ドル/円反発
ニューヨークダウは、米連邦政府の債務上限を停止する法案が上下両院で可決されたことを好感して買われ、前日比701.19ドル高の33,762.76ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.077%上げて3.685%で引けました。
原油価格は、米議会が「財政責任法案」を可決したことを受けて買われ、前日比1.90ドル高の72.00ドルで引けました。
金価格は、米長期金利上昇を受けて売られ、前日比30.4ドル安の1965.1ドルで取引を終えました。
為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、ロンドン・ホラー劇場(※)で138.74近辺まで押しましたが下げきれず、その後、139.10近辺まで反発するなどしながら、もみ合いを続けました。ニューヨークオープン後発表された米雇用統計は、非農業部門雇用者数が強く、一時139.46近辺をつけましたが、平均時給が予想より低かったとして138.74近辺まで押す場面もありました。しかし、その後は、米長期金利が上昇したこともあって、海外投機筋の買い戻しにジリ高となり、一時140.06近辺をつけました。
(※)ロンドン・ホラー劇場:なんのニュースもなく、またなんの経済指標の発表もないのに、あたかもなにかあったかのように、相場を一方向に持っていき、マーケットが狼狽して投げてくるところを利食うロンドンの得意技です。ドル/円では、ドル売りが傾向的に多いです。
EUR/USDは、1.0720近辺から1.0706近辺まで下落しました。
EUR/JPYは、149.27近辺から149.96近辺まで上昇しました。
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