ジリ安だが
ドル/円は弱目ですが、より長めでは反発過程にいます。
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ドル/円は弱目ですが、より長めでは反発過程にいます。
ドル/円は、押しがあっても、下げきれないと大きく反発する可能性があります。
今日は月末日で、9時54分の仲値決めに向けて輸入企業の輸入決済のドル買いが、輸出企業のドル売りより優勢になるものと見ています。
皆が上がると思えば、ポジションはロングになり、上がりません。
それが、売りオーダーがならんでいて、上には売りオーダーが鉄壁のように並んでいて、抜けないという見方がマーケット参加者の間で広まると、戻り売り志向が強まり、売りオーダーを壁にして売ってくるマーケット参加者が増えてきます、
つまり、ブル(強気)一辺倒から、見方がブルとベア(弱気)にばらけてきてこそ、ようやく売りオーダーを突き抜けてさらに上昇する可能性がでてきます。
私が、ニューヨークで実際に経験したのは、まさにこういう状況でした。
大台は150円としましょう。
マーケットでは、150円以上に、ドル/円の売りが死ぬほどあると言われていました。
しかし、相場はと言えば、149.90-150.00近辺で、150.00はキャップ(蓋)されていましたが、マーケットは買い気でした。
つまり、150.00を壁にして売ってくるもの多く、そのためマーケットがショートになってしまっていました。
そこへ、東京のお客さんから電話があり、「お騒がせしますが、200本(2億ドル)のツーウェイプライスをください」とのことでした。
そこで、考えたのは、確かに150.00以上死ぬほど売りがあるのかもしれないけれど、実際の値動きはBID(買い気)になっているということで、マーケットが149.90-95だったところを、149.95-150.00でプライスをお客さんに見せ、そしてお客さんは、150.00で買っていかれました。
それからが大騒ぎで、チーム総出で、他の銀行を呼んで、買いまくりました。
買い終わるまで、相場は静かでしたが、買い終わってしばらくして、相場は2円急騰しました。
このように、大きな売りオーダーがあると周知の事実となると、皆その売りオーダーを頼りにショートポジションを持つようになり、結局それが上げの原動力となりますので、マーケットのポジション状況を読むということは大変重要になるわけです。
□□ 今週の注目点 ---------------------------
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、当面レンジか
2.EUR/USD、当面横ばい
3.GBP/USD の買い戻しは続く
4.クロス円、上昇傾向か横ばい
---------------------------------------------
【1.ドル/円、当面レンジか】の要点
・目先、149.50 近辺までの反発の可能性はある
・ただし、基本的には 145.00~150.00 近辺のレンジか
・政府・日銀はドル高ににらみを利かせてはいるが、実需のドル買いは平日は毎日出る
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•質問回答
「高いから買えない」、よく耳にする言葉です。
しかし、値が高くなっているということは、それなりの理由があってのことです。
まず、言えることは、高い水準にいるということは、マーケットはそれほどロングではないということです。
もし、ポジションがロングであれば、高い水準を維持できずに、緩んでしまいます。
むしろ、急速なショートポジションの買戻しによって、マーケット全体のポジションがスクエア(ノーポジ)になっているため、高止まりしていることが多いと言えます。
さらに、「高いから買えない」のでショートを作ると、マーケットのポジションはショートになり、下がらなければ、ショートポジションの買戻しに、むしろ買いが強まることになります。
特に、上昇トレンド相場では、その上げについていくために、あえて「高いところを買っていく」つもりでなくては、なかなかトレンドには乗れません。
「高いから買えない」という言葉は、相場が強い上げのトレンド相場であればあるほど、相場に乗り遅れてしまうきっかけを作ってしまいますので、発想の転換が必要になります。
ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店とお宿紹介のコラムです。
熱海 民宿 いなほ
住所:静岡県熱海市上多賀231
電話:0557-68-1131
意地が悪いようですが、美味しいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。
以前は、こちらも釣り客相手のいわゆる民宿でしたが、今の「おにいちゃん」の愛称のマスターが取り仕切るようになって建物も建て替え、今や和風オーベルジュだと思っています。
オーベルジュ:(仏: Auberge)主に郊外や地方にある宿泊設備を備えたレストランのこと
お部屋は、10~12畳ぐらいあるゆったりとしたお部屋が3部屋あって、各部屋にトイレ、洗面所、クロゼットもついいてきれいでおしゃれです。
お風呂場も広々としていて、温泉ではありませんが、十分くつろげるお湯です。
ランチタイムは、レストランが超人気で、順番待ちのお客さんが並びます。
そして、こちらのオーベルジュのオーベルジュたるところは、夕食です。
一番安い通常プランでも、本当に、お刺身の舟盛りや、大きな金目の煮つけや、太ったアジフライなど、食べきれないほどのお料理が出て、しかもどれも美味い!
活きイカのコースもありますが、大きな取り立てのイカがでてこれも美味。
美味しいので有名な伊豆牛のプランもあります。
こちらは、熱海と言っても、皆さんが想像されるビルに埋めつくされた熱海とは違い、ひと山越えた、目の前が海で、裏が山に挟まれた緑多い多賀という地区で、まさに都会の喧騒から逃れてくるにはもってこいのところです。
大きいけど、心細やかな気配りをするおにいちゃんがいる本当にお勧めの和風オーベルジュだと思っています。
ニューヨークダウは、アップルなど決算が予想を上回った銘柄が大幅高となり、前日比828.06ドル高の32,861.34ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.075%上げて4.014%で引けました。
原油価格は、中国のコロナ規制強化を受けて売られ、前日比1.18ドル安の87.90ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落に連れて売られ、前日比20.8ドル安の1644.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、ロンドン勢によるショートスクイズ(ショート筋を買い上げて買い戻させて利食うロンドンの得意技)で執拗に買い上げられ、147.86近辺をつけました。ニューヨークオープン前、ロンドンのポジション調整から、一時147.14近辺まで下げましたが、ニューヨークに入り、再び147.83近辺まで買われる場面もありました。しかし上値も重く、147.40-70近辺での横ばいが続きました。ニューヨーククロースが近づくと、やや重くなり、一時147.36をつけました。
EUR/USDは、0.9989近辺から0.9929近辺まで下げた後、0.9961近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、147.36近辺から146.58近辺まで下げた後、一時146.90近辺まで反発しました。
トレーディングを長年やってきますと、本当に、「トレーディングは、心技体」(「心」=精神力、「技」=技術、「体」=体力の三位一体)だなと思います。
大相場師、故是川銀蔵翁の「相場の心得その一、よく寝ること」。この言葉を、私は、座右の銘にしています。私は、朝が早いこともあって、夜遅くまでマーケットを追うのではなく、ストップロスを入れて、夏時間では夜10時過ぎには寝てしまうことにしています。
トレーディングは、健康であることが、何よりも大切です。
体を壊していたり、なにか精神的に疲れていると、思考能力が低下しますし、集中力や粘りに欠けてしまいます。
30代の前半に、耐久レースのような36時間ノンストップトレーディングなどという、若さに任せた過激なことをしましたが、結局は、思考能力は鈍るし、集中力はなくなるわで、あまりいい結果にはなりませんでした。
そもそも、儲かっていれば、そんな長い時間、トレーディングをする必要はないわけですから、損していれば、とっとと止めて、違うことをして気分転換をしたほうが、どれだけ、損失は少なくて済み、体力も温存できるかわかりません。
ディーリングにおける技は、いろいろやってみて、経験を積むことが大事だと思います。繰り返しの経験の積み重ねが、五感を磨いていくと思います。
また、痛い目に合うことも必要だと思います。痛い経験というものは、痛かっただけに、よく記憶に残るものです。
ただし、一度失敗したら、何が原因であったか、徹底的に突き詰めて、決して忘れないこと、二度と同じ轍は踏まないぞと思うことが大事だと思います。
自分の欲望と恐怖との戦いは、尽きることがありません。結局は、それを、どう自分で制御するかというメンタルな部分に、トレーディングとは、究極的に行き着くと思います。
そのためには、まずは、よく寝ること。
ドル/円は、あまりフィーリングが湧きません。
10/28(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは【ドル高円安相場は終わったのか】です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official 【公式】ヒロセ通商(LION FX)動画チャンネル
ドル円で、売り上がったところがあるもようで、買い戻しが出ています。
相場がレンジなら、相場を冷めた目で見ることが必要です。
ドル/円は、レンジに入ったものと見ています。
ニューヨークダウは、決算を好感した買いが入り、前日比198.72ドル高の32,037.83ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.063%下げて3.952%で引けました。
原油価格は、米第3四半期GDPが予想より良かったため買われ、前日比1.17ドル高の89.08ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが売られたのに連れて下げ、前日比3.6ドル安の1665.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン直前に145.11近辺まで急落しましたが、ロンドンオープン後、ロンドン勢は、アジア勢がショートと見て執拗に買い上げ、ニューヨークオープン直後には、146.93近辺をつけました。その後発表された複数の米経済指標の結果は玉虫色でしたが、米長期金利がさらに低下したことから145.67近辺まで下げました。その後は、ショートになったもようでジリ高に転じ、一時146.31近辺をつけました。
EUR/USDは、ECBが0.75%の利上げを発表した直後、材料出尽くし感から0.9973近辺まで売られたものの、そこから1.0043近辺まで反発しました。しかし、再び重くなり、0.9958近辺までジリ安となりました。
EUR/JPYは、147.42近辺から下げ、一時145.55をつけ、145.70近辺に落ち着きました。
たとえば、今まで続いた上昇トレンドが、反落することがあります。
それまで、上げを信じて疑わなかったのが、上げでまだいいのかと信念が揺らぎ始めることも、良くあることです。
しかし、上昇トレンドがまだ完全には否定されていないうちは、トレンドを信じることが大切です。
相場が反落する時には、落ちるだけの理由がそれなりにあるからこそ落ちるわけです。
その落ちた理由が、下落を決定づけるものなのか、あるいは一過性のものなのかを吟味することが必要です。
吟味して、下落を決定づけるものがあれば、いったん撤退することも必要だと思います。
しかし、一過性のものだと判断されるものであれば、ポジションを引き続き維持することが大切です。
昔、まだユーロになる前、スペインで開催されるバルセローナオリンピックによる特需期待から、スペイン・ペセタ買いスイスフラン売りのキャリートレード(高金利通貨買い、低金利通貨売り)のポジションを持ったことがありました。
相場は順調に、フェーバー(有利)な方向に進行しました。
ところが、ある日、スペイン中銀が、海外からの資金流入に対して流入規制を決定し、一気にアゲンスト(不利)になったことがありました。
その時、トレードを通じて親しくなった、スペイン・マドリッドの銀行のディーラーにどうしたものかと相談しました。
それに対して、彼は、流入規制をしても一過性で、またペセタ高に戻るので、ポジションは持ち続けたほうが良いとアドバイスしてくれました。
それまでも、彼から的確なアドバイスをもらっていたため、彼を信じポジションをキープしたところ、結局良い方向に相場は再び向かい、結局ポジションをしっかり利食って終えることができました。
このエピソードでは、確かに有力な情報源があったことは事実ですが、日本であれば、円がマザーカレンシー(母国通貨)である以上、情報にはことかかないと思いますので、自ら情報を咀嚼し判断することが大事だと思います。
ドル/円を値ごろ感から買うのは、危険と見ています。
ドル/円は、仲値決めに向けての実需買いが一巡し、ここからが下がるかどうかの勝負時です。
ドル/円は、大幅に下がる可能性があり、値ごろ感からの買いは危険だと見ています。
ドル/円は、買い下がっているためにジリ安になっている可能性があります。
ニューヨークダウは、米長期金利低下を好感して買いが先行したものの決算内容が市場の期待ほどではなかったことが嫌気されて重くなり、前日比2.37ドル高の31,839.11ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.078%下げて4.032%で引けました。
原油価格は、買いが強まり、前日比2.84ドル高の88.16ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇を受けて買われ、前日比10.9ドル高の1669.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、米国の利上げペースが鈍化するとの見方がさらに強まり、米長期金利も対価となってため、売り圧力が強まって147.00を割り込み、146.71近辺まで売られました。その後146.80~147.30近辺でのもみ合いとなりました。ニューヨークオープン後、いったん137.35近辺まで反発しましたが、再び売りが強まり、146.23近辺までジリジリと下げました。
EUR/USDは、0.9996近辺から1.0088近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、146.96近辺から、一時147.63近辺まで上昇し、147.45近辺に落ち着きました。
相場で、よくあることですが、たとえば上げ相場であれば、上がっている最中に追撃的に買うのには抵抗感があります。
しかし、高値から下げてきたところで、買い下がる分には、それほどの抵抗感もなくできるものです。
逆に、下げ相場で、下がっている最中に追撃的に売るのには抵抗感がありますが、安値から戻ってきたところで売り上がる分には、それほどの抵抗感はないものと思われます。
しかし、買い下がり、売り上がりは、実は、大きなリスクをはらんでいます。
なぜなら、どこまで下がるのか、あるいは上がるのかということは、人智では推し量れないものだからです。
特に、危険なのは、レンジ相場からトレンド相場に変わる時で、それまでのレンジ相場では、逆張りが有効に働くものですが、ひとたびトレンド相場に転換すると、戻りなく一方向に相場は一目散に進みます。
そのため、逆張りで作ったポジションは、どんどんアゲンスト(不利)になり、耐えきれないほどの損失を生むことはよくあることです。
したがい、たとえ買い下がり、売り上がりをするにしても、相場がレンジからトレンド、あるいはトレンドからレンジに転換していないか、常日頃から注意しておく必要があるわけです。
EUR/USDの買い(ドル売り)が、先行しています。
ドル/円は、まだショートだと思います。
ドル/円は、どうもショート気味のように思われます。
ドル/円は、レンジになりそうです。
ニューヨークダウは、米長期金利低下で買われ、前日比337.58ドル高の31,837.20ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.140%下げて4.092%で引けました。
原油価格は、ドル安で割安感が出て買われ、前日比0.74ドル高の85.32ドルで引けました。
金価格は、米長期金利低下を受けて買われ、前日比3.9ドル高の1658.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンタイムまで小動きを続けましたが、ニューヨークに入り、米長期金利が低下したため下落に転じ、さらに発表された10月の米消費者信頼感指数が102.5と予想の105.5を大きく下回ったことから下げは加速し、147.52近辺をつけました。その後、148.14近辺まで反発し、147.90近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、0.9864近辺から0.9976近辺まで上昇後、0.9965近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、146.63近辺から147.46近辺まで上昇後、147.40近辺に落ち着きました。
国際線のパイロットと国内線のパイロットのどちらが腕が上かという、質問がありました。
もちろん、パイロットにもよると思いますが、傾向的には、国内線のパイロットに軍配が上がるそうです。
何故かと申しますと、国内線のパイロットの方が、国際線パイロットよりも、もっとも危険とされる離着陸の回数が多いためだそうです。
つまり、離着陸の回数が多いほど、操縦の熟練度が上がるということです。
これは、相場の世界でも言えることです。
「習うよりも慣れろ」という言葉もありますが、トレーディングの回数をこなすことで、いろいろな状況を経験し、自分のものにすることは大変大事です。
チャートを見る上でも同様で、チャートを見る回数を増やし、いろいろな局面を頭に刷り込んでいくと、直面する新たな局面をどう解釈すれば良いか、チャートを見るだけでわかってくるものです。
トレーディングも、飛行機の操縦と同じで、刻々と変化する状況に対して、反射的に対応しなくてはならない局面があります。
そうした反射的に対応をするためには、日頃から経験を積み重ねることが大切です。
ドル/円は、介入警戒と介入期待からまた売り過ぎているように思われます。
非常に静かです。
本日は25日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、FRBの利上げ減速期待から買われ、前日比418.05ドル高の31,500.61ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.026%上げて4.238%で引けました。
原油価格は、中国の原油需要停滞の見方から売られ、前日比0.47ドル安の84.58ドルで引けました。
金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前日比2.2ドル安の1654.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、買いが強まり、149.45近辺をつけました。しかし、ニューヨークオープン直前で、なんちゃって介入(仕手筋の疑似介入)が入り、一時148.27近辺をつけました。ニューヨークに入ると、様子見気分が強くなり、148.66~149.24近辺での横ばいとなりました。
EUR/USDは、0.9827近辺から0.9893近辺まで上昇後、0.9875近辺での横ばいになりました。
EUR/JPYは、146.42近辺から147.18きんぺんかで上げ、その後は147.00近辺での横ばいとなりました。
5日移動平均線は、相場のトレンドが継続しているか、トレンドの終了が近づいているか、さらにトレンド転換するかを見極めるのに、重宝する移動平均線です。
たとえば、上昇相場では、5日移動平均線が実勢値を下から鋭角的に上昇することでサポートしています、
この時、なんらかの理由で急落することがあっても、5日移動平均線が上向いているうちは、下げは一時的で、再び上昇に転ずることが多いと言えます。
しかし、5日移動平均線が実勢値に追いついてくる、つまり実勢値が上げ渋りだしてきたら注意が必要です。
それでも、依然として5日移動平均線が上を向いている間は、すぐには反落しません。
ところが、実勢値が横ばいを続けていると、5日移動平均線も水平あるいは下を向き始めてくると、要注意です。
こうなると、5日移動平均線のサポートとしての役割は後退します。
東京の寄り付きあるいはニューヨークの引け値が5日移動平均線を下回ってくると、急落する可能性が一層高まりますので、要注意です。
要は、5日移動平均線が、元気よく上を向いているか、水平ないし下向きになっていないかという点を、日頃から注意深く見ておきますと、次の相場の展開が見えてくると言えます。
ドル/円は、膠着状態が続きそうです。
とりあえず、ドル/円の買いは一服です。
金曜のドル売り円買い介入という救済策によって、買い場を与えられた実需筋が今朝買っているものと思われます。
ただし、149.16近辺に、5日移動平均線のレジスタンスがあります。
先週末の介入によって、マーケットのセンチメントが、どのようになっているかを知ることが大事だと思います。
相場が思い通りに進行すると、もっと儲けたいと欲は深まります。
そうなると、ここで利食ってさらに相場がフェーバー(有利)な方向に進んでしまったらと思うと、利食えなくなるものです。
しかし、利食いとは、利益を確定してこそ、本当の利益になりますので、利食いを忘れてはなりません。
そのためには、チャートポイントなどを参考としたターゲットポイントを決めることも大事です。
ただし、ターゲットポイントを決めてしまうと、そのポイントを意識するばかりに、ターゲットに固執し過ぎることになり、途中で、「ああ、良いレートだな」と思っても、「いやいや、まだターゲットまで来ていない」と折角の利食い場を逸することがあります。
したがい、もっと、自分の感覚に素直になって、「良いレートだ」と思えば、素直に利食うことが大切だと思います。
チャンスは、またやってきます。
無理に、ターゲットを意識し過ぎず、「利食えて、ラッキー」とどんどん利食っていくことが、気分的にも楽ですし、良い結果を生むことになると思います。
□□ 今週の注目点 ---------------------------
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、ジリ高再開か
2.EUR/USD、反発気味か
3.GBP/USD、買い戻しか
4.クロス円、ジリ高基調
---------------------------------------------
【1.ドル/円、ジリ高再開か】の要点
・ 介入警戒と期待から再び売り上がるのではないか
・ ドル不足のドル買い、拡大する日米金利差は変わっておらず恒常的なドル買い需要あり
・ 金曜の日銀金融政策決定会合の政策発表には警戒
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•質問回答
相場は、サイクル(循環)によって出来上がっています。
相場の地合によって、同じ材料でも、反応が違います。
相場が上げのトレンドに入っていると、どんなに悪い材料が出ても、下げは一時的で、もともとの上げのトレンドに戻します。
逆に、下げのトレンドに入っていれば、同じような悪い材料でも、下げの勢いはすさまじいものがあります。
そう考えますと、日々、伝えられる情報は、それはそれで重要ですが、そうした理由は、あくまでもきっかけでしかなく、本質的には、理由が後からついてくる、言い換えれば、理由があって、相場があるのではなく、相場があって、理由があるというところが本質ではないかと思っています。
今の相場の地合は、上げのトレンドにいるのか、下げのトレンドにいるのか、あるいは、次の、上から下、あるいは、下から上への転換点を待つ凪の相場、つまり、レンジの相場にいるかということを、正しく認識することが大事だと思います。
相場は、未来永劫、上げ続けることも、下げ続けることも、また、レンジ相場を続けることもありません。
相場は、そうした直線的なものではなく、サイクルであり、上げと下げの循環を繰り返しながら、さらにより長いスパンのサイクルを形成していると思います。
では、そのサイクルはだれがつかさどっているのか。私は、縁起は担ぐほうではあるけれど、特に信心深いわけではないことを、前もって申し上げておきますが、そういう私でも、相場の世界に、長く身を置いて感じるのは、人知では及ばない「神」の存在を、正直なところどうしても認めざるを得ません。
相場をやっていると、宇宙の片鱗を、垣間見ることができるように思います。
ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店とお宿紹介のコラムです。
すっぽん料理 円亭(まどかてい)
住所:京都府京都市下京区西新屋敷中堂寺町70
電話:075-361-6767
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今回が2度目の訪問です。
このお店を知ったのは、テレビ東京の「タクシー運転手さん一番うまい店に連れてって!」でした。
見たその場で予約しました。
このお店は、京都市中央卸売市場の近くの住宅地にあります。
初めてお伺いした時は、すっぽんって?と、やや及び腰でした。
しかし、ひとたび、その味を知ったら、もう病みつきです。
最初に出てくるお造りは、肩甲骨あたりのお肉や肝や卵で、正直大丈夫かなと思ったのですが、一口食べたら、もうその美味しいこと!
特に、黄色い卵のトロッとした味は、忘れられない味です。
すっぽん鍋も、良いだしが出ていて、お肉も美味しいです。
すっぽんのエンペラ(甲羅部分)も、ゴラーゲンたっぷりで、お肌にとっても良いと思います。
お鍋もたっぷりありますが、その後、そのおだしでラーメン、お雑炊と続き満足満足。
お雑炊は食べきれなければ、持ち帰りができます。
二代目のマスターも元気いっぱい、そして、女将の可愛い京都弁が、とてもキュートです。
京都にお越しの際は、ぜひおこしやす。
ブルムバーグ記事
「複数のトレーダーによると、ロンドンフィキシングの時間帯に反転が始まり、100億ドル(約1兆4700億円)余りが売買された。この反転でドルを売った中には東京を拠点とする機関が複数あったと、トレーダーらは語った。」
このことから、今回政府・日銀は、ニューヨーク連銀に委託介入はせず、GPIFなどくじらと呼ばれる政府系機関を通じドル売り介入した可能性があります。
これでやると、確かに介入額を公表する必要はありません。
ニューヨークダウは、FRBの利上げ減速観測を受けて買われ、前日比749.43ドル高の31,083.02ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、やや低下し、暫定値ながら前日比0.016%下げて4.210%で引けました。
原油価格は、米利上げ減速観測で買われ、前日比0.54ドル高の85.05ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇を受けて買われ、前日比19.5ドル高の1656.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、いったん150.30近辺まで押されたものの買い気は強く、政府・日銀の直接介入の時限である17時を過ぎると、一気に買いは強まり、151.00を突破し、ショート筋の買い戻しを巻き込みながら、151.58近辺まで上昇しました。ニューヨークオープン後、さらに買い上げられ32年ぶりとなる151.94近辺の高値まで上昇後、米利上げ減速観測から米長期金利がやや低下し151.07近辺までいったん緩んだものの、再び151.63近辺まで買い上げられたところで、ニューヨーク連銀を通じて政府・日銀の覆面介入が入ったもようで、大幅急落となり、146.19近辺まで下げました。その後いったん、148.44近辺まで戻しましたが、再び売りが強まり、146.63近辺をつけました。その後、147.66近辺まで戻しました。
EUR/USDは、0.9752近辺から0.9869近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、148.40近辺から144.10近辺まで急落後、いったん145.99近辺まで戻し、再び144.59近辺まで下げました。その後。145.62近辺まで戻しました。
昔、ドイツのフランクフルトにある銀行のディーリングルームを訪ねたことがあります。
その理由は簡単で、その銀行がマーケットで激しくディーリングをしていることで有名で、どんな人がやっているのか会ってみたかったからです。
そして、そのディーリングルームで、その激しくディーリングをしている本人に会うことが出来ました。
ただし、紹介される前に、彼の部下から、「今から彼を紹介するが、絶対に彼の座っているディーリングデスクの後ろに立たないでくれ。彼は、彼のポジションを他人に見られることに非常に神経質だ」と説明がありました。
そして、実際に彼に会うことになったわけですが、ギョロ目のおじさんでした。
しかし、いったん相場の話になるとさすがに鋭く、ビシビシと相場はこうだと語ってくれました。
チラッと彼のディーリングデスクをみましたが、ポジションが表示されているらしいPCがあり、正直どんなポジションを持っているのか興味がそそられましたが、彼の部下から厳しく釘をさされていましたので見ませんでした。
ディーラーは、それぞれに癖があります。
私の同僚のディーラーのように、まだブローカー(外為仲介業者)とのやりとりがスピーカーとマイクだった頃、ロックでも聞くようにボリュームを全開にしているのがいると思えば、逆にドイツのデュッセルドルフのディーラーのようにささやきにしか聞こえないほどボリュームを絞っている人もいました。
また、米西海岸のディーラーのように、自宅のベッドの脇にもブローカーからのプライシングが流れるスピーカーを置いて寝ているのもいたりして、離婚しはしないかとこちらが心配するほどでした。
こういったエキセントリック(変人的)な連中が、マーケットには五万といますので、いろいろなことが相場で起きて当り前かもしれません。
ロンドンタイムに、ショートの買戻しが一巡して、いったんスクエアとなりました。
しかし、ニューヨークに入り、さらに買い上げられたことで、マーケットはロングになり、しかも続騰の気配を見せたことから、財務省は、「相場が急激な変動をした」とみなし、覆面介入をニューヨーク連銀を通じて実施したもようです。
マーケットがロングとなっていたため大きく反応し、一時146.19をつけたものと思われます。
ドル買い円売りで挑んでくる海外筋への見せしめ的な色彩は強いものの、これでまたマーケットに介入警戒と介入期待を植え付けることになり、戻り売り先行でジリ高となる相場が再来するものと見ています。
いずれにしても、ドル不足のドル買いと拡大する日米金利差という根本原因が解消されない限りドル高円安は再び進行するものと見ています。
ドル/円は、ショートと思われ、ジリ高は継続するものと思われます。
10/21(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは【「なんちゃって介入」に負けるな!】です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official 【公式】ヒロセ通商(LION FX)動画チャンネル
ドル/円は、9月22日の介入以来、ジリ高が未だに続いており、終わる兆しがありません。
ドル/円は、値ごろ感から売れば、また上がると見ています。
気が付けば150円台に定着していたという感じで、あまり感動はありません。
ニューヨークダウは、米長期金利上昇とドル高が重荷となり売られ、前日比91.01ドル安の30,332.80ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.108%上げて4.237%で引けました。
原油価格は、中国のコロナ対策緩和期待で買われ、前日比0.43ドル高の85.98ドルで引けました。
金価格は、値ごろ感からの買いに上げたものの米長期金利の上昇が上値を抑え、前日比2.6ドル高の1636.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンタイムに入り、買いが強まり、150.00を突破し、一時150.06近辺をつけましたが。売りを飲んでしまったのか急反落し、149.65近辺をつけました。その後、いったん149.97近辺まで反発しましたが、再び売られ、149.68近辺をつけました。ニューヨークオープン後、買いが強まったものの、再び売り込まれ、149.56近辺をつけました。しかし、売り過ぎとなりその後、米長期金利が上昇したこともあって反発し、150.00を超え150.28近辺をつけました。
EUR/USDは、0.9780近辺から0.9845近辺まで上昇後、0.9773近辺まで反落しました。
EUR/JPYは、146.59近辺から147.29近辺まで上昇後、146.71気温ペンまで反落し、146.95近辺に落ち着きました。
窮地を救ってくれるホワイトナイト(白馬の騎士)という言葉は、企業の合併・買収(M&A)で良く使わることから、馴染みのある言葉となりました。
しかし、相場をやっている当事者として、ホワイトナイトの登場を期待するようになったら、その相場には既に負けていると、個人的には考えています。
確かに、ホワイトナイトは、窮地に陥っているところを救ってくれる頼もしい味方です。
相場の世界に当てはめると、アゲンストのポジション(負けているポジション)をもって苦しんでいる時に、たまたま出たニュースや経済指標によって、一転してフェーバー(有利な)なポジションになるということです。
そんなことも、たまにはあります。
しかし、それは、偶然救われたに過ぎず、既にポジションが大きくアゲンストになってから、ホワイトナイトの登場を期待するようになっても、相場は冷徹です。
窮地の時の頼もしい味方は、まず現れないと考えておくべきでしょう。
ホワイトナイトの登場を期待するよりも、自分自身で今回は撤退しようと決める勇気が大事だと思います。
加えて、頭を冷やすために休む勇気も必要です。
ドル/円は、防戦売りでかろうじて止まっていますが、依然としてショートだと見ています。
ドル/円は、仲値決めが終わっても下がりませんので、未だにショートだと見ています。
ドル/円は、介入警戒と期待から、依然としてショートと思われます。
本日は20日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、米長期金利上昇が嫌気されて売られ、前日比98.54ドル安の30,425.26ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.127%上げて4.125%で引けました。
原油価格は、発表された米週間在庫統計で原油在庫が減少したことから買われ、前日比2.73ドル高の85.55ドルで引けました。
金価格は、米長期金上昇を受けて売られ、前日比21.6ドル安の1634.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、細かななんちゃって介入(仕手筋の疑似介入)が繰り返される中、149.48近辺まで上昇しました。しかし、17時の政府・日銀の直接介入時限が近づくと、介入警戒感から、149.28近辺まで下げました。その後。直接介入時限の17時を過ぎても介入がなかったことから、ジリ高は再開し、ニューヨークオープン間際には。149.71近辺をつけました。ミューヨークオープン後、米長期金利が上昇したこともあって、さらに149.78近辺まで上昇したところで、いったん149.63近辺まで緩む場面もありましたが、ジリ高は再開し、149.89近辺をつけました。
EUR/USDは、0.9802近辺まで上昇後、0.9758近辺まで下落し、0.9770近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、146.69近辺まで上昇後、146.25近辺まで下落し、146.40近辺に落ち着きました。
「相手の身になって考える」という言葉は、よく親や小中学校の先生から、言われたものです。
相場の世界でも、ちょっと意味合いは違いますが、「相手の身になって考える」ということが、大変重要です。
相場の世界での、「相手の身になる」とは、決して善意ではなく、相手となるマーケットの大勢がなにを考え、そのため、どんなポジションを持っているかを探りあてるためです。
探りあてるためには、まさに相手の身になって、相手が相場をどう見ていて、どういったポジションを持っているのかを推理することが必要です。
たとえば、要人発言によって、米国の利上げが継続されることが示唆されたとします。
そうなると、ドル/円では買いが殺到します。
その時に、多くのマーケット参加者のポジションが、短期間にドルロングに大きく偏ったと悟ることが大切です。
確かに、一時的なドル買いの集中は大きな上げにつながりますが、その流れをフォローするようなフローを作る投資家筋の動きが出なければ、単にマーケットはロングになるだけで、その後、それほど時間を掛けずにロングの解消へとつながります。
このように、どんな事象が起きると、マーケットはどんな反応をし、どんなポジションができるのか、相手の身になって考え、次の相場展開を考えることが重要です。
ドル/円は、ショートになっているもようです。
やはり、8時台と9時台前半は売りが先行し、9時台後半さらに10時台後半は買いというパターンではないかと見ています。
ドル/円の、1時間足を見ますと、波乱はあるものの、着実に上昇していることがわかります。
ニューヨークダウは、米主要企業の第3四半期決算が相次いで予想を上回ったことを好感して買われ、前日比341.67ドル高の30,527.49ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.025%下げて3.990%で引けました。
原油価格は、世界的な景気後退懸念から売られ、前日比2.64ドル安の82.82ドルで引けました。
金価格は、一時米長期金利が4%台に上昇した場面で売られ、前日比8.2ドル安の1655.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後。ショート気味で149.28近辺まで上げました。ところが、そのタイミングで、なんちゃって介入(仕手筋の疑似介入)が入り、瞬間的に148.14近辺まで急落し急反発しました。ニューヨークに入り、149.21近辺まで上げた後、148.89近辺まで下押す場面もありましたが、買い気は強く、一時149.38近辺まで上昇し、その後は、149.20近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、0.9875近辺まで上昇後、0.9822近辺まで反落し、結局0.9855近辺に落ちつました。
EUR/JPYは、147.11近辺まで上昇後、146.52近辺まで反落し、その後再び147.10近辺まで反発しました。
相場を何年もやっていると、「神の手」の存在を否定できなくなります。
相場の下落局面で、いくら抵抗を試みても、神の手が下を向いていると抗しきれず、結局下げてしまうとか、上げの相場で、いくら下押しされても、反発して高値を更新したりすると、上を向いている神の手の存在を感じずにはいられません。
また、相場の転換点で、そのきっかけとなる事由が、タイミング良く出てきて相場が動くと、神の手の存在を感じます。
こうしたことは、非科学的なことですので、無理にお勧めするものではありません。
ただし、相場とのつきあいが長くなると、そういったことを感じるときを、きっと体験されると思います。
そのときは、敢えて頭ごなしに否定するのではなく、身を委ねてみてはいかがでしょうか。
つまり、神の手を感じたときは、素直にそれに従うことが良いように思います。
トレーディングを経験すればするほど、不思議なこととの出合いがあり、それを否定せずに受け入れることで、さらに一歩、トレーディングが上達するように思います。
ドル/円は、需給的にはタイト(買い気)だと思います。
ドル/円は、結構ショートになっているものと見ています。
9月の個人FXの売買高は1000兆円を超え史上最高となりましたが、それだけ、個人投資家層のFXマーケットへの流入が続いているということのようです。
ドル/円は、高くて買えないために売ってしまったためにショートになり上げています。
ニューヨークダウは、米主要企業の2022年第3四半期決算発表が本格化し予想を上回る内容が相次いだことから買われ、前日比553.96ドル高の30,188.79ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、やや上昇し、暫定値ながら前日比0.015%上げて4.021%で引けました。
原油価格は、小動きで、前日比0.07ドル安の84.58ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇を受けて上がり、前日比5.8ドル高の1654.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンに入っても、148.58~148.80近辺のレンジで横ばいを続け得ていましたが、その後ジリ高になり、一時、148.89近辺をつけました。ニューヨークオープン後、いったん値ごろ感の売りから148.68近辺まで下げたものの、ショートになり、ジリ高を再開しましたが、ニューヨーク引け間際になり、149.00を超えてショート筋のストップロスが集中し、一時149.08をつけました。
EUR/USDは、0.9735近辺から0.9852近辺まで上昇後、高止まりとなりましたが、ドル/円の上昇を受け、0.9832近辺まで緩みました。
EUR/JPYは、144.85近辺から146.63近辺まで上昇しました。
私自身、FXについては、学生時代からおぼろげには関心がありましたが、まさかひとつの辞令が、国内での法人営業をめざしていた私を、東京の銀座支店からロンドン支店へ、そしてディーリングの世界へと一気に送り込むことになるとは想像すらしていませんでした。
英語は出来ない、仕事はわからないという中、鬼軍曹の下、仕事を叩き込まれ、英語は自腹で短期集中のプライベートレッスンを受け、ロンドン着任3ヵ月後には、スイスで行われた世界中の中央銀行、民間銀行の若手が集まるディーラー研修に送り込まれました。
英語での研修は、促成栽培の私の英語力では許容範囲を超え、1週間の研修を終えた時には、完全に頭がテンパッていました。
しかし、そこで知り合いとなった世界各地から参加した連中の何人かとは、その後、なんらかの形で私のディーラー人生で接点を持つことになりました。
そんなひとりが、当時、ニューヨーク連銀(FED)にいた聡明な韓国系の女性ディーラーで、何年か後に、私がある外銀東京支店にいた時、彼女は同じ外銀ニューヨーク支店にいて同僚となっていました。
また、中国から参加していたディーラーは、ロンドンでも同じ時期にいましたし、ニューヨークでもまた任期が重なりました。年を追うに連れて、人民服からスマートなスーツ姿に変わっていく彼を見て、中国の変貌を感じずにはいられませんでした。
FXの世界の連中が、あいさつがわりに使う言葉は、「イッツ ア スモール ワールド(世の中、狭いね)」ですが、まさにこの39年間、そうした出会いと再会の繰り返しだったと思います。
ディーリングは、最初こそ慣れるのに少し時間が掛かりましたが、日に日に、面白くてたまらなくなっていきました。
その上、私の海外駐在の最初の任地となったロンドンは、自分の専門を究めるプロフェッショナルとなることも、管理職となって栄進していくことも、その人のお好み次第という雰囲気でしたので、半年後には早々にディーリングを生涯の仕事にしようとまで思うようになっていました。
それから39年、インターバンクディーラー、FX営業担当、FXストラテジストといろいろ経験しましたが、根っこは変わらずFXで、いろいろ得がたい経験をしてきました。
振り返って思うことは、FXに限らず何事も、続けることが大事なのではないかと思っています。
非常に閑散です。
各通貨には、マザーマーケット(本拠地)があります。
円であれば東京、ドルであればニューヨーク、そしてユーロの場合は、ロンドンだったり、フランクフルトだったり、パリであったりといろいろな欧州のマーケットが混然一体となっています。
昔、東京市場では、USD/CHF(ドル/スイスフラン)の取引が活発でした。
と言うのも、当時スイスフラン建ての貸し出しが低利であったため、国内企業の間で盛んに行われました。
この借入のことを、インパクトローンと呼んでいました。
それに伴って、ディーリングルームには、スイスフラン専任のディーラーもいて、東京タイムでは活発に取引が行われました。
しかし、スイスフランのマザーマーケットは、スイスのチューリッヒであったため、チューリッヒマーケットが開く前に、ポジション調整を済ませておく必要がありました。
なぜなら、チューリッヒがオープンすると、チューリッヒが思うスイスフランのあるべき水準に瞬く間に、相場が修正されてしまい、場合によっては、東京でできたポジションが大幅にアゲンスト(不利)になることもあったからです。
日本でも、ドル/円が上がってニューヨークから戻れば、輸出企業によって売られ、下げて帰ってくれば、輸入企業によって買われるというのも、マザーマーケットならではのことではないかと思います。
そして、最近では、実需のドル不足のドル買いから、9時54分の仲値決めに向けて、ドル買い円売りが、平日であれば毎日強まるようになっています。
このように、それぞれの通貨のマザーマーケットには、実需の取引もあり、独特の存在感があることを無視しないことです。
わざわざ、リスクをとってまでやることだけに、トレーディングに面白さを感じなくては、やっていけないと思います。
私の場合をお話しますと、ロンドンでディーラーになった直後は、鬼軍曹に叱咤されながらの日々でしたので、正直つらくてたまりませんでした。
それが、鬼軍曹のスパルタ教育のおかげで、かなり早くキャッチアップすることができました。
そして、いったん、キャッチアップしてしまうと、今度はトレーディングが面白くて仕方がなくなり、無我夢中で打ち込みました。
そして、早々に、トレーディングを一生の仕事にしようと心に決めるに至りました。
それから、39年が過ぎましたが、相変わらずトレーディングへの思いは変わりません。
「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあります。
意味は、「どんなことであっても、人は好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早い」ということですが、まさにその通りだと思います。
ですから、逆に、トレーディングに苦痛しか感じないようであれば、自らに合ったものを新たに見つけることが必要だと思います。
□□ 今週の注目点 ------------------------------
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、ワンクール終了か
2.EUR/USD、目先もみ合いだが.
3.GBP/USD、目先レンジだが
4.クロス円、大方がレンジだか円安気味も
-------------------------------------------------
【1.ドル/円、ワンクール終了か 】
・9月22日の介入以来の介入警戒からのショートの買い戻しは一巡か
目先、高値圏での横ばいになる可能性
ただし、ドル高円安の根本原因が解消されていない以上、上げはいずれ再開か
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ニューヨークダウは、米長期金利上昇を受けて売られ、前日比395.05ドル安の29,643.67で取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.046%上げて4.000%で引けました。
原油価格は、世界的景気後退懸念から売られ、前日比3.50ドル安の85.61ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが売られたのに連れて下げ、前日比28.1ドル安の1648.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、東京タイムからマーケットはショートに偏っていたためジリ高となり、ロンドンオープン後もジリ高は続き、さらにその流れはニューヨークにも引き継がれました。そして、発表された10月のミシガン大学消費者信頼感指数・速報値は59.8と予想の58.9を大きく上回り、ドル/円は148.00を突破して、ショートのストップロスを巻き込んで急上昇し、148.85近辺をつけました。その後やや緩み、148.60近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、0.9799近辺まで上昇後、0.9707近辺まで下げ、0.9725近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、143.60近辺から上昇し、結局144.40~60近辺での横ばいとなりました。
日柄調整(ひがらちょうせい)とは、時間を掛けてポジション調整することです。
その対極は値幅調整で、アゲンスト(不利な)方向への大きな値動きによってポジション調整することです。
日柄での調整は、値幅調整に比べると時間を掛けて徐々に調整をしますので、損切りに伴う痛みはそれほどありません。
ただし、時間がかかります。
それに対して、値幅調整は、ポジションを一気に投げて調整するため、痛みが伴いますが、いったん投げると決めれば、一気にポジションが解消されて身軽になれるという長所があります。
つまり、日柄調整では、痛みは軽減できるけれども、しこったポジションを抱えたままですので、その間、なかなか別に新規のポジションを持ちづらくなり、ある意味時間の浪費となります。
そこへいくと、値幅調整は、短期的には痛みは伴ないますが、ポジションが解消されたことで、次の行動に出やすくなる、言い換えれば、新しいことがやりやすくなると言えます。
私自身は、いつまでもアゲンストのポジションを持って我慢する日柄調整より、ダメはダメでいったんポジションを切って(値幅調整)、改めてフレッシュな気持ちで相場に入り直す方が好きです。
アゲンストを我慢しているよりも、ずっと建設的だと思います。
10/14(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは【with 介入(介入とともに)】です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official 【公式】ヒロセ通商(LION FX)動画チャンネル
ドル/円は、15分足を見ますと、着実に下値が切り上がっています。
ドル/円は、仲値決め後に投機の売りが集中しています。
今日も、8時台・9時台中頃までは売りではないかと見ています。
昨日のなんちゃって介入(仕手筋の疑似介入)で、ドル/円はまた買いにくくなってしまったかもしれません。
ニューヨークダウは、9月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回り売りが先行したものの米長期金利の上昇が一服すると買戻しが優勢となり、前日比827.21ドル高の30,038.06ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.056%上げて3.958%で引けました。
原油価格は、発表された米週間在庫統計ではヒーティングオイルの在庫減少となり買われ、前日比1.84ドル高の89.11ドルで引けました。
金価格は、米長期金利の上昇を受け売りが先行したものの米長期金利がその後伸び悩んだため下げ渋り、前日比0.5ドル安1677.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後も、146.75~85近辺での横ばいが続き、一時146.65近辺まで下げました。ニューヨークオープン後、発表された9月の米消費者物価指数は前年比8.2%と予想の8.1%を上回ったため急騰し、147.00を突破し、147.67近辺まで上昇しました。ところが、その直後、なんちゃって介入(仕手筋の疑似介入)と思われる売りが入り、瞬間的に146.45近辺まで急落しました。その後、いったん147.50近辺まで反発し、そして146.85近辺まで緩んだ上で、147.25近辺に落ちつきました。
EUR/USDは、米消費者物価指数発表後、0.9737近辺から0.9632近辺まで急落後、0.9806まで反発し、0.9775近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、142.86近辺から141.75近辺まで急落後、144.09近辺まで反発しました。
相場はマーケットの油断で動くと言っても過言ではないと思っています。
マーケットが身構えている時には、相場は動きません。
しかし、マーケットが油断をしている時に、突発的な事件や出来事があると相場は動き出し、パニック的な売りなり買いなりが大量に出て、相場は大いに動きます。
したがって、ポジションを持っている限り、100%の緊張感を常に持てとは申しませんが、少なくとも心の片隅では、緊張感は持っておく必要があります。
それでは、どのように心の片隅で緊張感を持っておけば良いのか、具体的にお話しましょう。
それは、間があいても良いですから、レートチェックを定期的に行うことが大事です。
レートチェックの際に、事前に自分がイメージするレートを頭に浮かべておきます。
そして、実際のレートと見比べてみて、乖離している時には、なにが原因かをできるだけ確認することです。
原因を調べるには、各種マーケットコメントが役立つと思います。
要は、相場の流れを、大まかで結構ですから、常に掴んでおくことによって、油断しない姿勢を保つことがトレーディングには必要です。
ドル/円は、1時間足を見ても、4時間足を見ても、依然としてジリ高は否定されていません。
ドル/円は、8時台、9時台は、売りが先行するのでしょうか。
ドル不足のドル買いや日米金利差といったドル高の根本原因を解消されなければ、ドル高円安は解消しないことを相場は示しています。
ニューヨークダウは、翌日に米消費者物価指数の発表を控え様子見気分強く、前日比28.34ドル安の29,210.85ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.035%下げて3.904%で引けました。
原油価格は、世界的な景気後退懸念を受けて売られ、前日比2.32ドル安の87.03ドルで引けました。
金価格は低下し、前日比4.7ドル安の1681.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、売りが優勢となり、一時146.06近辺をつけましたが、マーケットはショートになっていたようで、ジリ高に転じました。ロンドン勢のショートスクイズ(ショート筋を買い上げて買い戻させて利食うロンドンが得意とする手法)も加わり、146.63近辺まで上昇しました。ニューヨークに入り発表された9月の米生産者物価指数は、前年比で8.5%と予想の8.4%を上回ったことから買いが強まり、146.82近辺をつけました。しかし、依然として、マーケットポジションはショートに偏っていたもようで、ジリ高は続き、146.96近辺をつけました。その後発表されたFOMC議事録で一部から「リスク軽減のために引き締めを調整する必要がある」という主張も出ていたことが明らかとなり売られ、いったん146.66近辺まで下げましたが、146.92近辺まで反発し、146.85近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、0.9670~0.9720近辺で上下動を繰り返しました。
EUR/JPYは、一時142.01近辺まで下げましたが。その後142.63近辺まで反発し、142.50近辺に落ち着きました。
相場の一方向に動く展開と、要する時間には関係があります。
ただし、短期間で決着をつけないと一方向に相場が動ききらない場合もありますし、逆に時間をかけながらジワジワと一方向に進行する相場もあり、それらの背景について私なりの見方をお話ししてみたいと思います。
まず、短期間に決着をつけないと相場が一方向に動かない場合は、基本的にロスカットを狙って、短期勝負で攻めている相場です。
たとえば、145.00には買いがあるけれども、それを切るとロングのロスカットが集まっているような場合、売りで攻める方は、145.00を潰すのに時間をかけると、攻めることによってどんどん自分自身がショートになっていきますので、出来るだけ早く潰さないと命とりになります。
一方、時間をかけながらジワジワと一方向に進行する相場、たとえば上昇する場合で申し上げれば、これはすでにマーケットがショートになっているのですが、下がらないため、ひとりやめ、ふたりやめしている相場です。
前の例が、短期勝負に対して、こちらは長期戦です。
売っているショート筋は、どこかでまた下がると期待していることもあって、なかなかショートを買い戻さないのですが、他のショート筋が買い戻すと、値が上がり、また別のこらえきれなくなったショート筋が買い戻すため、さらに値が上がるというもので、真綿で首を絞められるようなジリ高相場です。
こういう地合いでショートの場合は、マーケットのショートが切れていませんので、いったん買い戻すことが大切です。
このように、それぞれの場合の事情によって相場の動き方は変わってきますので、ここに上げましたようなケースを良く覚えておくことが必要です。
ドル/円は、146.00超えで、ショートのストップロスでやや跳ねましたが、これによってやや高止まりはするとは思いますが、下げに方向転換するのは難しいと思います。
ドル/円は、146円台に乗せたところから売り下げましたが、実需の買いに押し戻されています。
ドル/円を、8時台、9時台は、売るのでしょうか。
ドル/円は、介入警戒から、皆繰り返し売るため、ショートになり上がってしまいます。
ニューヨークダウは、翌日以降、生産者物価指数、消費者物価指数の発表が続くため様子見となり、前日比36.38ドル高の29,239.32ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.046%上げて3.391%で引けました。
原油価格は、世界的な景気後退懸念から売られ、前日比1.78ドル安の89.35ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇局面では買われ、前日比10.8ドル高の1686.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、売りが強まり、145.50近辺まで反落しました。その後、再び145.76近辺まで上昇したものの、ニューヨークオープン前には、145.50近辺まで下げました。
ニューヨークオープン後、145.79近辺まで上昇はしたものの、その後145.43近辺まで反落しました。しかし、その後、GBP/USDやEUR/ISDが大きく下げた(ドル買い)のに連れて上昇し、一時145.89近辺をつけました。
EUR/USDは、0.9691近辺から0.9711近辺まで上昇しましたが、その後一時0.9694近辺まで反落しました。
EUR/JPYは、141.28近辺から142.20近辺まで上昇しましたが、その後一時141.44近辺まで反落しました。
相場の世界で、Candle Stick(キャンドル スティック)と言えば、ロウソク足のことです。
そして、ロウソク足は、日本発の分析手法であることは、ご存知のことと思います。
ニューヨークなどでは、バーチャートもよく使われてはいますが、ロウソク足から得られる情報に比べれば、限られています。
ロウソク足は、上ヒゲ、実体、下ヒゲからなります。
まず、実体部分とは、寄り付きと引け値を結んだロウソクの本体部分で、寄り付きから引けに掛けて相場が上昇すれば陽線と呼ばれ、一般的に白あるいは明るい色で表示されます。
また、寄り付きから引けに掛けて相場が下落すれば陰線と呼ばれ、一般的に黒あるいは濃い色で表示されます。
上ヒゲは高値からロウソク本体までを結んだものであり、下ヒゲは安値からロウソク本体までを結んだものです。
こうしてできたロウソク足から、一目で相場が上がったのか下がったのかがわかり、しかも相場の勢いを知ることができます。
また、複数のロウソク足のパターンによって、その後の相場展開を読みとることができます。
このことは、日本証券新聞社の「酒田五法は風林火山」で、詳しくかつわかりやすく解説していますので、お勧めします。
9月22日の介入で出合い頭にこの水準あたりから、政府・日銀に売られたロンドンは、今日は負けすに突破を狙うのでしょうか。
いったん実需の買いが引き、投機が売り込んできましたが、既に投機はショートで反発気味です。
介入を気にして投機筋は売り上がり、介入を気にせずドル不足のため実需筋は買うものと見ています。
本日は11日で、10日が祝日だったため、5・10日(ゴトウビ)の振替日となり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、上値は重く、前日比93.91ドル安の29,202.88ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、コロンバスデーで休場でした。
原油価格は下げ、前日比1.84ドル安の90.80ドルで引けました。
金価格はは下げ、前日比34.1ドル安の1675.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、売りが強まり、145.24近辺まで売られましたが下げきれず、ジリ高に転じて、145.59近辺まで上昇しました。本来のニューヨークの時間帯に入ると、145.80近辺まで上昇しました。その後、いったん145.67近辺まで下げました。その後、再び145.78近辺まで買い上げましたが、それ以上には上げきれず、145.61近辺まで下げた後、改めて145.74近辺まで上昇しました。
EUR/USDは、一時0.9744近辺まで上昇しましたが、概ね0.9685~0.9720近辺で横ばいでした。
EUR/JPYは、一時141.81近辺まで上昇しましたが、概ね141.20~141.60近辺で横ばいでした。
相場が急変し、持っていたポジションが、大幅にアゲンスト(不利)になったことを「しこる」と言っています。
ポイントは、アゲンストになったポジションをまだもっているという点です。
こうなると、「塩漬けにする」とか、「冷蔵庫にしまっておく」とか言って、相場の嵐をやり過ごそうとすることが多いことと思います。
しかし、相場がいつ回復してくるかは、誰にもわからないことですので、やはり、しこったと自覚したら、痛みは伴いますが、いったんポジションは手仕舞うことが大事だと思います。
また、それ以前に、ストップロスを必ず入れることです。
それにより、しこる前にポジションは解消され損失は確定し、アゲンストの中で悶々と思い悩む状況を回避できます。
回避されていない状況では、自分のポジションに都合が良いようにしか相場を考えることができず、自由な発想ができなくなりがちです。
自由な発想ができる環境自体が、トレーディングには必要です。
自分のポジションに都合が良いようにしか相場が見られなくなることは、大変危険です。
ユーロの対ドル対円対ポンドの売りが、目立ちます。
全体的に、ドル買いでトライしていましたが、現状はドル売りに転じてきています。
全体的にドル高になるようであれば、クロス円は円高気味なる可能性があります。
今日は、日本はスポーツの日、米国はコロンバスデーで、東京市場、ニューヨーク市場ともに休場です。
たとえば、140円台から150円台に、レートの大台が替わることを、大台替わりと言います。
この大台が替わるということは、心理的には、かなり大きな変化を感じますので、替わる時には、結構な攻防戦が繰り広げられるのが一般的です。
つまり、上昇方向で大台が替わろうとすると、下落を見ているベア(弱気)派は、上値の重さを示そうと大台を上に抜けさせまいとします。
その一方で、上昇を見ているブル(強気)派にとっては、どうにか大台を替えて、買いが強いことを示そうとします。
しかし、あたかもベアとブルが攻防戦によって上げか下げかが決まったかのように見えますが、、ある意味、相場のトレンドというものは、既に決まっているのではないかと、過去何百回と大台替えを見てきた人間として思います。
相場をやっていますと、自然の摂理のようなものを相場に感じます。
よくトレーダーの間で、「相場は理由が(相場の)後からついてくる」と言いますが、それが実際ではないかと思います。
□□ 今週の注目点 --------------------------
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、ジリ高が続く?
2.ユーロ/ドル、ユーロ安再開か
3.ポンド/ドル、ポンド安再開か
4.クロス円、バラバラ
-------------------------------------------
【1.ドル/円、ジリ高が続く?】の要点
・ 介入警戒から売り先行が目立つ
・ だから、ショートになり、下げきらず上がってしまう。
・ 買いも売りも、短期勝負
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•質問回答
相場の急騰・急落の原因は、ロスカットの集中だと言えます。
それでは、ロスカットがなぜ集中するかですが、ひとつには、自分にとってアゲンスト(不利)な事態が発生し、損失をできるだけ少なく抑えようと、投げが殺到することによります。
そして、もうひとつには、油断があります。
発生した事態に対して、ノーガードだったためにパニックすることになり、狼狽からの投げを呼ぶことになります。
トレーディングにあたっては、常に最悪の状態を想定して身構えておくことが大事です。
具体的に身構えるとは、つまりロスカットを常に入れておくということです。
ロスカットは、タイトでなく、離れていても良いと思います。
要は、リスクはいつ何時でも発生します。
そのリスクに対して、常に身構えておくためには、少なくともロスカットを常に入れることが大事です。
ただし、ロスカットでもガードしきれないのは、土日です。
土日については、前もってポジションを、スクエアにするか、十分自分の体力内に収めておくことが大切です。
ニューヨークダウは、米雇用統計を受けて大幅利上げ継続の見方が強まって売られ、前日比629.69ドル安の29,297.25ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.057%上げて3.881%で引けました。
原油価格は、OPECプラスの減産を受けた買いが続き、前日比4.19ドル高の92.64ドルで引けました。
金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前日比11.5ドル安の1709.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後発表された9月の米雇用統計では、失業率が3.5%(予想3.5%)、非農業部門雇用者数が26.3万人(予想26.4万人)と比較的良い内容でしたが、発表直後、一時144.67近辺まで下げた場面もありましたが、買いが盛り返し145.34近辺まで反発しました。その後、いったん緩みましたが、米長期金利が堅調推移したため、買いが盛り返し、145.44近辺まで上げました。
EUR/USDは、0.9802近辺から一時0.9727近辺まで急落後、いったん0.9791近辺に戻したものの、再び0.9730近辺に軟化しました。
EUR/JPYは、142.10近辺から一時141.20近辺まで急落後、いったん142.13近辺に戻したものの、再び141.50近辺に軟化しました。
リーディングカレンシーとは、相場を先導していく通貨のことを言います。
他の通貨より先行して動くため、これにうまく乗れると、結構な利益を得ることができます。
その時々で、リーディングカレンシーは変わります。
したがい、今のリーディングカレンシーがどれなのか、常にチェックを怠らないことです。
相場の上では、定石ではありますが、リーディングカレンシーに乗るのも早めなら、降りるのも早めにすることが賢明かと思います。
マーケットの大勢が、リーディングカレンシーに気づいて乗ってき始めたら、焦ることはありませんが、利食い場を探すことです。
相場は、リスクを負い過ぎてもいけませんが、あまりにも確実性を求めても儲かりません。
このリスクと確実性の配合が、なかなか難しいところです。
いずれにしましても、リーディングカレンシーを見誤らないように、心掛けることが大事です。
そのためには、マーケットコメントなどを継続的に読むことが大切です。
買ってダメなら売ってみて、売ってダメな買ってみるを繰り返すマーケットだと思います。
10/7(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは【相場に絶対はない】です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official 【公式】ヒロセ通商(LION FX)動画チャンネル
ドル/円は、米雇用統計を控えて横ばいです。
9時54分の仲値決め後、投機筋と思われる強烈な売りが出ましたが、またショートが増えただけだと見ています。
売りから入ると、またショートが増えるだけです。
EUR/USDやGBP/USDの下落(ドル買い)に連れて、ドル/円はジリ高となりましたが、このジリ高では介入はなかなか難しいと思われます。
ニューヨークダウは、翌日に米雇用統計控えて持ち高調整から売られ、前日比346.93ドル安の29,926.94ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.065%上げて3.824%で引けました。
原油価格は、OPECプラスの減産合意から引き続き買われ、前日比1.24ドル高の89.00ドルで引けました。
金価格は、小動きに終始し、前日比0.9ドル高の1721.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、EUR/USDやGBP/USDの売り(ドル買い)が強まり、それを受けてドル/円の買いも強まり、114.77近辺まで上昇しました。ニューヨークオープン後、いったん144.57近辺まで下押しされたものの、EUR/USDやGBP/USDの売りは止まず、ドル/円も連れてジリ高を続け、145.13近辺をつけました。
EUR/USDは、0.9882近辺から一時0.9789近辺まで下落しました。
EUR/JPYは、EUR/USDの下落に連れ、142.95近辺から、一時141.97近辺まで下落しました。
相場を読むにあたっては、過去の相場の事例、つまり歴史に学ぶことは大変有意義だと思います。
過去にあった似通ったケースとその結末を知ることで、現状の相場で起きていることに、より適切に対応ができるものと思われます。
また、今後起きる可能性のあることに、過去の色々なケースを研究しておくことで、事前に対応策を考えておくこともできると思います。
そのためには、まず、過去にどのような大相場があり、その結果がどうなったのかを調べてみることが必要です。
しかし、今や、インターネットの普及により、こうしたことを調べる手間は、以前に比べれば格段に軽減しています。
したがって、労をいとわず、調べてみることをお勧めします。
私が、お勧めする過去の事例で思いつくものは、以下のようなものがありますので、参考にしてみてください。
プラザ合意
ブラックマンデー
9.11米同時多発テロ
イラク軍クエート侵攻
ゴルバチョフソ連大統領拘束
LTCM
サブプライムローン
リーマンショック
東日本大震災
アベノミクス
黒田バズーカ
新型コロナウィルスの感染など
(順不同)
ただし、過去の事例はあくまでも過去の事例であって、全く同じことが発生するわけではなく、過去の事例を知っておくとともに、的確に応用するためには、機転を利かせることも必要です。
しかし、ドル/円が下げ渋って、クロス円の買いに結局はなるのではないかと見ています。
実需のドル不足のドル買いと思われます。
ドル/円は、ここのところ、8時台・9時台前半に売るのが、パターン化しています。
ドル/円は、145.00には達しなかったものの、やはり底堅い印象です。
ニューヨークダウは、いったん下げたものの値を戻し、前日比42.45ドル安の30,273.87ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは、やや上昇し、暫定値ながら前日比0.138%上げて3.755%で引けました。
原油価格は、発表された米週間在庫統計でガソリン在庫が減ったことから買われ、前日比1.46ドル高の87.98ドルで引けました。
金価格は、米長期金利が強含んだことから売られ、前日比-4.3ドル安1726.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、ジリ高が再開し、144.65近辺まで上昇しました。ニューヨークに入り、発表された9月のADP雇用統計もISM非製造業景気指数も予想より強かったため、さらに買いは強まり、144.84近辺まで上昇しましたが、その後はポジション調整に反落し、一時144.40近辺まで下げました。
EUR/USDは、0.9923近辺から0.9835近辺まで下げた後、一時0.9896近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、143.29近辺から142.45近辺まで下げた後、一時142.99近辺まで反発しました。
強い上昇相場を例えた格言です。
「下がったら買い」と決めていても、相場の上げに勢いがあって、ろくに押し目も作らないため買えずに上げてしまう様を表しています。
確かに、強い上げ相場では、押し目を拾うことは至難の業で、逆に押し目で買えるような時は、余程上げに都合の悪いニュースなりが出て、急落している時で、押し目で買うどころではないというのが実際です。
しかし、そういう急落で、目をつぶってでも買わないと、相場に乗れないのが、強い上昇相場です。
より積極的に上げ相場に乗るには、レジスタンスが上抜けるたびに、ストップエントリーで買っていく手法です。
ただし、段階的に買っていきますから、持ち値は高くなっていきますので、ロスカットポイントを上方に修正していく必要があります。
しかも、うまく利が乗ってくれば、段階的に利食っていくことも忘れてはなりません。
相場は、なかなか楽して儲けさせてくれません。
油断せず、神経を使うことが要求されます。
そうした努力があってこそ、利益はついてきます。
儲かったら、休むことも、大変大事なことです。
これからの時間が、EUR/USDやGBP/USDの中心の時間帯になりますので、その動向に注目です。
EUR/USDやGBP/USDがさらに上がると、ドル/円は下押しされる可能性があります。
本日は5日で、5・10日(ゴトウビ)にあたり、9時54分の仲値決めに向けて輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、欧米の主要の中央銀行の利上げペースが緩むとの期待から買戻しが強まり、前日比825.43ドル高の30,316.32ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.032%下げて3.619%で引けました。
原油価格は、米株上昇を受けて買われ、前日比2.65ドル高の86.28ドルで引けました。
金価格は、米長期金利低下を受けて買われ、前日比31.8ドル高の1733.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、売りが強まり。144.53近辺まで下げました。その後は、114.60~80近辺で横ばい続きました。ニューヨークオープン後、いったん144.93の高値まで買われたものの、米系ヘッジファンドの45日ルール(?)のためドル売りがドル全般に続いたことや米長期金利低下を受けて下落を続け。一時143.90近辺をつけました。
EUR/USDは、0.9888近辺から0.9999近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、143.24近辺から144.07近辺まで上昇後、143.60~00近辺で横ばいとなりました。
米系ヘッジファンドの45日ルール:米系ヘッジファンドの決算日は11月30日で、その45日前の10月15日までに、投資家はファンドを解約するなら、その意思表示する必要があります。一方、米系ヘッジファンドも、解約資金を手当てするためにポジションを10月15日までに手仕舞わなければなりません。ということは、10月に入ると、それまでキャリーしてきたポジションを手仕舞う反対売買が盛んになる傾向があります。
トレンド相場では、長期にトレンド方向に相場は進行します。
ただし、トレンド相場は、線で引いたように一方向に進んでいるわけではなく、細かく見れば、トレンド方向に向かっているばかりではなく、反対方向に向かう局面もあり、しかし、総合するとトレンド方向に相場は向かっています。
反対方向に向かう局面を調整と呼んでいます。
調整にも浅い調整ばかりではなく、相場が転換したのではと思いたくなるほどの深い調整もあります。
この深い調整を経験すると、心変わりしたくなるものです。
しかし、相場が急転直下転換することは稀で、相場を転換するにしても、上げ下げを繰り返して、今までのトレンド方向への勢いにブレーキを掛けていかないと、なかなか反転はしないのが一般的です。
したがい、心変わりをするにしても、一部例外を除いて、じっくり考えた上で良いように思います。
一部例外とは、世界を震撼とさせるようなことが原因になった場合で、このような時は、とりあえずアゲンスト(不利)のポジションをできるだけ速やかに解消する必要があります。
ドル/円は、ショートになっていると思われます。
ドル/円は、投機筋がショートになったのと実需の買いが出たため、仲値決めに向けてジリ高になったもようです。
発射された北朝鮮のミサイルは、既に落下のもようですが、それでも円買い気味で、理由はなんにしても、マーケットはドル/円を売りたいようです。
ドル/円は、依然として、大きく動く可能性があります。
ニューヨークダウは、米長期金利の大幅低下で買戻しが出て、前週末比764.52ドル高の29,490.03ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前週末比0.143%下げて3.661%で引けました。
原油価格は、OPECプラスの大幅減産観測で買われ、前週末比4.14ドル高の83.63ドルで引けました。
金価格は、米長期金利の大幅低下を受けて買われ、前週末比30.0ドル高の1702.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、いったん144.74近辺まで売られたものの、再び買いが強まり、145.21近辺まで上昇したものの、それ以上は上がらず、144.83近辺まで緩みました。ニューヨークオープン後、144.75~95近辺で横ばいでしたが、発表された9月のISM製造業景気指数が、50.9と予想の52.5を下回り、米長期金利が急低下したことから急落し、144.16近辺をつけました。その後は、買い戻しに144.79近辺まで反発しました。
EUR/USDは、0.9758近辺から0.9844近辺まで上昇後、いったん0.9788近辺まで反落したものの、0.9825近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、141.38近辺から142.03近辺まで上昇後、いったん141.59近辺まで押したものの、142.21まで反発しました。
ロンドンは、9月22日に買い上げたところで政府・日銀の介入が入り総投げとなったことをまだ忘れてはおらず、ドル/円の上方向への正面突破にはためらいがありそうです。
ドル/円は、9時54分の仲値決め前、実需の買いに向かって、投機筋が売ってしまったように思われ、ジリ高になるのではないかと見ています。
ドル/円は、9時54分の仲値決めに向けて、実需買いが強まる可能性があります。
今日か明日、ドル/円は動き出すと見ています。
チャイニーズが博打好きであることは、有名な話だと思います。
ディーリングの世界でも、日々売ったり買ったりを激しくやっているだけではなく、仕事が終わると、それからカード賭博を始めるところなど、驚くばかりです。
そうした博打好きの民族性の中でも、一番驚いたのは、年金生活の老夫婦が、有り金全部を株につぎ込んでいるというテレビのドキュメンタリーでした。
これは、日本人にはできない芸当だと、本当に思いました。
また、公的機関の中でも、中国の中央銀行にあたる中国人民銀行も、極めて投機的でした。
彼らが、得意とするのは、ダブル・ノータッチ・オプションの売りでした。
ダブル・ノータッチ・オプションとは、上下のレンジを決め、レンジをに実勢値がタッチしなければ、売って受け取ったプレミアム(オプション料)が丸々手に入ることになります。
このオプションの想定元本をかなり大きくするため、受け取るプレミアムも半端なものではなく、目先の利益に弱いチャイニーズにはたまらない投資商品だったと言えます。
ただし、上下のレンジがついてしまうと、受け取ったプレミアムをはるかに超す損失が発生するわけで、彼らはレンジの上下手前では、激しい防戦売りをしましたが、レンジを抜けてしまえば、元の木阿弥でした。
それでも、懲りることなくやっていたのは、一種の性(さが)としか言いようがありません。
□□ 今週の注目点 -----------------------------
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、ショート故に上昇か
2.EUR/USD、下落は続く
3.GBP/USD、下落は続く
4.クロス円、バラバラ
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【1.ドル/円、ショート故に上昇か】の要点
・ 介入を警戒して売り先行となっているためショートになり、下げづらくむしろ上がりやすい
・ 145.00 超えにはショートのストップロスも結構あるのでは?
・ 上がればまた介入警戒が出て売りが出て、売りが膨らめばまた上昇の繰返しか
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•質問回答
トレーダーには、ストイックさが必要だと思います。
ストイックとは、「禁欲的な」とか.「自己抑制的な」といった意味ですが、自己抑制というところが一番ピッタリとくるように思います。
勝負に勝ったからといって有頂天になったり、負けたからといってふさぎ込むといった感情を露わにするのではなく、勝っても負けても感情を抑制し淡々としていることが、大事だと思います。
さらに踏み込んで申し上げれば、古老のように、「勝ちましたか、ふわふわふわ(笑)」とか、「負けましたか、ふわふわふわ(笑)」といった、枯れていることが大切なのではないかと思います。
つまり、出来るだけ感情の起伏を抑制することが、必要だと思います。
また、自らの過去の失敗に基づいた、「こうした局面では、なになにをしてはべからず」的なトレーディング・ルールを前もって決め、実際にもそうしたルール表を作っておいて、相場の局面局面で、そのルールに従ってトレードすることです。
これが、例外なくできるようになれば、かなりの成績を残すことができるようになると思います。
そのためには、ストイックさが必要になるということです。
ニューヨークダウは、世界的な金融引き締めによる景気後退懸念が強まり、前日比495.49ドル安の28,730.12ドルと2年ぶりに29,000ドル割れで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.086%上げて3.833%で引けました。
原油価格は、世界的に景気後退懸念から売られ、前日比1.74ドル安の79.49ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇に連れて上げ、前日比3.4ドル高の1672.0ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、EUR/USDやGBP/USDが上昇(ドル売り)になったため、ドル/円も144.21近辺まで下げました。しかし、それによって、マーケットはショートになったため、ジリ高となり、その動きは、米長期金利上昇もあって、ニューヨークにも引き継がれ、144.80近辺まで反発しました。尚、19時過ぎに、財務省により、9月22日の政府・日銀による為替介入額が2兆8,382円だったことが発表されましたが、市場への影響はありませんでした。
EUR/USDは、0.9735近辺から0.9818近辺までジリ高でした。
EUR/JPYは、140.77近辺から142.07近辺までジリ高でした。
同じような材料でも、その時のマーケットのセンチメントあるいはポジションの偏り次第では、相場が上がる場合もあれば、下がる場合もあります。
たとえば、強気相場の時、否定的なニュース等の材料が出ても、ほとんど反応せずに上昇する場合もあります。
逆に、ロングポジションが積み上がっていれば、風船を針で刺して破裂させたようなパニック的な急落を演じることもあります。
こうした反応の違いは、事前にマーケットのセンチメントやポジションを読んでおくことによって、ある程度わかります。
全く脇を甘くしていて、ニュース等が出てあわてるのではなく、やはり身構えておくことが大切です。
また、なにかおかしいといった嗅覚が働くように、自らを習慣づけることも大事です。
そのためには、おかしいと感じることをおかしいままにせず、敢えてなぜおかしいと感じるのか突き止めようとする姿勢が大事です。
そうした繰り返しが、自己防衛能力を高めるものと思います。
儲けることは簡単ではありません。
油断は禁物です。
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