ミズラン(Mizlin)Part302:オーバカナル 紀尾井町[フレンチ]
ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店とお宿紹介のコラムです。
オー バカナル 紀尾井町(AUX BACCHANALES)
住所:東京都千代田区紀尾井町4-1 新紀尾井町ビル 1F
電話:03-5276-3422
意地が悪いようですが、美味しいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。
フレンチと言っても、確かにレストランは気取っていますが、こちらはよくパリにあるようなレストランとカフェが併設したお店です。
そして、カフェは予約はできませんが、リーズナブルにパリの庶民の味が楽しめます。
フランスを旅して、どこに行っても間違いない2品があります。
ひとつはオムレツ、もうひとつはオニオングラタンスープです。
学生時代、フランスを旅した時、そのお勧めの2品を、ボルドー駅前のカフェで頼んだことがありましたが、確かに間違いありませんでした。
その両方の味が、東京で味わえるのが、こちらのカフェです。
店舗自体、パリのカフェ&レストランが完璧に再現されていて、階段やトイレや洗面所までもそっくり、そしてお店の床も細かいタイルで敷き詰められているのも、まさにパリにいるような雰囲気です。
価格も手ごろで、もちろんお勧め2品以外にも、ステーキフリット(ステーキのフライドポテト添え)とか、田舎風テリーヌなどが味わえます。
学生時代、フランス語をNHKのラジオ講座を1年間聴き続けて、英語よりしゃべれるようになりました。(今はすっかり忘れましたが)
それは、フランスという国に興味を持っていたからです。
フランスは、第2次大戦でナチに占領されたという苦い経験があるため、戦後他国の介入を受けずに自活ができるように、食料自給率100%以上、原発による電力自給、原水爆保有など、恋の国というイメージとは裏腹に、実は非常に硬派な国造りをしました。
そこに魅力を感じ、フランスに行ってみたくなり、フランス語を勉強しました。
実際、行ってみて、自分のフランス語が通じて、とてもうれしかったです。
その後も、何度もフランスに行きましたが、フランスに一番魅力を感じるところは、フランス人が食いしん坊なところです。