休むは大事(自由な発想を持ち続けるために)
何の世界でも言えると思いますが、ベテランほど「基本を大事に」と言うと思います。
なぜ、そう言うかと言えば、基本的にやることこそが、一番合理的だからだと思います。
つまり、基本通りにやることは、余分な力が入っていない状態だということです。
FXの世界も同じだと思います。
しかし、それ以前の問題として、基本とはいったい何のこどを言っているかという問題がまずあると思います。
相場の、世界での基本中の基本は、相場とは、売る、買う、休むだと思います。
売ると買うはよくお分かりになると思いますが、休むについて、たぶんピンと来ないと思います。
休むとは、まさにポジションを持たない時であり、この期間に気持ちを落ち着け、新たな英気を養う時であり、大変重要です。
良くポジポジ病になりがちだと言われますが、これは、休むをすっ飛ばして、売るから買う、買うから売る、あるいは売るから売る、買うから買うを続けてやることだと思いますが、これをやると気持ちの整理ができなくなり、新鮮な発想が生まれてこないと思います。
立ち止まって考える、また一度頭の中を空っぽにするということは大変大事なことだと思います。
さらに、申し上げれば、休んでいる間に、より長い、たとえば、日足、週足、月足などで相場を俯瞰することが大変大事だと思います。
遠くから見ることで、今現在、自分がどういう局面にいるかがわかってきます。
そうすれば、どのように今の相場に対応すれば良いかがわかってきます。
これは、是非やっていただきたいことです。
そして、休むことによって、相場から離れてみるということも大事です。
同じことばかりをやっていると、頭が凝り固まってしまいます。
その固くなった頭をほぐすことも大事だということです。