてしまうと、狙った方向にポジションも積み上がってしまい、あとは相場が反転するだけになりますので、特に、今までの相場の方向をフォローする材料が出ても、反応が限定的になってくれば、ひと相場も終わりと、未練なく手仕舞うことが重要です。

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2022/07/04

円安傾向続く

巻き戻し的な動きです。

買い気

ドル/円は、反発気味です。

仲値後の反発

ドル不足のドル買いが多いのに、仲値に向けて下げ、その後反発する傾向が最近あります。

閑散

静かです。

今日はニューヨークも休場

様子見で良いと思います。

インディペンデント・デー(米独立記念日)

インディペンデント・デー(米独立記念日)は、毎年7月4日です。

夏休みシーズンの開幕を告げる祝日で、ニューヨーク周辺では、マンハッタンではハドソンリバーかイーストリバーで、また郊外でも各所で花火大会が開催されます。

一度、ディーリングルームの連中と、船をチャーターして、イーストリバーへ花火見物に行ったことがありました。

夏の夕暮れ時の川風は気持ちよく、実に開放的で、しかもシャンペンが抜かれ、ゴージャスな気分でした。

そして、花火が上がるたびに、大歓声が上がり、楽しいひとときを過ごしました。

それ以来、インディペンデント・デーと聞けば、その時の情景を思い出します。

相場の節目になる傾向のある米国の祝日がいくつかあります。

特に顕著なのは、1月1日のニューイヤー(新年)、7月4日のインディペンデント・デー、9月第1週の月曜のレイバー・デー(勤労感謝の日)、11月第4週の木曜のサンクスギビング・デー(感謝祭)、12月25日のクリスマス・デーといったところです。

1月1日のニューイヤー(新年)、9月第1週の月曜のレイバー・デー(勤労感謝の日)、12月25日のクリスマス・デーの後は、新規のポジションテイク(ポジションを取るタイミング)となりやすく、また、7月4日のインディペンデント・デー、11月第4週の木曜のサンクスギビング・デー(感謝祭)の後はポジションクローズ(手仕舞い)のタイミングになりがちです。

こうした四季の風物詩にも目を向けることが、相場を見ていく上で、大切です。

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2022/07/03

Weekly Report(2022/07/03)

□□ 今週の注目点 -------------------------------

特に今回触れておきたい点は、以下となります。

1.ドル/円、横ばいか
2.EUR/USD、新たなユーロ売り
3.GBP/USD、下落か
4.クロス円、高値圏を維持できるか

-------------------------------------------------

【1.ドル/円、横ばいか】

・ 134.00~137.00 のレンジか
・ 通貨全般には。ドル高基調続く
・ クロス円の動きは、一時的か

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力加減で相場を生き抜く(メリハリつける)

一般生活においても、たとえば、新しい仕事に慣れていないため、力の入れ具合がわからず、なんに対しても同じように力を入れるため、疲れるという話はよく耳にします。

相場も同じで、力加減がわからないと、損をする必要がないのに損をしてみたり、肝心な時にポジションを持っていなかったりということがあります。

つまり、儲けにくく損をしやすい難しい相場がある一方、方向性がはっきりしていて儲けやすい相場があります。

たとえば、英米勢の会計年度上の節目となる時期と儲け難い時と儲けやすい時期が重なります。

たとえば、儲け難いのは、6月末の中間決算の頃や11月から12月に掛けての本決算の時期で、方向性がはっきりしなくなる時です。

儲けやすいのは、1月頃からの上半期のスタート時期や、9月からの下半期のスタート時期などは、一般的にトレンドがはっきりする時です。

また、もっと短い期間で申し上げましても、1ヶ月の中にも、さらに、1週間の中にも、1日の中にも、その期間のスケールに見合った儲けのチャンスが人それぞれにあると考えています。

つまり、相場は常にありますが、、常に同じように力を入れるのではなく、難しい時儲けやすい時があるため、力を抜く時、入れる時をわきまえ、儲け難い時は、あえて攻めるのではなく、様子見に徹する一方、ご自分のフィーリングに合った儲けやすい時には、貪欲に相場を追いかけるメリハリが必要です。

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2022/07/02

米三連休前

ニューヨークダウは、長期金利の低下が株式相場の支えとなって反発し、前日比321.83ドル高の31,097.26ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.085%下げて2.889%で引けました。

原油価格は、リビアなどの供給減観測で買われ、前日比2.67ドル高の108.43ドルで引けました。

金価格は、EUR/USDの下げ局面では売られ、前日比5.8ドル安の1801.5ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、134.74近辺まで下げた、その後、いったん135.68近辺まで反発後、ニューヨークが三連休だということもあって、値動きは限定的となり、135.30近辺に落ちつきました。

EUR/USDは、一時1.0366近辺まで下落後、1.0430近辺に反発しました。

EUR/JPYは、一時139.80近辺まで下落後、141.10近辺に反発しました。

スピード感のある敗戦処理(痛みは伴う)

これは、トレーディングに限らず、いろいろなことで言えることですが、早くダメージから回復しようとするためには、痛みが伴うものです。

トレーディングで言えば、アゲンストのポジションを投げるという痛みが伴いますが、早めに損切ることで深手を負わずに済めば、回復にそれほどの時間を要しません。

これが、目先の損失が確定することを避けようとしてポジションを持ち続ければ、もちろん相場が持ち直すこともないわけではありませんが、しかし多くの場合、キズを広げることになります。

日本のバブル崩壊後20年以上の停滞はある意味、損失の確定ができなかったことによるのではないかと思います。

米国がすべて良いとは申しませんが、痛みを伴ってでもポジションを投げるという、いわばスクラップアンドビルド(ぶっ壊して建て直す)の意識は強く、私がニューヨークにいた頃も、シティバンクが潰れるという見方が強まり、シティーの株価が急落したことがありました。

その時、シティーは、不良債権の償却や本社ビルの売却などを前倒しに行い、なんと翌年には急回復しました。

このことからもわかりますように、スピード感のある敗戦処理かどうかによって、その後の立ち直りの早さに大きな違いが出てきますので、トレーダーである以上は、スピード感を持って対応することが大切です。

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2022/07/01

ドル/円小動き

ドル/円を除いてはドル高傾向です。

まだ下は固まっていない

ドル/円は、値ごろ感から買い下がるのは危険です。

[7/1]FX経済研究所出演

7/1(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。

今回の研究レポートは【異色を放つドル円YouTubeです。番組は、YouTubeで配信されています。

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結構マーケットに影響か

来週月曜は夏休みの開幕を告げる米独立記念日です。

景気減速懸念

ニューヨークダウは、個人消費減速に警戒感が出て売られ、前日比249.60ドル安の30,779.71ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.104%下げて2.989%で引けました。

原油価格は、景気減速懸念と株安を受けて売られ、前日比4.02ドル安の105.76ドルで引けました。

金価格は、インフレヘッジで買われ、前日比10.2ドル安の1807.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、株安、原油安、長期金利低下を受けて軟化し、一時135.55近辺をつけました。

EUR/USDは、ニューヨークに入り反発し、1.0488近辺をつけました。

EUR/JPYは、EUR/USDに連れて、142.27近辺まで反発しました。

相場にストレスはつきもの(発想の転換)

相場には、ストレスはつきものです。

それは、ポジションがアゲンスト(不利)になっている時ばかりではなく、ポジションがフェーバー(有利)になっている時、そしてポジション・スクエア(ノーポジ)の時ですらストレスを感じるものです。

ポジションがどっぷりとアゲンストになっている時は、評価上の大きなロスがあるためストレスを感じるのは当たり前と言えば当たり前です。

一方、ポジションがフェーバーになっている時でも、少しでももっと儲けたいと思うがために、折角「良いレート」だなと思っていながら利食わず、チャンスを逃しながら、ポジションを持っているとストレスがたまります。

また、ポジション・スクエアであっても、ここでポジションを持っていないと儲け損なうかもしれないという強迫観念からストレスはたまるものです。

ストレスが軽減したり解消するには、今お話ししたことの逆をすることが良いと思います。

まず、勝ったポジションはそれほどアゲンストにはならないものですから、どっぷりアゲンストになるまでポジションを持たず、これは相場の見方を誤ったと思えば、さっさと閉じて、次のタイミングを待つことです。

ポジションがフェーバーになったらどんどん利食うことです。

特に「良いレート」と思えば、迷わず利食うことが良い結果を生みやすいと思います。

ポジション・スクエアは、「休む時」ですので、いったん相場から離れることが大切です。

しかし、儲け損なう恐怖をどうしても感じるなら、実際ポジションを持ってみることです。

ポジションを持ってみて、どうも違うと思えば、さっさとやめて、今度こそ「休む」ことです。

このように、やり様によって、ストレスを軽減することはできます。

未練や執着しないことが大切です。

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