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最近、英系ヘッジファンドがAIを使ってトレードしている可能性が高いと気づき、その前提でたとえば、昨日のニューヨークオープンの前の段階で、彼らのプログラムを考えてみたのが、以下となります。
まず、ロンドンオープンの段階で、特定の水準ではなく、最近ロンドンがオープンすると、たぶんシンガポールのショートをスクイズする(崩す)ため、いったん買い上げてシンガポールを買い戻させておいて、上がらなくなるとロンドン・ホラー劇場を強烈な売りで出動します。
その後は、一番底、二番底を狙って、二番底が深くなると、昨日の場合でいえば、21時30分発表の米新規失業保険申請件数とか米GDPの結果が悪ければ、それを口実にさらに売り潰しておいて、金曜日の21時30分の米指標発表で良くても悪くても買戻しというパターンを前提としていたと思います。
しかし、実際には、どちらの指標も予想より良く、21時30分発表後に相場は急騰し、AIは即死となりました。
このように、最近のロンドン・ホラー劇場を観察していると、動きがパターン化しているように思われてつまらないです。
AI導入の背景は、たぶん欧米流の、高額報酬のトレーダーを切って、AIにトレードさせて、コストセーブというよくありがちな発想ではないかと思います。
しかし、毎回繰り出すパワーはあるものの同じ攻撃法が、個人投資家層にさえ見破られほどのちゃちなものでは、この世界はやっていけないと思います。
たぶん、プログラムしている人間が、頭の中で組み立てた戦法であり、実際を見ていないのだと思います。
昔、ロンドンにいた時に、先輩ディーラーから聞いた話では、当時の英国国鉄が、カーブでも減速せずに回れる「振り子型」電車を開発したそうです。
しかし、実際の試験運転の路線を下見せずに、試験運転をしたら、確かにカーブはきれいに回ったのですが、トンネルの存在を考慮していなかったために、トンネルに激突し大破したということでした。
結構、欧米の場合、開発と現場の交流がないことから、こうした笑えない話が現実に起きているということです。
ここ1カ月ぐらい、特にロンドンからニューヨークに掛けての相場展開がパターン化していることに気づき、同じような米重要指標でも即死の多発や、金曜には最終的に買い戻して日足が陽線になることなどから、ああAIなのだなと確信しました。
私は、鉄腕アトムの世代ですが、欧米人のように機械をマシンとして扱うのではなく、相棒として共に働く日本人に、今のご時世は有利に働きそうな気がしています。
英系ヘッジファンドのAIを使った力任せのパワーディルが出動する可能性も十分ありますので、流れに乗ってさっさと利食うことが大事です。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
06/30(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは【為替介入の力学】です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official 【公式】ヒロセ通商(LION FX)動画チャンネル
おはようございます。
今日は、月末日+5・10日で、実需買いが多いと思われますので、シンガポールにはせいぜい売ってもらいたいところです。
しかし、本当に、シンガポールといい、ロンドンといい、あたかも政府・日銀の委託を受けているかのように強烈に売ってきて、しかし投機である以上買い戻さなければならず、その買戻しによって、ドル/円が押し上げられるということを繰り返しています。
この悪循環が続く限り、たとえ政府・日銀が実弾介入をしても、マーケットがショート気味ですから、下げは一時的なものになるのではないかと思います。
そして、加えて、ここのところ、金曜の日足は陽線がほぼ続いており、こうしたことがAI偏重によって起きているようにも思います。
基本は変わらず、流れに逆らわず、流れに乗って、利が乗ったらさっさと利食うことです。
今日も、7時台から、シンガポールが売り始め、実需は買い始めるものと見ています。
尚、今日は、FX経済研究所出演日のため、その準備のため、通常より本数が減るかもしれませんが、何卒ご了解ください。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
今日は30日で、月末日であり5・10日(ゴトウビ)で、9時54分の仲値決めに向けて輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、ストレステスト(健全性審査)の結果を受け銀行株に買いが入り上昇し、前日比269.79ドル高の34,122.45ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.146%上げて3.858%で引けました。
原油価格は、米原油在庫が大幅に減少したものの米追加利上げ観測が重荷になり、前日比0.30ドル高の69.86ドルで引けました。
金価格は、米長期金利の大幅上昇を受け売られ、前日比4.3ドル安の1917.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、アジアタイム、シンガポールが売り過ぎとなり、その買い戻しにジリ高に転じ、ロンドンオープン後、144.69近辺をつけました。しかし、そこからは、ロンドン・ホラー劇場(※)となり、英系ヘッジファンドのAIによるパワーディールに、瞬間144.16近辺まで急落しました。その後、144.40近辺まで戻して、再び、144.16近辺まで下げました。ニューヨークオープン後発表された、米新規失業保険申請件数も米第1四半期実質GDP・確報値も予想より良く、ドル/円は大幅反発し、144.90近辺をつけました。いったん、144.53近辺まで反落したものの、米長期金利が上昇したこともあり、再びジリ高となり144.89近辺をつけました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0869近辺から1.0860近辺まで急落後、1.0896近辺までいったん反発した後、1.0866近辺に緩みました。
EUR/JPYは、157.84近辺から157.28近辺まで下げた後は、157.35~50近辺で横ばいでした。
相場を何年やってきても、極めるということはありません。
また、極めたと思った瞬間に、成長は止まると思っています。
よく感じることは、「敵は、自らの内にある」ということです。
相場がどうだからああだからと言い訳をして相場に入らないことが典型的な例です。
こうして、相場に入りそびれてしまった時に限って、見方が合っていて、相場は大きくフェーバー(有利)な方向に動いてしまい、悔しい思いをすることになります。
しかし、その原因は、自らの内にあります。
ポジションを持つことに、自ら思いとどまったことや、よしんばポジションを持ってもキャリーしきれずに、中途でやめてしまうことなど、結局は、損をしたくないという自らの気持ちに打ち勝てていないためです。
その自らの抵抗に打ち勝つためには、相場観があれば、まずは相場に飛び込んでしまうことだと思います。
後は、体力に見合ったストップロスを入れ、それがつかなければ、ポジションをキャリーし、そしてほどほどに儲かれば、利食ってまた次のチャンスを待つということが大事だと思います。
損する恐怖や儲け損なう恐怖など、いろいろと自らの内にある敵は多いですが、それらを自らコントロールするようになることが大切です。
以前から申し上げていますが、シンガポール勢の手口は、35年前に私が東京でドル/円のチーフディーラーをやっていた時と、現在と全く変わらず、要は売り先行のいわゆるシンガポール・スタイルです。
余程、売りが好きなのでしょうが、それしかやらないというのは、確かにたまには儲けていますが、トータルとして、儲かっているとはとても思えません。
ただし、そのシンガポールには、もうひとつ特徴ががあります。
それは、つまり一気に売ってくる破壊力です。
35年前のインターバンクですら、この猛攻は結構破壊力がありましたが、今の東京市場のように、インターバンクがメガバンク4行だけであとの8割以上が個人投資家層という状況では、とても正攻法では対抗はできません。
では、どうすれば良いのか、要は、彼らが猛烈に売ってくるのなら、それに売りで乗っかって、利が乗ればさっさと利食うということです。
さらに、彼らも、最近は、結構儲けるのに苦労していますので、いろいろと工夫をしてきていて、現状のところでは、特に顕著な売りのタイミングは、8時と、9時の大手自動車メーカーの売りの前後に売るということと、仲値決め前後から売るということです。
しかも、仲値決め後の売りは、仲値が決まると実需の買いが引いてしまうため、しつこく下げてから戻ろうとする相場をあえて上げさせまいと戻りを抑えています。
そして、もっと問題なのは、東京オープン直後に売り、仲値決め後に売ってマーケットを操作するということになると、あたかも東京市場という円のマザーマーケット(本拠地)で、円というマザーカレンシー(母国通貨)が、シンガポールに占拠されているということです。
最近では、14時頃まで居座っていることが多く、本当に何様かと思います。
したがって、彼らに対抗するには、逆らうのではなく、乗っかってさっさと利食うことに尽きると思います。
尚、最近、8時、9時、そして仲値決めに合わせて、実需筋の買いがシンガポールの売りの攻勢に対抗するように、意図的に出てくださるようになってきていることも、特筆すべき点だと見ています。
英系ヘッジファンドのAIを使った力任せのパワーディルが出動する可能性も十分ありますので、流れに乗ってさっさと利食うことが大事です。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
決して吹き上げるような相場でなく、もし噴き上げるようであれば、介入は不可避と見ています。
ニューヨークダウは、インフレ懸念が重荷となり売られ、前日比72.83ドル安の33,853.91ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.056%さげて3.712%で引けました。
原油価格は、各中銀総裁の見方は予想通りで、前日比1.50ドル高の69.20ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落を受けて下げ、前日比5.0ドル安の1918.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、上値トライとなり、一時144.19近辺をつけました。その後、ロンドン・ホラー劇場となり、143.95近辺までいったん下げましたが、ショートのロスカットが残っていたもようで、買いがぶり返し、ロスカットをつけて、144.25近辺まで上げました。そして、ロンドン・ホラー劇場(※)が再開し、143.82近辺まで売り下げました。しかし、売り込んだためにマーケットはショートとなり、ニューヨークオープン前後から、買い戻しになり、144.44近辺をつけました。その後、ポルトガルのシントラで開催されているECBフォーラムで日米欧英の各中銀総裁の討論会が行われ、パウエルFRB議長はタカ派姿勢に言及する一方、植田日銀総裁は緩和継続姿勢を強調し、一時、144.61近辺をつけたものの、大方の予想通りで目新しいヒントは何もなかったことから、144.13近辺まで緩み、その後は144.40近辺に落ち着きました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0944近辺から1.0897近辺まで下げた後、1.0915近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、157.99近辺から157.23近辺まで下落後、157.60近辺に落ち着きました。
相場というものは、四六時中、参加していなければならないものではないと思っています。
相場にも、儲けやすい時、儲けにくい、むしろ損しやすい時があり、要は、儲けやすい時に相場に参加し、儲けにくい時には、静観するというメリハリをつけることが大事だと思います。
また、人により、儲けやすい相場、儲けにくい相場があることも事実です。
つまり、レンジ相場を得意とする人、トレンド相場を得意とする人、それぞれがいます。
要は、自分が儲けやすい相場、あるいは儲けにくい相場とはなにかを自覚し、それぞれに対応したトレードをすることが大切です。
私自身について申し上げますと、トレンド相場が儲けやすく、レンジ相場は儲けにくいと自覚しています。
ですから、トレンド相場では120%相場に参加しますが、レンジ相場ではかなり慎重にやることにしています。
損をするということは、取り返すのに体力を使い、さらにプラス転するのに、さらに体力を使います。
それだけに、できるだけ損をしないようにする、つまり儲けにくい相場では、敢えて無理はしないことが大切ですし、儲けやすい相場であれば、喰らいついていくガッツが必要だと思います。
そのためには、自分自身のメンタルをコントロールしていくことが重要になります。
朝型の人、夜型の人、それぞれにいます。
私は、完全に朝型です。
夏時間の時は、4時頃起きています。
最近は、3時台に目を覚ましてしまい、そのまま起きてしまう日も多いです。
寝るのは、10時頃で、少な目の睡眠時間は20分ぐらいの昼寝で補っています。
ショートスリーパーではありません。
昼寝は、夜寝の3倍の効果があると、昔聞いたことがあり、それを信じています。
早朝の仕事ははかどります。
そして、6時にニューヨーククローズの水準を見ています。
ニューヨーククローズのレートから、いろいろイメージしています。
7時頃、エチオピア・コーヒーを飲んで一服、軽くつまんで、8時頃から仕事を再開します。
この朝のルーティンが、とても体調を良くさせてくれます。
余談ですが、朝方になって気づいたことは、朝の4時、5時は、冬でもそれほど寒くないです。
一番寒いのは、放射冷却から8時頃です。
夜はめっぽう弱いです。
4時まで起きているか、4時に起きるかは、私にとっては大違いです。
今日も、一昨日、昨日に続き、英系ヘッジファンドのAIを使った力任せのパワーディルが出動する可能性は十分ありますので、流れに乗ってさっさと利食うことが大事です。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
おはようございます。
昨日のシンガポールの売りといい、ロンドンからニューヨークに掛けてのロンドン・ホラー劇場といい。海外投機筋の売り先行姿勢は、簡単には変わらない以上は、こちらも、「上げでも、下げでも、波に乗り、さっさと利食う」という楊柳(やなぎ)戦法は変えないことだと思います。
尚、連日の上昇で、政府・日銀の口先介入は続くと思いますし、ちょっと早いとはいえ、実弾介入の可能性もなくはないと思いますので、ポジションを持つ時間は短めに、そして売り先行の楊柳作戦に出るといった工夫も必要かと思います。
要は、環境に適した対応は、各自で考える必要があると思います。
本日も、7時にはシンガポールが売り始め、実需は買い始めるものと見ていまう。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
売ってショートになったことが、上げに勢いをつけた格好です。
ニューヨークダウは、発表された米経済指標が軒並み市場予想を上回り、米景気悪化への懸念が和らぎ、前日比212.03ドル高の33,926.74ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.043%上げて3.762%で引けました。
原油価格は、主要中銀による金融引き締め観測から売られ、前日比1.58ドル安の67.79ドルで引けました。
金価格は、米長期金利の上昇を受けて売られ、前日比11.1ドル安の1922.8ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン前後から、買いが強まり、143.65近辺をつけました。その後、上値が重くなり、143.40近辺まで下げましたが、EUR/JPYの買いが強まり、一時143.94近辺まで反発しました。そこからは、ロンドン・ホラー劇場(※)となり、143.37近辺まで下げました。ニューヨークオープン後、さらに一時143.30近辺まで下げましたが、相次いで発表された米経済指標が良く、一気に144.17近辺まで上昇しました。その後は、144.05近辺に落ち着きました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、一時1.0976近辺まで上昇後、1.0964近辺に落ち着きました。
EUR/JPYは、157.01近辺から159.91近辺まで上昇しました。
マーケットに、どんなオーダー(注文)が、上下にあるのか、直接トレードにも影響するということで、関心のある方は多いと思います。
しかし、かえって見えない方が良いと、個人的には思っています。
なぜなら、オーダーを意識しすぎると、素直な相場観でトレードができなくなるからです。
たとえば、上の146.00には売りオーダーが並んでいるともなると、敢えて買いで攻めなくなったり、あるいは、その水準に接近するとオーダーを壁にして売り上がって(※)しまったりで、結果的にうまく行かなくなることが多いと言えます。
(※)壁にして売る:たとえば、大口の売りオーダーがあると、その手前で売ってショートポジションを作り、それ以上に上がらず反落すれば利食い、たとえ、そのまま上がってしまっても、オーダーの上にストップロスを置いておけば、損失を最小限にできるという短期のトレード手法。
したがい、オーダーが見えないほうが良いと、個人的には思っています。
相場は、上げの相場であれば、いくら売りのオーダーが多くても上がる時は上がりますし、下げの相場であっても、いくら買いのオーダーが多くても下がる時は下がります。
肝心なことは、相場自体を、純粋に見る目を失わないということだと思います。
トレンド相場と言えば、一方向にどんどん進む相場をイメージされることと思いますが、日中の中には、トレンド相場の時と調整相場の時があります。
基本的にドル/円でトレンド相場になるのは、ニューヨーク時間と東京時間です。
なぜなら、ニューヨーク時間は、自前のドルの情報、つまり米経済指標の発表やFRBの金融政策と言ったものがあることがトレンド形成に影響が大きいです。
また、東京タイムにしても、自前の円の情報、つまり実需の動きや日銀の金融政策と言ったものがあることがトレンド形成に大きな影響を与えます。
一方、シンガポールやロンドンは、ドルも円も自前の情報がありませんのでトレンドを形成することが難しく、したがって、調整狙いに終始します。
特に、今はアジアタイムは、シンガポールがドル/円を東京時間に好き放題にしているため、グローバルに1日の調整時間を見ると、シンガポールが動く7時から15時とロンドンの前場となる15時から21時が調整タイムとなっていると言って過言ではありません。
つまり、1日を通してみると、7時から21時の14時間もの間を調整時間に費やしていることになります。
しかし、調整時間の間でも、調整を狙ってトレンド方向の逆にポジションが膨らめば、その反動でトレンド方向に相場が否応なく進んでしまうと言えます。
つまり、トレンドという実際に資金の流れが一方向に出来ている相場を、人為的に止めようとしても、もちろん力づくでやれば、一時的には止められても、流れとして止められるものではありません。
その辺を海外投機筋は誤解しているように思います。
トレンドが転換するには、実際の資金の流れに変化が必要であり、その変化が出てきていないかについては、相場を観察していく必要があります。
今日も、昨日に続き、英系ヘッジファンドのAIを使った力任せのパワーディルが出動する可能性は十分ありますので、流れに乗ってさっさと利食うことが大事です。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
おはようございます。
売りからしか入れないシンガポールスタイルのシンガポール、ホラー劇場のロンドン、いずれもうまくもうからなくなっているため、力任せのパワーディールを繰り返しています。
そうなれば、そうなるほど、本邦勢は、「流れに逆らわず(逆張りせず)、流れに乗って(順張りで)、利が乗ればさっさと利食う」という楊柳(やなぎ)戦法で行くしかありません。
昨日のAIを使ったと思われる英系ヘッジファンドのパワーディールなど、逆張りしようものならどんなことになっていたかわかりません。
ある意味、彼らは、攻めている間、前しか見てないですから、乗っかりやすいと思います。
そして、適当なところまで乗せてもらった、割り切って利食って離脱する、それだけのことです。
今日も、7時になるとシンガポールが売り始め、実需は買い始めるものと思われます。
最近のシンガポールは、静かにしていて9時頃からワッと売るとか、小細工をしますので注意してください。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
今の英系ヘッジファンドは、子供にマシンガンを持たせたような怖さがあります。
ニューヨークダウは、ハイテク株の下げが重荷となり、前週末比12.72ドル安の33,714.71ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前週末比0.014%下げて3.725%で引けました。
原油価格は、ロシア情勢への不透明感から買われ、前週末比0.42ドル高の69.58ドルで引けました。
金価格は、動意乏しく、前週末比3.3ドル高の1932.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン直後、143.29近辺まで押した後、いったん買い上げられて、143.66近辺をつけたものの、そこから、英系ヘッジファンドのAIによるものと思われるロンドン・ホラー劇場(※)となり、142.94近辺まで下げ続けました。その後、143.00~25近辺で安値圏を形成しましたが、ニューヨークオープン後、英系ヘッジファンドが大きく買い戻しに出て、143.71近辺まで反発しました。買い戻し一巡後は、143.40~60近辺で横ばいとなりました、
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0900~20近辺で横ばいでした。
EUR/JPYは、156.15から156.70まで上昇しました。
相場では初動が大事だと思います。
つまり、まだマーケット参加者の多くが気づいていないか、あるいは気づいていても大事(おおごと)にはならないだろうと油断している時に、一番素直に相場は動きやすいと言えます。
逆に申し上げれば、この動き出したばかりの相場に乗ることが、大きな利益につながると言えます。
この初動は、もちろんリスクは高いですが、マーケットの大勢がついてきていない分、チャンスも大きいと言えます。
しかし、これが相場が動きだし、相場の方向性がはっきりしてくると、その方向に乗ろうとするマーケット参加者は増え、それにしたがって、利幅は減り、相場も素直には動かなくなって、儲けにくくなります。
これを典型的な例で申し上げますと、なにかの材料がきっかけて、相場でロスカットが集中することで、急落します。
実は、このロスカットに乗ることが大切で、これが短時間に利益を出すチャンスです。
しかし、いったん下げてしまうと、マーケットは遅まきながら、この下げに乗り遅れまいとして、なにをするかと言えば、戻り売りです。
この戻り売りは、初期の段階ではうまくいくこともあります。
ただし、時間の経過とともに、戻り売りをするマーケット参加者は増え、相場は下がりにくくなり、むしろ、戻り売りで積み上がったショートポジションのために相場が反発して、儲かるどころか損失を出しやすくなります。
したがい、ひと相場の初期段階で方向性はこれだと思ったら、まずは動いてみることが大切だと思います。
ドル/円の相場構造を理解しないと、今の相場はわかりません。
それを、「抑えと支え」と言っています。
抑えとは、ドルの上昇を抑える勢力のことで、具体的には、海外投機筋です。
海外投機筋は、特に昨年、ドル買いで攻めたところ、政府・日銀の9兆2千億円に上る大規模介入に遭って撃退され、それを恨みに持ち、それじゃあ下げてやるとばかりに売りまくり上げを抑えてきました。
ただし。投機筋である以上、売れば必ず損益確定のため買い戻さなければなりません。
一方、支えとは、ドルの下値を支える勢力のことで、具体的には、実需のドル不足のドル買い、個人マネーのドル投資に伴うドル買い、それに加えて。コンサルタント料や知的財産権の支払いのためのドル買いなどがあります。
まず、実需のドル不足のドル買いは、日本が輸入依存に大きく偏っている中、資源高・円安・物不足などにより、より多くの円を売ってドルを買わなくてはならなくなっています。
これは、買ったら取引完了の、つまり、買いっぱなしです。
個人マネーのドル運用のドル買いは、現在日米の政策金利の金利差が5%を超えており、この金利差に魅力を感じた、個人マネーが円を売ってドルを買って運用しています。
昨年、インターネットバンク業界を通じてだけでも23兆円もの資金がドル買いになっています。
これは、いったんドルになると当分円に戻ってこない資金です。
そして、コンサルタント料とか知的財産権の支払いのためのドル買いとは、外資系コンサルタント会社へのコンサルタント料も円で払っても結局、本国にドル送金されますし、例えばネットフリックスやグーグルやユーチューブなどの水揚げも本国送金になるため馬鹿にならない額のドル買いが発生しています。
これは、買ったら取引完了の、つまり、買いっぱなしです。
このように、ドル高を抑える側は、売ったら必ず買わなければならない人たちに対して、ドルを支えている側は、買ったら買いっぱなしか、買ったら当分円には戻さない人たちです。
この抑えと支えのドル/円の需給構造がわかると、ドル/円は上がらざるをえないことがわかります。
もちろん、抑えの海外投機筋は、短期的な破壊力はありますので、短期的にドル安に持っていく力はありますが、長続きはせず、またジリジリと上がるということになります。
このドル/円の需給構造を、忘れないでトレードすることが大変大事です。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
昨日25日が日曜だった関係で、本日26日は5・10日振替日となり、9時54分の仲値決めに向けて輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
相場は、後先考えずに、思いつきでエントリーしてしまうことは、出来るだけ避けるべきだと考えています。
思いつきでエントリーしてしまう、最大の理由は、「儲け損なう恐怖」です。
この恐怖に取りつかれると、少しでも相場が、考えている方向に動き出すと、ムラムラと「ここで、儲けずしてどこで儲ける」的な焦りから、相場に飛び込んでしまいがちです。
そして、ポジションを持ってみて、はじめて、なんでポジションを持ってしまったのかと、我に返ることになりがちです。
したがい、今の自分の相場観がどういうもので、その相場観にしたがって、どういうエントリーをすべきなのかについて、事前に、考えておくことが大事です。
そして、エントリーする時点でも、焦らず引きつけて入ること、そして、利食う時は、欲張らず、淡々と手仕舞うことが大切です。
相場を出る時によく感じるのは、ここで利食ってしまうと、もっと儲かるチャンスを逸するのかもしれないという、またしても「儲け損なう恐怖」が頭をもたげてきます。
しかし、そこは割り切りが必要です。
また、残念ながら、損切る時も、ここで相場が折り返してしまうという恐怖も湧くと思いますが、そこはすっぱりとやめて、しばらく休憩することが大切です。
□□ 今週の注目点 ---------------------------
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、ドル高円安は続く
2.EUR/USD、不透明
3.GBP/USD、目先重いが
4 クロス円、基本的に円安
--------------------------------------------
【1.ドル/円、ドル高円安は続く】
・海外投機筋は狂暴だが、金曜は買い戻しのパターンか
・145.00 は心理的抵抗線だが、146.40 のリターンエースの窓埋めの可能性あり
・介入の可能性はあるが、前回の介入で買いに懲りた海外勢が買わなければ下げも限定的
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相場の見方は、人それぞれではありますが、大体の場合、ある見方に賛同するマーケット参加者が増え、その見方がマジョリティー(大勢)となります。
マジョリティーになる見方は、多くのマーケット参加者を信じてしまうぐらいですから、かなり説得力のあるものだと思います。
しかし、マジョリティーになることが、すべて正しいわけではありません。
相場の世界では、マジョリティーになることは、かえって危険信号だと言えます。
なぜなら、見方が一方向に偏るということは、マーケットのポジション自体も一方向に偏るためです。
このポジションの偏在は、時間の経過とともに、大きくなっていき、ポジションが飽和状態になると、自律的に反転するのが一般的です。
したがい、大事なことは、まず、マーケットのマジョリティーが、その時点で相場の材料の中で、なにを一番重視しているかを知ることです。
そして、それにしたがって、実際にそれに則したポジションを、マジョリティーが張っているかということを把握することです。
ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店とお宿紹介のコラムです。
龍口酒家 本店
住所:東京都渋谷区幡ケ谷1-3-1 幡ヶ谷ゴールデンセンター B1F
電話:050-5869-0597
意地が悪いようですが、美味しいところと良いお宿をお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。
京王新線幡ヶ谷駅の地下街にある知る人ぞ知る中華の名店です。
基本的に、おまかせコースになっていて、次は何が出てくるんだろうとワクワクします。
最初だけは決まっていて、鳥の照り焼きで、焼き加減が絶妙で、とてもジューシーです。
それから、大エビのチリソースとか、黄色ニラとベーコンの炒め物とか、スッポンの香味揚げとか、焼売とか、肉団子とか、薬膳スープとか、ストップをかけるまでは、どんどん運ばれてきます。
〆には、里麺(リーメン)という油そばを頂くのが私の定番です。
こちらのお店に通い始めて、20年になると思います。
店主の石橋さんは、まったく20年前と容貌がお変わりなく、やはり薬膳のお陰なのかもしれません。
本当に、中華料理を作るのに、心血を注がれていて、その熱意がヒシヒシと伝わってきます。
また、帰る時には、忙しさにもよりますが、できうる限りわざわざ厨房から出てこられて挨拶をしてくださり、お客の心をわしづかみです。
ニューヨークダウは、米景気悪化懸念の高まりから売られ、前日比218.02ドル安の33,728.69ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.043%下げて3.756%で引けました。
原油価格は、欧米の利上げ継続で景気減速懸念から売られ、前日比0.35ドル安の69.16ドルで引けました。
金価格は、米長期金利低下を受けて買われ、前日比5.9ドル高の1929.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、シンガポールのショートは解消していなかったもようで、ロンドンオープン前後からロンドンによるシンガポールに対するショート・スクイズ(ショート筋を買い上げて買い戻させて利食うロンドンの得意技)に買い上げられ、一時143.45近辺をつけました。そして、そこから、今度は発表された欧州各国の予想より悪かったPMI・速報値を口実に、英系ヘッジファンドと思われる強引な売りに、ロンドン・ホラー劇場(※)となり、EUR/JPYに押されてド/円も142.77近辺まで下げました。しかし、売り過ぎとなり、143.31近辺までジリ高となりました。ニューヨークオープン後、英系ヘッジファンドと思われる強引な売りが再開し、米PMI・速報値が予想より悪く、一時142.65近辺まで突っ込みました。しかし、利食いの買い戻しが、同ファンドから出たもようで、相場は大幅に反発し、143.87近辺まで急上昇しました。その後、いったん143.69近辺まで緩んだ後、143.75近辺に落ち着きました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0885~1.0900近辺で横ばいでした。
EUR/JPYは、155.48近辺から156.65近辺まで上昇しました。
明日(6/25)のコラムは、昼過ぎの掲載になります。
相場とは、自分自身がポジションを持ったことにより抱く恐怖や欲望との戦いです。
アゲンスト(思惑が外れる)になれば、損をする恐怖との対決になりますし、フェーバー(思惑があたる)になれば、今が利食い場か、いやまだ我慢して引っ張るかの自分の欲望との対決になります。
アゲンストは、ロスカットオーダーによって、損失を限定できますが、難しいのは、フェーバーな時で、どこで見切って利食うかという自分の欲望との戦いのほうです。
相場の格言に、「まだはもう。もうはまだなり」という言葉がありますが、この見極めは、なかなか難しいものがあります。
よくあるのは、損切りがついてしまったが、悔しさのあまり、すぐにポジションをもともとの方向に再度作り直してしまって、またやられたとか、利食ったら、相場がさらにフェーバーな方向に動き、これまた、しくじったとばかりに、ポジションを持ち直してしまったら、相場が反転して、利益を減らしてしまったとか、さらには、未実現益(確定していない利益)が出ていることに満足してしまい、利食いを忘れてしまって、結局はチャラだったということも、私自身経験しています。
要は、いったん、損切りにしろ、利食いにしろ、いったんこうと決めて、ポジションを閉じて損益を確定(実現損益)したら、休むことが肝要です。つまり、休むことにより、平静な気持ちに戻ることが大事です。
いらだち、焦り、悔しさなど、感情が高ぶっている時にポジションを持っても、良いことはまずありません。
古老のように淡々として、「ふわふわ。そうですか。損切りがつきましたか。ダメですなあ。ふわふわ」というぐらいの心持が、かえってうまくいく秘訣なように、私は思っています。
最近よくあるパターンは、14時台、15時台にドル/円が上がり、その後、ロンドン・ホラー劇場になって下がるパターンです。
今日のシンガポールも東京時間、逆上気味に9時台、10時台に強烈に売っていましたが、その原因はたぶん、昨日の14時台、15時台もドル/円は上がり、そして下がるというパターンだったことが原因だと思います。
つまり、何を言いたいかと言いますと、売りしかできないシンガポールが東京時間売りまくり、ショートになって、止めておけばいいのにロンドン時間までショートを抱え、そしてロンドンに買い上げられて炙り殺され、そして翌日の東京で、腹いせ紛れに売り潰し、またショートになって、またロンドンに炙り殺されるという無限ループを繰り返しているように見ています。
そうでもないと、今日の東京時間のような逆上ぶりはしないと思います。
全くいい迷惑です。
窮地を救ってくれるホワイトナイト(白馬の騎士)という言葉は、企業の合併・買収(M&A)で良く使わることから、馴染みのある言葉となりました。
しかし、相場をやっている当事者として、ホワイトナイトの登場を期待するようになったら、その相場には既に負けていると、個人的には考えています。
確かに、ホワイトナイトは、窮地に陥っているところを救ってくれる頼もしい味方です。
相場の世界に当てはめると、アゲンストのポジション(負けているポジション)をもって苦しんでいる時に、たまたま出たニュースや経済指標によって、一転してフェーバー(有利な)なポジションになるということです。
そんなことも、たまにはあります。
しかし、それは、偶然救われたに過ぎず、既にポジションが大きくアゲンストになってから、ホワイトナイトの登場を期待するようになっても、相場は冷徹です。
窮地の時の頼もしい味方は、まず現れないと考えておくべきでしょう。
ホワイトナイトの登場を期待するよりも、自分自身で今回は撤退しようと決める勇気が大事だと思います。
加えて、頭を冷やすために休む勇気も大切です。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
06/23(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは【ウィークリー版 ホラー劇場】です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official 【公式】ヒロセ通商(LION FX)動画チャンネル
おはようございます。
人間とは、上がったという結果が出てから強気になり、出遅れた焦りもあって、押し目買いに走りがちです。
しかし、それをやると、売り好きの海外投機筋の思う壺となり、売り込まれてロングになって苦しくなって、本来買いたいなと思っていたレベルでロングを投げるという、笑えない状況に落ちりやすいです。
流れに逆らわず、流れに乗って、利が乗ればさっさと利食うという順張り方針を崩さないことが大事です。
しかも今日は金曜日、週末リスクもあることも、お忘れなく。
今日も、7時になれば、シンガポールが売り始め、実需が買い始めるものと見ています。
尚、本日は、FX経済研究所出演日のため、その準備があり、通常より本数が減る可能性がありますので、何卒ご了解下さい。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
ともすると、買い遅れたと、買い下がろうとしてしまいますが、流れに逆らわず、流れに乗ることが大事です。
ニューヨークダウは、パウエルFRB議長の議会証言から引き締め長期化が懸念されて下落し、前日比4.75ドル安の33,946.77ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.085%上げて3.808%で引けました。
原油価格は、米株軟調を受けて売られ、前日比3.11ドル安の69.42ドルで引けました。
金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前日比21.0ドル安の1923.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、アジアタイム、シンガポールが売り過ぎとなりジリ高に転じ、ロンドンオープン後、141.95近辺をつけました。そして、ロンドン・ホラー劇場(※)となり、一時141.70近辺まで下げましたが、下げきれず反発となりました。この後は、上げとロンドン・ホラー劇場を繰り返しながら、一時142.16近辺をつけました。ニューヨークオープン後、141.77近辺まで押しましたが、上昇を再開し142.22近辺をつけました。そして、前日に続き、パウエルFRB議長が議会証言を行い、「FOMC参加者の大多数があと2回の利上げ見込んでいる」と述べたことがさらなる上昇の引き金となり、143.08近辺まで上昇しました。その後、いったん142.93近辺まで押しましたが、再び143.22近辺まで上昇しました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.1002近辺から1.0949近辺まで下落しました。
EUR/JPYは、155.89近辺から156.92近辺まで上昇しました。
夏時間で言えば、土曜の日本時間午前6時から月曜の日本時間午前6時まで間、冬時間で言えば、土曜の日本時間午前7時から月曜の日本時間午前7時までが、一般にFXにとっての週末です。
この週末の間は、なにも取引はできないことは、皆さんもご存知のことと思います。
そして、この間には、大きなリスクがあり、これを週末リスクと呼んでいます。
つまり、週末に、事件やイベントがあり、金曜のニューヨークの引けからはるか離れた水準で、月曜のオセアニアがオープンすることも決して珍しいことではありません。
また、こんなケースが、過去にありました。
月曜のオセアニアオープンは、インターバンクでは自然発生的で、具体的に何時というものがありません。
そのため、インターバンクでは、ドル/円が多少円高気味でオセアニアタイムは推移していました。
ところが、夏時間午前6時に、個人の為替取引が始まったとたんに、個人投資家層のロングのロスカットが集中し、約1円の急落を見たことがありました。
もちろん、週末で相場にギャップ(窓)が開いていることから、ロスカットを入れた水準より、かけ離れたところでしかロスカットは実行されず、想定外の損失を被ることも、珍しいことではありません。
したがい、週越えのポジションを持つのは、自己責任ではありますが、金曜のニューヨーククローズ前には手仕舞うとか、リスクに見合ったポジションに絞るなど、自己防衛に心掛ける必要があります。
最近の英系ヘッジファンドの執拗な売りに、国民性の違いを本当に感じます。
しかし、攻められている以上、負けたら、利益が国外流出することは、目に見えており、負けるわけにはいかない戦いだと思っています。
そこまで考えなくても思われるかもしれませんが、実際これを食い止めないと、海外にむしるだけむしられて終わりです。
しかし、最近、いろいろとメッセージを頂いて、皆さんが、私が申し上げている「流れに逆らわず、流れに乗って、利が乗ればさっさと利食う」という順張り戦法へのご理解を深めていることが分かると、本当にうれしいです。
日本の伝統芸である、「下がったら押し目買い」「上がったら戻り売り」という逆張り戦法を続けていたら、本当に海外勢の思う壺です。
それ以前の問題として、搾取されているという自覚のないままやられ、それを自分が未熟だからと納得してしまってはいませんか。
それを順張り戦法に替えて、目から鱗のことが多いのではないでしょうか。
これまでの逆張り戦法なら、相手の攻撃に耐え反撃の時を待つという、非常に苦しくストレスの溜まるトレードが続いたのではないでしょうか。
それを順張り戦法に切り替えてみると、相手が作ってくれる流れに乗るだけですから、非常にすんなりとストレスが溜まらないトレードに変わったと、たぶん自覚されていると思います。
そうした、やり方を変えるだけで、自分のメンタル面も、大きく変わります。
耐えるのがトレードなどという自虐的なトレードスタイルではなく、スマートな(カッコイイ)トレードスタイルに替えることは、なにもお金が掛かる問題でもなんでもなく、単に自分の意識の切り替えをするだけのことです。
つまり、発想の転換が、活路を見出すということです。
稼ぐことを楽しむことです。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
おはようございます。
テクニカル的には、今日か明日、ドル/円は動くと見ています。
早ければ今日、より可能性があるのは明日で、やはり上がる方ではないかと見ています。
根本にあるのは、実需の平日なら毎日出ている買いっぱなしのドル買い、買ったら当分戻ってこない個人マネーのドル投資に伴うドル買いなどのフロー(資金の流れ)がまったく変わっていません。
それに対してドルの上げを抑えている海外投機筋のドル売りは、所詮投機である以上売れば必ず損益確定のために買い戻さなければなりません。
このドル/円の支えと抑えの構造が変わっていない以上、いくら海外投機筋が蓋をしても、実需等の買い圧力はどんどん膨らみどこかでは破裂し上昇します。
問題は、いつ破裂の時を迎えるかだけだと思っています。
今日も、7時からシンガポールは売り始め、実需は買い始めると思います。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
ドル/円は、底固めの時間と見ています。
ニューヨークダウは、パウエルFRB議長の議会証言を受け、利上げ継続観測が改めて広がったことから売られ、前日比102.42ドル安の33,951.45ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.013%上げて3.740%で引けました。
原油価格は、前日比1.40ドル高の72.59ドルで引けました。
金価格は、前日比3.4ドル安の1944.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、前日海外での売りの買い戻しからか買い気がぶり返して上昇を再開し、ロンドンオープン後には、一時142.16近辺をつけました。その後は、ロンドン・ホラー劇場(※)となり、141.71近辺まで下げました。ニューヨークオープン後、パウエルFRB議長の議会証言を前に、同氏の事前原稿で「金利は年末までに幾分高くなると当局者は見ている。インフレを2%に戻すにはまだ長い道のり」と言及していたことから、ドル買いが強まり、一時142.37近辺まで上昇しました。しかし。EUR/USDが上昇(ドル安)となったため、141.69近辺まで反落し、141.80近辺に落ち着きました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0911近辺から1.0990近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、154.86近辺から155.82近辺まで上昇しました。
ストップロスがつくのは2つの理由あります。
ひとつは、自分で考えていた相場観が全く間違えていたため、もうひとつは、相場観は合っていたのに、相場に入るタイミングが、早すぎたためです。
そして、こうしてロスカットがついた時は、休むことをお勧めしますが、一歩踏み込んで、「倍返し」という方法もありますので、ご参考までにお話ししておきます。
「倍返し」とは、たとえば、ロング(買い持ち)1単位を持っていたとしたら、2単位売って、ショート(売り持ち)1単位に、ポジションをひっくり返すことです。
逆に、ショートを、ロングにひっくり返す時も、同じ要領です。
それでは、「倍返し」の注意点を、以下挙げてみたいと思います。
1)必ずしも、損失を取り戻し、利益に転換する保証はありません。
しかし、死地に活路を見出すという意味からは、試してみる価値はあります。
プライスが一方向に行く勢いが強いほど、うまく行く可能性は高いです。
2)自分が思っていた方向感を、自分で否定することになりますから、勇気が要ります。
3)「倍返し」の決断は、早く決断することが大事です。
決断できなければ、ストップロスがついたら、休むに越したことはありません。
4)「倍返し」は、特に、自分で考えていた相場観が全く間違えていたためにストップロスがついた、あるいは、ストップロスまで届いていなくても、その前に、間違えたと気づいた時のほうが、次の5)より、うまく行くことが多いと思います。
5)相場観は合っていたのに、相場に入るタイミングが、早すぎた場合は、トレンド自体は、元々の考えと合っていますから、ストップロスがついても、あまりそれ以上には行かず、引き返してくる可能性が高く、あまり、「倍返し」は、お勧め出来ません。
6)たとえ、5)の場合で「倍返し」したとしても、早めに手仕舞ったほうが、安全です。
「往復ビンタ」、つまり、やられたロングのポジションを「倍返し」して、ショートにしたら、相場が上昇に転じて、ショートのポジションでもやられる可能性があります。
長期の見通しを立てることは、大変重要だと思っています。
しかし、同時に、立てた長期見通しをそのまま信じることは、危険だと思っています。
なぜなら、見通しを組み立てるために集めたいろいろな要素が、変化したり、あるいは消えてしまったり、はたまた新規の要素が加わってきて、長期の見通しを立てた時点とは中身がかなり変わってしまうこと常だからです。
こういうたとえもできるかもしれません。
長期見通しを立てた時点で、予測と現実は、同じところにあっても、時間が経つにしたがって、予測と現実は離れていくものです。
それが、あたりまえと思って頂いて結構かと思います。
ですから、予測を立てても、放ったらかしにするのではなく、定期的に見直す必要があるということです。
これは、おもしろいことに、システムトレードにも言えるようで、どうしても定期的な見直しが必要だと、親しいシステムトレーダーの人が言っていました。
プログラムをセットしたら、システムにお任せというものでもないようです。
ただし、誤解して頂きたくない点は、長期の見通しを立てること自体は、大変重要だということです。
山の頂から、下界を俯瞰するように、見まわしてみるということは、とても大事なことです。
私の相場の合言葉に「わからなくなったら、長期(チャート)を見る」という言葉があります。
これは、結構よくやっていて、いろいろな発見があります。
皆さん、1分足、5分足、15分足、30分足あたりをご覧になっている方が多いのではないかと思います。
1時間足、4時間足、日足、週足、月足も、時々見てください。
違う世界が、見えてきます。
それは、きっと相場観を磨く上で、役に立つと思います。
そして、定期的な見直しをお忘れなく。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
流れに逆らって、ドル/円を買い下がっていたら、下げはこんなものではなかったと見ています。
ニューヨークダウは、パウエルFRB議長の議会証言を控え金融引き締め長期化を警戒して売られ、前週末比245.25ドル安の34,053.87ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前週末比0.052%下げて3.717%で引けました。
原油価格は、米株安を受けて、前週末比0.62ドル安の71.31ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが売られる場面では売られ、前週末比22.6ドル安の1948.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、142.14近辺まで反発しましたが、それ以上には上げきれず、一転してロンドン・ホラー劇場(※)となりました。強力な英系ヘッジファンドと思われる売りに下げ続け、ニューヨークオープン後には、141.29近辺まで下げました。その後、ニューヨーク勢の買いに、一時141.75近辺まで反発したものの、売りがぶり返し、一時141.22近辺まで下げました。その後、141.47近辺まで反発しました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0892近辺まで下落後、1.0917近辺に反発しました。
EUR/JPYは、154.68近辺から154.05近辺まで下落後、154.34近辺までジリ高でした。
相場の方向性をいくら当てたとしても、絶対に相場が当たるということではありません。
あくまでも、相場を当てる確率が高いということに過ぎません。
むしろ、相場は絶対にこうなると考えることは、非常に危険なことだと思います。
トレーディングというものは、ある意味、確率論だと思います。
現在、対象にしている通貨ペアが、たとえば、上がるとしたら、その確率はどれぐらいあるのかをおぼろげでも結構ですので、事前に考えてみることが大事だと思います。
主観的にでも、上がる確率が50%だとしたら、それは当たる当たらないの比率が半々ですので、ギャンブル性が高く、トレーディングには向きません。
少なくとも上がる確率が60%、欲を言えば70%ぐらいあってこそ、やっとポジションを持てるかなといったところではないかと思います。
プロのトレーダーは、基本的には臆病です。
よほど強いインスピレーションを持つまでは、なかなか相場にエントリーしようとはしません。
しかし、ひとたび自分の得意とする相場になったと判断したら、躊躇なく果敢に相場に飛び込んでいきます。
このあたりのメリハリが重要だと思います。
英系ヘッジファンドの常軌を逸した行動には、本当に目に余るものがあります。
なにしろ、昨年は日銀に利上げ圧力を加えましたが、日銀には相手にされませんでした。
一方、昨年のドル/円相場では、最初は勢いよく上げてきた相場を調整させようと、2度繰り返し大きく売ったものの、実需のドル買いが強くて失敗、そして秋には、ドル買いで攻めたら今度は政府・日銀の大量介入で巨額損失を出しました。
今年になって、3月の欧米の金融危機では、リスク回避の円買いという、もう錆びついたようなネタを引っ張り出して、クロス円で円買い、しかしこれも結局失敗ということで、本邦勢にはコテンパンにやられています。
彼らは、もうその恨みだけで動いているようです。
先日、元米系投資銀行のロンドンにいたオーストラリア人とランチをしました。
彼は日本人を良く理解している人間ですが、彼曰く、「(彼が仕事上で会う日本とビジネスをやろうとする)外人は日本人はなにもわかっていない」と思っているそうです。
要は、日本人を見下しているということです。
しかし、その言葉、そっくり外人に返してやりたいです。
つまり、「外人は日本のことを全くわかっていないし、わかろうともしないのに、自分たちの意見を押し付けてくるな」ということです。
彼らとの力関係は、結局、幕末の頃とあまり変わっていないということだと思います。
だからこそ、外人の圧力にノーが言える日本人にならなければなりません。
ただし、楊柳(やなぎ)のごとく軽やかにかわしていくことが日本的だと思います。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
おはようございます。
今日もシンガポールやロンドン(夕方以降)と言った海外投機筋はドル/円の上げに抵抗するかのように売ってくるのでしょうが、一方、本邦実需は5・10日で、買い需要は、いつも以上にあると思われます。
昨日頂いたコメントの中でうれしかったのは、売りでも取れるようになった。むしろこの方が儲けやすいかもしれないというもので、流れに逆らわない、流れに乗って、利が乗ればさっさと利食うということをご理解頂けたことです。
相場が高く返ってくれば、この上げに乗り遅れまいと買い下がってロングになり、返って下がってしまうというのは、昨日の東京タイムでもお分かり頂けた思います。
トレンドはトレンドとして自覚する必要はありますが、トレードはトレードとして臨機応変に対応することが必要です。
今日は、既にシンガポールが売ってきている印象です、実需は7時になると出るものと見ています。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
本日は20日で、5・10日(ゴトウビ)に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる傾向があります。
ニューヨークダウ、米国債10年物利回り、原油、金は、奴隷解放記念日(ジューンティーンス)で休場でした。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、クロス円を中心とした円売りに、一時141.94近辺まで上げました。しかし、その後、ロンドン・ホラー劇場(※)となったもようで、一時141.76近辺まで下げました。しかし、下げきれず買い戻し、142.00近辺をつけました。その後、再びロンドン・ホラー劇場となり、もみ合いながら141.80近辺まで下げました。ニューヨークの時間帯になっても、ロンドンは、ロンドン・ホラー劇場を続け、一時141.66近辺をつけましたが、それ以上には下げきれず、買い戻しに、ジリ高となり、141.98近辺をつけました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0917~1.0928近辺で横ばいでした。
EUR/JPYは、154.68近辺まで下落後、155.08近辺まで反発しました。
高値圏で、相場が横ばいになることを、「高止まり(たかどまり)」と言います。
なぜ、「高止まり」になるか、そのメカニズムについて、お話ししたいと思います。
相場が急騰すると、それによって急速にポジションがアゲンスト(不利)になるマーケット参加者が増えます。
そして、それ以上に損失が膨らませないようにするために、ロスカットが集中します。
これによって、マーケットのポジションは、ほぼスクエア(ノーポジ)になります。
このほぼスクエアな状況は、もちろん、ポジションがロングにもショートにも、大きくは偏っていないため、相場は動かなくなります。
これが、相場が高止まりする理由です。
つまり、高止まりとは、基本的には、ショートのロスカットが集中した後の、マーケットが傷を癒やす期間だと言えます。
しかし、その後、新たにロングかショートにポジションが偏ると、なにも外部要因がなければ、ポジションの偏った方の逆に相場は動きやすくなります。
マーケットがワッとパニックになるのは、まさに虚を突かれるような事態です。
ちょっと古いですが、たとえば、リーマンショックとか、スイスショックとか、フラッシュクラッシュとか、
想定外のことが突然起きると、マーケットはパニックとなります。
それが、この3月の欧米の金融危機のように、すでに過去に経験しているようなことでは、ぼや程度で終わってしまいます。
今後も、マーケットがパニックになる事態は、必ずくると思っています。
そんな想定外のことが起きたら、どうしようもないと思われるかもしれません。
確かに、驚きはしてもパニックにならないためには、日ごろから身構えておくことが大事です。
つまり、ある一定の緊張感というものは、常に持つということです。
これは、相場というリスクの世界に限らず、一般社会でも言えることだと思います。
最近は、災害の規模も大きくなっています。
また、突然の事件・事故も起きています。
こうした不測の事態に対してできることは、油断しない、身構えておくことだけだと言えます。
その点を意識すれば、リスクはかなり軽減すると思います。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
順張りを良しとするが、高値掴みは避けること。
負けると、どうにかして、早く損失分全部を取り戻そうとしたくなるものです。
しかし、悔しさとか焦りといった感情から早く取り戻そうとするばかりに、ポジションを大きく張ったり、損切りを深めに置いたり、売り買いの手数(てかず)が増えたりなど、トレーディングが荒っぽくなりがちです。
まず、負けたら、負けたことを自ら認めることが大事です。
そして、気が静まるまで、しばらくトレーディングを休むことです。
トレーディングは、自分の感情をいかに自分でコントロールできるかにかかっています。
損失を出した時だけでなく、たとえば、ポジションを持つタイミングとか、利食いのタイミングとか、これらは、自分で自分をいかにコントロールできるかにかかっています。
ムラムラとする感情に流されて、ポジションを持つことは避け、タイミング的にもレベル的にも、十分に引きつけることが大切です。
私の経験からも言えることは、エントリーだけでなく、トレーディング全般にわたって、待てる勇気を持つことが必要だと思います。
□□ 今週の注目点 ---------------------------
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、上値トライか
2.EUR/USD、上昇継続か
3.GBP/USD、上値トライか
4.クロス円、円全面安
----------------------------------------------
【1.ドル/円、上値トライか】の要点
・ 6月の欧米勢の中間決算からみのクロス円中心の円売りは、まだ続く
・ 海外投機筋は、週間ベースでもロンドン・ホラー劇場をやっていて金曜は買い戻しになる?
・ 142円台がしっかり抜けると 145.00 が見えてくる
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相場の攻め方には、速攻とじっくり攻める方法の2種類があります。
速攻の場合、攻めるとなれば、一気呵成(いっきかせい)に攻撃することが大切です。
しかし、速攻の欠点は、極短期間にポジションが膨らんでしまうため、目論見が外れて相場が逆行を始めるようであれば、即刻逃げ出さないと、手痛い損失を被る可能性があります。
一方、じっくり攻める場合は、スピードは遅いものの、たとえば、上げ相場ならば、徐々に上値を食んで(はんで)行きながら、ポジションもこなしていきますので、結構しぶとい上げになる傾向があります。
つまり、速攻で攻める場合、攻めるのもスピード感が必要ですが、逃げるのもまたスピード感が必要です。
それに対して、じっくり攻めは、攻撃もゆっくりですが、ポジションをこなしながらのため、相場が急反転することは少なく、ある意味、オーダーが集まって鉄壁と言われている箇所を攻略するには、適しているものと思われます。
いずれの場合も、攻めがうまくいくかどうかは時の運ですので、攻めている間の刻々変わる状況変化に気を配り、これはうまく行きそうとか、ちょっと攻めきれなくなっているなど、逐次判断していくことが大切です。
ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店とお宿紹介のコラムです。
手打蕎麦 里り(さとり)
住所:東京都世田谷区若林1-1-2 藤和シティコープ若林 1F
電話:03-6805-3669
意地が悪いようですが、美味しいところと良いお宿をお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。
たまたま、お店の前を通りかかったら、なんか美味しそうというオーラを放っていて、早速ランチで入りました。
こだわりがありそうなご主人と愛想のよい奥様という若夫婦とお手伝いのおばさんがやっているお蕎麦屋さんです。
生ビールにお酒も頂き、酒の肴も旨く、これは結構いいお店だと、素直に思いました。
特に、おつまみの中では、「梅水晶」(梅と鳥の軟骨を和えたもの」と「板わさ」、それに「自家製スモークチーズ」が絶品でした。
それに、田酒の冷酒が良く合い、呑兵衛としては上機嫌でした。
そして、天もりそばを頂きました。
お酒で温まった舌に、心地よい冷たいお蕎麦でした。
車エビと野菜のの天ぷらも、カリッと揚がっていてとても美味しかったです。
それにしても今年5月の開店早々にも関わらず、お客の入りが良いなあと思っていたら、ご主人があの老舗の「神田まつや」のご出身だそうです。
良いお店を、自分の嗅覚で見つけた時の醍醐味はありません。
このお店の近くには、目黒のとんかつの名店「とんき」の暖簾分けのお店もあり、三軒茶屋は名店出身者の登竜門なのかもしれません。
ニューヨークダウは、米金融引き締め長期化が懸念されて売られ、前日比106.70ドル安の34,301.36ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.039%上げて3.767%で引けました。
原油価格は、中国需要の回復への期待から買われ、前日比1.16ドル高の71.78ドルで引けました。
金価格は、米長期金利低下を受けて買われ、前日比0.5ドル高の1971.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、東京タイム、日銀は大規模緩和維持を決定したものの、日銀の政策変更を期待した海外勢のショートは依然としてあったため、ロンドンオープン後も買い戻しは続き、一時141.39近辺まで反発しました。その後、ロンドン・ホラー劇場(※)となり140.79近辺まで下げましたが、依然としてショートのようで再び買いは強まりました。ニューヨークに入ってからも、クロス円の買いに押されるようにジリ高は続き、一時141.88近辺をつけました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0970近辺から1.0919近辺まで下げた後、1.0945近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、154.34近辺から155.21近辺まで上昇しました。
正しい相場観を持つことと同格で、相場が動き出すタイミングを把握することは、大変重要です。
実際のところ、タイミングより早く、相場にエントリーしてしまうことが多いと言えます。
たとえ、結局フェーバー(有利)になったとしても、苦しい時を長く続き、場合によっては、苦しいために精神的に消耗してしまい、持ち値付近まで相場が戻ってくると、「ホッとの売りあるいは買い」をして、結局、なんのためにつらさに耐えていたのか、わからなくなります。
タイミングについて言えることは、タイミングは自らが思っている以上に遅くやってくるのが一般的だということです。
ですので、じっくり待てるようになることが大切です。
決して、ムラムラして、行ってしまえとばかりに、相場に飛び込むことは、決して良い結果は生みません。
待てる度量を持つことが、大切です。
尚、ムラムラとして相場に飛び込む理由は、この相場を逃したら後がないと思うことが原因になることが多いことから、ムラムラときたら、「相場はこれ一回限りではない」と自分に諭すことだと思います。
ある英系銀行にいた頃、為替部門のグローバルなミーティングがあり、アメリカのサンフランシスコに出張したことがありました。
実際の会議は、サンフランシスコから車で1~2時間ほど行ったワインの産地で有名なナパバレーで行われました。
ゴルフ場に点在するコテージをすべて借り切って、参加者の宿泊施設に充てられました。
ミーティングの内容は、全く覚えていませんが、ロンドン本店なのに、地球の裏とも言えるナパバレーで、ミーティングを行うのですから、当時はまだ、リーマンショック前で派手なこともできたものだと思います。
それが、リーマンショック後、英国で銀行の儲け過ぎ批判が高まり、英系の銀行はどこも、行員のボーナスまで国会の議案として採決され、そしてリストラの嵐となりました。
話はナパバレーに戻して、確か、3泊4日ぐらいのミーティングでしたが、最後の夕食は、豪華なディナーとなりました。
地元ワインがふるまわれ、美味しい料理が続き、そして、メインディッシュが運ばれてきました。
美味しそうに焼かれた筒状のお肉で、早速頂きました。
ところが、一口頬張った途端に、たまらない動物臭が口いっぱいに広がり、嘔吐感を覚えました。
しかし、吐き出すわけにもいかず、目を白黒させながら、どうにか飲み込んでしまいました。
その肉は、羊のマトンでした。
えらい目に遭いました。
しかし、周りを見回すと、みんなおいしそうに食べています。
それだけ、日本人は、臭いに敏感だということだと思います。
私以外にも、知り合いで、ニュージーランドで同じような目に遭った人がいて、その人はその後マトンどころかラムでさえ食べられなくなったそうです。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
06/16(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは【クロス円での円安の舞台裏は?】です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official 【公式】ヒロセ通商(LION FX)動画チャンネル
おはようございます。
今週のイベントラッシュも最終日を迎えました。
やはり、何と言っても、日銀の金融政策決定会合の結果発表と植田日銀総裁の記者会見に注目が集まります。
多少なりとも引き締め方向につながるような発言がでれば、英系ヘッジファンドはドル/円の売りで飛びついてくると思います。
しかし、確かに昨日EUR/USDなどが上昇(ドル安)になったことで、ドル/円の売りの口実を見つけて売ったもの思われますが下げは鈍く、結果的にクロス円が急騰しています。
つまり、彼らは、ドル/円のショートを持って、日銀に臨みますが、少なくとも4月28日以降の金曜日は、5月19日以外、週末リスクを避けるように買い戻す傾向があります。
そういう意味でも、日銀の発するサインが重要になります。
今日もまた、7時になれば、アジアのゾンビ、シンガポールが売り始め、実需は買い始めるものと見ています。
流れに逆らわず、流れに乗って、利が乗ればさっさと利食うことです。
尚、本日は、FX経済研究所出演日にあたり、準備のため本数が減る可能性がありますので、あらかじめご了解ください。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
ドル/円の売りに固執する英系ヘッジファンドに怖さすら感じます。
ニューヨークダウは、発表された米小売売上高が個人消費の底堅さを示したことに加え、長期金利が低下したことが好感され、前日比429.39ドル高の34,408.72ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.076%下げて3.722%で引けました。
原油価格は、中国の需要懸念が後退して買われ、前日比2.35ドル高の70.62ドルで引けました。
金価格は米長期金利が低下ししたことに加え、EUR/USDが上昇したことも受けて買われ、前日比1.8ドル高の1970.7ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、一時141.50まで上昇しました。その後、高止まりをしていたものの、英系ヘッジファンドと思われるロンドン・ホラー劇場(※)となり、一時140.85近辺まで下げました。それからはポジション調整で、141.30近辺まで戻して、ニューヨークオープンとなりました。ECBが0.25%の追加利上げを決定して、EUR/USDが上昇(ドル売り)したことから、ドル/円も売り気になりました。そして、その直後に発表された米小売売上高は予想外の増加を示したものの、米新規失業保険申請件数は米労働市場の緩和を示す弱い内容となったことも言い訳にして、英系ヘッジファンドが再度強力にドル/円を売り始めました。2時間を掛けて、140.16近辺まで下げた後、いったん140.65近辺まで反発しましたが、すかさず押し下げられ、その後は140.25近辺で横ばいとなりました、尚、この間に、EUR/JPYはじめクロス円は急騰(円安)しました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0815近辺から1.0951近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、152.74近辺から153.68近辺まで上昇しました。
昔、ある外資系銀行のチーフディーラーの方と知り合いになりました。
その方は、1985年のプラザ合意以降10年間も続いたドル/円の大下落相場で、大胆な手口で大儲けしました。
彼の敏腕ぶりから、彼を主人公としたテレビドラマや小説ができたほどでした。
あまりに儲けてしまったため、税金対策から、今は、シンガポールに移住されています。
彼のトレーディングスタイルには、学ぶ点は多く、ここにご紹介したいと思います。
マーケットにロング筋が多ければ、「楽にして上げよう」と、売り込んで相場を押し下げておいて、ロング筋のロスカットを誘ったところで、買い戻して儲けるなど、実に機動的なトレーディングをする方でした。
彼から一番学んだことは、相場に執着しないということでした。
彼は「これは上げだ」と宣言しても、どうも相場の形勢が違うと思えば、簡単に前言を撤回し、それまでの逆のポジションを張るなど、全く前言にスティック(固執)していません。
つまり、為替相場は刻一刻と変化していますので、相場の見方を柔軟に変えていかなければなりません。
そばで彼のトレーディングを見ていますと、その豹変ぶりに舌を巻いてしまいます。
フットワークを良くすることがいかに大事かを、彼から学びました。
年寄りの愚痴だと思って聞いてください。
まずは申し上げておきたいのですが、私は、右翼でも、左翼でもありません。
しかし、今の行政にはうんざりしています。
国民には納税義務があり、払わなければ、脱税の罪に問われます。
その一方では、払った税金を、湯水のように、こんなところにと思うようなところに使われているのを見ると、あまりにも、納税義務と政府が勝手に使途を決めるやり方との間にギャップがあり過ぎて、腹が立ってなりません。
また、高額所得者からは、高額所得者だから当たり前のように税金をとるのもどうかと思います。
本来、減税して、働く意欲を国民に与え、そうして頑張って働いて得た利益から納税するならわかりますが、最初から搾り取ろとする根性が許せません。
人間、本来、ああなりたいとか、あれを腹いっぱい食べたいといった、具体的な目標があって、それを実現させるためだからこそ、頑張りようもあるのではないでしょうか。
そうした、ある意味ハングリーなものがあって良いのではないかと思います。
また、日々、FXをやっていると、海外投機筋という連中から、彼らがいかにハングリーに稼ぎたいという願望がヒシヒシと感じます。
FXという世界は、海外と直面していますので、海外の人々がいかに稼ぐためなら、なんでもやるかがわかります。
世界とは、こんな連中ばかりです。
その連中と渡り合うためには、自分はどう考え、どう行動すべきなのかという意思を持っていないと、本当に彼らの食い物になるばかりです。
海外投機筋の動向をつぶさに観察していくと、それほどレベルの高い相場観や技術もなく、また金に飽かした生活をしていることまで、今までの海外生活で得た情報も合わせて考えれば、手に取るようにわかります。
そうした連中の飯の種に、日本人がされるのは断じて許せません。
税金を無駄使いする国と、一方では日本人を食い物にする海外勢の間にいてなにをすべきかといえば、唯一自分自身が強くなるしかないと思います。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
おはようございます。
昨日のドル/円は、しっかり過ぎるほど5日移動平均線との乖離を埋めて反発しました。
しかし、クロス円は、乖離すら埋めずに上昇しており、今の相場がクロス円の上昇相場であることがわかります。
クロス円が強い理由は、個人的には、今年3月の欧米の金融危機で、海外投機筋がリスク回避の円買いと称して、クロス円を大量に売り込んだ(円買い)ものの、6月の欧米勢の中間決算で、決算処理としての反対売買が発生しているためだと見ています。
スワップの払いを考えたらそんなことできないだろうというご意見も確かにあるかとは思いますが、昨年からの円債とドル/円相場で、国家予算並みの資金を振り回す海外投機筋の手口を考えれば十分あり得ることだと思っています。
しかし、昨日の米PPIの後の気が狂ったようなドル/円の売りを見ますと、円憎しで常軌を逸しているとしか思えません。
それでも、7時になれば、シンガポールは売るでしょうし、一方では、5・10日の実需はいつも以上に買うと思います。
昨日、流れに逆らって買い下がってやられた方もおられるかもしれませんが、その教訓を良く生かして、流れに乗ってさっさと利食うことに専念してください。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
本日は15日で、5・10日(ゴトウビ)に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
ニューヨークダウは、米利上げ長期化観測が重荷となり反落し、前日比231.40ドル安の33,980.72ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.057%下げて3.782%で引けました。
原油価格は、米利上げ長期化で需要減が警戒され、前日比1.15ドル安の68.27ドルで引けました。
金価格は、米長期金利低下を受けて上げ、前日比10.3ドル高の1968.9ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンのアーリーバード(早起き鳥、転じて早出組)がシンガポールがショートだということに気づき買い上げ、ロンドンオープン後、140.20近辺まで上昇しました。ショートスクイズ(ショート筋を買い上げて買い戻させて利食うロンドンの得意技)が一巡すると、今度はロンドン・ホラー劇場(※)となり、一時139.86近辺をつけました。ニューヨークオープン後発表された米生産者物価指数(PPI)は予想を上回る低下で、その後3時間にわたって売り続け、139.28近辺をつけました。その後は、139.30~40近辺で横ばいとなった後、FOMCの結果発表となりました。その内容は、FRBは市場の予想通りに利上げを一時停止したものの、注目のFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)であと2回の利上げを示唆し、市場ではあと1回と予想していたため、買い戻しが殺到し、一時140.16近辺まで反発しました。その後、いったん139.54近辺まで反落しましたが、再び140.00近辺に反発しました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0803近辺から1.0864近辺まで上昇後、FOMCで1.0802近辺まで一時急落後、1.0845近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、151.11近辺から151.54近辺までジリ高でした。
相場が思い通りに進行すると、もっと儲けたいと欲は深まります。
そうなると、ここで利食ってさらに相場がフェーバー(有利)な方向に進んでしまったらと思うと、利食えなくなるものです。
しかし、利食いとは、利益を確定してこそ、本当の利益になりますので、利食いを忘れてはなりません。
そのためには、チャートポイントなどを参考としたターゲットポイントを決めることも大事です。
ただし、ターゲットポイントを決めてしまうと、そのポイントを意識するばかりに、ターゲットに固執し過ぎることになり、途中で、「ああ、良いレートだな」と思っても、「いやいや、まだターゲットまで来ていない」と 折角の利食い場を逸することがあります。
したがい、もっと、自分の感覚に素直になって、「良いレートだ」と思えば、素直に利食うことが大切だと思います。
チャンスは、またやってきます。
無理に、ターゲットを意識し過ぎず、「利食えて、ラッキー」とどんどん利食っていくことが、気分的にも楽ですし、良い結果を生むことになると思います。
私は、車の運転が好きです。
ひとつのリフレッシュの手段だと思っています。
ロンドンに駐在していた頃は、イギリスは日本と同じ右ハンドルで左側通行でしたが、ドーバー海峡を渡って欧州大陸に入ると、右側通行になり、そこを右ハンドルの自分の車で運転するため、慣れるのに30分ぐらい掛かります。
一度は、スイスの首都チューリッヒまで、ロンドンから9時間、ほとんど運転しっぱなしで行ったことがありました。
ベルギー、フランス、ドイツ、スイスと通っていきましたが、やっぱり圧巻はドイツで、あの有名な制限速度なしの高速道路アウトバーン(地元ではオットバーンと言います)でした。
追い越し車線を時速300キロで、ポルシェやベンツやBMWが走っています。
本当に、羽をつけたら飛んで行ってしまいそうな勢いです。
追い越し車線を走行する上での注意点は、バックミラーに地平線でぴかっと光ったら、それはパッシングであり、瞬く間に300キロで走る車が後ろに迫ってきます。
それを、ほうほうの体で走行車線に逃げ込んでかわさなければなりません。
一方、米国はどうかというと、全く欧州とは違い、意外なようですが、スピード制限は厳しく、ハイウェイの制限速度は、一般的に55マイルと100キロありません。
ですから、のんびり走るのが米国流です。
それに、最初気遣ず、欧州並みのスピードで走ったら、ポリスに捕まるは捕まるは。
最初に、捕まった時は、慌てて外に出ようとすると、スピーカーから「Stay there!(中で待て)」と言われて、中で待っていると、腰の銃に手を掛けたままで、車の壁面を沿うように、そろりそろりとポリスマンがやってきて、車内を確認して、やっと窓を開けろと言われました。
本当に、銃社会だなと思いました。
休暇で、ニューヨークから北上してカナダのケベック州に行ったことがありましたが、ほとんどまっすぐな道を延々9時間走り、大陸の広さを実感しました。
ケベックは、フランス系カナダですので、田園風景まで、フランス風でした。
ロンドン前場(15時~21時)、21時30分の米PP発表I、そして3時のFOMCの結果発表、それぞれに警戒が必要です。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
おはようございます。
「なんだ、ドル/円上がったじゃないか。買っておけば良かった」という声が聞こえてきそうですが、昨日の米CPI発表直後の狂ったようなドル/円の売りの時に、そんなことは思いもよらなかったと思います。
ニックWSJ(ウォールストリートジャーナル)記者の観測記事があったからこその反転であり、それ以上のなにものでもありません。
しかし、人間とは、上がったという結果が出てから強気になって、買い遅れているため、押し目で買おうとするものです。
しかし、それは流れに逆らった(逆張り)発想です。
しかも、日足のチャートをチェックしたところでは、5月30日頃からのレンジをまだはっきりと上に抜けたわけでもなければ、昨日の上昇で、サポートとなる5日移動平均線と実勢値が乖離していたりで、まだ下げ余地はあります。
買うにしても、買い下がるのではなく、下げて反発がしっかりしてきたら追撃的に買って遅くはないと思います。
ムラムラ買いは、避けるべきかと思います。
今日も、7時からシンガポールは売り、実需は買うと見ています。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
円全面安になってきているものの、冷静な対応が必要です。
ニューヨークダウは、米消費者物価指数は予想より低くかったことから利上げ見送りを見込んだ買いが出て、前日比145.92ドル高の34,212.25ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.025%上げて3.790%で引けました。
原油価格は、FRBの利上げ見送り観測で買いが出て、前日比2.30ドル高の69.42ドルで引けました。
金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前日比11.1ドル安の1958.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンのアーリーバード(早起き鳥、転じて早出組)が売ったもようで、139.38近辺まで反落しましたが、クロス円の買いが強まり、ロンドンオープン前後から上昇に転じ、一時139.64近辺をつけました。その後は、139.45~60近辺での横ばいとなりました。ニューヨークオープン後発表された米消費者物価指数は予想より低くかったものの一時139.97近辺まで上昇する場面もありましたが、結局売りに転じ、強引に139.02近辺まで下げました。ところが、「FRB当局は、6月FOMCで金利を据え置いたとしても、強固な高インフレ定着の懸念から、年内の利上げ再開を示唆する可能性がある」とするニックWSJ記者の観測記事が出たことから。形勢は一転し、ドル/円は、大きく売り込んでいたこともあって、大幅反発となり、140.00を上抜き、140.30近辺まで上昇しました。
EUR/USDは、1.0823近辺から1.0779近辺まで下げた後は、横ばいでした。
EUR/JPYは、150.17近辺から151.37近辺まで上昇しました。
私は、1時間足でも、日足でも、月足でも、要はどの期間でも、5、10、25、90、120、200の各単純移動平均線を見ています。
いつ見ても、これらの移動平均線は、レジスタンスなり、サポートになって、実勢値をピタリと止めてしまうのには、感心させられます。
もちろん、いったんはピタリと止まっても、その後抜けていくこともありますが、少なくとも素通りすることは、まずありません。
また、私の選んでいる期間が、絶対のものではなく、たとえば7と55とかでも良いと思います。
要は、各自のお好みで良いと思います。
ただし、いったん期間を決めたら、継続的に見ることが大事です。
ところで、移動平均線でピタリと実勢値が止まることには、いつも不思議を感じます。
たとえば、200ヶ月といった長期の移動平均線が、実勢値を止めてしまうこともあり、その不思議さには、神秘さすら感じます。
尚、なぜ、単純移動平均線を使っているかと申しますと、単純が一番だと考えているからです。
昨日のロンドン・ホラー劇場を見ても、一方向にどんどんブルドーザーで攻めてくるようなパワフルな売り圧力を感じたことと思います。
遅ればせではあるかもしれませんが、AIを使っているためかもしれません。
AIと聞くと、たじろいだり、二の足を踏んだりするかもしれません。
しかし、所詮、人間が作ったもので、完璧なものではありません。
以下の例は過去にも上げた例ですので、覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、あえて、上げたいと思います。
それは、ベトナム戦争の時、強大な米軍と戦ったゲリラであるベトコン(南ベトナム人民解放戦線)の知恵と工夫です。
連日、米軍戦闘機ファントムが、ナパーム弾をつかって空襲を仕掛けてきました。
それを、観察していたベトコンは、あることに気づきました。
それは、米軍機の接近してくる空路が、いつも同じだということです。
その理由は、米軍機は、コンピュータ制御で、同じ空路を飛ぶようにプログラムされていたからでした。
そこで、ベトコン達は、この米軍機の習性を利用できないかと知恵を働かせ、その結果、飛んでくる空路に、四角をイメージし、その四角に米軍機が飛来してきたら、銃でそれに向けて一斉射撃したそうです。
その結果、何十億円とする戦闘機が、いとも簡単に墜落することが頻発し、米軍内では大問題になったそうです。
ことほど左様に、ハイテクに溺れると失敗しますし、知恵と工夫を働かせれば、ローテクでも勝てるわけです。
それから考えれば、たとえ、ロンドン・ホラー劇場を、観察をすれば、弱点は見えてきます。
実際、本邦勢が狼狽しなくなっただけでも、ロンドン・ホラー劇場は変質し、相手もなんとかしようと、力任せのパワーディールにやり方を変えてきていますが、さらに観察を続ければ、より彼らの弱点を洗い出すことができると思います。
大事なことは、不可能とあきらめないことです。
皆で知恵を出し合いましょう。
そのためにも、観察は大事です。
今日からイベントが続きますが、今日の場合、ロンドン前場(15時~21時)も警戒ですが、21時30分発表の米CPIが低下予想だけに、実際低下ともなれば、どれだけそれを口実にドル/円を売り込んでくるか予想もつきませんので、厳重警戒です。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
おはようございます。
何度も言いますが、昨日のロンドン・ホラー劇場は異常でした。
頼るものが力しかないと思ったのでしょうが、ロングにもなっていない相場で、いくら売っても自分がショートになるだけだということをわからないこと自体、プロとして私の方が情けなくなります。
しかし、今日から連日、経済指標・中銀の政策発表が続きます。
そこで、少しでもポジションの偏り、特にドルロングにしていたら、ロンドン・ホラー劇場の餌食です。
折角のチャンスを逃すと焦られる方もいらっしゃると思いますが、本当に張るべきマーケットは普通のマーケットです。
イベントに掛けるのは、丁半博打でリスクが高すぎます。
その点を、十分ご理解ください。
本日も、通常通りであれば、7時からドル/円をシンガポールが売りはじめ、実需が買い始めるものと見ています。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
昨日のロンドン・ホラー劇場で疲労困憊されたというご感想がありましたが、それは流れに逆らおうとするからで、流れに乗っていれば、ストレスは大幅に緩和します。
ニューヨークダウは、FOMCでの利上げ見送り期待から買われ、前週末比190.47ドル高の34,067.25ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前週末比0.027%上げて3.772%で引けました。
原油価格は、中国の景気懸念から売られ、前週末比3.09ドル安も67.08ドルで引けました。
金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前週末比4.9ドル安の1972.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、買い優勢となり、ロンドンオープン後、139.62近辺をつけました。しかし、そこからは、ロンドン・ホラー劇場(※)となり、マーケットはロングではないため時間が掛かりましたが、強引に139.07近辺まで売り込みました。しかし、下げきれず、ニューヨークオープン前、139.41近辺まで買い戻されました。ニューヨークオープン後、ロンドン・ホラー劇場が再開し、139.09近辺まで下げましたが、米長期金利上昇を受け、上げに反転し、139.76近辺まで上昇し、その後は139.55近辺で横ばいとなりました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0771近辺から1.0743近辺まで下げた後、1.0760近辺までジリ高となりました。
EUR/JPYは、149.77近辺から150.26近辺に反発後は横ばいでした。
相場で、よくあることですが、たとえば上げ相場であれば、上がっている最中に追撃的に買うのには抵抗感があります。
しかし、高値から下げてきたところで、買い下がる分には、それほどの抵抗感もなくできるものです。
逆に、下げ相場で、下がっている最中に追撃的に売るのには抵抗感がありますが、安値から戻ってきたところで売り上がる分には、それほどの抵抗感はないものと思われます。
しかし、買い下がり、売り上がりは、実は、大きなリスクをはらんでいます。
なぜなら、どこまで下がるのか、あるいは上がるのかということは、人智では推し量れないものだからです。
特に、危険なのは、レンジ相場からトレンド相場に変わる時で、それまでのレンジ相場では、逆張りが有効に働くものですが、ひとたびトレンド相場に転換すると、戻りなく一方向に相場は一目散に進みます。
そのため、逆張りで作ったポジションは、どんどんアゲンスト(不利)になり、耐えきれないほどの損失を生むことはよくあることです。
したがい、相場がレンジからトレンド、あるいはトレンドからレンジに転換していないか、常日頃から注意しておく必要があるわけです。
ロンドン(ヘッジファンド?)は、力任せのパワーディールになっています。
しかし、マーケットがロングでない中で売り続ければ、彼らはドンドンショートになっていくと思いますが、もうそんなことより、潰したいという一念だけで動いている感じです。
私がいた銀行のディーリンチームは、いろいろな通貨ペアで非常にアクティブに動いていて、結構有名でした。
そんなチームがある時狙ったのはUSD/ZAR(ドル/南アフリカ・ランド)でした。
毎日、南アのヨハネスブルクにある地場の銀行をディーリングマシーンで呼んでは、大玉で投機的に売り買いした結果、結構な儲けになりました。
ところが、ある日の午後、現地時間の早朝、まだロンドンがオープンする前のマーケットが薄い時間帯に、南アの地場銀行が、次から次へとこちらを呼んできて、USD/ZARの大玉プライスを求めてきました。
インターバンクにはリサイプロベースと言って、片方がプライスを出す以上は、もう片方も相手にプライスを出さなければならないという不文律がありますので、いつも先方にプライスを求めている以上、出さないわけにはいきません。
その結果、プライスを出せば、たたみかけるように同方向に叩かれ、コテンパンにやられました。
後でわかったことですが、実は、南アの地場銀行のディーリングルームは、当時、皆同じビルに入っていました。
そのため、地場銀行同士が最近日本の銀行に毎日呼ばれては叩かれていることを、「おまえもか」とお互いに知るのにそれほど時間は掛りませんでした。
そして、これは、一度その銀行をこらしめてやろうと話がまとまり、作戦は練られ実行に移されたということでした。
これを、我がチームでは、「暁の南アフリカの逆襲」と呼んで、後々まで語り草となりました。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
今日は、指標・イベントはありませんが、明日から目白押しですので、既にある一定の緊張感を持つことが必要です。
たとえば、今まで続いた上昇トレンドが、反落することがあります。
それまで、上げを信じて疑わなかったのが、上げでまだいいのかと信念が揺らぎ始めることも、良くあることです。
しかし、上昇トレンドがまだ完全には否定されていないうちは、トレンドを信じることが大切です。
相場が反落する時には、落ちるだけの理由がそれなりにあるからこそ落ちるわけです。
その落ちた理由が、下落を決定づけるものなのか、あるいは一過性のものなのかを吟味することが必要です。
吟味して、下落を決定づけるものがあれば、いったん撤退することも必要だと思います。
しかし、一過性のものだと判断されるものであれば、ポジションを引き続き維持することが大切です。
昔、まだユーロになる前、スペインで開催されるバルセローナオリンピックによる特需期待から、スペイン・ペセタ買いスイスフラン売りのキャリートレード(高金利通貨買い、低金利通貨売り)のポジションを持ったことがありました。
相場は順調に、フェーバー(有利)な方向に進行しました。
ところが、ある日、スペイン中銀が、海外からの資金流入に対して流入規制を決定し、一気にアゲンスト(不利)になったことがありました。
その時、トレードを通じて親しくなった、スペイン・マドリッドの銀行のディーラーにどうしたものかと相談しました。
それに対して、彼は、流入規制をしても一過性で、またペセタ高に戻るので、ポジションは持ち続けたほうが良いとアドバイスしてくれました。
それまでも、彼から的確なアドバイスをもらっていたため、彼を信じポジションをキープしたところ、結局良い方向に相場は再び向かい、結局ポジションをしっかり利食って終えることができました。
このエピソードでは、確かに有力な情報源があったことは事実ですが、日本であれば、円がマザーカレンシー(母国通貨)である以上、情報にはことかかないと思いますので、自ら情報を咀嚼し判断することが大事だと思います。
□□ 今週の注目点 -----------------------------
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、自然体を良しとする
2.EUR/USD、様子見か
3.GBP/USD、様子見か
4.クロス円、円全面安
-----------------------------------------------
【1.ドル/円、自然体を良しとする】の要点
・ 海外投機筋がうまく行っていないためパワーディール(力づくのトレード)に傾斜している
・ 今週のいろいろな重要イベントをネタに彼らが強引に仕掛けてくることは十分考えられる
・ そうした常軌を逸した者は相手にせず、静観することが最善の策と見ている
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相場はマーケットの油断で動くと言っても過言ではないと思っています。
マーケットが身構えている時には、相場は動きません。
しかし、マーケットが油断をしている時に、突発的な事件や出来事があると相場は動き出し、パニック的な売りなり買いなりが大量に出て、相場は大いに動きます。
したがって、ポジションを持っている限り、100%の緊張感を常に持てとは申しませんが、少なくとも心の片隅では、緊張感は持っておく必要があります。
それでは、どのように心の片隅で緊張感を持っておけば良いのか、具体的にお話しましょう。
それは、間があいても良いですから、レートチェックを定期的に行うことが大事です。
レートチェックの際に、事前に自分がイメージするレートを頭に浮かべておきます。
そして、実際のレートと見比べてみて、乖離している時には、なにが原因かをできるだけ確認することです。
原因を調べるには、各種マーケットコメントが役立つと思います。
要は、相場の流れを、大まかで結構ですから、常に掴んでおくことによって、油断しない姿勢を保つことがトレーディングには必要です。
ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店とお宿紹介のコラムです。
新世界菜館
住所:東京都千代田区神田神保町2-2 新世界ビル
電話:03-3261-4957
意地が悪いようですが、美味しいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。
神保町にある老舗の大型中華料理店です。
3人で行きましたが、通されたのが個室で、高級感があって、また気兼ねなくおしゃべりが出来て、とても良い空間でした。
実は、こちらは上海蟹で有名なお店ですが、お伺いしたのが初夏の頃で、また食べ頃の9月~2月頃にお伺いしたいと思います。、
さて、今回は初めてでしたので、コース料理を頂きました。
印象に残ったのは、冬瓜入りのフカヒレスープとスズキの蒸し物でした。
どちらも、上海料理の上品な味で美味しかったです。
こちらは、中華風カレーも有名で、最後にミニカレーを頂きました。
こちらのカレーには、紹興酒と鳥ガラスープが入っているそうです。
中華のカレーファンの私としましては、ピリ辛で美味しかったのですが、もう少々カレーの香ばしさがあればという感想でした。
四角いテーブルの上には、中華料理店らしく、丸い回転テーブルが備えられていました。
しかし、この回転テーブルは、日本で発明されたということを、ご存じですが?
東京・目黒にある、有名な宴会場「雅叙園」の社長が発案し、職人さんに作ってもらったのが、最初だったそうです。
それが、中国の方が気に入って、中国で広まり、そして日本に逆輸入されたそうです。
豆知識でした。
ニューヨークダウは、ハイテク株の買いが支えとなり、前日比43.17ドル高の33,876.78ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.025%上げて3.739%で引けました。
原油価格は、中国の原油需要が伸び悩むとの観測から売られ、前日比1.12ドル安の70.17ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの下落を受けて売られ、前日比1.4ドル安の1977.2ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、ロンドン勢がショート筋のストップロスをつけに、一時139.72近辺まで買い上げました。それから、高値圏での静かな横ばいが3時間程続きました。ところが、ニューヨークオープン前から、大玉を振る英系ヘッジファンド(?)が、待ち構えていたようにロンドン・ホラー劇場(※)を強引に始め、ニューヨークオープン後、139.03近辺まで押し下げました。しかし、それ以上には下がらず、いったん139.60近辺まで戻した後、139.30近辺で横ばいとなりました。ニューヨーククローズが近づくと買い気となり、一時139.48近辺をつけました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0784近辺から1.0744近辺まで下げました。
EUR/JPYは、150.36近辺から149.71近辺まで下げました。
相場に素直になることは、大変大事なことです。
ともすると、自らの相場観を優先し、実際の相場が相場観と違う動きをすると相場が間違っていると思ってしまうこともあります。
しかし、自分自身が素直に感じる、相場が重いあるは堅いという感覚は、相場観より優先すべきだと思います。
重い堅いの感覚を、自らが素直に受け入れられるようになるには、経験の積み重ねが必要ですし、そのためにはそれなりの時間が掛かります。
しかし、いったん身に着けてしまうと、マーケットがロングであるか、ショートであるかは、かなりの確率で読めるようになります。
特に、私が重宝しているのは、ロンドン勢の動きです。
彼らは、基本的に、東京・アジア勢のポジションがどうなっていて、どうすると東京・アジア勢がロスカットしてくるかを、毎日となく探っています。
したがい、ロンドン勢ならどうすると推理して行けば、自ずと彼らが参戦してきてやろうとしていることがわかってくるものです。
それがわかってしまえば、あのロンドンオープン後のロンドン勢によって仕組まれる嫌なムードに巻き込まれることなく、ポジションを張っていけると思います。
つまりは、相手の身になって考えるということが大事だということです。
ロンドンのトレーダーの性格を見ていますと、本当にたたき上げの職人であることを感じます。
彼らの多くが、中学を卒業して、そこから見習いではじめ、それこそ先輩の腕を盗みながら腕を上げてきました。
それによって、トレードのスタイルも、型が出来上がっています。
しかし、こうした成長をしてくると変化を好みません。
相場つきが変わったので、それに合わせようとはしますが、ちょっとでもうまく行かなくなると、元のやり方に戻してしまいます。
ドル/円で言えば、彼らは、ドル/円の売り好きですから、やっぱり結局は、売ってくることになることが多いです。
ちょっと、話はそれますが、こんな話を聞いたことがあります。
イタリアの調理人の話ですが、やはりひとつの型ができると、それを変えようとしないそうです。
そのため、日本から来た見習いが、めきめきと腕を伸ばして、立場が逆転してしまうこともあるそうです。
なぜなら、日本人は、工夫をするため、今までのやり方にこだわらずに料理を作ってしまうということです。
このように、西欧人は、職人として変化を好まないのに対して、日本人は工夫をすることで臨機応変に動くところに強みがあるということです。
相場を観察するということが大事だと申し上げていますが、それにより新しい発見があり、新しい工夫が生まれると思います。
そこに、日本人としての強みがあると思います。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
06/09(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは【日本流で勝つ】です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official 【公式】ヒロセ通商(LION FX)動画チャンネル
おはようございます。
週間ベースの米失業保険申請件数ぐらいで、ロングでもないマーケットを80銭も叩き潰してきたところに子供にマシンガンを持たせたような怖さを、海外投機筋に感じます。
だからこそ、「流れに逆らわず、流れに乗って、利が乗ればさっさと利食う」という日本流の戦いをしないと、取り返しのつかない損失を被ることになります。
昨日は、シンガポールがロンドンに締め上げられていましたので、また退場かもしれませんが、またしても円のマザーマーケット(本拠地)である東京市場を占拠してくる可能性も否定できず、厳重な警戒が必要です。
通常であれば、シンガポールの売りも、実需の買いも7時台から入ってくるものと思われます。
10時半からの中間決算絡みのドル買いも観察を続けます。
尚、金曜は、傾向的には、日足ベースではドル/円は買い戻されることが多いです。
たぶん。週末リスクを避けるために、ポジションを手仕舞うためだと見ています。
また、今日は、FX経済研究所出演日のため、準備の関係で本数が通常より減る可能性がありますので、何卒ご了解ください。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
週間ベースの米新規失業保険申請件数ぐらいで、これだけドルを落としたのも、正直やりすぎだと見ています。
ニューヨークダウは、冴えない米新規失業保険申請件数を受けて、FRBの引き締め長期化への懸念和らぎ、前日比168.59ドル高の33,833.61ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.051%下げて3.733%で引けました。
原油価格は、イランの輸出再開観測を受けて反落し、前日比1.24ドル安の71.29ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDが買われたことを受けて上げ、前日比20.2ドル高の1978.6ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン前後から、シンガポールのショートをスクイズ(崩す)しようと、ロンドン勢が激しく買い上げ、139.96近辺をつけました。シンガポールのショートがスクイズされた後は、ロンドン・ホラー劇場(※)となり、一時139.63近辺をつけました。しかし、その後は、動意薄となり、横ばい状態が続きました。ニューヨークオープン後、発表された週次の米新規失業保険申請件数は予想より多く労働市場の軟化を示唆したことから売りが殺到し、下落を続け138.81近辺まで下げました。その後は、安値圏での横ばいとなりました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0734近辺から1.0787近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、149.60~150.00近辺でもみ合いを続けました。
日柄調整(ひがらちょうせい)とは、時間を掛けてポジション調整することです。
その対極は値幅調整で、アゲンスト(不利な)方向への大きな値動きによってポジション調整することです。
日柄での調整は、値幅調整に比べると時間を掛けて徐々に調整をしますので、損切りに伴う痛みはそれほどありません。
ただし、時間がかかります。
それに対して、値幅調整は、ポジションを一気に投げて調整するため、痛みが伴いますが、いったん投げると決めれば、一気にポジションが解消されて身軽になれるという長所があります。
つまり、日柄調整では、痛みは軽減できるけれども、しこったポジションを抱えたままですので、その間、なかなか別に新規のポジションを持ちづらくなり、ある意味時間の浪費となります。
そこへいくと、値幅調整は、短期的には痛みは伴ないますが、ポジションが解消されたことで、次の行動に出やすくなる、言い換えれば、新しいことがやりやすくなると言えます。
私自身は、いつまでもアゲンストのポジションを持って我慢する日柄調整より、ダメはダメでいったんポジションを切って(値幅調整)、改めてフレッシュな気持ちで相場に入り直す方が好きです。
アゲンストを我慢しているよりも、ずっと建設的だと思います。
15時台前半のロンドンとシンガポールという野獣達の死闘をご覧になって、FXマーケットを実感されたかと思います。
そういうマーケットで、本邦個人投資家層が生き残っていくためには、「流れに逆らわない。流れに乗って、利が乗ればさっさと利食う」という日本流のスタイルに徹することが重要です。
昔からそうですが、お休みを取ると、勘が鈍るのは否めません。
1週間とかまとめて休みを取るとてきめんに勘が鈍ります。
それぐらい、マーケットに浸かっていないとならないということだと思います。
以前に聞いたおもしろい話は、ロシアの有名なサーカス団に、ボリショイ・サーカスがあります。
ボリショイ・サーカスでは、ライオンや虎や象などを調教して、ショーをやりますが、1日たりとも調教を休むことはできないそうです。
休めば、猛獣たちはすっかり演技を忘れてしまうと聞きました。
人間もまた、同じだなと、休みを取るたびに思います。
実は、私は、基本的に、年間通して休みはありません。
平日は、もちろんマーケットコメントを出していますが、週末には、レビュー(1週間の振り返り)やウィークリーレポート(週間見通し)を書いています。
1月1日も、早朝、仕事をしています。
ですから、完璧なお休みを取るは、本当にたまにのことです。
でも、休みがないと言いながら、実は月に1度は旅行に行っています。
土曜の朝、レビューを書き、日曜の午後にウィークリーレポートを書くことで、1日半ぐらいの休みを絞り出し、結構、いろんな温泉に行っています。
何年か前から、吉方位でその年に行く方位を決めて、行くようにしています。
今年の吉方位は、西と北で、自宅から見た方位では、西は山梨、愛知、関西方面、北は栃木方面で、特に今年は山梨によく行きました。
山梨の温泉は、信玄公の隠し湯として有名ですが、県内どこを掘っても温泉が出るところで、泉質もいろいろあって楽しめます。
ここはパワースポットだと感じるところも多く、お勧めです。
ところで、吉方位などと縁起を担ぐのかと問われれば、確かに担ぐほうだと思います。
それは、マーケットに長年いますと、理屈だけでは説明がつかないことを結構経験しているからです。
簡単な例で申し上げれば、200日移動平均線という超長期の移動平均線で、本当に堅いサポートがあるかのように、急落してきた日足がピタッと止められて反転するなんて、説明のしようがありませんが、事実あったことです。
そういうことを見ていると、理屈で説明がつかなくても、自分に吉をもたらしてくれるものは尊重することにしています。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
おはようございます。
昨日の東京タイム、仲値決め頃からのドル/円のいつもとは異質な下げは、クロス円の大量売りだったようで、ロンドンタイムに入ってから買い戻されており、ロンドンが関与した節があります。
ロンドンタイムにうまくいかないので東京タイムにまで、ロンドンが手を伸ばしてきた可能性はあり、今後についても警戒が必要です。
シンガポールにも言えますが、ロンドンもうまく行かないとパワーディール(力づくのトレード)に走りがちですが、それに対する対応は、真っ向からの勝負にでるのではなく、流れに逆らわず、流れに乗って、利が乗ったらさっさと利食う「暖簾に腕押し」戦法に徹することだと思います。
今日も、シンガポールが出てくるか、確認が必要です。
また、10時半頃から、欧米の中間決算絡みの買いがでるか観察が引き続き必要です。
余談ですが、最近、ニューヨークがクローズすると、必ずと言っていいほど売りが出ます。
通常であれば、7時が過ぎると、シンガポールが売り始め、実需が買い始めます。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
激しい抵抗に遭いながらも、ドル/円はトレンド方向に向いていると見ています。
ニューヨークダウは、出遅れ銘柄に買い入り、前日比92.76ドル高の33,666.04ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.095%上げて3.795%で引けました。
原油価格は、原油需給の引き締まり観測から買いが優勢となり、前日比0.79ドル高の72.53ドルで引けました。
金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前日比23.1ドル安の1958.4ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン直後、139.13近辺まで下げましたが、東京タイムに売りで仕掛けたクロス円の買い戻しの動きが出て、ドル/円も、一時139.49近辺まで反発しました。しかし、再びロンドン・ホラー劇場(※)となり、139.25近辺まで下げて横ばいになりましたが、ニューヨークオープンを控えて、ジリ高となりました。ニューヨークオープン後、ショートスクイズ(ショート筋を切らせる動き)に139.62近辺まで上昇しました。しかし、EUR/USDがさらに上昇(ドル売り)となったため、一転して、139.03近辺まで急落しました。ところが、その直後、今度は、カナダ中銀が予想外の利上げを実施し、次回FOMCへの思惑も広がり、急反発となり、ショート筋のロスカットも巻き込んで、140.23近辺まで上昇しました。その後。いったん140.06近辺まで下げた後、140.24近辺まで上げました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0739近辺まで上昇後、1.0691近辺まで下落しました。
EUR/JPYは、149.28近辺から149.99近辺まで上昇しました。
為替トレーダーである以上、世界の主要マーケットとの時差に精通する必要があります。
なぜなら、時間帯によって積極的に攻める時間帯と手仕舞いを優先させる時間帯が各センター毎にあるからです。
各センターに一般的に言えることは、朝は元気で、午後はゆったりということです。
それを知らずにトレードすると、思わぬ損失を被ったり、収益チャンスを逸したりすることになります。
まずは、各センターのオープニングタイムとクロージングタイムを知ることです。
ロンドンの場合は、夏時間なら時差は8時間、冬時間なら9時間です。
ニューヨークの場合は、夏時間なら時差は13時間、冬時間なら14時間です。
それをもとに、ロンドンセンターなら何時から何時が攻めてくる時間帯だとか、ニューヨークは何時から何時がアクティブだとか知ることが大切です。
この時間帯を知ってトレードするのとしないとでは、収益に大きな差が出ますので、よく研究してみることをお勧めします。
特に、注意する時間帯は、夏時間で言えば、日本時間の午後3時からの2~3時間(ロンドン)、午後10時からの2~3時間(ニューヨーク)です。
FXをやる以上は、世界が相手ですから、世界の多くの国がリーダーに強さを求め、そして国民性としても強くあろうとしていることを覚えておくと、結構相場を見る上でも役に立ちます。
日本は島国ということで、同質化しやすいですが、世界はいろいろです。
相場関係の例として面白かったのは、日本人はチャートを見るにしても、かなり緻密にラインを引いたりして、精緻にチャートを見ようとします。
それは、私もそうです。
ところが、アメリカだったか、イギリスだったか、よく覚えていませんが、ある銀行のディーラーに会いに行ったとき、彼が相場観を話すにあたって、チャートをプリントアウトして、定規も使わず、フリーハンドでふにゃふにゃのラインを引いて、こうだから相場は上げだと言った時には、腰を抜かすぐらい驚きました。
しかも、重要なことは、ラインはふにゃふにゃでも着眼点はツボをついていました。
ステレオタイプという言葉があります。
その意味は、多くの人に浸透している先入観、思い込み、認識、固定観念、レッテル、偏見、差別などの類型化された観念を指す言葉です。
結構、私たち日本人も、他の国の人をステレオタイプで見ていますし、また逆に、外国人も日本人をステレオタイプで見ています。
そして、お互いに相手の先入観を、それはちょっと実際と違うと思っています。
マーケットのことで言えば、日本の金融政策に、特に欧米人が欧米が利上げしているのにここで利上げしないのはおかしい、上げるべきだというのは、それは、彼らの感想として言う分には構いませんが、だからと言ってそこで実際に投機的に仕掛けてくることはおかしいことです。
また、ドル/円は下がるべきだというのも、感想として言うのは勝手ですが、だからと言って、実需のドル不足や個人マネーが高金利を求めてドル運用するためにドル買いをするために上昇するドル/円に向かって、売りを仕掛けてくるのもおかしな話です。
自分の尺度に合わないから、相手を自分に合わさせようとするのは、お門違いもはなはだしいです。
いずれにしましても、相手の事情を理解しようとする歩み寄る姿勢がお互いに必要だと思います。
様子がおかしいので、厳重警戒です。
流れに逆らわないのが良策です。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
おはようございます。
EUR/USDをはじめとして、欧米の中間決算の絡みもあって、ドルは全体的にドル高方向に向かおうとしていると見ています。
そこへ、ロンドンなどは、EUR/JPYを落とす形でドル/円を落としにかかる(ドル安)など、かなり強引な手を使ってきています。
しかし、そうした小手先に走っても、ドル高の流れは変えられないと思います。
後はあせらず、実需のドル買いが順調に入っているかとか、欧米の中間決算の絡みのドルの手当て買いが出ているかとか、実際に観察することで、事実確認をすることが大事です。
また、昨日、一昨日と静かだったシンガポールが、中間決算絡みで静かなのか、あるいは一時的にペナルティーボックスに入っているためなのか、このあたりも合わせて観察することが大事です。
通常であれば、シンガポールは7時台から、実需のドル買いも7時台から、欧米勢の中間決算の手当て買いは10時半頃から入ってくるものと見ています。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
売りの猛攻の後の、上げの体制を整える時だと見ています。
ニューヨークダウは、出遅れ感があった景気敏感株やハイテク株に買いが入り、前日比10.42ドル高の33,573.28ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.011%上げて3.704%で引けました。
原油価格は、原油相場の上昇が続いたことから利益確定売りが出て、前日比0.41ドル安の71.74ドルで引けました。
金価格は、FRBが6月会合で利上げを見送るとの観測から買われ、前日比7.2ドル高の1981.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、ロンドン・ホラー劇場(※)が強まり、一時139.10近辺まで下げました。その後も、安値圏でさらに下げようとチャンスを狙っていましたが、下げきれず、ニューヨークオープンに向けて、買い戻しが強まり、ニューヨークオープン後、一時139.89近辺まで上昇しました。いったん139.64近辺まで緩んだ後、再度上値を試し、139.99近辺をつけました。その後は緩み、139.65近辺での横ばいとなりました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0675~1.0700近辺でのもみ合いでした。
EUR/JPYは、149.04近辺から149.48近辺まで上昇後、149.20~40近辺で横ばいでした。
相場が急変し、持っていたポジションが、大幅にアゲンスト(不利)になったことを「しこる」と言っています。
ポイントは、アゲンストになったポジションをまだもっているという点です。
こうなると、「塩漬けにする」とか、「冷蔵庫にしまっておく」とか言って、相場の嵐をやり過ごそうとすることが多いことと思います。
しかし、相場がいつ回復してくるかは、誰にもわからないことですので、やはり、しこったと自覚したら、痛みは伴いますが、いったんポジションは手仕舞うことが大事だと思います。
また、それ以前に、ストップロスを必ず入れることです。
それにより、しこる前にポジションは解消され損失は確定し、アゲンストの中で悶々と思い悩む状況を回避できます。
回避されていない状況では、自分のポジションに都合が良いようにしか相場を考えることができず、自由な発想ができなくなりがちです。
自由な発想ができる環境自体が、トレーディングには必要です。
自分のポジションに都合が良いようにしか相場が見られなくなることは、大変危険です。
「Just wait and see the market.」
この言葉を、何回、ロンドンのディーラー達から聞いたことか。
意訳すれば、「様子見する」ことです。
しかし、この英語をもっと、分解して見てみると、まず「wait」は、「待つ」ということですが、相場がどうなるかわからないのであれば、まず「待つ」ことが大事だということです。
そして、「See the market」は、「マーケットをよく見る」言い換えれば、「マーケットを観察する」ということです。
従って、「Just wait and see the market.」を通してみれば、「まさに待って、マーケットを観察する」ということになります。
つまり、なにも相場がわからないからといって、ボーっと相場を見ていろということではなく、一歩下がって相場をよく観察することが大事だということです。
豹が獲物を狙う時、重心を下げ、息を殺して獲物の動きを追い、そしてここだという隙ができた瞬間に飛び掛かり仕留めます。
相場における狩人もまた、同じだと思います。
静かに待つことは、はた目にはなにもやっていないように見えても、本人は獲物から一寸たりとも目を離さないわけですから、それはそれでかなりの集中力が要ることだと思います。
そして、ここだというタイミングを逃さずエントリーして、利が乗れば手仕舞うということで、待って観察する「様子見」とは実は、渾身の力がいることだと思います。
実際的には、そうそう四六時中、満身に力を込めていることは疲れてしまうでしょうから適当にメリハリをつけることになりますが、見逃してはいけないポイントを整理して観察することが大事だと思います。
事あるごとに申し上げますが、断片的な情報からイメージを膨らませてわかったと思うのではなく、対象とするものを実際に観察することによって、習性やパターンを知ることは、トレーディングの世界で生き残っていくためには大変重要なことですので、是非実践されてください。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
これから9時54分の仲値決めに向けて実需の買いが強まりがちな上に、さらに値ごろ感から戻り売りをすると、マーケットポジションはショートが膨らみ、上げやすくなるものと見ていジリ高の中、戻り売りも出ているようです。
ちょっと、今日は、10時過ぎに出なくてはなりませんので、かいつまんで今後の見通しを述べておきたいと思います。
9時54分の仲値決め前、9時50分頃から買いが強まるものと思われます。
そして、仲値が決まると、実需の買いが引くため、いったん緩む可能性があります。
ただし、今日は、昨日のISM非製造業景気指数が悪かったことで、結構マーケットは弱気になって売ってしまっているため、それほどの押しのないまま一段の上昇になる可能性があります。
そして、先日から申し上げていますように、10時半頃から、6月の欧米勢の中間決算絡みのドル買いが15時あたりまでジリジリと続く可能性があり、この点については、観察の結果を午後にでもご報告します。
おはようございます。
昨日沈黙を守っていた売り好きのシンガポールが出てくるかで、相場つきもかなり変わりそうです。
シンガポールが出てくるようであれば、結構まだ売られる可能性があります。
一方、今日も引き続きシンガポールが静かであっても、それでも昨日ISM非製造業景気指数が悪かった以上下は試されるでしょうが、それほどは下がらないのではないかと思います。
いずれにしても、流れに逆らわず流れに乗り、利が乗ればさっさと利食うということが大事だと思います。
あとは、仲値決めまでの実需買いに加えて、今日も10時半頃から、欧米の中間決算絡みのドル買い円売りが出るかについては、引き続き観察が必要です。
尚、本日は、所用があり、10時過ぎには席を外す関係で、いつもより早めに海外投機筋動向を終えますので、何卒ご了解ください。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
ドル/円は、下方向を試してからだと思います。
ニューヨークダウは、前週末急伸の反動で反落し、前日比200.16ドル安の33,562.60ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.013%上げて3.706%で引けました。
原油価格は、サウジアラビアの独自減産を受けて買われ、前日比0.41ドル高の72.15ドルで引けました。
金価格は、EUR/USDの上昇を受けて買われ、前日比4.7ドル高の1974.3ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン前後にいったんは売られたものの下値は堅く反発し、140.45近辺をつけました。その後は、高値圏で横這いでした。ニューヨークオープン後、139.99近辺までジリ安となりました。そして発表されたISM非製造業景気指数は予想より悪く、139.25近辺まで急落となりました。その後、139.81近辺まで反発しましたが、再び重くなり、139.50近辺まで下げました。
EUR/USDは、1.0722近辺まで急上昇後は、高値圏で横ばいでした。
EUR/JPYは、149.23近辺まで下げた後、149.73近辺まで反発し、149.47近辺に緩みました。
国際線のパイロットと国内線のパイロットのどちらが腕が上かという、質問がありました。
もちろん、パイロットにもよると思いますが、傾向的には、国内線のパイロットに軍配が上がるそうです。
何故かと申しますと、国内線のパイロットの方が、国際線パイロットよりも、もっとも危険とされる離着陸の回数が多いためだそうです。
つまり、離着陸の回数が多いほど、操縦の熟練度が上がるということです。
これは、相場の世界でも言えることです。
「習うよりも慣れろ」という言葉もありますが、トレーディングの回数をこなすことで、いろいろな状況を経験し、自分のものにすることは大変大事です。
チャートを見る上でも同様で、チャートを見る回数を増やし、いろいろな局面を頭に刷り込んでいくと、直面する新たな局面をどう解釈すれば良いか、チャートを見るだけでわかってくるものです。
トレーディングも、飛行機の操縦と同じで、刻々と変化する状況に対して、反射的に対応しなくてはならない局面があります。
そうした反射的に対応をするためには、日頃から経験を積み重ねることが大切です。
何の世界でも言えると思いますが、ベテランほど「基本を大事に」と言うと思います。
なぜ、そう言うかと言えば、基本的にやることこそが、一番合理的だからだと思います。
つまり、基本通りにやることは、余分な力が入っていない状態だということです。
FXの世界も同じだと思います。
しかし、それ以前の問題として、基本とはいったい何のこどを言っているかという問題がまずあると思います。
相場の、世界での基本中の基本は、相場とは、売る、買う、休むだと思います。
売ると買うはよくお分かりになると思いますが、休むについて、たぶんピンと来ないと思います。
休むとは、まさにポジションを持たない時であり、この期間に気持ちを落ち着け、新たな英気を養う時であり、大変重要です。
良くポジポジ病になりがちだと言われますが、これは、休むをすっ飛ばして、売るから買う、買うから売る、あるいは売るから売る、買うから買うを続けてやることだと思いますが、これをやると気持ちの整理ができなくなり、新鮮な発想が生まれてこないと思います。
立ち止まって考える、また一度頭の中を空っぽにするということは大変大事なことだと思います。
さらに、申し上げれば、休んでいる間に、より長い、たとえば、日足、週足、月足などで相場を俯瞰することが大変大事だと思います。
遠くから見ることで、今現在、自分がどういう局面にいるかがわかってきます。
そうすれば、どのように今の相場に対応すれば良いかがわかってきます。
これは、是非やっていただきたいことです。
そして、休むことによって、相場から離れてみるということも大事です。
同じことばかりをやっていると、頭が凝り固まってしまいます。
その固くなった頭をほぐすことも大事だということです。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
おはようございます。
今日は、5・10日ですので、実需買いが多いものと思われます。
しかし、シンガポールのみならずロンドンも、最近うまくいっていないため、その対策として、パワーディール(力づくのディール)を選んでいるようですので、今日の東京タイムもその点に注意し、流れに逆らわない、流れに乗ったトレードに徹し、利が乗ればさっさと利食うことが必要です。
なお、まだデータ数が少なくて確証はありませんが、6月の欧米勢の中間決算の反対売買としてのドル買い円売りが、先週木曜金曜と、10時半頃から15時に掛けて出ていた形勢がありますので観察を続けたいと思います。
シンガポールの売りは7時台から、実需のドル買いは、7時半ばから出るものと見ています。
シンガポールのその日の元気度は、7時台、8時台で大体わかります。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
本日は5日で5・10日(ゴトウビ)に当たり、9時54分の仲値決めに向けて、輸入企業の輸入決済のドル買いが強まる可能性があります。
相場の急騰・急落の原因は、ロスカットの集中だと言えます。
それでは、ロスカットがなぜ集中するかですが、ひとつには、自分にとってアゲンスト(不利)な事態が発生し、損失をできるだけ少なく抑えようと、投げが殺到することによります。
そして、もうひとつには、油断があります。
発生した事態に対して、ノーガードだったためにパニックすることになり、狼狽からの投げを呼ぶことになります。
トレーディングにあたっては、常に最悪の状態を想定して身構えておくことが大事です。
具体的に身構えるとは、つまりロスカットを常に入れておくということです。
ロスカットは、タイトでなく、離れていても良いと思います。
要は、リスクはいつ何時でも発生します。
そのリスクに対して、常に身構えておくためには、少なくともロスカットを常に入れることが大事です。
ただし、ロスカットでもガードしきれないのは、土日です。
土日については、前もってポジションを、スクエアにするか、十分自分の体力内に収めておくことが大切です。
□□ 今週の注目点 ---------------------------
特に今回触れておきたい点は、以下となります。
1.ドル/円、上昇続くか
2.EUR/USD、下がるか
3.GBP/USD、ゆっくり下げか
4.クロス円、概ね上昇
----------------------------------------------
【1.ドル/円、上昇続くか】の要点
・既に上昇トレンドに入っている
・従来のドル買い要因に加えて、欧米勢の中間決算の反対売買としてのドル買いも始まる?
・マーケットが、上げに半信半疑な分上がりやすい?
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同じような材料でも、その時のマーケットのセンチメントあるいはポジションの偏り次第では、相場が上がる場合もあれば、下がる場合もあります。
たとえば、強気相場の時、否定的なニュース等の材料が出ても、ほとんど反応せずに上昇する場合もあります。
逆に、ロングポジションが積み上がっていれば、風船を針で刺して破裂させたようなパニック的な急落を演じることもあります。
こうした反応の違いは、事前にマーケットのセンチメントやポジションを読んでおくことによって、ある程度わかります。
全く脇を甘くしていて、ニュース等が出てあわてるのではなく、やはり身構えておくことが大切です。
また、なにかおかしいといった嗅覚が働くように、自らを習慣づけることも大事です。
そのためには、おかしいと感じることをおかしいままにせず、敢えてなぜおかしいと感じるのか突き止めようとする姿勢が大事です。
そうした繰り返しが、自己防衛能力を高めるものと思います。
儲けることは簡単ではありません。
ミズラン(Mizlin)。これは、ミシュラン(Michelin)と私の名前をもじったおいしいお店とお宿紹介のコラムです。
すっぽん料理 円亭(まどかてい)
住所:京都府京都市下京区西新屋敷中堂寺町70
電話:075-361-6767
意地が悪いようですが、美味しいところをお教えする以上、この情報をもとにご自身で探してみてください。
また、行ってきました。
京都に行く理由の大きな部分を占めているのが、こちらです。
お店の方にも、覚えて頂けるようになったようで、新たな情報を仕入れてきました。
2代目のご主人によりますと、こちらはもともとすっぽんラーメンのお店だったそうです。
それを先代が、2年がかりですっぽん専門店に転換したそうです。
そして、もともとラーメン屋だったことを忘れないようにと、〆にすっぽんスープにラーメンを入れて出しているということです。
道理でラーメンが滅茶苦茶美味しいわけです。
今では、ほかのお店でも、最後にすっぽんラーメンを注文するお客さんが出るほどになったという笑い話まであるそうです。
そして、さらに〆に、雑炊が出ますが、これは持ち帰りが可能です。
というよりも、持ち帰ると煮凝りのようになって、頂いた方の感想では、コースの中でも一番美味しいというほどだそうです。
京都は、100年、200年の歴史を持つ企業が世界で一番多いそうですが、一方では、このお店のように進取の気性にも富んでおり、本当に凄いところです。
進取の気性:従来の慣習にとらわれることなく、積極的に新しい物事へ取り組もうとする気質や性格
しかし、それは言い換えれば、長い歴史という積み重ねがあってこその進取の気性のように思います。
特に、食べ物については、それがはっきり出ます。
ヨーロッパなら、ローマ帝国から続く長い歴史のあるイタリアは飛びぬけて美味しいですが、日本では、やはり千年の都京都に勝るものはなかなかありません。
ニューヨークダウは、米連邦政府の債務上限を停止する法案が上下両院で可決されたことを好感して買われ、前日比701.19ドル高の33,762.76ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.077%上げて3.685%で引けました。
原油価格は、米議会が「財政責任法案」を可決したことを受けて買われ、前日比1.90ドル高の72.00ドルで引けました。
金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前日比30.4ドル安の1965.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、ロンドン・ホラー劇場(※)で138.74近辺まで押しましたが下げきれず、その後、139.10近辺まで反発するなどしながら、もみ合いを続けました。ニューヨークオープン後発表された米雇用統計は、非農業部門雇用者数が強く、一時139.46近辺をつけましたが、平均時給が予想より低かったとして138.74近辺まで押す場面もありました。しかし、その後は、米長期金利が上昇したこともあって、海外投機筋の買い戻しにジリ高となり、一時140.06近辺をつけました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0720近辺から1.0706近辺まで下落しました。
EUR/JPYは、149.27近辺から149.96近辺まで上昇しました。
ロスカットが大挙して出ている様を、ロスカットの嵐と呼んでいます。
マーケット参加者の大勢の目論見がはずれ、少しでも損失を限定させようと、我先に投げてきますので、相場は一気に動きます。
このロスカットの嵐となっている時は、絶対に流れに逆らわないことです。
言ってみれば、牛の大群の暴走のようなものですから、その流れに逆らおうとしても限界があります。
逆に、暴走方向に乗ることも必要だと思いますが、どこで、反発するかわかりませんので、短期勝負と心得ておくことが必要です。
昔、ケーブル(GBP/USD)のディーラーだったことがありました。
マーケットの大方の予想を大きくはずした結果に、マーケットは失望からの急落となりました。
たまたま、私はショートを持っていました。
そして、急落は収まらず、数時間で1000ポイント急落し、さすがに利食いました。
しかし、相場は、それでは収まらず、さらに1000ポイント下落しましたが、もうこうなると怖くて相場に入るどころではありませんでした。
急落相場において、その相場が本当に急落するのか、あるいは急落しないかは、マーケットのポジション状況によります。
急落しやすい相場は、マーケットのポジションがもともとロングであったり、下がる過程で買い下がってロングになっていく時に下げやすくなります。
つまり、マーケットポジションがロングになっているということは、次にやらなければならないことは、そのポジションを閉じるために売らなければならないという行為が残っているからです。
しかも、相場が急落していると、損失を最小限にとどめようと、狼狽的に売り込むため、さらに下げに加速がつき急落しやすくなります。
また、唐突に相場が急変して下がる場合も、狼狽売りを誘います。
一方、急落しない相場はどういう相場かと言いますと、もうすでに、落ちるだけ落ちてしまってロングがマーケットから一掃されていて、そこをマーケットが弱気になって、強引に売り込んでも、マーケットは単にショートになっていくばかりですので、むしろ上がってしまいます。
このように、マーケットがロングになっているか、ロングになっていない、むしろショートになっているかが、判断できるようになると、どんなに相場が大荒れになっていても、焦らずに相場を見ていられるようになります。
つまり、値動きによって、このことが判断できます。
ロングができている相場では、マーケットがロングのため、値動きに反発力がなく、むしろぐずぐずとした重さがあります。
こうした時は、ロングを持っていれば、即刻売って手仕舞うことが大事です。
一方、ロングになっていない相場では、たとえマーケットが弱気になって強引に売り込んでも、それは確かに売っている際中はそれなりには下押しされます。
しかし、全体的に下げ渋るようであれば、それはマーケットがロングになっていないことの証であり、むしろその後、売り筋の買戻しを誘うことになりますので、相場は反発に転じるのが一般的です。
したがって、売られて値動きがぐずぐずするのか、あるいは下げ渋るのかで、マーケットのポジションは見えてきます。
言い換えれば、マーケットがロングであれば、素直に落ちますが、ロングでもない相場で下がるべきだと精神論でいくら叩き落とそうとしても相場は下がらず、むしろ売ったことでショートになり反発力を持ってしまうものです。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
06/02(金)放送の日経CNBC「FX経済研究所」に出演しました。
今回の研究レポートは【気になる介入と6月・7月相場は?】です。番組は、YouTubeで配信されています。
過去の番組は公式サイトからご覧になれます。水上紀行は通常毎週金曜日の出演です。HiroseTusyo Official 【公式】ヒロセ通商(LION FX)動画チャンネル
おはようございます。
海外勢の激売りに遭い、確かに狼狽するところです。
それでは、我々にできることはなにか、流れに逆らわず、流れに乗って、利が乗ればさっさと利食うということしかありません。
こんな時に、買い下がりでもしようものなら、どんな目に遭うかわかりません。
気になるのは、昨日、一昨日沈黙していたシンガポールがまたマーケットに戻ってくるかです。
しかし、戻ってきたとしても、対応は変わらず、逆らわず乗って利が乗ればさっさと利食うということだけです。
あとは、昨日の10時台半ばから、観測されたジリ高が今日も出るかということです。
欧米勢の中間決算の反対売買が、本当にでているのか観察を続けることが大事です。
冷静に対応しましょう。
尚、今日は、FX経済研究所出演日で、準備があり、本数が減る可能性がありますので、何卒ご了解ください。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
海外勢が強烈に売ってきましたが、狼狽せず、流れに逆らわないことが大事です。
ニューヨークダウは、債務上限問題への警戒が和いで買われ、前日比153.30ドル高の33,061.57ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.027%下げて3.610%で引けました。
原油価格は、追加減産の思惑で買われ、前日比2.01ドル高の70.10ドルで引けました。
金価格は、米長期金利低下を受けて買われ、前日比13.4ドル高の1995.5ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、一時139.94近辺をつけました。しかし、そこからはロンドン・ホラー劇場(※)となり、執拗に売り込み、139.34近辺をつけました。ニューヨークオープン後、発表されたADP雇用統計が予想より良かったため、一時139.86近辺まで急騰しました。しかし、買い過ぎたようで急反落し、一時138.43近辺をつけましたが、その後は、138.75~85近辺で横ばいが続きました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0684近辺から1.0768近辺まで上昇しました。
EUR/JPYは、149.43近辺から148.68近辺まで下落後、149.45近辺に反発しました。
たとえば、上げのトレンド相場では、結構な勢いで上げ方向に相場は進みます。
しかし、高値で買い過ぎれば、反落もあります。
そうなると、やはり調整入りかとばかりに、調整相場を狙った売りも出やすくなります。
しかし、ここで気をつけなくてはならないのは、相場が上げのトレンド相場だということです。
上げのトレンド相場では、順張り方向であるトレンド方向へは大いに上がります。
一方、調整方向である下げ方向へは、値幅も限定的で、かつ時間的にも短期間で終わる傾向があります。
したがい、調整相場で下げ方向を深追いするのは、危険です。
それよりも、「下がったら引きつけて買い」というスタンスを変えずに維持することが重要です。
また、しびれを切らせて、高値を買ってしまう場合もあるかと思いますが、その場合は、苦しい目に遭うことは覚悟して持つか、あるいは、いったん手仕舞い、次のチャンスを狙うことだと思います。
なによりも、大事なことは、今の相場がトレンド相場であることを忘れないことです。
順張りであれば、窮地を脱し、フェーバー(有利)な方向にポジションを持っていくことはかなりの確率で可能です。
しかし、逆張りでは、窮地を脱するのは、かなり苦しいと言えます。
最近は、ほとんどの方が、スマホでトレードしていると思います。
そういう私自身も、トレードはスマホです。
ただし、チャート分析となると、スマホの画面や仕様では、満足できず、PCで見ています。
チャート分析は、テクニカル分析とも言いますが、相場の初心者の取っ掛かりとしては大変役に立つと思います。
難解なファンダメンタルズ分析より、図示されたチャートから、相場を推理するのですから、結構すぐになじむことができます。
私自身も、チャート分析から始め、その後ファンダメンタルズ分析もやりましたが、結局ファンダメンタルズ分析とは、理屈のようでいて、実は心理戦で、結局チャート分析の方が明解だと最近思っています。
そういう意味で、是非チャート分析に精通して頂ければと思いますが、既に申し上げましたように、やはりスマホではなくPCをお勧めします。
そして、最近思うのは、意外と皆さん、チャート分析の基本を知らないということです。
チャート分析を解説すると、予想外に好評だったりすると、逆にあれ?と思うことがあります。
確かに、チャート分析の基本の勉強は、余程意識しないとやらないかもしれません。
私の申し上げるチャート分析とは、本当に基本中の基本のロウソク足と移動平均線です。
この2つを知っているだけでも、結構、相場を読み解くことができます。
ロウソク足については、お勧めの参考図書があります。
日本証券新聞社編の「酒田五法は風林火山」という本で、私も30数年前に初めて読んで、今でも時折読んでいます。
単にロウソク足の形状の解説だけでなく、相場の心得もちりばめられ名著だと思います。
移動平均線については、特に参考図書はありません。
極めて単純なものですが、移動平均線がレジスタンスやサポートになることに魅了させられます。
ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
アジアタイムのシンガポール勢と実需の値動きをリアルに体験できるのは1分足です。
下に押し下げようとするシンガポール勢の動き、実需の急激な買い上げの動きの両方が、一目でわかります。
この「「海外投機筋動向」発信について」をご覧ください。
ドル/円は、重い印象が残りました。
ニューヨークダウは、FRBの金融引き締め継続に警戒して売られ、前日比131.88ドル安の32,910.90ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは下落し、暫定値ながら前日比0.055%下げて3.641%で引けました。
原油価格は、中国の経済回復の鈍さが重荷となり、前日比1.37ドル安の68.09ドルで引けました。
金価格は、米長期金利低下を受けて買われ、前日比5.0ドル高の1982.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン前から、ロンドン勢の売りが強まり、139.32近辺をつけました。その後、買い戻しに、一時141.06近辺まで反発しました。しかし、上げきれず。ニューヨークオープン後、139.52近辺まで反落しました。その後発表された米求人件数が予想を大きく上回ったことから、一時140.39まで上昇したものの、買いは続かず、139.24近辺まで反落しました。
EUR/USDは、1.0705近辺まで上昇後、1.0630近辺まで反落した後、1.0679近辺まで反発しました。
EUR/JPYは、149.76近辺から148.59近辺まで下落しました。
ディーラーになりたての頃、先輩から言われたことがありました。
「上昇トレンドの相場であれば、自分で最高値をつけるつもりで買うことが必要だし、下落トレンドの相場であれば、自分で最安値をつけるつもりで売っていくことが必要だ」
相場に勢いがついている時には、上昇相場で言えば押し目がろくろくなく、下落相場では戻りがろくろくありません。
押し目も戻りもろくろくない強いトレンド相場であれば、積極的に攻めていくことが必要です。
「攻撃は最大の防御」という言葉がありますが、まさにトレンド相場で戦っていく上で、この言葉は重要です。
レンジ相場であれば、戻り売り、押し目買いという待ちの姿勢が結構ワークします。
トレンド相場にあっても、戻り売り、押し目買いが相場のエントリーとしてワークする時もあります。
しかし、相場の勢いが増すと、戻りも押し目も限られていきますので、待つことでエントリーのチャンスを逸することにもなりかねません。
そうした状況では、追撃的に相場にエントリーすることが必要になります。
そして、その時は、攻め込んでいくという心意気が必要です。
剣術の極意にも、「振り下す刃の下ぞ地獄、飛び込んでみよ。極楽もあり」と説いています。
この捨身の精神が、トレンドに乗るためには必要です。
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